JP2015167480A - リグノセルロース含有バイオマスの酵素糖化処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
リグノセルロース系原料を酵素で糖化処理(又は併行糖化発酵処理)し、糖化処理(又は併行糖化発酵処理)した処理懸濁液を固液分離装置で固形分(残渣)と液体分に分離し、前記固液分離装置で分離された残渣をオゾン処理する。リグノセルロース系原料にアルカリ処理を施す。
【選択図】 図1
Description
植物系バイオマス中の多糖類から発酵基質となる単糖や小糖類を製造する方法は2つに大別できる。一つは鉱酸を用いて加水分解する酸糖化法であり、もう一つは酵素やその酵素を生産する微生物を用いて加水分解する酵素糖化法である。
そこで、酵素の回収率の改善を目的として界面活性剤を添加して処理する方法(特許文献1参照)などが提案されている。しかし、界面活性剤処理法でも、酵素の回収率が十分であるとはいえず、また、薬品添加による酵素の失活や、処理工程付加に伴うコストアップ及び後の発酵段階における微生物への悪影響などが懸念されることなどから実用的ではない。
本発明の方法で原料として使用するリグノセルロース系原料としては、木質系として、製紙用樹木、林地残材、間伐材等のチップ又は樹皮、木本性植物の切株から発生した萌芽、製材工場等から発生する鋸屑又はおがくず、街路樹の剪定枝葉、建築廃材等が挙げられ、草本系としてケナフ、稲藁、麦わら、コーンコブ、バガス等の農産廃棄物、油用作物やゴム等の工芸作物の残渣及び廃棄物(例えば、EFB: Empty Fruit Bunch)、草本系エネルギー作物のエリアンサス、ミスカンサスやネピアグラス等が挙げられる。
また、バイオマスとしては、木材由来の紙、古紙、パルプ、パルプスラッジ、スラッジ、下水汚泥等、食品廃棄物、等を原料として利用することができる。これらのバイオマスは、単独、あるいは複数を組み合わせて使用することができる。また、バイオマスは、乾燥固形物であっても、水分を含んだ固形物であっても、スラリーであっても用いることができる。
本発明では、前記リグノセルロース原料に機械的処理を施すことができる。機械的処理としては、切断、裁断、破砕、磨砕等の任意の機械的手段が挙げられ、リグノセルロースを次工程の化学的処理工程で糖化され易い状態にすることである。使用する機械装置については特に限定されないが、例えば、切出し装置、一軸破砕機、二軸破砕機、ハンマークラッシャー、レファイナー、ニーダー、ボールミル等を用いることができる。
原料を洗浄する方法としては、例えば、原料に水を噴射して原料に混合されている異物を除く方法、あるいは、原料を水中に浸漬し異物を沈降させて取り除く方法等が挙げられる。また、メタルトラップ等の装置を用いて、異物を原料から分離する方法が挙げられる。
原料に異物が含まれていると、リファイナーのディスク(プレート)等の機械的処理で用いる装置の部品を破損させる可能性があるし、配管が詰まる等の製造工程内でトラブルを起こす等の問題が発生するため、異物除去工程を導入することが望ましい。
前記、機械的処理を施したリグノセルロース原料を次に化学的処理する。化学的処理で用いる化学薬品としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウム及び炭酸水素ナトリウムから選ばれる1種以上のアルカリ薬品、又は、亜硫酸ナトリウムと前記アルカリ薬品の中から選ばれる1種以上のアルカリ薬品を含有する溶液に浸漬する化学的処理を含む前処理である。また、オゾン、二酸化塩素などの酸化剤による化学的処理も可能である。
化学的処理は、前記機械的処理と組み合わせてそれらの前処理の後処理として行うことが好適である。
本発明では、前記化学的処理により得られたリグノセルロース原料を磨砕処理することが望ましい。磨砕処理で用いる磨砕処理装置としては、レファイナー、ボールミル等が挙げられる。レファイナーを用いる場合、レファイナーのディスク(プレート)のクリアランスを0.1〜2.0mmの範囲で磨砕することが好ましく、0.1〜1.0mmの範囲で磨砕することがさらに好ましい。使用するレファイナーとしては、シングルディスクレファイナー、ダブルディスクレファイナー等を使用することができ相対するディスクのクリアランスを0.1〜2.0mmの範囲に設定できるレファイナーであれば特に制限なく使用することができる。ディスクのクリアランスが2.0mmを超えると糖化または併行糖化発酵で得られる糖収率が添加するため好ましくない。一方、ディスクのクリアランスが0.1mmより低いとレファイナーで磨砕処理した後の加水分解物(固形分)の収率が低下するため好ましくない。また、ディスクのクリアランスが0.1mmより低いとレファイナーの運転に要する電気消費量が増大するため好ましくない。
殺菌処理は、酸やアルカリなど、菌の生育困難なpHに原料を晒す方法でも良いが、高温下で処理する方法でも良く、両方を組み合わせても良い。酸、アルカリ処理後の原料については、中性付近、もしくは、糖化及び/又は糖化発酵工程に適したpHに調整した後に原料として使用することが好ましい。また、高温殺菌した場合も、室温もしくは糖化発酵工程に適した温度まで降温させてから原料として使用することが好ましい。このように、温度やpHを調整してから原料を送り出すことで、好適pH、好適温度外に酵素が晒されて、失活することを防ぐことができる。
酵素糖化反応に適した前処理が施されたリグノセルロース系原料は、適量の水と酵素と混合されて原料懸濁液とされ、糖化工程へ供給される。リグノセルロース系原料は酵素(セルラーゼ、ヘミセルラーゼ)により糖化(セルロース→グルコース、ヘミセルロース→グルコース、キシロース)される。
酵素糖化反応に適した前処理が施されたリグノセルロース系原料は、適量の水と酵素と混合されて原料懸濁液とされ、さらに酵母等の微生物と混合されて併行糖化発酵工程へ供給される。リグノセルロース系原料は酵素により糖化され、生成された糖類が発酵微生物(酵母など)によりエタノールに発酵される。
各セルロース分解酵素は、夫々の活性を有する酵素を適宜の量で添加しても良いが、市販されているセルラーゼ製剤は、上記の各種のセルラーゼ活性を有すると同時に、ヘミセルラーゼ活性も有しているものが多いので市販のセルラーゼ製剤を用いれば良い。
原料固形分100質量部に対するセルラーゼ製剤の使用量は、0.5〜100質量部が好ましく、1〜50質量部が特に好ましい。
糖化工程と発酵工程を別の反応槽で行う場合は、前記糖化工程後の処理液は、発酵工程へ移送し発酵微生物を用いて発酵を行う。
前記併行糖化発酵工程又は発酵工程から排出された培養液は、固液分離装置へ移送し液体分(濾液)と固形分(残渣)に分離する。固液分離を行う装置としては、スクリュープレス、スクリーン、フィルタープレス、ベルトプレス、ロータリープレス等を用いることができる。スクリーンとしては、振動装置が付加された振動スクリーンなどを用いることができる。固液分離で用いるメッシュサイズは、1.25〜600メッシュが好ましく、60〜600メッシュがさらに好ましい。
本発明では、前記固液分離装置で分離した残渣をオゾン処理する。オゾン処理の方法としては一般に用いられるオゾン発生装置等によりオゾンを製造し、水溶液に懸濁した状態の残渣懸濁液にオゾンを吹き込む。残渣懸濁液の固形分濃度は、1〜30質量%が好ましく、5〜20質量%がさらに好ましい。残渣懸濁液中のオゾン濃度は、1〜300mg/Lが好ましく、20〜200mg/Lがさらに好ましい。オゾン処理中の残渣懸濁液を攪拌することが残渣とオゾンの接触が良くなるため望ましい。固形分濃度が30質量%を超えると残渣の攪拌が困難になるため好ましくない。上記の方法で糖化(又は併行糖化発酵)処理後の未分解残渣(リグニン含有)にオゾン処理を行うことにより、未分解残渣に吸着している酵素が遊離されて酵素を効率的に回収することができる。オゾン処理により、未分解残渣に含まれるリグニンが酸化し帯電することにより残渣に吸着している酵素と反発し合い酵素が遊離される。
オゾン処理した後の残渣懸濁液は、酵素を含有する水溶液の状態で糖化工程又は併行糖化発酵工程へ循環させて糖化又は糖化発酵の原料として用いることもできる。残渣懸濁液を第二固液分離工程で固液分離装置により固形分(残渣)と液体分(酵素含有)に分離し、固形分と液体分を別々に糖化工程又は併行糖化発酵工程へ循環させることもできるし、液体分のみを糖化工程又は併行糖化発酵工程へ循環させても良い。
併行糖化発酵工程、又は発酵工程から排出された培養液は、蒸留工程で減圧蒸留装置等のエタノール分離装置により発酵生成物(エタノール等)を蒸留分離することができる。減圧下では低い温度で発酵生成物を分離できるため、酵素の失活を防ぐことができる。減圧蒸留装置としては、ロータリーエバポレーター、フラッシュエバポレーターなどを用いることができる。
蒸留温度は25〜60℃が好ましい。25℃未満であると、生成物の蒸留に時間がかかって生産性が低下する。また、60℃より高いと、酵素が熱変性して失活してしまい、新たに追加する酵素量が増加するため経済性が悪くなる。
蒸留後の蒸留残渣留分中に残る発酵生成物濃度は0.1質量%以下であることが好ましい。このような濃度にすることによって、後段の固液分離工程において固形物とともに排出される発酵生成物量を低減することができ、収率を向上させることができる。
図1に示す製造フローで実施した。
[前処理]
チップ状のユーカリ・グロブラスの林地残材(樹皮70%、枝葉30%)を20mmの丸孔スクリーンを取り付けた一軸破砕機(西邦機工社製、SC−15)で破砕し原料として用いた。
[化学的処理]
上記原料1kg(絶乾重量)に対して97%亜硫酸ナトリウム200g及び水酸化ナトリウム10gを添加後、水を添加し水溶液の容量を8Lに調製した。前記原料懸濁液を混合後、120℃で1時間加熱した。加熱処理後の原料懸濁液をレファイナー(熊谷理器工業製、KRK高濃度ディスクレファイナー)でディスク(プレート)のクリアランスを1.0mmに設定し磨砕した。次に60メッシュ(250μm)のスクリーンを用いて磨砕処理後の原料懸濁液を固液分離(脱水)することにより溶液の電気伝導度が30μS/cmになるまで水で洗浄した。固液分離後の固形分を原料として併行糖化発酵を行った。
予め、液体培地(グルコース30g/L、ポリペプトン5g/L、酵母エキス3g/L、麦芽エキス3g/L、pH5.6)50Lで酵母としてSaccharomyces cerevisiae (市販酵母、商品名:商品名:Maurivin: Mauri Yeast Australia Pty Limited)を30℃で24時間培養した。
図1に示す糖化発酵槽BR1にポリペプトン5g/L、酵母エキス3g/L、麦芽エキス3g/Lとなるように各々を添加後,水を添加し最終容量を0.8m3に調整した。酵母菌体を含む培養液を糖化発酵槽BR1に添加し24時間培養した。酵母の密度が、1x108/mlに増殖した時点で、市販セルラーゼ溶液(マルティフェクトCX10L、ジェネンコア社製)50L、及び原料100kg(乾燥重量)を糖化発酵槽BR1に添加した。次に、糖化発酵槽BR1に水を添加し培養液の最終容量を1m3に調製した。培養液のpHを5.0に調整し30℃で併行糖化発酵を開始した。糖化発酵槽BR1内での培養液の滞留時間(原料懸濁液が糖化発酵槽BR1を通過する時間:糖化発酵槽BR1の容量/流速)を20時間に設定し糖化発酵行った。すなわち、糖化発酵を開始した時点から、固形分濃度(乾燥重量当たり)が10質量%の原料懸濁液(原料を水に懸濁)を流速50L/hで糖化発酵槽BR1の原料供給口1から連続的に添加した。一方、原料供給開始と同時に糖化発酵槽BR1の培養液排出口2より原料懸濁液を50L/hで排出し、固液分離工程へ移送した。また、前記セルラーゼ溶液を2.5L/hで糖化発酵槽BR1に連続的に添加した。尚、連続運転中に培養液が減少した場合、自動的に培地を添加することにより培養液の最終容量を1m3に維持した。培養中の培養液のpHを5.0に維持した。
前記一次併行糖化発酵工程から排出された原料懸濁液を、固液分離装置S:スクリュープレス(富国工業株式会社製SHX−200 x 1500L、スクリーンサイズ1.2mm(14メッシュ))で固液分離して固形分と液体分(濾液)を分離した。固形分については前記併行糖化発酵工程へ供給し糖化の原料として再利用した。一方、液体分については、蒸留工程へ移送した。
前記固液分離で分離した液体分を減圧蒸留装置EV(エバポールCEP−1、大川原製作所)で蒸留温度:40℃、加熱温度:80℃、供給液量:95L/hの条件でエタノールを含む水溶液と濃縮液に分離した。
減圧蒸留装置EVから分離された濃縮液をデカンタ式遠心機(IHI製、HS−204L形)で回転数4500rpm、差速5.0rpmで運転し、固形分(残渣A)と液体分(濾液)に分離した。液体分はライン7を経由して糖化発酵槽BR1へ移送した。
前記で分離した残渣Aを水に懸濁し10質量%濃度の残渣懸濁液を調製した。オゾン発生装置により製造したオゾンを原料懸濁液に吹き込み、原料懸濁液に含まれるオゾン濃度が100mg/Lになるようにし30分間処理した。次に400メッシュ(32μm)のスクリーンを用いて残渣懸濁液を固液分離により固形分(残渣B)と液体分に分離することにより溶液の電気伝導度が30μS/cmになるまで水で洗浄した。固液分離後の残渣Bを原料として下記の方法で酵素(セルラーゼ)吸着抑制試験を実施した。結果を表1に示す。
原料(残渣B)の最終濃度5質量%、CSL(コーンスティープリカー)を最終濃度1質量%、硫酸アンモニウムを最終濃度0.5質量%、となるように調製した水溶液にセルラーゼ10ml(商品名、GC220:ジェネンコア社製)を添加した。30℃、120rpmの攪拌下で糖化反応を行い、24時間後の反応液1mlを回収し、10,000rpmで5分間遠心分離した上清の酵素活性を測定した。
(ベータ−グルコシダーゼ活性)
ベータ−グルコシダーゼ活性の測定は、1.25mM 4−Methyl−umberiferyl−glucosideを含む125mM酢酸緩衝液(pH5.0)16μlに、酵素液4ul加え、37℃、10分間反応を行った後、500mM glycine−NaOH緩衝液(pH10.0)100μlを添加して反応を停止させ、350nmの励起光での460nmの蛍光強度を測定することで行った。酵素回収率は以下の計算式から求めた。
酵素回収率(%)=(上清の酵素活性/添加した酵素活性)x 100
実施例1([化学的処理])において、原料1kg(絶乾重量)に対して水酸化カルシウム200gを添加し化学的処理を行った以外は全て実施例1と同様の方法で試験した。結果を表1に示す。
実施例1([化学的処理])において、原料1kg(絶乾重量)に対して水酸化ナトリウム200gを添加し化学的処理を行った以外は全て実施例1と同様の方法で試験した。結果を表1に示す。
実施例1([化学的処理])において、原料1kg(絶乾重量)に対して水酸化ナトリウム100gを添加し化学的処理を行った以外は全て実施例1と同様の方法で試験した。結果を表1に示す。
実施例1において、残渣Aのオゾン処理を行わない試験を比較例1とした。尚、実施例1で調製した残渣Aを用いて酵素(セルラーゼ)吸着抑制試験を実施した。それ以外の操作は全て実施例1と同様の方法で試験した。結果を表1に示す。
実施例2において、残渣Aのオゾン処理を行わない試験を比較例2とした。尚、実施例2で調製した残渣Aを用いて酵素(セルラーゼ)吸着抑制試験を実施した。それ以外の操作は全て実施例2と同様の方法で試験した。結果を表1に示す。
実施例3において、残渣Aのオゾン処理を行わない試験を比較例3とした。尚、実施例3で調製した残渣Aを用いて酵素(セルラーゼ)吸着抑制試験を実施した。それ以外の操作は全て実施例3と同様の方法で試験した。結果を表1に示す。
実施例4において、残渣Aのオゾン処理を行わない試験を比較例4とした。尚、実施例4で調製した残渣Aを用いて酵素(セルラーゼ)吸着抑制試験を実施した。それ以外の操作は全て実施例4と同様の方法で試験した。結果を表1に示す。
2:併行糖化発酵槽排出口
3:固形分移送ライン
4:液体分移送ライン
5:蒸留後濃縮液移送ライン
6:残渣排出ライン
7:液体分循環ライン
BR1:併行糖化発酵槽
S:固液分離装置
EV:減圧蒸留装置
C:残渣分離装置
Claims (3)
- リグノセルロース系原料を酵素で糖化処理し、糖化処理した処理懸濁液を固液分離装置で固形分(残渣)と液体分に分離し、前記固液分離装置で分離された残渣をオゾン処理することを特徴とするリグノセルロース系原料の糖化処理方法。
- 前記糖化処理に発酵用微生物を添加して併行糖化発酵処理し、前記併行糖化発酵処理した処理懸濁液を固液分離装置で固形分(残渣)と液体分に分離し、前記固液分離装置で分離された残渣をオゾン処理することを特徴とする請求項1に記載のリグノセルロース系原料の糖化処理方法。
- 前記オゾン処理が、前記固液分離装置で分離した残渣に吸着している酵素を遊離させる方法であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の糖化処理方法。
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