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JP2016028891A - 光書込装置および画像形成装置 - Google Patents

光書込装置および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電源線の電位降下による各発光素子の発光量の変動を抑制し、発光デューティを増大する。
【解決手段】ライン状に配した複数の発光素子101、第1の基準電圧を提供する第1電源線、発光素子の各々への駆動電流と第2の基準電圧を提供する第2電源線、発光素子毎の発光量を指示する第1電圧を出力するDAC74、第1基準電圧と前記第1電圧との第1電圧差保持用の第1電圧保持素子106、第1電圧保持素子106と電気的に接続可能であって、第2基準電圧と第1電圧に応じた大きさの第2電圧との第2電圧差保持用の第2電圧保持素子104を備え、前記駆動電流の供給期間中、両保持素子を電気的に切断した状態で第1電圧差を第1電圧保持素子106に保持後、前記駆動電流の供給を一時停止し、両保持素子を電気的に接続して第2電圧差を第2電圧保持素子104へ保持させ、第2基準電圧と第2電圧との電圧差に応じた前記駆動電流を供給させる光書込装置。
【選択図】図5

Description

本発明は、光ビームにより感光体に書き込みを行う光書込装置およびこれを備える画像形成装置に関する。
プリンターなどの画像形成装置においては、近年、感光体に光ビームによる書込みを行う光書込装置の小型化の要求が高まり、微小ドットの発光素子をライン状に配置した構成の光書込装置が用いられるようになってきている。
例えば、特許文献1には、第1の基板に、1ラインに配列される複数の発光素子(有機EL素子)と、電源側の給電点に接続される薄膜配線で形成した第1の電源線と、接地側の給電点に接続される薄膜配線で形成した第2の電源線とを備え、第2の基板に、第1の電源線と複数箇所において電気的に接続する第1の補助電源線と第2の電源線と複数箇所において電気的に接続する第2の補助電源線とを備える構成の光書込装置が開示されている。
これにより、給電点の数を増加させることができるので、各発光素子に対する電源線の電圧変動の影響を抑制することができる。すなわち、補助電源線がない場合のように、給電点の数が少ない場合に比べ、給電点から、各発光素子までの電源線の長さを短くすることができ、その分、配線抵抗による電圧降下を少なくすることができる。その結果、電位降下に起因する各発光素子への駆動電流の差を小さくすることができ、発光素子間の発光量の差を小さくすることができ、発光量の差による画像ムラの発生を抑制することができる。
特開2005−144686号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、補助電源線を形成するために、発光素子を保護する封止板上に配線を形成するとともに、補助電源線を各電源線と電気的に接続するための機構を設けることが必要となり、その分、配線構造が複雑となるとともに、製造コストが高くなるという問題が生じる。
又、特許文献1の構成のように給電点の数をある程度多くしても、電源線上において電流の流れる方向に沿って1つの給電点と次の給電点との間の電源線の部分では、各発光素子へ駆動電流が流れることによる電位降下が生じることには変わらないので、電位降下による発光量のばらつきが充分解消されないという問題が生じる。
又、感光体に光ビームによる1ラインの書込みを行う1ライン周期において、発光量を示す輝度信号を、発光素子毎に設けられた保持素子に順次保持させる期間の間、全ての発光素子を消灯させて、駆動電流を流さないようにして、電位降下が生じないようにすることも考えられる。しかしながら、このようにすると、消灯期間が長くなり、主走査期間(Hsync)に占める発光素子の発光期間の割合である発光デューティが小さくなってしまい、短い発光期間で十分な露光量を得るために、発光素子の光量を増大させることが必要となり、結果的に発光素子の寿命が短くなってしまうという問題が生じる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、電源線から各発光素子に電流が流れるときの当該電源線の電位降下に起因する各発光素子の発光量のばらつきを抑制しつつ、発光デューティを増大することが可能な光書込装置およびこれを備える画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る光書込装置は、ライン状に配置された複数の電流駆動型の発光素子と、第1の基準電圧を提供する第1電源線と、前記発光素子の各々に駆動電流を供給するとともに、第2の基準電圧を提供する第2電源線と、前記発光素子毎の発光量を指示する第1電圧を出力する第1電圧出力手段と、前記発光素子毎に設けられ、前記第1基準電圧と前記第1電圧との電圧差を保持するための第1電圧保持素子と、前記発光素子毎に設けられ、前記第1電圧保持素子と電気的に接続可能であって、前記第2基準電圧と、前記第1電圧に応じた大きさの第2電圧との電圧差を保持するための第2電圧保持素子と、各主走査期間において、前記第2電源線から前記発光素子の各々へ駆動電流を供給している期間中、前記第1電圧保持素子と、前記第2電圧保持素子とを電気的に切断した状態で、前記第1基準電圧と、前記第1電圧との電圧差を前記第1電圧保持素子に保持させた後、前記発光素子の各々への駆動電流の供給を一時停止し、前記発光素子の各々への駆動電流の供給を一時停止している一時停止期間中に前記第1電圧保持素子と、前記第2電圧保持素子とを電気的に接続して前記第2基準電圧と前記第2電圧との電圧差を前記第2電圧保持素子に保持させることにより、前記第2基準電圧と前記第2電圧との電圧差に応じた駆動電流を前記発光素子の各々に供給させる制御手段と、を備える。
ここで、前記制御手段は、前記一時停止期間中において、前記第2電圧保持素子に保持されている電圧差による電荷を放電させた後、前記第1及び第2電圧保持素子を電気的に接続することとすることができる。
又、前記光書込装置は、前記発光素子毎に前記駆動電流の供給を遮断するための遮断手段を備え、前記制御手段は、前記遮断手段に前記発光素子の各々への駆動電流の供給を同時に遮断させて前記一時停止をすることとすることができる。
さらに、前記光書込装置は、前記発光素子毎に設けられ、前記第2電源線から前記発光素子に至る回路上に接続され、当該発光素子へ供給される駆動電流量を制御する駆動手段を備え、前記遮断手段は、前記発光素子と前記駆動手段との接続を電気的に切断することにより、前記供給を遮断することとすることができる。
又、前記第1及び第2電源線は、それぞれ互いに異なる電源から延伸されていることとすることができる。或いは、前記第1及び第2電源線は、共通の電源から延伸されている
こととすることができる。
又、前記第1電圧保持素子の静電容量は、前記第2電圧保持素子の静電容量よりも大きいこととすることができる。又、前記発光素子は、有機EL素子であることとすることができる。
又、前記第1電源線は、前記複数の発光素子に沿って延伸し、前記第2電源線は、前記第1電源線に沿って延伸していることとすることができる。又、前記主走査期間は、前記第1基準電圧と前記第1電圧との電圧差の保持動作の開始時から前記第2基準電圧と前記第2電圧との電圧差の保持動作終了時までの期間であることとすることができる。
又、本発明に係る画像形成装置は、前記光書込装置を備えることとすることができる。
上記の構成を備えることにより、第1基準電圧と、発光量を指示する第1電圧との電圧差を保持するための第1電圧保持素子と、第2基準電圧と、第1電圧に応じた大きさの第2電圧との電圧差を保持するための第2電圧保持素子とがそれぞれ別個に設けられ、第1電圧保持素子、第2電圧保持素子には、それぞれ別の電源線から第1基準電圧、第2基準電圧が供給されるように構成されているので、発光素子の各々に第2電源線から駆動電流が供給されて発光素子の各々が点灯していても、発光素子の各々に駆動電流が流れることによる第2電源線上における電位降下の影響を受けることなく、第1電圧保持素子に第1基準電圧と第1電圧との電圧差を保持することができる。
さらに、第1基準電圧と第1電圧との電圧差を保持するための保持期間中、発光素子の各々に第2電源線から駆動電流を供給して発光素子の各々の点灯を継続させることができるので、その分、主走査期間中の発光期間を長くすることができる。
又、第1基準電圧と第1電圧との電圧差を保持した第1電圧保持素子と第2電圧保持素子とを電気的に接続して第2基準電圧と第2電圧との電圧差を第2電圧保持素子に保持させる保持動作は、第2電源線から発光素子の各々への駆動電流の供給を一時停止した状態で行われるので、第2電源線上における電位降下を生じさせることなく、当該保持動作を完了することができる。
その結果、第2電源線の電位降下に起因する発光素子各々の発光量のばらつきを抑制しつつ、発光デューティを増大することができる。
プリンター1Aの全体構成を示す概略図である。 光書込装置13の構成を示す図である。 OLEDパネル61の概略平面図および断面図である。 ソースIC73と、TFT基板71上に形成される発光回路におけるソースICの制御対象となる各構成要素との関係を模式的に示す図である。 1つのDAC74に対応する発光回路100−1の回路構成を示す図である。 サンプル期間におけるドット回路mの接続状態を示す図である。 放電期間におけるドット回路mの接続状態を示す図である。 チャージ期間におけるドット回路mの接続状態を示す図である。 チャージ期間終了後、ドット回路1において次の主走査期間(Hsync)のサンプル期間が開始されたときのドット回路mの接続状態を示す図である。 主走査期間(Hsync)にソースIC73が制御信号によって行う発光回路の制御処理の動作を示す図である。 主走査期間(Hsync)における、制御信号による制御状態、第1電圧保持素子、第2電圧保持素子における第1基準電圧と第1電圧との電圧差、第2基準電圧と第2電圧との電圧差の保持状態、及び有機EL素子の点灯状態の各時間変化を示すタイムチャートである。 図5の回路構成の変形例を示す図である。 図5の回路構成の別の変形例を示す図である。
以下、本発明に係る光書込装置および画像形成装置の実施の形態を、タンデム型カラープリンター(以下、単に「プリンター」という。)を例にして説明する。
<実施の形態>
(1)プリンター1Aの構成
図1は、本実施の形態に係るプリンター1Aの全体構成を示す概略図である。同図に示すようにプリンター1Aは、電子写真方式により画像を形成するものであり、画像プロセス部10、給紙部30、定着装置40、制御部50を備えている。
プリンター1Aは、ネットワーク(例えばLAN)に接続され、外部の端末装置(不図示)や図示しない表示部を有する操作パネルから印刷指示を受け付けると、その指示に基づいてイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各色のトナー像を形成し、これらを記録シートへ多重転写してフルカラーの画像を形成することにより、記録シートへの印刷処理を実行する。以下、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各再現色をY、M、C、Kと表し、各再現色に関連する構成要素の番号にこのY、M、C、Kを添字として付加する。
画像プロセス部10は、作像部10Y、10M、10C、10K、中間転写ベルト21、二次転写ローラー23などを有している。作像部10Y、10M、10C、10Kの構成は、いずれも同様の構成であるため、以下、主として作像部10Yの構成について説明する。
作像部10Yは、感光体ドラム11と、その周囲に配設された帯電器12、光書込装置13、現像器14、感光体ドラム11を清掃するためのクリーナー15等を有しており、感光体ドラム11上にY色のトナー像を作像する。帯電器12は、矢印Aで示す方向に回転する感光体ドラム11の周面を帯電させる。
光書込装置13は、帯電された感光体ドラム11を光ビームLにより露光して、感光体ドラム11上に静電潜像を形成する。光書込装置13には、後述するように、発光素子である電流駆動型の複数の有機EL素子(OLED:Organic Light Emitting Diode)のそれぞれが主走査方向に沿って配列されている。各有機EL素子の発光量は、制御部50から出力される印刷処理用の画像データに基づいて制御される。
現像器14は、感光体ドラム11に対向するように配され、感光体ドラム11に帯電トナーを搬送する。中間転写ベルト21は、無端状のベルトであり、駆動ローラー24と従動ローラー25に張架されて矢印B方向に周回駆動される。各感光体ドラム上に形成された静電潜像は、作像部10Y、10M、10C、10Kの各現像器により現像されて各感光体ドラム上に対応する色のトナー像(未定着画像)が形成される。
形成されたトナー像は、作像部10Y、10M、10C、10Kに対応する各一次転写ローラー(図1では、作像部10Yに対応する一次転写ローラーのみ符号22を付し、他の一次転写ローラーについては、符号を省略している。)により、中間転写ベルト21上の同じ位置で重ね合わされるように、中間転写ベルト21上にタイミングをずらして順次一次転写された後、二次転写ローラー23による静電力の作用により中間転写ベルト21上のトナー像が一括して記録シート上に二次転写される。
給紙部30は、記録シート(ここでは、符号Sで示す用紙)を収容する給紙カセット31と、給紙カセット31の用紙Sを搬送路39上に1枚ずつ繰り出す繰り出しローラー32と、繰り出された用紙Sを搬送する搬送ローラー33、34を備える。
定着装置40は、加熱ローラー41と加熱ローラー41を押圧する加圧ローラー42から構成され、トナー像が二次転写された記録シートを加熱及び加圧してトナー像を記録シートに熱定着する。
制御部50は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等から構成される所謂コンピューターであって、記録シートへの印刷処理全体の動作を制御する。例えば、印刷ジョブを受け付けると、印刷ジョブに含まれる印刷処理用の画像データに基づいて、作像部10Y〜10Kの各光書込装置13に配列された複数個の有機EL素子の各発光量を指示するデジタル輝度信号を、内蔵するASIC(Application Specific Integrated Circuit。以下、「輝度信号出力部」という。)により、生成する。
(2)光書込装置の構成
図2は、光書込装置13の構成を示す図である。光書込装置13は、OLEDパネル61と、ロッドレンズアレイ62を筐体63内に収容したものであってOLEDパネル61には、複数の有機EL素子101が主走査方向(同図紙面垂直方向)に沿ってライン状に配列されている。
複数の有機EL素子101は、それぞれ、個別に光ビームLを発する。ロッドレンズアレイ62は、それぞれの有機EL素子101から発せられる光ビームLを感光体ドラム11表面に結像させる。
図3は、OLEDパネル61の概略平面図であり、A−A´線における断面図とC−C´線における断面図も合わせて示されている。同図に示すようにOLEDパネル61は、TFT(Thin Film Transistor)基板71、封止板72、ソースIC73を備え、TFT基板71上に有機EL素子101が一体形成されている。TFT基板71上には、複数個の有機EL素子101が主走査方向に沿って配列され、有機EL素子101毎に後述する駆動回路、2種類の電圧保持素子、放電回路等が配されて発光回路が形成されている。
封止板72は、TFT基板71上における有機EL素子101の配置領域が外気に触れないように封止するものである。
ソースIC73は、同図に示すように、TFT基板71上における、封止板72の配置領域以外の領域に実装されており、制御部50に内蔵される輝度信号出力部51から出力されるデジタル輝度信号をそれぞれの有機EL素子101毎にその発光量を指示するアナログの輝度信号(以下、「輝度信号」という。)に変換するデジタル/アナログ変換器(以下、「DAC」という。)やシフトレジスター等を含んでいる。
図4は、ソースIC73と、TFT基板71上に形成される発光回路におけるソースIC73の制御対象となる各構成要素との関係を模式的に示す図である。同図に示す発光回路100−1、100−2は、ソースIC73に含まれる複数の各DAC74にそれぞれ対応する発光回路を示す。
発光回路100−1、100−2は、それぞれ複数(ここでは、説明の便宜上4つとしているが、4つに限定されるものではないことは、勿論のことである。)のドット回路から構成されている。各ドット回路は、有機EL素子101、遮断スイッチ102、駆動回路103、S/H(サンプル/ホールド)回路を構成する第2電圧保持素子104、保持素子接続スイッチ105、第1電圧保持素子106、DAC接続スイッチ107、放電回路108等から構成されている。
第1電圧保持素子106及び第2電圧保持素子104としては、例えば、コンデンサーを用いることができる。又、放電回路108は、後述するように、第2電圧保持素子104毎に設けられている。なお、同図では、説明の便宜上、発光回路100−1には1つの放電回路108を符号のみで示し、他の3つの放電回路の図示は省略し、発光回路100−2においては、放電回路108の図示を全て省略している。
遮断スイッチ102は、有機EL素子101を駆動するための駆動電流の供給を遮断するためのスイッチである。又、第1電圧保持素子106は、後述する図5〜図9に示す電源線92から提供される基準電圧(以下、「第1基準電圧」という。)とDAC74から出力される輝度信号の電圧(以下、「第1電圧」という。)との電圧差を保持する保持素子である。
保持素子接続スイッチ105は、第1電圧保持素子106と第2電圧保持素子104との電気的な接続、非接続を切り替えるスイッチであり、DAC接続スイッチ107は、第1電圧保持素子106とDAC74との電気的な接続、非接続を切り替えるスイッチである。
さらに、放電回路108は、第2電圧保持素子104に電気的に接続し、第2電圧保持素子104に保持されている電荷を放電させるための回路であり、第2電圧保持素子104との電気的な接続、非接続を切り替える切替スイッチと、抵抗素子とから構成される。
ソースIC73は、制御信号を出力することにより、上記の各スイッチのオン、オフを制御する。具体的には、制御信号SELcmの出力によりDAC接続スイッチ107を、制御信号SELbの出力により保持素子接続スイッチ105を、制御信号resetの出力により、放電回路108の切替スイッチを、制御信号SELaの出力により、遮断スイッチ102をそれぞれ制御する。なお、同図では、発光回路100−1においてのみ各制御信号を図示し、発光回路100−2においては、各制御信号の図示を省略している。
各発光回路において、DAC74は、各ドット回路の第1電圧保持素子106に対して順次第1電圧を出力する。具体的には、ソースIC73は、DAC接続スイッチ107を制御し、DAC74と電気的に接続する第1電圧保持素子106を1つずつ順次選択し、選択した第1電圧保持素子106にDAC74から第1電圧を出力して順次第1基準電圧と第1電圧との電圧差を保持させる。
又、ソースIC73は、各ドット回路において、遮断スイッチ102、保持素子接続スイッチ105及びDAC接続スイッチ107を制御し、DAC74と第1電圧保持素子106、及び、有機EL素子101と駆動回路103をそれぞれ電気的に非接続の状態で、第1電圧保持素子106と第2電圧保持素子104とを電気的に接続させて、後述する図5〜図9に示す電源線91から提供される基準電圧(以下、「第2基準電圧」という。)と第1電圧に応じた大きさの電圧(以下、「第2電圧」という。)との電圧差を第2電圧保持素子104に保持させた後、有機EL素子101と駆動回路103とを電気的に接続させ、駆動回路103から第2基準電圧と第2電圧との電圧差に応じた駆動電流を対応する有機EL素子101へ供給して当該有機EL素子101を点灯させる。
なお、ソースIC73は、第1電圧保持素子106と第2電圧保持素子104とを電気的に接続させる前に、制御信号resetを出力して、放電回路108の切替スイッチをオンにして第2電圧保持素子104と放電回路108とを電気的に接続させて第2電圧保持素子108に保持されている電荷を放電させる。
図5は、1つのDAC74に対応する発光回路100−1の回路構成を示す図である。同図に示すように、発光回路100−1は、複数(ここでは、n個)のドット回路1〜nから構成される。各ドット回路には、有機EL素子101、遮断スイッチ102、駆動回路103、第2電圧保持素子104、保持素子接続スイッチ105、第1電圧保持素子106、DAC接続スイッチ107、放電回路108が含まれる。なお、同図においては、ドット回路1についてのみ、全ての構成要素について番号を付与し、他のドット回路については、一部の構成要素について番号の付与を省略している。
ドット回路1〜nにそれぞれ含まれる複数(n個)の有機EL素子101は、定電圧源の電源Pから主走査方向に延伸される電源線91と、アース線に相当するカソード電極線95との間に主走査方向に沿ってライン状に並列に配置されている。以下、各ドット回路における構成要素の接続関係について説明する。
電源線91から有機EL素子101に至る回路上には、駆動回路103と遮断スイッチ102がこの順でそれぞれ接続されている。DAC74は、定電圧源の電源Sから主走査方向に延伸される電源線92とカソード電極線95との間に配置され、電源Sから延伸される電源線93から供給される電圧により動作し、その出力端子741から主走査方向に延伸される信号線94に第1電圧を出力する。
第1電圧保持素子106の一方の接続端子1061は、第1基準電圧を提供する電源線92と、第2電圧保持素子104の一方の接続端子1041は、第2基準電圧を提供する電源線91とそれぞれ接続されている。電源線94は、複数の異なる位置でそれぞれ各ドット回路のDAC接続スイッチ107の一方の接点(左側の接点)と接続され、DAC接続スイッチ107の他方の接点(右側の接点)は、第1電圧保持素子106の他方の接続端子1062及び保持素子接続スイッチ105の一方の接点(左側の接点)とそれぞれ接続されている。
又、保持素子接続スイッチ105の他方の接点(右側の接点)は、第2電圧保持素子104の他方の接続端子1042及び駆動回路103のゲート端子1031とそれぞれ接続されている。
駆動回路103は、ゲート端子1031と入力端子1032と出力端子1033を有する電圧入力型の駆動回路であり、ここでは、例えばP型の電界効果トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)から構成され、入力端子1032がソース、出力端子1033がドレインに相当する。
放電回路108は、その切替スイッチ1081の一方の接点(上側の接点)が、第2電圧保持素子104の一方の接続端子1041と接続され、放電回路108の抵抗素子1082側が、第2電圧保持素子104の他方の接続端子1042と接続されている。
図6〜図9は、一主走査期間(1個目のドット回路への第1基準電圧と第1電圧との電圧差の保持動作の開始時から全てのドット回路への第2基準電圧と第2電圧との電圧差の保持動作終了時までの期間)におけるドット回路の接続状態の変化を説明するための図である。なお、各図には、図5と対比できるように、図5のドット回路の各構成要素について付与した符号と同一の符号を付与している。
図6は、第1基準電圧と信号線94に出力された第1電圧との電圧差をドット回路(ここでは、発光回路100−1のドット回路m(1≦m≦n、m、nは整数)に保持する期間(以下、「サンプル期間」という。)におけるドット回路mの接続状態を示す図である。当該サンプル期間は、発光回路を構成するドット回路毎に時間をずらして順次到来する。
すなわち、1つのドット回路において第1基準電圧と第1電圧との電圧差の保持動作が行われている間は、他のドット回路においては、第1基準電圧と第1電圧との電圧差の保持動作は行われない。同図に示すように、サンプル期間においては、ソースIC73から出力される制御信号SELcm(ここで、mは、ドット回路mに対応する制御信号SELcであることを示す。)、SELb、reset、SELaにより、DAC接続スイッチ107がオン(導通状態)、保持素子接続スイッチ105がオフ(非導通状態)、放電回路108の切替スイッチ1081がオフ(非導通状態)、遮断スイッチ102がオン(導通状態)になるようにそれぞれ制御される。
なお、このとき、発光回路100−1を構成する他のドット回路のDAC接続スイッチ107は、オフ(非導通状態)になるように制御されている。
これにより、直前の主走査期間に第2電圧保持素子104に保持された第2基準電圧と第2電圧との電圧差に応じた駆動電流を、電源線91から有機EL素子101に供給した状態(有機EL素子101が点灯した状態)で、第1基準電圧と第1電圧(同図の符号Vbで示す第1電圧)との電圧差が第1電圧保持素子106に保持される。
このとき第1電圧保持素子106において、第1電圧との差をとるための基準となる第1基準電圧は、駆動電流を供給する電源線91とは別の電源線92から供給されるので、有機EL素子101に駆動電流が流れることによる電位降下の影響を受けることなく、第1電圧保持素子106に第1基準電圧と第1電圧との電圧差を保持させることができる。
第1電圧の保持動作時には、信号線94からDAC接続スイッチ107、第1電圧保持素子106を介して電源線92に至る1つの回路が形成され、第1電圧保持素子106の両端間の電圧差に応じた電流が流れ、電源線92上において一時的に配線抵抗による電位降下が生じることがあるが、第1電圧保持素子106への電荷の充放電が完了すると、当該第1電圧保持素子106には電流が流れなくなるので、電源線92上における電位降下はなくなる。従って、電源線92から各ドット回路の第1電圧保持素子106に供給される基準電圧は、一定である。
なお、第1電圧保持素子106に第1基準電圧と第1電圧との電圧差が保持されてから、後述するチャージ期間が開始され、第2基準電圧と第1電圧に応じた大きさの第2電圧との電圧差が第2電圧保持素子104に保持されるまでの間の第1基準電圧と第1電圧との電圧差が第1電圧保持素子106に保持されている状態の期間を「第1ホールド期間」ということとする。
図7は、各ドット回路におけるサンプル期間終了後、第2電圧保持素子104に保持されている第2基準電圧と第2電圧との電圧差による電荷(直前の主走査期間における、後述するチャージ期間に保持された第2電圧の電荷)を放電させる放電期間におけるドット回路mの接続状態を示す図である。同図に示すように、放電期間においては、ソースIC73から出力される制御信号SELcm、SELb、reset、SELaにより、DAC接続スイッチ107がオフ(非導通状態)、保持素子接続スイッチ105がオフ(非導通状態)、放電回路108の切替スイッチ1081がオン(導通状態)、遮断スイッチ102がオフ(非導通状態)になるようにそれぞれ制御される。
これにより、有機EL素子101への駆動電流の供給が一時停止(有機EL素子101が一時消灯)され、第2電圧保持素子104の保持電荷が放電される。
図8は、ドット回路1〜nの第2電圧保持素子104に第2基準電圧と第2電圧との電圧差を保持させる期間(以下、「チャージ期間」という。)におけるドット回路mの接続状態を示す図である。
チャージ期間においては、ソースIC73から出力される制御信号SELcm、SELb、reset、SELaにより、DAC接続スイッチ107がオフ(非導通状態)、保持素子接続スイッチ105がオン(導通状態)、放電回路108の切替スイッチ1081がオフ(非導通状態)、遮断スイッチ102がオフ(非導通状態)になるようにそれぞれ制御される。
これにより、有機EL素子101への駆動電流の供給が一時停止(有機EL素子101が一時消灯)された状態で、第1電圧保持素子106と第2電圧保持素子104とが電気的に接続され、有機EL素子101に供給する駆動電流量を制御する電圧として第2電圧保持素子104に第2基準電圧と第2電圧(Va)との電圧差が保持される。
なお、上記の有機EL素子101が一時消灯される期間のことを「非発光期間」ということとする。
又、チャージ期間においては、遮断スイッチ102、放電回路108の切替スイッチ1081がそれぞれオフ(非導通状態)になるように制御されるので、電源線91から有機EL素子101、放電回路108に電流が流れず、第2電圧保持素子104にも充放電が完了すると、電源線91から電流が流れなくなるので、電源線91上における電位降下はほとんど生じることはなく、電源線91から供給される第2基準電圧を一定にすることができる。
第1電圧保持素子106に出力された第1電圧をVb、第1電圧保持素子106と第2電圧保持素子104とを電気的に接続後の第2電圧保持素子104の接続端子1042側の電位をVa(第2電圧)、電源Pの電位をVp、電源Sの電位をVsとすると、第1電圧保持素子106と第2電圧保持素子104とを電気的に接続後の第1電圧保持素子106の両接続端子1061、1062間の電位差と、第2電圧保持素子104の両接続端子1041、1042間の電圧差とが等しくなるので、以下の関係が得られる。
Vp−Va=Vs−Vb'・・・・・・・・・・・・・(1)(Vb'は、第1電圧保持素子106と第2電圧保持素子104とを電気的に接続後の第1電圧保持素子106の接続端子1062の電位を示す。)
又、第1電圧保持素子106の静電容量をCb、第2電圧保持素子104の静電容量をCaとすると、電荷保存則により以下の関係が成り立つ。
Cb×(Vs−Vb)=Ca×(Vp−Va)+Cb×(Vs−Vb')・・(2)
(1)、(2)の関係式より、VaとVbとの関係を求めると、以下の通りになる。
Va=1/(1+Ca/Cb)×(Vb+(Vp−Vs))・・・・(3)
Ca、Cb、Vp、Vsは、固定値であるため、(3)式より、Vaは、Vbに応じて変化する。このため、第2電圧保持素子104に第2基準電圧と第2電圧Vaとの電圧差を保持することにより、有機EL素子101に供給する駆動電流量が第1電圧Vbに応じた駆動電流量に制御されることになる。
なお、第2電圧保持素子104に第2基準電圧と第2電圧Vaとの電圧差が保持されてから、次の放電期間が開始されるまでの間の上記電圧差が第2電圧保持素子104に保持されている状態の期間を「第2ホールド期間」ということとする。
図9は、チャージ期間終了後、ドット回路1において次の主走査期間のサンプル期間が開始されたときのドット回路m(ここでは、mは、1<m≦nの範囲の整数とする)の接続状態を示す図である。同図に示すように、ドット回路mにおいては、ソースIC73から出力される制御信号SELcm、SELb、reset、SELaにより、DAC接続スイッチ107がオフ(非導通状態)、保持素子接続スイッチ105がオフ(非導通状態)、放電回路108の切替スイッチ1081がオフ(非導通状態)、遮断スイッチ102がオン(導通状態)になるようにそれぞれ制御される。
これにより、第2電圧保持素子104に、第2基準電圧Vpと第2電圧Vaとの電圧差Vfに相当する電荷が保持された状態で、有機EL素子101へ駆動電流が供給される。その結果、駆動電流が供給されている間、駆動回路103の入力端子1032とゲート端子1031との間の電位差は、Vfに維持されることになる。
駆動回路103からは、入力端子1032とゲート端子1031との電位差に応じた大きさの駆動電流が有機EL素子101に供給されるので、当該電位差がVfに維持されることにより、有機EL素子101に一定の大きさの駆動電流(Vfに応じた大きさの駆動電流)が供給される。ドット回路m以外のドット回路についても同様である。
すなわち、電源線91から有機EL素子101に駆動電流が供給され、電源線91上において配線抵抗により電位降下が生じて、駆動回路103の入力端子1032の電位が低下しても、入力端子1032とゲート端子1031との電位差がVfに維持されるので、ゲート端子1031の電位が入力端子1032の電位の低下分だけ低下し、有機EL素子101に供給される駆動電流量が、電源線91上における駆動回路103との接続位置によって変動することはない。
その結果、ドット回路によって当該接続位置が異なっても、全点灯の場合に各ドット回路の有機EL素子101を同じ発光量で点灯させることができる。
なお、上記のように第2ホールド期間において、第2電圧保持素子104に第2基準電圧と第2電圧との電圧差が保持された状態で、駆動電流が有機EL素子101に供給されて有機EL素子101が点灯している期間を「発光期間」ということとする。
図10は、主走査期間(Hsync)にソースIC73が制御信号によって行う発光回路の制御処理の動作を示す図である。図11は、主走査期間(Hsync)における、制御信号による制御状態、第1電圧保持素子106、第2電圧保持素子104における第1基準電圧と第1電圧との電圧差、第2基準電圧と第2電圧との電圧差の保持状態、及び有機EL素子101の点灯状態の各時間変化を示すタイムチャートである。図11において、制御信号SELc、第1電圧保持素子106、第2電圧保持素子104、有機EL素子101の末尾に付加されている1〜nの番号は、当該制御信号又は当該素子に対応するドット回路の番号を示す。以下、両図を参照して上記動作について説明する。
ソースIC73は、制御信号により、発光回路を構成するドット回路1〜nの遮断スイッチ102、保持素子接続スイッチ105、DAC接続スイッチ107、放電回路108の切替スイッチ1081を全てオフ(非導通状態)にし、ドット回路の番号を示す変数kを0に初期化する(ステップS1001)。
そして、主走査期間の開始時期が到来すると(ステップS1002:YES)、ソースIC73は、制御信号SELaにより、ドット回路1〜nの全ての遮断スイッチ102をオン(導通状態)にして各ドット回路の有機EL素子101へ駆動電流を供給させ(ステップS1003)、ドット回路の番号を示す変数kの値を1増加させた後(ステップS1004)、制御信号SELckにより、ドット回路kのDAC接続スイッチ107をオン(導通状態)にし、DAC74から第1電圧を印加してドット回路kの第1電圧保持素子106に第1基準電圧と第1電圧との電圧差を保持させる(ステップS1005)。
次に、ソースIC73は、制御信号SELckによりドット回路kのDAC接続スイッチ107をオフ(非導通状態)にし(ステップS1006)、変数kがnに達するまで(ステップS1007:YES)、ステップS1004〜ステップS1006の処理を繰り返す。
これにより、図11に示すように、制御信号SELc1〜SELcnにより、ドット回路1〜nのDAC接続スイッチ107が順次(ドット回路の番号の昇順に)オン(導通状態)にされてサンプル期間(Ts)に入るドット回路が切り替えられる。そして、ドット回路1〜nのDAC接続スイッチ107が順次オンにされるタイミングに同期して、DAC74から第1電圧Vb1〜Vbnが順次印加されて第1電圧保持素子106−1〜106−nに順次第1基準電圧と第1電圧との電圧差が保持され、ドット回路1〜nが順次第1ホールド期間(Th)に入る(図11では、表記の便宜上、各第1電圧保持素子に保持される電圧差を第1電圧の符号と同一符号で表記している。)。
図10の説明に戻って、次にソースIC73は、制御信号SELaにより、ドット回路1〜nの全ての遮断スイッチ102をオフ(非導通状態)にして、有機EL素子101への駆動電流の供給を一時停止させ(ステップS1008)、制御信号resetにより、ドット回路1〜nの全ての放電回路108の切替スイッチ1081をオン(導通状態)にし(ステップS1009)、予め設定した放電期間が経過するまで(ステップS1010)、第2電圧保持素子104に保持されている電荷を放電させる。
このように、ドット回路1〜nの放電回路108の切替スイッチ1081がオン(導通状態)にされると、図11に示すように、放電期間(Tr)が開始され、直前の主走査期間(Hsync)のチャージ期間に、第2電圧保持素子104−1〜104−nに保持された第2基準電圧と第2電圧との電圧差による電荷が、放電される。すなわち、放電期間(Tr)が開始されるまでは、制御信号SELaにより遮断スイッチ102がオン(導通状態)にされ、全点灯の場合、第2電圧に応じた駆動電流が有機EL素子101−1〜101−nに供給されるので、有機EL素子101−1〜101−nが点灯された状態で、ドット回路1〜nにおいて第1基準電圧と第1電圧Vb1〜Vbnとの各電圧差の保持動作が実行される。
図10の説明に戻って、次にソースIC73は、制御信号resetにより、ドット回路1〜nの全ての放電回路108の切替スイッチ1081をオフ(非導通状態)にし(ステップS1011)、制御信号SELbにより、ドット回路1〜nの全ての保持素子接続スイッチ105をオン(導通状態)にして第1電圧保持素子106と第2電圧保持素子104とを電気的に接続させ(ステップS1012)、予め設定したチャージ期間が経過するまで(ステップS1013:YES)、両者を電気的に接続させた状態を維持して、第2基準電圧と第1電圧保持素子106に出力される第1電圧に応じた大きさの第2電圧との電圧差を第2電圧保持素子104に保持させる。
これにより、図11に示すように、第1ホールド期間(Th)が終了し、チャージ期間(Tc)に第2電圧保持素子104−1〜104−nに第2基準電圧と第2電圧Va1〜Vanとの各電圧差が同時に保持され、その後、第2ホールド期間(Th')が開始される(図11では、表記の便宜上、各第2電圧保持素子に保持される電圧差を第2電圧の符号と同一符号で表記している。)。又、有機EL素子101は、放電期間(Tr)及びチャージ期間(Tc)の間、一時消灯する非発光期間(Td)に入る。
図10の説明に戻って、次にソースIC73は、SELbにより、ドット回路1〜nの全ての保持素子接続スイッチ105をオフ(非導通状態)にして第1電圧保持素子106と第2電圧保持素子104とを電気的に非接続にさせ(ステップS1014)、制御信号SELaにより、ドット回路1〜nの全ての遮断スイッチ102をオン(導通状態)にし、第2電圧保持素子104に保持された第2基準電圧と第2電圧との電圧差に応じた駆動電流を有機EL素子101に供給開始させた後(ステップS1015)、ステップS1002の処理に移行する。
これにより、図11に示すように、ドット回路1が再びサンプル期間(Ts)に入るとともに、第2電圧保持素子104−1〜104−nに保持された第2基準電圧と第2電圧Va1〜Vanとの各電圧差に応じた駆動電流が供給されることにより、有機EL素子101−1〜101−nが点灯され、有機EL素子101−1〜101−nの発光期間(Te)が開始される。
このように、本実施の形態の光書込装置13では、第1基準電圧と第1電圧との電圧差保持用の第1電圧保持素子106と、有機EL素子101への駆動電流量を制御するための第2基準電圧と第2電圧との電圧差保持用の第2電圧保持素子104がそれぞれ別個に設けられ、第1電圧保持素子106、第2電圧保持素子104には、それぞれ別の電源線(電源線91、92)から基準電圧が供給されるように構成されているので、有機EL素子101が点灯していても有機EL素子101に駆動電流が流れることによる電源線91上における電位降下の影響を受けることなく、第1電圧保持素子106に第1基準電圧と第1電圧との電圧差を保持させることができる。さらに、各ドット回路のサンプル期間中、有機EL素子101の点灯を継続させることができるので、その分、発光期間(Te)を長くすることができる。
又、各第1電圧保持素子106と対応する第2電圧保持素子とを電気的に接続して第2基準電圧と第1電圧に応じた大きさの第2電圧との電圧差を対応する第2電圧保持素子104へ保持させる動作は、全ての有機EL素子101への駆動電流の供給を一時停止した状態で、同時に行われるので、第2電圧保持素子104が電気的に接続されている電源線91上における電位降下を生じさせることなく、短期間で上記の保持させる動作を完了することができ、各有機EL素子101の非発光期間(Td)を短くし、その分、発光期間(Te)を長くすることができる。
その結果、電源線の電位降下に起因する各有機EL素子101の発光量のばらつきを抑制しつつ、発光デューティを増大することができる。
(変形例)
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。
(1)本実施の形態では、基準電圧を供給する電源線91、92を、互いに非接続としたが、図12、図13に示すように、第1電圧保持素子106より電源側で両者が接続された構成とすることとしてもよい。これにより、発光回路が形成されたTFT基板71への入力電圧を共通にすることができ、電源の配線構成を簡易化し、その分、製造コストを少なくすることができる
(2)本実施の形態では、遮断スイッチ102を、駆動回路103から有機EL素子101に至る回路上に設けることとしたが、遮断スイッチ102は、駆動回路103と電源線91との接続点から有機EL素子101に至る回路上に設ければよく、遮断スイッチ102の配置は、本実施の形態における配置に限定されない。
一方、遮断スイッチ102を上記の接続点から駆動回路103に至る回路上に設けた場合には、遮断スイッチ102の通電時特性のバラツキによって駆動回路103のゲート電圧が変動することがあるため、有機EL素子101に供給される駆動電流量の精度が低下するおそれがあるので、駆動電流量のバラツキを抑制するという観点から、遮断スイッチ102の配置は、本実施の形態の配置にする方が望ましい。
(3)本実施の形態では、駆動電流量を制御する第2基準電圧と第2電圧との電圧差の第2電圧保持素子104への保持は、第1電圧保持素子106からの電荷移動により行われるので、第1電圧保持素子106の静電容量Cbを第2電圧保持素子104の静電容量Caよりも大きくすることにより、同じ大きさの上記電圧差を第2電圧保持素子104に保持させるのに要する第1電圧を小さくすることができ、電圧信号の振幅を小さくできる。
従って、光書込装置13の構成における、第1電圧保持素子106の静電容量Cbと第2電圧保持素子104の静電容量Caとの関係が、Cb>Caとなるように構成することとしてもよい。
(4)本実施の形態では、有機EL素子を発光素子として用いたが、本実施の形態を適用できる発光素子は、電流駆動型の発光素子であればよく、有機EL素子に限定されるものではない。例えば、LEDであってもよい。
(5)本実施の形態では、光書込装置を、タンデム型カラープリンターに適用した例について説明したが、これに限定されない。例えば、タンデム型以外のカラープリンターに適用することとしてもよいし、モノクロのプリンターに適用することとしてもよい。
又、複写機やファクシミリ装置や複合機(MFP:Multiple Function Peripheral)等の感光体を有する画像形成装置に適用することとしてもよい。さらに、画像形成装置に限らず、光ビームにより感光体に書き込みを行う装置一般に適用することとしてもよい。
本発明は、光書込装置およびこれを備える画像形成装置に広く適用することができる。
1A プリンター(画像形成装置)
1〜n ドット回路
11 感光体ドラム11
13 露光部(光書込装置)
50 制御部
73 ソースIC
74 DAC
91、92、93 電源線
95 カソード電極線
94 信号線
100−1、100−2 発光回路
101 有機EL素子)
102 遮断スイッチ
103 駆動回路
104 第2電圧保持素子
105 保持素子接続スイッチ
106 第1電圧保持素子
107 DAC接続スイッチ
108 放電回路
P、S 電源
Ts サンプル期間
Tc チャージ期間
Tr 放電期間
Te 発光期間
Th 第1ホールド期間
Th' 第2ホールド期間

Claims (11)

  1. ライン状に配置された複数の電流駆動型の発光素子と、
    第1の基準電圧を提供する第1電源線と、
    前記発光素子の各々に駆動電流を供給するとともに、第2の基準電圧を提供する第2電源線と、
    前記発光素子毎の発光量を指示する第1電圧を出力する第1電圧出力手段と、
    前記発光素子毎に設けられ、前記第1基準電圧と前記第1電圧との電圧差を保持するための第1電圧保持素子と、
    前記発光素子毎に設けられ、前記第1電圧保持素子と電気的に接続可能であって、前記第2基準電圧と、前記第1電圧に応じた大きさの第2電圧との電圧差を保持するための第2電圧保持素子と、
    各主走査期間において、前記第2電源線から前記発光素子の各々へ駆動電流を供給している期間中、前記第1電圧保持素子と、前記第2電圧保持素子とを電気的に切断した状態で、前記第1基準電圧と、前記第1電圧との電圧差を前記第1電圧保持素子に保持させた後、前記発光素子の各々への駆動電流の供給を一時停止し、
    前記発光素子の各々への駆動電流の供給を一時停止している一時停止期間中に前記第1電圧保持素子と、前記第2電圧保持素子とを電気的に接続して前記第2基準電圧と前記第2電圧との電圧差を前記第2電圧保持素子に保持させることにより、前記第2基準電圧と前記第2電圧との電圧差に応じた駆動電流を前記発光素子の各々に供給させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする光書込装置。
  2. 前記制御手段は、前記一時停止期間中において、前記第2電圧保持素子に保持されている電圧差による電荷を放電させた後、前記第1及び第2電圧保持素子を電気的に接続する
    ことを特徴とする請求項1記載の光書込装置。
  3. 前記発光素子毎に前記駆動電流の供給を遮断するための遮断手段を備え、
    前記制御手段は、前記遮断手段に前記発光素子の各々への駆動電流の供給を同時に遮断させて前記一時停止をする
    ことを特徴とする請求項1記載の光書込装置。
  4. 前記発光素子毎に設けられ、前記第2電源線から前記発光素子に至る回路上に接続され、当該発光素子へ供給される駆動電流量を制御する駆動手段を備え、
    前記遮断手段は、前記発光素子と前記駆動手段との接続を電気的に切断することにより、前記供給を遮断する
    ことを特徴とする請求項3記載の光書込装置。
  5. 前記第1及び第2電源線は、それぞれ互いに異なる電源から延伸されている
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の光書込装置。
  6. 前記第1及び第2電源線は、共通の電源から延伸されている
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の光書込装置。
  7. 前記第1電圧保持素子の静電容量は、前記第2電圧保持素子の静電容量よりも大きい
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の光書込装置。
  8. 前記発光素子は、有機EL素子である
    ことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の光書込装置。
  9. 前記第1電源線は、前記複数の発光素子に沿って延伸し、
    前記第2電源線は、前記第1電源線に沿って延伸している
    ことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の光書込装置。
  10. 前記主走査期間は、前記第1基準電圧と前記第1電圧との電圧差の保持動作の開始時から前記第2基準電圧と前記第2電圧との電圧差の保持動作終了時までの期間である
    ことを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の光書込装置。
  11. 請求項1〜10の何れかに記載の光書込装置を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
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