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JP2005314559A - 香料粒子 - Google Patents

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JP2005314559A
JP2005314559A JP2004134595A JP2004134595A JP2005314559A JP 2005314559 A JP2005314559 A JP 2005314559A JP 2004134595 A JP2004134595 A JP 2004134595A JP 2004134595 A JP2004134595 A JP 2004134595A JP 2005314559 A JP2005314559 A JP 2005314559A
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Kazutaka Shirato
和隆 白土
Ikuo Sugano
郁夫 菅野
Takeshi Ihara
毅 井原
Hideji Tagata
秀次 田方
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Kao Corp
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Kao Corp
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Abstract

【課題】 界面活性剤の濃度が高い水性組成物に香料を直接配合する場合において、界面活性剤の種類や量に影響なく安定に香料を配合し得る香料粒子の提供。
【解決手段】 (a)logPowが2.0以上の香料成分を20質量%以上含有する香料及び(b)多糖類のヒドロキシ基の水素原子の一部又は全てが、一般式(b1)で表される基で置換されている多糖誘導体を、(a)成分/(b)成分=1/1〜200/1の質量比で含有する香料粒子、この香料粒子及び界面活性剤を含有する水性組成物、この香料粒子を含有する繊維製品柔軟剤組成物、並びにこの香料粒子を含有する衣料用洗浄剤組成物。
−R1−(OA)a−B−R2 (b1)
[式中、R1はC1-6のアルキレン基、AはC1-6のアルキレン基、aは平均値で1〜300の数、Bは−O−、−COO−又は−OCO−、R2はC4-30のアルキル基、あるいはC1-5のスルホアルキル基を示す。]
【選択図】 なし

Description

本発明は香料粒子、並びにそれを含有する水性組成物、特に繊維製品柔軟剤組成物及び衣料用洗浄剤組成物に関する。
香料を内包するカプセル状粒子の技術は多数知られており、例えば特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6、特許文献7、特許文献8、特許文献9、特許文献10、特許文献11等にはセルロース誘導体や澱粉誘導体などを外郭とし、香料を内包するカプセル粒子の技術が開示されている。また、多糖類をアルキルポリオキシアルキレン基や陽イオン基で変成した化合物をトイレタリー製品に応用する技術は特許文献12に開示されている。
特表平8−501441号公報 特表2003−515664号公報 特表2003−505537号公報 特表2002−513073号公報 特表2001−518135号公報 特開平11 −32822号公報 特開平10 −94591号公報 特開平8−208429号公報 特開2004−99743号公報 特開2003−128971号公報 特開2002−326904号公報 国際公開第00/73351号パンフレット
トイレタリー製品において香料は嗜好性の点から重要な成分であり、近年香りの種類、強さの好みが多様化していることもあり、さらにその重要性が増している。また、トイレタリー製品には界面活性剤を含有するものが多く、香料は組成物中に界面活性剤によって可溶化、乳化、又は分散した状態で配合されている場合が多い。ところが、界面活性剤の濃度が高い水性組成物、特に柔軟剤組成物や液体洗浄剤組成物に香料を直接配合すると、分離や白濁などの組成物の外観を損なったり、貯蔵安定性を著しく劣化させるなどの問題が生じるという課題がある。これは、界面活性剤中に可溶化、乳化、又は分散した香料が系をより疎水化し、系を不安定にするためと考えられる。このため、香料や界面活性剤の種類や量を制限する方法を取らざるを得ず、柔軟効果や洗浄効果などの基本的な効果を損なわずに香料や界面活性化剤の種類を選択する作業に膨大な労力を必要とするものであった。従って、界面活性剤の濃度が高い柔軟剤組成物や液体洗浄剤組成物において、界面活性剤の量や種類に影響なく安定に香料を配合できる技術が熱望されている。
一方、香料を内包するカプセル粒子の技術は特許文献1〜11に記載されているように、セルロース誘導体やデンプン誘導体、ゼラチンなどを外郭として用いる技術が記載されているが、界面活性剤の濃度が高い水性組成物の課題を示唆するものではなく、界面活性剤の量や種類に影響なく安定に香料を配合できる効果について想起できるものではない。また、特許文献12には多糖類をアルキルポリオキシアルキレン基や陽イオン基で変成した化合物を含有するトイレタリー製品について開示されているが、界面活性剤の濃度が高いトイレタリー製品に香料を使用した場合の課題については何ら示唆するものではない。
従って本発明の課題は、界面活性剤の濃度が高い水性組成物、特に柔軟剤組成物や液体洗浄剤組成物に香料を直接配合する場合において、界面活性剤の種類や量に影響なく安定に香料を配合し得る技術を提供することにある。
本発明は、下記(a)成分及び(b)成分を、(a)成分/(b)成分=1/1〜200/1の質量比で含有する香料粒子(以下本発明の香料粒子という)、下記(a)成分、(b)成分及び水を、(a)成分/(b)成分(質量比)=1/1〜200/1の範囲で混合して得られる混合物を水で希釈してなる香料粒子、本発明の香料粒子及び界面活性剤を含有する水性組成物、本発明の香料粒子を含有する繊維製品柔軟剤組成物、並びに本発明の香料粒子を含有する衣料用洗浄剤組成物を提供する。
(a)成分:logPowが2.0以上の香料成分を20質量%以上含有する香料
(b)成分:多糖類のヒドロキシ基の水素原子の一部又は全てが、一般式(b1)で表される基(以下基(b1)という)で置換されている多糖誘導体(基(b1)中のヒドロキシ基の水素原子は更に基(b1)で置換されていてもよい)
−R1−(OA)a−B−R2 (b1)
[式中、R1はヒドロキシ基又はオキソ基で置換されていてもよい炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖のアルキレン基を示し、Aは炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖のアルキレン基を示し、aは平均値で1〜300の数を示し、a個のAは同一でも異なっていてもよい。Bは−O−、−COO−又は−OCO−から選ばれる基を示し、R2はヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数4〜30の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、あるいはヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜5のスルホアルキル基を示す。]
本発明の香料粒子は、界面活性剤の濃度が高い水性組成物、特に柔軟剤組成物や液体洗浄剤組成物において、界面活性剤の種類や量に影響なく安定に存在することができ、本発明の香料粒子を含有する衣料用処理剤組成物は、処理された衣料からの香りの強さを増強させることができ、またとりわけ柔軟剤組成物や洗浄剤組成物に含有させることで、安定に香料を配合することができる。
[(a)成分]
本発明の(a)成分はlogPowが2.0以上、好ましくは2.0以上、7.0以下、更に好ましくは3.0以上、7.0以下の香料成分(以下香料成分(a1)という)を20質量%以上含有する香料である。(a)成分中の香料成分(a1)の含有量は、50質量%以上が好ましく、70質量%以上が更に好ましく、80質量%以上が特に好ましく、90質量%以上が最も好ましい。一方で、よりlogPowの高い香料成分、即ち、より疎水性の香料成分を含有していることが好ましい。logPowが3.0以上の香料成分を(a)成分中に20質量%以上含有していることが好ましく、30質量%以上含有していることが更に好ましく、40質量%以上含有していることが特に好ましい。ここでlogPowとは化学物質の1−オクタノール/水分配係数で、f値法(疎水性フラグメント定数法)により計算で求められた値をいう。具体的には、化合物の化学構造を、その構成要素に分解し、各フラグメントの有する疎水性フラグメント定数(f値)を積算して求めることができ、CLOGP3 Reference Manual Daylight Software 4.34, Albert Leo, David Weininger, Version1, March 1994を参考にすることができる。このような(a)成分は非水溶性の化合物であり、界面活性剤を含有する水性組成物において界面活性剤に可溶化されて存在するが、組成物を疎水的に変化させるために安定性や組成物の外観に影響を与える性質を有する。
香料成分(a1)としては、(i)炭化水素系香料、(ii)アルコール系香料、(iii)アルデヒド、ケトン系香料、(iv)エステル系香料、(v)フェノール系香料、(vi)エーテル系香料から選ばれる化合物を選択することができる。
(i)炭化水素系香料としては、α−ピネン、β−ピネン、カンフェン、リモネン、ジテルペン、テルピノーレン、ミルセン、p−サイメン、β−カリオフィレンを挙げることができ、特にリモネンが好適である。
(ii)アルコール系香料としては、サンダルマイソールコア、サンタロール、テルピネオール、l−メントール、シトロネロール、ジヒドロミルセノール、エチルリナルール、ゲラニオール、リナロール、ムゴール、ミルセノール、ネロール、ネロリドールを挙げることができ、特にゲラニオール、ジヒドロミルセノール、リナロール、サンダルマイソールコアが好適である。
(iii)アルデヒド、ケトン系香料としては、アルデヒドC−111、グリーナール、マンダリンアルデヒド、トリメチルウンデセナール、シトラール、シトロネラール、アミルシンナミックアルデヒド、ヘキシルシンナミックアルデヒド、リリアール、ジヒドロジャスモン、シス−ジャスモン、l−カルボン、イオノンα、メチルイオノンα、メチルイオノンGが挙げられる。特にアルデヒドC−111、シトラール、シトロネラール、ヘキシルシンナミックアルデヒド、メチルイオノンG、リリアール、が好適である。
(iv)エステル系香料としては、フェニルエチルアセテート、アリルアミルグリコレート、リファローム、シス−3−ヘキシルアセテート、スチラリルアセテート、ヘプチルアセテート、o−t−ブチルシクロヘキサノン、p−t−ブチルシクロヘキサノン、シトロネリルアセテート、ゲラニルアセテート、リナリルアセテート、アセチルオイゲノール、シンナミルアセテート、エチルシンナメート、ヘキシルサリシレート、イソブチルサリシレートが挙げられる。特に、フェニルエチルアセテート、アリルアミルグリコレート、スチラリルアセテート、o−t−ブチルシクロヘキサノン、シトロネリルアセテート、ゲラニルアセテート、リナリルアセテート、アセチルオイゲノール、シンナミルアセテートが好適である。
(v)フェノール系香料としては、オイゲノール、イソオイゲノール、モスシンス、チモール、バニトロープが挙げられる。特にオイゲノール、モスシンスが好適である。
(vi)エーテル系香料としては、アニソール、アンブロキサン、セドロキサイド、シトロネリルエチルエーテル、アネトール、メチルオイゲノール、メチルイソオイゲノール、ネロリンヤラヤラ、が挙げられる。特にアンブロキサン、アネトール、ネロリンヤラヤラが好適である。
本発明の(a)成分は、特に上記(i)〜(iv)から選ばれる香料成分を30質量%以上含有する香料が好適であり、より好ましくは50質量%以上、さらに好ましくは70質量%以上、特に好ましくは80質量%以上、最も好ましくは90質量%以上含有する香料である。
また、組成物中の安定性の点から、(ii)の香料成分+(iii)の香料成分+(iv)の香料成分の合計含有量が、(a)成分中20〜90質量%であることが好ましく、50〜80質量%であることが更に好ましい。また、(a)成分中の(ii)の香料成分/(iii)の香料成分の質量比が、2/8〜8/2であることが好ましく、7/3〜3/7であることが更に好ましい。
本発明の(a)成分には上記香料成分以外に、logPowが−0.5以上2.0未満の香料成分、希釈剤、保留剤を含有することが出来る。logPowが−0.5以上2.0未満の香料成分の好適な例としては、フェニルエチルアルコール、シス−3−ヘキセノール、ヘリオナール、ベンズアルデヒド、ジメチルベンジルカルビニルアセテート、マルトール、クマリン、アニスアルデヒド等を挙げることができる。又、希釈剤、保留剤の好適な例としては、ジプロピレングリコール、パルミチン酸イソプロピルエステル、ジエチルフタレート、ペンジルベンゾエート、流動パラフィン,イソパラフィン、油脂等を挙げることができる。香料成分と保留剤の質量比は1/0〜2/8が好ましい。
[(b)成分]
本発明の(b)成分は多糖類のヒドロキシ基の水素原子の一部又は全てが、基(b1)で置換されている多糖誘導体である。尚、基(b1)中のヒドロキシ基の水素原子は更に基(b1)で置換されていてもよい。
多糖類としては、セルロース、グァーガム、デンプン、ブルラン、デキストラン、フルクタン、マンナン、寒天、カラギーナン、キチン、キトサン、ペクチン、アルギン酸、ヒアルロン酸等の多糖:これらにメチル基、エチル基等のアルキル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基等のヒドロキシアルキル基、カルボキメチル基等が置換した誘導体が挙げられる。これらの置換基は、構成単糖残基中に単独で又は複数の組合せで置換することができ、これら多糖の誘導体の例としては、ヒドロキシアルキル(炭素数1〜3)セルロース、アルキル(炭素数1〜3)セルロース、ヒドロキシアルキル(炭素数1〜3)デンプン、アルキル(炭素数1〜3)デンプン、カルボキシメチル化デンプン、ヒドロキシアルキル(炭素数1〜3)グァーガム、アルキル(炭素数1〜3)グァーガム等が挙げられる。本発明の多糖類としては、セルロース、デンプン、ヒドロキシアルキル(炭素数1〜3)セルロース、アルキル(炭素数1〜3)セルロースが好ましく、特にヒドロキシエチルセルロースが好ましい。また、多糖の誘導体において、アルキル基又はカルボキシメチル基の置換度は、構成単糖残基当たり0.01〜3.0が好ましく、0.1〜3が更に好ましく、1〜3が特に好ましく、1.5〜2.8が最も好ましい。また、上記多糖の誘導体の置換基は、ヒドロキシエチル基やヒドロキシプロピル基のヒドロキシ基に更に置換して、例えばポリオキシエチレン鎖等を形成させることも可能である。その場合、構成単糖残基あたりのヒドロキシアルキル基の数は3.0を超えることが出来る。その構成単糖残基あたりのヒドロキシアルキル基の導入数は平均0.1〜10.0が好ましく、0.5〜5.0が更に好ましく、1.0〜3.5が特に好ましい。また、これら多糖類の重量平均分子量は、好ましくは1万〜1000万、更に好ましくは5万〜500万、特に好ましくは10万〜200万、最も好ましくは10万〜100万である。
基(b1)において、R1は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、トリメチレン基、2−ヒドロキシトリメチレン基、1−ヒドロキシトリメチレン基、1−オキソエチレン基、1−オキソトリメチレン基、1−メチル−2−オキソエチレン基であり、特に2−ヒドロキシトリメチレン基、1−ヒドロキシトリメチレン基が好ましい。Aとしては、ヒドロキシ基又はオキソ基で置換されていてもよい炭素数2又は3のアルキレン基が好ましく、具体的にはエチレン基、プロピレン基、トリメチレン基、2−ヒドロキシトリメチレン基、1−ヒドロキシメチルエチレン基、1−オキソエチレン基、1−オキソトリメチレン基、1−メチル−2−オキソエチレン基等が挙げられ、エチレン基、プロピレン基が好ましい。aで表される(−OA−)の平均付加モル数は、(a)成分の吸着性の点から8〜120が好ましく、10〜60が更に好ましく、10〜20が特に好ましい。また、a個のAは同一でも異なってもよい。Bはエーテル基(−O−)又はカルボキシル基(−COO−)、又はオキシカルボニル基(−OCO−)であるが、エーテル基が好ましい。R2は、好ましくはヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数5〜25、更に6〜20のアルキル基であるか、又は2−スルホエチル基、3−スルホプロピル基、3−スルホ−2−ヒドロキシプロピル基、2−スルホ−1−(ヒドロキシメチル)エチル基であるが、安定性の点から、アルキル基、特に直鎖アルキル基が好ましい。具体的にはオクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、ヘキシルデシル基、オクチルドデシル基等が好ましい。
本発明の(b)成分における、基(b1)による置換度は、構成単糖残基当たり0.0001〜1.0が好ましく、0.0005〜0.5が更に好ましく、0.001〜0.1が特に好ましく、0.001〜0.05が最も好ましい。
本発明の(b)成分は、多糖類のヒドロキシ基の水素原子が基(b1)に加え、更に以下に示す基(b2)、(b3)及び(b4)から選ばれる1以上の基で置換されていてもよい。また、基(b1)〜(b4)中のヒドロキシ基の水素原子は、更に基(b1)〜(b4)で置換されていてもよい。
基(b2):ヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜5のスルホアルキル基又はその塩
基(b2)としては、2−スルホエチル基、3−スルホプロピル基、3−スルホ−2−ヒドロキシプロピル基等が挙げられ、なかでも安定面や製造面より3−スルホ−2−ヒドロキシプロピル基が好ましい。これら基(b2)は、その全てあるいは一部がNa,K,Ca,Mg等の1族又は2族元素、アミン類、アンモニウム等の有機カチオン等との塩となっていてもよい。これら基(b2)による置換度は、構成単糖残基当たり0〜1.0、更に0〜0.8、特に0〜0.5の範囲が好ましい、
基(b3):ヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数2〜6のカルボキシアルキル基又はその塩
基(b3)としては、カルボキシメチル基、カルボキシエチル基、カルボキシプロピル基等が挙げられ、なかでも安定面や製造面より、カルボキシメチル基が好ましい。これら基(b3)は、その全てあるいは一部がNa,K,Ca,Mg等の1族又は2族元素、アミン、アンモニウム等の有機カチオン等との塩となっていてもよい。これら基(b3)による置換度は、構成単糖残基当たり0〜1.0、更に0〜0.8、特に0〜0.5の範囲が好ましい。
基(b4):一般式(I)
Figure 2005314559
〔式中、R3はヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖のアルキレン基を示し、R4、R5及びR6は同一又は異なって、ヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜3の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示し、X-はヒドロキシイオン、ハロゲンイオン又は有機酸イオンを示す。〕
で表されるカチオン性基
基(b4)におけるR3としては、炭素数2又は3のものが好ましく、具体的にはエチレン、プロピレン、トリメチレン、2−ヒドロキシトリメチレン、1−ヒドロキシメチルエチレン等が好ましい。
基(b4)におけるR4、R5及びR6としては、メチル基、エチル基、プロピル基、2−ヒドロキシエチル基等が挙げられ、中でもメチル基及びエチル基が好ましい。
基(b4)におけるX-で表されるハロゲンイオンとしては塩素イオン、臭素イオン、ヨウ素イオン等が、有機酸イオンとしては、CH3COO-、CH3CH2COO-、CH3(CH22COO-等が挙げられる。X-としては、ヒドロキシイオン、塩素イオン及び臭素イオンが好ましい。
これら基(b4)による置換度は、構成単糖残基当たり0〜0.5、特に0〜0.3の範囲が好ましい。
本発明の(b)成分は、例えば多糖類を、一般式(II)
7−(OA)a−B−R2 (II)
〔式中、R7は炭素数3〜6のエポキシ化アルキル基、ヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖のハロゲン化アルキル基、又はカルボキシ基若しくは炭素数2〜6のカルボキシアルキル基若しくはそれらの誘導体を示し、a,A,B及びR2は前記と同じ意味を示す。〕
で表される構造を有するポリオキシアルキレン化剤(b1−1)と反応させることにより、又は更に以下の(b2−1)、(b3−1)及び(b4−1)から選ばれる1以上の化合物と反応させることにより、製造することができる。
(b2−1):ビニルスルホン酸、ヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜5のハロアルカンスルホン酸、炭素数2〜6のエポキシ基を有するスルホン酸及びそれらの塩から選ばれるスルホン化剤
(b3−1):ヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数2〜6のハロゲン化カルボン酸及びその塩から選ばれるカルボキシ化剤
(b4−1):一般式(III)
Figure 2005314559
〔式中、R8は炭素数3〜6のエポキシ化アルキル基、又はヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖のハロゲン化アルキル基を示し、R4、R5、R6及びX-は前記と同じ意味を示す。〕
で表される構造を有するカチオン化剤
すなわち、本発明の(b)成分は、一般式(II)で表される構造を有するポリオキシアルキレン化剤との反応以外に、任意に多糖類のヒドロキシ基の水素原子を全てポリオキシアルキレン化〔基(b1)の導入〕することにより、又は当該水素原子を部分的にポリオキシアルキレン化〔基(b1)の導入〕し、必要に応じてスルホン化〔基(b2)の導入〕、カルボキシ化〔基(b3)の導入〕及びカチオン化〔基(b4)の導入〕することにより得られる。これらポリオキシアルキレン化反応、スルホン化反応、カルボキシ化反応及びカチオン化反応はどの順序で行ってもよく、また2〜4の反応を同時に行うこともできるが、ポリオキシアルキレン化反応、カチオン化反応、カルボキシ化反応、スルホン化反応の順で反応を行うのが好ましい。
最も好ましい(b)成分は基(b1)のみで置換されている多糖誘導体である。
なお、本発明の(b)成分は、国際公開第00/73351号パンフレットに記載の方法等で製造することができる。
(b)成分の重量平均分子量は、好ましくは1万〜1000万、より好ましくは5万〜500万、特に好ましくは10万〜200万、最も好ましくは10万〜100万である。なお、重量平均分子量はパルスアンペロメトリック検出器付き高性能陰イオン交換クロマトグラフィー(HPAEC)やキャピラリー電気泳動法により求めることができる。
[香料粒子及び水性組成物]
本発明の香料粒子は(a)成分/(b)成分を1/1〜200/1、好ましくは3/1〜150/1、より好ましくは11/1〜150/1、さらに好ましくは15/1〜150/1、特に好ましくは30/1〜100/1、最も好ましくは45/1〜100/1の質量比で含有する。また、(b)成分を外郭とし、(a)成分を内包するカプセル状の粒子であることが好ましく、該カプセル粒子が水に乳化したO/W型乳化粒子であることが貯蔵安定性の点から好適である。
このような乳化粒子を得る方法としては、(b)成分と水(以下、水(1)という)、及び/又は水溶性溶剤(以下(c)成分という)を混合した溶液に(a)成分を添加した後、更に水(以下、水(2)という)を添加する方法を採用することが好ましい。水(1)の配合量は、水(1)と水(2)の合計量に対して、質量比で1/100〜1/2が好ましく、1/50〜1/5が更に好ましい。水(2)を添加した後の香料粒子において、(b)成分の比率は、カプセル状粒子を形成させる点から、(b)成分/〔水(1)+水(2)+(c)成分〕として、質量比で好ましくは1/500〜1/5、より好ましくは1/200〜1/50である。(c)成分として好ましい化合物は、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、1,3−ブタンジオールが好適であり、特にグリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオールが好適である。このような水溶性溶剤は、(c)成分/(a)成分の質量比が、好ましくは1/300〜100/1、より好ましくは1/100〜50/1、特に好ましくは1/30〜20/1になる質量比で(b)成分と混合される。上記の方法で調製される香料粒子は、繊維に効率的に吸着できる観点から、平均粒子径が、0.5〜25μmが好ましく、0.8〜20μmがより好ましく、1.0〜15μmが特に好ましい。
(a)成分は(b)成分と水(1)及び/又は(c)成分の混合溶液にゆっくり添加された後、攪拌下昇温する。温度は30〜90℃、好ましくは40〜80℃、特に好ましくは50〜70℃である。攪拌は0.1〜3時間、好ましくは0.1〜2時間、特に好ましくは0.2〜1時間続け、室温に冷却する。次に攪拌下で水(2)をゆっくり添加することで、(b)成分を外郭とし、(a)成分を内包するカプセル状の粒子が乳化したO/W型乳化組成物を得ることができる。
該O/W型乳化組成物中の(a)成分の含有量は、好ましくは1〜60質量%、より好ましくは5〜60質量%、特に好ましくは10〜45質量%であり、(b)成分の含有量は、好ましくは0.1〜10質量%、より好ましくは0.1〜5質量%、特に好ましくは0.2〜1質量%である。さらに、(c)成分の含有量は、好ましくは1〜60質量%、より好ましくは2〜50質量%、特に好ましくは5〜40質量%である。
本発明の水性組成物は、本発明の香料粒子及び界面活性剤を含有する。水性組成物中の界面活性剤の含有量は、好ましくは0.5〜60質量%、より好ましくは3〜50質量%、特に好ましくは10〜40質量%であり、このような界面活性剤量の水性組成物において、本発明の香料粒子は安定に存在することが可能になる。また、本発明の香料粒子はセルロース系繊維への吸着性が向上するという優れた特性を有するため、繊維製品の処理剤に応用することが好ましく、特に繊維製品柔軟剤組成物、衣料用洗浄剤組成物に応用することで界面活性剤の種類や量、香料の種類や量に影響されることがなく安定に配合できるばかりか、香料の繊維製品への吸着を促進させるという優れた効果を得ることができる。
[繊維製品柔軟剤組成物]
本発明の繊維製品柔軟剤組成物は、本発明の香料粒子を含有し、更に、分子中に炭素数12〜36の炭化水素基を1又は2個と残りが炭素数1〜3のアルキル基、炭素数2又は3のヒドロキシアルキル基、もしくはベンジル基である3級アミン、その酸塩、もしくはその4級化物(以下(d)成分という)、及び水を含有するものが好適である。
(d)成分として好ましい具体例としては下記一般式(IV)で表される化合物を挙げることができる。
Figure 2005314559
〔式中;R1dは炭素数12〜36、好ましくは13〜22、特に好ましくは15〜17の炭化水素基、好ましくはアルキル基もしくはアルケニル基であり、Yは−COO−、−OCO−、−NHCO−、−CONH−、−O−から選ばれる基であり、R2dは炭素数1〜3のアルキレン基である。R3d及びR4dはそれぞれ炭素数1〜3のアルキル基、炭素数2又は3のヒドロキシアルキル基、もしくはR1d−[Y−R2d]−から選ばれる基であり、R5dは水素原子、炭素数1〜3のアルキル基、もしくは炭素数2又は3のヒドロキシアルキル基である。Z-は、有機又は無機の陰イオンであり、好ましくはクロルイオン、炭素数1〜3のアルキル硫酸エステルイオン、炭素数1〜3の炭化水素基が1〜3個置換したベンゼンスルホン酸イオンである。〕
本発明の繊維製品柔軟剤組成物には(d)成分以外に、非イオン界面活性剤(以下(e)成分という)、及び/又は陰イオン界面活性剤(以下(f)成分という)を含有することが貯蔵安定性の点から好適である。
(e)成分としては、炭素数8〜20のアルキル基またはアルケニル基を1つ以上有するポリオキシエチレンアルキルエーテルが好ましく、特に一般式(V)で表される非イオン界面活性剤が良好である。
1e−T−[(R2eO)p−H]q (V)
〔式中、R1eは、炭素数10〜18、好ましくは12〜18のアルキル基又はアルケニル基であり、R2eは炭素数2又は3のアルキレン基であり、好ましくはエチレン基である。pは2〜100、好ましくは5〜80、特に好ましくは20〜60の数を示す。Tは−O−、−CON−又は−N−であり、Tが−O−の場合はqは1であり、Tが−CON−又は−N−の場合はqは2である。〕
一般式(V)で表される化合物の好ましい例として以下の一般式(V−1)又は(V−2)で表される化合物を挙げることができる。
1e−O−(C24O)r−H (V−1)
〔式中、R1eは前記の意味を示す。rは8〜100、好ましくは20〜80の数である。〕
1e−O−(C24O)s(C36O)t−H (V−2)
〔式中、R1eは前記の意味を示す。s及びtはそれぞれ独立に2〜40、好ましくは5〜40の数であり、エチレンオキシドとプロピレンオキシドはランダムあるいはブロック付加体であってもよい。〕
(e)成分の別の好ましい例としては、炭素数8〜22の飽和又は不飽和脂肪酸と多価アルコールとのエステル化合物を挙げることができる。具体的には、トリグリセライド、ジグリセライド、モノグリセライド、ペンタエリスリトールのモノ、ジ、トリエステル、ソルビタンエステルが好ましい。
(f)成分としては、脂肪酸又はその塩類が好ましく、具体的にはカプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、あるいはこれらの混合物であり、特にラウリン酸、ステアリン酸、オレイン酸から選ばれる1種以上が良好である。また、ヤシ油、パーム油、パーム核油、牛脂から誘導されるアルキル組成を有する脂肪酸も好ましい。
本発明の柔軟剤組成物では、無機塩、例えば塩化カルシウムなどを貯蔵安定性の点から添加することが望ましい。但し、脂肪酸塩類などの界面活性剤にはナトリウム塩やカリウム塩が含まれているが、このような界面活性剤の使用によって組成物に混入する無機塩は上記制限を受けるものではない。
本発明の柔軟剤組成物には、通常繊維処理剤に配合されるシリコーン、あるいは色素等の成分を配合しても差し支えない。
本発明の柔軟剤組成物には本発明の香料粒子を構成する(a)成分を柔軟剤組成物中に0.01〜10質量%、好ましくは0.1〜5質量%、特に好ましくは0.2〜3質量%含有することが好ましい。また、(d)成分を好ましくは3〜40質量%、より好ましくは5〜35質量%、特に好ましくは10〜30質量%含有することが柔軟効果の点から好適である。また、安定性の点から(e)成分を好ましくは0.1〜15質量%、より好ましくは0.1〜10質量%、特に好ましくは0.5〜5質量%、(f)成分を好ましくは0.1〜10質量%、より好ましくは1〜8質量%含有することが好適である。さらに、無機塩の含有量は安定性の点から、0.001〜10000mg/kgが好適である。
本発明の柔軟剤組成物の製造方法としては、上述の方法で製造した(a)成分を内包するカプセル状の香料粒子が乳化したO/W型乳化組成物に、(d)成分、(e)成分、(f)成分、無機塩及びバランスの水を添加して攪拌混合する方法、又は(d)成分、(e)成分、(f)成分、無機塩及びバランスの水を含有する柔軟剤組成物を予め調製した後、該O/W型乳化組成物を添加する方法を挙げることができ、本発明では香料粒子の安定性の点から後者の方法を採用することが好ましい。
[衣料用洗浄剤組成物]
本発明の衣料用洗浄剤組成物は、本発明の香料粒子を含有し、更に陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤及び両性界面活性剤から選ばれる界面活性剤、及び水を含有することが好適である。
陰イオン界面活性剤としては、炭素数10〜18のアルキル鎖を持つ直鎖アルキルベンゼンスルホン酸、アルキル硫酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル、α−スルホ脂肪酸アルキル(例えばメチル)エステル、炭素数8〜20の脂肪酸等の塩が好ましい。
陰イオン界面活性剤の対イオンとしてはナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、マグネシウム等のアルカリ土類金属及び/又はモノ、ジ、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン等が挙げられるが、特にアルカノールアミンを用いることで液安定性が向上することから好適である。その場合、洗浄剤組成物中の陰イオン界面活性剤の含有量は5〜50質量%が好ましく、10〜50質量%が更に好ましい。
非イオン界面活性剤としては、下記(1)〜(4)に示すものが使用できる。
(1)平均炭素数が8〜20の直鎖1級アルコールまたは直鎖2級アルコール由来のアルキル基又は分岐アルコール由来のアルキル基又はアルケニル基を有し、エチレンオキサイド(以下、EOと表記する)を平均で1〜20モル付加したポリオキシエチレンアルキル又はアルケニルエーテル。
(2)平均炭素数が8〜20のアルキル基又はアルケニル基を有し、EOを平均で1〜15モル及びプロピレンオキサイド(以下、POと表記する)を平均で1〜5モル付加したポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエーテル。この場合、EO及びPOはランダム付加でもブロック付加でもいずれでもよい。特にエリ・そで口汚れに対する高洗浄力を得ることができる点で、式(VI)で表される化合物が好ましい。
11−O(EO)u(PO)v(EO)wH (VI)
〔式中、R11は炭素数8〜20の直鎖のアルキル基又はアルケニル基である。EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基を示す。u、v及びwは平均付加モル数を表しu>0、v=1〜4、w>0、u+v+w=6〜14、u+w=5〜12である。好ましくはu+v+w=7〜14、u+w=6〜12、v=1〜2である。〕
(3)次の一般式(VII)で表されるアルキル多糖界面活性剤。
12−(OR13)ij (VII)
〔式中、R12は直鎖又は分岐鎖の炭素数8〜18のアルキル基、アルケニル基又はアルキルフェニル基、R13は炭素数2〜4のアルキレン基、Gは炭素数5又は6の還元糖に由来する残基、iは平均値0〜6の数、jは平均値1〜10の数を示す。〕
(4)脂肪酸アルカノールアミド、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド
特に、油性汚れ洗浄力の点で、(1)及び/又は(2)のポリオキシアルキレンアルキルエーテルを含有することが好ましく、(2)を含有することがより好ましい。また、洗浄剤組成物中の非イオン界面活性剤の含有量は5〜50質量%が好ましく、特に10〜50質量%が好ましい。
両性界面活性剤としてアルキルカルボベタイン、アルキルスルホベタイン、アルキルアミドヒドロキシスルホベタイン、アルキルアミドアミン型ベタイン及びアルキルイミダゾリン型ベタインなどが配合できる。
本発明の衣料用洗浄剤組成物は洗浄効果の点から、非イオン界面活性剤及び陰イオン界面活性剤を含有することが好ましく、非イオン界面活性剤/陰イオン界面活性剤の質量比は100/0〜100/10が好ましく、100/1〜100/10がより好ましく、100/1〜100/5が更に好ましい。
また、本発明の衣料用洗浄剤組成物には、上記柔軟剤組成物の欄に記載の(d)成分を含有することが衣料の風合いを改善する目的から好ましい。
本発明では洗剤性能を向上させ、特に洗浄剤の主要成分である界面活性剤の洗浄能力を向上させる目的から、水溶性無機化合物、水不溶性無機化合物、有機化合物から選ばれるビルダー等を配合することが好ましい。
水溶性無機化合物ビルダーとしては、リン酸塩(トリポリリン酸塩、ピロリン酸塩、メタリン酸塩、リン酸三ナトリウム等)、ケイ酸塩、炭酸塩等が挙げられる。中でも3つの作用を全て有する点でリン酸塩が好ましい。
水不溶性無機化合物ビルダーとしては、アルミノケイ酸塩(A型ゼオライト、P型ゼオライト、X型ゼオライト、非晶質アルミノケイ酸塩等)、結晶性ケイ酸塩等が挙げられる。中でも粒子径3μm以下(より好ましくは1μm以下)のA型ゼオライトが好ましい。
有機化合物ビルダーとしては、カルボン酸塩、有機カルボン酸(塩)ポリマー(アクリル酸重合体および共重合体、多価カルボン酸重合体および共重合体、グリオキシル酸重合体)等が挙げられる。中でも有機カルボン酸(塩)ポリマーが好ましい。
水溶性無機化合物、水不溶性無機化合物、有機化合物の対イオンとしては、アルカリ金属塩、アミン類が好ましく、特にナトリウム及び/又はカリウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミンが好ましい。
本発明の衣料用洗浄剤組成物は、本発明の香料粒子を構成する(a)成分を組成物中に0.05〜10質量%、好ましくは0.1〜3質量%、特に好ましくは0.2〜2質量%含有することが好適である。組成物中の陰イオン界面活性剤の含有量は、5〜50質量%が好ましく、特に10〜50質量%が好ましく、一方、組成物中の非イオン界面活性剤の含有量は、5〜50質量%が好ましく、特に10〜50質量%が好ましい。
また、水溶性無機化合物ビルダーの含有量は洗浄剤組成物中、10〜50質量%が好ましく、15〜45質量%がより好ましく、20〜40質量%が更に好ましい。水不溶性無機化合物ビルダーの含有量は洗浄剤組成物中、5〜50質量%が好ましく、10〜45質量%がより好ましく、15〜40質量%が更に好ましい。有機化合物ビルダーの含有量は洗浄剤組成物中0.1〜20質量%が好ましく、0.3〜15質量%がより好ましく、0.5〜10質量%が更に好ましい。
本発明の衣料用洗浄剤組成物は、水を好ましくは3〜50質量%、特には5〜40質量%含有することが、貯蔵安定性の点から好ましい。
更に本発明の洗浄剤組成物には、任意成分として従来より洗剤に配合することが知られている成分を配合することができる。このような任意成分として、二価金属イオン捕捉能を有する多価カルボン酸塩;ポリアクリル酸塩、カルボキシメチルセルロース、平均分子量5000以上のポリエチレングリコール、アクリル酸−マレイン酸共重合体若しくはその塩等の再汚染防止剤又は分散剤、ポリビニルピロリドン等の色移り防止剤、ポリオキシアルキレンベンジルエーテル、ポリオキシアルキレンフェニルエーテル等の相調整剤又は洗浄力向上剤、アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、その他のセルラーゼ等の酵素、過炭酸ナトリウム又は過硼酸ナトリウム等の漂白剤、テトラアセチルエチレンジアミン、特開平6−316700号の一般式(I−2)〜(I−7)で示される化合物等の漂白活性化剤、蛍光染料、特開平10−60480号公報の請求項1記載のシリコーン等の柔軟基剤、ブチルヒドロキシトルエン、ジスチレン化クレゾール等の酸化防止剤、調泡剤、水溶性色素、抗菌防腐剤等を配合することができる。
本発明の衣料用洗浄剤組成物の製造方法としては、上述の方法で製造した(a)成分を内包するカプセル状の香料粒子が乳化したO/W型乳化組成物に、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤及び両性界面活性剤から選ばれる界面活性剤、水溶性無機化合物ビルダー、水不溶性無機化合物ビルダー、有機化合物ビルダー、その他成分並びにバランスの水を添加して攪拌混合する方法、又は陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤及び両性界面活性剤から選ばれる界面活性剤、水溶性無機化合物ビルダー、水不溶性無機化合物ビルダー、有機化合物ビルダー、その他成分並びに水を含有する衣料用洗浄剤組成物を予め調製した後、該O/W型乳化組成物を添加する方法を挙げることができ、本発明では香料粒子の安定性の点から後者の方法を採用することが好ましい。
実施例に用いる配合成分を以下にまとめて示す。
<配合成分>
・(a)成分
表1記載の(a−1)〜(a−6)の香料を使用した。
Figure 2005314559
・(b)成分
(b−1):下記合成例1で製造したポリオキシアルキレン化されたヒドロキシエチルセルロース誘導体
(b−2):下記合成例2で製造したポリオキシアルキレン化されたヒドロキシエチルセルロース誘導体
・(c)成分
(c−1):エタノール
(c−2):グリセリン
(c−3):プロピレングリコール
・(d)成分
(d−1):N−(3−アルカノイルアミノプロピル)−N−(2−アルカノイルオキシエチル)−N−メチルアミン塩酸塩(アルカノイル基:硬化牛脂脂肪酸から水酸基を除いた残基)
(d−2):N,N−ジ(2−アルカノイルオキシエチル)−N−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)アンモニウムメチルサルフェート(アルカノイル基:未硬化牛脂脂肪酸から水酸基を除いた残基)
(d−3):N,N−ジ(2−アルカノイルオキシエチル)−N,N−ジメチルアンモニウムメチルサルフェート(アルカノイル基:硬化牛脂脂肪酸から水酸基を除いた残基)
(d−4):N,N−ジアルキル−N,N−ジメチルアンモニウムクロリド(アルキル基:炭素数12と14が1/1の質量比で混合されたアルキル)
(d−5):N−(3−ステアロイルアミノプロピル)−N,N−ジメチルアミン塩酸塩
・(e)成分
(e−1):ポリオキシエチレン(EO平均付加モル数:20)ラウリルエーテル
(e−2):ソフタノール300(日本触媒(株)製)
(e−3):硬化牛脂脂肪酸モノグリセライド
(e−4):ポリオキシエチレン(EO平均付加モル数:10)ラウリルエーテル
(e−5):ポリオキシエチレン(EO平均付加モル数:8)ミリスチルエーテル
(e−6):ポリオキシエチレン(EO平均付加モル数:5)ポリオキシプロピレン(PO平均付加モル数:3)アルキルエーテル(アルキル基:ラウリル基/ミリスチル基=8/2(質量比))
(e−7):ポリオキシエチレン(EO平均付加モル数:7)トリデシルエーテル
(e−8):ラウリルグリコシド
(e−9):ジエチレングリコールモノブチルエーテル
・(f)成分
(f−1):炭素数28のゲルベアルキルを有する硫酸エステルナトリウム塩
(f−2):ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩
(f−3):炭化水素(1−デセン/1−ドデセン=1/1(質量比))をヒドロホルミル化して得られたアルコールにエチレンオキシドを2モル付加し、三酸化イオンで硫酸化し水酸化ナトリウムで中和したもの。
(f−4):ラウリン酸ナトリウム塩
・(g)成分:その他の界面活性剤
(g−1):N−ラウリル−N,N−ジメチルアミンオキシド
(g−2):N−ラウリル−N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシエチル)スルホベタイン
・(h)成分:その他添加剤
(h−1):青色1号
(h−2):ゼネカ(株)製プロキセルBDN
(h−3):フェノキシエタノール
(h−4):塩化カルシウム
合成例1:(b−1)の合成
重量平均分子量20万、ヒドロキシエチル基の置換度2.5のヒドロキシエチルセルロース(NATROZOL 250G,ハーキュレス社製)160g、含水80%イソプロピルアルコール1280g、48%水酸化ナトリウム水溶液9.8gを混合してスラリー液を調製し、窒素雰囲気下、室温で30分攪拌した。この溶液に、次式(b1−1−1)
Figure 2005314559
で表される化合物31.8gを加え、80℃で8時間反応させてポリオキシアルキレン化を行った。反応終了後、反応液を酢酸で中和し、反応生成物を濾別した。反応生成物をイソプロピルアルコール700gで2回洗浄後、減圧下60℃で一昼夜乾燥し、ポリオキシアルキレン化されたヒドロキシエチルセルロース誘導体(b−1)152gを得た。得られたヒドロキシエチルセルロース誘導体のポリオキシアルキレン基を含む置換基(b1)の置換度は0.014であった。
合成例2:(b−2)の合成
重量平均分子量50万、ヒドロキシエチル基の置換度1.8のヒドロキシエチルセルロース(HEC−QP−4400H,ユニオンカーバイド社製)80g、含水80%イソプロピルアルコール640g、48%水酸化ナトリウム水溶液5.34gを混合してスラリー液を調製し、窒素雰囲気下、室温で30分攪拌した。この溶液に、上記式(b1−1−1)で表される化合物12.78gを加え、80℃で8時間反応させてポリオキシアルキレン化を行った。反応終了後、反応液を酢酸で中和し、反応生成物を濾別した。反応生成物をイソプロピルアルコール500gで2回洗浄後、減圧下60℃で一昼夜乾燥し、ポリオキシアルキレン化されたヒドロキシエチルセルロース誘導体(b−2)73gを得た。得られたヒドロキシエチルセルロース誘導体のポリオキシアルキレン基を含む置換基(b1)の置換度は0.004であった。
実施例1
表2に示す各成分を用い、下記記載の調製法により、表2に示す組成の香料粒子(香料粒子1〜10)を調製した。また、表2の(b)成分の代わりにポリオキシエチレン(12)ドデシルエーテルを5質量%に相当する量使用し、同様の方法で比較香料粒子(香料粒子1〜10それぞれに対する比較香料粒子1〜10)を調製した。
得られた香料粒子1〜10、及びそれぞれに対応する比較香料粒子1〜10を用いて、以下の方法で繊維に処理し、木綿布からの香りの強さを評価した。
その結果、香料粒子1〜6で処理した木綿布からは、比較香料粒子1〜6で処理した木綿布よりも強い香りがした。香料粒子3〜6を使用した場合は、特に効果が観られた。しかし香料粒子7〜10で処理した木綿布からの香りの強さは、比較香料粒子7〜10で処理した木綿布からの香りの強さと同程度であった。
<香料粒子調製法>
(a)成分の出来あがり質量が80gになるように香料粒子を調製した。25℃のウォーターバス中の100mLの市販のガラス製ビーカーに、必要量の(b)成分、及び必要に応じて(c)成分、(e)成分、(h)成分を添加した。次に、必要量の15/100(25℃)相当量のイオン交換水を攪拌しながら添加し、更に25℃にて1時間攪拌し(b)成分を溶解させた。次に(a)成分(25℃)をゆっくり添加した後、25℃で1時間攪拌した後、ウォーターバスにて配合物の温度を60℃に上昇し、更に1時間攪拌した。上記の方法で得られた組成物を、25℃のウォーターバスに漬け、攪拌しながら25℃まで冷却した後、残りのイオン交換水(25℃)を攪拌しながら添加し、更に30分攪拌した。必要により塩酸、或いは苛性ソーダでpHを調整し、本発明の香料粒子を得た。尚、以上の工程は1枚の長さが1.5cmの羽根を3枚有するタービン型の攪拌羽根を用い、回転数は全ての工程で500rpmとした。以上の方法で得られた香料粒子1〜10は公知の方法により、乳化の型を調べた結果、香料粒子1〜8までは全てO/W型乳化物であった。しかしながら、香料粒子9はO/W型の香料粒子が観られたがそれ以外に粒子となっていない香料の油滴が存在していた。また香料粒子10は、乳化粒子は観られたが流動性がないガム状の液体であった。
<処理方法>
市販の木綿肌着(グンゼ(株)、綿100%)を2槽式洗濯機(東芝(株)製2槽式洗濯機VH−360S1)で市販洗剤を用いて洗浄し(花王(株)製アタック、洗剤濃度0.0667質量%、水道水使用、浴比17、水温20℃、10分洗浄後、15分流水すすぎした後、5分間脱水)、自然乾燥させた。その肌着を全自動洗濯機(松下電器(株)製NA−F50K1)で市販洗剤を用いて再度洗濯する(花王(株)製アタック、洗剤濃度0.0667質量%、水道水使用、浴比17、水量30L、水温20℃、洗浄10分、ためすすぎ2回、脱水40秒)。最後のためすすぎの段階で、表2記載の組成物、又は比較組成物1mLを添加し、5分攪拌後脱水し、その後各試験布を広げ、平干しにして20℃、45%RHの条件で12時間放置し自然乾燥させる。
Figure 2005314559
*1:ベンジルベンゾエート(香料の希釈剤として使用)
*2:20℃におけるpH、1/10規定硫酸水溶液及び1/10規定水酸化ナトリウム水溶液を用いて調整した。
実施例2
実施例1で得られた香料粒子1〜10を使用して、表3記載の柔軟剤組成物を下記記載の方法で調製し、柔軟剤組成物1〜12を得た。また、比較組成物として、香料粒子の代わりに比較の香料粒子1〜10を、柔軟剤組成物中の香料粒子含有量が同じになるように配合した組成物(柔軟剤組成物1〜12それぞれに対する比較柔軟剤組成物1〜12)を同じ方法で調製した。
柔軟剤組成物1〜12、及び比較柔軟剤組成物1〜12、それぞれ50gをガラス瓶に入れ、−20℃の恒温器の中に12時間放置した。次に室温に12時間放置し融解させた。このサイクルを1サイクルとし、5サイクル後の外観を目視観察した。
その結果、柔軟剤組成物1〜8は比較柔軟剤組成物1〜8に比べて、液が低粘稠であった。とりわけ柔軟剤組成物3〜8の方がより低粘稠であった。しかし、柔軟剤組成物9〜11は比較柔軟剤組成物9〜11と同程度であった。また、柔軟剤組成物12は比較柔軟剤組成物12よりも高粘稠であった。
<柔軟剤組成物調製法>
表3記載の組成物の出来あがり質量が250gになるように柔軟剤組成物を調製した。300mLの市販のガラス製ビーカーに、配合水(次亜塩素酸ナトリウムを3mg/kg添加したイオン交換水)を必要量の90質量%に相当する量入れ。60℃に昇温した。攪拌しながら必要に応じて(c)成分、(e)成分、(f)成分を添加した。次に溶融した(d)成分をゆっくり添加した。15分攪拌後、香料粒子を添加した。その後10分間攪拌し、必要に応じてその他成分((h)成分)を添加し、さらに10分間攪拌後、冷却しながら20℃まで冷却した。次に組成物のpHを1/10規定硫酸水溶液、及び1/10規定水酸化ナトリウム水溶液を用いて調整した。その後残りの水を加えて、出来あがり質量を250gにし、最終的な柔軟剤組成物のpHを測定した。尚、攪拌は一枚の羽根の長さが1.5cmの羽根を3枚有するタービン型の攪拌羽根を用い、400rpmの回転数で行った。
Figure 2005314559
*:20℃におけるpH、1/10規定硫酸水溶液及び1/10規定水酸化ナトリウム水溶液を用いて調整した。
実施例3
表4記載の各成分を用い、表4に示す組成の液体洗浄剤組成物1〜5を調製した。また、香料粒子3〜5、9、10の代わりに香料((a−3)又は(a−4))のみを変えた比較液体洗浄剤組成物を調製した(香料配合量は同じに調整する)。これらの液体洗浄剤組成物を用いて、下記洗浄方法で木綿布を洗浄し、洗浄後の木綿布からの香りの強さを比較した。液体洗浄剤組成物1〜3で洗浄した木綿布の香りの強さは、比較液体洗浄剤組成物1〜3で処理した木綿布よりも強かった。しかし、液体洗浄剤組成物4、5で洗浄した木綿布の香りの強さは、比較液体洗浄剤組成物4、5で洗浄した木綿布の香りの強さと同じであった。
<洗浄方法>
市販の木綿肌着(グンゼ(株)製、綿100%)を2槽式洗濯機(東芝(株)製2槽式洗濯機VH−360S1)で、表4記載の液体洗浄剤組成物1〜5、及び比較液体洗浄剤組成物を用いて洗浄した(洗剤濃度0.0667質量%、水道水使用、浴比17、水温20℃、10分洗浄後、15分流水すすぎした後、5分間脱水)。その後、平干しにして20℃、45%RHの条件で12時間放置し自然乾燥させる。
Figure 2005314559
*:20℃におけるpH、1/10規定硫酸水溶液及び1/10規定水酸化ナトリウム水溶液を用いて調整した。

Claims (7)

  1. 下記(a)成分及び(b)成分を、(a)成分/(b)成分=1/1〜200/1の質量比で含有する香料粒子。
    (a)成分:logPowが2.0以上の香料成分を20質量%以上含有する香料
    (b)成分:多糖類のヒドロキシ基の水素原子の一部又は全てが、一般式(b1)で表される基(以下基(b1)という)で置換されている多糖誘導体(基(b1)中のヒドロキシ基の水素原子は更に基(b1)で置換されていてもよい)
    −R1−(OA)a−B−R2 (b1)
    [式中、R1はヒドロキシ基又はオキソ基で置換されていてもよい炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖のアルキレン基を示し、Aは炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖のアルキレン基を示し、aは平均値で1〜300の数を示し、a個のAは同一でも異なっていてもよい。Bは−O−、−COO−又は−OCO−から選ばれる基を示し、R2はヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数4〜30の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、あるいはヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜5のスルホアルキル基を示す。]
  2. 請求項1記載の(a)成分、請求項1記載の(b)成分及び水を、(a)成分/(b)成分(質量比)=1/1〜200/1の範囲で混合して得られる混合物を水で希釈してなる、香料粒子。
  3. 請求項1又は2記載の香料粒子、及び界面活性剤を含有する水性組成物。
  4. 香料粒子がO/W型乳化状態で存在する請求項3記載の水性組成物。
  5. (a)成分、(b)成分、界面活性剤及び水を混合して得られる混合物を水で希釈してなる、請求項3又は4記載の水性組成物。
  6. 請求項1又は2記載の香料粒子を含有する繊維製品柔軟剤組成物。
  7. 請求項1又は2記載の香料粒子を含有する衣料用洗浄剤組成物。
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