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JP2013214838A - ハンドオーバ制御装置、移動局、及び、ハンドオーバ制御方法 - Google Patents

ハンドオーバ制御装置、移動局、及び、ハンドオーバ制御方法 Download PDF

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JP2013214838A
JP2013214838A JP2012083276A JP2012083276A JP2013214838A JP 2013214838 A JP2013214838 A JP 2013214838A JP 2012083276 A JP2012083276 A JP 2012083276A JP 2012083276 A JP2012083276 A JP 2012083276A JP 2013214838 A JP2013214838 A JP 2013214838A
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handover
base station
energy efficiency
unit
control unit
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JP2012083276A
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Tetsuo Tomita
哲生 富田
Masanori Hashimoto
正則 橋本
Fumi Kimura
文 木村
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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  • Signal Processing (AREA)
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Abstract

【課題】無線リソースの有効利用及び消費電力の削減を実現する。
【解決手段】ハンドオーバ制御装置10において、ハンドオーバ制御部12は、HO(ハンドオーバ)元基地局と複数のHO先候補基地局との各ペアのトータルのエネルギー効率を、ハンドオーバ前とハンドオーバ後とのそれぞれについて算出する。そして、ハンドオーバ制御部12は、算出された各ペアのハンドオーバ前及びハンドオーバ後のエネルギー効率に基づいて、HO先基地局を決定する。エネルギー効率は、例えば、消費電力に対する総スループットの比である。
【選択図】図3

Description

本発明は、ハンドオーバ制御装置、移動局、及び、ハンドオーバ制御方法に関する。
移動通信システムは、高度化及び複雑化している。現在普及している第3.5世代移動通信システム、つまり3.5Gから、第3.9世代移動通信システム、つまり3.9Gへ現在移行しつつある。さらには、将来的には、第4世代移動通信システム、つまり4Gのサービスが開始されると予想される。このような移動通信システムの高度化及び複雑化に伴い、SON(Self Organizing Network)という技術が注目されている。SONは、移動通信システムの設置、運用等を自動化且つ最適化する技術である。すなわち、将来的には、図1に示すように、3.5G、3.9G、及び4Gのネットワークシステムが混在する状況が生じる。図1は、3.5G、3.9G、及び4Gが混在する移動通信システムの例を示す図である。なお、具体的な方式としては、3.5GではW−CDMAがあり、3.9GではLTE(Long Term Evolution)があり、4GではLTE−Advancedがある。
また、SONの主な機能としては、自動設定(Self−Configuration)、自動最適化(Self−Optimization)、及び自動修復(Self−Healing)がある。
自動設定機能:基地局が設置される際に、ネットワーク接続、隣接セルの設定、システムパラメータ等の設定を手動ではなく自動的に行う機能である。この機能により、設置にかかる作業時間及び作業負荷を削減できる。
自動最適化機能:隣接セルへのハンドオーバの調整及び隣接セル間の干渉の調整などにより、移動通信システムのチューニングを自動的に実施する機能である。この機能は、移動通信システムにおけるノード(つまり、基地局、交換機、移動局等)で収集した測定データに基づいて行われる。具体的には、ハンドオーバの調整には、ハンドオーバを実施するか否かの判断に用いられ且つ無線品質の変化に関する閾値の調整等がある。また、干渉の調整には、各セルにおける送信電力の調整、及び、送信タイミングの調整等がある。この機能によって、移動通信システムにおける通信品質を向上させることができる。
自動修復機能:移動通信システムにおける障害を自動検知し、原因の特定・分析・復旧までを自動的に行う機能である。この機能によって、移動通信システムの保守に掛かる作業時間及び作業負荷を削減できる。
近年、モバイルトラヒックの急増及びエコロジーに対する意識の向上に伴い、自動最適化機能による、無線リソースの有効利用、及び、ネットワーク全体の消費電力の削減が重要視されてきている。
ここで、従来、無線リソースの有効利用のために、移動局を複数のセルに分散させることが行われている。この分散処理は、基地局で測定された、当該基地局の配下にある移動局の数、スループット、及び呼接続負荷に基づいて行われる。この分散処理により、移動局が所定のセルに集中することによって1移動局当たりのスループットが低下することを防止できる。具体的な例としては、マクロセルに存在する移動局をマイクロセルに移動させる、つまりハンドオーバさせる方法がある。
また、無線リソースのさらなる有効利用を実現する方法としては、次の方法を挙げることができる。すなわち、第1に、移動局の数、スループット、及び呼接続負荷だけでなく、移動局の移動状況又は分布を加味して制御する方法がある。この方法では、例えば、高速で移動している移動局は直ぐにマイクロセルから出てしまうため、静止している移動局を優先的にマイクロセルにハンドオーバさせる。これにより、無線リソースを安定して活用できる。また、第2に、ハンドオーバ制御だけでなく、基地局からの無線電波の送信方向及び送信電力も連動して制御する方法がある。この方法では、例えば、移動局の密度が高い場所に無線電波の送信方向を向ける共に、送信電力を上げる。これにより、無線品質が良好な移動局の割合が増やすことができる。無線品質が良い程同じ無線リソースでもたくさんのデータを送信できるので、無線リソースの利用効率を向上させることができる。
また、従来、ネットワークの消費電力を削減するために、次の制御が行われている。すなわち、移動局を所定のセル又はセクタに集中させることが行われている。この集中処理は、基地局で測定された、当該基地局の配下にある移動局の数、スループット、及び呼接続負荷に基づいて行われる。この集中処理により、移動局が移動した結果として移動局の数が少なくなったセルに対応する基地局において必要な電力を低減できる。また、セクタ単位で独立した処理部を具備する基地局では、所定のセクタに移動局を集中させることにより、移動局の数が少なくなったセクタに対応する処理部への供給電力を低減できる。
特開2011−19039号公報
ところで、無線リソースの有効利用、及び、ネットワーク全体の消費電力の削減は、両方が同時に実現されることが好ましい。しかしながら、上述の通り、一方は移動局を分散させることにより実現され、他方は移動局を集中させることにより実現される。従って、ただ単に組み合わせただけでは、両方を十分なレベルで実現することは難しい。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、無線リソースの有効利用及び消費電力の削減を実現できる、ハンドオーバ制御装置、移動局、及び、ハンドオーバ制御方法を提供することを目的とする。
開示の態様では、移動局のハンドオーバ先基地局を、前記移動局のメジャメント対象グループに含まれ且つ前記ハンドオーバ元基地局以外の複数の候補基地局の中から選択するハンドオーバ制御装置であって、前記移動局において測定された前記メジャメント対象グループに属する各所属基地局との間の無線品質に基づいて前記各所属基地局で測定された、ハンドオーバ前の第1のスループット及び第1の消費電力と、前記移動局が前記各候補基地局にハンドオーバしたと仮定し前記各所属基地局で推定された、ハンドオーバ後の第2のスループット及び第2の消費電力とを含むパラメータセットを取得する取得部と、前記パラメータセットを用いて、ハンドオーバ元基地局と前記複数の候補基地局との各ペアのトータルのエネルギー効率を、ハンドオーバ前とハンドオーバ後とのそれぞれについて算出し、算出された各ペアのハンドオーバ前及びハンドオーバ後のエネルギー効率に基づいて、前記ハンドオーバ先基地局を選択する制御部と、を具備する。
開示の態様によれば、無線リソースの有効利用及び消費電力の削減を実現できる。
図1は、3.5G、3.9G、及び4Gが混在する移動通信システムの例を示す図である。 図2は、実施例1の通信システムの一例を示す図である。 図3は、実施例1のハンドオーバ制御装置の一例を示すブロック図である。 図4は、実施例2のHO元基地局の一例を示すブロック図である。 図5は、実施例2のHO先候補基地局の一例を示すブロック図である。 図6は、実施例2の移動局の一例を示すブロック図である。 図7は、実施例2の通信システムの処理動作の説明に供するシーケンス図である。 図8は、実施例2の通信システムの処理動作の説明に供するシーケンス図である。 図9は、実施例3の通信システムの処理動作の説明に供するシーケンス図である。 図10は、実施例4のハンドオーバ制御装置の一例を示すブロック図である。 図11は、実施例4のHO元基地局の一例を示すブロック図である。 図12は、実施例4のHO先基地局の一例を示すブロック図である。 図13は、実施例4の通信システムの処理動作の説明に供するシーケンス図である。 図14は、基地局のハードウェア構成を示す図である。 図15は、移動局のハードウェア構成を示す図である。
以下に、本願の開示するハンドオーバ制御装置、移動局、及び、ハンドオーバ制御方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により本願の開示するハンドオーバ制御装置、移動局、及び、ハンドオーバ制御方法が限定されるものではない。また、実施例において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[実施例1]
[通信システムの概要]
図2は、実施例1の通信システムの一例を示す図である。図2において、通信システム1は、ハンドオーバ制御装置10と、基地局20−1,2,3と、移動局30と、交換機40とを有する。
移動局30は、基地局20−1を介して通信を行っている。すなわち、基地局20−1は、ハンドオーバ元基地局(以下では、「HO元基地局」と呼ばれることがある)である。
また、移動局30は、HO元基地局及び周辺に存在するHO元基地局以外の基地局(以下では、「HO先候補基地局」と呼ばれることがある)から送信された参照信号を受信する。ここで、HO元基地局及び複数のHO先候補基地局を含むグループは、「メジャメント対象グループ」と呼ばれることがある。図2に示される状況では、基地局20−2,3がHO先候補基地局である。
そして、移動局30は、受信された参照信号に基づいて、メジャメント対象グループに属する各基地局20と移動局30との間の無線品質を測定する。メジャメント対象グループに属する各基地局20についての測定結果は、基地局の識別情報と対応づけられ且つ測定報告(Measurement Report)メッセージに含められてHO元基地局へ送信される。そして、各HO先候補基地局についての測定結果は、HO元基地局によって各HO先候補基地局へ送信される。
基地局20−1,2,3のそれぞれは、「パラメータセット」の各パラメータの値について、現在値を測定すると共に、ハンドオーバの制御対象である移動局30が自身のセル又はセクタにハンドオーバさせたと仮定したときの各パラメータの値を推定する。パラメータセットには、基地局20−1,2,3のそれぞれの、スループットと消費電力とが含まれる。基地局20−1,2,3のそれぞれにおいて測定又は推定されたパラメータセットは、ハンドオーバ制御装置10へ送信される。
ハンドオーバ制御装置10は、基地局20−1,2,3から取得したパラメータセットに基づいて、移動局30をハンドオーバさせるか否か、及び、ハンドオーバさせる場合にはHO先基地局を複数のHO先候補基地局の中から選択する。このハンドオーバさせるか否かの判断及びHO先基地局の選択は、「エネルギー効率」を基準として行われる。このエネルギー効率としては、各基地局における総スループットの消費電力に対する比を用いることができる。すなわち、エネルギー効率の単位としては、[bps/W]又は[bit/J]である。
そして、移動局30をハンドオーバさせると判断された場合には、移動局30宛てのデータが交換機40によってHO元基地局に代わってHO先基地局へ送出される。これにより、移動局30は、HO先基地局経由で自身宛のデータを受け取ることになる。
[ハンドオーバ制御装置の構成]
図3は、実施例1のハンドオーバ制御装置の一例を示すブロック図である。図3において、ハンドオーバ制御装置10は、取得部11と、ハンドオーバ制御部12とを有する。
取得部11は、メジャメント対象グループからパラメータセットを取得し、ハンドオーバ制御部12へ出力する。具体的には、パラメータセットには、第1に、HO元基地局における、ハンドオーバ前のスループット及び消費電力の測定値と、ハンドオーバ後のスループット及び消費電力の推測値とが含まれる。第2に、各HO先候補基地局における、ハンドオーバ前のスループット及び消費電力の測定値と、ハンドオーバ後のスループット及び消費電力の推測値とが含まれる。
ハンドオーバ制御部12は、取得部11から受け取ったパラメータセットに基づいて、移動局30をハンドオーバさせるか否か、及び、ハンドオーバさせる場合にはHO先基地局を複数のHO先候補基地局の中から選択する。
具体的には、ハンドオーバ制御部12は、HO元基地局とHO先候補基地局とのペアについてのトータルのエネルギー効率を、ハンドオーバ前と後との各々について算出する。この算出は、各HO先候補基地局について行われる。
そして、ハンドオーバ制御部12は、算出された各ペアについてのハンドオーバ前後のエネルギー効率に基づいて、ハンドオーバ前に比べてハンドオーバ後のエネルギー効率が最も増加するペアを特定する。そして、ハンドオーバ制御部12は、特定されたペアのHO先候補基地局をHO先基地局として選択する。
詳細には、ハンドオーバ制御部12は、上記したペアについてのトータルのエネルギー効率を、ハンドオーバ前と後との各々について算出し、ハンドオーバ後のエネルギー効率からハンドオーバ前のエネルギー効率を減算することにより、差分を算出する。
そして、ハンドオーバ制御部12は、算出された差分が最も大きいペアを特定し、特定されたペアのHO先候補基地局をHO先基地局として選択する。
ここで、エネルギー効率の算出には、以下の式を用いることができる。
Eff_1=(R_1,1+R_1,2)÷(W_1,1+W_1,2)
Eff_2=(R_2,1+R_2,2)÷(W_2,1+W_2,2)
なお、Eff_1は、ハンドオーバ前のペアのトータルのエネルギー効率である。Eff_2は、ハンドオーバ後のペアトータルのエネルギー効率である。Wは、消費電力であり、Rはスループットである。そして、W及びRに付されている1番目の数字は、ハンドオーバ前の値であるか後の値であるかを示し、2番目の数字は、HO元基地局の値であるかHO先候補基地局の値であるかを示す。すなわち、1番目の数字の1は、ハンドオーバ前を示し、2は、ハンドオーバ後を示す。また、2番目の数字の1は、HO元基地局を示し、2は、HO先候補基地局を示す。
以上のように本実施例によれば、ハンドオーバ制御装置10において、ハンドオーバ制御部12は、HO元基地局と複数のHO先候補基地局との各ペアのトータルのエネルギー効率を、ハンドオーバ前とハンドオーバ後とのそれぞれについて算出する。そして、ハンドオーバ制御部12は、算出された各ペアのハンドオーバ前及びハンドオーバ後のエネルギー効率に基づいて、HO先基地局を決定する。エネルギー効率は、例えば、消費電力に対する総スループットの比である。
こうすることで、無線リソースの利用効率と消費電力とのバランスが考慮された指標となり得るエネルギー効率に基づいてHO先基地局を決定できる。また、基地局単位のエネルギー効率ではなく、各ペアのトータルのハンドオーバ前及びハンドオーバ後のエネルギー効率に基づいて、HO先基地局を決定できるので、ネットワーク全体として無線リソースの有効利用及び消費電力の削減を実現できる。
[実施例2]
実施例2は、ハンドオーバ制御装置を基地局に適用した場合の実施例である。
[HO元基地局の構成]
図4は、実施例2のHO元基地局の一例を示すブロック図である。図4において、HO元基地局50は、総スループット測定部51と、消費電力測定部52と、総スループット推定部53と、消費電力推定部54と、記憶部55と、呼制御部56と、ハンドオーバ制御部57と、信号処理部58と、無線インタフェース部59と、基地局間インタフェース部60と、交換インタフェース部61とを有する。ここで、ハンドオーバ制御装置10の取得部11は、呼制御部56に対応し、ハンドオーバ制御部12は、ハンドオーバ制御部57に対応する。
総スループット測定部51は、自装置の総スループットを測定する。総スループットは、自装置が送信するパケットの個数とバイト数とをカウントすることにより、測定できる。
消費電力測定部52は、自装置の消費電力を測定する。現在の家電等でも自装置の消費電力を測定し表示できている。これと同様の技術を用いることにより、消費電力の測定は可能である。
総スループット推定部53は、ハンドオーバ後の総スループットを推定する。ハンドオーバ後の総スループットは、総スループット測定部51において測定された自装置のハンドオーバ前の総スループットと、後述するハンドオーバ制御対象の移動局90の無線品質から推定したスループットとを合計することにより、算出できる。
移動局90の無線品質からのスループットの推定は、無線チャネルにおけるスケジューリングロジックに基づいて行うことができる。スケジューリングロジックとは、各移動局の無線品質に応じて対象移動局に対して割り当てる無線リソースの量を求めるロジックである。そして、割当られた無線リソースの量が解れば、当該無線リソースによって送信できるデータ量も算出することができる。
例えば、或るセルの無線リソースは、100個のサブリソースに分割できるとする。そして、各サブリソースは、1つの移動局に割り当てられる。そして、無線品質が一番良い移動局から順番に、30個、25個、・・・と、サブリソースを割り当てるスケジューリングロジックとなっているとする。この場合、ハンドオーバ制御対象の移動局の無線品質の順番に基づいて、割り当てされるサブリソース数を推定できる。また、サブリソース当たりに送信できるデータ量も、符号化方式及び変調方式から理論的に算出できるので、結果として、ハンドオーバ制御対象のスループットも推定できる。
消費電力推定部54は、総スループット推定部53で推定された総スループットと、総スループットと消費電力との対応関係とに基づいて、ハンドオーバ後の消費電力を推定する。
記憶部55は、消費電力推定部54で用いられる対応関係をシステムパラメータとして記憶する。対応関係の形態は、算出式でもよいし、テーブルであってもよい。
呼制御部56は、呼処理シーケンスに応じて制御信号を、後述するHO先候補基地局70、移動局90、又は交換機40との間で送受信する。また、呼制御部56は、パラメータセットを、自装置、又は、後述するHO先候補基地局70から取得する。
ハンドオーバ制御部57は、上述したハンドオーバ制御部12と同様の機能を有する。すなわち、ハンドオーバ制御部57は、呼制御部56から受け取ったパラメータセットに基づいて、移動局90をハンドオーバさせるか否か、及び、ハンドオーバさせる場合にはHO先基地局を複数のHO先候補基地局の中から選択する。
具体的には、ハンドオーバ制御部57は、HO元基地局とHO先候補基地局とのペアについてのトータルのエネルギー効率を、ハンドオーバ前と後との各々について算出する。この算出は、各HO先候補基地局について行われる。
そして、ハンドオーバ制御部57は、算出された各ペアについてのハンドオーバ前後のエネルギー効率に基づいて、ハンドオーバ前に比べてハンドオーバ後のエネルギー効率が最も増加するペアを特定する。そして、ハンドオーバ制御部12は、特定されたペアのHO先候補基地局をHO先基地局として選択する。
信号処理部58は、自装置と、HO先候補基地局70、移動局90又は交換機40との間で送受信される信号に対する送受信処理を行う。具体的には、信号処理部58は、変復調部62と、無線プロトコル処理部63と、基地局間プロトコル処理部64と、交換プロトコル処理部65とを有する。
変復調部62は、移動局90との間の通信データの変調・復調を行う。
無線プロトコル処理部63は、移動局90との間の無線プロトコルの終端を行う。
基地局間プロトコル処理部64は、他の基地局との間の基地局間プロトコルの終端を行う。
交換プロトコル処理部65は、交換機40との間の交換機向けプロトコルの終端を行う。
無線インタフェース部59は、移動局90との間でアンテナを介して無線信号を送受信する。
基地局間インタフェース部60は、隣接する他基地局との間で伝送路を介して信号を送受信する。
交換インタフェース部61は、交換機40との間で伝送路を介して信号を送受信する。
[HO先基地局の構成]
図5は、実施例2のHO先候補基地局の一例を示すブロック図である。図5において、HO先候補基地局70は、総スループット測定部71と、消費電力測定部72と、総スループット推定部73と、消費電力推定部74と、記憶部75と、呼制御部76と、信号処理部78と、無線インタフェース部79と、基地局間インタフェース部80と、交換インタフェース部81とを有する。また、信号処理部78は、変復調部82と、無線プロトコル処理部83と、基地局間プロトコル処理部84と、交換プロトコル処理部85とを有する。これらの機能部は、上述したHO元基地局50の機能部と同様の機能を有している。
[移動局の構成]
図6は、実施例2の移動局の一例を示すブロック図である。図6において、移動局90は、制御部91と、無線プロトコル処理部92と、無線インタフェース部93と、無線品質測定部94とを有する。
制御部91は、呼処理シーケンスに応じて制御信号を、HO元基地局50又はHO先候補基地局70との間で送受信する。また、制御部91は、無線品質測定部94に対して測定指示することにより無線品質測定を制御し、測定結果を測定報告に含めてHO元基地局50へ送信する。
無線プロトコル処理部92は、HO元基地局50又はHO先候補基地局70との間の無線プロトコルの終端を行う。
無線インタフェース部93は、HO元基地局50又はHO先候補基地局70との間でアンテナを介して無線信号を送受信する。
無線品質測定部94は、制御部91からの指示に従ってメジャメント対象グループから送信された参照信号に基づいて、各基地局との間の無線品質を測定する。そして、無線品質測定部94は、各基地局の識別情報と測定結果とを対応付けて制御部91へ出力する。
すなわち、移動局90において、無線品質測定部94は、メジャメント対象グループに属する各基地局から送信された参照信号に基づいて、自装置と各基地局との間の無線品質を測定する。そして、制御部91、無線プロトコル処理部92、及び無線インタフェース部93は、メジャメント対象グループに含まれる全基地局について測定された無線品質を含めた測定報告をHO元基地局50へ送信する。こうすることで、HO元基地局50だけでなく、HO元基地局50を介して無線品質を受け取るHO先候補基地局70も、総スループット及び消費電力を推定することができる。
そして、制御部91、無線プロトコル処理部92、及び無線インタフェース部93は、HO元基地局50から、複数のHO先候補基地局70の中から選択されたHO先基地局に関する情報を含むメッセージを受信する。そして、制御部91は、受信されたメッセージに基づいて、HO元基地局50との通信チャネルからHO先候補基地局70の通信チャネルへ切り替える。
[通信システムの動作]
図7及び図8は、実施例2の通信システムの処理動作の説明に供するシーケンス図である。
移動局90において無線品質測定部94は、メジャメント対象グループから送信された参照信号を用いて、メジャメント対象グループに含まれる基地局との間の無線品質を測定する。そして、制御部91は、測定結果を含む測定報告(Measurement Report)メッセージを、無線プロトコル処理部92及び無線インタフェース部93を介してHO元基地局50へ送信する(ステップS11)。
HO元基地局50において、呼制御部56は、測定報告を、無線インタフェース部59、信号処理部58を介して受け取ると、メジャメント対象グループに含まれるHO先候補基地局70−1及びHO先候補基地局70−2へハンドオーバ準備要求(HANDOVER PREPARE)を送信する(ステップS12)。なお、メジャメント対象グループの全てのHO先候補基地局へハンドオーバ準備要求を送信するのではなく、その前に、所定レベル以上の無線品質が確保されたHO先候補基地局を選択し、選択されたHO先候補基地局にのみハンドオーバ準備要求を送信してもよい。
HO先候補基地局70−1において、呼制御部76がハンドオーバ準備要求を受け取ると、総スループット測定部71及び消費電力測定部72が、現在の、つまりHO前の総スループット及び消費電力をそれぞれ測定する(ステップS13)。
そして、総スループット推定部73及び消費電力推定部74が、HO後の総スループット及び消費電力をそれぞれ推定する(ステップS14)。
HO先候補基地局70−2においても同様の処理動作が実行される(ステップS15,16)。
HO先候補基地局70−1,2において、呼制御部76は、ハンドオーバ準備応答(HANDOVER PREPARE ACKNOWLEDGE)をHO元基地局50へ送信する(ステップS17)。ハンドオーバ準備応答には、測定されたHO前の総スループット及び消費電力、並びに、推定されたHO後の総スループット及び消費電力が含められる。
HO元基地局50において、呼制御部56がハンドオーバ準備応答を受け取ると、総スループット測定部51及び消費電力測定部52が、現在の、つまりHO前の総スループット及び消費電力をそれぞれ測定する(ステップS18)。
そして、総スループット推定部53及び消費電力推定部54が、HO後の総スループット及び消費電力をそれぞれ推定する(ステップS19)。
こうして呼制御部56は、自装置及びHO先候補基地局70−1,2からパラメータセットを取得する。
そして、ハンドオーバ制御部57は、HO元基地局50とHO先候補基地局70とのペアについてのトータルのエネルギー効率を、ハンドオーバ前と後との各々について算出する(ステップS20)。この算出は、各HO先候補基地局70について行われる。
そして、ハンドオーバ制御部57は、算出された各ペアについてのハンドオーバ前後のエネルギー効率に基づいて、ハンドオーバ前に比べてハンドオーバ後のエネルギー効率が最も増加するペアを特定する。すなわち、ハンドオーバの前後でエネルギー効率が最も向上するペアが特定される。そして、ハンドオーバ制御部57は、特定されたペアのHO先候補基地局70をHO先基地局として決定する(ステップS21)。ここでは、HO先候補基地局70−1がHO先基地局として選択されたものとする。
図8は、図7のシーケンスの続きを示す図である。図8では、便宜上、HO先基地局として選択されなかったHO先候補基地局70−2を除いている。
HO元基地局50において、呼制御部56は、ステップS21でHO先基地局として選択されたHO先候補基地局70−1(以下では、HO先基地局70−1と呼ばれる)に対して、ハンドオーバ要求(HANDOVER REQUEST)を送信する(ステップS22)。
HO先基地局70−1において、呼制御部76は、ハンドオーバ要求を受け取ると、ハンドオーバ後に使用されるユーザリソースを確保し(ステップS23)、ハンドオーバ応答(HANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGE)をHO元基地局50へ返信する(ステップS24)。
HO元基地局50において、呼制御部56は、ハンドオーバ応答を受け取ると、移動局90に対して、ハンドオーバ指示(RRC connection reconfiguration)を送信する(ステップS25)。
移動局90において、制御部91は、ハンドオーバ指示を受け取ると、HO先基地局70−1のハンドオーバ後のユーザチャネルに切り替える。そして、制御部91は、切り替えたユーザチャネルを用いてHO先基地局70−1に対して、ハンドオーバ実施完了(RRC connection reconfiguration complete)を送信する(ステップS26)。
HO先基地局70−1において、呼制御部76は、ハンドオーバ実施完了を受け取ると、交換機40に対してユーザデータの送受信先をHO元基地局50からHO先基地局70−1に切り替えるように、パス変更要求(PATH SWITCH REQUEST)を送信する(ステップS27)。
交換機40は、パス変更要求を受け取ると、ユーザデータの送受信先をHO元基地局50からHO先基地局70−1に切り替え(ステップS28)、HO先基地局70−1に対してパス変更応答(PATH SWITCH REQUEST ACKNOWLEDGE)を送信する(ステップS29)。
HO先基地局70−1において、呼制御部76は、パス変更応答を受け取ると、HO元基地局50に対して、ハンドオーバ完了(CONTEXT RELEASE)を送信する(ステップS30)。
HO元基地局50において、呼制御部56は、ハンドオーバ完了を受け取ると、ハンドオーバ前のユーザリソースを解放する(ステップS31)。
以上のように本実施例によれば、ハンドオーバ制御装置10をHO元基地局に適応した場合でも、実施例1と同様の効果を実現できる。
[実施例3]
実施例3は、エネルギー効率の算出方法のバリエーションに関する。なお、実施例3のHO元基地局、HO先候補基地局、及び移動局の基本構成は、実施例2のものと同様であるので、図4,5,6を援用して説明する。
実施例3のHO先候補基地局70において、算出部(図示せず)は、総スループット測定部71、消費電力測定部72、総スループット推定部73、及び消費電力推定部74で測定又は推定されたパラメータセットに基づいて、自装置についてのエネルギー効率を、ハンドオーバ前と後との各々について算出する。この算出結果は、HO元基地局50へ送信される。
また、実施例3のHO元基地局50において、ハンドオーバ制御部57は、総スループット測定部51、消費電力測定部52、総スループット推定部53、及び消費電力推定部54で測定又は推定されたパラメータセットに基づいて、自装置についてのエネルギー効率を、ハンドオーバ前と後との各々について算出する。
そして、ハンドオーバ制御部57は、HO先候補基地局70で算出されたハンドオーバ前と後とのエネルギー効率と、自身で算出したハンドオーバ前と後とのエネルギー効率とに基づいて、HO元基地局とHO先候補基地局とのペアについてのトータルのエネルギー効率を、ハンドオーバ前と後との各々について算出する。この算出は、各HO先候補基地局について行われる。
そして、ハンドオーバ制御部57は、算出された各ペアについてのハンドオーバ前後のエネルギー効率に基づいて、ハンドオーバ前に比べてハンドオーバ後のエネルギー効率が最も増加するペアを特定する。そして、ハンドオーバ制御部57は、特定されたペアのHO先候補基地局をHO先基地局として選択する。
ここで、エネルギーの算出方法には、以下の式を用いることができる。
Eff_1=(R_1,1÷W_1,1)+(R_1,2÷W_1,2)
Eff_2=(R_2,1÷W_2,1)+(R_2,2÷W_2,2)
このようにしても、各ペアについてのハンドオーバ前後のエネルギー効率を求めることができる。
図9は、実施例3の通信システムの処理動作の説明に供するシーケンス図である。
HO先候補基地局70−1において、算出部(図示せず)は、ステップS13及びステップS14で測定又は推定されたパラメータセットに基づいて、自装置についてのエネルギー効率を、ハンドオーバ前と後との各々について算出する(ステップS51)。
HO先候補基地局70−2においても同様の処理動作が実行される(ステップS52)。
HO元基地局50において、ハンドオーバ制御部57は、ステップS18及びステップS19で測定又は推定されたパラメータセットに基づいて、自装置についてのエネルギー効率を、ハンドオーバ前と後との各々について算出する(ステップS53)。
そして、ハンドオーバ制御部57は、HO元基地局50とHO先候補基地局70とのペアについてのトータルのエネルギー効率を、ハンドオーバ前と後との各々について算出する(ステップS54)。
そして、ハンドオーバ制御部57は、算出された各ペアについてのハンドオーバ前後のエネルギー効率に基づいて、ハンドオーバ前に比べてハンドオーバ後のエネルギー効率が最も増加するペアを特定する。すなわち、ハンドオーバの前後でエネルギー効率が最も向上するペアが特定される。そして、ハンドオーバ制御部57は、特定されたペアのHO先候補基地局70をHO先基地局として決定する(ステップS55)。ここで、HO先候補基地局70−1がHO先基地局として選択されたものとすると、図8と同様のシーケンスが更に実行される。
以上のように本実施例のような方法によって得られる各ペアについてのハンドオーバ前後のエネルギー効率によってハンドオーバ制御を行っても実施例1と同様の効果を実現できる。
[実施例4]
実施例4は、ハンドオーバ制御装置を基地局と独立の装置とした場合の実施例である。
[ハンドオーバ制御装置の構成]
図10は、実施例4のハンドオーバ制御装置の一例を示すブロック図である。図10において、ハンドオーバ制御装置100は、ハンドオーバ制御部101と、ネットワーク制御部102と、基地局間プロトコル処理部103と、基地局間インタフェース部104とを有する。ここで、ハンドオーバ制御装置10の取得部11は、ネットワーク制御部102に対応し、ハンドオーバ制御部12は、ハンドオーバ制御部101に対応する。
ハンドオーバ制御部101は、上述したハンドオーバ制御部12と同様の機能を有する。
ネットワーク制御部102は、呼処理シーケンスに応じて制御信号を、後述するHO元基地局110又はHO先候補基地局120との間で送受信する。また、ネットワーク制御部102は、自装置で測定又は推定したパラメータセットを、自装置、後述するHO元基地局110又はHO先候補基地局120から取得する。
基地局間プロトコル処理部103は、HO元基地局110又はHO先候補基地局120との間の基地局間プロトコルの終端を行う。
基地局間インタフェース部104は、HO元基地局110又はHO先候補基地局120との間で伝送路を介して信号を送受信する。
[HO元基地局の構成]
図11は、実施例4のHO元基地局の一例を示すブロック図である。図11において、HO元基地局110は、呼制御部111を有する。
呼制御部111は、呼処理シーケンスに応じて制御信号を、HO先候補基地局120、移動局90、ハンドオーバ制御装置100又は交換機40との間で送受信する。また、呼制御部111は、自装置で測定又は推定したパラメータセットを、ハンドオーバ制御装置100へ送信する。
[HO先基地局の構成]
図12は、実施例4のHO先基地局の一例を示すブロック図である。図12において、HO先候補基地局120は、呼制御部121を有する。
呼制御部121は、呼処理シーケンスに応じて制御信号を、HO元基地局110、移動局90、ハンドオーバ制御装置100又は交換機40との間で送受信する。また、呼制御部121は、自装置で測定又は推定したパラメータセットを、ハンドオーバ制御装置100へ送信する。
[通信システムの動作]
図13は、実施例4の通信システムの処理動作の説明に供するシーケンス図である。
HO元基地局110において、呼制御部111は、総スループット測定部51、消費電力測定部52、総スループット推定部53、及び消費電力推定部54に対して総スループット及び消費電力を定期的に測定又は推定させ、パラメータセットを定期的に取得する。そして、算出部(図示せず)は、自装置についてのエネルギー効率を、ハンドオーバ前と後との各々について算出し、呼制御部111は、算出結果をハンドオーバ制御装置100へ送信する(ステップS101)。この算出結果は、エネルギー効率情報(ENERGY EFFICIENCY INFORMATION)に含めて送信される。
また、HO先候補基地局120においても、呼制御部121は、総スループット測定部71、消費電力測定部72、総スループット推定部73、及び消費電力推定部74に対して総スループット及び消費電力を定期的に測定又は推定させ、パラメータセットを定期的に取得する。そして、算出部(図示せず)は、自装置についてのエネルギー効率を、ハンドオーバ前と後との各々について算出し、呼制御部121は、算出結果をハンドオーバ制御装置100へ送信する(ステップS101)。
ハンドオーバ制御装置100において、ハンドオーバ制御部101は、HO元基地局110及びHO先候補基地局120から送信された、ハンドオーバ前と後とのエネルギー効率に基づいて、エネルギー効率が低下した基地局が存在するか否かを判定する。この判定処理では、エネルギー効率が閾値以下になった場合に低下したと判定される。この判定の結果、エネルギー効率が低下した基地局が存在すると判定された場合、ネットワーク制御部102は、エネルギー効率が低下した基地局(ここでは、HO元基地局110)に対してエネルギー効率の改善要求(ENERGY EFFICIENCY RECONFIGURATION)を送信する(ステップS102)。
HO元基地局110において、呼制御部111は、改善要求を、無線インタフェース部59、信号処理部58を介して受け取ると、ハンドオーバ制御装置100へハンドオーバ準備要求(HANDOVER PREPARE)を送信する(ステップS103)。なお、ハンドオーバ準備要求を送信する前に、所定レベル以上の無線品質が確保されたHO先候補基地局を選択し、選択されたHO先候補基地局に関する情報をハンドオーバ準備要求に含めて送信してもよい。
ハンドオーバ制御装置100において、ネットワーク制御部102は、ハンドオーバ準備要求を受け取ると、移動局90のメジャメント対象グループに対してエネルギー効率の算出要求(ENERGY EFFICIENCY ENQUIRY)を送信する(ステップS104)。
HO元基地局110において呼制御部111が算出要求を受け取ると、総スループット測定部51、消費電力測定部52、総スループット推定部53、及び消費電力推定部54で総スループット及び消費電力の測定又は推定が再度実行される。そして、算出部(図示せず)は、自装置についてのエネルギー効率を、ハンドオーバ前と後との各々について算出し(ステップS105)、呼制御部111は、算出結果をハンドオーバ制御装置100へ送信する(ステップS106)。この算出結果は、ENERGY EFFICIENCY NOTIFYに含めて送信される。
また、HO先候補基地局120においても呼制御部121が算出要求を受け取ると、総スループット測定部71、消費電力測定部72、総スループット推定部73、及び消費電力推定部74で総スループット及び消費電力の測定又は推定が再度実行される。そして、算出部(図示せず)は、自装置についてのエネルギー効率を、ハンドオーバ前と後との各々について算出し(ステップS105)、呼制御部121は、算出結果をハンドオーバ制御装置100へ送信する(ステップS106)。
ハンドオーバ制御装置100でネットワーク制御部102がステップS106の算出結果を受け取ると、ハンドオーバ制御部101は、HO元基地局とHO先候補基地局とのペアのトータルのエネルギー効率を、ハンドオーバ前と後との各々について算出する(ステップS107)。この算出は、各HO先候補基地局について行われる。
そして、ハンドオーバ制御部101は、算出された各ペアについてのハンドオーバ前後のエネルギー効率に基づいて、ハンドオーバ前に比べてハンドオーバ後のエネルギー効率が最も増加するペアを特定する。すなわち、ハンドオーバの前後でエネルギー効率が最も向上するペアが特定される。そして、ハンドオーバ制御部101は、特定されたペアのHO先候補基地局をHO先基地局として決定する(ステップS108)。
そして、ネットワーク制御部102は、決定されたHO先基地局に関する情報をハンドオーバ準備応答(HANDOVER PREPARE ACKNOWLEDGE)に含めてHO元基地局110へ送信する(ステップS109)。ここで、HO先候補基地局70−1がHO先基地局として選択されたものとすると、図8と同様のシーケンスが更に実行される。
以上のように本実施例によれば、ハンドオーバ制御装置10を基地局と独立の装置とした場合でも、実施例1と同様の効果を実現できる。
[他の実施例]
[1]実施例1から実施例4では、移動局からのHO元基地局への測定報告を契機として、ハンドオーバ制御が実行されることを前提に説明を行ったが、これに限定されるものではなく、各基地局が自律的にハンドオーバ制御を行ってもよい。
各基地局が自律的でハンドオーバ制御を実施する契機としては、以下のものが考えられる。
(A)定期的に実施:ハンドオーバ制御が、或る周期毎に実施される。ただし、全ての基地局が同じ周期で実施するとハンドオーバが一斉に発生してしまう恐れがある。このため、基地局毎に乱数でジッタ(つまり、周期にゆらぎ)を持たせるのが望ましい。
(B)基地局におけるエネルギー効率が下がった場合に実施:基地局におけるエネルギー効率が閾値以下に悪くなった場合に、ハンドオーバ制御を実施する。
取得部11は、所定の周期で、又は、HO元基地局におけるエネルギー効率が下がった場合に、パラメータセットを取得する。そして、ハンドオーバ制御部12は、取得部11によるパラメータセットの取得タイミングに同期して、各ペアのハンドオーバ前及びハンドオーバ後のエネルギー効率の算出処理、及び、前記ハンドオーバ先基地局の選択処理を実行する。
なお、(A)、(B)の契機によってハンドオーバ制御を実施する場合、制御対象の移動局を選択する必要がある。このとき、基地局配下に存在する移動局群の内で無線品質が悪い移動局の一群が選択される。
[2]実施例1から実施例4では、スループットの代わりに、基地局に収容されている各無線リソース上における実際のスループットの総計を、各無線リソースにおいて規格上で実現できる最大スループットの総計によって除算した値が用いられてもよい。例えば、第3.9世代移動通信システムにおいて周波数帯域が20MHzであり、2×2MIMOが適用される場合、規格上の無線リソース上で実現できる最大下りスループットは、約150Mbpsである。
[3]実施例1から実施例4の基地局及び移動局は、次のようなハードウェア構成により実現することができる。
図14は、基地局のハードウェア構成を示す図である。図14に示すように、基地局50は、ハードウェアの構成要素として、DSP(Digital Signal Processor)50aと、FPGA(Field Programmable Gate Array)50bと、メモリ50cと、RF(Radio Frequency)回路50dと、ネットワークIF(Inter Face)50eとを有する。DSP50aと、FPGA50bとは、スイッチ等のネットワークIF50eを介して各種信号やデータの入出力が可能なように接続されている。RF回路50dは、アンテナを有する。メモリ50cは、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリにより構成される。総スループット測定部51と、消費電力測定部52と、総スループット推定部53と、消費電力推定部54と、呼制御部56と、ハンドオーバ制御部57とは、例えばDSP50a、FPGA50b等の集積回路により実現される。無線インタフェース部59は、RF回路50dにより実現される。基地局間インタフェース部60と、交換インタフェース部61とは、ネットワークIF50eにより実現される。記憶部55は、メモリ50cにより実現される。なお、基地局70,110,120についても同様である。また、ハンドオーバ制御装置100も基地局50と同様のハードウェア構成とすることができる。具体的には、ハンドオーバ制御部101と、ネットワーク制御部102と、基地局間プロトコル処理部103とは、DSP、FPGA等の集積回路により実現される。また、基地局間インタフェース部104は、ネットワークIFにより実現される。
図15は、移動局のハードウェア構成を示す図である。図15に示すように、移動局90は、ハードウェア的には、CPU(Central Processing Unit)90aと、メモリ90bと、アンテナを有するRF回路90cと、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置90dとを有する。メモリ90bは、例えば、SDRAM等のRAM、ROM、フラッシュメモリにより構成される。無線インタフェース部93は、RF回路90cにより実現される。また、制御部91と、無線プロトコル処理部92と、無線品質測定部94とは、例えばCPU90a等の集積回路により実現される。
1 通信システム
10 ハンドオーバ制御装置
11 取得部
12 ハンドオーバ制御部
20 基地局
30,90 移動局
40 交換機
50,110 HO元基地局
51,71 総スループット測定部
52,72 消費電力測定部
53,73 総スループット推定部
54,74 消費電力推定部
55,75 記憶部
56,76,111,121 呼制御部
57,101 ハンドオーバ制御部
58,78 信号処理部
59,79 無線インタフェース部
60,80,104 基地局間インタフェース部
61,81 交換インタフェース部
62,82 変復調部
63,83 無線プロトコル処理部
64,84,103 基地局間プロトコル処理部
65,85 交換プロトコル処理部
70,120 HO先候補基地局
91 制御部
92 無線プロトコル処理部
93 無線インタフェース部
94 無線品質測定部
100 ハンドオーバ制御装置
102 ネットワーク制御部

Claims (5)

  1. 移動局のハンドオーバ先基地局を、前記移動局のメジャメント対象グループに含まれ且つ前記ハンドオーバ元基地局以外の複数の候補基地局の中から選択するハンドオーバ制御装置であって、
    前記移動局において測定された前記メジャメント対象グループに属する各所属基地局との間の無線品質に基づいて前記各所属基地局で測定された、ハンドオーバ前の第1のスループット及び第1の消費電力と、前記移動局が前記各候補基地局にハンドオーバしたと仮定し前記各所属基地局で推定された、ハンドオーバ後の第2のスループット及び第2の消費電力とを含むパラメータセットを取得する取得部と、
    前記パラメータセットを用いて、ハンドオーバ元基地局と前記複数の候補基地局との各ペアのトータルのエネルギー効率を、ハンドオーバ前とハンドオーバ後とのそれぞれについて算出し、算出された各ペアのハンドオーバ前及びハンドオーバ後のエネルギー効率に基づいて、前記ハンドオーバ先基地局を選択する制御部と、
    を具備するハンドオーバ制御装置。
  2. 前記エネルギー効率は、消費電力に対するスループットの比として算出される、
    請求項1に記載のハンドオーバ制御装置。
  3. 前記取得部は、所定の周期で、又は、前記ハンドオーバ元基地局におけるエネルギー効率が下がった場合に、前記パラメータセットを取得し、
    前記制御部は、前記取得部による前記パラメータセットの取得タイミングに同期して、前記各ペアのハンドオーバ前及びハンドオーバ後のエネルギー効率の算出処理、及び、前記ハンドオーバ先基地局の選択処理を実行する、
    請求項1又は請求項2に記載のハンドオーバ制御装置。
  4. 自装置との間で通信中のハンドオーバ元基地局と前記ハンドオーバ元基地局の周辺に位置する複数の候補基地局とを含むメジャメント対象グループに属する各所属基地局から送信された参照信号に基づいて、自装置と前記各所属基地局との間の無線品質を測定する測定部と、
    前記メジャメント対象グループに含まれる全所属基地局についての前記測定された無線品質を含めた報告を前記ハンドオーバ元基地局へ送信し、前記ハンドオーバ元基地局から、前記複数の候補基地局の中から選択されたハンドオーバ先基地局に関する情報を含むメッセージを受信する通信部と、
    前記受信されたメッセージに基づいて、前記ハンドオーバ元基地局との通信チャネルから前記ハンドオーバ先基地局の通信チャネルへ切り替える制御部と、
    を具備する移動局。
  5. 移動局のハンドオーバ先基地局を、前記移動局のメジャメント対象グループに含まれ且つ前記ハンドオーバ元基地局以外の複数の候補基地局の中から選択するハンドオーバ制御方法であって、
    前記移動局において測定された前記メジャメント対象グループに属する各所属基地局との間の無線品質に基づいて前記各所属基地局で測定された、ハンドオーバ前の第1のスループット及び第1の消費電力と、前記移動局が前記各候補基地局にハンドオーバしたと仮定し前記各所属基地局で推定された、ハンドオーバ後の第2のスループット及び第2の消費電力とを含むパラメータセットを取得し、
    前記パラメータセットに基づいて、ハンドオーバ元基地局と前記複数の候補基地局との各ペアのトータルのエネルギー効率を、ハンドオーバ前とハンドオーバ後とのそれぞれについて算出し、算出された各ペアのハンドオーバ前及びハンドオーバ後のエネルギー効率に基づいて、前記ハンドオーバ先基地局を選択する、
    ハンドオーバ制御方法。
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