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JP2015168774A - ロジン変性フェノール樹脂 - Google Patents

ロジン変性フェノール樹脂 Download PDF

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JP2015168774A
JP2015168774A JP2014045008A JP2014045008A JP2015168774A JP 2015168774 A JP2015168774 A JP 2015168774A JP 2014045008 A JP2014045008 A JP 2014045008A JP 2014045008 A JP2014045008 A JP 2014045008A JP 2015168774 A JP2015168774 A JP 2015168774A
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霖西 陶
Linxi Tao
霖西 陶
泰伸 橋本
Yasunobu Hashimoto
泰伸 橋本
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T&K Toka Co Ltd
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T&K Toka Co Ltd
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Abstract

【課題】顔料分散性に優れ、良好な流動性を持つロジン変性フェノール樹脂とその製造法を提供する。【解決手段】ロジン類(A)とレゾール型フェノール初期縮合樹脂(B)を反応させた後、その反応物にさらに動植物油脂肪酸(C)及び三価以上のポリオール(D)との部分エステル化反応混合物(CD)を金属触媒下で反応させてなるロジン変性フェノール樹脂及びその製造方法。【選択図】なし

Description

本発明は、書籍、チラシ、カタログ等の平版印刷物に使用されるオフセットインキ用樹脂に関することであり、光沢、流動性、乾燥性および乳化性といった印刷適性が優れたことを特徴とするロジン変性フェノール樹脂、これを用いたゲルワニス、印刷インキおよびロジン変性フェノール樹脂の製造方法に関し、より詳しくは、樹脂自身が良好な顔料分散性を持つため低分子量樹脂や界面活性剤や顔料との濡れ性を補強するためのアルキッド樹脂を不使用すること、或は、減らすことが出来る良好な光沢、流動性、乾燥性および乳化性といった印刷適性を達成する可能となる樹脂ワニス、印刷インキおよびロジン変性フェノール樹脂の製造方法に関するものである。
ロジン変性フェノールはフェノール樹脂を天然ロジンで変性させるものであり、即ち、ロジン、フェノール樹脂、及び/又はポリオール等を反応させてなる樹脂である。良好な顔料分散性、炭化水素系溶剤に対する良好な溶解性、広い分子量分布、適度な乳化性および比較的安価等の特徴を有しているため、オフセット印刷インキ用樹脂として長年使用されている。
オフセット印刷機の原理は、インキがインキつぼから複数のロールーを通して画像部と非画像部になる印刷版面に供給される。インキロールーと水ロールーを介してインキと湿し水を版面にそれぞれ供給し、親水性の非画像部に水、親油性の画像部にインキを分けられ印刷方式を「水あり」印刷という。親水性の非画像部にシリコンを塗布しインキへの反発を利用する印刷方式を「水なし」という。
「水あり」印刷においては乳化バランスの問題があり、つまり、インキと湿し水との乳化バランスが得られるかを優れた印刷物が出来るかどうかの重要な因子とする。インキが過乳化するとインキがロールー間の移転性が悪くなり、印刷濃度が低下して安定して印刷ができなくなる。さらに非画像部にインキの着肉しやすくなり地汚れが発生する。
近年以来、小ロット、多品種、短納期、自動化および省エネルギーを背景に、印刷速度の高速化が進むにつれて、印刷インキの光沢の低下やインキの転移性等の印刷適性不良を引き起こして高品質な印刷物を得ることができないという問題がある。光沢や転移性などの優れる印刷適性を有するインキを求める。
特許文献1には顔料分散性に優れたアクリル酸を使用したロジン変性アルキッド樹脂を含有させた流動性および光沢に優れたオフセットインキの製造法が開示されている。
特許文献2には異なる重量平均分子量をもつ2種類のロジン変性フェノール樹脂の混合によりインキの流動性の向上と耐ミスチング性を両立させたオフセット印刷インキの製造法が開示されている。
特許文献3にはデヒドロアビエチン酸を5〜20%含有するロジン類を使用したことによりインキ諸性能(乾燥性、乳化性等)を維持したままで、印刷物の光沢や印刷インキの流動性を損なうことないロジン変性フェノール樹脂、その製造方法および印刷インキの製造方法が開示されている。
特許文献4にはロジン類、ジシクロペンタジエン系石油樹脂、アクリル酸および多価アルコールを反応させ得られる樹脂を使用したことにより顔料分散性、流動性、および光沢に優れた印刷インキの製造方法が開示されている。
特許文献5には有機リン化合物の存在下で樹脂分子量多分散度(Mw/Mn)が7〜10のロジン変性フェノール樹脂を用いた顔料分散性が良好であり、流動性を向上できるロジン変性フェノール樹脂の印刷インキ用バインダーの製造法が開示されている。
特許文献6にはロジンと動植物油脂肪酸との混合物をモノアルコールで部分エステル化して後、さらに高価アルコールによりエステル化し、ついでフェノール・ホルムアルデヒド初期縮合物を反応させた樹脂製造方法が開示されている。
オフセット印刷インキは一般にロジン変性フェノール樹脂を植物油と石油ソルベントに溶解させて得られるワニスに顔料を配合し混合分散することにより生産するが顔料が十分に分散しないとインキの流動性が不良となったり印刷物の濃度や光沢が低下したりする。インキの良好な流動性を確保するために周知のとおり、植物油系アルキッド樹脂を添加して樹脂ワニスと顔料との濡れ性を高くさせるのが有効である。また、低分子量高溶解性樹脂や石油樹脂などを併用する方法もある。製造工程上顔料を十分に分散させるために分散工程を長時間行う方法がある。
しかしながら、アルキッド樹脂を少量使用してもインキの流動性の改善効果が少なく、多量に使用すると流動性改善効果がある一方、インキの乳化性が悪くなる恐れがある。特にオフセット輪転インキの場合にはアルキッド樹脂を併用すると乾燥性が悪くなる傾向がある。低分子高溶解性樹脂や石油樹脂などを併用するとインキ流動性の改善効果があるがとくにオフセット枚葉インキの乾燥性とブロッキング性が悪くなる傾向がある。アルキッド樹脂の添加や低分子高溶解性樹脂と石油樹脂の併用は限界がある。分散工程を長時間行うと生産性の低下とコストの上昇を招く。ロジン変性フェノール樹脂の分子量の制御は一定の幅内に可能であるが狭い範囲内の生産管理が製造上難しいと考える。
特開2010−189624 特開2011―89021 特開2011−184660 特開2011−225750 特開2013−216867 特開2004−269752
本発明は、顔料分散性、流動性が良好で、且つ乾燥性、光沢および乳化性等の印刷適性が良好な印刷インキ、印刷インキ用樹脂ワニス、ロジン変性フェノール樹脂を提供する目的とする。
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討したところ、ロジン変性フェノール樹脂の樹脂構造を部分エステル化した動植物油脂肪酸エステル混合物で調整させることにより上記課題を解決しうることを見出した。
即ち、本発明は、
(1)ロジン類(A)とレゾール型フェノール初期縮合樹脂(B)を反応させた後、その反応物にさらに動植物油脂肪酸(C)及び三価以上のポリオール(D)との部分エステル化反応混合物(CD)を金属触媒下で反応させてなるロジン変性フェノール樹脂の製造方法。

(2)ロジン類(A)100重量部に対して、レソール型フェノール初期縮合樹脂(B)が80〜120重量部、動植物油脂肪酸(C)1〜20重量部、三価以上のポリオール(D)4〜15重量部である(1)記載の製造方法。

(3)部分エステル化反応混合物(CD)が(D)成分(COOH)と(C)成分(OH)との当量比(COOH/OH)が 0.1〜1.0である(1)または(2)記載の製造方法。

(4)ロジン類(A)とレゾール型フェノール初期縮合樹脂(B)との反応物に、別に製造した部分エステル化反応混合物(CD)を加え、反応させる(1)から(3)のいずれかに記載の製造方法。

(5)ロジン類(A)とレゾール型フェノール初期縮合樹脂(B)との反応物に、動植物油脂肪酸(C)及び三価以上のポリオール(D)を加え、部分エステル化反応混合物(CD)を製造し、ロジン類(A)とレゾール型フェノール初期縮合樹脂(B)との反応物に反応させる(1)から(3)のいずれかに記載の製造方法。

(6)(1)から(5)のいずれかに記載の製造方法で得られるロジン変性フェノール樹脂
更に、詳しくは、本発明は、ロジンとレゾール型フェノール初期縮合樹脂との付加・縮合反応を行った後、部分エステル化した動植物油脂肪酸とポリオールの混合物の添加、又は、動植物油脂肪酸とポリオールを反応系に加え、所定温度所定時間で部分エステル化させたことが顔料分散性、流動性が良好で、且つ乾燥性、光沢および乳化性等の印刷適性が優れたことをもたらした。すなわち、ポリオールの部分のヒドロキシ基(OH)を脂肪酸とエステル化して、樹脂構造上炭素数の多いアルキル基を導入したことにより分散性と乳化性とも向上できた。ポリオールの部分エステル化がされたことから、三次元構造が過度に構築されるのを抑制したことにより適度な三次元構造を実現でき、優れた流動性をもつことができたと推定する。
製造されるロジン変性フェノール樹脂の重量分子量は50000〜300000、亜麻仁油粘度は7000〜15000mPas/25℃、33%亜麻仁油ワニスの溶解性は2.0〜6.0が好ましい。
本発明のロジン変性フェノール樹脂を用いることにより、顔料分散性、流動性が優れ、かつ光沢と乳化性等の印刷適性が良好なオフセット印刷インキ用樹脂ワニスを得ることができる。また、本発明のロジン変性フェノール樹脂を用いた印刷インキは特にオフセット枚葉インキ、オフセット輪転インキ、水なしオフセットインキとして賞用されるほか、新聞インキにも好適に使用できる。
ロジン類(A)としては、例えば、ガムロジン、トール油ロジン、ウッドロジンなどの松脂を精製した天然ロジン、該天然ロジンからの重合ロジン、不均化または水素添加ロジン、または天然ロジンの不飽和カルボン酸類で変性した不飽和変性ロジン等を挙げられる。不飽和カルボン酸変性ロジンとは例えば、マレイン酸変性ロジン、フマル酸変性ロジン、イタコン酸変性ロジン等があげられる。
レゾール型フェノール初期縮合樹脂(B)とは、ホルムアルデヒド(F)類とフェノール類(P)とをF/P比(当量比)が一般1〜3となる範囲内でアルカリ触媒,例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウムの存在下で付加・縮合反応を行いレゾール型フェノール初期縮合樹脂が得られる。各種公知のものを特に制限無く使用することができる。また、必要に応じて中和・水洗を行っても良い。ホルムアルデヒドとしてはホルマリン、パラホルムアルデヒドの使用が一般的である。フェノール類としては、特に制限なく公知のものを使用することができる。印刷インキの印刷適性を考慮するとビスフェノールA、ブチルフェノール(PTBP)、オクチルフェノール(POP)、ノニルフェノール(nP)、ドデシルフェノール(PDDP)などが上げられる。これらは1種を単独で使用してもよく、2種以上も使用することができる。
動植物油脂肪酸(C)としては、カルボキシル基を除いた炭素数が8〜21のものを使用することができるが、飽和脂肪酸、或は/又は一価の不飽和脂肪酸の使用が配合調整の観点から好ましい。例えば、植物油、動物油から由来したカプリル酸、カブミン酸、イソオクタン酸、イソノナン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトオレイン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、アラキジン酸、ベヘン酸、エルカ酸等が挙げられる。これらの動植物油脂肪酸は、単独で使用することもできるが、混合物の形で使用してもよい。
三価以上のポリオール(D)としては、例えばグリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、トリエチレンブリコール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、ソルビトールなどが挙げられ。これらは単独で使用してもよく、併用しても良い。経済の観点からグリセリン、ペンタエリスリトールが好ましい。
不飽和カルボン酸(E)としてはフマル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、アジピン酸、セバシン酸、イタコン酸、無水イタコン酸、ダイマー酸、無水フタル酸、イソフタル酸などが挙げられる。これらは1種を単独で使用してもよく、2種以上も使用することができる。
使用量はロジン100重量部に対して0.1〜5重量部を使用してもよいが、0.3〜3重量部であるのが好ましい。
金属触媒としては、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化カルシウムお金属酸化物;水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム等の水酸化金属物;炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムなどの炭酸金属物;メタンスルホン酸、パラトルエンスルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸等のスルホン酸が挙げられる。こられは1種を単独で、または2種を組み合わせて用いても良い。添加量は、反応系に含まれる成分(A)、(B)、(C)、(D)、(CD)の全量を100重量としたとき、0.01〜10重量部が一般であるが、0.03重量部〜3重量部程度であるのが好ましい。
本発明においては、(D)成分(COOH)と(C)成分(OH)との当量比(COOH/OH)が 0.1〜1.0となる範囲内で可能となる。さらに0.15〜0.8であるのが好ましい。0.15以下となると分散性、流動性アップの効果が小さいが0.8以上となると高粘度になりにくく、樹脂の軟化点が低下する。
動植物油脂肪酸(C)を三価のポリオール(D)で部分エステル化した混合物(CD)は180℃〜250℃で0.5時間〜5時間で反応を行うが、さらに200℃〜240℃、1〜3時間にしたのが好ましい。(CD)成分を予め製造して(A)成分と(B)成分との反応を行った後、添加してもよい。(CD)成分を反応させるとき、(A)成分のカルボキシル基当量と(CD)成分のヒドロキシル基当量を考慮し、(D)成分をさらにくわえてもよい。例えば、(A)成分のカルボキシル基当量に対して(CD)成分のヒドロキシル基当量が不足しているとき、不足分を考慮し、(D)成分をさらに加えることが望ましい。或は(A)成分と(B)成分とを反応させた後、(C)成分と(D)成分を反応釜に仕込みし所定温度・時間下で反応させてもよい。
(A)成分と(D)成分の使用量は特に限定されないが、本発明の効果を考慮すると(A)成分のカルボキシル基当量数と(D)成分のヒドロキシル基当量数との比(COOH/OH)が通常0.8〜1.3程度となる範囲であるが、更に0.9〜1.2重量%が好ましい。
本発明において、ロジン類(A)をレゾール型フェノール初期縮合樹脂(B)に反応させる前おいて不飽和カルボン酸と反応させてもよい。
不飽和カルボン酸変性ロジンの合成反応は、周知の通り、所定量の不飽和カルボン酸を、ロジンを溶融して後、添加し酸変性ロジンを製造することができる。160℃〜250℃、1時間〜5時間であるのが一般的であるが、180℃〜240℃、1時間〜3時間であるのが好ましい。不飽和カルボン酸とロジンとの反応はフェノール・ホルムアルデヒド初期縮合物とロジンとの反応の前に行うことが好ましい。後にすると反応の制御が難しくなる可能性がある。
本発明の印刷インキ用ワニスは、本発明のロジン変性フェノール樹脂と植物油、石油ソルベントやゲル化剤を含有するものである。必要に応じて脂肪酸エステルとの併用ができる。
植物油類としては、例えば、アマニ油、桐油、サフラワー油、脱水ヒマシ油、大豆油等の植物油の他、脂肪酸エステルとの併用ができる。脂肪酸エステルとしては、アマニ油脂肪酸メチル、大豆油脂肪酸メチル、アマニ油脂肪酸エチル、大豆油脂肪酸エチル、アマニ油脂肪酸プロピル、大豆油脂肪酸プロピル、アマニ油脂肪酸ブチル、大豆油脂肪酸ブチル等が挙げられ、これらは1種を単独で、または2種以上を組み合わせて使用できる。印刷物の乾燥性を考慮すると、アマニ油、桐油、大豆油が好ましい。これらは1種を単独で、または2種以上を組み合わせて使用できる。
インキ用石油系溶剤としては、例えば、JX日鉱日石エネルギー(株)製の石油系溶剤である0号ソルベント、4号ソルベント、5号ソルベント、6号ソルベント、7号ソルベント、AFソルベント4号、AFソルベント5号、AFソルベント6号、AFソルベント7号等が挙げられ、これらは1種を単独で、または2種以上を組み合わせて使用できる。これらのうち、特に印刷適性や、環境面への影響を考慮すると、沸点が240℃以上で芳香族炭化水素の含有率が1重量%以下のAFソルベントであるものが好ましい。
ゲル化剤としては、例えば、オクチル酸アルミニウム、ステアリン酸アルミニウム、アルミニウムトリイソプロポキシド、アルミニウムトリブトキシド、アルミニウムジプロポキシドモノアセチルアセテート、アルミニウムジブトキシドモノアセチルアセテート、アルミニウムトリアセチルアセテート等のアルミニウム系キレート剤が挙げられ、これらは1種を単独で、または2種以上を組み合わせて使用できる。
本発明の印刷インキ用ワニスは、上記した成分を混合し、加熱することにより製造できる。また、製造温度は150〜250℃程度であるが180℃〜230℃が好ましい。必要に応じて酸化防止剤の使用をできる。
本発明の印刷インキは、本発明の印刷インキ用ワニスを用いたものであり、これに顔料(黄、紅、藍、墨)及び各種公知の添加剤配合し、ロールミル、ボールミル、アトライター、サンドミルといった公知のインキ製造装置を用いて適切なインキ恒数となるよう、練肉・調製することにより得られる。添加剤としては、乾燥促進剤、ワックス、地汚れ防止剤、ブロッキング防止剤等があげられる。
以下、製造例、実施例、比較例をあげて本発明を更に具体的に説明するが、これらにより本発明の範囲が限定されることはない。なお、単位は重量部を示す。
また、33重量%アマニ油粘度とは、樹脂とアマニ油を1対2重量比で加熱混合したものを、東機産業株式会社TVE-25形粘度計を用いて25℃で測定した粘度である。
重量分子量(Mw)とは、ゲルパーメーションクロマトグラフィー法によりポリスチレン換算値であり、TOSOH HLC-8320 GPCで測定した値である。
酸価とはJIS K5601-2-1に準じて測定した値である。
トレランスとは上記33重量%アマニ油樹脂ワニス3gに石油系溶剤0号ソルベントを添加し樹脂が析出する添加量をワニス量で割った値(g/g)である。
<フェノール・ホルムアルデヒド初期縮合物の製造>
製造例1 (B-1)
撹拌機、還流冷却管および温度計を備えた反応釜に、オクチルフェノール(POP)1200重量部、水酸化ナトリウム30重量%の水溶液250重量部を仕込み、60℃まで加熱しながら撹拌した。70℃で92%パラホルムアルデヒド420重量部を少量ずつ添加した終了後、60分間保温してから、徐々に昇温し80℃で4時間保温した。次に塩酸30重量%の水溶液1000重量部を加え、中和し、1時間静置した後、下部の水層を除去し、更に1000重量部水を加えて水洗した。8時間静置し下部水層を除去することによりフェノール・ホルムアルデヒド初期縮合物(B-1)(90.3%固形分)を製造した。
製造例2 (B-2)
製造例1と同様の反応条件でオクチルフェノール(POP)1100重量部とブチルフェノール(PTBP)100重量部に変更してフェノール・ホルムアルデヒド初期縮合物(B-2)(固形分89.9%)を製造した。
製造例3(B-3)
製造例1と同様の反応条件でオクチルフェノール1000(POP)重量部、ノニルフェノール(nP)200重量部に変更してフェノール・ホルムアルデヒド初期縮合物(B-3)(固形分92.1%)を製造した。
製造例4(B-4)
製造例1と同様の条件でオクチルフェノール(POP)1000重量部とブチルフェノール(PTBP)200重量部に変更してフェノール・ホルムアルデヒド初期縮合物(B-4)(固形分89.9%)を製造した。
<部分エステル化した混合物(CD)>
製造例5(CD−1)
撹拌機、分水器付き還流冷却管および温度計を備えた反応釜にステアリン酸(関東化学株式会社)960重量部、グリセリン480重量部を仕込み、160℃昇温し撹拌した。撹拌しながら210℃までに昇温した後、3時間エステル化し部分エステル化した混合物(CD−1)を製造した。
製造例6(CD−2)
撹拌機、分水器付き還流冷却管および温度計を備えた反応釜にステアリン酸(関東化学株式会社)1100重量部、ペンタエリスリトール400重量部を仕込み、160℃昇温し撹拌した。撹拌しながら240℃までに昇温した後、4時間エステル化し部分エステル化した混合物(CD−2)を製造した。
<ロジン変性フェノール樹脂の製造>
実施例1
撹拌機、分水器付き還流冷却管および温度計を備えた反応釜にガムロジン1200重量部を仕込み、窒素雰囲気下に加熱し180℃まで昇温し溶融させた。次いで、230℃まで昇温しながら(B−1)成分1080重量部を4時間掛けて滴下した。230℃で1時間保温した後、(CD-1)成分180重量部とグリセリン80重量部および酸化亜鉛1重量部を加え、さらに1時間保温した後、255℃までに昇温し20時間エステル反応した。酸価18.2、33%アマニ油粘度8500mPas/25℃、0ソルベント溶解性3.7、重量分子量70800の樹脂を製造した。
実施例2
撹拌機、分水器付き還流冷却管および温度計を備えた反応釜にガムロジン1200重量部を仕込み、窒素雰囲気下に加熱し180℃まで昇温し溶融させた。次いで、230℃まで昇温しながら(B−1)成分1120重量部を4時間掛けて滴下した。230℃で1時間保温した後、(CD-1)成分180重量部とグリセリン80重量部および酸化亜鉛1重量部を加え、さらに1時間保温した後、255℃までに昇温し20時間エステル反応した。酸価19.0、33%アマニ油粘度10500mPas/25℃、0ソルベント溶解性3.5、重量分子量74500の樹脂を製造した。
実施例3
撹拌機、分水器付き還流冷却管および温度計を備えた反応釜にガムロジン1200重量部を仕込み、窒素雰囲気下に加熱し180℃まで昇温し溶融させた。次いで、230℃まで昇温しながら(B−1)成分1080重量部を4時間掛けて滴下した。230℃で1時間保温した後、(CD-1)成分130重量部とグリセリン100重量部および酸化亜鉛1重量部を加え、さらに1時間保温した後、255℃までに昇温し20時間エステル反応した。酸価17.0、33%アマニ油粘度12500mPas/25℃、0ソルベント溶解性3.0、重量分子量88000の樹脂を製造した。
実施例4
撹拌機、分水器付き還流冷却管および温度計を備えた反応釜にガムロジン1200重量部を仕込み、窒素雰囲気下に加熱し180℃まで昇温し溶融させた。次いで、230℃まで昇温しながら(B−1)成分1080重量部を4時間掛けて滴下した。230℃で1時間保温した後、(CD-1)成分240重量部とグリセリン80重量部および酸化亜鉛1重量部を加え、さらに1時間保温した後、255℃までに昇温し20時間エステル反応した。酸価15.7、33%アマニ油粘度13500mPas/25℃、0ソルベント溶解性3.2、重量分子量135000の樹脂を製造した。
実施例5
撹拌機、分水器付き還流冷却管および温度計を備えた反応釜にガムロジン1200重量部を仕込み、窒素雰囲気下に加熱し180℃まで昇温し溶融させた。次いで、230℃まで昇温しながら(B−2)成分1080重量部を4時間掛けて滴下した。230℃で1時間保温した後、(CD-2)成分180重量部とグリセリン80重量部および酸化亜鉛1重量部を加え、さらに1時間保温した後、255℃までに昇温し20時間エステル反応した。酸価16.8、33%アマニ油粘度12000mPas/25℃、0ソルベント溶解性2.9、重量分子量69000の樹脂を製造した。
実施例6
撹拌機、分水器付き還流冷却管および温度計を備えた反応釜にガムロジン1200重量部を仕込み、窒素雰囲気下に加熱し180℃まで昇温し溶融させた。次いで、マレイン酸10重量部を添加し、1時間保温した後、230℃まで昇温しながら(B−1)成分1080重量部を4時間掛けて滴下した。230℃で1時間保温した後、(CD-1)成分180重量部とグリセリン80重量部および酸化亜鉛1重量部を加え、さらに1時間保温した後、255℃までに昇温し20時間エステル反応した。酸価16.8、33%アマニ油粘度9500mPas/25℃、0ソルベント溶解性3.0、重量分子量56000の樹脂を製造した。
実施例7
撹拌機、分水器付き還流冷却管および温度計を備えた反応釜にガムロジン1200重量部を仕込み、窒素雰囲気下に加熱し180℃まで昇温し溶融させた。次いで、230℃まで昇温しながら(B−3)成分1080重量部を4時間掛けて滴下した。230℃で1時間保温した後、(CD-1)成分180重量部とグリセリン80重量部および酸化亜鉛1重量部を加え、さらに1時間保温した後、255℃までに昇温し20時間エステル反応した。酸価15.2、33%アマニ油粘度13500mPas/25℃、0ソルベント溶解性3.1、重量分子量115000の樹脂を製造した。
実施例8
撹拌機、分水器付き還流冷却管および温度計を備えた反応釜にガムロジン1200重量部を仕込み、窒素雰囲気下に加熱し180℃まで昇温し溶融させた。次いで、230℃まで昇温しながら(B−4)成分1080重量部を4時間掛けて滴下した。230℃で1時間保温した後、(CD-1)成分180重量部とグリセリン80重量部および酸化亜鉛1重量部を加え、さらに1時間保温した後、255℃までに昇温し20時間エステル反応した。酸価17.2、33%アマニ油粘度7500mPas/25℃、0ソルベント溶解性2.5重量分子量62800の樹脂を製造した。
実施例9
撹拌機、分水器付き還流冷却管および温度計を備えた反応釜にガムロジン1000重量部と重合ロジン200を仕込み、窒素雰囲気下に加熱し180℃まで昇温し溶融させた。次いで、230℃まで昇温しながら(B−2)成分1120重量部を4時間掛けて滴下した。230℃で1時間保温した後、(CD-1)成分180重量部とグリセリン80重量部および酸化亜鉛1重量部を加え、さらに1時間保温した後、255℃までに昇温し20時間エステル反応した。酸価19.6、33%アマニ油粘度10700mPas/25℃、0ソルベント溶解性4.2、重量分子量72000の樹脂を製造した。
実施例10
撹拌機、分水器付き還流冷却管および温度計を備えた反応釜にガムロジン1200重量部を仕込み、窒素雰囲気下に加熱し180℃まで昇温し溶融させた。次いで、230℃まで昇温しながら(B−2)成分1120重量部を4時間掛けて滴下した。230℃で1時間保温した後、ステアリン酸(関東化学株式会社)120重量部、グリセリン120重量部を仕込み、230℃で3時間保温した後、酸化亜鉛重量部を加え、255℃までに昇温し20時間エステル反応した。酸価19.6、33%アマニ油粘度11800 mPas/25℃、0ソルベント溶解性3.6、重量分子量75000の樹脂を製造した。
比較例1
撹拌機、分水器付き還流冷却管および温度計を備えた反応釜にガムロジン1200重量部を仕込み、窒素雰囲気下に加熱し180℃まで昇温し溶融させた。次いで、240℃まで昇温しながら(B−1)成分1000重量部を4時間掛けて滴下した。240℃で1時間保温した後、グリセリン120重量部および酸化亜鉛5重量部を加え、さらに1時間保温した後、255℃までに昇温し20時間エステル反応した。酸価17.7、33%アマニ油粘度12500mPas/25℃、0ソルベント溶解性1.7、重量分子量44000の樹脂を製造した。
比較例2
撹拌機、分水器付き還流冷却管および温度計を備えた反応釜にガムロジン1200重量部を仕込み、窒素雰囲気下に加熱し180℃まで昇温し溶融させた。次いで、240℃まで昇温しながら(B−1)成分1000重量部を4時間掛けて滴下した。240℃で1時間保温した後、グリセリン120重量部および酸化亜鉛5重量部を加え、さらに1時間保温した後、270℃までに昇温し20時間エステル反応した。酸価17.7、33%アマニ油粘度9100mPas/25℃、0ソルベント溶解性2.7、重量分子量39000の樹脂を製造した。
比較例3
撹拌機、分水器付き還流冷却管および温度計を備えた反応釜にガムロジン1200重量部を仕込み、窒素雰囲気下に加熱し180℃まで昇温し溶融させた。次いで、240℃まで昇温しながら(B−3)成分1000重量部を4時間掛けて滴下した。240℃で1時間保温した後、グリセリン120重量部および酸化亜鉛5重量部を加え、さらに1時間保温した後、260℃までに昇温し20時間エステル反応した。酸価15.7、33%アマニ油粘度11600mPas/25℃、0ソルベント溶解性3.2、重量分子量63000の樹脂を製造した。
<ワニスの製造>
実施例1のロジン変性フェノール樹脂43重量部、大豆油10重量部、AFソルベント7号(JX日鉱日石エネルギー株式会社製、アロマフリー溶剤)47重量部、ゲル化剤ALCH(川研ファインケミカル株式会社製ゲル化剤)0.5重量部を撹拌機、還流冷却管および温度計を備えた反応釜に仕込み200℃まで加熱し、60分間保温した。ゲルワニスを製造した。実施例2〜10および比較例1〜3のロジン変性フェノール樹脂を同様な製造条件でワニス化した。
<インキの製造>
前記実施例と比較例のワニス65重量部、フタロシアニンブルー(藍顔料)18重量部、AF7ソルベント5重量部を配合し3本ロールミルにより分散させ練肉度7.5以下である藍インキベースを製造した後、AF7ソルベント添加により30℃、800rpmにおけるインコメーターのタック値が6.8〜7.2になるよう調整し、実験用藍インキを製造した。
<印刷インキの性能試験>
上記製造した実施例と比較例の藍インキの比較実験を通して樹脂の性能を評価した。
(光沢)
インキ0.125cc盛量、2分割RIテスターでアート紙に展色した後、150℃のオープンで10秒間乾燥させた。60−60の反射率を光沢計により印刷物の光沢を測定した。数字が高い程光沢が高い。評価を次の通り行なった。
◎ 85以上 ○ 85〜75 △ 75〜70 × 70以下
(流動性)
インキをガラス板上十分に混ぜてから水平60度を成すガラス板の上端に1.5gをかきとって、120分間に流れた長さを比較した。距離が長いほどインキの流動性が良いことを示す。乳化前と乳化後の評価を次の通り行なった。
乳化前流動性
◎ 250mm以上 ○ 250mm〜200mm △ 199mm〜150mm
× 150mm以下
乳化後流動性 ○ 200mm〜160mm △ 159mm〜120mm
× 120mm以下
(乾燥性)
インキ0.075cc盛量、4分割RIテスターでアート紙に展色した後、150℃のオープンで10秒間乾燥させた後、指でべた付き程度をチャックした。粘りがあった程度により乾燥性を次の通り評価した。
○ 良好 △ 粘りわずかあり × 粘りあり
(乳化性)
インキ15g、湿し水15g(2.0%SOLAIA 701光陽化学工業株式会社)をホモジナイザー(日本精機株式会社)3000rmpで15分間撹拌して後、水を搾ってインキ中に残っていた水を乳化水とし計量した。
(評価結果)
評価結果を表1−3に示す。
Figure 2015168774
A-1:ガムロジン、B-1:オクチルフェノール、B-2:オクチルフェノールとブチルフェノール
CD-1:ステアリン酸とグリセリン、CD-2:ステアリン酸とペンタエリスリトール
D-1:グリセリン
「流動性:前」とは、乳化前の流動性であり、「流動性:後」とは、乳化後の流動性である。
Figure 2015168774
A-1:ガムロジン、A-2:重合ロジン、B-1:オクチルフェノール、B-2:オクチルフェノール(1100重量部)とブチルフェノール(100重量部)、B-3: オクチルフェノールとノニルフェノール、B-4:オクチルフェノール(1000重量部)とブチルフェノール(200重量部)
CD-1:ステアリン酸とグリセリン、D-1:グリセリン
「流動性:前」とは、乳化前の流動性であり、「流動性:後」とは、乳化後の流動性である。
Figure 2015168774
A-1:ガムロジン、B-1:オクチルフェノール、B-3: オクチルフェノールとノニルフェノール、D-1:グリセリン
「流動性:前」とは、乳化前の流動性であり、「流動性:後」とは、乳化後の流動性である。

表1−3に示す合成樹脂の結果から、実施例1〜10のロジン変性フェノール樹脂の溶解性と分子量とも動植物油脂肪酸と高価ルコールの部分エステルを含有した方が高かった。また、これらのロジン変性フェノール樹脂から得られたオフセットインキについては、一般的なロジン変性フェノール樹脂に比べて、高光沢、優れた流動性及び乾燥性、乳化性といった印刷適性を有している結果となった。
産業上の利用分野
本発明のロジン変性フェノール樹脂に動植物油脂肪酸と高価ルコールの部分エステルを含有したことにより、顔料分散性に優れ、良好な流動性を持たせた。本発明のロジン変性フェノール樹脂から得られるオフセットインキは流動性、光沢、乾燥性。乳化性の印刷適性に優れた印刷インキの製造が容易となる。
本発明において、動植物油脂肪酸と高価ルコールの部分エステル化のものを、別に製造し、(A)と(B)との反応後の工程に添加できたこと、或は生産工程にて行ったことにより生産性が向上し、コストダウンを図ることができる効果がある。且つ、価格の比較的安い高価アルコール、例えば、グリセリン、ペンタエリスリトールを使用したことにより、高分子量・高粘度、かつ優れた印刷適性を有したロジン変性フェノール樹脂が得られたことからインキの原価低減につながる。

Claims (6)

  1. ロジン類(A)とレゾール型フェノール初期縮合樹脂(B)を反応させた後、その反応物にさらに動植物油脂肪酸(C)及び三価以上のポリオール(D)との部分エステル化反応混合物(CD)を金属触媒下で反応させてなるロジン変性フェノール樹脂の製造方法。
  2. ロジン類(A)100重量部に対して、レソール型フェノール初期縮合樹脂(B)が80〜120重量部、動植物油脂肪酸(C)1〜20重量部、三価以上のポリオール(D)4〜15重量部である請求項1記載の製造方法。
  3. 部分エステル化反応混合物(CD)が(D)成分(COOH)と(C)成分(OH)との当量比(COOH/OH)が 0.1〜1.0である請求項1または2記載の製造方法。
  4. ロジン類(A)とレゾール型フェノール初期縮合樹脂(B)との反応物に、別に製造した部分エステル化反応混合物(CD)を加え、反応させる請求項1から3のいずれかに記載の製造方法。
  5. ロジン類(A)とレゾール型フェノール初期縮合樹脂(B)との反応物に、動植物油脂肪酸(C)及び三価以上のポリオール(D)を加え、部分エステル化反応混合物(CD)を製造し、ロジン類(A)とレゾール型フェノール初期縮合樹脂(B)との反応物に反応させる請求項1から3のいずれかに記載の製造方法。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の製造方法で得られるロジン変性フェノール樹脂。
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