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JP2014204541A - 制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄電池を素早く充電することができ、かつ、蓄電池に多量の電力を蓄えさせることができる制御装置の提供。【解決手段】制御装置1は発電機22から蓄電池23への充電を制御する。発電機22が蓄電池23を充電する第1充電経路にスイッチ10が設けられており、発電機22が蓄電池23を充電する第2充電経路にDCDCコンバータ11が設けられている。DCDCコンバータ11は、発電機22が発生した電圧を昇圧し、昇圧した電圧を、電線21を介して蓄電池23に印加する。制御部14は、第1充電経路を介して蓄電池23が充電されている状態で電流検出部12が検出した充電電流値が所定値未満となった場合に蓄電池23への充電が第2充電経路を介した充電に切替わるようにスイッチ10及びDCDCコンバータ11を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、発電機が発生した電力を蓄電池に供給することによって行われる充電を制御する制御装置に関する。
現在、HEV(Hybrid Electric Vehicle)又はEV(Electric Vehicle)等の車両が普及している。このような車両には、車両が減速する場合に車両の運動エネルギーを電力に変換することによって電力を発生させる発電機と、発電機が発生した電力を蓄える蓄電池とを備える電源装置が搭載されている(例えば、特許文献1参照)。
このような電源装置では、蓄電池は、蓄えた電力をオーディオ機器又はメータ等の車載負荷に供給するので、車両を減速させる場合に車両の運動エネルギーがタイヤと地面との摩擦によって消費されることなく効率的に使用される。
特開2012−240487号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電源装置では、発電機と蓄電池とが電線によって直接に接続されている。蓄電池に印加されている充電電圧は、充電によって蓄電池に電力が蓄えられるにつれて上昇する。このため、蓄電池の充電が進むにつれて、発電機が発生した電圧と蓄電池の充電電圧との電圧差は小さくなり、発電機から蓄電池へ流れる電流が低下する。このため、特許文献1に記載の電源装置には、蓄電池を充電する時間が長いという問題がある。
また、特許文献1に記載の蓄電池では、発電機が発生する電圧以上の電圧が蓄電池に印加されることはないため、蓄電池が蓄えることができる電力が少ないという問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、蓄電池を素早く充電することができ、かつ、蓄電池に多量の電力を蓄えさせることができる制御装置を提供することにある。
本発明に係る制御装置は、発電機から蓄電池への充電を制御する制御装置において、前記発電機が前記蓄電池を充電する第1及び第2充電経路と、前記第1充電経路に設けられたスイッチと、前記第2充電経路に設けられ、前記発電機が発生した電圧を昇圧し、昇圧した電圧を前記蓄電池に印加する昇圧回路と、前記蓄電池への充電電流を検出する電流検出部と、前記第1充電経路を介して前記蓄電池が充電されている状態で前記電流検出部が検出した充電電流値が所定値未満となった場合に前記蓄電池への充電が前記第2充電経路を介した充電に切替わるように前記スイッチ及び昇圧回路を制御する制御部とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、発電機が蓄電池を充電する第1充電経路にスイッチが設けられ、発電機が蓄電池を充電する第2充電経路に、発電機が発生した電圧を昇圧し、昇圧した電圧を蓄電池に印加する昇圧回路が設けられている。電流検出部は蓄電池へ流れ込む充電電流を検出している。制御部は、第1充電経路を介して蓄電池が充電されている状態、例えば、スイッチがオフであって昇圧回路が昇圧を停止している状態で電流検出部が検出した充電電流値が所定値未満となった場合に蓄電池への充電が第2充電経路を介した充電に切替わるようにスイッチ及び昇圧回路を制御する。このとき、制御部は、例えば、スイッチをオフにして昇圧回路に昇圧を開始させる。
充電電流値が所定値未満となって充電池への充電が第2充電経路を介した充電に切替わった後、制御部が昇圧回路の昇圧幅を適切に制御することによって充電電流値を所定値以上に維持することが可能となり、蓄電池を素早く充電することが可能となる。更に、発電機が発生した電圧は昇圧されるため、蓄電池に発電機が発生する電圧以上の電圧を印加することが可能となる。これにより、蓄電池に蓄える電力は発電機が発生する電圧に制限されることはなく、蓄電池に多量の電力を蓄えることが可能となる。
本発明に係る制御装置は、前記発電機が発生する電流の値は前記所定値以下に制限されていることを特徴とする。
本発明にあっては、発電機は所定値以下の電流を発生する。第1充電経路を介して蓄電池が充電されている状態で蓄電池に蓄えられている電力が少なく、蓄電池に印加されている電圧が低い場合、発電機が発生することが可能な電圧は高く、更に、発電機及び蓄電池の接続に用いられる電線の抵抗値と、蓄電池の内部抵抗値とは通常十分に小さい。このため、電流制限が行われて所定値の電流が発電機から蓄電池へ流れる。そして、蓄電池に印加してある電圧の上昇によって蓄電池に流れ込む電流の値が所定値未満になった場合、蓄電池への充電が第2充電経路を介した充電に切替わり、昇圧回路が昇圧を行う。このとき、制御部は、例えば、昇圧回路の昇圧幅を適切に制御することによって充電電流値を所定値に維持することが可能となる。
本発明に係る制御装置は、発電機から蓄電池への充電を制御する制御装置において、前記発電機が前記蓄電池を充電する第1及び第2充電経路と、前記第1充電経路に設けられたスイッチと、前記第2充電経路に設けられ、前記発電機が発生した電圧を昇圧し、昇圧した電圧を前記蓄電池に印加する昇圧回路と、前記第1及び第2充電経路に接続されている電線の両端夫々における電圧を検出する電圧検出部と、前記第1充電経路を介して前記蓄電池が充電されている状態で、前記電圧検出部が検出した電圧値に基づいて算出される算出値が所定値未満となった場合に前記蓄電池への充電が前記第2充電経路を介した充電に切替わるように前記スイッチ及び昇圧回路を制御する制御部とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、発電機が蓄電池を充電する第1充電経路にスイッチが設けられ、発電機が蓄電池を充電する第2充電経路に、発電機が発生した電圧を昇圧し、昇圧した電圧を蓄電池に印加する昇圧回路が設けられている。電圧検出部は、第1及び第2充電経路に接続されている電線、例えば、第1及び第2充電経路から蓄電池までの電流の経路に設けられた電線の両端夫々における電圧を検出する。制御部は、第1充電経路を介して蓄電池が充電されている状態、例えば、スイッチがオフであって昇圧回路が昇圧を停止している状態で、電圧検出部が検出した電圧値に基づいて算出される算出値、例えば電圧検出部が検出した電圧値の差分値が所定値未満となった場合に蓄電池への充電が第2充電経路を介した充電に切替わるようにスイッチ及び昇圧回路を制御する。このとき、制御部は、例えば、スイッチをオフにして昇圧回路に昇圧を開始させる。
算出値が電線の両端夫々における電圧値の差分値である場合、算出値が所定値未満となって充電池への充電が第2充電経路を介した充電に切替わった後、制御部が昇圧回路の昇圧幅を適切に制御することによって算出値を所定値以上に維持することが可能となる。これにより、充電電流値を一定値以上に維持することができるので、蓄電池を素早く充電することが可能となる。更に、発電機が発生した電圧は昇圧されるため、蓄電池に発電機が発電する電圧以上の電圧を印加することが可能となる。これにより、蓄電池に蓄える電力は発電機が発生する電圧に制限されることはなく、蓄電池に多量の電力を蓄積することが可能となる。
本発明に係る制御装置は、前記発電機が発生する電流の値に上限値が設けられており、前記所定値は、前記上限値の電流が前記電線を流れた場合に前記電圧検出部が検出した電圧値に基づいて算出される算出値であることを特徴とする。
本発明にあっては、発電機が発生する電流の値に上限値が設けられている。第1充電経路を介して充電池が充電されている状態で蓄電池に蓄えられている電力が少なくて蓄電池に印加されている電圧が低い場合、発電機が発生することが可能な電圧は高く、更に、発電機及び蓄電池に接続される電線の抵抗値と、蓄電池の内部抵抗値とは通常十分に小さい。このため、電流制限が行われて上限値の電流が発電機から蓄電池へ流れる。算出値が例えば電線の両端夫々における電圧値の差分値であって蓄電池に印加してある電圧の上昇によって蓄電池に流れ込む電流の値が上限値未満になった場合、電圧検出部が検出した電圧値に基づく算出値が所定値未満となる。これにより、蓄電池への充電が第2充電回路を介した充電に切替わり、昇圧回路が昇圧を行う。このとき、制御部は、例えば、昇圧回路の昇圧幅を適切に制御することによって算出値を所定値に維持することが可能となり、充電電流値を上限値に維持することが可能となる。
本発明によれば、蓄電池への充電が第1充電経路を介した充電から第2充電経路を介した充電へ適切に切替わるので、蓄電池を素早く充電することができ、かつ、蓄電池に多量の電力を蓄えさせることができる。
実施の形態1における電源装置の構成を示すブロック図である。 充電信号を受け付けている間に制御部が実行する動作の手順を示すフローチャートである。 制御装置における効果の説明図である。 実施の形態2における電源装置制御装置の構成を示すブロック図である。 充電信号を受け付けている間に制御部が実行する動作の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1における電源装置の構成を示すブロック図である。この電源装置は、車両に好適に搭載され、制御装置1、電線20,21、発電機22、蓄電池23,24及び負荷25を備える。制御装置1は、電線20,21夫々の一端の間に接続され、電線20の他端は発電機22の一端に接続され、電線21の他端は蓄電池23の正極端子に接続されている。制御装置1は、電線20,21とは別に、蓄電池24及び負荷25夫々の一端に接続されている。発電機22及び負荷25夫々の他端と、蓄電池23,24夫々の負極端子とは接地されている。
発電機22は、エンジンに連動して電力を発生すると共に、車両が減速する場合に車両の運動エネルギーを電力に変換することによって回生電力を発生する。具体的には、発電機22は、交流電力を生成し、生成した交流電力を直流電力に整流する。発電機22が発生する電力、電圧及び電流夫々は、整流後の電力、電圧及び電流である。
また、発電機22が発生する電流の値は、予め設定された上限値以下に制限されている。
蓄電池23は、発電機22から制御装置1を介して回生電力を供給されることによって充電される。更に、蓄電池23は、蓄えた電力を、制御装置1を介して蓄電池24及び負荷25に供給する。
蓄電池24は、例えば、鉛電池であり、発電機22が発生した電力を蓄え、蓄えた電力を負荷25に供給する。
負荷25は、ライト又はブロワモータ等の車載機器であり、発電機22が発生した電力、及び、蓄電池24が蓄電した電力が供給される。
制御装置1は、車両が減速して発電機22が回生電力を発生している間、蓄電池23への充電を指示する充電信号を外部から受け付ける。制御装置1は、充電信号を受け付けている間、発電機22が発生した電力を蓄電池23に供給することによって蓄電池23を充電する。
制御装置1は、充電信号を受け付けていない間、発電機22が発生した電力、及び、蓄電池23が蓄えた電力を蓄電池24及び負荷25に供給する。
以上のように、制御装置1は、発電機22から蓄電池23への充電を制御する。
制御装置1は、スイッチ10、DCDCコンバータ11、電流検出部12、電圧検出部13及び制御部14を有する。
スイッチ10の一端は、蓄電池24及び負荷25夫々の一端に接続され、更に、電線20を介して発電機22の一端に接続されている。スイッチ10の他端は、電線21を介して蓄電池23に接続されている。
また、DCDCコンバータ11は、3つの端子を有し、第1端子は、蓄電池24及び負荷25夫々の一端に接続され、更に、電線20を介して発電機22の一端に接続されている。DCDCコンバータ11の第2端子は、電線21を介して蓄電池23に接続されている。DCDCコンバータ11の第3端子は制御部14に接続されている。
制御部14は、DCDCコンバータ11の他に電流検出部12及び電圧検出部13に各別に接続されている。電圧検出部13は、更に、電線21のDCDCコンバータ11側の一端に接続されている。
以上のように各構成部が接続された制御装置1は、発電機22がスイッチ10を介して蓄電池23を充電する第1充電経路と、発電機22がDCDCコンバータ11を介して蓄電池23を充電する第2充電経路とを有している。
スイッチ10は、FET(Field Effect Transistor)、バイポーラトランジスタ又はリレー接点等によって構成され、制御部14によってオン/オフされる。
DCDCコンバータ11には、発電機22が発生した電圧が電線20を介して印加され、DCDCコンバータ11は、発電機22が印加した電圧を昇圧し、昇圧した電圧を、電線21を介して蓄電池23に印加する。DCDCコンバータ11は昇圧回路として機能する。
また、DCDCコンバータ11には、蓄電池23の出力電圧が電線21を介して印加され、DCDCコンバータ11は、蓄電池23が印加した電圧の昇圧及び降圧を行って、該電圧を変換し、変換した電圧を蓄電池24及び負荷25に印加する。
DCDCコンバータ11の動作は制御部14によって制御される。具体的には、制御部14は、DCDCコンバータ11が図示しないコイルと共に有する図示しない複数のスイッチ夫々のオン/オフを繰り返すことによってDCDCコンバータ11に電圧を変換させる。制御部14は、図示しない一又は複数のスイッチ夫々におけるオン/オフのデューティを変更することによって、DCDCコンバータ11の昇圧幅及び降圧幅を調整することが可能である。更に、制御部14は、図示しない複数のスイッチ夫々のオン/オフを操作することによってDCDCコンバータ11の動作を停止させることも可能である。
電流検出部12は、電線21を介して蓄電池23に流れ込む充電電流を検出し、検出した充電電流値を制御部14に通知する。
電圧検出部13は、電線21のDCDCコンバータ11側の一端に印加された印加電圧を検出し、検出した印加電圧値を制御部14に通知する。
制御部14は、外部から充電信号を受け付ける。制御部14は、充電信号を受け付けているか否かと、電流検出部12が検出した充電電流値と、電圧検出部13が検出した印加電圧値とに基づいて、スイッチ10のオン/オフ、及び、DCDCコンバータ11の動作を制御する。
制御部14は、充電信号を受け付けていない間、スイッチ10をオフにした状態で、DCDCコンバータ11に、蓄電池23が電線21を介して出力した電圧を変換させる。DCDCコンバータ11は、前述したように、変換した電圧を蓄電池24及び負荷25に印加する。
制御部14は、充電信号を受け付けている間、発電機22から蓄電池23への充電を制御する。図2は、充電信号を受け付けている間に制御部14が実行する動作の手順を示すフローチャートである。
制御部14は、充電信号を受け付けて蓄電池23を充電する場合、まず、DCDCコンバータ11の動作を停止させた状態でスイッチ10をオンにする(ステップS1)。これにより、発電機22が発生した電圧はスイッチ10を介して蓄電池23に印加され、第1充電経路を介して蓄電池23が蓄電される。ここで、蓄電池23は十分に放電され、蓄電池23に蓄えられている電力が十分に少ない場合、発電機22が発生することが可能な電圧が高く、更に、電線21の抵抗値は十分に小さいので、電流制限が行われて上限値の充電電流が発電機22から蓄電池23へ流れ込む。
例えば、発電機22が発生することが可能な電圧が16Vであり、蓄電池23の出力電圧がゼロVであり、電線20,21夫々の抵抗値が6mΩであり、更に、蓄電池23の内部抵抗値が4mΩである場合、発電機22は1000A(=16/0.016)の充電電流を蓄電池23に流すことは可能である。しかし、発電機22が流す電流の値が例えば100Aに制限されている場合、充電電流値は100Aとなる。この場合、発電機22は1.6V(=100×0.016)の電圧を発生する。
蓄電池23が充電されて、蓄電池23の出力電圧が例えば4Vとなった場合、発電機22は750A(=(16−4)/0.016)の充電電流を蓄電池23に流すことは可能であるが、充電電流値は100Aに制限され、発電機22は5.6V(=100×0.16+4)を発生する。このように、蓄電池23の出力電圧が14.4(=16−1.6)Vを超えるまで、充電電流値が100Aに制限される。蓄電池23の出力電圧が14.4Vを超えた場合、発電機22が16Vの電圧を発生したときに流れる充電電流の値が100A未満となるため、充電電流の制限が解除される。
制御部14は、ステップS1を実行した後、電流検出部12が検出した充電電流値を読み込み(ステップS2)、読み込んだ充電電流値が充電電流の上限値未満であるか否かを判定する(ステップS3)。制御部14は、充電電流値が上限値であると判定した場合(ステップS3:NO)、処理をステップS2に戻し、充電電流値が上限値未満となるまで、スイッチ10をオンにした状態でステップS3の判定を繰り返す。制御部14がステップS2,S3の判定を繰り返している間、上限値の充電電流は、スイッチ10が設けられた第1充電経路を介して蓄電池23に流れ込み、蓄電池23の出力電圧は上昇する。
制御部14は、充電電流値が上限値未満であると判定した場合(ステップS3:YES)、スイッチ10をオフにする(ステップS4)。制御部14は、ステップS4でスイッチ10をオフにした場合、DCDCコンバータ11に、発電機22が印加した電圧を昇圧させる(ステップS5)。ここで、制御部14は、ステップS2で読み込んだ充電電流値と上限値との差が大きければ大きい程、DCDCコンバータ11の昇圧幅を大きくすることによって、蓄電池23への充電電流値を上限値に維持する。
以上のように、制御部14は、第1充電経路を介して蓄電池23が充電されている状態で電流検出部12が検出した充電電流値が上限値未満となった場合に、蓄電池23への充電が、DCDCコンバータ11が設けられた第2充電経路を介した充電に切替わるように、スイッチ10及びDCDCコンバータ11を制御する。
制御部14は、ステップS5を実行した後、電圧検出部13が検出した印加電圧値を読み込み(ステップS6)、読み込んだ印加電圧値が、蓄電池23が満充電であることを示す満充電電圧値未満であるか否かを判定する(ステップS7)。ここで、満充電電圧値は、蓄電池23の耐圧値に基づいて設定される値である。例えば、前述したように、発電機22が発生する電流の上限値が100Aであり、電線21の抵抗値及び蓄電池23の内部抵抗値夫々が6mΩ及び4mΩであり、蓄電池23の耐圧値が15.8Vである場合、満充電電圧値は16.8V(=15.8+100×0.010)である。
制御部14は、印加電圧値が満充電電圧値未満であると判定した場合(ステップS7:YES)、電流検出部12が検出した充電電流値を読み込み(ステップS8)、処理をステップS5に戻す。ステップS8を実行した後に行うステップS5では、制御部14は、ステップS8で読み込んだ充電電流値と上限値との差が大きければ大きい程、DCDCコンバータ11の昇圧幅を大きくすることによって、蓄電池23への充電電流値を上限値に維持する。
制御部14は、電圧検出部13が検出した印加電圧値が満充電電圧値となるまで、ステップS5からS8の処理を繰り返し、DCDCコンバータ11に昇圧を行わせることによって充電電流値を上限値に維持する。例えば、発電機22が発生する電流値の上限値が100Aであり、電線21の抵抗値及び蓄電池23の内部抵抗値夫々が6mΩ及び4mΩであり、蓄電池23の出力電圧が15Vである場合、制御部14は、DCDCコンバータ11に、発電機22が電線20を介して印加した電圧を16V(=15+100×0.010)に昇圧させる。これにより、100Aの充電電流が電線21を介して蓄電池23へ流れ込む。
制御部14は、印加電圧値が満充電電圧値であると判定した場合(ステップS7:NO)、DCDCコンバータ11の昇圧を停止し(ステップS9)、処理を終了する。
図3は制御装置1における効果を説明するための説明図である。図3には、制御部14が充電信号を受け付けて、放電によって出力電圧がゼロVである蓄電池23を充電する場合における印加電圧及び充電電流の推移が示されている。図3では、制御装置1を備える電源装置における印加電圧及び充電電流夫々の推移が太線で示され、制御装置1を介さずに電線20,21によって発電機22及び蓄電池23が接続されている従来の電源装置における印加電圧及び充電電流夫々の推移が細線で示されている。
なお、図3では、制御装置1を備える電源装置における印加電圧及び充電電流夫々の推移と、従来の電源装置における印加電圧及び充電電流夫々の推移とに共通する部分は太線で示されている。
従来の電源装置においては、蓄電池23の出力電圧が低い間、発電機22から上限値の電流が蓄電池23に流れ込み、電線21のDCDCコンバータ11側の一端に印加されている印加電圧、即ち、蓄電池23の出力電圧が上昇する。蓄電池23の出力電圧の上昇によって、発電機22の電流制限が解除された後、時間の経過と共に充電電流値が低下する。これにより、印加電圧の上昇率は、印加電圧が満充電電圧となるまで低下し続ける。
一方、発電機22から蓄電池23への充電に制御装置1を用いた場合、蓄電池23の出力電圧が低い間、従来の電源装置と同様に発電機22から上限値の電流が蓄電池23に流れ込む。これにより、電線21のDCDCコンバータ11側の一端に印加されている印加電圧、即ち、蓄電池23の出力電圧が上昇する。
制御装置1では、蓄電池23の出力電圧の上昇によって、発電機22の電流制限が解除された後、DCDCコンバータ11が昇圧を行って充電電流値を上限値に維持する。このため、印加電圧の上昇率は、印加電圧が満充電電圧値に到達するまで低下することはない。従って、発電機22から蓄電池23への充電に制御装置1を用いることによって、蓄電池23の充電時間を短縮し、蓄電池23を素早く充電することができる。
車両が減速している間に発電機22は回生電力を発生し、車両が減速している時間は短い。制御装置1を用いることによって蓄電池23を素早く充電することができるので、回生電力を蓄電池23に充電する場合に制御装置1を用いることは特に効果的である。
また、制御装置1では、DCDCコンバータ11は発電機22が発生した電圧を昇圧するため、蓄電池23に蓄える電力は発電機22が発生する電圧に制限されない。例えば、発電機22が発生する電圧が16Vである場合であっても、DCDCコンバータ11の昇圧によって蓄電池23に16V以上の電圧を印加することが可能である。従って、耐圧が例えば18Vの蓄電池23を満充電にすることが可能である。このため、蓄電池23に蓄える電力は発電機22が発生する電圧に制限されることはなく、蓄電池23に多量の電力を蓄えることができる。
なお、制御部14がスイッチ10をオフにし、DCDCコンバータ11に昇圧を行わせることによって維持する充電電流値は、発電機22が発生する電流の上限値に限定されず、上限値未満の電流値であってもよい。この場合であっても、印加電圧値が満充電電圧値となるまで、充電電流値が一定値以上に維持されるので、蓄電池23を素早く充電することができる。更に、DCDCコンバータ11による昇圧も行われるため、蓄電池23に多量の電力を蓄えることができる。
(実施の形態2)
図4は実施の形態2における電源装置の構成を示すブロック図である。この電源装置は、実施の形態1における電源装置において、制御装置1の代わりに制御装置3を備える。実施の形態1における電源装置は、蓄電池23への充電電流値を上限値に維持するように構成されている。これに対して、実施の形態2における電源装置は、電線21の両端間の電圧を一定に維持するように構成されている。
以下では、実施の形態2における電源装置について、実施の形態1における電源装置と異なる点を説明する。実施の形態1と共通する実施の形態2の構成には同様の符号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態2における電源装置は、実施の形態1における電源装置と同様に車両に好適に搭載され、制御装置3、電線20,21、発電機22、蓄電池23,24及び負荷25を備える。制御装置3は、電線20の一端、並びに、電線21の一端及び他端に各別に接続されている。電線20の他端は発電機22の一端に接続され、電線21の他端は、更に、蓄電池23の正極端子に接続されている。制御装置3は、電線20,21とは別に、蓄電池24及び負荷25夫々の一端に接続されている。発電機22及び負荷25夫々の他端と、蓄電池23,24夫々の負極端子とは接地されている。
制御装置3は蓄電池23への充電を指示する充電信号を受け付ける。制御装置3は、実施の形態1における制御装置1と同様に、充電信号を受け付けている間、発電機22が発生した電力を蓄電池23に供給することによって蓄電池23を充電し、充電信号を受け付けていない間、発電機22が発生した電力、及び、蓄電池23が蓄えた電力を蓄電池24及び負荷25に供給する。
以上のように、制御装置3も発電機22から蓄電池23への充電を制御する。
制御装置3は、制御装置1と同様に、スイッチ10、DCDCコンバータ11及び制御部14を有し、これらは実施の形態1と同様に接続されている。このため、制御装置3も、制御装置1と同様に、発電機22がスイッチ10を介して蓄電池23を充電する第1充電経路と、発電機22がDCDCコンバータ11を介して蓄電池23を充電する第2充電経路とを有している。電線21の一端は第1及び第2充電経路に接続されている。
制御装置3は更に電圧検出部30を備える。電圧検出部30は、電線21の両端夫々に各別に接続され、更に、制御部14にも接続されている。
電圧検出部30は、電線21の両端夫々における電圧を検出する。具体的には、電圧検出部30は、電線21のDCDCコンバータ11側の一端における電圧と、蓄電池23に印加されている充電電圧とを検出する。電圧検出部30は、検出した2つの電圧値を制御部14に通知する。
スイッチ10及びDCDCコンバータ11夫々は実施の形態1と同様に動作する。このため、DCDCコンバータ11は、発電機22が発生して電線20を介して印加された電圧を昇圧し、昇圧した電圧を、電線21を介して蓄電池23に印加する。DCDCコンバータ11は昇圧回路として機能する。
実施の形態2における制御部14は、実施の形態1と同様に、スイッチ10のオン/オフとDCDCコンバータ11の動作と制御する。また、実施の形態2における制御部14は、充電信号を受け付けていない間、実施の形態1における制御部14と同様に制御し、充電信号を受け付けている間、発電機22から蓄電池23への充電を制御する。
図5は、充電信号を受け付けている間に制御部14が実行する動作の手順を示すフローチャートである。制御部14は、充電信号を受け付けて蓄電池23を充電する場合、まず、DCDCコンバータ11の動作を停止させた状態でスイッチ10をオンにする(ステップS10)。これにより、発電機22が発生した電圧はスイッチ10を介して蓄電池23に印加され、第1充電経路を介して蓄電池23が蓄電される。
ここで、発電機22が発生する電流の値には、実施の形態1と同様に上限値が設けられており、蓄電池23が十分に放電されて蓄電池23に蓄えられている電力が十分に少ない場合、実施の形態1で述べたように上限値の充電電流が発電機22から蓄電池23へ流れ込む。
制御部14は、ステップS10を実行した後、電線21のDCDCコンバータ11側の一端における電圧値を電圧検出部30から読み込み(ステップS11)、更に、充電電圧値を電圧検出部30から読み込む(ステップS12)。次に、制御部14は、ステップS11で読み込んだ電圧値とステップS12で読み込んだ充電電圧値との差分値、即ち、電圧検出部30が検出した電線21の両端夫々における電圧値の差分値を算出する(ステップS13)。電圧検出部30が検出した電圧値の電圧値の差分値は、電圧検出部30が検出した電圧値に基づいて算出される算出値に該当する。
次に、制御部14は、ステップS13で算出した差分値が予め設定してある基準値未満であるか否かを判定する(ステップS14)。ここで、基準値は、上限値の電流が電線21を流れた場合に電圧検出部30が検出した電線21の両端夫々における電圧値の差分値である。
例えば、発電機22が発生する電流の上限値が100Aであり、電線21の抵抗値が6mΩである場合、電線21の両端夫々における電圧値の差分値の基準値は0.6V(=100×0.006)である。
制御部14は、差分値が基準値であると判定した場合(ステップS14:NO)、処理をステップS11に戻し、電線21の両端夫々における電圧値の差分値が基準値未満となるまでステップS11からS14の処理を繰り返す。制御部14がステップS11からS14の処理を繰り返している間、電線21の差分値が基準値であるので、上限値の充電電流が第1充電経路を介して蓄電池23に流れ込み、蓄電池23が充電され、蓄電池23の出力電圧が上昇する。
蓄電池23の出力電圧の上昇によって、充電電流値の制限が解除されて充電電流値が低下した場合、電線21の両端夫々における電圧値の差分値が低下する。一例として、発電機22が発生することが可能な電圧が16Vであり、電線20,21夫々の抵抗値が6mΩであり、蓄電池の内部抵抗値が4mΩであり、発電機22が発生する電流の値が100Aに制限されている場合について述べる。
スイッチ10がオンであり、蓄電池23の出力電圧がゼロVである場合、発電機22は、1000A(=16/0.016)の電流を発生させることが可能であるが、100Aに制限される。このとき、電線21の両端夫々における電圧値の差分値は、0.6V(=100×0.006)である。
蓄電池23が充電されて蓄電池23の出力電圧が14.4Vを超えた場合、発電機22が16Vの電圧を発生したときに流れる充電電流の値が100A未満となるため、充電電流の制限が解除される。例えば、蓄電池23の出力電圧が14.72Vである場合、発電機22が16Vの電圧を発生したときに流れる充電電流の値が80A(=(16−14.72)/0.016)となる。このとき、電線21の両端夫々における電圧値の差分値は0.48Vとなり、基準値0.6V未満となる。
制御部14は、差分値が基準値未満であると判定した場合(ステップS14:YES)、スイッチ10をオフにする(ステップS15)。制御部14は、ステップS15でスイッチ10をオフにした場合に、DCDCコンバータ11に、発電機22が印加した電圧を昇圧させる(ステップS16)。ここで、制御部14は、ステップS13で算出した差分値と基準値との差が大きければ大きい程、DCDCコンバータ11の昇圧幅を大きくすることによって、電線21の両端夫々における差分値を基準値に維持する。
以上のように、制御部14は、第1充電経路を介して蓄電池23が充電されている状態で電圧検出部30が検出した電圧値の差分値が基準値未満となった場合に、蓄電池23への充電が、DCDCコンバータ11が設けられた第2充電経路を介した充電に切替わるように、スイッチ10及びDCDCコンバータ11を制御する。
制御部14は、ステップS16を実行した後、電圧検出部13が検出した充電電圧値を読み込み(ステップS17)、読み込んだ充電電圧値が、蓄電池23が満充電であることを示す満充電電圧値未満であるか否かを判定する(ステップS18)。ここで、満充電電圧値は、蓄電池23の耐圧値に基づいて設定される値である。例えば、前述したように、発電機22が発生する電流の上限値が100Aであり、蓄電池23の内部抵抗値が4mΩであり、蓄電池23の耐圧値が15.8Vである場合、満充電電圧値は、16.2V(=15.8+100×0.004)である。
制御部14は、充電電圧値が満充電電圧値未満であると判定した場合(ステップS18:YES)、電線21のDCDCコンバータ11側の一端における電圧値を電圧検出部30から読み込む(ステップS19)。次に、制御部14は、ステップS17で読み込んだ充電電圧値とステップS19で読み込んだ電圧値との差分値、即ち、電圧検出部30が検出した電線21の両端夫々における電圧値の差分値を算出する(ステップS20)。制御部14は、ステップS20を実行した後、処理をステップS16に戻す。
ステップS20を実行した後に行うステップS16では、制御部14は、ステップS20で算出した差分値と基準値との差が大きければ大きい程、DCDCコンバータ11の昇圧幅を大きくすることによって、電線21の両端夫々における電圧値の差分値を維持する。
制御部14は、電圧検出部13が検出した充電電圧値が満充電電圧値となるまで、ステップS16からS20の処理を繰り返し、DCDCコンバータ11に昇圧を行わせることによって電線21の両端夫々における電圧値の差分値を基準値に維持する。例えば、発電機22が発生する電流値の上限値が100Aであり、電線21の抵抗値が6mΩであり、充電電圧値が15.4Vである場合、制御部14は、DCDCコンバータ11に、発電機22が電線20を介して印加した電圧を16V(=15.4+100×0.006)に昇圧させる。
制御部14は、充電電圧値が満充電電圧値であると判定した場合(ステップS18:NO)、DCDCコンバータ11の昇圧を停止し(ステップS21)、処理を終了する。
以上のように構成された制御装置1では、蓄電池23の出力電圧の上昇によって、発電機22の電流制限が解除された後、DCDCコンバータ11が昇圧を行って電線21の両端夫々における電圧値の差分値を基準値に維持する。これにより、電線21を介して蓄電池23に流れ込む充電電流値は上限値に維持され、単位時間当たりに蓄電池23に蓄えられる電力量は充電電圧値が満充電電圧値に到達するまで低下することはない。従って、蓄電池23の充電時間が短く、蓄電池23は素早く充電される。
車両が減速している間に発電機22は回生電力を発生し、車両が減速している時間は短い。このため、制御装置3を用いることは、実施の形態1における制御装置1を用いることと同様に、回生電力を蓄電池23に充電する場合に特に効果的である。
また、制御装置3では、実施の形態1の制御装置1と同様に、DCDCコンバータ11は発電機22が発生した電圧を昇圧するため、蓄電池23に蓄える電力は発電機22が発生する電圧に制限されない。このため、蓄電池23に蓄える電力は発電機22が発生する電圧に制限されることはなく、蓄電池23に多量の電力を蓄えることができる。
なお、基準値は、発電機22が発生する上限値の電流が電線21に流れた場合に電圧検出部30が検出する電線21の両端夫々における電圧値の差分値に限定されず、該差分値よりも低い差分値でもよい。この場合であっても、充電電圧値が満充電電圧値となるまで、電線21の両端における電圧値の差分値が一定値以上に維持されて、充電電流値も一定値以上に保持されるので、蓄電池23を素早く充電することができる。更に、DCDCコンバータ11による昇圧も行われるため、蓄電池23に多量の電力を蓄えることができる。また、差分値の代わりに、電圧検出部13が検出した電圧値に基づいて算出される他の算出値を用いてもよい。
また、制御装置3は内部に電線21を有する構成であってもよい。
開示された実施の形態1及び2は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1,3 制御装置
10 スイッチ
11 DCDCコンバータ
12 電流検出部
14 制御部
21 電線
22 発電機
23 蓄電池
30 電圧検出部

Claims (4)

  1. 発電機から蓄電池への充電を制御する制御装置において、
    前記発電機が前記蓄電池を充電する第1及び第2充電経路と、
    前記第1充電経路に設けられたスイッチと、
    前記第2充電経路に設けられ、前記発電機が発生した電圧を昇圧し、昇圧した電圧を前記蓄電池に印加する昇圧回路と、
    前記蓄電池への充電電流を検出する電流検出部と、
    前記第1充電経路を介して前記蓄電池が充電されている状態で前記電流検出部が検出した充電電流値が所定値未満となった場合に前記蓄電池への充電が前記第2充電経路を介した充電に切替わるように前記スイッチ及び昇圧回路を制御する制御部と
    を備えることを特徴とする制御装置。
  2. 前記発電機が発生する電流の値は前記所定値以下に制限されていること
    を特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 発電機から蓄電池への充電を制御する制御装置において、
    前記発電機が前記蓄電池を充電する第1及び第2充電経路と、
    前記第1充電経路に設けられたスイッチと、
    前記第2充電経路に設けられ、前記発電機が発生した電圧を昇圧し、昇圧した電圧を前記蓄電池に印加する昇圧回路と、
    前記第1及び第2充電経路に接続されている電線の両端夫々における電圧を検出する電圧検出部と、
    前記第1充電経路を介して前記蓄電池が充電されている状態で、前記電圧検出部が検出した電圧値に基づいて算出される算出値が所定値未満となった場合に前記蓄電池への充電が前記第2充電経路を介した充電に切替わるように前記スイッチ及び昇圧回路を制御する制御部と
    を備えることを特徴とする制御装置。
  4. 前記発電機が発生する電流の値に上限値が設けられており、
    前記所定値は、前記上限値の電流が前記電線を流れた場合に前記電圧検出部が検出した電圧値に基づいて算出される算出値であること
    を特徴とする請求項3に記載の制御装置。
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