JP2016167764A - 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】画像処理装置が送信ジョブを実行した場合に、ユーザによる必要に応じて、送信ジョブの設定をコール機能用の設定履歴として保存するための技術を提供する。【解決手段】画像処理装置(MFP)は、モバイルデバイスから受信した送信ジョブを実行すると(S101〜S103)、当該送信ジョブの設定を、過去に実行したジョブの設定を再利用してジョブを実行するコール機能のための設定履歴として保存するか否かを、ユーザによる指示に応じて決定する(S105,S106)。更に、MFPは、コール機能用の設定履歴として保存しないと決定した送信ジョブの設定について、設定履歴として保存することを禁止する(S104,S107)。【選択図】図3
Description
本発明は、画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラムに関するものである。
近年、スマートフォン、タブレットPC等の情報処理装置(端末装置)から、スキャナ、プリンタ等の画像処理装置に対して、画像処理装置において実行すべきジョブを投入する技術が知られている。そのようなジョブには、ファクシミリ(FAX)送信、電子メール送信等により外部装置にデータを送信する送信ジョブがある。送信ジョブでは、データの送信先(宛先)の指定は、情報処理装置または画像処理装置が保持するアドレス帳に登録されている情報を用いて行われうる。
また、画像処理装置の機能の1つとして、以前に行った処理の内容を、再度呼び出し可能な設定履歴として保存しておき、保存された設定履歴を呼び出して再度処理を行う機能(以下、「コール機能」と称する。)が知られている。このような機能を有する画像処理装置は、送信ジョブを実行した場合には、送信ジョブで指定された送信先を示す送信先情報を、コール機能用の設定履歴として保存する。しかし、このような送信先情報が、送信ジョブを投入した情報処理装置のユーザとは別のユーザによって利用されることは、セキュリティの観点から望ましくない。
特許文献1では、このようなセキュリティ上の問題に対処するための技術が提案されている。特許文献1には、実行すべき複数の処理の内容を定義したプロセス定義ファイルを実行した場合には、プロセス定義ファイルの内容を、コール機能用の設定履歴として保存しないようにする画像処理装置が記載されている。これにより、あるユーザによって使用されたプロセス定義ファイルが、別のユーザによって使用されることを防止している。
しかし、例えば特許文献1に記載の技術によって、送信ジョブの設定(送信先の設定)をコール機能用の設定履歴として保存しないようにする場合、あらゆる送信ジョブの設定がコール機能によって再利用できなくなる。このような場合、ユーザが送信ジョブの設定をコール機能によって再利用することを望んだとしても、設定を再度入力する必要性が生じるため、そのようなユーザにとって利便性が低下することになる。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものである。本発明は、画像処理装置が送信ジョブを実行した場合に、ユーザによる必要に応じて、送信ジョブの設定をコール機能用の設定履歴として保存するための技術を提供することを目的とする。
本発明は、例えば、画像処理装置として実現できる。本発明の一態様に係る画像処理装置は、端末装置と通信可能な画像処理装置であって、端末装置からジョブを受信して、受信した当該ジョブを実行する実行手段と、前記実行手段によって実行されたジョブの設定を、過去に実行したジョブの設定を再利用してジョブを実行するための設定履歴として保存する保存手段と、宛先の設定を含み、設定された前記宛先にデータを送信するための送信ジョブが、前記実行手段によって実行されると、当該送信ジョブの設定を前記設定履歴として保存するか否かを、ユーザによる指示に応じて決定する決定手段と、前記決定手段によって前記設定履歴として保存しないと決定された送信ジョブの設定について、前記保存手段による保存を禁止する禁止手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像処理装置が送信ジョブを実行した場合に、ユーザによる必要に応じて、送信ジョブの設定をコール機能用の設定履歴として保存することが可能になる。特に、端末装置から受信した送信ジョブに宛先の設定が含まれている場合に、当該宛先をコール機能用の設定履歴として保存するか否かを、ユーザの意図に従って制御できるようになる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
以下では、画像処理装置の例として、プリント機能、スキャン機能、FAX機能等の種々の機能を有する複合機(MFP:Multi Function Peripheral)に関する実施形態について説明する。また、情報処理装置の例として、無線通信機能を利用して、スキャン、FAX送信、電子メール送信等の種々のジョブをMFPに実行させることが可能な、携帯電話、スマートフォン、タブレットPC等のモバイルデバイス(端末装置)に関する実施形態について説明する。なお、図1及び図2については、第1乃至第4の実施形態で共通である。
<画像処理システムの構成>
図1は、画像処理システムの構成例を示すブロック図である。画像処理システム100は、MFP110、及びモバイルデバイス120で構成される。なお、画像処理システム100は、任意の数のMFP、及び任意の数のモバイルデバイスを含みうる。
図1は、画像処理システムの構成例を示すブロック図である。画像処理システム100は、MFP110、及びモバイルデバイス120で構成される。なお、画像処理システム100は、任意の数のMFP、及び任意の数のモバイルデバイスを含みうる。
(MFP110)
MFP110は、CPU11、RAM12、ROM13、操作パネル14、印刷部15、読取部16、ファクシミリ(FAX)インタフェース(I/F)17、無線LAN I/F18、有線LAN I/F19、及びストレージ20を備える。これらのデバイスは、システムバスを介して相互に通信可能である。
MFP110は、CPU11、RAM12、ROM13、操作パネル14、印刷部15、読取部16、ファクシミリ(FAX)インタフェース(I/F)17、無線LAN I/F18、有線LAN I/F19、及びストレージ20を備える。これらのデバイスは、システムバスを介して相互に通信可能である。
CPU11は、MFP110全体の動作を制御する。ROM13には、MFP110を制御するための制御プログラムであるファームウェア、種々の設定、初期値等のデータが格納されている。RAM12は、CPU11がROM13から読み出した制御プログラムが格納される作業領域として、またはCPU11によってデータが一時的に格納される一時記憶領域として利用される、揮発性の記憶デバイスである。CPU11は、ROM13から読み出した制御プログラムを実行することによって、MFP110内の各デバイスを制御する。ストレージ20は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)で構成され、OSプログラム、アプリケーションプログラム、画像データ等の種々のデータが格納される、不揮発性の記憶デバイスである。
操作パネル14(操作部)は、MFP110の動作状況または設定内容を示す画面、種々のメッセージを示す画面、またはユーザの操作を受け付けるための操作画面等、種々の画面を表示する表示部と、ユーザによる入力操作を受け付けるための入力部とを備える。入力部には、例えば、画像処理の開始を指示するためのOKボタン、画像処理のキャンセルを指示するためのキャンセルボタン等の種々のボタン、及び表示部上に配置されるタッチパネルが含まれる。印刷部15は、画像データに基づいて用紙に画像を印刷する。読取部16は、原稿の画像を読み取って、当該画像に対応する画像データを生成する。
FAX I/F17は、MFP110が公衆回線を介して外部装置と通信するための通信インタフェースである。MFP110は、FAX I/F17を介して、外部装置から送信されるFAXデータを受信し、また、外部装置にFAXデータを送信する。
無線LAN I/F18は、IEEE802.11規格及びそれに準ずる規格に基づいて外部装置と無線通信を行うための通信インタフェースである。有線LAN I/F19は、IEEE802.3規格及びそれに準ずる規格に基づいて外部装置と有線通信を行うための通信インタフェースである。MFP110は、無線LAN I/F18または有線LAN I/F19を介して、外部装置から送信されるデータを受信し、また、外部装置にデータを送信する。
画像処理システム100では、MFP110は、無線LAN I/F18または有線LAN I/F19を介して、モバイルデバイス120と通信可能である。例えば、MFP110は、無線LAN I/F18を介してルータまたは無線LANアクセスポイント(図示せず)に無線接続を行い、当該ルータまたは無線LANアクセスポイントを介して、モバイルデバイス120と通信する。あるいは、MFP110は、無線LAN I/F18を介して、例えばWi−Fi Direct規格に従った無線通信により、モバイルデバイス120と直接通信を行ってもよい。また、MFP110は、有線LAN I/F19を介してルータまたは無線LANアクセスポイント(図示せず)に有線接続を行い、当該ルータまたは無線LANアクセスポイントを介して、モバイルデバイス120と通信してもよい。
(モバイルデバイス120)
モバイルデバイス120は、CPU21、RAM22、ROM23、操作パネル24、無線LAN I/F25、ストレージ26を備える。これらのデバイスは、システムバスを介して相互に通信可能である。
モバイルデバイス120は、CPU21、RAM22、ROM23、操作パネル24、無線LAN I/F25、ストレージ26を備える。これらのデバイスは、システムバスを介して相互に通信可能である。
CPU21は、モバイルデバイス120全体の動作を制御する。ROM23には、モバイルデバイス120を制御するための制御プログラムであるファームウェア、種々の設定、初期値等のデータが格納されている。RAM22は、CPU21がROM23から読み出した制御プログラムが格納される作業領域として、またはCPU21によってデータが一時的に格納される一時記憶領域として利用される、揮発性のメモリである。CPU21は、ROM23から読み出した制御プログラムを実行することによって、モバイルデバイス120内の各デバイスを制御する。
操作パネル24は、表示機能及び入力機能の両方を有するタッチパネル方式の操作パネルである。無線LAN I/F25は、IEEE802.11規格及びそれに準ずる規格に基づいて外部装置と無線通信を行うための通信インタフェースである。
画像処理システム100では、モバイルデバイス120は、無線LAN I/F25を介して、MFP110と通信可能である。例えば、モバイルデバイス120は、無線LAN I/F25を介してルータまたは無線LANアクセスポイント(図示せず)に無線接続を行い、当該ルータまたは無線LANアクセスポイントを介して、MFP110と通信する。あるいは、モバイルデバイス120は、無線LAN I/F18を介して、例えばWi−Fi Direct規格に従った無線通信により、MFP110と直接通信を行ってもよい。
ストレージ26は、OSプログラム、アプリケーションプログラム、画像データ等の種々のデータが格納される、不揮発性の記憶デバイスである。例えば、ストレージ26には、ネットワーク上のサーバからファイルを取得して閲覧するためのWebブラウザ、種々のデバイスを制御するためのデバイスドライバ等のプログラムが格納される。また、ストレージ26に格納されたデータに基づいて、MFP110に印刷、FAX送信、または電子メール送信等の処理を実行させるためのMFPアプリケーション(MFPアプリ)27のプログラムも、ストレージ26に格納されている。なお、MFPアプリケーション27は、モバイルデバイス120に予めインストールされていてもよいし、所定のサーバからダウンロードされてモバイルデバイス120にインストールされてもよい。
MFPアプリケーション27は、操作パネル24に表示する操作画面に対するユーザの操作に従って、ユーザによって選択されたデータに基づく印刷、FAX送信、電子メール送信等のジョブを生成する。更に、MFPアプリケーション27は、MFP110との間で通信リンクを確立し、確立した通信リンクを介して、生成したジョブをMFP110に送信することで、MFP110にジョブを実行させる。
<モバイルデバイスの操作画面の例>
図2(A)〜(C)は、モバイルデバイス120において操作パネル24に表示される、MFPアプリケーション27の操作画面の例を示す図である。図2(A)〜(C)に示す各操作画面の表示は、CPU21がMFPアプリケーション27のプログラムをストレージ26から読み出して実行することによって、MFPアプリケーション27の機能として実現される。
図2(A)〜(C)は、モバイルデバイス120において操作パネル24に表示される、MFPアプリケーション27の操作画面の例を示す図である。図2(A)〜(C)に示す各操作画面の表示は、CPU21がMFPアプリケーション27のプログラムをストレージ26から読み出して実行することによって、MFPアプリケーション27の機能として実現される。
図2(A)には、MFP110に実行させる送信ジョブによる送信用の画像を表示する操作画面が示されている。この操作画面において、ユーザが操作キー201を押下すると、MFPアプリケーション27(CPU21)は、現在表示している画像に対して実行すべき処理を選択するための画面(図示せず)を表示する。例えば、実行すべき処理の候補として、「印刷(プリント)」、「FAX送信」及び「電子メール送信」が表示される。ユーザが「FAX送信」を選択した場合、CPU21は、操作パネル24の表示を図2(B)に示す操作画面に切り替える。
図2(B)には、MFP110にFAX送信を実行させるための設定をユーザが行うための操作画面が示されている。設定欄211は、FAX送信を実行するMFPを設定(選択)するために用いられる。設定欄211をユーザがタッチすると、CPU21は、モバイルデバイス120の周辺に存在するMFPを探索し、見つかったMFPを、ユーザによる選択が可能な状態で一覧表示する。ユーザは、一覧表示されたMFPのうちの1つをタッチすることで、FAX送信を実行するMFPを選択できる。
設定欄212は、FAZ送信の宛先を示す電話番号(ファックス番号)を設定するために用いられる。設定欄212の「>」の部分をユーザが押下すると、CPU21は、操作パネル24にソフトキーボードを表示することで、ユーザがキー操作により電話番号を入力できるようにする。なお、CPU21は、モバイルデバイス120に保存されている(ストレージ26に格納されている)アドレス帳を操作パネル24に表示して、表示されたアドレス帳を用いた電話番号の入力を可能にしてもよい。設定欄212には、ユーザによって入力された宛先(電話番号)が表示される。
設定キー213は、FAX送信用のカバーシートに関する設定を行うために用いられる。設定キー213の「>」の部分をユーザが押下すると、CPU21は、カバーシートに関する設定画面(図2(C))を表示する。
FAX送信キー214は、MFP110に対して、FAX送信の実行を指示するために用いられる。CPU21は、FAX送信キー214が押下されると、設定欄211〜213に対して設定された内容に基づくFAX送信ジョブを生成し、MFP110に送信する。その際、CPU21は、無線LAN I/F25を制御して、MFP110との間に通信リンクを確立し、確立した通信リンクを介して、FAX送信ジョブをMFP110に送信する。
図2(C)は、FAX送信用のカバーシートに関する設定をユーザが行うための操作画面が示されている。この操作画面において、設定欄221〜223は、カバーシートの「SUBJECT」、「FROM」及び「TO」をそれぞれ設定するために用いられる。設定欄221の「>」の部分をユーザが押下すると、CPU21は、テキスト入力画面を表示して、ユーザから「SUBJECT」の入力を受け付ける。CPU21は、入力された「SUBJECT」を設定欄221に表示する。設定欄222,223についても同様である。
設定欄224は、カバーシートの本文(「TEXT」)を設定するために用いられる。設置欄224の「>」の部分をユーザが押下すると、CPU21は、テキスト入力画面を表示して、ユーザから本文の入力を受け付ける。CPU21は、入力された本文を設定欄224に表示する。キー225は、操作パネル24の表示を図2(B)に示す操作画面に戻すために用いられる。ユーザがキー225を押下すると、CPU21は、操作パネル24の表示を図2(B)に示す操作画面に切り替えるとともに、図2(C)に示す操作画面を用いて入力されたカバーシートの設定を確定する。
上述のように、MFP110は、モバイルデバイス120からジョブを受信して、受信したジョブを実行すること、及び当該ジョブの設定を、過去に実行したジョブの設定を再利用してジョブを実行する、コール機能用の設定履歴として保存することができる。以下の各実施形態では、MFP110がモバイルデバイス120から送信ジョブを受信して実行した場合に、ユーザによる必要に応じて、送信ジョブの設定をコール機能用の設定履歴として保存する例について説明する。
具体的には、MFP110は、宛先の設定を含み、設定された宛先にデータを送信するための送信ジョブを実行すると、当該送信ジョブの設定を、コール機能用の設定履歴として登録(保存)するか否かを、ユーザによる指示に応じて決定する。更に、MFP110は、コール機能用の設定履歴として保存しないと決定した送信ジョブの設定について、設定履歴として保存することを禁止する。例えば、MFP110は、コール機能用の設定履歴として保存した設定のうちで、設定履歴として保存しないと決定した送信ジョブの設定を削除する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態では、MFP110(CPU11)は、モバイルデバイス120から受信した送信ジョブを実行すると、当該送信ジョブに設定されている宛先を、MFP110が保持するアドレス帳に登録するかについての指示を、ユーザから受け付ける。本実施形態では、このような受付処理を、操作パネル14に表示する操作画面を介してユーザから指示を受け付けることによって実現する。更に、CPU11は、宛先をアドレス帳に登録しないことが指示された場合、送信ジョブの設定をコール機能用の設定履歴として保存しないと決定し、登録することが指示された場合、送信ジョブの設定をコール機能用の設定履歴として保存すると決定する。
第1の実施形態では、MFP110(CPU11)は、モバイルデバイス120から受信した送信ジョブを実行すると、当該送信ジョブに設定されている宛先を、MFP110が保持するアドレス帳に登録するかについての指示を、ユーザから受け付ける。本実施形態では、このような受付処理を、操作パネル14に表示する操作画面を介してユーザから指示を受け付けることによって実現する。更に、CPU11は、宛先をアドレス帳に登録しないことが指示された場合、送信ジョブの設定をコール機能用の設定履歴として保存しないと決定し、登録することが指示された場合、送信ジョブの設定をコール機能用の設定履歴として保存すると決定する。
以下、図3を参照して、MFP110における具体的な処理手順について説明する。図3は、第1の実施形態に係る、モバイルデバイス120から送信ジョブが投入される場合にMFP110によって実行される処理の手順を示すフローチャートである。なお、図3に示す各ステップの処理は、CPU11がROM13またはストレージ20に格納された制御プログラムを読み出して実行することによって、MFP110において実現される。
まずS101で、CPU11は、無線LAN I/F25を介して、モバイルデバイス120から送信ジョブを受信する。送信ジョブの受信に応じて、S102で、CPU11は、受信した送信ジョブを実行する。本実施形態では、FAX送信ジョブを受信した場合について説明する。FAX送信ジョブには、宛先(送信先)を示すFAX番号、送信対象となる画像、カバーシートの設定が含まれる。CPU11は、受信したFAX送信ジョブに従ったFAX送信を実行する。
次に、S103で、CPU11は、送信ジョブ(FAX送信ジョブ)による送信(FAX送信)が成功したか否かを判定する。CPU11は、送信が成功したと判定した場合には、S104に処理を進め、送信が失敗したと判定した場合には、処理を終了する。
S104で、CPU11は、実行した送信ジョブの設定を、コール機能用に登録(保存)する。更に、S105で、CPU11は、送信ジョブの設定に含まれる宛先を、MFP110が保持するアドレス帳に登録するか否かを選択するための選択画面を、操作パネル14に表示する。図4は、そのような選択画面の例を示しており、当選択画面において、ユーザは、キー401またはキー402を押下することで、宛先をアドレス帳に登録する、または登録しないことを選択できる。
次にS106で、CPU11は、S105で表示した選択画面を用いたユーザによる選択に応じて、送信ジョブの設定に含まれる宛先を、MFP110が保持するアドレス帳に登録するか否かを判定する。CPU11は、宛先をアドレス帳に登録すると判定した場合には、アドレス帳に宛先を登録して、処理を終了する。一方、CPU11は、宛先をアドレス帳に登録しないと判定した場合には、アドレス帳に宛先を登録せずに、S106で、コール機能用に(S104で)登録した設定を削除して、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、MFP110がモバイルデバイス120から送信ジョブを受信して実行した場合に、送信ジョブの設定をコール機能用の設定履歴として保存するか否かを、ユーザによる選択に従って決定する。したがって、送信ジョブに含まれる宛先をコール機能用の設定履歴として保存するか否かを、セキュリティ上の問題を生じさせることなく、ユーザの意図に従って制御することが可能である。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、第1の実施形態の変形例として、送信ジョブに設定されている宛先をMFP110においてアドレス帳に登録するか否かについてのユーザによる指示を、モバイルデバイス120から受信する例について説明する。具体的には、CPU11は、モバイルデバイス120から受信した送信ジョブを実行すると、当該送信ジョブに設定されている宛先をアドレス帳に登録するか否かをモバイルデバイス120に問い合わせる。更に、CPU11は、当該宛先をアドレス帳に登録するか否かについてのユーザによる指示を、モバイルデバイス120から受信する。なお、以下では、第1の実施形態と共通する部分については説明を省略している。
第2の実施形態では、第1の実施形態の変形例として、送信ジョブに設定されている宛先をMFP110においてアドレス帳に登録するか否かについてのユーザによる指示を、モバイルデバイス120から受信する例について説明する。具体的には、CPU11は、モバイルデバイス120から受信した送信ジョブを実行すると、当該送信ジョブに設定されている宛先をアドレス帳に登録するか否かをモバイルデバイス120に問い合わせる。更に、CPU11は、当該宛先をアドレス帳に登録するか否かについてのユーザによる指示を、モバイルデバイス120から受信する。なお、以下では、第1の実施形態と共通する部分については説明を省略している。
<モバイルデバイス120における処理>
図5は、第2の実施形態に係る、モバイルデバイス120によって実行される処理の手順を示すフローチャートである。なお、図5に示す各ステップの処理は、CPU21がROM23またはストレージ26に格納されたプログラムを読み出して実行することによって、モバイルデバイス120において実現される。また、本実施形態では、第1の実施形態と同様、送信ジョブとしてFAX送信ジョブがMFP110で実行される例について説明する。
図5は、第2の実施形態に係る、モバイルデバイス120によって実行される処理の手順を示すフローチャートである。なお、図5に示す各ステップの処理は、CPU21がROM23またはストレージ26に格納されたプログラムを読み出して実行することによって、モバイルデバイス120において実現される。また、本実施形態では、第1の実施形態と同様、送信ジョブとしてFAX送信ジョブがMFP110で実行される例について説明する。
まずS211で、CPU21は、MFPアプリケーション27の起動がユーザによって指示されると、ストレージ26に格納されているMFPアプリケーション27を読み出して実行して、MFPアプリケーション27を起動する。なお、以下の各ステップは、MFPアプリケーション27の機能として実現される。
次にS212で、CPU21は、モバイルデバイス120の周辺に存在するMFPを探索し、見つかったMFPを、ユーザによる選択が可能な状態で一覧表示する。更にS213で、CPU21は、図2に示すような操作画面によって、送信ジョブ(FAX送信ジョブ)の設定及び実行指示をユーザから受け付けると、FAX送信ジョブを生成してMFP110に送信する。
その後、S214で、CPU21は、MFP110による送信ジョブの実行結果に関する情報をMFP110から受信することで、MFP110において送信ジョブ(FAX送信ジョブ)による送信(FAX送信)が成功したか否かを判定する。CPU21は、送信が成功したと判定した場合には、S215に処理を進め、送信が失敗したと判定した場合には、処理を終了する。
S215で、CPU21は、送信ジョブの設定に含まれる宛先を、MFP110が保持するアドレス帳に登録するか否かを選択するための選択画面を、操作パネル24に表示する。CPU21は、第1の実施形態と同様、図4に示されるような選択画面を表示し、当選択画面において、ユーザは、キー401またはキー402を押下することで、宛先をアドレス帳に登録する、または登録しないことを選択できる。
次にS216で、CPU21は、S215で表示した選択画面を用いたユーザによる選択に応じて、送信ジョブの設定に含まれる宛先を、MFP110が保持するアドレス帳に登録するか否かを判定する。CPU21は、宛先をアドレス帳に登録すると判定した場合には、S217で、宛先をアドレス帳に登録すべきことを示す宛先登録通知を、MFP110に送信し、処理を終了する。一方、CPU21は、宛先をアドレス帳に登録しないと判定した場合には、S218で、宛先をアドレス帳に登録すべきではないことを示す宛先不登録通知を、MFP110に送信し、処理を終了する。
<MFP110における処理>
図6は、第2の実施形態に係る、モバイルデバイス120から送信ジョブが投入される場合にMFP110によって実行される処理の手順を示すフローチャートである。なお、図6に示す各ステップの処理は、CPU11がROM13またはストレージ20に格納された制御プログラムを読み出して実行することによって、MFP110において実現される。
図6は、第2の実施形態に係る、モバイルデバイス120から送信ジョブが投入される場合にMFP110によって実行される処理の手順を示すフローチャートである。なお、図6に示す各ステップの処理は、CPU11がROM13またはストレージ20に格納された制御プログラムを読み出して実行することによって、MFP110において実現される。
S101〜S103は、第1の実施形態と同様である。S103で、CPU11は、送信が成功したと判定した場合には、S104に処理を進め、送信が失敗したと判定した場合には、処理をS201に進める。S201で、CPU11は、送信ジョブによる送信に失敗したことを示す送信失敗通知をモバイルデバイス120に送信し、処理を終了する。
一方、S104で、CPU11は、実行した送信ジョブの設定を、コール機能用に登録(保存)し、処理をS202に進める。S202で、CPU11は、送信ジョブによる送信に成功したことを示す送信成功通知をモバイルデバイス120に送信し、処理をS203に進める。CPU11は、この送信成功通知によって、FAX送信ジョブに設定されている宛先をアドレス帳に登録するか否かをモバイルデバイス120に問い合わせる。
S203で、CPU11は、送信ジョブに設定された宛先をアドレス帳に登録すべきか否かを示す通知を、モバイルデバイス120から受信する。更に、CPU11は、受信した通知に基づいて、送信ジョブの設定に含まれる宛先を、MFP110が保持するアドレス帳に登録するか否かを判定する。CPU11は、宛先をアドレス帳に登録すると判定した場合には、アドレス帳に宛先を登録して、処理を終了する。一方、CPU11は、宛先をアドレス帳に登録しないと判定した場合には、アドレス帳に宛先を登録せずに、S204で、コール機能用に(S104で)登録した設定を削除して、処理を終了する。
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様、送信ジョブに含まれる宛先をコール機能用の設定履歴として保存するか否かを、セキュリティ上の問題を生じさせることなく、ユーザの意図に従って制御することが可能である。
[第3の実施形態]
第1及び第2の実施形態では、送信ジョブに設定された宛先をアドレス帳に登録するか否かに応じて、当該宛先をコール機能用の設定履歴に保存するか否かを制御している。これに対して、第3の実施形態では、送信ジョブの設定をコール機能用の設定履歴として保存するか否かについての指示を、ユーザから受け付ける例について説明する。本実施形態では、このような受付処理を、操作パネル14に表示する操作画面を介してユーザから指示を受け付けることによって実現する。更に、CPU11は、受け付けた指示に応じて、送信ジョブの設定をコール機能用の設定履歴として保存するか否かを決定する。なお、以下では、第1及び第2の実施形態と共通する部分については説明を省略している。
第1及び第2の実施形態では、送信ジョブに設定された宛先をアドレス帳に登録するか否かに応じて、当該宛先をコール機能用の設定履歴に保存するか否かを制御している。これに対して、第3の実施形態では、送信ジョブの設定をコール機能用の設定履歴として保存するか否かについての指示を、ユーザから受け付ける例について説明する。本実施形態では、このような受付処理を、操作パネル14に表示する操作画面を介してユーザから指示を受け付けることによって実現する。更に、CPU11は、受け付けた指示に応じて、送信ジョブの設定をコール機能用の設定履歴として保存するか否かを決定する。なお、以下では、第1及び第2の実施形態と共通する部分については説明を省略している。
以下、図7を参照して、MFP110における具体的な処理手順について説明する。図7は、第3の実施形態に係る、モバイルデバイス120から送信ジョブが投入される場合にMFP110によって実行される処理の手順を示すフローチャートである。なお、図7に示す各ステップの処理は、CPU11がROM13またはストレージ20に格納された制御プログラムを読み出して実行することによって、MFP110において実現される。
S101〜S106については、第1の実施形態と同様である。ただし、S106で、CPU11は、宛先をアドレス帳に登録すると判定した場合には、S301で、アドレス帳に宛先を登録し、処理をS302に進め、登録しないと判定した場合には、アドレス帳に宛先を登録せずに処理をS302に進める。
S302で、CPU11は、送信ジョブの設定に含まれる宛先を、コール機能用の設定理履歴として保存(登録)するか否かを選択するための選択画面を、操作パネル14に表示する。図8は、そのような選択画面の例を示しており、当選択画面において、ユーザは、キー801またはキー802を押下することで、宛先をコール機能用の設定履歴として登録する、または登録しないことを選択できる。
次に、S303で、CPU11は、S302で表示した選択画面を用いたユーザによる選択に応じて、送信ジョブの設定に含まれる宛先を、コール機能用の設定履歴として保存(登録)するか否かを判定する。CPU11は、宛先をコール機能用の設定履歴として登録すると判定した場合には、処理を終了し、登録しないと判定した場合には、コール機能用に(S104で)登録した設定を削除して、処理を終了する。
本実施形態によれば、第1及び第2の実施形態と同様、送信ジョブに含まれる宛先をコール機能用の設定履歴として保存するか否かを、セキュリティ上の問題を生じさせることなく、ユーザの意図に従って制御することが可能である。
[第4の実施形態]
第4の実施形態では、第3の実施形態の変形例として、送信ジョブに設定されている宛先をMFP110においてアドレス帳に登録するか否かについてのユーザによる指示を、モバイルデバイス120から受信する例について説明する。具体的には、CPU11は、モバイルデバイス120から受信した送信ジョブを実行すると、当該送信ジョブに設定されている宛先をコール機能用の設定履歴として保存するか否かをモバイルデバイス120に問い合わせる。更に、CPU11は、当該宛先をコール機能用の設定履歴として保存するか否かについてのユーザによる指示を、モバイルデバイス120から受信する。なお、以下では、第1乃至第3の実施形態と共通する部分については説明を省略している。
第4の実施形態では、第3の実施形態の変形例として、送信ジョブに設定されている宛先をMFP110においてアドレス帳に登録するか否かについてのユーザによる指示を、モバイルデバイス120から受信する例について説明する。具体的には、CPU11は、モバイルデバイス120から受信した送信ジョブを実行すると、当該送信ジョブに設定されている宛先をコール機能用の設定履歴として保存するか否かをモバイルデバイス120に問い合わせる。更に、CPU11は、当該宛先をコール機能用の設定履歴として保存するか否かについてのユーザによる指示を、モバイルデバイス120から受信する。なお、以下では、第1乃至第3の実施形態と共通する部分については説明を省略している。
<モバイルデバイス120における処理>
図9は、第4の実施形態に係る、モバイルデバイス120によって実行される処理の手順を示すフローチャートである。なお、図9に示す各ステップの処理は、CPU21がROM23またはストレージ26に格納されたプログラムを読み出して実行することによって、モバイルデバイス120において実現される。また、本実施形態では、第1の実施形態と同様、送信ジョブとしてFAX送信ジョブがMFP110で実行される例について説明する。
図9は、第4の実施形態に係る、モバイルデバイス120によって実行される処理の手順を示すフローチャートである。なお、図9に示す各ステップの処理は、CPU21がROM23またはストレージ26に格納されたプログラムを読み出して実行することによって、モバイルデバイス120において実現される。また、本実施形態では、第1の実施形態と同様、送信ジョブとしてFAX送信ジョブがMFP110で実行される例について説明する。
S211〜S218については、第2の実施形態と同様である。S217またはS218の処理の後、CPU21は、次にS411で、図8に示されるような選択画面を表示し、当選択画面において、ユーザは、キー801またはキー802を押下することで、送信ジョブに設定された宛先をコール機能用の設定履歴として登録する、または登録しないことを選択できる。
次に、S412で、CPU21は、CPU21は、S411で表示した選択画面を用いたユーザによる選択に応じて、送信ジョブの設定に含まれる宛先を、MFP110においてコール機能用の設定履歴として登録するか否かを判定する。CPU21は、宛先を登録すると判定した場合には、S413で、宛先をコール機能用の設定履歴として登録すべきことを示すコール登録通知を、MFP110に送信し、処理を終了する。一方、CPU21は、宛先を登録しないと判定した場合には、S414で、宛先をコール機能用の設定履歴として登録すべきではないことを示すコール不登録通知を、MFP110に送信し、処理を終了する。
<MFP110における処理>
図10は、第4の実施形態に係る、モバイルデバイス120から送信ジョブが投入される場合にMFP110によって実行される処理の手順を示すフローチャートである。なお、図10に示す各ステップの処理は、CPU11がROM13またはストレージ20に格納された制御プログラムを読み出して実行することによって、MFP110において実現される。
図10は、第4の実施形態に係る、モバイルデバイス120から送信ジョブが投入される場合にMFP110によって実行される処理の手順を示すフローチャートである。なお、図10に示す各ステップの処理は、CPU11がROM13またはストレージ20に格納された制御プログラムを読み出して実行することによって、MFP110において実現される。
S101〜S104,S201〜S203については、第2の実施形態と同様である。S203で、CPU11は、宛先をアドレス帳に登録すると判定した場合には、S401で、アドレス帳に宛先を登録して、処理をS402に進める一方、登録しないと判定した場合には、アドレス帳に宛先を登録せずに、処理をS402に進める。
S402で、CPU11は、モバイルデバイス120から送信されるコール不登録通知またはコール登録通知に応じて、送信ジョブに設定されている宛先をコール機能用の設定履歴として登録すべきか否かを判定する。更に、CPU11は、宛先を設定履歴に登録しないと判定した場合には、S403で、コール機能用に(S104で)登録した設定を削除して、処理を終了する。
本実施形態によれば、第1乃至第3の実施形態と同様、送信ジョブに含まれる宛先をコール機能用の設定履歴として保存するか否かを、セキュリティ上の問題を生じさせることなく、ユーザの意図に従って制御することが可能である。
[その他の実施形態]
上述の各実施形態では、モバイルデバイス120からMFP110にFAX送信ジョブを実行させる例について説明している。しかし、上述の各実施形態は、FAX送信ジョブに限らず、電子メール送信ジョブ等の送信ジョブをMFP110が実行する場合にも、同様に適用できる。
上述の各実施形態では、モバイルデバイス120からMFP110にFAX送信ジョブを実行させる例について説明している。しかし、上述の各実施形態は、FAX送信ジョブに限らず、電子メール送信ジョブ等の送信ジョブをMFP110が実行する場合にも、同様に適用できる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:画像処理システム、110:MFP、120:モバイルデバイス、
11,21:CPU、18,25:無線LAN I/F、19:有線LAN I/F、
14,24:操作パネル
11,21:CPU、18,25:無線LAN I/F、19:有線LAN I/F、
14,24:操作パネル
Claims (10)
- 端末装置と通信可能な画像処理装置であって、
端末装置からジョブを受信して、受信した当該ジョブを実行する実行手段と、
前記実行手段によって実行されたジョブの設定を、過去に実行したジョブの設定を再利用してジョブを実行するための設定履歴として保存する保存手段と、
宛先の設定を含み、設定された前記宛先にデータを送信するための送信ジョブが、前記実行手段によって実行されると、当該送信ジョブの設定を前記設定履歴として保存するか否かを、ユーザによる指示に応じて決定する決定手段と、
前記決定手段によって前記設定履歴として保存しないと決定された送信ジョブの設定について、前記保存手段による保存を禁止する禁止手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記送信ジョブが前記実行手段によって実行されると、前記送信ジョブに設定されている前記宛先を前記画像処理装置が保持するアドレス帳に登録するか否かについての指示を、ユーザから受け付ける受付手段を更に備え、
前記決定手段は、前記宛先を前記アドレス帳に登録しないことが指示された場合、前記送信ジョブの設定を前記設定履歴として保存しないと決定し、前記宛先を前記アドレス帳に登録することが指示された場合、前記送信ジョブの設定を前記設定履歴として保存すると決定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記受付手段は、前記送信ジョブに設定されている前記宛先を前記アドレス帳に登録するか否かについてのユーザによる指示を、前記画像処理装置の操作部に表示する操作画面を介してユーザから受け付ける、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記受付手段は、前記送信ジョブが前記実行手段によって実行されると、前記送信ジョブに設定されている前記宛先を前記アドレス帳に登録するか否かを前記端末装置に問い合わせ、前記宛先を前記アドレス帳に登録するか否かについてのユーザによる指示を、前記端末装置から受信する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記送信ジョブが前記実行手段によって実行されると、前記送信ジョブの設定を前記設定履歴として保存するか否かについての指示を、ユーザから受け付ける受付手段を更に備え、
前記決定手段は、前記受付手段が受け付けた前記指示に応じて、前記送信ジョブの設定を前記設定履歴として保存するか否かを決定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記受付手段は、前記送信ジョブの設定を前記設定履歴として保存するか否かについての指示を、前記画像処理装置の操作部に表示する操作画面を介して受け付ける、
ことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。 - 前記受付手段は、前記送信ジョブが前記実行手段によって実行されると、前記送信ジョブの設定を前記設定履歴として保存するか否かを前記端末装置に問い合わせ、前記送信ジョブの設定を前記設定履歴として保存するか否かについてのユーザによる指示を、前記端末装置から受信する、
ことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。 - 前記禁止手段は、前記設定履歴として保存された設定のうちで、前記決定手段によって前記設定履歴として保存しないと決定された送信ジョブの設定を削除する、
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 端末装置と通信可能な画像処理装置の制御方法であって、
端末装置からジョブを受信して、受信した当該ジョブを実行する実行工程と、
前記実行工程で実行されたジョブの設定を、過去に実行したジョブの設定を再利用してジョブを実行するための設定履歴として保存する保存工程と、
宛先の設定を含み、設定された前記宛先にデータを送信するための送信ジョブが、前記実行工程で実行されると、当該送信ジョブの設定を前記設定履歴として保存するか否かを、ユーザによる指示に応じて決定する決定工程と、
前記決定工程によって前記設定履歴として保存しないと決定された送信ジョブの設定について、前記送信ジョブの設定の保存を禁止する禁止工程と、
を含むことを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 請求項1から8のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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