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JP6924963B2 - 照明器具 - Google Patents

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JP6924963B2
JP6924963B2 JP2017128108A JP2017128108A JP6924963B2 JP 6924963 B2 JP6924963 B2 JP 6924963B2 JP 2017128108 A JP2017128108 A JP 2017128108A JP 2017128108 A JP2017128108 A JP 2017128108A JP 6924963 B2 JP6924963 B2 JP 6924963B2
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Description

本発明は、筒状のフードを備える照明器具に関する。
従来の照明器具、例えばスポットライト用の照明器具では、光を出射する開口部を有する灯具本体と、灯具本体の内部に取り付けられた光源と、この光源からの出射光の配光を制御する反射部材及びレンズとを備えている(例えば、特許文献1など参照)。
特許文献1に開示された照明器具では、さらに、灯具本体のセード部に筒状のフードを取り付けることにより、グレアカットオフアングルを増大させようとしている。
特開2017−84729号公報
特許文献1に開示された照明器具では、弾性変形し得るフードを灯具本体に安定的に固定するために、フードを灯具本体の内部のレンズの位置まで挿入している。ここで、フードのレンズ側端部に光源からの光が照射されることによって、当該レンズ側端部の温度が上昇する。また、レンズは、一般に比較的耐熱性能の低いアクリルなどで形成されるため、フードのレンズ側端部の温度上昇に伴って、レンズの温度が耐熱温度以上に上昇し得る。このため、特に照明器具の出力が高い場合には、特許文献1に開示されたフードを用いることができない。
そこで、本発明は、フードを備える照明器具であって、灯具本体の内部に配置されたレンズの温度上昇を抑制できる照明器具を提供する。
上記課題を解決するために、本発明に係る照明器具の一態様は、灯具本体と、前記灯具本体の内部に配置される光源と、前記灯具本体の内部に配置され、前記光源の光軸を囲む筒状のバッフルであって、前記光源に近づくにしたがって内径が減少するバッフルと、前記バッフルと前記光源との間に配置され、前記光源からの光の配光を制御するレンズと、前記レンズから離隔された状態で前記バッフルの内面に固定され、前記光軸を囲む筒状のフードとを備える。
本発明によれば、灯具本体の内部に配置されたレンズの温度上昇を抑制できる照明器具を提供できる。
図1は、実施の形態に係る照明器具の外観を示す斜視図である。 図2は、実施の形態に係る照明器具の一部分解斜視図である。 図3は、実施の形態に係るバッフルの構成を示す斜視図である。 図4は、実施の形態に係る照明器具の断面図である。 図5は、実施の形態に係る照明器具の一部拡大断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態)
[1.構成]
実施の形態1に係る照明器具の構成について図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態に係る照明器具10の外観を示す斜視図である。図2は、本実施の形態に係る照明器具10の一部分解斜視図である。図2では、照明器具10のうち、保持部材20、フード30、バッフル40、規制部材50、レンズ60及び光源70が分解されて示されている。図3は、本実施の形態に係るバッフル40の構成を示す斜視図である。図4は、本実施の形態に係る照明器具10の断面図である。図4には、照明器具10の光源70の光軸Jを通る断面が示されている。図5は、本実施の形態に係る照明器具10の一部拡大断面図である。図5には、図4に記載された破線枠Vの内部が拡大されて示されている。
図1及び図2に示されるように、照明器具10は、スポットライトであり、保持部材20と、フード30と、灯具本体90と、アーム97と、電源ボックス98とを備える。また、図2及び図4に示されるように、照明器具10は、さらに、バッフル40と、規制部材50と、レンズ60と、光源70とを備える。また、図4に示されるように、照明器具10は、さらに、レンズ保持部材80と、基台92とを備える。以下、照明器具10の各構成要素について説明する。なお、本実施の形態において、光源70の光出射側を前方側とし、前方側の反対側を後方側としている。
[1−1.灯具本体]
灯具本体(器具本体)90は、光源70が内部に配置され、光源70からの光を外部に出射する筒状の部材である。灯具本体90には、側方開口部91が形成されている。側方開口部91は、灯具本体90の側面に設けられたスリット状の開口部であり、アーム97が配置される。
図4に示されるように、灯具本体90の内部には、光源70に加えて、バッフル40、規制部材50、レンズ60、レンズ保持部材80、基台92などが配置される。
灯具本体90は、例えば、アルミニウムなどの金属材料で形成される。本実施の形態では、灯具本体90は、例えばアルミダイカスト工程を経て形成される。
[1−2.基台]
基台92は、図4に示されるように、灯具本体90の内部に配置され、光源70及びアーム97が取り付けられる部材である。基台92は、光源70から発生した熱を放熱するヒートシンクとしても機能する。基台92は、図示しないねじなどを用いて灯具本体90に固定される。
基台92は、光源70の周囲に前方側に向かって立設された遮光部95を有する。遮光部95は、光源70から、光軸Jに垂直に近い方向に出射される光を遮断する。これにより、光源70から出射された光が光源70の後方側に配置された側方開口部91から漏れ出ることを抑制できる。
基台92は、例えば、アルミニウムなどの金属材料で形成される。本実施の形態では、灯具本体90は、例えばアルミダイカスト工程を経て形成される。
[1−3.光源]
光源70は、図2及び図4に示されるように、灯具本体90の内部に配置され、光軸Jに沿って光を出射する発光部である。本実施の形態では、光源70は、LED(Light Emitting Diode)を有する発光モジュールであって、所定の光を放射状に出射するLED光源である。光源70は、例えば白色光を出射するように構成されている。光源70は、COB(Chip On Board)型LEDで構成され、図2及び図4に示されるように、基板72と、基板72上に実装されたベアチップ(LEDチップ)である複数のLED71と、それらLED71を封止し、蛍光体を含む封止部材とを備える。なお、本実施の形態では、封止部材は全てのLED71を一括封止しているが、封止部材の構成はこれに限られない。ライン状に配列されたLED71の配列方向に沿って複数本のライン状に封止部材を形成する構成としてもよい。
光源70は、図4に示される基台92に取り付けられ、光軸Jに沿って光を出射する。光源70の基台92への取り付け方法は、特に限定されない。光源70は、他の部材を用いて基台92に取り付けられてもよいし、接着材などで基台92に接着されてもよい。
基板72は、複数のLED71を実装するための実装基板であって、例えばセラミックス基板、樹脂基板又は絶縁被覆されたメタルベース基板などである。また、基板72は、例えば平面視において矩形である平面を有する板状であり、基板72の底面(つまり、後方側の面)が基台92に取り付けられて固定される。なお、図示しないが、基板72には、LED71(光源70)を発光させるための直流電力を外部からリード線などを介して受電するための一対の電極端子(正電極端子及び負電極端子)が形成されている。
[1−4.レンズ]
レンズ60は、バッフル40と光源70との間に配置され、光源70からの光の配光を制御する透光性の光学素子である。本実施の形態では、レンズ60は、レンズ60に入射する光を集光する集光レンズである。また、レンズ60は、光出射側に形成されたレンズ構造がフレネル化されたフレネルレンズである。
図2及び図4に示されるように、レンズ60は、光源70の前方に配置される。具体的には、レンズ60は、光源70と所定の間隔をあけて、光源70の光出射側に配置される。したがって、レンズ60は、光源70から出射してレンズ60に入射する光の配光を制御する。レンズ60は、例えば、光源70から出射する光をコリメートする。レンズ60の光軸は、光源70の光軸Jと略一致しているとよい。
レンズ60は、所定のレンズ作用を有するように、所定の形状で形成されている。また、レンズ60は、透光性材料を用いて形成されている。具体的には、レンズ60は、アクリル、ポリカーボネート等の透明樹脂材料又はガラス材料等の透明材料を用いて、金型等によって所定の形状に成形される。レンズ60は、レンズ保持部材80によって灯具本体90において保持される。
[1−5.レンズ保持部材]
レンズ保持部材80は、レンズ60を保持する部材である。レンズ保持部材80は、光軸Jが貫通する開口が形成された筒状の形状を有する。レンズ保持部材80は、灯具本体90内において保持される。
また、レンズ保持部材80は、灯具本体90内において規制部材50などによって、位置が規制される。これにより、レンズ保持部材80及びレンズ60の灯具本体90内における位置が規制される。
レンズ保持部材80は、光源70から遠い側の端部においてレンズ60を保持する。より具体的には、図5に示されるように、レンズ保持部材80は、端部に設けられた爪部81を有する。図5に示されるように、レンズ保持部材80は、各爪部81によってレンズ60を係止することでレンズ60を保持する。このように、樹脂材料などで形成されたレンズ保持部材80がレンズ60を保持する場合、金属で形成された灯具本体90がレンズ60を保持する場合より、簡易にレンズ60の保持構造を形成できる。
レンズ保持部材80は、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)など硬質の樹脂材料を用いて形成することができる。
[1−6.規制部材]
規制部材50は、灯具本体90の内部に配置され、レンズ保持部材80の位置を規制する部材である。本実施の形態では、規制部材50は、灯具本体90の内部に取り付けられるバネである。図2に示されるように、規制部材50は、C字状の形状を有し、三つの規制部51を有する。図5に示されるように、規制部材50は、灯具本体90の内面に形成された環状の規制溝94に配置される。三つの規制部51は、灯具本体90の内面から光軸Jに向かって突出し、レンズ保持部材80の端部に当接する。これにより、規制部材50は、レンズ保持部材80が前方側に向かって移動することを規制する。
規制部材50は、例えば、ステンレスなどの線状の金属部材を用いて形成される。
[1−7.バッフル]
バッフル40は、灯具本体90の筒状のセード部の内面におけるグレアを抑制するための部材である。バッフル40は、灯具本体90の内部に配置され、光軸Jを囲む筒状の部材である。具体的には、バッフル40は、灯具本体90のセード部の内部に配置されている。バッフル40は、光源70に近づくにしたがって内径が減少する。バッフル40は、図4及び図5に示されるように、灯具本体90の内部であって、レンズ60の前方側に配置される。
図4に示されるように、バッフル40は、灯具本体90の前方側端部付近に配置される。図3及び図5に示されるバッフル40の内面44(光軸J側の面)は、グレア抑制面である。これにより、灯具本体90の前方側端部付近の内面におけるグレアが抑制される。
バッフル40の内面44は、グレア抑制面であれば、特に限定されない。グレア抑制面は、例えば、黒色に塗装した面に艶消し処理を施すことにより実現できる。また、黒色のグレア抑制面は、黒色に塗装した面、又は、黒色の部材からなる面に、シボ加工を施すことによっても実現できる。
バッフル40は、図3に示されるように、外周に突起42を有する。バッフル40は、図5に示されるように、突起42が灯具本体90の内面に形成された係止溝93に係止されることにより、灯具本体90の内部に保持される。
バッフル40は、例えば、ポリカーボネート、PBTなどの樹脂材料を用いて形成することができる。
本実施の形態では、バッフル40には、フード30が固定される。図3に示されるように、バッフル40は、フード30を固定する固定部41を有する。バッフル40におけるフード30を固定するための構成については、後で詳述する。
[1−8.フード]
フード30は、レンズ60から離隔された状態でバッフル40の内面44に固定され、光軸Jを囲む筒状の部材である。
図2に示されるように、フード30は、円筒状の形状を有する筒状部31と、筒状部31の端部に配置された円環状の鍔部32とを有する。
筒状部31の内面は、グレア抑制面である。照明器具10では、このようなグレア抑制面を有するフード30を備えることにより、グレアカットオフアングルを増大させることができる。筒状部31の外面の構成は特に限定されないが、例えば、筒状部31の外面と、灯具本体90の外面とに同様の塗装などを施してもよい。これにより、照明器具10の外観においてフード30が目立たなくなるため、照明器具10の外観品質を高めることができる。
鍔部32は、フード30をバッフル40の内面44に固定するために用いられる部分である。
フード30は、金属材料、樹脂材料などを用いて形成される。本実施の形態では、フード30は、アルミニウムを用いて、板金によって形成される。
フード30のバッフル40の内面における固定構成については、後で詳述する。
[1−9.保持部材]
保持部材20は、バッフル40の内部に配置され、フード30を保持する部材である。本実施の形態では、保持部材20は、バッフル40の内面44に係止されるバネである。これにより、簡素化された構成を有する保持部材20を実現できる。図2に示されるように、保持部材20は、C字状の形状を有し、四つの被係止部22を有する。四つの被係止部22は、光軸Jから遠ざかる向きに突出する部分である。四つの被係止部22は、それぞれ、バッフル40の四つの固定部41に係止される。これにより、保持部材20は、バッフル40に固定される。このようにバッフル40に固定された保持部材20と、バッフル40の内面44とが、フード30の鍔部32を挟持することによって、フード30をバッフル40に固定できる。
また、保持部材20は、二つの端部21を有する。二つの端部21は、保持部材20を着脱する際にユーザが摘む部分である。図1及び図4に示されるように端部21は、前方側に向かって折り曲げられている。これにより、ユーザが端部21を容易に摘むことができる。
保持部材20は、例えば、ステンレスなどの線状の金属部材を用いて形成される。
保持部材20のバッフル40に対する着脱方法などについては、後で詳述する。
[1−10.アーム]
図1、図2及び図4に示されるアーム97は、一端部が電源ボックス98に接続され、かつ、他端部が基台92に接続される部材である。アーム97は、灯具本体90の側方開口部91を介して灯具本体90の内部に挿入される。
また、アーム97の内部には、長手方向に挿通孔が形成されており、当該挿通孔内に電源ボックス98と光源70とを接続するリード線(図示せず)が配置される。
アーム97は、アルミニウムなどの金属材料で形成される。本実施の形態では、アーム97は、例えばアルミダイカスト工程を経て形成される。
[1−11.電源ボックス]
図1及び図2に示される電源ボックス98は、光源70に電力を供給する電源回路が内蔵された筐体である。本実施の形態では、電源ボックス98に内蔵された電源回路は、電源ボックス98の外部から供給された交流電力を直流電力に変換し、当該直流電力を、リード線を介して光源70のLED71に供給する。
電源ボックス98の外壁部分は、金属材料、樹脂材料などから形成される。本実施の形態では、例えば、当該外壁部分は、アルミニウムで形成される。
[2.フードの固定構成]
本実施の形態に係るフード30の固定構成について説明する。
上述のとおり、フード30は、バッフル40の内面44に固定される。本実施の形態では、照明器具10は、バッフル40の固定部41に係止され、フード30を保持する保持部材20を備える。これにより、フード30自体が保持構造を備える必要がなくなるため、フード30の構成を簡素化できる。
フード30は、保持部材20によってバッフル40の内面44に固定される。図3に示されるように、バッフル40は、フード30を固定する固定部41を有する。本実施の形態では、フード30は、四つの固定部41を有する。四つの固定部41の各々は、バッフル40の内面44に形成された凹部である。より詳しくは、四つの固定部41の各々は、バッフル40の内面44に形成された貫通孔である。四つの固定部41には、保持部材20の被係止部22が係止される。より具体的には、図2に示される保持部材20の四つの被係止部22が、それぞれ、凹部からなる四つの固定部41に係止される。これにより、簡素化された構成で、保持部材20をバッフル40に固定できる。
図5に示されるように、バッフル40の内面44と、保持部材20との間には、フード30の鍔部32が配置される。このように、バッフル40に固定された保持部材20と、バッフル40の内面44とが、フード30の鍔部32を挟持することによって、フード30をバッフル40に固定できる。
鍔部32は、バッフル40の内面44のうちレンズ60寄りの端部43より、レンズ60から遠い位置に当接した状態で、保持部材20によって保持される。このように、フード30が、レンズ60から離隔した状態でバッフル40に固定される。これにより、鍔部32をレンズ60から離隔できるため、フード30の鍔部32が光源70からの光を吸収して高温になった場合においても、レンズ60の温度上昇を抑制できる。したがって、照明器具10が高出力動作する場合においても、フード30を使用できる。
また、図5に示されるように、本実施の形態では、バッフル40の内面44は、階段状の形状を有する。これにより、バッフル40の内面44におけるフード30の鍔部32の載置部を、光軸Jに略垂直な面とすることができる。したがって、フード30の光軸J方向における移動を確実に規制できるため、フード30をバッフル40に安定的に固定できる。
[3.まとめ]
以上のように、本実施の形態に係る照明器具10は、灯具本体90と、灯具本体90の内部に配置される光源70とを備える。照明器具10は、さらに、灯具本体90の内部に配置され、光源70の光軸Jを囲む筒状のバッフル40であって、光源70に近づくにしたがって内径が減少するバッフル40を備える。照明器具10は、さらに、バッフル40と光源70との間に配置され、光源70からの光の配光を制御するレンズ60と、レンズ60から離隔された状態でバッフル40の内面に固定され、光軸Jを囲む筒状のフード30とを備える。
このように、照明器具10がフード30を備えることにより、照明器具10のグレアカットオフアングルを増大させることができる。また、フード30がレンズ60から離隔されていることによって、フード30が光源70からの光を吸収して高温になった場合においても、レンズ60の温度上昇を抑制できる。
本実施の形態では、フード30は、バッフル40のレンズ60寄りの端部43より、レンズ60から遠い位置に固定されている。
これにより、フード30をレンズ60から離隔した位置に固定できるため、フード30が光源70からの光を吸収して高温になった場合においても、レンズ60の温度上昇を抑制できる。
また、照明器具10において、バッフル40の内面は、階段状の形状を有してもよい。
これにより、バッフル40の内面44におけるフード30の載置部を、光軸Jに略垂直な面とすることができる。したがって、フード30の光軸J方向における移動を確実に規制できるため、フード30をバッフル40に安定的に固定できる。
また、照明器具10において、バッフル40は、フード30を固定する固定部41を有してもよい。
これにより、フード30をバッフル40に固定できる。
また、照明器具10において、固定部41は、バッフル40の内面44に形成された凹部であってもよい。
これにより、簡素化された構成で、フード30をバッフル40に固定できる。
また、照明器具10は、固定部41に係止され、フード30を保持する保持部材20を備えてもよい。
これにより、フード30の構成を簡素化できる。
また、照明器具10において、保持部材20は、バネであってもよい。
これにより、簡素化された構成を有する保持部材20を実現できる。
(変形例など)
以上、本発明に係る照明器具について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、バッフル40は、四つの固定部41を有したが、固定部41の個数はこれに限定されない。例えば、固定部41は三つでもよい。この場合、保持部材20が有する被係止部22も三つでよい。
また、上記実施の形態に係る保持部材20は、バネに限定されない。例えば、固定部41に対応する爪状の被係止部を有し、樹脂材料などで形成された部材によっても保持部材を実現できる。
また、上記実施の形態では、固定部41は、貫通孔であったが、凹状であればよい。
また、上記実施の形態では、保持部材20を備えたが、保持部材20を備えなくてもよい。例えば、フード30に爪状の被係止部を形成し、当該被係止部をバッフル40の固定部41に係止させてもよい。
また、上記実施の形態では、レンズ60は、フレネルレンズであったが、レンズ60はこれに限定されない。レンズ60は、例えば、ハイブリッドレンズ、ドーム型レンズなどでもよい。
また、上記各実施の形態では、照明器具の一例としてスポットライトを示したが、これに限定されない。例えば、照明器具は、ダウンライトなどであってもよい。
また、上記実施の形態においては、光源70において、COB型LEDを用いたが、他の発光素子を用いてもよい。例えば、SMD(Surface Mount Device)型LEDを用いてもよい。また、有機EL(Electro Luminescence)素子など他の固体発光素子、又は、固体発光素子以外の他の光源を用いてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、又は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10 照明器具
20 保持部材
43 端部
30 フード
40 バッフル
41 固定部
44 内面
60 レンズ
70 光源
90 灯具本体
J 光軸

Claims (6)

  1. 灯具本体と、
    前記灯具本体の内部に配置される光源と、
    前記灯具本体の内部に配置され、前記光源の光軸を囲む筒状のバッフルであって、前記光源に近づくにしたがって内径が減少するバッフルと、
    前記バッフルと前記光源との間に配置され、前記光源からの光の配光を制御するレンズと、
    前記レンズから離隔された状態で前記バッフルの内面に固定され、前記光軸を囲む筒状のフードとを備え
    前記フードは、前記バッフルの内面と、前記光源の光軸との間のみに配置される
    照明器具。
  2. 前記バッフルの内面は、階段状の形状を有する
    請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記バッフルは、前記フードを固定する固定部を有する
    請求項1または2に記載の照明器具。
  4. 前記固定部は、前記バッフルの内面に形成された凹部である
    請求項3に記載の照明器具。
  5. 前記固定部に係止され、前記フードを保持する保持部材をさらに備える
    請求項3又は4に記載の照明器具。
  6. 前記保持部材は、バネである
    請求項5に記載の照明器具。
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