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JP2015090422A - クリーニング装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び、クリーニングブレード - Google Patents

クリーニング装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び、クリーニングブレード Download PDF

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JP2015090422A
JP2015090422A JP2013230177A JP2013230177A JP2015090422A JP 2015090422 A JP2015090422 A JP 2015090422A JP 2013230177 A JP2013230177 A JP 2013230177A JP 2013230177 A JP2013230177 A JP 2013230177A JP 2015090422 A JP2015090422 A JP 2015090422A
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倫哉 岡本
Michiya Okamoto
倫哉 岡本
一 寺地
Hajime Terachi
一 寺地
信哉 唐澤
Shinya Karasawa
信哉 唐澤
琢磨 岩崎
Takuma Iwasaki
琢磨 岩崎
雄太 畔柳
Yuta Azeyanagi
雄太 畔柳
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Abstract

【課題】装置が高コスト化・大型化することなく、比較的簡易な構成で、クリーニングブレードのエッジ部にトナーや添加物などが固着しにくい、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び、クリーニングブレードを提供する。
【解決手段】非画像形成時において感光体ドラム11(像担持体)を逆方向に走行させる「逆回転モード」が実行されるときに、クリーニングブレード15aにおける第1当接部とは異なる第2当接部が感光体ドラム11に当接して、感光体ドラム11を正方向に走行させたときに比べてクリーニングブレード15aが大きく振動するように構成している。
【選択図】図4

Description

この発明は、感光体ドラム、感光体ベルト、中間転写ベルト、中間転写ドラム等の像担持体上のクリーニング対象物をクリーニングするクリーニング装置と、それを備えたプロセスカートリッジと、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置と、クリーニング装置に設置されたクリーニングブレードと、に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の電子写真方式を用いた画像形成装置では、感光体ドラム、感光体ベルト、中間転写ベルト、中間転写ドラム等の像担持体にクリーニングブレードを当接させて、像担持体上に残留した未転写トナー等のクリーニング対象物をクリーニングブレードで除去する技術が知られている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
詳しくは、転写部に対して感光体ドラム(像担持体)の回転方向下流側には、クリーニングブレードが感光体ドラムの表面に所定の角度及び圧力で当接している。そして、クリーニングブレードによって感光体ドラム上に残留(付着)したクリーニング対象物(未転写トナーの他、トナー添加物なども含む。)が除去されて、クリーニングブレードが設置されたクリーニング装置の内部にクリーニング対象物が回収されることになる。
そして、これらのクリーニング装置では、経時において、感光体ドラムに当接するクリーニングブレードのエッジ部にトナーや添加物が固着して、この固着物によってクリーニング不良やスジ画像などが発生してしまう問題が知られている。
一方、特許文献1には、クリーニングブレードのエッジ部に固着した固着物を除去するために、所定のタイミングで感光体ドラムからクリーニングブレードを離間させる動作に連動して、付着物除去部材をクリーニングブレードのエッジ部に摺接させる技術が開示されている。
また、特許文献2には、クリーニングブレードのエッジ部に固着した固着物を除去するために、所定のタイミングで加振手段を稼働させてクリーニングブレードを振動させる技術が開示されている。
さらに、特許文献3には、クリーニングブレードのエッジ部に固着した固着物を除去するために、所定のタイミングで感光体ドラムを逆回転させる技術が開示されている。
上述した特許文献1、2の技術は、感光体ドラム(像担持体)からクリーニングブレードを離間させる機構や付着物除去部材を設置したり、クリーニングブレードを振動させる加振手段を設置したりしているため、装置全体が高コスト化したり大型化したりしてしまっていた。
また、上述した特許文献3の技術のように、感光体ドラムを逆回転させるだけでは、クリーニングブレードのエッジ部に固着した固着物を充分に除去することができなかった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、装置が高コスト化・大型化することなく、比較的簡易な構成で、クリーニングブレードのエッジ部にトナーや添加物などが固着しにくい、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び、クリーニングブレードを提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかるクリーニング装置は、正方向に走行する像担持体に対して第1当接部が当接して、前記像担持体上のクリーニング対象物をクリーニングするクリーニングブレードを具備し、非画像形成時において前記像担持体を逆方向に走行させる逆回転モードが実行されるときに、前記クリーニングブレードにおける前記第1当接部とは異なる第2当接部が当該像担持体に当接して、前記像担持体を正方向に走行させたときに比べて前記クリーニングブレードが大きく振動するように構成したものである。
本発明によれば、装置が高コスト化・大型化することなく、比較的簡易な構成で、クリーニングブレードのエッジ部にトナーや添加物などが固着しにくい、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び、クリーニングブレードを提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 作像部を示す構成図である。 クリーニングブレードの先端部を示す概略図である。 (A)正方向に回転する感光体ドラムに当接するクリーニングブレードの先端部を示す概略図と、(B)逆方向に回転する感光体ドラムに当接するクリーニングブレードの先端部を示す概略図と、である。 変形例1としての、クリーニングブレードの先端部を示す概略図である。 変形例1としての、(A)正方向に回転する感光体ドラムに当接するクリーニングブレードの先端部を示す概略図と、(B)逆方向に回転する感光体ドラムに当接するクリーニングブレードの先端部を示す概略図と、である。 変形例2としての、逆方向に回転する感光体ドラムに当接するクリーニングブレードの先端部を示す概略図である。
実施の形態.
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
本実施の形態における画像形成装置1は、複数のプロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKが中間転写体としての中間転写ベルト17に対向するように並設されたタンデム型のカラー画像形成装置である。
図1において、1は画像形成装置としてのカラー複写機、3は原稿を原稿読込部4に搬送する原稿搬送部、4は原稿の画像情報を読み込む原稿読込部、6は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部(露光部)、7は転写紙等の記録媒体Pが収納される給紙部、10Y、10M、10C、10BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部としてのプロセスカートリッジ、17は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト(像担持体)、18は中間転写ベルト17上に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する2次転写ローラ、20は記録媒体P上の未定着画像を定着する定着部、28は各プロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKの現像装置に各色のトナーを補給するためのトナー容器、30は廃トナーが回収される廃トナー回収容器、を示す。
ここで、各プロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BK(作像部)は、それぞれ、像担持体としての感光体ドラム11、帯電部12、現像部13(現像装置)、クリーニング装置15(クリーニング部)が一体化されたものである(図2を参照できる。)。そして、各プロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKは、寿命に達したときに、新品のものに交換される。
各プロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKにおける感光体ドラム11(像担持体)上では、それぞれ、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成される。
以下、画像形成装置における、通常のカラー画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿は、原稿搬送部3の搬送ローラによって、原稿台から搬送されて、原稿読込部4のコンタクトガラス上に載置される。そして、原稿読込部4で、コンタクトガラス上に載置された原稿の画像情報が光学的に読み取られる。
詳しくは、原稿読込部4は、コンタクトガラス上の原稿の画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、原稿にて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、カラーセンサに結像する。原稿のカラー画像情報は、カラーセンサにてRGB(レッド、グリーン、ブルー)の色分解光ごとに読み取られた後に、電気的な画像信号に変換される。さらに、RGBの色分解画像信号をもとにして画像処理部(不図示である。)で色変換処理、色補正処理、空間周波数補正処理等の処理をおこない、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー画像情報を得る。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、書込み部6に送信される。そして、書込み部6からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光(露光光)が、それぞれ、対応するプロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKの感光体ドラム11上に向けて照射される。
一方、4つの像担持体としての感光体ドラム11は、それぞれ、図1の時計方向(正方向である。)に回転している。そして、図2を参照して、まず、感光体ドラム11の表面は、帯電部12(帯電ローラ)との対向位置で、一様に帯電される(帯電工程である。)。こうして、像担持体としての感光体ドラム11上には、帯電電位が形成される。その後、帯電された感光体ドラム11表面は、それぞれのレーザ光の照射位置に達する。
書込み部6において、光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応して射出される。図示は省略するが、レーザ光は、ポリゴンミラーに入射して反射した後に、複数のレンズを透過する。複数のレンズを透過した後のレーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
イエロー成分に対応したレーザ光は、紙面左側から1番目のプロセスカートリッジ10Yの感光体ドラム11表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラー(不図示である。)により、感光体ドラム11の回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電部12aにて帯電された後の感光体ドラム11上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、シアン成分のレーザ光は、紙面左から2番目のプロセスカートリッジ10Cの感光体ドラム11表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。マゼンタ成分に対応したレーザ光は、紙面左から3番目のプロセスカートリッジ10Mの感光体ドラム11表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、紙面左から4番目(中間転写ベルト17の走行方向に対して最も下流側である。)のプロセスカートリッジ10BK(黒色用作像部)の感光体ドラム11表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム11表面は、それぞれ、現像部13(図2を参照できる。)との対向位置に達する。そして、各現像部13から感光体ドラム11上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム11上の潜像が現像される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム11表面は、それぞれ、中間転写ベルト17(中間転写体)との対向位置に達する。ここで、それぞれの対向位置には、中間転写ベルト17の内周面に当接するように1次転写ローラ14が設置されている。そして、1次転写ローラ14の位置で、中間転写ベルト17上に、感光体ドラム11上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(第1転写工程である。)。
そして、第1転写工程後の感光体ドラム11表面は、それぞれ、クリーニング装置15(図2を参照できる。)との対向位置に達する。そして、クリーニング装置15で、感光体ドラム11(像担持体)上に残留する未転写トナー等のクリーニング対象物が回収される(クリーニング工程である。)。
その後、感光体ドラム11表面は、除電部(不図示である。)の位置を通過して、感光体ドラム11における一連の作像プロセスが終了する。
他方、感光体ドラム11上の各色の画像が重ねて転写された中間転写ベルト17表面は、図中の矢印方向に走行して、2次転写ローラ18の位置に達する。そして、2次転写ローラ18の位置で、記録媒体P上に中間転写ベルト17上のフルカラーの画像が2次転写される(第2転写工程である。)。
その後、中間転写ベルト17表面は、中間転写ベルトクリーニング装置9(クリーニング装置)の位置に達する。そして、中間転写ベルト17上の未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング装置9(クリーニング装置)に回収されて、中間転写ベルト17上の一連の転写プロセスが完了する。
ここで、2次転写ローラ18位置の記録媒体Pは、給紙部7から搬送ガイド、レジストローラ19等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部7から、給紙ローラ8により給送された転写紙Pが、搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ19に導かれる。レジストローラ19に達した記録媒体Pは、中間転写ベルト17上のトナー像とタイミングを合わせて、2次転写ローラ18の位置に向けて搬送される。
その後、フルカラー画像が転写された記録媒体Pは、定着部20に導かれる。定着部20では、定着ローラと加圧ローラとのニップにて、カラー画像が記録媒体P上に定着される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、排紙ローラ29によって装置本体1外に出力画像として排出された後に、排紙部5上にスタックされて、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2にて、画像形成装置の作像部について詳述する。
図2は、黒色用のプロセスカートリッジ10BKを示す構成図である。その他の3つのプロセスカートリッジ10Y、10M、10Cは、それぞれ、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる点を除き、黒色用のプロセスカートリッジ10BKとほぼ同じに構成されているため、その図示と説明とを省略する。
図2に示すように、プロセスカートリッジ10BKには、像担持体としての感光体ドラム11と、感光体ドラム11を帯電する帯電部12と、感光体ドラム11上に形成される静電潜像を現像する現像部13と、感光体ドラム11上の未転写トナー等のクリーニング対象物をクリーニング(除去)するクリーニング装置15と、がケースに一体的に収納されている。
ここで、像担持体としての感光体ドラム11は、負帯電性の有機感光体であって、ドラム状導電性支持体上に感光層等を設けたものである。図示は省略するが、感光体ドラム11は、基層としての導電性支持体上に、絶縁層である下引き層、感光層としての電荷発生層及び電荷輸送層、が順次積層されている。なお、感光体ドラム11の表面層として保護層をさらに積層することもできる。
帯電部12は、導電性芯金の外周に中抵抗の弾性層を被覆してなる帯電ローラである。そして、この帯電部12(帯電ローラ)に不図示の電源部から所定の電圧が印加されて、これにより対向する感光体ドラム11の表面を一様に帯電する。
現像部13(現像装置)は、主として、感光体ドラム11に対向する現像ローラ13aと、現像ローラ13aに対向する第1搬送スクリュ13b1と、仕切部材を介して第1搬送スクリュ13b1に対向する第2搬送スクリュ13b2と、現像ローラ13aに対向するドクターブレード13cと、で構成される。現像ローラ13aは、内部に固設されてローラ周面に磁極を形成するマグネットと、マグネットの周囲を回転するスリーブと、で構成される。マグネットによって現像ローラ13a(スリーブ)上に複数の磁極が形成されて、現像ローラ13a上に現像剤が担持されることになる。
現像部13内には、キャリアとトナーとからなる2成分現像剤が収容されている。本実施の形態において、トナーは、画質向上のために小粒径で略球形のものであって、定着部20で消費される熱量を低減するために低融点のものを用いている。また、トナー中に含有される添加物は、その粒径が数10〜数100nmのものを多く用いている。
図2を参照して、クリーニング装置15(クリーニング部)には、感光体ドラム11に当接するクリーニングブレード15a、クリーニング装置15内に回収された未転写トナー(クリーニング対象物)を廃トナーとして廃トナー回収容器(不図示である。)に向けて搬送する搬送コイル15b(搬送管16)、等が設置されている。クリーニングブレード15aは、ウレタンゴム等のゴム材料からなる略板状部材であって、感光体ドラム11表面に所定角度かつ所定圧力で当接している。これにより、感光体ドラム11上に残留する未転写トナー等のクリーニング対象物がクリーニングブレード15aによって機械的に掻き取られてクリーニング装置15内に回収されることになる。そして、クリーニング装置15内に回収された未転写トナー等は、搬送管16(搬送コイル15bが内設されている。)を介して、廃トナー回収容器まで搬送されて、廃トナーとして廃トナー回収容器の内部に回収される。なお、本実施の形態では、クリーニングブレード15aが感光体ドラム11に対してカウンタ方向(感光体ドラム11の回転方向に逆らう方向である。)に当接するように構成したが、クリーニングブレード15aが感光体ドラム11に対してトレーディング方向(感光体ドラム11の回転方向に沿う方向である。)に当接するように構成することもできる。
同様に、図1を参照して、クリーニング装置としての中間転写ベルトクリーニング装置9にも、中間転写ベルト17(中間転写体)に当接するクリーニングブレード、中間転写ベルトクリーニング装置9内に回収された未転写トナー等のクリーニング対象物を廃トナーとして廃トナー回収容器(不図示である。)に向けて搬送する搬送コイル(搬送管)、等が設置されている。そして、中間転写ベルトクリーニング装置9内に回収された未転写トナー等は、搬送管16(搬送コイルが内設されている。)を介して、廃トナー回収容器まで搬送されて、廃トナーとして廃トナー回収容器の内部に回収される。
なお、感光体ドラム11や中間転写ベルト17上に残留するクリーニング対象物としては、未転写トナーの他に、記録媒体P(用紙)から生じる紙粉、帯電部12(帯電ローラ)による放電時に感光体ドラム11上に生じる放電生成物、トナーに添加されている添加剤、等があるが、本願ではこれらを総称して「クリーニング対象物」と呼ぶことにする。
図2にて、先に述べた作像プロセスをさらに詳しく説明する。
現像ローラ13aは、図2中の矢印方向(反時計方向)に回転している。現像部13内の現像剤は、間に仕切部材を介在するように配設された第1搬送スクリュ13b1及び第2搬送スクリュ13b2の回転によって、不図示のトナー補給部によってトナー容器28から補給されたトナーとともに撹拌混合されながら長手方向に循環する(図2の紙面垂直方向である。)。
そして、摩擦帯電してキャリアに吸着したトナーは、キャリアとともに現像ローラ13a上に担持される。現像ローラ13a上に担持された現像剤は、その後にドクターブレード13cの位置に達する。そして、現像ローラ13a上の現像剤は、ドクターブレード13cの位置で適量に調整された後に、感光体ドラム11との対向位置(現像領域である。)に達する。
その後、現像領域において、現像剤中のトナーが、感光体ドラム11表面に形成された静電潜像に付着する。詳しくは、レーザ光Lが照射された画像部の潜像電位(露光電位)と、現像ローラ13aに印加された現像バイアスとの、電位差(現像ポテンシャル)によって形成される電界によって、トナーが潜像に付着する(トナー像が形成される)。
その後、現像工程にて感光体ドラム11に付着したトナーは、そのほとんどが中間転写ベルト17上に転写される。そして、感光体ドラム11上に残留した未転写トナー(クリーニング対象物)が、クリーニングブレード15aによってクリーニング装置15内に回収される。
ここで、図示は省略するが、装置本体1に設けられたトナー補給部は、交換可能に構成されたボトル状のトナー容器28と、トナー容器28を保持・回転駆動するとともに現像部13に新品トナーを補給するトナーホッパ部と、で構成されている。また、トナー容器28内には、新品のトナー(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのいずれかである。)が収容されている。また、トナー容器28(トナーボトル)の内周面には、螺旋状の突起が形成されている。
なお、トナー容器28内の新品トナーは、現像部13内のトナー(既設のトナーである。)の消費にともない、トナー補給口から現像部13内に適宜に補給されるものである。図示は省略するが、現像部13内のトナーの消費は、感光体ドラム11に対向する反射型フォトセンサと、現像部13の第2搬送スクリュ13b2の下方に設置された磁気センサと、によって間接的又は直接的に検知される。
以下、図3及び図4等を用いて、本実施の形態において特徴的な、クリーニング装置15(クリーニングブレード15a)の構成・動作について詳述する。
先に図1及び図2を用いて説明したように、クリーニング装置15には、像担持体としての感光体ドラム11上のクリーニング対象物(未転写トナー等である。)をクリーニングするクリーニングブレード15aが、正方向(図2の時計方向であって、図4(A)の矢印方向である。)に走行(回転)する感光体ドラム11に対してカウンタ方向に配置されている。
ここで、本実施の形態において、感光体ドラム11を回転駆動する駆動モータ41(図2を参照できる。)は、正逆回転型のモータであって、通常の画像形成プロセス(画像形成動作)をおこなうとき(通常時)には感光体ドラム11を正方向(図2の時計方向であって、図4(A)の矢印方向である。)に回転駆動して、逆回転モード時には感光体ドラム11を逆方向(図2の反時計方向であって、図4(B)の矢印方向である。)に回転駆動するように制御部40によって制御される。
なお、「逆回転モード(清掃モード時)」は、クリーニングブレード15aのエッジ部(角部)に付着した未転写トナー、添加物等のクリーニング対象物(本来、クリーニングブレード15aによって掻き取られてクリーニング装置15内に回収されるべきものである。)を除去するためのモードであって、本実施の形態では非画像形成時であって一連の画像形成プロセス(作像プロセス)が終了するごと(ジョブ終了ごと)に実行される。
そして、本実施の形態において、クリーニングブレード15aは、図3を参照して、通常時において正方向に(走行)する感光体ドラム11(像担持体)に対しては第1当接部Aが当接して、逆回転モード時において逆方向に回転(走行)する感光体ドラム11に対しては第1当接部Aとは異なる第2当接部Bが当接して大きく振動するように構成されている。
すなわち、クリーニングブレード15aは、正方向に走行する感光体ドラム11に対して第1当接部Aが当接して、感光体ドラム11上の未転写トナー等のクリーニング対象物をクリーニングすることになる。ここで、第1当接部Aは、図3(感光体ドラム11に当接していない状態のクリーニングブレード15aの先端部を示す図である。)に示すように、感光体ドラム11に当接する角部(図3中、破線で囲んだエッジ部である。)に隣接する面部(感光体ドラム11に対向する側の対向面であって、図3中、一点鎖線で示した部分である。)の一部A2(角部から5〜10μmの範囲である。)と、その面部に直交する端面の一部A1(角部から10〜30μmの範囲である。)と、である。
そして、通常時において、この第1当接部A(角部とその近傍とである。)が、図4(A)に示すように、正方向に走行する感光体ドラム11に当接するように形成され、感光体ドラム11上に残留する未転写トナー等が除去されることになる。このときのクリーニングブレード15aの当接状態は、図4(A)の破線で囲んだ領域に示すように、ブレードの端面(カット面)が感光体ドラム11の回転方向に沿って引き込まれて感光体ドラム11との間にニップ部を形成するように変形した状態である。そして、このようなブレード当接状態で感光体ドラム11が正回転する場合、クリーニングブレード15aには、ほとんど振動が生じないか、振動したとしてもそれほど大きな振動は生じないことになる。
これに対して、非画像形成時において感光体ドラム11を逆方向に走行させる「逆回転モード」が実行されるときには、クリーニングブレード15aにおける第1当接部Aとは異なる第2当接部Bが感光体ドラム11に当接して、感光体ドラム11を正方向に走行させたときに比べてクリーニングブレード15aが大きく振動することになる。
ここで、第2当接部Bは、図3に示すように、感光体ドラム11に対向する対向面(図3中、一点鎖線で示した面部である。)において角部から離れた腹部(領域A2に隣接する20〜50μmの範囲である。)である。そして、この第2当接部Bは、その摩擦係数が、第1当接部Aの摩擦係数よりも大きくなるように形成されている。すなわち、クリーニングブレード15aは、所定の角部(通常時に感光体ドラム11に当接する角部である。)とその近傍との摩擦係数が、その角部に隣接する面部において角部から離れた所定の部分(第2当接部B)の摩擦係数よりも小さくなるように形成されている。具体的に、クリーニングブレード15aにおいて、第2当接部Bのみに、マスキング加工等を用いて高摩擦材料がコーティングされている。
そして、逆回転モード時において、この第2当接部B(又は、第2当接部Bと第1当接部Aの一部)が、図4(B)に示すように、逆方向に走行する感光体ドラム11に当接するように形成され、第2当接部Bと感光体ドラム11表面との間に高い摩擦力が生じて、スティックスリップによる振動によって、クリーニングブレード15aのエッジ部に付着したクリーニング対象物が固着する前にクリーニング装置15内に向けて弾き飛ばされることになる。このときのクリーニングブレード15aの当接状態は、正回転時におけるブレード変形が元の状態に戻った後に、図4(B)の破線で囲んだ領域に示すように、角部が逆回転方向に伸びるように変形した状態(第2当接部Bが腹当りした状態)である。そして、このようなブレード当接状態で感光体ドラム11が逆回転する場合、クリーニングブレード15aには、正回転時よりもはるかに大きな振動が生じることになる。
このように、本実施の形態では、画像形成時においてクリーニングブレード15aに未転写トナーや添加物などが付着してしまっても、非画像形成時(通常の画像形成動作をおこなわないときである。)に「逆回転モード(清掃モード)」を実行して、クリーニングブレード15aに大きな振動を生じさせているため、付着した未転写トナーや添加物などを除去することができる。
特に、本実施の形態では、ジョブ終了ごとに「逆回転モード(清掃モード)」をおこなっているため、クリーニングブレード15aに未転写トナーや添加物などが固着してしまう前に、それらを確実にエッジ部から除去することができる。
ここで、本実施の形態において、「逆回転モード」は、クリーニングブレード15aの周囲の温湿度、クリーニングブレード15aが当接した状態で感光体ドラム11が正方向に走行した累積走行時間、クリーニングブレード15aが当接した状態で感光体ドラム11が連続的に正方向に走行した連続走行時間、のうち少なくとも1つに応じて、その実行時間を可変することができる。これは、高温高湿時には低温低湿時に比べてクリーニングブレード15aのエッジ部にトナーや添加物などが付着しやすく、経時においてクリーニングブレード15aのエッジ部の磨耗が進むにつれてエッジ部にトナーや添加物などが付着しやすく、連続通紙時間(連続通紙枚数)の増加によってクリーニングブレード15aの近傍が昇温するのにともないエッジ部にトナーや添加物が付着しやすくなるためである。
具体的に、図2を参照して、温湿度センサ42によって高温高湿であることが検知された場合には、常温常湿であることが検知された場合に比べて、逆回転モードの実行時間が長くなるように制御部40によって制御する。これに対して、温湿度センサ42によって低温低湿であることが検知された場合には、常温常湿であることが検知された場合に比べて、逆回転モードの実行時間が短くなるように制御部40によって制御する。
また、カウンタ43によって検知される累積通紙枚数(装置本体1の累積稼働時間)が増加するのに合わせて、逆回転モードの実行時間が連続的又は段階的に長くなるように制御部40によって可変制御する。
また、操作部44(操作パネル)にユーザーによって入力される1ジョブ当りの連続通紙枚数に応じて、逆回転モードの実行時間が連続的又は段階的に長くなるように制御部40によって可変制御する。
このような制御をおこなうことで、逆回転モードの実行時間が最適化されて、クリーニングブレード15aへのクリーニング対象物の付着を効率的に防止することができる。
また、本実施の形態において、クリーニングブレード15aの温度を直接的又は間接的に検知する検知手段を設けて、感光体ドラム11の正方向の走行が停止した後であって、その検知手段によって検知された温度が所定値以下になったときに、「逆回転モード」を実行するように制御することもできる。
具体的に、一連の画像形成プロセスが終了して装置本体1の稼働が一旦停止して、その後に検知手段としての温湿度センサ42で検知される温度が所定値を超える場合にはすぐに「逆回転モード」をおこなわずに、温湿度センサ42で検知される温度が所定値以下になってから「逆回転モード」をおこなう。
このような制御をおこなうことで、逆回転モードにおいて温度の高い状態で感光体ドラム11とクリーニングブレード15a(第2当接部B)とが摺接して異常音が発生するのを防止することができる。すなわち、上述した所定値は、逆回転モードにおいて感光体ドラム11とクリーニングブレード15a(第2当接部B)とが摺接して大きな異常音が発生しない程度の温度に設定されている。
なお、本実施の形態では、クリーニングブレード15aの第2当接部Bを高摩擦材料で形成(コーティング)したが、第2当接部Bの構成はこれに限定されることなく、図5に示すように、第2当接部として凸状部15a1を形成することもできる。
詳しくは、クリーニングブレード15aの第2当接部は、図6(A)に示すように、正方向に走行する感光体ドラム11の表面には巻き込まれる(引っ掛かる)ことなく、図6(B)に示すように、逆方向に走行する感光体ドラム11の表面に巻き込まれる(引っ掛かる)ように形成された2つの凸状部15a1である。この凸状部15a1は、正方向に走行する感光体ドラム11の表面に沿う方向(正方向の走行方向)に突出して、先鋭形状からなっている。換言すると、このクリーニングブレード15aは、所定の角部(正回転時に感光体ドラム11に当接する部分である。)に隣接する面部に、面部に沿ってその角部から離れる方向に突出して先鋭形状からなる凸状部15a1が形成されている。
そして、通常時(正回転時)において、第1当接部(角部とその近傍とである。)が、図6(A)に示すように、正方向に走行する感光体ドラム11に当接するように形成され、感光体ドラム11上に残留する未転写トナー等が除去されることになる。このときのクリーニングブレード15aの当接状態は、図6(A)の破線で囲んだ領域に示すように、ブレードの端面(カット面)が感光体ドラム11の回転方向に沿って引き込まれて感光体ドラム11との間にニップ部を形成するように変形した状態である。そして、このようなブレード当接状態で感光体ドラム11が正回転する場合、第2当接部として機能する凸状部15a1は、感光体ドラム11に触れることなく、また感光体ドラム11に触れたとしても感光体ドラム11に巻き込まれることなくその回転に沿うために、クリーニングブレード15aのクリーニング性に影響することなく、また感光体ドラム11の回転駆動トルクが増加するようなことも生じない。
これに対して、逆回転モード時には、第2当接部として機能する凸状部15a1が、図6(B)に示すように、逆方向に走行する感光体ドラム11に巻き込まれるように当接するため、凸状部15a1(第2当接部)と感光体ドラム11表面と間に高い摩擦力が生じて、スティックスリップによる振動によって、クリーニングブレード15aのエッジ部に付着したクリーニング対象物が固着する前にクリーニング装置15内に向けて弾き飛ばされることになる。このときのクリーニングブレード15aの当接状態は、正回転時におけるブレード変形が元の状態に戻った後に、図6(B)の破線で囲んだ領域に示すように、凸状部15a1が逆方向に反って感光体ドラム11に食い込むように変形した状態である。そして、このようなブレード当接状態で感光体ドラム11が逆回転する場合、クリーニングブレード15aには、正回転時よりもはるかに大きな振動が生じることになる。
なお、図5及び図6に示した変形例1では、クリーニングブレード15aに2つの凸状部15a1を設けたが、クリーニングブレード15aに1つ又は3つ以上の凸状部15a1を設けることもできる。
また、凸状部15a1の全部又は一部(特に、逆回転時に感光体ドラム11に当接する部分である。)を高摩擦材料でコーティングすることもできる。
また、本実施の形態では、逆回転モード時において、クリーニングブレード15aには感光体ドラム11との摺接によって生じる力の他に、クリーニングブレード15a自体を変形させる特別な力が作用しないように構成した。
これに対して、「逆回転モード」が実行されるときに、逆回転する感光体ドラム11に第2当接部が当接するようにクリーニングブレード15aに力を加える加圧手段を設けることもできる。
具体例として、図7(A)を参照して、加圧手段としての押圧部材51は、通常時にはクリーニングブレード15aに対して離間した位置(破線で示す位置である。)にあり、逆回転モード時には不図示の移動機構によってクリーニングブレード15aの背面部(感光体ドラム11に対向する面部に対して、反対側の面部である。)を押動する位置に移動する(白矢印方向の移動である。)。
さらに別の具体例として、図7(B)を参照して、加圧手段としてのアーム部材52は、連結部52aでクリーニングブレード15aの背面部に連結されている。そして、不図示の移動機構によって、アーム部材52は、通常時にはクリーニングブレード15aに加圧力を与えない位置(破線で示す位置である。)にあり、逆回転モード時にはクリーニングブレード15aに背面側から加圧力を付与する位置に移動する(白矢印方向の移動である。)。
このように構成した場合であっても、逆回転モード時に第2当接部となる腹部を広い範囲で強い加圧力で感光体ドラム11に当接させることができるため、本実施の形態のものと同様に、クリーニングブレード15aに大きな振動が生じて、エッジ部に付着したクリーニング対象物を除去することができる。特に、図7の例では、逆回転モード時に、角部(エッジ部)が感光体ドラム11の表面から浮き上がった状態になりやすいため、そこに付着したクリーニング対象物がさらに除去されやすくなる。
以上説明したように、本実施の形態では、非画像形成時において感光体ドラム11(像担持体)を逆方向に走行させる「逆回転モード」が実行されるときに、クリーニングブレード15aにおける第1当接部Aとは異なる第2当接部Bが感光体ドラム11に当接して、感光体ドラム11を正方向に走行させたときに比べてクリーニングブレード15aが大きく振動するように構成している。これにより、クリーニング装置15が高コスト化・大型化することなく、比較的簡易な構成で、クリーニングブレード15aのエッジ部にトナーや添加物などのクリーニング対象物が固着する不具合を軽減することができる。
なお、本実施の形態では、作像部における各部(感光体ドラム11、帯電部12、現像部13、クリーニング装置15である。)を一体化してプロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKを構成して、作像部のコンパクト化とメンテナンス作業性の向上とを図っている。これに対して、クリーニング装置15をプロセスカートリッジの構成部材とせずに、単体で装置本体1に着脱可能(交換可能)に設置されるように構成することもできる。そして、このような場合にも、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、2成分現像剤を用いる2成分現像方式の現像部13が搭載された画像形成装置に対して本発明を適用したが、1成分現像剤を用いる1成分現像方式の現像部13が搭載された画像形成装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
なお、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電部と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像部(現像装置)と、像担持体上をクリーニングするクリーニング装置(クリーニング部)とのうち、少なくとも1つと、像担持体とが、一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるユニットと定義する。
また、本実施の形態では、像担持体としての感光体ドラム11上のクリーニング対象物をクリーニングするクリーニング装置15に対して本発明を適用した。これに対して、像担持体としての感光体ベルト上のクリーニング対象物をクリーニングするクリーニング装置や、像担持体(中間転写体)としての中間転写ベルト(例えば、本実施の形態における中間転写ベルト17である。)上のクリーニング対象物をクリーニングするクリーニング装置(例えば、本実施の形態における中間転写ベルトクリーニング装置9である。)や、像担持体(中間転写体)としての中間転写ドラム上のクリーニング対象物をクリーニングするクリーニング装置、などに対しても、当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、カラー画像形成装置1に設置されたクリーニング装置15に対して本発明を適用したが、モノクロ画像形成装置に設置されたクリーニング装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
そして、それらのような場合にも、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
1 画像形成装置(画像形成装置本体)、
9 中間転写ベルトクリーニング装置(クリーニング装置)、
10Y、10M、10C、10BK プロセスカートリッジ(作像部)、
11 感光体ドラム(像担持体)、
15 クリーニング装置(クリーニング部)、
15a クリーニングブレード(ブレード部材)、
15a1 凸状部(引っ掛かり形状部)、
42 温湿度センサ(検知手段)、
51 押圧部材(加圧手段)、
52 アーム部材(加圧手段)、
A 第1当接部、 B 第2当接部。
特開平5−158384号公報 特開2003−43883号公報 特開2013−11707号公報

Claims (12)

  1. 正方向に走行する像担持体に対して第1当接部が当接して、前記像担持体上のクリーニング対象物をクリーニングするクリーニングブレードを具備し、
    非画像形成時において前記像担持体を逆方向に走行させる逆回転モードが実行されるときに、前記クリーニングブレードにおける前記第1当接部とは異なる第2当接部が当該像担持体に当接して、前記像担持体を正方向に走行させたときに比べて前記クリーニングブレードが大きく振動するように構成したことを特徴とするクリーニング装置。
  2. 前記クリーニングブレードは、前記第2当接部の摩擦係数が前記第1当接部の摩擦係数よりも大きくなるように形成されたことを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. 前記クリーニングブレードの前記第2当接部は、正方向に走行する前記像担持体の表面には巻き込まれることなく、逆方向に走行する前記像担持体の表面に巻き込まれるように形成された凸状部を単数又は複数具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のクリーニング装置。
  4. 前記凸状部は、正方向に走行する前記像担持体の表面に沿う方向に突出して、先鋭形状からなることを特徴とする請求項3に記載のクリーニング装置。
  5. 前記逆回転モードが実行されるときに、逆回転する前記像担持体に前記第2当接部が当接するように前記クリーニングブレードに力を加える加圧手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のクリーニング装置。
  6. 前記逆回転モードは、前記クリーニングブレードの周囲の温湿度、前記クリーニングブレードが当接した状態で前記像担持体が正方向に走行した累積走行時間、前記クリーニングブレードが当接した状態で前記像担持体が連続的に正方向に走行した連続走行時間、のうち少なくとも1つに応じて、その実行時間が可変されることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のクリーニング装置。
  7. 前記クリーニングブレードの温度を直接的又は間接的に検知する検知手段を備え、
    前記逆回転モードは、前記像担持体の正方向の走行が停止した後であって、前記検知手段によって検知された温度が所定値以下になったときに実行されることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のクリーニング装置。
  8. 前記クリーニングブレードは、正方向に走行する前記像担持体に対してカウンタ方向に配置されて、その角部とその近傍とが前記第1当接部として正方向に走行する前記像担持体に当接するように形成され、前記像担持体に対向する対向面において前記角部から離れた腹部が前記第2当接部として逆方向に走行する前記像担持体に当接するように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載のクリーニング装置。
  9. 画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるプロセスカートリッジであって、
    請求項1〜請求項8のいずれかに記載のクリーニング装置と前記像担持体とが一体化されたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  10. 請求項1〜請求項8のいずれかに記載のクリーニング装置と前記像担持体とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  11. 前記像担持体上のクリーニング対象物をクリーニングする略板状のクリーニングブレードであって、
    所定の角部とその近傍との摩擦係数が、前記角部に隣接する面部において前記角部から離れた所定の部分の摩擦係数よりも小さくなるように形成されたことを特徴とするクリーニングブレード。
  12. 前記像担持体上のクリーニング対象物をクリーニングする略板状のクリーニングブレードであって、
    所定の角部に隣接する面部に、前記面部に沿って前記角部から離れる方向に突出して先鋭形状からなる凸状部が形成されたことを特徴とするクリーニングブレード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017194616A (ja) * 2016-04-22 2017-10-26 株式会社リコー 画像形成装置

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