JP2017026885A - 画像表示装置および画像表示装置の駆動方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】広い範囲に光を照射することのできる画像表示装置および画像表示装置の駆動方法を提供する。【解決手段】画像表示装置100は、変調光生成部400と、変調光生成部400から出射される変調光Lを走査する走査部500と、走査部500で走査された変調光Lを観察者の眼に向けて偏向する偏向部600と、走査部500を偏向部600から離間する方向に移動させる駆動部700と、観察者の眼EYを撮像する撮像部800と、を有する。また、駆動部700は、走査部500が走査した変調光Lの光軸Loaに沿う方向に走査部500を移動する。【選択図】図2
Description
本発明は、画像表示装置および画像表示装置の駆動方法に関するものである。
ヘッドマウントディスプレイ(HMD)の映像表示技術の1つとして、眼の網膜に直接レーザーを照射し、使用者に画像を視認させる表示装置が近年注目を集めている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に示す構成では、レーザー光源と、レーザー光源から出射されたレーザー光を走査する走査部(音響光学偏向器およびガルバノメトリックミラー)と、走査部で走査した光を網膜上で結像させるレンズ系と、を有している。
しかしながら、このような構成のヘッドマウントディスプレイでは、瞳孔の狭い範囲にしか光を照射することができないので、画像を表示する以外に、他の機能を備えておらず、利便性が悪という問題がある。
本発明の目的は、広い範囲に光を照射することのできる画像表示装置および画像表示装置の駆動方法を提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
本発明の画像表示装置は、観察者に装着して使用される画像表示装置であって、
光源から出射される光を走査する走査部と、
前記光源から出射され、前記走査部で走査された光を前記観察者の眼球に向けて偏向する偏向部と、
前記走査部を前記偏向部から離間する方向に移動させる駆動部と、を有することを特徴とする。
これにより、偏向部で偏向された光の集光点を移動させることができるため、眼に対して狭い範囲に光を照射したり、広い範囲に光を照射したりすることができるので、画像表示機能以外にも、照明機能を発揮することができ、利便性が高い。
本発明の画像表示装置は、観察者に装着して使用される画像表示装置であって、
光源から出射される光を走査する走査部と、
前記光源から出射され、前記走査部で走査された光を前記観察者の眼球に向けて偏向する偏向部と、
前記走査部を前記偏向部から離間する方向に移動させる駆動部と、を有することを特徴とする。
これにより、偏向部で偏向された光の集光点を移動させることができるため、眼に対して狭い範囲に光を照射したり、広い範囲に光を照射したりすることができるので、画像表示機能以外にも、照明機能を発揮することができ、利便性が高い。
本発明の画像表示装置では、前記駆動部は、前記走査部を平行移動することが好ましい。
これにより、走査部が走査した光(走査光)の走査角度が一定に保たれるため、走査部の位置によらず、眼に対して光を照射することができる。
これにより、走査部が走査した光(走査光)の走査角度が一定に保たれるため、走査部の位置によらず、眼に対して光を照射することができる。
本発明の画像表示装置では、前記駆動部は、前記走査部が走査した前記光の光軸に沿う方向に前記走査部を移動することが好ましい。
これにより、走査部が走査した光(走査光)の光軸が一定に保たれるため、走査部の位置によらず、眼に対して光を照射することができる。
これにより、走査部が走査した光(走査光)の光軸が一定に保たれるため、走査部の位置によらず、眼に対して光を照射することができる。
本発明の画像表示装置では、前記駆動部によって前記走査部を前記偏向部から離間する方向に移動すると、前記走査部で走査され前記偏向部で偏向された光の集光点と前記偏向部との距離が近くなることが好ましい。
これにより、走査部を偏向部から離間させることで、眼球に対して広い範囲に光を照射することができる。
これにより、走査部を偏向部から離間させることで、眼球に対して広い範囲に光を照射することができる。
本発明の画像表示装置では、前記光源を有し、
前記走査部と前記光源との相対的な位置関係が固定されていることが好ましい。
これにより、走査部の位置によらず、確実に、光源から出射された光を走査部に入射させることができる。
前記走査部と前記光源との相対的な位置関係が固定されていることが好ましい。
これにより、走査部の位置によらず、確実に、光源から出射された光を走査部に入射させることができる。
本発明の画像表示装置では、前記走査部は、前記光源から出射される光を反射する反射面を有し、
前記走査部に入射する前記光の径は、前記反射面の径よりも大きいことが好ましい。
前記走査部に入射する前記光の径は、前記反射面の径よりも大きいことが好ましい。
これにより、走査部が光軸方向に移動しても、光源から出射された光が反射面から外れることがなく、走査部によって光源から出射された光を走査することができる。
本発明の画像表示装置では、前記眼球を撮像する撮像部を有し、
前記走査部を前記偏向部から離間する方向に移動し、前記撮像部により前記眼球を撮像することが好ましい。
これにより、眼球を観察して、例えば、虹彩認証、充血度測定、眼病検査等を行うことができる。
前記走査部を前記偏向部から離間する方向に移動し、前記撮像部により前記眼球を撮像することが好ましい。
これにより、眼球を観察して、例えば、虹彩認証、充血度測定、眼病検査等を行うことができる。
本発明の画像表示装置では、前記撮像部によって前記眼球を撮像する場合に、前記駆動部によって前記走査部を前記偏向部から離間する方向に移動させることが好ましい。
これにより、眼球に対して広い範囲に光を照射することができ、この光を撮像部で眼球を撮像する際の照明として利用することができる。
これにより、眼球に対して広い範囲に光を照射することができ、この光を撮像部で眼球を撮像する際の照明として利用することができる。
本発明の画像表示装置の駆動方法は、観察者に装着して使用される画像表示装置の駆動方法であって、
光源から出射される光を走査する走査部を備え、
前記観察者に対し画像を表示する状態と、前記観察者に前記画像を表示する状態より広い範囲で前記観察者の眼球を照明する状態と、を切替えることを特徴とする。
これにより、偏向部で偏向された光の集光点を移動させることができるため、眼に対して狭い範囲に光を照射したり、広い範囲に光を照射したりすることができる。
光源から出射される光を走査する走査部を備え、
前記観察者に対し画像を表示する状態と、前記観察者に前記画像を表示する状態より広い範囲で前記観察者の眼球を照明する状態と、を切替えることを特徴とする。
これにより、偏向部で偏向された光の集光点を移動させることができるため、眼に対して狭い範囲に光を照射したり、広い範囲に光を照射したりすることができる。
以下、本発明の画像表示装置の好適な実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像表示装置の概略構成を示す図である。図2および図3は、それぞれ、図1に示す画像表示装置の表示ユニットの概略構成図である。図4は、図1に示す画像表示装置の斜視図である。図5は、表示ユニットが備える変調光生成部を示す図である。図6は、表示ユニットが備える走査部を示す平面図である。図7および図8は、それぞれ、表示ユニットが備える駆動部を示す平面図である。図9および図10は、それぞれ、駆動部による走査部の移動によって変化する集光点を示す平面図である。図11は、画素を示す図である。なお、以下では、説明の便宜上、観察者にとっての右側を「右」とも言い、左側を「左」とも言い、前方(前側)を「前」とも言い、後方(後側)を「後」とも言う。また、図1において、右側を「R」、左側を「L」、前方を「F」、後方を「RE」として図示している。
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像表示装置の概略構成を示す図である。図2および図3は、それぞれ、図1に示す画像表示装置の表示ユニットの概略構成図である。図4は、図1に示す画像表示装置の斜視図である。図5は、表示ユニットが備える変調光生成部を示す図である。図6は、表示ユニットが備える走査部を示す平面図である。図7および図8は、それぞれ、表示ユニットが備える駆動部を示す平面図である。図9および図10は、それぞれ、駆動部による走査部の移動によって変化する集光点を示す平面図である。図11は、画素を示す図である。なお、以下では、説明の便宜上、観察者にとっての右側を「右」とも言い、左側を「左」とも言い、前方(前側)を「前」とも言い、後方(後側)を「後」とも言う。また、図1において、右側を「R」、左側を「L」、前方を「F」、後方を「RE」として図示している。
図1に示す画像表示装置100は、網膜走査型のヘッドマウントディスプレイ(頭部装着型画像表示装置)である。このような画像表示装置100は、眼鏡のような外観をなし、観察者の頭部Hに装着して使用され、観察者に虚像による画像を外界像と重畳した状態で視認させる。
画像表示装置100は、図1に示すように、フレーム200と、フレーム200に支持された表示ユニット300と、を有している。また、表示ユニット300は、観察者の右眼用に設けられた表示ユニット300Aと、観察者の左眼用に設けられた表示ユニット300Bと、を有している。
表示ユニット300A、300Bは、同様の構成をなしており、それぞれ、図2および図3に示すように、変調光生成部400と、走査部500と、偏向部600と、駆動部700と、撮像部800と、制御部900と、を有している。このような表示ユニット300A、300Bは、それぞれ、制御部900からの映像信号に基づいて変調光生成部400が変調光Lを生成し、走査部500が変調光Lを2次元的に走査し、偏向部600が走査部500で走査された変調光Lを観察者の眼(眼球)EYに向けて偏向するように構成され、さらに、駆動部700で走査部500を移動させることで、偏向部600で偏向された変調光Lの集光点をずらすことができるようになっている。
このような表示ユニット300を有することで、映像信号に応じた画像(虚像)を観察者に視認させることができる。なお、本実施形態の画像表示装置100は、両眼型のヘッドマウントディスプレイであるが、画像表示装置100は、単眼型のヘッドマウントディスプレイであってもよい。すなわち、表示ユニット300A、300Bの一方を省略した構成であってもよい。
以下、画像表示装置100の各構成要素について順次詳細に説明する。
(フレーム)
図4に示すように、フレーム200は、眼鏡フレームのような形状をなしており、表示ユニット300A、300Bを支持している。また、フレーム200は、観察者の眼EYの前方に位置するフロント部210と、フロント部210の左右両端から延出した一対のテンプル部220、230と、を有している。
(フレーム)
図4に示すように、フレーム200は、眼鏡フレームのような形状をなしており、表示ユニット300A、300Bを支持している。また、フレーム200は、観察者の眼EYの前方に位置するフロント部210と、フロント部210の左右両端から延出した一対のテンプル部220、230と、を有している。
また、フロント部210は、リム部211と、リム部211に支持されたシェード部212およびノーズパッド213と、を有している。シェード部212は、外界光の透過を抑制する機能を有し、偏向部600を支持している。そして、シェード部212の中央部にノーズパッド213が設けられている。ノーズパッド213は、観察者が画像表示装置100を頭部Hに装着したとき、観察者の鼻NSに当接して、画像表示装置100を観察者の頭部Hに対して支持する。
テンプル部220、230は、フロント部210に接続されている。このようなテンプル部220、230は、観察者の耳EAに掛けるための角度がほとんど付けられていないストレートテンプル部であり、観察者が画像表示装置100を頭部Hに装着したとき、テンプル部220、230の一部が、観察者の耳EAに当接するように構成されている。なお、テンプル部220、230は、フロント部210に対して折り畳み可能となっていてもよいし、折り畳みできないようになっていてもよい。
以上、フレーム200について説明したが、フレーム200の形状は、観察者の頭部Hに装着することができ、表示ユニット300を支持することができるものであれば、図示のものに限定されない。
(変調光生成部)
表示ユニット300Aの変調光生成部400は、テンプル部220に配置され、表示ユニット300Bの変調光生成部400は、テンプル部230に配置されている。このような変調光生成部400は、図5に示すように、波長の異なる複数の光源410R、410G、410Bを有する光源部410と、光源410R、410G、410Bを駆動する駆動回路420R、420G、420Bと、光源410R、410G、410Bから出射された光を平行光化するコリメータレンズ440R、440G、440Bと、光合成部430と、集光レンズ450と、を有している。
表示ユニット300Aの変調光生成部400は、テンプル部220に配置され、表示ユニット300Bの変調光生成部400は、テンプル部230に配置されている。このような変調光生成部400は、図5に示すように、波長の異なる複数の光源410R、410G、410Bを有する光源部410と、光源410R、410G、410Bを駆動する駆動回路420R、420G、420Bと、光源410R、410G、410Bから出射された光を平行光化するコリメータレンズ440R、440G、440Bと、光合成部430と、集光レンズ450と、を有している。
光源410Rは、赤色のレーザー光を射出するレーザー光源であり、光源410Gは、緑色のレーザー光を射出するレーザー光源であり、光源410Bは、青色のレーザー光を射出するレーザー光源である。このような3色の光を用いることにより、フルカラーの画像を表示することができる。このように、光源410R、410G、410Bとしてレーザー光源を用いることで、より明るく鮮明な画像を表示することができる。なお、光源410R、410G、410Bとしては、特に限定されないが、例えば、レーザーダイオード、LED等を用いることができる。
駆動回路420Rは、光源410Rを駆動する機能を有し、駆動回路420Gは、光源410Gを駆動する機能を有し、駆動回路420Bは、光源410Bを駆動する機能を有する。また、駆動回路420R、420G、420Bは、制御部900によって、独立して駆動が制御されている。このような駆動回路420R、420G、420Bにより駆動された光源410R、410G、410Bから射出された3つのレーザー光は、それぞれ、コリメータレンズ440R、440G、440Bによって平行光化されて光合成部430に入射する。
光合成部430は、光源410R、410G、410Bからのレーザー光を合成するものである。本実施形態では、光合成部430は、2つのダイクロイックミラー431、432を有する。ダイクロイックミラー431は、赤色光を透過させるとともに緑色光を反射する機能を有し、ダイクロイックミラー432は、赤色光および緑色光を透過させるとともに青色光を反射する機能を有する。このようなダイクロイックミラー431、432を用いることにより、光源410R、410G、410Bからの赤色光、緑色光および青色光の3色の光を合成する。この際、制御部900により、光源410R、410G、410Bからのレーザー光の強度をそれぞれ独立して変調することで所定の色の変調光Lとなる。そして、生成された変調光Lは、集光レンズ450によって所望のNA(開口数)に変更された後、走査部500に導かれる。
なお、変調光生成部400は、表示ユニット300Aとは別の筐体に配置され、光ファイバー等で表示ユニット300Aに変調光Lを導光し、導光された変調光Lを走査部500が2次元的に走査する構成とすることもできる。この場合、集光レンズ450は表示ユニット300Aに配置されることとなる。
以上、変調光生成部400の構成について説明したが、変調光生成部400の構成としては、変調光Lを生成することができれば、本実施形態の構成に限定されない。
以上、変調光生成部400の構成について説明したが、変調光生成部400の構成としては、変調光Lを生成することができれば、本実施形態の構成に限定されない。
(走査部)
表示ユニット300Aの走査部500は、テンプル部220に配置され、表示ユニット300Bの走査部500は、テンプル部230に配置されている。このような走査部500は、変調光生成部400から出射された変調光Lを偏向部600に向けて2次元的に走査する光スキャナーである。
表示ユニット300Aの走査部500は、テンプル部220に配置され、表示ユニット300Bの走査部500は、テンプル部230に配置されている。このような走査部500は、変調光生成部400から出射された変調光Lを偏向部600に向けて2次元的に走査する光スキャナーである。
走査部500は、2軸まわりに揺動可能な光スキャナーであり、図6に示すように、ミラー511を有する可動部510と、可動部510を軸J1まわりに揺動(回動)可能に支持する軸部521、522と、軸部521、522を支持する駆動枠部530と、駆動枠部530を軸J1に直交する軸J2まわりに揺動(回動)可能に支持する軸部541、542と、軸部541、542を支持する枠状の支持部550と、駆動枠部530を支持部550に対して軸J2まわりに揺動させつつ、可動部510を駆動枠部530に対して軸J1まわりに揺動させる図示しない駆動手段と、を有している。このような構成によれば、可動部510が軸J1、J2の両軸まわりに揺動するため、ミラー511で反射した変調光Lを2次元的に走査することができる。なお、走査部500では、軸J1まわりの揺動により、フレーム200の左右方向(水平方向)に変調光Lを走査し、軸J2まわりの揺動により、フレーム200の上下方向(垂直方向)に変調光Lを走査するようになっている。
このように、走査部500として、2軸まわりに揺動可能な光スキャナーを用いることによって、走査部500の構成や配置(特に、アライメント)が簡単なものになると共に、走査部500の小型化を図ることができる。
なお、走査部500の構成は、変調光Lを2次元的に走査することができれば、本実施形態の構成に限定されない。例えば、走査部500は、変調光Lを1次元的に走査する光スキャナーを2つ備えた構成であってもよいし、光スキャナーに替えてポリゴンミラーやガルバノミラーを用いた構成であってもよい。
このような走査部500は、変調光生成部400よりも後方側に位置し(走査部500と偏向部600との離間距離は、変調光生成部400と偏向部600との離間距離より遠い)、変調光生成部400から後方(テンプル部220、230の自由端側)へ向けて出射された変調光Lがミラー511に入射するようになっている。
また、走査部500は、ミラー511を前方(偏向部600)に向けて配置されている。このような配置とすることで、走査部500の有効走査角(偏向部600へ変調光Lを導くことのできる走査角度)を大きくすることができる。そのため、より鮮明な画像を生成することができる。
ただし、走査部500の配置や向きは、変調光生成部400から出射された変調光Lを走査することができれば、特に限定されない。また、本実施形態では、走査部500で走査された変調光Lが直接、偏向部600に入射するように構成されているが、例えば、走査部500で走査した変調光Lを一旦ミラー等の反射部材で反射させてから偏向部600に入射するように構成されていてもよい。この場合、例えば、前記反射部材に光学的特性を付加することで、より鮮明な画像を表示することができる。なお、この光学的特性としては、特に限定されないが、例えば、変調光Lの径(直径または半径)が偏向部600の偏向面で等しくなるように変調光Lの光路長を補正するような特性が挙げられる。
(偏向部)
表示ユニット300Aの偏向部600は、フロント部210に設けられており、使用時に観察者の右眼の前方に位置するように配置されている。一方、表示ユニット300Bの偏向部600は、フロント部210に設けられており、使用時に観察者の左眼の前方に位置するように配置されている。このような偏向部600は、観察者の右眼および左眼を覆うのに十分な大きさを有し、走査部500で走査された変調光Lを映像光として観察者の眼EYに向けて入射させる機能を有する。
表示ユニット300Aの偏向部600は、フロント部210に設けられており、使用時に観察者の右眼の前方に位置するように配置されている。一方、表示ユニット300Bの偏向部600は、フロント部210に設けられており、使用時に観察者の左眼の前方に位置するように配置されている。このような偏向部600は、観察者の右眼および左眼を覆うのに十分な大きさを有し、走査部500で走査された変調光Lを映像光として観察者の眼EYに向けて入射させる機能を有する。
このような偏向部600は、例えば、回折格子の一つであるホログラム素子(ホログラムミラー)で構成されている。このホログラム素子は、特定波長帯域にある光については回折させ、それ以外の波長帯域にある光については透過する性質を有する半透過膜である。これにより、観察者は、外界像を視認しながら、映像光により形成された画像を視認することができる。すなわち、シースルー型のヘッドマウントディスプレイを実現することができる。なお、偏向部600としては、ホログラム素子に限定されず、例えば、ハーフミラーを用いることもできる。
(撮像部)
表示ユニット300Aの撮像部800は、フロント部210に設けられており、使用時に観察者の右眼を撮像可能に配置されている。一方、表示ユニット300Bの撮像部800は、フロント部210に設けられており、使用時に観察者の左眼を撮像可能に配置されている。このような撮像部800によって観察者の眼を撮像することで、画像処理技術を用いて虹彩認証、充血度測定、眼病検査等を行うことができる。なお、撮像部800としては、特に限定されず、例えば、CCDイメージセンサー、CMOSイメージセンサー等を用いることができる。また、撮像部800の用途としては、虹彩認証、充血度測定、眼病検査に限定されない。
表示ユニット300Aの撮像部800は、フロント部210に設けられており、使用時に観察者の右眼を撮像可能に配置されている。一方、表示ユニット300Bの撮像部800は、フロント部210に設けられており、使用時に観察者の左眼を撮像可能に配置されている。このような撮像部800によって観察者の眼を撮像することで、画像処理技術を用いて虹彩認証、充血度測定、眼病検査等を行うことができる。なお、撮像部800としては、特に限定されず、例えば、CCDイメージセンサー、CMOSイメージセンサー等を用いることができる。また、撮像部800の用途としては、虹彩認証、充血度測定、眼病検査に限定されない。
(駆動部)
表示ユニット300Aの駆動部700は、テンプル部220に設けられ、表示ユニット300Bの駆動部700は、テンプル部230に設けられている。このような駆動部700は、走査部500を偏向部600から離間する方向に移動させる機能を有している。以下、駆動部700について詳細に説明する。
表示ユニット300Aの駆動部700は、テンプル部220に設けられ、表示ユニット300Bの駆動部700は、テンプル部230に設けられている。このような駆動部700は、走査部500を偏向部600から離間する方向に移動させる機能を有している。以下、駆動部700について詳細に説明する。
駆動部700は、図7に示すように、テンプル部220(フレーム200)に固定された固定部710と、固定部710に配置された振動体720と、振動体720に固定された棒状の摩擦部材730と、摩擦部材730に配置された移動体740と、を有しており、移動体740に固定された載置台750に変調光生成部400および走査部500が固定されている。また、振動体720は、圧電素子であり、電圧印加によって摩擦部材730の軸方向に伸縮するようになっている。なお、圧電素子は、印加する電圧を制御することで、伸張および収縮のスピード(単位時間当たりの変化量)を変化させることができる。
このような駆動部700では、振動体720を振動させることで、摩擦部材730に沿って移動体740を移動させることで、変調光生成部400および走査部500を一体的に移動させることができる。具体的には、振動体720に電圧を印加して比較的ゆっくり伸張させ、その後、振動体720に逆電圧を印加して急速に収縮させると、移動体740が摩擦部材730の先端側(振動体720から離間する側)に移動する。これは、伸張時には振動体720をゆっくり伸張させているため、その際に発生する移動体740の慣性が弱く、摩擦部材730と移動体740との間に働く摩擦抵抗によって摩擦部材730と移動体740とが一体的に移動するのに対して、収縮時には振動体720が急速に収縮させているため、移動体740に働く慣性が強く、移動体740はほぼそのままの位置を保ったまま、移動体740に対して滑るようにして摩擦部材730のみが基端側(振動体720に接近する側)に移動するためである。なお、これとは反対に、振動体720に電圧を印加して急速に伸張させ、その後、振動体720に逆電圧を印加してゆっくり収縮させると、移動体740が摩擦部材730の基端側に移動する。このような構成によれば、簡単な構成で変調光生成部400および走査部500を移動させることができる。
ここで、上述したように、駆動部700によって、変調光生成部400および走査部500を一体的に移動させることで、すなわち、変調光生成部400と走査部500との相対的な位置が固定されていることで、走査部500の位置によらず、変調光生成部400から出射された変調光Lを走査部500のミラー511へ入射させることができる。そのため、走査部500の位置に影響させることなく、走査部500での変調光Lの走査を行うことができる。
ここで、走査部500が走査した変調光Lの光軸を光軸Loaとすると、駆動部700は、図8に示すように、走査部500を、光軸Loa(走査部500の静止状態における光軸Loaが好ましい)に沿う方向Aに沿って、かつ、偏向部600から接近または離間するように移動させる。これにより、光軸Loaを一定に保ったまま、偏向部600と走査部500の離間距離を変化させることができる。そのため、走査部500の移動による画像位置(照射位置)の変化(外界像に対する画像のずれ)を抑制することができ、優れた表示特性を発揮することができる。
なお、走査部500の移動方向は光軸Loa方向に限らず、走査部500を偏向部600から離間させかつ平行移動させる移動方向とすることもできる。平行移動とは、走査部500が静止状態であるとした場合、ミラー511の面が平行移動されることを言う。また、走査部500が駆動状態(走査角が一定であると仮定する)である場合、走査角を2等分する角での光軸が平行移動されることを言う。
なお、図9に示すように、画像を表示する際は、偏向部600と走査部500との離間距離をDaとし、偏向部600で偏向した変調光Lの集光点Paを瞳孔に位置させる(以下、この状態を「表示モード(表示状態)」とも言う)。そのため、表示モードでは、眼EYに変調光Lが直接走査され、観察者に画像を認識させることができる。これに対して、図10に示すように、偏向部600と走査部500との離間距離をDaよりも大きいDbとすると、偏向部600で偏向した変調光Lの集光点Pbが集光点Pa(瞳孔)よりも前方(偏向部600側)に移動し、集光点Pbを超えて拡がった変調光Lが眼EYの全体(瞳孔よりも広い範囲であり、眼底、虹彩等を含む)に走査される(以下、この状態を「照明モード(照明状態)」とも言う)。言い換えると、偏向部600と走査部500との離間距離をDaよりも大きいDbとすると、偏向部600で偏向した変調光Lの集光点Pbが集光点Pa(瞳孔)より偏向部600に近くなる。
そのため、照明モードでは、変調光Lを撮像部800で眼EYを撮像する際の照明光として利用することができる。なお、照明光の色としては、用途によって選択すればよく、例えば、白色でもいいし、赤色、緑色、青色のいずれかであってもよい。
以上、画像表示装置100について説明した。このような画像表示装置100によれば、画像表示用の表示ユニット300Aを眼EYを観察する観察ユニットとしても用いることができるため、装置構成の追加を最小限(駆動部700および撮像部800)としつつ、新たな機能を付加することができる。また、照明モードによれば、瞳孔よりも広い範囲に変調光Lを走査することができるため、瞳孔の位置によらず、画像を観察者に視認させることができる。
次に、上述のような画像表示装置100の使用例について、1つの例を挙げて説明する。なお、以下では、画像表示装置100の使用例として、充血度を測定する例を説明するが、画像表示装置100の使用方法としては、これに限定されず、虹彩認証、眼病診断等にも適用することができる。
まず、表示ユニット300が照明モードとなる。次に、表示ユニット300が白色の変調光Lを眼EYに走査して、変調光Lで眼EYを照らす。そして、変調光Lで眼EYを照らしている状態で撮像部800が眼EYを撮像する。次に、制御部900が撮像データを解析する。具体的には、まず、眼(白目の部分)にあたる各画素でRBG(赤青緑)強度判定を行い、強度がR>BまたはR>Gであれば「赤」と仮に判定し、それ以外であれば「白」と仮に判定する(以下、この判定を「仮判定」とも言う)。次に、図11に示すように、注目する1つの画素Px1に隣接する8つの画素Px2のうちの5つ以上が「赤」の場合には、注目した画素Px1を「赤」と判定し、それ以外を「白」と判定する。この判定を領域内の全ての画素について行う(以下、この判定を「再判定」とも言う)。次に、注目する1つの画素Px1に隣接する8つの画素Px2のうちの6つ以上が「白」の場合には、注目した画素Px1を「白」と判定し、それ以外を「赤」と判定する。この判定を領域内の全ての画素について行う(以下、この判定を「最終判定」とも言う)。次に、この最終判定の結果から、領域内(白目の部分)の全画素に対する「赤」と判定された画素の割合(充血度)を求める。
ここで、制御部900は、予め、上述と同じ方法によって観察者の眼EYが正常時での充血度を測定し、その測定結果(基準値)を記憶している。そして、制御部900は、上記で求めた充血度を記憶した基準値と比較して、充血度が基準値に対して所定値以上高ければ「充血している」と判定し、それ以外を「正常(充血していない)」と判定する。なお、「充血している」と「正常」の2段階の判定ではなく、充血の度合いを複数段階に分けて判定してもよい。
制御部900が「充血している」と判定した場合、表示ユニット300は、表示モードとなり、「眼が充血しています。休憩しませんか。」等の画像を表示し、観察者に注意を促す。なお、制御部900は、注意を促すばかりでなく、注意を促した後、一定時間画像を描画しない等の制御を行ってもよい。一方、制御部900が「正常」と判定した場合、表示ユニット300は、表示モードとなり、画像の表示を開始(または再開)する。
なお、充血度の測定タイミングとしては、特に限定されないが、例えば、画像表示装置100の電源を投入した直後に一度充血度を測定し、この値を「基準値」として記憶しておく。そして、画像表示を開始してから所定時間間隔(例えば、1時間間隔)で充血度を測定し、測定した充血度と先に記憶した基準値とを比較して「充血している」または「正常」を判定すればよい。
<第2実施形態>
図12は、本発明の第2実施形態に係る画像表示装置が有する駆動部を示す平面図である。
図12は、本発明の第2実施形態に係る画像表示装置が有する駆動部を示す平面図である。
以下、第2実施形態について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第2実施形態は、表示ユニット(駆動部)の構成が異なること以外は、前述した第1実施形態とほぼ同様である。なお、図12では、前述した実施形態と同様の構成には同一符号を付してある。
本実施形態の駆動部700は、図12に示すように、載置台750の下面に設けられたラックギア760と、ラックギア760に噛合し、フレーム200に軸受されたピニオンギア770と、ピニオンギア770を回転させるモーター(駆動源)780と、を有している。このような構成では、モーター780を駆動することで、ラックギア760の延在方向に沿って、変調光生成部400および走査部500を一体的に移動させることができる。
このような第2実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第3実施形態>
図13は、本発明の第3実施形態に係る画像表示装置の変調光とミラーの大きさの関係を示す平面図である。
図13は、本発明の第3実施形態に係る画像表示装置の変調光とミラーの大きさの関係を示す平面図である。
以下、第3実施形態について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第3実施形態は、表示ユニットの構成が異なること以外は、前述した第1実施形態とほぼ同様である。なお、図13では、前述した実施形態と同様の構成には同一符号を付してある。
本実施形態の表示ユニット300では、変調光生成部400は、フレーム200に固定されており、図13に示すように、駆動部700によって走査部500だけが光軸Loa方向に移動する。すなわち、駆動部700によって走査部500が移動することで、走査部500と変調光生成部400の相対的な位置が変化する。また、表示ユニット300では、変調光生成部400から出射され、走査部500(ミラー511)に入射する変調光Lの径R(円の場合は直径であり、その他の形状(楕円形、多角形等)であれば最大の幅)が、ミラー511の反射面511aの幅(変調光Lの入射方向から見た反射面の幅であり、好ましくは反射面511aの最大幅(反射面511aの形状は問わない))Wよりも大きくなっている。そのため、走査部500が光軸Loa方向に移動しても、変調光Lからミラー511が外れることがなく、走査部500によって変調光Lを走査することができる。
このような第3実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
以上、本発明の画像表示装置および画像表示装置の駆動方法について、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、本発明の画像表示装置では、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができ、また、他の任意の構成を付加することもできる。
また、本発明の画像表示装置は、観察者が視認する画像として虚像を形成するものであれば、眼鏡型のヘッドマウントディスプレイに適用する場合に限定されず、例えば、ヘルメット型またはヘッドセット型のヘッドマウントディスプレイや、観察者の首や肩等の身体で支持される形態の画像表示装置等にも適用可能である。また、前述した実施形態では、画像表示装置全体が観察者の頭部に装着される場合を例に説明したが、画像表示装置は、観察者の頭部に装着される部分と、観察者の頭部以外の部分に装着または携帯される部分とを有していてもよい。
また、前述した実施形態では、両眼タイプの透過型ヘッドマウントディスプレイの構成について代表的に説明したが、例えば、観察者がヘッドマウントディスプレイを装着した状態において外景が遮断される非透過型ヘッドマウントディスプレイの構成であってもよい。また、本発明の画像表示装置は、スピーカーやヘッドフォン等の音声を出力させる装置等を有していてもよい。
100……画像表示装置、200……フレーム、210……フロント部、211……リム部、212……シェード部、213……ノーズパッド、220、230……テンプル部、300、300A、300B……表示ユニット、400……変調光生成部、410……光源部、410B、410G、410R……光源、420B、420G、420R……駆動回路、430……光合成部、431、432……ダイクロイックミラー、440B、440G、440R……コリメータレンズ、450……集光レンズ、500……走査部、510……可動部、511……ミラー、511a……反射面、521、522……軸部、530……駆動枠部、541、542……軸部、550……支持部、600……偏向部、700……駆動部、710……固定部、720……振動体、730……摩擦部材、740……移動体、750……載置台、760……ラックギア、770……ピニオンギア、780……モーター、800……撮像部、900……制御部、A……方向、Da、Db……離間距離、EA……耳、EY……眼、H……頭部、J1、J2……軸、L……変調光、Loa……光軸、NS……鼻、Pa、Pb……集光点、Px1、Px2……画素、R……径、W……幅
Claims (9)
- 観察者に装着して使用される画像表示装置であって、
光源から出射される光を走査する走査部と、
前記光源から出射され、前記走査部で走査された光を前記観察者の眼球に向けて偏向する偏向部と、
前記走査部を前記偏向部から離間する方向に移動させる駆動部と、を有することを特徴とする画像表示装置。 - 前記駆動部は、前記走査部を平行移動する請求項1に記載の画像表示装置。
- 前記駆動部は、前記走査部が走査した前記光の光軸に沿う方向に前記走査部を移動する請求項1または2に記載の画像表示装置。
- 前記駆動部によって前記走査部を前記偏向部から離間する方向に移動すると、前記走査部で走査され前記偏向部で偏向された光の集光点と前記偏向部との距離が近くなる請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像表示装置。
- 前記光源を有し、
前記走査部と前記光源との相対的な位置関係が固定されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像表示装置。 - 前記走査部は、前記光源から出射される光を反射する反射面を有し、
前記走査部に入射する前記光の径は、前記反射面の径よりも大きい請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像表示装置。 - 前記眼球を撮像する撮像部を有し、
前記走査部を前記偏向部から離間する方向に移動し、前記撮像部により前記眼球を撮像する請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像表示装置。 - 前記撮像部によって前記眼球を撮像する場合に、前記駆動部によって前記走査部を前記偏向部から離間する方向に移動させる請求項7に記載の画像表示装置。
- 観察者に装着して使用される画像表示装置の駆動方法であって、
光源から出射される光を走査する走査部を備え、
前記観察者に対し画像を表示する状態と、前記観察者に前記画像を表示する状態より広い範囲で前記観察者の眼球を照明する状態と、を切替えることを特徴とする画像表示装置の駆動方法。
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JP2021006895A (ja) * | 2019-06-27 | 2021-01-21 | 株式会社リコー | 光学装置、映像表示装置、及び検眼装置 |
-
2015
- 2015-07-24 JP JP2015146613A patent/JP2017026885A/ja active Pending
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