JP2017211539A - 音声処理システムおよび音声処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】音声処理システムは、第1の車両における会話音声に対して音声認識を行う音声認識手段と、前記音声認識の結果に基づいて、前記第1の車両における会話内容を決定する会話内容理解手段と、前記第1の車両の会話内容を知らせる発話を生成し、第2の車両において出力されるよう制御する出力制御手段と、を備える。前記第1の車両における会話内容に基づいて、当該会話内容を前記第2の車両に知らせるか否かを決定する伝達判断手段をさらに備え、前記伝達判断手段によって前記第1の車両における会話内容を第2の車両に知らせると決定した場合に、前記出力制御手段が、前記第1の車両の会話内容を知らせる発話が前記第2の車両において出力されるように制御する、ことが好ましい。
【選択図】図1
Description
第1の車両における会話音声に対して音声認識を行う音声認識手段と、
前記音声認識の結果に基づいて、前記第1の車両における会話内容を決定する会話内容理解手段と、
前記第1の車両の会話内容を知らせる発話を生成し、第2の車両において出力されるよう制御する出力制御手段と、
を備えることを特徴とする。
前記伝達判断手段によって前記第1の車両における会話内容を第2の車両に知らせると決定した場合に、前記発話生成手段による発話の生成、および前記出力制御手段による発話の送信を実行する、ことが好適である。
<システム構成>
図1は、第1の実施形態にかかる音声処理システム1のシステム構成を示す図である。本実施形態にかかる音声処理システム1は、車両に搭載された車載システム10と、センターサーバにより構築されるエージェントシステム20を含んで構成される。音声処理システム1を構成する車両にはそれぞれ車載システム10が搭載されている。図1では、3台の車両A〜Cを示しているが、音声処理システム1に含まれる車両は2台以上であれば何台であってもよい。
なケースが想定される。ここで、各車両内における会話は車載システム10からエージェントシステム20に送信され、エージェントシステム20は各車両内で行われている会話の内容を把握する。エージェントシステム20は、ある車両内での会話をグループ内の他の車両に知らせる必要があるか判断し、必要があると判断した場合は、会話内容の要約を他の車両に知らせる制御を行う。このようにすることで、グループ内のユーザは他の車両で行われている会話を知ることができる。
車載システム10は、演算プロセッサ、記憶装置、カメラ・マイク・ボタン・タッチパネルのような入力装置、スピーカーやディスプレイのような出力装置、通信装置を含むコンピュータを備える。車載システム10は、演算プロセッサが記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、音声入力部11、音声出力部12、制御部13として機能する。これらの機能部のうちの一部または全部は、専用のロジック回路により実現されても構わない。
エージェントシステム20は、演算プロセッサ、記憶装置、入力装置、出力装置、通信装置を含むサーバコンピュータによって構成される。エージェントシステム20は、演算プロセッサが記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、音声認識部21、会話内容理解部22、伝達判断部23、発話生成部24、発話指示部25として機能する。これらの機能部のうちの一部または全部は、専用のロジック回路により実現されても構わない。
図2は、本実施形態に係るエージェントシステム20における処理の流れを示す図である。図2に示すフローチャートは、1つの会話(1台の車両から得られる会話)に対する
処理であり、グループを構成する各車両から得られる会話に対して同様の処理が行われる。
本実施形態に係る音声処理システムによれば、ある車両で行われている会話を他車両に伝達する必要があるか否かをエージェントシステム20が判断し、伝達の必要があると判断される会話については、その会話の要約が他車両に知らされる。異なる車両内のユーザ同士が直接コミュニケーションを取らなくても、エージェントシステムから会話の要約が送信されるので、他の車両内でどのような会話が行われているのかを十分に把握可能である。
る。また、音声を利用しているが、異なる車両間のユーザが直接会話を行わないので、ターンテイキングに関する問題も生じないという利点がある。雑談のような直感的な会話では音声のみでの多人数会話は困難であるが、そのような問題が生じない。また、通信が途絶した場合であっても影響が少なく、通信回復後に他車両の会話の内容の通知を受けることもできる。
会話を他車両に伝達するか否かの判断は、図3に示す処理以外の方法で行ってもよい。本実施形態は、伝達判断処理S104が第1の実施形態と異なる。その他の構成は第1の実施形態とほぼ同様であるため、相違点についてのみ説明する。
第1の実施形態では会話内容に基づいて会話を他車両に伝達するか否かを決定しているが、本実施形態では会話内容以外の情報も用いて、会話を他車両に伝達するか否かを判断する。
第3の実施形態では対象車両の車両制御情報を、エージェントシステム20からの発話指示の送信タイミングを決定するために利用しているが、伝達すべき会話内容の選択基準を対象車両の車両制御情報に応じて変えてもよい。たとえば、対象車両の位置情報を考慮して当該位置に対応する会話を伝達すると判断するようにすることができる。あるいは、自動運転機能がオンかオフかによって、異なる基準で会話を伝達するか否かを判断するようにもできる。
本実施形態では、会話を行っている車両(伝達元の車両)の車両制御状態も考慮して、会話を他車両に送信するか否かを決定する。本実施形態の構成は第3の実施形態と同様である。
[車両間の直接会話]
車載システム10に対してユーザが特定のキーワードを発した場合には、車両間で直接会話モードに切り替えるようにしてもよい。このようにすれば、エージェントシステム20から通知される他車両の会話に基づいて、必要に応じて車両間のユーザが直接会話することができる。
上記の説明では、音声処理システム1が車載システム10とエージェントシステム20
から構成される例を説明したが、具体的なコンピュータ(ハードウェア)の配置は任意であり、システム全体として上記で説明した機能が提供されればよい。
10:車載システム 11:音声入力部 12:音声出力部 13:制御部
14:位置情報取得部 15:車両制御情報取得部
20:エージェントシステム
21:音声認識部 22:会話内容理解部
23:伝達判断部 24:発話生成部 25:発話指示部
Claims (8)
- 第1の車両における会話音声に対して音声認識を行う音声認識手段と、
前記音声認識の結果に基づいて、前記第1の車両における会話内容を決定する会話内容理解手段と、
前記第1の車両の会話内容を知らせる発話を生成し、第2の車両において出力されるよう制御する出力制御手段と、
を備える、音声処理システム。 - 前記第1の車両における会話内容に基づいて、当該会話内容を前記第2の車両に知らせるか否かを決定する伝達判断手段をさらに備え、
前記伝達判断手段によって前記第1の車両における会話内容を第2の車両に知らせると決定した場合に、前記出力制御手段は、前記第1の車両の会話内容を知らせる発話が前記第2の車両において出力されるように制御する、
請求項1に記載の音声処理システム。 - 前記伝達判断手段は、前記第1の車両における会話があらかじめ定められた話題に関する場合に、前記第1の車両における会話内容を前記第2の車両に知らせると決定する、
請求項2に記載の音声処理システム。 - 前記伝達判断手段は、前記第2の車両の位置情報または車両制御情報も考慮して、前記第1の車両の会話内容を前記第2の車両に知らせるか否かを決定する、
請求項2から3のいずれか1項に記載の音声処理システム。 - 前記音声認識手段は前記第2の車両における会話音声に対しても音声認識を行い、
前記会話内容理解手段は、前記第2の車両の会話音声に対する音声認識結果に基づいて、前記第2の車両の会話内容を決定し、
前記伝達判断手段は、前記第2の車両の会話の状況も考慮して、前記第1の車両の会話内容を前記第2の車両に知らせるか否かを決定する
請求項2から4のいずれか1項に記載の音声処理システム。 - 前記伝達判断手段は、前記第1の車両の車両制御情報に基づいて前記第1の車両が危険回避行動を取ったと判断される場合には、そうでない場合とは異なる判断基準にしたがって前記第1の車両の会話内容を前記第2の車両に知らせるか否かを決定する、
請求項2から5のいずれか1項に記載の音声処理システム。 - 音声処理システムが実行する音声処理方法であって、
第1の車両における会話音声に対して音声認識を行う音声認識ステップと、
前記音声認識の結果に基づいて、前記第1の車両における会話内容を決定する会話内容理解ステップと、
前記第1の車両の会話内容を知らせる発話を生成し、第2の車両において出力されるよう制御する出力制御ステップと、
を含む、音声処理方法。 - 請求項7に記載の方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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