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JP2016529846A - 送信ノード及びバッファステータス報告方法 - Google Patents

送信ノード及びバッファステータス報告方法 Download PDF

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JP2016529846A JP2016539387A JP2016539387A JP2016529846A JP 2016529846 A JP2016529846 A JP 2016529846A JP 2016539387 A JP2016539387 A JP 2016539387A JP 2016539387 A JP2016539387 A JP 2016539387A JP 2016529846 A JP2016529846 A JP 2016529846A
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Abstract

送信ノード及びバッファステータス報告方法が開示される。前記方法は、送信ノードに含まれている少なくとも2つのRLCエンティティを、少なくとも1つの第1RLCエンティティと1つの第2RLCエンティティとして分類するステップであって、すべての前記RLCエンティティは、前記送信ノードに含まれているPDCPエンティティと関連する、ステップと、第1RLCエンティティのバッファが送信されるデータを含む場合には、前記第1RLCエンティティのバッファ内の前記送信されるデータのサイズに基づいて、第1バッファステータス報告(BSR)を生成するステップと、生成された前記第1BSRを前記第1RLCエンティティに対応する受信ノードへ送信するステップとを具備する。第1RLCエンティティと第2RLCエンティティの分類により、前記第2RLCエンティティは、PDCPエンティティのバッファステータス報告と排他的に関連する。本発明による送信ノード及びバッファステータス報告方法によれば、PDCPエンティティのバッファに送信されるデータがある場合には、送信されるデータに対応する送信リソースを割り当てるためにただ1つの受信ノードがトリガされることが達成され得、これにより、送信ノードと受信ノードが一対多対応である無線ネットワーク上の送信リソースの無駄を効果的に回避する。

Description

本発明は、無線ネットワークに関連し、特に、無線ネットワークにおける送信ノード予備バッファステータス報告方法に関する。
従来の無線ネットワークにおいて、送信ノードは受信ノードと一対一対応、すなわち1つの送信ノードがデータをただ1つの受信ノードに送信する。さらに、送信されるデータは、送信ノードの内部のバッファに格納され、例えば、PDCP(Packet Data Convergence Protocol, パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル)エンティティのバッファ及びRLC(Radio Link Control, 無線リンク制御)エンティティのバッファに格納され、RLCエンティティは、PDCPエンティティに関連する。
無線ネットワーク技術の発展に伴い、送信ノードと受信ノードは、一対多対応、すなわち、送信ノードがデータを2つ以上の受信ノードに送信することが可能である。この場合において、送信ノードは、一般にそれぞれ2つ以上の受信ノードに対応する2つ以上のRLCエンティティを含み、2つ以上のRLCエンティティは、すべてPDCPエンティティに関連する。
例えば、送信ノードがデータを受信ノードAと受信ノードBに送信する場合において、送信ノードは、それぞれ受信ノードAとBに対応するRLCエンティティA及びBを含み、RLCエンティティA及びBは、双方ともPDCPエンティティに関連する。
一般に、データを送信する前に、送信ノードは、受信ノードに送信リソースを割り当てる要求をするために、バッファステータスを受信ノードへ報告する必要があり、バッファステータスは、送信されるデータのサイズを示している。従来技術において、送信ノードと受信ノードが一対多対応である場合において、すべてのRLCエンティティがPDCPエンティティに関連するため、PDCPエンティティのバッファ内に送信されるデータがある場合にはすべての受信ノードに対するBSR(Buffer Status Report, バッファステータス報告)がトリガされ、その結果、すべての受信ノードは、このデータの部分のために送信リソースを割り当て、これによりリソースの無駄な消費が生じることとなる。
例えば、送信ノードがデータを受信ノードAとBに送信する場合において、PDCPエンティティ内に送信されるデータがあるならば、送信ノードは、BSR A及びBをトリガする。BSR Aは、PDCPエンティティのバッファ内及びRLCエンティティAのバッファ内の送信されるデータのサイズに基づいて、バッファステータスを受信ノードAに報告するために使用される。BSR Bは、PDCPエンティティのバッファ内及びRLCエンティティBのバッファ内の送信されるデータのサイズに基づき、バッファステータスを受信ノードBに報告するために使用される。
BSR A及びBの双方は、PDCPエンティティのバッファ内の送信されるデータのサイズを計算するため、受信ノードAとBの双方は、PDCPエンティティのバッファ内の送信されるデータに送信リソースを割り当てるが、明らかに無駄となる。
このような事情にかんがみ、本発明により解決される技術的な問題は、送信ノードと受信ノードが一対多対応である場合における送信リソースの無駄をどのように避けるのか、である。
先述の技術的な問題を解決するために、本発明の第1の態様に係るバッファステータス報告方法が提供される。方法は、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)エンティティと、少なくとも2つの無線リンク制御(RLC)エンティティを含む送信ノードに適用され、前記少なくとも2つのRLCエンティティは、すべて前記PDCPエンティティに関連する。前記バッファステータス報告方法は、前記少なくとも2つのRLCエンティティを、少なくとも1つの第1RLCエンティティと1つの第2RLCエンティティに分類するステップと、第1RLCエンティティのバッファが送信されるデータを含む場合において、前記第1RLCエンティティのバッファ内の前記送信されるデータのサイズに基づいて、第1バッファステータス報告(BSR)を生成するステップと、第1BSRを前記第1RLCエンティティに対応する受信ノードへ送信するステップとを含む。
先述のバッファステータス報告方法に対し、可能な実装様式において、前記方法は、PDCPエンティティ及び/又は第2RLCエンティティのバッファが送信されるデータを含む場合において、前記PDCPエンティティ及び前記第2RLCエンティティのバッファ内の送信されるデータのサイズに基づいて、第2BSRを生成するステップと、第2BSRを前記第2RLCエンティティに対応する受信ノードへ送信するステップとをさらに含む。
先述のバッファステータス報告方法に対し、可能な実装様式において、前記少なくとも2つのRLCエンティティを、少なくとも1つの第1RLCエンティティと1つの第2RLCエンティティに分類する前記ステップの前に、前記方法は、受信ノードから第1の指示を受信するステップであって、前記第1の指示は、前記少なくとも2つのRLCエンティティにおいて、制御プロトコルデータユニット(PDU)を送信するためにのみ使用されるRLCエンティティを指定するために使用される、ステップをさらに具備し、前記少なくとも2つのRLCエンティティを、少なくとも1つの第1RLCエンティティと1つの第2RLCエンティティに分類する前記ステップは、前記第1の指示により指定された前記RLCエンティティを、前記第1RLCエンティティとして分類するステップを含む。
先述のバッファステータス報告方法に対し、可能な実装様式において、前記少なくとも2つのRLCエンティティを、少なくとも1つの第1RLCエンティティと1つの第2RLCエンティティに分類する前記ステップの前に、前記方法は、受信ノードから第2の指示を受信するステップであって、前記第2の指示は、前記少なくとも2つのRLCエンティティにおいて、前記PDCPエンティティにより提出されたPDUを送信するために使用されるRLCエンティティを指定するために使用される、ステップをさらに具備し、前記少なくとも2つのRLCエンティティを、少なくとも1つの第1RLCエンティティと1つの第2RLCエンティティに分類する前記ステップは、前記第2の指示により指定されたRLCエンティティを、第1RLCエンティティとして分類するステップを含む。
先述のバッファステータス報告方法に対し、可能な実装様式において、前記少なくとも2つのRLCエンティティは、すべて同じベアラ上の前記PDCPエンティティに関連する。
先述のバッファステータス報告方法に対し、可能な実装様式において、少なくとも2つのRLCエンティティはすべて肯定応答(AM)であるか、又はすべて否定応答(UM)であり、又は、前記少なくとも2つのRLCエンティティの一部は、AMであり、前記少なくとも2つのRLCエンティティの他の部分は、UMである。
先述のバッファステータス報告方法に対し、可能な実装様式において、前記送信ノードは、端末、基地局、又はアクセスポイントである。
先述の技術的な問題を解決するために、本発明の第2の態様に係る送信ノードが提供される。送信ノードは、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)エンティティと、少なくとも2つの無線リンク制御(RLC)エンティティを含み、前記少なくとも2つのRLCエンティティは、すべて前記PDCPエンティティに関連する。送信ノードは、前記少なくとも2つのRLCエンティティを、少なくとも1つの第1RLCエンティティと1つの第2RLCエンティティとして分類するように構成されている設定ユニットと、前記設定ユニットに接続されるとともに、第1RLCエンティティのバッファに送信されるデータが含まれる場合において、第1RLCエンティティのバッファ内の前記送信されるデータのサイズに基づいて、第1BSRを生成するように構成されている生成ユニットと、前記生成ユニットに接続されるとともに、第1BSRを前記第1RLCエンティティに対応する受信ノードへ送信するように構成されている送信ユニットとをさらに含む。
先述の送信ノードに対し、可能な実装様式において、前記生成ユニットは、PDCPエンティティ及び/又は第2RLCエンティティのバッファに、送信されるデータが含まれる場合には、前記PDCPエンティティ及び前記第2RLCエンティティのバッファ内の送信されるデータのサイズに基づいて、第2BSRを生成するようにさらに構成されており、前記送信ユニットは、第2BSRを前記第2RLCエンティティに対応する受信ノードへ送信するようにさらに構成されている。
先述の送信ノードに対し、可能な実装様式において、前記送信ノードは、設定ユニットに接続されている第1受信ユニットをさらに具備する。前記第1受信ユニットは、第1の指示を受信ノードから受信するように構成されており、前記第1の指示は、前記少なくとも2つのRLCエンティティにおいて、制御プロトコルデータユニット(PDU)を送信するためにのみ使用されるRLCエンティティを指定するために使用され、前記設定ユニットは、前記第1の指示により指定されたRLCエンティティを第1RLCエンティティとして分類するようにさらに構成されている。
先述の送信ノードに対し、可能な実装様式において、前記送信ノードは、前記設定ユニットに接続された第2受信ユニットをさらに含む。前記第2受信ユニットは、受信ノードから第2の指示を受信するように構成されており、前記第2の指示は、前記少なくとも2つのRLCエンティティにおいて、前記PDCPエンティティにより提出されたPDUを送信するために使用されるRLCエンティティを指定するために使用され、前記設定ユニットは、前記第2の指示により指定されたRLCエンティティを第2RLCエンティティとして分類するようにさらに構成されている。
先述の送信ノードに対し、可能な実装様式において、前記少なくとも2つのRLCエンティティは、すべて同じベアラ上の前記PDCPエンティティに関連する。
先述の送信ノードに対し、可能な実装様式において、前記少なくとも2つのRLCエンティティは、すべて肯定応答モード(AM)であるか、又はすべて否定応答モード(UM)であり、又は、前記少なくとも2つのRLCエンティティの一部は、AMであり、前記少なくとも2つのRLCエンティティの他の部分は、UMである。
先述の送信ノードに対し、可能な実装様式において、前記送信ノードは、端末、基地局、又はアクセスポイントである。
本発明の第1の態様及び第2の態様にしたがって、送信ノードと受信ノードが一対多対応である場合において、すなわち、前記送信ノードが、PDCPエンティティと少なくとも2つのRLCエンティティを含む場合において、前記送信ノードのすべてのRLCエンティティを少なくとも1つの第1RLCエンティティと1つの第2RLCエンティティに分類することにより、ここで前記第2RLCエンティティは、PDCPエンティティのバッファステータス報告と関連するRLCエンティティのみであり、ただ1つの受信ノードがPDCPエンティティのバッファ内の送信されるデータに送信リソースを割り当てることが達成可能であり、これにより、送信リソースの無駄を効果的に回避する。
先述の技術的な問題を解決するために、本発明の第3の態様に係るバッファステータス報告方法が提供される。前記方法は、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)エンティティと少なくとも2つの無線リンク制御(RLC)エンティティを具備する送信ノードに適用され、前記少なくとも2つのRLCエンティティは、すべて前記PDCPエンティティに関連する。前記バッファステータス報告方法は、RLCエンティティ又はPDCPエンティティのいずれか1つのバッファに送信されるデータが含まれる場合において、前記少なくとも2つのRLCエンティティ及び前記PDCPエンティティのバッファ内の送信されるデータのサイズに基づいて、バッファステータス報告(BSR)を生成するステップと、前記BSRを前記RLCエンティティのいずれか1つに対応する受信ノードへ送信するステップとを含む。
先述のバッファステータス報告方法に対し、可能な実装様式において、前記少なくとも2つのRLCエンティティは、すべて同じベアラ上の前記PDCPエンティティに関連する。
先述のバッファステータス報告方法に対し、可能な実装様式において、前記少なくとも2つのRLCエンティティは、すべて肯定応答モード(AM)であるか、又はすべて否定応答モード(UM)であり、又は、前記少なくとも2つのRLCエンティティの一部は、AMであり、前記少なくとも2つのRLCエンティティの他の部分は、UMである。
先述のバッファステータス報告方法に対し、可能な実装様式において、前記送信ノードは、端末、基地局、又はアクセスポイントである。
先述の技術的な問題を解決するために、本発明の第4の態様に係る送信ノードが提供される。前記送信ノードは、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)エンティティと少なくとも2つの無線リンク制御(RLC)エンティティを含み、前記少なくとも2つのRLCエンティティは、すべて前記PDCPエンティティに関連する。前記送信ノードは、RLCエンティティ又はPDCPエンティティのいずれか一方のバッファに送信されるデータが含まれる場合において、前記少なくとも2つのRLCエンティティ及び前記PDCPエンティティのバッファ内の送信されるデータのサイズに基づいて、バッファステータス報告(BSR)を生成するように構成されている生成ユニットと、前記生成ユニットに接続されるとともに、前記BSRを前記RLCエンティティのいずれか1つに対応する受信ノードへ送信するように構成されている送信ユニットとをさらに含む。
先述の送信ノードに対し、可能な実装様式において、前記少なくとも2つのRLCエンティティは、すべて同じベアラ上の前記PDCPエンティティに関連する。
先述の送信ノードに対し、可能な実装様式において、前記少なくとも2つのRLCエンティティは、すべて肯定応答モード(AM)であるか、又はすべて否定応答モード(UM)であり、又は、前記少なくとも2つのRLCエンティティの一部は、AMであり、前記少なくとも2つのRLCエンティティの他の部分は、UMである。
先述の送信ノードに対し、可能な実装様式において、前記送信ノードは、端末、基地局、又はアクセスポイントである。
本発明の第3の態様及び第4の態様によれば、送信ノードと受信ノードが一対多対応である場合において、すなわち、送信ノードがPDCPエンティティと少なくとも2つのRLCエンティティを含む場合において、前記RLCエンティティ又は前記PDCPエンティティのいずれか一方のバッファに送信されるデータがある場合にトリガされるBSRが、すべてのRLCエンティティ及びPDCPエンティティのバッファ内の送信されるデータのサイズに基づき生成され、前記生成されたBSRは、前記RLCエンティティのいずれか1つに対応する受信ノードに送信される。したがって、ただ1つの受信ノードがPDCPエンティティのバッファ内の送信されるデータに送信リソースを割り当てることが達成可能であり、これにより、送信リソースの無駄を効果的に回避する。
以下の添付の図面における例示的な実施形態の詳細な説明によれば、本発明の他の特徴、および態様がより明確になる。
明細書に含まれるとともに、明細書とともにその一部を形成する添付の図面は、本発明の例示的な実施形態、特徴、および態様を示しており、本発明の原理を説明するために使用される。
図1は、本発明によるバッファステータス報告方法に適用可能なシステムの概略図である。 図2は、本発明の実施形態による送信ノードの構造ブロック図である。 図3は、本発明の実施形態によるバッファステータス報告方法のフローチャートである。 図4は、本発明の他の実施形態による送信ノードの構造ブロック図である。 図5は、本発明のさらに他の実施形態による送信ノードの構造ブロック図である。 図6は、本発明の他の実施形態によるバッファステータス報告方法のフローチャートである。 図7は、本発明のさらに他の実施形態による送信ノードの構造ブロック図である。
以下では本発明の種々の例示的な実施形態及び態様を添付の図面を参照して詳細に説明する。添付の図面における同じ参照符号は同じ又は類似の機能の要素を示している。添付の図面において実施形態の種々の態様が示されているが、指定されていない限り、添付の図面は、一定の縮尺で描かれている必要はない。
明細書において使用される専用の用語「代表的な(exemplary)」は、「例又は実施形態又は便宜的に使用される」ことを意味している。本明細書で説明される「典型的な」目的のための任意の実施形態は他の実施形態は、優れている又は他の実施形態よりも優れたものとして説明する必要が無い。
加えて、本発明をより説明するために、以下の特定の実施様式において多くの具体的な詳細が提供される。当業者であれば、特定の具体的な詳細無しに、本発明は依然として実装され得ることを理解すべきである。本発明の主題を強調するために、当業者に既知であるいくつかの他の実施形態、方法、手段、構成要素、及び回路は詳細に説明されていない。
背景技術において説明したように、送信ノードと受信ノードが一対多対応である場合において、すなわち、送信ノードが1つのPDCPエンティティとすべてPDCPエンティティに関連する複数のRLCエンティティを含んでいる場合において、PDCPエンティティのバッファ内に送信されるデータがある場合、すべての受信ノードのためのBSRが通常トリガされ、その結果、全ての受信ノードは、データのこの部分に対して送信リソースを割り当て、それにより、送信リソースの無駄な消費を引き起こす。このような送信リソースの浪費を避けるために、発明者は、送信ノードに含まれているすべてのRLCエンティティにわたり、RLCエンティティは、PDCPエンティティのバッファステータス報告に排他的に関連する第2RLCエンティティとして指定され得ることを創造的に提案する。
図1は、本発明によるバッファステータス報告方法に適用できるシステムの概略図である。図1に示されているように、送信ノード100がN個の受信ノード200−1から200−N対応する場合において、すなわち、送信ノード100がPDCPエンティティ110と少なくとも2つのRLCエンティティ120−1から120−Nを含んでいる場合において、送信ノード100のRLCエンティティ120は、少なくとも1つの第1RLCエンティティと1つの第2RLCエンティティとして分類され得る。例えば、RLCエンティティ120−2から120−Nが第1RLCエンティティとして分類され、RLCエンティティ120−1が第2RLCエンティティとして分類される。
RLCエンティティ120−1から120−Nがそれぞれ受信ノード200−1から200−Nに対応し、Nは2以上の正の整数である。すべてのRLCエンティティ120−1から120−Nは、PDCPエンティティ110に関連する。例えば、PDCPエンティティ110は、同じベアラ上のRLCエンティティ120−1から120−Nのすべてに関連する。加えて、RLCエンティティ120−1から120−Nは、すべて肯定応答モード(Acknowledged Mode, AM)であり得るか、又はすべて否定応答モード(Unacknowledged Mode, UM)であり得、又は、RLCエンティティ120−1から120−Nの一部はAMであり、RLCエンティティ120−1から120−Nの他の部分はUMであるとすることもさらに可能である。
第1RLCエンティティと第2RLCエンティティの分類により、第1RLCエンティティに対応する受信ノードに送信されるBSR(以降、第1BSRとする)のトリガ条件は、PDCPエンティティのバッファステータスと無関係に設定され得、すなわち、第1BSRのトリガ条件は、「第1RLCエンティティのバッファ内に送信されるデータがある」と設定される。この方法により、第1RLCエンティティのバッファに送信されるデータがある場合にのみ、第1BSRが、前記第1RLCエンティティのバッファ内の前記送信されるデータのサイズに基づいて生成され、生成された第1BSRは、前記第1RLCエンティティに対応する受信ノードへ送信される。すなわち、PDCPエンティティのバッファが送信されるデータを含む場合において、第2RLCエンティティに対応する受信ノードのみが、対応する送信リソースを割り当てるためにトリガされ、これにより、送信リソースの無駄を効果的に回避する。
図2は、本発明の実施形態による送信ノードの構造ブロック図である。図2に示されているように、送信ノード100は、N個の受信ノード200−1から200−Nへデータを送信するように、1つのPDCPエンティティ110とN個のRLCエンティティ120−1から120−Nを含み、Nは2以上の正の整数である。すなわち、本発明のこの実施形態による送信ノード100は、送信ノードと受信ノードが一対多対応である無線ネットワーク構造に適用可能である。可能な実装様式において、送信ノード100と受信ノード200は、すべて端末、基地局、又はアクセスポイントであり得る。
送信リソースの割り当てにおいてリソースの浪費を効果的に避けるために、図2に示されているように、送信ノード100は、設定ユニット130、生成ユニット140、及び送信ユニット150をさらに含み得る。設定ユニット130は、PDCPエンティティ110とすべてのRLCエンティティ120−1から120−Nに接続されているとともに、すべてのRLCエンティティ120−1から120−Nを、少なくとも1つの第1RLCエンティティ(図2における符号120−2から120−N)と1つの第2RLCエンティティ(図2における符号120−1)に分類するように主に構成されており、第2RLCエンティティ120−1が、PDCPエンティティのバッファステータス報告110と関連するただ1つのRLCエンティティである。生成ユニット140は、設定ユニット130と、第1RLCエンティティ120−2から120−Nに接続されるとともに、第1RLCエンティティ120−2から120−Nのバッファが送信されるデータを含む場合において、第1RLCエンティティ120−2から120−Nのバッファ内の送信されるデータのサイズに基づき、第1BSRを生成するように主に構成されている。送信ユニット150は、生成ユニット140と受信ノード200−2から200−Nに接続されるとともに、生成ユニット140により生成された第1BSRを第1RLCエンティティ120−2から120−Nに対応する受信ノード200−2から200−Nへ送信するように主に構成されている。
可能な実装様式において、図2に示されているように、生成ユニット140は、PDCPエンティティ110と、第2RLCエンティティ120−1にさらに接続され得、PDCPエンティティ110及び/又は第2RLCエンティティ120−1のバッファ内に、送信されるデータが含まれる場合において、PDCPエンティティ110と第2RLCエンティティ120−1のバッファ内の送信されるデータのサイズに基づき、第2BSRを生成するように構成され得る。この実装様式において、送信ユニット150は、生成ユニット140により生成された第2BSRを第2RLCエンティティ120−1に対応する受信ノード200−1へ送信するようにさらに構成され得る。
特定の可能な実装様式において、送信ノード100は、設定ユニット130に接続されている第1受信ユニット(図の単純化のため図2には図示されていない)をさらに含み得る。第1受信ユニットは、受信ノード200−1から200−Nから第1の指示を受信するように主に構成されている。第1の指示は、制御PDU(Protocol Data Unit, プロトコルデータユニット)を送信するためにのみ使用される、RLCエンティティを指定するために使用され得る。この特定の可能な実装様式において、設定ユニット130は、前記第1の指示により指定されたRLCエンティティを第1RLCエンティティとして分類するようにさらに構成され得る。
他の特定の可能な実装様式において、送信ノード100は、設定ユニット130に接続されている第2受信ユニット(図面の単純化のため図2において図示されていない)をさらに含み得る。第2受信ユニットは、受信ノード200−1から200−Nから第2の指示を受信するように主に構成されている。第2の指示は、PDCPエンティティ110により提出されたPDUを送信するために使用されるRLCエンティティを指定するために使用され得る。この特定の可能な実装様式において、設定ユニット130は、第2の指示により指定されたRLCエンティティを第2RLCエンティティとして分類するようにさらに構成され得る。
この方法により、設定ユニットを使用することにより、複数の内部RLCエンティティは、ただ1つのRLCエンティティがPDCPエンティティのバッファステータス報告に関連するように構成される。したがって、PDCPエンティティのバッファ内に送信されるデータがある場合には、ただ一つの受信ノードが対応する送信リソースを送信されるデータに割り当てるためにトリガされる。この実施形態による送信ノードは、送信ノードと受信ノードが一対多対応である場合において、送信リソースの浪費を効率的に避けることが可能である。
図3は、本発明の実施形態によるバッファステータス報告方法のフローチャートである。上述したように、この実施形態によるバッファステータス報告方法は、送信ノードと受信ノードが一対多対応、すなわち、送信ノードが、1つのPDCPエンティティと複数のRLCエンティティを含む場合における無線ネットワーク構造に特に適用可能である。複数のRLCエンティティにおける各RLCエンティティは、それぞれ1つの受信ノードに対応する。PDCPエンティティは、複数のRLCエンティティに関連する。例えば、PDCPエンティティは、同じベアラ上の複数のRLCエンティティに関連する。加えて、複数のRLCエンティティは、全てAMであり得るか、又はすべてUMであり得、又は、さらに複数のRLCエンティティの一部がAMであり、複数のRLCエンティティの他の部分がUMであり得る。
以下では、図2において示されている送信ノード100を参照して、図3において示されているバッファステータス報告方法を詳細に紹介する。図3に示されているように、バッファステータス報告方法は主に以下を含んでいる。
ステップS310:送信ノード100(具体的には設定ユニット130であり得る)は、送信ノード100内部の少なくとも2つのRLCエンティティ120−1から120−Nを少なくとも1つの第1RLCエンティティと1つの第2RLCエンティティ、例えば、図2に示されているように、第1RLCエンティティ120−2から120−Nと、第2RLCエンティティ120−1に分類し、第2エンティティ120−1は、PDCPエンティティのバッファステータス報告110に関連するただ1つのRLCエンティティである。
ステップS320:送信ノード100(具体的には生成ユニット140であり得る)は、第1RLCエンティティのバッファが送信されるデータを含む場合において、前記第1RLCエンティティのバッファ内の前記送信されるデータのサイズに基づいて、第1BSRを生成し、第1BSRを、前記第1RLCエンティティに対応する受信ノードへ送信する(送信ユニット150により実施され得る)。
特定の可能な実装様式において、図3に示されているように、ステップS320ha,特に以下を含み得る。
ステップS321:送信ノード100(具体的には生成ユニット140であり得る)は、第1RLCエンティティのバッファが送信されるデータを含んでいるかどうかを判定する。前記判定結果がyesである場合にはステップS322へ進む。
ステップ322:送信ノード100(具体的には生成ユニット140であり得る)は、第1RLCエンティティのバッファにおける送信されるデータのサイズに基づいて、第1BSRを生成する。その後ステップ323へ進む。
ステップ323:送信ノード100(具体的には送信ユニット150であり得る)は、生成された第1BSRを前記第1RLCエンティティに対応する受信ノードへ送信する。
可能な実装様式において、図3に示されているように、バッファステータス報告方法は、以下をさらに含み得る:
ステップ330:送信ノード100(具体的には生成ユニット140であり得る)は、第2RLCエンティティのバッファが、送信されるデータを含む場合において、第2RLCエンティティとPDCPエンティティのバッファ内の送信されるデータのサイズに基づいて、第2BSRを生成し、前記第2BSRを、前記第2RLCエンティティに対応する受信ノードへ送信し(送信ユニット150により実施され得る)、及び/又は、
ステップ340:送信ノード100(具体的には生成ユニット140であり得る)は、PDCPエンティティのバッファが送信されるデータを含む場合において、第2RLCエンティティとPDCPエンティティのバッファ内の送信されるデータのサイズに基づいて、第2BSRを生成し、前記第2BSRを第2RLCエンティティに対応する受信ノードへ送信する(送信ユニット150により実施され得る)。
さらに、特定の可能な実装様式において、図3に示されているように、ステップ330は、以下を特に含み得る:
ステップS331:送信ノード100(具体的には生成ユニット140であり得る)は、第2RLCエンティティのバッファが、送信されるデータを含むかどうかを判定する。前記判定結果がyesの場合にはステップS332へ進む。
ステップS332:送信ノード100(具体的には生成ユニット140であり得る)は、第2RLCエンティティとPDCPエンティティのバッファ内の送信されるデータのサイズに基づいて、第2BSRを生成する。
ステップS333:送信ノード100(具体的には送信ユニット150であり得る)は、生成された第2BSRを、前記第2RLCエンティティに対応する受信ノードへ送信する。
加えて、特定の可能な実装様式において、図3に示されているように、ステップS340は、以下を特に含み得る:
ステップ341:送信ノード100(具体的には生成ユニット140であり得る)は、PDCPエンティティのバッファが、送信されるデータを含むかどうかを判定する。前記判定結果がyesである場合には、ステップS342へ進む。
ステップS342:送信ノード100(具体的には生成ユニット140であり得る)は、第2RLCエンティティとPDCPエンティティのバッファ内の送信されるデータのサイズに基づいて、第2BSRを生成する。その後、ステップS343へ進む。
ステップ343:送信ノード100(具体的には送信ユニット150であり得る)は、生成された第2BSRを、前記第2RLCエンティティに対応する受信ノードへ送信する。
PDCPエンティティのバッファ内に送信されるデータがある場合には、対応する送信リソースを送信されるデータに割り当てるためにただ1つの受信ノードがトリガされるように、送信ノードにおける複数のRLCエンティティ内のただ1つのRLCエンティティが、PDCPエンティティのバッファステータス報告に関連するように指定されることが、先述の導入部から知り得る。先述のこの実施形態によるバッファステータス報告方法は、送信ノードと受信ノードが一対多対応である場合において、送信リソースの浪費を効果的に避けることが可能である。
図3は、ステップS320,S330,及びS340が順々に実行されることが示されているが、実際の実行順序はそれに限定されないことは、当業者であれば理解し得ることに留意すべきである。例えば、ステップS320は、ステップS330及び/又はステップS340の後に実行されてもよく、またステップS330及びステップS340と同時に実行されてもよい。ステップS330におけるステップS332は、ステップS340におけるステップS342と結合されてもよく、ステップS330におけるステップS333は、ステップS340のS343と結合されてもよい。実際、第1RLCエンティティと第2RLCエンティティの分類を実施するためにステップS310が実行された後、ステップS320、S330、及びS340が実行されるかどうかは、主に、PDCPエンティティ、第1RLCエンティティ、及び第2RLCエンティティのバッファステータス次第であり、他のステップが既に実行されたかどうかとは無関係である。
可能な実装様式において、送信ノード100は、第1RLCエンティティと第2RLCエンティティの分類をランダムに実行し得、すなわち、RLCエンティティ120−1から120−Nにおける任意のRLCエンティティを第2RLCエンティティとして、他のRLCエンティティを第1RLCエンティティとして、任意に指定し得る。
他の可能な実装様式において、送信ノード100は、第1RLCエンティティと第2RLCエンティティの分類を所定のルールに従って実行し得る。例えば、送信ノード100は、数字に従って、RLCエンティティ120−1から120−Nにおける最も小さい番号のRLCエンティティを第2RLCエンティティとして指定し、他のRLCエンティティを第1RLCエンティティとして指定し得る。これとは別に、送信ノード100は、バッファ容量に従って、RLCエンティティ120−1から120−Nにおける最も大きいバッファのRLCエンティティを第2RLCエンティティとして指定し、他のRLCエンティティを第1RLCエンティティとして指定してもよい。
さらに別の可能な実装様式において、送信ノード100は、第1RLCエンティティと第2RLCエンティティの分類を、受信ノード200−1から200−Nの指示に従って実行し得る。例えば、送信ノード100は、受信ノード200−1から200−Nから第1の指示を受信し得、前記第1の指示は、制御PDUを送信するためにのみ使用されるRLCエンティティを指定するために使用される。この場合において、ステップS310で、送信ノード100(具体的には設定ユニット130であり得る)は、第1の指示により指定されたRLCエンティティを第1RLCエンティティとして分類し得る。他の例として、送信ノード100は、受信ノード200−1から200−Nから第2の指示を受信し得、前記第2の指示は、PDCPエンティティにより提出されたPDUを送信するために使用されるRLCエンティティを指定するために使用される。この場合において、ステップS310で、送信ノード100(具体的には設定ユニット130であり得る)は、第2の指示により指定されたRLCエンティティを第2RLCエンティティとして分類し、他のRLCエンティティを第1RLCエンティティとして分類し得る。
図4は、本発明の他の実施形態による送信ノードデバイスの構造ブロック図である。送信ノードデバイス400は、計算能力を備えたホストサーバ、パーソナルコンピュータ(PC)、ポータブルコンピュータ、端末、又は類似したものであり得る。送信ノードデバイスの具体的な実装は本発明の特定の実施形態において限定されない。
送信ノードデバイス400は、プロセッサ(processor)410、通信インターフェース(Communications Interface)420、メモリ(memory)430、及びバス440を含む。プロセッサ410、通信インターフェース420、及びメモリ430は、バス440を使用することにより互いに通信する。
通信インターフェース420は、ネットワークデバイスと通信するように構成されており、前記ネットワークデバイスは、例えば、仮想マシン管理センタ、又は共有メモリを含む。
プロセッサ410は、プログラムを実行するように構成されている。プロセッサ410は、中央演算処理装置(CPU)、又は特定用途向け集積回路(ASIC)(Application Specific Integrated Circuit)、又は本発明のこの実施形態を実装するように構成された1つ又は複数の集積回路であり得る。
メモリ430はファイルを格納するように構成されている。メモリ430は、ハイスピードRAMメモリを含み得、また不揮発性メモリ(non-volatile memory)、例えば、少なくとも1つのディスクストレージも含み得る。メモリ430は、メモリアレイでもあり得る。メモリ430は、ブロックに分割されてもよく、ブロックは、特定のルールに従う仮想ボリュームを形成するように組み合わされてもよい。
可能な実装様式において、メモリ430に格納されているプログラムは、コンピュータ操作命令を含むプログラムコードであり得る。プロセッサ410は、具体的にはプログラムを実行することにより以下のステップを実行する:送信ノードに含まれている少なくとも2つのRLCエンティティを少なくとも1つの第1RLCエンティティと1つの第2RLCエンティティに分類するステップであって、少なくとも2つのRLCエンティティは、すべて送信ノードに含まれているPDCPエンティティに関連する、ステップと、第1RLCエンティティのバッファが送信されるデータを含む場合において、前記第1RLCエンティティのバッファ内の前記送信されるデータのサイズに基づいて、第1バッファステータス報告(BSR)を生成するステップと、第1BSRを前記第1RLCエンティティに対応する受信ノードへ送信するステップ。
可能な実装様式において、プロセッサ410は、プログラムを実行することにより以下のステップをさらに実行し得る:PDCPエンティティ及び/又は第2RLCエンティティのバッファが送信されるデータを含む場合において、前記PDCPエンティティ及び前記第2RLCエンティティのバッファ内の送信されるデータのサイズに基づいて、第2BSRを生成するステップと、第2BSRを前記第2RLCエンティティに対応する受信ノードへ送信するステップ。
可能な実装様式において、プロセッサ410は、プログラムを実行することにより以下のステップをさらに実行し得る:受信ノードから第1の指示を受信するステップと、第1の指示により指定されたRLCエンティティを第1RLCエンティティとして分類するステップ。前記第1の指示は、少なくとも2つのRLCエンティティにおいて、制御プロトコルデータユニット(PDU)を送信するためにのみ使用されるRLCエンティティを指定するために使用される。
可能な実装様式において、プロセッサ410は、プログラムを実行することにより以下のステップをさらに実行し得る:受信ノードから第2の指示を受信するステップと、第2の指示により指定されたRLCエンティティを第2RLCエンティティとして分類するステップ。前記第2の指示は、少なくとも2つのRLCエンティティにおいて、前記PDCPエンティティにより提出されたPDUを送信するために使用されるRLCエンティティを指定するために使用される。
図5は、本発明のさらに他の実施形態による送信ノードの構造ブロック図である。図5に示されているように、送信ノード500は、N個の受信ノード200−1から200−Nにデータを送信するように、1つのPDCPエンティティ510とN個のRLCエンティティ520−1から520−Nを含み、Nは2以上の正の整数である。すなわち、この実施形態による送信ノード500は、送信ノードと受信ノードが一対多対応である無線ネットワーク構造に適用可能である。可能な実装様式において、送信ノード500と受信ノード200はすべて端末、基地局、又はアクセスポイントであり得る。
送信リソースの割り当てにおいてリソースの浪費を効果的に避けるために、図5に示されているように、送信ノード500は、生成ユニット530と、送信ユニット540とをさらに含み得る。生成ユニット530は、任意のRLCエンティティ520−i(1≦i≦N)又はPDCPエンティティ510のバッファが送信されるデータを含んでいる場合において、すべてのRLCエンティティ520−1から520−N及びPDCPエンティティ510のバッファ内の送信されるデータのサイズに基づいて、バッファステータス報告(BSR)を生成するように主に構成されている。送信ユニット540は、生成ユニット530に接続されているとともに、生成ユニット530により生成されたBSRを任意のRLCエンティティ520−j(1≦j≦N)に対応する受信ノード200−jに送信するように主に構成されている。
この方法により、任意のRLCエンティティ又はPDCPエンティティのバッファに送信されるデータがある場合にトリガされるBSRが、すべてのRLCエンティティ及びPDCPエンティティのバッファ内の送信されるデータのサイズに基づいて、生成ユニットを使用することにより生成され、PDCPエンティティのバッファ内に送信されるデータがある場合に、ただ1つの受信ノードがトリガされ、送信されるデータに送信リソースが割り当てられるように、生成されたBSRが、送信ユニットを使用することにより、任意のRLCエンティティに対応する受信ノードへ送信される。この実施形態による送信ノードは、送信ノードと受信ノードが一対多対応である場合において、送信リソースの浪費を効果的に避けることができる。
図6は、本発明の他の実施形態によるバッファステータス報告方法のフローチャートである。上述したように、この実施形態によるバッファステータス報告方法は、送信ノードと受信ノードが一対多対応である、すなわち、送信ノードは、1つのPDCPエンティティと複数のRLCエンティティを含んでいる無線ネットワーク構造に主に適用可能である。複数のRLCエンティティにおける各RLCエンティティは、それぞれ1つの受信ノードに対応する。PDCPエンティティは、複数のRLCエンティティに関連する。例えば、PDCPエンティティは、同じベアラ上の複数のRLCエンティティに関連する。加えて、複数のRLCエンティティは、全てAMであり得るか、又はすべてUMであり得、又は、さらに、複数のRLCエンティティの一部がAMであり、複数のRLCエンティティの他の部分がUMであってもよい。
以下では、図5に示されている送信ノード500を参照し、図6において示されているバッファステータス報告方法を詳細に紹介する。図6に示されているように、バッファステータス報告方法は、主に以下を含む:
ステップS610:任意のRLCエンティティ520−i(1≦i≦N)又はPDCPエンティティ510のバッファが送信されるデータを含んでいるかどうかを判定し、判定結果がyesの場合には、ステップS620に進む。
ステップS620:すべてのRLCエンティティ520−1から520−N及びPDCPエンティティ510のバッファ内の送信されるデータのサイズに基づいて、バッファステータス報告(BSR)を生成し、その後ステップS630へ進む。
ステップS630:生成されたBSRを任意のRLCエンティティ520−j(1≦j≦N)に対応する受信ノード200−jへ送信する。
任意のRLCエンティティ又はPDCPエンティティのバッファ内に送信されるデータがある場合にトリガされるBSRは、すべてのRLCエンティティとPDCPエンティティのバッファ内の送信されるデータのサイズに基づいて生成され、PDCPエンティティのバッファ内に送信されるデータがある場合に、送信されるデータに対応する送信リソースを割り当てるためにただ1つの受信ノードがトリガされるように、生成されたBSRは、任意のRLCエンティティに対応する受信ノードへ送信されることが、先述の導入部から知り得る。この実施形態によるバッファステータス報告方法は、送信ノードと受信ノードが一対多対応である場合において、送信リソースの無駄を効果的に避けることができる。
図7は、本発明のさらに他の実施形態による送信ノードデバイスの構造ブロック図である。送信ノードデバイス700は、計算能力を備えたホストサーバ、パーソナルコンピュータ(PC)、ポータブルコンピュータ、端末、又は類似したものであり得る。送信ノードデバイスの具体的な実装は本発明の特定の実施形態において限定されない。
送信ノードデバイス700は、プロセッサ(processor)710、通信インターフェース(Communications Interface)720、メモリ(memory)730、及び740を含む。プロセッサ710、通信インターフェース720、及びメモリ730は、バス740を使用することにより互いに通信する。
通信インターフェース720は、ネットワークデバイスと通信するように構成されており、前記ネットワークデバイスは、例えば、仮想マシン管理センタ、又は共有メモリを含む。
プロセッサ710は、プログラムを実行するように構成されている。プロセッサ710中央演算処理装置(CPU)、又は特定用途向け集積回路(ASIC)(Application Specific Integrated Circuit)、又は本発明のこの実施形態を実装するように構成された1つ又は複数の集積回路であり得る。
メモリ730はファイルを格納するように構成されている。メモリ730は、ハイスピードRAMメモリを含み得、また不揮発性メモリ(non-volatile memory)、例えば、少なくとも1つのディスクストレージも含み得る。メモリ730は、メモリアレイでもあり得る。メモリ730は、ブロックに分割されてもよく、ブロックは、特定のルールに従う仮想ボリュームを形成するように組み合わされてもよい。
可能な実装様式において、メモリ730に格納されているプログラムは、コンピュータ操作命令を含むプログラムコードであり得る。プロセッサ710具体的にはプログラムを実行することにより以下のステップを実行する:送信ノード内に含まれている任意のRLCエンティティ又はPDCPエンティティのバッファ内に送信されるデータが含まれる場合において、すべてのRLCエンティティ及びPDCPエンティティのバッファ内の送信されるデータのサイズに基づいて、バッファステータス報告(BSR)を生成するステップと、BSRを任意のRLCエンティティに対応する受信ノードに送信するステップであって、RLCエンティティはすべてPDCPエンティティに関連する、ステップ。
当業者であれば、この明細書に記載の実施形態における各代表的なユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせにより実施可能であることを認識し得る。機能が、ハードウェア又はソフトウェアにより実施されるかどうかは、特定の用途又は技術的ソリューションの設計制約条件による。当業者であれば、すべての特定の用途のために説明された機能を実施するための異なる方法を使用し得るが、実施が本発明の範囲を超えているものと考えるべきではない。
機能がコンピュータソフトウェアの形状で実装されるとともに独立した製品として販売又は使用されるならば、本発明の技術的ソリューションの全部又は一部(例えば、従来技術に部分的に寄与する)は、ある程度コンピュータソフトウェア製品の形状において実装され得ると考えることができる。コンピュータソフトウェア製品は、一般にコンピュータ読み取り可能な不揮発性ストレージメディアに格納され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワークデバイスであり得る)に本発明の実施形態において提供される方法のステップのすべて又は一部の実行を指示する種々の命令を含む。先述のストレージメディアは、プログラムコードを格納可能なUSBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM, Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM, Random Access Memory)、磁気ディスク、又は光学ディスクなどの任意のメディアを含む。
上記の説明は本発明の例示的な特定の実施形態にすぎないが、本発明の保護範囲を限定するものではない。本発明を逸脱することなく当業者によって行われるいかなる変形または置換も、本発明の保護範囲内に入るものとする。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
実用性
本発明の実施形態により提供された送信ノード及びバッファステータス報告方法は、無線ネットワーク分野に適用可能、特に、送信ノードと受信ノードが一対多対応であるシナリオに適用可能であり、送信ノードにより報告されるバッファステータス報告に応答して受信ノードにより実行される送信リソースの割り当てにおける送信リソースの無駄を効果的に避けることができる。
100 送信ノード
110 PDCPエンティティ
120−1 RLCエンティティ
120−2 RLCエンティティ
120−N RLCエンティティ
200−1 受信ノード
200−2 受信ノード
200−N 受信ノード
130 設定ユニット
140 生成ユニット
150 送信ユニット
410 プロセッサ
420 通信インターフェース
430 メモリ
440 バス
500 送信ノード
510 PDCPエンティティ
520−1 RLCエンティティ
520−2 RLCエンティティ
520−N RLCエンティティ
530 生成ユニット
540 送信ユニット
710 プロセッサ
720 通信インターフェース
730 メモリ
740 バス
従来の無線ネットワークにおいて、送信ノードは受信ノードと一対一対応、すなわち1つの送信ノードがデータをただ1つの受信ノードに送信する。さらに、送信されるデータは、送信ノードの内部のバッファに格納され、例えば、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(Packet Data Convergence Protocol, PDCP)エンティティのバッファ及び無線リンク制御(Radio Link Control, RLC)エンティティのバッファに格納され、RLCエンティティは、PDCPエンティティに関連する。
一般に、データを送信する前に、送信ノードは、受信ノードに送信リソースを割り当てる要求をするために、バッファステータスを受信ノードへ報告する必要があり、バッファステータスは、送信されるデータのサイズを示している。従来技術において、送信ノードと受信ノードが一対多対応である場合において、すべてのRLCエンティティがPDCPエンティティに関連するため、PDCPエンティティのバッファ内に送信されるデータがある場合にはすべての受信ノードに対するバッファステータス報告(Buffer Status Reports, BSRs)がトリガされ、その結果、すべての受信ノードは、このデータの部分のために送信リソースを割り当て、これによりリソースの無駄な消費が生じることとなる。
特定の可能な実装様式において、送信ノード100は、設定ユニット130に接続されている第1受信ユニット(図の単純化のため図2には図示されていない)をさらに含み得る。第1受信ユニットは、受信ノード200−1から200−Nから第1の指示を受信するように主に構成されている。第1の指示は、制御プロトコルデータユニット(Protocol Data Unit, PDU)を送信するためにのみ使用される、RLCエンティティを指定するために使用され得る。この特定の可能な実装様式において、設定ユニット130は、前記第1の指示により指定されたRLCエンティティを第1RLCエンティティとして分類するようにさらに構成され得る。
プロセッサ410は、プログラムを実行するように構成されている。プロセッサ410は、中央演算処理装置(CPU)、又は特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit, ASIC)、又は本発明のこの実施形態を実装するように構成された1つ又は複数の集積回路であり得る。
メモリ430はファイルを格納するように構成されている。メモリ430は、ハイスピードRAMメモリを含み得、また不揮発性メモリ、例えば、少なくとも1つのディスクストレージも含み得る。メモリ430は、メモリアレイでもあり得る。メモリ430は、ブロックに分割されてもよく、ブロックは、特定のルールに従う仮想ボリュームを形成するように組み合わされてもよい。
プロセッサ710は、プログラムを実行するように構成されている。プロセッサ710中央演算処理装置(CPU)、又は特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit, ASIC)、又は本発明のこの実施形態を実装するように構成された1つ又は複数の集積回路であり得る。
メモリ730はファイルを格納するように構成されている。メモリ730は、ハイスピードRAMメモリを含み得、また不揮発性メモリ、例えば、少なくとも1つのディスクストレージも含み得る。メモリ730は、メモリアレイでもあり得る。メモリ730は、ブロックに分割されてもよく、ブロックは、特定のルールに従う仮想ボリュームを形成するように組み合わされてもよい。
機能がコンピュータソフトウェアの形状で実装されるとともに独立した製品として販売又は使用されるならば、本発明の技術的ソリューションの全部又は一部(例えば、従来技術に部分的に寄与する)は、ある程度コンピュータソフトウェア製品の形状において実装され得ると考えることができる。コンピュータソフトウェア製品は、一般にコンピュータ読み取り可能な不揮発性ストレージメディアに格納され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワークデバイスであり得る)に本発明の実施形態において提供される方法のステップのすべて又は一部の実行を指示する種々の命令を含む。先述のストレージメディアは、プログラムコードを格納可能なUSBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory, ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory, RAM)、磁気ディスク、又は光学ディスクなどの任意のメディアを含む。

Claims (22)

  1. パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)エンティティと、少なくとも2つの無線リンク制御(RLC)エンティティとを具備する送信ノードに適用されるバッファステータス報告方法であって、前記少なくとも2つのRLCエンティティは、すべて前記PDCPエンティティに関連し、
    前記バッファステータス報告方法は、
    前記少なくとも2つのRLCエンティティを、少なくとも1つの第1RLCエンティティと1つの第2RLCエンティティに分類するステップと、
    前記第1RLCエンティティのバッファが送信されるデータを具備する場合には、前記第1RLCエンティティのバッファ内の前記送信されるデータのサイズに基づいて、第1バッファステータス報告(BSR)を生成するステップと、
    前記第1BSRを前記第1RLCエンティティに対応する受信ノードへ送信するステップと
    を具備することを特徴とするバッファステータス報告方法。
  2. 前記PDCPエンティティ及び/又は前記第2RLCエンティティのバッファが送信されるデータを具備する場合には、前記PDCPエンティティ及び前記第2RLCエンティティのバッファ内の送信されるデータのサイズに基づいて、第2BSRを生成するステップと、
    第2BSRを、前記第2RLCエンティティに対応する受信ノードへ送信するステップと
    をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のバッファステータス報告方法。
  3. 前記少なくとも2つのRLCエンティティを、少なくとも1つの第1RLCエンティティと1つの第2RLCエンティティに分類する前記ステップの前に、前記方法は、受信ノードから第1の指示を受信するステップであって、前記第1の指示は、前記少なくとも2つのRLCエンティティにおいて、制御プロトコルデータユニット(PDU)を送信するためにのみ使用されるRLCエンティティを指定するために使用される、ステップをさらに具備し、
    前記少なくとも2つのRLCエンティティを、少なくとも1つの第1RLCエンティティと1つの第2RLCエンティティに分類する前記ステップは、前記第1の指示により指定されたRLCエンティティを、第1RLCエンティティとして分類するステップを具備することを特徴とする請求項1又は2に記載のバッファステータス報告方法。
  4. 前記少なくとも2つのRLCエンティティを、少なくとも1つの第1RLCエンティティと1つの第2RLCエンティティに分類する前記ステップの前に、前記方法は、受信ノードから第2の指示を受信するステップであって、前記第2の指示は、前記少なくとも2つのRLCエンティティにおいて、前記PDCPエンティティにより提出されたPDUを送信するために使用されるRLCエンティティを指定するために使用される、ステップをさらに具備し、
    前記少なくとも2つのRLCエンティティを、少なくとも1つの第1RLCエンティティと1つの第2RLCエンティティに分類する前記ステップは、前記第2の指示により指定されたRLCエンティティを、第1RLCエンティティとして分類するステップを具備することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のバッファステータス報告方法。
  5. 前記少なくとも2つのRLCエンティティは、すべて同じベアラ上の前記PDCPエンティティに関連することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のバッファステータス報告方法。
  6. 前記少なくとも2つのRLCエンティティは、すべて肯定応答モード(AM)であるか、又はすべて否定応答モード(UM)であり、又は、前記少なくとも2つのRLCエンティティの一部は、AMであり、前記少なくとも2つのRLCエンティティの他の部分は、UMであることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のバッファステータス報告方法。
  7. 前記送信ノードは、端末、基地局、又はアクセスポイントであることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のバッファステータス報告方法。
  8. パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)エンティティと少なくとも2つの無線リンク制御(RLC)エンティティを具備する送信ノードであって、前記少なくとも2つのRLCエンティティは、すべて前記PDCPエンティティに関連し、
    前記送信ノードは、
    前記少なくとも2つのRLCエンティティを、少なくとも1つの第1RLCエンティティと1つの第2RLCエンティティとして分類するように構成されている設定ユニットと、
    前記設定ユニットに接続されるとともに、前記第1RLCエンティティのバッファが送信されるデータを具備する場合には、前記第1RLCエンティティのバッファ内の前記送信されるデータのサイズに基づいて、第1BSRを生成するように構成されている生成ユニットと、
    前記生成ユニットに接続されるとともに、前記第1BSRを前記第1RLCエンティティに対応する受信ノードに送信するように構成されている送信ユニットと
    をさらに具備することを特徴とする送信ノード。
  9. 前記生成ユニットは、前記PDCPエンティティ及び/又は前記第2RLCエンティティのバッファが送信されるデータを具備する場合には、前記PDCPエンティティ及び前記第2RLCエンティティのバッファ内の送信されるデータのサイズに基づいて、第2BSRを生成するようにさらに構成され、
    前記送信ユニットは、前記第2BSRを前記第2RLCエンティティに対応する受信ノードに送信するようにさらに構成されていることを特徴とする請求項8に記載の送信ノード。
  10. 前記設定ユニットに接続されている第1受信ユニットをさらに具備し、
    前記第1受信ユニットは、受信ノードから第1の指示を受信するように構成されており、前記第1の指示は、前記少なくとも2つのRLCエンティティにおいて、制御プロトコルデータユニット(PDU)を送信するためにのみ使用されるRLCエンティティを指定するために使用され、
    前記設定ユニットは、前記第1の指示により指定されたRLCエンティティを第1RLCエンティティとして分類するようにさらに構成されていることを特徴とする請求項8又は9に記載の送信ノード。
  11. 前記設定ユニットに接続されている第2受信ユニットをさらに具備し、
    前記第2受信ユニットは、受信ノードから第2の指示を受信するように構成され、前記第2の指示は、前記少なくとも2つのRLCエンティティにおいて、前記PDCPエンティティにより提出されたPDUを送信するために使用されるRLCエンティティを指定するために使用され、
    前記設定ユニットは、前記第2の指示により指定されたRLCエンティティを第2RLCエンティティとして分類するようにさらに構成されていることを特徴とする請求項8から10のいずれか一項に記載の送信ノード。
  12. 前記少なくとも2つのRLCエンティティは、すべて同じベアラ上の前記PDCPエンティティに関連することを特徴とする請求項8から11のいずれか一項に記載の送信ノード。
  13. 前記少なくとも2つのRLCエンティティは、すべて肯定応答モード(AM)であるか、又はすべて否定応答モード(UM)であり、又は、前記少なくとも2つのRLCエンティティの一部は、AMであり、前記少なくとも2つのRLCエンティティの他の部分は、UMであることを特徴とする請求項8から12のいずれか一項に記載の送信ノード。
  14. 前記送信ノードは、端末、基地局、又はアクセスポイントであることを特徴とする請求項8から13のいずれか一項に記載の送信ノード。
  15. パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)エンティティと、少なくとも2つの無線リンク制御(RLC)エンティティとを具備する送信ノードに適用されるバッファステータス報告方法であって、前記少なくとも2つのRLCエンティティは、すべて前記PDCPエンティティに関連し、
    前記バッファステータス報告方法は、
    前記RLCエンティティ又は前記PDCPエンティティのいずれか1つのバッファが送信されるデータを具備する場合には、前記少なくとも2つのRLCエンティティ及び前記PDCPエンティティのバッファ内の送信されるデータのサイズに基づいて、バッファステータス報告(BSR)を生成するステップと、
    前記BSRを前記RLCエンティティのいずれか1つに対応する受信ノードへ送信するステップと
    を具備することを特徴とするバッファステータス報告方法。
  16. 前記少なくとも2つのRLCエンティティは、すべて同じベアラ上の前記PDCPエンティティに関連することを特徴とする請求項15に記載のバッファステータス報告方法。
  17. 前記少なくとも2つのRLCエンティティは、すべて肯定応答モード(AM)であるか、又はすべて否定応答モード(UM)であり、又は、前記少なくとも2つのRLCエンティティの一部は、AMであり、前記少なくとも2つのRLCエンティティの他の部分は、UMであることを特徴とする請求項15又は16に記載のバッファステータス報告方法。
  18. 前記送信ノードは、端末、基地局、又はアクセスポイントであることを特徴とする請求項15から17のいずれか一項に記載のバッファステータス報告方法。
  19. パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)エンティティと少なくとも2つの無線リンク制御(RLC)エンティティを具備する送信ノードであって、前記少なくとも2つのRLCエンティティは、すべて前記PDCPエンティティに関連し、
    前記送信ノードは、
    前記RLCエンティティ又は前記PDCPエンティティのいずれか1つのバッファが送信されるデータを具備する場合には、前記少なくとも2つのRLCエンティティ及び前記PDCPエンティティのバッファ内の送信されるデータのサイズに基づいて、バッファステータス報告(BSR)を生成するように構成されている生成ユニットと、
    前記生成ユニットに接続されるとともに、前記RLCエンティティのいずれか1つに対応する受信ノードへ前記BSRを送信するように構成されている送信ユニットと
    をさらに具備することを特徴とする送信ノード。
  20. 前記少なくとも2つのRLCエンティティは、すべて同じベアラ上の前記PDCPエンティティに関連することを特徴とする請求項19に記載の送信ノード。
  21. 前記少なくとも2つのRLCエンティティは、すべて肯定応答モード(AM)であるか、又はすべて否定応答モード(UM)であり、又は、前記少なくとも2つのRLCエンティティの一部は、AMであり、前記少なくとも2つのRLCエンティティの他の部分は、UMであることを特徴とする請求項19又は20に記載の送信ノード。
  22. 前記送信ノードは、端末、基地局、又はアクセスポイントであることを特徴とする請求項19から21のいずれか一項に記載の送信ノード。
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