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JP2016094675A - ボトム衣類 - Google Patents

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JP2016094675A
JP2016094675A JP2014230135A JP2014230135A JP2016094675A JP 2016094675 A JP2016094675 A JP 2016094675A JP 2014230135 A JP2014230135 A JP 2014230135A JP 2014230135 A JP2014230135 A JP 2014230135A JP 2016094675 A JP2016094675 A JP 2016094675A
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JP2014230135A
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里代子 石田
Riyoko Ishida
里代子 石田
裕美 木田
Hiromi Kida
裕美 木田
彩子 佐竹
Ayako Satake
彩子 佐竹
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Wacoal Corp
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Wacoal Corp
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Abstract

【課題】 ずれ上がりを防ぎ、かつ、ヒップアップ効果を有するボトム衣類を提供する。【解決手段】 本発明のボトム衣類1000は、本体領域100と、補整領域200と、一対の裾領域300と、を含み、本体領域100は、着用時において、臀部を覆う後部分110と、後部分110に向かい合う前部分120とで構成され、補整領域200は、着用時において、臀溝に沿うように配置されており、一対の裾領域の各裾領域300は、着用時において、後裾周りを形成するように、補整領域200の下方側に配置されており、補整領域200は、前記臀溝に沿う方向、及び、前記臀溝に沿う方向に略垂直な方向の双方に、伸縮可能であることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、ボトム衣類に関する。
従来のヒップアップ効果を有するショーツ及びガードル等のボトム衣類では、動いているうちに裾から臀部がはみ出し、裾部分がずれ上がって臀部へ食い込み、段差が生じやすかった。そのため、着用時に違和感があり、かつ、前記段差が、アウターを通して外観できる状態(アウターにひびく状態)となっていた。そこで、ボトム衣類において、例えば、ウエスト布から股部へと垂下する前面中央布と、左右両側に傾斜させるヒップ支持布とをY字に連結させ、前記ヒップ支持布に、臀溝に沿わせて芯材を取り付けることにより、挙動時において、臀溝の動きに対してヒップ支持布が伸縮して追従して動き、芯材も、臀溝の皮膚とともに移動し、臀部のはみ出し、食い込みによる段差を防止する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−113285号公報
しかし、前記技術によっても、ずれ上がりや食い込みの防止は十分とは言えず、着用者の動作や姿勢の変化が大きい場合等には、これらを防ぐことができなかった。そして、ずれ上がりや食い込みは気になるものではあるが、身体の動きにともなってこれらが生じることは仕方がないことであるとの認識が持たれていた。
そこで、本発明は、ずれ上がりを防ぎ、かつ、ヒップアップ効果を有するボトム衣類を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のボトム衣類は、
本体領域と、補整領域と、一対の裾領域と、を含み、
前記本体領域は、着用時において、臀部を覆う後部分と、前記後部分に向かい合う前部分とで構成され、
前記補整領域は、着用時において、臀溝に沿うように配置されており、
前記一対の裾領域の各裾領域は、着用時において、後裾周りを形成するように、前記補整領域の下方側に配置されており、
前記補整領域は、前記臀溝に沿う方向、及び、前記臀溝に沿う方向に略垂直な方向の双方に、伸縮可能であることを特徴とする。
本発明によれば、裾部分のずれ上がりを防止することができる。また、本発明によれば、ヒップアップ効果を得ることができる。
図1は、本発明のボトム衣類の第1の実施形態に係るショーツ1000を示す。図1(a)は、ショーツ1000の正面図を示し、図1(b)は、ショーツ1000の背面図を示し、図1(c)は、図1(b)の点線Zで囲まれた領域を平置きにした図を示す。 図2(a)〜(c)は、それぞれ、着用時における、図1のショーツ1000の正面図、側面図、及び背面図を示す。図2(d)は、着用時における、図1のショーツ1000の上方向から見た正面斜視図を示す。図2(e)は、着用時における、図1のショーツ1000の下方向から見た側面斜視図を示す。 図3(a)は、前屈時の臀溝周辺の動きを示す図であり、図3(b)は、ショーツ1000を着用した場合の前屈時の補整領域200の動きを示す図である。 図4(a)は、片脚上げ時の臀溝周辺の動きを示す図であり、図4(b)は、ショーツ1000を着用した場合の片脚上げ時の補整領域200の動きを示す図である。 図5は、本発明のボトム衣類の第1の実施形態に係るショーツ2000を示す。図5(a)は、ショーツ2000の正面図を示し、図5(b)は、ショーツ2000の背面図を示す。 図6は、着用評価における臀部の状態を示す図である。 図7は、臀部の皮膚の伸び率を測定した図である。
本発明者らは、ショーツ等のずれ上がりの原因を解明するため、鋭意研究を行った。その結果、臀裂近傍の臀溝周辺の皮膚が、非常に伸びやすいことが判明した。そして、ずれ上がりの原因は、ショーツ等の裾部分が、着用者の動作や姿勢変化にともなう前記臀裂近傍の臀溝周辺の皮膚の伸縮に十分に追随できないことにあることがわかった。図7は、臀部の皮膚の伸び率を測定した図である。図7の上側左図は、測定時における静止状態(直立)を示す図であり、上側右図は、右脚を上げた状態を示す図である。図7において、上側の臀部の図に表した格子状のラインと、表のラインとは対応しており、表中の数字は、直立状態に対する右脚を上げた状態の皮膚の伸び率を表している。図7に示すように、太線で示した臀裂近傍の臀溝周辺の皮膚の伸び率は著しく大きく、縦は136%、横は148%伸びている。一方、臀裂および臀溝から離れた部分は、縦は120%程度、横は105%程度であり、伸び率はそれほど大きくない。そこで、本発明者らは、後述の通り、ボトム衣類について、臀溝に沿って、臀溝に沿う方向及び臀溝に沿う方向に略垂直な方向に伸縮可能な前記補整領域を配置し、本体領域及び裾領域と連結させることで、皮膚の伸縮率の大きい部分に補整領域を追随させることができ、また、前記補整領域に本体領域及び裾領域が連動することで、裾のずれ上がりを効果的に防止できることを見出し、本発明を完成するに至った。
以下、本発明のボトム衣類について、例をあげて説明する。ただし、本発明は、以下の例に限定および制限されない。
(第1の実施形態)
図1に、本発明のボトム衣類の第1の実施形態に係るショーツ1000を示す。図1(a)は、ショーツ1000の正面図、図1(b)は、ショーツ1000の背面図、図1(c)は、図1(b)に示す点線Zで囲む領域を平置きにした場合の拡大図を示す。図2(a)〜(c)は、それぞれ、着用時における、図1のショーツ1000の正面図、側面図、及び背面図を示す。図2(d)は、着用時における、図1のショーツ1000の上方向から見た正面斜視図を示す。図2(e)は、着用時における、図1のショーツ1000の下方向から見た側面斜視図を示す。尚、図2(d)及び(e)は、説明の便宜上、着用者を省略した図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態のショーツ1000は、ショートタイプのショーツである。ショーツ1000は、本体領域100と、補整領域200と、一対の裾領域300と、を含む。ここで、「一対の」とは、裾領域300が、後述の後部分110の左右に配置されていることを表している。
本体領域100は、図1及び図2に示すように、着用時において、臀部を覆う後部分110と、後部分110に向かい合う前部分120とで構成される。前部分120は、さらに、本体部121及びクロッチ部122から構成される。クロッチ部122とは、股部分に該当する領域をいう。本実施形態において、前部分120は、クロッチ部122を有するが、本発明において、クロッチ部122は、任意の構成要素である。
補整領域200は、図2に示すように、着用時において、臀溝に沿うように配置されている。前記「臀溝に沿うように配置されている」とは、特に制限されないが、例えば、臀溝を覆うようにして配置されていることを含む。尚、衣類では、着用者の体型等により多少のずれが生じるため、補整領域200が、必ずしも厳密に臀溝に沿うように配置されていなくても、裾のずれ上がりを抑制する効果は、極端に低下しない。また、補整領域200は、図1(b)に示すように、後中心線Lを折り返し位置として、略V字形状をしているが、本実施形態では、臀溝に沿うように配置されていれば、これに限定されず、補整領域200の形状としては、例えば、略U字形状等であっても良い。
補整領域200は、前記臀溝に沿う方向、及び、前記臀溝に沿う方向に略垂直な方向の双方に、伸縮可能である。前記「臀溝に沿う方向に略垂直な方向」とは、特に制限されないが、例えば、着用者による前屈、片脚上げ等の動作時における臀溝付近の皮膚が大きく伸長する方向をいい、実質的に臀溝に沿う方向と垂直でなくてよい。実質的に垂直でなくても、裾のずれ上がりを抑制する効果は、極端に低下しない。
一対の裾領域の各裾領域300は、図1及び図2に示すように、着用時において、後裾周りを形成するように、補整領域200の下方側に配置されている。前記後裾周りとは、例えば、着用時において、脚の付け根部分から少なくとも脇線Wまでの裾周りをいい、図1及び図2に示す各裾領域300のように、脚の付け根部分から脇線Wよりも前側までの裾周りであっても良い。各裾領域300は、例えば、図1及び図2に示すように、上辺T1及び下辺T2を含み、上辺T1は、補整領域200及び各裾領域300の境界線に相当する。
本実施形態のショーツ1000は、本体領域100、補整領域200、及び一対の裾領域300の各領域に対応する各部材が、それぞれ縫合されることにより、一体化されている。具体的には、例えば、図1及び図2に示すように、後部分110、補整領域200、及び裾領域300の各脇側端部が、前部分120の本体部121脇側端部と縫合されており、点線で囲む領域に図示するように、脇接ぎ辺Gを形成している。また、本体部121下辺が、クロッチ部122上辺と縫合されており、点線で囲む領域に図示するように、前マチ接ぎ辺Hを形成している。さらに、補整領域200の後中心線L側端部及び各裾領域300の後中心線L側端部が、クロッチ部122下辺と縫合されており、点線で囲む領域に図示するように、後マチ接ぎ辺aを形成している。但し、本実施形態において、ショーツ1000は、各部材が、図1及び図2に示すようにして縫合されることに限定されない。また、本実施形態のショーツは、このように、各部材を縫合することにより形成され、一体化されても良いし、後述するように、未縫合の一体化物において、各領域が形成されていても良い。
本実施形態のショーツ1000は、前記両方向に伸縮可能な補整領域200が、臀溝に沿って配置されている。これにより、補整領域200は、例えば、前屈又は片脚上げ等の動作、姿勢の変化に付随する臀溝周辺の皮膚の伸縮に追随可能である。そして、本体領域100及び一対の裾領域の各裾領域300が、前記両方向に伸縮可能な補整領域200を介して連結している。これにより、本体領域100及び各裾領域300が前記動作時の身頃の伸縮方向に合せて連動可能であり、各裾領域300が、前記動作又は姿勢による変化前の位置から移動せず、各裾領域300の位置が安定し、裾のずれ上がりを防止できる。そして、各裾領域300に臀部が食い込み、段差が生じることを抑制し、本体領域100で臀部をしっかりと支持しているため、ヒップアップ効果を得ることができる。
また、本実施形態のショーツ1000は、前記各領域が、一体化されている。このため、ショーツ1000は、一般的なショーツと比較しても、外観上違和感がない。また、ショーツ1000を着用する場合に、裾のずれ上がりを防止するために、着用者が、着用時において位置の調整等の特別な操作を必要とせず、また着用における説明も必要とせず、一般的なショーツと同様にして着用する事が出来る。
以下では、図3及び図4を用いて、本実施形態のショーツ1000を着用した場合の、前屈時及び片脚上げ時のショーツ1000の作用について説明する。図3(a)は、前屈時の臀溝周辺の動きを示す図であり、図3(b)は、ショーツ1000を着用した場合の前屈時の補整領域200の動きを示す図である。図4(a)は、片脚上げ時の臀溝周辺の動きを示す図であり、図4(b)は、ショーツ1000を着用した場合の片脚上げ時の補整領域200の動きを示す図である。
まず、前屈時におけるショーツ1000の作用について、図3を用いて説明する。図3(a)に示すように、前屈時には、臀溝周辺の皮膚は、図3(a)中の矢印方向に著しく伸びる。前記臀溝に沿うように配置された補整領域200は、臀溝に沿う方向に略垂直な方向に、伸縮可能であるため、臀溝周辺の皮膚の伸縮に追随することができる。そして、本体領域100及び各裾領域300は、補整領域200と連結している。これにより、本体領域100及び各裾領域300は、前記前屈時の動作時において、身頃の伸縮方向に合せて連動することができる。
次に、片脚上げ時におけるショーツ1000の作用について、図4を用いて説明する。図4(a)に示すように、片脚上げ時には、臀溝周辺の皮膚は、図4(a)中の矢印方向で示すように、脚を上げた方向に伸びるとともに、臀部縦方向にも伸びる。補正領域200は、前記両方向に伸縮可能であるために、この皮膚の動きに追随する事ができる。そして、本体領域100及び各裾領域300は、補整領域200と連結しているため、本体領域100及び各裾領域300は、前記片脚上げ時の動作時においても、前記前屈時の動作同様に、身頃の伸縮方向に合せて連動することができる。
このようにして、本実施形態のショーツ1000を着用した場合、前記動作のいずれにおいても、裾のずれ上がりを防止可能であり、ヒップアップ効果を得ることができる。
本実施形態において、一対の裾領域の各裾領域300は、例えば、図1及び図2に示すように、上辺T1及び下辺T2を含み、上辺T1の後中心線L側端点Pと、下辺T2の後中心線L側端点Qとが、一致していない。すなわち、端点Pと端点Qとは、非接触であって、一定の距離をもって離れた位置にある。これにより、脚の付け根側の裾部分を十分に確保できるため、好ましい。脚の付け根側の裾部分が十分に確保されることにより、脚をしっかりとホールドし、裾の位置が安定するとともに、脚の付け根側から裾のずれ上がりを十分に防止する事が出来る。
本実施形態において、ショーツのサイズは、特に制限されない。また、各領域の大きさ及び形状は、特に制限されないが、例えば、以下のような条件が例示できる。下記条件は、特に制限されないが、ショーツのサイズが、例えば、Mサイズ若しくはLサイズの場合に好ましい。
本実施形態において、着用時における、後中心線Lと後マチ接ぎ辺aとの交点Oから端点Qまでの長さa1に対する、端点Pから端点Qまでの長さa2の比率(a2/a1)の範囲は、ショーツ1000の場合、例えば、0.15≦a2/a1≦0.25である。前記範囲は、脚をしっかりとホールドし、裾の位置が安定するとともに、脚の付け根側の裾部分を確保し、裾のずれ上がりを防止する観点から好ましい。
本実施形態において、各裾領域300の下辺T2は、例えば、図1及び図2に示すように、外側に向かって、凸状となるカーブを含む。そして、着用時において、図2(e)に示すように、上辺T1の全長bに対する、下辺T2の後中心線L側端点Qと、前記カーブの最大突出点Rとの距離Xの比率(X/b)が、例えば、下記(1)の条件を満たす。下辺T2において、前記比率の範囲内に相当する部分は、例えば、前屈等の動作をした場合に、ショーツから一番はみ出しやすい(ずれやすい)部分に相当する。このため、前記範囲は、前記部分を確実にショーツにより覆うために、最大突出点Rを前記範囲内の部分に位置する観点から好ましい。

(1) 0.35≦X/b≦0.40
前述の通り、下辺T2の後中心線L側端点Qと、前記カーブの最大突出点Rとの距離Xの好ましい範囲を、前記比率(X/b)により規定しているが、実寸法(例えば、平置き等)においては、ショーツ1000は、前記最大突出点Rの位置が、上辺T2の後中心線L側端点Qを起点として6.5〜7.5cmであることが好ましい。
本実施形態において、各裾領域300は、着用時において、上辺T1の全長bに対する、前記カーブの最大突出点Rにおける上辺T1への短手方向の長さYの比率(Y/b)が、下記(2)の条件を満たしていることが好ましい。尚、上辺T1への短手方向とは、最大突出点Rから上辺T1に対して引いた垂線をいう。前記比率Y/bが、0.10以上であれば、各裾領域300が、前記動作時において、身頃の伸縮方向に合せて本体領域100と連動し易くなるため、好ましい。また、前記比率Y/bが、0.15以下であれば、前記動作時において、各裾領域先端がめくれ、だぶりが発生しにくくなるため、好ましい。

(2) 0.10≦Y/b≦0.15
前述の通り、最大突出点Rにおける前記短手方向の長さYの好ましい範囲を、前記比率(Y/b)により規定しているが、実寸法(例えば、平置き等)においては、ショーツ1000は、前記長さYが、3.0〜4.0cmであることが好ましい。
本実施形態において、図1(c)に示すように、端点Qを中心点として、後マチ接ぎ辺aの延長線上と、下辺T2の端点Q上の接線とのなす角θは、平置き時において、好ましくは、65〜75°である。前記θが、65°以上であれば、脚部付け根に生地がたまりにくくなり、快適な着用感が得られる。また、前記θが、75°以下であれば、前記身頃の伸縮方向に合せて本体領域100と連動するための裾領域を十分に確保できるため、裾のずれ上がりを効率良く防止することができる。
本実施形態において、補整領域200の前側端部Mは、例えば、図1及び図2に示すように、着用時において、脇線Wよりも前側に位置している。このように、前側端部Mが、脇線Wより前側に位置していることにより、前記動作時における、臀溝周辺の皮膚の伸縮において、伸縮の支点として機能し易くなるため、好ましい。尚、本実施形態でのショーツ1000では、前側端部Mは、脇接ぎ辺G上に位置しているが、これに限定されず、例えば、本体領域100の前部分120に位置していても良い。
本実施形態において、図2(d)に示すように、着用時において、ショーツ上端の周における、前頭点Uから、前記ショーツ上端の周と前中心線Sとの交点Kまでの長さc1に対する、前頭点Uから補整領域200の前側端部Mの延長線とショーツ上端の周との交点Jまでの長さc2の比率(c2/c1)の範囲は、例えば、0<c2/c1≦0.45であり、好ましくは、0<c2/c1≦0.25である。尚、前頭点とは、着用時において、ショーツ1000が、前頭(体を前後に分け、垂直に走る線)と交わる点をいう。前記比率が、0よりも大きければ、補整領域の面積を十分に確保することができるため、安定して裾のずれ上がりを防止でき、好ましい。前記比率が、0.45以下であれば、前記伸縮の支点として機能する時に、鼠蹊部への負担が抑えられ、不快感のない着用感が得られる。前記比率が、さらに、0.25以下であれば、鼠蹊部の負担及び裾のずれ上がりをバランス良く抑制可能である。
本実施形態において、ショーツ1000は、補整領域200及び各裾領域300の接ぎ箇所にダーツをとることにより、立体設計とすることが好ましい。
本実施形態において、後マチ接ぎ辺aは、一般的なショーツよりも大きくすることが好ましい。具体的には、後中心線Lと後マチ接ぎ辺aとの交点Oから端点Qまでの長さa1が、Mサイズであれば、8cm以上であり、Lサイズであれば、8.5cm以上であることが好ましい。
本実施形態において、補整領域200の短手方向の長さは、特に制限されないが、好ましくは、5.5cm〜8.0cmである。補整領域200の短手方向の長さが、5.5cm以上であれば、補整領域200が、前記動作時等の臀部の伸びに十分に追随することが可能であり、前記短手方向の長さが、8.0cm以下であれば、補整領域200の分量(面積)を押さえることにより、体をホールドする役割を果たす本体領域100及び各裾領域300の分量(面積)を十分に確保できるため、それぞれの位置で安定する。
補整領域200の形成材料としては、前記両方向に伸縮性を有する部材であれば、特に制限されず、例えば、編地等の生地があげられる。前記編地は、例えば、網目が横方向に連続した緯編み(「横編み」ともいう)でもよいし、前記網目が縦方向に連続した経編み(「縦編み」ともいう)でもよい。前記形成材料の具体例は、例えば、縦編素材であるメッシュパワーネット、柄パワーネット、ラッセルレース、ダブルラッセル、ストレッチテープ等が挙げられる。
本体領域100の形成部材としては、特に制限されず、一般的なショーツに使用する素材(生地)が挙げられる。具体的な形成部材としては、例えば、本体領域100の水平方向に伸縮性を有する部材(例えば、編地)が挙げられ、前記編地は、例えば、前記網目が横方向に連続した緯編み(「横編み」ともいう)でもよいし、前記網目が縦方向に連続した経編み(「縦編み」ともいう)でもよい。前記形成材料の具体例は、例えば、ベア天竺、丸編み等の伸縮性を有する部材、パワーネット、トリコット、レース、生地端が始末不要のいわゆるフラット仕様素材等が挙げられる。本体領域100の本体部121と、クロッチ部122とは、異なる形成部材で形成されていても良く、例えば、本体部121の形成部材として、伸縮性を有する部材を用いて、クロッチ部122の形成部材として、伸縮性を有していない部材又は難伸縮性部材を用いても良い。
各裾領域300の形成材料としては、特に制限されない。前記形成材料は、例えば、各領域に対応する各部材の伸縮バランスが適するように、本体領域100と異なる部材を使用しても良いが、本体領域100と同一の部材を使用する事が好ましい。また、各裾領域300は、図1及び図2で示すようなフラット仕様素材に限定されず、例えば、テープ仕様又はレース仕様であっても良い。
本実施形態において、例えば、図5のショーツ2000に示すように、補整領域200の形成部材としてレース部材を用い、さらにプリーツ構造としても良い。同図に示すショーツ2000の補整領域200では、補整領域の上辺及び下辺と略平行になるように、複数のプリーツ210が所定の間隔をおいて配置されている。このように、複数のプリーツ210を配置することにより、臀溝に沿う方向だけでなく臀溝に沿う方向に略垂直方向に好適に伸縮することが可能となる。尚、同図のショーツ2000は、補整領域200が、前記プリーツ構造を備えたレース部材で形成されていること以外は、図1のショーツ1000と同一である。
本実施形態におけるショーツは、未縫合の一体化物を用いて、各領域が形成されていても良い。具体的には、例えば、各領域の形成部材が、レース部材であって、各裾領域が、レース仕様であっても良い。
以下において、本実施形態の補整領域200に用いられる部材に関し、好適な特性として、縦方向伸長性及び横方向伸長性を説明し、本体領域100及び各裾領域300に用いられる部材に関し、好適な特性として、伸長回復率を説明する。以下において、各方向の伸長性及び伸長回復率の測定方法は、次の通りである。前記縦方向と前記横方向とは、略垂直に直交する方向であり、本実施形態において、これらの用語は、直交方向を説明するために、便宜的に使用するものである。補整領域200について、前記縦方向とは、ボトム衣類(製品)における短手方向、つまり図1(b)における短手方向L1をいい、前述した着用時における前記臀溝に沿う方向に略垂直な方向に対応する。また、前記横方向とは、ボトム衣類(製品)における長手方向、つまり図1(b)における長手方向L2をいい、前述した着用時における前記臀溝に沿う方向に対応する。また、本体領域および各裾領域について、前記縦方向とは、ボトム衣類におけるウエスト方向に略垂直の体軸方向、つまり図1(a)における前中心線Sまたは図1(b)における後中心線Lと平行方向をいい、前記横方向とは、ボトム衣類(製品)における前記ウエスト方向、つまり図1(a)における前中心線Sまたは図1(b)における後中心線Lと垂直方向をいう。
本実施形態において、補整領域200の臀溝に沿う方向に対する伸縮率は、前記横方向(L2方向)の伸長性に対応し、補整領域200の臀溝に沿う方向に略垂直な方向に対する伸縮率は、前記縦方向(L1方向)の伸長性に対応する。
本実施形態において、本体領域100に用いられる部材は、特に制限されず、例えば、前述のような素材が使用できる。前記素材が編地の場合、例えば、経編み(縦編み)の編地でも、緯編(横編み)の編地でもよいが、前者の経編みが好ましく、その経方向(網目方向)が、ウエスト方向と略一致するように配置することが好ましい。このように配置することで、例えば、ウエスト方向のキックバックを大きくし、ウエスト方向に直交する方向を、伸びやすくふんわりした感触とすることができる。
本実施形態において、各裾領域300に用いられる部材は、特に制限されず、例えば、前述のように、本体領域と同一の部材を使用することが好ましい。前記素材が編地の場合、例えば、経編み(縦編み)の編地が好ましく、その経方向(網目方向)が、ウエスト方向と略一致するように配置することが好ましい。
[縦方向伸長性]
縦方向伸長性は、次の引っ張り試験を行って測定する。補整領域200の縦方向伸長性は、例えば、短手方向(L1方向)の伸長性ともいえる。補整領域200の素材を、縦方向(L1方向)の長さ(幅)4.0cm及び横方向(L2方向)の長さ2.5cmにカットし、試験片とする。
前記試験片の縦方向の両端に、チャックでつかむためのつかみ代を縫い付ける。そして、前記試験片の縦方向長さ(4.0cm)を上下方向に向けて、上下に縫い付けたつかみ代も含めて前記試験片の上下両端を引張試験機のチャックでつかむ。縦方向における上部のつかみ長さを2.5cm、縦方向における下部のつかみ長さを3.5cmとし、試験長(上部と下部のチャック間の試験片の長さ)を4.0cmとして、定速伸長形引張試験機(島津製作所製”オートグラフ”AG−500D)に取り付け、30±2cm/分の速度で、上下方向に試験片を引っ張る。応力が2.25kgf(22.1N)となるまで引っ張り、1.0kgf(9.8N)時の伸び又は1.50kgf(14.7N)時の伸びを測定し、それぞれを、本発明での1kgf荷重時における縦方向伸長性、1.50kgf荷重時における縦方向伸長性とする。
縦方向伸長性は、下記式で表される。尚、縦方向伸長性のデータは、試験片2つの平均値とする。
[数1]
伸長性(%) = [(b−a)/a]×100(%)

a:伸長前の試験片の長さ(伸長前の上部と下部のチャック間の試験片の長さ)
b:伸長後の試験片の長さ(伸長後の上部と下部のチャック間の試験片の長さ)
[横方向伸長性]
横方向伸長性は、次の引っ張り試験を行って測定する。補整領域200の横方向伸長性は、例えば、長手方向(L2方向)の伸長性ともいえる。補整領域200の素材を、横方向(L2方向)の長さ16.0cm及び縦方向(L1方向)の長さ(幅)2.5cmにカットし、試験片とする。
前記試験片の横方向長さ(10.0cm)を上下方向に向けて、その両端を引張試験機のチャックでつかむ。横方向における上部のつかみ長さを2.5cm、横方向における下部のつかみ長さを3.5cmとし、試験長(上部と下部のチャック間の試験片の長さ)を10.0cmとして、前記定速伸長形引張試験機に取り付け、前述の縦方向伸縮性試験と同様にして、1.0kgf時の伸び又は1.50kgf時の伸びを測定し、それぞれを、本発明での1.0kgf荷重時における横方向伸長性、1.50kgf荷重時における横方向伸長性とする。
横方向伸長性は、前記[数1]により表される。
尚、横方向伸長性のデータもまた、試験片2つの平均値とする。
尚、1.0kgf〜1.5kgfの荷重は、前記動作中において補整領域に加わる荷重に相当する。
[伸長回復率]
次に、伸長回復率の測定法を説明する。本体領域100および各裾領域300の素材は、それぞれ、ウエスト方向の伸長回復率を測定する。補整領域200の素材に代えて、本体領域100又は各裾領域300の素材を用い、試験片を調製する。具体的に、本体領域100の素材および各裾領域300の素材は、それぞれ、ウエスト方向の長さ10.0cm及びウエスト方向に略垂直方向の長さ2.5cmにカットし、試験片とする。そして、これらの試験片を使用すること以外は、上記の縦方向伸長性試験と同様にして、前記試験片を、10.0cmの長さが上下方向となるように向け、前記定速伸長形引張試験機に取り付け、30±2cm/分の速度で試験片を伸度80%となるまで引っ張る。ここで伸度とは、上記数式[1]の伸長性の式により計算できる。伸度80%を、設定伸度:Lとする。すなわち、ここでは、L=80である。伸度80%までの引っ張りを3回繰り返す。伸度80%までの引っ張りを3回繰り返した後、試験片にかかる応力を取り去ると、試験片が元の長さに戻ろうとするが、徐重して0N(0kgf)になった時の残留伸度(%)を測定し、これをLとする。3回の引っ張り試験の後、試験片に残留伸びが生じ、通常、引っ張り方向の長さが元の長さよりも長くなる。回復率は、下記数式により算出する。
[数2]
回復率(%) = [(L−L)/L]×100
尚、残留伸度L(%)は、下記数式で表される。
[数3]
残留伸度L(%) = [(d−c)/c]×100

c:伸長前の試験片の長さ(伸長前の上部と下部のチャック間の試験片の長さ)
d:伸長後の除重時の試験片の長さ[除重して0N(0kgf)になった時の上部と下部のチャック間の試験片の長さ]
本実施形態の補整領域に用いられる部材において、1.00kgf荷重時における縦方向伸長性の範囲は、例えば、35〜150%、又は1.50kgf荷重時における縦方向伸長性の範囲が、40〜185%である。前記範囲は、皮膚の伸縮率の大きい部分に前記補整領域を、前記臀溝に沿う方向と略垂直な方向に十分に追随する上で好ましい。さらに好ましくは、1.00kgf荷重時における縦方向伸長性の範囲は、70〜80%であり、1.50kgf荷重時における縦方向伸長性の範囲は、80〜90%である。前記範囲は、各裾領域の安定性及びヒップの造形性をバランス良く向上するための観点から好ましい。
本実施形態の補整領域に用いられる部材において、1.00kgf荷重時における横方向伸長性の範囲は、例えば、75〜100%、又は1.50kgf荷重時における横方向伸長性の範囲が、90〜110%である。前記範囲は、皮膚の伸縮率の大きい部分に前記補整領域を、前記臀溝に沿う方向に十分に追随する上で好ましい。さらに好ましくは、1.00kgf荷重時における横方向伸長性の範囲は、80〜95%であり、1.50kgf荷重時における横方向伸長性の範囲が95〜105%である。前記範囲は、各裾領域の安定性及びヒップの造形性をバランス良く向上するための観点から好ましい。
前記範囲は、例えば、一般的なレース部材であれば、柄が密な領域であっても、満たし得る範囲である。
本実施形態の本体領域及び/又は各裾領域に用いられる部材において、伸長回復率の範囲は、例えば、70〜100%である。前記範囲は、前記前屈時等の動作時において、臀部及び脚回りをホールドする上で好ましい。さらに好ましくは、前記範囲は、80〜90%である。前記伸長回復率が80%以上であれば、本体領域及び裾領域が、各領域が配置した部位を十分にホールドでき、前記伸長回復率が90%以下であれば、心地よい着用感を得ることができるため、好ましい。尚、前記本体領域において、身幅方向(ウエストと平行な方向)に伸長回復性が高くなるように素材を配置することが好ましい。
前記範囲は、例えば、一般的な前記フラット仕様素材であれば、満たし得る範囲である。
(第1の実施形態のショーツの着用評価)
図6は、着用評価における臀部の状態を示す図である。同図(a)〜(c)の上側は、ショーツ着用直後の立位時の側面図及び背面図である。同図(a)のショーツは、本発明の図5のショーツ2000である。同図(b)のショーツは、各裾領域を備えていないこと以外は、ショーツ2000と同一である。尚、同図(a)及び(b)では、プリーツ構造の図示は省略している。同図(c)のショーツは、臀溝付近にレース部材が配置されたバックレースのショーツである。同図(b)は、本発明のように、裾領域を有しておらず、同図(c)の前記レース部材は、臀溝に沿う方向及び前記臀溝に沿う方向に略垂直な方向の双方向に伸縮可能ではない。
同図(a)のショーツは、補整領域200がプリーツ構造を有するレース部材から形成されている。また、クロッチ部122を除く本体領域100、及び各裾領域300が、伸縮性を有する前記フラット仕様素材から形成されている。同図(a)のショーツの補整領域200のレース部材の1.00kgf荷重時における縦方向(L1方向)伸長性は、76%であり、1.50kgf荷重時における横方向(L2方向)伸長性は、87%である。また、同図(a)のショーツの本体領域100及び各裾領域300の前記フラット仕様素材の回復率は、88%である。尚、各伸長性及び回復率は、前述の測定方法に基づいて測定された値である。
各図(a)〜(c)は、それぞれ、上側の2つは、着用直後の立位時の図を示し、下側は、屈伸を3回行った後の立位時の図を示す。同図(c)に示すショーツでは、前記屈伸によって、ずれあがった裾部分が臀部に食い込み段差が生じている。同図(b)に示すショーツでは、同図(c)に示すショーツ程ではないが、ずれあがった裾部分が臀部に食い込み段差が生じている。これに対し、本発明のショーツは、同図(b)及び(c)に示すショーツと比較して、裾部分がずれ上がっていない。このように、本発明のショーツは、裾領域がずれ上がらず、臀部に段差が生じていない。
以上、実施形態の具体例として、ショーツをあげて本発明を説明したが、本発明のボトム衣類は、これらの具体例で記載されたもののみに限定されるものではなく、太ももの付け根を超えて丈がある、いわゆる一分丈ショーツ等のボトム部を有する衣類、ガードル等の補正ボトム等に適用できる。
本発明のボトム衣類は、種々の態様が可能である。例えば、上記の実施形態のようなファンデーション衣類以外にも、スポーツ衣類、アウター等、各種のボトム部を有する衣類に適用できる。
100 本体領域
110 後部分
120 前部分
121 本体部
122 クロッチ部
200 補整領域
210 プリーツ
300 裾領域
1000、2000 ショーツ
a 後マチ接ぎ辺
a1 後中心線と後マチ接ぎ辺との交点から端点までの長さ
a2 端点から端点までの長さ
c1 ショーツ上端の周における、前頭点から、ショーツ上端の周と前中心線との交点までの長さ
c2 前頭点から補整領域の前側端部の延長線とショーツ上端の周との交点までの長さ
b 上辺の全長
G 脇接ぎ辺
H 前マチ接ぎ辺
J 補整領域の前側端部の延長線とショーツ上端の周との交点
K ショーツ上端の周と前中心線との交点
L 後中心線
L1 短手方向
L2 長手方向
M 補整領域の前側端部
O 後中心線と後マチ接ぎ辺との交点
P 上辺の後中心線側端点
Q 下辺の後中心線側端点
R 最大突出点
S 前中心線
T1 上辺
T2 下辺
U 前頭点
X 下辺の後中心線側端点と、カーブの最大突出点との距離
Y カーブの最大突出点における上辺への短手方向の長さ
W 脇線
Z 点線
θ 端点を中心点として、後マチ接ぎ辺の延長線上と、下辺T2の端点Q上の接線とのなす角

Claims (6)

  1. ボトム衣類であって、
    本体領域と、補整領域と、一対の裾領域と、を含み、
    前記本体領域は、着用時において、臀部を覆う後部分と、前記後部分に向かい合う前部分とで構成され、
    前記補整領域は、着用時において、臀溝に沿うように配置されており、
    前記一対の裾領域の各裾領域は、着用時において、後裾周りを形成するように、前記補整領域の下方側に配置されており、
    前記補整領域は、前記臀溝に沿う方向、及び、前記臀溝に沿う方向に略垂直な方向の双方に、伸縮可能であることを特徴とするボトム衣類。
  2. 前記一対の裾領域の各裾領域は、上辺及び下辺を含み、
    前記上辺及び前記下辺の後中心線側端点が一致しない請求項1記載のボトム衣類。
  3. 前記一対の裾領域の各裾領域は、上辺及び下辺を含み、
    前記上辺は、前記補整領域及び前記各裾領域の境界線に相当し、
    前記下辺は、外側に向かって、凸状となるカーブを含み、
    着用時において、前記上辺の全長bに対する、前記下辺の後中心線側端点と前記カーブの最大突出点との距離Xの比率(X/b)が、下記(1)の条件を満たし、且つ、
    着用時において、前記bに対する、前記カーブの最大突出点における前記上辺への短手方向の長さYの比率(Y/b)が、下記(2)の条件を満たしている請求項1又は2記載のボトム衣類。

    (1) 0.35≦X/b≦0.40
    (2) 0.10≦Y/b≦0.15
  4. 前記補整領域の前側端部は、着用時において、脇線より前側に位置している請求項1〜3のいずれか一項に記載のボトム衣類。
  5. 前記各領域は、それぞれ同一又は異なる部材から形成されており、
    前記各領域に対応した各部材が縫合により、一体化されている請求項1〜4のいずれか一項に記載のボトム衣類。
  6. 衣類がショーツである請求項1〜5のいずれか一項に記載のボトム衣類。
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