JP2017149198A - 車両用暖房装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】運転手に異常な不快感を与えることなく運転手の手の表側を暖めることができる暖房装置を提供する。
【解決手段】車両に搭載され、発熱して輻射熱を放射する輻射ヒータ2を備える車両用暖房装置において、輻射ヒータ2の放射部200が、放射部200の表面200aに対する法線方向においてステアリングホイール3が位置するように、ステアリングホイール3から離されて配置される構成とする。この構成によれば、運転手がステアリングホイールを手100で握った場合などにおいて、運転手の手100の表側100aが、放射部200の表面200aに対する法線方向において放射部200の表面200aに対向する。
【選択図】図4
【解決手段】車両に搭載され、発熱して輻射熱を放射する輻射ヒータ2を備える車両用暖房装置において、輻射ヒータ2の放射部200が、放射部200の表面200aに対する法線方向においてステアリングホイール3が位置するように、ステアリングホイール3から離されて配置される構成とする。この構成によれば、運転手がステアリングホイールを手100で握った場合などにおいて、運転手の手100の表側100aが、放射部200の表面200aに対する法線方向において放射部200の表面200aに対向する。
【選択図】図4
Description
本発明は、車両に適用される車両用暖房装置に関する。
従来、自動車等の車両の乗員を暖める暖房装置として、特許文献1に記載のものが提案されている。この暖房装置は、主にステアリングコラムに設けられ、送風機、送風ダクト、送風空気を温めるためのヒータ、温められた送風空気を主に運転者へ吹き出すための空気吹出口などを有する。この暖房装置では、空気吹出口から吹き出される温風によって車両の運転者の手の表側を暖める。なお、ここでいう手の表側とは、手のうち手のひらとは反対側の面である。
上記したように、特許文献1に記載の暖房装置では、空気吹出口から吹き出される温風によって車両の運転者の手の表側を暖める。ここで、本願発明者は、鋭意検討の結果、このように運転手の手の表側に温風を直接当てると運転手に異常な不快感を与えてしまうことを新規な課題として見出した。なお、異常な不快感を与える要因としては、人の手の表側は感温性が手の裏側などに比べて高いことなどが考えられる。また、特許文献1に記載の暖房装置では、温風を運転手の顔に当てることによって、顔のもやつきなどが生じて運転手に不快感を与えてしまうこともある。
本発明は上記点に鑑みて、運転手に異常な不快感を与えることなく運転手の手の表側を暖めることができる車両用暖房装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1〜7に記載の発明では、車両に搭載され、発熱して輻射熱を放射する輻射ヒータ(2)において、以下の構成とされる。すなわち、輻射ヒータは、車両のステアリングホイール(3)側の表面(200a)を有する放射部(200)を備える。そして、輻射ヒータは、放射部の表面から放射部の外部に輻射熱が放射され、放射部の表面に対する法線方向にステアリングホイールが位置するように、ステアリングホイールから離されて配置される。
このため、運転手がステアリングホイールを手(100)で握った場合などにおいて、運転手の手の表側(100a)が、放射部の表面に対する法線方向において放射部の表面に対向する。よって、このような場合において、輻射ヒータの表面から運転手の手の表側へ輻射熱Rを放射することで、運転手の手の表側などを暖めることができる。この輻射ヒータでは、輻射熱によって運転手の手の表側を暖めるので、上記特許文献1の暖房装置のように運転手に異常な不快感を与えることは無い。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る車両用暖房装置1について図1〜図5を参照して説明する。この車両用暖房装置1は、自動車などの車両に搭載され、運転手などの乗員、特に運転手の手の表側を暖めるヒータとして適用される。なお、ここでいう手の表側とは、手のうち手のひらとは反対側の面である。つまり、車両用暖房装置1は、例えば、指のうち手のひらとは反対側の部分や、手首から該指の付け根のうち手のひらとは反対側の部分などを暖めるヒータとして適用される。
本発明の第1実施形態に係る車両用暖房装置1について図1〜図5を参照して説明する。この車両用暖房装置1は、自動車などの車両に搭載され、運転手などの乗員、特に運転手の手の表側を暖めるヒータとして適用される。なお、ここでいう手の表側とは、手のうち手のひらとは反対側の面である。つまり、車両用暖房装置1は、例えば、指のうち手のひらとは反対側の部分や、手首から該指の付け根のうち手のひらとは反対側の部分などを暖めるヒータとして適用される。
図1に示すように、本実施形態に係る車両用暖房装置1は、輻射ヒータ2、ステアリングホイール3、ダッシュボード4を有する。なお、ステアリングホイール3は、従来と同様の構成の車両用ハンドルである。すなわち、ステアリングホイール3は、車両のステアリング機構を操作し、回転させて車両の進行方向を調整するための環状の部品である。また、ダッシュボード4は、従来と同様の構成のダッシュボードである。つまり、ダッシュボード4は、インストルメントパネル、すなわちスピードメーターなどの車両走行に必要な情報を指し示す計器盤を有して車両の最前席の正面に搭載される内装部品である。
なお、図1中の符号DR1の方向が車両前後方向における前方向である。また、図1中の符号DR2の方向が車両前後方向における後ろ方向である。また、図3中の符号DR3の方向が車両上下方向における上方向である。図1中の符号DR4の方向が車両上下方向における下方向である。また、車両前後方向および車両上下方向に垂直な方向を車両左右方向として、図1中の符号DR5の方向が車両左右方向における左方向である。また、図1中の符号DR6の方向が車両左右方向における右方向である。また、本願における他の図においても、DR1、DR2、・・・、DR6に対応する方向は、以上で説明した通りである。
輻射ヒータ2は、輻射熱を放射して車両の乗員を暖める加熱手段として機能する装置である。図1に示すように、本実施形態における輻射ヒータ2は、ダッシュボード4に配置されている。すなわち、本実施形態における輻射ヒータ2は、ダッシュボード4をインストルメントパネルと称する場合におけるインパネアッパー部、すなわちインストルメントパネルの上側部分に配置されている。輻射ヒータ2は、ここでは、車両に搭載された電池、発電機などの電源から給電されて発熱する電気ヒータによって構成されている。また、輻射ヒータ2は、ECUすなわち電子制御ユニットによって、出力、温度、発熱量などが制御される。なお、輻射ヒータ2は、輻射ヒータ2を車両に固定するための図示しない固定機構を備え、この固定機構によって車両に固定されている。
図2、図3に示すように、輻射ヒータ2は、発熱して輻射熱を放射する放射部200を有する。放射部200は、ヒータ本体を構成する基板部20と、複数の発熱部21と、導電部である一対の端子22とを有する。放射部200は、表面200aを有する略四角形の薄い板状に形成されている。この放射部200の表面200aは、図1、図4に示すように、放射部200のうちステアリングホイール3側に配置された面である。すなわち、この放射部200の表面200aは、ステアリングホイール3に対して向けられた面である。輻射ヒータ2は、主として放射部200の表面200aに垂直な方向などに向けて輻射熱Rを放射する面状ヒータである。
基板部20は、優れた電気絶縁性および耐高温性を有する樹脂材料によって構成されている。図2、図3に示すように、基板部20は、表面層20a、裏面層20b、および中間層20cを有する多層基板である。図3に示すように、基板部20は、下から、裏面層20b、中間層20c、表面層20aの順に積層された構成とされている。表面層20aは、放射部200の表面200aとしての面を有する。図3に示すように、基板部20は、該表面200aとは反対側の裏面20baを有する。該裏面20baは、裏面層20bにおける表面層20aとは反対側の面として形成されている。
表面層20a、裏面層20b、および中間層20cは、発熱部21、端子22よりも熱伝導率が低い素材で構成された絶縁部とされている。すなわち、表面層20a、裏面層20b、および中間層20cは、発熱部21、端子22よりも熱抵抗が高い素材で構成されている。表面層20a、裏面層20b、および中間層20cは、例えばポリイミド樹脂によって構成される。また、裏面層20bは、例えば、発熱部21が発する熱が裏面層20bを挟んで発熱部21の反対側に移動することを抑制する断熱材あるいは緩衝材などで構成され得る。
複数の発熱部21は、それぞれ、少なくとも表面層20aに熱的に接続され、通電によって発熱する材料によって構成されている。各発熱部21は、例えば、銅、銀、錫、ステンレス、ニッケル、ニクロム等の金属材料によって構成される。図2に示すように、各発熱部21は、基板部20の面に平行な線状または板状に構成され、互いに所定間隔を空けて配置されている。
各発熱部21は、所定間隔を空けて配置される一対の端子22に両端が接続され、一対の端子22の間で隣りの発熱部21と所定間隔を空けて配置されている。具体的には、複数の発熱部21は、一対の端子22間を繋ぐと共に一対の端子22に対して並列に接続される。発熱部21を表面200aに投影した場合、発熱部21は、表面層20aの表面200aの略全体にわたって満遍なく配置されている。なお、複数の発熱部21は、基板部20によって外部から隔離されて保護されている。
本実施形態に係る車両用暖房装置1では、このように構成された発熱部21が発生させた熱が、基板部20などの部材を経由して、表面層20aの表面200aから放射部200の外部に輻射熱Rとして放射され、運転手などの乗員に対して提供される。
本実施形態に係る車両用暖房装置1では、所定の発熱量を得るために、発熱部21が所定の長さに設定されている。すなわち、発熱部21が、所定の抵抗値を有するように設定されている。また、各発熱部21が、横方向の熱抵抗が所定値となるように寸法や形状が設定されている。複数の発熱部21が、このように設定されることで、所定の電圧が印加されることにより所定の発熱量を発生させ、所定温度に上昇する。そして、所定温度に上昇した複数の発熱部21が、表面層20aを所定の放射温度(例えば、50℃)に加熱する。こうして、輻射ヒータ2の放射部200が、運転手などの乗員に暖房感を与える輻射熱Rを放射する。
図4に示すように、本車両用暖房装置1では、輻射ヒータ2の放射部200が、放射部200の表面200aに対する法線方向においてステアリングホイール3が位置するように、ステアリングホイール3から離されて配置されている。なお、本実施形態において、放射部200の表面200aに対する法線方向は、図4における紙面に平行な方向であり、例えば図4の符号N1や符号N2で示す方向である。
このため、図4に示すように、本車両用暖房装置1によれば、運転手がステアリングホイール3を手100で握った場合などにおいて、運転手の手100の表側100aが、放射部200の表面200aに対する法線方向において放射部200の表面200aに対向する。よって、このような場合において、輻射ヒータ2の表面200aから運転手の手100の表側100aへ輻射熱Rを放射することで、運転手の手100の表側100aなどを暖めることができる。ここで、本車両用暖房装置1では、輻射熱Rによって運転手の手100の表側100aを暖めるので、上記特許文献1の暖房装置のように運転手に異常な不快感を与えることは無い。
なお、図5に示すように、本実施形態に係る輻射ヒータ2は、図5における紙面に対する法線方向、すなわち車両の前後方向において重なるように配置されている。なお、放射部200の表面200aとステアリングホイール3の間には、放射部200の表面200aから放射された輻射熱Rを遮る部材が配置されていない。よって、本実施形態に係る車両用暖房装置1によれば、運転手がステアリングホイール3を手100で握ったときに、放射部200の表面200aから放射された輻射熱Rが運転手の手100の表側100aの指に伝わり易い。
また、本実施形態に係る車両用暖房装置1では特に、輻射ヒータ2がダッシュボード4に配置されている。
このため、本実施形態に係る車両用暖房装置1では、運転手の近くに輻射ヒータ2の放射部200が位置し、運転手に対して即効性および省電力性に優れる暖房を提供することができる。
上記で説明したように、本実施形態に係る車両用暖房装置1では、輻射ヒータ2の放射部200が、放射部200の表面200aに対する法線方向においてステアリングホイール3が位置するように、ステアリングホイール3から離されて配置されている。
このため、本実施形態に係る車両用暖房装置1によれば、運転手がステアリングホイール3を手100で握った場合などにおいて、運転手の手100の表側100aが、放射部200の表面200aに対する法線方向において放射部200の表面200aに対向する。よって、このような場合において、輻射ヒータ2の表面200aから運転手の手の表側100aへ輻射熱Rを放射することで、運転手の手の表側100aなどを暖めることができる。ここで、本実施形態に係る車両用暖房装置1では、輻射熱Rによって運転手の手100の表側100aを暖めるので、上記特許文献1の暖房装置のように運転手に異常な不快感を与えることは無い。
また、本実施形態に係る車両用暖房装置1では特に、輻射ヒータ2がダッシュボード4に配置されている。
このため、本実施形態に係る車両用暖房装置1では、運転手の近くに輻射ヒータ2の放射部200が位置し、運転手に対して即効性および省電力性に優れる暖房を提供することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について図6、図7を参照して説明する。本実施形態は、第1実施形態に係る車両用暖房装置1において輻射ヒータ2の放射部200の配置などを変更したものである。その他については基本的には第1実施形態と同様であるため、主として第1実施形態と異なる部分について説明する。
本発明の第2実施形態について図6、図7を参照して説明する。本実施形態は、第1実施形態に係る車両用暖房装置1において輻射ヒータ2の放射部200の配置などを変更したものである。その他については基本的には第1実施形態と同様であるため、主として第1実施形態と異なる部分について説明する。
図6、図7に示すように、本実施形態に係る車両用暖房装置1は、ダッシュボード4の一部であるインストルメントパネル4aを備える。なお、このインストルメントパネル4aは、従来の構成のものであり、図7に示すように、スピードメーターなどの車両走行に必要な情報を指し示す計器類4cを有する。
また、図6、図7に示すように、本実施形態に係る車両用暖房装置1は、ダッシュボード4の一部であるメータフード部41を備える。このメータフード部41は、従来の構成のもの、すなわちインストルメントパネル4aの車両上側や車両左右側等に位置してインストルメントパネル4aをカバーする部材である。本実施形態では、具体的には、図6に示すように、メータフード部41が、インストルメントパネル4aの周囲から車両後方側に突出する突出部41aを有する。そして、この突出部41aが、インストルメントパネル4aの車両上側や車両左右側等に位置して、インストルメントパネル4aをカバーしている。
図6、図7に示すように、本実施形態に係る車両用暖房装置1では、輻射ヒータ2の放射部200が、メータフード部41に配置されている。具体的には、輻射ヒータ2の放射部200は、メータフード部41の突出部41aにおける車両後方側の端部に配置されている。ここでは、図7に示すように、突出部41aが、インストルメントパネル4aの周囲の全周を取り囲んで環状に形成されている。そして、輻射ヒータ2の放射部200も、インストルメントパネル4aの周囲の全周を取り囲んで環状に形成されている。なお、本実施形態に係る車両用暖房装置1において、輻射ヒータ2の放射部200が、インストルメントパネル4aの周囲の全周のうち一部に配置されていても良い。
そして、本車両用暖房装置1においても、輻射ヒータ2の放射部200が、図7における紙面に対する法線方向においてステアリングホイール3が位置するように、ステアリングホイール3から離されてダッシュボード4に配置されている。なお、図7における紙面に対する法線方向は、放射部200の表面200aに対する法線方向である。つまり、本車両用暖房装置1では、輻射ヒータ2の放射部200が、放射部200の表面200aに対する法線方向においてステアリングホイール3が位置するように、ステアリングホイール3から離されて配置されている。
このため、本車両用暖房装置1においても、運転手がステアリングホイール3を手100で握った場合などにおいて、運転手の手100の表側100aが、放射部200の表面200aに対する法線方向において放射部200の表面200aに対向する。よって、このような場合において、放射部200の表面200aから運転手の手100の表側100aへ輻射熱Rを放射することで、運転手の手100の表側100aなどを暖めることができる。ここで、車両用暖房装置1では、輻射熱Rによって運転手の手100の表側100aを暖めるので、上記特許文献1の暖房装置のように運転手に異常な不快感を与えることは無い。
本実施形態では特に、輻射ヒータ2の放射部200が、メータフード部41に配置されている。
このため、本車両用暖房装置1によれば特に、運転手の近くに輻射ヒータ2の放射部200が位置し、運転手に対して即効性および省電力性に優れる暖房を提供することができる。
また、本実施形態に係る車両用暖房装置1では、輻射ヒータ2の放射部200が、メータフード部41の突出部41aにおける車両後方側の端部に配置されている。
このため、本車両用暖房装置1によれば、ダッシュボード4の意匠性を損なうことなく、かつ省スペース化を図りつつ、輻射ヒータ2の放射部200を配置することができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について図8、図9を参照して説明する。本実施形態は、第1実施形態に係る車両用暖房装置1において輻射ヒータ2の放射部200の配置などを変更したものである。その他については基本的には第1実施形態と同様であるため、主として第1実施形態と異なる部分について説明する。
本発明の第3実施形態について図8、図9を参照して説明する。本実施形態は、第1実施形態に係る車両用暖房装置1において輻射ヒータ2の放射部200の配置などを変更したものである。その他については基本的には第1実施形態と同様であるため、主として第1実施形態と異なる部分について説明する。
第1実施形態に係る車両用暖房装置1は、ダッシュボード4を有する構成とされていたが、本実施形態に係る車両用暖房装置1は、ダッシュボード4の代わりに、ステアリングコラム5を有する。
ステアリングコラム5は、従来と同様の構成のもので、すなわちステアリングホイール3の操作による回転をステアリングギアボックスへと伝達するためのステアリングシャフトなどを内包する部品である。本実施形態におけるステアリングコラム5は、図1に示すように、ステアリングホイール3と一体的に連動する連動部5aと、ステアリングホイール3と一体的に連動しない非連動部5bを有する。すなわち、この非連動部5bは、ステアリングホイール3とは別体の部分である。
また、図8、図9に示すように、本実施形態においても、輻射ヒータ2の放射部200が、放射部200の表面200aに対する法線方向においてステアリングホイール3が位置するように、ステアリングホイール3から離されて配置されている。なお、本実施形態において、放射部200の表面200aに対する法線方向は、例えば図9の符号N3で示す方向である。
このため、図4に示すように、本車両用暖房装置1では、運転手がステアリングホイール3を手100で握ったとき等において、運転手の手100の表側100aが、放射部200の表面200aに対する法線方向において放射部200の表面200aに対向する配置となる。よって、放射部200の表面200aから運転手の手100の表側100aへ輻射熱Rを放射することで、運転手の手100の表側100aなどを暖めることができる。ここで、車両用暖房装置1では、輻射熱Rによって運転手の手100の表側100aを暖めるので、上記特許文献1の暖房装置のように運転手に異常な不快感を与えることは無い。
本実施形態では特に、輻射ヒータ2の放射部200が、ステアリングコラム5に配置されている。
このため、本車両用暖房装置1によれば特に、運転手の近くに輻射ヒータ2の放射部200が位置し、運転手に対して即効性および省電力性に優れる暖房を提供することができる。
また、図9に示すように、本実施形態に係る車両用暖房装置1では特に、輻射ヒータ2の放射部200が、ステアリングコラム5のうちステアリングホイール3と一体的に連動する連動部5aに配置されている。
このため、本車両用暖房装置1によれば、輻射ヒータ2の放射部200が、運転手の操舵などによるステアリングホイール3の回転に連動して回転する。これにより、本車両用暖房装置1では、ステアリングホイール3の回転位相に関わらず所定の方向から運転手の手に対して輻射熱Rを放射することができる。
(他の実施形態)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
例えば、図10、図11に示すように、上記実施形態において、輻射ヒータ2の放射部200を、透明な導電材料で構成された透明導電膜を含む構成とし、インストルメントパネル4aに配置された計器類4cよりも車両後方側に配置しても良い。この場合、輻射ヒータ2の放射部200が透明導電膜で構成されることにより、運転手などの乗員による計器類4cの視認を可能としつつ、輻射ヒータ2によって暖房を行うことができる。なお、透明導電膜は、例えば酸化インジウムスズを含む膜によって構成され得る。
また、上記第1、第2実施形態において、輻射ヒータ2の放射部200を、ダッシュボード4におけるインストルメントパネル4a以外の部分に配置しても良い。例えば、図12〜14に示すように、車両の全席の乗員に空調風を吹き出す吹出口のグリル42に輻射ヒータ2の放射部200を配置しても良い。なお、図13は、グリル42が開いているときのグリル42および該グリル42に配置された輻射ヒータの放射部200の状態を示す図である。また、図14は、グリル42が閉じているときのグリル42および該グリル42に配置された輻射ヒータの放射部200の状態を示す図である。この場合、図14に示すように、グリル42が閉じているときには、グリル42が開いているとき等に比べて、運転手に対向する輻射ヒータ2の表面200aの面積が大きくなる。
また、上記第3実施形態では、輻射ヒータ2の放射部200を、ステアリングコラム5のうちステアリングホイール3と一体的に連動する連動部5aに配置していた。しかしながら、図15に示すように、第1実施形態において、輻射ヒータ2の放射部200を、ステアリングコラム5のうちステアリングホイール3と一体的に連動しないステアリングホイール3とは別体の非連動部5bに配置しても良い。この場合においても、輻射ヒータ2の表面200aから運転手の手100の表側100aへ輻射熱Rを放射することで、運転手に異常な不快感を与えること無く、運転手の手100の表側100aなどを暖めることができる。なお、この場合において、放射部200の表面200aに対する法線方向は、例えば図15の符号N4で示す方向である。
また、上記実施形態において、輻射ヒータ2とは別のヒータをステアリングホイール3に備えるようにしても良い。このヒータとしても輻射ヒータなどを採用できる。この場合、輻射ヒータ2によって運転手の手100の表側100aを暖めると共に、この別のヒータによって運転手の手100の裏側をも暖めることができる。
なお、当然のことながら、上記実施形態において、輻射ヒータ2の放射部200とステアリングホイール3の間の距離が短ければ短いほど、より効果的に運転手の手100の表側100aを暖めることができる。従って、上記本実施形態において、輻射ヒータ2の放射部200とステアリングホイール3の間の距離が例えば50cm以内となるように輻射ヒータ2の放射部200が配置されると特に好ましい。また、輻射ヒータ2の放射部200が、車両の幅方向における運転席側に配置されることが好ましい。運転席側は、例えば上記実施形態では、車両のうち車両左右方向における右側の領域である。すなわち、輻射ヒータ2の放射部200が、車両左右方向におけるにおけるステアリングホイール3が配置されている側に配置されることが好ましい。
(まとめ)
上記各実施形態の一部または全部で示された第1の観点では、輻射ヒータにおいて、輻射ヒータの放射部が、輻射ヒータにおけるステアリングホイール側の表面が該表面に対する法線方向に前記ステアリングホイールが位置するように、前記ステアリングホイールから離されて配置される。
(まとめ)
上記各実施形態の一部または全部で示された第1の観点では、輻射ヒータにおいて、輻射ヒータの放射部が、輻射ヒータにおけるステアリングホイール側の表面が該表面に対する法線方向に前記ステアリングホイールが位置するように、前記ステアリングホイールから離されて配置される。
上記各実施形態の一部または全部で示された第2の観点では、第1の観点において、輻射ヒータの放射部がダッシュボードに配置される。
この第2の観点によれば、運転手の近くに輻射ヒータ2の放射部200が位置し、運転手に対して即効性および省電力性に優れる暖房を提供することができる。
上記各実施形態の一部または全部で示された第3の観点では、第1の観点において、輻射ヒータの放射部がメータフード部に配置される。
この第3の観点によれば、運転手の近くに輻射ヒータ2の放射部200が位置し、運転手に対して即効性および省電力性に優れる暖房を提供することができる。
上記各実施形態の一部または全部で示された第4の観点では、第3の観点において、放射部が、メータフード部の突出部における車両後方側の端部に配置される。
この第4の観点によれば、ダッシュボードの意匠性を損なうことなく、かつ省スペース化を図りつつ、輻射ヒータの放射部を配置することができる。
上記各実施形態の一部または全部で示された第5の観点では、第2の観点において、放射部が、透明な導電材料で構成された透明膜を含む構成とされ、該透明膜がダッシュボードのうち計器類よりも車両後方側に配置される。
この第5の観点によれば、輻射ヒータの放射部が透明導電膜で構成されることにより、運転手などの乗員による計器類の視認を可能としつつ、輻射ヒータによって暖房を行うことができる。
上記各実施形態の一部または全部で示された第6の観点では、第1の観点において、放射部が、ステアリングコラムに配置される。
この第6の観点によれば、運転手の近くに輻射ヒータの放射部が位置し、運転手に対して即効性および省電力性に優れる暖房を提供することができる。
この第6の観点によれば、運転手の近くに輻射ヒータの放射部が位置し、運転手に対して即効性および省電力性に優れる暖房を提供することができる。
上記各実施形態の一部または全部で示された第7の観点では、第6の観点において、放射部が、ステアリングコラムのうちステアリングホイールと一体的に連動する部分に配置される。
この第7の観点によれば、輻射ヒータの放射部が、運転手の操舵などによるステアリングホイールの回転に連動して回転する。これにより、ステアリングホイールの回転位相に関わらず所定の方向から運転手の手に対して輻射熱を放射することができる。
1 車両用暖房装置
2 輻射ヒータ
3 ステアリングホイール
21 発熱部
200 放射部
200a 放射部の表面
2 輻射ヒータ
3 ステアリングホイール
21 発熱部
200 放射部
200a 放射部の表面
Claims (7)
- 車両に搭載され、発熱して輻射熱を放射する輻射ヒータであって、
前記車両のステアリングホイール(3)側の表面(200a)を有する放射部(200)を備え、
前記表面から前記放射部の外部に前記輻射熱が放射され、
前記放射部が、前記表面に対する法線方向に前記ステアリングホイールが位置するように、前記ステアリングホイールから離されて配置された構成とされている輻射ヒータ。 - 前記放射部がダッシュボード(4)に配置された構成とされている請求項1に記載の輻射ヒータ。
- 前記ダッシュボードが、メータフード部(41)を有し、
前記放射部が前記メータフード部に配置された構成とされている請求項2に記載の輻射ヒータ。 - 前記ダッシュボードが、計器類(4c)を備えるインストルメントパネル(4a)を有し、
前記メータフード部が、前記インストルメントパネルの周囲から車両後方側に突出する突出部(41a)を有し、
前記放射部が、前記突出部における車両後方側の端部に配置された構成とされている請求項3に記載の輻射ヒータ。 - 前記ダッシュボードが、計器類(4c)を備えるインストルメントパネル(4a)を有し、
前記放射部が、透明な導電材料で構成された透明膜を含む構成とされ、該透明膜が前記ダッシュボードのうち前記計器類よりも車両後方側に配置された構成とされている請求項2に記載の輻射ヒータ。 - 前記放射部が、ステアリングコラム(4)に配置された構成とされている請求項1に記載の輻射ヒータ。
- 前記放射部が、前記ステアリングコラムのうち前記ステアリングホイールと一体的に連動する部分(5a)に配置された構成とされている請求項6に記載の輻射ヒータ。
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---|---|---|---|
JP2016031364A JP2017149198A (ja) | 2016-02-22 | 2016-02-22 | 車両用暖房装置 |
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-
2016
- 2016-02-22 JP JP2016031364A patent/JP2017149198A/ja active Pending
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