JP2017047436A - 光加工装置 - Google Patents
光加工装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017047436A JP2017047436A JP2015171212A JP2015171212A JP2017047436A JP 2017047436 A JP2017047436 A JP 2017047436A JP 2015171212 A JP2015171212 A JP 2015171212A JP 2015171212 A JP2015171212 A JP 2015171212A JP 2017047436 A JP2017047436 A JP 2017047436A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- processing
- processing apparatus
- unit
- optical processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
- B23K26/36—Removing material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
- B23K26/02—Positioning or observing the workpiece, e.g. with respect to the point of impact; Aligning, aiming or focusing the laser beam
- B23K26/03—Observing, e.g. monitoring, the workpiece
- B23K26/032—Observing, e.g. monitoring, the workpiece using optical means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
- B23K26/08—Devices involving relative movement between laser beam and workpiece
- B23K26/083—Devices involving movement of the workpiece in at least one axial direction
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
- B23K26/70—Auxiliary operations or equipment
- B23K26/702—Auxiliary equipment
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K37/00—Auxiliary devices or processes, not specially adapted for a procedure covered by only one of the other main groups of this subclass
- B23K37/04—Auxiliary devices or processes, not specially adapted for a procedure covered by only one of the other main groups of this subclass for holding or positioning work
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H16/00—Unwinding, paying-out webs
- B65H16/02—Supporting web roll
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H16/00—Unwinding, paying-out webs
- B65H16/10—Arrangements for effecting positive rotation of web roll
- B65H16/103—Arrangements for effecting positive rotation of web roll in which power is applied to web-roll spindle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H18/00—Winding webs
- B65H18/02—Supporting web roll
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H18/00—Winding webs
- B65H18/08—Web-winding mechanisms
- B65H18/10—Mechanisms in which power is applied to web-roll spindle
- B65H18/103—Reel-to-reel type web winding and unwinding mechanisms
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H23/00—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
- B65H23/04—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally
- B65H23/24—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally by fluid action, e.g. to retard the running web
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H37/00—Article or web delivery apparatus incorporating devices for performing specified auxiliary operations
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
Abstract
Description
本実施形態のレーザパターニング装置における加工対象物は、基材上にITO薄膜が形成されたワークであり、このワーク上のITO薄膜にレーザ光(加工光)を照射して部分的にITO薄膜を除去することにより、ITO薄膜をパターニング加工するものである。ただし、本発明に係る光加工装置は、本実施形態に係るレーザパターニング装置に限定されるものではなく、他のパターニング加工を行う装置、切削加工などの他の加工処理を行う装置、非レーザ光を加工光として用いて加工する装置などにも、適用可能である。
本実施形態のレーザパターニング装置は、レーザ出力部1と、レーザ走査部2と、ワーク搬送部3と、制御部4とを備えている。
レーザ出力部1は、光源としてのレーザ発振器11と、レーザ発振器11から出力される加工光としてのレーザ光Lのビーム径を拡大するビームエキスパンダ12とを有する。
レーザ走査部2は、レーザ光Lを反射するX軸方向走査用とY軸方向走査用の2つのガルバノミラー21aをステッピングモータ21bで回動させてX軸方向及びY軸方向にレーザ光Lを走査させる光走査手段としてのガルバノスキャナ21と、ガルバノスキャナ21で走査されたレーザ光Lをワーク35の表面(被加工面)又は基材とITO膜との界面等のワーク内部(ワーク表面から所定深さだけオフセットした箇所)に集光させる集光手段としてのfθレンズ22とを有する。
本実施形態のレーザ発振器11は、MOPA(Master Oscillator Power Amplifier)と呼ばれるパルスファイバレーザである。このレーザ発振器11は、シードLD74をパルスジェネレータ73でパルス発振させてシード光を生成し、光ファイバアンプで複数段階に増幅するパルスエンジン部70と、パルスエンジン部70から出力されるレーザ光Lを導光する出力ファイバ71と、平行光束化手段としてのコリメート光学系83により略平行光束としてレーザ光Lを出射する出力ヘッド部72とから構成されている。本実施形態では、出力ヘッド部72のみがレーザ出力部1に設けられる。
本実施形態におけるワーク35は、供給スプール軸51上にロール状に巻かれた状態で巻出保持部としてのロール供給部50に保持されており、そこから巻き出されたワーク部分が入口ガイド板52に沿ってレジストローラ対32のニップに挟持され、レジストローラ対32の駆動によって、加工台部材としての加工テーブル53上にセットされる。供給スプール軸51は、伝達トルク変更手段としての巻出用パウダークラッチ59を介してDCモータからなる巻出モータ56に接続され、巻出モータ56の駆動力でワーク35を巻き出す方向へ回転駆動可能に構成されている。
L = f × θ ・・・(1)
この式(1)に示すように、加工領域36の広さは、ガルバノスキャナ21の走査範囲(ガルバノミラー21aの最大傾斜角度)によって制限されることになる。ここで、ガルバノスキャナ21の走査範囲が広がるほど、ワーク35上での適切な集光が困難となるため、加工領域36内における加工の均一性を維持することが難しくなる。そのため、ガルバノスキャナ21の走査範囲すなわちガルバノミラー21aの最大傾斜角度θを広げるにも限界がある。したがって、ガルバノスキャナ21の走査範囲(ガルバノミラー21aの最大傾斜角度θ)を広げて加工領域36の広さを拡げることには限界がある。
σ = f × (2π/P) ・・・(2)
この式(2)に示すように、fθレンズ22の焦点距離fを長くするほど、加工分解能σが低くなる。よって、高い加工分解能σによる高精細な加工の実現と、より広い加工領域の実現とは、トレードオフの関係にある。したがって、加工分解能σを考慮すると、焦点距離fを長くして加工領域36の広さを拡げることにも限界がある。
制御PC40は、まず、ワーク35を副走査方向に沿ってワーク搬送方向Bへ移動させて、目標送り位置で停止させるワーク送り処理を実行するが(S2)、そのワーク送り処理の前に吸引ポンプ58の駆動を開始して(S1)、加工テーブル53上にワーク35を吸着させた状態にする。したがって、本実施形態では、吸引ポンプ58の吸引力によって加工テーブル53上に吸着した状態のワーク35に対して、ワーク送り処理を実行する。ワーク送り処理によりワーク35が目標送り位置で停止したとき、吸引ポンプ58の吸引力により加工テーブル53上にワーク35が吸着された状態にあるので、ワーク35の位置は容易に動かないようにホールドされる。ワーク送り処理の具体的な説明は後述する。
図9は、本実施形態におけるワーク送り処理の流れの一例を示すフローチャートである。
本実施形態のワーク送り処理において、制御PC40は、まず、ステッピングモータからなるレジストモータ31に通電して励磁状態にした後(S21)、巻取モータ62の駆動を開始する(S22)。このとき、巻取用パウダークラッチ63を所定の電流値で通電状態とし、目標の伝達トルクが得られるように制御されているので、巻取モータ62の駆動トルクにより巻取スプール軸67が回転駆動し、巻取スプール軸67上にワーク35が巻き取られる。このワーク巻き取り動作によって、ワーク35をロール状に保持しているロール供給部50からワーク35が引き出され、加工テーブル53上のワーク35が副走査方向へ搬送される。
また、巻取モータ62によるワーク巻き取り動作中は、レジストブレーキ38はOFFになっており、励磁状態のレジストモータ31の負荷が搬送負荷になる。よって、巻取用パウダークラッチ63に流す電流値は、レジストモータ31の搬送負荷があっても、ワーク35を搬送できる搬送力が確保できる伝達トルクが得られるように設定されている。
図10において、各被加工部分36−1〜36−24に図示されている数字が加工順序を示している。
図11には、被加工部分番号N=1,N=2,N=4の各ピースに跨る配線パターンが例示されている。図10中の斜線で示す領域はオーバーラップ領域であり、図11中の破線は目標加工データに基づく理想の加工位置を示し、図11中の実線は被加工部分番号N=1のピース(被加工部分)を加工処理した後の実際の配線パターンである。
(態様A)
加工テーブル53等の加工台部材の台面上に載置された状態のワーク35等の加工対象物を移動させるワーク搬送部3等の移動手段と、前記加工台部材の台面上に載置されている加工対象物部分へレーザ光L等の加工光を照射するレーザ出力部1及びレーザ走査部2等の光照射手段とを有するレーザパターニング装置等の光加工装置において、前記加工台部材の台面に形成されている細孔等の吸引孔からの吸引力により、前記加工対象物を該台面に吸着させる空洞部57及び吸引ポンプ58等の吸着手段と、前記移動手段による加工対象物の移動中における所定の吸引期間に該加工対象物を前記台面に吸着させるように前記吸着手段を制御する制御PC40等の吸着制御手段とを有することを特徴とする。
本態様によれば、移動手段による加工対象物の移動中における所定の吸引期間に、加工対象物を加工台部材の台面上に吸着させることができる。よって、加工対象物を移動させて加工を行う光加工装置において、加工対象物の平面度を保つことができる。
また、加工対象物の移動中に加工対象物を加工台部材上に吸着させておかないことに起因した種々の問題を解決することも可能である。
なお、種々の問題としては、例えば、次のような問題が挙げられる。
加工対象物に照射される加工光の光軸方向に対して直交する方向(本実施形態中のX軸方向、Y軸方向)において、加工対象物を加工領域に対して高い精度で位置決めするために、加工対象物の位置を検出した結果に基づいて加工対象物を移動させ、加工対象物を目標位置に位置決めする場合がある。この場合、加工対象物の位置を検出する箇所は加工領域にできるだけ近い箇所が望ましい。なぜなら、加工対象物の位置検出を行う箇所が加工領域から離れるほど、当該箇所と加工領域との間で生じる加工対象物の伸縮、撓み等に起因した位置決め誤差が大きくなるからである。そのため、加工領域に近い加工台部材上で加工対象物の位置検出を行うのが好ましい。しかしながら、この場合でも、加工対象物に照射される加工光の光軸方向に加工対象物が変位してしまうと、位置検出に誤差が生じ、加工対象物の位置決め精度が悪化してしまう。よって、加工領域に近い加工台部材上で加工対象物の位置検出を行って加工対象物を移動させ、加工対象物を目標位置に位置決めする場合、その移動中も加工対象物を加工台部材上に吸着させておかないと、加工対象物の位置決め精度が悪化するという問題が生じる。
また、加工対象物を移動させながら加工処理を行う光加工装置においては、その移動中も加工対象物を加工台部材上に吸着させておかないと、安定した加工精度を得ることができなくなるという問題が生じる。
また、ロール状に巻かれた加工対象物のロールから加工対象物を送り出して加工領域へ搬送する光加工装置においては、図6に示したロールtoシート方式のように、加工対象物の搬送方向先端側には実質的に搬送力を付与せず、加工対象物を送り出す力で加工対象物を搬送する場合がある。この場合、ロールから送り出された加工対象物部分には、ロール状に巻かれていた時の曲がり又は撓みが残っており、これが原因で加工対象物の搬送異常が生じやすい。そのため、加工対象物の搬送中も加工対象物を加工台部材上に吸着させておかないと、加工対象物の曲がり又は撓みが原因で加工対象物の搬送異常が生じやすいという問題が生じる。
本態様は、このような種々の問題を解決することも可能である。
前記態様Aにおいて、前記加工台部材の台面に平行な方向について該台面上に載置されている加工対象物部分の位置を検出するモニタカメラ23,33,34等の位置検出手段と、前記位置検出手段の検出結果に基づいて前記移動手段を制御する副走査制御部30及び制御PC40等の移動制御手段とを有することを特徴とする。
これによれば、加工対象物の移動中も加工対象物を加工台部材上に吸着させておかないことに起因して生じる問題のうち、加工対象物の移動制御の精度が悪化するという問題を解決することができる。
前記態様Bにおいて、前記位置検出手段は、前記台面上に載置されている加工対象物部分のアライメントマーク37や加工後パターン等の基準位置をモニタカメラ23,33,34等の撮像手段により撮像し、得られる撮像画像データから前記加工対象物部分の位置を検出することを特徴とする。
これによれば、高精度に加工対象物の位置を検出することができる。
前記態様A〜Cのいずれかの態様において、前記吸着制御手段は、前記吸着手段による吸引力の大きさを変更する制御を行うことを特徴とする。
加工対象物の種類(厚さ、材質、コシの強さなど)が変われば、その加工対象物を加工台部材上に安定して吸着させるために必要となる吸引力が変わってくる。本態様によれば、加工対象物の種類(厚さ、材質、コシの強さなど)が変わっても、加工対象物を加工台部材上に安定して吸着させることが可能となる。
前記態様A〜Dのいずれかの態様において、前記移動手段は、前記加工台部材の台面上に前記加工対象物の被加工部分が順次移動するように、前記加工対象物を搬送する巻出モータ56や巻取モータ62等の搬送手段を含むことを特徴とする。
これによれば、加工台部材の台面上に加工対象物の被加工部分が順次移動するように加工対象物を搬送している時に、加工対象物を加工台部材上に吸着させておかないことに起因した問題を解決することができる。
前記態様Eにおいて、前記搬送手段は、前記加工対象物をローラ状に巻いた状態で保持するロール供給部50等の巻出保持部と、該巻出保持部に保持されるロール状の加工対象物を巻き出し方向へ回転駆動させる巻出モータ56、巻出用パウダークラッチ59等の第一駆動手段と、該巻出保持部から巻き出されて前記加工台部材の台面上を通過した加工対象物部分をロール状に巻いた状態で保持するロール排出部60等の巻取保持部と、前記巻取保持部に巻き取られる加工対象物を巻き取り方向へ回転駆動させる巻取モータ62、巻取用パウダークラッチ63等の第二駆動手段と、該第一駆動手段及び該第二駆動手段を制御する副走査制御部30等の駆動制御手段とを備えていることを特徴とする。
これによれば、加工前後の加工対象物をロール状に保持できるので、加工前後の加工対象物を含む光加工装置の設置スペースの省スペース化を図ることができる。
前記態様Fにおいて、前記第一駆動手段及び前記第二駆動手段のうちの少なくとも一方の駆動手段は、伝達トルクを変更可能な巻出用パウダークラッチ59や巻取用パウダークラッチ63等の伝達トルク変更手段を備えており、前記駆動制御手段は、前記巻出保持部と前記巻取保持部との間の加工対象物の張力が目標範囲に維持されるように、前記伝達トルク変更手段を制御することを特徴とする。
これによれば、巻出保持部と巻取保持部との間の加工対象物の張力を目標範囲に安定して維持することができ、加工対象物の撓みや伸びを抑制して、安定した加工精度を実現することができる。
前記態様Gにおいて、前記駆動制御手段は、前記少なくとも一方の駆動手段によって回動駆動するロール状の加工対象物のロール径に応じて、前記伝達トルク変更手段を制御することを特徴とする。
巻出保持部や巻取保持部に保持される加工対象物のロール径は、加工対象物の搬送に伴って変化していく。このロール径が変化すると、加工対象物の搬送中における負荷が変化するため、加工対象物の張力を適切な範囲に維持するのに必要なトルクが変わってくる。本態様によれば、出保持部や巻取保持部に保持される加工対象物のロール径に応じて伝達トルク変更手段を制御することで、ロール径が変化しても加工対象物の張力を適切な範囲に維持することが可能である。よって、加工対象物の撓みや伸びを抑制して、安定した加工精度を実現することができる。
前記態様G又はHにおいて、前記吸着制御手段は、前記吸着手段による吸引力の大きさを変更する制御を行うものであり、前記駆動制御手段は、前記吸着手段による吸引力の大きさに応じて、前記伝達トルク変更手段を制御することを特徴とする。
吸着手段による吸引力の大きさが変化すると、加工対象物を搬送するときの搬送負荷も変化するため、加工対象物の安定搬送を実現しつつ、かつ、加工対象物の張力を適切な範囲に維持することを実現するのに必要なトルクが変わってくる。本態様によれば、吸着手段による吸引力の大きさに応じて伝達トルク変更手段を制御することで、吸着手段による吸引力の大きさが変化しても加工対象物の張力を適切な範囲に維持することが可能である。よって、加工対象物の撓みや伸びを抑制して、安定した加工精度を実現することができる。
前記態様F〜Iのいずれかの態様において、前記吸着制御手段は、前記光照射手段により加工対象物へ加工光を照射している光照射期間には、該加工対象物を前記台面に吸着させるように前記吸着手段を制御し、前記駆動制御手段は、前記光照射期間には、前記第一駆動手段及び前記第二駆動手段による加工対象物の回転駆動を停止させることを特徴とする。
これによれば、加工対象物へ加工光を照射している光照射期間(加工処理中)に、第一駆動手段や第二駆動手段によって加工対象物が動かされるのを防止することができ、安定した加工精度を実現することができる。
前記態様A〜Jのいずれかの態様において、前記加工台部材は、前記加工光を透過する光透過部材で形成されていることを特徴とする。
これによれば、加工光による加工台部材へのダメージを抑制でき、加工台部材の寿命を延ばすことができる。
2 レーザ走査部
3 ワーク搬送部
4 制御部
10 レーザドライバ部
20 ガルバノスキャナ制御部
21 ガルバノスキャナ
22 fθレンズ
23 モニタカメラ
24 主走査制御部
25 キャリッジ
26 ステッピングモータ
28 リニアエンコーダ
29 リニアガイド
30 副走査制御部
31 レジストモータ
32 レジストローラ対
33,34 モニタカメラ
35 ワーク
36 加工領域
37 アライメントマーク
38 レジストブレーキ
50 ロール供給部
51 供給スプール軸
53 加工テーブル
56 巻出モータ
57 空洞部
58 吸引ポンプ
59 巻出用パウダークラッチ
60 ロール排出部
62 巻取モータ
63 巻取用パウダークラッチ
67 巻取スプール軸
Claims (11)
- 加工台部材の台面上に載置された状態の加工対象物を移動させる移動手段と、
前記加工台部材の台面上に載置されている加工対象物部分へ加工光を照射する光照射手段とを有する光加工装置において、
前記加工台部材の台面に形成されている吸引孔からの吸引力により、前記加工対象物を該台面に吸着させる吸着手段と、
前記移動手段による加工対象物の移動中における所定の吸引期間に該加工対象物を前記台面に吸着させるように前記吸着手段を制御する吸着制御手段とを有することを特徴とする光加工装置。 - 請求項1に記載の光加工装置において、
前記加工台部材の台面に平行な方向について該台面上に載置されている加工対象物部分の位置を検出する位置検出手段と、
前記位置検出手段の検出結果に基づいて前記移動手段を制御する移動制御手段とを有することを特徴とする光加工装置。 - 請求項2に記載の光加工装置において、
前記位置検出手段は、前記台面上に載置されている加工対象物部分の基準位置を撮像手段により撮像し、得られる撮像画像データから前記加工対象物部分の位置を検出することを特徴とする光加工装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光加工装置において、
前記吸着制御手段は、前記吸着手段による吸引力の大きさを変更する制御を行うことを特徴とする光加工装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光加工装置において、
前記移動手段は、前記加工台部材の台面上に前記加工対象物の被加工部分が順次移動するように、前記加工対象物を搬送する搬送手段を含むことを特徴とする光加工装置。 - 請求項5に記載の光加工装置において、
前記搬送手段は、前記加工対象物をローラ状に巻いた状態で保持する巻出保持部と、該巻出保持部に保持されるロール状の加工対象物を巻き出し方向へ回転駆動させる第一駆動手段と、該巻出保持部から巻き出されて前記加工台部材の台面上を通過した加工対象物部分をロール状に巻いた状態で保持する巻取保持部と、前記巻取保持部に巻き取られる加工対象物を巻き取り方向へ回転駆動させる第二駆動手段と、該第一駆動手段及び該第二駆動手段を制御する駆動制御手段とを備えていることを特徴とする光加工装置。 - 請求項6に記載の光加工装置において、
前記第一駆動手段及び前記第二駆動手段のうちの少なくとも一方の駆動手段は、伝達トルクを変更可能な伝達トルク変更手段を備えており、
前記駆動制御手段は、前記巻出保持部と前記巻取保持部との間の加工対象物の張力が目標範囲に維持されるように、前記伝達トルク変更手段を制御することを特徴とする光加工装置。 - 請求項7に記載の光加工装置において、
前記駆動制御手段は、前記少なくとも一方の駆動手段によって回動駆動するロール状の加工対象物のロール径に応じて、前記伝達トルク変更手段を制御することを特徴とする光加工装置。 - 請求項7又は8に記載の光加工装置において、
前記吸着制御手段は、前記吸着手段による吸引力の大きさを変更する制御を行うものであり、
前記駆動制御手段は、前記吸着手段による吸引力の大きさに応じて、前記伝達トルク変更手段を制御することを特徴とする光加工装置。 - 請求項6乃至9のいずれか1項に記載の光加工装置において、
前記吸着制御手段は、前記光照射手段により加工対象物へ加工光を照射している光照射期間には、該加工対象物を前記台面に吸着させるように前記吸着手段を制御し、
前記駆動制御手段は、前記光照射期間には、前記第一駆動手段及び前記第二駆動手段による加工対象物の回転駆動を停止させることを特徴とする光加工装置。 - 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の光加工装置において、
前記加工台部材は、前記加工光を透過する光透過部材で形成されていることを特徴とする光加工装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015171212A JP6631871B2 (ja) | 2015-08-31 | 2015-08-31 | 光加工装置 |
TW105124451A TWI601591B (zh) | 2015-08-31 | 2016-08-02 | 光學加工裝置 |
KR1020160110743A KR20170026295A (ko) | 2015-08-31 | 2016-08-30 | 광 가공 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015171212A JP6631871B2 (ja) | 2015-08-31 | 2015-08-31 | 光加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017047436A true JP2017047436A (ja) | 2017-03-09 |
JP6631871B2 JP6631871B2 (ja) | 2020-01-15 |
Family
ID=58278479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015171212A Expired - Fee Related JP6631871B2 (ja) | 2015-08-31 | 2015-08-31 | 光加工装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6631871B2 (ja) |
KR (1) | KR20170026295A (ja) |
TW (1) | TWI601591B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019098355A (ja) * | 2017-11-30 | 2019-06-24 | 日東電工株式会社 | 長尺フィルムのレーザ加工方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102148687B1 (ko) * | 2019-07-23 | 2020-08-27 | 박장봉 | 방화문용 자동 레이저 용접장치 |
CN113021459B (zh) * | 2021-03-18 | 2023-05-09 | 江西和必达高温纤维制品有限公司 | 一种用于防弹玻纤板的等距切割设备 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3098398B2 (ja) * | 1995-05-19 | 2000-10-16 | 日本電気株式会社 | ビアホール形成方法及びレーザ光照射装置 |
JP3662786B2 (ja) * | 1999-09-30 | 2005-06-22 | 三菱電機株式会社 | レーザ加工装置 |
JP2003205384A (ja) | 2002-01-11 | 2003-07-22 | Ricoh Microelectronics Co Ltd | レーザ加工装置 |
WO2004053955A1 (ja) * | 2002-12-10 | 2004-06-24 | Nikon Corporation | 露光装置及びデバイス製造方法 |
JP4849810B2 (ja) * | 2005-03-08 | 2012-01-11 | 株式会社牧野フライス製作所 | ワイヤ放電加工機及びその自動結線方法 |
US8355116B2 (en) * | 2009-06-19 | 2013-01-15 | Nikon Corporation | Exposure apparatus and device manufacturing method |
WO2012105288A1 (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-09 | 日産化学工業株式会社 | マイクロレンズ形成用感光性樹脂組成物 |
-
2015
- 2015-08-31 JP JP2015171212A patent/JP6631871B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2016
- 2016-08-02 TW TW105124451A patent/TWI601591B/zh not_active IP Right Cessation
- 2016-08-30 KR KR1020160110743A patent/KR20170026295A/ko not_active Ceased
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019098355A (ja) * | 2017-11-30 | 2019-06-24 | 日東電工株式会社 | 長尺フィルムのレーザ加工方法 |
CN111432974A (zh) * | 2017-11-30 | 2020-07-17 | 日东电工株式会社 | 长条膜的激光加工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TWI601591B (zh) | 2017-10-11 |
JP6631871B2 (ja) | 2020-01-15 |
KR20170026295A (ko) | 2017-03-08 |
TW201707833A (zh) | 2017-03-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2018008307A (ja) | 光加工装置及び光加工物の生産方法 | |
KR101628326B1 (ko) | 시트 절단 장치 및 절단 방법 | |
JP5821155B2 (ja) | 光学表示デバイスの生産方法及び光学表示デバイスの生産システム | |
TWI680821B (zh) | 雷射加工裝置 | |
JP6278451B2 (ja) | マーキング装置およびパターン生成装置 | |
TWI622446B (zh) | 光學加工裝置及光學加工物的製造方法 | |
TWI682823B (zh) | 光學加工裝置 | |
KR20150128580A (ko) | 레이저 가공 장치 | |
JP2006140341A (ja) | ウエーハの分割方法 | |
JP6631871B2 (ja) | 光加工装置 | |
JP6761590B2 (ja) | 光加工装置 | |
KR20150146411A (ko) | 레이저 가공 장치 | |
CN206230183U (zh) | 光加工装置 | |
JP6422182B2 (ja) | レーザー加工装置 | |
JP2017209687A (ja) | 光加工装置 | |
JP2018140419A (ja) | 光加工装置及び光加工物の生産方法 | |
JP6013708B2 (ja) | 姿勢修正装置 | |
JP2017109221A (ja) | レーザ加工装置 | |
JP5536534B2 (ja) | ガラス板の分割方法 | |
JP5274404B2 (ja) | レーザ加工装置及びレーザ加工方法 | |
JP2008126237A (ja) | レーザ加工装置 | |
JP2005015216A (ja) | 紙管残存材除去装置 | |
JP2017056468A (ja) | 処理装置及び処理システム | |
JP7144119B2 (ja) | レーザー加工装置およびレーザー加工装置による長尺状の被加工物の加工方法 | |
JP2008080362A (ja) | シート状ワークの加工装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180709 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190416 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190426 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190618 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191115 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191128 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6631871 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |