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JP2016196097A - シート体 - Google Patents

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JP2016196097A
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泰孝 角
Yasutaka Sumi
泰孝 角
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Kakuwa Co Ltd
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Kakuwa Co Ltd
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Abstract

【課題】一定の緩衝及び/又は断熱作用を発揮し得るシート体、及び部材を提供する。【解決手段】シート体が、緩衝用及び/又は熱の伝達を抑制するために用いられるものであって、熱を受けて伸縮する第一のフィルムと、この第一のフィルムと熱伸縮特性の異なる第二のフィルムとを備え、これら第一、第二のフィルムとが接着領域において相互に接合され、前記接着領域間の非接着領域において空気が流通可能な連通路が形成されている。また、緩衝用又は/及び断熱用の部材は、シート体が、加熱手段によって所定の変形惹起温度に達するまで加熱されることにより、前記加熱前と比べて収縮した前記第一のフィルムを備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、包装等に用いられるシート体、及び部材に関する。
従来から、熱収縮性を有するフィルムにより各種の物品を包装することが行われている(例えば、非特許文献1を参照)。
ところが、単にこのようなフィルムを使用するのみでは緩衝作用や断熱作用に乏しいため、別途気泡シート等の緩衝シートを並列的に配置する必要があった。
"東洋紡ウェブサイト"、〔online〕、〔平成26年12月18日検索〕、インターネット(URL:http://www.toyobo.co.jp/seihin/film/package/list/productslist.html)
本発明は、以上のような事情に着目してなされたもので、少なくとも、一定の緩衝及び/又は断熱作用を発揮し得るシート体、及び部材を提供することにある。
すなわち、本発明は次の構成をなしている。
請求項1に記載のシート体は、緩衝用及び/又は熱の伝達を抑制するために用いられるものであって、熱を受けて伸縮する第一のフィルムと、この第一のフィルムと熱伸縮特性の異なる第二のフィルムとを備え、これら第一、第二のフィルムとが接着領域において相互に接合され、前記接着領域間の非接着領域において空気が流通可能な連通路が形成されているものである。
請求項2に記載のシート体は、緩衝用及び/又は熱の伝達を抑制するために用いられるものであって、熱を受けて伸縮する第一のフィルムと、この第一のフィルムと熱伸縮特性の異なる第二のフィルムとを備え、これら第一、第二のフィルムとがパターン化された接着領域において相互に接合され、前記接着領域間の非接着領域において空気が流通可能な連通路が形成されており、相互に接合した後の前記第一、第二のフィルムを順次巻取工程を経て作られるシート体であって、前記連通路が、前記巻取工程における上流側に向かって連続し外部に開放されるように形成されているものである。
請求項3に記載のシート体は、請求項2記載の構成において、前記接着領域が、前記巻取工程におけるシート流れ方向に対して傾斜した帯状のものであり、前記連通路が、前記シート流れ方向に対して傾斜した直線状のものである。
請求項4に記載のシート体は、請求項1、2又は3記載の構成において、前記第一のフィルムが、所定の変形惹起温度に達するまで加熱されることにより収縮するものであり、前記第二のフィルムが、前記変形惹起温度では前記第一のフィルムよりも収縮しないものである。
請求項5に記載のシート体は、請求項1、2、3又は4記載の構成において、前記第一のフィルムが、所定の変形惹起温度に達するまで加熱されることにより主として一軸方向に収縮するものである。
請求項6に記載のシート体は、請求項1、2、3又は4記載の構成において、前記第一のフィルムが、所定の変形惹起温度に達するまで加熱されることにより二軸方向に収縮するものである
請求項7に記載のシート体は、請求項1、2、3、4、5又は6記載の構成において、前記接着領域が、塊状のものであり、前記連通路が、前記各接着領域間に形成されたジグザグ状のものである。
請求項8に記載のシート体は、請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の構成において、物品の一部又は全部を被覆した後に、加熱手段により加熱されることにより、少なくとも、前記第一のフィルムが収縮し得るように構成されている。
請求項9に記載のシート体は、請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の構成において、飲料容器の外側部分を支持し得る筒状に形成され、加熱手段である前記飲料容器の熱により、少なくとも前記第一のフィルムが収縮し得るように構成されている。
請求項10に記載の部材は、請求項1〜9何れかに記載のシート体が、加熱手段によって所定の変形惹起温度に達するまで加熱されることにより、前記加熱前と比べて収縮した前記第一のフィルムを備えている緩衝用又は/及び断熱用のものである。
請求項11に記載のシート体は、緩衝用及び/又は熱の伝達を抑制するために用いられるものであって、熱を受けて伸縮する第一のシート部材と、この第一のシート部材と熱伸縮特性の異なる第二のシート部材とを備え、これら第一、第二のシート部材とが接着領域において相互に接合され、前記接着領域間の非接着領域において空気が流通可能な連通路が形成されているものである。
請求項12に記載のシート体は、請求項11記載の構成において、前記第一のシート部材が、熱を受けて伸縮するフィルムであり、前記第二のシート部材が、前記フィルムと熱収縮特性の異なるシートである。
ここで、「フィルム」とは、厚み寸法が250μm未満のものをいい、「シート」とは、厚み寸法が250μm以上のものをいう。「シート部材」とは、これらフィルム及びシートを包含する概念のものである。なお、「シート体」とは、「シート」とは異なる概念である。
以上説明したように本発明によれば、少なくとも、一定の緩衝及び/又は断熱作用を発揮し得るシート体、及び部材を提供することができるものとなる。
本発明の製造工程を説明するための模式図。 同実施形態におけるシート体の平面図。 図2におけるA−A線断面図。 加熱された後のシート体(部材)の一例を説明するための端面図。 図1におけるX方向矢視図。 図1におけるX方向矢視図。 他の実施形態であるシート体を示す平面図。 他の実施形態であるシート体を示す平面図。 他の実施形態であるシート体を示す平面図。 他の実施形態であるシート体を示す平面図。 他の実施形態であるシート体を示す平面図。 他の実施形態であるシート体を示す平面図。 図12におけるB−B線断面図。 加熱された後のシート体(部材)の一例を説明するための端面図。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜5を参照して説明する。なお、図3及び図4は、シート体Cの概略的な断面図及び端面図であるが、見え易さ及び説明の便宜のために厚み寸法を誇張したものを示している。
このシート体Cは、緩衝用に用いられたり、熱の伝達を抑制するためのいわゆる断熱用に用いられたりするものである。
シート体Cは、熱を受けて伸縮するシート部材たる第一のフィルム1と、この第一のフィルム1と熱伸縮特性の異なるシート部材たる第二のフィルム2とを備えている。これら第一、第二のフィルム1、2とが接着領域3において相互に接合されている。そして、複数の接着領域3間の非接着領域4において空気が流通可能な連通路5が形成されている。
この実施形態では、第一、第二のフィルム1、2とがパターン化された接着領域3において相互に接合されている。シート体Cは、相互に接合した後の前記第一、第二のフィルム1、2を順次巻取工程S4を経て作られるものであって、前記連通路5が、前記巻取工程S4における上流側に向かって連続し外部に開放されるように形成されている。
前記第一のフィルム1は、種々の加熱手段(図示せず)により所定の変形惹起温度に達するまで加熱されることにより収縮するものである。この実施形態では、第一のフィルム1は、加熱手段により所定の変形惹起温度に達するまで加熱されることにより主として一軸方向に収縮するようになっている。
より具体的に言えば、第一のフィルム1は、ポリエチレンテレフタレート(PET)により作られたものであり、厚み寸法が9〜30μmに設定された、東洋紡株式会社製のものが用いられている。第一のフィルム1の変形惹起温度は60°〜100°に設定されており、加熱手段により変形惹起温度に達するまで加熱されることにより一軸方向に40〜60%収縮し得るものとなっている。
前記第二のフィルム2は、前記変形惹起温度では前記第一のフィルム1よりも収縮しない、或いは、第一のフィルム1よりも収縮度が低いものである。より具体的に言えば、第二のフィルム2は、無延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)やリニアポリエチレン(L−LDPE)により作られたものであり、厚み寸法が30〜100μmに設定された、東洋紡株式会社製のものが用いられている。
接着領域3は、前記第一のフィルム1の内面側に接着剤gを塗布することにより形成されたもので、平面視において、前記巻取工程S4におけるシート流れ方向Fに対して傾斜した帯状のものである。第一、第二のフィルム1、2間には、複数箇所に接着領域3が形成されたものとなっている。より具体的に言えば、接着領域3は、平面視において幅寸法が3mm〜5mmに設定されており、より好ましくは5mmに設定されている。また、隣接する接着領域3間に形成される非接着領域4は、約8mmに設定されている。なお、接着領域3を形成する接着剤gとしては、ポリエステル系統の接着剤gが使用されている。図3では、把握の便宜のために厚み方向の寸法を誇張したものを表示しているが、実際のものは、接着領域3における接着剤gの層の厚みは、例えば2〜4μm程度に設定されている。
前記各接着領域3間にそれぞれ形成される各非接着領域4は、僅かに残存する空気aの流通を許容する連通路5を形成している。これら各連通路5は、平面視において前記シート流れ方向Fに対して傾斜した直線状のものであり、前記巻取工程S4における上流側に向かって連続し外部に開放されている。各連通路5の一端、すなわち巻取工程S4における上流側に位置する一端は、第一、第二のフィルム1、2の側端縁においてそれぞれ外部に開放されている。
次いで、このシート体Cの製造工程を概略的に説明する。
このシート体Cは、繰出工程S1と、接着剤塗布工程S2と、接着工程S3とを経て連続的に製造されるもので、巻取工程S4において、芯材Jに巻取った状態で出荷される。
繰出工程S1は、原反Aから第一のフィルム1を順次繰出すとともに原反Bから第二のフィルム2を順次繰出すようにしたものである。
接着剤塗布工程S2は、原反Aから繰出された第一のフィルム1の一面に接着剤転写手段である転写ロールR1を用いて接着剤gをパターン状に塗布する工程を含むものである。
接着工程S3は、接着剤塗布工程S2を経ることにより接着剤gが塗布された第一のフィルム1と、原反Bから繰出された第二のフィルム2とを挟圧手段手段たる対をなす加圧ロールP1、P2により挟圧することによりこれら第一、第二のフィルム1、2を接着剤gを介して接合するものである。
巻取工程S4は、前記加圧ロールP1、P2間を通過して相互に接着された第一、第二のフィルム1、2を図示しない巻取手段により芯材Jに順次巻き取らせるものであり、巻取速度を制御することにより前記第一、第二のフィルム1、2に一定の張力を付与し得るようになっている。
この巻取工程S4において、接着工程S3を経た直後の前記第一、第二のフィルム1、2間に介在している空気aが外部に排除されるようになっている。つまり、巻取工程S4は、フィルム1、2間に介在している空気aを外部に排出するための空気排出工程を兼ねている。すなわち、第一、第二のフィルム1、2に張力を付与しつつ芯材Jに対して巻き取る際には、図1及び図5に示すように、巻取開始ラインLの付近において第一、第二のフィルム1、2に両者を密着させる方向の圧接力が作用する。その圧接力により非接着領域4に残存している空気aは順次しごかれて連通路5内を移動し、最終的に連通路5の一端から外部に放出されることになる。換言すれば、非接着領域4に残存している空気aは、巻取工程S4において連通路5内において上流側に押し出され、芯材Jに巻き込まれ難くなっている。シート体Cは、一定の長さが芯材Jに巻き付けられた後に、シートロールYとして出荷される状態になる。
以上のようにして作られたシート体Cは、加熱手段により所定の変形惹起温度にまで加熱されて、部材すなわち、緩衝材、及び/又は、断熱材としての形状に変化し得るものとなっている。シート体Cを加熱して部材を得るための加熱手段としては、例えば、トンネル状の加熱炉内を通過させて、シート体Cに所定の設定温度の加熱処理を施すものや、シート体Cに熱湯等の加熱された液体物を触れさせるもの等がある。加熱手段は、シート体Cを所定の変形惹起温度まで加熱することができるものであれば、どのようなものであってもよい。
この実施形態では、シート体Cは、加熱処理を経ると第一のフィルム1が一軸方向すなわちシート流れ方向Fに沿って30〜50%程度縮小する一方で、第二のフィルム2は殆ど縮小しないようになっている。その結果、図4に示すように、第一のフィルム1が平面状態を維持するとともに第二のフィルム2が特に非接着領域4に位置する部位において厚み方向に蛇行するように撓むものとなり、あたかも気泡シートや段ボールのような立体構造を有した部材Kになる。
シート体Cは、加熱手段により所定の温度に加熱されて、種々の用途に用いられる部材に変形し得るものである。その例としては、次のとおりである。
例えば、シート体Cを、商品そのもの、或いは、商品が収納された収納容器などの各種物品の一部又は全部に被覆し、その後、加熱手段により所定の変形惹起温度まで当該シート体Cを加熱して、少なくとも、前記第一のフィルムが収縮し得るようにした態様のものがある。
このようにすれば、シート体Cを加熱して得られる部材Kは、配送時において商品等が動き難くなり、且つ、安定支持された状態を形成することができるとともに、気泡シートに類似した一定の緩衝機能を発揮し得る梱包材としての役割を担う。
その他の例としては、例えば、図11に示すように、シート体Cを、飲料容器7の外側部分を支持し得る筒状に形成したものがある。
この筒状のシート体Cは、ホットドリンクが入れられた飲料容器7の熱により、少なくとも前記第一のフィルム1が収縮し得るように設定されている。筒状に形成されたシート体Cは、第一のフィルム1が収縮して、第一、第二のフィルム1、2間の接着領域間における非接着領域の空隙が大きくなることにより、一定の断熱機能を発揮し得る部材K、すなわち所謂カップホルダーを形成することができるものとなっている。なお、筒状のシート体Cは、飲料容器7に装着する前段階において、あらかじめ所定の変形惹起温度に加熱しておき、部材Kすなわちカップホルダーを形成したものとしてもよいのはもちろんのことである。
以上に説明した通り、シート体Cは、加熱手段によって所定の変形惹起温度に達するまで加熱されることにより、前記加熱前と比べて収縮した前記第一のフィルムを備えている緩衝用又は/及び断熱用の部材Kが形成され得るようになっている。
本実施形態に係るシート体Cは、緩衝用及び/又は熱の伝達を抑制するために用いられるものであって、熱を受けて伸縮するシート部材たる第一のフィルム1と、この第一のフィルム1と熱伸縮特性の異なるシート部材たる第二のフィルム2とを備え、これら第一、第二のフィルム1、2とが複数の接着領域3において相互に接合され、前記接着領域3間の非接着領域4において空気が流通可能な連通路5が形成されている。このため、一定の緩衝及び/又は断熱作用を発揮し得るシート体Cを提供することができるものとなる。
シート体Cは、熱を受けて伸縮する第一のフィルム1と、この第一のフィルム1と熱伸縮特性の異なる第二のフィルム2とを備え、これら第一、第二のフィルム1、2とがパターン化された接着領域3において相互に接合され、前記接着領域3間の非接着領域4において空気が流通可能な連通路5が形成されており、相互に接合した後の前記第一、第二のフィルム1、2を順次巻取工程S4を経て作られるものである。そして、このシート体Cの前記連通路5が、前記巻取工程S4における上流側に向かって連続し外部に開放されるように形成されている。このため、一定の緩衝作用を発揮し得るとともに保管や輸送に供するべく効率良く巻回され易いシート体Cを提供することができるものとなる。
すなわち、連通路5が巻取工程S4における上流側に向かって連続し、外部に開放されるように形成されているため、空気排出工程を兼ねた巻取工程S4において、連通路5内に存する空気aが滞留することなく外部に向けて排出され得るものとなる。このため、シート体Cは、内部に残存する空気aの量が極めて少ない状態で芯材Jに巻き取られるものとなり、空気aの存在による巻取量の不効率を効果的に抑制し得るものとなっている。
前記第一のフィルム1が、所定の変形惹起温度に達するまで加熱されることにより収縮するものであり、前記第二のフィルム2が、前記変形惹起温度では前記第一のフィルム1よりも収縮しないものである。このため、加熱処理を経て、第二のフィルム2が立体的形状をなすように撓むことにより、好適に緩衝材としての機能を発揮することができるものとなる。
前記第一のフィルム1が、所定の変形惹起温度に達するまで加熱されることにより主として一軸方向に収縮するものであるため、加熱処理を経て、所期の形状を実現し易いものとなる。
前記接着領域3が、前記巻取工程S4におけるシート流れ方向Fに対して傾斜した帯状のものであり、前記連通路5が、前記シート流れ方向Fに対して傾斜した直線状のものであるため、巻取工程S4において連通路5内の空気が好適に外部に向けて排出され得るものとなる。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
接着領域の形状や複数の接着領域により形成される模様は、種々のものを適用することができ、本実施形態に示されるものには限定されるものではない。
接着領域は、必ずしもパターン化されている必要はなく、不規則なものであってもよい。接着領域は、非接着領域に対して、外部からの空気の流通が可能な態様であればよい。
例えば、図6に示すように、接着領域3を左右方向に延びる複数の帯状のものにより構成し、横ストライプ状の模様を形成したものであってもよい。また、図7に示すように、接着領域3を、複数の横長楕円状のものにより構成したものであってもよい。また、図8に示すように、接着領域3を、複数の長方形状をなす第一の接着領域と、複数の正方形状をなす第二の接着領域とによって構成したものであってもよい。また、図9に示すように、接着領域3を、複数の円形状の第一の接着領域と、複数の半円弧状をなし前記円形状の第一の接着領域を囲むように配した第二の接着領域とによって構成したものであってもよい。また、図10に示すように、接着領域3を、X字状の形状をなしたものを複数間隔をあけて配することにより構成したものであってもよい。その他、接着領域3は、種々の態様のものを採用することができる。
上述した実施形態では、巻取工程が、第一、第二のフィルム間に介在している空気を外部に排出するための空気排出工程を兼ねているものとして説明していたが、このようなものには限定されるものではない。すなわち、巻取工程とは別個に空気排出工程を設けるようにしてもよい。
上述した実施形態では、第一のフィルムが位置軸方向に収縮するものについて説明したが、このようなものに限定されるものではない。すなわち、第一のフィルム及び/又は第二のフィルムが、所定の使用温度に達するまで加熱されることにより二軸方向に収縮するものであってもよい。
上述した実施形態では、接着領域が、平面視において前記巻取工程におけるシート流れ方向に対して傾斜した帯状のものを示していたが、このようなものには限定されるものではない。例えば、接着領域が、塊状のものであり、前記連通路が、前記各接着領域間に形成されたジグザグ状のものであってもよい。このようなものであっても第二のフィルムが加熱処理を経て立体的形状をなすものとなり、所期の目的を発揮し得るものとなる。
また、第一、第二のフィルム同士を接着する接着剤の種類や接着力は、種々のものを選択することができる。つまり、接着剤は、第一、第二のフィルム同士を相対移動し得ない程度に強く接着し得るものであってもよいし、第一のフィルムと第二のフィルムとが部分的に相対移動し得る程度に弱く接着し得るものであってもよい。
シート部材は、シートと比べて大きな厚み寸法を有したフィルムを適用したものであってもよいし、フィルムと比べて小さな厚み寸法を有したシートを適用したものであってもよい。すなわち、シート体は、一方側のシート部材の所定の熱を受けた場合の変形特性すなわち収縮特性と、他方側のシート部材の所定の熱を受けた場合の変形特性すなわち収縮特性とが異なるものであればよく、一方のシート部材及び他方のシート部材をそれぞれフィルムとしてもよいし、一方のシート部材及び他方のシート部材をそれぞれシートとしてもよいし、一方のシート部材をフィルムとし他方のシート部材をシートとしてもよい。
ここで、「フィルム」とは、厚み寸法が250μm未満のものをいい、「シート」とは、厚み寸法が250μm以上のものをいう。「シート部材」とは、これらフィルム及びシートを包含する概念のものである。なお、「シート体」とは、「シート」とは異なる概念である。
図12、13、及び、14では、第一のシート部材が、熱を受けて伸縮するフィルム1であり、前記第二のシート部材が、前記フィルム1と熱収縮特性の異なるシート2であるシート体C、及び、部材Kについて示している。ここで、図12及び13では、図示しない加熱手段により所定の変形惹起温度に達するまで加熱される前の状態であるシート体Cを示しており、図14では、図12及び13に示すシート体Cが所定の変形惹起温度に達するまで加熱された後の状態のものを概略的に示している。すなわち、図14に示すものはシート体Cを加熱して得られた部材K、すなわちシート体Cを所定の変形惹起温度に達するまで加熱して得られた緩衝用及び断熱用の部材Kの概略的な端面図を示している。なお、図13及び図14は、シート体C及び部材Kの概略的な断面図及び端面図であるが、見え易さ及び説明の便宜のために厚み寸法を誇張して示している。
フィルム1は、図1〜5等に基づいて説明した第一のフィルム1と同様の特性を有するものが用いられている。すなわち、フィルム1は、種々の加熱手段(図示せず)により所定の変形惹起温度に達するまで加熱されることにより収縮し得るものである。この実施形態では、フィルム1は、加熱手段により所定の変形惹起温度に達するまで加熱されることにより、主として一軸方向に収縮するようになっている。なお、このフィルム1における収縮方向である「一軸方向」とは、フィルム1の製造時における流れ方向Fと同じ方向である。
この実施形態では、フィルム1は、ポリエチレンテレフタレート(PET)により作られたものであり、厚み寸法が9〜30μmに設定された、東洋紡株式会社製のものが用いられている。フィルム1の変形惹起温度は60°〜100°に設定されており、加熱手段により変形惹起温度に達するまで加熱されることにより一軸方向に40〜60%収縮し得るものとなっている。
シート2は、厚み寸法が約500μm〜1000μmの範囲に設定されたポリエチレン発泡シートであり、前記フィルム1と熱収縮特性が異なるものとなっている。この実施形態では、シート2は、フィルム1が収縮し得る所定の変形惹起温度では、殆ど収縮しないものとなっている。シート2は、連続気泡体でもよいし、独立気泡体であってもよい。この実施形態では、シート2は、独立気泡体である無架橋の高発泡ポリエチレンシートであり、厚み寸法が約500μmに設定された、積水化成品工業製のものが用いられている。
シート体Cは、熱を受けて伸縮するシート部材たるフィルム1と、このフィルム1と熱伸縮特性の異なるシート部材たるシート2とを備えている。そして、これらフィルム1とシート2が複数の接着領域3において相互に接合され、前記接着領域3間の非接着領域4において空気が流通可能な連通路5が形成されている。図12に示すように、シート体Cは、接着領域3が流れ方向Fに対して略直交する方向となる左右方向に延びる帯状のものとなっている。そして、シート体Cは、帯状の接着領域3が複数設けられている。シート体Cは、流れ方向Fに沿って複数の接着領域3が略平行に並べ配されており、全体として横ストライプ状の模様を形成している。
シート体Cは、一定の緩衝及び/又は断熱作用を発揮し得るものとなっている。すなわち、シート体Cは、加熱手段により所定の変形惹起温度にまで加熱されて、部材Kすなわち、緩衝材、及び/又は、断熱材としての形状に変化し得るものとなっている。加熱手段は、シート体Cを所定の変形惹起温度まで加熱することができるものであれば、どのようなものであってもよい。
この実施形態では、シート体Cは、加熱処理を経るとフィルム1が一軸方向すなわち製造時におけるフィルム1の流れ方向Fに沿って30〜50%程度収縮する一方で、シート2は、殆ど収縮しないようになっている。
シート2は、加熱手段により加熱されている状態では、加熱前と比較して軟らかくなり可撓性を有するものとなる。このため、シート2は、加熱されている状態において、その弾性反発力が一時的に減衰し、一軸方向に縮小するフィルム1に対して好適に追従するものとなり、その結果、図13に示すように波型の側面視形状を形成し得るものとなっている。加熱手段により加熱されている状態を終了したシート2は、加熱されている状態と比べて低温の環境に晒されることになり、加熱されている状態よりも硬化して変形後の状態が保持されるものとなる。
その結果、図13に示すように、フィルム1が収縮により平面状態を維持するとともにシート2が特に非接着領域4に位置する部位において厚み方向に波型をなすように撓むものとなり、あたかも気泡シートや段ボールのような立体構造を有した部材Kになる。
以上に述べたとおり、図12〜14に示す実施形態のものにおいても、所期の目的を達成することができるものとなる。なお、シートは、上述した実施形態において説明したものには限定されないのはもちろんのことである。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
C…シート体
1…第一のフィルム、フィルム(第一のシート部材)
2…第二のフィルム、シート(第二のシート部材)
3…接着領域
4…非接着領域
5…連通路
S4…巻取工程

Claims (12)

  1. 緩衝用及び/又は熱の伝達を抑制するために用いられるものであって、
    熱を受けて伸縮する第一のフィルムと、この第一のフィルムと熱伸縮特性の異なる第二のフィルムとを備え、これら第一、第二のフィルムとが接着領域において相互に接合され、前記接着領域間の非接着領域において空気が流通可能な連通路が形成されているシート体。
  2. 緩衝用及び/又は熱の伝達を抑制するために用いられるものであって、
    熱を受けて伸縮する第一のフィルムと、この第一のフィルムと熱伸縮特性の異なる第二のフィルムとを備え、これら第一、第二のフィルムとがパターン化された接着領域において相互に接合され、前記接着領域間の非接着領域において空気が流通可能な連通路が形成されており、相互に接合した後の前記第一、第二のフィルムを順次巻取工程を経て作られるシート体であって、
    前記連通路が、前記巻取工程における上流側に向かって連続し外部に開放されるように形成されているシート体。
  3. 前記接着領域が、前記巻取工程におけるシート流れ方向に対して傾斜した帯状のものであり、前記連通路が、前記シート流れ方向に対して傾斜した直線状のものである請求項2記載のシート体。
  4. 前記第一のフィルムが、所定の変形惹起温度に達するまで加熱されることにより収縮するものであり、前記第二のフィルムが、前記変形惹起温度では前記第一のフィルムよりも収縮しないものである請求項1、2又は3記載のシート体。
  5. 前記第一のフィルムが、所定の変形惹起温度に達するまで加熱されることにより主として一軸方向に収縮するものである請求項1、2、3又は4記載のシート体。
  6. 前記第一のフィルムが、所定の変形惹起温度に達するまで加熱されることにより二軸方向に収縮するものである請求項1、2、3又は4記載のシート体。
  7. 前記接着領域が、塊状のものであり、前記連通路が、前記各接着領域間に形成されたジグザグ状のものである請求項1、2、3、4、5又は6記載のシート体。
  8. 物品の一部又は全部を被覆した後に、加熱手段により加熱されることにより、少なくとも、前記第一のフィルムが収縮し得るように構成されている請求項1、2、3、4、5、6又は7記載のシート体。
  9. 飲料容器の外側部分を支持し得る筒状に形成され、前記飲料容器の熱により、少なくとも前記第一のフィルムが収縮し得るように構成されている請求項1、2、3、4、5、6又は7記載のシート体。
  10. 請求項1〜9何れかに記載のシート体が、加熱手段によって所定の変形惹起温度に達するまで加熱されることにより、前記加熱前と比べて収縮した前記第一のフィルムを備えている緩衝用及び/又は断熱用の部材。
  11. 緩衝用及び/又は熱の伝達を抑制するために用いられるものであって、
    熱を受けて伸縮する第一のシート部材と、この第一のシート部材と熱伸縮特性の異なる第二のシート部材とを備え、これら第一、第二のシート部材とが接着領域において相互に接合され、前記接着領域間の非接着領域において空気が流通可能な連通路が形成されているシート体。
  12. 前記第一のシート部材が、熱を受けて伸縮するフィルムであり、前記第二のシート部材が、前記フィルムと熱収縮特性の異なるシートである請求項11記載のシート体。
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