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JP2017209323A - 量子波治療器 - Google Patents

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Abstract

【課題】量子波の照射による患部の治療効果を高める。
【解決手段】量子波治療器1は、量子波発生器2と、量子波照射器4とを備える。量子波照射器4を、発振板と、樹脂に量子波を反射する半導体パウダーが練り込まれて成る樹脂パネルとを備えて構成する。また、量子波発生器2を、ACアダプター63と、その出力平滑コンデンサ61の負極側と直列に接続されて直列共振回路6を構成するコイル62とを備えて構成する。したがって、ACアダプター63からの負電位に、外来電磁波5から直列共振回路6に誘導された起電圧が重畳された電圧が発振板に与えられることで、量子波を効率的に発生させることができる。さらに、発振板から輻射された量子波は、患部31に照射されるが、反射された量子波は、樹脂パネルの半導体パウダーで反射されて、再度、患部31へ照射されることを繰返し、漏らさず照射できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、被照射箇所、たとえば人や動物の患部に量子波を照射することで、前記被照射箇所を活性化し、治療を行う量子波治療器に関する。
上述のような量子波治療器は、たとえば本件発明者によって、特許文献1で提案されている。その従来技術によれば、商用交流の片方のラインに、LC並列の共振回路と、ダイオードと、安全抵抗とを直列に介在している。これによって、商用交流には、外来電磁波から共振回路に誘導された起電圧が重畳された電圧が発生し、その内、ダイオードで取出した負の成分を、人体の患部組織に接触させた発振板に与えている。そうすることで、発振板を構成する素材原子の外殻電子軌道に変動を生じさせ、それによる素材原子の陽子の振動によって、量子波を発生させている。量子としては、光子、電子、クウォーク、ニュートリノ等が挙げられる。
この量子波を用いることで、従来からの治療器で広く用いられているマイクロ波、電磁波、電気パルスなどに比べて、簡単かつ安価な治療器を実現している。そして、その従来からの治療器では、肩凝り、打ち身、痛み等、皮膚に近い部分の疾患には比較的高い治療効果を有するものの、切り傷、リューマチ、神経痛、糖尿病、前立腺肥大等の人体深部に生じた疾患に対しては殆ど治療効果が得られないのに対して、特許文献1は、その深部の疾患にも有効な優れた治療器である。
特許第5684434号公報
しかしながら、特許文献1の治療器を製作してからも、数多くの症例を重ねるうちに、より治療効果の大きい、大きな量子波を発生し、さらに、発生した量子波を効率的に利用できる構成を、本件発明者は発明するに至った。
本発明の目的は、より治療効果の大きい量子波治療器を提供することである。
本発明の量子波治療器は、量子波発生器と、被照射箇所に近接して配置され、前記量子波発生器で発生された量子波を照射する量子波照射器とを備えて構成される量子波治療器であって、前記量子波発生器は、商用交流を整流および平滑化するACアダプターと、前記ACアダプターにおける出力平滑コンデンサの負極側と直列に接続されて直列の共振回路を構成するコイルとを備え、前記量子波照射器は、前記コイルに接続される発振板と、 樹脂に、量子波を反射する半導体パウダーが練り込まれて成り、前記発振板に貼付けられて前記被照射箇所との間に介在される樹脂パネルとを備えて構成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、量子波発生器で発生された量子波を、被照射箇所、たとえば人や動物の患部に、近接させた量子波照射器から照射することで、前記被照射箇所を活性化し、治療を行う量子波治療器であって、量子波の発生および照射を、以下のような格別の構成で行う。
先ず、量子波発生器は、商用交流を整流および平滑化するACアダプターと、前記ACアダプターにおける出力平滑コンデンサの負極側と直列に接続されて直列の共振回路を構成するコイルとを備えて構成する。これによって、負電位に、外来電磁波から前記直列の共振回路に誘導された起電圧が重畳され、その負の電位変動が発振板に与えられることで、該発振板を構成する素材原子の外殻電子軌道に変動を生じさせ、それによる前記素材原子の陽子の振動によって、量子波を効率的に発生させることができる。
次に、発振板から輻射された量子波は、被照射箇所に照射されるが、被照射箇所から患部内などへ浸透せず、反射されてしまった量子波は、樹脂パネルの半導体パウダーで反射されて、再度、前記被照射箇所へ照射されることを繰返す。
したがって、効率的に作成された量子波を、漏らさず、被照射箇所に照射することができ、治療効果を高めることができる。
また、本発明の量子波治療器は、量子波発生器と、被照射箇所に近接して配置され、前記量子波発生器で発生された量子波を照射する量子波照射器とを備えて構成される量子波治療器であって、前記量子波発生器は、単相2線の商用交流のラインの片方に介在されるLC並列の共振回路と、単相2線の商用交流のラインの両方に、それぞれ、カソード側が前記商用交流の電源側となるように直列に介在されるダイオードと、前記ダイオードのアノード側が並列に接続される抵抗とを備え、前記量子波照射器は、前記抵抗に接続される発振板と、樹脂に、量子波を反射する半導体パウダーが練り込まれて成り、前記発振板に貼付けられて前記被照射箇所との間に介在される樹脂パネルとを備えて構成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、量子波発生器で発生された量子波を、被照射箇所、たとえば人や動物の患部に、近接させた量子波照射器から照射することで、前記被照射箇所を活性化し、治療を行う量子波治療器であって、量子波の発生および照射を、以下のような格別の構成で行う。
先ず、量子波発生器は、単相2線の商用交流のラインの片方に介在されるLC並列の共振回路と、単相2線の商用交流のラインの両方に、それぞれ、カソード側が前記商用交流の電源側となるように直列に介在されるダイオードと、前記ダイオードのアノード側が並列に接続される抵抗とを備えて構成する。これによって、商用交流に、外来電磁波から前記並列の共振回路に誘導された起電圧が重畳され、その負の電位変動がダイオードで取出されて、安全抵抗を介して発振板に与えられることで、該発振板を構成する素材原子の外殻電子軌道に変動を生じさせ、それによる前記素材原子の陽子の振動によって、量子波を効率的に発生させることができる。
次に、発振板から輻射された量子波は、被照射箇所に照射されるが、被照射箇所から患部内などへ浸透せず、反射されてしまった量子波は、樹脂パネルの半導体パウダーで反射されて、再度、前記被照射箇所へ照射されることを繰返す。
したがって、効率的に作成された量子波を、漏らさず、被照射箇所に照射することができ、治療効果を高めることができる。
さらにまた、本発明の量子波治療器では、前記共振回路の共振周波数は、2〜2000Hz、好ましくは2〜100Hzであることを特徴とする。
上記の構成によれば、人の血行改善効果を得ることができ、肩凝りやむくみが解消したり、傷口が早く治ったりするようになる。
また、本発明の量子波治療器では、前記半導体パウダーは、2〜20重量%、特に好ましくは5重量%含有されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、本件発明者の実験結果では、半導体パウダーの濃度に対して、量子波の反射率は、2重量%程度で飽和を始めるので、最小の含有量はこの2重量%とすることで、コストパフォーマンスを高めることができる。そして、濃度ばらつきなどを考慮して、最適値は、5重量%とするのがよい。一方、最大値は、20重量%でほぼ完全に飽和するので、材料費を抑え、また樹脂の強度低下を抑えるためにも、この20重量%とするのがよい。
さらにまた、本発明の量子波治療器では、前記半導体パウダーが5重量%含有されている場合、前記樹脂パネルは2mm以上の板厚に形成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、樹脂パネルが厚ければ、反射の効果が大きくなるが、コストが掛る。
したがって、樹脂パネルを2mm以上の板厚とすることで、半導体パウダーが5重量%含有されている場合における所期の反射率を得ることができる。また、2mmとすることで、コストパフォーマンスを高めることができる。
また、本発明の量子波治療器では、前記半導体パウダーは、金属酸化物および/またはケイ酸塩化合物であることを特徴とする。
上記の構成によれば、本件発明者の実験結果では、半導体パウダーとしては、金属酸化物やケイ酸塩化合物が、量子波を反射させる効果が大きい。前記金属酸化物としては、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化ジルコニウム、ケイ酸マグネシウム、酸化アルミニウムの少なくとも1つを含むことが好ましい。また、前記金属酸化物やケイ酸塩化合物は、複数種類が組合わせて用いられることが好ましい。
さらにまた、本発明の量子波治療器では、前記樹脂には、導電性を持たせるための金属パウダーが、さらに練り込まれていることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記樹脂には、金属酸化物やケイ酸塩化合物などの半導体パウダーに、導電性を持たせるための金属パウダーが、さらに練り込まれていることで、前記量子波を反射させる効果をより大きくすることができる。
また、本発明の量子波治療器では、前記半導体パウダーおよび金属パウダーは、10〜100μm、特に好ましくは30〜50μmの粉体であることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記量子波を反射させる効果をより大きくすることができる。
本発明の量子波治療器は、以上のように、量子波照射器を、発振板と、樹脂に量子波を反射する半導体パウダーが練り込まれて成る樹脂パネルとを備えて構成するとともに、量子波発生器を、ACアダプターと、その出力平滑コンデンサの負極側と直列に接続されて直列の共振回路を構成するコイルとを備えて構成し、或いは単相2線の商用交流のラインの片方に介在されるLC並列の共振回路と、前記ラインの両方にカソード側が電源側となるように直列に介在されるダイオードと、前記ダイオードのアノード側が並列に接続される抵抗とを備えて構成する。
それゆえ、量子波発生器で量子波を効率的に発生させ、量子波照射器による反射で、漏らさず、被照射箇所に照射することができ、治療効果を高めることができる。
本発明の実施の一形態に係る量子波治療器の構成および使用方法を模式的に示す図である。 前記量子波治療器に用いられる量子波照射器の断面図である。 本発明の実施の他の形態に係る量子波治療器の構成および使用方法を模式的に示す図である。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の一形態に係る量子波治療器1の構成および使用方法を模式的に示す図である。この量子波治療器1は、量子波発生器2で発生された量子波を、被照射箇所、たとえば人体3の患部31に接触させた量子波照射器4から照射することで、患部31を活性化し、治療を行うものである。量子波照射器4は、治療を必要とする患部31へ直接に接触させるだけでなく、数cm程度の間隔であれば、患部31の近傍へ配置するだけでもよい。
量子波の発生メカニズムとしては、負電位に、外来電磁波5から直列共振回路6に誘導された起電圧を重畳し、その負の電位変動が、量子波照射器4の発振板41(図2図示)に与えられることで、該発振板41を構成する素材原子の外殻電子軌道に変動を生じさせ、それによる前記素材原子の、陽子(プラスイオン)の振動に基づき量子波が放射されるというものである。これによって、発振板41に接触またはその近傍に位置する患部31の組織の分子や原子の振動が激しくなる。
また、前記電位変動に伴って、発振板41近傍の電場が変動すると、生物組織を構成する分子や原子の集団が振動を繰返し、水や液体の場合にはクラスターが小さくなる等により、その活性が変化する。具体的には、直列共振回路6の誘起起電力の周波数が生物組織の分子や原子の振動と共振すると、生物組織等の活性化が促進され、その結果、血行の促進や新陳代謝が高まることになる。また、負の電場変動によって電子が付加されることで、生物組織内の水分の還元性が高まり、組織の酸化が仰制されて化膿等の防止効果が得られる。
ここで、直列共振回路6の共振周波数は、2〜2000Hz、好ましくは2〜100Hzである。したがって、共振周波数は非常に低周波で、直列共振回路6を構成するコンデンサ61の容量およびコイル62のインダクタンスは比較的大きい。そこで、本実施形態では、直列共振回路6を構成するコンデンサ61に、ACアダプター63における出力平滑コンデンサを用いる。
ACアダプター63は、整流回路64と、平滑コンデンサ65と、高周波トランス66と、スイッチング素子67と、ダイオード68と、前記コンデンサ61とを備えて構成される。
整流回路64は、商用電源7からの交流を全波整流する。その整流された脈流は、平滑コンデンサ65で平滑化される。前記平滑コンデンサ65の端子間には直列に、高周波トランス66の1次巻線およびスイッチング素子67が接続されている。したがって、前記平滑コンデンサ65を電源として、スイッチング素子67のスイッチングで高周波トランス66の2次巻線に誘起された電圧は、該2次巻線にカソードが接続されたダイオード68のアノードから負の成分のみが取出され、前記コンデンサ61によって平滑化されて出力される。このACアダプター63の出力電圧は、たとえば12〜48Vである。
コイル62は、ACアダプター63におけるコンデンサ61の負極側と直列に接続されて、前記直列共振回路6を構成する。この直列共振回路6において、外来電磁波5から誘導された起電圧を、ACアダプター63から出力された負電位に重畳し、安全抵抗69を介して、端子21から出力する。端子21には、ケーブル22を介して、発振板41が接続される。量子波発生器2では、複数の端子21が並列に設けられている。
図2を参照して、量子波照射器4は、発振板41と、該発振板41の表面に貼付けられて、患部31との間に介在される樹脂パネル42とを備えて構成される。発振板41は、アルミ、ステンレス、チタン、鉄などの金属板から成る。注目すべきは、この樹脂パネル42は、樹脂421に、量子波を反射する半導体パウダー422が練り込まれて構成されることである。
上述のように構成される量子波治療器1によれば、ACアダプター63からの負電位に、外来電磁波5から直列共振回路6に誘導された起電圧が重畳された電圧が発振板41に与えられることで、量子波を効率的に発生させることができる。さらに、発振板41から輻射された量子波は、患部31に照射されるが、患部31内などへ浸透せず、反射されてしまった量子波は、樹脂パネル42の半導体パウダー422で反射されて、再度、患部31へ照射されることを繰返す。こうして、効率的に作成された量子波を、漏らさず、患部31に照射することができ、治療効果を高めることができる。
そして、直列共振回路6の共振周波数が、2〜2000Hz、好ましくは2〜100Hzであることで、人の血行改善効果を得ることができ、肩凝りやむくみが解消したり、傷口が早く治ったりするようになる。そのため、たとえばコイル62のインダクタンスは、1000〜1500mHである。
また、上述のように構成される量子波照射器4において、本件発明者の実験結果によれば、半導体パウダー422の濃度に対して、量子波の反射率は、2重量%程度で飽和を始めるので、最小の含有量は、この2重量%とすることが好ましい。そうすることで、コストパフォーマンスを高めることができる。そして、濃度ばらつきなどを考慮して、最適値は、5重量%とするのが、特に好ましい。一方、最大値は、20重量%でほぼ完全に飽和するので、材料費を抑え、また樹脂421の強度低下を抑えるためにも、この20重量%とするのが好ましい。
さらに、樹脂パネル42は、ABSなどの樹脂421に、半導体パウダー422が練り込まれ、成型によって形成される。この樹脂パネル202が、厚ければ反射の効果が大きくなるが、コストが掛る。そこで、樹脂パネル42を2mm以上の板厚とすることで、半導体パウダー422が前記5重量%含有されている場合における所期の反射率を得ることができる。また、2mmとすることで、コストパフォーマンスを高めることができる。
また、本件発明者の実験結果によれば、半導体パウダー422としては、金属酸化物やケイ酸塩化合物が、量子波を反射させる効果が大きく、好適である。前記金属酸化物としては、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化ジルコニウム、ケイ酸マグネシウム、酸化アルミニウムの少なくとも1つを含むことが好ましい。また、前記金属酸化物やケイ酸塩化合物は、複数種類が組合わせて用いられることが好ましい。さらに、上記の金属酸化物やケイ酸塩化合物は、精製された鉱物ではなく、天然鉱物のままで、それらを含む鉱石を粉砕して使用してもよい。
さらに、樹脂421には、導電性を持たせるための金属パウダーが練り込まれていることが好ましい。金属パウダーとしては、たとえば錫や亜鉛の粉末である。このように半導体パウダー422に金属パウダーが練り込まれていることで、樹脂パネル42が量子波を反射する効果をより大きくすることができる。そして、これらの半導体パウダー422および金属パウダーは、10μm以上、100μm以下、特に好ましくは30μm以上、50μm以下(たとえば325メッシュ)の粉体とすることで、樹脂パネル42が量子波を反射する効果をより大きくすることができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の他の形態に係る量子波治療器1aの構成および使用方法を模式的に示す図である。この量子波治療器1aは、量子波発生器8が異なるだけで、量子波照射器4は上述の量子波治療器1と同一であり、対応する部分には同一の参照符号を付して、その説明を省略する。
すなわち、量子波発生器8は、単相2線の商用電源7からの片方の交流ライン71に介在されるLC並列共振回路9と、単相2線の両方の交流のライン71,72に、それぞれ、カソード側が前記商用電源7側となるように直列に介在されるダイオード93,94と、ダイオード93,94のアノード側が並列に接続される安全抵抗95とを備えて構成される。LC並列共振回路9は、コンデンサ91およびコイル92を備えて構成され、その共振周波数は、前記2〜2000Hz、好ましくは2〜100Hzである。
こうして、LC並列共振回路9に外来電磁波5から誘導された起電圧が、ダイオード93,94による負の電位(実効100V)変動に重畳され、安全抵抗95から端子21およびケーブル22を介して、発振板41に与えられ、同様に量子波を発生する。先の特許文献1の図1では、商用電源7からのラインは、1本(本実施形態の場合の71)しか使用されていないが、ライン71,72の何れが、柱上変圧器内で接地されていても効果が得られるように、本実施形態では、もう1本のライン72にも、ダイオード94を挿入して、ダイオード93と、アノード側を共通に安全抵抗95に接続している。
このように構成してもまた、効率的に作成された量子波を、漏らさず、患部31に照射することができ、治療効果を高めることができる。また、前記LC並列共振回路9の共振周波数が高い場合には、高周波の変動電場と、低(商用)周波の変動電場とが患部31に相乗的に作用することになり、患部31の治癒に対するより高い相乗効果を発揮することができる。
1,1a 量子波治療器
2 量子波発生器
21 端子
22 ケーブル
3 人体
31 患部
4 量子波照射器
41 発振板
42 樹脂パネル
421 樹脂
422 半導体パウダー
5 外来電磁波
6 直列共振回路
61 コンデンサ
62 コイル
63 ACアダプター
64 整流回路
65 平滑コンデンサ
66 高周波トランス
67 スイッチング素子
68 ダイオード
69 安全抵抗
7 商用電源
71,72 交流ライン
8 量子波発生器
9 LC並列共振回路
91 コンデンサ
92 コイル
93,94 ダイオード
95 安全抵抗

Claims (9)

  1. 量子波発生器と、被照射箇所に近接して配置され、前記量子波発生器で発生された量子波を照射する量子波照射器とを備えて構成される量子波治療器であって、
    前記量子波発生器は、
    商用交流を整流および平滑化するACアダプターと、
    前記ACアダプターにおける出力平滑コンデンサの負極側と直列に接続されて直列の共振回路を構成するコイルとを備え、
    前記量子波照射器は、
    前記コイルに接続される発振板と、
    樹脂に、量子波を反射する半導体パウダーが練り込まれて成り、前記発振板に貼付けられて前記被照射箇所との間に介在される樹脂パネルとを備えて構成されることを特徴とする量子波治療器。
  2. 量子波発生器と、被照射箇所に近接して配置され、前記量子波発生器で発生された量子波を照射する量子波照射器とを備えて構成される量子波治療器であって、
    前記量子波発生器は、
    単相2線の商用交流のラインの片方に介在されるLC並列の共振回路と、
    単相2線の商用交流のラインの両方に、それぞれ、カソード側が前記商用交流の電源側となるように直列に介在されるダイオードと、
    前記ダイオードのアノード側が並列に接続される抵抗とを備え、
    前記量子波照射器は、
    前記抵抗に接続される発振板と、
    樹脂に、量子波を反射する半導体パウダーが練り込まれて成り、前記発振板に貼付けられて前記被照射箇所との間に介在される樹脂パネルとを備えて構成されることを特徴とする量子波治療器。
  3. 前記共振回路の共振周波数は、2〜2000Hz、好ましくは2〜100Hzであることを特徴とする請求項1または2記載の量子波治療器。
  4. 前記半導体パウダーは、2〜20重量%、特に好ましくは5重量%含有されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の量子波治療器。
  5. 前記半導体パウダーが5重量%含有されている場合、前記樹脂パネルは2mm以上の板厚に形成されることを特徴とする請求項4記載の量子波治療器。
  6. 前記半導体パウダーは、金属酸化物および/またはケイ酸塩化合物であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の量子波治療器。
  7. 前記金属酸化物は、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化ジルコニウム、ケイ酸マグネシウム、酸化アルミニウムの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項6記載の量子波治療器。
  8. 前記樹脂には、導電性を持たせるための金属パウダーが、さらに練り込まれていることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の量子波治療器。
  9. 前記半導体パウダーおよび金属パウダーは、10〜100μm、特に好ましくは30〜50μmの粉体であることを特徴とする請求項8記載の量子波治療器。
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