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JP2016120142A - 使い捨て着用物品 - Google Patents

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JP2016120142A JP2014262817A JP2014262817A JP2016120142A JP 2016120142 A JP2016120142 A JP 2016120142A JP 2014262817 A JP2014262817 A JP 2014262817A JP 2014262817 A JP2014262817 A JP 2014262817A JP 2016120142 A JP2016120142 A JP 2016120142A
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Abstract

【課題】安定的にポケット構造を形成する使い捨て着用物品の提供。【解決手段】前及び後胴回り域と、股間域と、股間域に配置される吸収構造体とを備える着用物品であって、吸収構造体が、吸収体と、吸収体から横方向両外側に延び出すサイドフラップを備え、サイドフラップが、吸収体から離間し縦方向に延びる遠位縁と、吸収体と遠位縁との間で縦方向に延びる分岐線と、分岐線から分岐して縦中心線に向け延び出す防漏カフ部と、分岐線と遠位縁との間で縦方向に延びるレッグ弾性部とを備え、防漏カフ部とレッグ弾性部が分岐線において接合され、防漏カフ部は、分岐線から離間し縦方向に延び防漏カフ弾性部材が接合される自由縁を有し、レッグ弾性部は幅が等しい3つのサブ領域に区画され、各サブ領域に脚回り弾性部材が縦方向に接合され、レッグ弾性部のレッグ弾性部前後端部がそれぞれ前後胴回り域に接合される。【選択図】図2

Description

本発明は、使い捨ての着用物品に関する。
従来、使い捨ての着用物品は公知である。例えば、特許文献1には、吸収体と、吸収体の横方向両側縁から外側へ延出し複数本の脚回り弾性部材を有するサイドフラップと、サイドフラップ上の吸収体側縁に沿って長手方向に配置される防漏カフとを有する使い捨ておむつにおいて、防漏カフはサイドフラップの複数本の脚回り弾性部材の間に起立線を有しており、防漏カフの起立線の内側に1本以上の脚回り弾性部材を配置することにより股下部分の防漏カフの堰を高くした使い捨ておむつが開示されている。
特開平10−75976号公報
特許文献1に開示された発明によれば、防漏カフの起立線の内側に1本以上の脚回り弾性部材を配置することにより、脚回り弾性部材の弾性収縮力で防漏カフが立ち上がりやすくなり、防漏カフの堰が高くなる結果、防漏カフで形成するポケット構造の容量が大きくなり、漏れが防止される。
しかし、特許文献1の使い捨ておむつでは、おむつの脚回りを着用者の脚にフィットさせるためにサイドフラップに設けられた複数本の脚回り弾性部材も防漏カフとともに起立する。本来、サイドフラップに設けられ複数本の脚回り弾性部材は、防漏カフとは異なる場所で着用者の脚にフィットして漏れを防ぐためのものである。しかし、特許文献1の場合、サイドフラップに設けられ複数本の脚回り弾性部材と防漏カフとがともに立ち上がって互いに重なり合う結果、着用者の脚に同じ場所でフィットすることがある。また、サイドフラップに設けられ複数本の脚回り弾性部材と防漏カフとがともに立ち上がったとき、防漏カフが吸収体に対しほぼ垂直になり、防漏カフにより形成される堰は高くなるものの、良好な形状のポケット構造は形成されないという問題もあり、未だ改良の余地がある。
以上に鑑み、本発明は、着用時にサイドフラップに設けられ複数本の脚回り弾性部材と防漏カフとが重なり合うことが無く、安定的にポケット構造が形成される使い捨て着用物品を提供することを課題とする。
本発明は、互いに直交する縦方向及び横方向と、着用者の肌に対向する肌対向面及びその反対側の非肌対向面とを有し、縦方向に並ぶ前胴回り域と、後胴回り域と、前後胴回り域間に位置する股間域とを含み、股間域から前後胴回り域へ延び出す吸収構造体を備える使い捨て着用物品に関する。
本発明の着用物品は、吸収構造体が、縦方向に延びる吸収体と、吸収体の両側縁から横方向両外側に延び出す一対のサイドフラップとを備え、一対のサイドフラップはそれぞれ、吸収体の側縁から横方向に離間して縦方向に延びる遠位縁と、吸収体の側縁と遠位縁との間の肌対向面に位置して縦方向に延びる分岐線と、分岐線から分岐して着用物品の縦方向中心線に向かう方向に延び出す防漏カフ部と、分岐線と遠位縁との間に位置して縦方向に延びるレッグ弾性部とを備え、防漏カフ部とレッグ弾性部とは、分岐線において互いに接合され、防漏カフ部は、分岐線から横方向に離間して縦方向に延びる自由縁を有し、自由縁に沿って防漏カフ弾性部材が伸長状態で接合され、レッグ弾性部が、縦方向に延びるとともに横方向寸法が互いに等しい3つのサブ領域に区画され、サブ領域のそれぞれに、脚回り弾性部材が縦方向に伸長状態で接合され、レッグ弾性部の縦方向両端部に位置するレッグ弾性部前端部及びレッグ弾性部後端部がそれぞれ前胴回り域及び後胴回り域に接合される。
本発明により、着用時にサイドフラップに設けられ複数本の脚回り弾性部材と防漏カフとが重なり合うことが無く、安定的にポケット構造が形成される使い捨て着用物品が提供される。
図面は、本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
この発明に係る使い捨て着用物品の一例のおむつの斜視図。 図1のおむつの一部破断展開図。 図2のIII−III線断面模式図。 図2のIV−IV線断面模式図。 着用時におけるおむつの股間域の状態を表す断面模式図。 おむつの変形例を表す図3と同様の断面模式図。 おむつの別の変形例を表す図3と同様の断面模式図
下記の実施の形態は、本発明の使い捨て着用物品の一例として添付の図面に示すおむつ10に関し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい構成を含む。
図1〜3を参照すると、使い捨ておむつ10は、横方向X及び縦方向Yと、おむつ10の横方向X寸法を二等分して縦方向Yに延びる縦方向中心線Pと、肌対向面とその反対側の面である非肌対向面とを有する。おむつ10は、縦方向Yに並ぶ前胴回り域11と、後胴回り域12と、前後胴回り域11,12の間に位置する股間域13とを含み、股間域13から前後胴回り域11,12へ延び出す吸収構造体14を備える。前胴回り域11及び後胴回り域12にはそれぞれ、前ウエストパネル16及び後ウエストパネル17が含まれる。股間域13には吸収構造体14が含まれ、吸収構造体14の縦方向Y両端部に位置する前後端部14a,14bはそれぞれ、前後ウエストパネル16,17、すなわち前胴回り域11及び後胴回り域12に接合される。
前ウエストパネル16は略長方形状であって、横方向Xへ互いに並行して延びる内端縁16a及び外端縁16bと、縦方向Yに互いに並行して延びる両外側縁16cとを有する。後ウエストパネル17は、略台形状であって、横方向Xに延びる中間内端縁17aと、中間内端縁17aに並行して横方向Xへ延びる外端縁17bと、内外端縁17a,17b間を縦方向Yへ延びる両外側縁17cと、両外側縁17cと中間内端縁17aとつなぎ、かつ、縦方向中心線Pに対して傾斜して延びる両内側縁17dとを有する。
前ウエストパネル16の両側縁16cと、後ウエストパネル17の両側縁17cとは、互いに重ね合わされて縦方向Yへ断続的に延びるサイドシーム20において連結され、ウエスト開口18及び一対のレッグ開口19が形成される。サイドシーム20では、加熱又は超音波によるエンボス加工によって重なり合うシートどうしが互いに熱融着される。
図2を参照すると、前後ウエストパネル16,17にはそれぞれ、肌対向面側に位置する内層シート21,22と、非肌対向面側に位置する外層シート23,24とが含まれる。また、前後ウエストパネル16,17のそれぞれにおいて、複数条のストランド状の弾性材料からなる前後胴回り弾性部材25,26が、横方向Xへ伸長された状態で内層シート21,22と外層シート23,24との間にホットメルト接着剤により取り付けられている。
内層シート21,22と外層シート23,24との接合は、内層シート21,22と外層シート23,24との間にホットメルト接着剤を塗布して行うことができる。また、前後胴回り弾性部材25,26の外周に塗布されたホットメルト接着剤を利用して、内層シート21,22と外層シート23,24とを接合することもできる。内層シート21,22はそれぞれ1枚のシート材料のみで形成されていてもよいし、複数のシート材料から形成されていてもよい。前後胴回り弾性部材25,26には、伸縮不織布または繊度が約300〜940dtexのストランド状の弾性材料を、伸長倍率が約1.5〜3.0倍になるようにして用いることができる。
吸収構造体14は縦長の矩形状であって、前ウエストパネル16の肌対向面に接合される前端部14aと、後ウエストパネル17の肌対向面に接合される後端部14bと、前後端部14a,14b間において縦方向Yへ延び、股間域13に位置する中間部14cとを有する。図2及び3を参照すると、吸収構造体14は、使用時に着用者の肌に対向するトップシート30と、トップシート30の非肌対向面側に配置されるバックシート31と、トップシート30とバックシート31との間に介在する吸収体32と、バックシート31の非肌対向面側に配置される被覆シート33とを含む。トップシート30、バックシート31及び被覆シート33は、吸収体32から延横方向X及び縦方向Yに延出している。
トップシート30は透液性を有するシート部材であり、例えば、単位面積当たり質量が約15〜25g/mの親水化処理されたスパンボンド不織布、SMS不織布等を用いることができる。バックシート31は非透液性のシート部材であり、例えば単位面積当たり質量が約10〜25g/mで、好ましくは通気性を有するプラスチックフィルム又は不織布から形成することができる。被覆シート33も非透液性のシート部材であり、例えば単位面積当たり質量が約10〜25g/mの疎水性のSMS不織布やスパンボンド不織布等から形成することができる。
吸収体32は、前後ウエストパネル16,17に位置する前後端縁32a,32bと、前後端縁32a,32b間において縦方向Yへ延びる両側縁32cとを有し、フラッフパルプ及び超吸収性ポリマー粒子等の吸収材料から形成された吸液性コア(図示せず)と、吸液性コア全体を包被するためのティッシュペーパ等の透液性のコアラップシート(図示せず)とを含む。
図2〜図4を参照して、吸収構造体14の横方向X中央部には吸収体32が縦方向Yに延びる。吸収体32の側縁32cから横方向X両外側にトップシート30、バックシート31、及び被覆シート33それぞれの一部が延び出して、縦方向中心線Pに関し対称に縦方向Yに延びる一対のサイドフラップ40を形成している。吸収構造体14の前後端部14a,14bには、サイドフラップ40の縦方向Y両端部に位置するサイドフラップ前端部40a及び後端部40bが含まれる。サイドフラップ前端部40a及び後端部40bはそれぞれ前後ウエストパネル16,17の肌対向面に接合される。
サイドフラップ40は、サイドフラップ40の外側縁に相当し縦方向Yに延びる遠位縁40cと、吸収体32の側縁32cと遠位縁40cとの間の肌対向面に位置して縦方向Yに延びる分岐線41と、分岐線41から分岐して縦方向中心線Pに向かう方向に延び出す防漏カフ部42と、分岐線41と遠位縁40cとの間に位置するレッグ弾性部43とを備える。防漏カフ部42及びレッグ弾性部43は縦方向Yに延びる。サイドフラップ40ではさらに、吸収体32の両側縁32cに沿って側方弾性部材47が縦方向Yに延び、また、分岐線41に沿って分岐線弾性部材44が縦方向Yに延びる。防漏カフ部42は、分岐線41から離間して縦方向Yに延びる自由縁42cと、自由縁42cに沿って縦方向Yに延びる防漏カフ弾性部材45とを備える。防漏カフ部42の縦方向Y両端部にはそれぞれ、防漏カフ前端部42a及び防漏カフ後端部42bが位置する。防漏カフ前後端部42a,42bはそれぞれ前後ウエストパネル16,17の肌対向面に接合される。レッグ弾性部43は、分岐線41とサイドフラップ遠位縁40cとの間で縦方向Yに延びる脚回り弾性部材46を備える。レッグ弾性部43の縦方向Y両端部にはそれぞれ、レッグ弾性部前端部43a及びレッグ弾性部後端部43bが位置する。レッグ弾性部前後端部43a,43bはそれぞれ前後ウエストパネル16,17の肌対向面に接合される。サイドフラップ前端部40aは防漏カフ前端部42a及びレッグ弾性部前端部43aからなり、サイドフラップ後端部40bは防漏カフ後端部42b及びレッグ弾性部後端部43bからなる。
防漏カフ部42とレッグ弾性部43は、サイドフラップ40に含まれるトップシート30、バックシート31、及び被覆シート33を折り返して形成されている。具体的には、レッグ弾性部43は、サイドフラップ40に含まれる被覆シート33を縦方向中心線Pに向けて折り返して形成している(図3、図4参照)。また、防漏カフ部42は、縦方向中心線Pに向けて折り返した被覆シート33の端部33aと、縦方向中心線Pに向けて折り返したバックシート31及びトップシート30とを重ね合わせて形成している。レッグ弾性部43において分岐線41とサイドフラップ遠位縁40cとの間で重なり合う被覆シート33どうしは、ホットメルト接着剤(図示せず)により互いに接合されている。また、防漏カフ部42において分岐線41と自由縁42cとの間で重なり合う被覆シート33、バックシート31及びトップシート30も、ホットメルト接着剤(図示せず)により互いに接合されている。これにより、防漏カフ部42とレッグ弾性部43とは、分岐線41においてホットメルト接着剤(図示せず)により互いに接合される。なお、添付の図面では、防漏カフ前後端部42a,42bをサイドフラップ40の肌対向面に接合するためのホットメルト接着剤のみを図示している。
吸収体32の側縁32cに沿って延びる側方弾性部材47には、繊度が約300〜940dtexの1条以上のストランド状の弾性材料を伸長倍率約1.5〜3.0倍にして用いることができる。本実施形態では、吸収体32の横方向X外側に、780dtexの弾性糸1本を、縦方向Yに2.2倍伸長させて接合している。側方弾性部材47は、おむつ10が着用されたとき、吸収体32をウエスト開口18に向けて引き上げ、吸収体32がずり下がることを防止する。
レッグ弾性部43に配置される脚回り弾性部材46は、縦方向Yに伸長状態で接合される。詳しくは、レッグ弾性部43は縦方向Yに延びるとともに横方向X寸法が互いに等しい3つのサブ領域49に区画され、3つのサブ領域49のそれぞれに、脚回り弾性部材46が配置されている。脚回り弾性部材46には、帯状またはストランド状の弾性材料を、約1.5〜3.0倍に伸長して用いることができる。ストランド状の弾性材料を用いる場合、繊度が約300〜940dtexの弾性糸を用いることが好ましい。本実施形態では、脚回り弾性部材46として、複数条の弾性糸を用いている。
3つのサブ領域49のそれぞれに配置される脚回り弾性部材46のうち、分岐線41に隣接するサブ領域49に配置される脚回り弾性部材46の収縮力の方が、遠位縁40cに隣接するサブ領域49に配置される脚回り弾性部材46の収縮力よりも大きいことが好ましい。また、各サブ領域49に配置される脚回り弾性部材46の伸長倍率をほぼ同じ値にすることが好ましい。これにより、レッグ弾性部43がレッグ開口19からおむつ10の横方向X外側に向けて筒状に突き出し易くなる。一例を挙げると、レッグ弾性部43において分岐線41に隣接するサブ領域49に、620dtexの弾性糸を伸長倍率2.2倍にして2条配置するとともに、遠位縁40cに隣接するサブ領域49に310dtexの弾性糸を伸長倍率2.0〜2.2倍にして2条配置し、更にこの2つのサブ領域49の間に位置するサブ領域49に、620dtexで伸長倍率2.2倍の1条の弾性糸と、310dtexで伸長倍率2.0〜2.2倍の1条の弾性糸を配置することができる。脚回り弾性部材46は、被覆シート33を折り返した内側に接合することができる。脚回り弾性部材46を複数条のストランド状の弾性材料で構成すれば、レッグ弾性部43が筒状の蛇腹構造となっておむつ10のレッグ開口19から横方向X外側に向けて突き出して着用者の腿にフィットし易くなる。また、レッグ弾性部43において分岐線41に隣接するサブ領域49に含まれる脚回り弾性部材46の収縮力を、遠位縁40cに隣接するサブ領域49に含まれる脚回り弾性部材46の収縮力よりも大きくすることにより、分岐線41近傍を着用者の腿に確実にフィットさせることができ、さらに遠位縁40cが着用者の肌を刺激することが防止される。
分岐線弾性部材44は、脚回り弾性部材46と防漏カフ弾性部材45の間に位置し、防漏カフ部42の起立基端縁である分岐線41に隣接して縦方向Yに延びる。分岐線弾性部材44は、おむつ10が着用されたときに分岐線41をウエスト開口18に向けて引き上げ、分岐線41がずり下がることを防止する。防漏カフ部42とレッグ弾性部43との重なり合いを防止するために、分岐線弾性部材44を、分岐線41と防漏カフ弾性部材45との間であって、分岐線41に接する位置に配置することが好ましい。これにより、防漏カフ部42がレッグ弾性部43に向けて倒れることを有効に防止できる。本発明において分岐線弾性部材44は必須ではなく、省略することもできる。
分岐線弾性部材44には、繊度が約300〜940dtexの1条以上のストランド状の弾性材料を、伸長倍率を約1.5〜3.0倍にして用いることができる。本実施形態では、780dtexの弾性糸を伸長倍率2.2倍で縦方向Yに伸長させ、この弾性糸にホットメルト接着剤(図示せず)を塗布して、防漏カフ部42に含まれる被覆シート33及びバックシート31との間に接合している。図3〜5に示すように、本実施形態では、平面視において分岐線41の位置と分岐線弾性部材44の位置とがほぼ一致している。別言すれば、分岐線弾性部材44に塗布されたホットメルト接着剤を介して、防漏カフ部42とレッグ弾性部43とが接合されている。これに代えて、レッグ弾性部43と防漏カフ部42との境界に位置する被覆シート33と、防漏カフ部42に含まれるバックシート31とをホットメルト接着剤で接合して分岐線41とすることによって、防漏カフ部42とレッグ弾性部43とを分岐線41におい接合することができる。この場合、分岐線41と防漏カフ弾性部材45との間であって分岐線41に隣接する位置に分岐線弾性部材44を配置し、防漏カフ部42に接合する。
防漏カフ部42は、分岐線41から横方向Xに離間して縦方向Yに延びる自由縁42cを有し、自由縁42cに沿って防漏カフ弾性部材45が伸長状態で接合される。防漏カフ部42の縦方向Y両端部に位置する防漏カフ前後端部42a,42bは、サイドフラップ40の肌対向面にホットメルト接着剤50により接合される。ここで、防漏カフ前後端部42a,42bに含まれる防漏カフ弾性部材45を、吸収体32の両側縁32cの横方向X外側に配置することが好ましい。また、防漏カフ弾性部材45は、吸収体32の側縁32cに近接させることが好ましく、例えば吸収体32の側縁32cと、防漏カフ弾性部材45との横方向Xにおける離間距離を2cm以内にすることが好ましい。防漏カフ前後端部42a,42bの間に延在する自由縁42cは、おむつ10の着用時に防漏カフ弾性部材45が収縮することにより吸収体32に対して立ち上がる。これにより、防漏カフ42が排泄物の漏れを防止する堰として機能する。
本実施形態では、防漏カフ弾性部材45は被覆シート33を折り返した内側に接合されている。防漏カフ弾性部材45には、繊度が約300〜940dtexの1条以上のストランド状の弾性材料を、伸長倍率が約1.5〜3.0倍になるようにして用いることができる。本実施形態では、470dtexの弾性糸2本を伸長倍率2.8倍で伸長させて用いている。しかし本発明はこれに限定されず、例えば310dtexの弾性糸2本を伸長倍率2.2倍で伸長させて用いる等、種々変更して実施することができる。また本実施形態では、防漏カフ部42の防漏カフ前後端部42a,42bは、防漏カフ部42を縦方向中心線Pに向けて横倒しにした状態で前後ウエストパネル16,17に接合している。しかし本発明はこれに限定されず、例えば図6に示すように、防漏カフ弾性部材45が配置された自由縁42cを縦方向中心線Pから遠ざかる方向に折り曲げ、防漏カフ前後端部42a,42bにおいて自由縁42cを折り畳んだ状態にして前後ウエストパネル16,17に接合することもできる。このように防漏カフ部42の自由縁42cを折り畳むことにより、自由縁42cの剛性が向上して、レッグ弾性部43と防漏カフ部42とが重なり合ったり交差したりすることがより有効に防止される。
防漏カフ部42の分岐線41から自由縁42cに至る部分では、非透液性の被覆シート33と、非透液性のバックシート31とが重なり合う。これにより、吸収体32に対して立ち上がった一対の防漏カフ部42の間に溜まった排泄物が防漏カフ部42から滲みだすことが防止される。また、一対の防漏カフ部42の分岐線41の間に透液性を有するトップシート30を吸収体32の肌対向面上に配置し、一対の防漏カフ部42の間に排泄された尿が速やかに吸収体32へ導かれるようにすることにより、尿が防漏カフ部42からあふれ出すことを防止している。防漏カフ部42がレッグ弾性部43に重なることを防止するために、防漏カフ部42の分岐線41から自由縁42cに至る距離が、分岐線41からレッグ弾性部43の遠位縁40cに至る距離とほぼ同じか短いことが好ましい。
図2を参照して、おむつ10の前後ウエストパネル16,17に接合されたサイドフラップ前後端部40a,40bの平面視において、おむつ10の縦方向中心線Pから遠ざかる方向に沿って順に、防漏カフ弾性部材45、分岐線弾性部材44、脚回り弾性部材46が位置する。おむつ10が着用されたとき、おむつ10の前後ウエストパネル16,17に接合されたサイドフラップ前後端部40a,40bは、着用者の胴回り方向、すなわちおむつ10の横方向Xに伸長されるが、おむつ10の前後ウエストパネル16,17に対し接合された防漏カフ弾性部材45と脚回り弾性部材46とが、互いに横方向Xにおいて離間する位置関係が維持される。
おむつ10が着用されたとき、図5に模式的に示すように、おむつ10の股間域13において、防漏カフ弾性部材45と脚回り弾性部材46との間に位置する分岐線弾性部材44が、防漏カフ部42とレッグ弾性部43との間に位置する分岐線41をウエスト開口18に向けて引き上げる。この結果、分岐線41がずり下がることが防止されて防漏カフ部42とレッグ弾性部43とが成す角が維持され、防漏カフ部42とレッグ弾性部43とが重なり合ったり交差したりすることが防止される。また、吸収体32の両側縁32cに沿って配置された側方弾性部材47は、吸収体32をウエスト開口18に向けて引き上げる。平面視において防漏カフ弾性部材45は吸収体32の側縁32cの横方向X外側に位置し、レッグ弾性部43は防漏カフ弾性部材45よりもさらに横方向X外側に位置する。このため、図5に示すように、股間域13においてレッグ弾性部43がおむつ10の横方向X外側に突き出すとともに、サイドフラップ40において吸収体32の側縁32cからレッグ弾性部43に至る部分が斜め上方に延び出す。この結果、吸収体32の両側に、おむつ10の内側から見たとき横方向X外側に窪んだポケット構造48が安定的に形成される。ここで、防漏カフ弾性部材45の収縮力の方が、レッグ弾性部43に含まれる脚回り弾性部材46の収縮力より大きいことが好ましい。これにより、吸収体32の両横におむつ10の内側から見たとき横方向X外側に窪んだポケット構造48が安定的に形成されやすくなる。このポケット構造48に進入した排泄物は、防漏カフ部42と、サイドフラップ40において吸収体32の両側縁32cからレッグ弾性部43に至る部分との間に保持されるので、おむつ10の漏れ防止性能が向上する。
防漏カフ前後端部42a,42bを吸収体32の両側縁32cの内側に配置した場合、サイドフラップ40において吸収体32の側縁32cからレッグ弾性部43に至る部分が垂直に立ち上がる形状になって、おむつ10の内側から見たとき横方向X外側に窪んだポケット構造48が形成されにくくなる。このため、防漏カフ弾性部材45は、吸収体32の側縁32cの横方向X外側に配置することが好ましい。
また、サイドフラップ前後端部40a,40bが接合された前後胴回り域11,12の平面視において、横方向Xに延びる前後胴回り弾性部材25,26と、縦方向Yに延びる防漏カフ弾性部材45、分岐線弾性部材44、及び脚回り弾性部材46とが交差するように配置すれば、各弾性部材が連動し、また防漏カフ弾性部材45、分岐線弾性部材44、及び脚回り弾性部材46を横方向Xに確実に離間させることができるので好ましい。但し、各弾性部材が連動可能である限り、交差していることは必須ではなく、例えば20mm以内の範囲で離間していてもよい。また、前後胴回り域11,12にサイドフラップ前後端部40a,40bを接合する際、前後胴回り弾性部材25,26と、防漏カフ弾性部材45、分岐線弾性部材44、及び脚回り弾性部材46とが交差する位置にホットメルト接着剤を塗布することが好ましい。これにより、各弾性部材の連動性を高めることができる。
以上の説明では、脚回り弾性部材46が複数条のストランド状の弾性材料である場合について説明した。しかし図7に例示すように、ストランド状の弾性材料に代えて帯状の伸縮不織布を脚回り弾性部材46として用い、レッグ弾性部43の3つのサブ領域49のそれぞれに1片の帯状の伸縮不織布を接合することもできる。この場合も、レッグ弾性部43において分岐線41に隣接するサブ領域49に含まれる帯状の伸縮不織布の収縮力を、遠位縁40cに隣接するサブ領域49に含まれる帯状の伸縮不織布の収縮力よりも大きくすることが好ましい。また、帯状の伸縮不織布を横方向Xに互いに離間させることが好ましい。脚回り弾性部材46として帯状の伸縮不織布を用いることによっても、着用時にレッグ弾性部43と防漏カフ部42とが重なり合ったり交差したりすることが防止され、また安定的にポケット構造が形成される。
以上、本願発明について、スリーピース型使い捨ておむつ10を例に説明したが、前胴後胴回り域11,12と、股間域13とに区画されるシャーシに、吸収構造体14を接合して本願の使い捨て着用物品を得ることもできる。また、吸収構造体14を構成するサイドフラップ40と吸収体32とを別体の部材とすることもできる。さらに、サイドフラップ40に含まれる防漏カフ部42及びレッグ弾性部43の一方をサイドフラップ40とは別体の部材とし、分岐線41においてサイドフラップ40に接合することもできる。上記の各実施形態では、特に断りの無い限り接合はホットメルト接着剤により行っているが、熱溶着、超音波溶着により接合することもできる。着用物品を構成する各構成部材には、本願の明細書に開示されている材料のほかに、本願発明の属する技術分野において通常用いられている各種の公知の材料を制限なく用いることができる。
以上に記載した本発明の着用物品に関する開示は、少なくとも下記の事項に整理することができる。
縦方向及び横方向と、着用者の肌に対向する肌対向面及びその反対側の非肌対向面とを有し、縦方向に並ぶ前胴回り域と、後胴回り域と、前後胴回り域間に位置する股間域とを含み、股間域から前後胴回り域へ延び出す吸収構造体を備える使い捨て着用物品であって、吸収構造体は、縦方向に延びる吸収体と、吸収体の両側縁から横方向両外側に延び出す一対のサイドフラップとを備え、一対のサイドフラップはそれぞれ、吸収体の側縁から横方向に離間して縦方向に延びる遠位縁と、吸収体の側縁と遠位縁との間の肌対向面に位置して縦方向に延びる分岐線と、分岐線から分岐して着用物品の縦方向中心線に向かう方向に延び出す防漏カフ部と、分岐線と遠位縁との間に位置して縦方向に延びるレッグ弾性部とを備え、防漏カフ部とレッグ弾性部とは、分岐線において互いに接合され、防漏カフ部は、分岐線から横方向に離間して縦方向に延びる自由縁を有し、自由縁に沿って防漏カフ弾性部材が伸長状態で接合され、レッグ弾性部が、縦方向に延びるとともに横方向寸法が互いに等しい3つのサブ領域に区画され、サブ領域のそれぞれに、脚回り弾性部材が縦方向に伸長状態で接合され、レッグ弾性部の縦方向両端部に位置するレッグ弾性部前端部及びレッグ弾性部後端部がそれぞれ前胴回り域及び後胴回り域に接合される。
上記段落0037に開示した着用物品に関する本発明は、少なくとも下記の実施の形態を含むことができる。該実施の形態は、分離して又は互いに組み合わせて採択することができる。
(1)サイドフラップにおいて、分岐線と防漏カフ弾性部材との間であって分岐線に接する位置に、分岐線弾性部材が縦方向に伸長状態で接合される。
(2)レッグ弾性部において、分岐線に隣接するサブ領域に含まれる脚回り弾性部材の収縮力の方が、遠位縁に隣接するサブ領域に含まれる脚回り弾性部材の収縮力よりも大きい。
(3)一対の防漏カフに配置された防漏カフ弾性部材が、横方向において吸収体の両側縁の外側に位置する。
(4)サイドフラップにおいて、分岐線よりも横方向内側に側方弾性部材が伸長状態で接合され、側方弾性部材は吸収体の側縁に沿って縦方向に延びる。
(5)防漏カフ弾性部材の収縮力が、脚回り弾性部材の収縮力より大きい。
10 おむつ(使い捨ての着用物品)
11 前胴回り域
12 後胴回り域
13 股間域
14 吸収構造体
14a 吸収構造体の前端部
14b 吸収構造体の後端部
16 前ウエストパネル
17 後ウエストパネル
25 前胴回り弾性部材
26 後胴回り弾性部材
32 吸収体
32c 吸収体の側縁
40 サイドフラップ
40a サイドフラップ前端部
40b サイドフラップ後端部
40c サイドフラップ遠位縁
41 分岐線
42 防漏カフ部
42c 自由縁
43 レッグ弾性部
43a レッグ弾性部前端部
43b レッグ弾性部後端部
44 分岐線弾性部材
45 防漏カフ弾性部材
46 脚回り弾性部材
47 側方弾性部材
49 サブ領域
P 縦方向中心線
X 横方向
Y 縦方向

Claims (8)

  1. 縦方向及び横方向と、着用者の肌に対向する肌対向面及びその反対側の非肌対向面とを有し、前記縦方向に並ぶ前胴回り域と、後胴回り域と、前記前後胴回り域間に位置する股間域とを含み、前記股間域から前記前後胴回り域へ延び出す吸収構造体を備える使い捨て着用物品であって、
    前記吸収構造体は、前記縦方向に延びる吸収体と、
    前記吸収体の両側縁から前記横方向両外側に延び出す一対のサイドフラップとを備え、
    前記一対のサイドフラップはそれぞれ、
    前記吸収体の側縁から前記横方向に離間して前記縦方向に延びる遠位縁と、
    前記吸収体の側縁と前記遠位縁との間の肌対向面に位置して前記縦方向に延びる分岐線と、
    前記分岐線から分岐して前記着用物品の縦方向中心線に向かう方向に延び出す防漏カフ部と、
    前記分岐線と前記遠位縁との間に位置して前記縦方向に延びるレッグ弾性部とを備え、
    前記防漏カフ部と前記レッグ弾性部とは、前記分岐線において互いに接合され、
    前記防漏カフ部は、前記分岐線から前記横方向に離間して前記縦方向に延びる自由縁を有し、前記自由縁に沿って防漏カフ弾性部材が伸長状態で接合され、
    前記レッグ弾性部が、前記縦方向に延びるとともに前記横方向寸法が互いに等しい3つのサブ領域に区画され、
    前記サブ領域のそれぞれに、脚回り弾性部材が前記縦方向に伸長状態で接合され、
    前記レッグ弾性部の縦方向両端部に位置するレッグ弾性部前端部及びレッグ弾性部後端部がそれぞれ前記前胴回り域及び前記後胴回り域に接合されることを特徴とする、着用物品。
  2. 前記サイドフラップにおいて、前記分岐線と前記防漏カフ弾性部材との間であって前記分岐線に接する位置に、分岐線弾性部材が前記縦方向に伸長状態で接合される、請求項1に記載の着用物品。
  3. 前記レッグ弾性部において、前記分岐線に隣接する前記サブ領域に含まれる前記脚回り弾性部材の収縮力の方が、前記遠位縁に隣接する前記サブ領域に含まれる前記脚回り弾性部材の収縮力よりも大きい、請求項1又は2に記載の着用物品。
  4. 前記一対の前記防漏カフに配置された前記防漏カフ弾性部材が、前記横方向において前記吸収体の両側縁の外側に位置する、請求項1から3のいずれか1項に記載の着用物品。
  5. 前記サイドフラップにおいて、前記分岐線よりも前記横方向内側に側方弾性部材が伸長状態で接合され、前記側方弾性部材は前記吸収体の側縁に沿って前記縦方向に延びる、請求項1から4のいずれか1項に記載の着用物品。
  6. 前記防漏カフ弾性部材の収縮力が、前記脚回り弾性部材の収縮力より大きい、請求項1から5のいずれか1項に記載の着用物品。
  7. 前記前後胴回り域に接合された前記サイドフラップ前後端部の平面視において、前記着用物品の前記縦方向中心線から遠ざかる方向に沿って順に、前記防漏カフ弾性部材、前記分岐線弾性部材、前記脚回り弾性部材が並ぶ、請求項2から6のいずれか1項に記載の着用物品。
  8. 前記前後胴回り域に前後胴回り弾性部材が前記横方向に伸長状態で接合され、前記サイドフラップ前後端部が接合された前記前後胴回り域の平面視において、前記胴回り弾性部材と、前記防漏カフ弾性部材、前記分岐線弾性部材、及び前記脚回り弾性部材とが交差する、請求項2から7のいずれか1項に記載の着用物品。
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