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JP2017165807A - テープ用光硬化性樹脂組成物 - Google Patents

テープ用光硬化性樹脂組成物 Download PDF

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JP2017165807A JP2016049603A JP2016049603A JP2017165807A JP 2017165807 A JP2017165807 A JP 2017165807A JP 2016049603 A JP2016049603 A JP 2016049603A JP 2016049603 A JP2016049603 A JP 2016049603A JP 2017165807 A JP2017165807 A JP 2017165807A
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Abstract

【課題】画像表示ディスプレイ等に使用される粘着剤で、テープ状に加工して画像表示部材とカバー部材との貼り合わせに使用する事で、画像の視認性を向上させると共に、カバー部材に突発的な力が加わり破損した場合でも、その粘着力でカバー部材の飛散を低減できる光硬化性粘着樹脂組成物、並びにこれで貼り合わせた表示体と光学部材を含むタッチパネルもしくはフラットパネルディスプレイを提供する。【解決手段】メチルメタクリレートとブチルアクリレートのブロック共重合体(A)と、ポリプロピレングリコールからから合成された分子内にウレタン結合を含むアクリル系オリゴマー(B)と、水酸基含有モノマーを必ず含む単官能アクリル系モノマー(C)と、粘着性付与剤(D)と、光重合開始剤(E)と、を含み、前記(A)の含有量が全固形組成分に対し15重量%以上30重量%以下である光硬化性粘着樹脂組成物である。【選択図】図3

Description

本発明は、画像表示ディスプレイ等に使用される粘着剤で、テープ状に加工して画像表示部材とカバー部材との貼り合わせに使用する事で、画像の視認性を向上させると共に、カバー部材に突発的な力が加わり破損した場合でも、その粘着力でカバー部材の飛散を低減できる光硬化性粘着樹脂組成物、並びにこれで貼り合わせた表示体と光学部材を含むタッチパネルもしくはフラットパネルディスプレイに関するものである。
アクリル系の光硬化型樹脂は、プラスチックフィルムやプラスチック成型物表面に特別な性能を付与するために多くの分野で使用されている。例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム上に塗布して高硬度を付与したハードコートフィルムは、タッチパネル製品で大量に使用されており、またPETフィルムに粘性を付与した粘着フィルムはフラットパネルディスプレイ製品の製造工程でも大量に使用されている。
こうしたプラスチック表面に薄膜で塗布し、特別な性能を付与する分野以外でも、アクリル樹脂はその特徴である透明性や速硬化性を活かし様々な用途で使用されている。例えばスマートフォーンやタッチパネルに代表される画像表示ディスプレイにおいて、画像を表示する液晶表示パネルや有機EL表示パネル等の画像表示部材とそれを保護するカバー部材との間に、こうしたアクリル系の透明樹脂を充填して接着することで、画像表示部材とカバー部材間の空気層をなくしコントラストや輝度の低下を防ぐ技術が開発されてきた。(特許文献1)。
こうした用途では、硬化収縮が大きいとタッチパネルや表示画面が変形したり、また被接着体への接着力が不足する場合は、材質の熱膨張や吸湿性の違いから接着面が剥がれる問題があったため、これらへの改善が進められ、カバー部材の種類によっては実用上問題ないレベルまで改善されてきている(特許文献2)。
しかしながら、カバー部材が薄いガラスの場合は、突発的な力が加わり破損した場合にガラスが飛散するという新たな課題が発生し、その対応として(メタ)アクリル系可塑性エラストマーとラジカル重合性二重結合を有するビニル化合物を主成分とする紫外線硬化型組成物が提案されている(特許文献3)。しかしながら該組成物では貯蔵弾性率が高いため、段差の吸収性が不十分で、またガラスとの貼り合わせで空気抜け性が劣り、作業性および外観面で問題があった。
特開2005−55641 特許第5563983 特開2015−137359
本発明は、画像表示ディスプレイ等に使用される粘着剤で、テープ状に加工して画像表示部材とカバー部材の貼り合わせに使用する事で、画像の視認性を向上させると共に、カバー部材に突発的な力が加わり破損した場合でも、カバー部材の飛散を低減できる透明な樹脂組成物であると共に、これで貼り合わせた表示体と光学部材を含むタッチパネルもしくはフラットパネルディスプレイを提供することにある。
請求項1記載の発明は、メチルメタクリレート(以下「MMA」と表記)とブチルアクリレート(以下「BA」と表記)のブロック共重合体(A)と、ポリプロピレングリコール(以下「PPG」と表記)から合成された分子内にウレタン結合を含むアクリル系オリゴマー(B)と、水酸基含有モノマーを必ず含む単官能アクリル系モノマー(C)と、粘着性付与剤(D)と、光重合開始剤(E)と、を含み前記(A)の配合量が全固形組成分に対し15重量%以上30重量%以下である光硬化性粘着樹脂組成物を提供する。
請求項2記載の発明は、前記MMAとBAのブロック共重合体(A)におけるMMAの共重合比率が、重量比で50%未満である請求項1の光硬化性粘着樹脂組成物を提供する。
請求項3記載の発明は、前記MMAとBAのブロック共重合体(A)が、MMAとBAのジブロックおよびトリブロック共重合体の混合物であり、当該ジブロック共重合体の比率が50〜70重量%である請求項1または2記載の光硬化性粘着樹脂組成物を提供する。
請求項4記載の発明は、前記PPGから合成された分子内にウレタン結合を含むアクリル系オリゴマー(B)が、平均数分子量が3,000〜15,000のウレタンアクリレートである請求項1〜3いずれか記載の光硬化性粘着樹脂組成物を提供する。
請求項5記載の発明は、前記水酸基含有モノマーを必ず含む単官能アクリル系モノマー(C)の水酸基含有モノマーが4−ヒドロキシブチルアクリレートであり、(C)の配合量が全固形組成分に対し5〜30重量%である請求項1〜4いずれか記載の光硬化性粘着樹脂組成物を提供する。
請求項6記載の発明は、前記請求項1〜5いずれかに記載された光硬化性粘着剤組成物と、PET フィルムとを少なくとも含む積層物を提供する。
請求項7記載の発明は、前記請求項1〜6いずれかに記載された光硬化性粘着剤組成物で貼り合わせた表示体と光学部材を含むタッチパネルもしくはフラットパネルディスプレイを提供する。
本発明の光硬化性樹脂は、テープ状に加工して画像表示部材とカバー部材の貼り合わせに使用する事で、画像の視認性を向上させると共に、カバー部材に突発的な力が加わり破損した場合でも、カバー部材の飛散を低減できる点で有用であり、これで貼り合わせた表示体と光学部材を含むタッチパネルもしくはフラットパネルディスプレイを提供することができる。
以下本発明について詳細に説明する。
本発明の組成物の構成は、MMAとBAのブロック共重合体(A)と、PPGから合成された分子内にウレタン結合を含むアクリル系オリゴマー(B)と、水酸基含有モノマーを必ず含む単官能アクリル系モノマー(C)と、粘着性付与剤(D)と、光重合開始剤(E)である。なお、本明細書において、(メタ)アクリレートは、アクリレートとメタクリレートとの双方を包含する。
本発明で使用する前記(A)は、粘着層を構成する主要ポリマーであり、画像表示部材とそれを保護するカバー部材との間に挿入して使用するため、透明性および良好な耐候性を有するアクリル系のブロック共重合体である。特に硬化物の粘着性を上げるためガラス転移点(以下「Tg」と表記)は低いほうが良く、Tgが−30℃以下の共重合体を含む事が好ましい。ここで言うTgはDMA方法で測定する事ができる。
また硬化物の粘着性を上げるため、ブロック共重合体における高硬度のMMA成分比率は50%未満である事が好ましい。特にTgが−40℃程度で、MMA成分の比率が約10%であるMMAとBAのジブロック共重合体は両条件を兼ね備えており好適である。またMMA比率が高いトリブロック共重合体を併用する事で凝集力が向上し、はがした際の糊残りを防止しリペア性を向上する事ができる。
前記(A)の全固形組成分に対する配合量は15重量%以上30重量%以下であり、20重量%以上30重量%以下が好ましい。15重量%未満では皮膜の粘着性が小さく剥離強度が低下し、30重量%を超えると糊残りが起こりやすくなる。また数平均分子量は30,000〜80,000が好ましく、30,000以上とする事で充分な凝集力を確保でき、80,000以下でする事で十分な作業性を確保する事ができる。(なお数平均分子量(以下「Mn.」と表記)は、ゲル透過クロマトグラフィー法により、スチレンジビニルベンゼン基材のカラムでテトラハイドロフラン展開溶媒を用いて、標準ポリスチレン換算の分子量を測定・算出した。)
本発明で使用する前記(B)は、耐衝撃性や柔軟性に優れるウレタン結合を分子内にもち、(C)と反応して(A)と共に粘着層を構成する主要ポリマーである。例えばエーテル結合を有するポリプロピレングリコールとイソシアネートとの付加反応物に、水酸基をもつアクリレートを反応させて製造される。
ポリプロピレングリコールと反応させるポリイソシアネートとしては、例えばヘキサメチレンジイソシアネート、ヘプタメチレンジイソシアネート、オクタメチレンジイソシアネート、ノナメチレンジイソシアネート、デカメチレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート等があり、耐候性および透明性の点でイソホロンジイソシアネートが好適である。
更にイソシアネート基との反応により、末端のアクリレート基を構成する水酸基を持つアクリレートとしては、例えばヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4-ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等があり、ヒドロキシエチルアクリレートが好適である。
前記(B)のMn.は3,000〜15,000が好ましく、3,000以上とする事で充分な凝集力を確保する事ができ、15,000以下とする事で(A)およびアクリルモノマーとの相溶性を確保する事ができる。全固形組成分に対する配合量は10重量%〜40重量%が好ましく、15重量%〜35重量%である事が更に好ましい。10重量%以上とする事で充分な凝集力の確保と共に糊残りも防ぐ事ができ、40重量%以下とする事で貯蔵弾性率をコントロールする事ができる。
本発明で使用する(C)は、(A)と(B)との相溶性を向上させるため水酸基をもつモノマーを必ず含み、混合物の粘度を低下させると共に硬化反応性を高める役割がある。全固形組成分に対する配合量は5重量%〜30重量%が好ましく、5重量%以上で作業性に適した粘度が得られ、30重量%以下で硬化収縮による塗膜の表面荒れを防ぐ事ができる。水酸基を持つモノマーの例として2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2‐ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、1,4−シクロヘキサンジメタノールモノアクリレートがある。これらの中ではポリマーでのTgが一番低い4−ヒドロキシブチルアクリレートが好適である。
前記(C)における4−ヒドロキシブチルアクリレートの比率は5〜50重量%が好ましく、5重量%以上とする事で(A)と(B)との相溶性を確保すると共に、ガラスとの充分な密着力を得られ、50重量%以下とする事でガラスとの貼り合わせ外観を安定させる事ができる。
併用する単官能モノマーとしては、硬化物の粘着性を向上させるため、ポリマーでのガラス転移点が−30℃以下となるモノマーを含む事が好ましい。例えばブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、イソオクチルアクリレート、イソデシルアクリレート、ラウリルメタクリレート等があり、これらの中ではガラス転移点が−70℃以下で最も低い2−エチルヘキシルアクリレートが好適である。
その他の併用可能な単官能のモノマーとしては、例えば脂肪族系ではメチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレートが、脂肪族環式系ではジシクロペンタニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレートが、芳香族系ではベンジル(メタ)アクリレート、フェノキシエチルアクリレートが、極性基含有系ではアクリルアミド、N,N‐ジメチルアクリルアミド、N,N‐ジエチルアクリルアミド、N−イソプロピルアクリルアミド等があり、単独または2種類以上を組み合わせて使用できる。
本発明で使用する(D)は、硬化物の粘着性を向上させると共に剥離強度を安定化させる役割がある。使用される粘着付与剤として、例えばガムロジン、トールロジン、ウッドロジン、不均斉化ロジン、重合ロジン、これらロジンのグリセリンエステルやペンタエリスリトールエステル、これらの水素添加物などのロジン系樹脂、テルペン樹脂、炭化水素変性テルペン樹脂、これらの水素添加物などのテルペン系樹脂、テルペンフェノール樹脂、テルペンフェノール樹脂の水素添加物などのテルペンフェノール系樹脂、脂肪族系石油樹脂、脂環族系石油樹脂、芳香族系石油樹脂、共重合系石油樹脂、ジシクロペンタジエン系石油樹脂、ピュアーモノマー系石油樹脂、これらの水素添加物などの石油系樹脂、スチレン系樹脂、クマロンインデン系樹脂、アルキルフェノール系樹脂、キシレン系樹脂等がある。
これらの中ではMMAとBAのブロック共重合体エラストマー(A)との相溶性の点から、低軟化点のロジンエステル、テルペンフェノール、スチレン樹脂が好ましく、単独または2種以上を組み合わせて使用できる。市販品としてはKE−311(商品名:荒川化学工業社製、水添ロジンエステル)、YSポリスターT80(商品名:ヤスハラケミカル社製、テルペンフェノール樹脂)等がある。
本発明で使用する(E)は、紫外線や電子線などの照射でラジカルを生じ、そのラジカルが重合反応のきっかけとなるもので、汎用の光重合開始剤で良い。重合開始剤の光吸収波長を任意に選択することによって、紫外線領域から可視光領域にいたる広い波長範囲にわたって硬化性を付与することができる。具体的には2,2-ジメトキシ-1,2-ジフェニルエタン-1-オン、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン、2-ヒドロキシ-2-メチル-1-フェニル-プロパン-1-オン、1-[4-(2-ヒドロキシエトキシ)-フェニル]-2-ヒドロキシ-2-メチル-1-プロパン-1-オン、2−ヒロドキシ−1−{4−[4−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオニル)−ベンジル]フェニル}−2−メチル−プロパン−1−オン、2,4,6-トリメチルベンゾイル-ジフェニル-フォスフィンオキサイド、ビス(2,4,6‐トリメチルベンゾイル)‐フェニルフォスフィンオキサイド、2-メチル-1-(4-メチルチオフェニル)-2-モルフォリノプロパン-1-オン等があり、単独または2種以上を組み合わせて使用できる。また配合量はラジカル重合性成分に対して、0.5〜10重量%配合することが好ましく、3重量部〜9重量部が更に好ましい。0.5重量%未満では硬化が不十分となり、10重量%超では組成物での保存安定性低下、硬化物での耐湿性が低下する傾向がある。市販品にIRGACURE、DAROCURE(商品名:BASFジャパン社製)等がある。
更に反応性を高めると共に、(B)と架橋構造を形成し強靭性を持つ皮膜を形成するため多官能アクリレートを配合する事ができる。全固形組成分に対する配合量は5%以下が好ましく、3重量%以下が更に好ましい。5重量%以下とする事で硬化収縮を低くコントロールし、反応性を向上させる事ができる。
配合可能な多官能アクリレートとして2官能のアクリレートとしては、例えばトリエチレングルコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレートがある。また3官能以上のアクリレートとしては、例えばトリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスルトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、があり、単独または2種類以上を組み合わせて使用できる。これらの中では反応性が高い3官能以上が好ましく、具体的にはペンタエリスリトールトリ(テトラ)アクリレート(以下「PETA」と表記)が好適である。
本発明の光硬化性透明樹脂組成物は、性能を損なわない範囲で、更に必要に応じ光増感剤、紫外線吸収剤、表面調整剤、酸化防止剤、粘着性付与剤、難燃剤、無機充填剤や有機充填剤、カップリング剤等の密着向上剤、熱安定剤、重合止剤、着色剤などの添加剤、および希釈シンナーを添加することができる。
希釈シンナーとしては、アルコール系、エーテル系、エステル系、ケトン系、芳香族系などがあり、所望の粘度に合致するよう単独または2種類以上を組み合わせて使用できる。前記(A)および(B)との相溶性に優れる必要があり、例えばメチルイソブチルケトン(以下「MIBK」と表記)が好適である。
本発明の光硬化性樹脂組成物は、タッチパネルもしくはフラットパネルディスプレイ等の画像表示体と、これを保護する光学部材とを貼り合わせるテープ状の粘着剤として使用できる。具体的にはPETフィルムに当該粘着剤を塗布後、紫外線照射により硬化させ粘着フィルム(図1)を作成する。塗布方法は特に限定されず公知のロールコート、ダイコート、エアナイフコート、ブレードコート、スピンコート、リバースコート、グラビアコート等が利用できる。塗布する厚みは任意であるが40〜250μmが一般的であり、紫外線は高圧水銀灯、カーボンアーク灯、キセノンランプ、メタルハライドランプ等の公知の光源を使用し、積算光量として例えば50〜1,000mJ/cm2を照射して光硬化性組成物を硬化させる。
更にPETフィルムと易接着層有するPETフィルム間にシリコ−ン系の粘着剤を挟んだ3層構造の粘着シート(図2)を別途用意し、易接着PET面に上記で用意した粘着フィルム(図1)の粘着面をラミネートして5層構造の粘着積層フィルム(図3)を作成する。
次に粘着積層フィルム(図3)の当該アクリル系粘着剤側のPETフィルムを剥離し保護板となる薄膜ガラスに貼り合わせる。その際必要に応じてオートクレーブや真空ラミネータ等を使用してガラス面と粘着剤の間に残存する泡抜きを行う。その後シリコ−ン系粘着剤側のPETフィルムを剥離し、画像表示パネル面に貼りつける。この粘着積層フィルムを薄膜ガラスと画像表示パネルの間に挿入し貼り合わせる事(図4)で、空気層をなくしコントラストや輝度の低下を防ぐと同時に、ガラス面に突発的な力が加わり破損した場合でも、その粘着力でガラスの飛散を低減する事が可能となり、例えば携帯電話、タブレット端末、デジタルカメラ、テレビ、パソコンモニターなどの電子機器に利用できる。
以下、本発明を実施例、比較例に基づき詳細に説明するが、具体例を示すものであって特にこれらに限定するものではない。なお表記が無い場合は、室温は25℃相対湿度65%の条件下で測定を行った。
実施例1〜9
熱可塑性ブロック共重合体(A)としてクラリティLA1114(商品名:クラレ社製、PMMA+PBAジブロック、Mn.52,000、PMMA比率9%)およびクラリティLA2270(商品名:クラレ社製、PMMA+PBA+PMMAトリブロック、Mn.45,000、PMMA比率45%)を、アクリル系オリゴマー(B)としてRX8−22(商品名:亜細亜工業社製、PPG系ウレタンアクリレート、数平均分子量8,700)を、水酸基を含む単官能アクリル系モノマー(C)として4HBA(商品名:大阪有機化学工業社製、4ヒドロキシブチルアクリレート)および2EHA(商品名:東亞合成社製、2−エチルヘキシルアクリレート)およびIBXA(商品名:共栄社化学社製、イソボルニルアクリレート)を、粘着性付与剤(D)としてパインクリスタルKE−311(商品名:荒川化学工業社製、ロジンエステル)を、開始剤(E)としてIrgacure184およびTPO(商品名:BASFジャパン社製)を、更に多官能アクリレートとしてMT−3103(商品名:東亜合成社製、主成分PETA)を、希釈溶剤としてMIBKを表1記載の配合で均一に溶解するまで撹拌し、実施例1の光硬化性粘着樹脂組成物調製した。
比較例1〜9
実施例で用いた材料の他、熱可塑ブロック共重合体(A)としてクラリティLA2140e(商品名:クラレ社製、PMMA+PBA+PMMAトリブロック、PMMA比率28%)およびLA4285(商品名:クラレ社製、トリブロック、Mn.40,000、PMMA比率54%)を、ウレタンアクリレートオリゴマーとしてRX8−7(商品名:亜細亜工業社製、ポリテトラメチレングリコール系)およびSX7−29(商品名:亜細亜工業社製、ポリエステルポリオール系)およびR−1220(商品名:第一工業製薬社製、ポリエチレングリコール系)を、単官能アクリレートとしてCHA(商品名:大阪有機化学工業社製、シクロへキシルアクリレート)を、2官能アクリレートとしてHDDA(商品名:大阪有機化学工業社製、1.6ヘキサンジオールジアクリレート)を、柔軟性成分としてARUFONUH−2000(商品名:東亞合成社製、Tg−55℃の無溶剤アクリルポリマー)を表1記載の配合で均一に溶解するまで撹拌し比較例1〜9の光硬化性粘着樹脂組成物を調整した。
表1

評価方法は以下の通りとした。
粘着積層フィルムの調製
軽剥離PETフィルムE7002(商品名:東洋紡績社製、100μm)に光硬化性粘着樹脂組成物を厚み50μmとなるように塗布し、80℃で1分乾燥後、オーク製作所製の高圧水銀灯QRM−2300を用い出力680mW/cm2、積算光量が200mJ/cm2となる様に紫外線で硬化させた粘着フィルム(図1)を作成した。更に厚さ25μmのシリコーン粘着層を厚さ50μm軽剥離PETフィルムと易接着PETフィルムA4300(商品名:東洋紡績社製、50μm)間に挟んだ3層構造の粘着シート(図2)を用意し、その易接着PETフィルム面へ上記で作成した粘着フィルム(図1)の粘着樹脂層を気泡が入らないように貼り合わせ、5層構造の積層フイルム(図3)を作成した。
粘度:東機産業製のE型粘度計550Rを用い、コーンローター3°×R17.65で回転数10rpm、2min.25±1℃で測定した。
液透明性:各成分を混合撹拌後に組成物を目視にて確認し、白濁または分離が無ければ○、有れば×とした。
塗工外観:軽剥離PETフィルムへ光硬化性粘着樹脂組成物を塗布した際、液はじきが無ければ○、あれば×とした。
硬化性:軽剥離PETフィルム上で光硬化性粘着樹脂組成物を硬化させた際、樹脂表面を指触確認し、ヌルヌルとしたぬめりがなければ(完全硬化していれば)○、ぬめりが有れば×とした。
硬化後外観:光硬化性粘着樹脂組成物を硬化させた際、目視にて確認し、白化が無ければ○、あれば×とした。
貯蔵弾性率:サーモフィッシャーサイエンティフィック社製HAAKE RheoStress600 を用い、10N加重を掛けた時の25℃、1Hzのずりせん断モードの貯蔵弾性率を測定した。試験片は軽剥離PETフィルムに50μmの光硬化性粘着樹脂組成物を紫外線硬化させたものを1mm厚となるまで重ね合わせ、直径20mmの円形にカットしたものを使用した。1.0E+05Pa以下を○、超えるものを×とした。
剥離強度:ミネベア社製の引張り試験機TGI−1kNを用い、クロスヘッドスピード300mm/min.で測定した。試験片は上記で作成した粘着積層フィルムを25mm幅にカットし、光硬化性粘着樹脂組成物側の軽剥離PETフィルムを剥がし、気泡が入らないように厚さ2mmのガラス板に貼合わせ、ガラス面に対し180°の剥離強度を測定し、3N以上を○、3N未満を×とした。
剥離状態:剥離強度測定後の剥離面を目視で確認し、剥離面がガラス界面の場合を○、粘着層の凝集破壊または易接着PET界面の場合を×とした。
糊残り:剥離強度測定後のガラス面を目視で確認し、粘着剤残りが無ければ○、有れば×とした。
貼り合わせ外観:粘着積層フィルム(図3)を70mm×140mmにカットし、光硬化性粘着樹脂組成物側の軽剥離PETフィルムを剥がし、厚さ300μmの薄膜ガラスにローラーを用いて貼り合わせた後、(そのガラスフィルムを)オートクレーブにて0.5MPa.で50℃、15分処理後に、シリコーン樹脂側の軽剥離PETフィルムを剥がし、裏面に黒色PETフィルムを貼った厚さ5mmのガラスの上にシリコーン樹脂側を下向きにして置き、薄膜ガラスの中央に指で約30gの加重を掛け、気泡がきれいに抜ける場合を○、気泡が残る場合を×とした。
段差吸収性:5μmの黒印刷段差を形成した厚さ300μmの薄膜ガラスに、粘着積層フィルム(図1)を70mm×140mmにカットしてローラーを用いて貼り付け、オートクレーブにて0.5MPa.で50℃、15分処理後に段部部分を目視で確認し、気泡が残らず段差が埋まっていれば○、段差に気泡が残っていれば×とした。
評価結果
表2
実施例1〜9の各樹脂組成物は、全ての評価項目について良好な結果を得た。
一方、非PPG系ウレタンアクリレートを使用した比較例1はガラスとの貼り合わせ外観が劣り、また比較例2,3およびは4HBAが配合されていない比較例6は配合物が白濁したり透明性に劣っていた。また(A)成分の配合量が外れる比較例4,7および(D)が配合ざれていない比較例5は剥離強度が低く、(B)、(C)および(D)が配合されない比較例8、9は剥離強度、段差吸収性が劣り、いずれも本願発明に適さないものであった。
本願発明は、画像表示ディスプレイ等に使用される粘着剤で、テープ状に加工して画像表示部材とカバー部材との貼り合わせに使用する事で、画像の視認性を向上させると共に、カバー部材に突発的な力が加わり破損した場合でも、その粘着力でカバー部材の飛散を低減できる光硬化性粘着樹脂組成物として有用であり、これにより貼り合わせたタッチパネルもしくはフラットパネルディスプレイ等を提供できる。
光硬化性粘着剤組成物を塗布したフィルムの断面 シリコーン系粘着剤を挟んだ3層構造の積層フィルムの断面 図1と図2を貼り合わせた5層構造の積層フィルムの断面 薄膜ガラスと画像表示パネルを図3のフイルムで貼り合わせた断面
符号等の説明
1 剥離用PETフィルム
2 光硬化性粘着剤樹脂組成物
3 易接着PETフィルム
4 シリコーン粘着剤
5 剥離用PETフィルム
6 薄膜ガラス
7 画像表示パネル
請求項記載の発明は、前記請求項1〜いずれかに記載された光硬化性粘着樹脂組成物で貼り合わせた表示体と光学部材を含むタッチパネルもしくはフラットパネルディスプレイを提供する。
請求項記載の発明は、ポリエチレンテレフタレートフィルムに、前記請求項1〜3のいずれかに記載された光硬化性粘着樹脂組成物を塗布した粘着フィルムの製造方法を提供する。
前記(C)における水酸基含有モノマーの比率は5〜50重量%が好ましく、5重量%以上とする事で(A)と(B)との相溶性を確保すると共に、ガラスとの充分な密着力を得られ、50重量%以下とする事でガラスとの貼り合わせ外観を安定させる事ができる。

Claims (7)

  1. メチルメタクリレートとブチルアクリレートのブロック共重合体(A)と、ポリプロピレングリコールから合成された分子内にウレタン結合を含むアクリル系オリゴマー(B)と、水酸基含有モノマーを必ず含む単官能アクリル系モノマー(C)と、粘着性付与剤(D)と、光重合開始剤(E)と、を含み前記(A)の配合量が全固形組成分に対し15重量%以上30重量%以下である光硬化性粘着樹脂組成物。
  2. 前記メチルメタクリレートとブチルアクリレートのブロック共重合体(A)におけるメチルメタクリレートの共重合比率が、重量比で50%未満である請求項1の光硬化性粘着樹脂組成物。
  3. 前記メチルメタクリレートとブチルアクリレートのブロック共重合体(A)が、メチルメタクリレートとブチルアクリレートのジブロックおよびトリブロック共重合体の混合物であり、当該ジブロック共重合体の比率が50〜70重量%である請求項1または2記載の光硬化性粘着樹脂組成物。
  4. 前記エーテル結合を有するポリオールから合成された分子内にウレタン結合を含むアクリル系オリゴマー(B)が、平均数分子量が3,000〜15,000のウレタンアクリレートである請求項1〜3いずれか記載の光硬化性粘着樹脂組成物。
  5. 前記水酸基含有モノマーを必ず含む単官能アクリル系モノマー(C)の水酸基含有モノマーが4−ヒドロキシブチルアクリレートであり、(C)の配合量が全固形組成分に対し5〜30重量%である請求項1〜4いずれか記載の光硬化性粘着樹脂組成物。
  6. 前記請求項1〜5いずれかに記載された光硬化性粘着剤組成物で貼り合わせた表示体と光学部材を含むタッチパネルもしくはフラットパネルディスプレイ。
  7. ポリエチレンテレフタレートフィルムに、前記請求項1〜6のいずれかに記載された光硬化性粘着剤組成物を塗布した粘着フィルムの製造方法。
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