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JP3200185U - 量子遠赤外線治療器 - Google Patents

量子遠赤外線治療器 Download PDF

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Abstract

【課題】生物、例えば人間の筋肉の凝りや痛み、切り傷、糖尿病、腫瘍等を迅速に且つ安全に治癒できる小型、安価で取り扱いの容易な医療器を提供する。【解決手段】外部電磁波の入力により起電力を誘起するLC並列共振回路4と、LC並列共振回路の誘起起電力を一方向の変動電位にして出力する整流素子とを備え、基準となる大地電位に対して負の変動電位を発生する電源装置1と,支持体7と、支持体の一面側に配置した金属製電極板9と、金属製電極の一面側に配置した遠赤外線放射板10とからなる治療器本体と,電源装置と治療器本体の金属製電極板間を連結するリード線3と,から構成され、電源装置の出力により金属製電極板に負方向の変動電位を印加して量子波を発生させ、生物の患部組織12を活性化して治癒を早める。【選択図】図1

Description

本考案は量子波と遠赤外線とを用いた新規な治療器に関するものである。具体的には、人体の患部組織に接触させる遠赤外線放射板の裏面側に金属製電極板を配置し、この金属製電極板に負方向の電位変動を与えて電極板から量子波を発生させ、当該量子波と遠赤外線放射板からの遠赤外線の両方を人体の患部組織へ照射吸収させると共に、量子波により遠赤外線放射板の放射効率を高めたり、或いは、量子波により人体が浴びる各種の有害な外部電磁波を低減させて人体組織を保護することにより、細胞組織等の原子や分子の振動の活性化や血行の促進、新陳代謝の旺盛化を図り、人の内臓疾患や外傷患部を迅速に治癒できるようにした量子遠赤外線治療器に関するものである。
人体の一部へ電極等を取り付けし、発信器等からのマイクロ波や電磁波、電気パルスを人体へ照射することにより患部を治療するようにした治療用機器は、数多く開発され且つ実用に供されている。
しかし、従前のこの種の治療用機器は、何れも構造が複雑で大型であり、高価であると云う問題がある。また、この種の治療用機器は、人体の肩凝りや打ち身、痛み等の人体の皮膚に近い部分の疾患には比較的高い治療効果を有するものの、リューマチ、神経痛、糖尿病、前立腺肥大、腫瘍等の人体深部に生じた内臓疾患に対しては、殆ど治療効果が得られないと云う問題がある(特開平9−239041、特開平11−57028、特開2006−26138、特開平10−272191等)。
例えば、図5は、前記特開平9−239041に係るマイクロ波治療器の構成を示すものであり、マグネトロンAからのマイクロ波をアンテナ部Bから患部へ照射し、患部を温加熱することにより治癒するものであるが、マイクロ波発生装置が大型で高価なうえ、患部を温加熱しただけでは切り傷や腫瘍の治癒が出来ないと云う難点がある。
尚、図5において、21は電源回路、22はタイマー回路、23はパルス発生回路、24は変圧器、25は整流回路、26はSSR、27は表示部である。
図6は、従前の電気パルス式治療器の構成を示すものであり、パルス発生器からの電圧パルスを人体の患部へ加えることにより筋肉に電気刺激を与えて血行の促進、筋肉組織の活性化及び再生を図り、患部を治癒するものである(特開平11−57028及び特開2006−26138等)。しかし、この種の電気パルス式治療器は前記マイクロ波治療器の場合と同様に、治療器が高価なだけでなく、患部に電気刺激を与えて血行の促進、筋肉組織の活性化等を図るだけでは凝りや痛みを短期間で低減することが困難であり、また、切り傷やリューマチ、神経痛、糖尿病、前立腺肥大、癌等の人体深部に生じた内臓疾患の治療は出来ないと云う難点がある。
尚、図6において、28は電源、29は基本周波数発振器、30は高周波発振器、32はパルス加算器、33は電極である。
特開平9−239041号 特開平11−57028号 特開2006−26138号 特開平10−272191号 特開平8−187428号
本考案は、従前のマイクロ波治療器や高・低周波式治療器における上述の如き問題、即ち、治療器が大型で高価であること、取り扱いが複雑なこと、凝りや痛みを短期間で低減することが困難なこと、切り傷やリューマチ、神経痛、糖尿病、前立腺肥大、癌等の人体深部に生じた内臓疾患の治療に適用出来ないこと、等の問題を解決しようとするものであり、凝りや痛みの治療の他に切り傷やリューマチ、神経痛等の治療にも適用が可能で、しかも構造が簡単で安価な携帯型の小型治療器を提供することを考案の主目的とするものである。
本願考案者は永年に亘って、高周波電磁波を利用した物質の改質方法を開発し、これを実施してきた(特開平8−187428号等)。又、当該物質の改質方法の開発研究を通して、人体の筋肉組織内の水等の活性化を図ることにより筋肉組織そのものの再生、修復等が可能なことを知得した。
又、近年、電磁波の一種であるテラヘルツ波の有する人間の各種患部(例えば、凝りや痛み、切り傷、腫瘍等)に対する治療効果が注目され出しており、これと平行して、近代量子物理学の論理に基づいて、テラヘルツ波等の量子波の発生機構や量子波発生装置の開発、及び量子波の奏する前記治癒効果の解明が強力に押し進められており、本願考案者も上記量子波発生装置の開発やその治癒効果の試験・研究を数多く積み重ねて来た。
更に、本願考案者は上記試験・研究を通して、金属製電極板に負方向の電位変動を与えることにより、金属製電極板を構成する素材の原子の外殻電子軌道に変動が生じて原子核の陽子(プラスイオン)や中性子等が振動し、この振動に基づいてクウォークやニュートリノ等の量子波等が放射されることが、及び、発生する量子波の振動数やそのエネルギー量は金属原子の質量数、原子の結合状態、印加される負電位の周波数等により決まることが、夫々実験により確認されていることを知得した。
本願考案は、本願考案者の上記量子波に関する各種の知識の知得、及び各種の試験や試験結果の分析を通して創作されたものであり、請求項1の考案は、外部電磁波の入力により起電力を誘起するLC並列共振回路と、当該LC並列共振回路の誘起起電力を一方向の変動電位にして出力する整流素子とを備え、基準となる大地電位に対して負の変動電位を発生する電源装置と,支持体と、支持体の一面側に配置した金属製電極板と、金属製電極の一面側に配置した遠赤外線放射板とからなる治療器本体と,前記電源装置と治療器本体の金属製電極板との間を連結するリード線と,を考案の基本構成とするものであり、前記電極板に掛かる負の電位を変動させて量子波を発生させると共に遠赤外線放射板から遠赤外線を放射させ、生物の患部を遠赤外線及び量子波にさらして患部組織を活性化することにより、患部組織を治癒するようにした所謂無電源・携帯型に量子遠赤外線治療器に関するものである。
請求項2の考案は、請求項1の考案において、電源装置のLC共振回路をLC並列共振回路とすると共に、整流素子を一つ又は二つ整流器とを備えた単相全波整流器としたものである。
請求項3の考案は、請求項1の考案において、電源装置のLC共振回路をLC並列共振回路とすると共に、整流素子を四つの整流器とを備えた単相ブリッジ整流器としたものである。
請求項4の考案は、請求項1の考案において、遠赤外線放射板を、高効率の遠赤外線放射パウダーを重量比で1%以上含有させたゴム又は合成樹脂から成る絶縁性の遠赤外線放射板とするようにしたものである。
請求項5の考案は、請求項1の考案において、治療器本体を、絶縁材製の支持体と、支持体の一面側に配置したアルミニウム製又はアルミニウム合金製若しくはステンレス鋼製の電極板と、電極板の一面側に配置した絶縁性の遠赤外線放射板とから構成したものである。
請求項6の考案は、請求項1又は請求項2の考案において、治療器本体を、支持体と、支持体の一面側に配置した絶縁体と、絶縁体の一面側に配置したアルミニウム製又はアルミニウム合金製若しくはステンレス鋼製の電極板と、電極板の一面側に配置した絶縁性の遠赤外線放射板とか成る携帯型治療器本体としたものである。
請求項7の考案は、請求項1、請求項2又は請求項3の考案において、整流素子をPN型ダイオードとしたものである。
請求項8の考案は、請求項1の考案において、金属電極板が等価漏洩抵抗を介して接地され、金属電極板から大地へ微弱電流が流通する構成としたものである。
本願考案では、量子遠赤外線治療器を、外部電磁波の入力により起電力を誘起するLC共振回路と、当該LC共振回路の誘起起電力を一方向の変動電位にして出力する整流素子とを備え、基準となる大地電位に対して負の変動電位を発生する電源装置と,支持体と、支持体の一面側に配置した金属製電極板と、金属製電極の一面側に配置した遠赤外線放射板とからなる治療器本体と,前記電源装置と治療器本体の金属製電極板間を連結するリード線と,を備えた構成とし、前記電極板に掛かる負の電位を変動させて量子波を発生させると共に遠赤外線放射板から遠赤外線を放射させ、生物の患部を遠赤外線及び量子波にさらして患部組織を活性化することにより患部組織を治癒する構成としている。
即ち、電源装置から、金属製電極板にLC共振回路の誘導電圧vの整流電圧が印加されることにより、金属製電極板の負方向電位が変動して電極板の表面やその近傍の電場が変動する。又、金属製電極板の電位変動により電場が変動すると、電極板を構成する素材の原子の外殻電子軌道に変動が生じて原子核の陽子(プラスイオン)や中性子等が振動し、この振動に基づいてクウォークやニュートリノ等の量子波等が放射される。尚、前記量子波の発生は実験により確認されており、また、発生する量子波の振動数やそのエネルギー量は、金属原子の質量数、原子の結合状態、印加される負電位の周波数等により決定されることが実験により確認されている。
又、前記量子波が他の原子に照射されると、原子の結合状態が変わってその物性が変化することになり、そのため、量子波が人体の細胞内のDNAの構成原子に照射されると、DNAの歪や結合状態が修正されると想定されている。
更に、金属製電極板の電位変動による変動電場や発生した量子波は、遠赤外線放射体の構成原子や分子の結合や結晶構造に変化を与えると共に、分子等の振動を活発化する。その結果、遠赤外線の放射率や放射量が向上することになる。尚、遠赤外線が人体の血行を促進し、体温を高め、痛みを軽減する作用を有することは公知のことである。
上述のように、量子波や遠赤外線による各作用の相乗により、人体の患部組織の損傷や病気が改善されることになる。
より具体的には、量子波の照射により、金属製電極板に接触する遠赤外線放射板やその近傍に位置する生物の幹部組織の分子や原子の振動が激しくなり、生物組織を構成する分子や原子の集団の振動が旺盛と成る。これにより、人体組織内部の水や液体成分が活性化され、組織の再生が速まることになる。
又、生物組織自体が活性化されることにより、血行の促進や新陳代謝が高まると共に、マイナス方向の電場変動により電子が付加されることにより生物組織内の水分の還元性が高り、組織の酸化が仰制されて化膿等が防止される。
更に、遠赤外線放射板からの放射エネルギーが患部組織に照射されることのより、熱運動等によって患部組織を構成する分子や原子の集団が激しく振動をくり返すことになる。換言すれば、量子波等の照射エネルギーに加えて遠赤外線放射エネルギーが加わることにより、患部組織の血行の改善や新陳代謝が高められて治療効果が一層向上する。
加えて、本考案に係る量子遠赤外線治療器は、駆動用の電源が不要な上、携帯型の構成とした場合には、如何なる場所、例えば病院内のみならず自宅や救急車内でも使用することが出来、便宜である。
又、LC共振回路の共振周波数や遠赤外線放射板からの遠赤外線の周波数を適宜に選定することにより、患部の種類に応じた最適の治療効果を挙げることが可能となる。即ち、人の疾患の種類や部位に応じて、前記LC共振回路の共振周波数等を適宜に選定することにより、より効果的な患部の治療が行なえ、早期治療が可能となる。
このように、本考案に係る量子遠赤外線治療器は、生物の患部の治癒に高い効用を有するものであり、臨床テストによってその効用が確認されている。
しかし、上記本考案に係る量子遠赤外線治療器が、生物組織の凝りや痛み、神経痛、リューマチ、糖尿病、癌等に対して高い臨床上の治療効果を奏することについての理論的な解析は、未だ十分且つ完全なレベルにまでは行なわれていない。 従がって、当該量子遠赤外線治療器の奏する治療効果の原因や作用、機構については不明な点が多く存在するが、本願考案にかかる量子遠赤外線治療器は、現実に高い人体に対する治療効果と治癒効果を奏するものである。
本考案に係る量子遠赤外線治療器の第1実施形態を示す説明図である。 本考案に係る電源装置の他の実施例を示す概要説明図である。 本考案に係る電源装置のその他の実施例を示す概要説明図である。 本考案に係る治療器本体の第2実施例を示す説明図である。 従前のマイクロ波式医療器の概要説明図である。 従前の低周波式医療器の概要説明図である。
以下、図面に基づいて本考案の実施形態を説明する。
図1は、本考案に係る量子遠赤外線治療器実施形態を示す説明図であり、人体の打撲等による痛みや腫れを有する部位、凝りのある部位、切り傷を負った部位、リューマチ、神経痛、前立腺肥大、糖尿病 癌等の治療に用いるものである。
図1を参照して、本考案に係る量子遠赤外線治療器は、発信器に相当する電源装置1と、リード線3を介してこれに接続した治療器本体2とからその主要部が構成されている。
前記電源装置1は、LC共振回路4と、これに直列に接続した抵抗Rと、整流素子5と、外部電磁波の受信用アンテナ13及びコイル14等とから形成されており、LC共振回路4の一方の出力側は端子3aへ接続され、接地6されている。また、LC共振回路4の他方の出力側は、抵抗R及び整流素子5を通して端子3bへ接続されている。
前記治療器本体2は、上面を開放した箱型の支持体7と、その一側面(底面)に配置した絶縁体8と、絶縁体8の一側面(上面)に配置した金属製電極板9と、金属製電極板9の一側面(上面)に配置した遠赤外線放射板10とからその主要部が構成されている。
尚、前記支持体7を絶縁性の材料として、絶縁体8の配置を省略するようにしても良い。
又、絶縁体8及び遠赤外線放射板10は、板材でなくてコーティング塗膜等により形成することも可能である。
尚、図1において、1aはケース、3aは電源の接地側出力端子、・3bは電源の被接地側出力端子、3はリード線、6は接地点、11は入力端子、12は人間の患部、vは誘導電圧(交番電圧)、iは電圧v’による電流、Rは抵抗、Raは等価朗詠抵抗である。
アンテナ13を介して外部電磁波をコイル14へ取り入れ、LC共振回路4を作動させて共振周波数の誘導電圧v’を誘起させると、整流素子5を介して端子3a,3b間に対地に対して負方向の電圧vが出力され、リード線3と治療器本体2の金属製電極板9と等価漏洩抵抗Ra等を通して、電圧v’の半波整流された微弱な交番電流iが流通する。
また、金属製電極板9には、負方向の電圧vによる半波整流された交番電流iが流通することにより、その負方向の電位が変動するとともに電場も変動することになる。これによって前述の通りに金属製電極板9から量子波が放射され、遠赤外線放射板10や人体患部の組織が活性化等の変化を受けることになる。
尚、前記電源装置(発信器)1のLC共振回路4の出力周波数は、外部電磁波の状態や人間の病の種類や部位等に応じて適宜に選定される。
同様に、金属製電極板9の材質としては、アルミニウム、アルミニウム合金又はステンレス鋼が最適であり、その中でもアルミニウムは、量子波の発生効率の点からもっとも望ましいことが確認されている。
図2は、電源装置1の他の例を示すものであり、2個の整流素子5を用いた所謂単相全波整流構成の電源装置1としたものである。尚、Tはトランス、Tnは2次巻線の中性点である。
また、図3は、電源装置1の更に他の例を示すものであり、4個の整流素子5を用いた所謂ブリッジ形単相全波整流構成の電源装置1としたものである。尚、Tはトランスである。
尚、図1〜図3の電源装置1自体の構成そのものは公知であるため、ここではその詳細な説明は省略する。
上述のように、金属製電極板9に生じたマイナス電位の変動により、前述の通り金属製電極板9等から量子波が放射され、その結果、遠赤外線放射板10の遠赤外線放射率及び放射エネルギー量が増加する。又、放射された遠赤外線や量子波が人間の患部12へ入射、吸収され、患部を構成する組織の原子の電子配列等が影響を受けて変化する事により患部組織の治療効果が奏されることになる。
尚、上記人間の患部組織への量子波や遠赤外線等の照射による患部の治療作用については、現時点においては理論的に完全に解明されているとは言えない実情にある。しかし、これ等の治癒効果は、何れも試験や実験によって確認されているものである。
電源装置1として、最大発信出力2〜3ワットのものを用いると共に、金属製電極板9をアルミニウム製板(150mm×100mm×5mm(厚さ))とし、又、遠赤外線放射板1として前記金属製電極板9と縦・横が略同寸法(但し、厚さは3mm)のものを使用した。 遠赤外線放射板10人間の患部12へ押し当て、肩部のこりや痛みの解消治療試験を行った。具体的には、本考案に係る量子遠赤外線治療器を用いて、1回・10分間の治療を5分間隔で3回連続して行い、肩こりや痛みの解消状態の比較テストを行なった。尚、電源装置(発信器)1の平均出力は、0.5〜1ワットであった。
上記試験の被試験対象者は5人であり、各被試験対象者の夫々に同一の負荷条件を付与して肩こり及び痛みを発生させ、1回・10分間の機械式マッサージを5分間隔で3回行う治療と、1日間の連続した薬剤付きシップ材の貼り付け治療と、1日間の連続した薬剤の塗布治療の3種類の治療を、夫々7日間の間隔を置いて各治療試験を行なった。そして、各被試験対象者について、肩凝り及び痛みの解消状況を比較、調査した。
調査の結果に依れば、試験対象5人の内の全員が、本考案の量子遠赤外線治療器による治療が最も肩こりや痛みの治癒効果の高いことを認めており、本考案の優れた効用が証明されている。
図4は、本考案の第2実施態を示すものであり、図1における量子遠赤外線治療器の治療器本体2を、小型の携帯型治療器本体としたものである。
即ち、当該治療器本体2は、上面を開放した箱型の絶縁性を備えた合成樹脂製のケース体15の内部へ、アルミニウム製電極板9及び絶縁性の遠赤外線放射板10を順次積層状に収納固着することにより形成されており、人体の患部へ上記遠赤外線放射板10を押し当てした状態で使用される。尚、絶縁性の遠赤外線放射板10としては、金属酸化物系の遠赤外線放射板を使用している。
本考案では、金属電極9の外表面に上記遠赤外線放射体板10を配置しているため、遠赤外線による患部組織の活性化等の所謂遠赤外線効果と量子波の照射効果とが相乗して患部組織の新陳代謝が一層促進されることになり、患部の治療・修復や肉芽形成等の治癒が良好に行なわれる。
また、所謂遠赤外線効果による血行の促進が一層図られることになり、痛みや凝りがより早期に解消されることになる。
本考案では、電源装置(発信器)1をLC並列回路4のみを用いた構成としているが、LC並列回路4と単相交流電源(図示省略)とを直列に組合わせした構成の電源装置1として、外部電磁波を利用したLC並列回路4の出力電圧と交流電源の出力電圧との重畳電圧を出力する構成の電源装置としても良いことは勿論である。尚、電源装置(発信器)1そのものは公知であるため、ここではその詳細な説明は省略する。
本発明は上述の如く、金属製電極板9に負方向の電位変動を与えて量子波を発生させ、この量子波と遠赤外線放射板10からの遠赤外線とを相乗的に利用する構成としているため、あらゆる生物、特に人間の身体患部の治療を効率的に行なえ、患部の迅速な治癒を達成することができる。また。電子遠赤外線治療器を携帯型としタ場合には、使用場所を問わずに何処でも容易に使用することが出来、高い実用的効用を奏するものである。
本考案は、人間の患部の治療のみならず、農畜産業(動物)や漁業(魚等の生物)等の分野においても利用可能なものである。
1 電源装置(発信器)
2 治療器本体
3 リード線
3a 接地側出力端子
3b 非接地側出力端子
4 LC共振回路
4a 接地側端子
4b 非接地側端子
5 整流素子(PN型ダイオード)
6 アース点
T トランス
Tn 巻線の中性点
7 支持体
8 絶縁体
9 金属製電極板
10 遠赤外線放射板
11 入力端子
12 被医療者(人間)の患部
13 アンテナ
14 コイル
15 ケース体
R 抵抗
Ra 等価朗詠抵抗
v’ 誘導電圧
i 電流

Claims (8)

  1. 外部電磁波の入力により起電力を誘起するLC共振回路と、当該LC共振回路の誘起起電力を一方向の変動電位にして出力する整流素子とを備え、基準となる大地電位に対して負の変動電位を発生する電源装置と, 支持体と、支持体の一面側に配置した金属電極板と、金属電極板の一面側に配置した遠赤外線放射板とからなる治療器本体と, 前記電源装置と治療器本体の金属電極板間を連結するリード線と,から構成したことを特徴とする量子遠赤外線治療器。
  2. 電源装置のLC共振回路を並列共振回路とすると共に、整流素子を一つ又は二つ整流器とを備えた単相全波整流器とした請求項1に記載の量子遠赤外線治療器。
  3. 電源装置のLC共振回路を並列共振回路とすると共に、整流素子を四つの整流器とを備えた単相ブリッジ整流器とした請求項1に記載の量子遠赤外線治療器。
  4. 遠赤外線放射板板を、高効率の遠赤外線放射パウダーを重量比で1%以上含有させたゴム又は合成樹脂から成る絶縁性の遠赤外線放射板板とするようにした請求項1に記載の量子遠赤外線治療器。
  5. 治療器本体を、絶縁材製の支持体と、支持体の一面側に配置したアルミニウム製又はアルミニウム合金製若しくはステンレス鋼製の電極板と、電極板の一面側に配置した絶縁性の遠赤外線放射板とから構成した請求項1に記載の量子遠赤外線治療器。
  6. 治療器本体を、支持体と、支持体の一面側に配置した絶縁体と、絶縁体の一面側に配置したアルミニウム製又はアルミニウム合金製若しくはステンレス鋼製の電極板と、前記電極板の一面側に配置した絶縁性の遠赤外線放射板とか成る携帯型治療器本体とした請求項1又は請求項2に記載の量子遠赤外線治療器。
  7. 整流素子をPN型ダイオードとした請求項1、請求項2又は請求項3に記載の量子遠赤外線治療器。
  8. 金属電極板が等価漏洩抵抗を介して接地され、金属電極板から大地へ微弱電流が流通する構成とした請求項1に記載の量子遠赤外線治療器。
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