JP2016116110A - 通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】通信回線から供給される電力が低下しても運用を継続することのできる通信装置を提供する。【解決手段】通信回線から供給される電力により動作する通信装置であって、通信回線から供給される電力が所定範囲に低下したことを検出したときに通信装置が有する機能の部分的な停止と通信装置が有する機能の性能低下との少なくとも一方を含む通信装置の縮退運用を開始させる制御装置を含む。【選択図】図2
Description
本開示は、通信装置に関する。
通信装置に対する電力供給方法の一つとして、Power over Ethernet(登録商標)(P
oE)がある。PoEは、Ethernetの通信ケーブル(以下、Local Area Network(LAN)ケーブルという)を利用して電力を供給する技術である。PoEに係る規格としては、IEEE802.3afとIEEE802.3atとがある。
oE)がある。PoEは、Ethernetの通信ケーブル(以下、Local Area Network(LAN)ケーブルという)を利用して電力を供給する技術である。PoEに係る規格としては、IEEE802.3afとIEEE802.3atとがある。
PoEが適用される通信装置(電子機器)の一つにフェムト基地局と呼ばれる基地局装置がある。フェムト基地局には、LANケーブル(PoE回線と称する)が接続され、PoE回線から供給される電力がフェムト基地局内の各部に供給され、基地局としての様々な機能が実行される。
近年におけるフェムト基地局の高機能化に伴い、1つのPoE回線によって供給される電力では不十分な場合がある。この場合、フェムト基地局には、複数のPoE回線を介して電力が供給される。
しかしながら、回線障害や上流側の装置障害などによって複数のPoE回線のうちの一つでも電力が供給されない状態になると、フェムト基地局の全体が運用停止状態となっていた。
本発明の一態様は、通信回線から供給される電力が低下しても運用を継続することのできる通信装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、通信回線から供給される電力により動作する通信装置である。当該通信装置は、上記通信回線から供給される電力が所定範囲に低下したことを検出したときに当該通信装置が有する機能の部分的な停止と当該機能の性能低下との少なくとも一方を含む当該通信装置の縮退運用を開始させる制御装置を含む。
本発明の一態様によれば、通信回線から供給される電力が低下しても運用を継続することができる。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。実施形態の構成は例示であり、実施形態の構成に限定されない。
以下に説明する実施形態では、通信回線から供給される電力により動作する通信装置であって、通信回線から供給される電力が所定範囲に低下したことが検出されたときに縮退運用を開始する通信装置について説明する。
「通信装置」は、基地局装置や基地局装置以外の通信機能を有する電子機器を含む。「基地局装置」は、例えば、携帯電話の無線基地局であり、無線基地局が準拠する無線通信規格(無線通信方式)の種類を問わない。無線通信規格としては、例えば、Global System for Mobile communications(GSM(登録商標)),Wideband Code Division Multiple Access(W−CDMA(Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)とも
呼ばれる)),CDMA2000,Long Term Evolution(LTE),LTE−Adva
ncedのような第2〜第4世代の無線通信規格である。但し、無線通信規格はこれらに制限されない。
呼ばれる)),CDMA2000,Long Term Evolution(LTE),LTE−Adva
ncedのような第2〜第4世代の無線通信規格である。但し、無線通信規格はこれらに制限されない。
また、「基地局装置」は、基地局が形成するセルのサイズによって制限されない。「基地局」は、例えば、フェムト基地局,ピコセル基地局,スモールセル基地局,その他の基地局を含む。また、「基地局装置」は、携帯電話の無線通信規格のみならず、Wi−Fiや無線LAN(IEEE802.11シリーズ),或いはBluetooth(登録商標)のよう
な他の無線通信規格に準拠する無線アクセスポイント装置も含む。実施形態では、「通信装置」としてフェムト基地局が適用される一例について説明する。
な他の無線通信規格に準拠する無線アクセスポイント装置も含む。実施形態では、「通信装置」としてフェムト基地局が適用される一例について説明する。
<フェムト基地局の構成>
図1は、フェムト基地局のハードウェア構成例を示す。図1において、フェムト基地局10は、プロセッサ11と、プロセッサ11にそれぞれ接続されたDynamic Random Access Memory(DRAM)メモリ12,フラッシュメモリ13,およびハードディスクドライブ(HDD)14を含んでいる。
図1は、フェムト基地局のハードウェア構成例を示す。図1において、フェムト基地局10は、プロセッサ11と、プロセッサ11にそれぞれ接続されたDynamic Random Access Memory(DRAM)メモリ12,フラッシュメモリ13,およびハードディスクドライブ(HDD)14を含んでいる。
また、フェムト基地局10は、LTE用のRF(Radio Frequency)部15(LTE(
#0))およびRF部16(LTE(#1))と、Wi−Fi用のRF部17(Wi−Fi(#0)),RF部18(Wi−Fi(#1))およびRF部19(Wi−Fi(#2))とを含んでいる。RF部15〜19のそれぞれは、プロセッサと接続されている。LTEは、「第1の無線通信方式」の一例であり、Wi−Fiは「第2の無線通信方式」の一例である。
#0))およびRF部16(LTE(#1))と、Wi−Fi用のRF部17(Wi−Fi(#0)),RF部18(Wi−Fi(#1))およびRF部19(Wi−Fi(#2))とを含んでいる。RF部15〜19のそれぞれは、プロセッサと接続されている。LTEは、「第1の無線通信方式」の一例であり、Wi−Fiは「第2の無線通信方式」の一例である。
RF部15は、送受信アンテナ20と接続され、RF部16は、送受信アンテナ21と接続されている。RF部17は、送受信アンテナ22と接続され、RF部18は、送受信
アンテナ23と接続され、RF部19は、送受信アンテナ24と接続されている。
アンテナ23と接続され、RF部19は、送受信アンテナ24と接続されている。
このように、フェムト基地局10は、LTEとWi−Fiの二つの異なる無線通信規格を用いて、無線端末(User Equipment(UE))40と無線通信を行う。無線端末40は、LTEとWi−Fiとの少なくとも一方をサポートする。無線端末40は、「端末」の一例である。
さらに、フェムト基地局10は、外部インタフェース(外部INF)25と、電源部26とを含んでいる。外部INF25は、複数のLAN回線(LAN回線#0〜#n(nは1以上の整数))を収容するインタフェース回路であり、LAN回線#0〜#nを介してコアネットワーク30と接続されている。LAN回線#0〜#nは、「PoE回線」、「通信回線」の一例である。
外部INF25は、コアネットワーク30との間でのパケットの送受信処理を司る。外部INF25として、例えば、LANカード,ネットワークインタフェースカード(NIC)を適用可能である。
電源部26は、LAN回線#0〜#nから供給される電力を受け、図示しない電源供給線を介してフェムト基地局10内の電力の供給先へ動作用の電力を供給する。供給先は、プロセッサ11,DRAMメモリ12,フラッシュメモリ13,HDD14,RF部15〜19,送受信アンテナ20〜24を含む。また、電力の供給先は、フェムト基地局10に図示しないインタフェースを介して接続された周辺装置であっても良い。また、電源部26は、各LAN回線#0〜#nからの電力供給状態を監視する。
RF部15〜19の夫々は、無線信号(RF信号)を扱う回路群で形成される。例えば、各RF部15〜19は、ダウンリンク用の回路群として、DAコンバータ,アップコンバータ,パワーアンプ,デュプレクサを含む。DAコンバータは、プロセッサから供給されるディジタルベースバンド信号をアナログ信号に変換する。アップコンバータは、アナログ信号を無線周波数(RF)の信号(無線信号)にアップコンバートする。パワーアンプは、無線信号を増幅する。デュプレクサは、増幅された無線信号を送受信アンテナに接続する。各送受信アンテナ20〜24は、無線信号を送信する。また、各RF部15〜19は、アップリンク用の回路群として、ローノイズアンプと、ダウンコンバータと、ADコンバータとを含む。各送受信アンテナ20〜24で受信される無線信号は、デュプレクサを介してローノイズアンプに接続される。ローノイズアンプは、無線信号を低雑音増幅する。ダウンコンバータは、低雑音増幅された無線信号をアナログ信号にダウンコンバートする。ADコンバータは、アナログ信号をディジタルベースバンド信号に変換し、プロセッサ11に送る。
DRAMメモリ12は、プロセッサの作業領域(主記憶装置:メインメモリ)として使用される。フラッシュメモリ13およびHDD14のそれぞれは、プロセッサによって実行されるプログラムや、プログラムの実行に際して使用されるデータを記憶する。
DRAMメモリ12は、Random Access Memory(RAM)の一例であり、SRAM(Static RAM)でも良い。また、RAMは、揮発性記憶媒体(揮発性メモリ)の一例である。フラッシュメモリ13,HDD14のそれぞれは、補助記憶装置の一例である。補助記憶装置は、フラッシュメモリ13やHDD14以外の不揮発性記憶媒体(不揮発性メモリ)であっても良い。不揮発性記憶媒体は、Read Only Memory(ROM),Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory(EEPROM),Solid State Drive(SSD)などを含む。なお、図1では、フラッシュメモリ13とHDD14を含む例が示されているが、双方を備えることは必須要件ではなく、いずれか一方が省略されても良い。上述し
た揮発性記憶媒体および不揮発性記憶媒体は、「コンピュータ読み取り可能な記憶媒体」、「記憶装置」、「メモリ」のそれぞれの一例である。
た揮発性記憶媒体および不揮発性記憶媒体は、「コンピュータ読み取り可能な記憶媒体」、「記憶装置」、「メモリ」のそれぞれの一例である。
プロセッサ11は、例えば、Central Processing Unit(CPU:中央処理装置),Digital Signal Processor(DSP),又はこれらの組み合わせである。プロセッサ11は
、フラッシュメモリ13およびHDD14の少なくとも一方に記憶されたプログラムをDRAMメモリ12にロードして実行することによって、様々な処理を行う。
、フラッシュメモリ13およびHDD14の少なくとも一方に記憶されたプログラムをDRAMメモリ12にロードして実行することによって、様々な処理を行う。
例えば、プロセッサ11は、ベースバンド処理を行う。ベースバンド処理は、外部INF25からのパケット(データ)を符号化してディジタルベースバンド信号にディジタル変調し、対応するRF部15〜19のいずれかに送る処理を含む。また、ベースバンド処理は、各RF部15〜19からのディジタルベースバンド信号を復調および復号してデータを得る処理を含む。また、プロセッサ11は、データを含むパケットを生成して外部INF25へ送る処理を行う。また、プロセッサ11は、無線端末40の呼処理や、保守・管理・監視(OAM)処理を行う。
さらに、プロセッサ11は、電源部26からの割込通知によって、LAN回線#0〜#n(PoEケーブル)から供給される電力が所定範囲に低下したことを検出したときにフェムト基地局10の縮退運用を開始させる。換言すれば、フェムト基地局10は、LAN回線#0〜#nから供給される電力が正常な範囲であれば、通常モードで動作し、電力が正常範囲を下回る所定範囲に低下したときに、縮退運用モードで動作する。
なお、プロセッサ11は、CPU,DSP,およびこれらの組み合わせと、集積回路(IC)との組み合わせであっても良い。集積回路は、IC,Large Scale Integration(
LSI),Application Specific Integrated Circuit(ASIC),プログラマブルロ
ジックデバイス(PLD)の少なくとも一つを含む。PLDは、例えば、Field Programmable Gate Array(FPGA)を含む。また、プロセッサ11が行う処理は、1以上の集
積回路で形成されたハードウェアロジックによってなされるようにしても良い。換言すれば、プロセッサ11は、CPUやDSPのような汎用のプロセッサを用いたソフトウェア処理を行うデバイスであっても良く、専用のハードウェア回路で形成されたデバイスであっても良い。プロセッサ11は、「制御回路」、或いは「コントローラ」の一例である。
LSI),Application Specific Integrated Circuit(ASIC),プログラマブルロ
ジックデバイス(PLD)の少なくとも一つを含む。PLDは、例えば、Field Programmable Gate Array(FPGA)を含む。また、プロセッサ11が行う処理は、1以上の集
積回路で形成されたハードウェアロジックによってなされるようにしても良い。換言すれば、プロセッサ11は、CPUやDSPのような汎用のプロセッサを用いたソフトウェア処理を行うデバイスであっても良く、専用のハードウェア回路で形成されたデバイスであっても良い。プロセッサ11は、「制御回路」、或いは「コントローラ」の一例である。
図2は、図1に示したフェムト基地局10の機能を模式的に示す図である。図2において、PoE回線#0〜PoE回線#nは、図1に示したLAN回線#0〜#nであり、電源部26に接続されている。電源部26は、PoE回線#0〜PoE回線#nのそれぞれに対し、以下のような構成を備えている。PoE回線#0を例として説明すると、PoE回線#0は、DCDCコンバータ261に接続されており、フェムト基地局10の動作用の電圧に変換される。DCDCコンバータ261は、電源回路264に接続されている。電源回路264は、各PoE回線に対応するDCDCコンバータ261と接続され、フェムト基地局10の電力の供給先へ電力を供給する。
DCDCコンバータ261の前段におけるPoE回線#0には、瞬断保護用のコンデンサ262が設けられている。コンデンサ262は、PoE回線#0に瞬間的な異常(瞬断)が生じた場合に、電圧が急激に低下するのを回避する。また、PoE回線#0の電圧は、電源監視回路263にて監視される。
電源監視回路263は、対応するPoE回線から供給される電圧を監視する。図3は、PoE回線の異常と電圧との関係を説明するグラフである。図3において、PoE回線からの電力供給が正常であれば、一定の電圧(PoE通常供給電圧)が観測される。これに対し、対応するPoE回線(例えば、図2のPoE回線#0の異常:図2<1>参照)に
よって、PoE回線#0からの電力供給が停止された場合を仮定する。
よって、PoE回線#0からの電力供給が停止された場合を仮定する。
この場合、コンデンサ262によって、電圧は急激に低下せず、徐々に低下する状態となる(図3参照)。なお、電圧低下の傾きは、コンデンサ262の容量に依存する。PoE回線#0の電力供給が復旧しない限り、電圧はPoE通常供給電圧の下限値(電力供給が正常とされる下限値)よりさらに低下し、予め定められた電源監視用の閾値を超えて低下する。すると、電源監視回路263は、電源異常を検出し(図2<2>)、フェムト基地局10の縮退運用を開始させるために、プロセッサ11に対して割込通知を送る(図2<3>)。
なお、図3に示すように、フェムト基地局10には、装置動作限界電圧があり、装置動作限界電圧よりも電圧が低下すると、フェムト基地局10は稼働状態を維持できず、全機能の停止状態となる。このため、縮退運用への遷移(移行)は、電圧が電源監視閾値と装置動作限界電圧との間の範囲にあるときになされる。
なお、電源監視回路263における電圧監視閾値を超える電圧低下の検出から縮退運用移行までの時間は、プロセッサ11に含まれるCPUの種別等によって若干の違いが生じる。但し、概ね数ms以内に移行可能である。このようなモードの切り替え間に電源が瞬断しないように、コンデンサ262が配置されている。
図4は、コンデンサの容量についての説明図である。コンデンサの容量(Cin)は、以下の算出式を用いて算出することができる。
Cin=2×Win×t/(Vin−Vout)2
但し、“Win”は、縮退運用前のフェムト基地局10の消費電力(PoE1回線分)であり、“t”は、縮退運用への移行時間であり、“Vin”は電源監視閾値であり、“Vout
”は、装置動作限界電圧である。図4には、コンデンサ262の必要容量算出の一例が示されている。
Cin=2×Win×t/(Vin−Vout)2
但し、“Win”は、縮退運用前のフェムト基地局10の消費電力(PoE1回線分)であり、“t”は、縮退運用への移行時間であり、“Vin”は電源監視閾値であり、“Vout
”は、装置動作限界電圧である。図4には、コンデンサ262の必要容量算出の一例が示されている。
割込通知を受けたプロセッサ11は、正常な電力供給がなされているPoE回線数を元に、フェムト基地局10が使用可能な電力量を算出する。PoEの規格IEEE802.3afおよびIEEE802.3atでは、給電側機器(PSE、Power sourcing equipment)が1回線で供給可能な電力毎に規格がクラス分けされている。クラス毎に、受電側機器 (PD、Powered device)で受電可能な最大電力が決まっている。現在のところ、クラスは、クラス0〜クラス4の5つがある。受電可能な最大電力は、クラス0が13.0[W]、クラス1が3.84[W]、クラス2が6.49[W]、クラス3が12.95[W]、クラス4が25.5[W]となっている。このため、プロセッサ11は、例えば、以下のような構成により、電力量を算出することができる。
すなわち、フラッシュメモリ13やHDD14の所定の記憶領域には、PoE回線#0〜PoE回線#nのクラスに応じた受電可能電力を示す情報が予め記憶される。受電可能電力としては、各クラスの受電可能な最大電力値を用いても良く、最大電力値より小さい所定値を用いても良い。
プロセッサ11は、PoE回線#0〜PoE回線#nのそれぞれからの電力供給状態(正常、異常(障害))を管理する。管理に当たり、例えば、プロセッサ11は、割込通知を受けたPoE回線の電力供給状態を異常と判定し、割込通知を受けていないPoE回線の電力供給状態を正常と判定することができる。或いは、プロセッサ11は、或る電源監視回路263から割込通知を受けたときに、残りの電源監視回路263に対して電力供給状態の正常・異常を問い合わせるようにしても良い。
プロセッサ11は、PoE回線#0〜PoE回線#nのそれぞれの電力供給状態(正常・異常)を確認すると、各PoE回線の受電可能電力の情報を用いて、正常なPoE回線からの受電可能電力の合計値を、フェムト基地局10における受電可能電力として算出し、DRAMメモリ12にて保存する。
プロセッサ11は、フラッシュメモリ13に記憶されている縮退運用の組み合わせテーブル(詳細は後述)をDRAMメモリ12に読み出す(図2<4>)。続いて、プロセッサ11は、受電可能電力と、組み合わせテーブルとに基づいて、縮退運用モードでの動作内容、すなわち、縮退運用の内容を決定する(図2<5>)。
図2に示す例では、アンテナ51と、アンテナ52と、機能部(機能ブロック)53と、機能部(機能ブロック)54とが例示されている。アンテナ51は、図1に示したLTE用のRF部15および送受信アンテナ20である。アンテナ52は、図1に示したLTE用のRF部16および送受信アンテナ21である。機能部53(機能部#0)は、図1に示したWi−Fi用のRF部17〜RF部19および送受信アンテナ22〜送受信アンテナ24である。機能部54(機能部#n)は、図1に示したHDD14である。
プロセッサ11は、縮退運用モードにおける縮退運用の内容として、例えば、アンテナ52(RF部16および送受信アンテナ21)と、機能部54(HDD14)との停止を決定し、縮退運用(縮退運用モードでの動作)を開始する(図2<6>参照)。すなわち、プロセッサ11は、例えば、電源回路264に制御信号を供給し、電源回路264からのアンテナ52および機能部54に対する電力供給を停止させる。或いは、プロセッサ11は、アンテナ52および機能部54を使用しない(稼働させない)状態となる。
このような縮退運用、すなわち、アンテナ52および機能部54の電力供給停止又は不使用によって、フェムト基地局10の消費電力が削減され、フェムト基地局10での消費電力量が受電可能電力の範囲に収まる。従って、フェムト基地局10は、PoE回線から供給される電力が低下しても、フェムト基地局10の稼働状態を継続(維持)することができる。
<受電可能電力>
次に、フェムト基地局10における受電可能電力について説明する。図5は、PoE回線のクラスおよびPoE回線の状態に応じたフェムト基地局の受電可能電力のパターン例を示す表である。図5では、例として、PoE回線#0,PoE回線#1,およびPoE回線#2の三つのPoE回線がある場合(n=2)を想定している。さらに、図5は、フェムト基地局10の受電可能電力が異なる5つのパターン例を示している。
次に、フェムト基地局10における受電可能電力について説明する。図5は、PoE回線のクラスおよびPoE回線の状態に応じたフェムト基地局の受電可能電力のパターン例を示す表である。図5では、例として、PoE回線#0,PoE回線#1,およびPoE回線#2の三つのPoE回線がある場合(n=2)を想定している。さらに、図5は、フェムト基地局10の受電可能電力が異なる5つのパターン例を示している。
第1のパターン(NO.1)は、PoE回線#0,PoE回線#1,およびPoE回線#2の全てがクラス4(受電可能電力:25.5[W])であり、且つ各PoE回線が正常であるケースを示す。この場合、受電可能電力の合計値76.5[W]がフェムト基地局10の受電可能電力となる。
第2のパターン(NO.2)は、PoE回線#0,およびPoE回線#1がクラス4(受電可能電力:25.5[W])であり、PoE回線#2がクラス0(受電可能電力:13[W])であり、且つ各PoE回線が正常であるケースを示す。この場合、受電可能電力の合計値である64[W]がフェムト基地局10の受電可能電力となる。
第3のパターン(NO.3)は、PoE回線#0,およびPoE回線#2がクラス4(受電可能電力:25.5[W])であり、PoE回線#1が異常(障害)であるケースを示す。この場合、受電可能電力の合計値である51[W]がフェムト基地局10の受電可能電
力となる。
力となる。
第4のパターン(NO.4)は、PoE回線#0がクラス4(受電可能電力:25.5[W])で且つ正常であり、PoE回線#1が異常(障害)であり、且つPoE回線#2がクラス0(受電可能電力:13[W])であるケースを示す。この場合、受電可能電力の合計値である38.5[W]がフェムト基地局10の受電可能電力となる。
第5のパターン(NO.5)は、PoE回線#0およびPoE回線#2がクラス0(受電可能電力:13[W])で且つ正常であり、PoE回線#1が異常(障害)であるケースを示す。この場合、受電可能電力の合計値である26[W]がフェムト基地局10の受電可能電力となる。
上述した受電可能電力は、フェムト基地局10で消費可能な電力、すなわち消費可能電力として扱うことができる。
<機能の縮退運用(機能の制限)>
次に、縮退運用モードにおいてなされる機能の縮退運用について説明する。「機能の縮退運用」とは、フェムト基地局10(通信装置)が有する機能の部分的な停止と当該機能の性能低下の少なくとも一方によって、フェムト基地局10の稼働状態(運用)を維持することである。「縮退運用」は、「縮退運転」とも呼ばれる。但し、機能の部分的な停止と機能の性能低下は、厳密に区別されるものではない。「機能の縮退運用」は、機能を発揮する構成要素や部品に対する電力供給の停止又は電力供給量の低減、或いは、機能を発揮する構成要素や部品を使用しないことによってなされる。また、「機能の縮退運用」は、フェムト基地局10の受電可能電力(消費可能電力)を考慮し、縮退運用時の消費電力が受電可能電力(消費可能電力)の範囲内となるように、縮退運用の内容が決定されるようにしても良い。
次に、縮退運用モードにおいてなされる機能の縮退運用について説明する。「機能の縮退運用」とは、フェムト基地局10(通信装置)が有する機能の部分的な停止と当該機能の性能低下の少なくとも一方によって、フェムト基地局10の稼働状態(運用)を維持することである。「縮退運用」は、「縮退運転」とも呼ばれる。但し、機能の部分的な停止と機能の性能低下は、厳密に区別されるものではない。「機能の縮退運用」は、機能を発揮する構成要素や部品に対する電力供給の停止又は電力供給量の低減、或いは、機能を発揮する構成要素や部品を使用しないことによってなされる。また、「機能の縮退運用」は、フェムト基地局10の受電可能電力(消費可能電力)を考慮し、縮退運用時の消費電力が受電可能電力(消費可能電力)の範囲内となるように、縮退運用の内容が決定されるようにしても良い。
機能の縮退運用としては、例として以下を挙げることができる。但し、以下は例示列挙であり、これらに制限されない。
(a)無線送信電力の低下
アンテナから無線信号を送信するための無線送信電力(以下「送信電力」ともいう)を低下させる。例えば、通常時における送信電力が100[mW]であるときに、縮退運用では送信電力を100[mV]よりも小さい値に設定する。例えば、無線送信電力を50[m
W]に低下させる。縮退運用時における送信電力の値は、受電可能電力に応じて複数個用
意しても良い。例えば、同クラスの3つのPoE回線があり、これらの全てが正常なときの送信電力が100[mV]である場合において、電力供給が異常なPoE回線数が1つあるときに送信電力を50[mW]に設定し、電力供給が異常なPoE回線が2つあるときに送信電力を10[mW]に設定する。送信電力の低減で、消費電力を削減することができる。
(a)無線送信電力の低下
アンテナから無線信号を送信するための無線送信電力(以下「送信電力」ともいう)を低下させる。例えば、通常時における送信電力が100[mW]であるときに、縮退運用では送信電力を100[mV]よりも小さい値に設定する。例えば、無線送信電力を50[m
W]に低下させる。縮退運用時における送信電力の値は、受電可能電力に応じて複数個用
意しても良い。例えば、同クラスの3つのPoE回線があり、これらの全てが正常なときの送信電力が100[mV]である場合において、電力供給が異常なPoE回線数が1つあるときに送信電力を50[mW]に設定し、電力供給が異常なPoE回線が2つあるときに送信電力を10[mW]に設定する。送信電力の低減で、消費電力を削減することができる。
(b)稼働アンテナ数の削減
フェムト基地局10は、例えば、複数の送信アンテナを用いてMultiple Input Multiple Output(MIMO)で無線端末40とLTEに係る通信を行う。この場合、縮退運用では、Single Input and Single Output(SISO)で無線端末40と通信を行う。例えば、図1に示すRF部15および送受信アンテナ20と、RF部16および送受信アンテナ21とを用いて、MIMO通信を行う場合を仮定する。この場合に、縮退運用では、RF部15および送受信アンテナ20とRF部16および送受信アンテナ21との一方の使用又は電力供給を停止し、SISOで通信を行う。このような、RF部およびアンテナの使用又は電力供給停止によって、消費電力を削減することができる。
フェムト基地局10は、例えば、複数の送信アンテナを用いてMultiple Input Multiple Output(MIMO)で無線端末40とLTEに係る通信を行う。この場合、縮退運用では、Single Input and Single Output(SISO)で無線端末40と通信を行う。例えば、図1に示すRF部15および送受信アンテナ20と、RF部16および送受信アンテナ21とを用いて、MIMO通信を行う場合を仮定する。この場合に、縮退運用では、RF部15および送受信アンテナ20とRF部16および送受信アンテナ21との一方の使用又は電力供給を停止し、SISOで通信を行う。このような、RF部およびアンテナの使用又は電力供給停止によって、消費電力を削減することができる。
但し、複数のアンテナが使用される場合に、MIMO通信を行うことは必須要件ではない。また、上記例では、LTEに係る通信における稼働アンテナ数の削減を例示したが、Wi−Fi用のアンテナ数の削減が実施されても良い。
(c)最大同時接続ユーザ数を削減
縮退運用において、フェムト基地局10に並列に接続可能な無線端末40の数(最大同時接続ユーザ数)を通常時における数より削減する。最大同時接続ユーザ数を削減することで、以下のような動作を行う。例えば、プロセッサ11に含まれるCPUの動作クロックを低下させる。例えば、CPUの動作モードを低消費電力モードに遷移させることなどによって、動作クロックを通常モードにおける動作クロックよりも低下させることができる。或いは、プロセッサ11に含まれるCPUがマルチコア構成を有している場合において、通常時では、2以上のコア(例えば2つのコア)を用いて動作を行うのに対し、縮退運用では、動作に用いるコアの数を減らす(例えば、コアの数を1にする)。動作クロックや動作コア数の低減により、消費電力を削減することができる。
縮退運用において、フェムト基地局10に並列に接続可能な無線端末40の数(最大同時接続ユーザ数)を通常時における数より削減する。最大同時接続ユーザ数を削減することで、以下のような動作を行う。例えば、プロセッサ11に含まれるCPUの動作クロックを低下させる。例えば、CPUの動作モードを低消費電力モードに遷移させることなどによって、動作クロックを通常モードにおける動作クロックよりも低下させることができる。或いは、プロセッサ11に含まれるCPUがマルチコア構成を有している場合において、通常時では、2以上のコア(例えば2つのコア)を用いて動作を行うのに対し、縮退運用では、動作に用いるコアの数を減らす(例えば、コアの数を1にする)。動作クロックや動作コア数の低減により、消費電力を削減することができる。
(d)機能部(機能ブロック)の停止
フェムト基地局10は、複数の機能部(機能ブロック)の集合と捉えることができる。通常時では、全ての機能部を使用するのに対し、縮退運用では、複数の機能部のうち優先順位の低い機能を停止する。例えば、図1に示すフェムト基地局10は、LTEの基地局(eNB)としての機能に加えて、Wi−Fiの基地局(アクセスポイント)としての機能を有している。また、フェムト基地局10は、補助記憶装置として、フラッシュメモリ13の他に、HDD14を備えている。
フェムト基地局10は、複数の機能部(機能ブロック)の集合と捉えることができる。通常時では、全ての機能部を使用するのに対し、縮退運用では、複数の機能部のうち優先順位の低い機能を停止する。例えば、図1に示すフェムト基地局10は、LTEの基地局(eNB)としての機能に加えて、Wi−Fiの基地局(アクセスポイント)としての機能を有している。また、フェムト基地局10は、補助記憶装置として、フラッシュメモリ13の他に、HDD14を備えている。
この場合、例えば、LTEの優先順位をWi−Fiより高く設定し、フラッシュメモリ13の優先順位をHDD14より高く設定する。これによって、通常時では、LTE及びWi−Fi、並びにフラッシュメモリ13およびHDD14が使用されるのに対し、縮退運用では、Wi−FiおよびHDD14の少なくとも一方が停止される。このような、Wi−Fi用のRF部およびアンテナ、HDD14の停止(電力供給停止、或いは不使用)によって、消費電力削減を図ることができる。但し、停止される機能部の種類は、Wi−FiやHDDに制限されない。例えば、LTEやフラッシュメモリ13が停止されるようにすることもあり得る。
縮退運用モードでは、例えば、上記(a)〜(d)のような縮退運用によって、フェムト基地局10の消費電力を削減することができる。これによって、受電可能電力、すなわち、フェムト基地局10が消費可能な電力の範囲内でフェムト基地局10の運用を継続することができる。
例えば、上記(a)〜(d)のような縮退運用の種類と、各縮退運用に対応する消費電力削減量とを示す情報を予め不揮発性メモリ(フラッシュメモリ13)に予め記憶させておくことができる。そして、プロセッサ11は、受電可能電力から求まる不足電力量よりも消費電力削減量が大きくなるように、縮退運用の種類を選択する。このようにして、縮退運用モードにおいて実施する縮退運用の内容(規模および組み合わせ)を動的に判断および決定することができる。
<縮退運用の組み合わせテーブル>
また、各PoE回線の状態(正常・異常)に応じた消費可能電力と、消費可能電力に対応する縮退運用の内容(規模および組み合わせ)を示す情報とを記憶した縮退運用の組み合わせテーブルを予め不揮発性メモリ(図1に示すフラッシュメモリ13)に記憶させておくことができる。これによって、上記したような、不足電力量の算出や消費電力削減量の記憶を省略することができる。
また、各PoE回線の状態(正常・異常)に応じた消費可能電力と、消費可能電力に対応する縮退運用の内容(規模および組み合わせ)を示す情報とを記憶した縮退運用の組み合わせテーブルを予め不揮発性メモリ(図1に示すフラッシュメモリ13)に記憶させておくことができる。これによって、上記したような、不足電力量の算出や消費電力削減量の記憶を省略することができる。
図6は、縮退運用の組み合わせテーブルのデータ構造例を示す。図6において、組み合わせテーブルは、PoE回線#0〜PoE回線#2(n=2の例)に対するステータス(状態)の組み合わせと、各組み合わせにおける消費可能電力[W]とを記憶している。消費可能電力は、上述したフェムト基地局10の受電可能電力である。
さらに、組み合わせテーブルは、装置運用状態として、フェムト基地局10における縮退運用対象の各機能について、消費可能電力に応じた運用状態を示す情報を記憶する。図5に示す例では、縮退運用対象の機能として、RF送信電力(無線送信電力)と、CPUの動作コア数,CPUの動作クロック速度,稼働アンテナ数,機能ブロック(Wi−FiおよびHDD)が例示されている。
RF送信電力は、上記した(a)の機能の制限(縮退運用)に相当する。図5の例では、100[mV],50[mV],10[mV]の送信電力値が用意されている。そして、消費可能電力が76.5[W](通常モード)および51[W]のときに、送信電力が100[
mV]に設定される。これに対し、消費可能電力が25.5[W]の時に送信電力が10[mV]に設定される。
mV]に設定される。これに対し、消費可能電力が25.5[W]の時に送信電力が10[mV]に設定される。
CPU動作コア数としては、例として、「シングル(1)」と「デュアル(2)」とが用意されている。そして、消費可能電力が76.5[W](通常モード)の時に、「デュアル」でCPUが動作するのに対し、消費可能電力が51[W]および25.5[W]のときに「シングル」でCPUが動作する。
CPU動作クロックとしては、一例として、600MHz ,800MHzおよび1G
Hzが用意されている。そして、消費可能電力が76.5[W](通常モード)の時に、動作クロックが1GHzに設定される。これに対し、消費可能電力が51[W]のときに動作クロックは800MHzとなり、25.5[W]のときに動作クロックは600MHzとなる。
Hzが用意されている。そして、消費可能電力が76.5[W](通常モード)の時に、動作クロックが1GHzに設定される。これに対し、消費可能電力が51[W]のときに動作クロックは800MHzとなり、25.5[W]のときに動作クロックは600MHzとなる。
LTEの稼働アンテナ数としては、一例として、1本と2本とが用意されている。そして、消費可能電力が76.5[W](通常モード)の時に、2本の稼働アンテナで運用されるのに対し、消費可能電力が51[W]および25.5[W]のときには1本の稼働アンテナで運用される。
機能部としては、図2に例示したように、Wi−FiとHDD14とが対象となっている。そして、消費可能電力が76.5[W](通常モード)の場合には、Wi−FiとHDD14との双方が運用状態とされる。これに対し、消費可能電力が51[W]のときにHDD14の運用が停止され、25.5[W]のときにはWi−FiとHDD14の双方との運用が停止される。
図5に例示した組み合わせテーブルのように、PoEのクラスに基づく受電可能電力を用いることで、各PoE回線の状態に応じたフェムト基地局10の消費可能電力を細かく知ることができ、機能の制限(縮退運用)の内容を細分化することができる。
プロセッサ11は、組み合わせテーブルを用いることで、各PoE回線の状態に基づき求めた消費可能電力に対応する縮退運用の内容(規模および組み合わせ)を組み合わせテーブルから読み出し、縮退運用の内容として決定することができる。
<接続中UE情報の考慮>
組み合わせテーブルに対し、さらに、フェムト基地局10と接続中(アクセス中)の無
線端末(UE)40に係る情報(「接続中UE情報」という)をパラメータとして取り込むことで、さらにきめ細かな縮退運用の制御が可能となる。例えば、接続中の無線端末40の接続状態を可能な限り維持可能な縮退運用の組み合わせを選択するといった制御が可能となる。以下に、フェムト基地局10で認識可能な接続中UE情報の例と、縮退運用の制御例とについて説明する。
組み合わせテーブルに対し、さらに、フェムト基地局10と接続中(アクセス中)の無
線端末(UE)40に係る情報(「接続中UE情報」という)をパラメータとして取り込むことで、さらにきめ細かな縮退運用の制御が可能となる。例えば、接続中の無線端末40の接続状態を可能な限り維持可能な縮退運用の組み合わせを選択するといった制御が可能となる。以下に、フェムト基地局10で認識可能な接続中UE情報の例と、縮退運用の制御例とについて説明する。
(A)フェムト基地局10と接続中のユーザ(無線端末40)の数が多い場合
この場合、縮退運用として、例えば、アンテナ数の削減や、使用中の通信に影響のない機能部(機能ブロック)の停止が優先的に行われる。即ち、無線端末40の接続維持が優先される。
この場合、縮退運用として、例えば、アンテナ数の削減や、使用中の通信に影響のない機能部(機能ブロック)の停止が優先的に行われる。即ち、無線端末40の接続維持が優先される。
(B)フェムト基地局10と接続中のユーザ(無線端末40)の数が少ない場合
この場合、例えば、CPUの処理速度を優先的に低下させるような縮退運用が実施される。換言すれば、ユーザ(無線端末40)との接続状態を維持しつつ、無線品質が維持されるような運用が実施される。
この場合、例えば、CPUの処理速度を優先的に低下させるような縮退運用が実施される。換言すれば、ユーザ(無線端末40)との接続状態を維持しつつ、無線品質が維持されるような運用が実施される。
図7は、フェムト基地局10と接続された無線端末40の数を示す接続UE数と、CPUの運用状態との関係を示す図である。図7には、UE数によるCPU処理速度の縮退例が示されている。図7に示す例では、接続UE数が「20以上」,「10〜19」,「9以下」であるときのCPU動作コア数と、CPU動作クロックとの関係が示されている。
具体的には、接続UE数が20以上であるときには、CPUは、動作コア数が2(デュアル)で、且つ1GHzの動作クロックで使用される。接続UE数が10〜19であるときには、CPUは、デュアルで且つ800MHzの動作クロックで使用される。接続UE数が9以下であれば、CPUは、動作コア数が1(シングル)で且つ600MHzの動作クロックで使用される。このような接続UE数に応じたCPUの運用がなされることによって、上記した(A)および(B)に示した縮退運用を実施することができる。
(C)フェムト基地局から距離の離れたユーザ(無線端末40)が少ない場合
この場合、送信電力の低下が優先的になされる縮退運用が実施される。図8は、フェムト基地局10に接続中のUE(無線端末40)の最大パスロス量と、送信電力との関係を示す図である。
この場合、送信電力の低下が優先的になされる縮退運用が実施される。図8は、フェムト基地局10に接続中のUE(無線端末40)の最大パスロス量と、送信電力との関係を示す図である。
ここに、パスロスとは、RF(無線)伝搬損失である。パスロスは、フェムト基地局10の送信電力と、無線端末40(UE)からの電波の受信電力との差である。通常、フェムト基地局10から無線端末40が離れるにつれてパスロスは大きくなる。このため、パスロスは、フェムト基地局10と無線端末40との距離を示すパラメータとして使用することができる。
図7に示す例では、最大パスロス量が、大、中、小のクラスに分けられ、各クラスに対応する送信電力値が設定されている。具体的には、最大パスロス量が大(例えば、120dBm以上)であるときに、送信電力が100mWに設定される。また、最大パスロス量が中(例えば、110〜119dBm)であるときに、送信電力が50mWに設定される。また、最大パスロス量が小(例えば、109dBm以下)であるときに、送信電力が10mWに設定される。このように、フェムト基地局10から離れた位置にある無線端末40がないときには、送信電力を低下させて消費電力を削減する。
上述した(a)〜(d)、(A)〜(C)のような縮退運用の内容は、消費可能電力の範囲内で実施できるように、例えば、予め組み合わせテーブルに記憶される。図9は、縮退運用の組み合わせテーブルのデータ構造例を示す。図9には、上述した(a)〜(d)
、(A)〜(C)で説明した各縮退運用を反映した組み合わせテーブルのデータ構造例が示されている。図9の組み合わせテーブルでは、図6に示した組み合わせテーブルに対して、接続中UE情報(接続UE数,パスロス量)に基づく縮退運用の内容が組み込まれている。なお、実装においては、例えば、図6の組み合わせテーブルと図9の組み合わせテーブルとの双方が実装される。但し、図6の組み合わせテーブルと、図9の組み合わせテーブルとの一方のみが実装される場合もあり得る。
、(A)〜(C)で説明した各縮退運用を反映した組み合わせテーブルのデータ構造例が示されている。図9の組み合わせテーブルでは、図6に示した組み合わせテーブルに対して、接続中UE情報(接続UE数,パスロス量)に基づく縮退運用の内容が組み込まれている。なお、実装においては、例えば、図6の組み合わせテーブルと図9の組み合わせテーブルとの双方が実装される。但し、図6の組み合わせテーブルと、図9の組み合わせテーブルとの一方のみが実装される場合もあり得る。
<プロセッサの処理フロー>
図10は、プロセッサの処理フローの一例を示すフローチャートである。図10に示す処理は、プロセッサ11が適宜のタイミングで各PoE回線の電圧異常の監視を開始する(01)ことによって開始される。
図10は、プロセッサの処理フローの一例を示すフローチャートである。図10に示す処理は、プロセッサ11が適宜のタイミングで各PoE回線の電圧異常の監視を開始する(01)ことによって開始される。
02において、プロセッサ11は、各PoE回線に関して、PoE回線から供給される電圧(PoE供給電圧)が電源監視閾値を下回ったか否かを判定する。02の処理は、例えば、プロセッサ11が各電源監視回路263からの割込通知の有無を判定することによって判定される。02において、割込通知がない(全PoE回線が正常)である場合には(02,No)、縮退運用の全解除、又は消費可能電力に応じた縮退運用の一部解除がなされる(10)。もっとも、02の時点でフェムト基地局10が通常モードで動作している場合には、当該通常モード(通常運用)が維持される。
これに対し、02において、少なくとも1つのPoE回線からの供給電圧が電源監視閾値を下回った場合には(02,Yes(PoE回線障害検出))、処理が03に進む。03では、プロセッサ11は、残りのPoE回線からの受電可能電力を元に、使用可能な電力量を算出する。
次の04では、プロセッサ11は、接続中UE情報を用いた縮退制御を行うか否かを判定する。縮退制御を行わない場合には(04,No)、処理を09に進め、図6に示した組み合わせテーブルの読み込みを行う。その後、処理が07に進む。
これに対し、接続中UE情報を用いた縮退制御を行う場合には(04,Yes)、処理が05に進む。05では、プロセッサ11は、接続中のユーザ(無線端末40)の情報を確認する。続いて、プロセッサ11は、フラッシュメモリ13から図9に示した組み合わせテーブルの読み込みを行う。
07では、プロセッサ11は、組み合わせテーブル(図9又は図6)に従って、縮退運用の内容(規模および範囲)を決定する。そして、プロセッサ11は、縮退運用モードでの動作(縮退運用)を開始させる(08)。
なお、図10に示すフローチャートで、04〜06の処理が省略されも良い。或いは、04および09の処理が省略されても良い。
<実施形態の作用効果>
以上説明したフェムト基地局10によれば、電力の供給を受けるPoE回線の異常などにより、PoE回線からの電力供給が所定値(電源監視閾値)を下回った場合に、プロセッサ11は、フェムト基地局10の機能が縮退された縮退運用モードでの動作を開始させる。これによって、フェムト基地局10は、稼働状態の維持、すなわち運用の継続を図ることができる。
以上説明したフェムト基地局10によれば、電力の供給を受けるPoE回線の異常などにより、PoE回線からの電力供給が所定値(電源監視閾値)を下回った場合に、プロセッサ11は、フェムト基地局10の機能が縮退された縮退運用モードでの動作を開始させる。これによって、フェムト基地局10は、稼働状態の維持、すなわち運用の継続を図ることができる。
縮退運用モードへの移行に当たり、フェムト基地局10の消費可能電力が算出され、フェムト基地局10の消費電力が消費可能電力の範囲内に収まるように、縮退運用の内容(
規模および範囲)が決定される。これによって、縮退運用モードでの電力不足を回避することができる。
規模および範囲)が決定される。これによって、縮退運用モードでの電力不足を回避することができる。
また、縮退運用の組み合わせテーブルを予め記憶しておくことで、電力供給状態が異常のPoE回線を除いた残りのPoE回線の受電可能電力から消費可能電力を算出することで、容易に縮退運用モードでの動作内容、即ち縮退運用の内容を容易に決定することができる。
また、組み合わせテーブルには、接続中UE情報を反映した縮退運用の内容を予め記憶しておくことで、フェムト基地局10の稼働状態の維持だけでなく、接続中の無線端末40(ユーザ)の保護(接続維持)を図ることができる。
以上説明した実施形態の構成は、適宜組み合わせることができる。
10・・・フェムト基地局
11・・・プロセッサ
12・・・DRAMメモリ
13・・・フラッシュメモリ
14・・・ハードディスクドライブ
15〜19・・・RF部
20〜24・・・送受信アンテナ
11・・・プロセッサ
12・・・DRAMメモリ
13・・・フラッシュメモリ
14・・・ハードディスクドライブ
15〜19・・・RF部
20〜24・・・送受信アンテナ
Claims (15)
- 通信回線から供給される電力により動作する通信装置であって、
前記通信回線から供給される電力が所定範囲に低下したことを検出したときに前記通信装置が有する機能の部分的な停止と前記機能の性能低下との少なくとも一方を含む前記通信装置の縮退運用を開始させる制御装置
を含む通信装置。 - 前記通信回線は、それぞれ電力を供給する複数の通信回線を含み、
前記制御装置は、前記複数の通信回線の少なくとも1つから供給される電力の低下が検出されたときに前記通信装置の縮退運用を開始させる
請求項1に記載の通信装置。 - 前記制御装置は、前記複数の通信回線の少なくとも1つから供給される電力の低下が検出されたときに消費電力が残りの通信回線から供給される電力の範囲内に収まるように前記縮退運用の内容を決定する
請求項1又は2に記載の通信装置。 - 前記制御装置は、前記機能の縮退運用として、前記通信装置が備えるアンテナから無線信号を送信するための送信電力を低下させる
請求項1から3のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記制御装置は、前記機能の縮退運用として、前記通信装置が備えるアンテナの使用数を低下させる
請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記制御装置は、前記機能の縮退運用として、前記通信装置に並列に接続可能な無線端末の数を低下させる
請求項1から5のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記制御装置は、前記機能の縮退運用として、前記通信装置が備える中央処理装置の動作クロックを低下させる
請求項1から6のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記制御装置は、前記機能の縮退運用として、前記通信装置が備えるマルチコア構成を有する中央処理装置の使用コア数を低下させる
請求項1から7のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記制御装置は、前記機能の縮退運用として、前記通信装置が使用可能な第1の無線通信方式と第2の無線通信方式との一方を停止する
請求項1から8のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記制御装置は、前記機能の縮退運用として、前記通信装置が有する複数の補助記憶装置うちの少なくとも1つを停止する
請求項1から9のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記制御装置は、前記通信装置と接続中の無線端末に係る情報に応じた機能の縮退運用を行う
請求項1から10のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記制御装置は、前記通信装置と接続中の無線端末の数が所定範囲にあるときに前記通信装置が備える中央処理装置の動作クロックを低下させる
請求項11に記載の通信装置。 - 前記制御装置は、前記通信装置と接続中の無線端末の数が前記所定範囲より少ないときに前記通信装置が備える中央処理装置の使用コア数を低下させる
請求項11又は12に記載の通信装置。 - 前記制御装置は、前記通信装置と接続中の無線端末と前記通信装置との距離に応じて前記通信装置が備えるアンテナから無線信号を送信するための送信電力を低下させる
請求項11から13のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記通信装置が電力の供給を受ける複数の通信回線の電力供給状態に応じた前記通信装置の消費可能電力と、前記消費可能電力に対応する機能の縮退運用の内容との夫々を示す情報を記憶する記憶装置をさらに含み、
前記制御装置は、前記複数の通信回線からの電力供給状態から求めた消費可能電力に対応する縮退運用の内容を前記記憶装置から読み出し、読み出した縮退運用の内容での縮退運用を開始させる
請求項1から14のいずれか1項に記載の通信装置。
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