JP2014202719A - 農産物計量装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 農産物の搬送経路中で連続的な農産物の計量作業を可能とした農産物計量装置を提供する。【解決手段】 農産物を載置して搬送するためのバケット20がコンベアチェーン18の搬送方向に所定間隔を空けて複数配設され、搬送経路中でバケット20に載置されている農産物の重量を計測するための重量計測手段30を備える農産物計量装置10であって、バケット20が、農産物が載置される受皿22と、受皿22の下部に所定間隔を空けて相対する状態で固着され、搬送方向に対して垂直方向に形成された一対の長孔24、25を備える一対の可動部材26、27と、一対の可動部材26、27が各々備える一方の長孔24同士及び他方の長孔25同士に各々挿通される一対のスラット部材28、29とを含んで構成され、一対の長孔24、25の長手方向の少なくとも上側端部24a、25aが先細り形状であることを特徴とする。【選択図】 図1
Description
本発明は、農産物の搬送経路中において連続的に計量作業を可能とした農産物計量装置に関する。
農産物を出荷するに当たっては、農産物の種類に応じた種々の選別作業が行われた後、所定の出荷単位に箱詰めや袋詰めがなされて出荷される。中でも、韮や葱などの長尺野菜を出荷するに当たっては、収穫時に根元部に付着している泥、傷みや虫喰いにより商品として出荷できない不用葉などを除去し、所定の出荷重量で束ねられて出荷するというする出荷形態が一般的である。
従来、これらの長尺野菜を含む農産物の重量計測手段として、農産物選別装置に係る搬送経路中に計量装置を備えるものや、搬送中に農産物の重量計測を可能としたバケットなどが種々開示されている(例えば、特許文献1乃至特許文献3参照。)。
特許文献1に開示された農産物選別装置に係る重量計測手段は、搬送コンベアの搬送経路途中に割り込ませる形で設けられる短尺のベルトコンベアとロードセルとから構成されている。農産物を載置した搬送皿が当該ベルトコンベア上に移載された段階でロードセルによって農産物と搬送皿の総重量が計測され、予め計測しておいた搬送皿の重量を差し引くことで農産物の重量を把握するものである。
また、特許文献2や特許文献3に開示された農産物選別装置に係るバケットによると、バケット自体が搬送コンベアに係るコンベアチェーンに取付部材を介して遊嵌状態で取り付けられている。そして、搬送経路中に設けられた重量計測手段を通過時に、農産物が載置されたバケットとコンベアチェーンを含む駆動系統とを非接触の状態とすることによって、農産物の重量をバケットと共に計測可能としている。
上記の各特許文献に開示された重量計測手段や農産物選別装置に係るバケットによると、農産物を搬送する過程で連続的に農産物の計量が可能となるため、計量作業を非常に効率的に行うことができる。しかしながら、何れの構成も複雑であって、装置自体が非常に高価になるため、大規模な集・出荷施設などであれば導入も可能ではあるが、小規模な施設や生産者独自での導入は困難である。
また、搬送経路中で農産物の計量を連続的且つ正確に行うためには、農産物が載置されているバケットと駆動系統とを確実に非接触の状態とする必要がある。しかし、バケットと駆動系統との連結構造が複雑になると、計量時にバケットと駆動系統との非接触の状態を確保することが困難となる。
更に、農産物の選別作業自体は目視によって行われ、所定の出荷単位に箱詰めや袋詰めを行う際に所定の出荷重量で束ねる作業が必要となる場合、上記各特許文献に開示されているような大掛かりな装置は不要である。しかし、市販されている計量装置は搬送装置とは独立した態様のものしかなく、計量装置と搬送装置との組み合わせが複雑になると共に導入コストも高く、また計量作業自体の省力化も殆ど期待できない。従って、小規模な施設や生産者独自での導入は殆ど行われておらず、未だに手作業で一つ一つ計量しては結束するという作業が行われているのが実情である。
そこで本願発明者は、上記の問題点に鑑み、農産物の中でも特に長尺野菜を水平状態で搬送しながら、その搬送経路中において連続的に農産物の計量作業を可能とした農産物計量装置を提供するべく鋭意検討を重ねた結果、本発明に至ったのである。
即ち、本発明の農産物計量装置は、農産物を載置して搬送するためのバケットがコンベアチェーンの搬送方向に所定間隔を空けて複数配設され、搬送経路中で該バケットに載置されている農産物の重量を計測するための重量計測手段を備える農産物計量装置であって、前記バケットが、農産物が載置される受皿と、該受皿の下部に所定間隔を空けて相対する状態で固着され、搬送方向に対して垂直方向に形成された一対の長孔を備える一対の可動部材と、該一対の可動部材が各々備える一方の前記長孔同士及び他方の長孔同士に各々挿通される一対のスラット部材とを含んで構成され、前記一対の長孔の長手方向の少なくとも上側端部が先細り形状をなし、前記コンベアチェーンを間欠駆動し、前記バケットが停止中に前記農産物が載置された前記受皿及び前記一対の可動部材の重量を前記重量計測手段によって計測することを特徴とする。
また、本発明の農産物計量装置において、前記一対の可動部材が位置する前記一対のスラット部材の上辺及び/又は下辺に、前記一対の可動部材が搬送方向に対して水平方向に移動することを規制するための切り欠き部が形成されていることを特徴とする。
また、本発明の農産物計量装置において、前記バケットが、更に前記受皿から延設されるアームと、該アームの端部に設けられ、前記受皿からはみ出した前記農産物の一部を支持する支持部材とを含んで構成され、前記アームが前記受皿に回動自在に連結されていることを特徴とする。
また、本発明の農産物計量装置において、搬送方向における前記重量計測手段の下流側に前記農産物を結束するための結束機が設けられていることを特徴とする。
更に、本発明の農産物計量装置において、搬送方向における前記重量計測手段の下流側に前記農産物の一部を切断するための切断機が設けられていることを特徴とする。
本発明の農産物計量装置によると、農産物を搬送しながら、その搬送経路中において連続的に農産物の計量作業を行うことが可能であることは勿論であるが、一対の長孔の長手方向の少なくとも上側端部を先細り形状とすることによって正確な計量作業を容易に行い得ると共に、装置自体も簡易な構成であるため装置自体を安価で提供することが可能である。
また、本発明の農産物計量装置において、一対の可動部材が位置する一対のスラット部材の上辺及び/又は下辺に切り欠き部が形成されているため、一対の可動部材が搬送方向に対して水平方向に移動することを規制することができ、一対の可動部材に固着された受皿が搬送経路中において水平方向に揺動することがなく、農産物を安定的に搬送することができる。
また、本発明の農産物計量装置に係るバケットが、更に受皿から延設されるアームと、このアームの端部に設けられ、受皿からはみ出した農産物の一部を支持する支持部材とを含んで構成されているため、長尺野菜などであっても安定的に搬送することが可能である。更に、アームが受皿に対して回動自在に連結されていることによって、農産物を搬送後、バケットが搬送経路の下流側から上流側へ戻る際には、アーム及び支持部材がこれらの自重によって回動して下方向に折り畳まれた状態となるため、農産物計量装置に付加される他の装置なども近接して設置することが可能となり、装置全体のコンパクト化を図ることができる。
また、本発明の農産物計量装置において、搬送方向における重量計測手段の下流側に結束機や切断機を設けることによって、計量された農産物を搬送しながら結束し、更には不要な部分を切断することが可能となり、出荷作業の更なる効率化が図られる。
以下、本発明の農産物計量装置の実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、以下の実施例では、農産物として韮や葱などの長尺野菜を例に挙げて詳述するが、本発明の農産物計量装置で計量可能な農産物は長尺野菜に限定されるものではない。
図1から図3に示す本発明の一実施例に係る農産物計量装置10は、長尺野菜(農産物)を水平状態で搬送しながら計量作業を連続的に行うものである。具体的には、基台12に軸着された駆動スプロケット14及び従動スプロケット16に架け渡される左右一対のコンベアチェーン18、18の搬送方向(図1中、X方向)に、所定間隔を空けて複数のバケット20が取付部材19を介して配設されている。農産物計量装置10に係る搬送方向の上流側に位置する長尺野菜の供給部においてこのバケット20に長尺野菜が載置され、X方向に搬送される過程で後述する重量計測手段30によって長尺野菜の重量が計測される。なお、図中符号11は農産物計量装置10の制御装置である。
本実施例の農産物計量装置10に係るバケット20は、図3及び図4に示すように、長尺野菜が載置される受皿22と、受皿22の下部に所定間隔を空けて相対する状態で固着され、搬送X方向に対して垂直方向に形成された一対の長孔24、25を備える一対の可動部材26、27と、一対の可動部材26、27が各々備える一方の長孔24同士及び他方の長孔25同士に各々遊挿される一対のスラット部材28、29とを含んで構成されている。ここで、受皿22に固着されている一対の可動部材26、27が備える一対の長孔24、25に各々遊挿される一対のスラット部材28、29は、取付部材19を介して左右一対のコンベアチェーン18、18に固定されている。つまり、受皿22は一対の可動部材26、27と共に、一対の長孔24、25に沿って上下方向に移動することが可能な構成となっている。そして、一対の長孔24、25の長手方向の上側端部24a、25a及び下側端部24b、25bは先細り形状をなしている。
また、本実施例の農産物計量装置10に係るスラット部材28の上辺28a及び下辺28bには、一対の可動部材26、27が各々備える一方の長孔24同士にスラット部材28を挿通した際に一対の可動部材26、27が位置する箇所に切り欠き部40a、40bが形成されている。同様に、スラット部材29の上辺29a及び下辺29bにも、一対の可動部材26、27が各々備える他方の長孔25同士にスラット部材29を挿通した際に一対の可動部材26、27が位置する箇所に切り欠き部41a、41bが形成されている。
更に、本実施例の農産物計量装置10に係るバケット20は、受皿22から延設されるアーム42と、アーム42の端部に設けられ、受皿22からはみ出した長尺野菜の一部(根元部)を支持する支持部材44とを備えており、アーム42がピン46によって受皿22に対して回動自在に連結されている。そして、バケット20が搬送X方向に移動する際は、アーム42の受皿22側の端部が受皿22の裏面に当接してアーム42は水平状態で回動が規制される。一方、バケット20が搬送X方向と逆方向に移動する際、即ちバケット20が搬送経路の下流側から上流側へ戻る際には、アーム42及び支持部材44がこれらの自重によってピン46を軸に回動し、下方向に折り畳まれた状態となる。
そして、本実施例の農産物計量装置10の搬送経路中に備える重量計測手段30は、計量板31、ロードセル32、ロッド33、電動シリンダ34及び表示部35から構成されている。ロッド33の上下動に伴ってロードセル32を備える計量板31が上下動し、計量板31が上方へ移動した際に一対の可動部材26、27を介して受皿22を持ち上げることによって、受皿22に載置されている長尺野菜の重量をロードセル32によって計測することが可能となっている。
以上の構成から成る本実施例の農産物計量装置10によると、以下のような流れで長尺野菜の計量作業を行うことができる。農産物計量装置10の搬送X方向の上流側に位置する農産物供給部においてバケット20に係る受皿22から支持部材44に渡って、所定量の長尺野菜が根元部を支持部材44側として載置される。この載置作業は作業者による手動の場合もあれば、別装置によって自動供給される場合もある。なお、ここで載置される長尺野菜の所定量とは、出荷時に要求される出荷重量に近似した量であればよく、正確な出荷重量が要求されるものではない。
受皿22から支持部材44に渡って長尺野菜が載置されたバケット20は、コンベアチェーン18を間欠駆動することによってX方向に間欠的に搬送される。コンベアチェーン18が駆動されバケット20が搬送されている状態では、図4(a)に示すように、受皿22、一対の可動部材26、27及び長尺野菜の重さで下方向に移動し、一対のスラット部材28、29の上辺28a、29aに形成されている切り欠き部40a、41aに、一対の可動部材26、27が各々備える一対の長孔24、25の上側端部24a、25aが嵌合した状態となっている。このとき、一対の長孔24、25の上側端部24a、25aが先細り形状をなしているため、受皿22及び一対の可動部材26、27が下方向へ移動する際、換言すれば一対のスラット部材28、29が一対の長孔24、25内を上方向へ移動する際、一対のスラット部材28、29が先細り形状をなす一対の長孔24、25に案内されて、一対の長孔24、25の短手方向(幅方向)中央部に配置されることとなる。なお、重量計測手段30に係る計量板31は下方に待避した状態となっている。
そして、長尺野菜が載置されたバケット20が重量計測手段30の位置に到達すると、図4(b)に示すように、コンベアチェーン18が停止すると同時にロッド33の上昇に伴ってロードセル32を備える計量板31が上昇し、バケット20が備える一対の可動部材26、27を介して受皿22を持ち上げる。すると、一対のスラット部材28、29に係る切り欠き部40a、41aと、一対の可動部材26、27に係る一対の長孔24、25の上側端部24a、25aとの嵌合状態が解除され、長尺野菜が載置された受皿22(アーム42、支持部材44を含む)及び一対の可動部材26、27のみが計量板31に載った状態となる。従って、予め受皿22及び一対の可動部材26、27の重量を把握しておくことによって、受皿22に載置された長尺野菜の重量を計測することができる。
ここで、ロードセル32による計測値は表示部35に表示されると共に、所定の出荷重量に達しているか否かが判断される。所定の出荷重量の許容範囲に入っていれば、計量板31は下降して、再びX方向へ搬送される。一方、所定の出荷重量に達していない場合や許容範囲を超えている場合は、作業者による長尺野菜の補充或いは除去作業が行われ、許容範囲に収まれば計量板31が下降して、再びX方向へ搬送されることとなる。
重量計測手段30によって計量された長尺野菜は、重量計測手段30の下流側に設けられている結束機50によって結束され、更にその下流側に設けられている切断機52によって長尺野菜の根元部における不要な箇所が切断された後、最終の出荷工程へと送られることとなる。
そして、長尺野菜が取り除かれたバケット20は搬送経路の最下流側で搬送面の反対側へと移動し、搬送経路の上流側へ戻っていく。このとき、受皿22及び一対の可動部材26、27は自重で下方向に移動し、一対のスラット部材28、29の下辺28b、29bに形成されている切り欠き部40b、41bに、一対の可動部材26、27が各々備える一対の長孔24、25の下側端部24b、25bが嵌合した状態となっている。このとき、一対の長孔24、25の下側端部24b、25bが先細り形状をなしているため、受皿22及び一対の可動部材26、27が下方向へ移動する際、換言すれば一対のスラット部材28、29が一対の長孔24、25内を上方向へ移動する際、一対のスラット部材28、29が先細り形状をなす一対の長孔24、25に案内されて、一対の長孔24、25の短手方向(幅方向)中央部に配置されることとなる。また、アーム42及び支持部材44はこれらの自重によってピン46を軸に回動し、下方向に折り畳まれた状態となっている。
以上、本発明の一実施例に係る農産物計量装置10について詳述したが、本実施例の農産物計量装置10によると、農産物である長尺野菜を搬送しながら、その搬送経路中において連続的に長尺野菜の計量作業を行うことが可能である。更に、農産物計量装置10自体が簡易な構成であるため、正確な計量作業を容易に行い得ると共に、装置自体も安価で提供することが可能である。
特に、本実施例の農産物計量装置10の一対の可動部材26、27に係る一対の長孔24、25の長手方向の上側端部24a、25aが先細り形状をなしているため、一対のスラット部材28、29が先細り形状をなす一対の長孔24、25に案内されて、一対の長孔24、25の短手方向(幅方向)中央部に配置されることとなる。従って、重量計測手段30に係る計量板31が一対の可動部材26,27を持ち上げた際、確実に一対のスラット部材28、29を一対の長孔24、25の短手方向(幅方向)中央部に位置させることが可能となり、一対の可動部材26、27と一対のスラット部材28、29との接触を回避して、正確な重量計測が可能となる。また、一対の長孔24、25の長手方向の下側端部24b、25bも先細り形状とすることによって、長尺野菜が取り除かれたバケット20が搬送経路の最下流側で搬送面の反対側へと移動し、搬送経路の上流側へ戻っていく際も、バケット20を安定的に戻すことができる。
更に、本実施例の農産物計量装置10では、一対のスラット部材28、29の上辺28a、29a及び下辺28b、29bに切り欠き部40a、41a、40b、41bが形成されているため、一対の可動部材26、27が搬送方向に対して水平方向に移動することを規制することができる。つまり、一対の可動部材26、27に固着された受皿22が搬送経路中において水平方向に揺動することがなく、長尺野菜を安定的に搬送することができ、また受皿22を含むバケット20が農産物計量装置10に係る他の構成部材に接触することを容易に回避できる。
また、本実施例の農産物計量装置10に係るバケット20が、アーム42と支持部材44とを含んで構成されているため、長尺野菜などであっても安定的に搬送することが可能である。また、アーム42が受皿22に回動自在に連結されていることによって、長尺野菜を搬送後、バケット20が搬送経路の下流側から上流側へ戻る際には、アーム42及び支持部材44がこれらの自重によって回動し、下方向に折り畳まれた状態となるため、農産物計量装置10に付加される結束機や切断機も近接して設置することが可能となり、装置全体のコンパクト化を図ることができる。
また、本実施例の農産物計量装置10において、搬送方向における重量計測手段30の下流側に結束機50や切断機52を設けることによって、計量された長尺野菜を搬送しながら結束し、更には不要な部分を切断することが可能となり、出荷作業の更なる効率化が図られる。
以上に例示した本発明の一実施例に係る農産物計量装置10は、本発明の技術的思想を実質的に限定するものと解してはならない。例えば、本実施例の農産物計量装置10に係る一対の長孔24、25は、その長手方向の上側端部24a、25a及び下側端部24b、25bの両方を先細り形状としたが、少なくとも上側端部24a、25aを先細り形状とすればよい。なお、下側端部24b、25bも先細り形状とすることによって、バケット20を搬送経路の上流側へ戻す際もバケット20を安定的に戻すことができる。
また、本実施例の農産物計量装置10において、一対のスラット部材28、29の上辺28a、29a及び下辺28b、29bには切り欠き部40a、41a、40b、41bが形成されているほうが好ましいが、これらの切り欠き部は必ずしも形成する必要はなく、また例えば上辺28a、29a又は下辺28b、29bの何れか一方のみ、或いは可動部材26(27)が位置する一対のスラット部材28、29の上辺28a及び下辺28bにのみ切り欠き部を形成する態様であってもよい。
更に、本実施例の農産物計量装置10に係るアーム42及び支持部材44も、計量する農産物によっては取り外すことも可能である。また、本実施例の農産物計量装置10に係る重量計測手段30は一つのみに限らず複数配設されてもよく、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で、当業者の創意と工夫により、適宜に改良、変更又は追加をしながら実施できる。
10:農産物計量装置
11:制御装置
12:基台
14:駆動スプロケット
16:従動スプロケット
18:コンベアチェーン
19:取付部材
20:バケット
22:受皿
24、25:長孔
24a、25a:長孔の長手方向の上側端部
24b、25b:長孔の長手方向の下側端部
26、27:可動部材
28、29:スラット部材
28a、29a:スラット部材の上辺
28b、29b:スラット部材の下辺
30:重量計測手段
31:計量板
32:ロードセル
33:ロッド
34:電動シリンダ
35:表示部
40a、40b、41a、41b:切り欠き部
42:アーム
44:支持部材
46:ピン
50:結束機
52:切断機
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Claims (5)
- 農産物を載置して搬送するためのバケットがコンベアチェーンの搬送方向に所定間隔を空けて複数配設され、搬送経路中で該バケットに載置されている農産物の重量を計測するための重量計測手段を備える農産物計量装置であって、
前記バケットが、農産物が載置される受皿と、該受皿の下部に所定間隔を空けて相対する状態で固着され、搬送方向に対して垂直方向に形成された一対の長孔を備える一対の可動部材と、該一対の可動部材が各々備える一方の前記長孔同士及び他方の長孔同士に各々挿通される一対のスラット部材とを含んで構成され、
前記一対の長孔の長手方向の少なくとも上側端部が先細り形状をなし、
前記コンベアチェーンを間欠駆動し、前記バケットが停止中に前記農産物が載置された前記受皿及び前記一対の可動部材の重量を前記重量計測手段によって計測することを特徴とする農産物計量装置。 - 前記一対の可動部材が位置する前記一対のスラット部材の上辺及び/又は下辺に、前記一対の可動部材が搬送方向に対して水平方向に移動することを規制するための切り欠き部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の農産物計量装置。
- 前記バケットが、更に前記受皿から延設されるアームと、該アームの端部に設けられ、前記受皿からはみ出した前記農産物の一部を支持する支持部材とを含んで構成され、
前記アームが前記受皿に回動自在に連結されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の農産物計量装置。 - 搬送方向における前記重量計測手段の下流側に前記農産物を結束するための結束機が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の農産物計量装置。
- 搬送方向における前記結束機の下流側に前記農産物の一部を切断するための切断機が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の農産物計量装置。
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JP (1) | JP2014202719A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105414050A (zh) * | 2015-11-14 | 2016-03-23 | 合肥天之通电子商务有限公司 | 一种蔬果货物自动分拣运输系统 |
JP2017198618A (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | ヤマト商工有限会社 | 農産物計量装置 |
CN114951010A (zh) * | 2022-05-19 | 2022-08-30 | 成都顺点科技有限公司 | 基于区块链农产品质量安全追踪装置 |
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2013
- 2013-04-09 JP JP2013081673A patent/JP2014202719A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105414050A (zh) * | 2015-11-14 | 2016-03-23 | 合肥天之通电子商务有限公司 | 一种蔬果货物自动分拣运输系统 |
CN105414050B (zh) * | 2015-11-14 | 2018-04-24 | 合肥天之通电子商务有限公司 | 一种蔬果货物自动分拣运输系统 |
JP2017198618A (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | ヤマト商工有限会社 | 農産物計量装置 |
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