JP2014195188A - 画像読取装置及び媒体搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストの低廉化及び小型化を実現できる画像読取装置及び媒体搬送装置を提供する。
【解決手段】画像読取装置1は、第1導入口11と第2導入口12と排出口13とが形成された筐体30と、第1ガイド部10と、第2ガイド部20と、合流位置J1よりも排出口側13に配された読取部55と、第1導入口11から挿入された媒体SHに当接することにより排出口13に接近するように回動する第1回動部材111F、111Rと、第1回動部材111F、111Rの回動を検出する第1センサ112F、112Rと、第2導入口12から挿入された媒体CAに当接することにより排出口13に接近するように回動するとともに、第1導入口11から挿入された媒体SHに当接することによっても排出口13に接近するように回動する第2回動部材121Rと、第2回動部材121Rの回動を検出する第2センサ122Rとを備える。
【選択図】図6
【解決手段】画像読取装置1は、第1導入口11と第2導入口12と排出口13とが形成された筐体30と、第1ガイド部10と、第2ガイド部20と、合流位置J1よりも排出口側13に配された読取部55と、第1導入口11から挿入された媒体SHに当接することにより排出口13に接近するように回動する第1回動部材111F、111Rと、第1回動部材111F、111Rの回動を検出する第1センサ112F、112Rと、第2導入口12から挿入された媒体CAに当接することにより排出口13に接近するように回動するとともに、第1導入口11から挿入された媒体SHに当接することによっても排出口13に接近するように回動する第2回動部材121Rと、第2回動部材121Rの回動を検出する第2センサ122Rとを備える。
【選択図】図6
Description
本発明は画像読取装置及び媒体搬送装置に関する。
特許文献1に従来の画像読取装置の例が開示されている。この画像読取装置は、筐体と第1ガイド部と第2ガイド部と読取部とを備えている。筐体には、第1導入口と第2導入口と排出口とが形成されている。第1導入口には、媒体が挿入される。第1導入口から挿入された媒体は、排出口から排出される。排出口の一部は、第2導入口を兼ねている。第2導入口は、幅方向の長さが第1導入口より小さく形成されている。第2導入口には、第1導入口から挿入される媒体よりも幅狭の媒体が挿入される。第2導入口から挿入された媒体は、筐体の内部に進んだ後にスイッチバックし、排出口から排出される。第1ガイド部は、第1導入口から挿入された媒体を排出口へ案内する第1搬送経路を構成している。第2ガイド部は、第2導入口から挿入された媒体を第1ガイド部から分岐するように筐体の内部へ案内した後にスイッチバックさせ、第1ガイド部に合流するように案内する第2搬送経路を構成している。読取部は、第2ガイド部が第1ガイド部に対して分岐及び合流する位置よりも排出口側に配され、第1ガイド部及び第2ガイド部により案内される媒体の画像を読み取る。
この画像読取装置は、さらに第1検出部と第2検出部とを備えている。第1検出部及び第2検出部は、例えば反射式の光センサである。この画像読取装置では、第1検出部によって第1導入口から挿入された媒体を検出し、第2検出部によって第2導入口から挿入された媒体を検出するようになっている。
ところで、上記従来の画像読取装置では、上述した第1検出部及び第2検出部を採用しているため、製造コストの低廉化が難しい。このため、第1検出部の代わりに、第1導入口から挿入された媒体に当接することにより回動する第1回動部材と、第1回動部材の回動を検出する第1センサとを採用することが考えられる。また、第2検出部の代わりに、第2導入口から挿入された媒体に当接することにより回動するとともに、第1導入口から挿入された媒体に当接することによっても回動する第2回動部材と、第2回動部材の回動を検出する第2センサとを採用することが考えられる。
このような場合、第1回動部材は、第1導入口から排出口に向かう媒体に当接することにより排出口に接近するように回動するだけでよい。その一方、第2回動部材は、第2導入口から筐体の内部に向かう媒体に当接することにより排出口から離間するように回動する一方、第1導入口から排出口に向かう媒体に当接することにより排出口に接近するように回動しなければならない。このように、第2回動部材が初期位置から2方向に回動することから、この画像読取装置では、第2回動部材を簡素化したり、第2回動部材の占有スペースを小さくしたりすることが難しい。その結果、この画像読取装置では、製造コストの低廉化及び小型化が難しい。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、製造コストの低廉化及び小型化を実現できる画像読取装置及び媒体搬送装置を提供することを目的とする。
本発明の画像読取装置は、媒体が挿入される第1導入口と、幅方向の長さが第1導入口より小さく形成され、媒体が挿入される第2導入口と、第1導入口から挿入された媒体及び第2導入口から挿入された媒体を排出する共通の排出口とが形成された筐体と、
第1導入口から挿入された媒体を排出口へ案内する第1搬送経路を構成する第1ガイド部と、
第2導入口から挿入された媒体を第1ガイド部に合流するように案内する第2搬送経路を構成する第2ガイド部と、
第2ガイド部が第1ガイド部に合流する合流位置よりも排出口側に配され、第1ガイド部及び第2ガイド部により案内される媒体の画像を読み取る読取部と、
第1導入口から挿入された媒体に当接することにより排出口に接近するように回動する第1回動部材と、
第1回動部材の回動を検出する第1センサと、
第2導入口から挿入された媒体に当接することにより排出口に接近するように回動するとともに、第1導入口から挿入された媒体に当接することによっても排出口に接近するように回動する第2回動部材と、
第2回動部材の回動を検出する第2センサとを備えていることを特徴とする。
第1導入口から挿入された媒体を排出口へ案内する第1搬送経路を構成する第1ガイド部と、
第2導入口から挿入された媒体を第1ガイド部に合流するように案内する第2搬送経路を構成する第2ガイド部と、
第2ガイド部が第1ガイド部に合流する合流位置よりも排出口側に配され、第1ガイド部及び第2ガイド部により案内される媒体の画像を読み取る読取部と、
第1導入口から挿入された媒体に当接することにより排出口に接近するように回動する第1回動部材と、
第1回動部材の回動を検出する第1センサと、
第2導入口から挿入された媒体に当接することにより排出口に接近するように回動するとともに、第1導入口から挿入された媒体に当接することによっても排出口に接近するように回動する第2回動部材と、
第2回動部材の回動を検出する第2センサとを備えていることを特徴とする。
本発明の画像読取装置では、第1導入口から挿入された媒体に当接することにより回動する第1回動部材と、第1回動部材の回動を検出する第1センサとを採用している。また、この画像読取装置では、第2導入口から挿入された媒体に当接することにより回動するとともに、第1導入口から挿入された媒体に当接することによっても回動する第2回動部材と、第2回動部材の回動を検出する第2センサとを採用している。これにより、この画像読取装置では、例えば、反射式の光センサを採用して媒体を非接触により検知する場合と比較して、安価なセンサを用いることができるので、製造コストの低廉化を実現できる。
また、この画像読取装置では、上記構成により、第1導入口から挿入された媒体と、第2導入口から挿入された媒体とは、筐体における異なる箇所から筐体内に挿入され、同じ方向に進んで、共通の排出口から排出される。この際、第2回動部材は、第2導入口から挿入された媒体に当接することにより排出口に接近するように回動するとともに、第1導入口から挿入された媒体に当接することによっても排出口に接近するように回動する。要するに、この画像読取装置では、第2回動部材が初期位置から1方向のみに回動することから、第2回動部材を簡素化できるとともに、第2回動部材の占有スペースを小さくできる。
したがって、本発明の画像読取装置では、製造コストの低廉化及び小型化を実現できる。
本発明の媒体搬送装置は、媒体が挿入される第1導入口と、幅方向の長さが第1導入口より小さく形成され、媒体が挿入される第2導入口と、第1導入口から挿入された媒体及び第2導入口から挿入された媒体を排出する共通の排出口とが形成された筐体と、
第1導入口から挿入された媒体を排出口へ案内する第1搬送経路を構成する第1ガイド部と、
第2導入口から挿入された媒体を第1ガイド部に合流するように案内する第2搬送経路を構成する第2ガイド部と、
第2ガイド部が第1ガイド部に合流する合流位置よりも排出口側に配され、第1ガイド部及び第2ガイド部により案内される媒体に対して所定の処理を行う処理部と、
第1導入口から挿入された媒体に当接することにより排出口に接近するように回動する第1回動部材と、
第1回動部材の回動を検出する第1センサと、
第2導入口から挿入された媒体に当接することにより排出口に接近するように回動するとともに、第1導入口から挿入された媒体に当接することによっても排出口に接近するように回動する第2回動部材と、
第2回動部材の回動を検出する第2センサとを備えていることを特徴とする。
第1導入口から挿入された媒体を排出口へ案内する第1搬送経路を構成する第1ガイド部と、
第2導入口から挿入された媒体を第1ガイド部に合流するように案内する第2搬送経路を構成する第2ガイド部と、
第2ガイド部が第1ガイド部に合流する合流位置よりも排出口側に配され、第1ガイド部及び第2ガイド部により案内される媒体に対して所定の処理を行う処理部と、
第1導入口から挿入された媒体に当接することにより排出口に接近するように回動する第1回動部材と、
第1回動部材の回動を検出する第1センサと、
第2導入口から挿入された媒体に当接することにより排出口に接近するように回動するとともに、第1導入口から挿入された媒体に当接することによっても排出口に接近するように回動する第2回動部材と、
第2回動部材の回動を検出する第2センサとを備えていることを特徴とする。
本発明の媒体搬送装置は、本発明の画像読取装置について上述した作用効果と同様の作用効果を奏することができる。
したがって、本発明の媒体搬送装置では、製造コストの低廉化及び装置の小型化を実現できる。
以下、本発明に係る画像読取装置及び媒体搬送装置を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
(実施例)
図1に示すように、実施例の画像読取装置1は、本発明の画像読取装置及び媒体搬送装置の具体的態様の一例である。図1では、排出口13側を装置の前側と規定し、排出口13に対向した場合に左手に来る側を左側と規定して、前後、左右及び上下の各方向を表示する。そして、図2以降に示す各方向は、全て図1に示す各方向に対応させて表示する。以下、図1等に基づいて、画像読取装置1が備える各構成要素について説明する。
図1に示すように、実施例の画像読取装置1は、本発明の画像読取装置及び媒体搬送装置の具体的態様の一例である。図1では、排出口13側を装置の前側と規定し、排出口13に対向した場合に左手に来る側を左側と規定して、前後、左右及び上下の各方向を表示する。そして、図2以降に示す各方向は、全て図1に示す各方向に対応させて表示する。以下、図1等に基づいて、画像読取装置1が備える各構成要素について説明する。
<構成>
図1〜図8に示すように、画像読取装置1は、筐体30と、シートトレイ36とを備えている。筐体30は、第1シュート部材31と、第2シュート部材32と、一対のサイドフレーム33L、33Rとが組み合わされてなる。
図1〜図8に示すように、画像読取装置1は、筐体30と、シートトレイ36とを備えている。筐体30は、第1シュート部材31と、第2シュート部材32と、一対のサイドフレーム33L、33Rとが組み合わされてなる。
上側に位置する第1シュート部材31と、下側に位置する第2シュート部材32とは、上下方向の間隔を有して互いに対向している。左側のサイドフレーム33L及び右側のサイドフレーム33Rは、第1シュート部材31及び第2シュート部材32を左右方向の外側から挟んでいる。
図1及び図5〜図7に示すように、第1シュート部材31は、上面31A、前面31B及び上側案内面31G等を有している。上面31Aは、上方を向く平面である。上面31Aは、後方から前方に向かって下り傾斜している。上面31Aの中央には、タッチパネル70が設けられている。前面31Bは、前方を向く平面である。前面31Bは、上面31Aの前端縁に連続し、下方に向かって垂直に延びている。上側案内面31Gは、下方を向く屈曲平面である。上側案内面31Gは、上面31Aの後端縁の下側から前方に向かって下り傾斜している。上側案内面31Gは、第1シュート部材31における前後方向の略中央において前方に向きを変える。上側案内面31Gは、前方に向かって略水平に延びて、前面31Bの下端縁31BAに連続している。要するに、第1シュート部材31は、後方から前方に向かって下り傾斜している。
図1、図2及び図5〜図7に示すように、第2シュート部材32は、前面32B、下側案内面32G及び後面32Cを有している。前面32Bは、前方を向く平面である。前面32Bの上端縁32BAは、前面31Bの下端縁31BAに対して、隙間を有して下側に離間している。前面32Bは、下方に向かって垂直に延びている。下側案内面32Gは、上方を向く屈曲平面である。下側案内面32Gは、後面32Cの上端縁の上側から上側案内面31Gに沿うように、前方に向かって下り傾斜している。下側案内面32Gは、第2シュート部材32における前後方向の中央において前方に向きを変える。下側案内面32Gは、前方に向かって水平に延びて、前面32Bの上端縁32BAに連続している。後面32Cは、後方を向く平面である。後面32Cは、下方に向かって略垂直に延びている。
図6及び図8等に示すように、第2シュート部材32は、下側カード案内面32J及び上側カード案内面32Hを有している。下側カード案内面32Jは、下側案内面32Gの水平部分における右端部に連続し、後方に向かって水平に延びて後面32Cまで達している。上側カード案内面32Hは、下側カード案内面32Jに対して上方に離間している。上側カード案内面32Hは、下側カード案内面32Jと平行に、後方に向かって水平に延びて後面32Cまで達している。図6に示すように、上側カード案内面32Hの上下方向の高さは、上側案内面31Gの水平部分の上下方向の高さとほぼ同じである。
なお、上側案内面31G、下側案内面32G、上側カード案内面32H、下側カード案内面32Jは、平滑な平面からなる構成に限定されず、複数のリブの先端縁等によって構成されていてもよい。
図4及び図6に示すように、下側カード案内面32Jが下側案内面32Gの水平部分における右端部に連続する位置を合流位置J1とする。
図1及び図5等に示すように、筐体30には、第1導入口11と、排出口13とが形成されている。
第1導入口11に、シートSHが挿入される。シートSHは、例えば、用紙やOHPシート等である。シートSHは、本発明の「媒体」の一例である。
より詳しくは、図5に示すように、第1導入口11は、第1シュート部材31と第2シュート部材32との間に形成されている。第1導入口11は、上側案内面31Gの後端縁31GAと、下側案内面32Gの後端縁32GAとの隙間である。図1に示すように、第1導入口11は、左側のサイドフレーム33Lの近傍から右側のサイドフレーム33Rの近傍まで、左右方向に延びている。第1導入口11の左右方向の長さは、シートSHの幅よりも長くされている。
図1及び図5に示すように、排出口13から、シートSHが排出される。排出口13は、第1シュート部材31と第2シュート部材32との間に形成されている。より詳しくは、排出口13は、前面31Bの下端縁31BAと、前面32Bの上端縁32BAとの隙間である。排出口13は、左側のサイドフレーム33Lの近傍から右側のサイドフレーム33Rの近傍まで、左右方向に延びている。排出口13の左右方向の長さは、第1導入口11と同様、シートSHの幅よりも長くされている。
図4〜図6に示すように、画像読取装置1は、第1ガイド部10を備えている。第1ガイド部10は、第1シュート部材31と、第2シュート部材32とを有して構成されている。第1ガイド部10は、第1シュート部材31の上側案内面31Gと、第2シュート部材32の下側案内面32Gとに上下方向から挟まれてなる通路により、第1搬送経路P1を形成している。第1ガイド部10は、第1搬送経路P1に沿って、シートSHを第1導入口11から排出口13へ案内する。
第1ガイド部10は、第1導入口11から前方に向かって下り傾斜している。そして、第1ガイド部10は、筐体30における前後方向の中央において前向きに屈曲し、排出口13まで水平に延びている。
図7に示すように、第1シュート部材31は、回動軸心X31周りに筐体30に揺動可能に組み付けられている。回動軸心X31は、第1シュート部材31の前面31Bの下端縁31BA側に位置して左右方向に延びている。第1シュート部材31が第2シュート部材32に対して上方に離間するように揺動することにより、第1ガイド部10が開放される。
図4に示すように、第1ガイド部10において、合流位置J1より排出口13側、かつ右端側に位置する領域は、カード搬送領域29とされている。
図2及び図6等に示すように、筐体30には、第2導入口12が形成されている。第2導入口12に、シートSHより幅狭であるカードCAが挿入される。カードCAは、シートSHより小面積の枚葉である。カードCAは、例えば、名刺、キャッシュカード、会員証又は免許証等である。カードCAの短辺の長さは、例えば、国際標準化機構(ISO)/国際電気標準会議(IEC)による国際規格ID−1の53.98mmである。カードCAの長辺の長さは、例えば、国際標準化機構(ISO)/国際電気標準会議(IEC)による国際規格ID−1の85.60mmである。カードCAは、シートSHより肉厚であるとともに剛性が高い。カードCAも、本発明の「媒体」の一例である。
より詳しくは、図6に示すように、第2導入口12は、第2シュート部材32に形成されている。第2導入口12は、後面32Cにおける上下方向の中間部、かつ右側のサイドフレーム33R側に開口している。第2導入口12は、左右方向に延びている。第2導入口12の左右方向の長さは、第1導入口11の左右方向の長さよりも小さく形成されている。また、第2導入口12の左右方向の長さは、カードCAの幅よりも長くされている。第2導入口12の上下方向の高さは、第1ガイド部10の水平部分及び排出口13の上下方向の高さとほぼ同じである。第2導入口12は、第1導入口11の右端側と上下方向において重なる位置にある。
第2導入口12が延びる左右方向は、本発明の「幅方向」の一例である。また、本実施例において、幅方向の一端側は右端側であり、幅方向の他端側は左端側である。
図3及び図6に示すように、排出口13の右端側から、カードCAが排出される。要するに、排出口13からは、第1導入口11から挿入されたシートSH及び第2導入口12から挿入されたカードCAが共通して排出される。
図4、図6及び図8に示すように、画像読取装置1は、第2ガイド部20を備えている。第2ガイド部20は、第2シュート部材32の上側カード案内面32Hと下側カード案内面32Jとに上下方向から挟まれてなる通路により、図6に示す第2搬送経路P2を形成している。第2ガイド部20は、合流位置J1において、第1ガイド部10に合流する。第2ガイド部20は、第2搬送経路P2に沿って、第2導入口12から挿入されたカードCAを第1ガイド部10に合流するように案内する。
第2ガイド部20が第1ガイド部10に合流する合流位置J1は、上側案内面31G及び下側案内面32Gの前方から後方に向かって下り傾斜する部分から水平に向きを変える部分に設定されている。これにより、第2ガイド部20と、第1ガイド部10の右端側に位置するカード搬送領域29とは、後方の第2導入口12から前方の排出口13の右端側まで水平に延びている。第2ガイド部20とカード搬送領域29とは、第2導入口12から排出口13の右端側へカードCAを案内する。
図1に示すように、シートトレイ36は、基部36A、中間部36B及び先端部36Cを有している。基部36Aは、左右方向に延びる回動軸心X36A周りに回動可能に両サイドフレーム33L、33Rに支持されている。中間部36Bは、基部36Aの回動軸心X36Aから遠い端縁側において、基部36Aに連結されている。先端部36Cは、中間部36Bの基部36Aから遠い端縁側において、中間部36Bに連結されている。中間部36Bの中央には、操作開口39が矩形状に開口している。
図1及び図5に示すように、シートトレイ36が開いた状態では、基部36A、中間部36B及び先端部36Cが下側案内面32Gの傾斜部分に連続するように後方に向かって上り傾斜し、第1導入口11を開放している。シートトレイ36には、1枚又は複数枚のシートSHが載置される。シートトレイ36は、左右一対の幅規制ガイド36Wを有している。幅規制ガイド36Wは、シートトレイ36に載置されるシートSHを左右方向の外側から挟んで左右方向の位置決めを行う。シートトレイ36に載置されたシートSHは、第1導入口11に挿入され、第1ガイド部10により排出口13へ案内される。
図2、図3及び図6に示すように、シートトレイ36が閉じた状態では、基部36Aが垂直になって第2シュート部材32の後面32Cと面一になり、中間部36Bが第1シュート部材31の上面31Aを上方から覆い、先端部36Cが第1シュート部材31の前面31Bを前方から覆っている。図2及び図3に示すように、操作開口39は、シートトレイ36が閉じた状態でタッチパネル70を外部に露出させている。
図4〜図6等に示すように、画像読取装置1は、制御基板54と、駆動源40Mと、搬送部40と、読取部55とを備えている。読取部55は、本発明の「処理部」の一例である。
図5及び図6に示すように、制御基板54は、第2シュート部材32の底部に配されている。図示は省略するが、制御基板54は、CPU、ROM及びRAM等を備える扁平な電子回路基板である。制御基板54には、ACアダプタ及び給電コードを介して、家庭用コンセントから電力が供給される。制御基板54は、駆動源40M、読取部55、タッチパネル70等に電気的に接続され、適宜それらに電力を供給して制御を行う。
図4に示すように、駆動源40Mは、筐体30内における左側のサイドフレーム33L側に設けられている。駆動源40Mは、図示しないモータ及び伝達ギヤ群を有している。駆動源40Mは、そのモータが制御基板54に制御されることにより、駆動力を発生する。
図4〜図8に示すように、搬送部40は、分離ローラ48、分離パッド49、上流側搬送部41及び下流側搬送部42を有している。読取部55は、第1読取部55A及び第2読取部55Bを有している。これらは、第1ガイド部10において、第1導入口11から排出口13に向かってシートSHが搬送される搬送方向の上流側から下流側に向かって、分離ローラ48及び分離パッド49、上流側搬送部41、第2読取部55B、第1読取部55A、下流側搬送部42という順番で配されている。また、分離ローラ48及び分離パッド49は、合流位置J1よりも第1導入口11側に配され、上流側搬送部41、第2読取部55B、第1読取部55A及び下流側搬送部42は、合流位置J1よりも排出口13側に配されている。以下、この順番で、これらの構成を説明する。
図5及び図8等に示すように、分離ローラ48は、第2シュート部材32内に回転可能に支持されている。分離ローラ48の上部は、下側案内面32Gの傾斜部分から第1ガイド部10に露出している。
図4及び図8に示すように、分離ローラ48は、第1ガイド部10における左右方向の中央部に位置している。分離ローラ48は、駆動軸48Sにより、駆動源40Mに連結されている。駆動軸48Sは、分離ローラ48と同軸上に配されて左右方向に延びている。駆動軸48Sの右端部は、分離ローラ48の右端面48Rより僅かに右方に突出し、第2シュート部材32により回転可能に支持されている。駆動軸48Sの右端部は、カード搬送領域29より左側で途切れている。すなわち、駆動軸48Sは、分離ローラ48の右端面48Rの近傍より左端側のみに配されている。駆動軸48Sは、駆動源40Mから分離ローラ48に駆動力を伝達する。
分離ローラ48は、制御基板54が駆動源40Mを制御することにより、駆動軸48Sを介して駆動源40Mに駆動される。そして、図5に示すように、分離ローラ48は、シートトレイ36に載置されたシートSHに当接しつつ回転することにより、そのシートSHを第1ガイド部10に送り出す。
図7に示すように、分離パッド49は、第1シュート部材31に組み付けられている。図5に示すように、分離パッド49は、上側案内面31Gにおいて第1ガイド部10に露出している。分離パッド49は、ゴムやエラストマー等の摩擦部材からなる板状体である。分離パッド49は、図示しない付勢部材に付勢されて、分離ローラ48に押し付けられている。これにより、分離ローラ48と分離パッド49とは、第1ガイド部10において搬送されるシートSHを挟んで一枚ずつ分離し得る。
図4〜図8に示すように、上流側搬送部41は、第1搬送ローラ対41A、41Bと、第2搬送ローラ対41Dとを備えている。第1搬送ローラ対41A、41B及び第2搬送ローラ対41Dは、搬送方向において同じ位置に配されている。第1搬送ローラ対41A、41B及び第2搬送ローラ対41Dはそれぞれ、駆動源40Mに駆動されて回転する駆動ローラと、その駆動ローラと対向する従動ローラとからなる。
第1搬送ローラ対41A、41Bは、カード搬送領域29外に位置し、第1ガイド部10においてシートSHをニップして搬送する。第2搬送ローラ対41Dは、カード搬送領域29内に位置し、第1ガイド部10のカード搬送領域29においてカードCAをニップして搬送する。
第2読取部55Bは、第2シュート部材32に組み付けられている。より具体的には、第2読取部55Bは、Contact Image Sensor(以後、「CIS」と略す)、CISホルダ及びコンタクトガラス等を備える。第2読取部55Bの上面は、下側案内面32Gの水平部分において第1ガイド部10に露出している。
第1読取部55Aは、第1シュート部材31に組み付けられている。より具体的には、第1読取部55Aは、CIS、CISホルダ及びコンタクトガラス等を備える。第1読取部55Aの下面は、上側案内面31Gの水平部分において第1ガイド部10に露出している。
第1読取部55A及び第2読取部55Bは、第1読取部55Aが排出口13に対して第2読取部55Bよりも近い位置にある状態で、カード搬送領域29を含む第1ガイド部10全体を上下方向から挟むように対向している。
上記構成により、第1読取部55A及び第2読取部55Bは、シートSHが第1ガイド部10において搬送される場合、そのシートSHの両面の画像を読み取る。また、第1読取部55A及び第2読取部55Bは、第2ガイド部20に案内されて第1ガイド部10に合流したカードCAがカード搬送領域29において搬送される場合、そのカードCAの両面の画像を読み取る。
下流側搬送部42は、第1搬送ローラ対42A、42B、42Cと、第2搬送ローラ対42Dとを備えている。第1搬送ローラ対42A、42B、42C及び第2搬送ローラ対42Dは、搬送方向において同じ位置に配されている。第1搬送ローラ対42A、42B、42C及び第2搬送ローラ対42Dはそれぞれ、駆動源40Mに駆動されて回転する駆動ローラと、その駆動ローラと対向する従動ローラとからなる。
第1搬送ローラ対42A、42B、42Cは、カード搬送領域29外に位置し、第1ガイド部10において搬送されるシートSHをニップして回転し、シートSHを排出口13から筐体30の外部に排出する。第2搬送ローラ対42Dは、カード搬送領域29内に位置し、カード搬送領域29において画像が読み取られたカードCAをニップして回転し、カードCAを排出口13の右端側から筐体30の外部に排出する。
図1及び図5に示すように、タッチパネル70は、第1シュート部材31の内部における上面31A側に組み付けられている。タッチパネル70は、上面31Aにくり抜かれた矩形状のタッチパネル用開口31Hにより外部に露出している。タッチパネル70は、液晶パネルと、液晶パネルの背面側から光を照射する蛍光ランプやLED等の光源と、液晶パネルの表面に貼り合わされた接触感知膜とを有している。
タッチパネル70は、制御基板54に制御されて、画像読取動作の処理状況やエラー状況等である画像読取装置1の稼働状況等を表示する。また、タッチパネル70は、外部からの操作を受け付ける。具体的には、タッチパネル70は、例えば、画像読取を開始するためのボタンや、設定入力用のボタン等の各種のボタンを表示する。そして、ユーザがいずれかのボタンに対応する処理の実行指示や設定入力を行うために、タッチパネル70に触れると、タッチパネル70は、その操作を受け付けて、制御基板54に伝達する。
<第1導入口から導入されるシートの検出>
図4、図5及び図7に示すように、画像読取装置1は、シート用アクチュエータ111F、111Rを備えている。また、図5に示すように、画像読取装置1は、シート用フォトインタラプタ112F、112Rを備えている。シート用アクチュエータ111F、111Rは、本発明の「第1回動部材」の一例である。シート用フォトインタラプタ112F、112Rは、本発明の「第1センサ」の一例である。
図4、図5及び図7に示すように、画像読取装置1は、シート用アクチュエータ111F、111Rを備えている。また、図5に示すように、画像読取装置1は、シート用フォトインタラプタ112F、112Rを備えている。シート用アクチュエータ111F、111Rは、本発明の「第1回動部材」の一例である。シート用フォトインタラプタ112F、112Rは、本発明の「第1センサ」の一例である。
図4及び図5に示すように、シート用アクチュエータ111Fは、第1ガイド部10において合流位置J1より搬送方向の上流側に位置している。シート用アクチュエータ111Rは、第1ガイド部10において合流位置J1より搬送方向の下流側に位置している。図5及び図7に示すように、シート用アクチュエータ111F、11Rは、第1ガイド部10の上側に設けられている。
図5に示すように、シート用アクチュエータ111Fは、第1シュート部材31に回動可能に支持されている。より詳しくは、シート用アクチュエータ111Fの上端側は、第1シュート部材31内で左右方向に延びる回動軸心X111F周りに揺動可能に支持されている。回動軸心X111Fは、分離ローラ48の上方に位置している。シート用アクチュエータ111Fは、回動軸心X111Fから下方の分離ローラ48に向かって延びている。図4及び図5に示すように、シート用アクチュエータ111Fの下端部は、分離ローラ48の右端面48Rの近傍に位置している。要するに、シート用アクチュエータ111Fは、第1ガイド部10における左右方向の中央部に位置している。
図5に示すように、シート用アクチュエータ111Fは、回動軸心X111Fから前方に突出する遮蔽部113Fを有している。シート用アクチュエータ111Fは、第1導入口11から挿入されたシートSHが分離ローラ48及び分離パッド49にニップされる際、そのシートSHに当接する。これにより、シート用アクチュエータ111Fは、そのシートSHに押され、図5に二点鎖線で示すように、排出口13に接近するように、すなわち、前方に向けて回動する。
シート用アクチュエータ111Rは、第1シュート部材31に回動可能に支持されている。より詳しくは、シート用アクチュエータ111Rの上端側は、第1シュート部材31内で左右方向に延びる回動軸心X111R周りに揺動可能に支持されている。回動軸心X111Rは、第1搬送ローラ対41Aの上方に位置している。シート用アクチュエータ111Rは、回動軸心X111Rから前方に延びた後に屈曲して下方の第1搬送ローラ対41Aに向かって延びている。図4及び図5に示すように、シート用アクチュエータ111Rの下端部は、第1搬送ローラ対41Aの右端面の近傍に位置している。要するに、シート用アクチュエータ111Fは、第1ガイド部10における左右方向の中央部に位置している。
図5に示すように、シート用アクチュエータ111Rは、回動軸心X111Rから前方かつ上方に突出する遮蔽部113Rを有している。シート用アクチュエータ111Rは、第1導入口11から挿入されたシートSHが第1搬送ローラ対41A、41Bにニップされる際、そのシートSHに当接する。これにより、シート用アクチュエータ111Rは、そのシートSHに押され、図5に二点鎖線で示すように、排出口13に接近するように回動する。
シート用フォトインタラプタ112Fは、第1シュート部材31内に配されている。シート用フォトインタラプタ112Fは、発光素子から受光素子に向けて出射した光が受光されたか否かに基づいて、シート用アクチュエータ111Fの回動を検出する。より詳しくは、シート用アクチュエータ111Fが回動していない場合、シート用フォトインタラプタ112Fは、遮蔽部113Fによって出射光が遮られることにより、シート用アクチュエータ111Fが回動していないことを検出する。その一方、シート用アクチュエータ111Fが回動した場合、シート用フォトインタラプタ112Fは、上方に変位する遮蔽部113Fによって出射光が遮られなくなることにより、シート用アクチュエータ111Fが回動したことを検出する。シート用フォトインタラプタ112Fの検出結果は、制御基板54に伝達される。
シート用フォトインタラプタ112Rは、第1シュート部材31内に配されている。シート用フォトインタラプタ112Rは、発光素子から受光素子に向けて出射した光が受光されたか否かに基づいて、シート用アクチュエータ111Rの回動を検出する。より詳しくは、シート用アクチュエータ111Rが回動していない場合、シート用フォトインタラプタ112Rは、遮蔽部113Rによって出射光が遮られることにより、シート用アクチュエータ111Rが回動していないことを検出する。その一方、シート用アクチュエータ111Rが回動した場合、シート用フォトインタラプタ112Rは、後方に変位する遮蔽部113Rによって出射光が遮られなくなることにより、シート用アクチュエータ111Rが回動したことを検出する。シート用フォトインタラプタ112Rの検出結果は、制御基板54に伝達される。
<第2導入口から導入されるカードの検出>
図4及び図6〜図8に示すように、画像読取装置1は、カード用アクチュエータ121F、121Rを備えている。また、図6に示すように、画像読取装置1は、カード用フォトインタラプタ122F、122Rを備えている。カード用アクチュエータ121Rは、本発明の「第2回動部材」の一例である。カード用フォトインタラプタ122Rは、本発明の「第2センサ」の一例である。
図4及び図6〜図8に示すように、画像読取装置1は、カード用アクチュエータ121F、121Rを備えている。また、図6に示すように、画像読取装置1は、カード用フォトインタラプタ122F、122Rを備えている。カード用アクチュエータ121Rは、本発明の「第2回動部材」の一例である。カード用フォトインタラプタ122Rは、本発明の「第2センサ」の一例である。
図4及び図6に示すように、カード用アクチュエータ121Fは、第2ガイド部20に位置している。カード用アクチュエータ121Rは、第1ガイド部10において合流位置J1より搬送方向の下流側に位置している。図6及び図8に示すように、カード用アクチュエータ121Fは、第2ガイド部20の下側に設けられている。図6及び図7に示すように、カード用アクチュエータ121Rは、第1ガイド部10の上側に設けられている。
図6に示すように、カード用アクチュエータ121Fは、第2シュート部材32に回動可能に支持されている。より詳しくは、カード用アクチュエータ121Fの下端側は、第2シュート部材32内で左右方向に延びる回動軸心X121F周りに揺動可能に支持されている。回動軸心X121Fは、下側カード案内面32Jの下方に位置している。カード用アクチュエータ121Fは、回動軸心X121Fから上方に向かって延びて、第2ガイド部20に交差している。カード用アクチュエータ121Fは、回動軸心X121Fから下方に突出する遮蔽部123Fを有している。カード用アクチュエータ121Fは、第2導入口12から挿入されたカードCAが第2ガイド部20を通過する際、そのカードCAに当接する。これにより、カード用アクチュエータ121Fは、そのカードCAに押され、図6に二点鎖線で示すように、排出口13に接近するように回動する。
カード用アクチュエータ121Rは、第1シュート部材31に回動可能に支持されている。より詳しくは、カード用アクチュエータ121Rの上端側は、第1シュート部材31内で左右方向に延びる回動軸心X121R周りに揺動可能に支持されている。回動軸心X121Rは、第2搬送ローラ対41Dの上方に位置している。カード用アクチュエータ121Rは、回動軸心X131Rから前方に延びた後に屈曲して下方の第2搬送ローラ対41Dに向かって延びている。図4及び図6に示すように、カード用アクチュエータ121Rの下端部は、第2搬送ローラ対41Dの右端面の近傍に位置している。要するに、カード用アクチュエータ121Rは、筐体30内においてシート用アクチュエータ111Rよりも右端側に位置している。
図6に示すように、カード用アクチュエータ121Rは、回動軸心X121Rから前方かつ上方に突出する遮蔽部123Rを有している。カード用アクチュエータ121Rは、第2導入口12から挿入されたカードCAが第2搬送ローラ対41Dにニップされる際、そのカードCAに当接する。これにより、カード用アクチュエータ121Rは、そのカードCAに押され、図6に二点鎖線で示すように、排出口13に接近するように回動する。また、カード用アクチュエータ121Rは、第1導入口11から挿入されたシートSHが第2搬送ローラ対41Dを通過する際、そのシートSHに当接する。これによっても、カード用アクチュエータ121Rは、そのシートSHに押され、図6に二点鎖線で示すように、排出口13に接近するように回動する。
カード用フォトインタラプタ122Fは、第2シュート部材32内に配されている。カード用フォトインタラプタ122Fは、発光素子から受光素子に向けて出射した光が受光されたか否かに基づいて、カード用アクチュエータ121Fの回動を検出する。より詳しくは、カード用アクチュエータ121Fが回動していない場合、カード用フォトインタラプタ122Fは、遮蔽部123Fによって出射光が遮られることにより、カード用アクチュエータ121Fが回動していないことを検出する。その一方、カード用アクチュエータ121Fが回動した場合、図6に二点鎖線で示すように、遮蔽部123Fが上方に変位し、カード用フォトインタラプタ122Fは、その遮蔽部123Fによって出射光が遮られなくなることにより、カード用アクチュエータ121Fが回動したことを検出する。カード用フォトインタラプタ122Fの検出結果は、制御基板54に伝達される。
カード用フォトインタラプタ122Rは、第1シュート部材31内に配されている。カード用フォトインタラプタ122Rは、発光素子から受光素子に向けて出射した光が受光されたか否かに基づいて、カード用アクチュエータ121Rの回動を検出する。より詳しくは、カード用アクチュエータ121Rが回動していない場合、カード用フォトインタラプタ122Rは、遮蔽部123Rによって出射光が遮られることにより、カード用アクチュエータ121Rが回動していないことを検出する。その一方、カード用アクチュエータ121Rが回動した場合、図6に二点鎖線で示すように、遮蔽部123Rが後方に変位し、カード用フォトインタラプタ122Rは、その遮蔽部123Rによって出射光が遮られなくなることにより、カード用アクチュエータ121Rが回動したことを検出する。カード用フォトインタラプタ122Rの検出結果は、制御基板54に伝達される。
<シート及びカードの画像読取動作>
この画像読取装置1では、以下のようにして、シートSH及びカードCAの画像が読み取られる。
この画像読取装置1では、以下のようにして、シートSH及びカードCAの画像が読み取られる。
図1及び図5に示すように、シートSHの画像が読み取られる場合、ユーザにより、シートトレイ36が開いた状態とされる。シートトレイ36が開いた状態であれば、その状態が維持される。そして、ユーザにより、シートトレイ36にシートSHが載置される。制御基板54は、タッチパネル70からシートSHの読取指示があった場合、シート用フォトインタラプタ112Fの検出結果を参照する。そして、制御基板54は、シート用アクチュエータ111Fが回動したことをシート用フォトインタラプタ112Fが検出している場合、シートトレイ36に載置されたシートSHが分離ローラ48及び分離パッド49にニップされていると判断して、シートSHの画像読取動作を開始する。
そうすると、制御基板54は、駆動源40Mに駆動力を発生させるように制御する。そうすると、まず、分離ローラ48が分離パッド49とシートSHを挟みながら回転する。分離ローラ48は、シートトレイ36上のシートSHを第1導入口11から導入し、シートSHを第1ガイド部10に送り出す。この際、複数枚のシートSHが重なった状態で搬送されようとしている場合、分離パッド49とシートSHとの間の摩擦力などにより、シートSHが一枚ずつ分離され得る。
次に、上流側搬送部41の第1搬送ローラ対41A、41Bによって、分離ローラ48に送り出されたシートSHを第1ガイド部10において搬送する。第1ガイド部10において搬送されるシートSHの両面の画像が第1読取部55A及び第2読取部55Bにより読み取られる。この際、制御基板54は、シート用フォトインタラプタ112Rの検出結果を参照する。そして、制御基板54は、シート用アクチュエータ111Rが回動したことをシート用フォトインタラプタ112Rが検出したタイミングに基づいて、シートSHが第1搬送ローラ対41A、41Bにニップされたタイミングを判断し、第1読取部55A及び第2読取部55Bが画像読取を開始するタイミングを制御する。画像が読み取られたシートSHは、下流側搬送部42の第1搬送ローラ対42A、42B、42Cによって、排出口13から筐体30の外部に排出される。
一方、図2、図3及び図6に示すように、カードCAの画像が読み取られる場合、ユーザにより、シートトレイ36が閉じた状態とされる。シートトレイ36が閉じた状態であれば、その状態が維持される。そして、図2に示すように、ユーザにより、カードCAが筐体30の後方から第2導入口12に差し込まれる。そうすると、カードCAは、第2ガイド部20を通過し、その先端がカード搬送領域29に到達する。制御基板54は、タッチパネル70からカードCAの読取指示があった場合、カード用フォトインタラプタ122Fの検出結果を参照する。そして、制御基板54は、カード用アクチュエータ121Fが回動したことをカード用フォトインタラプタ122Fが検出している場合、第2導入口12から挿入されたカードCAが第2ガイド部20を通過し、その先端がカード搬送領域29に到達したと判断して、カードCAの画像読取動作を開始する。
そうすると、制御基板54は、駆動源40Mに駆動力を発生させるように制御する。そうすると、上流側搬送部41の第2搬送ローラ対41Dによって、カード搬送領域29においてカードCAを搬送する。カード搬送領域29において搬送されるカードCAの両面の画像が第1読取部55A及び第2読取部55Bにより読み取られる。この際、制御基板54は、カード用フォトインタラプタ122Rの検出結果を参照する。そして、制御基板54は、カード用アクチュエータ121Rが回動したことをカード用フォトインタラプタ122Rが検出したタイミングに基づいて、カードCAが第2搬送ローラ対41Dにニップされたタイミングを判断し、第1読取部55A及び第2読取部55Bが画像読取を開始するタイミングを制御する。図3に示すように、画像が読み取られたカードCAは、下流側搬送部42の第2搬送ローラ対42Dによって、排出口13から筐体30の外部に排出される。
<作用効果>
実施例の画像読取装置1では、第1導入口11から挿入されたシートSHに当接することにより回動するシート用アクチュエータ111F、111Rと、シート用アクチュエータ111Fの回動を検出するシート用フォトインタラプタ112Fと、シート用アクチュエータ111Rの回動を検出するシート用フォトインタラプタ112Rとを採用している。また、この画像読取装置1では、第2導入口12から挿入されたカードCAに当接することにより回動するとともに、第1導入口11から挿入されたシートSHに当接することによっても回動するカード用アクチュエータ121Rと、カード用アクチュエータ121Rの回動を検出するカード用フォトインタラプタ122Rとを採用している。これにより、この画像読取装置1では、例えば、反射式の光センサを採用してシートSH及びカードCAを非接触で検出する場合と比較して、アクチュエータの動きを検知するフォトインタラプタなどの安価なセンサを用いることができるので、製造コストの低廉化を実現できる。
実施例の画像読取装置1では、第1導入口11から挿入されたシートSHに当接することにより回動するシート用アクチュエータ111F、111Rと、シート用アクチュエータ111Fの回動を検出するシート用フォトインタラプタ112Fと、シート用アクチュエータ111Rの回動を検出するシート用フォトインタラプタ112Rとを採用している。また、この画像読取装置1では、第2導入口12から挿入されたカードCAに当接することにより回動するとともに、第1導入口11から挿入されたシートSHに当接することによっても回動するカード用アクチュエータ121Rと、カード用アクチュエータ121Rの回動を検出するカード用フォトインタラプタ122Rとを採用している。これにより、この画像読取装置1では、例えば、反射式の光センサを採用してシートSH及びカードCAを非接触で検出する場合と比較して、アクチュエータの動きを検知するフォトインタラプタなどの安価なセンサを用いることができるので、製造コストの低廉化を実現できる。
また、この画像読取装置1では、上記構成により、第1導入口11から挿入されたシートSHと、第2導入口12から挿入されたカードCAとは、筐体30における異なる箇所から筐体30内に挿入され、合流位置J1から第1ガイド部10に案内されて同じ方向に進み、共通の排出口13から排出される。この際、図6に示すように、カード用アクチュエータ121Rは、第2導入口12から挿入されたカードCAに当接することにより排出口13に接近するように回動するとともに、第1導入口11から挿入されたシートSHに当接することによっても排出口13に接近するように回動する。要するに、この画像読取装置1では、カード用アクチュエータ121Rが初期位置から1方向のみに回動することから、カード用アクチュエータ121Rを簡素化できるとともに、カード用アクチュエータ121Rの占有スペースを小さくできる。
したがって、実施例の画像読取装置1では、製造コストの低廉化及び小型化を実現できる。
また、この画像読取装置1では、シート用アクチュエータ111R及びカード用アクチュエータ121Rが第1搬送経路P1を上側から構成する第1シュート部材31に回動可能に支持されており、第1シュート部材31が排出口13に向かって下り傾斜している。ここで、仮に、第1読取部55Aと第2読取部55Bとを真正面から対向させてしまうと、シート用アクチュエータ111R及びカード用アクチュエータ121Rを配設するためのスペースを第1シュート部材31内に広く確保することが難しい。この点、この画像読取装置1では、第1読取部55Aが排出口13に対して第2読取部55Bよりも近い位置にあることにより、第1シュート部材31における第1読取部55Aを挟んで排出口13とは反対側に、広いスペースを確保できる。このため、そのスペースに、シート用アクチュエータ111R及びカード用アクチュエータ121Rを容易に配設できる。
さらに、この画像読取装置1では、第1シュート部材31は、回動軸心X1周りに揺動可能に筐体30に組み付けられている。このため、この画像読取装置1では、第1ガイド部10内にシートSH又はカードCAが詰まった場合、第1シュート部材31を筐体30に対して揺動させて第2シュート部材32から離間させることにより、詰まったシートSH又はカードCAを容易に除去できる。
また、この画像読取装置1では、シート用アクチュエータ111Rは、第1ガイド部10における左右方向の中央部に位置している。その一方、カード用アクチュエータ121Rは、第2導入口12が筐体30の後面32Cにおける右端側に位置していることに対応して、シート用アクチュエータ111Rよりも右端側に位置している。このように、この画像読取装置1では、シート用アクチュエータ111Rとカード用アクチュエータ121Rとが左右方向においてずれているので、筐体30内において、シート用アクチュエータ111R及びカード用アクチュエータ121Rの設置スペースを確保し易い。
さらに、この画像読取装置1では、シート用アクチュエータ111R及びカード用アクチュエータ121Rが合流位置J1よりも排出口13側に配されている。これにより、この画像読取装置1では、第1導入口11から挿入されたシートSH及び第2導入口12から挿入されたカードCAが第1読取部55A及び第2読取部55Bに接近した状態で、シート用アクチュエータ111R及びカード用アクチュエータ121RがそれらのシートSH又はカードCAに当接できる。これにより、この画像読取装置1では、制御基板54による第1読取部55A及び第2読取部55Bの読取開始タイミング等の制御を精度良く行うことができる。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
本発明は、画像読取装置、画像形成装置又は複合機等に利用可能である。
1…画像読取装置(媒体搬送装置)、SH、CA…媒体
SH…シート(第1導入口から挿入される媒体)
CA…カード(第2導入口から挿入される媒体)
30…筐体、31…第1シュート部材、32…第2シュート部材
11…第1導入口、12…第2導入口、13…排出口
10…第1ガイド部、20…第2ガイド部
P1…第1搬送経路、P2…第2搬送経路、J1…合流位置
55…読取部(処理部)、55A…第1読取部、55B…第2読取部
111F、111R…シート用アクチュエータ(第1回動部材)
112F、112R…シート用フォトインタラプタ(第1センサ)
121R…カード用アクチュエータ(第2回動部材)
122R…カード用フォトインタラプタ(第2センサ)
SH…シート(第1導入口から挿入される媒体)
CA…カード(第2導入口から挿入される媒体)
30…筐体、31…第1シュート部材、32…第2シュート部材
11…第1導入口、12…第2導入口、13…排出口
10…第1ガイド部、20…第2ガイド部
P1…第1搬送経路、P2…第2搬送経路、J1…合流位置
55…読取部(処理部)、55A…第1読取部、55B…第2読取部
111F、111R…シート用アクチュエータ(第1回動部材)
112F、112R…シート用フォトインタラプタ(第1センサ)
121R…カード用アクチュエータ(第2回動部材)
122R…カード用フォトインタラプタ(第2センサ)
Claims (6)
- 媒体が挿入される第1導入口と、幅方向の長さが前記第1導入口より小さく形成され、媒体が挿入される第2導入口と、前記第1導入口から挿入された媒体及び前記第2導入口から挿入された媒体を排出する共通の排出口とが形成された筐体と、
前記第1導入口から挿入された媒体を前記排出口へ案内する第1搬送経路を構成する第1ガイド部と、
前記第2導入口から挿入された媒体を前記第1ガイド部に合流するように案内する第2搬送経路を構成する第2ガイド部と、
前記第2ガイド部が前記第1ガイド部に合流する合流位置よりも前記排出口側に配され、前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部により案内される媒体の画像を読み取る読取部と、
前記第1導入口から挿入された媒体に当接することにより前記排出口に接近するように回動する第1回動部材と、
前記第1回動部材の回動を検出する第1センサと、
前記第2導入口から挿入された媒体に当接することにより前記排出口に接近するように回動するとともに、前記第1導入口から挿入された媒体に当接することによっても前記排出口に接近するように回動する第2回動部材と、
前記第2回動部材の回動を検出する第2センサとを備えていることを特徴とする画像読取装置。 - 前記第1ガイド部は、前記排出口に向かって下り傾斜し、前記第1搬送経路を上側から構成する第1シュート部材と、前記第1シュート部材の下側に位置し、前記第1搬送経路を下側から構成する第2シュート部材とを有し、
前記読取部は、前記第1シュート部材に設けられ、前記第1ガイド部により案内される媒体の前記第1シュート部材側の面の画像を読み取る第1読取部と、前記第2シュート部材に設けられ、前記第1ガイド部により案内される媒体の前記第2シュート部材側の面の画像を読み取る第2読取部とを有し、
前記第1読取部は、前記排出口に対して前記第2読取部よりも近い位置にあり、
前記第1回動部材及び前記第2回動部材は、前記第1シュート部材に回動可能に支持されている請求項1記載の画像読取装置。 - 前記第1シュート部材は、前記筐体に揺動可能に組み付けられている請求項2記載の画像読取装置。
- 前記第2導入口は、前記筐体における前記幅方向の一端側に位置し、
前記第1回動部材は、前記第1ガイド部における前記幅方向の中央部に位置し、
前記第2回動部材は、前記第1回動部材よりも前記幅方向の一端側に位置している請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像読取装置。 - 前記第1回動部材及び前記第2回動部材は、前記合流位置よりも前記排出口側に配されている請求項1乃至4のいずれか1項記載の画像読取装置。
- 媒体が挿入される第1導入口と、幅方向の長さが前記第1導入口より小さく形成され、媒体が挿入される第2導入口と、前記第1導入口から挿入された媒体及び前記第2導入口から挿入された媒体を排出する共通の排出口とが形成された筐体と、
前記第1導入口から挿入された媒体を前記排出口へ案内する第1搬送経路を構成する第1ガイド部と、
前記第2導入口から挿入された媒体を前記第1ガイド部に合流するように案内する第2搬送経路を構成する第2ガイド部と、
前記第2ガイド部が前記第1ガイド部に合流する合流位置よりも前記排出口側に配され、前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部により案内される媒体に対して所定の処理を行う処理部と、
前記第1導入口から挿入された媒体に当接することにより前記排出口に接近するように回動する第1回動部材と、
前記第1回動部材の回動を検出する第1センサと、
前記第2導入口から挿入された媒体に当接することにより前記排出口に接近するように回動するとともに、前記第1導入口から挿入された媒体に当接することによっても前記排出口に接近するように回動する第2回動部材と、
前記第2回動部材の回動を検出する第2センサとを備えていることを特徴とする媒体搬送装置。
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