[go: up one dir, main page]

JP2016524062A - 入れ子ローラを有する建築物の開口部のための覆い 建築物の開口部のための複数のローラの覆い - Google Patents

入れ子ローラを有する建築物の開口部のための覆い 建築物の開口部のための複数のローラの覆い Download PDF

Info

Publication number
JP2016524062A
JP2016524062A JP2016519651A JP2016519651A JP2016524062A JP 2016524062 A JP2016524062 A JP 2016524062A JP 2016519651 A JP2016519651 A JP 2016519651A JP 2016519651 A JP2016519651 A JP 2016519651A JP 2016524062 A JP2016524062 A JP 2016524062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shade
roller
outer roller
inner roller
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016519651A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6431053B2 (ja
Inventor
バッコラ,ニコラス,シー.ジュニア
ドリュー,テレンス,エム.
フォーラー,ケネス,エム.
スミス,ケント,エー.
Original Assignee
ハンター ダグラス インコーポレイテッド
ハンター ダグラス インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US14/212,387 external-priority patent/US9567802B2/en
Priority claimed from US14/213,449 external-priority patent/US9945177B2/en
Application filed by ハンター ダグラス インコーポレイテッド, ハンター ダグラス インコーポレイテッド filed Critical ハンター ダグラス インコーポレイテッド
Publication of JP2016524062A publication Critical patent/JP2016524062A/ja
Priority to JP2018206543A priority Critical patent/JP6889140B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6431053B2 publication Critical patent/JP6431053B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B9/00Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
    • E06B9/24Screens or other constructions affording protection against light, especially against sunshine; Similar screens for privacy or appearance; Slat blinds
    • E06B9/40Roller blinds
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B9/00Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
    • E06B9/24Screens or other constructions affording protection against light, especially against sunshine; Similar screens for privacy or appearance; Slat blinds
    • E06B9/26Lamellar or like blinds, e.g. venetian blinds
    • E06B9/28Lamellar or like blinds, e.g. venetian blinds with horizontal lamellae, e.g. non-liftable
    • E06B9/34Lamellar or like blinds, e.g. venetian blinds with horizontal lamellae, e.g. non-liftable roller-type; Roller shutters with adjustable lamellae
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B9/00Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
    • E06B9/24Screens or other constructions affording protection against light, especially against sunshine; Similar screens for privacy or appearance; Slat blinds
    • E06B9/40Roller blinds
    • E06B9/42Parts or details of roller blinds, e.g. suspension devices, blind boxes
    • E06B9/44Rollers therefor; Fastening roller blinds to rollers
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B9/00Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
    • E06B9/56Operating, guiding or securing devices or arrangements for roll-type closures; Spring drums; Tape drums; Counterweighting arrangements therefor
    • E06B9/80Safety measures against dropping or unauthorised opening; Braking or immobilising devices; Devices for limiting unrolling
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B9/00Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
    • E06B9/24Screens or other constructions affording protection against light, especially against sunshine; Similar screens for privacy or appearance; Slat blinds
    • E06B2009/2423Combinations of at least two screens
    • E06B2009/2447Parallel screens
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B9/00Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
    • E06B9/24Screens or other constructions affording protection against light, especially against sunshine; Similar screens for privacy or appearance; Slat blinds
    • E06B9/40Roller blinds
    • E06B2009/405Two rollers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Blinds (AREA)
  • Building Environments (AREA)
  • Tents Or Canopies (AREA)

Abstract

建築物を覆うための覆いが提供される。覆いは、回転可能な外側ローラと、回転可能な内側ローラと、外側ローラに固定される第1のシェードと、内側ローラに固定される第2のシェードとを含むことができる。外側ローラは、外側ローラの長さに沿って延びる細長いスロットと、外側ローラの内部への開口部を画定することができる。内側ローラは、外側ローラ内に受け入れられてもよく、中央縦軸を画定することができる。第1のシェードは、外側ローラ上に後退可能かつ外側ローラから延長可能であってもよい。第2のシェードは、細長いスロットを通して延びることができ、内側ローラ上に後退可能かつ内側ローラから延長可能であってもよい。細長いスロットは、第1のシェードが十分に延長された位置にあるときに内側ローラの中央縦軸と実質的に水平方向に位置合わせされてもよい。【選択図】図5

Description

関連出願への相互参照
本願は、2013年6月12日に出願された「Covering for an Architectural Opening Having Nested Rollers」と題する米国特許仮出願第61/834,080号の35U.S.C.§119(e)の下で利益を主張するものであり、本願はまた、2014年3月14日に出願された「Covering for an Architectural Opening Having Nested Rollers」と題する米国特許出願第14/213,449号の優先権を主張するものであり、本願はさらに、2014年3月14日に出願された「Covering for an Architectural Opening Having Nested Rollers」と題する米国特許出願第14/212,387号の優先権を主張するものであり、この出願は、2013年6月12日に出願された「Covering for an Architectural Opening Having Nested Rollers」と題する米国特許仮出願第61/834,080号の35U.S.C.§119(e)の下で利益を主張するものであり、これらはすべて、引用によりそれらの全体が本明細書に組み込まれる。
本開示は一般に、建築物の開口部のための覆いに関し、より具体的には、入れ子ローラを有する建築物の開口部のための覆いを動作させる装置及び方法に関する。
窓、ドア、アーチ道などの建築物の開口部のための覆いは、長年にわたり多くの形態をとってきた。いくつかの覆いは、延長位置と後退位置との間で移動可能な、後退可能なシェードを含む。延長位置では、覆いのシェードは開口部にわたって位置付けられる場合がある。後退位置では、覆いのシェードは開口部の1つ以上の側部に隣接して位置付けられる場合がある。
いくつかの覆いは、十分に延長された位置にあるときに、覆いが構築される材料を通じて光を透過する。或る場合には、覆いが、覆いを通過する光の量を制御するべく開閉する動作可能なベーンを有するときであっても、より多くの減光が望まれる。加えて又は代替的に、或る場合には、ユーザが、十分に延長された位置にあるときの覆いの異なるパターン又は外観を望むことがある。通常、これらの要望は、ユーザによる別個の作動のための一次ローラの後ろに位置付けられる別個のローラを有することによって達成される。補足的な機能又は外観のためのこれらの別個のローラは、ヘッドレールのサイズを増加させ、制御コードと動作機構との第2の組の使用を必要とする場合があり、したがって、覆い構造体のサイズ及び重量を増加させる。
本開示の例は、入れ子ローラを有する建築物の開口部のための覆いを含むことができる。或る例では、覆いは、外側ローラの長さに沿って延びる細長いスロットと外側ローラの内部への開口部とを画定する、回転可能な外側ローラと、外側ローラ内に受け入れられ、中央縦軸を画定する、回転可能な内側ローラと、外側ローラに固定され、外側ローラ上に後退可能、かつ、外側ローラから延長可能な、第1のシェードと、内側ローラに固定され、細長いスロットを通して延び、内側ローラ上に後退可能、かつ、内側ローラから延長可能な、第2のシェードとを含むことができる。細長いスロットは、第1のシェードが十分に延長された位置にあるときに内側ローラの中央縦軸と実質的に水平方向に位置合わせされてもよい。
或る例では、内側ローラと外側ローラは、内側ローラの中央縦軸を中心として同軸である。或る例では、第1のシェードと第2のシェードは同じ幅を有する。或る例では、第1のシェードの幅は外側ローラの全長に沿って延び、第2のシェードの幅は内側ローラの全長に沿って延びる。或る例では、スロットは、第1のシェードの延長方向に直交して配向される。
或る例では、覆いは、第2のシェードに固定され、第2のシェードが十分に後退された位置にあるときに外側ローラと係合する、ボトムレールを含む。或る例では、外側ローラは、スロットに沿って形成される長手方向の座部を画定し、ボトムレールは、第2のシェードが十分に後退された位置にあるときに座部に受け入れられる。或る例では、覆いは、内側ローラの中央縦軸を中心とした回転移動のために内側ローラ及び外側ローラを支持するマウンティングシステムを含む。或る例では、覆いは、内側ローラを選択的に回転させるための動作機構を含む。
或る例では、外側ローラは、それぞれ長手方向に延びる末端縁を有する、第1のシェル及び第2のシェルを含み、第1のシェルの縁と第2のシェルの縁は、細長いスロットを画定するべく互いから周方向に離間される。或る例では、覆いは、第1のシェル及び第2のシェルの一方の端にロックされる第1のブッシングと、第1のシェル及び第2のシェルの反対の端にロックされる第2のブッシングとを含み、第1のブッシング及び第2のブッシングはスロットの一定の幅を維持する。
或る例では、覆いは、外側ローラの回転を制約する第1の位置と外側ローラの回転を可能にする第2の位置との間で移動可能なロック機構を含む。或る例では、ロック機構は、ボトムレールがロック機構と係合すると第1の位置から第2の位置に移動する。或る例では、外側ローラは、側壁に形成される細長い溝を画定し、ロック機構はベアリングを含み、ロック機構の第1の位置で、ベアリングは溝に受け入れられる。或る例では、ロック機構はピンを含み、ロック機構は、溝からベアリングを取り出すためにボトムレールによるピンの係合で作動される。或る例では、ベアリングは、第2の位置で外側ローラの外面と移動可能に係合する。
或る例では、ロック機構は、第1の位置と第2の位置との間でピボットするロック部材を含む。或る例では、ロック機構は、第1の位置と第2の位置との間で軸方向に平行移動するロック部材を含む。或る例では、ロック機構は、外側ローラの外部に位置付けられ、内側ローラの中央縦軸に実質的に平行に配向される、回転可能なシャフトを含む。或る例では、覆いは端キャップを含み、内側ローラ及び外側ローラは端キャップに回転可能に結合され、ロック機構は、端キャップから片持ちにされるハウジングを含み、回転可能なシャフトは、ハウジングにジャーナル式に取り付けられる。或る例では、ロック機構は、回転可能なシャフト及び外側ローラの回転を結合する歯車機構を含む。
或る例では、覆いは、細長いスロットを画定する回転可能な外側ローラと、外側ローラに固定され、外側ローラの周りに巻きつけ可能な第1のシェードと、外側ローラの外部に配置され、第1のシェードのための下側止め部を少なくとも部分的に画定するロック機構と、外側ローラ内に受け入れられる回転可能な内側ローラと、内側ローラに固定され、内側ローラの周りに巻きつけ可能であり、細長いスロットを通して延長可能及び後退可能な第2のシェードと、内側ローラ内に延び、第2のシェードのための下側止め部を少なくとも部分的に画定する回転可能でないシャフトと、を含むことができる。
或る例では、ロック機構は、外側ローラの外部に位置付けられる回転可能なシャフトと、回転可能なシャフトに沿って軸方向に平行移動するロック部材とを含む。或る例では、ロック機構は、外側ローラの外部に位置付けられるピボット運動可能なロック部材を含む。
本開示の例は、建築物の開口部のための覆いを操作する方法を含むことができる。或る例では、この方法は、第1のシェードが十分に延長された位置に到達すると、外側ローラの周縁から第1のシェードを繰り出すことと、外側ローラ内に位置付けられた内側ローラの周縁から第2のシェードを繰り出すことを含み、第2のシェードを繰り出すことは、外側ローラに形成され、内側ローラの中央縦軸と実質的に水平方向に位置合わせして配置される細長いスロットを通して、第2のシェードを延長することを含む。
或る例では、方法は、外側ローラの回転をロックするべくロック部材をピボットして外側ローラとロック係合することと、外側ローラに形成される細長いスロットを通して第2のシェードを内側ローラ上に後退させるべく内側ローラを外側ローラに対して回転させることと、外側ローラの回転を可能にするために内側ローラの十分に後退された位置で外側ローラとのロック係合を解除するべくロック部材をピボットすることと、第1のシェードを外側ローラ上に後退させるべく内側ローラを駆動することによって外側ローラを回転させることとを含む。
或る例では、方法は、第1のシェードの延長中に、外側ローラの周縁の外にロック部材を軸方向に旋回により移動することと、第1のシェードが十分に延長された位置に到達するとロック部材で外側ローラの回転を制約することと、第2のシェードの延長中に、内側ローラ内に配置されたナットを軸方向に旋回により移動することと、第2のシェードが十分に延長された位置に到達するとナットで内側ローラの回転を制約することとを含む。
本開示は理解を助けるために与えられ、本開示の種々の態様及び特徴のそれぞれが、或る場合には別々に、又は他の場合には本開示の他の態様及び特徴と組み合わせて有利に用いられ得ることを当業者は理解するであろう。したがって、本開示は例という形で提示されるが、任意の例の個々の態様を別々に若しくはこの例又は任意の他の例の態様及び特徴と組み合わせて特許請求することができることを理解されたい。
本開示は、本願に種々の詳細度で記載され、この要約での要素、構成要素などの包含又は非包含によって特許請求される主題の範囲を制限することは意図されない。或る場合には、本開示の理解のために必要ではない又は他の詳細を分かりづらくする詳細が省略されていることがある。特許請求される主題は、本明細書で例示される特定の例又は構成に必ずしも限定されないことを理解されたい。
本明細書に組み込まれ、その一部をなす添付図は、本開示の例を示し、上記で与えられる概要及び以下で与えられる詳細な説明と共に、これらの例の原理を説明するのに役立つ。
本開示の或る例に係る第1のシェード及び第2のシェードが十分に後退された位置にある状態の覆いの等角図である。 本開示の或る例に係る第1のシェードが部分的に延長された位置にあり、第2のシェードが十分に後退された位置にある状態の図1の覆いの等角図である。 本開示の或る例に係る第1のシェードが十分に延長された位置にあり、第2のシェードが十分に後退された位置にある状態の図1の覆いの等角図である。 本開示の或る例に係る第1のシェードが十分に延長された位置にあり、第2のシェードが部分的に延長された位置にある状態の図1の覆いの等角図である。 本開示の或る例に係る第1のシェード及び第2のシェードが十分に延長された位置にある状態の図1の覆いの等角図である。 本開示の或る例に係る覆いのヘッドレール構成要素の等角部分分解図である。ヘッドレールカバーと第1のシェード及び第2のシェードは明快にするために図示されない。 本開示の或る例に係る図6のヘッドレール構成要素を備える覆いの図1の線7−7に沿って見た縦断面図である。 本開示の或る例に係る図6のヘッドレール構成要素を備える覆いの図2の線8−8に沿って見た横断面図である。 本開示の或る例に係る図6のヘッドレール構成要素を備える覆いの図3の線9−9に沿って見た横断面図である。 本開示の或る例に係る図6のヘッドレール構成要素を備える覆いの図4の線10−10に沿って見た横断面図である。 本開示の或る例に係る図6のヘッドレール構成要素を備える覆いの図5の線11−11に沿って見た横断面図である。 本開示の或る例に係る覆いのヘッドレール構成要素の等角図である。ヘッドレールカバーは明快にするために図示されない。 本開示の或る例に係る図12のヘッドレール構成要素の等角部分分解図である。 本開示の或る例に係る図12のヘッドレール構成要素の図12の線14−14に沿って見た横断面図である。 本開示の或る例に係る覆いの端キャップ上に回転可能に支持される3つの互いにかみ合わされる歯車を描画する図12のヘッドレール構成要素のうちのいくつかの側部立面図である。 本開示の或る例に係る図12のヘッドレール構成要素のロック機構の等角図である。 本開示の或る例に係る図16のロック機構の側部立面図である。 本開示の或る例に係る図16のロック機構の別の等角図である。 本開示の或る例に係る図16のロック機構に取り付けられるデュアルローラユニットの側部立面図である。 本開示の或る例に係る図19のデュアルローラユニットの外側ローラの第1のシェルと第2のシェルとの間のロック境界面の詳細図である。 本開示の或る例に係る図16のロック機構のハウジングの正面立面図である。 本開示の或る例に係る図21のハウジングの側部立面図である。 本開示の或る例に係る図16のロック機構のシャフトである。 本開示の或る例に係る図16のロック機構のナットの等角図である。 本開示の或る例に係る図24ナットの別の等角図である。 本開示の或る例に係るハウジングとナットが縦断面で示される、図21のハウジング内に回転可能に支持される図23のシャフトと、シャフト上にねじ式に設置される図24のナットの正面立面図である。 本開示の或る例に係る図26のハウジング、ナット、及びシャフトの図26の線27−27に沿って見た横断面図である。 本開示の或る例に係る覆いのヘッドレール構成要素の等角部分分解図である。ヘッドレールカバーと第2のシェードは明快にするために図示されない。 本開示の或る例に係る図28のヘッドレール構成要素の別の等角部分分解図である。 本開示の或る例に係る図28のヘッドレール構成要素を備える覆いの図5の線30−30に沿って見た横断面図である。 本開示の或る例に係る図28のヘッドレール構成要素を備える覆いの図3の線31−31に沿って見た横断面図である。 本開示の或る例に係るボトムレールが外側ローラに着座され、ロック機構が外側ローラから着座解除された状態の図31の覆いの横断面図である。 本開示の或る例に係る外側ローラが図32での外側ローラの位置に対して反時計回りに回転させられた状態の図32の覆いの横断面図である。 本開示の或る例に係る図28のヘッドレール構成要素を備える覆いの図4の線34−34に沿って見た横断面図である。 本開示の或る例に係る明快にするために内側ローラと第2のシェードが除去された状態の図31の覆いの横断面図である。 本開示の或る例に係る明快にするために内側ローラと第2のシェードが除去された状態の図32の覆いの横断面図である。 本開示の或る例に係る明快にするために内側ローラと第2のシェードが除去された状態の図33の覆いの横断面図である。 本開示の或る例に係る図28のヘッドレール構成要素のロック機構の等角図である。 本開示の或る例に係る図38のロック機構の別の等角図である。 本開示の或る例に係る図28のヘッドレール構成要素のブラケットの等角図である。 本開示の或る例に係る図40のブラケット上に回転可能に設置される図38のロック機構の等角図である。 本開示の或る例に係る覆いの図38のロック機構とボトムレールとの境界面を示す、図28のヘッドレール構成要素のうちのいくつかの部分等角図である。 本開示の或る例に係る覆いの図38のロック機構とボトムレールとの境界面を示す、図28のヘッドレール構成要素のうちのいくつかの部分等角図である。 本開示の或る例に係る図42及び図43のボトムレールの端の部分図である。 本開示の或る例に係る図44のボトムレールのアクチュエータリムの等角図である。 本開示の或る例に係る図28のヘッドレール構成要素を備える覆いの図1の線7−7に沿って見た一方の端の縦断面図である。 本開示の或る例に係る図28のヘッドレール構成要素を備える覆いの図1の線7−7に沿って見た別の端の縦断面図である。
本開示は建築物の開口部のための覆いを提供する。一般に、覆いは、デュアルローラユニットを形成する一対の入れ子ローラによって同じヘッドレールから両方とも吊るされる第1のシェード及び第2のシェードを含むことができる。第1のシェード(この構成では前側シェード)は、ユーザによって作動される際に外側ローラに巻きつける及びそこから繰り出すことによる外側ローラ上への後退及びそこからの延長のために外側ローラと係合される。第2のシェード(この構成では後側シェード)は、ユーザによって作動される際に内側ローラに巻きつける及びそこから繰り出すことによる内側ローラ上への後退及びそこからの延長のために外側ローラの内部に位置付けられる内側ローラと係合される。内側ローラは外側ローラの内部に位置付けることができ、内側ローラと外側ローラは共同して、以下でさらに説明されるローラユニットを形成することができる。第2のシェードは、第1のシェードが十分に延長された位置にあるときに、ユーザによって誘導されるとおりに延長及び後退することができる。ユーザによって誘導されるとおりにローラを回転させる動作ユニットは、例えば、モータ又は単一の制御コードによって動作されてもよい。動作ユニットは、内側ローラと係合し、その回転を制御することができ、これにより、外側チューブの回転を制御することができる
図1〜図5を参照すると、建築物の開口部のための後退可能な覆い10が提供される。後退可能な覆い10は、ヘッドレール14、第1のボトムレール18、第2のボトムレール20、第1のシェード22、及び第2のシェード24を含むことができる。第1のシェード22は、ヘッドレール14と第1のボトムレール18との間に延びることができる。第2のシェード24は、ヘッドレール14と第2のボトムレール20との間に延びることができる。ヘッドレール14は、仕上がった外観を提供するためにヘッドレール14の端を封じることができる2つの対向する端キャップ26a、26bを含むことができる。第1のボトムレール18は、第1のシェード22の下縁に沿って水平方向に延びることができ、第1のシェード22を張った状態に維持するべくバラストとして機能することができる。第2のボトムレール20は、第2のシェード24の下縁に沿って水平方向に延びることができ、第2のシェード24を張った状態に維持するべくバラストとして機能することができる。
第1のシェード22は、可撓性材料(シーヤーなど)の垂直に吊るされる前側シート30及び後側シート34と、複数の、水平方向に延びる、垂直方向に間隔をおいて配置される可撓性のベーン38とを含むことができる。各ベーン38は、その前縁が前側シート30に取り付けられ、その後縁が後側シート34に取り付けられる状態で、水平な取付ラインに沿って固定することができる。シート30、34とベーン38は、複数の、細長い、垂直方向に一列に並ぶ、長手方向に延びるセルを形成することができ、これは総じて、セルラーパネルと言ってもよい。シート30、34及び/又はベーン38は、連続したいくつかの長さの材料で構築されてもよく、あるいは、縁と縁で互いに取り付けられる又は接合される、重なり合う、又は他の適切な関係性の材料のストリップで構築されてもよい。第2のシェード24は、単一のパネルであってもよく、あるいは、縁と縁で互いに取り付けられる又は接合される、重なり合う、又は他の適切な関係性の材料のストリップで構築されてもよい。
第1のシェード22及び第2のシェード24は、実質的にどのようなタイプの材料で構築されてもよい。例えば、シェード22、24は、布、ポリマー、及び/又は他の適切な材料を含む天然材料及び/又は合成材料から構築されてもよい。布材料は、織布、不織布、編物、又は他の適切な布の種類を含むことができる。シェード22、24は、任意の適切なレベルの光透過率を有することができる。例えば、第1のシェード22及び第2のシェード24は、関連する部屋に所望の雰囲気又は装飾を提供するために、透明材料、半透明材料、及び/又は不透明材料で構築されてもよい。或る例では、第1のシェード22は、透明及び/又は半透明なシート30、34と、半透明及び/又は不透明なベーン38を含む。或る例では、第2のシェード24は、しばしば暗幕(black−out)シェードと呼ばれるゼロの光透過率を有する単一の材料シートで作製される。第2のシェード24は、第2のシェード24が第1のシェード22の後ろで延長されるときに第2のシェード24がそれ自体で第1のシェード22とは異なる美的外観を生み出すように、パターン又はデザインを含むことができる。
図1〜図6を参照すると、覆い10は、第1のシェード22、第2のシェード24、又はこの両方を上昇又は後退させるように構成された駆動機構又は動作機構40を含むことができる。動作機構40は、機械的に及び/又は電気的に制御されてもよい。動作機構40は、シェード22、24の延長を制御又は調整する若しくはシェード22、24の速度を低下させるために調速装置を含むことができる。
或る例では、動作機構40は、ユーザが第1のシェード22及び/又は第2のシェード24を延長する又は後退させることを可能にするために、動作要素42(ボールチェーン、コード、又は杖など)を含むことができる。シェード22、24を動かすために、オペレータが動作要素42を操作することができる。例えば、シェード22、24を延長位置から上昇又は後退させるために、オペレータは動作要素40を下方に引くことができる。シェード22、24を後退位置から延長する又は下降させるために、オペレータは、ブレーキを解放して重力の影響下でシェード22、24が自動的に下降することができるようにするべく動作要素42を操作することができる。
加えて又は代替的に、動作機構40は、延長又は後退コマンドを受信するとシェード22、24を延長する又は後退させるように構成された電気モータ44を含むことができる。モータ44は、ユーザがモータ44、したがってシェード22、24の延長及び後退を制御できるようにするために、スイッチに配線接続されてもよく、及び/又は、遠隔制御ユニット46などの送信器と通信するように動作可能な受信器に動作可能に結合されてもよい。モータ44は、モータの介入なしに重力でシェード22、24が下降し、これにより電力消費を低減することができるように、重力下降モードを含むことができる。
図6を参照すると、覆い10は、ヘッドレール14内に配置されてもよいデュアルローラユニット46を含むことができる。デュアルローラユニット46は、内側ローラ48と外側ローラ50を含むことができる。内側ローラ48は外側ローラ50の内部に位置付けることができ、ローラ48、50は、同じ回転軸52を中心として同軸に位置合わせすることができる。ローラ48、50は、内側ローラ48の中心軸を中心として同軸であってもよい。
図6及び図7を参照すると、内側ローラ48は、概して円筒形の形状であってもよく、チューブとして形成されてもよい。第2のシェード24が、接着剤、対応する保持特徴、又は他の適切な取付手段によって上縁で内側ローラ48に取り付けられてもよい。或る例では、長手方向に延びる凹部52が、内側ローラ48の周壁に形成され、第2のシェード24の上縁を内側ローラ48に接着するように構成された接着剤ビードを受け入れることができる。
外側ローラ50は、概して円筒形の形状であってもよく、内側ローラ48を取り囲むことができる。外側ローラ50は、互いに嵌合する2つの部品で形成されてもよい。図6を参照すると、外側ローラ50は、入れ子になる第1のシェル54及び第2のシェル56を含むことができる。図6及び図8〜図11を参照すると、第1のシェル54及び第2のシェル56の長手方向に延びる縁部58、60は、それぞれ、重なり合い、互いに嵌合することができる。第1のシェード22が、接着剤、対応する保持特徴、又は他の適切な取付手段によって上縁で外側ローラ50に取り付けられてもよい。或る例では、一対のチャネル62が、外側ローラ50の周壁に形成され、第1のシェード22の上縁を受け入れ、固定するように構成される。図8〜図11を参照すると、インサート64が、各上縁に形成されたヘムに入れられてもよく、上縁をそれぞれのチャネル62内に保持するように作用することができる。
図7を参照すると、内側ローラ48及び外側ローラ50は、右端キャップ26aと左端キャップ26bとの間の距離全体に実質的に延びることができる。内側ローラ48及び外側ローラ50は、同じ又は実質的に同じ長さを有することができる。第1のシェード22及び第2のシェード24は、同じ又は実質的に同じ幅を有することができ、これはローラ48、50の長さに等しくてもよい。或る例では、第1のシェード22及び第2のシェード24は、内側ローラ48及び外側ローラ50の長さと合致する等しい幅を有し、これは、シェード22、24の縁と建築物の開口部の側部との間の光の隙間の存在をなくすことができる。
図6及び図7を参照すると、デュアルローラユニット50は、対向する端キャップ26a、26bによって回転可能に支持されてもよい。動作機構40は、右端キャップ26aに取り付けられてもよく、例えば、動作要素42又は遠隔制御ユニット46によって作動されてもよい。動作機構40は、内側ローラ48を回転させるべく内側ローラ48と動作可能に関連付けられてもよい。動作機構40は内部フィッティング64を含むことができ、これは、内側ローラ48内に受け入れられてもよく、内側ローラ48の壁とぴったりと係合することができる。内部フィッティング64は、モータ44などの動作機構40によって回転駆動されてもよく、したがって、内側ローラ48を回転駆動することができる。動作機構40は、窓を覆う用途でしばしば用いられる遊星歯車駆動装置を含むことができる。
図6及び図7を続けると、制限ねじ66が、内側ローラ48の内部に位置付けられてもよく、かつ、制限ねじ66が回転しないように左端キャップ26bに固定されてもよい。制限ナット68が、制限ねじ66とねじ式に係合されてもよく、内側ローラ48の壁に回転によりキー式に取り付けられてもよい。キー構造体は、内側ローラ48の長さに沿った制限ナット68の移動を可能にし得る。内側ローラ48が回転する際に、制限ナット68は、ねじ込まれた制限ねじ66に沿って移動することができ、第2のシェード24の最下延長位置(図5参照)を画定するべく制限ねじ66上に形成された制限止め部と係合することができる。加えて又は代替的に、望まれる場合には制限ねじ66上に上側制限止め部が採用されてもよい。
図6を参照すると、右ブッシング70a及び左ブッシング70bが、内側ローラ48と軸方向に位置合わせされてもよく、内側ローラ48の対向する端に隣接して配置されてもよい。右ブッシング70aは、動作機構40上に回転可能に設置されてもよく、左ブッシング70bは、制限ねじ66上に回転可能に設置されてもよい。ブッシング70a、70bは、シェル54、56間の所望の空間的関係を維持するために外側ローラ50の端にロックしてもよい。ブッシング70a、70bは、それぞれ、一対の軸方向の突起72a、72bを含むことができる。一方の突起72aは第1のシェル54と係合することができ、他方の突起72bは第2のシェル56と係合することができる。ブッシング70a、70bが外側ローラ50の対向する端と係合されるときに、ブッシング70a、70bと外側ローラ50は、内側ローラ48及び外側ローラ50の回転軸52を中心として一緒に回転してもよい。
図8〜図11を参照すると、外側ローラ50の第1のシェル54及び第2のシェル56は、それぞれ、ブッシング70a、70bの軸方向の突起72a、72bをすっぽり受け入れる保持特徴を画定することができる。保持特徴は、外側ローラ50から外側ローラ50によって画定される内部空間に内向きに延びる、周方向に離間して配置されるシェルフ74として形成されてもよい。ブッシング70a、70bが外側ローラ50の端と係合されるときに、軸方向の突起72a、72bは、第1のシェル54と第2のシェル56との間の相対運動を防ぐべくシェルフ74と外側ローラ50の周壁との間にすっぽり受け入れられてもよい。
図8〜図11を続けると、第1のシェル54及び第2のシェル56は、外側ローラ50の長さに沿って延び、かつ、外側ローラ50の内部と連通する、スロット76を画定することができる。スロット76は、第2のシェード24の延長及び後退中に第2のシェード24の通過を可能にする。第1のシェル54及び第2のシェル56の第1の端部58、60がそれぞれ互いに嵌合されるときに、第1のシェル54及び第2のシェル56の第2の長手方向に延びる縁部78、80は、スロット76を画定するべく互いから周方向に離間されていてもよい。第1のシェル54及び第2のシェル56の対立する第2の縁部78、80は、第2のシェード24の通過を可能にしつつ、第2のシェード24のボトムレール20の通過は防ぐのに十分な距離だけ互いから離間されていてもよい。ブッシング70a、70bの軸方向の突起72a、72bは、覆い10の動作中にスロット76の幅を維持することができる。スロット76は、第1のシェード22がその延長された、ベーンが開いた構成にあるときにチャネル62の対の最後部の上に及びこれに隣接して存在するように外側ローラ50上に位置付けられてもよい。
図8〜図11を引き続き参照すると、外側ローラ50は、スロット76の両側の周壁に凹型の座部81を画定することができる。座部81は、スロット76の長さに沿って延びる凹部として形成されてもよい。座部81は、外側ローラ50の対向する縁部78、80によって形成されたスロット76にわたる概して垂直に配向されるベース壁84を含むことができる。座部81は、第2のシェード24が十分に後退された位置にあるときに第2のボトムレール20を受け入れるように構成されてもよい(図8参照)。ベース壁84は、第2のボトムレール20と外側ローラ50との間の比較的垂直な接線方向の係合及び係合解除を可能にすることができる。スロット76及び座部81は、第1のシェード22の後側シート34の取付点62よりも上の外側ローラ50の周縁上に位置付けられてもよく、スロット76及び座部81の位置は、図9〜図11では3時と言ってもよい。外側ローラ50の周縁上の最遠の後方位置付近の座部81及びスロット76の場所は、座部81の形状と共に、第2のボトムレール20が後退中に垂直に引き上げられて座部81に入る際の第2のボトムレール20の確実な受け入れを可能にすることができる(図8〜図10参照)。
座部81の形状及び外側ローラ50上のその配向は、第2のシェード24の延長を開始するために座部81からの第2のボトムレール20の円滑な予測可能な係合解除を促進することができる。座部81の形状及び配向は、ボトムレール20が座部81から垂直に落下することを可能にすることができ、これは比較的重いボトムレール20への重力を利用する。外側ローラ50上の座部81の概して接線方向の配向がその一助となることができる。スロット76の下側自由縁(外側ローラ50の第2のシェル56の縁部80によって画定される)は、第2のシェード24がスロット76を通して延長及び後退される際の縁部80の上の第2のシェード24の円滑な移動を可能にするべく湾曲していても又は丸みをつけられていてもよい。
第2のボトムレール20は、比較的高い質量を有し、かつ、第2のシェード24の下縁を受け入れ、保持するためにその長さに沿って延びる溝を画定する、細長い部材であってもよい。第2のシェード24の下縁は、第2のシェード24の下縁に形成されたヘムに入れられるインサート82によってボトムレール20の溝に保持されてもよい。第2のボトムレール20の外形の一部は、第2のシェード24が後退位置にあるときに外側ローラ50に形成された座部81の形状に適合するべくその形状に概して合致することができる。
図7〜図11を参照すると、第1のシェード22は、外側ローラ50に結合され、これに巻きつけ可能であってもよい。前側シート30及び後側シート34のそれぞれの上縁は、周方向に離間された場所で外側ローラ50に取り付けられてもよい。第1のシェード22は、外側ローラ50の後側に巻きつけられ又はそこから繰り出されてもよく、この場合、ローラ50の後側は、ローラ50の前側と関連する建築物の開口部の道路側との間に位置付けられる(図8〜図11では、ローラ50の後側は右である)。一般に、外側ローラ50の第1の方向(図8〜図11では反時計回り)の回転が、第1のシェード22を外側ローラ50に巻きつけることによって第1のシェード22を関連する建築物の開口部の1つ以上の側部(上側など)に隣接する位置に後退させ、外側ローラ50の第2の反対方向の回転が、第1のシェード22を開口部にわたって(例えば下側に)延長させる。
図7〜図11を引き続き参照すると、第2のシェード24は、内側ローラ48に結合され、これに巻きつけ可能であってもよい。第2のシェード24の上縁は、前述のように内側ローラ48に取り付けられてもよい。第2のシェード24は、ローラユニット46の後側に巻きつけられ又はそこから繰り出されてもよく、この場合、ローラユニット46の後側は、ローラユニット46の前側と関連する建築物の開口部の道路側との間に位置付けられる(図8〜図11では、ローラユニット46の後側は右である)。一般に、内側ローラ48の第1の方向(図8〜図11では反時計回り)の回転が、第2のシェード24を内側ローラ48に巻きつけることによって第2のシェード24を関連する建築物の開口部の1つ以上の側部(上側など)に隣接する位置に後退させ、内側ローラ48の第2の反対方向の回転が、第2のシェード24を開口部にわたって(例えば下側に)延長させる。
覆いの動作が、図1〜図5及び図7〜図11を参照して以下で説明される。図1及び図7に示すように、第1のシェード22及び第2のシェード24は、十分に後退された位置にあり、ヘッドレール14内に隠れている。この構成(図7参照)では、第2のシェード24が内側ローラ48に十分に巻きつけられ、第1のシェード22が外側ローラ50に十分に巻きつけられる。或る例では、第1のボトムレール18が、上側制限止め部を画定するべくヘッドレール14の一部と係合する。
ヘッドレール14から第1のシェード22を延長するために、ユーザが動作機構40を作動させて内側ローラ48を延長方向(図8〜図11では時計回り)に回転させてもよく、これにより、第1のボトムレール18の重量が第1のシェード22に下向きの力をかけることに少なくとも部分的に起因して、外側ローラ50が延長方向(図8〜図11では時計回り)に回転する。第1のシェード22が外側ローラ50の後側から延長される際に、外側ローラ50が内側ローラ48と概して一緒に回転する。デュアルローラユニット46は、ユーザが内側ローラ48を回転するように制御する方向に概して回転する。
図2及び図8を参照すると、第1のシェード22が閉じた又は畳まれた構成で外側ローラ50の後側から延長され、この場合、前側シート30と後側シート34は互いに比較的近く、ベーン38は前側シート30及び後側シート34とほぼ同一平面の隣接した関係性で垂直方向に延びる。第1のシェード22が外側ローラ50から実質的に繰り出されると、外側ローラ50の延長方向の継続した回転が、前側シート30と後側シート34を相互に概して垂直方向に動かして、ベーン38を閉位置(図2及び図8)から開位置(図3及び図9)にシフトさせる。第1のボトムレール18の後部は、ベーン38の全開を容易にするためにボトムレール18の前部よりも重くされてもよい。
図3及び図9を参照すると、第1のシェード24が十分に延長された位置にあり、ベーン38が開いた又は広がった構成にある、覆い10が示される。この位置では、前側シート30と後側シート34は水平方向に離間され、それらの間にベーン38が実質的に水平方向に延びており、外側ローラ50との前側シート30及び後側シート34の取付点62は同じ高さに配置される場合がある。図9では、例えば、取付点62の位置は、4時と8時と言ってもよく、互いに実質的に同じ高さに配置される。図9に示された位置からの外側ローラ50のいずれかの方向の回転が、前側シート30と後側シート34を互いに向けて動かし、ベーン38をより垂直なアラインメントに再配向する。
第1のシェード22が外側ローラ50から十分に繰り出されるときに、外側ローラ50のスロット76は、内側ローラ48が延長方向にさらに回転すると第2のシェード24のボトムレール20が座部81から垂直に落下できるようにヘッドレール14内で回転して配向される。比較的垂直なベース壁84を備える座部81の概して接線方向の配向及び概して垂直な位置付け(図10及び図11参照)により、内側ローラ48の延長方向の継続した回転に起因して第2のシェード24の張力が減少するときに、第2のボトムレール20の重量でボトムレール20を外側ローラ50から着座解除することが可能となる。動作機構40は、第2のシェード24の、したがって第1のシェード22の望ましくない下方移動を制約するために内側ローラ48に動作可能に結合されるブレーキシステムを含むことができる。
第2のシェード24を延長するために、内側ローラ48を延長方向に回転させるべくユーザによって動作機構40がさらに作動される。第2のシェード24の延長中に(図4及び図10参照)、外側ローラ50と第1のシェード22は第1のシェード22の重量に起因して静止したままであってもよく、第1のボトムレール18の重量が、積極的なロックなしに外側ローラ50の回転位置を維持する。或る例では、後述するように、第1のシェード22のフル延長時の外側ローラ50の回転を防ぐために積極的なロックが用いられてもよい。図10及び図11に示すように、第2のシェード24の延長中に、外側ローラ50に画定されたスロット76は、後方に誘導される場合があり、内側ローラ48及び外側ローラ50の回転軸52(図6参照)と実質的に水平方向に位置合わせされる場合がある。言い換えれば、第2のシェード24が内側ローラ48及び外側ローラ50の後側で外れることができる。
第2のシェード24の延長中に、内側ローラ48は、フィッティング64及び制限ナット68を内側ローラ48のそれぞれの端で支持している状態で、外側ローラ50に対して回転する。内側ローラ48が延長方向に回転する際に、第2のシェード48が、外側ローラ50に形成されたスロット76を通して延長される際に内側ローラ48から繰り出される。内側ローラ48の延長方向の回転が、制限ナット68を制限ねじ66に沿って下側制限止め部の方に動かす。
図5及び図11を参照すると、第1のシェード22と第2のシェード24との両方が十分に延長された位置にあり、ベーン38が開いた又は広がった構成にある、覆い10が示される。この位置では、前側シート30と後側シート34は水平方向に離間され、それらの間にベーン38が実質的に水平方向に延びている。第2のシェード24は、暗幕シェードであってもよく、光が第2のシェード24、したがって第1のシェード22を通過するのを抑制する。第2のシェード24が十分に延長されるときに(図5及び図11参照)、第2のシェード24は、第1のシェード22から後方にオフセットされてもよいが、第1のシェード22と長さ及び幅において同延に延びることができる。第1のシェード22を通過する光の量を制御するために、第2のシェード24がヘッドレール14に引き込まれ、デュアルローラユニット46の内側ローラ48に巻きつけられてもよい。
第2のシェード24が十分に延長された(最下延長)位置にあるときに、制限ナット68は、内側ローラ48のさらなる回転を防ぐために制限ねじ66上に形成された下側限界止め部と係合する状態で制限ねじ66(図6参照)上に位置付けられてもよい。制限ねじ66は、覆い10の上側限界を画定するべく上側限界止め部も含むことができる。代替的に、第1のシェード22が十分に後退されるときに、第1のシェード22のボトムレール18が覆い10の上側限界止め部として役立つようにヘッドレール14の一部と係合してもよい。
延長プロセス中の任意の時点で、ユーザは、動作機構40を止めてもよく、又は第1のシェード22及び第2のシェード24を所望の位置に動かすために動作機構40の方向を逆にしてもよい。電動の覆い10を含む例では、モータ44を制御する、したがって第1のシェード22及び第2のシェード24の位置を制御するのに予めプログラムされたコマンドが用いられてもよい。コマンドは、第1のシェード22及び第2のシェード24を、第1のシェード22及び第2のシェード24が十分に後退される第1の位置、第1のシェード22が十分に延長され、第2のシェード24が十分に後退される第2の位置、及び第1のシェード22及び第2のシェード24が十分に延長される第3の位置などの所定のシェード位置に動かすようにモータ44に命令してもよい。コマンドは、遠隔制御ユニット46によってモータ44に伝送されてもよい。
第1のシェード22及び第2のシェード24の後退は、例えば概して図11〜図8に従う前述の延長手順と比べて逆の順序で達成されてもよい。図5及び図11では、第1のシェード22及び第2のシェード24は、十分に延長された位置に配置される。第1のシェード22と第2のシェード24との両方が十分に延長された位置にあるときに、制限ナット68(図6参照)が、制限ねじ66上に形成されてもよい下側限界止め部と係合されてもよい。この位置からの動作要素42及び/又はモータ44などによる動作機構40の作動が制限ナット68を下側限界止め部から軸方向に遠くに動かし、覆い10の後退プロセスを開始する。後退プロセスは、一般に、動作機構40を作動させて、最初に内側ローラ48を後退方向(図11では反時計回り)に回転させて第2のシェード24を後退させ、第2のシェード24が十分に後退されるときに第1のシェード22を外側ローラ50上に後退させるべく外側ローラ50を後退方向(図11では反時計回り)に回転させることに関係する。この手順はさらに後述される。
第2のシェード24を図5及び図11の十分に延長された位置から後退させるために、ユーザが動作機構40を作動させて内側ローラ48を後退方向(図8〜図11では反時計回り)に回転させ、これにより、第2のシェード24を内側ローラ48に巻きつけ、第2のボトムレール20を第1のシェード22の後側シート34の後面に沿って上方に上昇させる。第2のシェード24の後退中に、内側ローラ48が、フィッティング64及び制限ナット68を内側ローラ48のそれぞれの端で支持している状態で、外側ローラ50に対して回転する。内側ローラ48が後退方向に回転する際に、第2のシェード24が、外側ローラ50に形成されたスロット76を通して引かれるので内側ローラ48上に巻きつけられる。内側ローラ48の後退方向の回転が、制限ナット68を制限ねじ66に沿って制限ねじ66の反対端の方に動かす。同じく第2のシェード24の後退中に、外側ローラ50の回転を抑制するように外側ローラ50に対して作用する第1のボトムレール18の重量及び外側ローラ50から吊るされた第1のシェード22の一部の重量に起因して、第1のシェード22が十分に延長された開位置にとどまる。これは、ユーザが第1のシェード22の位置又は配向に影響を及ぼさずに第2のシェード24を十分に延長された位置と十分に後退された位置との間で動かすことを可能にする。
図9及び図10を参照すると、逆の順序で、第2のシェード24が外側ローラ50にさらに引き込まれる際に、第2のボトムレール20が座部81に確実に位置付けられる。ボトムレール20が外側ローラ50の座部81と係合すると、動作機構40の駆動力が第2のシェード24を通じて外側ローラ50に伝達されてもよい。すなわち、動作機構40は、内側ローラ48に回転力をかけることができ、この回転力は、次に、第2のシェード24の張力下で座部81でのボトムレール20の係合を通じて外側ローラ50にかかる場合がある。図8及び図9を参照すると、第2のシェード24が内側ローラ48上に十分に巻きつけられ、第2のボトムレール20が外側ローラ50の座部81に受け入れられるときに、外側ローラ50は、同じ後退方向の内側ローラ48の回転を通じて動作機構40によって後退方向(図8及び図9では反時計回り)に駆動されてもよい。したがって、ボトムレール20が座部81に受け入れられ、動作機構40によって内側ローラ48に後退力(図8及び図9では反時計回り)がかかるときに、外側ローラ50は、一般に、内側ローラ48と連動して回転する。
図8を参照すると、外側ローラ50が後退方向に回転し続ける際に、第1のシェード22が外側ローラ50の周りに巻きつく。第1のシェード22は、外側ローラ50の周りに巻きつけられる際に、第1のシェード22の吊るされた部分及びボトムレール18の重量に起因して張力下にある。
第1のシェード22が十分に後退されるときに、第1のボトムレール18は、デュアルローラユニット46の上側制限止め部として役立つようにヘッドレール14の一部と係合、例えば当接してもよい。上側後退位置を画定するために、下側制限止め部とは反対の制限ねじ66上に位置付けられれる上側制限止め部を含む他の機構が用いられてもよいと考えられる。例えば、上側制限止め部は、第1のシェード22のフル後退時にナット68が上側制限止め部と係合するように制限ねじ66上に形成され、ねじ66に沿って位置付けられてもよい。
上記の説明のように、十分に延長された位置からの第2のシェード24、次いで第1のシェード22の後退は、ユーザが両方のシェード22、24を後退させるための単一の動作要素42又はモータ44を作動する状態で起こる。制限ねじ66は、制限ナット68が下側制限止め部からねじ66に沿って上側後退位置に到達するまで動くことを可能にするのに十分な長さを含む。第1のシェード22は、外側ローラ42の前側に巻きつけられ又はそこから繰り出されてもよいと考えられる。前側が下降する(front−descending)シェード構造体に適用される場合のデュアルローラシェード技術の実装を容易にするために、本明細書で説明される構造体への付随する修正が必要とされるであろう。
覆いは、第1のシェード22が十分に延長された位置にあるときに外側ローラ50の回転を制約するロック機構を含むことができ、これにより、第1のシェード22は、十分に延長された位置に確実にとどまり、第2のシェード24の延長中に内側ローラ48の回転によって実質的に影響されない。ロック機構は、外側ローラ50の回転を制約する第1の位置と外側ローラ50の回転を可能にする第2の位置との間で移動可能(ピボット運動可能、平行移動可能、又は他の適切な移動など)であってもよい。一例では、ロック機構は、外側ローラ50の外周に沿って長手方向に平行移動し、外側ローラ50の回転を制約するべく止め部と係合する、外側ローラ50の外部に位置付けられるロック部材を含む。別の例では、ロック機構は、外側ローラ50の回転を制約するべくピボットして外側ローラ50と係合する、外側ローラ50の外部に位置付けられるロック部材を含む。
図12〜図27を参照すると、第1のシェード22のフル延長時に外側ローラの回転を積極的にロックするべくロック機構を用いる建築物の開口部のための覆いが提供される。ロック機構及び保持クリップを除いて、図12〜図27に描画される覆いは、図1〜図11に描画される覆いと概して同じ特徴及び動作を有する。したがって、図1〜図11に描画される覆いの特徴及び動作の上記の説明は、以下の解説で述べられることを除いて、図12〜図27に描画される覆いに概して適用可能と考えられるべきである。図12〜図27で用いられる参照番号は、参照番号が100だけ増加されていることを除いて、同様の部分及び構成要素を反映するべく図1〜図11で用いられる参照番号と概して対応する。
図12を参照すると、覆い110は、図28〜図47に関連して後述するピボット式に移動可能なロック機構と同様に、第1のシェード22が十分に延長された位置にあるときに外側ローラ50の回転を制約する、軸方向に移動可能なロック機構186を含む。軸方向に移動可能なロック機構186は、ハウジング187、ハウジング187にジャーナル式に取り付けられる回転可能なシャフト188、及びシャフト188とねじ式に係合され、シャフト188に沿って軸方向に移動可能なナット189を含むことができる。軸方向に移動可能なロック機構186は左端キャップ126bと併せて描画されるが、ロック機構186は右端キャップ126aと併せて用いられてもよい。
図12、図16、及び図18を参照すると、ハウジング187は、左端キャップ126bから片持ちにされ、左端キャップ126bから外側ローラ150の外周に沿って右端キャップ126aの方に軸方向に延びてもよい。ハウジング187の一方の端187aは、ファスナ190で左端キャップ126bに取り外し可能に接続されてもよく、ハウジング187の反対の自由端187bは、外側ローラ150の横方向外方に位置付けられてもよい。ハウジング187は、外側ローラ150を中心とした又は外側ローラ150からの第1のシェード(図示せず)の巻きつけ又は繰り出しに干渉しないように十分な距離だけ外側ローラ150の辺縁から横方向に分離されてもよい。ハウジング187は、外側ローラ150の辺縁から横方向に一様な距離だけ分離されてもよい。
図16、図18、図21、及び図26を参照すると、ハウジング187の対向する端部187a、187bは、軸方向に延びるカラー191と、カラー191から外方に延びる当接フランジ192を含むことができる。カラー191は、内壁193に回転可能に支えられる回転可能なシャフト188のジャーナル部195を受け入れるシャフト孔194を画定する内壁193(図22及び図26参照)を含むことができる。カラー191の内壁193はまた、ハウジング187の内外へのシャフト188の軸方向の挿入又は除去中に回転可能なシャフト188(特に、回転可能なシャフト188上に形成される止め部197)の通過を可能にするキーホール196を画定することができる。各当接フランジ192は、ハウジング187をそれぞれの端キャップ126a、126b(図12、図14、図16、図18、及び図22参照)に接続するファスナ190を受け入れるように構成されたファスナ孔を画定することができる。ハウジング187の端部187a、187bは、ハウジング187と左端キャップ126b及び右端キャップ126aのいずれかとの相互接続を容易にするために互いの鏡像であってもよい。
図12、図16、図18、図21、及び図26を引き続き参照すると、ハウジング187は、端部187a、187bを相互接続する中間部187cを含むことができる。中間部187cは、横方向に離間された関係性で外側ローラ150の外周に沿って長手方向に延びることができる。ハウジング187の中間部187cは、それぞれハウジング187の対向する端部187a、187b間の距離にわたる、ベース198及びガイドレール199を含むことができる。ハウジング187のベース198は、シャフト188がハウジング187に対して回転している間にシャフト188の止め部が通れるようにするために端部187a、187bの近傍に止め部受入孔200を画定することができ、これにより、ハウジング187の横断プロファイルが減少する。ハウジング187のベース198は、端部187a、187b間に長手方向に延びる補強リブ201も含むことができ、これは、ハウジング187を補強し、ハウジング187の中間部187cの横方向の変位又は座屈を低減する。図27に示すように、補強リブ201は、長手方向に延びるリブ201の剛性をさらに増加させる、少なくとも1つの横方向に延びるバットレス202を含むことができる。
図12、図16〜図19、図23、及び図26を参照すると、軸方向に移動可能なロック機構186のシャフト188は、内側ローラ148の回転軸152からオフセットされるが、これと平行又は実質的に平行であってもよい。シャフト188は、外側ローラ150の外部に位置付けられ、離間された関係性で外側ローラ150の外周に沿って長手方向に延びてもよい。シャフト188は、ハウジング187のカラー191内に回転可能に受け入れられるジャーナル部195を含むことができる。シャフト188のジャーナル部195は、カラー191のベアリング面193とシャフト188のジャーナル部195との接触面積(したがって摩擦)を減らす凹型の周方向の領域を含むことができる。シャフト188は、シャフト188のジャーナル部195間及びハウジング187のカラー191間に延びるねじ部203を含むことができる。止め部197が、シャフト188のねじ部203の末端付近のシャフト188上に形成されてもよい。止め部197は、ハウジング187に対するシャフト188の回転中に止め部197が回転して孔200の内外に出入りするように、シャフト188から半径方向外方に延びてもよく、ハウジング187(図21参照)のベース198に形成された孔200と軸方向に位置合わせされてもよい。歯車204は、シャフト188の一方の端に回転不可能に取り付けられてもよく、歯車(したがってシャフト188)を端キャップ126bに対して横方向に配置するための中央キャビティを画定することができる。
図12、図16、図18、及び図24〜図27を参照すると、軸方向に移動可能なロック機構186のナット189は、少なくとも部分的にハウジング187内に位置付けられ、ハウジング187の中間部187c内でシャフト188に沿って軸方向に移動する。ナット189は、シャフト188が回転する際にナット189がシャフト188を中心として回転するのではなくシャフト188に沿って平行移動するようにハウジング187にキー式に取り付けられる。ナット189は、シャフト188の周りに部分的にのみ延びる、半ナット189と言ってもよい本体205を含む。代替的な設計では、ナット189は、シャフト188の全周に延びてもよい。
図24及び図25を参照すると、ナット189は、本体205から内方に突き出てシャフト188のねじ部203の雄ねじとねじ式に係合する雌ねじ206を含む。ねじの係合を維持し、シャフト188を中心としたナット189の回転を制約するために、ナット189は、ナット189の本体から半径方向外方に突き出る2つの長手方向に延びるウィング207を含むことができる。ウィング207は、ナット189とハウジング187との接触面積(したがって摩擦)を減らしながら、ハウジング187のベース198(図27参照)の対立する面にスライド可能に接触し、ナット189をハウジング187の中間部187cに沿って軸方向に案内する、軸方向に延びるフィン208を含むことができる。
ウィング207のうちの1つは、ガイドレール199を少なくとも部分的に受け入れる長手方向に延びるスロット208を画定することができる。図27に示すように、スロット208を画定するウィング207の一部は、ガイドレール199の異なる側部にスライド可能に当接することができる。したがって、ナット189のウィング207は、ナット189がシャフト188を中心として回転するのを実質的に防ぐことができ、これにより、ハウジング187に対するシャフト188の回転中のナット189のシャフト188に沿った平行移動を容易にする。ウィング207を横方向に補強するために、ナット189は、雌ねじ206の外方に位置付けられ、ウィング207間に延びる、横方向に延びるリブ209を含むことができる。代替的な設計では、ナット189及びハウジング187は、シャフト188がハウジング187に対して回転するとナット189がシャフト188に沿って軸方向に移動するように、種々の他の対応するキー構造体を含むことができる。
説明したように、ハウジング187に対するシャフト188の回転が、ナット189をシャフト188に沿って軸方向に概して動かす又は平行移動する。ナット189の軸方向の範囲を制限するために、シャフト188は、シャフト188の辺縁から外方に延びる止め部197を含むことができる。ナット189と接触すると、止め部197は、シャフト188に対するナット189の平行移動を概して制約又は制限し、これにより、ハウジング187に対するシャフト188のさらなる回転を制約又は制限する。ナット189とそれぞれの止め部197との間の確固とした係合を保証するために、ナット189は、ナット189が第1のシェード22のフル延長に対応する所望の停止位置に到達するとシャフト188の止め部と相互作用する、長手方向に延びる当接壁211を含むことができる。図24に示すように、当接壁211は、ナット189の雌ねじ206の末端に形成されてもよい。
加えて又は代替的に、ナット189の本体205(軸方向に延びるスリーブと似ている場合がある)は、シャフト188に沿ったナット189の平行移動を止めるためにハウジング187の当接フランジ192と当接してもよい。ナット189の本体205は、シャフト188と本体205との間に画定される環状空間内のシャフト止め部197の通過を可能にするのに十分な距離だけシャフト188の外周から半径方向に離間されてもよい。シャフト188及びナット189は、ロック機構186と右端キャップ126a及び左端キャップ126bとの相互操作性を容易にするためにそれぞれ2つの止め部197及び当接壁211を含んでもよく、これにより、左手側組立体及び右手側組立体に適応することができる堅牢な設計を提供する。
図15〜図17を参照すると、軸方向に移動可能なロック機構186は、内側ローラ148及び外側ローラ150の外部に位置付けられる歯車機構又はトレイン213を含むことができる。歯車機構又はトレイン213は、外側ローラ150に回転不可能に結合される第1の歯車215、シャフト188に回転不可能に結合される第2の歯車204、並びに、第1の歯車215及び第2の歯車204と互いにかみ合わされるアイドラー歯車217を含むことができる。アイドラー歯車217は、マウンティングプレート219(図17参照)から関連する端キャップ126の方に軸方向に突き出るロケータピン221を含むマウンティングプレート219上に回転可能に支持されてもよい。ロケータピン221は、端キャップ126に対するマウンティングプレート219の回転を制約するために端キャップ126内に受け入れ可能であってもよい。
歯車機構213は、シェード部材のサイズ、重量、又は他の特徴に応じて変更されてもよい。一例では、歯車機構213は、第1の歯車215と第2の歯車204との間で3対1の歯車比を提供する。すなわち、外側ローラ150の1回転につきシャフト188が3回転する。一例では、シャフト188の雄ねじは、1インチにつき16個(又は1インチの1/16のピッチ)のねじ山を有する。一般に、シャフト188のねじ部203の長さは、シャフト188が多くの異なるシェード長さに適応できるようにナット189の動作可能な範囲に対してオーバーサイズにされてもよい。したがって、或る例では、ナット189は、動作中に回転可能なシャフト188上の止め部197のうちの1つとだけ相互作用し、他の止め部は、ロック機構186が右端キャップ126a又は左端キャップ126bのうちのいずれかと共に用いられ得るように提供される。
図15を参照すると、歯車機構213が左端キャップ126bに関連して示される。外側歯車204、215、217は、左端キャップ126bから軸方向に突き出るスタブシャフトによって回転可能に支持される。アイドラー歯車217は、第1の歯車215の前方に位置付けられ、第2の歯車204は、アイドラー歯車217の前方に位置付けられ、この場合、すべての3つの歯車215、204、217は端キャップに隣接して同一平面内に配置される。アイドラー歯車217は、第1の歯車215の上方に位置付けられ、第2の歯車204は、アイドラー歯車217の上方に位置付けられる。第1の歯車215及びアイドラー歯車217は、端キャップ126bから軸方向に突き出るリム223内に受け入れられてもよい。
図13を参照すると、ヘッドレール構成要素(図6〜図11に関連して図示及び説明したものと概して同じ右側構成要素を除く)の部分分解図が提供される。構成要素は、左端キャップ126b、左端キャップ126bに取り付けられる回転可能でない制限ねじ166、制限ねじ166のベアリング面上に設置され、これに対して回転する左ブッシング170b、制限ねじ166(制限ナット168を含む)の一部を内部に受け入れ、左ブッシング170b及び右ブッシング170aのボス167上に設置される内側ローラ148、内側ローラ148を内部に受け入れる外側ローラ150、及び左端キャップ126bに取り付けられる軸方向に移動可能なロック機構186を含む。
図13、図14、図19、及び図20を参照すると、外側ローラ150は、スプリットシェル設計を含むことができる。特に、外側ローラ150は、第1のシェル154及び第2のシェル156を含むことができる。第1のシェル154及び第2のシェル156を一緒に固定し、互いに対する所望の空間的関係を維持するために、外側ローラ150の第1のシェル154及び第2のシェル156は、それぞれ、左ブッシング170b及び右ブッシング170aの軸方向の突起172a、172bをすっぽり受け入れることができる(図14、図18、及び図19参照)。軸方向の突起172a、172bは、外側ローラ150とブッシング170a、170bが外側ローラ150の回転軸152を中心として一緒に回転するように、外側ローラ150をブッシング170a、170bに結合することができる。第1の歯車215は、軸方向の突起172a、172bに対する左ブッシング170bの対向する面に回転不可能に固定されてもよく、これにより、確実に第1の歯車215が外側ローラ150と一緒に回転する。第1のシェル154と第2のシェル156を一緒にさらに固定するために、シェル154、156は、少なくとも1つの保持クリップ225によって一緒にクランプされてもよい(図12〜図13は、2つの保持クリップを描画するが、シェルを一緒に確実に締結するために要望に応じてより多くの又は少ないクリップが用いられてもよい)。図20に示すように、保持クリップ225は、第1のシェル154及び第2のシェル156の嵌合領域227の周りに弾性的にスナップされてもよい。
図20を参照すると、第1のシェル154の端部158と第2のシェル156の端部160は、互いに重なり、長手方向に延びるリップ233、235によって少なくとも部分的に画定される対応する長手方向に延びる受入チャネル229、231の中に延びることができる。第1のシェル158のリップ233は、第2のシェル160の末端の長手方向に延びる縁237の内部に位置付けられてもよく、一方、第2のシェル160のリップ235は、第1のシェル158の末端の長手方向に延びる縁239の外部に位置付けられてもよい(しかし、この配置は反転されてもよい)。第1のシェル154と第2のシェル156を一緒にクランプするために、第1のシェル154及び第2のシェル156の嵌合領域にそれぞれ形成される外部戻り止め241、243の周りに保持クリップ225を弾性的にスナップしてもよい。
図14及び図19を参照すると、外側ローラ150のスプリットシェル設計は、第2のシェード24の延長及び後退中に第2のシェード24を通すことができる長手方向に延びるスロット176を画定する。第1のシェル154の縁部158と第2のシェル156の縁部160が互いに嵌合されるときに、第1のシェル154及び第2のシェル156の反対の又は第2の長手方向に延びる末端縁部178、180は、互いから周方向に離間され、長手方向に延びるスロット176を画定する。第1のシェル154及び第2のシェル156の対立する第2の末端縁部158、160は、第2のシェード24のボトムレール20の通過を防ぎながら第2のシェード24の通過を可能にするのに十分な距離だけ互いから離間されてもよい。外側ローラ150の機能は、図6〜図11に関連して説明した機能と概して同じであり、したがって、簡潔さのためにここでは繰り返さない。
覆いの動作中に、外側ローラ150が第1のシェード22を建築物の開口部にわたって延長する際に、第1の歯車215がアイドラー歯車217を駆動し、これにより第2の歯車204を駆動して、ナット189を軸方向にシャフト188に沿って下端位置の方に旋回により移動させる。ナット189が下端位置(シャフト188上の止め部197によって画定される場合がある)に到達すると、ナット189は、第1のシェード22の延長方向のシャフト188のさらなる回転を制約し、これにより、外側ローラ150の延長方向のさらなる回転を抑制する。外側ローラ150が延長方向のさらなる回転を制約され、かつ、第1のシェード22が外側ローラ150の辺縁から繰り出された状態で、第2のシェード24が、内側ローラ148から繰り出され、外側ローラ150のスロット176を通り、建築物の開口部にわたって延長されてもよい。第2のシェード24の延長中に内側ローラ148が回転する際に、内部制限ナット168が内側ローラ148と一緒に回転し、軸方向に制限ねじ166に沿って回転可能でない制限ねじ166上に形成された下側端止め部の方に移動する。内部制限ナット166は、一般に、第2のシェード24が建築物の開口部にわたって十分に延長されると下側端止め部に接触してデュアルローラユニット146の下側止め部を画定する。
十分に延長された位置からの覆いの後退中に、内側ローラ148が、外側ローラ150のシェル154、156の対向する長手方向に延びる縁部178、180間に画定されたスロット176を通して第2のシェード24を引き、第2のシェード24を第2のシェード24のボトムレール20が外側ローラ150の外周に着座するまで内側ローラ148の周縁に巻きつける。第2のシェード24の後退中に、第1のシェード22のボトムレール18の重量がブッシング170a、170bを静止した状態に維持し、したがって、内側ローラ148は、ブッシング170a、170b及び外側ローラ150に対して回転する。
着座されると、第2のシェード24のボトムレール20が内側ローラ148から外側ローラ150に回転トルクを伝達し、これにより、外側ローラ150を後退方向に回転させ、第1のシェード22を外側ローラ150の周縁に巻きつける。内側ローラ148及び外側ローラ150は、第1のシェード22のボトムレール18が端キャップ126の一方又は両方と関連付けられてもよい上側制限止め部に接触するまで後退方向に回転し続け、その時点で覆いは十分に後退された位置に後退させられる。内側ローラ148の後退方向の回転中に、内部制限ナット168が内側ローラ148内で回転可能でない制限ねじ166に沿って第2のシェード24の下側止め部から離れる方に旋回により移動する。外側ローラ150の後退方向の回転中に、外部ナット189が回転可能なシャフト188に沿って第1のシェード22の下側止め部から離れる方に旋回により移動する。
図28〜図47を参照すると、ピボット運動可能なロック機構を含む建築物の開口部のための覆いが提供される。ピボット運動可能なロック機構と多部品の外側ローラを除いて、図28〜図47に描画される覆いは、図6〜図27に描画される覆いと概して同じ特徴及び動作を有する。したがって、図6〜図27に描画される覆いの特徴及び動作の上記の説明は、以下の解説で述べられることを除いて、図28〜図47に描画される覆いに概して適用可能と考えられるべきである。図28〜図47で用いられる参照番号は、参照番号が100だけ増加されていることを除いて、同様の部分及び構成要素を反映するべく図12〜図27で用いられる参照番号と概して対応する。
図28〜図34を参照すると、内側ローラ248は、概して円筒形の形状であり、第2のシェード24の上縁をこれに固定するための保持部材を形成する。上述のように、内側ローラ248は、デュアルローラユニットを画定するべく外側ローラ250の内部に位置付けられ、この例では、両方のローラ248、250は同じ回転軸252を中心として同延である。第2のシェード24の上縁は内側ローラ248に取り付けられ、第2のシェード24の下縁は、第2のボトムレール220に形成されたスロットに受け入れられ、第2のシェード24の下縁に形成されたヘムに入れられるインサート282によってスロットの中に保持される。ボトムレール220を第2のシェード24に取り付けるために他の取付構造体が用いられてもよい。
図28〜図34を続けると、第2のボトムレール220は、比較的高い質量を有し、かつ、前述のように第2のシェード24の下縁を受け入れ、保持するためにその長さに沿って延びるスロットを画定する、細長い部材である。第2のボトムレール220は概して三角形の断面を有し、その一部は、第2のシェード24が後退位置にあるときに外側ローラ250上に形成された座部281の形状に適合するべくその形状に概して合致する。アクチュエータリム247が、第2のレール220の一方の端に画定され、より詳細に後述するように外側ローラ250からロック機構286を係合解除するべくロック機構286と係合する。
外側ローラ250は、この例では概して円筒形であり、その周壁にいくつかの特徴を画定する。外側ローラ250は、それを中心として回転する長手方向の中心軸252を画定し、それを中心として内側ローラ248も同延に位置付けられる。第1のシェード22の上縁を受け入れ、固定するために一対のチャネル262が形成され、この場合、インサート264が、それぞれ、各上縁に形成されたヘムに入れられ、インサート264は、それぞれのチャネル262内に上縁を保持するように作用する。アンカー溝245が、後述するようにローラロックベアリングを受け入れるために外側ローラ250の長さに沿って形成される。スロット276が、外側ローラ250の長さに沿って形成され、チューブとして形成され得る外側ローラ250の内部と連通する。凹型の座部281がスロット276の両側に形成される。第2のシェード24がスロット276を通して延長及び後退され、十分に後退された位置にあるときに、第2のボトムレール220が、座部281に受け入れられ、後述するように多くの目的のうちの少なくとも1つのためにその中で入れ子になる。スロット276は、第1のシェード22がその延長位置にあり、かつ、ベーンが開いた構成にあるときに、2つのチャネル262の最後部の上に及びこれに隣接して存在するように外側ローラ250上に位置付けられる。
図28、図29、図46、及び図47を参照すると、デュアルローラユニットは、右端キャップ226aと左端キャップ226bとの間に回転可能に支持され、動作機構240が、内側ローラチューブ248を回転させるために内側ローラチューブ248と動作可能に関連付けられる。動作機構240は、右端キャップ226aに取り付けられ、一例では、上記のように動作要素242によって作動される。動作機構240は、一例では、窓を覆う用途でしばしば用いられる遊星歯車駆動装置を含むことができる。動作機構240は、動作機構240によって回転される内部フィッティング264を含むことができる。フィッティング264は、内側ローラ248内に受け入れられ、内側ローラ248の内壁とぴったり係合するサイズにされる。内側ローラ248は、動作機構240によって内部フィッティング264が駆動される際に内部フィッティング264によって回転駆動される。外側ローラ250の開放右端は、右端ローラキャップ270aを受け入れ、これは、動作機構240のハウジング上に形成される軸方向のベアリング面を回転可能に受ける軸方向に延びるカラーを有する中央孔を含む。ベアリング面は、外側ローラ250が回転するときに右端ローラキャップ270aが回転する際にこれを支持する。内側ローラ248は、カラー上に回転可能に受け入れられる。カラーは、動作機構240によって回転駆動される際の内側チューブ248の右端を回転可能に支持する。
図46に示すように、内側ローラ248の右端248aと外側ローラ250の右端250aはそれぞれ互いに位置合わせされてもよく、第2のシェード24の右側縁24aは、ローラ248、250の右端248a、250aと位置合わせされてもよい。図47に示すように、内側ローラ248の左端248bと外側ローラ250の左端250bはそれぞれ互いと位置合わせされてもよく、第2のシェード24の左側縁24bは、ローラ248、250の左端248b、250bと位置合わせされてもよい。第1のシェード22は、外側ローラ250に巻きつけられてもよく、第1のシェード22の縁は、ローラ248、250の端及び第2のシェード24の縁と位置合わせされてもよい。ローラ248、250の端及びシェード22、24の縁の位置合わせは、シェードの縁と建築物の開口部の対応する側部との間の光の隙間を減らす又はなくすことができる。
外側ローラ250は、第2のシェード24が内側ローラ248上に十分に後退され、第2の端レール220が外側チューブ250の座部281に受け入れられるときに内側ローラ248によって回転駆動される。この状態で、内側ローラ248が回転する際に、第2のシェード24が第2の端レール220に張力をかけ、これにより、第2の端レール220と座部281との間の境界面で外側ローラ250に力がかかる。したがって、外側ローラ250は、内側ローラ248と連動して回転させられる。外側ローラ250は、第2のシェード24が内側ローラ248を中心として十分に後退されない限り、内側ローラ248と共に回転しない。上述のように、動作機構240は、ユーザによる要望に応じて第1のシェード22及び第2のシェード24を延長する又は後退させるべく動作要素242によって作動されてもよい。動作要素242の作動時に内側ローラチューブ248を回転させるための多くのタイプの機構が容認可能である。
図28及び図29を続けると、制限ねじ266が内側ローラ248の内部に位置付けられ、ねじによって左端キャップ226bに動作可能に固定される。制限ねじ266は回転しない。制限ナット268が、制限ねじ266とねじ式に係合され、内側ローラ248の内部に回転によりキー式に取り付けられ、キー構造は、内側ローラ248の長さに沿った制限ナット268の移動を可能にする。内側ローラ248が回転する際に、制限ナット268が、ねじ込まれた制限シャフト266に沿って移動し、第2のシェード24の最下延長位置(図5参照)を画定する制限止め部と係合する。第1のシェード22の後退位置は、この例では外側ローラ250の周りに完全に巻きつけられている第1のシェード22によって画定される。或る例では、第1のボトムレール18が、この位置を画定するべくヘッドレール14の一部と係合する。代替的に又は加えて、この例では制限ねじ266上に上側制限止め部が用いられていないが、望まれる場合には制限ねじ266上に採用されてもよい。左端キャップ226bは、図28、図29、及び図47で最もよく分かるように、内側ローラ248及び外側ローラ250を回転可能に支持する。
図28、図29、及び図40を参照すると、ピボットブラケット249が、左端キャップ226bの内面に取り付けられ、中央に位置付けられる環状ボス251と、ローラロック255がピボット式に設置される軸として役立つ右端キャップ226aの方に延びる支柱253とを画定する。ピボットブラケット249上の環状ボス251は、これ自体は外側ローラ250の開放左端に受け入れられる、左外側ローラキャップ270bの中央孔に回転可能に受け入れられる。カラーが、キャップ270bの中央孔の周りから軸方向に延び、外側ローラ250と左端ブラケットとの相対回転のためのベアリング面として役立つ。内側ローラ248の開放左端は、カラーの外面上に回転可能に受け入れられ、これはカラーに対するローラ248の回転のためのベアリング面として作用し、その回転は動作機構240を通じた選択的な制御の下にある。
ローラロック255が、図28、図29、図38、及び図39に示すように、ピボットブラケット249(図40及び図41参照)上の支柱253にピボット式に取り付けられ、ファスナ257(図41参照)によって固定される。ローラロック255は、支柱253によって画定される軸を中心としてピボットブラケット249に対してピボット運動可能である。ばね部材259(図43参照)がピボットブラケット249の支柱253の周りに位置付けられ、ばね259は2つのレッグを有し、そのうちの一方はローラロック255を付勢して外側ローラ250の外面と係合させるためにローラロック255と係合し、他方のレッグは左端キャップ226bの一部と動作可能に係合する。
図38及び図39を参照すると、ローラロック255は、そこから上側レッグ265及び下側レッグ267が延びる中央本体263を有するフレームプレート261を含み、各レッグ265、267は中央本体263と同一平面内に存在する。上側レッグ265と下側レッグ267は互いにほぼ直角に延び、この相対位置は、特定の使用の幾何学的形状を与えるべく必要に応じて調節されてもよいと考えられる。下側レッグ267の端は、プレート261から反対の端キャップの方に垂直に延びるピン269を含み、ピン269は円筒形の形状を有し、比較的短い。例えば、ピン269は、ローラ250の回転に干渉するほどには延びない。ピン269の長さ及び形状は、後述するピン269と第2の端レール220上のアクチュエータリム247との移動係合を容易にする。
図38及び図39への参照を続けると、上側レッグ265の端は、上側レッグ265から反対の端キャップ226aの方に垂直に延びる比較的長い円筒形ベアリング271を回転可能に支持する。ベアリング271は、中央プレート261から或る角度をなして延びるアーム273によってその反対端で回転可能に支持される。アーム273は、ベアリング271の遠位端を上側だけから支持し、ベアリング271の中央をはるかに越えて延びない。この構成は、ベアリング271の下側部分をその長さに沿って妨げのないまま残し、外側ローラ250に形成されたアンカー溝245に受け入れるとともに、外側ローラ250の外面と係合し、さらに後述するようにその表面に沿って乗ることができる。
覆いの一例の動作が、最初に図30〜図34を参照して以下で説明される。図30に示すように、第1のシェード22と第2のシェード24との両方は延長位置にあり、ベーン38は開いた構成にある。図30を手短に参照すると、第1のシェード22は、外側ローラ42に結合され、外側ローラ42に巻きつけ可能であってもよい。前側シート30及び後側シート34のそれぞれの上縁は、内向きの、長手方向に延びるグランド又はリブ275に結合されてもよい。グランド275は、外側ローラ250の周縁を通して開いている内部キャビティ262を画定することができる。シェード22は、ローラ250の後側に巻きつけられ又はそこから繰り出されてもよく、この場合、ローラ250の後側は、ローラ250の前側と関連する建築物の開口部の道路側との間に位置付けられる(図30では、ローラの後側は右である)。一般に、ローラ250の第1の方向(図30では反時計回り)の回転が、シェード22を外側ローラ250に巻きつけることによってシェード22を関連する建築物の開口部の1つ以上の側部(上側など)に隣接する位置に後退させ、ローラ250の第2の反対方向の回転が、シェード22を開口部にわたって(例えば下側に)延長することができる。
第1のシェード22は、第1のシェード22の前側シート30及び後側シート34と外側ローラ250との係合点262を同じ高さに位置決めすることによってこの開位置に維持される。図30では、例えば、これらの取付点262の位置は、それらが互いに同じレベルに近いことを表現する、4時と8時と言ってもよい。外側ローラ250が図30に示された位置からいずれかの方向に回転する際に、前側シート30と後側シート34が互いに向かって動くことになり、ベーン38をより垂直なアラインメントに再配向することになる。
第1のシェード22と第2のシェード24との両方が十分に延長された位置にある状態のこの位置で、制限ナット268(一般に図28及び図29参照)は下側限界と係合される。この位置からの動作要素242などによる動作機構240の作動が、第2のシェード24のヘッドレール14への後退を開始する。動作機構240は、最初に内側ローラ248を図30では反時計回り方向に回転させて第2のシェード24を後退させ、第2のシェード24が十分に後退されるときに、外側ローラ250が第1のシェード22を外側ローラ250上に後退させるように作動される。この手順はここで及び以下でさらに説明される。
上述のように、依然として図30を参照すると、内側ローラ248は、デュアルローラユニット246を画定するべく外側ローラ250内に位置付けられる。外側ローラ250は、円形の形状を有する外側ローラ250の一部によって画定される回転軸252を画定する(例えば9時から2時へ)。内側ローラ248は、外側ローラ250と同延又は同じ軸252を中心として同軸となるように位置付けられる。
第2のシェード24の後退中に、内側ローラ248が外側ローラ250に対して回転し、この場合、左ローラ端キャップ及び右ローラ端キャップ270a、270bの対向するカラーが内側ローラ248のそれぞれの端を支持する。外側ローラ250は、ローラロック255によって内側ローラ248に対して一定の回転位置に保持される。ローラロック255は、ベアリング271がばね259によって付勢されてアンカー溝245(図28〜図30参照)に受け入れられるように配向される。ベアリング271のこの位置は外側ローラ250の回転を抑制する。内側ローラ248が後退方向に回転する際に、第2のシェード24は、外側ローラ250に形成されたスロット276を通して引かれる際に内側ローラ248上に巻きつけられる。この後退回転は、制限ナット268を制限ねじ266に沿って制限ねじ266の反対端の方に移動させる。
第2のシェード24がそれを通して延びるスロット276と、第2の端レール220を受け入れるための座部281が、第1のシェード22の後側シート34の取付点262よりも上の外側ローラ250の周縁上に位置付けられる。これは図30では3時と言ってもよい。スロット276は、座部281に形成された対向する自由縁によって画定される。座部281は、スロット276の長さに沿って形成された凹部であり、外側ローラ250の周縁上の座部281の境界を画定する2つの外縁を含む。図30で配向される場合の凹部の形状は、全体として若干角張っており、この場合、概して垂直に配向されるベース壁284は、第2のボトムレール220と外側ローラ250との間の比較的垂直な接線方向の係合及び係合解除を可能にする。外側ローラ250の周縁上の後方に最も遠い位置の付近の座部281及びスロット276の場所は、座部281の形状と共に、第2のボトムレール220が後退中に垂直に引き上げられて座部281に入る際の第2のボトムレール220の確実な受け入れを可能にする(図31及び図32参照)。
座部281の形状及び外側ローラ250上のその配向は、第2のシェード24の延長を開始するべく座部281からの第2のボトムレール220の円滑な予測可能な係合解除を促進する(図32に示された位置から)。座部281の形状及び配向は、ボトムレール220が座部281から垂直に落下することを可能にし、これは比較的重いボトムレール220への重力を利用する。外側ローラ250上の座部281の概して接線方向の配向がその一助となる。図35を参照すると、上壁277aが、凹部の上縁から下向きに、半径方向内向きにリップ277bに延び、リップ277bは、直下に上側自由縁277cに延びる。座部281のこの部分は最も深い(外側ローラの周縁から中心の方に測定した場合)。下側壁279aは、凹部の下縁から上方に、内向きに浅い角度で延び、スロット276の下側自由縁279cを画定するリップ279bに移行する。下側壁279aは比較的垂直であり、上側リップ277bとの組み合わせにおいても比較的垂直なままである。スロット276の下側自由縁279cは、内側ローラ248上に後退させられる際のこの特徴の上の第2のシェード24の円滑な移動を可能にするべく湾曲している又は丸みをつけられている。
座部281における第2のボトムレール220の確実な係合は、ベアリング271をアンカー溝245から係合解除するためのローラロック255の一貫した作動の一助となる。図31を参照すると、第2のシェード24が内側ローラ248の周りにほぼ十分に巻かれるときに、第2のシェード24のボトムレール220がローラロック255と係合してローラロック255を外側ローラ250の外側から係合解除する。第2のボトムレール220は、図31及び図35に破線で示される。この位置で、第2のボトムレール220の端から軸方向に延びるアクチュエータリム247は、ローラロック255の下側レッグ267上に形成されるピン269と接触する。後退させられている第2のシェード24によって第2のボトムレール220が座部281に引き込まれる際に、アクチュエータリム247がピン269を支柱253のピボット軸に対して動かす。ピン269は、内側ローラ248に対して半径方向内向きに動かされ、ローラロック255のピボット軸に対して周方向に動かされる。支柱253を中心としたローラロック255の移動が上側アーム265を動かして、ベアリング271の上方移動を開始し、アンカー溝245との係合を解除し、外側ローラ250を自由に回転させる(図32、図36、及び図43参照)。
図42及び図43に示すように、アクチュエータリム247は、ローラロック255に隣接する第2のボトムレール220の端から延びる。図44及び図45を参照すると、リム247は、この例では第2のボトムレール220の下側の湾曲した形状に従う薄い湾曲した要素である。リム247は、第2のボトムレール220の下側と一致する寸法に沿って湾曲し、第2のボトムレール220から離れる方に軸方向に延びる。図43で最もよく分かるように、リム247は、ローラロック255上のピン269と係合するがローラロック255の中央プレート261と接触しないように十分な距離だけ延びる。フィン247の内部の凹面は、ピン269の円形外面と係合する。第2のボトムレール220がさらに後退させられる際に、ピン269とフィン247はスライド係合を維持する。第2の端レール220のこのさらなる移動がローラロック255を支柱253のピボット軸を中心としてさらにピボットさせ、したがってローラロックベアリング271をアンカー溝245の外に動かす。
図32及び図36を参照すると、第2のシェード24が外側ローラ250にさらに引き込まれる際に、ボトムレール220が座部281に確実に位置付けられ、ベアリング271をアンカー溝245から十分に取り出すのに十分な量だけ内向きにフィン247がピン269を動かし、外側ローラ250が自由に回転する。動作機構240のさらなる作動が、第2のシェード24の張力下で座部281におけるボトムレール220の係合を通じて内側ローラ248の回転運動を外側ローラ250に適用する。この係合が、外側ローラ250を内側ローラ248の回転と連動して回転させる。外側ローラ250が後退方向に回転し始める際に、第2のボトムレール220上のアクチュエータリム247がローラロック255上のピン269から係合解除される。図33及び図37を参照すると、解放されると、ローラロック255が、ばね259によって付勢されて、ベアリング271をアンカー溝245から離間された周方向の場所で外側ローラ250の外面と接触させる。
図34を参照すると、外側ローラ250が後退方向に回転し続ける際に、第1のシェード22が外側ローラ250の周りに巻きつき、アンカー溝245を覆う。外側ローラ250が回転し続ける際にローラロックベアリング271がアンカー溝245に近づくときに、ローラロックベアリング271が、溝245にわたる第1のシェード22上に乗ることによって溝245を通過する。第1のシェード22は、外側ローラ250の周りに巻きつけられる際に張力下にあり、したがって、溝245の上に延びるシェード22を比較的張った状態にする。ベアリング271は、第1のシェード22の一巻きだけがアンカー溝245の上に存在するときには、アンカー溝245の中に若干押し込まれる場合があるが、別のフル回転後には、ベアリング271は、アンカー溝245からの干渉なしに外側ローラ250の周りに巻きつけられた第1のシェード22の表面上に乗る。
第1のシェード22が後退し続ける際に、第1のシェード22は外側ローラ250の周りに多数回巻きつき、ローラロックベアリング271はシェード22の外面上に乗り続ける。デュアルローラユニット246は、第1のボトムレール18が例えばヘッドレールハウジング上に当接して接触するときに、上側後退位置に到達する。上側後退位置を画定するために、下側制限止め部とは反対の制限ねじ266上に位置付けられる上側制限止め部を含む他の機構が用いられてもよいと考えられる。上記の説明のように、十分に延長された位置からの第2のシェード24及び第1のシェード22の後退は、ユーザが両方のシェード22、24を後退させるための1つの動作要素を(手動で又は自動的に)作動する状態で起こることができる。制限ねじ266は、制限ナット268が下側制限止め部から上側後退位置に到達するまで動くことを可能にするのに十分な長さである。
第1のシェード22及び第2のシェード24の延長は、望まれる場合には、例えば概して図34〜図30に従う上述の順序と逆の順序で達成される。これは、ユーザが(十分な後退と十分な延長との間で)第1のシェード22だけを延長させるか又は第2のシェード24も延長させるかを選択することを可能にする。第1のシェード22の延長中に、ユーザが動作機構240を作動させて内側ローラ248を延長方向(図34〜図30では時計回り)に回転させ、これにより、外側ローラ250が延長方向に回転する。デュアルローラユニット246は、この例では、ユーザが内側ローラ248を回転するように制御する方向に回転する。第1のシェード22を外側ローラ250の後側から延長する際に、ローラロックベアリング271が、第1のシェード22がほぼ十分に延長されるまで外側ローラ250の外面上に乗る。この時点で、外側ローラ250の外面が露出される。
外側ローラ250が回転し続ける際に、ローラロックベアリング271は、アンカー溝245に出会うまで外側ローラ250の外面に乗る。ベアリング271は、ばね259によって下向きに付勢されて溝245に入り、外側ローラ250の回転を抑制し、内側ローラ248の継続した回転を可能にする(ユーザによって望まれる場合)。ローラロック255が外側ローラ250の外面に接触する方向に付勢されるので、ベアリング271がさらなる付勢なしにアンカー溝245に動く。この時点で、第1のシェード22は開口部にわたるその最も延長された位置にある。ローラロック255は、これらの例ではばね259以外の手段によって付勢されてもよいと考えられる。例えば、ローラロック255の上側アーム273は、ローラロック255が上側アーム273の重量の下で要望に応じて自動的にピボットするように重くされてもよい。ばね259が用いられる場合、これは、ワイヤばね、コイルばね、弾性材料ばねなど(ゴム、弾性、及び/又はプラスチックなど)であってもよい。
ローラロック255のベアリング271がアンカー溝245に着座されるときに、外側ローラ250のスロット276が、動作システム240によって第2のシェード24の張力が緩和されるときに第2のシェード24のボトムレール220が座部281から垂直に落下し得るように、ヘッドレール14内で回転して配向される。比較的垂直なベース壁284を備える座部281の概して接線方向の配向及び概して垂直な位置付けにより、後退位置において第2のシェード24の張力が解放されるときに第2のボトムレール220の重量がボトムレール220を座部281から引き出すのに効果的となる。しかしながら、ユーザが第2のシェード24を延長することを意図しない場合、第2のシェード24は後退させられたままであってもよい。動作機構240は、第2のシェード24又は第1のシェード22の望ましくない下方移動を制約するためにブレーキシステムを含むことができる。
第2のシェード24を延長するために、動作システム240がユーザによって望まれるレベルにさらに作動される。ユーザが第2のシェード24を最下位置(最延長)に延長する時に、制限ナット268は、下側限界止め部と係合して制限ねじ266上に位置付けられる。したがって、外側ローラ250に取り付けられる後退された第1のシェード22の上側限界を画定し、かつ、内側ローラ248に取り付けられる延長された第2のシェード24の下側限界を画定するために、単一の制限ねじ266が用いられてもよい。
図30〜図34の第1のシェード22(図1〜図5に示されたものと同じ又は異なる場合がある)は、外側ローラ250の前側に巻きつけられ又はそこから繰り出されてもよいと考えられる。前側が下降するシェード構造体に適用される場合のデュアルローラシェード技術の実装を容易にするために、本明細書で説明される構造体への付随する修正が必要とされるであろう。ローラロック機構及びこれを動作させるのに必要な付随する要素は、ヘッドレールの左端上のローラロック機構と併せて又はそれだけで、右端キャップ226aと共同してヘッドレールの右端上で使用されてもよいことも意図される。また、第2のボトムレール220は、そのいずれかの端上に作動リム247を有してもよい。
上記の説明は広い用途を有する。提供される例は影絵型シェード及び暗幕型シェードを説明するが、本明細書で開示される概念は、多くのタイプのシェードに等しくあてはめてもよいことを理解されたい。したがって、どのような実施形態の説明も説明となることをだけを意図しており、請求項を含む本開示の範囲がこれらの例に限定されることを示唆することを意図していない。言い換えれば、本開示の例示的な実施形態が本明細書で詳細に説明されているが、発明概念が他の方法で様々に具体化され、採用されてもよいことと、付属の請求項が、従来技術によって限定されるものを除いて、こうしたバリエーションを含むように解釈されることを意図していること理解される。
上記の説明は、例証及び説明する目的で提示されており、本開示を本明細書で開示された1つ又は複数の形態に限定することを意図していない。例えば、本開示の種々の特徴が、本開示を合理化する目的で1つ以上の態様、実施形態、又は構成において一緒にグループ化される。しかしながら、本開示の或る態様、実施形態、又は構成の種々の特徴は、代替の態様、実施形態、又は構成において組み合わされてもよいことを理解されたい。さらに、以下の請求項は、この言及によってこの詳細な説明にここで組み込まれ、各請求項は、本開示の別個の実施形態として独立している。
本明細書で用いられる場合の「少なくとも1つ」、「1つ以上の」、及び「及び/又は」という文言は、運用での接続詞と離接接続詞との両方である制約のない(open−ended)表現である。
本明細書で用いられる場合の「a」又は「an」エンティティという用語は、そのエンティティのうちの1つ以上を指す。したがって、「a」(又は「an」)、「1つ以上の」、及び「少なくとも1つ」という用語は、本明細書では交換可能に用いることができる。
すべての方向の言及(例えば、近位、遠位、上、下、上方、下方、左、右、横、長手方向、前、後ろ、上部、下部、よりも上、よりも下、垂直、水平、半径方向、軸方向、時計回り、及び反時計回り)は、本開示の読者の理解を助けるべく識別の目的でのみ用いられ、特に、位置、配向、又は本開示の使用についての制限を生み出さない。接続の言及(例えば、取り付けられる、結合される、接続される、及び接合される)は、広く解釈されるべきであり、他に指定のない限り、要素の集合の間の中間部材、及び、要素間の相対運動を含むことができる。したがって、接続の言及は、2つの要素が直接接続され、互いに固定の関係にあることを必ずしも暗示していない。識別の言及(例えば、一次、二次、第1の、第2の、第3の、第4のなど)は、重要性又は優先順位を意味することを意図していないが、1つの特徴を別の特徴から区別するのに用いられる。図面は、単に例示するためであって、添付の図面に示される寸法、位置、順序、及び相対的サイズは変えてもよい。

Claims (47)

  1. 建築物の開口部のための覆いであって、
    中央縦軸と側壁に形成される細長いスロットとを有する外側ローラと、
    前記中央縦軸を有する内側ローラと、
    前記外側ローラに固定され、前記外側ローラの周りに巻きつけられるように適合された第1のシェードと、
    ボトムレールを画定し、前記内側ローラに固定され、前記内側ローラの周りに巻きつけられるように適合された、第2のシェードと、
    前記内側ローラは前記外側ローラ内に受け入れられ、
    前記内側ローラの中央縦軸を中心とした回転移動のために前記内側ローラ及び前記外側ローラを支持するマウンティングシステムと、
    前記第2のシェードは、前記細長いスロットを通して延び、前記細長いスロットを通して前記内側ローラ上に後退可能、かつ前記内側ローラから延長可能であり、前記ボトムレールは前記第2のシェードが十分に後退された位置にあるときに前記外側ローラと係合し、
    前記内側ローラを選択的に回転させるための動作機構と
    を備え、
    前記後退位置にあるときの前記内側ローラの回転が前記外側ローラを回転させる、
    覆い。
  2. 前記細長いスロットが前記外側ローラの端間に延び、
    前記内側ローラが前記外側ローラの端と位置合わせされる端を有する、
    請求項1に記載の覆い。
  3. 前記第2のシェードが、前記内側ローラの端及び前記外側ローラの端と位置合わせされる側縁を有する、請求項1又は請求項2に記載の覆い。
  4. 前記外側ローラの回転を制約する第1の位置と前記外側ローラの回転を可能にする第2の位置との間で移動可能なロック機構
    を備え、
    前記ロックが、前記第2のボトムレールが前記ロック機構と係合すると前記第1の位置から前記第2の位置に移動する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の覆い。
  5. 前記スロットが、前記第1のシェードの延長方向に直交して配向される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の覆い。
  6. 前記外側ローラが、前記スロットに沿って形成される長手方向の座部を画定し、
    前記第2のボトムレールが、前記内側ローラが後退位置にあるときに前記座部に受け入れられる、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の覆い。
  7. 前記シートが、前記第1のシェードの延長方向の開口部を有する凹部を画定する、請求項6に記載の覆い。
  8. 前記外側ローラが、前記側壁に形成される細長い溝を画定し、
    前記ロック機構がベアリングを含み、
    前記ロック機構の第1の位置において、前記ベアリングが前記溝に受け入れられる、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の覆い。
  9. 前記ロック機構がピンを含み、
    前記第2のボトムレールによる前記ピンの係合で前記ロック機構が作動され、前記ベアリングが前記溝から取り出される、請求項8に記載の覆い。
  10. 前記ベアリングが前記第2の位置で前記外側ローラの外面と移動可能に係合する、請求項8又は請求項9に記載の覆い。
  11. 前記ロック機構が、前記第1の位置と前記第2の位置との間でピボットするロック部材を含む、請求項1〜10のいずれか1項に記載の覆い。
  12. 前記ロック機構が、前記第1の位置と前記第2の位置との間で軸方向に平行移動するロック部材を含む、請求項1〜11のいずれか1項に記載の覆い。
  13. 前記ロック機構が、前記外側ローラの外部に位置付けられ、前記内側ローラの中央縦軸に実質的に平行に配向される、回転可能なシャフトを含む、
    請求項1〜12のいずれか1項に記載の覆い。
  14. 前記ロック機構がハウジングを含み、
    前記回転可能なシャフトが前記ハウジングにジャーナル式に取り付けられる、
    請求項13に記載の覆い。
  15. 端キャップをさらに備え、前記ハウジングが前記端キャップから片持ちにされる、請求項14に記載の覆い。
  16. 前記ロック機構が、前記回転可能なシャフト及び前記外側ローラの回転を結合する歯車機構を含む、請求項13〜請求項15のいずれか1項に記載の覆い。
  17. 前記外側ローラが、それぞれ長手方向に延びる末端縁を有する、第1のシェル及び第2のシェルを含み、
    前記第1のシェル及び第2のシェルの前記長手方向に延びる末端縁が、前記細長いスロットを画定するべく互いから周方向に離間される、
    請求項1〜16のいずれか1項に記載の覆い。
  18. 建築物の開口部のための覆いであって、
    回転可能な外側ローラと、
    前記外側ローラに固定され、前記外側ローラの周りに巻きつけ可能な第1のシェードと、
    前記外側ローラの外部に位置付けられ、前記第1のシェードのための下側止め部を少なくとも部分的に画定する、回転可能なシャフトと、
    前記外側ローラ内に受け入れられる回転可能な内側ローラと、
    前記内側ローラに固定され、前記内側ローラの周りに巻きつけ可能な第2のシェードと、
    前記内側ローラ内に延び、前記第2のシェードのための下側止め部を少なくとも部分的に画定する、回転可能でないシャフトと
    を備える、覆い。
  19. 建築物の開口部のためのデュアルパネル覆いを作動させる方法であって、
    外側ローラの内部に位置付けられる内側ローラを提供することと、
    前記外側ローラの回転をロックすることと、
    前記外側ローラに形成されたスロットを通して延長された第2のシェードを前記内側ローラ上に十分に後退されるまで後退させるべく前記内側ローラを前記外側ローラに対して回転させることと、
    前記外側ローラの回転を可能にするべく前記内側ローラの前記十分に後退された位置で前記回転のロックを作動させることと、
    第1のシェードを前記外側ローラ上に後退させるべく前記内側ローラを駆動することによって前記外側ローラを回転させることと
    を含む、方法。
  20. 入れ子ローラを有する建築物の開口部の覆いを操作する方法であって、
    外側ローラの周縁から第1のシェードを繰り出すことと、
    前記第1のシェードの延長中に、ロック部材を前記外側ローラの周縁の外に軸方向に旋回により移動することと、
    前記ロック部材が第1の止め部と係合すると前記外側ローラの回転を制約することと、
    前記外側ローラ内に位置付けられた内側ローラの周縁から第2のシェードを繰り出すことと、
    前記第2のシェードの延長中に、前記内側ローラ内に位置付けられるナットを軸方向に旋回により移動することと、
    前記ナットが第2の止め部と係合して前記内側ローラの回転を制約することと
    を含む、方法。
  21. 建築物の開口部のための覆いであって、
    外側ローラの長さに沿って延びる細長いスロットと外側ローラの内部への開口部とを画定する、回転可能な外側ローラと、
    前記外側ローラ内に受け入れられ、中央縦軸を画定する、回転可能な内側ローラと、
    前記外側ローラに固定され、前記外側ローラ上に後退可能、かつ、前記外側ローラから延長可能な、第1のシェードと、
    前記内側ローラに固定され、前記細長いスロットを通して延び、前記内側ローラ上に後退可能、かつ、前記内側ローラから延長可能な、第2のシェードと
    を備え、前記細長いスロットが、前記第1のシェードが十分に延長された位置にあるときに前記内側ローラの中央縦軸と実質的に水平方向に位置合わせされる、
    覆い。
  22. 前記内側ローラと前記外側ローラとが、前記内側ローラの中央縦軸を中心として同軸である、請求項21に記載の覆い。
  23. 前記第1のシェードと前記第2のシェードとが同じ幅を有する、請求項21又は請求項22に記載の覆い。
  24. 前記第1のシェードの幅が前記外側ローラの全長に沿って延び、
    前記第2のシェードの幅が前記内側ローラの全長に沿って延びる、
    請求項21〜請求項23のいずれか1項に記載の覆い。
  25. 前記第2のシェードに固定され、前記第2のシェードが十分に後退された位置にあるときに前記外側ローラと係合する、ボトムレールをさらに備える、請求項21〜請求項24のいずれか1項に記載の覆い。
  26. 前記外側ローラが、前記スロットに沿って形成される長手方向の座部を画定し、
    前記ボトムレールが、前記第2のシェードが十分に後退された位置にあるときに、前記座部に受け入れられる、請求項25に記載の覆い。
  27. 前記スロットが、前記第1のシェードの延長方向に直交して配向される、請求項21〜請求項26のいずれか1項に記載の覆い。
  28. 前記内側ローラの中央縦軸を中心とした回転移動のために前記内側ローラ及び前記外側ローラを支持するマウンティングシステムをさらに備える、請求項21〜請求項27のいずれか1項に記載の覆い。
  29. 前記内側ローラを選択的に回転させるための動作機構をさらに備える、請求項21〜請求項28のいずれか1項に記載の覆い。
  30. 前記外側ローラが、それぞれ長手方向に延びる末端縁を有する、第1のシェル及び第2のシェルを含み、
    前記第1のシェル及び第2のシェルの前記縁が、前記細長いスロットを画定するべく互いから周方向に離間される、
    請求項21〜請求項29のいずれか1項に記載の覆い。
  31. 前記第1及び第2シェルの一方の端にロックされる第1のブッシングと、
    前記第1及び第2シェルの反対の端にロックされる第2のブッシングと
    をさらに備え、前記第1のブッシング及び前記第2のブッシングが前記スロットの一定の幅を維持する、請求項30に記載の覆い。
  32. 前記外側ローラの回転を制約する第1の位置と前記外側ローラの回転を可能にする第2の位置との間で移動可能なロック機構をさらに備える、請求項21〜請求項31のいずれか1項に記載の覆い。
  33. 前記ボトムレールが前記ロック機構と係合すると前記ロック機構が前記第1の位置から前記第2の位置に移動する、請求項32に記載の覆い。
  34. 前記外側ローラが、前記側壁に形成される細長い溝を画定し、
    前記ロック機構がベアリングを含み、
    前記ロック機構の第1の位置で、前記ベアリングが前記溝に受け入れられる、
    請求項32又は請求項33に記載の覆い。
  35. 前記ベアリングが前記第2の位置で前記外側ローラの外面と移動可能に係合する、
    請求項34に記載の覆い。
  36. 前記ロック機構がピンを含み、
    前記ロック機構が、前記溝から前記ベアリングを取り出すために前記ボトムレールによる前記ピンの係合で作動される、
    請求項32〜請求項35のいずれか1項に記載の覆い。
  37. 前記ロック機構が、前記第1の位置と前記第2の位置との間でピボットするロック部材を含む、請求項32〜請求項36のいずれか1項に記載の覆い。
  38. 前記ロック機構が、前記第1の位置と前記第2の位置との間で軸方向に平行移動するロック部材を含む、請求項32〜請求項37のいずれか1項に記載の覆い。
  39. 前記ロック機構が、前記外側ローラの外部に位置付けられ、前記内側ローラの中央縦軸に実質的に平行に配向される、回転可能なシャフトを含む、請求項32〜請求項38のいずれか1項に記載の覆い。
  40. 端キャップをさらに備え、
    前記内側ローラ及び前記外側ローラが前記端キャップに回転可能に結合され、
    前記ロック機構が前記端キャップから片持ちにされるハウジングを含み、
    前記回転可能なシャフトが前記ハウジングにジャーナル式に取り付けられる、
    請求項39に記載の覆い。
  41. 前記ロック機構が、前記回転可能なシャフト及び前記外側ローラの回転を結合する歯車機構を含む、請求項39又は請求項40に記載の覆い。
  42. 建築物の開口部のための覆いであって、
    細長いスロットを画定する回転可能な外側ローラと、
    前記外側ローラに固定され、前記外側ローラの周りに巻きつけ可能な第1のシェードと、
    前記外側ローラの外部に位置付けられ、前記第1のシェードのための下側止め部を少なくとも部分的に画定する、ロック機構と、
    前記外側ローラ内に受け入れられる回転可能な内側ローラと、
    前記内側ローラに固定され、前記内側ローラの周りに巻きつけ可能であり、前記細長いスロットを通して延長可能及び後退可能な、第2のシェードと、
    前記内側ローラ内に延び、前記第2のシェードのための下側止め部を少なくとも部分的に画定する、回転可能でないシャフトと
    を備える、覆い。
  43. 前記ロック機構が、
    前記外側ローラの外部に位置付けられる回転可能なシャフトと、
    前記回転可能なシャフトに沿って軸方向に平行移動するロック部材と
    を含む、請求項42に記載の覆い。
  44. 前記ロック機構が、前記外側ローラの外部に位置付けられるピボット運動可能なロック部材を含む、請求項42に記載の覆い。
  45. 建築物の開口部のための覆いを操作する方法であって、
    外側ローラの周縁から第1のシェードを繰り出すことと、
    前記第1のシェードが十分に延長された位置に到達すると、前記外側ローラ内に位置付けられた内側ローラの周縁から第2のシェードを繰り出すことと
    を含み、前記第2のシェードを繰り出すことが、前記外側ローラに形成され、前記内側ローラの中央縦軸と実質的に水平方向に位置合わせして配置される細長いスロットを通して、前記第2のシェードを延長することを含む、
    方法。
  46. 前記外側ローラの回転をロックするべくロック部材をピボットして前記外側ローラとロック係合することと、
    前記外側ローラに形成される前記細長いスロットを通して前記第2のシェードを前記内側ローラ上に後退させるべく前記内側ローラを前記外側ローラに対して回転させることと、
    前記外側ローラの回転を可能にするために前記内側ローラの十分に後退された位置で前記外側ローラとのロック係合を解除するべく前記ロック部材をピボットすることと、
    前記第1のシェードを前記外側ローラ上に後退させるべく前記内側ローラを駆動することによって前記外側ローラを回転させることと
    をさらに含む、請求項45に記載の方法。
  47. 前記第1のシェードの延長中に、前記外側ローラの周縁の外にロック部材を軸方向に旋回により移動することと、
    前記第1のシェードが十分に延長された位置に到達すると前記ロック部材で前記外側ローラの回転を制約することと、
    前記第2のシェードの延長中に、前記内側ローラ内に配置されたナットを軸方向に旋回により移動することと、
    前記第2のシェードが十分に延長された位置に到達すると前記ナットで前記内側ローラの回転を制約することと
    をさらに含む、請求項45に記載の方法。
JP2016519651A 2013-06-12 2014-06-12 入れ子ローラを有する建築物の開口部のための覆い 建築物の開口部のための複数のローラの覆い Active JP6431053B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018206543A JP6889140B2 (ja) 2013-06-12 2018-11-01 入れ子ローラを有する建築物の開口部のための覆い 建築物の開口部のための複数のローラの覆い

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201361834080P 2013-06-12 2013-06-12
US61/834,080 2013-06-12
US14/212,387 2014-03-14
US14/213,449 2014-03-14
US14/212,387 US9567802B2 (en) 2013-03-15 2014-03-14 Covering for an architectural opening having nested rollers
US14/213,449 US9945177B2 (en) 2013-03-15 2014-03-14 Covering for an architectural opening having nested rollers
PCT/US2014/042131 WO2014201253A2 (en) 2013-06-12 2014-06-12 Covering for an architectural opening having nested rollers

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018206543A Division JP6889140B2 (ja) 2013-06-12 2018-11-01 入れ子ローラを有する建築物の開口部のための覆い 建築物の開口部のための複数のローラの覆い

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016524062A true JP2016524062A (ja) 2016-08-12
JP6431053B2 JP6431053B2 (ja) 2018-11-28

Family

ID=52022942

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016519651A Active JP6431053B2 (ja) 2013-06-12 2014-06-12 入れ子ローラを有する建築物の開口部のための覆い 建築物の開口部のための複数のローラの覆い
JP2018206543A Active JP6889140B2 (ja) 2013-06-12 2018-11-01 入れ子ローラを有する建築物の開口部のための覆い 建築物の開口部のための複数のローラの覆い

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018206543A Active JP6889140B2 (ja) 2013-06-12 2018-11-01 入れ子ローラを有する建築物の開口部のための覆い 建築物の開口部のための複数のローラの覆い

Country Status (13)

Country Link
EP (2) EP3008273B1 (ja)
JP (2) JP6431053B2 (ja)
KR (1) KR102318961B1 (ja)
CN (2) CN105378205B (ja)
AU (2) AU2014278079B2 (ja)
BR (1) BR112015030821B1 (ja)
CA (1) CA2915204C (ja)
DK (1) DK3333352T3 (ja)
HK (1) HK1216187A1 (ja)
MX (2) MX382426B (ja)
PL (1) PL3333352T3 (ja)
TW (3) TWI693335B (ja)
WO (1) WO2014201253A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7475235B2 (ja) 2020-07-29 2024-04-26 トーソー株式会社 日射遮蔽装置及び日射遮蔽装置用の操作装置

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9945177B2 (en) 2013-03-15 2018-04-17 Hunter Douglas Inc. Covering for an architectural opening having nested rollers
EP2971422B1 (en) 2013-03-15 2019-09-11 Hunter Douglas Inc. Position lock for roller supported architectural coverings
US9567802B2 (en) 2013-03-15 2017-02-14 Hunter Douglas Inc. Covering for an architectural opening having nested rollers
US9322210B2 (en) 2013-08-19 2016-04-26 Comfortex Window Fashions Cordless fabric venetian window shade assembly
KR101359513B1 (ko) 2013-08-27 2014-02-07 곽재석 이중원단 블라인드의 원단 각도 조절장치
US9702187B2 (en) 2015-02-13 2017-07-11 Hunter Douglas Inc. Covering for an architectural opening having nested tubes
KR101659926B1 (ko) * 2016-04-12 2016-09-27 (주)한국윈텍 블라인드 장치의 하부구조물 및 그를 포함하는 블라인드 장치
CN107842303B (zh) * 2016-09-19 2020-03-13 德侑股份有限公司 窗帘及其致动系统
NL2020994B1 (en) 2017-06-01 2019-04-04 Hunter Douglas Covering for an architectural feature having a bottom rail leveling mechanism
JP7041954B2 (ja) * 2018-05-11 2022-03-25 株式会社 Wis 調光式ロールスクリーン及びその製造方法
CN109488186A (zh) * 2018-08-16 2019-03-19 朗丝窗饰有限公司 一种香格里拉窗帘及其下梁
CN109434801B (zh) * 2018-10-15 2022-02-22 斯图加特航空自动化(青岛)有限公司 一种喷砂喷锌机器人移动机构及喷砂喷锌设备
CZ2018585A3 (cs) 2018-10-29 2020-04-15 Bestadom, s.r.o. Navíjecí mechanismus rolety

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0567797U (ja) * 1990-12-28 1993-09-10 株式会社ウエノ 多目的ローラースクリーン
US5647421A (en) * 1995-06-06 1997-07-15 Hunter Douglas Inc. Dual shape assembly
US20080093030A1 (en) * 2006-08-31 2008-04-24 Dometic Corporation Awning assembly including drop-down shade
JP2008280703A (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Nabio Kk 巻取装置及びスクリーン装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3285325A (en) * 1964-03-19 1966-11-15 Ametek Inc Actuator for retractable wall
US7549455B2 (en) * 2003-08-20 2009-06-23 Hunter Douglas Inc. Retractable shade with collapsible vanes
US7051782B2 (en) * 2003-10-23 2006-05-30 Lutron Electronics Co., Inc. System for coupling roller shade tubes
CN2646364Y (zh) * 2003-10-24 2004-10-06 亿丰综合工业股份有限公司 前后帘片可保持平整贴靠的双层卷帘
ITTV20050024U1 (it) * 2005-05-06 2006-11-07 Nice Spa Dispositivo di fine-corsa per azionamenti di avvolgibili o protezioni solari.
GB2470387A (en) * 2009-05-21 2010-11-24 Brian John Howard Hughes Roller blind
KR100943408B1 (ko) * 2009-11-28 2010-02-19 곽재석 이중원단의 각도를 조절하는 블라인드
US8365797B2 (en) * 2010-04-30 2013-02-05 Hunter Douglas Inc. Cord tension control for top down/bottom up covering for architectural openings
TWI445878B (en) * 2010-07-01 2014-07-21 Blinds with a looped blind sheet for adjusting opacity
KR101991413B1 (ko) * 2011-08-26 2019-06-20 헌터더글라스인코포레이티드 윈도우 커버링용 코드리스 리트랙터블 롤러 셰이드
JP6271186B2 (ja) * 2012-11-08 2018-01-31 花王株式会社 吸収性物品

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0567797U (ja) * 1990-12-28 1993-09-10 株式会社ウエノ 多目的ローラースクリーン
US5647421A (en) * 1995-06-06 1997-07-15 Hunter Douglas Inc. Dual shape assembly
US20080093030A1 (en) * 2006-08-31 2008-04-24 Dometic Corporation Awning assembly including drop-down shade
JP2008280703A (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Nabio Kk 巻取装置及びスクリーン装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7475235B2 (ja) 2020-07-29 2024-04-26 トーソー株式会社 日射遮蔽装置及び日射遮蔽装置用の操作装置

Also Published As

Publication number Publication date
CA2915204C (en) 2021-10-19
BR112015030821A2 (pt) 2017-07-25
EP3008273A2 (en) 2016-04-20
TWI640683B (zh) 2018-11-11
CN105378205A (zh) 2016-03-02
HK1216187A1 (zh) 2016-10-21
TW202003996A (zh) 2020-01-16
AU2018217231B2 (en) 2020-10-22
EP3008273B1 (en) 2018-09-26
BR112015030821A8 (pt) 2020-01-21
AU2014278079A1 (en) 2015-12-24
MX382426B (es) 2025-03-13
TW201839248A (zh) 2018-11-01
PL3333352T3 (pl) 2020-05-18
AU2014278079B2 (en) 2018-05-24
KR102318961B1 (ko) 2021-10-27
TWI742428B (zh) 2021-10-11
BR112015030821B1 (pt) 2021-10-13
EP3333352B1 (en) 2019-10-16
CA2915204A1 (en) 2014-12-18
JP6431053B2 (ja) 2018-11-28
TW201510346A (zh) 2015-03-16
WO2014201253A2 (en) 2014-12-18
MX366645B (es) 2019-07-17
CN107524403A (zh) 2017-12-29
DK3333352T3 (da) 2020-01-06
CN105378205B (zh) 2017-09-29
EP3333352A1 (en) 2018-06-13
AU2018217231A1 (en) 2018-08-30
MX2015016938A (es) 2016-08-08
JP6889140B2 (ja) 2021-06-18
EP3008273A4 (en) 2017-04-19
JP2019035322A (ja) 2019-03-07
KR20160019923A (ko) 2016-02-22
TWI693335B (zh) 2020-05-11
WO2014201253A3 (en) 2015-02-26
CN107524403B (zh) 2019-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6431053B2 (ja) 入れ子ローラを有する建築物の開口部のための覆い 建築物の開口部のための複数のローラの覆い
US11643870B2 (en) Covering for an architectural opening having nested rollers
US9945177B2 (en) Covering for an architectural opening having nested rollers
KR102697437B1 (ko) 네스티드 튜브를 구비하는 건축물 개구부용 덮개
CA3009082A1 (en) Window shade
JP2018204426A (ja) 底部レールの水平機構を有する建築上の特徴部のための覆い

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170608

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180424

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181002

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6431053

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250