JP2015087636A - 光信号接続部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】両端の光ファイバコネクタにおいて複数の光ファイバの配置が同一であって且つ小型である光信号接続部材を提供する。【解決手段】光信号接続部材は、保護被覆に覆われたn本(nは2以上の整数)の光ファイバを平行に並べた状態で固定した光ファイバテープ100a、100bを複数と、光ファイバテープ100a、100bのそれぞれの端部に取り付けられたコネクタ201aとを備え、複数の光ファイバテープ100a、100bは積層されており、それぞれの光ファイバテープ100a、100bにおいて、固定された部分における並び順がi番目(1≰i≰n)の光ファイバが、いずれかの端部において複数の光ファイバ同士の固定が解除され光ファイバの並び順が変更されて、解除された端部におけるコネクタにおいてn+1−i番目の並び順となっている。【選択図】図4
Description
本発明は、光信号接続部材に関し、特に保護被覆に覆われたn本(nは2以上の整数)の光ファイバを平行に並べた状態で固定した光ファイバテープを複数と、光ファイバテープのそれぞれの端部に取り付けられたコネクタとを備えた光信号接続部材に関するものである。
従来、光ファイバを用いた光信号の伝送装置などの光信号入出力部において、複数の光ファイバ同士の接続を容易に行うことができる光ファイバコネクタが開発されて実用化されている。例えば、複数の光ファイバ素線を並列に配置して互いに連結させた光ファイバテープ心線を用いて、複数の光ファイバの接続を一括で行うことができる光ファイバコネクタが実用化されている(特許文献1)。
近年では通信される情報量が大幅に増大してきていることや、光信号の伝達装置が小型、高機能化してきていること等の理由により、機器に接続する一つの光ファイバ用V溝や、ファイバアレーを含むコネクタに含まれる光ファイバの心線数を増やすことが求められており、特許文献1に開示されているように複数の光ファイバテープ心線を積み重ねて一つの光ファイバコネクタに挿入することが行われるようになってきた。この場合、図7に示すように、光ファイバコネクタの先端部分であるフェルール201には、その端面に光ファイバ先端面が露出する光ファイバ露出孔群300,400が複数列(ここでは2列)設けられている。
下側の列の光ファイバ露出孔群300からは下側の光ファイバテープ心線を構成する光ファイバが露出して、上側の列の光ファイバ露出孔群400からは上側の光ファイバテープ心線を構成する光ファイバが露出している。そしてフェルール201の先端面において図7に示されているように、下列では図7の左から露出孔301、302,・・、312と12個の露出孔が並んでおり、上列でも露出孔401、402,・・、412と12個の露出孔が並んでいる。下列に並ぶ光ファイバは、下側のガイド溝203に支えられ、上列の光ファイバは上側のガイド溝204に支えられる。上面に開いている窓206は光ファイバの挿入作業のために必要であり、挿入作業が終了したらこの窓206から樹脂を注入して光ファイバとフェルール201とを固定する。符号207は機器側との位置合わせのためのガイドピン穴である。
ここで、光ファイバテープ心線の反対側の端にも同型のフェルール201が取り付けられるのであるが、特許文献1のように2つの光ファイバテープ心線をただ重ねた状態であると、一方のフェルール201の例えば下列左端の露出孔301から露出する光ファイバが、反対側のフェルール201では右端の露出孔312から露出することになる。反対側の端のフェルール201の上下を逆にして光ファイバを挿入した場合は、一方のフェルール201の下列左端の露出孔301から露出する光ファイバが、反対側のフェルール201では上列左端の露出孔401から露出することになる。
このように2つの光ファイバテープ心線をただ重ねた状態であると、例えばJIS C5982に記載のアダプタを用いた前記フェルールの付いた光ファイバテープ心線による機器への接続の場合は、両端でアダプタを2回通過し、内部の光回路に接続されることを前提として使用すれば、光ファイバの露出部分における並び順は元に戻るため問題は生じない。しかし、電子基板に実装された光部品に直接接続して使用する場合等では、両端のフェルール201(コネクタ)において複数の光ファイバ同士の配置が変わってしまうという不都合が生じてしまう。
特許文献2に開示されているように、各光ファイバテープ心線を重ねて一回ひねりを加えるという配線方法にすると、反対側の端のフェルール201の上下を逆にしておけば、両端のフェルール201において複数の光ファイバ同士の配置を同じにすることができる。しかしながら、光ファイバテープ心線にひねりを加えて重なりの順番を変えると、ひねった部分およびその前後において、光ファイバに応力がかかり且つ応力がかかった状態が保持され続ける。そのため、光信号の伝送損失が生じ、さらには光ファイバが破断してしまうおそれがある。また、この方法では、両端部のフェルール201,201の上下を同じにする場合には対応できない。
光ファイバに過度のストレスをかけないためには、両端のフェルール間の各光ファイバテープ心線を重ね合わせないで異なるルートを通るように配置することが考えられるが、このやり方はストレス回避のための光ファイバテープ心線の線長が相当長く必要になるとともに、その冗長部分を収納する収納空間も余分に必要になってしまい、小型の伝送装置に収納することができなくなってしまう。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、両端の光ファイバコネクタにおいて複数の光ファイバの配置が同一であって且つ小型である光信号接続部材を提供することにある。
本発明の第1の光信号接続部材は、保護被覆に覆われたn本(nは2以上の整数)の光ファイバを平行に並べた状態で固定した光ファイバテープを複数と、前記光ファイバテープのそれぞれの端部に取り付けられたコネクタとを備え、複数の前記光ファイバテープは積層されており、それぞれの前記光ファイバテープにおいて、固定された部分における並び順がi番目(1≦i≦n)の光ファイバが、いずれかの端部において複数の光ファイバ同士の固定が解除され光ファイバの並び順が変更されて、解除された端部における前記コネクタにおいてn+1−i番目の並び順となっている構成を有している。この構成により、光ファイバの一方の端部におけるコネクタの端面を観察したときにi番目に位置する光ファイバが、他方の端部におけるコネクタの端面を観察したときにもi番目に位置するようになる。
前記光ファイバテープにおいては、前記複数の光ファイバ同士の固定が解除され光ファイバの並び順が変更された部分から、解除された端部における前記コネクタに固定される部分までにおいて、前記複数の光ファイバが平行に並べられて接着剤によって固定されていてもよい。
複数の前記光ファイバテープにおいては、一方の端部に光ファイバの並び順が変更されている部分が存する光ファイバテープの数と、他方の端部に光ファイバの並び順が変更されている部分が存する光ファイバテープの数とは等しい或いは1の差があってもよい。
前記コネクタはハウジング及びブーツ部分を備えており、前記光ファイバの並び順が変更されている部分は、前記コネクタのハウジング及びブーツ部分の少なくとも一方に収納されていてもよい。コネクタのブーツとは、光ファイバ先端を固定するフェルール及びそのフェルールの一部を覆うハウジングに続いてフェルールに取り付けられた光ファイバテープの一部を保護するカバー状の部材である。
前記コネクタは、V溝及び光ファイバアレーの少なくとも一方を含んでいてもよい。
本発明の第2の光信号接続部材は、保護被覆に覆われたn本(nは2以上の整数)の光ファイバを平行に並べた状態で互いに隣接する2本の光ファイバ間を連結部で連結し、該連結部を、光ファイバ長手方向及び並び方向にそれぞれ間欠的に設けて固定した間欠連結型の光ファイバテープを複数と、前記光ファイバテープのそれぞれの端部に取り付けられたコネクタとを備え、複数の前記光ファイバテープは積層されており、それぞれの前記光ファイバテープは、前記連結部が除去されてn本の前記光ファイバ同士の固定が解除されたフリー領域を有しているとともに、長手方向の周りに180度回転されている構成を有している。ここで間欠連結型の光ファイバテープは、例えば特許文献3に記載されている構造を有している。
前記フリー領域において複数の光ファイバの並び順が変更されており、前記コネクタはハウジング及びブーツ部分を備えており、前記フリー領域は前記コネクタのハウジング及びブーツ部分の少なくとも一方に収納されていてもよい。
一方の前記コネクタに収納されている前記フリー領域の数と、他方の前記コネクタに収納されている前記フリー領域の数とは等しい或いは1の差があってもよい。
前記コネクタは、V溝及び光ファイバアレーの少なくとも一方を含んでいてもよい。
本発明の光信号接続部材は、小型且つ簡単な構成によって両端の光ファイバコネクタにおいて複数の光ファイバの配置を同一にすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の図面においては、説明の簡潔化のため、実質的に同一の機能を有する構成要素を同一の参照符号で示す。
(実施形態1)
実施形態1に係る光信号接続部材は図1に示すように、4本の光ファイバ102,102,・・を平行に同一平面上に並べた状態で固定した2つの光ファイバテープ100a,100bを有している。光ファイバ102は、保護被覆で覆われていて、図では保護被覆を含めて光ファイバ102として表している。光ファイバ102,102,・・の並び順を変更するため、第1の光ファイバテープ100aでは図の右側が、第2の光ファイバテープ100bでは図の左側が、固定が解除されて各光ファイバ102,102,・・がそれぞれ分離された単心分離の状態となっている。この単心分離には例えば古河電気工業(株)製S233Cを用いる。
実施形態1に係る光信号接続部材は図1に示すように、4本の光ファイバ102,102,・・を平行に同一平面上に並べた状態で固定した2つの光ファイバテープ100a,100bを有している。光ファイバ102は、保護被覆で覆われていて、図では保護被覆を含めて光ファイバ102として表している。光ファイバ102,102,・・の並び順を変更するため、第1の光ファイバテープ100aでは図の右側が、第2の光ファイバテープ100bでは図の左側が、固定が解除されて各光ファイバ102,102,・・がそれぞれ分離された単心分離の状態となっている。この単心分離には例えば古河電気工業(株)製S233Cを用いる。
次に図2に示すように、樹脂フィルムに粘着剤を塗布した粘着シート500に、光ファイバシート100a,100bの単心分離していない部分を貼り付けて固定し、それから単心分離した4本の光ファイバ102,102,・・を、固定された部分においてi番目(1≦i≦4)の光ファイバ102が、4+1−i番目に並ぶように並び順を変更する。そして、並び順変更部103a,103bから光ファイバ端までは4本の光ファイバを同一平面上に平行に並べた光ファイバ束101a,101bとして、この光ファイバ束101a,101b粘着シート500に貼り付ける。ここで光ファイバ102の並び順を変更する際に光ファイバ102同士を交差させているが、交差させることで光ファイバ102に湾曲が生じる。この湾曲により生じる伝送損失が光信号接続部材において許容される範囲に収まるように、湾曲の曲率半径が決定されている。また、並び順を変更する際には、光ファイバ102がその中心軸周りに捻れることがないようにして交差させている。
次に図3に示すように、光ファイバ束101a,101bの部分に接着剤を塗布して隣り合う光ファイバ102,102同士を接着し固定して固定束部104a,104bとする。それから粘着シート500を光ファイバシート100a,100bから取り外す。粘着シート500は、取り外ししやすいようにシリコーン系粘着剤を塗布した樹脂フィルムからなっていることが好ましい。また、粘着シート500の大きさは、光ファイバテープ100a,100bの幅よりも少し大きい幅と、光ファイバ102の並び順を変更して固定できるだけの長さ(例えば2〜3cm)を有していればよい。
このようにして光ファイバ102,102,・・の並び順を変更した2つの光ファイバシート100a,100bを重ねて、図4に示すように両端に第1及び第2のフェルール201a,201bをそれぞれ取り付ける。このとき、第1の光ファイバテープ100aの並び順変更部103aは第2のフェルール201b近傍に位置し、第2の光ファイバテープ100bの並び順変更部103bは第1のフェルール201a近傍に位置して、2つの並び順変更部103a,103bは重ならないように配置されている。なお、フェルール201a,201bには12本×2列の光ファイバを取り付けられるようになっているが、中央部分の4本×2列の露出孔のみを用いている。
それから、図6に示すように、フェルール201の後ろ側(ファイバ露出端面とは反対側)及び光ファイバテープ100a,100bのフェルール201近辺部分を保護部材205で覆い隠して保護する。保護部材205はハウジングとブーツとで構成されており、並び順変更部103a,103bはその中に納められている。なお、図6においてはフェルール201の先端面の孔配置等は省略している。
本実施形態の光信号接続部材においては、光ファイバテープ100a,100bを用いて簡単な方法・構成で両端のコネクタの端面に現れる複数の光ファイバ102,102,・・の配置を同一にすることができる。2つのコネクタ間における光ファイバ102の伝送損失も小さく抑制でき、光ファイバテープ100a,100bが占める空間及び長さも小さく抑制できる。また、側圧が最もかかりやすい並び順変更部103a,103bを保護部材205の中に収容しているため、並び順変更部103a,103bに過度の曲げが生じたり他部品が接触・圧迫することがなく、光ファイバ102が破断したり伝送損失が増大することを避けられる。
(実施形態2)
実施形態2の光信号接続部材は、光ファイバテープとして間欠連結型の光ファイバテープを用いることが実施形態1と異なっており、コネクタ部分の構成等は実施形態1と同じであるので、実施形態1と異なる部分を中心に以下説明する。
実施形態2の光信号接続部材は、光ファイバテープとして間欠連結型の光ファイバテープを用いることが実施形態1と異なっており、コネクタ部分の構成等は実施形態1と同じであるので、実施形態1と異なる部分を中心に以下説明する。
本実施形態の光ファイバテープは図5に示すように、保護被覆に覆われた4本の光ファイバ102,102,・・が同一平面上に平行に隣り合って並べられて、隣り合う2本の光ファイバ102,102の間を、間欠的に設けられた連結部110が連結している。連結部110は接着剤あるいは合成樹脂からなっており、隣り合う2本の光ファイバ102,102の間に、光ファイバ全長に亘って連続的に設けられているのではなく、不連続に、間欠的に、点在しているが、光ファイバテープ120全体としてみると、4本の光ファイバ102,102,・・が光ファイバテープ120として固定されて一体的に扱えるように配置されている。
本実施形態においては、光ファイバテープ120の端部121に近い部分においていくつかの連結部110を取り去ってフリー領域122を形成している。フリー領域122では連結部110が除去されているため、隣り合う光ファイバ102,102同士の固定が解除されて、それぞれの光ファイバ102がばらばらになっている状態である。この状態で光ファイバテープ120の端部121と中央部分との間を中心軸に沿って180度回転させるとフリー領域122において各光ファイバ102の並び順が変わる。この並び順変更部123においては、各光ファイバ102がその軸周りに捻られているが、特許文献2とは異なり、フリー領域122の全体に亘って捻れの応力が分散されているため光ファイバ102が破断することはなく、伝送損失も小さく抑えられる。
本実施形態では、2つの光ファイバテープ120を用意し、それぞれ図5(b)に示すように一方の端部近くにフリー領域122を作成して光ファイバテープ120を捻り、並び順を変更する。そして、2つの光ファイバテープ120を、フリー領域122が近傍に存する端部121同士が別々の端に行くように重ねて、重ね合った両端にフェルール201をそれぞれ取り付ける。フェルール201は実施形態1と同じものを用いる。そして実施形態1と同様にフェルール201に保護部材205を取り付け、その保護部材205の中にフリー領域122を収納させる。
実施形態2においても実施形態1と同じ効果を奏する。また、実施形態2の方が実施形態1よりも容易にかつ短時間で並び順変更部を作成することができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態は本願発明の例示であって、本願発明はこれらの例に限定されず、これらの例に周知技術や慣用技術、公知技術を組み合わせたり、一部置き換えたりしてもよい。また当業者であれば容易に思いつく改変発明も本願発明に含まれる。
上述の実施形態は本願発明の例示であって、本願発明はこれらの例に限定されず、これらの例に周知技術や慣用技術、公知技術を組み合わせたり、一部置き換えたりしてもよい。また当業者であれば容易に思いつく改変発明も本願発明に含まれる。
光ファイバの種類は石英、プラスチックなどどのような種類であってもよい。
1枚の光ファイバテープに並べられる光ファイバの数は2本以上であればよく、n本(nは2以上の整数)の光ファイバの場合は、一方の端部の光ファイバの並び列において列内の並び順がi番目(1≦i≦n)の光ファイバが他方の端部においてn+1−i番目に位置するように交差部において並び順が変更される。このことにより、第1のコネクタの端面を観察したときに並び順がi番目の光ファイバは、第2のコネクタの端面を観察したときに並び順がi番目となり、端面を観察したときに、両側のコネクタで光ファイバの並び順・配置が同じとなる。
光ファイバテープの枚数も2以上であれば特に限定されない。光ファイバテープが3以上であって偶数の場合、第1のフェルール201a近傍に配置される並び順変更部またはフリー領域の数と第2のフェルール201b近傍に配置される並び順変更部又はフリー領域の数とが等しいと、光ファイバテープを積層した際の最厚部の厚みを小さく抑えることが出来て好ましい。奇数の場合は、第1のフェルール201a近傍および第2のフェルール201b近傍のどちらかが並び順変更部又はフリー領域の数が1つ多いことが好ましい。
フェルールや保護部材の形状や長さ、収納される光ファイバテープの枚数、光ファイバの数も特に限定されない。
なお、並び順変更部やフリー領域は光ファイバテープの端部に存する必要はなく、保護部材の中に収納されている必要もない。
また、第2のコネクタが2つ以上であってもよい。例えば実施形態1において光ファイバ2枚ずつ分の光ファイバを挿通・固定した2つの第2のコネクタとしてもよい。
以上説明したように、本発明に係る光信号接続部材は、両端のコネクタ端面を見たときに光ファイバの並び順が同じであるので、種々の光信号の接続用等として有用である。
100a,100b 光ファイバテープ
102 光ファイバ
110 連結部
120 光ファイバテープ
122 フリー領域
201 フェルール(コネクタ)
201a,201b フェルール(コネクタ)
102 光ファイバ
110 連結部
120 光ファイバテープ
122 フリー領域
201 フェルール(コネクタ)
201a,201b フェルール(コネクタ)
Claims (8)
- 保護被覆に覆われたn本(nは2以上の整数)の光ファイバを平行に並べた状態で固定した光ファイバテープを複数と、前記光ファイバテープのそれぞれの端部に取り付けられたコネクタとを備え、
複数の前記光ファイバテープは積層されており、
それぞれの前記光ファイバテープにおいて、固定された部分における並び順がi番目(1≦i≦n)の光ファイバが、いずれかの端部において複数の光ファイバ同士の固定が解除され光ファイバの並び順が変更されて、解除された端部における前記コネクタにおいてn+1−i番目の並び順となっている、光信号接続部材。 - 前記光ファイバテープにおいては、前記複数の光ファイバ同士の固定が解除され光ファイバの並び順が変更された部分から、解除された端部における前記コネクタに固定される部分までにおいて、前記複数の光ファイバが平行に並べられて接着剤によって固定されている、請求項1に記載されている光信号接続部材。
- 複数の前記光ファイバテープにおいては、一方の端部に光ファイバの並び順が変更されている部分が存する光ファイバテープの数と、他方の端部に光ファイバの並び順が変更されている部分が存する光ファイバテープの数とは等しい或いは1の差がある、請求項1または2に記載されている光信号接続部材。
- 前記コネクタはハウジング及びブーツ部分を備えており、
前記光ファイバの並び順が変更されている部分は、前記コネクタのハウジング及びブーツ部分の少なくとも一方に収納されている、請求項1から3のいずれか一つに記載されている光信号接続部材。 - 保護被覆に覆われたn本(nは2以上の整数)の光ファイバを平行に並べた状態で互いに隣接する2本の光ファイバ間を連結部で連結し、該連結部を、光ファイバ長手方向及び並び方向にそれぞれ間欠的に設けて固定した間欠連結型の光ファイバテープを複数と、前記光ファイバテープのそれぞれの端部に取り付けられたコネクタとを備え、
複数の前記光ファイバテープは積層されており、
それぞれの前記光ファイバテープは、前記連結部が除去されてn本の前記光ファイバ同士の固定が解除されたフリー領域を有しているとともに、長手方向の周りに180度回転されている、光信号接続部材。 - 前記フリー領域において複数の光ファイバの並び順が変更されており、
前記コネクタはハウジング及びブーツ部分を備えており、
前記フリー領域は前記コネクタのハウジング及びブーツ部分の少なくとも一方に収納されている、請求項5に記載されている光信号接続部材。 - 一方の前記コネクタに収納されている前記フリー領域の数と、他方の前記コネクタに収納されている前記フリー領域の数とは等しい或いは1の差がある、請求項6に記載されている光信号接続部材。
- 前記コネクタは、V溝及び光ファイバアレーの少なくとも一方を含んでいる、請求項1から7のいずれか一つに記載されている光信号接続部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013227378A JP2015087636A (ja) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | 光信号接続部材 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021043422A (ja) * | 2019-09-13 | 2021-03-18 | 小池 康博 | 一括成型マルチ光伝送シートアセンブリ、接続構造体、光モジュール、アクティブ光ケーブルおよびその製造方法 |
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2013
- 2013-10-31 JP JP2013227378A patent/JP2015087636A/ja active Pending
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