JP2014530645A - 緑内障および高眼圧症を治療するための活性剤の徐放送達 - Google Patents
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Abstract
Description
本出願は、2011年8月29日に出願された米国仮特許出願第61/528,736号、および2012年5月8日に出願された米国仮特許出願第61/644,397号に基づく優先権を主張するものであり、これら各々の開示は全ての目的についてその全体が参照により本明細書に組み入れられる。
本明細書で使用される場合、「a」または「an」という語は、特許文献では一般的なように、「少なくとも1つ」あるいは「1つ以上」という他の例または用法とは独立して、1つまたは複数を包含して用いられる。
図3〜6は、本発明の方法に使用される涙管インプラントの典型的な実施態様を示す。典型的なインプラントは、涙点212、214を通して、それに付随する涙小管208、210に挿入することができる。本発明において使用される典型的な涙管インプラントは、第1部材、第2部材、およびヒール部を含み、例えば、図3Aに描かれている第1部材305、第2部材310、および第3部材あるいはヒール部330を含む。典型的な涙管インプラントは、ヒール部に形成される穿孔をさらに含み、例えば、図3Aの第3部材あるいはヒール部330において形成されている穿孔385を含む。いくつかの実施態様において、典型的な涙管インプラントは、空洞458をさらに含む(例えば図4Aに示されている涙管インプラント)。
いくつかの実施態様では、第1部材305は涙小管中に延在するように構成され、第2部材310は涙小管の垂直部分220、222に位置して、付随する涙点の開口部まで、あるいは開口部の外へ、延在するように構成される。そのような構成の涙管インプラント300が涙小管に挿入された場合、第1軸Aと第2軸Bの交差点は、概して涙小管の湾曲部(例えば図2の涙小管湾曲部250)に位置する。いくつかの実施態様では、第1部材305と第2部材310とは第1の角度にて接続され、その角度は少なくとも約45度であり、そのようにして第1部材と第2部材との間に角度付き交差を形成する。様々な実施態様において、涙管インプラント300が涙小管に設置された場合に、角度付き交差の少なくとも一部分が涙小管の湾曲部に対して片寄っている。この実施態様において、涙管インプラント300は、解剖学的構造を利用して、移植された涙管インプラント300の保持を促進する。
図3Bを参照すると、本方法において使用されるインプラントのいくつかの実施態様において、第2部材310は、第3部材あるいはヒール部330から概して第2軸Bの方向に沿って延在する直立区域335を含む。様々な実施態様において、第2部材310は、第3部材あるいはヒール部330とは反対の端において直立区域335に結合する頭部区域340をさらに含む。いくつかの実施態様では、第2部材310は、涙管インプラント300が涙小管に設置されたときに、直立区域335が涙小管の垂直部分に位置しながら頭部区域340が涙点外部を囲む組織に接触するように構成される。図3A〜3Fに示された典型的な一実施態様では、直立区域335は円柱状の形状を有し、頭部区域340は長円形または長方形の構成を有する。しかしながら、あらゆる他の適切な形状または構成が使用可能であって本発明の範囲に含まれることが理解されるであろう。例えば、様々な実施態様において、直立区域335が円錐状に構成され、頭部区域340は円形、楕円形、または多角形の断面を有するように構成される。
いくつかの実施態様において、第3部材あるいはヒール部330は、上部表面360、下部表面365、および側表面370を含む。図示された実施態様において、穿孔385が上部表面360から第3部材あるいはヒール部330中へと延在する。いくつかの実施態様において、上部表面360と下部表面365とは実質的に平坦であり、一定距離により互いに隔離されている。そのような距離は容易に変動させることができ、典型的には約0.3 mm〜約0.7 mmである。例えば、いくつかの実施態様では、上部表面360と下部表面365とは約0.4 mm〜0.6 mm(例えば約0.53 mm)の距離で隔離される。いくつかの実施態様では、上部表面360は、第2部材310との交差点を越えて延在する。いくつかの実施態様では、上部表面360は、約0.3〜約0.6 mmの距離に渡って第2部材310との交差点を越えて延在する。上部表面360はまた、側表面370とも連結され得る。様々な実施態様において、上部表面360と側表面370とは、湾曲交差部380により連結される。いくつかの実施態様では、湾曲交差部380は、約0.04 mm〜約0.08 mmの湾曲半径を有する。
穿孔385の典型的な構造は図3Eおよび3Fにおいて詳細に示されており、そこでは、涙管インプラント300の断面図および部分的拡大断面図が提供されている。穿孔385は、涙点中への涙管インプラント300の挿入を促進させるための外部挿入ツールの先端またはその他の突起を受け入れるように構成される。ヒール部における穿孔の大きさ、形状、角度(θ2)、および位置を含む構成は、挿入ツールと穿孔との適合、ヒール部の融通性、または涙管インプラントの保持を促進させるために、容易に調節することができる。インプラントの目的または用途、およびヒール部を製造するために使用される材料に依存して、上記で言及された穿孔の特性は容易に変えられる。本明細書で開示される穿孔385の構成は例示であり、他のあらゆる適切な構成が本発明の範囲に含まれる。
図4A〜4Cは、涙点212、214を通して、それに付随する涙小管208、210中に挿入可能な、典型的な涙管インプラント400を示している。図4Aにおいて、涙管インプラント400は、様々な眼性、副鼻腔性、またはその他の疾患の治療のために眼または周辺組織に放出するための、治療剤コアまたはその他の物質を収容するように構成された、空洞458を含む。
本発明の方法において使用する典型的な涙管インプラントは、プラスチック、ゴム、ポリマー、または複合材料を含む様々な材料から作られる。本発明の典型的な涙管インプラントは、プラスチック、ゴム、ポリマー、複合材料、またはその他の適切な材料を含む1つ以上の材料から形成される。いくつかの実施態様では、涙管インプラントは、液状シリコーンゴムから形成される。例えば、典型的な実施態様において、涙管インプラントは、NuSil 4840液状シリコーンゴムとして市販されている材料、NuSil 4870、またはそのような液状シリコーンゴムを含む混合物から形成される。そのような混合物の例としては、6-4800として市販されている材料が含まれ、これは、約1%〜約5%(例えば約2%〜約4%)の6-4800を有するNuSil 4840を含む。
本発明の方法の様々な実施態様において、インプラントを涙点または涙小管に保持するために、保持構造を含むインプラントが利用される。保持構造は、インプラント本体に付着しているか、またはそれと一体化している。保持構造は、インプラントが所望の組織位置(例えば涙点または涙小管)に容易に位置付けられるように大きさおよび形状が決められた、適切な材料を含む。いくつかの実施態様では、少なくとも部分的に鞘(sheath)を介して、薬剤コアが保持構造に付着され得る。いくつかの実施態様では、保持構造は、保持構造が涙点に設置されたときに拡張するよう構成されたハイドロゲルを含む。保持構造は、軸方向に向けられた表面を有する付着部材を含み得る。いくつかの実施態様では、軸方向に向けられた表面に対してハイドロゲルが拡張され、ハイドロゲルが水和するあいだハイドロゲルが保持される。いくつかの実施態様では、付着部材は、少なくとも1つの突出部、フランジ、周縁部、または保持構造の一部分を通した開口部を含み得る。いくつかの実施態様では、保持構造は、インプラント本体部分の大きさおよび形状を含み、涙点および涙小管の解剖学的形態に実質的に一致する。
典型的な一実施態様において、本発明の方法は、閉塞要素を有するインプラントを使用する。閉塞要素は、保持構造に積載され保持構造とともに拡張して、涙流を抑制し得る。閉塞要素は、内腔を通じた涙流を抑制し得、また、保持構造の少なくとも一部分を被覆して、内腔を保持構造から保護し得る。閉塞要素は、中空組織構造を通じた液(例えば涙小管を通じた涙液)の流れをインプラントが少なくとも部分的に抑制し、あるいは阻止すらできるように、大きさと形状とが決められた適切な材料を含む。閉塞材料は、保持構造と共に拡張し収縮することができる、生体適合性材料(例えばシリコーン)の薄壁膜であり得る。閉塞要素は、別個の細いチューブとして形成され、保持構造の端上にスライドし、上述のように保持構造の一端に係留される。あるいは、閉塞要素は、保持構造を生体適合性ポリマー(例えばシリコーンポリマー)中で浸漬コーティングすることにより形成され得る。閉塞要素の厚さは約0.01 mm〜約0.15 mmの範囲内であり得、多くの場合は約0.05 mm〜0.1 mmである。
本発明で使用される涙管インプラントの設置は、挿入ツールの使用により促進され得る。例えば、いくつかの実施態様では、涙管インプラントおよび/または挿入ツールは、米国特許出願公開公報第2009/0104248号、米国特許出願公開公報第2010/0274204号、米国特許出願公開公報第2009/0105749号、および国際特許出願公開公報第WO 2011/066479(これらの全体が参照により本明細書に組み入れられる)に見出される特徴または構成要素を含み得る。
高頻度周期的投与に関する従来の薬剤送達法は、多くの場合、理想的でないかまたは実践的でない。例えば、より毒性の高い薬剤を用いる場合に、従来型周期的投与法では、投与時において、好ましくないほど高い初期薬剤レベルが引き起こされ、その後、投与と投与の間の薬剤レベルが低くなって、治療的意義のあるレベルより低くなってしまうことがしばしば起こり得る。同様に、治療を要する薬学的療法標的領域が例えば網膜のような眼内部や脳であるような一定の場合において、従来型の周期的投与法では実践的でなかったり治療的有効性がなかったりし得る。従って、いくつかの実施態様において、本涙管インプラントは、その構造内に1つ以上の治療剤をさらに含む。様々な実施態様において、その薬剤は装置全体に分散される。いくつかの実施態様では、その薬剤は、装置の1つ以上の明確な位置または領域に配置される。典型的な一実施態様において、治療剤は装置の空洞中に配置され、その薬剤を保持する構成要素はコアと呼ばれる。
高眼圧症(OH)および原発開放隅角緑内障(POAG)は、主に眼が房水を適切に排液する能力を失うことによる、前房における房水の蓄積によって引き起こされる。虹彩の根元に位置する毛様体は、連続的に房水を産生する。房水は前房に流入した後、角膜と虹彩との間の角を介して線維柱帯網を通り、強膜中の通過路へと排液される。正常な眼においては、産生される房水の量は排出される量と同等である。しかし、この機序が損なわれている眼においては、眼内圧(IOP)が上昇する。上昇したIOPは、緑内障性視野喪失についての主要なリスク因子である。複数の研究の結果によれば、眼内圧を低下させることを狙った早期介入が、視覚低下および失明へとつながる視神経損傷および視野喪失の進行を遅延させることが示されている。
プロスタグランジンは強力な高眼圧剤と考えられている。しかしながら、いくつかのプロスタグランジンは非常に有効な眼圧降下剤であって緑内障の長期医学的管理に理想的に適していることを示す証拠が過去10年間に蓄積されてきた(例えば、Bito, L. Z.「Biological Protection with Prostaglandins」、Cohen, M. M.編、Boca Raton, Fla., CRC Press Inc., 1985, pp. 231-252;ならびにBito, L. Z.「Applied Pharmacology in the Medical Treatment of Glaucomas」、Drance, S. M.およびNeufeld, A. H.編、New York, Grune & Stratton, 1984, pp. 477-505を参照)。そのようなプロスタグランジンとしては、PGF2α、PGF1α、PGE2、および、そのような化合物のC1〜C5アルキルエステル(例えば1-イソプロピルエステル)のような一定の脂溶性エステルが含まれる。
典型的な一実施態様において、本発明の方法は、インプラント本体の第1部材305もしくは第2部材310のうちの少なくとも1つに設置された個別の治療剤コア、または統合された薬剤その他の作用物を含むインプラントを利用して、治療剤の持続的放出(徐放)を提供する。例えば、設置されている薬剤コアまたは統合された薬剤その他の作用物は、涙管インプラント400の空洞458に配置されて、持続的な薬剤その他の治療剤の放出を提供し得る。
典型的な一実施態様において、本発明の方法において使用するインプラントは、鞘体に包まれた治療剤コアを含む。鞘体は、適切な形状および材料を含んで、ラタノプロストまたはその他の抗緑内障剤の薬剤コアからの移出を制御し得る。いくつかの実施態様では、鞘体は、薬剤コアを収容し、コアにぴったりとフィットし得る。鞘体は、ラタノプロストまたはその他の抗緑内障剤に対して実質的に不透過性である材料から作られ、従って、薬剤の移出の速度は、薬剤コアのうち鞘体によって被覆されていない露出表面積によって大部分制御され得る。多くの実施態様において、鞘体を通したラタノプロストまたはその他の抗緑内障剤の移出は、薬剤コアの露出表面を通したそれらの移出の約10分の1以下であり、多くの場合100分の1以下であり得る。換言すると、鞘体を通したラタノプロストまたはその他の抗緑内障剤の移出は、薬剤コアの露出表面を通したそれらの移出よりも少なくとも約1桁少ない。適切な鞘体材料としては、ポリイミド、リエチレンテレフタレート(以下、「PET」という)が含まれる。鞘体は厚さを有し、その厚さは、コアに隣接する鞘表面からコアから離れた反対の鞘表面までとして定義され、約0.00025''〜約0.0015''である。コアを横切って延在する鞘の総直径は、約0.2 mm〜約1.2 mmである。コアは、そのコアを鞘材料で浸漬コーティングすることによって形成し得る。それに代えて、またはそれと合わせて、鞘体は、チューブおよび鞘中に導入されたコア(例えば、鞘体チューブ中にスライド、注入、または押出することができる液体または固体としてのもの)を含み得る。鞘体は、コアの周りに浸漬コーティングすることもでき、例えば予備形成されたコアの周りに浸漬コーティングし得る。
一般的に、本発明の方法において有用な薬学的活性剤または薬剤は、インプラント(例えば本明細書に記述されたもの)から送達することができて、例えば眼に有益かつ有用な結果をもたらす、あらゆる化合物、物質の組成物、またはこれらの混合物であり得、特に、局所的または全身的に所望の生理的または薬理的効果を得ることにおいて有効な薬剤であり得る。
当業者は、本明細書で開示される方法において使用されるものとして記載されているインプラントを作製するために有用な、様々な方法に精通しているであろう。具体的な方法は上記の特許文献に記述されており、これらの開示は参照によりその全体が本明細書に組み入れられる。
ラタノプロストまたはその他の眼内圧低減治療剤(複数可)の放出の速度は、薬剤コア中に溶解されたラタノプロストまたはその他の眼内圧低減治療剤(複数可)の濃度に関係し得る。いくつかの実施態様では、薬剤コアは、その薬剤コア中におけるラタノプロストまたはその他の眼内圧低減治療剤(複数可)の望ましい溶解性を提供するために選択される非治療剤を含む。薬剤コアの非治療剤は、本明細書に記載されるポリマー、および添加剤を含み得る。薬剤コアのポリマーは、マトリックス中におけるラタノプロストまたはその他の眼内圧低減治療剤(複数可)の望ましい溶解性を提供するように選択し得る。例えば、コアは、親水性治療剤の溶解性を促進させ得るハイドロゲルを含み得る。いくつかの実施態様では、ポリマーに官能基を加えて、マトリックス中におけるラタノプロストまたはその他の眼内圧低減治療剤(複数可)の望ましい溶解性を提供することができる。例えば、シリコーンポリマーに官能基を付けることができる。
様々な眼性障害の治療のために点眼薬を使用している患者による高い非遵守率を示す数多くの研究が刊行されている。1つの研究は、指示されたように点眼薬を使用したのはわずか64%の患者にすぎなかったことを示した(Winfield AJら、「A study of the causes of non-compliance by patients prescribed eyedrops.」Br J Ophthalmol. 1990年8月;74(8):477-80)。別の研究は、緑内障のために点眼薬を使用している患者の41%が、30日の期間のあいだに6回以上の投与を怠ったことを示した(Norell SEおよびGranstrom PA「Self-medication with pilocarpine among outpatients in a glaucoma clinic.」Br J Ophthalmol. 1980年2月;64(2):137-41)。
様々な実施態様において、本明細書に記述される発明は、治療剤を用いて緑内障、眼内圧亢進、および緑内障関連眼内圧亢進を治療する方法を提供する。本発明により治療可能な緑内障の例としては、原発開放隅角緑内障、正常眼圧緑内障、過分泌緑内障、高眼圧症、急性閉塞隅角緑内障、慢性閉塞隅角緑内障、混合型緑内障、副腎皮質ステロイド緑内障、アミロイド緑内障、血管新生緑内障、悪性緑内障、嚢性緑内障、プラトー虹彩症候群等が含まれる。
本発明はまた、典型的な実施態様において本発明の方法において使用するインプラントを1つ、2つ、3つまたは4つ含む、キットを利用する方法を提供する。典型的な一実施態様において、インプラントは滅菌される。様々な実施態様では、挿入ツールも提供される。この実施態様において使用される典型的な挿入ツールは本明細書において提示される。様々な実施態様において、ツールのピン(760)をインプラントの穿孔(385)に係合させることにより、少なくとも1つのインプラントが挿入ツールと係合される。様々な実施態様において、ツールは滅菌される。典型的な一実施態様において、キットの構成要素は、涙点にインプラントを装着することについての説明書、局所用麻酔、局所麻酔用の投与装置、または涙点へのインプラントの装着において使用する別の構成要素のうちの、1つ以上と共にパッケージ化される。
高眼圧症(OH)または開放隅角緑内障(OAG)を有するヒト被験者において、ラタノプロスト涙点プラグ送達システム(L-PPDS)の安全性および有効性を評価するためのフェーズII非盲検臨床試験を行った。
スクリーニング訪問のあいだ、被験者らには約15分間〜2時間に渡って試用涙点プラグが取り付けられ、取付けおよび適格性を評価した。患者の各眼において、洗い流し前のIOP測定値が決定され、有害装置事象(ADE)も監視された。試用取付けの後、被験者らは洗い流し期間を開始し、そこでは被験者らはIOP適格性を評価するために最短4週間、最長6週間に渡って局所的プロスタグランジン療法を中断した。
上涙点の各L-PPDSは専売的涙点プラグのデザインのものであり、46μgのラタノプロスト強度を有していた。不活性成分は、医学グレードシリコーン、ポリイミドチューブ、DMPC、シアノアクレレート医学グレード接着剤、および2%緑着色料であった。各L-PPDSは、別々の滅菌マイラーフォイルパウチ中に供給された。
下涙点プラグは、4週間の試験の期間全体で、被験者あたり94%以上の保持を達成した。上涙点プラグは、試験期間全体で、被験者あたり40%の保持率を示した。
L-PPDSは試験期間中、良好に忍容された。Aeの大部分は眼性の性質のものであったが、しかしいずれも深刻なAeではなかった。最も頻繁に報告されたAEは軽度から中程度の流涙であった。涙点プラグに関係した不快感を経験した被験者はほとんどいず、大部分の被験者は、第4週までには涙点プラグについて自覚がないかまたは少しの自覚があるだけであった。
OHまたはOAGを有する300人を超えるヒト被験者において、いくつかの臨床試験を行なって、L-PPDS処置についての安全性、有効性、および投与量を評価した。これらの試験は、主に下涙点に位置するL-PPDSを介して送達される、眼あたり3.5〜95μgの投与量範囲に渡るL-PPDSの予備的安全性および有効性を調査した。例えば、ClinicalTrials.govの識別番号NCT00967811、「高眼圧症(OH)または開放隅角緑内障(OAG)を有する被験者におけるラタノプロスト涙点プラグ送達システム(L-PPDS)の異なる製剤(E1およびE2)の非盲検フェーズ2試験」、試験開始日2009年8月(他の試験ID番号:PPL GLAU 07)(参照により本明細書に組み入れられる);および、ClinicalTrials.govの識別番号NCT01037036、「高眼圧症(OH)または開放隅角緑内障(OAG)を有する被験者における、付属的キサラタン(登録商標)点眼薬を伴うラタノプロスト涙点プラグ送達システム(L-PPDS)の非盲検フェーズ2試験」、試験開始日2009年12月17日(他の試験ID番号:PPL GLAU 08)(参照により本明細書に組み入れられる)を参照。刊行されている臨床的結果に基づけば、キサラタン(登録商標)点眼薬に関連するIOP低減の平均IOP低減値の規模は、期待される程度に満たないものであった。しかしながら、L-PPDSについての結果は、一定の被験者においてキサラタン(登録商標)に期待されるであろうIOP低減が得られたことを示している。全ての試験は、眼あたり1つの涙点だけを閉塞させた。L-PPDSについての全体的な平均IOP低減は、ラタノプロスト濃度が眼あたり3.5μg〜95μgであったことに関わらず、大部分の試験のあいだで似通ったものであった(-3〜-5 mmHgの範囲)。具体的には、実施例1に記述された臨床試験、ならびに、44μgおよび81μgのラタノプロスト濃度を含有するL-PPDSの臨床試験(ClinicalTrials.govの識別番号NCT00820300、「高眼圧症(OH)または開放隅角緑内障(OAG)を有する被験者における、ラタノプロスト涙点プラグ送達システム(L-PPDS)の非盲検フェーズ2試験」、試験開始日2009年1月(他の試験ID番号:PPL GLAU 03)(参照により本明細書に組み入れられる)と2つの異なる95μg製剤のものとによる平均IOP低減値が比較され、ここで、その2つの95μg製剤(E1およびE2)は、異なる平均1日投与量を送達するように開発されたものであった(ClinicalTrials.govの識別番号NCT00967811、「高眼圧症(OH)または開放隅角緑内障(OAG)を有する被験者におけるラタノプロスト涙点プラグ送達システム(L-PPDS)の異なる製剤(E1およびE2)の非盲検フェーズ2試験」、試験開始日2009年8月(他の試験ID番号:PPL GLAU 07)(参照により本明細書に組み入れられる)を参照)。表3は、これら臨床試験におけるL-PPDS処置の最初の4週間のあいだの、ベースラインからの平均IOP変化の範囲を要約する。表4は、第2週および第4週におけるIOP変化(mm Hg)を被験者の数(パーセント)により要約している。
NuSilシリコーンMED6385部分Aを最低5分間撹拌し、その63 mgを秤量してガラススライド上に移した。その同じガラススライドに、ラタノプロスト(台湾、台北のエバーライトケミカル社から入手)(48 mg)、ジミリストイルホスファチジルコリン(DMPC)(9 mg)、およびNuSil Med6382架橋剤(2.4 mL)を添加した。0.5μLのハミルトン注射器を使用して、Nusil MED6385部分B(0.348μL)を直接ミニスパチュラ上に移した。ラタノプロスト、NuSil MED6382架橋剤、NuSilシリコーンMED-6385部分B、およびDMPCを2〜5分間一緒に混合し、均質な混合物を形成した。得られた混合物をNuSilシリコーンMED6385部分Aと組み合せ、さらに2分間混合して均質な混合物を形成し、事前に調製された注射器アセンブリにこれを直ちに移した。それから注射器をアダプターによってポリイミドチューブ(0.024" OD)に取り付けた。ポリイミドチューブは冷却ジャケットにより4℃の温度に維持された。2分後、システムの圧力を2.5分間に渡って40 psiまで上昇させることによって、混合物をポリイミドチューブに注入した。いったん混合物がポリイミドチューブを通って端まで押し出されたら、チューブを切断して両末端を留めた。40℃、80%相対湿度の加湿チェンバー内に24〜96時間チューブを置いてシリコーンを硬化させ、そしてチューブを1.0 mm長に切断した。切断されたチューブの底末端にロックタイト4305(ヘンケルアドヒーシブテクノロジーズ社)を適用して、100W UV硬化チェンバー内で20秒間硬化させた。それからこれらのコアを、接着された末端が空洞の底に位置するように、涙点プラグの空洞に挿入した。
[調査目的]
涙点プラグ設計反復の物理的および臨床的な性能特性を評価すること。
これは、プロトタイプ涙点プラグの物理的および臨床的な性能特性を評価するための、複数施設・装置評価・実現可能性調査である。およそ500人に及ぶ被験者が米国内の5〜15箇所において参加登録する。薬剤処置は投与されない。本調査は、涙点プラグプロトタイプの物理的(取り扱い)および臨床的(快適性、流涙、保持)特性を評価する。この調査は反復性であり、データを継続的に監視して、さらなる改良が示唆される場合には涙点プラグに設計変更がなされる。調査用プラグ検出補助器も評価され得る。
被験者は50歳以上の男性および女性のボランティアである。主な除外基準としては以下のものが含まれる。
・瞼スクラブを要する過去または現在の瞼の疾患(すなわち、中程度または重度の眼瞼炎、涙嚢炎、瞼板腺炎)
・構造的な瞼の異常(すなわち眼瞼外反、眼瞼内反)
・進行中の前部炎症疾患
・眼性アレルギー
・眼をこする習癖
・過去における涙点プラグの不忍容(すなわち、涙点プラグ装着による炎症反応、肉芽腫、涙嚢炎等)
・過去3ヶ月以内のレーザー眼手術または過去6ヶ月以内の切開性眼手術
涙点プラグは、プラグと共に提供される研究用挿入ツールまたは眼科用鉗子を使用して、上涙点および下涙点の両側に設置される。挿入および除去のための技術は、他の市販涙点プラグについての手順と同様である。
[調査の可変因子]
装置性能:
・保持率
・挿入成功率
・使用の容易さ
忍容性
・快適さ
・流涙
安全性
・有害装置事象(ADE)
・生体顕微鏡
[調査の手順および評価]
装置性能:
・追加的な同意を得た被験者については、設置後に涙点プラグの写真を撮って、眼瞼縁におけるその位置を観察することができ、将来の医師訓練のために涙点プラグの設置および除去の手順のビデオ撮影を行うことができる。立会い観察による涙点プラグの設置および除去の手順の医師訓練も行い得る。
忍容性:
・被験者らは、毎回の訪問において、流涙および快適性の忍容性を視覚的アナログ尺度によって評点する。
安全性:
・各眼において生体顕微鏡観察を行い、毎回の訪問においてADEを採取する。
[標本サイズおよび統計学的解析]
・標本サイズは臨床的判断に基づき、調査の目的を達成するために十分であると考えられる。全ての調査可変因子は記述的に要約される。ADEは医薬規制用語集(MedDRA)を使用してコード化され、器官別大分類および基本語により記述的に要約される。
[保持試験]
本発明の典型的な実施態様を、改変された市販インプラントとの比較において評価するために、臨床的試験を実施した。この市販インプラント1000は図10Aおよび10Bに示されており、それぞれ側面図および平面図が、対応する主要な寸法値と共に描かれている。市販インプラント1000は空洞を有さない。比較試験の目的のために、図10Cおよび10Dに示すように、空洞1002を構築することによって市販インプラント1000を改変する。空洞1002は、比較試験のために選ばれた本願の典型的実施態様における空洞458と本質的に同じ形状および同じ大きさを有するように構成されている。
Claims (114)
- 対象者の眼の第1の涙点を通して第1の涙小管中に第1の涙管インプラントを移植する工程であって、前記第1の涙管インプラントは、治療的有効量の眼内圧低減治療剤を患者の眼に持続的に放出するように構成される工程;
対象者の眼の第2の涙点を通して第2の涙小管中に第2の涙管インプラントを移植する工程であって、前記第2の涙管インプラントは、前記眼内圧低減治療剤を患者の眼に持続的に放出するように構成される工程;ならびに
前記第1の涙管インプラントおよび第2の涙管インプラントの組合せから、前記眼内圧低減治療剤の合計量を、選択された期間に渡って持続的に眼に放出する工程であって、前記合計量は、眼内圧を低減させるために十分な量である工程
を含む、
必要とする対象者の眼において眼内圧を低減させるための方法。 - 眼内圧は、治療的有効量によって低減される、請求項1に記載の方法。
- 前記治療剤は、点眼薬形態で前記患者に処方される前記治療剤の治療的有効量と実質的に同じ量において送達される、請求項1または2に記載の方法。
- 前記第1のインプラント、前記第2のインプラント、およびそれらの組合せから選択される要素が、前記治療剤のユニット投与量構成を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
- 前記第1のインプラントおよび前記第2のインプラントから選択される要素が、約40μg〜約115μgの前記治療剤を含む、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
- 前記第1および第2のインプラントの組合せが、約100μg〜約200μgの前記治療剤を含む、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
- 前記第1のインプラントが約46μgまたは約95μgの前記治療剤を含む、請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
- 前記第2のインプラントが約95μgの前記治療剤を含む、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
- ユニット投与量構成は、2個のインプラントの形態をとり、約141μgおよび約190μgの前記治療剤から選択されるものである、請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
- 前記抗緑内障薬剤が、アドレナリン作動薬、アドレナリン拮抗薬、ベータ遮断薬、炭酸脱水酵素阻害薬、副交感神経刺激薬、プロスタグランジン類似体、降圧性脂質、神経保護薬、およびこれらの組合せからなる群から選択される、請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
- 前記治療剤がプロスタグランジンである、請求項1〜10のいずれかに記載の方法。
- 前記治療剤がラタノプロストである、請求項1〜11のいずれかに記載の方法。
- 前記治療剤がラタノプロストであり、前記第1のインプラントおよび前記第2のインプラントから選択される要素が、約40μg〜約115μgの前記治療剤を含む、請求項1〜12のいずれかに記載の方法。
- 前記治療剤がラタノプロストであり、前記第1のインプラントが約46μgのラタノプロストを含む、請求項1〜13のいずれかに記載の方法。
- 前記治療剤がラタノプロストであり、前記第2のインプラントが約95μgのラタノプロストを含む、請求項1〜14のいずれかに記載の方法。
- 薬剤の持続的放出が、前記第1の涙管インプラントおよび前記第2の涙管インプラントの移植後少なくとも2週間、少なくとも3週間、および少なくとも4週間から選択される連続的期間に渡って、眼の眼内圧をベースラインから少なくとも5 mm Hg低減させるために十分な治療剤の投与量を達成する、請求項1〜15のいずれかに記載の方法。
- 前記第1の涙点は眼の上涙点であり、前記第2の涙点は眼の下涙点である、請求項1〜16のいずれかに記載の方法。
- 前記第1の涙管インプラントおよび前記第2の涙管インプラントの組合せにより24時間に渡って放出される前記眼内圧低減治療剤の合計量が、少なくとも約1.5μgである、請求項1〜17のいずれかに記載の方法。
- 前記第1の涙管インプラントおよび前記第2の涙管インプラントの組合せにより24時間に渡って放出される前記眼内圧低減治療剤の合計量が、約2.0μg超である、請求項1〜18のいずれかに記載の方法。
- 前記眼内圧低減治療剤は、前記第1の涙管インプラントおよび/または前記第2の涙管インプラント内に含浸される、請求項1〜19のいずれかに記載の方法。
- 前記第1のインプラント、前記第2のインプラント、およびそれらの組合せから選択される要素が、不透過性コーティングによって少なくとも部分的に被覆される、請求項1〜20のいずれかに記載の方法。
- 前記第1のインプラント、前記第2のインプラント、およびそれらの組合せから選択される要素が、不透過性コーティングによって少なくとも部分的に被覆され、前記治療剤は、前記不透過性コーティング中の1つ以上の開口を通して装置から拡散する、請求項1〜21のいずれかに記載の方法。
- 前記第1のインプラント、前記第2のインプラント、およびそれらの組合せから選択される要素が、不透過性パリレンコーティングによって少なくとも部分的に被覆され、前記治療剤は、前記不透過性コーティング中の1つ以上の開口を通して装置から拡散する、請求項1〜22のいずれかに記載の方法。
- 前記眼内圧低減治療剤は、前記第1の涙管インプラント中に配置された第1の徐放コア、前記第2の涙管インプラント中に配置された第2の徐放コア、およびこれらの組合せから選択される要素に含有される、請求項1〜23のいずれかに記載の方法。
- 前記眼内圧は、高眼圧症に関連するものである、請求項1〜24のいずれかに記載の方法。
- 前記眼内圧は、緑内障に関連するものである、請求項1〜25のいずれかに記載の方法。
- 前記第2の涙管インプラントの移植は、前記第1の涙管インプラントの移植の24時間以内に行なわれる、請求項1〜26のいずれかに記載の方法。
- 前記第2の涙管インプラントの移植は、前記第1の涙管インプラントの移植の24時間後よりも後に行なわれる、請求項1〜27のいずれかに記載の方法。
- 前記眼は、前記第1の涙管インプラントの移植前において、約21 mm Hgより高いベースライン眼内圧を有する、請求項1〜28のいずれかに記載の方法。
- 前記眼は、前記第1の涙管インプラントの移植前において、約22 mm Hg〜約33 mm Hgのベースライン眼内圧を有する、請求項1〜29のいずれかに記載の方法。
- 前記対象者の第2の眼の第1の涙点を通して第1の涙小管中に第3の涙管インプラントを移植する工程であって、前記第1の涙管インプラントは、治療的有効量の眼内圧低減治療剤を対象者の第2の眼に持続的に放出するように構成される工程;
対象者の第2の眼の第2の涙点を通して第2の涙小管中に第2の涙管インプラントを移植する工程であって、前記第2の涙管インプラントは、前記眼内圧低減治療剤を患者の第2の眼に持続的に放出するように構成される工程;ならびに
前記第1の涙管インプラントおよび第2の涙管インプラントの組合せから、前記眼内圧低減治療剤の合計量を、選択された期間に渡って持続的に第2の眼に放出する工程であって、前記合計量は、眼内圧を低減させるために十分な量である工程
をさらに含む、請求項1〜30のいずれかに記載の方法。 - 前記第1の涙管インプラントを移植した少なくとも約30日後に、患者の眼から前記涙管インプラントを除去して、患者の眼の第1の涙点を通して第1の涙小管中に第1の新たな涙管インプラントを移植することによって前記涙管インプラントを第3の涙管インプラントで交換する工程であって、前記第1の新たな涙管インプラントは、患者の眼に前記眼内圧低減治療剤を持続的に放出するように構成される工程;ならびに
前記第2の涙管インプラントを移植した少なくとも約30日後に、患者の眼から前記第2の涙管インプラントを除去して、患者の眼の第2の涙点を通して第2の涙小管中に第2の新たな涙管インプラントを移植することによって前記第2の涙管インプラントを第2の新たな涙管インプラントで交換する工程であって、前記第2の新たな涙管インプラントは、患者の眼に眼内圧低減治療剤を持続的に放出するように構成される工程
をさらに含む、請求項1〜31のいずれかに記載の方法。 - 前記第1の涙管インプラントを除去して交換することは、前記第1の涙管インプラントを挿入した少なくとも約60日後に行なわれ、前記第2の涙管インプラントを除去して交換することは、前記第2の涙管インプラントを挿入した少なくとも約60日後に行なわれる、請求項32に記載の方法。
- 前記インプラントは、
第1軸を規定する第1部材であって、前記第1軸に沿って第1末端を有するもの;
第2軸を規定する第2部材であって、前記第2軸に沿って第2末端を有し、前記治療剤を挿入するために構成された空洞を規定するもの;ならびに
前記第1部材の第1末端と前記第2部材の第2末端とを、第1角度にて接続して角度付き交差を形成する第3部材であって、第3軸および第2角度により特徴付けられる穿孔を含むもの
を含み、
前記第1角度は前記第2軸との関係で前記第1軸によって規定され、前記第2角度は前記第3軸との関係で前記第1軸によって規定され、前記穿孔は、前記インプラントの挿入を促進させるための挿入ツールが入れるように構成される、
請求項1〜33のいずれかに記載の方法。 - 前記角度付き交差の少なくとも一部分は、前記インプラントが涙小管中に配置された際に、涙小管の湾曲部に対して片寄っている、請求項34に記載の方法。
- 前記第1部材は、
第1部材の第1末端にあってその第1末端から実質的に前記第1軸に沿って延在する中間区域;
前記中間区域から実質的に前記第1軸に沿って延在する前方区域;および
前記前方区域から実質的に前記第1軸に沿って延在する先端区域
を含み、
前記先端区域は、前記インプラントの他の区域よりも先に涙点を通って挿入されるように構成される、請求項34または35に記載の方法。 - 前記第2部材は、
第2部材の第2末端にあってその第2末端から実質的に前記第2軸に沿って延在する直立区域;および
前記直立区域から実質的に前記第2軸に沿って延在する頭部区域
を含み、
前記頭部区域は、前記インプラントが涙小管中に配置された際に前記頭部区域の少なくとも一部分が涙点またはその付近に接地するように、前記第2軸に垂直な少なくとも1つの方向において前記直立区域よりも大きい、請求項34〜36のいずれかに記載の方法。 - 前記第3部材は、前記第2部材の方を向いた上部表面を含み、前記上部表面上に前記穿孔の開口が位置する、請求項34〜37のいずれかに記載の方法。
- 前記第3部材は、第3部材と前記第1部材とをつなげる接続区域をさらに含む、請求項34〜38のいずれかに記載の方法。
- 前記穿孔は、前記第3軸に沿った深さが約0.2 mm〜約0.6 mmである、請求項34〜39のいずれかに記載の方法。
- 前記穿孔は、約0.1 mm〜約0.7 mmの特性直径を有する、請求項34〜40のいずれかに記載の方法。
- 前記穿孔は、穿孔シャフトおよび前記穿孔シャフトの末端に位置する穿孔先端を含む、請求項34〜41のいずれかに記載の方法。
- 前記穿孔先端が実質的に円錐形である、請求項34〜42のいずれかに記載の方法。
- 前記頭部区域は、前記空洞とつながる開口を含む、請求項34〜43のいずれかに記載の方法。
- 前記空洞は、前記第2軸に沿った深さが約0.2 mm〜約1.4 mmである、請求項34〜44のいずれかに記載の方法。
- 前記空洞は、約0.42 mm〜約0.55 mmの特性直径を有する、請求項34〜45のいずれかに記載の方法。
- 前記穿孔先端が実質的に円錐形である、請求項34〜46のいずれかに記載の方法。
- 前記第1部材の先端区域、前方区域、および中間区域は一体的に形成されている、請求項34〜47のいずれかに記載の方法。
- 前記先端区域は、約0.05 mm〜約0.3 mmの半径を有する実質的な半球である、請求項34〜48のいずれかに記載の方法。
- 前記中間区域は、約0.4 mm〜約0.8 mmの特性直径を有する、請求項34〜49のいずれかに記載の方法。
- 前記中間区域は、約0.53 mm〜約0.63 mmの特性直径を有する、請求項34〜50のいずれかに記載の方法。
- 前記中間区域は、円筒状の断面を有する、請求項34〜51のいずれかに記載の方法。
- 前記中間区域は、約0.5 mm〜約3.5 mmの長さを有する、請求項34〜52のいずれかに記載の方法。
- 前記中間区域は、約1 mm〜約2.8 mmの長さを有する、請求項34〜53のいずれかに記載の方法。
- 前記前方区域は、その遠位端の特性幅が近位端のものより小さくなるように先細りしている、請求項34〜54のいずれかに記載の方法。
- 前記前方区域は、約2°〜約10°の先細り角度を有する、請求項34〜55のいずれかに記載の方法。
- 前記前方区域は、約3°〜約10°の先細り角度を有する、請求項34〜56のいずれかに記載の方法。
- 前記前方区域は、約6°〜約8°の先細り角度を有する、請求項34〜57のいずれかに記載の方法。
- 前記前方区域は、前記第1軸に沿った長さが約1 mm〜約5 mmである、請求項34〜58のいずれかに記載の方法。
- 前記前方区域は、前記第1軸に沿った長さが約1.7 mm〜約3.5 mmである、請求項34〜59のいずれかに記載の方法。
- 前記直立区域は、約0.6 mm〜約1.2 mmの特性直径を有する、請求項34〜60のいずれかに記載の方法。
- 前記直立区域は、約0.8 mmの特性直径を有する、請求項34〜61のいずれかに記載の方法。
- 前記直立区域は、円筒状の断面を有する、請求項34〜62のいずれかに記載の方法。
- 前記直立区域は、前記第2軸に沿った長さが約0.7 mm〜約1.5 mmである、請求項34〜63のいずれかに記載の方法。
- 前記直立区域は、前記第2軸に沿った長さが約0.9 mmである、請求項34〜64のいずれかに記載の方法。
- 前記頭部区域は、長円形、長方形、円形、または多角形の断面を有する、請求項34〜65のいずれかに記載の方法。
- 前記頭部区域の断面は、短軸および前記短軸よりも長い長軸を有する、請求項34〜66のいずれかに記載の方法。
- 前記頭部区域の短軸は、約1 mm〜約1.5 mmである、請求項34〜67のいずれかに記載の方法。
- 前記頭部区域の短軸は、約1.3 mmである、請求項34〜68のいずれかに記載の方法。
- 前記頭部区域の長軸は、約1.5 mm〜約2.5 mmである、請求項67に記載の方法。
- 前記頭部区域の長軸は、約1.9 mmである、請求項34〜70のいずれかに記載の方法。
- 前記頭部区域の長軸は、前記第1部材の第1軸と実質的に平行である、請求項34〜71のいずれかに記載の方法。
- 前記頭部区域は、
前記第3部材の方に向いた下表面;
前記第3部材とは逆方向を向いた外表面;および
前記下表面と前記外表面とをつなげる側表面
を含む、請求項34〜72のいずれかに記載の方法。 - 前記頭部区域は、前記空洞とつながる開口を含む、請求項34〜73のいずれかに記載の方法。
- 前記下表面から前記外表面までの距離は、約0.3 mm〜約0.7 mmである、請求項34〜74のいずれかに記載の方法。
- 前記下表面から前記外表面までの距離は、約0.4 mm〜約0.6 mmである、請求項34〜75のいずれかに記載の方法。
- 前記外表面は前記下表面より小さく、前記側表面は湾曲しているか、角張っているか、または多面的である、請求項34〜76のいずれかに記載の方法。
- 前記外表面は実質的に平坦である、請求項34〜77のいずれかに記載の方法。
- 前記側表面は、約0.04 mm〜約0.08 mmの湾曲を有する湾曲表面である、請求項34〜78のいずれかに記載の方法。
- 前記接続区域は、前記第1部材と前記第2部材との接続を促進する切れ込みを含む、請求項34〜79のいずれかに記載の方法。
- 前記空洞は、前記第2軸に沿った深さが約0.2 mm〜約1.4 mmである、請求項34〜80のいずれかに記載の方法。
- 前記空洞は、前記第2軸に沿った深さが約1.2 mmである、請求項34〜81のいずれかに記載の方法。
- 前記空洞は、約0.3〜約0.7 mmの特性直径を有する、請求項34〜82のいずれかに記載の方法。
- 前記空洞は、約0.42 mm〜約0.55 mmの特性直径を有する、請求項34〜83のいずれかに記載の方法。
- 前記空洞は円筒形状を有する、請求項34〜84のいずれかに記載の方法。
- 前記空洞は、円形、長円形、長方形、または多角形の断面を有する、請求項34〜85のいずれかに記載の方法。
- 前記空洞は、その開口部において、空洞から物質が移出することを防止する1つ以上の唇部を含む、請求項34〜86のいずれかに記載の方法。
- 前記空洞は、その開口部において、空洞中に貯蔵された薬剤または治療化合物を保持するための1つ以上の唇部を含む、請求項34〜87のいずれかに記載の方法。
- 前記1つ以上の唇部は、前記空洞の特性直径よりも小さな特性直径を有する、請求項87に記載の方法。
- 前記1つ以上の唇部は、円形、長円形、長方形、または多角形の断面を有する、請求項87〜89のいずれかに記載の方法。
- 前記1つ以上の唇部は、前記第2軸に沿った深さが約0.02 mm〜約0.1 mmである、請求項87〜90のいずれかに記載の方法。
- 前記空洞は、実質的に丸い底を含む、請求項34〜91のいずれかに記載の方法。
- 前記空洞は、医薬を含む薬学製剤によって充填される、請求項34〜92のいずれかに記載の方法。
- 前記薬学製剤は抗緑内障医薬を含む、請求項93に記載の方法。
- 前記抗緑内障医薬はプロスタグランジンである、請求項93または94に記載の方法。
- 前記プロスタグランジンはラタノプロストである、請求項93〜95のいずれかに記載の方法。
- 前記薬学製剤は固形製剤である、請求項93〜96のいずれかに記載の方法。
- 前記固形製剤は、シリコーン中の前記医薬の分散物である、請求項93〜97のいずれかに記載の方法。
- 前記薬学製剤は、前記空洞中に挿入されるように構成された挿入物である、請求項93〜98のいずれかに記載の方法。
- 前記薬学製剤は、ユニット投与量構成である、請求項93〜99のいずれかに記載の方法。
- 前記ユニット投与量構成は、約40μg〜約115μgのラタノプロストである、請求項100に記載の方法。
- 前記ユニット投与量構成は、約95μgのラタノプロストおよび46μgのラタノプロストから選択される、請求項100または101に記載の方法。
- 前記ユニット投与量構成は、2個のインプラントの形態であり、約141μgのラタノプロストおよび約190μgのラタノプロストから選択される、請求項100〜102のいずれかに記載の方法。
- 前記薬学製剤は、実質的に装置の全体に分散されている、請求項93〜104のいずれかに記載の方法。
- 前記薬学製剤は、シリコーン中のオイルとしての医薬の分散物として前記インプラント中に存在する、請求項93〜108のいずれかに記載の方法。
- 前記インプラントは、移植ツールを使用して前記涙点に移植される、請求項34〜110のいずれかに記載の方法。
- 前記インプラントは、移植ツールを使用して前記涙点に移植され、前記インプラントおよびツールはキット形式に構成される、請求項34〜111のいずれかに記載の方法。
- 前記インプラントは、移植ツールを使用して前記涙点に移植され、前記インプラントおよびツールはキット形式に構成され、前記インプラントと前記ツールとは、前記ツールのピンおよび前記インプラントの穿孔によって係合される、請求項34〜112のいずれかに記載の方法。
- 前記インプラントは、プラスチック、ゴム、ポリマー、または複合材料を含む材料から作られる、請求項1〜108のいずれかに記載の方法。
- 前記インプラントは、液状シリコーンゴム、または液状シリコーンゴムを含有する混合物を含む材料から作られる、請求項1〜109のいずれかに記載の方法。
- 前記インプラントは、少なくとも部分的にシリコーンから作られる、請求項1〜110のいずれかに記載の方法。
- 前記インプラントは、約2%〜約4%の6-4800を伴うNuSil 4840を含む材料から作られる、請求項1〜111のいずれかに記載の方法。
- 前記眼内圧は、前記第1のインプラントおよび前記第2のインプラントの設置から約2週間後に、少なくとも約5 mm Hg低減される、請求項1〜112のいずれかに記載の方法。
- 1週間〜14週間に渡る前記涙小管中の前記インプラントの保持が、約190個の眼の患者群の少なくとも約80%で得られる、請求項1〜113のいずれかに記載の方法。
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