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JP2004328988A - 車両用電源システム - Google Patents

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JP2004328988A JP2004011599A JP2004011599A JP2004328988A JP 2004328988 A JP2004328988 A JP 2004328988A JP 2004011599 A JP2004011599 A JP 2004011599A JP 2004011599 A JP2004011599 A JP 2004011599A JP 2004328988 A JP2004328988 A JP 2004328988A
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Abstract

【課題】車両減速時等の回生エネルギを効率良く回収でき、且つ電気負荷に対し安定電圧を供給できる信頼性の高い車両用電源システムSを提供すること。
【解決手段】主電源2は、例えば、一般的なPbバッテリであり、12〜13Vの電圧を発生し、エンジン始動時にスタータ8aへ給電すると共に、主に副電源3に優先して一般負荷8bへの電力供給を行う。副電源3は、主電源2より充電受入性に優れ、且つ状態検出が容易な高性能バッテリ(例えばLiイオンバッテリ)であり、主電源2より内部抵抗が小さく、例えば9〜12Vの電圧を発生する。この副電源3には、発電機1がダイレクトに接続されており、車両減速時に発電機1にて発電される回生電力を蓄電すると共に、主電源2に対する冗長電源として使用される。主電源2と副電源3は、DC/DCコンバータ4を有する第1の給電回路5と、スイッチ6を有する第2の給電回路7とで接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、公称電圧が異なる二つのバッテリ(主電源と副電源)を備える車両用電源システムに関する。
従来、2バッテリシステムに関して、例えば、特許文献1及び特許文献2に記載された公知技術がある。
特許文献1では、DC/DCコンバータを介して接続された主蓄電手段と予備蓄電手段とを備え、減速時に得られる回生エネルギ(電力)を予備蓄電手段に充電し、その充電された電力を減速時以外(加速時、定常走行時、アイドリング時等)に、主蓄電手段に優先して車両電気負荷に供給する様に、DC/DCコンバータを切換制御している。
特許文献2では、発電機に接続される搭載電源網バッテリと、スタータに接続されるスタータバッテリとを備え、両バッテリが、DC/DCコンバータと、このDC/DCコンバータと並列に設けられたスイッチとを介して接続されている。
特開平6−296332号公報 特開2001−186687公報
ところが、特許文献1の公知技術では、以下の問題がある。
a)減速時にオルタネータによって発電される回生エネルギがDC/DCコンバータを介して予備蓄電手段に充電されるため、回収効率が悪化して燃費低下に繋がる。
b)DC/DCコンバータの作動電圧が主蓄電手段から印加されているので、主蓄電手段が機能しなくなる(例えばバッテリ上がりの状態)と、減速時のエネルギ回収ができなくなるだけでなく、予備蓄電手段から電気負荷への電力供給もできなくなるため、システムの信頼性が大きく損なわれる。
また、特許文献2の公知技術では、以下の問題がある。
c)発電機の発電電力がDC/DCコンバータを介してスタータバッテリに供給されるため、エネルギ効率が悪くなる。
d)発電機にて大出力の発電(例えば、車両減速時の回生発電)を行う際に、搭載電源網バッテリと電気負荷とに大きな電圧変動が加わるため、ライトの明滅やワイパの速度変動等の不具合を生じる。
e)車両に搭載される電気負荷のうち、電力を安定的に確保したい重要機器(例えば、電気ブレーキ装置、電動パワーステアリング装置等の安全機器)に対して、搭載電源網バッテリとスタータバッテリの何方か一方が故障した時の安全対策が成されていない。例えば、搭載電源網バッテリがアース側へショートした時に、その搭載電源網バッテリを分離して、スタータバッテリから重要機器へ給電することができない。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、減速時の回生エネルギを効率良く回収でき、且つ電気負荷に対し安定電圧を供給できる信頼性の高い車両用電源システムを提供することにある。
(請求項1の発明)
本発明の車両用電源システムは、車両に搭載される発電機と、ランプ類やオーディオ装置等の一般負荷が接続される主電源と、発電機に接続され、減速などの運動エネルギー、あるいは、排熱などの熱エネルギー等を用いて発電機にて発電される回生電力の回収、及び前記発電機の発電電力を蓄える副電源と、副電源と主電源及び一般負荷とをDC/DCコンバータを介して接続する第1の給電回路と、この第1の給電回路と並列に、副電源と主電源及び一般負荷とをスイッチを介して接続する第2の給電回路と、DC/DCコンバータ及びスイッチの作動を制御する制御手段とを備え、この制御手段は、DC/DCコンバータを起動し、且つスイッチを開く第1の制御状態、または、DC/DCコンバータを停止し、且つスイッチを閉じる第2の制御状態を選択可能であることを特徴とする。
上記の構成によれば、回生エネルギを発電機からDC/DCコンバータを介することなく、直接副電源に回収できるので、効率良くエネルギ回収を行うことができる。主電源は、第1の給電回路または第2の給電回路を介して副電源より充電される(つまり、主電源が直接発電機に接続されていない)ので、例えば、車両減速時の回生発電を発電機にて行う際に、大きな電圧変動が主電源に加わることがなく、主電源に接続された電気負荷に対し、安定した電力供給を行うことができる。
また、制御手段は、車両の走行状態や主電源及び副電源の充電状態等に応じて第1の制御状態と第2の制御状態とを選択できるので、副電源から主電源へ、または主電源から副電源への充電効率を高めることができる。
(請求項2の発明)
本発明の車両用電源システムは、エンジンに駆動されて発電する発電機と、ランプ類やオーディオ装置等の一般負荷が接続される主電源と、発電機に接続され、車両減速時に発電機にて発電される回生電力の回収、及びエンジン駆動により発電される発電機の発電電力を蓄える副電源と、副電源と主電源及び一般負荷とをDC/DCコンバータを介して接続する第1の給電回路と、この第1の給電回路と並列に、副電源と主電源及び一般負荷とをスイッチを介して接続する第2の給電回路と、DC/DCコンバータ及びスイッチの作動を制御する制御手段とを備え、この制御手段は、DC/DCコンバータを起動し、且つスイッチを開く第1の制御状態、または、DC/DCコンバータを停止し、且つスイッチを閉じる第2の制御状態を選択可能であることを特徴とする。
上記の構成によれば、車両減速時の回生エネルギを発電機から、DC/DCコンバータを介することなく、直接副電源に回収できるので、効率良くエネルギ回収を行うことができる。主電源は、第1の給電回路または第2の給電回路を介して副電源より充電される(つまり、主電源が直接発電機に接続されていない)ので、例えば、車両減速時の回生発電を発電機にて行う際に、大きな電圧変動が主電源に加わることがなく、主電源に接続された電気負荷に対し、安定した電力供給を行うことができる。
また、制御手段は、車両の走行状態や主電源及び副電源の充電状態等に応じて第1の制御状態と第2の制御状態とを選択できるので、副電源から主電源へ、または主電源から副電源への充電効率を高めることができる。
(請求項3の発明)
請求項1または2に記載した車両用電源システムにおいて、制御手段は、DC/DCコンバータを起動し、且つスイッチを閉じる第3の制御状態を選択できることを特徴とする。例えば、DC/DCコンバータの出力能力に余裕がない場合に、第3の制御状態を選択して副電源から主電源へ、または主電源から副電源へ給電することができるので、熱影響を低減できる。
(請求項4の発明)
請求項1〜3に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、主電源の方が、副電源より、公称電圧または公称容量が大きいことを特徴とする。
この場合、スイッチを閉じるだけで主電源から副電源へ電力を供給できる。また、副電源の電圧が低いことから、従来の発電機と主電源のみの組み合わせより、発電機と副電源との電圧差が大きくなり、発電機の発電電力を効率良く蓄えることができる。
(請求項5の発明)
請求項1〜3に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、主電源の方が、副電源より、公称電圧または公称容量が小さいことを特徴とする。
この場合、減速時の回生電力を副電源に蓄えると、副電源の方が主電源より電圧が高いので、スイッチを閉じるだけで、副電源から回生電力を一般負荷へ供給可能である。
(請求項6の発明)
請求項1〜5に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
主電源と副電源は、使用電圧が略同一となる領域を持つことを特徴とする。
これにより、何方かの電源が故障した場合に、電源の冗長性を確保することが容易であり、電源システムによる車両の安全性を向上できる。また、第2の制御状態を選択して主電源と副電源との間で電力のやりとりをする際に、スイッチON/OFF時の電圧差による電圧変動を抑えることができる。加えて、使用電圧が略同一となる領域を持つ様な、電圧差が小さい2つの電源(主電源と副電源)を組み合わせることにより、例えば、DC/DCコンバータにシリーズレギュレータを用いた場合には、そのシリーズレギュレータによる電圧昇降圧が可能(電圧差が小さく、熱損失が小さくなるため)となり、安価に電源システムを構成可能である。なお、安価にできる理由は、一般的に知られるスイッチング型のDC/DCコンバータに比べて、電源ノイズ低減のためのリアクトル等対応が不要となり、構成が簡素となるためである。
(請求項7の発明)
請求項1〜6に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、主電源は、副電源より低温時の放電特性に優れていることを特徴とする。
低温時の放電特性に優れる主電源にスタータが接続される場合、低温時のエンジン始動性が向上することは言うまでもない。
(請求項8の発明)
請求項1〜7に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、副電源は、主電源より充電受入性に優れ、且つ状態検出が容易であることを特徴とする。
これにより、車両減速時のエネルギ回収を効率よく行うことができる。
(請求項9の発明)
請求項1〜8に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、主電源は、鉛バッテリ、またはLiイオンバッテリ、またはNi水素バッテリであり、副電源は、鉛バッテリ、またはLiイオンバッテリ、またはNi水素バッテリ、または電気二重層キャパシタであることを特徴とする。
主電源と副電源とにそれぞれ鉛バッテリを使用した場合は、コストを抑えて、減速時のエネルギ回収と、一般負荷への安定した電力供給とを両立させることが可能である。
また、主電源として、Liイオンバッテリ、またはNi水素バッテリを使用した場合は、電源システム全体の寿命向上を図ることが可能である。
また、副電源として、Liイオンバッテリ、またはNi水素バッテリ、または電気二重層キャパシタを使用した場合は、減速時の回生能力を向上できると共に、充電受入性にも優れる。
(請求項10の発明)
請求項1〜3及び5〜9に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
制御手段は、副電源から主電源及び一般負荷に電力供給を行う際に、副電源の電圧が一般負荷の許容定格電圧以下まで低下している場合は、第2の制御状態を選択することを特徴とする。
この場合、一般負荷にストレスを掛けることなく、効率の良いスイッチ(第2の給電回路)により給電できる。
(請求項11の発明)
請求項1〜10に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、副電源から主電源及び一般負荷に供給される電力量、または主電源から副電源及び一般負荷に供給される電力量を電力供給量と呼ぶ時に、制御手段は、電力供給量に応じて、第1の制御状態と第2の制御状態の何方か一方を選択することを特徴とする。
DC/DCコンバータとスイッチとの特性が電力供給量により異なる(向き、不向きがある)ため、電力供給量に応じて第1の制御状態と第2の制御状態の何方か一方を選択することにより、最適化できる。
(請求項12の発明)
請求項11に記載した車両用電源システムにおいて、制御手段は、電力供給量が所定値以下の時に第1の制御状態を選択し、電力供給量が所定値より大きい時に第2の制御状態を選択することを特徴とする。
小電力時(電力供給量が所定値以下の時)のみDC/DCコンバータを使用することにより、スイッチより高価なDC/DCコンバータを小容量としてコストを抑えることが可能である。また、高電力時(電力供給量が所定値より大きい時)には、スイッチを使用することにより、給電効率の向上が可能である。
(請求項13の発明)
請求項1〜9に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、制御手段は、主電源と副電源との電圧差に応じて、第1の制御状態と第2の制御状態の何方か一方を選択することを特徴とする。
この場合、主電源及び副電源の状態を電圧のみで検出することができ、その検出された両電源の電圧差に応じて、適切な制御状態を選択できる。
(請求項14の発明)
請求項13に記載した車両用電源システムにおいて、制御手段は、主電源と副電源との電圧差が所定値以下の時に第2の制御状態を選択し、主電源と副電源との電圧差が所定値より大きい時に第1の制御状態を選択することを特徴とする。
両電源の電圧差が大きい時は、DC/DCコンバータで昇降圧して、電圧差の小さい状態で給電し、両電源の電圧差が小さい時は、効率の良いスイッチ(第2の給電回路)にて給電することができる。
(請求項15の発明)
請求項1〜9に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、副電源から主電源及び一般負荷に供給される電力量、または主電源から副電源及び一般負荷に供給される電力量を電力供給量と呼ぶ時に、制御手段は、主電源と副電源との電圧差と電力供給量とに応じて、第1の制御状態と第2の制御状態との何方か一方を選択することを特徴とする。
電力供給量のみ、あるいは電力供給量のみでなく、両電源の電圧差と電力供給量の両方を基に制御状態を選択することで、より最適な制御状態を選択できる。
(請求項16の発明)
請求項15に記載した車両用電源システムにおいて、制御手段は、副電源の電圧が主電源の電圧より高く、且つ副電源から主電源及び一般負荷に供給される電力量が所定値より大きい時は、最初に第1の制御状態を選択し、副電源の電圧が一般負荷の許容定格電圧以下まで低下した後、第1の制御状態から第2の制御状態に切り替えることを特徴とする。 この場合、ライト類等の電気負荷に過電圧が印加されることがなく、電気負荷の寿命低下を抑制できる。また、スイッチにより効率の良い電力供給が可能になる。
(請求項17の発明)
請求項1〜16に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、副電源から車両の基本走行や安全に係わる重要負荷に給電する第3の給電回路と、主電源から重要負荷に給電する第4の給電回路とを備え、第3の給電回路及び第4の給電回路には、それぞれ通電電流の逆流を防止するダイオードが設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、重要負荷に対する電源の冗長性を確保できるため、主電源と副電源の何方か一方が故障した場合でも、重要負荷に対して確実に電力供給を行うことができ、車両の安全性が向上する。また、第3の給電回路及び第4の給電回路にそれぞれダイオードを設けることにより、通電電流の逆流を確実に防止できるので、重要負荷に対する安定した電力供給を確保できる。
(請求項18の発明)
請求項1〜4または6〜16に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、副電源から車両の基本走行や安全に係わる重要負荷に給電する第3の給電回路と、主電源から重要負荷に給電する第4の給電回路とを備え、主電源の方が副電源より公称電圧または公称容量が大きい場合に、第3の給電回路に通電電流の逆流を防止するダイオードが設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、重要負荷に対する電源の冗長性を確保できるため、主電源と副電源の何方か一方が故障した場合でも、重要負荷に対して確実に電力供給を行うことができ、車両の安全性が向上する。また、第3の給電回路にダイオードを設けることで、副電源より公称電圧が高い主電源から第3の給電回路に通電電流が逆流することを防止できるので、重要負荷に対する安定した電力供給を確保できる。更に、第3の給電回路のみダイオードを設けているので、請求項16の構成(第3の給電回路と第4の給電回路の両方にダイオードを設けている)と比較すると、ダイオードを少なくできる分、コストダウンが可能であり、且つ主電源から重要負荷に電力供給を行う際には、ダイオード分の損失を受けることがなく、効率の良い電力供給を行うことが可能である。
(請求項19の発明)
請求項1〜3または5〜16に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、副電源から車両の基本走行や安全に係わる重要負荷に給電する第3の給電回路と、主電源から重要負荷に給電する第4の給電回路とを備え、主電源の方が副電源より公称電圧または公称容量が小さい場合に、第4の給電回路に通電電流の逆流を防止するダイオードが設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、重要負荷に対する電源の冗長性を確保できるため、主電源と副電源の何方か一方が故障した場合でも、重要負荷に対して確実に電力供給を行うことができ、車両の安全性が向上する。また、第4の給電回路にダイオードを設けることで、主電源より公称電圧が高い副電源から第4の給電回路に通電電流が逆流することを防止できるので、重要負荷に対する安定した電力供給を確保できる。更に、第4の給電回路のみダイオードを設けているので、請求項16の構成(第3の給電回路と第4の給電回路の両方にダイオードを設けている)と比較すると、ダイオードを少なくできる分、コストダウンが可能であり、且つ副電源から重要負荷に電力供給を行う際には、ダイオード分の損失を受けることがなく、効率の良い電力供給を行うことが可能である。
(請求項20の発明)
請求項17〜19に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、制御手段は、第2の制御状態を選択している時に、主電源と副電源との何方か一方が故障した場合は、スイッチを開くことを特徴とする。
例えば、主電源が故障(例えばアース)した場合に、スイッチを開くことで、故障した主電源と副電源とを分離できるので、重要負荷に対し副電源から安定的に電力供給を行うことができ、重要負荷に対する電源の冗長性を確保できる。
(請求項21の発明)
請求項20に記載した車両用電源システムにおいて、
制御手段は、主電源または副電源の正極と負極との間がショートした時に、スイッチを開くことを特徴とする。
これにより、主電源と副電源とを分離できるので、正常に機能する電源より一般負荷への冗長給電を実現できる。
(請求項22の発明)
請求項20に記載した車両用電源システムにおいて、
制御手段は、主電源の性能が低下した時に、スイッチを開くことを特徴とする。
これにより、主電源と副電源とを分離できるので、副電源より一般負荷への冗長給電を実現できる。
(請求項23の発明)
請求項20に記載した車両用電源システムにおいて、
制御手段は、副電源の性能が低下した時に、スイッチを開くことを特徴とする。
これにより、主電源と副電源とを分離できるので、主電源より一般負荷への冗長給電を実現できる。
(請求項24の発明)
請求項20に記載した車両用電源システムにおいて、制御手段は、第1の制御状態を選択している時に、主電源と副電源との何方か一方が故障した場合は、DC/DCコンバータを停止させることを特徴とする。
例えば、主電源が故障(例えばアース)した場合に、DC/DCコンバータを停止させることで、故障した主電源と副電源とを分離できるので、重要負荷に対し副電源から安定的に電力供給を行うことができ、重要負荷に対する電源の冗長性を確保できる。
(請求項25の発明)
請求項3〜24に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、制御手段は、第2の制御状態を選択している時に、スイッチの温度が所定値を超えた場合に、第2の制御状態から第3の制御状態へ切り替えることを特徴とする。
この場合、スイッチの温度が所定値を超えると、スイッチを有する第2の給電回路と、DC/DCコンバータを有する第1の給電回路と併用して給電するので、スイッチの発熱を抑えることができる。
(請求項26の発明)
請求項1〜25に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、主電源に接続される一般負荷には、エンジン停止後に暗電流を必要とする電気負荷が含まれていることを特徴とする。
これにより、エンジン停止後、主電源より暗電流を必要とする電気負荷に対し、主電源より電力供給を行うことができる。
(請求項27発明)
請求項1〜26に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、制御手段は、第1の制御状態から第2の制御状態へ切り替える際、または第2の制御状態から第1の制御状態へ切り替える際に、DC/DCコンバータの出力電圧を、主電源と副電源のうち、高い方の電圧まで昇圧または低い方の電圧まで降圧させてから、制御状態の切り替えを行うことを特徴とする。
これにより、制御状態を切り替えた時の電圧変動を抑制できるので、ライト等の明滅を防止できる。
(請求項28の発明)
請求項1〜27に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、制御手段は、第1の制御状態を選択している時に、DC/DCコンバータの温度または電圧等の使用状態を検出し、その検出された使用状態が規定値を超えた場合は、第1の制御状態から第2の制御状態に切り替えることを特徴とする。
この場合、DC/DCコンバータの使用状態を規定値以内に抑えることができるので、DC/DCコンバータの故障を防止でき、且つDC/DCコンバータの小型化が可能である。
(請求項29の発明)
請求項1〜28に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、制御手段は、第1の制御状態を選択している時に、DC/DCコンバータの出力電圧を発電機の出力電圧と略同一に制御することを特徴とする。
この場合、主電源の電圧変動を抑制できるので、電気負荷へ安定した電圧供給を実現できる。また、第2の給電回路に設けられるスイッチの接点アークが小さく小型化を可能にできる。
(請求項30の発明)
請求項1〜28に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、制御手段は、第1の制御状態を選択している時に、発電機の出力電圧をDC/DCコンバータの出力電圧と略同一に制御することを特徴とする。
この場合、主電源の電圧変動を抑制できるので、電気負荷へ安定した電圧供給を実現できる。また、第2の給電回路に設けられるスイッチの接点アークが小さく小型化を可能にできる。
(請求項31の発明)
請求項1〜30に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、制御手段は、第1の制御状態を選択している時に、DC/DCコンバータの出力状態により主電源の充電受入性を検出することを特徴とする。
この場合、主電源の充電受入性をセンサ類で検出する必要がないので、低コストなシステムを実現できる。
(請求項32の発明)
請求項1〜31に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、制御手段は、車両の走行状態に応じて副電源の電圧及びDC/DCコンバータの出力電圧を検出し、その検出結果に基づいて発電機の出力を制御することを特徴とする。
これにより、車両の走行状態に応じて発電機の出力を効率的に制御できる。
(請求項33の発明)
請求項1〜32に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、暗電流を必要としない電気負荷に対して、副電源から給電することを特徴とする。
例えば、長期駐車や半ドア状態等で発生していた主電源のバッテリ上がりを、リセット許容負荷に限り電源カットすることで、主電源の延命、性能低下を防止することができ、暗電流を必要としない電気負荷に対しては、副電源から給電することで対応する。
(請求項34の発明)
請求項33に記載した車両用電源システムにおいて、暗電流を必要としない電気負荷とは、内部メモリを有しないECU等の電気負荷、あるいは、常に内部メモリの初期定数を使用するECU等の電気負荷であることを特徴とする。
(請求項35の発明)
請求項1〜34に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、暗電流を遮断できる暗電流遮断手段を有し、暗電流の遮断を許容する電気負荷(例えば、ECU等の内部メモリのリセットを許容する電気負荷)に対し、副電源から給電することを特徴とする。
これにより、暗電流遮断手段にて暗電流が遮断された場合でも、副電源から電力供給を行うことができる。
(請求項36の発明)
請求項1〜35に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、副電源と直列に副電源スイッチを接続したことを特徴とする。
この場合、例えば、副電源が故障した場合に、副電源スイッチをOFFすることにより、副電源を本システムから分離できるので、本システムの安全性を確保できる。
(請求項37の発明)
請求項36に記載した車両用電源システムにおいて、副電源スイッチを、発電機と副電源との間で、DC/DCコンバータの入力側結線部よりも発電機側に配置したことを特徴とする。
この場合、DC/DCコンバータの入力電圧を副電源の電圧に限ることができ、DC/DCコンバータの低コスト化を実現できる。
(請求項38の発明)
請求項1〜37に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、DC/DCコンバータは、シリーズレギュレータを用いたことを特徴とする。
これは、主電源と副電源との電圧差が小さい(または同一である)ことを利用して、パワーデバイスのスイッチングによるノイズ等を無くすことを目的とするもので、これにより、ノイズ対応等による回路の複雑化を防止できる。
(請求項39の発明)
請求項1〜38に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、車両減速時等の回生発電時に副電源が満充電であることを検出した場合に、発電機により、満充電状態の副電源電圧より低い電圧で回生発電を行うと共に、第1の制御状態または第2の制御状態により、一般負荷への電力供給を実施することを特徴とする。
副電源が満充電になってから、更に副電源に充電すると、過充電により電池の劣化等を招く危険がある。そこで、電圧または充電量検知手段などにより副電源が満充電であることを検出した場合には、副電源に充電できない電圧(副電源より低い電圧)で発電機を制御すると共に、第1の制御状態または第2の制御状態により、一般負荷への電力供給を実施する。これにより、例えば、長い下り坂のような道路において、回生電力により副電源が満充電となった後でも、一般負荷で回生電力を消費することで、効果的に回生電力を利用することができる。
(請求項40の発明)
請求項3〜38に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、車両減速時等の回生発電時に副電源が満充電であることを検出した場合に、発電機により、満充電状態の副電源電圧より低い電圧で回生発電を行うと共に、第1の制御状態または第2の制御状態または第3の制御状態により、一般負荷への電力供給を実施することを特徴とする。
副電源が満充電になってから、更に副電源に充電すると、過充電により電池の劣化等を招く危険がある。そこで、電圧または充電量検知手段などにより副電源が満充電であることを検出した場合には、副電源に充電できない電圧(副電源より低い電圧)で発電機を制御すると共に、第1の制御状態または第2の制御状態または第3の制御状態により、一般負荷への電力供給を実施する。これにより、例えば、長い下り坂のような道路において、回生電力により副電源が満充電となった後でも、一般負荷で回生電力を消費することで、効果的に回生電力を利用することができる。
(請求項41の発明)
請求項1〜40に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、第1の制御状態により、主電源を満充電状態に維持することを特徴とする。
主電源のバッテリ状態をバッテリ電圧または充放電電流などで検出し、副電源または発電機からの電力を、DC/DCコンバータ(第1の制御状態)を用いて一般負荷へ供給することにより、主電源を満充電状態に維持できる。
これにより、主電源が、例えば、鉛等のバッテリの場合、積算放電量によってバッテリ寿命が悪化する現象が知られているが、これを抑えて、高寿命化を図ることが可能である。
本発明を実施するための最良の形態を以下の実施例により詳細に説明する。
図1は車両用電源システム(以下、電源システムSと呼ぶ)の電気回路図、図2はエンジン始動時の制御手順を示すフローチャートである。
電源システムSは、エンジン(図示せず)に駆動されて発電する発電機1と、二つの電源(主電源2と副電源3)とを備え、車両に搭載される電気負荷(後述する)に電力供給を行う。
発電機1は、ICレギュレータ付オルタネータであり、エンジンによりベルト駆動されて、例えば13〜14Vの電圧を発生する。この発電機1は、副電源3にダイレクトに接続されると共に、以下に説明する給電回路を通じて主電源2にも接続されている。
給電回路は、例えば、シリーズレギュレータを利用したDC/DCコンバータ4を有する第1の給電回路5と、スイッチ6を有する第2の給電回路7とを有し、副電源3と主電源2との間で並列に接続されている。なお、図1では、第2の給電回路7にリレータイプのスイッチ6を示しているが、リレータイプのスイッチ6でなくても、半導体スイッチを用いることも可能である。
主電源2は、例えば、一般的なPb(鉛)バッテリであり、12〜13Vの電圧(公称電圧12V)を発生し、主に副電源3に優先して一般電気負荷8への電力供給を行う。また、主電源2には、第3の給電回路9を介して、車両の基本走行や安全等に係わる重要負荷(後述する)が接続され、その第3の給電回路9には、副電源3側から逆流する電流を防止するダイオード10、11が設けられている。
副電源3は、主電源2より充電受入性に優れ、且つ状態検出が容易な高性能バッテリ(例えばLiイオンバッテリ)であり、主電源2より内部抵抗が小さく、例えば9〜12Vの電圧(公称電圧10.8V)を発生する。この副電源3は、例えば、車両減速時に発電機1にて発電される回生電力を回収すると共に、発電機1の発電電力を蓄電する。また、発電機1と副電源3には、第4の給電回路12を介して、前記重要負荷が接続され、その第4の給電回路12には、主電源2側から逆流する電流を防止するダイオード13が設けられている。
上記の一般電気負荷8は、エンジンの始動(クランキング)を行うスタータ8aと、車両に搭載される各種ランプ類、ワイパー、オーディオ機器、および空調装置などの一般負荷8bである。この一般負荷8bは、前記の様に、副電源3に優先して主電源2より電力の供給を受けるが、例えば、主電源2の給電能力が低下している時等は、副電源3または発電機1より電力供給を受けることができる。
また、車両の基本走行や安全等に係わる重要負荷とは、車両の基本走行や安全等に係わる各種アクチュエータ類14をリレー15を介して電子制御する制御装置(安全ECU16と呼ぶ)と、本電源システムS(発電機1、DC/DCコンバータ4、スイッチ6等)を電子制御する電子制御装置(システムECU17と呼ぶ)等であり、これらの重要負荷は、主電源2と副電源3の何方か一方が故障した時でも、他方の電源よりダイレクトに電力の供給を受けることができる。つまり、重要負荷に対する電源の冗長性が確保されている。
なお、システムECU17は、DC/DCコンバータ4とスイッチ6の作動状態に応じて、以下に説明する第1の制御状態、第2の制御状態、及び第3の制御状態を適宜選択可能である。
第1の制御状態:第1の給電回路5を使用して電力供給を行うもので、DC/DCコンバータ4を起動(ON)し、且つスイッチ6を開制御(OFF)する。
第2の制御状態:第2の給電回路7を使用して電力供給を行うもので、DC/DCコンバータ4を停止(OFF)し、且つスイッチ6を閉制御(ON)する。
第3の制御状態:第1の給電回路5と第2の給電回路7の両方を使用して電力供給を行うもので、DC/DCコンバータ4を起動(ON)し、且つスイッチ6を閉制御(ON)する第3の制御状態を適宜選択可能である。
次に、システムECU17によるエンジン始動時の制御手順について、図2に示すフローチャートを基に説明する。
Step10…エンジンの始動スイッチであるIGキー(イグニションキー)をST位置(スタータ8aに通電する位置)に投入する。
Step11…主電源2よりスタータ8aに通電される。
Step12…副電源3の発生電圧が一定値以上か否かを判定する。なお、副電源3の発生電圧は、例えば、図1に示す電圧計18によって検出できる。この判定結果がYESの時は次のStep13へ進み、判定結果がNOの時はStep15へジャンプして、副電源3からスタータ8aへの給電を中止する。
Step13…副電源3よりスタータ8aへ給電するタイミングを判断する。具体的には、主電源2の端子間電圧が所定値まで回復したか否か、あるいはスタータ8aへの通電開始から一定時間経過したか否かを判定する。
主電源2の端子間電圧は、図3に示す様に、通電初期にスタータ8aに大電流が流れてから、一旦大きく落ち込み、その後、ピストンが上死点を乗り越す時に若干低下しながら次第に回復していく。従って、主電源2の端子間電圧を監視することで、副電源3よりスタータ8aへ給電するタイミングを判断できる。
Step14…Step13の判定結果がYESの場合、第2の給電回路7に設けられているスイッチ6をONすることにより、第2の給電回路7を通じて副電源3よりスタータ8aへ給電する(これを電力アシストと呼ぶ)。
Step15…エンジン始動を判定する。この始動判定は、例えばエンジン回転数や、主電源2の端子間電圧によっても判定できる。この判定結果がNOの時はStep16へ進み、判定結果がYESの時はStep17へ進む。
Step16…再度、エンジン始動を実行する。
Step17…IGキーをOFF操作して本制御を終了する。
この実施例1によれば、主電源2によるスタータ8aへの通電開始後、所定のタイミングで副電源3による電力アシストを実行することにより、スタータ8aの出力が増加して、より早期にエンジン始動が可能になる。特に、エンジン自動停止/再始動装置(アイドルストップ装置)を搭載する車両においては、エンジンを自動停止した後、再始動を行う際に、始動時間を短縮できるので、乗員の始動フィーリングを向上できる。
また、重要負荷である安全ECU16への電力供給経路は、主電源2から第3の給電回路9を介して安全ECU16に接続される経路と、副電源3から第4の給電回路12を介して安全ECU16に接続される経路の2つがあるので、どちらか一方の電源及び経路が故障した場合にも、他方の電源及び経路により冗長に供給することができる。また、第3の給電回路9及び第4の給電回路12には、それぞれ電流の逆流を防止するためのダイオード10、13が設けられているため、第3の給電回路9と第4の給電回路12とを通じて、2つの電源(主電源2と副電源3)が接続されることはない。
この実施例1では、回生発電の一例として、車両減速時の運動エネルギーを用いて発電する場合を記載したが、これ以外にも、例えば、エンジンの排気熱や冷却熱等の熱エネルギーを用いた発電、あるいは排気ガスの気流エネルギーを用いた発電形態にも適用できる。また、これらの発電形態には、熱エネルギーから熱電素子を用いて直接発電するもの、あるいは、熱エネルギーを一旦、運動エネルギーに変換して発電するものを含む。
更に、実施例1に記載した電源システムSでは、主電源2の方が副電源3より発生電圧(公称電圧)が高い場合の一例を説明しているが、副電源3の方が主電源2より発生電圧(公称電圧)が高い場合にも適用できる。その一例として、主電源2は、実施例1と同じく、12〜13Vの電圧(公称電圧12V)を発生し、副電源3は、12〜16.4Vの電圧(公称電圧14.4V)を発生する。また、副電源3の発生電圧が高くなるので、それに応じて、発電機1の発電能力も高くなり、13〜17Vの電圧を発生する。
続いて、発電機1または副電源3から主電源2への給電制御について、図4に示すフローチャートを基に説明する。これは、副電源3の充電量を検出して制御する方法である。 Step20…DC/DCコンバータ4の出力能力が全ての電気負荷の消費電力量(全負荷値と呼ぶ)より大きく、且つ副電源3の一定時間当たりの充電容量が全負荷値より大きいか否かを判定する。判定結果がYESの時はStep21へ進み、判定結果がNOの時はStep22へ進む。
Step21…全負荷値に対して副電源3の充電容量に余裕があり、且つDC/DCコンバータ4の出力能力にも余裕があるので、発電機1による発電をカットして、副電源3からDC/DCコンバータ4を有する第1の給電回路5を通じて主電源2へ給電する(第1の制御状態)。
Step22…DC/DCコンバータ4の出力能力が全負荷値以下で、且つ副電源3の一定時間当たりの容量が全負荷値より大きいか、あるいはDC/DCコンバータ4の温度が一定値より高いか否かを判定する。判定結果がYESの時はStep23へ進み、判定結果がNOの時はStep24へ進む。
Step23…全負荷値に対して副電源3の充電容量には余裕はあるが、DC/DCコンバータ4の出力能力に余裕がない(またはDC/DCコンバータ4の温度が高い)ので、発電機1による発電をカットして、副電源3から第1の給電回路5と第2の給電回路7(図中にはスイッチ回路と記載)とを通じて主電源2へ給電する(第3の制御状態)。
Step24…DC/DCコンバータ4の出力能力が全負荷値以下で、且つ副電源3の一定時間当たりの容量が全負荷値以下か否かを判定する。判定結果がYESの時はStep25へ進み、判定結果がNOの時はStep26へ進む。
Step25…全負荷値に対して副電源3の充電容量に余裕がなく、且つDC/DCコンバータ4の出力能力にも余裕がない(但し、DC/DCコンバータ4の温度は一定値以下である)ので、発電機1に発電(Loレベル)を行わせると共に、発電機1から第1の給電回路5と第2の給電回路7とを通じて主電源2へ給電する(第3の制御状態)。
Step26…DC/DCコンバータ4の温度が一定値より高いか、または副電源容量が一定値より高い否かを判定する。判定結果がYESの時はStep27へ進み、判定結果がNOの時はStep28へ進む。
Step27…DC/DCコンバータ4の発熱故障を防止するため、また副電源3の過充電を防止するために、第2の給電回路7のみを使用して発電機1から主電源2へ給電する(第2の制御状態)。この時、発電機1の発電レベル(Lo)は、副電源3が満充電でも、一般負荷8bに応じた電力供給が可能な条件とする。
Step28…副電源3の充電容量が所定の範囲内(例えば40%から50%の間)にあるか否かを判定する。判定結果がYESの時はStep29へ進み、判定結果がNOの時はStep30へ進む。
Step29…副電源3の充電容量が低下しているので、発電機1の発電能力をアップ(Hiレベル)する。また、消費電力の大きい高負荷がONされた時は、アイドル回転数を所定回転数だけ上昇させる(第1のアイドルアップ)。
Step30…副電源3の充電容量が所定の範囲内(例えば30%から40%の間)にあるか否かを判定する。判定結果がYESの時はStep31へ進み、判定結果がNOの時はStep32へ進む。
Step31…発電機1の発電能力をアップしているにも係わらず、副電源3の充電容量が増加しないため、第1のアイドルアップを行うと共に、一般負荷8bへの電力供給をカット(または抑制)する。また、一般負荷8bの中でも消費電力の大きい高負荷がON操作された時は、アイドル回転数を更に所定回転数だけ上昇させる(第2のアイドルアップ)。
Step32…副電源3の異常(故障)をドライバに警報する(例えば、安全場所への退避を促す、ナビゲーション装置等でディーラまでの経路を誘導する等)。
この実施例2によれば、DC/DCコンバータ4の出力能力が全負荷値以下の場合は、スイッチ6をONして第2の給電回路7を使用することにより、DC/DCコンバータ4の給電不足時または故障時等にも、発電機1もしくは副電源3から主電源2への給電が可能になる。
また、DC/DCコンバータ4の温度が一定値より高くなった場合は、DC/DCコンバータ4の給電能力を抑制する、あるいはスイッチ6をONして第2の給電回路7のみを使用することにより、DC/DCコンバータ4の発熱故障を防止できる。この様に、副電源3と主電源2との間に、DC/DCコンバータ4を有する第1の給電回路5と並列に、スイッチ6を有する第2の給電回路7を設けたことにより、DC/DCコンバータ4の低容量化及び小型化が可能になる。
更に、Step27に記載した様に、発電機1の発電レベル(Lo)は、副電源3が満充電の時でも、一般負荷8bに応じた電力供給が可能な条件とすることにより、減速時の回生を充電ではなく、一般負荷8bへの電力供給によって実現できる。例えば、長い下り坂で、副電源3に回生電力を充分溜めた後(満充電の状態)でも、一般負荷8bで回生電力を消費することで、効果的に回生電力を利用することができる。
なお、この実施例2は、主電源2と副電源3の発生電圧(公称電圧)の大小に係わり無く、どちらでも成立する制御内容である。つまり、主電源2の方が副電源3より発生電圧(公称電圧)が高い場合でも、副電源3の方が主電源2より発生電圧(公称電圧)が高い場合でも成立する。
続いて、発電機1の制御について、図5に示すフローチャートを基に説明する。これは、SOCの検知手段を用いることなく、電源電圧のみで制御する方法である。
Step40…副電源3の出力電圧V1が一定値(例えば12V)以上か否かを判定する。判定結果がYESの時はStep41へ進み、判定結果がNOの時はStep42へ進む。
Step41…副電源3の充電容量に余裕があるので、発電機1の発電をカットすると共に、第1の給電回路5(DC/DCコンバータ4)を通じて副電源3より主電源2へ給電する(第1の制御状態)。
Step42…車両減速時であり、且つ副電源3の出力電圧V1が一定値(例えば12V)より小さいか否かを判定する。判定結果がYESの時はStep43へ進み、判定結果がNOの時はStep44へ進む。
Step43…発電機1にて発電された回生電力を副電源3へ回収する共に、第1の給電回路5を通じて主電源2にも給電する(第1の制御状態)。
Step44…車両減速時であり、且つ副電源3の出力電圧V1が一定値(例えば12V)より大きいか否かを判定する。判定結果がYESの時はStep45へ進み、判定結果がNOの時はStep46へ進む。
Step45…車両減速時であっても副電源3の出力電圧V1が一定値より大きいので、発電機1にて発電された回生電力(Loレベル)を第1の給電回路5と第2の給電回路7(図中にはスイッチ回路と記載)を通じて主電源2に給電する(第3の制御状態)。あるいは、第1の給電回路5と第2の給電回路7の何方か一方を通じて主電源2に給電する。これにより、副電源3が満充電の状態でも、一般負荷8bに応じた電力供給が実施されるので、減速時の回生を、充電ではなく、一般負荷8bへの電力供給により実現できる。 Step46…定常走行時あるいは加速時であり、且つDC/DCコンバータ4の出力電圧V2が所定の範囲内(例えば12.5V〜13Vの間)にあるか否かを判定する。判定結果がYESの時はStep47へ進み、判定結果がNOの時はStep48へ進む。
Step47…DC/DCコンバータ4の給電能力をアップして、発電機1より第1の給電回路5を通じて主電源2に給電する(第1の制御状態)。これは、主電源2の充電量が減り、DC/DCコンバータ4の出力指示が足りない場合に相当するため、DC/DCコンバータ4の出力を上げて、主電源2の充電量を高めに維持することにより、放電による主電源2の劣化を防ぐために行われる。
Step48…DC/DCコンバータ4の温度が一定値より大きいか否か、もしくは副電源3の出力電圧V1が所定の範囲内(例えば11V〜12Vの間)にあるか否かを判定する。判定結果がYESの時はStep49へ進み、判定結果がNOの時はStep50へ進む。
Step49…発電機1に常時発電(Loレベル)を行わせると共に、発電機1から第2の給電回路7を通じて主電源2へ給電する(第2の制御状態)。これは、DC/DCコンバータ4の温度上昇を抑えるためである。
Step50…副電源3の出力電圧V1が一定値(例えば11V)より小さく、且つDC/DCコンバータ4の出力電圧V2が所定の範囲内(例えば12V〜12.5Vの間)にあるか否かを判定する。判定結果がYESの時はStep51へ進み、判定結果がNOの時はStep52へ進む。
Step51…発電機1が発電(Loレベル)しているにも係わらず、副電源3の充電容量が低く、且つDC/DCコンバータ4の出力電圧V2も低いので、アイドル回転数を高くする第1のアイドルアップを行うと共に、一般負荷8bへの電力供給をカット(または抑制)する。また、一般負荷8bの中でも消費電力の大きい高負荷がONされた時は、更にアイドル回転数を高くする第2のアイドルアップを行う。これは、発電量が低く、DC/DCコンバータ4の給電が追いつかない状況なので、アイドルアップにより対応する。
Step52…電源システムSの異常をドライバに警報する(Step32と同様)。
この実施例3によれば、副電源3の出力電圧V1、及びDC/DCコンバータ4の出力電圧V2に応じて発電機1の出力を効率的に制御できる。
また、発電機1を高性能(主電源2より充電受入性に優れ、且つ状態検出が高精度で容易)な副電源3に接続しているので、車両減速時に発電機1にて発電された回生電力を効率良く副電源3に回収できる。つまり、減速時という短い時間で回生エネルギを大きく回収するためには、発電機1の電圧と電源電圧との差が大きいことが重要である。
ところが、発電機1の電圧と電源電圧との差が小さく、且つ電源電圧の内部抵抗も大きい場合、例えば、副電源3と比較して充電受入性が悪い主電源2では、図6(b)に示す様に、所定の減速時間A内に許容SOCまで充電されることはなく、充分な補充電ができない。また、発電機1の発生電圧と電源電圧との差が大き過ぎると、図6(c)に示す様に、許容SOCを超えるオーバーシュートが発生し、例えば、副電源3(Liイオンバッテリ)の様な高性能バッテリでは、発熱量が大きくなり、内部抵抗の増加等により性能が劣化することがある。
これに対し、本電源システムSでは、車両減速時の回生電力を回収する副電源3の発生電圧が主電源2より小さく、且つ内部抵抗も小さいので、副電源3の充電受入性が良く、図6(a)に示す様に、所定の減速時間A内で回生エネルギを大きく回収することが可能である。その結果、短時間の減速で発電機1から副電源3へ最大の回生充電を行うことができ、定常走行時や加速時等に発電機1での発電をカットすることで、エンジンへの負担が軽減されて燃費向上にも繋がる。
この実施例3では、副電源3の方が主電源2より発生電圧(公称電圧)が低い場合の一例を説明しているが、副電源3の方が主電源2より発生電圧(公称電圧)が高い場合にも同様の制御内容を適用できる。但し、副電源3の発生電圧が高くなるので、それに応じて、副電源3の出力電圧V1を判定する各Step(図5のS40、S42、S44、S48、S50)の電圧判定値を変更する必要がある。例えば、副電源3の発生電圧(公称電圧)を14.4Vとした場合の電圧判定値を図7のフローチャート(S40a、S42a、S44a、S48a、S50a)に示す。
続いて、副電源3の方が主電源2より発生電圧が高い時の制御について、図8に示すフローチャートを基に説明する。
Step60…副電源3の方が主電源2より発生電圧が高いか否かを判定する。判定結果がNO(副電源電圧≦主電源電圧)の時は、次のStep61へ進み、判定結果がYESの時は、Step62へ進む。
Step61…発電機1にて発電を行い、副電源3を充電する。この処理は、副電源3の発生電圧が主電源2の発生電圧より高くなるまで継続される。
Step62…副電源3から主電源2及び一般負荷8bへの電力供給量が所定値より大きいか否かを判定する。判定結果がNOの時は、次のStep63へ進み、判定結果がYESの時は、Step64へ進む。
Step63…第1の制御状態を選択する。つまり、DC/DCコンバータ4を起動(ON)し、且つスイッチ6を開制御(OFF)して、第1の給電回路5を介して副電源3から主電源2及び一般負荷8bへの必要電力を供給する。ここでの制御は、例えば、DC/DCコンバータ4の出口側の電圧を一定値として制御する。この後、Step65へ進む。
Step64…大きな電力供給を行うため、DC/DCコンバータ4の最大出力で電力供給する(足りない分は、主電源2の放電で対応する)。
Step65…副電源3の発生電圧が一般負荷8bの許容定格電圧以下まで低下したか否かを判定する。判定結果がYESの時は、Step66へ進み、判定結果がNOの時は、Step62へ戻る。
Step66…第2の制御状態を選択する。つまり、DC/DCコンバータ4を停止(OFF)し、且つスイッチ6を閉制御(ON)して、第2の給電回路7を介して副電源3より主電源2及び一般負荷8bへの電力供給する。
この実施例4の制御によれば、各種ライト類等の一般負荷8bに過電圧が印加されることがなく、一般負荷8bの寿命低下を抑制できる。また、副電源3の発生電圧が一般負荷8bの許容定格電圧以下まで低下した場合は、DC/DCコンバータ4からスイッチ6に切り替えることにより、DC/DCコンバータ4による降圧の際の損失がなく、効率の良い電力供給が可能になる。
続いて、第1の制御状態から第2の制御状態へ切り替える際、または第2の制御状態から第1の制御状態へ切り替える時の制御について、図9に示すフローチャートを基に説明する。
Step70…制御状態の切り替え指示が行われる。具体的には、第1の制御状態から第2の制御状態へ切り替える指示、または第2の制御状態から第1の制御状態へ切り替える指示である。
Step71…主電源2と副電源3との電圧差が所定値より大きいか否かを判定する。 判定結果がYESの時は、次のStep72へ進み、判定結果がNOの時は、Step73へジャンプする。
Step72…DC/DCコンバータ4の出力電圧を、主電源2と副電源3のうち、高い方の電圧まで昇圧または低い方の電圧まで降圧制御し、その後、Step71へ戻る。 Step73…主電源2と副電源3との電圧差が所定値より小さくなった時(Step71の判定結果がNOの場合)に、第2の制御状態を選択する。
この実施例5の制御によれば、制御状態を切り替えた時(例えば、第2の給電回路7に設けられるスイッチ6をONする時)の電圧変動を抑制できるので、ライト等の明滅を防止できる。
続いて、第2の制御状態が選択されている時に、第3の制御状態へ切り替える(つまりDC/DCコンバータ4とスイッチ6の両方を利用して給電する)時の制御例について、図10に示すフローチャートを基に説明する。
Step80…第2の制御状態が選択される。つまり、スイッチ6を閉制御(ON)して、第2の給電回路7を通じて電力供給が行われる。
Step81…スイッチ6の温度が所定値を超えたか否かを判定する。判定結果がYESの時は、次のStep82へ進み、判定結果がNOの時は、Step80へ戻る。
Step82…DC/DCコンバータ4を起動(ON)して、第3の制御状態に切り替える。つまり、第1の給電回路5と第2の給電回路7とを併用して電力供給を行う。
この実施例6の制御によれば、スイッチ6の温度が所定値を超えると、スイッチ6を有する第2の給電回路7と、DC/DCコンバータ4を有する第1の給電回路5と併用して給電するので、スイッチ6の発熱を抑えることができる。
図11は実施例7に係る電源システムSの電気回路図である。
この実施例7に係る電源システムSは、図11に示す様に、副電源3のマイナス側に副電源スイッチ19(例えば、リレースイッチ)を接続し、この副電源スイッチ19をシステムECU17により通電制御する一例である。
この構成では、例えば、副電源3が故障した場合に、安全な場所への退避またはディーラまで走行する際に、副電源スイッチ19をOFFすることで、機能上、副電源3を電源システムSから切り離すことができるので、電源システムSの安全性を確保できる。
また、一般負荷8bの中でも消費電力量の大きい電気負荷を使用する場合に、発電機1から第1の給電回路5または第2の給電回路7あるいは両回路5、7を介して給電する際にも、副電源スイッチ19をOFFすることで、確実に主電源2および一般負荷8bに給電することができる。
更に、交差点の赤信号等で一旦停止した時に、エンジンを自動停止させるアイドルストップ装置を搭載する車両では、次回の始動時(自動停止後の再始動時)に備えて、副電源スイッチ19をOFFすることにより、再始動時に確実な電気容量を確保することができる。
更に、副電源3の100%容量電圧が発電機1の出力電圧より小さい状態で減速時に急速充電する場合には、副電源スイッチ19をOFFすることで、発電制御不良等のフェータルなモードにおいて、副電源3への過充電をカットすることができる。
なお、副電源スイッチ19は、図12または図13に示す様に、副電源3のプラス側に接続しても良い。但し、図13は、発電機1と副電源3との間で、DC/DCコンバータ4の入力側結線部Bよりも発電機1側に副電源スイッチ19を配置した例である。
図14は実施例8に係る電源システムSの電気回路図である。
この実施例8に係る電源システムSは、図14に示す様に、第1の給電回路5のDC/DCコンバータ4の出力側(主電源2側)にキャパシタ20を接続した一例である。
これにより、DC/DCコンバータ4を通じて主電源2へ安定電圧を供給できる。
図15は実施例9に係る電源システムSの電気回路図である。
この実施例9に係る電源システムSは、図15に示す様に、主電源2の出力電圧を電圧計21等によりモニタすることで、主電源2の充電受入性を検知する一例である。
この例では、主電源2の充電受入性をセンサ類(例えば電流、電圧、温度等を検出するセンサ)で検出する必要がないので、低コストなシステムを実現できる。
図16は実施例10に係る電源システムSの電気回路図である。
この実施例10に係る電源システムSは、図16に示す様に、電圧変動を許容し、且つ暗電流を必要としない電気負荷22(例えばデフォッガ、シートヒータ等)を、主電源2ではなく、例えば、リレー23を介して副電源3及び発電機1に接続した一例である。なお、リレー23を開閉制御する制御器24(ECU)は、主電源2に接続されて、主電源2より電力供給を受けている。
この例では、長期駐車や半ドア状態等で発生していた主電源2のバッテリ上がりを、リセット許容負荷に限り電源カット(暗電流をカット)することで、主電源2の延命および性能低下を防止することができ、且つ暗電流を必要としない電気負荷22に対しては、副電源3または発電機1から給電することで対応できる。なお、暗電流をカットする手段(本発明の暗電流遮断手段)として、以下のものが考えられる。
a)一定時間後に暗電流をカットするタイマ機能を持つもの、
b)副電源3の容量を検知するもの、
c)外部通信信号を受信するもの、
d)電波発信器の発信あるいは受信がなくなったことを検知するもの、
e)車両の外装部のタッチパネル等のスイッチ等を利用できる。
図17は実施例11に係る電源システムSの電気回路図である。
この実施例11に係る電源システムSは、副電源スイッチ19を有する図13に示す回路図に対し、副電源スイッチ19をバイパスして第3の給電回路9に接続されるバイパス回路25を設けた一例である。
これにより、副電源スイッチ19をOFFしている場合でも、主電源2または副電源3から安全ECU16へ給電できるので、走行安全に関与する安全ECU16に対する冗長系を確保できる。
図18は実施例12に係る電源システムSの電気回路図である。
この実施例12に係る電源システムSは、例えば、実施例9に記載した回路図(図15参照)に対して、第3の給電回路9に電圧安定器26を配置した場合の一例である。これにより、重要負荷であるシステムECU17に対し、最低保証電圧を確実に供給することができる。
(変形例)
本発明の電源システムSに使用される二つの電源(主電源2と副電源3)は、実施例1では、主電源2の方が副電源3より公称電圧または公称容量)が高い場合を記載しているが、その逆に、主電源2より副電源3の方が公称電圧(または公称容量)が高い場合でも良い。また、主電源2と副電源3の使用電圧が同一となる領域を持っていても良い。
実施例1では、主電源2と副電源3の一例として、それぞれPbバッテリとLiイオンバッテリを記載したが、これに限定されるものではない。主電源2としては、Pbバッテリ以外に、Liイオンバッテリ、Ni水素バッテリ等を使用することができ、副電源3としては、Liイオンバッテリ以外に、Pbバッテリ、Ni水素バッテリ、電気二重層キャパシタ等を使用することができる。
また、実施例1では、発電機1としてオルタネータを記載したが、オルタネータの代わりに、発電機能を有するモータジェネレータを採用することも可能である。更に、発電機1は、エンジンによるベルト駆動でなくても、例えば、車軸やクランク軸等にギヤまたはベルト等の伝達手段にて接続しても良い。あるいは、車軸やクランク軸等に直接連結しても良い。また、熱エネルギを運動エネルギに変換して発電可能な熱回生用発電機、熱エネルギを直接電気エネルギに変換できる熱電素子等を用いても良い。
実施例1に係る車両用電源システムの電気回路図である。 実施例1に係るエンジン始動時の制御手順を示すフローチャートである。 実施例1に係るエンジン始動時の主電源の電圧波形図である。 実施例2に係る電源システムの制御フローチャートである。 実施例3に係る電源システムの制御フローチャートである。 実施例3に係る減速時の回生充電に係わる説明図である。 実施例3に係る電源システムの制御フローチャートである。 実施例4に係る電源システムの制御フローチャートである。 実施例5に係る電源システムの制御フローチャートである。 実施例6に係る電源システムの制御フローチャートである。 実施例7に係る電源システムの電気回路図である。 実施例7に係る電源システムの電気回路図である。 実施例7に係る電源システムの電気回路図である。 実施例8に係る電源システムの電気回路図である。 実施例9に係る電源システムの電気回路図である。 実施例10に係る電源システムの電気回路図である。 実施例11に係る電源システムの電気回路図である。 実施例12に係る電源システムの電気回路図である。
符号の説明
1 発電機
2 主電源
3 副電源
4 DC/DCコンバータ
5 第1の給電回路
6 スイッチ
7 第2の給電回路
8 一般電気負荷
8a スタータ(一般電気負荷)
8b 一般負荷(一般電気負荷)
9 第3の給電回路
10 第3の給電回路に設けられるダイオード
11 第3の給電回路に設けられるダイオード
12 第4の給電回路
13 第4の給電回路に設けられるダイオード
16 安全ECU(重要負荷)
17 システムECU(制御手段/重要負荷)
19 副電源スイッチ
22 暗電流を必要としない電気負荷
S 車両用電源システム

Claims (41)

  1. 車両に搭載される発電機と、
    ランプ類やオーディオ装置等の一般負荷が接続される主電源と、
    前記発電機に接続され、減速などの運動エネルギー、あるいは、排熱などの熱エネルギー等を用いて前記発電機にて発電される回生電力の回収、及び前記発電機の発電電力を蓄える副電源と、
    前記副電源と前記主電源及び前記一般負荷とをDC/DCコンバータを介して接続する第1の給電回路と、
    この第1の給電回路と並列に、前記副電源と前記主電源及び前記一般負荷とをスイッチを介して接続する第2の給電回路と、
    前記DC/DCコンバータ及び前記スイッチの作動を制御する制御手段とを備え、
    この制御手段は、
    前記DC/DCコンバータを起動し、且つ前記スイッチを開く第1の制御状態、または、前記DC/DCコンバータを停止し、且つ前記スイッチを閉じる第2の制御状態を選択可能である車両用電源システム。
  2. エンジンに駆動されて発電する発電機と、
    ランプ類やオーディオ装置等の一般負荷が接続される主電源と、
    前記発電機に接続され、車両減速時に前記発電機にて発電される回生電力の回収、及び前記エンジン駆動により発電される前記発電機の発電電力を蓄える副電源と、
    前記副電源と前記主電源及び前記一般負荷とをDC/DCコンバータを介して接続する第1の給電回路と、
    この第1の給電回路と並列に、前記副電源と前記主電源及び前記一般負荷とをスイッチを介して接続する第2の給電回路と、
    前記DC/DCコンバータ及び前記スイッチの作動を制御する制御手段とを備え、
    この制御手段は、
    前記DC/DCコンバータを起動し、且つ前記スイッチを開く第1の制御状態、または、前記DC/DCコンバータを停止し、且つ前記スイッチを閉じる第2の制御状態を選択可能である車両用電源システム。
  3. 請求項1または2に記載した車両用電源システムにおいて、
    前記制御手段は、前記DC/DCコンバータを起動し、且つ前記スイッチを閉じる第3の制御状態を選択できることを特徴とする車両用電源システム。
  4. 請求項1〜3に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    前記主電源の方が、前記副電源より、公称電圧または公称容量が大きいことを特徴とする車両用電源システム。
  5. 請求項1〜3に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    前記主電源の方が、前記副電源より、公称電圧または公称容量が小さいことを特徴とする車両用電源システム。
  6. 請求項1〜5に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    前記主電源と前記副電源は、使用電圧が略同一となる領域を持つことを特徴とする車両用電源システム。
  7. 請求項1〜6に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    前記主電源は、前記副電源より低温時の放電特性に優れていることを特徴とする車両用電源システム。
  8. 請求項1〜7に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    前記副電源は、前記主電源より充電受入性に優れ、且つ状態検出が容易であることを特徴とする車両用電源システム。
  9. 請求項1〜8に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    前記主電源は、鉛バッテリ、またはLiイオンバッテリ、またはNi水素バッテリであり、前記副電源は、鉛バッテリ、またはLiイオンバッテリ、またはNi水素バッテリ、または電気二重層キャパシタであることを特徴とする車両用電源システム。
  10. 請求項1〜3及び5〜9に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    前記制御手段は、前記副電源から前記主電源及び前記一般負荷に電力供給を行う際に、前記副電源の電圧が前記一般負荷の許容定格電圧以下まで低下している場合は、前記第2の制御状態を選択することを特徴とする車両用電源システム。
  11. 請求項1〜10に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    前記副電源から前記主電源及び前記一般負荷に供給される電力量、または前記主電源から前記副電源及び前記一般負荷に供給される電力量を電力供給量と呼ぶ時に、
    前記制御手段は、前記電力供給量に応じて、前記第1の制御状態と前記第2の制御状態の何方か一方を選択することを特徴とする車両用電源システム。
  12. 請求項11に記載した車両用電源システムにおいて、
    前記制御手段は、前記電力供給量が所定値以下の時に前記第1の制御状態を選択し、前記電力供給量が前記所定値より大きい時に前記第2の制御状態を選択することを特徴とする車両用電源システム。
  13. 請求項1〜9に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    前記制御手段は、前記主電源と前記副電源との電圧差に応じて、前記第1の制御状態と前記第2の制御状態の何方か一方を選択することを特徴とする車両用電源システム。
  14. 請求項13に記載した車両用電源システムにおいて、
    前記制御手段は、前記主電源と前記副電源との電圧差が所定値以下の時に前記第2の制御状態を選択し、前記主電源と前記副電源との電圧差が前記所定値より大きい時に前記第1の制御状態を選択することを特徴とする車両用電源システム。
  15. 請求項1〜9に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    前記副電源から前記主電源及び前記一般負荷に供給される電力量、または前記主電源から前記副電源及び前記一般負荷に供給される電力量を電力供給量と呼ぶ時に、
    前記制御手段は、前記主電源と前記副電源との電圧差と前記電力供給量とに応じて、前記第1の制御状態と前記第2の制御状態との何方か一方を選択することを特徴とする車両用電源システム。
  16. 請求項15に記載した車両用電源システムにおいて、
    前記制御手段は、前記副電源の電圧が前記主電源の電圧より高く、且つ前記副電源から前記主電源及び前記一般負荷に供給される電力量が所定値より大きい時は、最初に前記第1の制御状態を選択し、前記副電源の電圧が前記一般負荷の許容定格電圧以下まで低下した後、前記第1の制御状態から前記第2の制御状態に切り替えることを特徴とする車両用電源システム。
  17. 請求項1〜16に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    前記副電源から車両の基本走行や安全に係わる重要負荷に給電する第3の給電回路と、 前記主電源から前記重要負荷に給電する第4の給電回路とを備え、
    前記第3の給電回路及び前記第4の給電回路には、それぞれ通電電流の逆流を防止するダイオードが設けられていることを特徴とする車両用電源システム。
  18. 請求項1〜4または6〜16に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    前記副電源から車両の基本走行や安全に係わる重要負荷に給電する第3の給電回路と、 前記主電源から前記重要負荷に給電する第4の給電回路とを備え、
    前記主電源の方が前記副電源より公称電圧または公称容量が大きい場合に、前記第3の給電回路に通電電流の逆流を防止するダイオードが設けられていることを特徴とする車両用電源システム。
  19. 請求項1〜3または5〜16に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    前記副電源から車両の基本走行や安全に係わる重要負荷に給電する第3の給電回路と、 前記主電源から前記重要負荷に給電する第4の給電回路とを備え、
    前記主電源の方が前記副電源より公称電圧または公称容量が小さい場合に、前記第4の給電回路に通電電流の逆流を防止するダイオードが設けられていることを特徴とする車両用電源システム。
  20. 請求項17〜19に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    前記制御手段は、前記第2の制御状態を選択している時に、前記主電源と前記副電源との何方か一方が故障した場合は、前記スイッチを開くことを特徴とする車両用電源システム。
  21. 請求項20に記載した車両用電源システムにおいて、
    前記制御手段は、前記主電源または前記副電源の正極と負極との間がショートした時に、前記スイッチを開くことを特徴とする車両用電源システム。
  22. 請求項20に記載した車両用電源システムにおいて、
    前記制御手段は、前記主電源の性能が低下した時に、前記スイッチを開くことを特徴とする車両用電源システム。
  23. 請求項20に記載した車両用電源システムにおいて、
    前記制御手段は、前記副電源の性能が低下した時に、前記スイッチを開くことを特徴とする車両用電源システム。
  24. 請求項20に記載した車両用電源システムにおいて、
    前記制御手段は、前記第1の制御状態を選択している時に、前記主電源と前記副電源との何方か一方が故障した場合は、前記DC/DCコンバータを停止させることを特徴とする車両用電源システム。
  25. 請求項3〜24に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    前記制御手段は、前記第2の制御状態を選択している時に、前記スイッチの温度が所定値を超えた場合に、前記第2の制御状態から前記第3の制御状態へ切り替えることを特徴とする車両用電源システム。
  26. 請求項1〜25に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    前記主電源に接続される前記一般負荷には、エンジン停止後に暗電流を必要とする電気負荷が含まれていることを特徴とする車両用電源システム。
  27. 請求項1〜26に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    前記制御手段は、前記第1の制御状態から前記第2の制御状態へ切り替える際、または前記第2の制御状態から前記第1の制御状態へ切り替える際に、前記DC/DCコンバータの出力電圧を、前記主電源と前記副電源のうち、高い方の電圧まで昇圧または低い方の電圧まで降圧させてから、前記制御状態の切り替えを行うことを特徴とする車両用電源システム。
  28. 請求項1〜27に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    前記制御手段は、前記第1の制御状態を選択している時に、前記DC/DCコンバータの温度または電圧等の使用状態を検出し、その検出された使用状態が規定値を超えた場合は、前記第1の制御状態から前記第2の制御状態に切り替えることを特徴とする車両用電源システム。
  29. 請求項1〜28に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    前記制御手段は、前記第1の制御状態を選択している時に、前記DC/DCコンバータの出力電圧を前記発電機の出力電圧と略同一に制御することを特徴とする車両用電源システム。
  30. 請求項1〜28に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    前記制御手段は、前記第1の制御状態を選択している時に、前記発電機の出力電圧を前記DC/DCコンバータの出力電圧と略同一に制御することを特徴とする車両用電源システム。
  31. 請求項1〜30に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    前記制御手段は、前記第1の制御状態を選択している時に、前記DC/DCコンバータの出力状態により前記主電源の充電受入性を検出することを特徴とする車両用電源システム。
  32. 請求項1〜31に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    前記制御手段は、車両の走行状態に応じて前記副電源の電圧及び前記DC/DCコンバータの出力電圧を検出し、その検出結果に基づいて前記発電機の出力を制御することを特徴とする車両用電源システム。
  33. 請求項1〜32に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    暗電流を必要としない電気負荷に対して、前記副電源から給電することを特徴とする車両用電源システム。
  34. 請求項33に記載した車両用電源システムにおいて、
    前記暗電流を必要としない電気負荷とは、内部メモリを有しないECU等の電気負荷、あるいは、常に内部メモリの初期定数を使用するECU等の電気負荷であることを特徴とする車両用電源システム。
  35. 請求項1〜34に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    暗電流を遮断できる暗電流遮断手段を有し、暗電流の遮断を許容する電気負荷に対し、前記副電源から給電することを特徴とする車両用電源システム。
  36. 請求項1〜35に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    前記副電源と直列に副電源スイッチを接続したことを特徴とする車両用電源システム。
  37. 請求項36に記載した車両用電源システムにおいて、
    前記副電源スイッチを、前記発電機と前記副電源との間で、前記DC/DCコンバータの入力側結線部よりも前記発電機側に配置したことを特徴とする車両用電源システム。
  38. 請求項1〜37に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    前記DC/DCコンバータは、シリーズレギュレータを用いたことを特徴とする車両用電源システム。
  39. 請求項1〜38に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    回生発電時に前記副電源が満充電であることを検出した場合に、前記発電機により、前記満充電状態の副電源電圧より低い電圧で回生発電を行うと共に、前記第1の制御状態または第2の制御状態により、前記一般負荷への電力供給を実施することを特徴とする車両用電源システム。
  40. 請求項3〜38に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    回生発電時に前記副電源が満充電であることを検出した場合に、前記発電機により、前記満充電状態の副電源電圧より低い電圧で回生発電を行うと共に、前記第1の制御状態または第2の制御状態または第3の制御状態により、前記一般負荷への電力供給を実施することを特徴とする車両用電源システム。
  41. 請求項1〜40に記載した何れかの車両用電源システムにおいて、
    前記第1の制御状態により、前記主電源を満充電状態に維持することを特徴とする車両用電源システム。
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