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JP2015001029A - 柔軟剤組成物 - Google Patents

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潤平 植松
Junpei Uematsu
潤平 植松
貴則 尾崎
Takanori Ozaki
貴則 尾崎
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Abstract

【課題】アルコール性香料を多く含有する場合に生じる、柔軟剤組成物の液性低下の問題を解決する。
【解決手段】(A)エステル基、アミド基又はエーテル基で分断されていても良い総炭素数14以上、26以下の炭化水素基を少なくとも2つ有する3級アミン、又はその酸塩、(B)特定の非イオン性界面活性剤、(C)アルコール性香料、並びに、(D)窒素原子に結合する基のうち、1つがエステル基、アミド基又はエーテル基で分断されていても良い総炭素数8以上、20以下の炭化水素基であり、残りがメチル基、エチル基及び炭素数1以上、4以下のヒドロキシアルキル基から選ばれる基である4級アンモニウム化合物を、それぞれ、所定範囲で含有する柔軟剤組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、繊維製品用、更には衣料用の柔軟剤組成物に関する。
一般的に柔軟剤には商品価値を高めるため、香料が配合されている。特に近年、香りを商品特徴としたものが増えており、様々な香りの商品が開発されている。これらの商品では、洗濯工程後の衣類への残香を強くすることが望まれている。そこで残香を強くするために香料の総配合量を増加したり、持続性の香料成分を増量させたりする技術がある(特許文献1〜2)。一方で香料成分として使用されるアルコール化合物(以下アルコール性香料という場合もある)は香調の制御のためによく使用されており、また特定のアルコール性香料は悪臭減少剤としての使用が知られている(特許文献3)。
特表平10−507793号公報 特表平11−504994号公報 特表平11−512132号公報
本発明者らは、アルコール性香料を含む柔軟剤組成物を用いて、繊維製品に柔軟効果と伴に更なる残香の付与を試みたところ、想定したニオイを十分に賦香することができなかった。この理由としてアルコール性香料は油相よりも水相に分配されやすい傾向があり、処理中に濯ぎ液と伴に流れてしまい、繊維製品へ残留させることが難しいと考えられた。そこで柔軟剤組成物中において、水溶性が比較的高いこれらのアルコール性香料の絶対量を増やしたところ、柔軟剤組成物自体の粘度が増加し、液性が低下することが新たに判明した。
本発明は、アルコール性香料を多く含有する場合に生じる、柔軟剤組成物の液性低下の問題を解決するものである。
本発明は、次の(A)成分、(B)成分、(C)成分、及び(D)成分を含有し、(A)成分の含有量が10質量%以上、30質量%以下、(B)成分の含有量が0.1質量%以上、10質量%以下、(C)成分の含有量が1質量%以上、5質量%以下、(D)成分の含有量が0.1質量%以上、3質量%以下である柔軟剤組成物に関する。
(A)エステル基、アミド基又はエーテル基で分断されていても良い総炭素数12以上、26以下の炭化水素基を少なくとも2つ有する3級アミン、又はその酸塩
(B)ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及びポリオキシアルキレンアルケニルエーテルから選ばれる1種以上の非イオン性界面活性剤
(C)アルコール性香料
(D)窒素原子に結合する基のうち、1つがエステル基、アミド基又はエーテル基で分断されていても良い総炭素数8以上、20以下の炭化水素基であり、残りがメチル基、エチル基及び炭素数1以上、4以下のヒドロキシアルキル基から選ばれる基である4級アンモニウム化合物
本発明によれば、アルコール性香料を多く含有する柔軟剤組成物が提供される。本発明では、柔軟剤組成物の粘度の増加や安定性の低下といった液性を損なうことなく、アルコール性香料を高配合することができる。
<(A)成分>
本発明の柔軟剤組成物は、(A)成分として、エステル基、アミド基又はエーテル基で分断されていても良い総炭素数12以上、26以下の炭化水素基を少なくとも2つ有する3級アミン〔以下、3級アミン(A)という場合もある〕、又はその酸塩を含有する。化合物の形態は、3級アミン(A)、3級アミン(A)の酸塩のうち、3級アミン(A)の酸塩が好ましい。また、(A)成分は、エステル基、アミド基又はエーテル基で分断されていても良い総炭素数14以上、24以下の炭化水素基を2つ有するものが好ましい。
(A)成分は、下記一般式(A−1)で表される3級アミン、又はその酸塩が好ましい。
Figure 2015001029
〔式中、Ra1、Ra2は、それぞれ独立に、エステル基、アミド基又はエーテル基で分断されていても良い総炭素数14以上、26以下の炭化水素基である。Ra3は、メチル基、エチル基及び炭素数1以上、4以下のヒドロキシアルキル基から選ばれる基である。〕
(A)成分としては、下記一般式(A−2)で表される3級アミン、又はその酸塩がより好ましい。
Figure 2015001029
〔式中、Ra4は炭素数1以上、4以下のアルキル基又は炭素数1以上、4以下ヒドロキシアルキル基、Ra5は、それぞれ独立に、炭素数11以上、21以下のアルキル基又は炭素数11以上、21以下のアルケニル基、mは1以上、4以下の数、nは2又は3の数である。但し、Ra5の炭素数及びmの数の合計数、並びに、Ra5の炭素数及びnの数の合計数は、それぞれ、14以上、26以下、好ましくは24以下の範囲内にある。〕
一般式(A−2)中、Ra4はメチル基又はヒドロキシエチル基が好ましい。また、Ra5は、それぞれ独立に、炭素数15以上、19以下のアルキル基又はアルケニル基が好ましい。また、mは2の数が好ましい。また、nは3の数が好ましい。
(A)成分の3級アミンから中和物である酸塩を得るための酸としては、塩酸、硝酸、リン酸、硫酸等の無機酸や、酢酸、クエン酸、乳酸、グリコール酸等の有機酸が挙げられる。これらは後述する(F)成分の酸剤でもある。また、中和工程は3級アミンを予め中和したものを水に分散してもよいし、酸水溶液中に3級アミン(A)を液状又は固体状で投入してもよい。勿論3級アミン(A)と酸成分を同時に投入してもよい。
なお(A)成分に関し、製造方法については、特開平5−195432号公報を参考にすることができる。
<(B)成分>
本発明の柔軟剤組成物は、(B)成分として、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及びポリオキシアルキレンアルケニルエーテルから選ばれる1種以上の非イオン性界面活性剤を含有する。(B)成分としては、下記一般式(B−1)で表される非イオン性界面活性剤が好ましい。
b1−O−(Rb2−O)p−H (B−1)
〔式中、Rb1は、炭素数8以上、好ましくは10以上であり、そして18以下、好ましくは16以下のアルキル基又はアルケニル基、好ましくはアルキル基である。Rb2は炭素数2以上、好ましくは2以上、そして4以下、好ましくは3以下のアルキレン基である。pは、平均付加モル数であり、2以上、好ましくは5以上であり、そして100以下、好ましくは80以下の数である。〕
(B)成分としては、下記一般式(B−2)で表される非イオン性界面活性剤及び一般式(B−3)で表される非イオン性界面活性剤から選ばれる非イオン性界面活性剤がより好ましい。
b3−O−(C24O)p1−H (B−2)
〔式中、Rb3は、直鎖又は分岐鎖の炭素数8以上、好ましくは10以上、そして、18以下、好ましくは16以下のアルキル基又はアルケニル基である。p1は、平均付加モル数であり、3以上、好ましくは5以上、より好ましくは10以上、そして、100以下、好ましくは60以下、より好ましくは40以下の数である。〕
b4−O−[(C24O)p2(C36O)p3]−H (B−3)
〔式中、Rb4は、直鎖又は分岐鎖の炭素数8以上、好ましくは10以上、そして、18以下、好ましくは16以下のアルキル基又はアルケニル基である。p2及びp3は平均付加モル数であり、それぞれ独立に2以上、好ましくは5以上であって、そして、60以下、好ましくは40以下の数である。(C24O)と(C36O)はランダムあるいはブロック付加体であってもよい。〕
一般式(B−2)中、Rb3は、炭素数10以上16以下のアルキル基がより好ましい。p1は5以上、30以下の数がより好ましい。また、一般式(B−3)中、Rb4は、炭素数10以上16以下のアルキル基が好ましい。また、p2及びp3の合計は、4以上、更に10以上が好ましく、そして、40以下、更に60以下が好ましく、更には、p2が4以上、35以下の数であり、且つ、p3が1以上、5以下の数である、組み合わせがより好ましい。柔軟剤組成物の増粘抑制の観点から、(B)成分は、一般式(B−2)で表される非イオン性界面活性剤が好ましい。
一般式(B−2)で表される非イオン性界面活性剤及び一般式(B−3)で表される非イオン性界面活性剤は併用してもよい。
<(C)成分>
本発明の柔軟剤組成物には、(C)成分として、アルコール性香料を含有する。本発明でいうアルコール性香料とは、香料として使用することが知られているアルコール化合物をいう。香料について記載された書籍がアルコール性香料を確認するために参照される。例えば「香料と調香の基礎知識、中島基貴 編著、産業図書株式会社発行、2005年4月20日 第4刷」に記載の香料及び特表平10−507793号公報記載の香料から選択して使用することができる。(C)成分は1種又は複数の化合物の組み合わせであってもよく、他の香料と組み合わせて使用してもよい。
(C)成分としては、トランス−2−ヘキセノール、シス−3−ヘキセノール、3−オクタノール、リナロール、ゲラニオール、テトラヒドロゲラニオール、β−フェニルエチルアルコール、ネロール、シトロネロール、ロジノール、ミルセノール、ラバンジュロール、テトラヒドロリナロール、ターピネオール、l−メントール、ボルネオール、イソプレゴール、ノポール、p−t−ブチルシクロヘキサノール、o−t−ブチルシクロヘキサノール、アンブリノール、ベンジルアルコール、フェニルエチルアルコール、フェノキシエチルアルコール、ジメチルベンジルカルビノール、オイゲノール、ポリサントール、フェニルヘキシルアルコール、ジヒドロミルセノール等が挙げられる。
(C)成分としては、香料として汎用性が高く、繊維製品への賦香性の観点からテトラヒドロゲラニオール、ゲラニオール、フェニルエチルアルコール、シトロネロール、及びオイゲノールから選ばれる少なくとも一種のアルコール性香料〔以下、(C1)成分という〕が好ましい。(C1)成分は、(C)成分中、60質量%以上、好ましくは80質量%以上、より好ましくは90質量%以上、そして、100質量%以下を占めることが好ましく、100質量%、すなわち、(C1)成分が(C)成分であってもよい。
<(D)成分>
本発明の柔軟剤組成物は、(D)成分として、窒素原子に結合する基のうち、1つがエステル基、アミド基又はエーテル基で分断されていても良い総炭素数8以上、20以下の炭化水素基であり、残りがメチル基、エチル基及び炭素数1以上、4以下のヒドロキシアルキル基から選ばれる基である4級アンモニウム化合物を含有する。
具体的には下記一般式(D−1)で示される化合物である。
Figure 2015001029
〔式中、Rd1は炭素数8以上、20以下の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基であり、Xはエステル結合の−C(=O)O−もしくは−OC(=O)−、又はエーテル結合の−O−である(ここで=Oはカルボニル基の酸素原子を示す)。Xとしてエステル結合の−C(=O)O−もしくは−OC(=O)−を有する場合は、その炭素数もRd1の炭素数に含める。Rd2は炭素数2以上、4以下のアルキレン基、好ましくはエチレン基である。rは0又は1の数である。Rd3は、それぞれ独立に、メチル基又はエチル基である。Y-は、塩化物イオン等のハロゲンイオン等の陰イオン基である。〕
柔軟剤組成物の増粘抑制の観点から、エステル基、アミド基又はエーテル基で分断されていても良い炭化水素基の総炭素数は8以上、20以下であり、好ましくは18以下、より好ましくは14以下である。従って、一般式(D−1)中、Rd1は炭素数18以下、更に14以下が好ましい。また、Rd1はアルキル基が好ましい。また、rは0が好ましい。
<柔軟剤組成物>
本発明の柔軟剤組成物中の(A)成分の含有量は、柔軟性の観点から10質量%以上、好ましくは12質量%以上、より好ましくは15質量%以上、更により好ましくは16質量%以上であり、柔軟剤組成物の増粘抑制の観点から30質量%以下、好ましくは25質量%以下、より好ましくは20質量%以下、更により好ましくは18質量%以下である。
本発明の柔軟剤組成物中の(B)成分の含有量は、柔軟剤組成物の増粘抑制の観点から0.1質量%以上、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは0.8質量%以上であり、柔軟剤組成物の増粘抑制の観点から10質量%以下、好ましくは5質量%以下、より好ましくは3質量%以下である。
本発明の柔軟剤組成物中の(C)成分の含有量は、繊維製品等、処理物に対する賦香性を高める観点から1質量%以上、好ましくは1.5質量%以上、より好ましくは1.7質量%以上であり、柔軟剤組成物の増粘抑制の観点から5質量%以下、好ましくは3質量%以下、より好ましくは2質量%以下である。
本発明の柔軟剤組成物中の(D)成分の含有量は、柔軟剤組成物の増粘抑制の観点から0.1質量%以上、好ましくは0.3質量%以上であり、同じく柔軟剤組成物の増粘抑制の観点から3質量%以下、好ましくは2質量%以下である。
本発明の柔軟剤組成物は、より安定な液性の柔軟剤組成物を得る上で、(E)成分として、無機電解質を含有することが好ましい。無機電解質としては、塩酸、硫酸、又はリン酸のアルカリ金属又はアルカリ土類金属の塩が好ましく、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、塩化カリウム、硫酸ナトリウム、及び硫酸マグネシウムから選ばれる無機電解質がより好ましい。(E)成分を含有する場合、組成物中の含有量は、0.01質量%以上が好ましく、そして、1質量%以下が好ましく、更に0.5質量%以下がより好ましい。
本発明の柔軟剤組成物は、アミンの塩及び(A)成分及び(D)成分の加水分解を抑制するためにpHを酸性にすることが好ましい。そのため、(F)成分として、酸剤を含有することができる。酸剤としては、塩酸、硝酸、リン酸、硫酸などの無機酸、酢酸、クエン酸、乳酸、グリコール酸などの有機酸を挙げることができる。
本発明の柔軟剤組成物は、30℃におけるpHが、2.0以上であることが好ましく、そして、6.0以下、更に5.0以下、更に4.0以下であることが好ましい。ここでpHは「JIS K 3362;2008の項目8.3に従って30℃において測定する。pHの調整はアルカリ剤と、前記した(F)成分の酸剤によって調整される。(F)成分は前記pHに調整できる量で使用することが好ましい。なお、(F)成分は、塩として配合されていてもよい。
本発明の柔軟剤組成物には、柔軟剤組成物に配合することが知られている、香料〔(C)成分以外の香料〕、防菌・防黴剤、染料・顔料等の着色剤などを、本発明に影響を与えない程度に配合することができる。
本発明の柔軟剤組成物は、水を含有する液体組成物である。水は、組成物の残部の量(全体を100質量%とする量)で用いられる。
本発明の柔軟剤組成物は、30℃での粘度が5mPa・s以上、そして、150mPa・s以下であることが使用勝手の点で好ましい。組成物の粘度は、B型粘度計を用いて、No.1〜No.3ローターの何れかのローターを用い、60r/minで、測定開始から1分後の指示値である。測定時の温度は30℃で測定する。
本発明の柔軟剤組成物は、繊維製品用、なかでも衣料用として好適である。
実施例1〜6及び比較例1〜7
<配合成分>
(A)成分
・a−1:下記式で表される化合物
Figure 2015001029
(B)成分
・b−1:エチレンオキサイド平均付加モル数20のポリオキシエチレンラウリルエーテル
(C)成分
・c−1:テトラヒドロゲラニオール
・c−2:ゲラニオール
・c−3:フェニルエチルアルコール
・c−4:シトロネロール
・c−5:オイゲノール
(D)成分
・d−1:ラウリルトリメチルアンモニウムクロリド
その他の成分
(E)成分
・e−1:塩化カルシウム
(F)成分
・f−1:20質量%塩酸
・g−1:グリセリンモノラウリン酸エステル
<配合方法>
300mLビーカーにイオン交換水と(b−1)、(d−1)を入れ、ウォーターバスで65℃に加温した。その後一つの羽根の長さが2cmの攪拌羽根が3枚ついたタービン型の攪拌羽根で攪拌しながら(400rpm)、(a−1)と(g−1)の混合物を添加した。2分攪拌後(f−1)と(e−1)を添加して3分間攪拌した。その後混合物を30℃に冷却して、(c−1)〜(c−5)をそれぞれ添加し、表1の組成の液体柔軟剤組成物を得た。
<評価方法>
各組成物について、30℃においてB型粘度計(東機産業株式会社製TVB−10型)を用いて粘度を測定した。粘度は、B型粘度計のNo.1〜No.3ローターの何れかのローターを用い、60r/minで、測定開始から1分後の指示値とした。結果を表1に示す。
Figure 2015001029
表1中、比較例1のようにアルコール性香料の配合量が少ない場合は(D)成分無しでも低粘度の組成物を得ることができる。しかし、比較例2、3のように、アルコール性香料の配合量が多くなると、(D)成分を含有しないと増粘してしまい、液性の良い組成物が得られない。そして、実施例2と比較例4、5との対比から、(D)成分の含有量が所定範囲にある場合に、増粘しない低粘度の組成物が得られることがわかる。

Claims (5)

  1. 次の(A)成分、(B)成分、(C)成分、及び(D)成分を含有し、(A)成分の含有量が10質量%以上、30質量%以下、(B)成分の含有量が0.1質量%以上、10質量%以下、(C)成分の含有量が1質量%以上、5質量%以下、(D)成分の含有量が0.1質量%以上、3質量%以下である柔軟剤組成物。
    (A)エステル基、アミド基又はエーテル基で分断されていても良い総炭素数12以上、26以下の炭化水素基を少なくとも2つ有する3級アミン、又はその酸塩
    (B)ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及びポリオキシアルキレンアルケニルエーテルから選ばれる1種以上の非イオン性界面活性剤
    (C)アルコール性香料
    (D)窒素原子に結合する基のうち、1つがエステル基、アミド基又はエーテル基で分断されていても良い総炭素数8以上、20以下の炭化水素基であり、残りがメチル基、エチル基及び炭素数1以上、4以下のヒドロキシアルキル基から選ばれる基である4級アンモニウム化合物
  2. (A)成分が、下記一般式(A−1)で表される3級アミン、又はその酸塩である請求項1記載の柔軟剤組成物。
    Figure 2015001029

    〔式中、Ra1、Ra2は、それぞれ独立に、エステル基、アミド基又はエーテル基で分断されていても良い総炭素数14以上、26以下の炭化水素基である。Ra3は、メチル基、エチル基及び炭素数1以上、4以下のヒドロキシアルキル基から選ばれる基である。〕
  3. (B)成分が、下記一般式(B−1)で表される非イオン性界面活性剤である請求項1又は2記載の柔軟剤組成物。
    b1−O−(Rb2−O)p−H (B−1)
    〔式中、Rb1は、炭素数8以上、18以下のアルキル基又は炭素数8以上、18以下のアルケニル基であり、Rb2は炭素数2以上、4以下のアルキレン基であり、pは、平均付加モル数であり、2以上、100以下の数である。〕
  4. (C)成分が、テトラヒドロゲラニオール、ゲラニオール、フェニルエチルアルコール、シトロネロール、及びオイゲノールから選ばれる少なくとも一種である、請求項1〜3いずれかに記載の柔軟剤組成物。
  5. (D)成分が、下記一般式(D−1)で表される4級アンモニウム化合物である、請求項1〜4いずれかに記載の柔軟剤組成物。
    Figure 2015001029

    〔式中、Rd1は炭素数8以上、20以下の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基であり、Xはエステル結合の−C(=O)O−もしくは−OC(=O)−、又はエーテル結合の−O−である(ここで=Oはカルボニル基の酸素原子を示す)。Xとしてエステル結合の−C(=O)O−もしくは−OC(=O)−を有する場合は、その炭素数もRd1の炭素数に含める。Rd2は炭素数2以上、4以下のアルキレン基である。rは0又は1の数である。Rd3は、それぞれ独立に、メチル基又はエチル基である。Y-は陰イオン基である。〕
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