JP2015021898A - 放射線検出器及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】実施形態に係る放射線検出器は、基板と、前記基板の一方の表面に設けられた光電変換素子と、を有するアレイ基板と、前記光電変換素子の上に設けられ、放射線を蛍光に変換するシンチレータ層と、前記シンチレータ層を覆う防湿体と、前記シンチレータ層の側壁と、前記防湿体と、の間に設けられ、前記防湿体と共に前記シンチレータ層を封止する側面防湿層と、を備えている。
【選択図】図2
Description
また、蛍光の利用効率を高めて感度特性を改善するために、シンチレータ層上に反射層をさらに設ける場合もある。
ここで、シンチレータ層と反射層は、水蒸気などに起因する特性の劣化を抑制するために外部雰囲気から隔離する必要がある。特に、シンチレータ層が、CsI(ヨウ化セシウム):Tl(タリウム)膜やCsI:Na(ナトリウム)膜などからなる場合には、湿度などによる特性劣化が大きくなるおそれがある。
そのため、ポリパラキシリレンからなる膜でシンチレータ層と反射層を覆ったり、シンチレータ層の周囲を囲う包囲部材と包囲部材上に設けられたカバーとを用いてシンチレータ層を封止する技術が提案されている。
また、さらに高い防湿性能を得られる構造として、シンチレータ層と反射層をハット形状の防湿体で覆い、防湿体のつば(鍔)部を基板と接着する構造が提案されている。
シンチレータ層と反射層をハット形状の防湿体で覆い、防湿体のつば部を基板と接着すれば、前述した他の防湿構造に比べて高い防湿性能を得ることができる。
ここで、ハット形状の防湿体のつば部と基板との封止性を確保し、且つ高い信頼性を得るためには、防湿体のつば部の幅寸法を長くすることが好ましい。
ところが、防湿体のつば部の幅寸法を長くすると、防湿体の周囲に余分なスペースが必要となる。
また、防湿体のつば部から外側にはみ出す接着剤の量を制御することは困難である。この場合、フレキシブルプリント基板などと電気的に接続される配線パッドは、はみ出した接着剤の領域のさらに外側に設ける必要がある。
そのため、防湿体のつば部の幅寸法を長くし、接着剤がはみ出す領域を確保しようとすると、有効画素エリアの周辺に設けることが必要となる領域の寸法が増加し、ひいては放射線検出器の寸法の増加や重量の増加を招くおそれがある。
また、本発明の実施形態に係る放射線検出器は、X線のほかにもγ線などの各種放射線に適用させることができる。ここでは、一例として、放射線の中の代表的なものとしてX線に係る場合を例にとり説明をする。したがって、以下の実施形態の「X線」を「他の放射線」に置き換えることにより、他の放射線にも適用させることができる。
まず、第1の実施形態に係るX線検出器1について例示をする。
図1は、第1の実施形態に係るX線検出器1を例示するための模式斜視図である。
なお、煩雑となるのを避けるために、図1においては、反射層6や防湿体7などを省いて描いている。
図2は、X線検出器1の模式断面図である。
なお、煩雑となるのを避けるために、図2においては、制御ライン2c1、データライン2c2、信号処理部3、画像伝送部4などを省いて描いている。
図3(a)は、防湿体7の模式正面図である。
図3(b)は、防湿体7の模式側面図である。
放射線検出器であるX線検出器1は、放射線画像であるX線画像を検出するX線平面センサである。X線検出器1は、例えば、一般医療用途などに用いることができる。
アレイ基板2は、シンチレータ層5によりX線から変換された可視光(蛍光)を電気信号に変換する。
アレイ基板2は、基板2a、光電変換部2b、制御ライン(又はゲートライン)2c1、データライン(又はシグナルライン)2c2、および保護層2fを有する。
光電変換部2bは、基板2aの一方の表面に複数設けられている。
光電変換部2bは、矩形状を呈し、制御ライン2c1とデータライン2c2とで画された領域に設けられている。複数の光電変換部2bは、マトリクス状に並べられている。
なお、1つの光電変換部2bは、1つの画素(pixel)に対応する。
また、光電変換素子2b1において変換した信号電荷を蓄積する図示しない蓄積キャパシタを設けることができる。図示しない蓄積キャパシタは、例えば、矩形平板状を呈し、各薄膜トランジスタ2b2の下に設けることができる。ただし、光電変換素子2b1の容量によっては、光電変換素子2b1が図示しない蓄積キャパシタを兼ねることができる。
薄膜トランジスタ2b2は、蛍光が光電変換素子2b1に入射することで生じた電荷の蓄積および放出のスイッチングを行う。薄膜トランジスタ2b2は、アモルファスシリコン(a−Si)やポリシリコン(P−Si)などの半導体材料を含むものとすることができる。薄膜トランジスタ2b2は、ゲート電極、ソース電極及びドレイン電極を有している。薄膜トランジスタ2b2のゲート電極は、対応する制御ライン2c1と電気的に接続される。薄膜トランジスタ2b2のソース電極は、対応するデータライン2c2と電気的に接続される。薄膜トランジスタ2b2のドレイン電極は、対応する光電変換素子2b1と図示しない蓄積キャパシタとに電気的に接続される。
複数の制御ライン2c1は、基板2aの周縁近傍に設けられた複数の配線パッド2d1とそれぞれ電気的に接続されている。複数の配線パッド2d1には、フレキシブルプリント基板2e1に設けられた複数の配線の一端がそれぞれ電気的に接続されている。フレキシブルプリント基板2e1に設けられた複数の配線の他端は、信号処理部3に設けられた図示しない制御回路とそれぞれ電気的に接続されている。
複数のデータライン2c2は、基板2aの周縁近傍に設けられた複数の配線パッド2d2とそれぞれ電気的に接続されている。複数の配線パッド2d2には、フレキシブルプリント基板2e2に設けられた複数の配線の一端がそれぞれ電気的に接続されている。フレキシブルプリント基板2e2に設けられた複数の配線の他端は、信号処理部3に設けられた図示しない増幅・変換回路とそれぞれ電気的に接続されている。
保護層2fは、光電変換部2b、制御ライン2c1、およびデータライン2c2を覆うように設けられている。
保護層2fは、窒化ケイ素(SiN)やアクリル系樹脂などの絶縁性材料から形成することができる。
信号処理部3には、図示しない制御回路と、図示しない増幅・変換回路とが設けられている。
図示しない制御回路は、各薄膜トランジスタ2b2の動作、すなわちオン状態およびオフ状態を制御する。例えば、図示しない制御回路は、フレキシブルプリント基板2e1と配線パッド2d1と制御ライン2c1とを介して、制御信号S1を各制御ライン2c1毎に順次印加する。制御ライン2c1に印加された制御信号S1により薄膜トランジスタ2b2がオン状態となり、光電変換部2bからの画像データ信号S2が受信できるようになる。
複数の電荷増幅器は、各データライン2c2にそれぞれ電気的に接続されている。
複数の並列/直列変換器は、複数の電荷増幅器にそれぞれ電気的に接続されている。
複数のアナログ−デジタル変換器は、複数の並列/直列変換器にそれぞれ電気的に接続されている。
図示しない複数の電荷増幅器は、データライン2c2と配線パッド2d2とフレキシブルプリント基板2e2とを介して、各光電変換部2bからの画像データ信号S2を順次受信する。
そして、図示しない複数の電荷増幅器は、受信した画像データ信号S2を順次増幅する。
図示しない複数の並列/直列変換器は、増幅された画像データ信号S2を順次直列信号に変換する。
図示しない複数のアナログ−デジタル変換器は、直列信号に変換された画像データ信号S2をデジタル信号に順次変換する。
シンチレータ層5は、例えば、ヨウ化セシウム(CsI):タリウム(Tl)、あるいはヨウ化ナトリウム(NaI):タリウム(Tl)などを用いて形成することができる。この場合、真空蒸着法などを用いて、柱状結晶の集合体が形成されるようにすることができる。
反射層6は、シンチレータ層5の表面側(X線の入射面側)を覆うように設けられている。
反射層6は、例えば、酸化チタン(TiO2)などの光散乱性粒子を含む樹脂をシンチレータ層5上に塗布することで形成することができる。また、反射層6は、例えば、銀合金やアルミニウムなどの光反射率の高い金属からなる層をシンチレータ層5上に成膜することで形成することもできる。
また、反射層6は、例えば、表面が銀合金やアルミニウムなどの光反射率の高い金属からなる板を用いて形成することもできる。
この場合、反射層6の厚み寸法は、150μm程度とすることができる。
防湿体7は、シンチレータ層5と反射層6を覆っている。
図2、図3(a)、および図3(b)に示すように、防湿体7は、キャップ形状を呈し、表面部7aと周面部7bを有する。
防湿体7は、表面部7aと周面部7bが一体成形されたものとすることができる。
防湿体7は、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、樹脂層と無機材料(アルミニウムなどの軽金属、SiO2、SiON、Al2O3などのセラミック系材料)層が積層された低透湿防湿材料などから形成することができる。
この場合、実効的な透湿係数がほとんどゼロであるアルミニウムやアルミニウム合金などを用いて防湿体7を形成すれば、防湿体7を透過する水蒸気をほぼ完全になくすことができる。
防湿体7は、例えば、厚み寸法が0.1mmのアルミニウム箔をプレス成形して形成することができる。
周面部7bは、一端が表面部7aに設けられ、シンチレータ層5の側壁を囲んでいる。 周面部7bは、表面部7aの周縁から基板2aに向けて延びている。
周面部7bの高さ寸法は、シンチレータ層5の厚み寸法と反射層6の厚み寸法の合計よりも長くなっている。周面部7bの高さ寸法は、例えば、1.0mm程度とすることができる。
周面部7bと基板2aの表面とがなす角度θ1が、シンチレータ層5の側壁と基板2aの表面とがなす角度θ2よりも小さくなるようにすれば、周面部7bの端部とシンチレータ層5の側壁の端部との間の距離L1を長くすることができる。
距離L1が長くなれば、防湿性能を高めることができる。
ただし、角度θ1を余り小さくすると、余分なスペースが必要となる。
例えば、角度θ1は、45°程度とすることができる。
前述したように、防湿体7は、アルミニウムなどから形成されている。そのため、防湿体7を透過する水蒸気は、極めて僅かなものとなる。この場合、水蒸気は、防湿体7の周面部7bの端部と、基板2aの表面との間から、防湿体7の内部に侵入する。
そこで、シンチレータ層5の側壁と、防湿体7の周面部7bとの間に側面防湿層8を設けることで、水蒸気がシンチレータ層5の側壁に到達するのを抑制している。
側面防湿層8は、シンチレータ層5の側壁と、防湿体7との間に設けられ、防湿体7と共にシンチレータ層5を封止している。
これに対して、樹脂中に、例えば、タルクなどの無機材料からなるフィラー材を所定の量添加すれば、透湿係数を顕著に小さくすることが可能となる。一般的に、タルクなどの無機材料は、原子間の隙間が水分子の大きさに対して小さいからである。
この場合、タルクなどからなるフィラー材の添加量は、50重量%以上とすることができる。
側面防湿層8は、タルクなどからなるフィラー材を含むエポキシ系接着剤を硬化させることで形成することができる。なお、側面防湿層8の形成に関する詳細は後述する。
水ガラスなどの無機材料を主要成分とする材料から側面防湿層8を形成しても、透湿係数を小さくすることができる。
すなわち、側面防湿層8は、無機材料を主要成分として含むものであればよい。
なお、図4においては、側面防湿層8の材料のみを変え、他の条件は同等としている。 側面防湿層8は、エポキシ系樹脂のみからなるもの、タルクなどからなるフィラー材を70重量%添加したエポキシ系樹脂からなるもの、水ガラスからなるものとした。
また、シンチレータ層5と反射層6とによって得られる解像度特性が、高温高湿環境下(60℃−90%RH)における保管時間の経過とともにどのように劣化するかで評価した。
なお、輝度よりも、湿度に対してより敏感な解像度特性により評価することにした。
解像度特性は、解像度チャートを各サンプルの表面側に配し、RQA−5相当のX線を照射して、裏面側から2Lp/mmのCTF(Contrast transfer function)を測定する方法で求めた。
解像度特性の劣化の抑制は、前述した無機材料特有の水蒸気バリア効果によるものである。
すなわち、タルク以外の無機材料を用いるようにしても解像度特性の劣化を抑制することができる。
この場合、樹脂に無機材料を添加する場合には、無機材料は、樹脂との親和性や安定性を考慮して選定することができる。
また、無機材料からなる側面防湿層8とする場合には、無機材料は、シンチレータ層5との親和性や、シンチレータ層5の材料と反応を生じない(シンチレータ層5の変質が生じない)ことなどを考慮して選定することができる。
まず、比較例に係る防湿体について説明する。
図5は、比較例に係るX線検出器11の模式断面図である。
図6(a)は、比較例に係る防湿体17の模式正面図である。
図6(b)は、比較例に係る防湿体17の模式側面図である。
図7は、他の比較例に係るX線検出器21の模式断面図である。
防湿体17は、ハット形状を呈し、表面部7a、周面部7b、および、つば部17cを有する。
防湿体17は、防湿体7につば部17cをさらに設けたものである。
つば部17cは、周面部7bの表面部7a側とは反対側の端部を囲むように設けられている。つば部17cは、周面部7bの端部から外側に向けて延びている。つば部17cは、環状を呈し、基板2aの光電変換部2bが設けられる側の面と平行となるように設けられている。
つば部17cは、接着層18を介して、基板2aの光電変換部2bが設けられる側の面と接着されている。
ハット形状の防湿体17を用いるものとすれば、高い防湿性能を得ることが可能となる。
しかしながら、ハット形状の防湿体17を用いるものとすれば、つば部17cを接着するためのスペースが必要となる。
接着層18の厚み寸法を短くするために、加圧力を一定以上に大きくすれば、防湿体17のつば部17cから外側にはみ出す接着剤18aの量が多くなる。
そのため、有効画素エリアの周辺に設けることが必要となる領域がさらに広くなるおそれがある。
これに対して、本実施の形態に係る防湿体7を用いるものとすれば、つば部17cおよびはみ出す接着剤18aのためのスペースを設ける必要がなくなる。
そのため、距離L2は、5mm程度とすることが可能となる。
すなわち、距離L2を7mm短くすることができるので、X線検出器1の平面寸法を縦横それぞれ14mm短くすることができる。
ただし、X線検出器21には側面防湿層8が設けられていない。
つば部17cを有していない防湿体7の場合には、防湿体7の周面部7bの端部と基板2aの表面との間のわずかな隙間を水蒸気が通過するおそれがある。
なお、図8は、キャップ形状の防湿体7と側面防湿層8が設けられた場合、ハット形状の防湿体17が設けられた場合、および、キャップ形状の防湿体7のみが設けられた場合の解像度特性の変化を比較するためのグラフ図である。
解像度特性の測定方法は、図4の場合と同様である。
これに対して、キャップ形状の防湿体7と側面防湿層8が設けられた場合には、解像度特性の劣化が、ハット形状の防湿体17が設けられた場合と同等となる。
すなわち、キャップ形状の防湿体7と側面防湿層8を設けるものとすれば、省スペース化と防湿性能の向上とを図ることができる。
そのため、ハット形状の防湿体17と側面防湿層8が設けられたX線検出器とすることもできる。
すなわち、側面防湿層8を設ければ、ハット形状の防湿体17のつば部17cの幅寸法を短くすることができるので、省スペース化と防湿性能の向上とを図ることができる。
ただし、キャップ形状の防湿体7と側面防湿層8が設けられたX線検出器1とすれば、さらなる省スペース化を図ることができる。
図9は、側面防湿層8の透湿率を説明するための模式断面図である。
図9に示す防湿体7および側面防湿層8を含む防湿構造全体の透湿率は、以下の近似式(1)で表すことができる。
Q8≒P8・Seff./Deff.
≒P8・(L・Geff.・C)/[(Teff.・Heff.)1/2・F] ・・・(2)
QT:防湿構造全体の透湿率
Q7:防湿体7の透湿率
Q8:側面防湿層8の透湿率
P8:側面防湿層8の透湿係数
Seff.:側面防湿層8の実効透湿断面積
Deff.:側面防湿層8の実効透湿深さ
L:シンチレータ層5の側面を一周する側面防湿層8の周囲長
Geff.:防湿体7と基板2aとの間の実効隙間寸法
C:防湿体7と基板2aとの隙間面積S(≒L・Geff.)と実効透湿断面積Seff.との補正係数
Teff.:側面防湿層8の実効厚み寸法
Heff.:側面防湿層8の実効高さ寸法
F:側面防湿層8の形状補正係数
また、防湿体7の端部と基板2aとの距離を近接させ、かつ側面防湿層8の幅寸法と厚み寸法を適正な値とすれば、式(1)の2項目のQ8も低い値に抑えられる。
すなわち、式(1)の2項目のQ8を書き下した式(2)において、防湿体7と基板2aとの隙間面積S(≒L・Geff.)を小さくし、側面防湿層8の実効厚み寸法Teff.と側面防湿層8の実効高さ寸法Heff.を長くすることで、側面防湿層8の透湿率Q8を小さくすることができる。
この場合、式(2)の防湿体7と基板2aとの間の実効隙間寸法Geff.、側面防湿層8の厚み実効寸法Teff.、および側面防湿層8の実効高さ寸法Heff.の関係が以下の式を満足するようにすれば、防湿性能をさらに高くすることができる。
Geff.<Teff. かつ Geff.<Heff.
図10は、他の実施形態に係るX線検出器1aを例示するための模式斜視図である。
図10に示すように、X線検出器1aには、アレイ基板2、信号処理部3、画像伝送部4、シンチレータ層5、反射層6、防湿体7、側面防湿層8、および中間層9が設けられている。
すなわち、X線検出器1aは、前述したX線検出器1にさらに中間層9を設けたものである。
中間層9は、シンチレータ層5の側壁側の補強および平坦化を図るために設けられている。
シンチレータ層5が柱状結晶の集合体である場合には、シンチレータ層5の側壁が脆くなる。そのため、シンチレータ層5の側壁に局所的な外力が加わると、シンチレータ層5の側壁が崩落するおそれがある。
そこで、シンチレータ層5の側壁と、側面防湿層8との間に中間層9を設けることで、シンチレータ層5の側壁に加わる外力を分散させるようにしている。
そこで、シンチレータ層5の側壁と、側面防湿層8との間に中間層9を設けることで、シンチレータ層5の側壁側を平坦化して、中間層9と側面防湿層8とが密着するようにしている。
例えば、反射層6は、シンチレータ層5の表面(X線の入射面)と、シンチレータ層5の側壁とを覆い、光散乱性粒子を含むものとすることができる。
反射層6は、シンチレータ層5の上に設けられるものであるため、シンチレータ層5の材料と反応しない安定な材料から形成される。また、反射層6は、シンチレータ層5と密着しやすい材料から形成される。
そのため、反射層6をシンチレータ層5の側壁にも形成することで、中間層9の役割を兼ねさせることができる。
つまり、中間層9の材料は、反射層6の材料と同じものとすることができる。
すなわち、本実施の形態に係るX線検出器1、1aとすれば、省スペース化と防湿性能の向上とを図ることができる。
次に、第2の実施形態に係るX線検出器の製造方法について例示をする。
X線検出器1、1aは、例えば、以下のようにして製造することができる。
まず、基板2a上に光電変換部2b、制御ライン2c1、データライン2c2、配線パッド2d1、配線パッド2d2、および保護層2fなどを順次形成してアレイ基板2を作成する。アレイ基板2は、例えば、半導体製造プロセスを用いて作成することができる。
また、シンチレータ層5の側壁を覆うように中間層9を形成する。
中間層9の形成方法と材料は、反射層6の場合と同じとすることができる。
なお、反射層6をシンチレータ層5の側壁にも形成することで、中間層9を形成してもよい。
防湿体7は、例えば、厚み寸法が0.1mmのアルミニウム箔をプレス成形して形成することができる。
なお、側面防湿層8の形成と、防湿体7と側面防湿層8とによるシンチレータ層5と反射層6との封止に関する詳細は後述する。
また、配線4aを介して、信号処理部3と画像伝送部4を電気的に接続する。
その他、回路部品などを適宜実装する。
そして、必要に応じて、光電変換素子2b1の異常や電気的な接続の異常の有無を確認する電気試験、X線画像試験、高温高湿試験、冷熱サイクル試験などを行う。
以上のようにして、X線検出器1、1aを製造することができる。
図11は、本実施の形態に係る側面防湿層8の形成において用いるトレイ(治具)100を例示するための模式断面図である。
図11に示すように、トレイ100には、基部101と付着防止層102が設けられている。
基部101は、板状を呈し、中央部分に凹部101aが設けられている。凹部101aの側壁には傾斜面101bが設けられている。防湿体7は、凹部101aの内部に載置される。防湿体7を凹部101aの内部に載置した際には、防湿体7の周面部7bが傾斜面101bにより支持される。また、防湿体7を凹部101aの内部に載置した際には、凹部101aの底面と防湿体7の表面部7aとの間に隙間ができるようになっている。
付着防止層102は、例えば、凹部101aの周囲の面にフッ素樹脂コーティングを施したり、フッ素樹脂からなるテープを貼り付けたりすることで形成することができる。
付着防止層102を設けるようにすれば、側面防湿層8の形成に用いる樹脂などが付着したとしても容易に除去することができる。
まず、防湿体7の周面部7bの内壁面(接着面)を清浄化する。
清浄化は、例えば、有機溶剤による洗浄、紫外線オゾン処理(Ultraviolet-Ozone Surface Treatment)、プラズマ処理などにより行うことができる。
次に、ディスペンサー装置により、防湿体7の周面部7bの内壁面に側面防湿層8となる材料を塗布する。
側面防湿層8となる材料は、タルクなどからなるフィラー材が添加されたエポキシ系の接着剤とすることができる。
この場合、タルクなどからなるフィラー材の添加量は、50重量%以上とすることができる。
側面防湿層8となる材料の塗布量は、防湿体7と、シンチレータ層5または中間層9との間に空隙が生じない量とする。
例えば、タルクなどからなるフィラー材が添加されたエポキシ系の接着剤の比重は約1.4g/cc、塗布量は、0.6mg/mm程度とすることができる。
そして、側面防湿層8となる材料を、防湿体7の周面部7bとシンチレータ層5の側壁との間、あるいは、防湿体7の周面部7bと中間層9との間で圧着し、硬化させる。側面防湿層8となる材料が硬化することで、側面防湿層8が形成されるとともに、防湿体7と側面防湿層8とによりシンチレータ層5と反射層6が封止される。
紫外線硬化型のエポキシ系の接着剤を用いる場合には、側面防湿層8となる材料が塗布された防湿体7を、シンチレータ層5、反射層6、中間層9などが形成されたアレイ基板2と合体させた後に、基板2aの裏面側から制御ライン2c1やデータライン2c2の間を通して紫外線を照射する。さらに、その後に、加熱処理を施すことで、硬化反応が不十分な成分の架橋硬化反応を促進させることができる。この場合、加熱温度は60℃程度、加熱時間は1時間程度とすることができる。
カチオン重合型の紫外線硬化型のエポキシ系の接着剤としては、例えば、ナガセケムテックス(株) XNR−5516ZHV−B1などを例示することができる。
例えば、まず、シンチレータ層5の側壁、または、中間層9の上に側面防湿層8となる材料を塗布する。側面防湿層8となる材料は、ディスペンサー装置などを用いて、シンチレータ層5の側壁側に一周に渡って塗布する。
この場合、防湿体7の周面部7bの内壁面には、側面防湿層8となる材料を塗布する必要はない。ただし、側面防湿層8となる材料は、シンチレータ層5の側壁側と、防湿体7の周面部7bの内壁面とに塗布してもよい。
次に、防湿体7を、側面防湿層8となる材料が塗布されたシンチレータ層5または中間層9に近接させ、位置合わせしたのちに合体する。
そして、側面防湿層8となる材料を、防湿体7の周面部7bとシンチレータ層5の側壁との間、あるいは、防湿体7の周面部7bと中間層9との間で圧着し、硬化させる。側面防湿層8となる材料が硬化することで、側面防湿層8が形成されるとともに、防湿体7と側面防湿層8とによりシンチレータ層5と反射層6が封止される。
この場合、合体させた状態では、側面防湿層8となる材料は未だ柔らかい状態にある。 その後、チャンバー内を大気圧に戻すと、防湿体7の内部が外気圧に対して負圧になっているため、防湿体7はシンチレータ層5や反射層6に向けて加圧される。
防湿体7は、例えば、厚み寸法が0.1mmのアルミニウム箔などから形成されているため、防湿体7がシンチレータ層5、反射層6、および側面防湿層8となる材料に密着し、界面に隙間が生じないようにすることができる。
その後、紫外線の照射や加熱処理などを施すことで側面防湿層8となる材料を硬化させる。この際、防湿体7がシンチレータ層5、反射層6、および側面防湿層8となる材料に密着した状態で、側面防湿層8となる材料を硬化させることができる。そのため、信頼性の高い封止構造を得ることが可能となる。
光電変換素子2b1を有するアレイ基板2上に、X線を蛍光に変換するシンチレータ5層を形成する工程。
シンチレータ層5を覆う防湿体7の周面部7bの内壁に、側面防湿層8となる材料を塗布する工程。
シンチレータ層5を側面防湿層8となる材料が塗布された防湿体7で覆う工程。
側面防湿層8となる材料を硬化させて、シンチレータ層5の側壁と、防湿体7の周面部7bの内壁との間に側面防湿層8を形成する工程。
光電変換素子2b1を有するアレイ基板2上に、X線を蛍光に変換するシンチレータ層5を形成する工程。
シンチレータ層5の側壁側に側面防湿層8となる材料を塗布する工程。
側面防湿層8となる材料が塗布されたシンチレータ層5を防湿体7で覆う工程。
側面防湿層8となる材料を硬化させて、シンチレータ層5の側壁と、防湿体7の周面部7bの内壁との間に側面防湿層8を形成する工程。
シンチレータ層5のX線の入射面と、シンチレータ層5の側壁とを覆い、光散乱性粒子を含む反射層6を形成する工程。
そして、前述した側面防湿層8を形成する工程において、アレイ基板2の防湿体7が設けられた側とは反対の側から、側面防湿層8となる材料に向けて紫外線を照射するようにすることができる。
また、防湿体で覆う工程は、減圧雰囲気のチャンバー内で実行することができる。
Claims (10)
- 基板と、前記基板の一方の表面に設けられた光電変換素子と、を有するアレイ基板と、
前記光電変換素子の上に設けられ、放射線を蛍光に変換するシンチレータ層と、
前記シンチレータ層を覆う防湿体と、
前記シンチレータ層の側壁と、前記防湿体と、の間に設けられ、前記防湿体と共に前記シンチレータ層を封止する側面防湿層と、
を備えた放射線検出器。 - 前記防湿体は、前記シンチレータ層の前記放射線の入射面側に設けられた表面部と、一端が前記表面部に設けられ、前記シンチレータ層の側壁を囲む周面部と、を有した請求項1記載の放射線検出器。
- 前記シンチレータ層の前記放射線の入射面と、前記シンチレータ層の側壁と、を覆い、光散乱性粒子を含む反射層をさらに備え、
前記側面防湿層は、前記反射層と、前記防湿体と、の間に設けられた請求項1または2に記載の放射線検出器。 - 前記側面防湿層は、無機材料を主要成分として含む請求項1〜3のいずれか1つに記載の放射線検出器。
- 前記防湿体と、前記基板と、の間の実効隙間寸法をGeff.と、前記側面防湿層の厚み実効寸法をTeff.と、前記側面防湿層の実効高さ寸法をHeff.と、した場合に、以下の式を満足する請求項1〜4のいずれか1つに記載の放射線検出器。
Geff.<Teff. かつ Geff.<Heff. - 光電変換素子を有するアレイ基板上に、放射線を蛍光に変換するシンチレータ層を形成する工程と、
前記シンチレータ層を覆う防湿体の周面部の内壁に、側面防湿層となる材料を塗布する工程と、
前記シンチレータ層を前記側面防湿層となる材料が塗布された前記防湿体で覆う工程と、
前記側面防湿層となる材料を硬化させて、前記シンチレータ層の側壁と、前記防湿体の周面部の内壁と、の間に側面防湿層を形成する工程と、
を備えた放射線検出器の製造方法。 - 光電変換素子を有するアレイ基板上に、放射線を蛍光に変換するシンチレータ層を形成する工程と、
前記シンチレータ層の側壁側に側面防湿層となる材料を塗布する工程と、
前記側面防湿層となる材料が塗布された前記シンチレータ層を防湿体で覆う工程と、
前記側面防湿層となる材料を硬化させて、前記シンチレータ層の側壁と、前記防湿体の周面部の内壁と、の間に側面防湿層を形成する工程と、
を備えた放射線検出器の製造方法。 - 前記シンチレータ層の前記放射線の入射面と、前記シンチレータ層の側壁と、を覆い、光散乱性粒子を含む反射層を形成する工程をさらに備えた請求項6または7に記載の放射線検出器の製造方法。
- 前記側面防湿層となる材料は、カチオン重合型の紫外線硬化型接着剤を含み、
前記側面防湿層を形成する工程において、前記アレイ基板の前記防湿体が設けられた側とは反対の側から、前記側面防湿層となる材料に向けて紫外線を照射する請求項6〜8のいずれか1つに記載の放射線検出器の製造方法。 - 前記防湿体で覆う工程は、減圧雰囲気のチャンバー内で実行される請求項6〜9のいずれか1つに記載の放射線検出器の製造方法。
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