JP2017084729A - 光制御部材及び照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】筒状部から光を出射する照明器具に取り付けられる光制御部材であって、筒状部と光制御部材との間からの光漏れを抑制できる光制御部材を提供する。
【解決手段】筒状部10から光を出射する照明器具2に保持される光制御部材8であって、筒状部10の内側面101を覆う筒状の内筒部81と、筒状部10の外側面102を覆う筒状の外筒部82とを備え、内筒部81の端部と外筒部82の端部とが接続された接続部85を有し、対向して設けられた内筒部81と外筒部82との間に空間83が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図3
【解決手段】筒状部10から光を出射する照明器具2に保持される光制御部材8であって、筒状部10の内側面101を覆う筒状の内筒部81と、筒状部10の外側面102を覆う筒状の外筒部82とを備え、内筒部81の端部と外筒部82の端部とが接続された接続部85を有し、対向して設けられた内筒部81と外筒部82との間に空間83が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、筒状部から光を出射する照明器具に取り付けられる光制御部材、及び、当該光制御部材を備える照明装置に関する。
従来、筒状部から光を出射するスポットライトなどの照明器具において、当該筒状部に取り付けられ、出射光の配光などを制御するフードなどの光制御部材が知られている(特許文献1など参照)。
特許文献1に開示されたスポットライトにおいては、筒状のフードがスポットライトの筒状部の内側面に嵌め合わされる。特許文献1に開示されたフードをスポットライトに取り付けることにより、スポットライトの配光を制御することができる。
しかしながら、特許文献1に開示されたフードをスポットライトに取り付ける場合、フードとスポットライトとの間に隙間が形成されるため、当該隙間から光が漏れるという問題が発生し得る。
そこで、本発明では、筒状部から光を出射する照明器具に取り付けられる光制御部材であって、筒状部と光制御部材との間からの光漏れを抑制できる光制御部材、及び、当該光制御部材を備える照明装置を提供する。
上記課題を解決するために、本発明に係る光制御部材の一態様は、筒状部から光を出射する照明器具に保持される光制御部材であって、前記筒状部の内側面を覆う筒状の内筒部と、前記筒状部の外側面を覆う筒状の外筒部とを備え、前記内筒部と前記外筒部とが対向するとともに、前記内筒部の端部と前記外筒部の端部とが接続された接続部を有し、対向して設けられた前記内筒部と前記外筒部との間に空間が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、筒状部から光を出射する照明器具に取り付けられる光制御部材であって、筒状部と光制御部材との間からの光漏れを抑制できる光制御部材、及び、当該光制御部材を備える照明装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態1)
[1−1.照明装置の全体構成]
まず、実施の形態1に係る照明装置の全体構成の概要について、図面を用いて説明する。
[1−1.照明装置の全体構成]
まず、実施の形態1に係る照明装置の全体構成の概要について、図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態に係る照明装置1の外観を示す斜視図である。
なお、各図において、照明装置1の光軸Jに平行な方向をz軸方向、光軸Jに垂直で互いに直交する2つの方向をx軸方向及びy軸方向としている。
図1に示されるように、本実施の形態に係る照明装置1は、照明器具2と、光制御部材8とを備える。
図1に示される照明器具2は、筒状部から光を出射する器具である。本実施の形態では、照明器具2は、スポットライトであり、器具本体3と、アーム4と、電源ボックス5とを備える。
図1に示される電源ボックス5は、器具本体3に電力を供給する電源回路が内蔵された筐体である。本実施の形態では、電源ボックス5に内蔵された電源回路は、電源ボックス5の外部から供給された交流電力を直流電力に変換し、当該直流電力を器具本体3に供給する。当該直流電力はリード線(不図示)を介して器具本体3に供給される。当該リード線の一端は電源ボックス5内の電源回路に接続され、他端は器具本体3に接続される。当該リード線のうち、器具本体3と電源ボックス5との間の部分は、アーム4の内部に配置される。
電源ボックス5の外壁部分は、金属材料、樹脂材料などを使用材料として含む。本実施の形態では、例えば、当該外壁部分は、アルミニウムで形成される。
アーム4は、一端部が電源ボックス5に接続され、かつ、他端部が器具本体3に接続される部材である。本実施の形態では、アーム4は器具本体3及び電源ボックス5に回転自在に取り付けられる。これにより、照明装置1の光軸方向を調整することができる。アーム4の内部には、アーム4の長手方向に沿って挿通孔(不図示)が形成されている。挿通孔には、リード線が挿入され、当該リード線によって電源ボックス5から器具本体3に電力が供給される。
アーム4は、金属材料を使用材料として含む。本実施の形態では、アーム4は、例えばアルミダイカスト工程を経て形成される。
器具本体3は、照明器具2の光出射部である。器具本体3は、アーム4に接続される。器具本体3には、アーム4内に挿入されたリード線を介して電源ボックス5から電力が供給される。器具本体3の詳細構成については、後述する。
光制御部材8は、筒状部から光を出射する照明器具2に取り付けられる部材である。本実施の形態では、光制御部材8は、照明器具2の光出射部におけるグレアを抑制するフードである。光制御部材8の詳細構成については後述する。
[1−2.照明装置の詳細構成]
続いて、図1に示される照明装置1の器具本体3及び光制御部材8について図面を用いて説明する。
続いて、図1に示される照明装置1の器具本体3及び光制御部材8について図面を用いて説明する。
図2は、本実施の形態に係る照明装置1の一部が分解された状態における断面斜視図である。また、図2においては、照明装置1のうち、光制御部材8及び筒体60が分解されている。
図3は、本実施の形態に係る照明装置1の一部分解断面図である。
図4は、本実施の形態に係る照明装置1の断面図である。
図5は、本実施の形態に係る照明装置1における要部の拡大断面図である。図5は、図4に示される破線枠Vで囲まれた部分の拡大図である。
図2〜図5には、照明装置1の光軸Jを通り、zx平面に平行な平面による断面が示されている。
図2〜図4に示されるように、本実施の形態に係る器具本体3は、筒状部10、基台20、光源30、取付部材32、接続部材36、反射部材40、光学部材50及び筒体60を備える。以下、器具本体3の各構成要素及び光制御部材8について説明する。
[1−2−1.筒状部]
筒状部10は、図2に示されるように、光源30が内部に配置される略筒状の部材である。本実施の形態では、筒状部10は、光源30からの光を外部に出射する略円筒状の部材である。筒状部10は、図2〜図4に示されるように、開口部11を備える。開口部11は、筒状部10の光出射側(すなわち、各図のz軸方向正側)に位置する。
筒状部10は、図2に示されるように、光源30が内部に配置される略筒状の部材である。本実施の形態では、筒状部10は、光源30からの光を外部に出射する略円筒状の部材である。筒状部10は、図2〜図4に示されるように、開口部11を備える。開口部11は、筒状部10の光出射側(すなわち、各図のz軸方向正側)に位置する。
図2〜図4に示されるように、筒状部10の内部には、光源30に加えて、基台20、反射部材40、光学部材50、筒体60などが配置される。
図5に示されるように、筒状部10の開口部11付近の内側面101には、溝部18が形成されている。本実施の形態では、溝部18は、筒状部10の内側面101に沿って形成された凹状の係止部であり、筒体60に設けられた凸部64を係止する。
筒状部10は、例えば、金属材料を使用材料として含む。本実施の形態では、筒状部10は、例えば、アルミダイカスト工程を経て形成される。
[1−2−2.基台]
基台20は、図2〜図4に示されるように、光源30が取り付けられる部材である。本実施の形態では、基台20は、光源30で発生した熱を放熱するヒートシンクとしても機能する。基台20は、ねじなどにより、筒状部10に固定される。
基台20は、図2〜図4に示されるように、光源30が取り付けられる部材である。本実施の形態では、基台20は、光源30で発生した熱を放熱するヒートシンクとしても機能する。基台20は、ねじなどにより、筒状部10に固定される。
基台20は、例えば、金属材料を使用材料として含む。本実施の形態では、基台20は、例えばアルミダイカスト工程を経て形成される。
[1−2−3.光源]
光源30は、発光モジュールであって、所定の光を放射状に出射する光源である。光源30は、基台20のz軸方向正側の端面に取り付けられる。
光源30は、発光モジュールであって、所定の光を放射状に出射する光源である。光源30は、基台20のz軸方向正側の端面に取り付けられる。
本実施の形態では、光源30は、LED(Light Emitting Diode)を有するLED光源(LEDモジュール)である。光源30は、例えば、白色光を放出する白色LED光源である。
図3及び図4に示されるように、光源30は、基板302と、発光部304とを備える。本実施の形態において、光源30は、LEDが基板302に直接実装されたCOB(Chip On Board)構造である。
基板302は、LEDを実装するための実装基板であって、例えば、セラミックス基板、樹脂基板又はメタルベース基板等である。なお、基板302には、LEDを発光させるための直流電力を外部から受電するための一対の電極端子と、LED同士を電気的に接続するための所定のパターンの金属配線とが形成されている。また、基板302は、例えば平面視において矩形である平面を有する板状の形状を有し、基板302の底面(z軸方向負側面)が基台20に取り付けられる。
発光部304は、基板302に実装された複数のLEDと、複数のLEDを封止する封止部材とを有する。
LEDは、発光素子の一例であり、本実施の形態では、単色の可視光を発するベアチップである。LEDは、例えば、通電されれば青色光を発する青色LEDチップである。LEDは、例えば基板にマトリクス状に複数個配置されている。なお、LEDは、少なくとも1つ配置されていればよい。
封止部材としては、例えば透光性樹脂が用いられる。本実施の形態における封止部材は、LEDからの光を波長変換する波長変換材として蛍光体を含んでいる。封止部材は、例えば、シリコーン樹脂に蛍光体を分散させた蛍光体含有樹脂である。蛍光体粒子としては、LEDが青色光を発光する青色LEDチップである場合、白色光を得るために、例えばYAG系の黄色蛍光体を用いることができる。本実施の形態において、封止部材は、全てのLEDを一括封止するように円形状に形成されているが、複数のLEDを列ごとにライン状に封止してもよいし、各LEDを1つずつ個別に封止してもよい。
[1−2−4.取付部材]
図2〜図4に示される取付部材32は、光源30を基台20に取り付けるための部材である。本実施の形態では、取付部材32は、矩形枠状の部材であり、矩形の光源30を取り囲むように基台20上に取り付けられる。これにより、光軸Jに垂直な方向における光源30の位置を規制する。
図2〜図4に示される取付部材32は、光源30を基台20に取り付けるための部材である。本実施の形態では、取付部材32は、矩形枠状の部材であり、矩形の光源30を取り囲むように基台20上に取り付けられる。これにより、光軸Jに垂直な方向における光源30の位置を規制する。
取付部材32は、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリカーボネートなどの樹脂材料を使用材料として含む。
[1−2−5.接続部材]
図2〜図4に示される接続部材36は、光源30の光軸J方向の位置を規制するための部材である。例えば、接続部材36には、ねじを貫通させるための貫通孔が形成されており、当該貫通孔に挿入されたねじによって、接続部材36が基台20及び取付部材32に固定される。その際、接続部材36の一部が、光源30を基台20に向けて押さえることにより、光源30の光軸J方向(z軸方向)における位置を規制する。
図2〜図4に示される接続部材36は、光源30の光軸J方向の位置を規制するための部材である。例えば、接続部材36には、ねじを貫通させるための貫通孔が形成されており、当該貫通孔に挿入されたねじによって、接続部材36が基台20及び取付部材32に固定される。その際、接続部材36の一部が、光源30を基台20に向けて押さえることにより、光源30の光軸J方向(z軸方向)における位置を規制する。
また、接続部材36は、光源30へ電流を供給するリード線(不図示)が接続される部材でもある。本実施の形態に係る器具本体3は、光源30のx軸方向両端部にそれぞれひとつずつ接続部材36を備え、一方の接続部材36に高電位側の電線が、他方の接続部材36に低電位側の配線が、それぞれ接続される。接続部材36には、光源30へ電流を供給する電極(不図示)が設けられている。当該電極が光源30に形成された電極端子に接続される。
接続部材36の筐体は、例えば、PBT、ポリカーボネートなどの樹脂材料を使用材料として含む。また、接続部材36の電極は、銅などの導電性部材を使用材料として含む。
[1−2−6.反射部材]
図2〜図4に示される反射部材40は、光源30からの光の配光を制御する部材である。本実施の形態では、反射部材40は、光源30からの光を光学部材50に向けて反射させる。反射部材40は、光軸Jが貫通する開口が形成された略筒状の形状を有する。
図2〜図4に示される反射部材40は、光源30からの光の配光を制御する部材である。本実施の形態では、反射部材40は、光源30からの光を光学部材50に向けて反射させる。反射部材40は、光軸Jが貫通する開口が形成された略筒状の形状を有する。
反射部材40は、光源30からの光が入射される側(z軸方向負側)の端部から、当該光が出射される側の端部に向かって内径が漸次大きくなるように構成された略筒状の形状を有する。反射部材40の内側面において、光源30からの光が反射される。
反射部材40は、例えばPBTなど硬質の白色樹脂材料を使用材料として含む。なお、反射部材40は、内側面にアルミニウムなどの金属膜が設けられてもよい。
[1−2−7.光学部材]
図2〜図4に示される光学部材50は、反射部材40からの光が入射される透光性の部材である。光学部材50は、反射部材40から入射した光の配光を制御して出射する機能を有してもよい。本実施の形態では、光学部材50はフレネルレンズである。光学部材50は、反射部材40からの光を集光し、略円形の断面を有する光を出射する。
図2〜図4に示される光学部材50は、反射部材40からの光が入射される透光性の部材である。光学部材50は、反射部材40から入射した光の配光を制御して出射する機能を有してもよい。本実施の形態では、光学部材50はフレネルレンズである。光学部材50は、反射部材40からの光を集光し、略円形の断面を有する光を出射する。
光学部材50は、透光性材料を用いて形成されており、例えばPMMA(アクリル)、ポリカーボネートなどの透明樹脂材料、又は、ガラス材料などの透明材料を用いて形成することができる。
[1−2−8.筒体]
筒体60は、図2〜図4に示されるように、筒状部10の内側に配置される筒状の部材である。図3及び図5に示されるように、筒体60は、筒状部10の内側面101のうち、光学部材50の光出射側(z軸方向正側)の位置に配置される。本実施の形態では、筒体60はその外側面に凸部64を備える。筒体60は、凸部64が、筒状部10の溝部18に係止されることにより筒状部10に保持される。
筒体60は、図2〜図4に示されるように、筒状部10の内側に配置される筒状の部材である。図3及び図5に示されるように、筒体60は、筒状部10の内側面101のうち、光学部材50の光出射側(z軸方向正側)の位置に配置される。本実施の形態では、筒体60はその外側面に凸部64を備える。筒体60は、凸部64が、筒状部10の溝部18に係止されることにより筒状部10に保持される。
本実施の形態では、筒体60の内側面(光軸J側の面)は、黒色のグレア抑制面である。このため、筒状部10の内側面101のうち光学部材50より光出射側の部分は、黒色のグレア抑制面である筒体60の内側面で覆われる。これにより、筒状部10の内側面101におけるグレアが抑制される。
筒体60の内側面は、黒色のグレア抑制面であれば、特に限定されない。黒色のグレア抑制面は、例えば、黒色に塗装した面に艶消し処理を施すことにより実現できる。また、黒色のグレア抑制面は、黒色に塗装した面、又は、黒色の部材からなる面に、シボ加工を施すことによっても実現できる。さらに、筒体60の内側面におけるグレアをさらに抑制するために、図5に示されるように、筒体60の内側面に段差部66(バッフル)を設けてもよい。
筒体60は、図3に示されるように、係止部62を備える。係止部62は、光制御部材8を係止するための爪状部である。本実施の形態では、筒体60の内側面のz軸方向負側端部付近に六つの係止部62が設けられている。
筒体60は、例えば、ポリカーボネート、PBTなどの樹脂材料を使用材料として含む。
[1−2−9.光制御部材]
図1〜図5に示される光制御部材8は、筒状部10から光を出射する照明器具2に保持される部材であり、照明器具2から出射される光を制御する。本実施の形態では、光制御部材8は、筒状部10におけるグレアを抑制するフードである。
図1〜図5に示される光制御部材8は、筒状部10から光を出射する照明器具2に保持される部材であり、照明器具2から出射される光を制御する。本実施の形態では、光制御部材8は、筒状部10におけるグレアを抑制するフードである。
図5に示されるように、光制御部材8は、筒状部10の内側面101を覆う筒状の内筒部81と、筒状部10の外側面102を覆う筒状の外筒部82とを備える。また、内筒部81の端部と外筒部82の端部とが接続される。本実施の形態では、内筒部81のz軸方向正側の環状の端部全体と、外筒部82のz軸方向正側の環状の端部全体とが、接続部85において接続されている。すなわち、図3に示すように、内筒部81と外筒部82とが対向しているとともに、内筒部81と外筒部82との間に空間83を設けるように接続部85で接続されている。空間83には後述する筒状部10や筒体60が挿入される。
内筒部81は、筒状部10の内側面101の少なくとも一部を覆う。本実施の形態では、内筒部81は、筒状部10の内側面101のうち、光出射側端部12の近傍を覆う。より具体的には、内筒部81は、図5に示されるように、筒状部10の内側面101のうち、光出射側端部12から、光学部材50の光出射側面付近までを覆う。
本実施の形態では、内筒部81は、図5に示されるように、筒体60を介して筒状部10に保持される。より具体的には、内筒部81は、外側面812に凸状の被係止部816を備え、被係止部816が、筒体60の爪状の係止部62に係止される。これにより、内筒部81は、筒状部10に取り付けられた筒体60を介して筒状部10に安定的に保持される。
本実施の形態では、内筒部81の内側面811は、筒体60の内側面と同様に、黒色のグレア抑制面である。これにより、筒状部10の内側面101の光学部材50より光出射側の部分が黒色のグレア抑制面である内筒部81の内側面811で覆われる。これにより、筒状部10の内側面101におけるグレアが抑制される。さらに、本実施の形態では、内筒部81の光出射側の端部と外筒部82の光出射側の端部とが接続される。つまり、図5に示されるように、内筒部81の内側面811は、筒状部10の光出射側端部12より、さらに光出射側(z軸方向正側)まで延在する。これにより、筒体60だけを用いる場合より、グレアカットオフアングルを増大させることができる。
内筒部81の内側面811は、黒色系の表面を有することが好ましい。黒色系、例えば本実施形態のように黒色とすることでグレア抑制を行うことができる。黒色のグレア抑制面の構成としては、筒体60の内側面と同様の構成を採用できる。また、本実施の形態では、図5に示されるように、内筒部81は、内側面811に少なくとも一つの段差部814(バッフル)を備える。これにより、内側面811におけるグレアをさらに抑制することができる。
光制御部材8の外筒部82は、図5に示されるように筒状部10の外側面102の少なくとも一部を覆う。本実施の形態では、外筒部82は、筒状部10の外側面102のうち、光出射側端部12の近傍を覆う。外筒部82が筒状部10の外側面102を覆う範囲は特に限定されないが、外筒部82は、例えば、筒状部10の外側面102のうち、光出射側端部12から10mm程度の範囲を覆う。これにより、筒状部10の光出射側端部12と内筒部81との隙間は、外筒部82で覆われる。このため、筒状部10と光制御部材8の内筒部81との間に光源30からの光が進入しても、筒状部10の光出射側端部12付近から当該光が漏れることを抑制できる。
また、内筒部81を筒状部10の内部の所定の位置に取り付ける際に、外筒部82は、内筒部81を筒状部10の中央に配置させるためのガイドとしても機能する。つまり、外筒部82は、光制御部材8の位置決めのためにも利用できる。例えば、光制御部材8がエラストマーで形成される場合、内筒部81を筒状部10の内部に挿入する際に、内筒部81が筒状部10の内側面101又は筒体60の内側面との摩擦力により変形又は位置ずれし得る。そのため内筒部81を筒状部10の中央に配置することが難しい。また内筒部81の被係止部816を、複数の係止部62に均等に係止させることが難しい。しかしながら、本実施の形態に係る光制御部材8によれば、外筒部82によって、内筒部81が適切な位置に配置されるようにガイドされる。このため、内筒部81を筒状部10の中央に適切に配置し、被係止部816を複数の係止部62に均等に容易に係止させることができる。
本実施の形態では、外筒部82の内径は、筒状部10の光出射側端部12における外径以下である。これにより、外筒部82は、外筒部82の内側面821と、筒状部10の外側面102との間の摩擦力によって筒状部10に保持される。したがって、本実施の形態では、外筒部82と筒状部10の外側面102に係止部などを形成する必要がないため、光制御部材8及び筒状部10の構成を簡素化することができる。
本実施の形態に係る光制御部材8においては、上述のように内筒部81及び外筒部82は、それぞれ筒状部10に保持される。これにより、光制御部材8が内筒部81及び外筒部82の一方だけで筒状部10に保持される場合より、光制御部材8が筒状部10に、より安定的に保持される。このため、光制御部材8が照明器具2から脱離することを抑制することができる。
また、本実施の形態では、光制御部材8の内筒部81及び外筒部82は、エラストマーを使用材料として含む。これにより、光制御部材8の内筒部81及び外筒部82を弾性変形させることができるため、光制御部材8を筒状部10に容易に取り付けることができる。また、外筒部82の内径を筒状部10の光出射側端部12における外径未満とすることができる。この場合、図5に示されるように、光制御部材8を筒状部10に取り付けた際に、外筒部82は、弾性変形した状態、すなわち筒状部10を締め付ける状態で筒状部10に保持される。このように、外筒部82を弾性変形させることによって、筒状部10の外側面102は、外筒部82から弾性力を受ける。当該弾性力により、外筒部82の内側面821と筒状部10の外側面102との間の摩擦力が増大されるため、外筒部82は筒状部10に安定的に保持され、かつ密着して保持される。外筒部82の内径は、例えば、筒状部10の光出射側端部12における外径以下であり、外径より極端に小さくならないように定められる。本実施の形態では、外筒部82の内径は、当該外径より0.5mm程度小さい。
光制御部材8の内筒部81と外筒部82とが接続される部分である接続部85の形状は、特に限定されない。本実施の形態では、接続部85は、筒状の形状を有し、接続部85の内側面851は、黒色のグレア抑制面である。これにより、光制御部材8によってグレアカットオフアングルをより一層増大させることができる。また、接続部85の内径は、内筒部81の内径以上である。これにより、接続部85における照明器具2からの出射光の損失を抑制できる。本実施の形態では、図5に示されるように接続部85の内側面851は、内筒部81の内側面811と滑らかに接続される形状を有する。これにより、接続部85における照明器具2からの出射光の損失を抑制し、かつ、光制御部材8の外観品質を向上させることができる。
また、図5に示される接続部85の外側面852の形状は特に限定されない。本実施の形態では、外側面852は、外筒部82の外側面822と滑らかに接続される形状を有する。これにより、光制御部材8の外観品質を向上させることができる。
また、本実施の形態では、内筒部81と外筒部82とが接続される接続部85と、筒状部10の光出射側端部12との間に、空隙200が形成される。これにより、光制御部材8を筒状部10に取り付ける際に、内筒部81及び外筒部82を筒状部10における所定の取り付け位置より、z軸方向(光軸J方向)における空隙200の長さだけ、z軸方向負向きに押し込むことができる。これにより、内筒部81及び外筒部82を筒状部10における所定の取り付け位置に取り付けることを容易化できる。例えば、内筒部81及び外筒部82がエラストマーによって形成されている場合には、内筒部81及び外筒部82と筒状部10との間の摩擦力に起因して変形することがある。このため、内筒部81及び外筒部82のz軸方向負側の各端部を、筒状部10の所定の取り付け位置まで移動させ難い。本実施の形態では、空隙200が形成されることにより、内筒部81及び外筒部82がある程度変形しても、内筒部81及び外筒部82を空隙200のz軸方向における長さだけ余分に移動させることができる。このため、内筒部81及び外筒部82のz軸方向負側の各端部を、筒状部10の所定の取り付け位置まで比較的容易に移動させることができる。空隙200のz軸方向における長さは、特に限定されない。当該長さは、筒状部10、内筒部81及び外筒部82の形状及び材質に応じて適宜決定される。当該長さは、例えば1mm以上、10mm以下である。また当該長さを2mm以上とすることで、より確実に上記効果を奏することができる。
光制御部材8を形成する材料は、特に限定されない。光制御部材8の内筒部81及び外筒部82は、例えば、エラストマーを使用材料として含む。これにより、光制御部材8を弾性変形させることができるため、光制御部材8を照明器具2に対して容易に着脱できる。また、例えば、光制御部材8をフードとして使用する場合には、光制御部材8は、非透光性の材料で形成される。また、光制御部材8は、例えば、エラストマーを用いて一体的に形成される。
[1−3.まとめ]
以上のように、本実施の形態に係る光制御部材8は、筒状部10から光を出射する照明器具2に保持される光制御部材8であって、筒状部10の内側面101を覆う筒状の内筒部81と、筒状部10の外側面102を覆う筒状の外筒部82とを備え、内筒部81と外筒部82とが対向するとともに、内筒部81の端部と外筒部82の端部とが接続された接続部85を有し、対向して設けられた内筒部81と外筒部82との間に空間83が設けられていることを特徴とする。
以上のように、本実施の形態に係る光制御部材8は、筒状部10から光を出射する照明器具2に保持される光制御部材8であって、筒状部10の内側面101を覆う筒状の内筒部81と、筒状部10の外側面102を覆う筒状の外筒部82とを備え、内筒部81と外筒部82とが対向するとともに、内筒部81の端部と外筒部82の端部とが接続された接続部85を有し、対向して設けられた内筒部81と外筒部82との間に空間83が設けられていることを特徴とする。
これにより、光制御部材8が照明器具2の筒状部10に取り付けられる場合に、筒状部10の光出射側端部12と内筒部81との隙間は、外筒部82で覆われる。このため、筒状部10と光制御部材8の内筒部81との間に光源30からの光が進入しても、筒状部10の光出射側端部12付近から当該光が漏れることを抑制できる。また、外筒部82によって、内筒部81を筒状部10内の適切な位置にガイドすることができるため、光制御部材8を筒状部10に取り付ける際の作業を容易化できる。
また、光制御部材8において、内筒部81及び外筒部82は、空間83に筒状部10が挿入されて照明器具2に保持される。
これにより、光制御部材8が照明器具2に安定的に保持されるため、光制御部材8が照明器具2から脱離することを抑制できる。
また、光制御部材8において、内筒部81及び外筒部82は、エラストマーを使用材料として含む。
これにより、光制御部材8の内筒部81及び外筒部82を弾性変形させることができるため、光制御部材8を照明器具2に対して容易に着脱できる。
また、光制御部材8において、内筒部81の内側面811は、黒色系の表面を有する。
これにより、光制御部材8を照明器具2の筒状部10に取り付けた場合に、筒状部10の内側面101におけるグレアを抑制できる。
また、光制御部材8において、内筒部81は、内側面811に段差部814を備える。
これにより、光制御部材8を照明器具2の筒状部10に取り付けた場合に、筒状部10の内側面101におけるグレアを抑制できる。
また、本実施の形態に係る照明装置1は、光制御部材8と、照明器具2とを備える。
これにより、筒状部10の光出射側端部12と内筒部81との隙間は、外筒部82で覆われる。このため、筒状部10と光制御部材8の内筒部81との間に光源30からの光が進入しても、筒状部10の光出射側端部12付近から当該光が漏れることを抑制できる。また、外筒部82によって、内筒部81を筒状部10内の適切な位置にガイドすることができるため、光制御部材8を筒状部10に取り付ける際の作業を容易化できる。
また、照明装置1において、内筒部81及び外筒部82の少なくとも一方は、筒状部10に係止されるための被係止部816を備え、照明器具2は、被係止部816を係止する係止部62を備える。
これにより、光制御部材8は、筒状部10に安定的に保持されるため、光制御部材8が照明器具2から脱離することをより一層抑制できる。
また、照明装置1において、外筒部82は、摩擦力によって筒状部10に保持される。
これにより、外筒部82及び筒状部10の外側面102に係止部などの構成を設けることなく、外筒部82を筒状部10に保持させることができる。このため、光制御部材8及び照明器具2の構成を簡素化できる。
また、照明装置1において、外筒部82の内径は、筒状部10の光出射側端部12における外径以下である。
これにより、筒状部10の外側面102と外筒部82の内側面821との間の摩擦力を増大させることができる。このため、外筒部82を筒状部10に安定的に保持させることができる。
また、照明装置1において、内筒部81と外筒部82とが接続される接続部85と、筒状部10の光出射側端部12との間に、空隙200が形成される。
これにより、光制御部材8の照明器具2への取付作業を容易化できる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2に係る照明装置について説明する。本実施の形態に係る照明装置は、光制御部材をより安定的に照明器具に保持させるための弾性部材をさらに備える点において、実施の形態1に係る照明装置1と相違する。以下、本実施の形態に係る照明装置と実施の形態1に係る照明装置1との相違点を中心に図面を用いて説明する。
次に、実施の形態2に係る照明装置について説明する。本実施の形態に係る照明装置は、光制御部材をより安定的に照明器具に保持させるための弾性部材をさらに備える点において、実施の形態1に係る照明装置1と相違する。以下、本実施の形態に係る照明装置と実施の形態1に係る照明装置1との相違点を中心に図面を用いて説明する。
図6は、本実施の形態に係る照明装置1aの一部分解斜視図である。
図7は、本実施の形態に係る照明装置1aの断面斜視図である。図7では、光軸Jを含み、zx平面に平行な平面による断面の斜視図が示されている。
図6に示されるように、本実施の形態に係る照明装置1aは、照明器具2と、光制御部材8と、弾性部材90とを備える。つまり、照明装置1aは、実施の形態1に係る照明装置1に加えて、弾性部材90をさらに備える。
弾性部材90は、略C字型の形状を有する。弾性部材90は、例えば、金属材料などの弾性材料を使用材料として含み、弾性変形し得る。また、弾性部材90は、図6に示されるように把持部92及び凸部94を備える。
把持部92は、弾性部材90を変形させるための力を加える部分である。ユーザは、二つの把持部92に力を加えることにより、弾性部材90を弾性変形させることができる。これにより、二つの把持部92を接近させることにより、弾性部材90の寸法(径)を縮小させることができる。
凸部94は、弾性部材90の内側に突出した部分である。凸部94は、ユーザが弾性部材90を光制御部材8の内部に挿入する際に、弾性部材90の位置を調整するために用いる部分である。ユーザは指などで凸部94の位置を移動させることにより、弾性部材90を所定の位置に移動させることができる。本実施の形態では、弾性部材90は三つの凸部94を備える。
弾性部材90は、図6に示されるように、光制御部材8を照明器具2に取り付けた状態で、光制御部材8のz軸方向正側端部から、z軸方向負向きに光制御部材8の内部に挿入される。この際、弾性部材90には、その寸法が縮小するように力が加えられ、弾性変形された状態で、光制御部材8の内部に挿入される。そして、光制御部材8の内部の所定の位置において、弾性部材90に加えられた力を解除することで、その寸法を拡大させる。つまり、図7に示されるように、光制御部材8の内筒部81の所定の位置に配置されて、弾性部材90に内筒部81の内側から外側向きに押圧させる。本実施の形態では、弾性部材90は、力が加えられた状態で内筒部81の取付部89に配置され、弾性変形した状態が維持される。これにより、弾性部材90が、内筒部81を内側から外側向きに押圧する。
本実施の形態では、図7に示されるように、内筒部81の取付部89の外側面には、被係止部816が配置されている。このため、弾性部材90により、被係止部816を係止部62に押圧できる。これにより、係止部62によって被係止部816をより安定的に係止できる。したがって、本実施の形態では、光制御部材8が照明器具2から脱離することをより一層抑制できる。
以上のように、本実施の形態に係る照明装置1aにおいて、内筒部81の内側面811に配置され、内筒部81の内側面811を内筒部81の内側から外側向きに押圧する弾性部材90をさらに備える。
これにより、内筒部81を照明器具2により安定的に保持させることができる。したがって、本実施の形態に係る照明装置1aでは、光制御部材8が照明器具2から脱離することをより一層抑制できる。
(変形例など)
以上、本発明に係る光制御部材8及び各照明装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
以上、本発明に係る光制御部材8及び各照明装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、光制御部材8の内筒部81及び外筒部82の両方が照明器具2に保持されたが、内筒部81及び外筒部82の両方が保持される構成に限定されない。光制御部材8は、照明器具2に保持されればよく、例えば、内筒部81又は外筒部82が照明器具2に保持される構成を採用し得る。
また、上記実施の形態では、光制御部材8の外筒部82は、筒状部10に摩擦力によって保持されたが、外筒部82の保持構成はこれに限定されない。例えば、外筒部82に被係止部が形成され、筒状部10の外側面102に当該被係止部を係止する係止部が形成されてもよい。これにより、外筒部82を筒状部10により安定的に保持させることができる。
また、光制御部材8の一例として、フードを示したが、光制御部材は、フードに限定されない。例えば、光制御部材の他の例として、ルーバーなどを挙げることができる。
また、筒状部10の形状は、略円筒状に限定されない。例えば、筒状部10は、略多角形の断面を有する筒状の形状を有してもよい。
また、照明は、スポットライトに限定されない。例えば、照明装置は、ユニバーサルダウンライトでもよい。
また、上記実施の形態では、光制御部材8は着脱自在であったが、光制御部材の構成はこれに限定されない。例えば、光制御部材は、エラストマー以外の硬質の樹脂で形成されることにより、照明器具から容易に離脱しない構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、照明器具2は、筒体60を備えたが、照明器具2は筒体60を備えなくてもよい。筒体60を備えない場合は、筒状部10の内側面101に、光制御部材8の被係止部816を係止する係止部を設けることにより、筒状部10が、光制御部材8の内筒部81を直接保持することができる。
また、上記実施の形態においては、光源30において、COB型LEDを用いたが、他の発光素子を用いてもよい。例えば、SMD(Surface Mount Device)型LEDを用いてもよい。また、有機EL(Electro Luminescence)素子など他の固体発光素子、又は、固体発光素子以外の他の光源を用いてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、又は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1、1a 照明装置
2 照明器具
8 光制御部材
10 筒状部
12 光出射側端部
62 係止部
814 段差部
81 内筒部
82 外筒部
83 空間
85 接続部
90 弾性部材
101、811 内側面
102 外側面
200 空隙
816 被係止部
2 照明器具
8 光制御部材
10 筒状部
12 光出射側端部
62 係止部
814 段差部
81 内筒部
82 外筒部
83 空間
85 接続部
90 弾性部材
101、811 内側面
102 外側面
200 空隙
816 被係止部
Claims (11)
- 筒状部から光を出射する照明器具に保持される光制御部材であって、
前記筒状部の内側面を覆う筒状の内筒部と、
前記筒状部の外側面を覆う筒状の外筒部とを備え、
前記内筒部と前記外筒部とが対向するとともに、前記内筒部の端部と前記外筒部の端部とが接続された接続部を有し、対向して設けられた前記内筒部と前記外筒部との間に空間が設けられていることを特徴とする
光制御部材。 - 前記内筒部及び前記外筒部は、前記空間に前記筒状部が挿入されて前記照明器具に保持される
請求項1に記載の光制御部材。 - 前記内筒部及び前記外筒部は、エラストマーを使用材料として含む
請求項1又は2に記載の光制御部材。 - 前記内筒部の内側面は、黒色系の表面を有する
請求項1〜3のいずれか1項に記載の光制御部材。 - 前記内筒部は、内側面に段差部を備える
請求項1〜4のいずれか1項に記載の光制御部材。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の光制御部材と、
前記照明器具とを備える
照明装置。 - 前記内筒部及び前記外筒部の少なくとも一方は、前記筒状部に係止されるための被係止部を備え、
前記照明器具は、前記被係止部を係止する係止部を備える
請求項6に記載の照明装置。 - 前記外筒部は、摩擦力によって前記筒状部に保持される
請求項6又は7に記載の照明装置。 - 前記外筒部の内径は、前記筒状部の光出射側端部における外径以下である
請求項6〜8のいずれか1項に記載の照明装置。 - 前記内筒部と前記外筒部とが接続される接続部と、前記筒状部の光出射側端部との間に、空隙が形成される
請求項6〜9のいずれか1項に記載の照明装置。 - 前記内筒部の内側面に配置され、前記内筒部の内側面を前記内筒部の内側から外側向きに押圧する弾性部材をさらに備える
請求項6〜10のいずれか1項に記載の照明装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015214696A JP2017084729A (ja) | 2015-10-30 | 2015-10-30 | 光制御部材及び照明装置 |
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JP2015214696A JP2017084729A (ja) | 2015-10-30 | 2015-10-30 | 光制御部材及び照明装置 |
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JP2017084729A true JP2017084729A (ja) | 2017-05-18 |
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Family Applications (1)
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JP2015214696A Pending JP2017084729A (ja) | 2015-10-30 | 2015-10-30 | 光制御部材及び照明装置 |
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JP (1) | JP2017084729A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101846349B1 (ko) * | 2017-08-04 | 2018-05-18 | 주식회사 시티컴 | 엘이디 조명 하우징 및 엘이디 소자 |
JP2019012618A (ja) * | 2017-06-29 | 2019-01-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照明器具 |
JP2019029147A (ja) * | 2017-07-28 | 2019-02-21 | 株式会社遠藤照明 | 照明器具及び光制御部材 |
-
2015
- 2015-10-30 JP JP2015214696A patent/JP2017084729A/ja active Pending
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