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JP2015161701A - ディスプレイ - Google Patents

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JP2015161701A
JP2015161701A JP2014035071A JP2014035071A JP2015161701A JP 2015161701 A JP2015161701 A JP 2015161701A JP 2014035071 A JP2014035071 A JP 2014035071A JP 2014035071 A JP2014035071 A JP 2014035071A JP 2015161701 A JP2015161701 A JP 2015161701A
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野口 隆
Takashi Noguchi
隆 野口
竜弥 岡田
Tatsuya Okada
竜弥 岡田
弘也 杉原
Hiroya Sugihara
弘也 杉原
清治 下田
Seiji Shimoda
清治 下田
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University of the Ryukyus NUC
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Abstract

【課題】高い信頼性を有し、製造歩留まりを高くすることができるディスプレイを提供する。【解決手段】表示素子と、この表示素子を駆動するための薄膜トランジスタとを有する画素で構成された画素部を備えたディスプレイにおいて、画素の薄膜トランジスタが、チャネル層となるポリシリコン層の複数箇所に、互いに独立してチタン層が電気的に接続され、ポリシリコン層の結晶粒がデザインルールの最小線幅より小さい構成であり、画素の薄膜トランジスタのうち、少なくとも1つが、複数のチャネルを直列に接続して、複数のチャネルを共通の1つのゲートでオン・オフする構成である。【選択図】図2

Description

本発明は、画素部の駆動に薄膜トランジスタを用いた、ディスプレイ(表示装置)に係わり、有機ELディスプレイや液晶ディスプレイに適用して好適なものである。
小型のFPD(フラットパネルディスプレイ)では、液晶パネルだけでなく、有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)パネルも、開発、製造されている。
大面積のFPDでは、アモルファスSi(a−Si:H)TFT(薄膜トランジスタ)によって画素部の駆動を行うことが主流となっている。
一方、小型のFPDでは、画素部の駆動用の素子として、アモルファスSiTFTの他に、同一のガラス基板上に周辺回路も搭載することを可能にする、ポリSiTFTが実用化され、開発が進んでいる。
現在、携帯電話や電子カメラのモニターには、小型のFPDが使用されており、画素部の駆動には、主に、上述したアモルファスSiTFTやポリSiTFTが使われている。特に、高画質の液晶パネルや有機ELパネルの駆動には、微細な素子を作製可能であってキャリア易動度が高いポリSiTFTが有利である。
ポリSiTFTでは、結晶粒のサイズがチャネルの寸法に近くなると、TFTの特性がばらつく。
ディスプレイの駆動用のTFTの特性がばらつくと、ディスプレイの画質が劣化してしまう。また、TFTにおけるリーク電流も大きくなる。
そこで、TFTの特性のばらつきを補償する補償回路を含む、新しい駆動用回路の構成が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
また、ポリSiTFTに代わる構成として、低温形成で有利な有機TFTや、IGZO等の透明酸化物半導体TFTも、提案されている。例えば、透明酸化物半導体TFTでは、アモルファスSiTFTをしのぐ易動度1cm/Vs以上の素子の報告がある。
O.-K.Kwon et al., Proc. IDW, DES6-1,p.1461-1464,(2013)
非特許文献1等で提案されている補償回路では、各画素のTFTの素子数を多くする必要があり、製造歩留まりで不利になる。
特に、液晶ディスプレイでは、各画素のTFTの素子数を多くすると、光が透過する開口部の割合が低くなるため、コントラストが低下して画質が劣化する。
有機TFTは易動度が低く、信頼性が良くない。
透明酸化物半導体TFTは、光照射による特性劣化等、信頼性で課題がある。
上述した問題の解決のために、本発明においては、高い信頼性を有し、製造歩留まりを高くすることができるディスプレイを提供するものである。
本発明のディスプレイは、表示素子と、この表示素子を駆動するための薄膜トランジスタとを有する画素で構成された画素部を備える。
そして、画素の各薄膜トランジスタが、チャネル層となるポリシリコン層の複数箇所に、互いに独立してチタン層が電気的に接続され、ポリシリコン層の結晶粒がデザインルールの最小線幅より小さい構成である。
さらに、画素の薄膜トランジスタのうち、少なくとも1つが、複数のチャネルを直列に接続して、複数のチャネルを共通の1つのゲートでオン・オフする構成である。
上述の本発明のディスプレイによれば、画素の各薄膜トランジスタが、チャネル層となるポリシリコン層の複数箇所に、互いに独立してチタン層が電気的に接続されている。チタンは仕事関数が比較的小さいため、チタンをシリコンに接続したときの電子に対するショットキーバリアを低くすることができる。これにより、比較的低い電圧でチタン層からポリシリコン層へ電子を注入することができ、また、ポリシリコン層に不純物を注入しなくてもチタン層で薄膜トランジスタのソース・ドレインを構成することができる。ポリシリコン層に不純物を注入しなくても薄膜トランジスタのソース・ドレインを構成できるので、薄膜トランジスタを作製する際に、不純物の注入工程や注入した不純物の活性化工程が不要になり、低いコストで薄膜トランジスタを作製することができる。そして、チャネル層をポリシリコン層としていることにより、特性が安定していて高い信頼性を有する。
また、画素の各薄膜トランジスタが、ポリシリコン層の結晶粒がデザインルールの最小線幅より小さいことにより、薄膜トランジスタの特性の均一性が良好であり、薄膜トランジスタの特性のばらつきを抑制できる。
さらに、画素の薄膜トランジスタのうち、少なくとも1つが、複数のチャネルを直列に接続して、複数のチャネルを共通の1つのゲートでオン・オフする構成であることにより、この薄膜トランジスタにおいて、1つのチャネルにかかる電圧を低減して、リーク電流を低減することができる。
上述の本発明によれば、低いコストで、高い信頼性を有する薄膜トランジスタを作製することができ、ディスプレイの製造コストも低減することが可能になる。
従って、大面積のディスプレイに、薄膜トランジスタを適用することが可能になる。
また、本発明によれば、薄膜トランジスタの特性の均一性が良好であり、薄膜トランジスタの特性のばらつきを抑制できるので、非特許文献1に記載されたような複雑な補償回路が不要となることから、画素に設ける薄膜トランジスタの数を低減することができる。画素に設ける薄膜トランジスタの数を少なくすれば、製造歩留まりを向上することができ、ボトムエミッション型の有機ELディスプレイや透過型の液晶ディスプレイにおいて画素の開口率を向上することができる。
さらに、本発明によれば、リーク電流を低減することができるので、リーク電流によるディスプレイの画質の劣化を抑制して、高画質を実現することができる。
本発明の第1の実施の形態の画素部の1画素の回路構成図である。 A〜C 本発明の第1の実施の形態の画素部の駆動用の第1の薄膜トランジスタの概略構成図である。 本発明の第1の実施の形態に対する変形例の画素部の1画素の回路構成図である。 A、B 本発明の第2の実施の形態の画素部の駆動用の第1の薄膜トランジスタの概略構成図である。 本発明の第3の実施の形態の画素部の1画素の回路構成図である。 本発明に対する比較例の有機ELディスプレイの1画素の回路構成図である。
以下、発明を実施するための形態(以下、実施の形態とする)について説明する。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.本発明の概要
2.第1の実施の形態(有機ELディスプレイ)
3.第2の実施の形態(有機ELディスプレイ)
4.第3の実施の形態(液晶ディスプレイ)
<1.本発明の概要>
まず、本発明の実施の形態の説明に先立ち、本発明の概要を説明する。
本発明では、表示素子と、表示素子を駆動するための薄膜トランジスタとを有する画素で構成された画素部を備えたディスプレイ(表示装置)を構成する。なお、各画素には、表示素子の駆動用の薄膜トランジスタを1つ以上設ける。
また、画素の表示素子の駆動に用いる薄膜トランジスタを、チャネル層となるポリシリコン層の複数箇所に、互いに独立して、チタン層が電気的に接続された構成とする。これにより、それぞれのチタン層によって、薄膜トランジスタのソース、ドレインが構成される。
さらに、画素の表示素子の駆動に用いる薄膜トランジスタを、ポリシリコン層の結晶粒がデザインルールの最小線幅より小さい構成とする。
そして、各画素の(1つ以上の)薄膜トランジスタのうち、少なくとも1つの薄膜トランジスタを、複数のチャネルを直列に接続し、その複数のチャネルを共通の1つのゲートでオン・オフする構成とする。
本発明のディスプレイを適用することが可能な構成としては、例えば、基材にガラスやプラスチックを用いて、基材上に表示素子を形成して、平面ディスプレイやフレキシブルディスプレイを構成したものが挙げられる。
また、ディスプレイの種類としては、例えば、液晶ディスプレイ、有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)ディスプレイ、等が挙げられる。液晶ディスプレイでは、表示素子として液晶が用いられる。有機ELディスプレイでは、表示素子として有機発光ダイオード(OLED)が用いられる。
なお、本発明のディスプレイにおいて、画素部の駆動に用いる薄膜トランジスタ以外の構成(表示素子、コンデンサ、周辺回路、その他)には、従来公知のディスプレイと同様の構成を採用することができる。
薄膜トランジスタのチャネル層をポリシリコン層とすることにより、易動度が高く、かつ、特性が安定していて高い信頼性が得られる。
より好ましくは、薄膜トランジスタのチャネル層となるポリシリコン層を、真性半導体とする。ポリシリコン層を真性半導体とした場合には、ポリシリコンに不純物をイオン注入することが不要となるため、製造工程を簡略化できる。
本発明では、薄膜トランジスタのチャネル層となるポリシリコン層の複数箇所に、互いに独立して、チタン層を電気的に接続している。チタンの仕事関数が比較的小さく、シリコンの電子親和力に近くなるため、シリコンと接続したときの電子に対するショットキーバリアが小さくなる。これにより、比較的小さい電圧で電子をチタン層からポリシリコン層に注入することが可能になり、オーミックに近い注入が可能となる。
この構成の薄膜トランジスタは、ゲートに正のゲート電圧を印加し、それぞれチタン層からなるソースとドレインの間に、正のドレイン電圧を印加することにより、n型トランジスタとして動作させることができる。
即ち、ポリシリコン層にn型不純物を注入しなくても、n型トランジスタとして動作させることが可能になる。これにより、製造する際の製造工程数を削減して、低いコストで製造することが可能になる。
例えば、ポリシリコンを使用した薄膜トランジスタでは、通常、ポリシリコン層にn型不純物或いはp型不純物を注入する注入工程(イオン注入等の工程)と、注入した不純物を活性化するアニール工程を行っている。
これに対して、本発明では、薄膜トランジスタを作製する際に、これら注入工程及びアニール工程が不要になる。注入工程は、装置コスト、製造コスト、メンテナンスコストがかかる。本発明では、注入工程が不要になることにより、これらのコストを低減することができる。
チタン層は、蒸着法やスパッタ法により、室温付近の比較的低温で成膜することが可能である。このように、チタン層を低温で成膜することにより、チタンと下層のシリコンの反応によるチタンシリサイドがほとんど生成されない。
また、本発明では、画素の各薄膜トランジスタが、ポリシリコン層の結晶粒がデザインルールの最小線幅より小さい構成としている。これにより、薄膜トランジスタの特性の均一性が良好であり、薄膜トランジスタの特性のばらつきを抑制できる。
従って、非特許文献1に記載されたような、薄膜トランジスタの特性のばらつきを抑制するための複雑な補償回路が不要となることから、画素に設ける薄膜トランジスタの数を低減することができる。
画素に設ける薄膜トランジスタの数を少なくすれば、製造歩留まりを向上することができる。特に、ボトムエミッション型の有機ELディスプレイや透過型の液晶ディスプレイでは、各画素の薄膜トランジスタの数を少なくすると、光が透過する開口部の割合が多くなるため、コントラストを向上することができる。
さらに、本発明では、前述したように、画素の薄膜トランジスタのうちの少なくとも1つを、複数のチャネルを直列に接続して、その複数のチャネルを共通の1つのゲートでオン・オフする構成とする。これにより、複数のチャネルを直列に接続しているので、各チャネルの両端のソース−ドレイン間にかかる電圧が低減されることから、その薄膜トランジスタにおけるリーク電流を低減することができ、特にゲートが逆バイアス(ゲート電圧Vg<0)の状態でのリーク電流も低減することができる。また、この複数のチャネルを直列に接続した構成は、非常に作製が容易である。
なお、単純に画素に設ける薄膜トランジスタの数を少なくすると、薄膜トランジスタのリーク電流による画質への影響も大きくなる。
これに対して、本発明によれば、複数のチャネルを直列に接続することにより薄膜トランジスタのリーク電流を低減することができるので、画素の薄膜トランジスタの数を少なくして製造歩留まりを向上することと、薄膜トランジスタのリーク電流を抑制して良好な画質を得ることを、共に実現することができる。
本発明において、画素の薄膜トランジスタは、ゲート電極をチャネル層のポリシリコン層よりも上層に形成したトップゲート型と、ゲート電極をチャネル層のポリシリコン層よりも下層に形成したトップゲート型の、いずれの型を採用しても良い。
薄膜トランジスタのポリシリコン層は、アモルファスシリコン層を形成した後に、アモルファスシリコン層を結晶化して、形成する。
より好ましくは、結晶化する前のアモルファスシリコン層を、スパッタ法により形成する。スパッタ法を採用することにより、CVD(化学的気相成長)法と比較して、より低温で、かつ、低いコストで、アモルファスシリコン層を形成することができる。そして、低温でアモルファスシリコン層を形成することができる。
なお、スパッタ法よりもCVD法の方が、アモルファスシリコン層の膜質は優れているが、スパッタ法によりアモルファスシリコン層を形成しても、アモルファスシリコン層を結晶化してポリシリコン層を形成する際に、膜質を改善することが可能である。
さらに好ましくは、アモルファスシリコン層を結晶化する際に、BLDA(Blue Laser Diode Annealing)、即ち、青色半導体レーザを用いたレーザアニールを採用する。
BLDAを採用することにより、ELA(Excimer Laser Annealing)等の他の結晶化方法と比較して、小型の製造装置となり、製造コストや製造装置の維持コストを低減することができ、かつ、結晶粒径の制御も可能となり、薄膜トランジスタの特性の均一性向上において有効な微小粒径の高品質なポリシリコン薄膜を実現することが可能になる。
さらに、BLDAを採用することにより、レーザの出力によってポリシリコンの結晶粒経を制御することが可能になる。ELAでは、基本的に溶融結晶化であるため、大粒径の結晶は容易に作製できるが、微細なシリコン結晶粒の形成は困難である。これに対して、BLDAでは、ポリシリコンの結晶粒径を制御することができるので、微細なシリコン結晶粒も容易に形成することができる。
微細なシリコン結晶粒を形成することにより、デザインルールの最小線幅よりも小さい結晶粒のポリシリコン層を容易に実現できる。そして、例えば、薄膜トランジスタの寸法(チャネル長やチャネルの幅)と比較して、ポリシリコン層の結晶粒を十分に小さくして、特性の均一性を向上することが可能になる。例えば、2μmルールで、チャネル長が2μm、チャネルの幅が4μmの場合に、シリコン結晶粒の大きさを0.1μm以下とすることにより、十分な特性の均一性が得られる。
また、BLDAを採用することにより、結晶化の際の基材等への熱的影響をほとんどなくすことができる。スパッタ法によって低温でアモルファスシリコン層を形成して、BLDAによりアモルファスシリコン層を結晶化することにより、基材に樹脂等の耐熱性の低い材料を使用することが可能になる。これにより、例えば、樹脂から成るフレキシブルな基材に、薄膜トランジスタを作製することも可能になる。
従って、例えば、フレキシブル性を有する基材を用いて、高機能や高画質のディスプレイを構成することが可能となる。
本発明では、薄膜トランジスタのチャネル層となるポリシリコン層に、チタン層を電気的に接続しているので、薄膜トランジスタを作製する際に、不純物の注入工程が不要であり、例えば、スパッタとBLDAだけで、薄膜トランジスタのチャネル層となるポリシリコン層を形成することが可能になり、低温かつ低コストでポリシリコン層を形成することが可能になる。
さらに、絶縁層や配線層等、薄膜トランジスタや他の回路素子を構成する各層も、スパッタ法や蒸着法により形成することにより、低温で形成することができる。これにより、基材への熱の影響をさらに小さくして、基材に樹脂等の耐熱性の低い材料を使用しやすくすることができる。
ディスプレイ、特に有機ELディスプレイでは、良好な画質が得られるように、駆動用の薄膜トランジスタにおけるリーク電流の低減が求められてくる。
ソース及びドレインにチタン層を使用し、1つのゲートと1つのチャネルのみを有する構造の薄膜トランジスタでは、n型TFTのlogVg−Id特性で最小電流となるIoff値が下がるが、ゲート電圧Vgがマイナスの領域でのリーク電流は比較的高くなる。
これに対して、本発明では、ソース及びドレインにチタン層を使用し、さらに、画素の薄膜トランジスタの少なくとも1つを、共通の1つのゲートで直列に接続された複数のチャネルをオン・オフする構成としている。これにより、ソース及びドレインにチタン層を使用し、1つのチャネルのみを有する薄膜トランジスタとした場合と比較して、ゲート電圧Vgがマイナスの領域におけるリーク電流を大幅に低減することができる。
従って、本発明によれば、駆動用の薄膜トランジスタにおけるリーク電流を低減して、良好な画質が得られる。
特に、画素の薄膜トランジスタのうち、データ線に直接接続された薄膜トランジスタを、本発明の複数のチャネルを直列に接続した構成とすることにより、ディスプレイの画質を向上する効果が大きくなる。
<2.第1の実施の形態(有機ELディスプレイ)>
本発明のディスプレイの第1の実施の形態の画素部の1画素の回路構成図を、図1に示す。本実施の形態は、本発明を有機ELディスプレイに適用した場合である。
図1に示すように、1つの画素に、表示素子である有機発光ダイオードOLEDと、この有機発光ダイオードOLEDの駆動用のトランジスタとして、第1の薄膜トランジスタTFT1及び第2の薄膜トランジスタTFT2の2つの薄膜トランジスタを有している。
2つの薄膜トランジスタのうち、第1の薄膜トランジスタTFT1は、共通の1つのゲートで、直列に接続された2つのチャネルをオン・オフする構成とされている。
第1の薄膜トランジスタTFT1のソース・ドレインのうち、一方はデータ線Vdataに接続され、他方はコンデンサCの一方の電極及び第2の薄膜トランジスタTFT2のゲートに接続されている。
第2の薄膜トランジスタTFT2の外側のソース・ドレインのうち、一方は電源線Vdに接続され、他方は有機発光ダイオードOLEDに接続されている。
コンデンサCの他方の電極は有機発光ダイオードOLEDに接続されている。
図1の第1の薄膜トランジスタTFT1の概略構成図を、図2A〜図2Cに示す。図2Aは平面図を示し、図2Bは断面図を示し、図2Cは回路図を示す。
本実施の形態は、第1の薄膜トランジスタTFT1を、チャネルよりも上層にゲートが形成された、トップゲート型としている。
図2Bに示すように、第1の薄膜トランジスタTFT1は、基材11上に、バッファ層12を介して、ポリシリコン層13が形成され、このポリシリコン層13をチャネル層に用いて構成されている。
ポリシリコン層13の3箇所に、それぞれ独立して、チタン層14,15,16が形成されている。このうち、左のチタン層14がソースS、中央のチタン層15がソース兼ドレイン、右のチタン層16がドレインDとなる。左のチタン層14(S)と中央のチタン層15の間のポリシリコン層13が第1のチャネルch1を構成し、中央のチタン層15と右のチタン層16(D)の間のポリシリコン層13が第2のチャネルch2を構成する。そして、第1のチャネルch1と第2のチャネルch2が直列に接続されている。
また、図2Aの平面図に示す、チタン層14,15,16の前後方向の幅が、チャネルの幅Wとなる。
ポリシリコン層13及びチタン層14,15,16を覆って、絶縁層17が形成されている。
絶縁層17の上には、左のチタン層14(S)及び右のチタン層16(D)の一部上にまでわたって、第1の薄膜トランジスタTFT1のゲート電極18が形成されている。
なお、図示を省略しているが、左のチタン層14(S)及び右のチタン層16(D)には、絶縁層17に形成されたコンタクト孔を通じて、配線層が接続される。
基材11の材料としては、例えば、ガラスや樹脂を使用することができる。
バッファ層12の材料としては、SiOや、SiO/SiNからなるガラスパッシベーションを用いることができる。
また、基材11の材料として、金属ホイル等の導電材料を使用することもできる。この場合には、絶縁材料から成るバッファ層12を基材11の全面に形成して、基材11とポリシリコン層13を絶縁する。
また、ポリシリコン層13は、その結晶粒を、デザインルールの最小線幅(例えば、2μm)よりも十分に小さくする。
絶縁層17の材料としては、例えば、SiNを使用することができる。
ゲート電極18の材料としては、金属又は合金、例えば、Alを使用することができる。
チタン層14(S),16(D)に接続される配線層の材料としては、通常配線層に使用されている、金属又は合金を使用することができる。例えば、Alを配線層に使用することができる。
ポリシリコン層13とチタン層14,15,16は、直接、又は、図示しないごく薄いシリコン−チタン層(反応層もしくは混合層)を介して、電気的に接続されている。
これにより、チタンが比較的仕事関数が小さいので、前述したように、チタンとシリコンを接続したときに形成される、電子に対するショットキーバリアが小さくなるので、比較的小さい電圧で電子をチタンからシリコンに注入することが可能になり、オーミックに近い注入が可能となる。
そして、ゲート電極18に正のゲート電圧を印加し、配線層を通じて左のチタン層14(S)と右のチタン層16(D)の間に正のドレイン電圧を印加することにより、第1の薄膜トランジスタTFT1をn型トランジスタとして動作させることができる。
ポリシリコン層13の厚さt1は、100nm以下とするのが好ましく、例えば50nmとする。
チタン層14,15,16の間隔、即ち第1のチャネルch1の長さL1及び第2のチャネルch2の長さL2は、例えば、2μmとする。各チャネルch1,ch2の幅Wは、例えば4μmとする。
絶縁層17の厚さt2は、例えば、100nm以下とする。
なお、本実施の形態において、図1の第2の薄膜トランジスタTFT2は、図示しないが、トップゲート型でチャネル層のポリシリコン層の上にチタン層が電気的に接続され、1つのチャネルを有する構成とする。
図2A〜図2Bに示す第1の薄膜トランジスタTFT1は、例えば、以下に説明するようにして、作製することができる。
まず、基材11として、例えば、ガラスを用意する。そして、基材11上に、例えば、ガラスパッシベーション(SiO/SiN)を用いて、バッファ層12を形成する。さらに、バッファ層12上に、アモルファスシリコン層を形成する。
次に、BLDAにより、アモルファスシリコン層を結晶化して、ポリシリコン層を形成する。その後、ポリシリコン層をパターニングして、薄膜トランジスタのチャネル層となるポリシリコン層13を形成する。
次に、ポリシリコン層13上に、蒸着法により、チタン層を形成する。さらに、このチタン層をパターニングして、図2A及び図2Bに示すように、ポリシリコン層13上の3箇所に、チタン層14,15,16を形成する。
次に、ポリシリコン層13及びチタン層14,15,16を覆って、室温等、ごく低温(120℃未満)で、RFスパッタ法等により、絶縁層17を形成する。
次に、図示しないが、絶縁層17に、チタン層14,16に達するコンタクト孔を形成する。その後、コンタクト孔を埋めて、金属又は合金の層を形成する。さらに、この金属又は合金の層をパターニングして、ゲート電極18と、チタン層14,16に接続された配線層を形成する。
このようにして、図2A及び図2Bに示した第1の薄膜トランジスタTFT1を作製することができる。
なお、ゲート電極18と配線層に、異なる材料を使用する場合には、ゲート電極18と配線層をそれぞれ別々の工程で形成する。
上述した作製方法では、室温等、ごく低温(120℃未満)で、アモルファスシリコン層を形成して、BLDAにより結晶化しているので、基材11に樹脂等の耐熱性の低い材料を使用することが可能になる。そして、BLDAを採用したことにより、製造コストや製造装置の維持コストを低減することができ、かつ、高品質なポリシリコン薄膜を実現することが可能になる。さらに、レーザの出力、もしくはレーザスキャン速度の調節によってポリシリコンの結晶粒経を制御することが可能になる。
また、上述した作製方法では、チタン層を蒸着法により形成しているので、室温付近の比較的低温で成膜することが可能である。
このように、チタン層を低温で成膜することにより、チタン層と下層のポリシリコン層13の反応によるチタンシリサイドがほとんど生成されない。
さらに、絶縁層17を室温等のごく低温(120℃未満)で形成しているので、基材11への熱の影響をさらに小さくして、基材11に樹脂等の耐熱性の低い材料を使用しやすくすることができる。
本実施の形態の第1の薄膜トランジスタTFT1は、ポリシリコン層13上にチタン層14,15,16を接続して、ポリシリコン層13をチャネル層として、チタン層14,15,16をソース又はドレインとしている。これにより、チタンの仕事関数が比較的小さいことから、前述したように、比較的小さい電圧で電子をチタン層からポリシリコン層13に注入することが可能になり、オーミックに近い注入が可能となり、第1の薄膜トランジスタTFT1をn型トランジスタとして動作させることができる。
また、本実施の形態の第1の薄膜トランジスタTFT1は、図2A〜図2Cに示したように、第1のチャネルch1及び第2のチャネルch2を直列に接続して、共通の1つのゲート電極18で2つのチャネルch1,ch2をオン・オフする構成としている。これにより、第1の薄膜トランジスタTFT1におけるリーク電流を低減することができるので、有機ELディスプレイにおいて良好な画質が得られる。
ここで、第1の薄膜トランジスタTFT1を通常の1つのチャネルを有するトランジスタとした、本発明に対する比較例の有機ELディスプレイの1画素の回路構成図を、図6に示す。
図6の回路構成では、第1の薄膜トランジスタTFT1を、通常の1つのチャネルを有するトランジスタとしているので、第1の薄膜トランジスタTFT1におけるリーク電流が大きくなる。
これに対して、本実施の形態では、図1及び図2A〜図2Cに示したように、2つのチャネルを直列に接続して、共通の1つのゲートで2つのチャネルをオン・オフする構成としているので、図6の構成と比較して、第1の薄膜トランジスタTFT1におけるリーク電流を大幅に低減することが可能になる。
(変形例)
図1では、第1の薄膜トランジスタTFT1が2つのチャネルを有し、第2の薄膜トランジスタTFT2が1つのチャネルを有する構成としていた。
本発明において、画素部の薄膜トランジスタの回路構成は、図1に示した構成に限定されない。データ線Vdataに接続された第1の薄膜トランジスタTFT1は、直列に接続された2つ以上のチャネルを有していれば良い。また、有機発光ダイオードOLEDに接続された第2の薄膜トランジスタTFT2は、1つ以上のチャネルを有していればよい。
例えば、第1の薄膜トランジスタTFT1を直列に接続された3つのチャネルを有する構成とすることや、第2の薄膜トランジスタTFT2を直列に接続された2つのチャネルを有する構成とすることも、可能である。
ここで、第1の実施の形態に対する一変形例として、第2の薄膜トランジスタTFT2も直列に接続された2つのチャネルを有する構成とした場合の1画素の回路構成図を、図3に示す。
図3に示すように、本変形例では、第2の薄膜トランジスタTFT2が、第1の薄膜トランジスタTFT1と同様に、直列に接続された2つのチャネルを有する構成となっている。これにより、第2の薄膜トランジスタTFT2においても、リーク電流を低減することができる。
<3.第2の実施の形態(有機ELディスプレイ)>
続いて、本発明のディスプレイの第2の実施の形態を説明する。本実施の形態も、本発明を有機ELディスプレイに適用した場合である。
なお、本実施の形態において、画素部の1画素の回路構成は、図1に示した第1の実施の形態の回路構成と同様とする。即ち、各画素において、表示素子である有機発光ダイオードOLEDと、駆動用の2つの薄膜トランジスタTFT1,TFT2を有する。
第2の実施の形態の第1の薄膜トランジスタTFT1の概略構成図を、図4A〜図4Bに示す。図4Aは断面図を示し、図4Bは回路図を示している。
本実施の形態は、第1の薄膜トランジスタTFT1を、チャネルよりも下層にゲートが形成された、ボトムゲート型としている。
図4Aに示すように、第1の薄膜トランジスタTFT1は、基材21の上方にポリシリコン層25が形成され、このポリシリコン層25をチャネル層に用いて構成されている。
ポリシリコン層25上の3箇所に、それぞれ独立して、チタン層26,27,28が形成されている。このうち、左のチタン層26がソースS、中央のチタン層27がソース兼ドレイン、右のチタン層28がドレインDとなる。左のチタン層26(S)と中央のチタン層27の間のポリシリコン層25が第1のチャネルch1を構成し、中央のチタン層27と右のチタン層28(D)の間のポリシリコン層25が第2のチャネルch2を構成する。そして、第1のチャネルch1と第2のチャネルch2が直列に接続されている。
基材21上に、バッファ層22を介して、ゲート電極23(G)が形成されている。
そして、バッファ層22及びゲート電極23(G)を覆って、絶縁層24が形成されている。ポリシリコン層25は、この絶縁層24の上に形成されている。
ゲート電極23(G)は、左のチタン層26(S)及び右のチタン層28(D)の一部下にまでわたって形成されている。
なお、図示を省略しているが、左のチタン層26(S)及び右のチタン層28(D)には、配線層が接続される。
第1の薄膜トランジスタTFT1を構成する各層には、それぞれ、第1の実施の形態において挙げた材料を、同様に使用することができる。
また、ポリシリコン層25は、その結晶粒を、デザインルールの最小線幅(例えば、2μm)よりも十分に小さくする。
ポリシリコン層25とチタン層26,27,28は、直接、又は、図示しないごく薄いシリコン−チタン層(反応層もしくは混合層)を介して、電気的に接続されている。
これにより、チタンは比較的仕事関数が小さいので、前述したように、チタンとシリコンを接続したときに形成される、電子に対するショットキーバリアが小さくなるので、比較的小さい電圧で電子をチタンからシリコンに注入することが可能になり、オーミックに近い注入が可能となる。
そして、ゲート電極23に正のゲート電圧を印加し、配線層を通じて左のチタン層26(S)と右のチタン層28(D)の間に正のドレイン電圧を印加することにより、第1の薄膜トランジスタTFT1をn型トランジスタとして動作させることができる。
なお、本実施の形態において、図1の第2の薄膜トランジスタTFT2は、図示しないが、ボトムゲート型でチャネル層のポリシリコン層の上にチタン層が電気的に接続され、1つのチャネルを有する構成とする。
図4Aに示す第1の薄膜トランジスタTFT1の各層は、例えば、第1の実施の形態で説明した同じ層の形成方法と同様にして、形成することができる。
なお、本実施の形態はボトムゲート型であるため、ゲート電極23(G)と、チタン層26,28に接続する配線層とは、同じ材料を使用する場合でも、それぞれ別の工程で形成する。
本実施の形態の第1の薄膜トランジスタTFT1は、ポリシリコン層25上にチタン層26,27,28を接続して、ポリシリコン層25をチャネル層として、チタン層26,27,28をソース又はドレインとしている。これにより、比較的小さい電圧で電子をチタン層からポリシリコン層25に注入することが可能になり、オーミックに近い注入が可能となり、第1の薄膜トランジスタTFT1をn型トランジスタとして動作させることができる。
また、本実施の形態の第1の薄膜トランジスタTFT1は、図4A〜図4Bに示したように、第1のチャネルch1及び第2のチャネルch2を直列に接続して、共通の1つのゲート電極23で2つのチャネルch1,ch2をオン・オフする構成としている。これにより、第2の薄膜トランジスタTFT2におけるリーク電流を低減することができるので、有機ELディスプレイにおいて良好な画質が得られる。
<4.第3の実施の形態(液晶ディスプレイ)>
本発明のディスプレイの第3の実施の形態の画素部の1画素の回路構成図を、図5に示す。本実施の形態は、本発明を液晶ディスプレイに適用した場合である。
図5に示すように、1つの画素に、表示素子である液晶LCDと、この液晶LCDの駆動用のトランジスタとして、第1の薄膜トランジスタTFT1を有している。
液晶LCDは、一方が電源線Vdに接続され、他方がコンデンサC及び第1の薄膜トランジスタTFT1に接続されている。
第1の薄膜トランジスタTFT1は、ソース・ドレインの一方がデータ線Vdataに接続され、他方がコンデンサC及び液晶LCDに接続されている。
本実施の形態の第1の薄膜トランジスタTFT1の具体的な構造には、例えば、第1の実施の形態や第2の実施の形態のそれぞれの第1の薄膜トランジスタTFT1と同様の構造を採用することができる。
そして、本実施の形態では、第1の薄膜トランジスタTFT1を、直列に接続された2つのチャネルを有し、共通の1つのゲートでこれら2つのチャネルをオン・オフする構成としている。これにより、第1の薄膜トランジスタTFT1におけるリーク電流を低減することができるので、液晶ディスプレイにおいて良好な画質が得られる。
本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取り得る。
11,21 基材、12,22 バッファ層、13,25 ポリシリコン層、14,26 チタン層(S)、15,27 チタン層、16,28 チタン層(D)、17,24 絶縁層、18,23 ゲート電極(G)、TFT1 第1の薄膜トランジスタ、TFT2 第2の薄膜トランジスタ、C コンデンサ、ch1 第1のチャネル、ch2 第2のチャネル、OLED 有機発光ダイオード、LCD 液晶

Claims (3)

  1. 表示素子と、前記表示素子を駆動するための薄膜トランジスタとを有する画素で構成された画素部を備え、
    前記画素の各前記薄膜トランジスタが、チャネル層となるポリシリコン層の複数箇所に、互いに独立してチタン層が電気的に接続され、前記ポリシリコン層の結晶粒がデザインルールの最小線幅より小さい構成であり、
    前記画素の前記薄膜トランジスタのうち、少なくとも1つが、複数のチャネルを直列に接続して、前記複数のチャネルを共通の1つのゲートでオン・オフする構成である
    ディスプレイ。
  2. 前記画素部の前記表示素子が有機発光ダイオードである請求項1に記載のディスプレイ。
  3. 前記画素部の前記表示素子が液晶である請求項1に記載のディスプレイ。
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