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JP2017118228A - プログラム及びfax装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切な送信元情報を用いたFAX送信動作を指示可能なプログラムを提供する。【解決手段】プログラムは、FAX送信動作を実行可能なFAX装置に認証情報を送信する第1送信処理(S43)と、認証情報の応答として第1送信元情報を受信したことに応じて(S44:Yes)、第1送信元情報を用いたFAX送信動作の実行を指示する第1FAX指示情報を、FAX装置に送信する第1FAX指示処理(S45)と、認証情報の応答として第1送信元情報を受信していないことに応じて(S44:No)、第1送信元情報を用いないFAX送信動作の実行を指示する第2FAX指示情報を、FAX装置に送信する第2FAX指示処理(S46)とを携帯端末に実行させる。【選択図】図5

Description

本発明は、FAX装置にFAX送信動作を実行させる携帯端末のプログラムに関する。
特許文献1には、ファクシミリデータ及びステーションIDを、FAXプロトコルに従ってFAX送信するFAX装置が開示されている。ステーションIDは、ファクシミリデータの送信元(例えば、会社名、部署名等)を示すために、送信側のFAX装置に登録されている文字列である。また、ステーションIDは、TSIコマンドに含めて受信側のFAX装置に送信されると共に、ファクシミリデータで示される画像のヘッダ部に含められる。これにより、受信側のFAX装置は、ファクシミリデータの送信元を、ステーションIDによって識別することができる。
特開2009−153209号公報
近年、携帯端末にインストールされるアプリケーションであって、携帯端末からFAX装置にFAX送信動作を指示することができるアプリケーションが開発されている。しかしながら、特許文献1には、携帯端末がFAX装置にFAX送信動作を指示する場合に、ステーションIDをどのように取り扱うべきかが記載されていない。そして、ステーションIDの取り扱いを考慮せずに、FAX装置へのFAX送信動作の指示を携帯端末に行わせると、様々なデメリットを生じる可能性がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、FAX装置にFAX送信動作を指示する携帯端末にインストールされるプログラムであって、適切な送信元情報を用いたFAX送信動作を指示することが可能なプログラムを提供することにある。
本明細書の一形態に係るプログラムは、通信インタフェースを備える携帯端末によって読み取り可能である。該プログラムは、FAX送信動作を実行可能なFAX装置に、前記通信インタフェースを通じて認証情報を送信する第1送信処理を前記携帯端末に実行させる。前記認証情報は、第1送信元情報を用いた前記FAX送信動作を指示する権限を有することを示すための情報である。前記第1送信元情報は、前記FAX送信動作で送信される画像データの送信元を示すために、前記FAX装置に登録された情報である。該プログラムは、前記認証情報の応答として前記FAX装置によって送信された前記第1送信元情報を、前記通信インタフェースを通じて受信する第1受信処理を前記携帯端末に実行させることが可能である。該プログラムは、前記第1受信処理で前記第1送信元情報を受信したことに応じて、前記通信インタフェースを通じて前記FAX装置に第1FAX指示情報を送信する第1FAX指示処理を前記携帯端末に実行させる。前記第1FAX指示情報は、前記第1受信処理で受信した前記第1送信元情報を用いた前記FAX送信動作の実行を指示するための情報である。該プログラムは、前記第1受信処理で前記第1送信元情報を受信していないことに応じて、前記通信インタフェースを通じて前記FAX装置に第2FAX指示情報を送信する第2FAX指示処理を前記携帯端末に実行させる。前記第2FAX指示情報は、前記第1送信元情報を用いない前記FAX送信動作の実行を指示するための情報である。
上記構成によれば、認証情報の応答として第1送信元情報を取得した携帯端末のみが、換言すればFAX装置によって認証された携帯端末のみが、第1送信元情報を用いたFAX送信動作の実行をFAX装置に指示することができる。その結果、例えば、第1送信元情報で示される送信元に所属していない携帯端末のユーザによって、第1送信元情報を用いたFAX送信動作が指示されるというデメリットを抑制できる。すなわち、当該プログラムによれば、適切な送信元情報を用いたFAX送信動作を指示することができる。
本明細書の他の形態に係るプログラムは、入力インタフェースと、通信インタフェースとを備える携帯端末によって読み取り可能である。該プログラムは、第1指示操作及び第2指示操作の一方を前記入力インタフェースを通じて受け付ける受付処理を前記携帯端末に実行させる。前記第1指示操作は、第1送信元情報を用いたFAX送信動作の実行指示に対応する。前記第2指示操作は、前記第1送信元情報を用いない前記FAX送信動作の実行指示に対応する。前記第1送信元情報は、前記FAX送信動作で送信される画像データの送信元を示すために、前記FAX装置に登録された情報である。該プログラムは、前記受付処理で前記第1指示操作を受け付けたことに応じて、前記通信インタフェースを通じて前記FAX装置から前記第1送信元情報を受信する第1受信処理と、前記通信インタフェースを通じて前記FAX装置に第1FAX指示情報を送信する第1FAX指示処理とを前記携帯端末に実行させる。前記第1FAX指示情報は、前記第1受信処理で受信した前記第1送信元情報を用いた前記FAX送信動作の実行を指示するための情報である。該プログラムは、前記受付処理で前記第2指示操作を受け付けたことに応じて、前記通信インタフェースを通じて前記FAX装置に第2FAX指示情報を送信する第2FAX指示処理を前記携帯端末に実行させる。前記第2FAX指示情報は、前記第1送信元情報を用いない前記FAX送信動作の実行を指示するための情報である。
上記構成によれば、FAX送信動作に第1送信元情報を用いるか否かを、ユーザに選択させることができる。その結果、例えば、携帯端末のユーザが普段使用しているFAX装置とは別のFAX装置にFAX送信動作を実行させる場合に、当該ユーザの所属と異なる送信元を示す送信元情報が使用されるというデメリットを抑制できる。すなわち、当該プログラムによれば、適切な送信元情報を用いたFAX送信動作を指示することができる。
本明細書の一形態に係るFAX装置は、メモリと、通信インタフェースと、FAX送信動作を実行するFAX部と、制御部とを備える。前記メモリは、前記FAX送信動作で送信される画像データの送信元を示す第1送信元情報と、前記第1送信元情報を用いた前記FAX送信動作を指示する権限を有することを示すための登録認証情報とを記憶している。前記制御部は、前記通信インタフェースを通じて携帯端末から受信認証情報を受信する第1受信処理と、前記登録認証情報と前記受信認証情報とが一致するか否かを判断する判断処理と、前記判断処理で一致と判断したことに応じて、前記メモリに記憶されている前記第1送信元情報を、前記通信インタフェースを通じて前記携帯端末に送信する送信処理と、前記送信処理で前記第1送信元情報を送信した前記携帯端末から、前記通信インタフェースを通じて第1FAX指示情報を受信する第2受信処理とを実行する。前記第1FAX指示情報は、前記第1送信元情報を用いた前記FAX送信動作の実行を指示するための情報である。前記制御部は、前記第2受信処理で受信した前記第1FAX指示情報に従って、前記FAX部に前記FAX送信動作を実行させるFAX処理を実行する。
本明細書の他の形態に係るFAX装置は、メモリと、通信インタフェースと、入力インタフェースと、FAX送信動作を実行するFAX部と、制御部とを備える。前記メモリは、前記FAX送信動作で送信される画像データの送信元を示す第1送信元情報を記憶している。前記制御部は、前記FAX送信動作を指示する指示操作を前記入力インタフェースを通じて受け付ける受付処理と、前記受付処理で前記指示操作を受け付けたことに応じて、前記メモリに記憶された前記第1送信元情報を用いた前記FAX送信動作を、前記FAX部に実行させる第1FAX処理とを実行する。前記制御部は、前記FAX送信動作の実行を指示するFAX指示情報を、前記通信インタフェースを通じて携帯端末から受信する受信処理と、前記受信処理で前記FAX指示情報を受信したことに応じて、前記FAX指示情報に含まれる第2送信元情報を用いた前記FAX送信動作を、前記FAX部に実行させる第2FAX処理とを実行する。前記第2送信元情報は、前記FAX送信動作で送信される前記画像データの送信元を示すために、前記携帯端末に登録された情報である。
図1は、実施形態に係るシステム100を構成する複合機10及び携帯端末50のブロック図である。 図2は、データ記憶領域32B、62Bに記憶される情報の例であって、(A)は第1送信元情報を、(B)は端末情報リストを、(C)は第2送信元情報を、(D)は装置情報リストを示す。 図3は、登録処理のフローチャートである。 図4は、FAX指示処理のフローチャートである。 図5は、FAX指示送信処理のフローチャートである。 図6は、応答処理のフローチャートである。 図7は、FAX処理のフローチャートである。 図8は、ディスプレイ53の表示例であって、(A)は取得元選択画面を、(B)はデータ選択画面を示す。 図9は、ディスプレイ53の表示例であって、(A)はチェックボックス132がチェック可能なプレビュー画面を、(B)はチェックボックス132がチェック不能なプレビュー画面を示す。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。例えば、後述する各処理の実行順序は、本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜変更することができる。
図1は、本実施形態に係るシステム100の概略図である。図1に示されるシステム100は、複合機10と、携帯端末50とで構成されている。複合機10及び携帯端末50は、相互に通信可能に構成されている。複合機10及び携帯端末50の通信方法は、所謂直接無線通信であってもよいし、通信ネットワーク101を通じた間接通信であってもよい。通信ネットワーク101は、例えば、有線LAN(Local Area Networkの略)、無線LAN、或いはこれらの組み合わせであってもよい。
[複合機10]
複合機10は、図1に示されるように、プリンタ11と、スキャナ12と、FAX部13と、ディスプレイ23と、入力I/F(InterFaceの略)24と、NFC(Near Field Communicationの略)通信I/F25と、Wi−Fi(Wi−Fi Allianceの登録商標)通信I/F26と、CPU(Central Processing Unitの略)31と、メモリ32と、通信バス33とを主に備える。複合機10を構成する各構成要素は、通信バス33を通じて相互に接続されている。複合機10は、FAX装置の一例である。
[プリンタ11、スキャナ12]
プリンタ11は、画像データで示される画像を記録用紙に記録する記録動作を実行する。記録用紙は、シート或いは被記録媒体の一例である。プリンタ11の記録方式として、インクジェット方式や電子写真方式などの公知の方式を採用することができる。スキャナ12は、原稿に記録されている画像を読み取って画像データを生成する読取動作を実行する。なお、プリンタ11及びスキャナ12は、省略可能である。
[FAX部13]
FAX部13は、FAXプロトコルに準拠した方式で画像データを送受信するFAX送信動作及びFAX受信動作を実行する。FAX部13は、後述するように、送信元情報を用いてFAX送信動作を実行することができる。また、FAX部13は、入力I/F24を通じたユーザの指示に応じて、FAX送信動作に用いる送信元情報が切替可能な切替可能状態と、FAX送信動作に用いる送信元情報が切替不可能な切替不能状態とに、状態遷移することができてもよい。すなわち、切替可能状態のFAX部13は、外部から指定された送信元情報を用いて、FAX送信動作を実行することができる。一方、切替不能状態のFAX部13は、データ記憶領域32Bに記憶された第1送信元情報を用いたFAX送信動作のみを実行することができる。
[ディスプレイ23]
ディスプレイ23は、各種情報を表示する表示画面を備える。ディスプレイ23としては、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Displayの略)、有機ELディスプレイ(Organic Electro−Luminescence Displayの略)等を採用することができる。
[入力I/F24]
入力I/F24は、ユーザによる入力操作を受け付けるユーザインタフェースである。具体的には、入力I/F24はボタンを有しており、押下されたボタンに対応づけられた各種の操作信号をCPU31へ出力する。さらに、入力I/F24は、ディスプレイ23の表示画面に重畳された膜状のタッチセンサを有していてもよい。すなわち、ディスプレイ23がタッチパネルディスプレイとして構成されてもよい。ディスプレイ23の表示画面に表示されたオブジェクトを指定する操作、文字列或いは数字列を入力する操作は、入力操作の一例である。
なお、「オブジェクト」とは、ユーザが入力I/F24を操作することによって指定可能な画像を指す。一例として、オブジェクトはディスプレイ23に表示された文字列、アイコン、ボタン、リンク等であってよい。オブジェクトは、入力I/F24の方向キー或いは決定ボタンを押下することによって指定されてもよい。入力I/F24がタッチパネルである場合、ディスプレイ23に表示されたオブジェクトは、表示位置へのタッチによって指定されてもよい。
タッチパネルとして実現される入力I/F24は、ユーザがタッチした表示画面上の位置を示す位置情報を出力する。なお、本明細書中における「タッチ」とは、入力媒体を表示画面に接触させる操作全般を含む。すなわち、タッチした入力媒体を所定時間内に表示画面から離間させるタップ操作、ロングタッチ操作、タッチした入力媒体を表示画面上でスライドさせるスライド操作、フリック操作、ピンチイン操作、ピンチアウト操作等は、タッチの一例である。
また、入力媒体が表示画面に触れていなくても、表示画面との間の距離がごく僅かな位置まで入力媒体を近接させることを、前述の「タッチ」の概念に含めてもよい。さらに入力媒体とは、ユーザの指であってもよいし、タッチペン等であってもよい。以下、ディスプレイ53に表示されたアイコンの位置のタップを、当該アイコンを指定する入力操作の一例として説明する。
[NFC通信I/F25]
NFC通信I/F25は、外部装置との間で無線信号を送受信することが可能な通信インタフェースである。すなわち、複合機10は、NFC通信I/F25を通じて携帯端末50に各種情報を出力し、NFC通信I/F25を通じて携帯端末50から各種情報を受信する。なお、NFC通信I/F25を通じた無線通信の範囲は、Wi−Fi通信I/F26より狭い。また、NFC通信I/F25を通じた無線通信(以下、「NFC通信」と表記する)の速度は、Wi−Fi通信I/F26を通じた通信(以下、「Wi−Fi通信」と表記する。)より遅い。
NFC通信I/F25は、NFC規格に準拠した近接無線方式で無線通信を行うためのインタフェースである。NFC通信I/F25を通じた外部装置との無線通信は、直接通信或いは近接無線通信の一例である。NFC通信I/F25には、外部装置との間で受け渡すための情報を記憶する記憶部を有するICチップが搭載されている。NFC規格は、近接無線通信プロトコルの一例である。また、近接通信プロトコルの他の例として、TransferJet(TransferJet コンソーシアムの登録商標)等を採用してもよい。
[Wi−Fi通信I/F26]
Wi−Fi通信I/F26は、外部装置と通信可能なインタフェースである。複合機10は、Wi−Fi通信I/F26を通じて携帯端末50に各種情報を出力し、Wi−Fi通信I/F26を通じて携帯端末50から各種情報を受信する。Wi−Fi通信I/F26は、通信ネットワーク101を通じて外部装置と無線通信する間接無線通信が可能である。より詳細には、Wi−Fi通信I/F26は、アクセスポイント等の中継装置を経由して、外部装置と無線通信することができる。また、Wi−Fi通信I/F26は、中継装置を経由せずに外部装置と無線通信する直接無線通信が可能であってもよい。Wi−Fi通信のうち中継装置を経由しない無線通信を、「Wi−Fiダイレクト通信」と表記する。Wi−Fi通信I/F26の具体的な通信手順は特に限定されないが、例えば、間接無線通信にWi−Fiを採用し、直接無線通信にWi−Fiダイレクトを採用することができる。
[CPU31]
CPU31は、複合機10の全体動作を制御するものである。CPU31は、入力I/F24から出力される各種情報、NFC通信I/F25及びWi−Fi通信I/F26を通じて外部装置から取得した各種情報等に基づいて、後述する各種プログラムをメモリ32から取得して実行する。CPU31及びメモリ32は、制御部の一例を構成する。
[メモリ32]
メモリ32は、プログラム記憶領域32Aと、データ記憶領域32Bとを有する。プログラム記憶領域32Aには、OS(Operating Systemの略)34と、装置プログラム35とが格納される。なお、装置プログラム35は、単一のプログラムであってもよいし、複数のプログラムの集合体であってもよい。データ記憶領域32Bには、装置プログラム35の実行に必要なデータ或いは情報が記憶される。
なお、本明細書中の「データ」と「情報」とは、コンピュータによって取り扱い可能なビット或いはビット列である点において共通する。「データ」とは、各ビットが示す意味内容をコンピュータが考慮することなく取り扱えるものを指す。これに対して、「情報」とは、各ビットが示す意味内容によってコンピュータの動作が分岐するものを指す。さらに、「指示」は、送信先の装置に対して次の動作を促すための制御信号であって、情報を含んでいることもあるし、それ自体が情報としての性質を有していることもある。
また、「データ」及び「情報」は、形式(例えば、テキスト形式、バイナリ形式、フラグ形式等)がコンピュータ毎に変更されたとしても、同一の意味内容と認識される限り、同一のデータ及び情報として取り扱われる。例えば、「2つ」であることを示す情報が、あるコンピュータではASCIIコードで”0x32“というテキスト形式の情報として保持され、別のコンピュータでは二進数表記で”10“というバイナリ形式の情報として保持されてもよい。
但し、上記の「データ」及び「情報」の区別は厳密なものではなく、例外的な取り扱いも許容される。例えば、データが一時的に情報として扱われてもよいし、情報が一時的にデータとして扱われてもよい。また、ある装置ではデータとして扱われるものが、他の装置では情報として扱われてもよい。さらには、データの中から情報が取り出されてもよいし、情報の中からデータが取り出されてもよい。
メモリ32は、例えば、RAM(Random Access Memoryの略)、ROM(Read Only Memoryの略)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memoryの略)、HDD(Hard Disk Driveの略)、複合機10に着脱されるUSBメモリ等の可搬記憶媒体、CPU31が備えるバッファ等、或いはそれらの組み合わせによって構成される。
なお、メモリ32は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non−transitoryな媒体である。non−transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体も含まれる。また、non−transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non−transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。
プログラム記憶領域32Aに記憶されているプログラムは、CPU31によって実行される。しかしながら、本明細書では、CPU31を省略して各プログラムの動作を説明することがある。すなわち、以下の説明において、「プログラムAが処理Aを実行する」という趣旨の記述は、「CPU31がプログラムAに記述された処理Aを実行する」ことを指してもよい。後述する携帯端末50についても同様である。
また、プログラム記憶領域32Aに記憶されているプログラムは、事象を判断し、判断結果に応じて動作する。しかしながら、本明細書では、判断することを省略して各プログラムの動作を説明することがある。すなわち、以下の説明において、「プログラムが条件Aに応じて、処理Aを実行する」という趣旨の記述は、「プログラムは条件Aであるか否かを判断する。プログラムは、肯定判断であることに応じて、処理Aを実行する」ことを指してもよい。後述する携帯端末50についても同様である。
また、プログラム記憶領域32Aに記憶されているプログラムは、データ等を特定し、取得し、抽出し、決定し、或いは選択する。プログラムがデータ等を特定するとは、例えば、複数のデータ等のうちから条件に合致するデータを特定し、当該データ等そのもの或いは当該データ等を識別するための情報を、予め定められた記憶領域に記憶させる処理を指す。データ等を識別するための情報とは、例えば、当該データ等を識別するための識別情報、当該データ等が記憶された配列のインデックス、当該データ等が記憶された記憶領域のポインタ等である。プログラムがデータ等を取得し、抽出し、決定し、或いは選択する処理も同様である。後述する携帯端末50についても同様である。
OS34は、複合機10を構成するハードウェアであるプリンタ11、スキャナ12、ディスプレイ23、入力I/F24、NFC通信I/F25、及びWi−Fi通信I/F26等を制御するためのAPI(Application Programming Interfaceの略)を提供する基本プログラムである。すなわち、上記の各プログラムは、OS34が提供するAPIを呼び出すことによって、各ハードウェアを制御する。しかしながら、本明細書では、OS34を省略して各プログラムの動作を説明することがある。すなわち、以下の説明において、「プログラムBがハードウェアCを制御する」という趣旨の記述は、「プログラムBがOS34のAPIを通じてハードウェアCを制御する」ことを指してもよい。後述する携帯端末50についても同様である。
メモリ32のデータ記憶領域32Bは、図2(A)に示されるように、第1送信元情報を記憶することができる。第1送信元情報は、例えば、入力I/F24を通じてユーザによって入力された文字列である。第1送信元情報は、一般的には、FAX部13によるFAX送信動作で送信される画像データの送信元を示すために、複合機10のユーザによって入力される。本実施形態に係る複合機10には、“xx株式会社 総務部”の文字列が第1送信元情報として登録されている。
また、データ記憶領域32Bは、図2(B)に示されるように、登録情報と、登録情報に対応付けられた認証キーとを記憶することができる。以下、図2(B)に示される情報全体を「端末情報リスト」と表記することがあり、端末情報リストにおいて互いに対応付けられた登録情報及び認証キーのセットを「端末情報レコード」と表記することがある。すなわち、端末情報リストは、複数の端末情報レコードを含むことができる。
登録情報は、携帯端末50及び携帯端末50のユーザを識別するための情報である。登録情報は、例えば、携帯端末50のユーザによって入力I/F24を通じて入力される。本実施形態に係る登録情報は、携帯端末50の端末プログラム65にユニークに割り当てられた端末IDである。但し、登録情報の具体例はこれに限定されず、携帯端末50に設定された電話番号でもよいし、Wi−Fi通信I/F56に割り当てられたMAC(Media Access Controlの略)アドレスでもよいし、携帯端末50のユーザの所属を表す文字列(例えば、“xx株式会社 営業部”等)でもよい。
認証キーは、第1送信元情報を用いたFAX送信動作を指示する権限を有することを示すための認証情報の一例である。本実施形態に係る認証キーは、複数桁の数字列である。但し、認証キーの具体例は特に限定されず、文字列であってもよいし、バイナリデータであってもよい。また、本実施形態に係る認証キーは、装置プログラム35によって発行される。但し、認証キーは、例えば、携帯端末50のユーザによって登録情報と共に入力されてもよい。
さらに図示は省略するが、データ記憶領域32Bは、切替フラグを記憶することができる。切替フラグには、FAX部13が切替可能状態であることを示す第1値“ON”、或いはFAX部13が切替不能状態であることを示す第2値“OFF”が設定される。切替フラグの設定値は、複合機10の出荷時にメーカによって設定されてもよいし、入力I/F24を通じてユーザによって設定されてもよいし、Wi−Fi通信I/F26を通じて携帯端末50等によって設定されてもよい。
[携帯端末50]
携帯端末50は、図1に示されるように、ディスプレイ53と、入力I/F54と、NFC通信I/F55と、Wi−Fi通信I/F56と、CPU61と、メモリ62と、通信バス63とを主に備える。携帯端末50に含まれるディスプレイ53、入力I/F54、NFC通信I/F55、Wi−Fi通信I/F56、CPU61、メモリ62、及び通信バス63は、複合機10に含まれるディスプレイ23、入力I/F24、NFC通信I/F25、Wi−Fi通信I/F26、CPU31、メモリ32、及び通信バス33と同様の構成であるので、説明は省略する。
携帯端末50は、例えば、携帯電話、スマートフォン、或いはタブレット端末等である。CPU61及びメモリ62は、制御部の一例を構成する。Wi−Fi通信I/F56は第1通信I/Fの一例であり、NFC通信I/F55は第2通信I/Fの一例であり、NFC通信I/F55及びWi−Fi通信I/F56は通信I/Fの一例である。
メモリ62のプログラム記憶領域62Aは、OS64と、端末プログラム65とを記憶している。OS64は、例えば、Android(Google inc.の登録商標) OS、iOS(Cisco Systems,Inc.の登録商標)、Windows Phone(Microsoft Corporationの登録商標) Operating System等であってもよい。
メモリ62のデータ記憶領域62Bは、図2(C)に示されるように、第2送信元情報を記憶することができる。第2送信元情報は、例えば、入力I/F54を通じてユーザによって入力された文字列である。第2送信元情報は、一般的には、FAX部13によるFAX送信動作で送信される画像データの送信元を示すために、携帯端末50のユーザによって入力される。本実施形態に係る携帯端末50には、“xx株式会社 営業部”の文字列が第2送信元情報として登録されている。
また、データ記憶領域32Bは、図2(D)に示されるように、装置IDと、装置IDに対応付けられた認証キーとを記憶することができる。以下、図2(D)に示される情報全体を「装置情報リスト」と表記することがあり、装置情報リストにおいて互いに対応付けられた装置ID及び認証キーのセットを「装置情報レコード」と表記することがある。すなわち、装置情報リストは、複数の装置情報レコードを含むことができる。
装置IDは、複合機10を識別する装置識別情報である。認証キーは、対応する装置IDで識別される複合機10から取得したものである。すなわち、複合機10及び携帯端末50には、同一の認証キーが登録されている。さらに図示は省略するが、データ記憶領域62Bには、データフォルダが設けられていてもよい。データフォルダには、例えば、写真データ、文書データ、プレゼンテーションデータ、表計算データ等が格納されていてもよい。
[システム100の動作]
図3〜図7を参照して、本実施形態に係るシステム100の動作を説明する。
まず、本実施形態に係るシステム100は、登録処理を実行する。登録処理は、第1送信元情報を用いたFAX送信動作の実行を携帯端末50を通じて複合機10に指示できるように、携帯端末50を複合機10に登録する処理である。図3を参照して、登録処理の詳細を説明する。
まず、複合機10の装置プログラム35は、携帯端末50の端末ID“Term−A”を入力する入力操作を、入力I/F24を通じて受け付ける(S11)。なお、装置プログラム35は、例えば、NFC通信I/F25或いはWi−Fi通信I/F26を通じて携帯端末50から端末IDを受信してもよい。次に、装置プログラム35は、認証キー“1234”を生成する(S12)。次に、装置プログラム35は、ステップS11で入力された端末ID“Term−A”と、ステップS12で生成した認証キー“1234”とを含む端末情報レコードを、端末情報リストに追加する(S13)。
次に、装置プログラム35は、NFC通信I/F25を通じてポーリング信号を、所定の時間間隔で繰り返し送出する(S14)。次に、装置プログラム35は、複合機10及び携帯端末50がNFC通信可能な程度に近づけられた、より詳細には、ポーリング信号の応答であるレスポンス信号をNFC通信I/F25を通じて携帯端末50から受信したことに応じて、NFC規格に準拠した手順で通信リンクを確立する(S15)。そして、装置プログラム35は、複合機10の装置ID“MFP−A”及びステップS12で生成した認証キー“1234”を、通信リンクが確立されたNFC通信I/F25を通じて携帯端末50に送信する(S16)。
次に、携帯端末50の端末プログラム65は、通信リンクが確立されたNFC通信I/F55を通じて複合機10から装置ID“MFP−A”及び認証キー“1234”を受信する(S16)。そして、端末プログラム65は、ステップS16で受信した装置ID“MFP−A”及び認証キー“1234”を含む装置情報レコードを、装置情報リストに追加する(S17)。携帯端末50が実行するステップS16の処理は認証情報受信処理の一例であり、ステップS17の処理は記憶処理の一例である。
次に、本実施形態に係る携帯端末50は、FAX指示処理を実行する。FAX指示処理は、FAX送信動作の実行を複合機10に指示する処理である。また、本実施形態に係る複合機10は、応答処理及びFAX処理を実行する。以下、図4を参照してFAX指示処理の詳細を、図6を参照して応答処理の詳細を、図7を参照してFAX処理の詳細を説明する。
まず、携帯端末50の端末プログラム65は、取得元選択画面をディスプレイ53に表示させる(S21)。図8(A)は、取得元選択画面の一例である。図8(A)に示される取得元選択画面は、[ローカル]アイコン111と、[スキャン]アイコン112とを含む。[ローカル]アイコン111は、データ記憶領域62Bに記憶されている画像データ或いはインターネット上の不図示のサーバに記憶されている画像データを、FAX部13にFAX送信させる指示に対応する。[スキャン]アイコン112は、スキャナ12に読取動作を実行させ、読取動作で生成された画像データをFAX部13にFAX送信させる指示に対応する。そして、端末プログラム65は、取得元選択画面に対する入力操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S22)。
そして、端末プログラム65は、[ローカル]アイコン111の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S22:[ローカル]アイコン)、データ選択画面をディスプレイ53に表示させる(S23)。[ローカル]アイコン111を指定する操作は、第2指示操作の一例である。図8(B)は、データ選択画面の一例である。図8(B)に示されるデータ選択画面は、複数のデータアイコン121、122、123を含む。データアイコン121〜123は、例えば、データフォルダに格納された各種データ、或いはインターネット上の不図示のサーバに記憶された各種データに対応する。そして、端末プログラム65は、データ選択画面に対する入力操作を入力I/F54を通じて受け付ける(S24)。
次に、端末プログラム65は、例えばデータアイコン121の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S24:Yes)、データアイコン121に対応するデータ“写真.JPEG”をFAXデータに決定する。すなわち、端末プログラム65は、FAXデータのデータID“写真.JPEG”をデータ記憶領域62Bに一時記憶させる。FAXデータは、複合機10によるFAX送信動作の対象となる画像データを指す。データアイコン121〜123の1つの指定は、FAXデータを指定する入力操作の一例である。
次に、端末プログラム65は、Wi−Fi通信I/F56を通じて複合機10に問合せ情報を送信する(S25)。問合せ情報は、FAX送信動作に用いる送信元情報を切替可能か否かを問い合わせるための情報である。換言すれば、問合せ情報は、FAX部13が切替可能状態及び切替不能状態のどちらかを問い合わせるための情報である。ステップS25の処理は、第2送信処理の一例である。
一方、複合機10の装置プログラム35は、図6に示されるように、Wi−Fi通信I/F26を通じて携帯端末50から問合せ情報を受信する(S51:問合せ情報)。次に、装置プログラム35は、データ記憶領域32Bに記憶された切替フラグの設定値に基づいて、FAX部13が切替可能状態及び切替不能状態のどちらであるかを判断する(S52)。そして、装置プログラム35は、FAX部13が切替可能状態と判断したことに応じて(S52:Yes)、Wi−Fi通信I/F26を通じて携帯端末50に切替可能情報を送信する(S53)。
切替可能情報は、FAX部13が切替可能状態であることを示すための情報、換言すれば、切替フラグに“ON”が設定されていることを示すための情報である。一方、装置プログラム35は、FAX部13が切替不能状態と判断したことに応じて(S52:No)、Wi−Fi通信I/F26を通じて携帯端末50に切替不能情報を送信する(S54)。切替不能情報は、FAX部13が切替不能状態であることを示すための情報、換言すれば、切替フラグに“OFF”が設定されていることを示すための情報である。
次に、携帯端末50の端末プログラム65は、図4に示されるように、切替可能情報或いは切替不能情報を問合せ情報の応答として、Wi−Fi通信I/F26を通じて複合機10から受信する(S26)。なお、送信元情報を切り替える機能が実装されていないFAX装置、換言すれば、第1送信元情報を使用したFAX送信動作のみを実行可能なFAX装置に問合せ情報を送信した場合、端末プログラム65は、問合せ情報を送信してから所定の時間が経過しても応答を受信することができない。この場合の処理は、切替不能情報を受信した場合に準ずるものとする。
次に、端末プログラム65は、ステップS26で切替可能情報を受信したことに応じて(S26:Yes)、図9(A)に示されるプレビュー画面をディスプレイ53に表示させる(S27)。一方、端末プログラム65は、ステップS26で切替不能情報を受信したことに応じて(S26:No)、図9(B)に示されるプレビュー画面をディスプレイ53に表示させる(S28)。そして、端末プログラム65は、プレビュー画面に対する入力操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S29)。ステップS26の処理は第2受信処理の一例であり、ステップS29の処理は受付処理の一例である。
図9(A)は、切替可能情報を受信したことに対応するプレビュー画面の一例である。図9(A)に示されるプレビュー画面は、プレビュー画像131と、チェックボックス132と、[FAX]アイコン133とを含む。プレビュー画像131は、FAXデータ“写真.JPEG”をFAX受信動作で受信したFAX装置によって出力される画像を、プレビューするための画像である。チェックボックス132は、複合機10から第1送信元情報を取得する指示に対応する。[FAX]アイコン133は、複合機10にFAX送信動作を実行させる指示に対応する。
一方、図9(B)は、切替不能情報を受信したことに対応するプレビュー画面の一例である。図9(B)に示されるプレビュー画面は、チェックボックス132がチェック不能な点において図9(A)と相違し、その他の点において図9(A)と共通する。すなわち、端末プログラム65は、複合機10から切替可能情報を受信したことに応じて(S26:Yes)、チェック可能なチェックボックス132を含むプレビュー画面をディスプレイ53に表示させる(S27)。一方、端末プログラム65は、複合機10から切替不能情報を受信したことに応じて(S26:No)、チェック不可能なチェックボックス132を含むプレビュー画面をディスプレイ53に表示させる(S28)。
次に、端末プログラム65は、[FAX]アイコン133の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S29:Yes)、FAX指示送信処理を実行する(S30)。FAX指示送信処理は、FAX送信動作に用いる送信元情報を決定すると共に、FAX指示情報を複合機10に送信する処理である。図5を参照して、FAX指示送信処理の詳細を説明する。
まず、端末プログラム65は、チェックボックス132がチェックされた状態で[FAX]アイコン133が指定されたか否かを判断する(S41)。チェックボックス132をチェックしてから[FAX]アイコン133を指定する入力操作は、第1送信元情報を用いたFAX送信動作の実行指示に対応する第1指示操作の一例である。チェックボックス132をチェックせずに[FAX]アイコン133を指定する入力操作は、第1送信元情報を用いないFAX送信動作の実行指示に対応する第2指示操作の一例である。
そして、端末プログラム65は、第1指示操作を受け付けたと判断したことに応じて(S41:あり)、NFC通信I/F55を通じて複合機10から装置ID“MFP−A”及び接続情報を受信する(S42)。接続情報は、複合機10とWi−Fiダイレクト接続するために必要な情報である。接続情報は、例えば、IP(Internet Protocolの略)アドレス、MACアドレス、或いはSSID(Service Set IDentifierの略)等であってもよい。なお、NFC通信の通信リンクを確立する手順等は、ステップS14、S15と同様であってもよい。ステップS42の処理は、接続情報受信処理の一例である。
次に、端末プログラム65は、ステップS42で受信した接続情報を用いて、Wi−Fi通信I/F56と、複合機10のWi−Fi通信I/F26とをWi−Fiダイレクト接続する。また、端末プログラム65は、ステップS42で受信した装置ID“MFP−A”に対応付けられた認証キー“1234”を装置情報リストから読み出す。そして、端末プログラム65は、Wi−Fiダイレクト接続されたWi−Fi通信I/F56を通じて複合機10に、端末ID“Term−A”及び読み出した認証キー“1234”を送信する(S43)。ステップS43の処理は、第1送信処理の一例である。
一方、複合機10の装置プログラム35は、図6に示されるように、Wi−Fiダイレクト接続されたWi−Fi通信I/F26を通じて携帯端末50から端末ID“Term−A”及び認証キー“1234”を受信する(S51:認証キー)。次に、装置プログラム35は、ステップS51で受信した端末ID及び認証キーを含む端末情報レコードが端末情報リストに含まれるか否かを判断する(S55)。端末情報リストに含まれる認証キーは登録認証情報の一例であり、ステップS51で受信した認証キーは受信認証情報の一例である。すなわち、装置プログラム35は、登録認証情報と受信認証情報とが一致するか否かを判断する。ステップS55の処理は、判断処理の一例である。
そして、装置プログラム35は、登録認証情報と受信認証情報とが一致すると判断したことに応じて(S55:Yes)、データ記憶領域32Bに記憶された第1送信元情報“xx株式会社 総務部”を、Wi−Fiダイレクト接続されたWi−Fi通信I/F26を通じて携帯端末50に送信する(S56)。ステップS56の処理は、送信処理の一例である。一方、装置プログラム35は、登録認証情報と受信認証情報とが不一致と判断したことに応じて(S55:No)、Wi−Fiダイレクト接続されたWi−Fi通信I/F26を通じて携帯端末50に認証NG情報を送信する(S57)。認証NG情報は、第1送信元情報を用いたFAX動作の実行を指示する権限がないことを通知するための情報である。
次に、携帯端末50の端末プログラム65は、図5に示されるように、Wi−Fiダイレクト接続されたWi−Fi通信I/F56を通じて複合機10から第1送信元情報或いは認証NG情報を受信する(S44)。ステップS44の処理は、第1受信処理の一例である。端末プログラム65は、第1送信元情報を受信したことに応じて(S44:Yes)、Wi−Fiダイレクト接続されたWi−Fi通信I/F56を通じて複合機10に第1FAX指示情報を送信する(S45)。一方、端末プログラム65は、認証NG情報を受信したことに応じて(S44:No)、Wi−Fiダイレクト接続されたWi−Fi通信I/F56を通じて複合機10に第2FAX指示情報を送信する(S46)。ステップS45の処理は第1FAX指示処理の一例であり、ステップS46の処理は第2FAX指示処理の一例である。
第1FAX指示情報は、第1送信元情報を用いたFAX送信動作の実行を指示するための情報である。第1FAX指示情報は、ステップS24で決定したFAXデータ“写真.JPEG”と、ステップS44で受信した第1送信元情報“xx株式会社 総務部”とを含む。ステップS46で送信される第2FAX指示情報は、第1送信元情報及び第2送信元情報の両方を用いないFAX送信動作の実行を指示するための情報である。ステップS46で送信される第2FAX指示情報は、ステップS24で決定したFAXデータ“写真.JPEG”を含み、且つ送信元情報を含まない。
また図示は省略するが、端末プログラム65は、FAX送信先の外部装置を識別するための送信先情報(例えば、FAX番号)を指定する入力操作を入力I/F54を通じて受け付け、当該送信先情報を第1FAX指示情報或いは第2FAX指示情報に含める。さらに、端末プログラム65は、第1FAX指示情報或いは第2FAX指示情報に、端末ID“Term−A”を含めてもよい。後述のFAX指示情報についても同様である。
さらに、端末プログラム65は、第2指示操作を受け付けたと判断したことに応じて(S41:なし)、第2送信元情報を示す画像をFAXデータに合成する(S47)。より詳細には、端末プログラム65は、第2送信元情報“xx株式会社 営業部”を示す画像を含むFAXヘッダを、FAXデータ“写真.JPEG”で示される画像の上端に合成する。ステップS47の処理は、生成処理或いは第2生成処理の一例である。また、ステップS47で生成されたFAXデータは、第2合成画像データの一例である。そして、端末プログラム65は、Wi−Fiダイレクト接続されたWi−Fi通信I/F56を通じて複合機10に第2FAX指示情報を送信する(S48)。ステップS48の処理は、第2FAX指示処理の一例である。
ステップS48で送信される第2FAX指示情報は、第2送信元情報を用いたFAX送信動作の実行を指示するための情報である。ステップS48で送信される第2FAX指示情報は、ステップS47で生成したFAXデータ“写真.JPEG”と、データ記憶領域62Bに記憶された第2送信元情報“xx株式会社 営業部”とを含む。すなわち、ステップS46、S48で送信される第2FAX指示情報は、第1送信元情報を用いないFAX送信動作の実行を指示する点において共通する。一方、ステップS46、S48で送信される第2FAX指示情報は、第2送信元情報を含むか否かにおいて相違する。
さらに図4に戻って、端末プログラム65は、取得元選択画面の[スキャン]アイコン112の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S22:[スキャン]アイコン)、Wi−Fi通信I/F56を通じて複合機10に第1FAX指示情報を送信する(S31)。[スキャン]アイコン112を指定する操作は、第1指示操作の一例である。ステップS31で送信される第1FAX指示情報は、スキャンフラグ=“ON”を含み、且つFAXデータ及び送信元情報を含まない。ステップS31の処理は、第1FAX指示処理の一例である。なお、ステップS31の処理は、[ローカル]アイコン111が指定された場合に実行されてもよい。同様に、ステップS23〜S30の処理は、[スキャン]アイコン112が指定された場合に実行されてもよい。
スキャンフラグ=“ON”は、FAX送信動作の対象となる画像データを、読取動作によってスキャナ12に生成させる指示に対応する。すなわち、ステップS45、S46、S48で送信されるFAX指示情報は、スキャンフラグ=“OFF”を含む、或いはスキャンフラグを含まない。また、ステップS31、S45で送信される第1FAX指示情報は、第1送信元情報を用いたFAX送信動作の実行を指示する点において共通する。一方、ステップS31、S45で送信される第1FAX指示情報は、スキャンフラグ=“ON”、FAXデータ、及び第1送信元情報の有無において相違する。
また、複合機10の装置プログラム35は、図7に示されるように、入力I/F24を通じて指示操作を受け付けることができる(S61:入力I/F)。指示操作は、スキャナ12に読取動作を実行させ、当該読取動作で生成されたFAXデータに対して、第1送信元情報を用いたFAX送信動作をFAX部13に実行させる指示に対応する。ステップS61で指示操作を受け付ける処理は、受付処理の一例である。また、装置プログラム35は、受付処理において、FAX送信先の外部装置を識別するための送信先情報(例えば、FAX番号)を指定する入力操作を入力I/F24を通じてさらに受け付ける。
次に、装置プログラム35は、スキャナ12に読取動作を実行させる(S62)。スキャナ12は、不図示のコンタクトガラス或いはADF(Auto Document Feederの略)にセットされた原稿に記録された画像を読み取って、当該画像を示すFAXデータを生成する。次に、装置プログラム35は、ステップS62で生成したFAXデータに、第1送信元情報を示す画像を合成する(S63)。より詳細には、装置プログラム35は、第1送信元情報“xx株式会社 総務部”を示す画像を含むFAXヘッダを、ステップS62で生成したFAXデータで示される画像の上端に合成する。ステップS63で生成されたFAXデータは、第1合成画像データの一例である。
次に、装置プログラム35は、ステップS63で生成したFAXデータと、データ記憶領域32Bに記憶された第1送信元情報とを用いて、FAX部13にFAX送信動作を実行させる(S64)。より詳細には、FAX部13は、FAXプロトコルに従って、送信先情報で識別される外部装置と接続し、第1送信元情報を引数とする制御コマンドを外部装置に送信し、FAXデータを外部装置に送信し、外部装置との接続を切断する。ステップS64の処理は、FAX処理或いは第1FAX処理の一例である。
また、装置プログラム35は、Wi−Fiダイレクト接続されたWi−Fi通信I/F26を通じて、第1FAX指示情報或いは第2FAX指示情報を携帯端末50から受信することができる(S61:通信I/F)。ステップS61でFAX指示情報を受信する処理は、受信処理或いは第2受信処理の一例である。次に、装置プログラム35は、受信したFAX指示情報に、スキャンフラグ=“ON”が含まれるか否か(S65)、第1送信元情報が含まれるか否か(S66)、第2送信元情報が含まれるか否か(S67)を、それぞれ判断する。
そして、装置プログラム35は、受信した第1FAX指示情報にスキャンフラグ=“ON”が含まれていると判断したことに応じて(S65:Yes)、ステップS62〜S64の処理を実行する。これらの処理は、前述の処理と同様であってもよい。但し、装置プログラム35は、ステップS64において、第1FAX指示情報に含まれる送信先情報を用いて、FAX部13にFAX送信動作を実行させる。
また、装置プログラム35は、受信した第1FAX指示情報に第1送信元情報が含まれると判断したことに応じて(S66:Yes)、ステップS63、S64の処理を実行する。これらの処理は、前述の処理と同様であってもよい。但し、装置プログラム35は、ステップS63において、第1FAX指示情報に含まれるFAXデータに、第1FAX指示情報に含まれる第1送信元情報を示す画像を合成する。また、装置プログラム35は、ステップS64において、第1FAX指示情報に含まれる送信先情報を用いて、FAX部13にFAX送信動作を実行させる。
また、装置プログラム35は、受信した第2FAX指示情報に第2送信元情報が含まれると判断したことに応じて(S67:Yes)、第2FAX指示情報に含まれる送信先情報、第2送信元情報、及びFAXデータを用いて、FAX部13にFAX送信動作を実行させる(S68)。ステップS68でFAX部13が実行する動作は、ステップS64と同様であってもよい。ステップS68の処理は、第2FAX処理の一例である。
さらに、装置プログラム35は、受信した第2FAX指示情報にスキャンフラグ=“ON”、第1送信元情報、及び第2送信元情報のいずれもが含まれていないと判断したことに応じて(S67:No)、第2FAX指示情報に含まれる送信先情報及びFAXデータを用いて、FAX部13にFAX送信動作を実行させる(S69)。ステップS69でFAX部13が実行する動作は、ステップS64と同様であってもよい。但し、FAX部13は、外部装置に送信する制御コマンドに送信元情報を含めない。ステップS69の処理は、第2FAX処理の一例である。
[実施形態の作用効果]
上記の実施形態によれば、認証キーの応答として第1送信元情報を取得した携帯端末50のみが、換言すれば複合機10によって認証された携帯端末50のみが、第1送信元情報を用いたFAX送信動作の実行を複合機10に指示することができる。その結果、例えば、第1送信元情報で示される送信元に所属していない携帯端末50のユーザによって、第1送信元情報を用いたFAX送信動作が指示されるというデメリットを抑制できる。すなわち、当該プログラムによれば、適切な送信元情報を用いたFAX送信動作を指示することができる。
また、上記の実施形態によれば、FAX送信動作に第1送信元情報を用いるか否かを、ユーザに選択させることができる。その結果、例えば、携帯端末50のユーザが普段使用しているFAX装置とは別のFAX装置にFAX送信動作を実行させる場合に、当該ユーザの所属と異なる送信元を示す送信元情報が使用されるというデメリットを抑制できる。すなわち、当該プログラムによれば、適切な送信元情報を用いたFAX送信動作を指示することができる。
また、上記の実施形態によれば、NFC通信によって複合機10から携帯端末50に認証キーが送信される。すなわち、携帯端末50のユーザは、複合機10から認証キーを取得するために、複合機10の近くまで来なければならない。その結果、なりすまし等による認証キーの不正取得が抑制される。また、上記の実施形態によれば、NFC通信によって取得した接続情報を用いて携帯端末50が複合機10にWi−Fiダイレクト接続され、Wi−Fiダイレクト通信によってFAX指示情報が携帯端末50から複合機10に送信される。すなわち、複合機10の近くまで来たユーザの携帯端末50のみによって、複合機10にFAX送信動作が指示可能になる。その結果、他人の携帯端末50を利用した不正なFAX送信動作の指示が抑制される。
なお、ステップS16、S25、S26、S31、S42〜S46、S48、S51、S53、S54、S56、S57、S61における複合機10と携帯端末50との間の通信方法は、前述の例に限定されない。例えば、全ての通信がNFC通信、Wi−Fi通信、或いはWi−Fiダイレクト通信のいずれか1つであってもよい。但し、高いセキュリティが求められるステップS16はNFC通信が望ましく、サイズの大きい情報を送信するS31、S45、S46、S48はWi−Fi通信或いはWi−Fiダイレクト通信が望ましい。
また、ステップS46で送信される第2送信指示情報は、第1送信元情報及び第2送信元情報のどちらも用いないFAX送信動作の実行指示に限定されず、第2送信元情報を用いたFAX送信動作の実行指示であってもよい。同様に、ステップS46で送信される第2送信指示情報は、第2送信元情報を用いたFAX送信動作の実行指示に限定されず、第1送信元情報及び第2送信元情報のどちらも用いないFAX送信動作の実行指示であってもよい。
また、上記の実施形態によれば、送信元情報を引数とする制御コマンドをFAX部13に送信させるので、受信側のFAX装置において、当該送信元情報に基づいてFAXデータを振り分けるなどの処理が可能になる。また、FAXデータのヘッダ部に送信元情報を示す画像を付加するので、受信側のFAX装置のユーザに、当該FAXデータの送信元を認識させることができる。但し、送信元情報を示す画像をFAXデータに合成する処理は、複合機10及び携帯端末50のどちらで実行されてもよい。
なお、FAX指示情報で指定された送信元情報は、制御コマンドの引数として送信する処理、及びFAXデータのヘッダ部に含めて送信する処理の一方でのみ利用してもよい。すなわち、FAX部13は、FAX指示情報で指定された送信元情報を、制御コマンドに含めず且つFAXデータに含めてもよい。または、FAX部13は、FAX指示情報で指定された送信元情報を、制御コマンドに含め且つFAXデータに含めなくてもよい。
また、制御コマンドに含める送信元情報と、FAXデータに含める送信元情報とは、異なっていてもよい。すなわち、FAX部13は、制御コマンド及びFAXデータの一方にFAX指示情報で指定された送信元情報を含め、制御コマンド及びFAXデータの他方にデータ記憶領域32Bに記憶された第1送信元情報を含めてもよい。さらに、データ記憶領域32Bは、制御コマンドに含める送信元情報の切り替えが可能か否かを示す第1切替フラグと、FAXデータに含める送信元情報の切り替えが可能か否かを示す第2切替フラグとを記憶していてもよい。そして、装置プログラム35は、第1切替フラグ及び第2切替フラグの設定値に基づいて、各処理に用いる送信元情報を選択してもよい。
一例として、複合機10の装置プログラム35は、ステップS47に相当する処理を、ステップS68の直前に実行してもよい。この場合の第2FAX指示情報は、第2送信元情報を示す画像を画像データに含めて第2合成画像データを生成させ、且つ第2合成画像データに対するFAX送信動作を実行させるための情報である。他の例として、携帯端末50の端末プログラム65は、ステップS63に相当する処理を、ステップS45の直前に実行してもよい。この処理は、第1生成処理の一例である。この場合の第1FAX指示情報は、第1送信元情報を示す画像を画像データに含めた第1合成画像データを含み、且つ第1合成画像データに対するFAX送信動作を実行させるための情報である。
また、切替フラグに相当する情報が携帯端末50のデータ記憶領域62Bに記憶されていてもよい。データ記憶領域62Bに記憶される切替フラグには、例えば、FAX指示情報に含める送信元情報をユーザに指定させることに対応する第1値“ON”、或いはFAX指示情報に第1送信元情報を含めることに対応する第2値“OFF”が設定される。データ記憶領域62Bに記憶される切替フラグの設定値は、例えば、入力I/F54を通じてユーザによって設定される。
そして、端末プログラム65は、切替フラグの設定値に基づいて、FAX指示送信処理を実行してもよい。例えば、端末プログラム65は、切替フラグに“ON”が設定されていることに応じて、ステップS41以降の処理を実行すればよい。一方、端末プログラム65は、切替フラグに“OFF”が設定されていることに応じて、ステップS41〜S44の処理を実行することなく、ステップS45の処理を実行すればよい。
なお、上記の実施形態において、端末プログラム65は、ステップS44で受信した第1送信元情報をデータ記憶領域62Bに記憶させる。そして、端末プログラム65は、ステップS45を実行したことに応じて、第1送信元情報をデータ記憶領域62Bから削除してもよい。これにより、ステップS45の処理を実行には複合機10による認証を毎回受けなければならないので、なりすまし等のデメリットがさらに抑制される。一方、端末プログラム65は、2回目以降のステップS45において、データ記憶領域62Bに記憶された第1送信元情報を用いてもよい。すなわち、端末プログラム65は、2解明光のFAX指示送信処理において、ステップS43、S44の処理を省略してもよい。
また、上記の実施形態において、端末プログラム65は、NFC通信I/F55を通じて受信した装置IDで識別される複合機10にFAX送信動作を実行させる。すなわち、携帯端末50のユーザは、複数のFAX装置のうちの1つに携帯端末50をかざすことによって、当該FAX装置にFAX送信動作を実行させることができる。但し、FAX送信動作を実行させるFAX装置の指定方法は、上記の例に限定されない。例えば、端末プログラム65は、Wi−Fi通信部56を通じて通信可能な複数のFAX装置のうちの1つを、入力I/F54を通じてユーザに指定させてもよい。
また、上記の実施形態において、端末プログラム65は、NFC通信I/F55を通じて複合機10から受信した装置IDに対応する認証キーを、当該装置IDで識別される複合機10に送信する。但し、送信する認証キーの取得方法は、上記の例に限定されない。例えば、端末プログラム65は、認証キーを入力する入力操作を、入力I/F54を通じて受け付けてもよい。この場合の複合機10の装置プログラム35は、例えばステップS16において、認証キーをディスプレイ23に表示させてもよいし、認証キーを含む画像をシートに記録させる記録動作をプリンタ11に実行させてもよい。
また、上記の実施形態の複合機10及び携帯端末50において、メモリ32、62のプログラム記憶領域32A、62Aに記憶された各種プログラムがCPU31、61によって実行されることによって、本発明の制御部が実行する各処理が実現される例を説明した。しかしながら、制御部の構成はこれに限定されず、その一部又は全部を集積回路(IC(Integrated Circuitの略)とも言う。)等のハードウェアで実現してもよい。
さらに、本発明は、複合機10及び携帯端末50として実現できるだけでなく、複合機10及び携帯端末50に処理を実行させるプログラムとして実現してもよい。そして、当該プログラムは、non−transitoryな記録媒体に記録されて提供されてもよい。non−transitoryな記録媒体は、CD−ROM、DVD−ROM等の他、通信ネットワーク101を通じて複合機10及び携帯端末50に接続可能なサーバに搭載された記憶部を含んでもよい。そして、サーバの記憶部に記憶されたプログラムは、当該プログラムを示す情報或いは信号として、インターネット等の通信ネットワーク101を通じて配信されてもよい。
10・・・複合機
11・・・プリンタ
12・・・スキャナ
23,53・・・ディスプレイ
24,54・・・入力I/F
25,55・・・NFC通信I/F
26,56・・・Wi−Fi通信I/F
31,61・・・CPU
32,62・・・メモリ
35・・・装置プログラム
65・・・端末プログラム
50・・・携帯端末

Claims (12)

  1. 通信インタフェースを備える携帯端末によって読み取り可能なプログラムであって、
    該プログラムは、FAX送信動作を実行可能なFAX装置に、前記通信インタフェースを通じて認証情報を送信する第1送信処理を前記携帯端末に実行させ、前記認証情報は、第1送信元情報を用いた前記FAX送信動作を指示する権限を有することを示すための情報であり、前記第1送信元情報は、前記FAX送信動作で送信される画像データの送信元を示すために、前記FAX装置に登録された情報であり、
    該プログラムは、前記認証情報の応答として前記FAX装置によって送信された前記第1送信元情報を、前記通信インタフェースを通じて受信する第1受信処理を前記携帯端末に実行させることが可能であり、
    該プログラムは、前記第1受信処理で前記第1送信元情報を受信したことに応じて、前記通信インタフェースを通じて前記FAX装置に第1FAX指示情報を送信する第1FAX指示処理を前記携帯端末に実行させ、前記第1FAX指示情報は、前記第1受信処理で受信した前記第1送信元情報を用いた前記FAX送信動作の実行を指示するための情報であり、
    該プログラムは、前記第1受信処理で前記第1送信元情報を受信していないことに応じて、前記通信インタフェースを通じて前記FAX装置に第2FAX指示情報を送信する第2FAX指示処理を前記携帯端末に実行させ、前記第2FAX指示情報は、前記第1送信元情報を用いない前記FAX送信動作の実行を指示するための情報であるプログラム。
  2. 入力インタフェースと、通信インタフェースとを備える携帯端末によって読み取り可能なプログラムであって、
    該プログラムは、第1指示操作及び第2指示操作の一方を前記入力インタフェースを通じて受け付ける受付処理を前記携帯端末に実行させ、前記第1指示操作は、第1送信元情報を用いたFAX送信動作の実行指示に対応し、前記第2指示操作は、前記第1送信元情報を用いない前記FAX送信動作の実行指示に対応し、前記第1送信元情報は、前記FAX送信動作で送信される画像データの送信元を示すために、前記FAX装置に登録された情報であり、
    該プログラムは、
    前記受付処理で前記第1指示操作を受け付けたことに応じて、前記通信インタフェースを通じて前記FAX装置から前記第1送信元情報を受信する第1受信処理と、
    前記通信インタフェースを通じて前記FAX装置に第1FAX指示情報を送信する第1FAX指示処理とを前記携帯端末に実行させ、前記第1FAX指示情報は、前記第1受信処理で受信した前記第1送信元情報を用いた前記FAX送信動作の実行を指示するための情報であり、
    該プログラムは、前記受付処理で前記第2指示操作を受け付けたことに応じて、前記通信インタフェースを通じて前記FAX装置に第2FAX指示情報を送信する第2FAX指示処理を前記携帯端末に実行させ、前記第2FAX指示情報は、前記第1送信元情報を用いない前記FAX送信動作の実行を指示するための情報であるプログラム。
  3. 該プログラムは、前記受付処理で前記第1指示操作を受け付けたことに応じて、前記通信インタフェースを通じて前記FAX装置に認証情報を送信する第1送信処理を前記携帯端末に実行させ、前記認証情報は、前記第1送信元情報を用いた前記FAX送信動作を指示する権限を有することを示すための情報であり、
    該プログラムは、前記第1受信処理において、前記認証情報の応答として前記FAX装置によって送信された前記第1送信元情報を、前記通信インタフェースを通じて受信することが可能であり、
    該プログラムは、
    前記第1受信処理で前記第1送信元情報を受信したことに応じて、前記第1FAX指示処理を前記携帯端末に実行させ、
    前記第1受信処理で前記第1送信元情報を受信していないことに応じて、前記第2FAX指示処理を前記携帯端末に実行させる請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記携帯端末は、メモリを備えており、
    前記第1指示操作は、原稿に記録された画像を読み取って前記画像データを生成する読取動作と、前記読取動作で生成した前記画像データに対する前記FAX送信動作とを実行させる指示に対応し、
    前記第2指示操作は、前記メモリに記憶された前記画像データに対する前記FAX送信動作を実行させる指示に対応し、
    該プログラムは、
    前記第1FAX指示処理において、前記画像データを含まない前記第1FAX指示情報を、前記通信インタフェースを通じて前記FAX装置に送信し、
    前記第2FAX指示処理において、前記メモリに記憶された前記画像データのうち、前記入力インタフェースを通じて指定された前記画像データを含む前記第2FAX指示情報を、前記通信インタフェースを通じて前記FAX装置に送信する請求項2又は3に記載のプログラム。
  5. 該プログラムは、前記通信インタフェースを通じて前記FAX装置に問合せ情報を送信する第2送信処理を前記携帯端末に実行させ、前記問合せ情報は、前記FAX送信動作に用いる送信元情報を切替可能か否かを問い合わせるための情報であり、
    該プログラムは、前記問合せ情報の応答として前記FAX装置によって送信された切替可能情報を、前記通信インタフェースを通じて受信する第2受信処理を前記携帯端末に実行させることが可能であり、前記切替可能情報は、前記FAX送信動作に用いる前記送信元情報が切替可能であることを示すための情報であり、
    該プログラムは、
    前記第2受信処理で前記切替可能情報を受信したことに応じて、前記第1指示操作及び前記第2指示操作の両方を前記受付処理で受け付け可能にし、
    前記第2受信処理で前記切替可能情報を受信しないことに応じて、前記第1指示操作及び前記第2指示操作のうちの前記第2指示操作のみを前記受付処理で受け付け可能にする請求項2又は3に記載のプログラム。
  6. 前記携帯端末は、メモリを備えており、
    前記通信インタフェースは、
    外部装置と無線通信する第1通信インタフェースと、
    前記第1通信インタフェースより無線通信の範囲が狭い第2通信インタフェースとを含み、
    該プログラムは、
    前記第2通信インタフェースを通じて前記FAX装置から前記認証情報を受信する認証情報受信処理と、
    前記認証情報受信処理で受信した前記認証情報を前記メモリに記憶させる記憶処理とを前記携帯端末に実行させ、
    前記第1送信処理において、前記メモリに記憶された前記認証情報を、前記通信インタフェースを通じて前記FAX装置に送信し、
    前記第1FAX指示処理及び前記第2FAX指示処理において、前記第1FAX指示情報及び前記第2FAX指示情報を、前記第1通信インタフェースを通じて前記FAX装置に送信する請求項1又は3に記載のプログラム。
  7. 前記第1通信インタフェースは、
    中継装置を経由して前記FAX装置と無線通信する間接無線通信と、
    前記中継装置を経由せずに前記FAX装置と無線通信する直接無線通信とが可能であり、
    該プログラムは、
    前記FAX装置と前記直接無線通信するのに必要な接続情報を、前記認証情報の送信元の前記FAX装置から前記第2通信インタフェースを通じて受信する接続情報受信処理を前記携帯端末に実行させ、
    前記第1FAX指示処理において、前記接続情報受信処理で受信した前記接続情報を用いた前記直接無線通信によって、前記第1FAX指示情報を前記FAX装置に送信する請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記携帯端末は、メモリを備えており、
    該プログラムは、前記第2FAX指示処理において、第2送信元情報を含み且つ前記第2送信元情報を用いた前記FAX送信動作の実行を指示するための前記第2FAX指示情報を前記通信インタフェースを通じて前記FAX装置に送信し、前記第2送信元情報は、前記FAX送信動作で送信される前記画像データの送信元を示すために、前記メモリに記憶された情報である請求項1から7のいずれかに記載のプログラム。
  9. 前記第1FAX指示情報は、前記第1送信元情報を示す画像を前記画像データに含めて第1合成画像データを生成させ、且つ前記第1合成画像データに対する前記FAX送信動作を実行させるための情報であり、
    前記第2FAX指示情報は、前記第2送信元情報を示す画像を前記画像データに含めた第2合成画像データを含み、且つ前記第2合成画像データに対する前記FAX送信動作を実行させるための情報であり、
    該プログラムは、前記第2合成画像データを生成する生成処理を、前記第2FAX指示処理に先立って前記携帯端末に実行させる請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記第1FAX指示情報は、前記第1送信元情報を示す画像を前記画像データに含めた第1合成画像データを含み、且つ前記第1合成画像データに対する前記FAX送信動作を実行させるための情報であり、
    前記第2FAX指示情報は、前記第2送信元情報を示す画像を前記画像データに含めた第2合成画像データを含み、且つ前記第2合成画像データに対する前記FAX送信動作を実行させるための情報であり、
    該プログラムは、
    前記第1合成画像データを生成する第1生成処理を、前記第1FAX指示処理に先立って前記携帯端末に実行させ、
    前記第2合成画像データを生成する第2生成処理を、前記第2FAX指示処理に先立って前記携帯端末に実行させる請求項8に記載のプログラム。
  11. メモリと、通信インタフェースと、FAX送信動作を実行するFAX部と、制御部とを備えるFAX装置であって、
    前記メモリは、
    前記FAX送信動作で送信される画像データの送信元を示す第1送信元情報と、
    前記第1送信元情報を用いた前記FAX送信動作を指示する権限を有することを示すための登録認証情報とを記憶しており、
    前記制御部は、
    前記通信インタフェースを通じて携帯端末から受信認証情報を受信する第1受信処理と、
    前記登録認証情報と前記受信認証情報とが一致するか否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理で一致と判断したことに応じて、前記メモリに記憶されている前記第1送信元情報を、前記通信インタフェースを通じて前記携帯端末に送信する送信処理と、
    前記送信処理で前記第1送信元情報を送信した前記携帯端末から、前記通信インタフェースを通じて第1FAX指示情報を受信する第2受信処理とを実行し、前記第1FAX指示情報は、前記第1送信元情報を用いた前記FAX送信動作の実行を指示するための情報であり、
    前記制御部は、前記第2受信処理で受信した前記第1FAX指示情報に従って、前記FAX部に前記FAX送信動作を実行させるFAX処理を実行するFAX装置。
  12. メモリと、通信インタフェースと、入力インタフェースと、FAX送信動作を実行するFAX部と、制御部とを備えるFAX装置であって、
    前記メモリは、前記FAX送信動作で送信される画像データの送信元を示す第1送信元情報を記憶しており、
    前記制御部は、
    前記FAX送信動作を指示する指示操作を前記入力インタフェースを通じて受け付ける受付処理と、
    前記受付処理で前記指示操作を受け付けたことに応じて、前記メモリに記憶された前記第1送信元情報を用いた前記FAX送信動作を、前記FAX部に実行させる第1FAX処理とを実行し、
    前記制御部は、
    前記FAX送信動作の実行を指示するFAX指示情報を、前記通信インタフェースを通じて携帯端末から受信する受信処理と、
    前記受信処理で前記FAX指示情報を受信したことに応じて、前記FAX指示情報に含まれる第2送信元情報を用いた前記FAX送信動作を、前記FAX部に実行させる第2FAX処理とを実行し、前記第2送信元情報は、前記FAX送信動作で送信される前記画像データの送信元を示すために、前記携帯端末に登録された情報であるFAX装置。
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