[go: up one dir, main page]

JP2016083086A - 延焼防止方法とそこで用いる不燃材料製シート - Google Patents

延焼防止方法とそこで用いる不燃材料製シート Download PDF

Info

Publication number
JP2016083086A
JP2016083086A JP2014217035A JP2014217035A JP2016083086A JP 2016083086 A JP2016083086 A JP 2016083086A JP 2014217035 A JP2014217035 A JP 2014217035A JP 2014217035 A JP2014217035 A JP 2014217035A JP 2016083086 A JP2016083086 A JP 2016083086A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustible material
sheet
fire
material sheet
curing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014217035A
Other languages
English (en)
Inventor
哲生 山口
Tetsuo Yamaguchi
哲生 山口
勝田 直樹
Naoki Katsuta
直樹 勝田
啓太 上山
Keita Kamiyama
啓太 上山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Plastics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Plastics Co Ltd filed Critical Sekisui Plastics Co Ltd
Priority to JP2014217035A priority Critical patent/JP2016083086A/ja
Publication of JP2016083086A publication Critical patent/JP2016083086A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Building Environments (AREA)

Abstract

【課題】可燃材(養生シート2)に、万が一、部分的な火災が発生したときでも、その火炎が当該可燃材の他の領域に延焼するのを自動的に阻止することのできる延焼防止方法を開示する。
【解決手段】可燃材(養生シート2)に対して、それを覆うように不燃材料製シート10を配置しておく。該可燃材の一部に火炎が生じたときに、前記配置した不燃材料製シート10の作用により、該可燃材におけるさらなる延焼は阻止される。好ましくは、不燃材料製シート10として可燃材2の幅よりも大きい幅のものを用い、可燃材2に対して不燃材料製シート10を配置した後、その両側縁部13を適宜の固定具(ペグ4や重錘5)で固定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、可燃材の一部が燃焼したときに、その火炎が該可燃材の他の領域に広がっていくのを阻止できるようにした延焼防止方法、およびそこで用いる不燃材料製シートに関する。
所要の面積を有する可燃材の一部に火炎が生じたときに、発生した火炎によって該可燃材の他の領域に燃焼が広がっていくのを阻止することは容易でない。早期に燃焼を発見できれば消火は可能かつ容易であるが、近隣に人がいないような場所では、発見が遅くなり、可燃材全体に火が回ってしまって消火が困難となり、可燃材全体の損失となる。
新規に建造物を作るときに、施工現場ではコンクリートによる基礎工事が行われる。一般に、打設後のコンクリートの養生が必要であり、そのためにコンクリート基礎全体を樹脂製のシート(養生シート)でカバーする方法が採用されている。
冬季のような低温が続く環境下では、養生中のコンクリートが凍結する恐れがある。それを回避するために、養生シートで覆った後、養生シートの周縁部を土を載せる等して密封し、養生シート内に送風装置をもって所要の温度の空気を吹き込み、養生シートをドーム形に膨らませるようにした養生方法が提案されている(特許文献1)。また、コンクリート打設後の型枠の周囲にPTCヒータ内蔵の電熱養生シートを配置するとともに、電熱養生シートが配置された型枠を含むコンクリート打設部分全体を保温シートにより覆い、電熱養生シートを加熱制御してコンクリートを養生する方法も提案されている(特許文献2)。
特開2001−247384号公報 特開2001−48675号公報
コンクリートの養生に用いられる養生シートは、一般に、コストとの関係で可燃性の樹脂製シートが用いられる。通常、コンクリート基礎が施工される現場では、夜間において人の数は少ない。そのために、何らかの事情で養生シートに火が付いたときに、発見が遅れて火炎が養生シート全体に回ってしまう確率が高い。また、特許文献1や特許文献2に記載のように、温風発生装置や電熱手段を備えた養生シートを用いる場合に、それら発熱源に起因して発火が生じるのを完全に否定することはできない。もし、発火が生じて部分的な燃焼が始まっても、積極的な消火を行わずに、燃焼を限られた領域に限定することができれば、すなわち、延焼を防止することができれば、燃焼による損失をある程度は低減することができる。しかし、例えば現在の養生シートの使用態様において、このような延焼防止の手段あるいは方法は、採用されていない。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであり、コンクリート養生現場での養生シートに限らず、可燃材一般に対して、万が一、部分的に火災が発生したときでも、その火炎によって当該可燃材の他の領域が延焼するのを自動的に阻止できるようにした、延焼防止方法を提供することを課題とする。また、そこで用いる延焼防止用の不燃材料製シートを提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく多くの実験を行うことにより、可燃材に対して不燃材料製シートを重ねるようにして配置しておくことにより、該可燃材の一部で発生した火炎が他の領域に広がるのを、すなわち延焼していくのを、効果的に阻止できることを経験した。特に、可燃材とその上に配置した不燃材料製シートとが、密着あるいはほぼ密着した状態にあるときには、延焼をより効果的に阻止することができることも経験した。本発明は本発明者らが得た上記の知見に基づいている。
すなわち、本発明による延焼防止方法は、基本的に、可燃材に対して不燃材料製シートを配置しておき、該可燃材の一部で発火が生じたときに前記配置した不燃材料製シートの作用により、該可燃材におけるさらなる延焼を防止することを特徴とする。
本発明において、延焼が防止できるのは、可燃材とその上に配置した不燃材料製シートとの間には酸素(空気)が十分に供給されないこと、不燃材料製シートが存在することでその下に位置する可燃材の温度が発火温度まで達し難いこと、さらには火炎が飛び火しても不燃材料製シート上への飛び火の場合には可燃材の発火には繋がらないこと、などが要因であると考えられる。
本発明による延焼防止方法の一態様では、可燃材に対して不燃材料製シートの複数枚を所要の隙間をおいて配置することを特徴とする。
不燃材料製シートは、選択するシートの素材にもよるが、一般に、例えば可燃材がコンクリート養生用の養生シートである場合と比較して、高コストである。そのために、可燃材の全面に不燃材料製シートを配置しようとすると高い経費が必要となる。そこで、所要の隙間をおいて不燃材料製シートを配置するようにすることにより、必要となる経費を節減することができる。隙間の部分にある可燃材は延焼する可能性があるが、延焼してもその部分だけを補修すればよく、コストの低減につながる。
また、本発明による延焼防止方法の一態様では、不燃材料製シートとして可燃材の幅よりも大きい幅のものを用い、該可燃材の側縁が不燃材料製シートによって覆われた状態となるように前記可燃材に対して前記不燃材料製シートを配置することを特徴とする。
この態様では、可燃材が発火して横方向に延焼しようとするときに、可燃材の側縁部分までもが不燃材料製シートによって覆われているので、延焼防止効果は一層向上する。
また、本発明による延焼防止方法の一態様では、可燃材に対して不燃材料製シートを配置した後、配置した不燃材料製シートの側縁部を適宜の固定具で固定する工程をさらに含むことを特徴とする。
この態様では、不燃材料製シートの側縁部が例えばペグあるいは石などの重錘である固定具によって地面などに固定されているので、風などによって不燃材料製シートがめくれあがったり飛散してしまうのを阻止することができる。
本発明による延焼防止方法の一態様では、配置する不燃材料製シートとして、適所に重錘を備えており、可燃材に配置された状態にあるときに、該不燃材料製シートが該重錘の作用により可燃材に密着する方向の張力が生じるようにされた不燃材料製シートを用いることを特徴とする。
可燃材に対して不燃材料製シートを配置した状態にあるときに、風等により不燃材料製シートが煽られて、可燃材と不燃材料製シートとの間の密着性が不十分となり、その間に空気が入り込むことで、延焼防止効果が低減する恐れがある。また、可燃材が部分的に燃焼しているときに、その燃焼熱を受けて近隣の不燃材料製シートが熱膨張する恐れがあり、その熱膨張により、やはり可燃材と不燃材料製シートとの間の密着性が不十分となり、延焼防止効果が低減する恐れがある。
上記態様の延焼防止方法では、不燃材料製シートとして、適所に重錘を備えており可燃材に配置された状態にあるときに該不燃材料製シートが該重錘の作用により可燃材に密着する方向の張力が生じるようにされた不燃材料製シートを用いている。重錘の作用により、風による浮き上がりを防止でき、また、熱膨張したときでも所要の張力が生じることで、可燃材と不燃材料製シートとの間の密着性は確保される。そのために、一層高い延焼防止効果を期待することができる。
本発明は、また、不燃材料製のシート本体と該シート本体の幅方向の両端部近傍に付設された重錘とを少なくとも備えることを特徴とする不燃材料製シートをも開示する。
本発明において、可燃材に特に制限はなく、本発明による延焼防止方法は可燃材一般に適用することができる。可燃材の一例として、現場で打設したコンクリートの養生に用いられる養生シートを挙げることができる。可燃材の他の例としては、電気ヒーターマットなどを挙げることができる。
本発明において、不燃材料製シートを構成するシート本体としては、建築基準法で規定されている、通常の火災時における火熱により燃焼しない材料からなるシートを挙げることができる。一例として、ガラス繊維やシリコン樹脂製のシート、金属フィルムなどが挙げられる。また、その複合材、例えば、ガラス繊維にシリコン樹脂をコーティングした柔軟で薄いシートなども例示できる。より具体的には、特許第3470810号公報に記載される天蓋用断熱材、特許第4186488号公報に記載される不燃シート材、特開2001−311235号公報に記載される不燃材、あるいは特開2003−276113号公報に記載される不燃シート材、などを例示できる。
本発明による延焼防止方法を採用することにより、また、本発明による不燃材料製シートを用いることにより、火災の発見が遅れた場合であっても、可燃材の全体に火炎が回ってしまうのを自動的に阻止することが可能となり、火災による損失を低減することができる。
不燃材料製シートの一例を示す2つの図。 打設したコンクリートの養生に用いられる養生シートに対して本発明による延焼防止方法を適用した状態を説明するための図。 図2のa−a線に沿う断面図。 打設したコンクリートの養生に用いられる養生シートに対して本発明による延焼防止方法を適用した他の状態を説明するための図。 図4のa−a線に沿う断面図。
発明の実施の形態
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明による不燃材料製シートの一例を示している。図1(a)に示す不燃材料製シート10は、矩形状の不燃材料製のシート本体11と、その長手方向の両端部近傍に付設された不燃材からなる重錘12、12とで構成される。不燃材料製シート10は、限定されないが、この例では、1m×2〜4m程度の長方形であり、長手方向の端部近傍には金属製あるいはレンガ材などである重錘12が、端部から30cm程度の位置に、接着材あるいはねじ止め、または鳩目などでシート本体11に固定されている。シート本体11は、不燃材料製のシートで作られるが、ここでは、ガラス繊維の織布にシリコン系樹脂をコーティングしたものを用いている。
図1(b)に示す不燃材料製シート20は、8m×10m程度の大きさのものであり、シート本体21には、ガラス繊維の織布にシリコン系樹脂をコーティングしたものを用いている。この不燃材料製シート20は、前記した重錘を付設していない。
もちろん、不燃材料製シート10、20の大きさと形状は任意であり、当該不燃材料製シート10、20を用いる現場に応じて、適宜設定すればよい。円形や楕円形であってもよく、多角形状であってもよい。
図2は、本発明による延焼防止方法を適用する施工現場の一例を示している。ここでは、現場打ちのコンクリート基礎1の上に被せられた養生シート2が、万が一、発火したときに、その延焼を阻止するために本発明による延焼防止方法を適用している。図2において、1は現場打ちされたコンクリート基礎であり、図では省略しているが、コンクリート基礎1の両側には、型枠が取り付けられている。型枠を含むコンクリート基礎1を上から覆うようにして、その全体に養生シート2が被せられており、該養生シート2を覆うようにして、図1(a)に示した不燃材料製シート10の複数枚が、所要の隙間Pを保って配置されている。
図2のa−a線に沿う断面図である図3に示すように、この例で、養生シート2はコンクリート基礎1に対して馬掛けされた状態であり、馬掛けされた養生シート2の上に、前記した不燃材料製シート10がさらに馬掛けされている。馬掛けされた不燃材料製シート10は、長手方向の両端部近傍に取り付けられた重錘12、12の作用により、下方に向けて張力が生じている状態にあり、その張力によって、不燃材料製シート10は養生シート2に密着した状態となっている。
図2に示した状態において、何らかの事情により、図2にSで示す領域で養生シート2に火炎が生じたとする。通常、養生シート2は可燃材であり、火炎は養生シート2の面方向に伝搬して養生シート2は延焼する。しかし、火炎が不燃材料製シート10で覆われている領域に達したときに、あるいはその直前で、養生シート2の延焼は停止する。その理由は、養生シート2と不燃材料製シート10は互いに密着した状態にあり、その間には燃焼を維持できるだけの酸素(空気)が十分に存在しないこと、不燃材料製シート10が存在することでその下に位置する養生シート2の温度が発火温度まで達し難いこと、さらには、火炎が飛び火しても不燃材料製シート10上への飛び火の場合には養生シート2の発火には繋がらないこと、などにある。
図2に示す例では、2枚の不燃材料製シート10、10の間に露出している養生シート2の領域が延焼により焼失することは避けられないが、不燃材料製シート10、10の存在により、養生シート2のそれ以外の領域が焼失するのは回避することができる。消火後に、焼失した部分のみを修繕すれば、それ以降でのコンクリートの養生をそのまま継続することができ、養生シート2の全体が焼失してしまう場合と比較して、大幅なコストの節約となる。
なお、コンクリート基礎1の地面からの高さと不燃材料製シート10の横幅の関係は任意であるが、図3に示すように不燃材料製シート10を馬掛けした状態で、横幅の両端部が養生シート2の地面に接触している領域に接触することができ、かつ、重錘12は地面から所定距離(例えば5cm程度)だけ離れた位置となる長さであることが好ましい。
その理由は、通常の場合は、重錘12の存在により風によって不燃材料製シート10の裾部がばたつくのを防止できるとともに、万が一、火災が発生して火炎の熱により不燃材料製シート10が延伸したとしても、その延伸によって重錘12が地面に接してしまうのを阻止するためである。延伸時に重錘12が地面に接してしまうと、不燃材料製シート10にたるみが生じ、養生シート2との間に空間が形成されて、その空間に空気が入り込み、延焼を阻止できなくなる恐れがある。
図4、図5は、打設したコンクリートの養生に用いられる養生シートに対して本発明による延焼防止方法を適用した他の例を説明している。この例においては、不燃材料製シート10として、可燃材である養生シート2の幅よりも大きい幅のものを用いている。そして、養生シート2の両側縁部3、3の領域も、不燃材料製シート10によって覆われた状態となるように、養生シート2に対して不燃材料製シート10が配置されている。さらに、必須ではないが、不燃材料製シート10を上記のように配置した後、不燃材料製シート10の両側縁部13、13にペグ4などを打ち込むことで、あるいは石など重錘5を置くことで、不燃材料製シート10の両側縁部13、13を地面に対して固定している。なお、図4、図5に示した例において、他の部材は、図2、図3に示した態様と同じであり、同じ符号を付すことで、説明は省略する。
この態様では、図4にSで示す領域で養生シート2に火炎が生じたときに、養生シート2の両側縁部3、3の領域を通して横方向に延焼しようとするのを確実に阻止することができる。また、不燃材料製シート10の側縁部13がペグ4あるいは石などの重錘5である固定具によって地面に固定されているので、風などによって不燃材料製シート10がめくれ上がったり飛散してしまうのを阻止することができる。それにより、延焼防止効果は一層確実となる。
図示しないが、不燃材料製シート10の複数枚を、隙間を残すことなく、養生シート2の全体を覆うように掛けるようにしてもよい。その場合には、養生シート2のどこから火気が発生しても、延焼を防止することができる。また、図1(a)に示したような、重錘12を備えない不燃材料製シート10を用いても、一定の延焼防止効果を上げることができる。費用対効果の観点から、適宜選択すればよい。
以下、実施例を説明する。
[実施例1]
不燃材料製のシート本体として、藤森工業株式会社製、フジエース、タイプFG4010(ガラスクロス+耐熱塗料)を使用した。これを長さ2m、幅90cmにカットして、長さ方向の両側からそれぞれ30cmの位置に、真鍮製の厚さ5mm、長さ90cm、幅5cmである重錘の2か所に直径6mmの穴を開けて、リベットにより固定した。これが本発明でいう「不燃材料製シート」に相当する。
「可燃材」に相当するものとして、ポリエチレン製のシート(1.85m×4m)を用いた。該ポリエチレン製のシートを高さ60cm、幅400cmのコンクリートの基礎に馬掛けし、その上に上記した不燃材料製シートを配置して、ポリエチレン製のシートの端に火をつけた。火は不燃材料製シートに向けて広がったが、不燃材料製シートの端から10cmのところで鎮火した。
[実施例2]
不燃材料製のシート本体の材質は、実施例1と同じであるが、シートの幅を20cmとした。長さ方向の両側からそれぞれ30cmの位置に、真鍮製の厚さ5mm、長さ10cm、幅5cmである重錘を固定した。これが本発明でいう「不燃材料製シート」に相当する。
「可燃材」に相当するものとして、塩ビシートを用い、それをコンクリート基礎に馬掛けして、その上に上記した不燃材料製シートを配置して、塩ビシートの端に火をつけた。火は不燃材料製シートに向けて広がったが、不燃材料製シートの端から5cmのところで鎮火した。
1…コンクリート基礎、2…養生シート、3…養生シートの側縁部、4…ペグ(固定具)、5…石(固定具)、10、20…不燃材料製シート、11、21…シート本体、12…重錘、13…不燃材料製シートの側縁部。

Claims (7)

  1. 可燃材に対して不燃材料製シートを配置しておき、該可燃材の一部で発火が生じたときに前記配置した不燃材料製シートの作用により、該可燃材におけるさらなる延焼を防止することを特徴とする延焼防止方法。
  2. 可燃材に対して不燃材料製シートの複数枚を所要の隙間をおいて配置することを特徴とする請求項1に記載の延焼防止方法。
  3. 不燃材料製シートとして可燃材の幅よりも大きい幅のものを用い、該可燃材の側縁が不燃材料製シートによって覆われた状態となるように前記可燃材に対して前記不燃材料製シートを配置することを特徴とする請求項1または2に記載の延焼防止方法。
  4. 可燃材に対して不燃材料製シートを配置した後、配置した不燃材料製シートの側縁部を適宜の固定具で固定する工程をさらに含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の延焼防止方法。
  5. 配置する不燃材料製シートとして、適所に重錘を備えており可燃材に配置された状態にあるときに、該不燃材料製シートが該重錘の作用により可燃材に密着する方向の張力が生じるようにされた不燃材料製シートを用いることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の延焼防止方法。
  6. 可燃材が現場で打設したコンクリートの養生に用いられる養生シートであり、該養生シートの表側の面に前記不燃材料製シートを配置することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の延焼防止方法。
  7. 不燃材料製のシート本体と該シート本体の幅方向の両端部近傍に付設された重錘とを少なくとも備えることを特徴とする不燃材料製シート。
JP2014217035A 2014-10-24 2014-10-24 延焼防止方法とそこで用いる不燃材料製シート Pending JP2016083086A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014217035A JP2016083086A (ja) 2014-10-24 2014-10-24 延焼防止方法とそこで用いる不燃材料製シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014217035A JP2016083086A (ja) 2014-10-24 2014-10-24 延焼防止方法とそこで用いる不燃材料製シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016083086A true JP2016083086A (ja) 2016-05-19

Family

ID=55971664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014217035A Pending JP2016083086A (ja) 2014-10-24 2014-10-24 延焼防止方法とそこで用いる不燃材料製シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016083086A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5740551U (ja) * 1980-08-18 1982-03-04
JPH01169045A (ja) * 1987-12-24 1989-07-04 Riken Light Metal Ind Co Ltd 建築用パネルの下地材装置及び下地材の施工方法
JPH074064A (ja) * 1993-06-16 1995-01-10 Kyowa Kk 建築工事用養生シート
JPH11333993A (ja) * 1998-05-26 1999-12-07 Takiron Co Ltd 養生シート
JP3108264U (ja) * 2004-10-15 2005-04-14 日本化成株式会社 布基礎養生用シートの取付け構造

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5740551U (ja) * 1980-08-18 1982-03-04
JPH01169045A (ja) * 1987-12-24 1989-07-04 Riken Light Metal Ind Co Ltd 建築用パネルの下地材装置及び下地材の施工方法
JPH074064A (ja) * 1993-06-16 1995-01-10 Kyowa Kk 建築工事用養生シート
JPH11333993A (ja) * 1998-05-26 1999-12-07 Takiron Co Ltd 養生シート
JP3108264U (ja) * 2004-10-15 2005-04-14 日本化成株式会社 布基礎養生用シートの取付け構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2686878T3 (es) Dispositivo de bloqueo contra incendios
CN202284754U (zh) Led防火灯具
EP3795887C0 (en) FLAMELESS CANDLE WITH SIMULATED FLAME AND WICK
US20150068776A1 (en) Fire-protection mechanism
GB2564498A (en) A fireproof lighting device used for light-emitting diode lamps
WO2017181056A1 (en) Integrated gas igniter for solid fuel fire pit
ES2768230T3 (es) Calentador de gas radiante resistente al viento
KR20190002439U (ko) 화염 및 연기 차단기능을 갖는 입상 에어덕트용 슬리브
JP2016083086A (ja) 延焼防止方法とそこで用いる不燃材料製シート
KR200420037Y1 (ko) 불의 차단막이 보드가 내장된 샌드위치패널
JP5371056B2 (ja) 消火体験装置
CN202281141U (zh) Led防火灯具
JP3141889U (ja) 荷造り紐自動防火シャッター装置
Messerschmidt et al. Fire Testing of ETICS a comparative study
JP3186947U (ja) 延焼防止構造物および延焼防止建造物
JP4986067B2 (ja) 耐火シート
US20110185655A1 (en) Fire resistant protective barrier and a method for its use
KR20120042572A (ko) 불을 살필 수 있는 가스버너 부착형 바람막이
US20170193849A1 (en) Burn Plaque and Igniter System for Fire Trainers
JP2011158111A (ja) 燃焼装置
JP2019143440A (ja) 建物の延焼抑制構造
鐘偉庭 et al. Effect of Post-Flashover Flame Emerging From Opening On External Wall
JP6790225B2 (ja) 太陽電池モジュール
KR101710367B1 (ko) 건물 공조용 덕트 접합부의 내화구조 시공방법
JP2004346590A (ja) 経済性・耐火・断熱性能を向上させた薄板軽量形鋼造の外壁システムおよび外壁

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170824

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180206

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180731