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JP2016147035A - 片手だけで操作できる洗濯バサミ - Google Patents

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JP2016147035A
JP2016147035A JP2015040666A JP2015040666A JP2016147035A JP 2016147035 A JP2016147035 A JP 2016147035A JP 2015040666 A JP2015040666 A JP 2015040666A JP 2015040666 A JP2015040666 A JP 2015040666A JP 2016147035 A JP2016147035 A JP 2016147035A
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JP
Japan
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sliding shaft
shaft
laundry
fitting
hole
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JP2015040666A
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English (en)
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勲 毛利
Isao Mori
勲 毛利
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Individual
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Abstract

【課題】 金属バネを使わず、樹脂の柔軟性を利用し、洗濯バサミの開閉力の軽減、挟持部が開放状態維持のため、片手で洗濯物が干せる洗濯バサミを提供する。
【解決手段】 中央に軸と穴を持つ嵌合部があり、一端に洗濯物を挟む挟持部、他端に挟持部を開くための上部摘み部、嵌合部と上部摘み部の間に、バネ効果を生み出す、摺動孔、細い腕を持った摺動軸があり、挟持部外側は摘みやすい形状にした下部摘み部となる1片同士を嵌合部にて連結させたことを特徴とする片手だけで操作できる洗濯バサミ。
【選択図】図1

Description

本発明は、少しの力で先端の挟持部の開閉が出来、片手だけで洗濯物を取り付け可能な洗濯バサミに関するものである。
従来、洗濯バサミは、ほとんどがC型または角型の金属バネを使用していた。
そして、洗濯バサミの挟持部を開放状態に維持出来るもの(特許文献1参照)、(特許文献2参照)、全合成樹脂製のもの(特許文献3参照)、(特許文献4参照)、等がある。
特開2013−85945号公報 特開2005−28072号公報 実開平7−27486号公報 特開2002−355497号公報
これは、次のような欠点があった。
特許文献1に示される先行技術では、開閉力の軽減、挟持部の開閉状態維持という点は同じだが、C型の金属バネを使用していて、これがスライドするため、指に当たる問題がある。
特許文献2に示される先行技術では、片手で操作可能なものであるが、形状的に量産品には無理な点がある。
特許文献3に示される先行技術では、全合成樹脂の製品であるが、一般の洗濯バサミと同じ構造のため、開閉状態維持は出来なく、また樹脂数点の組み合わせになるため、やはり量産性はない。
特許文献4に示される先行技術では、一体成型の樹脂製品であるが、ピンを樹脂とすると強度が弱くなり、これを金属ピンにすると、一体成型の意味がなくなり、コストもアップする。
現在の洗濯バサミのほとんどが、C型または角型の金属バネで挟持部を閉じる様な構造になっている。
「図2」は市販の金属バネを使用している洗濯バサミ7種類(A〜G)の挟持部を開口させる時に、摘み部にかかる力と開口幅をグラフにしたものであり、挟持部が閉じている時、バネの力は最少で、挟持部を開いていくに従い、大きな力を必要とする様になる事が分かる。
挟持部は10mm以上開かないと洗濯物は干しにくいので、どの洗濯バサミも、物干し作業に指先の力、1kg程が必要になる。
コイル状スプリングを使用した洗濯バサミも同様である。
これらの金属バネを使用した洗濯バサミでは、洗濯物を止めた時の挟持部の開口寸法以上の開きに対し、この時以上の力を使用しないのが理想であるが、現在の構造では、それは不可能である。
また、これらの洗濯バサミは、樹脂が劣化してくると、挟持部を開く時に、金属バネと樹脂の接点部に大きな力がかかるため、このバネの近辺の部分から壊れてしまうものが多く、寿命が短かった。
そして、挟持部を開くために片手が必要であるため、片手だけでの洗濯物の取り付けは不可能だった。
本発明は、以上のような問題を解決するためになされたものである。
本発明は相互に全く同一の構造・形状をなす二つの挟み片が、表裏逆に・左右に嵌合して成る洗濯バサミである。
以下、吊り下げられた状態において、片方の挟み片の構造を説明する。
中央に2片を連結させるための、軸と穴を持つ嵌合部があり、一端に洗濯物を挟む挟持部、他端に上部摘み部を持つ。
嵌合部と上部摘み部の間には、細長状の摺動孔と、摺動孔の末端・外側の位置で、相手方の摺動孔を移動する摺動軸が設けられていて、摺動軸にはバネ効果を生み出すための、細くしなる腕が付いている。
挟持部の外側は摘みやすい形状にした下部摘み部となる。
この様に形成された挟み片の二つを、表裏逆に・左右に向い合せに嵌合させる形で、一つの全体としての洗濯バサミが完成される。
本発明は、以上の様に構成された片手だけで操作できる洗濯バサミである。
特許文献1〜4すべての効果を満たす事が出来、
(ア)樹脂の小さなバネ性を利用しているため、無駄に大きな力を使用する事無く、洗濯物を干す時、外す時、共に小さな力で操作出来る。
(イ)強い金属バネを使用していないため、壊れにくい。
(ウ)本製品は挟持部が開いた状態を維持し、下部摘み部があり、開閉力が小さいため、洗濯物を簡単に片手だけで干す事が出来る。
(エ)洗濯物を挟む力は、摺動孔、摺動軸腕等の形状の設計などで、自由に決める事が出来るので、挟持部の保持力の小さなものから大きなものまで、自由に作る事が出来る。
(オ)従来の洗濯バサミより挟持部を大きく開く事が出来、洗濯物を干しやすくなる。
(カ)指先の力の無い人のため、上下の摘み部を長くする事に依り、挟持部の保持力を維持したまま、開閉に使う指の力を軽減出来る。
(キ)合成樹脂製の簡単な同一部品2個を嵌め込むだけなので、安価な量産品が出来る。
(ク)金属を含まない樹脂のみなので、地球環境にやさしいエコ製品である。
(ケ)摺動軸腕部をステンレスの板バネで構成し、他をアルミ、ステンレス、チタン等の金属を使って作製すれば、半永久的に使用出来る高級洗濯バサミを作る事も可能である。
本発明において、挟持部を開いた状態を示す斜視図 一般的な洗濯バサミの挟持部の開き寸法と、その時に摘み部にかかる力を示したグラフ 本発明を構成する主要な2片の内の1片・挟み片の斜視図 本発明の一部である摺動孔と摺動軸の位置関係と、嵌合部中心からの角度を表した図 本発明の一部である挟持部の開き幅を示した正面図 本発明において、挟み片2片の組み込み直前の状態を示す斜視図 本発明の一部である嵌合部の組み込み時の状態を示す断面図
本発明は「図3」の様な形状の挟み片(1a)を、2片嵌め合わせたものであり、その1片である挟み片(1a)は、中央に挟み片2個を回転可能な状態で連結させるための、軸と穴を持つ嵌合部(8)があり、一端に洗濯物を挟むための挟持部(2)、他端に挟持部(2)を開くための上部摘み部(3)、中央の嵌合部(8)と上部摘み部(3)の間には、細長状の摺動孔(5)、その中を移動する摺動軸(6)があり、摺動軸(6)にはバネ効果が生み出せる様な細くしなる腕、摺動軸腕(7)が付いている。
また挟持部外側は、挟持部(2)を閉じやすくするため、下部摘み部(4)として指で摘みやすい形状になっている。
摺動孔(5)、摺動軸(6)はそれぞれ他方の一片のものと組み合わさり、バネ力に依る浮き上がり、及び抜けを防ぐため、摺動軸上部に軸より大きな径の頭部を持たせ、摺動孔(5)の下部には、この頭部が摺動できるような幅の溝と、組み込み時に頭部が貫通出来る様な穴が設けられている。
以上の様な機能を兼ね備えた各部を持った挟み片であり、本発明は、この挟み片2片のうち1片の挟み片(1b)を、嵌合部(8)を中心に挟持部方向に180度回転させ、他方の挟み片(1a)と嵌合部で連結したものである。
これを使用するときは、最初は上部摘み部(3)を指で摘み、挟持部(2)を開かせるが、通常、洗濯物を取り外した後は、挟持部(2)は開いた状態なので、ここに洗濯物を差し込み、下部摘み部(4)を指で摘み洗濯物を挟む。
バネの役割を果たす、摺動孔(5)、摺動軸(6)、摺動軸腕(7)の関係を次に説明する。
各々の摺動孔(5)には、それぞれ他方の挟み片の摺動軸(6)が入る様になっていて、摺動孔(5)は、摺動軸上端部の無負荷時の軌跡(14)に対し、バネ効果を出させるため、「図4」の様な形で設計されている。
挟持部(2)が開状態時の摺動軸の位置(A)の時、挟持部(2)は最大に開いていて、この時、摺動軸上端部の無負荷時の軌跡(14)と、摺動軸外周の一部が接触しているため、摺動軸腕(7)には力がかかっていない。
このため挟持部(2)は開放状態を維持する事になる。
次に、下部摘み部(4)を指で摘み、力を加えていくと、ある一定の力になった所で摺動軸(6)は摺動孔(5)に添い、挟持部にかかる力が、開閉に切り替わり時の摺動軸の位置(B)に移動する。
そして、開閉に切り替わり時の摺動軸の位置(B)に摺動軸(6)が移動した時、摺動軸腕(7)が最大に曲げられ、摺動軸に働く力(13)が矢印方向へ一番大きくなり、そこへ慣性の力も加わり、摺動軸(6)は一気に閉状態時の摺動軸の位置(C)方向へと移動する。
摺動軸(6)が閉状態時の摺動軸の位置(C)に移動した時、挟持部(2)は完全に閉じ、洗濯物が保持される。
洗濯物を外す時は、上部摘み部(3)を指で摘み、力を加えるに従い、摺動軸(6)は閉状態時の摺動軸の位置(C)から、開閉に切り替わり時の摺動軸の位置(B)に移動し、この点を通過した時点で一気に開状態時の摺動軸の位置(A)まで移動する。
摺動軸(6)が摺動孔(4)の開状態時の摺動軸の位置(A),開閉に切り替わり時の摺動軸の位置(B)の間にある時、挟持部(2)には開く方向に力が働き、そして開閉に切り替わり時の摺動軸の位置(B),閉状態時の摺動軸の位置(C)の間にある時、挟持部(2)には閉じる方向に力が働く。
摺動孔(5)の側面、摺動軸(6)側面は、挟持部(2)にスムーズな開閉をさせるため、滑らかな面が必要である。
次に、挟持部(2)の開き幅、及び挟み付け力について説明する。
「図5」より、挟持部の最大開口幅(W1)は、嵌合部中心からの挟持部の最短距離(L)と、嵌合部中心からのA,Cの角度(θ1)に依り決まり、W1≒2πL×θ1/360になり、挟持部の締め付け可能な開口幅(W2)は、嵌合部中心からの挟持部の最短距離(L)と、嵌合部中心からのB,Cの角度(θ2)より、W2<2πL×θ2/360 になる。
設計において、締め付け可能な開口幅(W2)を大きく取ろうとするには、嵌合部中心からの挟持部の最短距離(L)、及び、締め付け可能な、嵌合部中心からのB,Cの角度(θ2)を大きくすれば良い。
また、挟持部(2)の挟み付け力は摺動軸の位置の他、摺動軸腕(7)の幅、長さ、高さ、さらに材質に依っても変化してくる。
そして前述の摺動孔(5)の形状、位置に依っても挟み付け力は大きく変化する。
最後に、嵌合部(8)の構造、及び組み立て方について説明する。
嵌合部(8)は「図3」からわかるように、下部に軸を受ける穴、嵌合部穴(10)があり、一端は切欠きが2か所入り、曲りやすいように厚みが薄くなった嵌合部切り欠き部(12)がある。
中間部は扇方の形状で上部の軸、嵌合部軸(9)に繋がっていて、その下方に円錐状テーパー(11)を有し、これにより2片の連結、及び回転が可能になる。
組み込みは「図6」の様に、1片の挟み片を180度回転させ、摺動孔(5)の穴が大きくなっている部分に、それぞれ他方の摺動軸頭部を差し込み、嵌合部(8)を突き合わせる。
嵌合部軸(9)の下には、円錐状テーパー(11)が取ってあり、力を入れて押し込む様にすると、「図7」の様に、嵌合部切り欠き部(12)が外側に曲げられ、軸が穴に挿入後、嵌合部切り欠き部(12)が元に戻り連結が完成する。
組み込んだものは、破壊しない限り外れる事はない。
1a 挟み片
1b 挟み片
2 挟持部
3 上部摘み部
4 下部摘み部
5 摺動孔
6 摺動軸
7 摺動軸腕
8 嵌合部
9 嵌合部軸
10 嵌合部穴
11 円錐状テーパー
12 嵌合部切り欠き部
13 摺動軸に働く力
14 摺動軸上端部の無負荷時の軌跡
A 開状態時の摺動軸の位置
B 開閉に切り替わり時の摺動軸の位置
C 閉状態時の摺動軸の位置
L 嵌合部中心からの挟持部の最短距離
θ1 嵌合部中心からのA,Cの角度
θ2 嵌合部中心からのB,Cの角度
W1 最大開口幅
W2 締め付け可能な開口幅

Claims (1)

  1. 相互に全く同一の構造・形状をなす二つの挟み片が、表裏逆に・左右に嵌合して成る洗濯バサミであり、一片の挟み片は、中央に2片を連結させるための軸と穴を持つ嵌合部があり、一端に洗濯物を挟む挟持部、他端に上部摘み部を持ち、嵌合部と上部摘み部の間には、細長状の摺動孔と、摺動孔を移動する摺動軸があり、摺動軸には細い腕が付き、挟持部の外側は摘みやすい形状にした下部摘み部となり、この様に形成された挟み片の二つを、表裏逆に・左右に向い合せに嵌合させる形で完成されることを特徴とする片手だけで操作できる洗濯バサミ。
JP2015040666A 2015-02-12 2015-02-12 片手だけで操作できる洗濯バサミ Pending JP2016147035A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019024588A (ja) * 2017-07-26 2019-02-21 悦夫 津田 弾性材圧縮式洗濯バサミ

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