JP2017092294A - インプリント装置、型、および物品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】位置合わせ精度の点で有利な型、またはインプリント装置を提供する。【解決手段】基板1上に硬化したインプリント材のパターンを形成するインプリント装置に用いられる型2であって、パターン部と、基板1との第1方向の位置合わせに用いる第1マークと、基板との第1方向と直交する第2方向の位置合わせに用いる第2マークと、を1組とするマーク4と、を備える。1組のマーク4は、検出器6の視野内に収まり、1組のマーク4のうち、第1マークがパターン部の第1方向のエッジに近接して配置される、又は、第2マークがパターン部の第2方向のエッジに近接して配置される。マークからの反射光にマーク周辺部からの反射光が混入することを防止でき、高精度にマークを検出することが可能となる。【選択図】図1
Description
本発明は、インプリント装置、型、および物品の製造方法に関する。
基板上のインプリント材を型(モールド)によって成形するインプリント処理により、基板上にパターンを形成する微細加工技術がある。この技術は、インプリント技術とも呼ばれ、基板上に数ナノメートルオーダーの微細なインプリント材のパターンを形成することができる。インプリント技術の1つとして、インプリント材に光硬化材料を用いた光硬化法がある。インプリント装置は、基板上のショット(インプリント領域)へのインプリント材の供給、インプリント材への型の接触(押型)、インプリント材の硬化、硬化したインプリント材から型の剥離により、基板上にパターンを形成する。
インプリント材と型を接触させる際は、基板と型とを正確に位置合わせする必要がある。位置合わせの方法として、型に形成されたマークとショット毎に基板に形成されたマークとを検出することにより位置合わせを行う、いわゆるダイバイダイ方式が知られている。高精度にマークを検出するために、マークの形状の対称性(特許文献1)やマークの大きさ(特許文献2)に着目した技術がある。
しかしながら、上記特許文献に記載の技術では、マークからの反射光にマーク周辺部からの反射光が混入することを防止できない。マークからの反射光にマーク以外の反射光が混入するとマークの検出精度が低下する。そのため、高精度にマークを検出することが困難になりうる。
本発明は、例えば、位置合わせ精度の点で有利な型、またはインプリント装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、基板上に硬化したインプリント材のパターンを形成するインプリント装置に用いられる型であって、パターン部と、基板との第1方向の位置合わせに用いる第1マークと、基板との第1方向と直交する第2方向の位置合わせに用いる第2マークと、を1組とするマークと、を備え、1組のマークは、当該1組のマークを検出する検出器の視野内に収まり、1組のマークのうち、第1マークがパターン部の第1方向のエッジに近接して配置される、又は、第2マークがパターン部の第2方向のエッジに近接して配置されることを特徴とする。
本発明によれば、例えば、位置合わせ精度の点で有利な型、またはインプリント装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。
図1(A)および(B)は、本実施形態に係るインプリント装置の構成を示す概略図である。ここでは、光硬化法を用いたインプリント装置を使用する。以下の図において、上下方向(鉛直方向)にZ軸を取り、Z軸に垂直な平面内に互いに直交するX軸およびY軸を取るものとする。インプリント装置は、パターン面を有する型2を保持する支持体(インプリントヘッド)3と、基板1を保持する基板ステージ(基板保持部)13と、検出器(検出部)6と、を有する。図1(A)は、検出器6がインプリントヘッド3内に設けられたインプリント装置の構成、図1(B)は、検出器6がインプリントヘッド3外に設けられたインプリント装置の構成を示す。
インプリントヘッド3は、型2を基板1上に供給された未硬化のインプリント材に接触させることでインプリント材を成形し基板1上にパターンを形成する。インプリント材は、紫外線等の露光光(硬化光)7の照射により硬化される。検出器6は、型2に形成されたマーク4と基板1に形成されたマーク5とを光学的に観察することで両者の相対位置関係を検出する。ここでは、マーク4およびマーク5は回折格子で構成される。図1(B)に示すインプリント装置では、検出器6は、結像光学系8を介して、マーク4とマーク5からの光を検出する。また、結像光学系8は、露光光7を反射し、検出器6が検出する光は透過する特性を有するプリズムなどの光学部材を備える。
図2は本実施形態に係る検出器の構成の一例を示す概略図である。検出器6は、検出光学系21と、照明光学系22と、CCD等の撮像素子(撮像部)25とを含む。検出光学系21の光路と照明光学系22の光路とは、一部が重なり、重なった部分には、プリズム24が配置されている。この構成では、検出光学系21の光軸と照明光学系22の光軸とは、それぞれ、その一部が共通となる。照明光学系22は光源23からの光を、プリズム24などの光学部材を用いて検出光学系21と同じ光軸上へ導き、マーク4および5を照明する。光源23には例えばハロゲンランプやLEDなどが用いられる。光源23から照射される光の波長は、露光光7の波長とは異なる波長の光を用いるのがよい。例えば、上述のように露光光7に紫外線を用いた場合は、光源23から照射される光に可視光や赤外線を用いる。
照明光学系22によって照明されたマーク4からの回折光と、マーク5からの回折光とにより発生するパターン(モアレ縞)は、検出光学系21を介して撮像素子25に結像される。検出光学系21および照明光学系22が共有するプリズム24は、検出光学系21および照明光学系22の瞳面もしくはその近傍に配置されていることが好ましい。プリズム24は、その貼り合せ面において、照明光学系22の瞳面の周辺部分の光を反射するための反射膜24aを有する。反射膜24aは、照明光学系22の瞳面における照明光の分布(形状)を規定する開口絞りとして働く。さらに、検出光学系21の瞳の大きさ(形状)を規定する開口絞りとして働く。または、検出光学系21の検出NAを規定する。
プリズム24は、貼り合せ面に半透膜を有するハーフプリズムや、あるいはプリズムに限らず表面に反射膜を成膜した板状の光学素子などであってもよい。さらに、照明光学系22の照明光の分布あるいは検出光学系21の瞳の大きさを変化させるために、プリズム24は不図示のターレットやスライド機構の切り換え機構によって、他の開口形状を有するプリズムと交換可能にしてもよい。なお、照明光学系22の瞳面における照明光の分布(形状)は、例えば、照明光学系22の瞳位置にメカ絞りやガラス面に描画した絞り等を配置することでも反射膜24aと同様の効果を得ることができる。
図3は検出器6を構成する照明光学系22の瞳面における照明光の分布IL1〜IL4と検出光学系21の検出NA(NA0)との関係を示したものである。本実施形態の照明光学系22の瞳面における照明光の分布はIL1からIL4の4つの光強度分布(極)からなる。前述のように照明光学系22の瞳面に開口絞り27を配置することによって、1つの光源23から複数の極を形成することができる。複数のピークを有する光強度分布のために、複数の光源を必要としないため、検出器6を簡略化あるいは小型化することができる。
図4(A)〜(D)は、マークを構成する回折格子の格子パターンと回折光の重なりにより生じるモアレ縞を示す図である。図4(A)および図4(B)は、互いに格子パターンの周期が僅かに異なる回折格子31および32を示す図である。これらを重ね合わせると、それぞれの回折格子からの回折光により、周期の差を反映した周期をもつ図4(C)のようなパターン(モアレ縞)が発生する。モアレ縞の位相(明暗の位置)は、回折格子同士の相対位置により変化する。型2のマーク4および基板1のマーク5をそれぞれ、周期が僅かに異なる回折格子で構成し、モアレ縞を観察することにより基板1と型2との相対位置を計測することができる。
例えば、一方の回折格子をX方向に少しだけずらしてやると、図4(C)のモアレ縞は図4(D)のように変化する。このモアレ縞は、2つの回折格子が実際に変化した相対位置の大きさよりも、大きな周期で縞の位相が変化するため、検出光学系21の解像力が低くても、精度良く基板1と型2との相対位置を計測することができる。
図5(A)〜(D)は、本実施形態のマークを構成する格子パターンを示す図である。モアレ縞を明視野(垂直方向から照明し、垂直方向から回折光を検出)の構成で検出しようとすると、ゼロ次光の影響によりモアレ縞のコントラストが下がってしまう。そこで、本実施形態では、マークを斜め方向から照明する暗視野の構成でもモアレ縞を検出できるように、型2のマーク4と基板1のマーク5のうちいずれか一方を、図5(A)や(C)に示すようなチェッカーボード状の回折格子にしている。
図3に示す照明光IL1〜IL4を有する照明光学系22により図5(A)および(B)の組み合わせの回折格子を照明すると、図5(A)の回折格子に入射した光は、図中Y方向にも回折する。回折した光はX方向の相対位置情報を持って検出光学系21の検出NA(NA0)へ返ってくる。これを用いて、両者のX方向における相対位置を算出することができる。なお、図5(A)および(B)の組み合わせの回折格子の場合は、IL1/IL2からの照明光を相対位置の計測に使用し、IL3/IL4からの照明光は相対位置の計測には使用されない。同様に、図5(C)および(D)の組み合わせの回折格子を照明すると、図5(C)の回折格子に入射した光は、図中X方向にも回折する。回折した光はY方向の相対位置情報をもって検出光学系21の検出NA(NA0)へ戻ってくる。これを用いて両者のY方向における相対位置を算出することができる。図5(C)および(D)の組み合わせの場合は、IL3/IL4からの照明光を相対位置の計測に使用し、IL1/IL2からの照明光は相対位置の計測に使用されない。検出器6の同一視野内に図5(A)および(B)の組と図5(C)および(D)の組を構成し、図3に示す瞳面における照明光の分布と検出NAを備えた検出器6によれば、同時に二方向の相対位置(X方向およびY方向)を計測することができる。
図6は、型2に形成された凸部(パターン部、またはメサ部)33と型のマークとの位置関係を示す図である。メサ部33の端部をメサエッジ34と呼ぶ。メサエッジ34の近くには、通常スクライブラインと呼ばれる領域があり、その領域にマーク4を配置するマーク配置部35が設けられることが多い(拡大図参照)。図3の瞳構成を備えた検出器6による反射光の光路を図6の拡大図に示す。瞳面におけるIL3、IL4からの照明光は、メサエッジ34の曲率がついた部分で反射する。IL3の反射光は、メサエッジ34の角度により、検出器6の検出範囲から外れた反射角度となるが、IL4の反射光は、メサエッジの角度により、反射し検出器6に入射してしまう。この反射光は、マーク4を計測する際のフレアとなり、計測誤差となってしまう。また、マーク配置部35とメサエッジ34の境界部分での散乱光(不図示)も、検出器6に入射し、計測誤差の要因となりうる。そのため、マーク4を計測する際に計測誤差が生じる恐れがある。
図7は検出部6で検出されるモアレ縞の例である。型のマークと基板のマークが重なった状態で図6の型をZ軸方向から見た図になっている。図7のaおよびbは、X方向の相対位置計測を行うためのモアレ縞、図7のcおよびdは、Y方向の相対位置計測を行うためのモアレ縞となっている。図7は、マークの配置によりモアレ縞の信号強度を比較するために4つモアレ縞を示しているが、検出器6の視野内には、X方向のモアレ縞とY方向のモアレ縞がそれぞれ一つあれば良い。メサエッジ34からのフレアは、メサエッジ34に近い程強度が強く、図7のbおよびdのモアレ縞がフレアの影響を強く受ける。図7のdに示すモアレ縞は計測方向(Y方向)に対して一律でフレアの影響を受けるため、計測誤差の影響は小さいが、図7のbに示すモアレ縞は、計測方向(X方向)に対してフレアの影響が一律でないため、計測誤差が大きくなりうる。
図8(A)および(B)は、図7に示した各モアレ縞の方向による信号強度の変化を示すグラフである。図8(A)に示す2つの曲線は、それぞれ、図7のaおよびbに示したモアレ縞のX方向による鎖線における信号強度の変化を示したものである。図8(A)において、実線が図7のaに示したモアレ縞の信号強度、破線が図7のbに示したモアレ縞の信号強度を示す。図7のaのモアレ縞は、図7のbのモアレ縞よりもメサエッジ34から離れている。この場合、図7のaのモアレ縞の明暗の信号強度分布は、図8(A)における実線で示すように、X方向によらず変化しない。つまり、フレアの影響を受けない。一方、図7のbのモアレ縞の明暗の信号強度分布は、図8(A)における破線で示すように、メサエッジ34に近づくほどフレアの影響を受けるため、単調増加する。これは、位置計測の誤差となりうる。
図8(B)に示す2つの曲線は、図7のcおよびdのモアレ縞のY方向による鎖線における信号強度の変化を示したものである。図8(B)において、実線が図7のcのモアレ縞の信号強度、破線が図7のdのモアレ縞の信号強度を示す。図7のdのモアレ縞は、メサエッジ34からのフレアの影響を一様に受ける。そのため、図7のdのモアレ縞の信号強度分布は、図8(B)における破線で示すように、図8(B)の実線で示す図7のcのモアレ縞の信号強度分布を一様に縦方向にシフトしたものになっている。これは、位置計測の誤差にはならない。このように、メサエッジ34の付近では、メサエッジ34に直交する方向のモアレ縞はフレアの影響を大きく受けてしまうが、メサエッジ34と平行な方向のモアレ縞は、影響を受けない。なお、メサエッジ34に直交する方向のモアレ縞であっても、メサエッジ34から離れた位置に配置されれば、フレアの影響が抑えられうる。しかしながら、位置計測用マークはパターンが形成された領域と重ならないように設けられるため、メサエッジ34から離すことができる距離は限られる。
図9(A)〜(C)は、本実施形態のマークの配置を示す図である。図6をZ方向から見た図となっている。ここでは、検出器6を4つ用意してマークを観察する。各検出器で観察できる視野を点線で示している。X方向の計測モアレ縞と、Y方向の計測モアレ縞とを1組とするマークを同一視野内で同時に観察することができる。図9(A)〜(C)の外郭がメサエッジ34である。外郭で囲まれた部分がインプリント領域(ショット)である。図9(A)は、Y方向計測(第2方向)に用いるモアレ縞を発生させるマーク(第2マーク)を、Y方向のメサエッジ34に対して、近接して配置した場合を示す図である。Y方向の計測に用いられるマークは、X方向の計測に用いられるマークとY方向のメサエッジ34に挟まれるように配置されている。図9(B)は、X方向計測(第1方向)に用いるモアレ縞を発生させるマーク(第1マーク)を、X方向のメサエッジに対して、近接して配置した場合を示す図である。X方向の計測に用いられるマークは、Y方向の計測に用いられるマークとX方向のメサエッジ34に挟まれるように配置されている。図9(C)は、1つのショット内に6つのチップが配置された場合を示す図である。チップごとにアライメントを行うため、チップごとに複数のマークを配置している。検出器6は移動して複数のマークを検出することができる。配置の仕方は、図9(A)および図9(B)と同様であり、Y方向のメサエッジの近くには、Y方向計測に用いるモアレ縞を発生させるマークを配置し、X方向のメサエッジの近くには、X方向計測に用いるモアレ縞を発生させるマークを配置している。図9は、いずれも、インプリント領域の中心付近に形成されるマークは省略している。
いずれの場合においても、Y方向計測に用いるモアレ縞を発生させるマークは、Y方向と直交するX方向のメサエッジに対して所定の距離だけ離して配置することが望ましい。X方向計測に用いるモアレ縞を発生させるマークも、Y方向のメサエッジに対して所定の距離だけ離して配置することが望ましい。所定の距離は、位置計測において許容される誤差の量により決定される。これらマークの配置によれば、各モアレ縞に対するメサエッジからのフレアの影響を抑えることができる。上記のようなマーク配置の型を用いたインプリント装置は、メサエッジからのフレアの影響を抑え、型と基板とを高精度に位置合わせすることができる。
以上のように、本実施形態によれば、位置合わせ精度の点で有利な型、またはインプリント装置を提供することができる。
なお、上記実施形態では、モアレマークを用いる場合を説明したが、位置合わせに用いられるマークはラインアンドスペースや格子パターンでも同様の効果が得られる。また、インプリント材の硬化方法として、他のエネルギー(例えば、熱)による方法を用いてもよい。
(物品の製造方法)
物品としてのデバイス(半導体集積回路素子、液晶表示素子等)の製造方法は、上述した型を用いたインプリント装置を用いて基板(ウエハ、ガラスプレート、フィルム状基板)上にインプリント材のパターンを形成する工程を含む。さらに、該製造方法は、パターンを形成された基板をエッチングする工程を含みうる。なお、パターンドメディア(記録媒体)や光学素子などの他の物品を製造する場合には、該製造方法は、エッチングの代わりにパターンを形成された基板を加工する他の処理を含みうる。本実施形態の物品の製造方法は、従来の方法に比べて、物品の性能・品質・生産性・生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
物品としてのデバイス(半導体集積回路素子、液晶表示素子等)の製造方法は、上述した型を用いたインプリント装置を用いて基板(ウエハ、ガラスプレート、フィルム状基板)上にインプリント材のパターンを形成する工程を含む。さらに、該製造方法は、パターンを形成された基板をエッチングする工程を含みうる。なお、パターンドメディア(記録媒体)や光学素子などの他の物品を製造する場合には、該製造方法は、エッチングの代わりにパターンを形成された基板を加工する他の処理を含みうる。本実施形態の物品の製造方法は、従来の方法に比べて、物品の性能・品質・生産性・生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
2 型
4 マーク
6 検出器(検出部)
33 メサ部
34 メサエッジ
4 マーク
6 検出器(検出部)
33 メサ部
34 メサエッジ
Claims (5)
- 基板上に硬化したインプリント材のパターンを形成するインプリント装置に用いられる型であって、
パターン部と、
前記基板との第1方向の位置合わせに用いる第1マークと、前記基板との前記第1方向と直交する第2方向の位置合わせに用いる第2マークと、を1組とするマークと、を備え、
前記1組のマークは、当該1組のマークを検出する検出器の視野内に収まり、
前記1組のマークのうち、前記第1マークが前記パターン部の第1方向のエッジに近接して配置される、又は、前記第2マークが前記パターン部の第2方向のエッジに近接して配置される、ことを特徴とする型。 - 前記第1マークは、前記パターン部の第2方向のエッジからは所定の距離をおいて配置され、前記第2マークは、前記パターン部の第1方向のエッジからは所定の距離をおいて配置される、ことを特徴とする請求項1に記載の型。
- 基板と型とを位置合わせする検出部を備え、前記基板上のインプリント材を前記型に接触させた状態で硬化させて、前記基板上に硬化したインプリント材のパターンを形成するインプリント装置であって、
前記型は、
パターン部と、
前記基板との第1方向の位置合わせに用いる第1マークと、前記基板との前記第1方向と直交する第2方向の位置合わせに用いる第2マークと、を1組とするマークと、を備え、
前記1組のマークは、当該1組のマークを検出する検出器の視野内に収まり、
前記1組のマークのうち、前記第1マークが前記パターン部の第1方向のエッジに近接して配置される、又は、前記第2マークが前記パターン部の第2方向のエッジに近接して配置される、ことを特徴とするインプリント装置。 - 前記第1マークは、前記パターン部の第2方向のエッジからは所定の距離をおいて配置され、前記第2マークは、前記パターン部の第1方向のエッジからは所定の距離をおいて配置される、ことを特徴とする請求項3に記載のインプリント装置。
- 請求項1又は2に記載の型、請求項3又は4に記載のインプリント装置を用いて基板上にインプリント材のパターンを形成する工程と、
前記工程で前記パターンを形成された基板を加工する工程と、
を含むことを特徴とする物品の製造方法。
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US10739676B2 (en) | 2018-06-01 | 2020-08-11 | Toshiba Memory Corporation | Alignment mark, imprinting method, and manufacturing method of semiconductor device |
JP2020170771A (ja) * | 2019-04-02 | 2020-10-15 | キヤノン株式会社 | インプリント装置および物品製造方法 |
US10908519B2 (en) | 2019-03-19 | 2021-02-02 | Toshiba Memory Corporation | Alignment mark, imprinting method, manufacturing method of semiconductor device, and alignment device |
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2015
- 2015-11-12 JP JP2015221899A patent/JP2017092294A/ja active Pending
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