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JP2015118844A - 燃料電池システム - Google Patents

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JP2015118844A JP2013262385A JP2013262385A JP2015118844A JP 2015118844 A JP2015118844 A JP 2015118844A JP 2013262385 A JP2013262385 A JP 2013262385A JP 2013262385 A JP2013262385 A JP 2013262385A JP 2015118844 A JP2015118844 A JP 2015118844A
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Yozo Kita
洋三 喜多
鵜飼 邦弘
Kunihiro Ukai
邦弘 鵜飼
中田 秀輝
Hideki Nakada
秀輝 中田
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Abstract

【課題】加熱された脱硫触媒に生じる温度ムラを抑制することができる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】
燃料電池システム100は、原料中の硫黄化合物を除去する脱硫触媒31および脱硫触媒31を収容する触媒容器32を有する脱硫器3と、脱硫器3により硫黄化合物が除去された原料を改質して得られた燃料と、供給された空気とを用いて電気化学反応により発電する燃料電池1と、当該燃料電池システム100で流通する排気ガスが有する熱を利用して脱硫器3を加熱する加熱部4と、加熱部4の温度分布において示される温度差が小さくなるように、この加熱部4の熱を脱硫器3に伝えるための均熱部5と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、炭化水素を含む原料ガスから硫黄成分を除去する脱硫器を備えた燃料電池システムに関するものである。
原料ガスとして炭化水素を用いる固体酸化物形燃料電池システムでは、この原料ガスを改質するために、例えば水蒸気を用いた水蒸気改質が利用されている。この水蒸気改質を促進するために水蒸気改質触媒が用いられているが、原料ガス中には付臭剤として硫黄化合物が含まれており、これによってこの水蒸気改質触媒が劣化させられるおそれがある。そこで、水蒸気改質触媒の劣化を防止するために、原料ガス中に含まれる硫黄化合物を低減させる脱硫装置が利用されている。
このような脱硫装置としては、例えば、硫黄化合物を触媒上で水素と反応させて硫化水素に変換し、この硫化水素を酸化亜鉛に取り込んで除去する、いわゆる水添脱硫法により脱硫を行なう水添脱硫装置が挙げられる。
水添脱硫装置は、水添脱硫法により脱硫を行なう際に水素を必要とするが、原料ガス中には通常、水素が含まれていない。そこで、水素を水添脱硫装置に供給する構成を有した固体酸化物形燃料電池システムが提案されている(例えば、特許文献1、2)。
より具体的には、特許文献1では、図9に示すように、改質器110を流通した燃料ガスの一部が、リサイクルガス供給経路113を通じて、昇圧手段111の上流側に戻されるように構成された固体酸化物形燃料電池システムが開示されている。そして、戻された燃料ガスは、昇圧手段111により昇圧され脱硫器112に供給されるように構成されている。この脱硫器112は、内部筐体の外部に設けられており、燃焼器114から放出される燃焼熱が伝播して加熱されるように構成されている。
また、特許文献2では、図10に示すように、以下に示す構成を有する固体酸化物形燃料電池システムが提案されている。すなわち、特許文献2の固体酸化物形燃料電池システムでは、混合器220で混合された水と脱硫後の原燃料ガス(原料ガス)とを、蒸発器226に供給する。そして、蒸発器226から改質器206に供給される、水蒸気を含む脱硫後の原燃料ガスの一部が分岐戻し流路242を介して原燃料ガス供給経路216に戻される構成が開示されている。なお、分岐戻し流路242の二重管244内には炭化水素改質触媒が設けられており、これによって炭化水素を改質して得た水素含有ガスを、昇圧器217の上流側に戻すことができる。そして、戻された水素含有ガスを昇圧器217で昇圧させ、脱硫器204に供給する。なお、特許文献2に係る固体酸化物形燃料電池システムでは、高温断熱部の外側であり、個体酸化物形燃料電池システムの排熱により200から300℃の温度範囲となる部位に脱硫器204を配設し、加熱している。
特開2011−216308号公報 特許第4911927号公報 特許第2993507号公報
しかしながら、特許文献1、2に開示されている固体酸化物形燃料電池システムでは、加熱された脱硫触媒に生じる温度ムラを抑制することができないという問題がある。
すなわち、特許文献1に開示された固体酸化物形燃料電池システムでは、脱硫器112は、燃焼器114から放出される燃焼熱が伝播して加熱される構成であるが、この燃焼熱の伝播は一様ではなく、加熱された脱硫器112の脱硫触媒には温度ムラが発生する。また、特許文献2に開示された固体酸化物形燃料電池システムでは、高温断熱部の外側であり、固体酸化物形燃料電池システムの排熱により200から300℃の温度範囲となる部位に脱硫器204が配設され、加熱される構成である。ここで、排熱により200から300℃の温度範囲となる部位でもやはり温度ムラが生じるため、加熱された脱硫触媒にもそれにともなって温度ムラが発生する場合がある。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、加熱された脱硫触媒に生じる温度ムラを抑制することができる燃料電池システムを提供することにある。
本発明に係る燃料電池システムは、上記した課題を解決するために、原料中の硫黄化合物を除去する脱硫触媒および該脱硫触媒を収容する触媒容器を有する脱硫器と、前記脱硫器により硫黄化合物が除去された原料を改質して得られた燃料と、供給された空気とを用いて電気化学反応により発電する燃料電池と、当該燃料電池システムで流通する排気ガスが有する熱を利用して前記脱硫器を加熱する加熱部と、前記加熱部の温度分布において示される温度差が小さくなるように、この加熱部の熱を該脱硫器に伝えるための均熱部と、を備える。
本発明に係る固体酸化物形燃料電池システムは、以上に説明したように構成され、加熱された脱硫触媒に生じる温度ムラを抑制することができるという効果を奏する。
実施の形態に係る燃料電池システムの構成の一例を示したブロック図である。 実施の形態に係る燃料電池システムの構成の一例を示したブロック図である。 図2に示す燃料電池システムが備える脱硫ユニットについて側方から見た断面形状の一例を模式的に示した図である。 図2に示す燃料電池システムが備える脱硫ユニットについて側方から見た断面形状の一例を模式的に示した図である。 図2に示す燃料電池システムが備える脱硫ユニットについて側方から見た断面形状の一例を模式的に示した図である。 図2に示す燃料電池システムが備える脱硫ユニットについて側方から見た断面形状の一例を模式的に示した図である。 本実施の形態の変形例1に係る脱硫ユニットについて側方から見た断面形状の一例を模式的に示した図である。 本実施の形態の変形例2に係る脱硫ユニットについて側方から見た断面形状の一例を模式的に示した図である。 従来技術を示すものであり、固体酸化物形燃料電池システムの構成の一例を示した模式図である。 従来技術を示すものであり、固体酸化物形燃料電池システムの構成の一例を示した模式図である。
本発明では以下に示す態様を提供する。
本発明の第1の態様に係る燃料電池システムは、原料中の硫黄化合物を除去する脱硫触媒および該脱硫触媒を収容する触媒容器を有する脱硫器と、前記脱硫器により硫黄化合物が除去された原料を改質して得られた燃料と、供給された空気とを用いて電気化学反応により発電する燃料電池と、当該燃料電池システムで流通する排気ガスが有する熱を利用して前記脱硫器を加熱する加熱部と、前記加熱部の温度分布において示される温度差が小さくなるように、この加熱部の熱を該脱硫器に伝えるための均熱部と、を備える。
ここで排気ガスとは、例えば、燃焼部を備える構成の場合、燃料電池において未利用の燃料と空気とをこの燃焼部で燃焼させて生成した燃焼排ガスが挙げられる。あるいは、燃料電池において未利用の空気(カソードオフガス)などが挙げられる。
上記した構成によると、燃料電池から排出された排気ガスの有する熱を用いて加熱部が触媒容器内の脱硫触媒を加熱することができる。また、均熱部を備えているため、加熱部の温度分布に温度差が示される場合であっても、この温度差が小さくなるように加熱部の熱を脱硫器に伝えることができる。
したがって、本発明に係る燃料電池システムは、加熱された脱硫触媒に生じる温度ムラを抑制することができるという効果を奏する。
また、加熱された脱硫触媒に生じる温度ムラを抑制することができるため、脱硫器において高効率に脱硫を行うことができる。このため、加熱された脱硫触媒に温度ムラが発生している構成と比較して、本発明に係る燃料電池システムでは、脱硫効率を高めるために脱硫触媒の量を増やす必要がなく、必要最小限に抑えることができる。
また、本発明の第2の態様に係る燃料電池システムでは、上記した第1の態様において、前記排気ガスが有する熱を利用して、前記燃料電池に供給する前記空気を加熱する空気熱交換器をさらに備え、前記加熱部は、前記空気熱交換器によって熱利用された後の排気ガスが有する熱を利用して、前記脱硫器を加熱するように構成されていてもよい。
上記した構成によると、空気熱交換器を備えているため、加熱部の熱源となる排気ガスの温度を、脱硫器を加熱するのに適切な温度まで下げるように調整することができる。
また、本発明の第3の態様に係る燃料電池システムは、上記した第1または第2の態様において、前記触媒容器の一部が前記均熱部を形成するように構成されていてもよい。
上記した構成によると、触媒容器の一部が均熱部を形成するため、均熱部と脱硫容器とを別体で構成する場合と比較して、部品点数が減少するため、組立工数ならびにコストを削減することができる。さらに、均熱部と脱硫器の接合部における接触熱抵抗がなくなることで、加熱部の熱を効率よく脱硫器に伝えることができる。
また、本発明の第4の態様に係る燃料電池システムは、上記した第1または第2の態様において、前記均熱部は、前記加熱部および前記脱硫容器の間に、両者と面接触するように配置されており、前記均熱部は、前記脱硫器との接触面における面内方向の熱伝導が高くなる、熱伝導異方性を有する炭素材料から構成されていてもよい。
上記した構成によると、均熱部が熱伝導異方性を有する炭素材料から構成されるため、上記した面内方向の熱伝導を高めることができる。このため、加熱部の温度分布に温度差が示されるような場合であっても、この温度差が小さくなるようにして加熱部の熱を脱硫器との接触面から伝えることができる。また、熱伝導異方性を有する炭素材料として、例えば、熱伝導異方性を有するグラファイトを利用することができる。この均熱部として例えばグラファイトシートを用いた場合、均熱部を薄いシート状に形成することができるため、脱硫器と均熱部と加熱部とをあわせた構成全体の厚みを小さくすることができ、小型(薄型)化が可能となる。
また、本発明の第5の態様に係る燃料電池システムは、上記した第1または第2の態様において、前記均熱部は、前記加熱部および前記脱硫容器の間に、両者と面接触するように配置されており、前記触媒容器の前記加熱部側に配される面と側周面とが、前記均熱部によって覆われた構成としてもよい。
上記した構成によると、触媒容器の加熱部側に配される面と側周面とが均熱部によって覆われている。ここで側周面とは、触媒容器を中空の直方体形状に形成した場合、その2つの側面、正面、背面の4つの面である。したがって、直方体形状の触媒容器は、加熱部側に配される面と、4つの面からなる側周面との計5つの面を均熱部によって覆った構成となる。
このため、脱硫容器の加熱部側に配される面のみを均熱部で覆った構成と比較して、加熱部から脱硫器への伝熱性が向上するとともに、加熱された脱硫触媒の温度分布の均一性がより高めることができる。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下では、全ての図を通じて同一、又は対応する構成部材には同一の参照符号を付して、これら同一又は対応する構成部材の説明については省略するものとする。
図1を参照して、実施の形態に係る燃料電池システム100について説明する。なお、本実施形態では、燃料電池1として固体酸化物形燃料電池を備えた燃料電池システムを例に挙げて説明するが、これに限定されるものではない。図1は、実施の形態に係る燃料電池システム100の構成の一例を示したブロック図である。
図1に示すように、燃料電池システム100は、燃料電池1(固体酸化物形燃料電池)と、燃焼部2と、脱硫器(水添脱硫器)3と、加熱部4と、均熱部5とを備えてなる構成である。
燃料電池1は、脱硫器3により硫黄化合物が除去された原料を改質して得られた燃料と、空気経路9を通じて供給された空気とを用いて電気化学反応により発電するものである。なお、図1では特に図示していないが、原料経路8において脱硫器3と燃料電池1との間に不図示の改質器を備え、脱硫器3により硫黄化合物が除去された原料を、この改質器が改質するように構成されていてもよい。あるいは固体酸化物形燃料電池は作動温度が700から1000℃と高温であるため、燃料極の主成分であるニッケルの触媒作用によって燃料電池1内で水蒸気改質(内部改質)を行う構成としてもよい。なお、実施の形態において、原料経路8を通じて外部から供給された原料から硫黄成分が取り除かれ、改質反応により改質されたものを燃料と称する。
燃料電池1は、燃料が供給される燃料極および空気が供給される空気極を有し、該燃料極と該空気極との間で電気化学反応を行って発電する燃料電池単セルを複数枚、直列に接続してセルスタックを形成してもよい。また、燃料電池1は、直列接続したセルスタックをさらに並列に接続させた構成としてもよい。
燃料電池1を構成する燃料電池単セルとしては、例えば、イットリアをドープしたジルコニア(YSZ)、イットリビウムやスカンジウムをドープしたジルコニア、あるいはランタンガレート系の固体電解質からなる燃料電池単セルを用いることができる。例えば、燃料電池単セルがYSZの場合、厚みにもよるが、約600〜900℃の温度範囲にて、発電反応が行われる。
燃焼部2は、燃料電池1で未利用の燃料と空気とを燃焼させて燃焼排ガスを生成するものである。この生成された燃焼排ガスは加熱部4に導かれる。つまり、燃料電池システム100では、燃料電池1の動作時(発電時)には、燃焼部2にて、発電に利用されなかった改質ガスと空気とを燃焼させ、高温の排気ガス(燃焼排ガス)が生成される。そして、燃料電池システム100で流通する排気ガス(燃焼排ガス)の熱エネルギーを有効に利用することで高効率な運転を実現している。
脱硫器3は、原料中の硫黄化合物を除去する脱硫触媒31および該脱硫触媒31を収容する触媒容器32を有する。本実施の形態に係る燃料電池システム100に供給される原料としては、都市ガスまたは、プロパンガスなどの炭化水素を主成分とするガスを用いることができる。
脱硫器3は、いわゆる水添脱硫方式により原料ガスに含まれる硫黄成分を除去する水添脱硫器である。脱硫器3は、外部から供給される原料が流通する原料経路8が接続されており、この原料経路8を流通して原料が脱硫器3内に流入する。また、図1では特に図示していないが、脱硫器3に流入する原料には水素が含まれている。この原料に含まれる水素は、外部から供給された水素であってもよいし、例えば、不図示の改質器において改質され、生成された燃料の一部であってもよい。
また、脱硫器3に充填する脱硫触媒31としては、例えば、銅および亜鉛を含む脱硫触媒が挙げられる(例えば、特許文献3)。なお、脱硫触媒31は、水添脱硫を行うことができればこの脱硫触媒に限定されるものではなく、Ni−Mo系又はCo−Mo系触媒と酸化亜鉛との組み合わせであってもよい。
また、原料が都市ガスの場合、付臭剤として硫黄化合物であるジメチルスルフィド(dimethl sulfide ;CS、DMS)が含有されている。このDMSは、脱硫器3において、以下の反応式(式(1)、(2))によるZnSの形、または物理吸着の形で脱硫触媒31に除去される。
S+2H→2CH+HS ・・・(1)
S+ZnO→HO+ZnS ・・・(2)
なお、付臭剤は、上述したDMSに限定されるものではなく、TBM(C10S)またはTHT(CS)等の他の硫黄化合物であってもよい。
脱硫触媒31として銅および亜鉛を含む脱硫触媒を用いる場合は、脱硫器3は、100〜400℃程度、好ましくは150〜300℃程度の温度範囲で脱硫を行う。この銅亜鉛系脱硫触媒は、水添脱硫能力に加えて物理吸着能力もあり、低温では主に物理吸着、高温では化学吸着(HS+ZnO→HO+ZnS)を行うことができる。この場合、脱硫後の原料ガスに含まれる硫黄含有量は、1vol ppb(parts per billion)以下、通常は0.1vol ppb以下となる。
このように、脱硫器3において、Ni−Mo系又はCo−Mo系触媒、あるいは銅および亜鉛のいずれかを含む脱硫触媒が充填されている場合、単位体積あたりの硫黄成分除去量が大きくなる。それゆえ、上述した脱硫触媒を用いる場合、所望の硫黄濃度まで硫黄を除去するために必要となる脱硫触媒の量を低減させることができる。
また、上記した脱硫触媒31を収容する触媒容器32は、中空の直方体形状をしたステンレス鋼から形成される。なお、触媒容器32の形状はこの直方体形状に限定されるものではなく、例えば、半円筒形状など均熱部5との接触面が平面となる形状であればよい。
以上のようにして脱硫器3によって脱硫された原料は、内部改質により改質される場合は燃料電池1へ、改質器により改質される場合は不図示のこの改質器へと供給される。なお、改質器は、部分酸化改質用として用いられるものであってもよいが、更に高効率な動作を実現するために、部分酸化改質反応だけでなく、水蒸気改質反応も行える仕様にしておくことが有利である。
加熱部4は、燃料電池システム100で流通する排気ガスが有する熱を利用して脱硫器3を加熱するものである。すなわち、本実施形態では加熱部4の熱源となる排気ガスとして燃焼排ガスを利用している。具体的には、燃焼部2で生成された燃焼排ガスは、排気ガス経路7を通じて加熱部4に導かれ、この加熱部4内を流通することで、燃焼排ガスが有する熱の一部を脱硫器3に与え、所望の温度まで昇温させる。すなわち、加熱部4の内部には、燃焼排ガスが流通するための経路が形成されている。そして、加熱部4で脱硫器3に熱を与えた燃焼排ガスは、排気ガス経路7を通して排出される。
均熱部5は、加熱部4における温度分布に示される温度差が小さくなるように、この加熱部4から脱硫器3に熱を伝播させるためのものである。均熱部5は、加熱部4と脱硫器3(脱硫触媒31)との間に配置される。すなわち、加熱部4は断熱材(不図示)により覆うことで内部を流通する燃焼排ガスの温度ができるだけ一様となるように構成されているが、それでも加熱部4に流入してくる時の燃焼排ガスの温度の方が、加熱部4から流出していくときの燃焼排ガスの温度よりも高くなる傾向を示す。そこで、均熱部5は、加熱部4における燃焼排ガスの温度分布に示される温度差が小さくなるように、加熱部4から脱硫器3に熱を伝播させる。
なお、上記した脱硫器3、加熱部4、および均熱部5によって脱硫ユニット40(例えば、図3等参照)を構成する。脱硫ユニット40の詳細な構成については後述する。
また、図2に示すように、実施の形態に係る燃料電池システム100は、さらに空気熱交換器6を備える。図2は実施の形態に係る燃料電池システムの構成の一例を示したブロック図である。図2ではさらに空気熱交換機6を備えた燃料電池システムの構成が示されている。
空気熱交換器6は、燃焼部2によって生成された燃焼排ガスが有する熱を利用して、燃料電池1に供給する空気を加熱(予熱)するものである。すなわち、空気熱交換器6は、外部から供給された空気を、燃焼部2からの燃焼排ガス及び輻射熱との熱交換により加熱する。例えば、空気熱交換器6を流通した後の空気は400〜800℃まで加熱される。そして、この加熱された空気が燃料電池1へと供給される。このように、空気熱交換器6をさらに備える構成の場合、燃料電池システム100では、空気熱交換器5により空気との熱交換を行って保有する熱の一部が奪われた燃焼排ガスが、加熱部4に導かれるように構成されている。
なお、図1、2では特に図示していないが、壁面に断熱部材を配した筐体内が中空となっており、この中空部分に上記した燃料電池1と燃焼部2とが収容され、脱硫器3と加熱部4と均熱部5とを断熱部材中に設けた構成とすることができる。このように構成した場合、燃料電池1と燃焼部2と脱硫器3と加熱部4と均熱部5とをそれぞれ同一の筐体内に収容することができるため、放熱により燃焼排ガスの熱利用の効率が低下することを防ぐことができる。
次に、脱硫器3を加熱する加熱部4の熱源となる燃焼排ガスの温度調整について説明する。なお、ここでは、内部改質ではなく改質器を備えた燃料電池システムを例に挙げて説明する。
燃焼部2で生成する燃焼排ガスの流量およびその温度については、燃料電池1における燃料および空気(発電用空気)の利用率(発電により、燃料電池1で消費される燃料および空気の割合)を調整することにより制御することが可能である。本実施の形態では、例えば、燃焼部2の温度範囲が約600〜900℃になるように、燃料電池1における燃料及び空気の利用率を設定する。そして、燃焼部2で生成した燃焼排ガスは、まず不図示の改質器を加熱する。これにより、燃焼排ガスの有する熱の一部が消費される。
さらに、熱の一部が消費された燃焼排ガスによって、空気熱交換器6を加熱する。この空気熱交換器6による空気と燃焼排ガスとの熱交換によって、燃焼排ガスが有する熱がさらに奪われ、脱硫器3を加熱するのに適切な温度まで低下させられる。このように温度が低下させられた燃焼排ガスは、排気ガス経路7を流通して、脱硫器3を加熱する加熱部4へ供給される。例えば、脱硫器3において、銅および亜鉛を含む脱硫触媒31を充填する場合、加熱部4に到達した際の燃焼排ガス温度が約150〜350℃になるように、燃焼部2で生成する燃焼排ガスの流量と温度、改質器にて吸熱される熱量、空気熱交換器6にて吸熱される熱量等を調整する。このようにして、脱硫器3を、水添脱硫を行うのに適した温度(150〜300℃)とする。
また、脱硫器3において、Ni−Mo系又はCo−Mo系触媒と酸化亜鉛とを組み合わせた脱硫触媒31を充填する場合、加熱部4に到達した際の燃焼排ガス温度が約350〜450℃になるように、燃焼部2で生成する燃焼排ガスの流量と温度、改質器にて吸熱される熱量、空気熱交換器6にて吸熱される熱量を調整する。このようにして、同様に脱硫器3を、水添脱硫を行うのに適した温度(350〜400℃)とする。
以上のように、排気ガス経路7を流通する燃焼排ガスの温度は、燃焼部2で生成する燃焼排ガスの流量と温度、改質器で吸熱される熱量、および空気熱交換器6に吸熱される熱量などを考慮して、所望の値となるように制御されている。
(脱硫ユニットの構成)
次に、図3から図6を参照して、脱硫ユニット40および脱硫ユニット40が備える均熱部5について説明する。図3から図6は、図2に示す燃料電池システム100が備える脱硫ユニット40について側方から見た断面形状の一例を模式的に示した図である。
脱硫ユニット40は、下から加熱部4、均熱部5、および脱硫器3の順に、それぞれが面接触するように配置されている。そして、加熱部4には、排気ガス経路7が接続されており、脱硫器3には原料経路8が接続されている。
また、脱硫ユニット40は、加熱部4の内部を流通する燃焼排ガスの熱により脱硫器3を加熱する構成であるが、加熱部4に流入してくる時の燃焼排ガスの温度の方が、加熱部4から流出していくときの燃焼排ガスの温度よりも高くなる傾向を示す。すなわち、加熱部4内の流通経路において、その上流から下流に行くほど燃焼排ガスの温度が低下する。また、加熱部4の外縁部では、外部への放熱の影響で中心部よりも温度が低下する。このように、脱硫器3を加熱する加熱部4の温度は均一ではなく、温度ムラが生じている。
そこで、脱硫ユニット40は、この加熱部4における燃焼排ガスの温度分布に示される温度差が小さくなるように、平板形状の均熱部5を加熱部4と脱硫部3との間に、両者と面接触するように配置する。そして、この均熱部5により加熱部4に生じる温度ムラを緩和して、脱硫器3を均一に加熱させる。
ところで、加熱部4における燃焼排ガスの温度分布に示される温度差が小さくなるようにするためには、均熱部5として、図3に示すように加熱部4から脱硫部3への熱伝導率が触媒容器32および加熱部4の筐体よりも高くなる高熱伝導性材料5aを用いる構成とする。さらには、均熱部5として、図4に示すように触媒容器32および加熱部4の筐体よりも熱伝導率が一桁以上小さい断熱材5bを用いる構成としてもよい。
つまり、前者の構成では、加熱部4から脱硫部3への単位時間あたりの熱量を触媒容器32よりも大きくすることで、加熱部4からの熱を高熱伝導性材料5aで面内方向に拡散させる。これにより、加熱部4に生じる温度差を緩和し、脱硫器3の温度均一化を図ることができる。
なお、高熱伝導性材料5aは、例えば、触媒容器32および加熱部4の筐体などをステンレス鋼により形成する場合、これよりも高熱伝導性を有するアルミ系合金または銅系合金などを利用することができる。
一方、後者の構成の場合は、均熱部5として断熱材5bを用いることで、加熱部4から脱硫部3へ単位時間あたりの熱量を小さくして上記した温度分布に示される温度差を鈍らせて加熱部4の熱を脱硫部3に伝える。なお、均熱部5として断熱材5bを用いる構成とした場合、上記した温度分布に示される温度差を鈍らせ、より均一化を図るとともに、加熱部4により脱硫器3を加熱させる温度を小さくさせることができる。このため、この構成は、加熱部4に流入する燃焼排ガスの温度が脱硫器3を加熱する最適温度よりも高いときに採用することができる。
なお、断熱材5bは、例えば、触媒容器32および加熱部4の筐体などをステンレス鋼により形成する場合、このステンレス鋼よりも熱伝導率が一桁以上小さいマイクロサーム(登録商標)などの微細な多孔構造の断熱材などを利用することができる。ここで利用する断熱材の熱伝導率は、おおよそ0.01〜0.1W/mKの範囲であり、ステンレス鋼と比べて熱伝導率が一桁以上小さくなる。
したがって、加熱部4の温度帯が脱硫器3の最適温度に近い場合は、高熱伝導性材料5aを脱硫器3と加熱部4との間で挟み込むように設けることにより、加熱器4の温度ムラを緩和し、脱硫器3の温度均一化を図ることができる。また、加熱部4の温度が脱硫器3の最適温度よりも高い場合は、断熱材5bを脱硫器3と加熱部4との間で挟み込むように設けることにより、加熱部4から脱硫器3への伝熱を抑制して脱硫器3を最適温度に保つとともに、加熱器4で生じる温度ムラを緩和し、脱硫器3の温度均一化を図ることができる。
さらには、図5に示すように均熱部5を高熱伝導性材料5aと断熱材5bとから形成してもよい。すなわち、均熱部5は、板状の高熱伝導性材料5aと板状の断熱材5bとを重畳させ、加熱部4と脱硫器3との間に挟み込むように配置する。均熱部5をこのように構成した場合、断熱材5bの効果により、加熱部4から脱硫器3への伝熱を抑制するとともに、断熱部5bと高熱伝導性材料5aの効果で、加熱器4の温度ムラを一層緩和し、脱硫器3の一層の温度均一化を図ることができる。
また、図6に示すように均熱部5を、熱伝導異方性を有する炭素材料(熱伝導異方性炭素材料5c)で形成する構成であってもよい。この熱伝導異方性炭素材料5cは、脱硫器3との接触面における面内方向の熱伝導が高くなる炭素材料である。この熱伝導異方性炭素材料5cは、例えば、厚さが数十から数百ミクロン、面内方向の熱伝導率は銅の2から4倍の高伝熱性グラファイトシートから構成することができる。このように、均熱部5として熱伝導異方性炭素材料5cを用いる構成とした場合、均熱部5を薄く構成することができる。その結果、脱硫ユニット40全体の厚みも小さくでき、小型(薄型)化が可能となる。
以上のように、均熱部5を、高熱伝導性材料5a、断熱材5b、熱伝導異方性炭素材料5cのいずれかで構成する、あるいは均熱部5を、高熱伝導性材料5aおよび断熱材5bからなる材料によって構成することができる。また、いずれの構成であっても、脱硫器3は温度ムラなく最適温度に保たれるため、効率よく脱硫を実施することができるとともに、脱硫触媒31の量を必要最小限に抑えることができる。
(変形例1)
次に、本実施の形態の変形例1に係る脱硫ユニット41について、図7を参照して説明する。図7は、本実施の形態の変形例1に係る脱硫ユニット41について側方から見た断面形状の一例を模式的に示した図である。
変形例1に係る脱硫ユニット41は、上述した本実施の形態に係る脱硫ユニット40と比較して、脱硫器3の触媒容器32の少なくとも一部が均熱部5を形成している点で異なる。つまり、脱硫触媒31と加熱器4との間に均熱部5として機能するように触媒容器32の一部が配置されている。それ以外の点については、本実施の形態に係る脱硫ユニッ40と同様となる。
図7に示す変形例1では、均熱部5は、脱硫器3の触媒容器32と同じ材料で、この触媒容器32と一体に構成されている。そこで、と触媒容器32は、均熱効果を高めるために、熱伝導率の大きい材料、例えば銅系合金やアルミニウム系合金などを用いて形成される。
以上のように、触媒容器32の少なくとも一部が均熱部5を形成している構成の場合、触媒容器32全体が均熱部5としても機能するため、脱硫触媒31においてより一層の温度均一効果が得られる。さらに、均熱部5を触媒容器32と別体で構成する場合にくらべて、部品点数が減少するため、組立工数ならびにコストを削減することができるとともに、均熱部5と触媒容器32との接合部における接触熱抵抗がなくなり、加熱部4からの熱を効率よく脱硫触媒31に伝えることができる。
(変形例2)
次に、本実施の形態の変形例2に係る脱硫ユニット42について、図8を参照して説明する。図8は、本実施の形態の変形例2に係る脱硫ユニット42について側方から見た断面形状の一例を模式的に示した図である。
変形例2に係る脱硫ユニット42は、上述した本実施の形態に係る脱硫ユニット40と比較して、均熱部5が、加熱部4側に配される触媒容器32の面(触媒容器32の底面)に加えて、その側周面を覆うように配置されている点で異なる。それ以外の点については、本実施の形態に係る脱硫ユニット40と同様となる。
例えば、図8に示す変形例2では、均熱部5として、高熱伝導性材料5aが用いられており、触媒容器32として、中空の直方体形状の容器を用いている構成を例に挙げている。この例の場合、触媒容器32の側周面とは2つの側面、正面、背面の4つの面である。したがって、直方体形状の触媒容器32の場合、加熱部4側に配される面と、4つの面からなる側周面との計5つの面を均熱部5(高熱伝導性材料5a)によって覆った構成となる。つまり、高熱伝導性材料5aにより温度ムラを抑制した状態で、これら5つの面から触媒容器32に加熱部4の熱を伝えることができる。
このため、脱硫容器32の加熱部4側に配される面のみを高熱伝導性材料5aで覆って加熱部4により加熱する構成と比較して、加熱部4から脱硫器3への伝熱性が向上するとともに、加熱された脱硫触媒31の温度分布の均一性をより高めることができる。
上記では、燃料電池システム100で流通する排気ガスとして燃焼排ガスを例に挙げ、加熱部4が、この燃焼排ガスの有する熱を利用して脱硫器3を加熱する構成について説明した。しかしながら、加熱部4の熱源となる排気ガスはこの燃焼排ガスに限定されるものではない。例えば、燃料電池1が平板型燃料電池として構成される場合、燃料電池1において未利用の燃料(アノードオフガス)および空気(カソードオフガス)を別々に排出させることができる。そこで、例えば、燃料電池1の高温な動作温度によって加熱された未利用の空気(カソードオフガス)を加熱部4に導くように構成し、この空気を熱源として用いる構成としてもよい。
上記説明から、当業者にとって、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造および/または機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明の固体酸化物形燃料電池システムでは、水添脱硫を実施する脱硫器を、適切な温度に均一に加熱することができる構成である。このため、原料ガスから水添脱硫により硫黄成分を取り除く燃料電池システムにおいて幅広く適用できる。
1 燃料電池
2 燃焼部
3 脱硫器
4 加熱部
5 均熱部
5a 高熱伝導性材料
5b 断熱材
5c 熱伝導異方性炭素材料
6 空気熱交換器
7 排気ガス経路
8 原料経路
9 空気経路
31 脱硫触媒
32 触媒容器
40 脱硫ユニット
41 脱硫ユニット
42 脱硫ユニット
100 燃料電池システム

Claims (5)

  1. 原料中の硫黄化合物を除去する脱硫触媒および該脱硫触媒を収容する触媒容器を有する脱硫器と、
    前記脱硫器により硫黄化合物が除去された原料を改質して得られた燃料と、供給された空気とを用いて電気化学反応により発電する燃料電池と、
    当該燃料電池システムで流通する排気ガスが有する熱を利用して前記脱硫器を加熱する加熱部と、
    前記加熱部の温度分布において示される温度差が小さくなるように、この加熱部の熱を該脱硫器に伝えるための均熱部と、を備える燃料電池システム。
  2. 前記排気ガスが有する熱を利用して、前記燃料電池に供給する前記空気を加熱する空気熱交換器をさらに備え、
    前記加熱部は、前記空気熱交換器によって熱利用された後の排気ガスが有する熱を利用して、前記脱硫器を加熱する請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記触媒容器の一部が前記均熱部を形成する請求項1または2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記均熱部は、前記加熱部および前記脱硫容器の間に、両者と面接触するように配置されており、
    前記均熱部は、前記脱硫器との接触面における面内方向の熱伝導が高くなる、熱伝導異方性を有する炭素材料から構成される請求項1または2に記載の燃料電池システム。
  5. 前記均熱部は、前記加熱部および前記脱硫容器の間に、両者と面接触するように配置されており、
    前記触媒容器の前記加熱部側に配される面と側周面とが、前記均熱部によって覆われている、請求項1または2に記載の燃料電池システム。
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