JP2014182217A - 光学フィルム材料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】延伸フィルムからなる層と、光学異方性層と、光学的に等方性のアクリルポリマー層とを含み、
前記の延伸フィルムからなる層はラビング処理した面を有し、
前記光学異方性層は、前記面に直接塗布された液晶化合物を含む重合性組成物を光照射して前記液晶化合物を重合させることにより形成された層であり、
前記アクリルポリマー層は、前記の液晶化合物を含む重合性組成物から形成される層の表面に直接塗布された(メタ)アクリレートを含む重合性組成物を硬化させることにより形成された層であり、かつ、
前記アクリルポリマー層の膜厚が前記光学異方性層の膜厚よりも大きい、光学フィルム材料。
【選択図】なし
Description
上記の知見に基づいて、本発明者らは、さらに検討を重ね、本発明を完成させた。すなわち、本発明は下記の[1]〜[15]を提供するものである。
前記アクリルポリマー層は、前記の液晶化合物を含む重合性組成物から形成される層の表面に直接塗布された(メタ)アクリレートを含む重合性組成物を硬化させることにより形成された層であり、かつ、前記アクリルポリマー層の膜厚が前記光学異方性層の膜厚よりも大きい、光学フィルム材料。
[3]前記延伸フィルムが、ポリエチレンテレフタレートフィルムである[1]に記載の光学フィルム材料。
[4]前記光学異方性層の膜厚が0.5μm〜5μmである、[1]〜[3]のいずれか一項に記載の光学フィルム材料。
[5]前記光学異方性層の膜厚が0.5μm〜3μmである、[1]〜[3]のいずれか一項に記載の光学フィルム材料。
[6]前記液晶化合物が(メタ)アクリル基を2つ以上有する化合物である[1]〜[5]のいずれか一項に記載の光学フィルム材料。
[8]前記アクリルポリマー層の膜厚が50μm以下である[1]〜[7]のいずれか一項に記載の光学フィルム材料。
[9][1]〜[8]のいずれか一項に記載の光学フィルム材料の製造方法であって、
(1)延伸フィルムの少なくとも一方の面をラビングすること、
(2)前記延伸フィルムのラビングされた面に液晶化合物を含む重合性組成物を塗布すること、
(3)前記の液晶化合物を含む重合性組成物から形成される層に直接、(メタ)アクリレートを含む重合性組成物を塗布すること
(4)前記の液晶化合物を含む重合性組成物および前記の(メタ)アクリレート含む重合性組成物を硬化させることを含む製造方法。
[11][10]に記載の製造方法であって、
(1)延伸フィルムの少なくとも一方の面をラビングすること、
(2)前記延伸フィルムのラビングされた面に直接、液晶化合物を含む重合性組成物を塗布すること、
(2−2)前記の液晶化合物を含む重合性組成物を光照射して、前記液晶化合物を重合させて光学異方性層を形成すること、
(3)前記光学異方性層に直接、前記の(メタ)アクリレートを含む重合性組成物を塗布すること、
(3−2)前記の(メタ)アクリレートを含む重合性組成物を光照射して前記(メタ)アクリレートを重合させてアクリルポリマー層を形成することを、この順に含む製造方法。
なお、本明細書において「〜」とはその前後に記載される数値を下限値および上限値として含む意味で使用される。また、本明細書において、(メタ)アクリレートとは、アクリレートおよびメタクリレートの両方を含む意味で使用される。
Rth(λ)は前記Re(λ)を、面内の遅相軸(KOBRA 21ADH又はWRにより判断される)を傾斜軸(回転軸)として(遅相軸がない場合にはフィルム面内の任意の方向を回転軸とする)のフィルム法線方向に対して法線方向から片側50度まで10度ステップで各々その傾斜した方向から波長λnmの光を入射させて全部で6点測定し、その測定されたレターデーション値と平均屈折率の仮定値及び入力された膜厚値を基にKOBRA 21ADH又はWRが算出する。
なお、遅相軸を傾斜軸(回転軸)として(遅相軸がない場合にはフィルム面内の任意の方向を回転軸とする)、任意の傾斜した2方向からレターデーション値を測定し、その値と平均屈折率の仮定値及び入力された膜厚値を基に、以下の式(11)及び式(12)よりRthを算出することもできる。
式(11)
式(11)におけるnxは面内における遅相軸方向の屈折率を表し、nyは面内においてnxに直交する方向の屈折率を表し、nzはnx及びnyに直交する方向の屈折率を表す。dは膜厚である。
式(12)におけるnxは面内における遅相軸方向の屈折率を表し、nyは面内においてnxに直交する方向の屈折率を表し、nzはnx及びnyに直交する方向の屈折率を表す。dは膜厚である。
Rth(λ)は前記Re(λ)を、面内の遅相軸(KOBRA 21ADH又はWRにより判断される)を傾斜軸(回転軸)としてフィルム法線方向に対して−50度から+50度まで10度ステップで各々その傾斜した方向から波長λnmの光を入射させて11点測定し、その測定されたレターデーション値と平均屈折率の仮定値及び入力された膜厚値を基にKOBRA 21ADH又はWRが算出する。
上記の測定において、平均屈折率の仮定値は ポリマーハンドブック(JOHN WILEY&SONS,INC)、各種光学フィルムのカタログの値を使用することができる。平均屈折率の値が既知でないものについてはアッベ屈折計で測定することができる。主な光学フィルムの平均屈折率の値を以下に例示する: セルロースアシレート(1.48)、シクロオレフィンポリマー(1.52)、ポリカーボネート(1.59)、ポリメチルメタクリレート(1.49)、ポリスチレン(1.59)である。これら平均屈折率の仮定値と膜厚を入力することで、KOBRA 21ADH又はWRはnx、ny、nzを算出する。この算出されたnx,ny,nzよりNz=(nx−nz)/(nx−ny)が更に算出される。
また、本明細書において、角度(例えば「90°」等の角度)、およびその関係(例えば「直交」、「平行」、および「45°で交差」等)については、本発明が属する技術分野において許容される誤差の範囲を含むものとする。例えば、厳密な角度±10°未満の範囲内であることを意味し、厳密な角度との誤差は、5°以下であることが好ましく、3°以下であることがより好ましい。さらに、レターデーションが実質的に0とは、Re(550)≦10nmかつRth(550)≦10nm、好ましくはRe(550)≦5nm以下かつRth(550)≦5nmであることを意味する。
本明細書において、光学フィルムとは、各種表示装置、発光装置、偏光板などの各種光学素子などの、光学部材に用いることができるフィルムを意味する。本発明において、光学フィルムは、例えば、100μm以下、60μm以下、40μm以下、25μm以下、10μm以下、または5μm以下程度の膜厚であることが好ましい。光学フィルムはまた、透明である(例えば、光透過率が80%以上)ことも好ましい。光学フィルムは低複屈折性であっても高複屈折性を有していてもよい。制御された複屈折性を有することが好ましい。
以下、延伸フィルムからなる層、光学異方性層、(メタ)アクリレートを含む重合性組成物を硬化させて形成されたアクリルポリマー層のそれぞれについて詳細に説明する。
本発明の光学フィルム材料に用いられる延伸フィルムは、特に限定されず、一軸延伸フィルムであっても、二軸延伸フィルムであってもよいが、一軸延伸フィルムであることが好ましい。延伸フィルムは熱可塑性樹脂フィルムを延伸したものであることが好ましい。熱可塑性樹脂としては例えば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系ポリマー、シクロオレフィンポリマー(例えば、ノルボルネン系樹脂(日本ゼオン(株)製のゼオネックス、ゼオノア、JSR(株)製のアートン等)が好ましい。この中でポリエチレンテレフタレート(PET)がより好ましい。延伸条件は特に限定されない。例えば、特開2009−214441号公報の記載を参照して行うことができる。
延伸フィルムからなる層の膜厚としては10μm〜1000μm程度であればよく、好ましくは25μm〜250μmであり、より好ましくは30μm〜90μmである。
ラビング処理は、一般にはポリマーを主成分とする膜の表面を、紙や布で一定方向に数回擦ることにより実施することができる。ラビング処理の一般的な方法については、例えば、「液晶便覧」(丸善社発行、平成12年10月30日)に記載されている。
式(A) L=Nl(1+2πrn/60v)
式(A)中、Nはラビング回数、lはラビングローラーの接触長、rはローラーの半径、nはローラーの回転数(rpm)、vはステージ移動速度(秒速)である。
また、ラビング処理の際の条件としては、特許4052558号の記載を参照することもできる。
光学異方性層は、レターデーションを測定したときにレターデーションが実質的に0でない入射方向が一つでもある、即ち等方性でない光学特性を有する層である。本発明の光学フィルム材料における光学異方性層は、液晶化合物を含む重合性組成物に光照射して前記液晶化合物を重合させることにより形成されたものである。前記重合性組成物は、少なくとも1つの重合性基を有する液晶化合物を含んでおり、光照射により前記液晶組成物が重合性基により重合するものであればよい。前記重合性組成物は、前記の延伸フィルムからなる層をラビング処理した面に直接塗布される。塗布層をさらに、室温等により乾燥させる、または加熱(例えば 50℃〜150℃、好ましくは80℃〜120℃の加熱)することにより、該層中の前記液晶化合物分子を配向させることができる。これを光照射して重合固定化することにより、光学異方性層が形成されていればよい。
液晶化合物としては、棒状液晶化合物、円盤状液晶化合物があげられる。
前記棒状液晶化合物としては、アゾメチン類、アゾキシ類、シアノビフェニル類、シアノフェニルエステル類、安息香酸エステル類、シクロヘキサンカルボン酸フェニルエステル類、シアノフェニルシクロヘキサン類、シアノ置換フェニルピリミジン類、アルコキシ置換フェニルピリミジン類、フェニルジオキサン類、トラン類およびアルケニルシクロヘキシルベンゾニトリル類が好ましく用いられる。以上のような低分子液晶性分子だけではなく、高分子液晶性分子も用いることができる。
(一般式(1)中、Q1およびQ2はそれぞれ独立に重合性基であり、L1およびL4はそれぞれ独立に二価の連結基であり、L2およびL3はそれぞれ独立に単結合または二価の連結基であり、Cy1、Cy2およびCy3は二価の環状基であり、nは0、1、2または3である。)
一般式(1)中、Q1およびQ2はそれぞれ独立に重合性基である。重合性基の重合反応は、付加重合(開環重合を含む)または縮合重合であることが好ましい。言い換えると、重合性基は、付加重合反応または縮合重合反応が可能な官能基であることが好ましい。以下に重合性基の例を示す。
L−2:−CO−O−二価の鎖状基−O−CO−
L−3:−CO−O−二価の鎖状基−O−CO−O−
L−4:−CO−O−二価の鎖状基−O−二価の環状基−
L−5:−CO−O−二価の鎖状基−O−二価の環状基−CO−O−
L−6:−CO−O−二価の鎖状基−O−二価の環状基−O−CO−
L−7:−CO−O−二価の鎖状基−O−二価の環状基−二価の鎖状基−
L−8:−CO−O−二価の鎖状基−O−二価の環状基−二価の鎖状基−CO−O−
L−9:−CO−O−二価の鎖状基−O−二価の環状基−二価の鎖状基−O−CO−
L−10:−CO−O−二価の鎖状基−O−CO−二価の環状基−
L−11:−CO−O−二価の鎖状基−O−CO−二価の環状基−CO−O−
L−12:−CO−O−二価の鎖状基−O−CO−二価の環状基−O−CO−
L−13:−CO−O−二価の鎖状基−O−CO−二価の環状基−二価の鎖状基−
L−14:−CO−O−二価の鎖状基−O−CO−二価の環状基−二価の鎖状基−CO−O−
L−15:−CO−O−二価の鎖状基−O−CO−二価の環状基−二価の鎖状基−O−CO−
L−16:−CO−O−二価の鎖状基−O−CO−O−二価の環状基−
L−17:−CO−O−二価の鎖状基−O−CO−O−二価の環状基−CO−O−
L−18:−CO−O−二価の鎖状基−O−CO−O−二価の環状基−O−CO−
L−19:−CO−O−二価の鎖状基−O−CO−O−二価の環状基−二価の鎖状基−
L−20:−CO−O−二価の鎖状基−O−CO−O−二価の環状基−二価の鎖状基−CO−O−
L−21:−CO−O−二価の鎖状基−O−CO−O−二価の環状基−二価の鎖状基−O−CO−
アルキレン基は、分岐を有していてもよい。アルキレン基の炭素数は1乃至12であることが好ましく、2乃至10であることがさらに好ましく、2乃至8であることがもっとも好ましい。
置換アルキレン基のアルキレン部分は、上記アルキレン基と同様である。置換基の例としてはハロゲン原子が含まれる。
アルケニレン基は、分岐を有していてもよい。アルケニレン基の炭素数は2乃至12であることが好ましく、2乃至10であることがさらに好ましく、2乃至8であることがもっとも好ましい。
置換アルキレン基のアルキレン部分は、上記アルキレン基と同様である。置換基の例としてはハロゲン原子が含まれる。
アルキニレン基は、分岐を有していてもよい。アルキニレン基の炭素数は2乃至12であることが好ましく、2乃至10であることがさらに好ましく、2乃至8であることがもっとも好ましい。
置換アルキニレン基のアルキニレン部分は、上記アルキニレン基と同様である。置換基の例としてはハロゲン原子が含まれる。
二価の鎖状基の具体例としては、エチレン、トリメチレン、プロピレン、テトラメチレン、2−メチル−テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、オクタメチレン、2−ブテニレン、2−ブチニレンなどが上げられる。
L2またはL3として好ましい二価の連結基としては、−COO−、−OCO−、−OCOO−、−OCONR−、−COS−、−SCO−、−CONR−、−NRCO−、−CH2CH2−、−C=C−COO−、−C=N−、−C=N−N=C−、等が挙げられる。
環状基に含まれる環は、5員環、6員環、または7員環であることが好ましく、5員環または6員環であることがさらに好ましく、6員環であることがもっとも好ましい。
環状基に含まれる環は、縮合環であってもよい。ただし、縮合環よりも単環であることがより好ましい。
環状基に含まれる環は、芳香族環、脂肪族環、および複素環のいずれでもよい。芳香族環の例には、ベンゼン環およびナフタレン環が含まれる。脂肪族環の例には、シクロヘキサン環が含まれる。複素環の例には、ピリジン環およびピリミジン環が含まれる。
ベンゼン環を有する環状基としては、1、4−フェニレンが好ましい。ナフタレン環を有する環状基としては、ナフタレン−1、5−ジイルおよびナフタレン−2、6−ジイルが好ましい。シクロヘキサン環を有する環状基としては1、4−シクロへキシレンであることが好ましい。ピリジン環を有する環状基としてはピリジン−2、5−ジイルが好ましい。ピリミジン環を有する環状基としては、ピリミジン−2、5−ジイルが好ましい。
環状基は、置換基を有していてもよい。置換基の例には、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、炭素原子数が1乃至5のアルキル基、炭素原子数が1乃至5のハロゲン置換アルキル基、炭素原子数が1乃至5のアルコキシ基、炭素原子数が1乃至5のアルキルチオ基、炭素原子数が2乃至6のアシルオキシ基、炭素原子数が2乃至6のアルコキシカルホ゛ニル基、カルバモイル基、炭素原子数が2乃至6のアルキル置換カルバモイル基および炭素原子数が2乃至6のアシルアミノ基が含まれる。
M1−(L1)p−Cy1−L2−(Cy2−L3)n−Cy3−(L4)q−M2
(一般式(2)中、M1およびM2はそれぞれ独立に、水素原子、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、ヘテロ環基、シアノ基、ハロゲン、−SCN、−CF3、ニトロ基、または、Q1を表すが、M1およびM2の少なくとも一つは、Q1以外の基を表す。
ただし、Q1、L1、L2、L3、L4、Cy1、Cy2、Cy3およびnは前記一般式(1)で表される基と同義である。また、pおよびqは0、または1である。)
D(−L−P)n
(一般式中、Dは円盤状コアであり、Lは二価の連結基であり、Pは重合性基であり、nは4〜12の整数である。)
前記式(3)中の円盤状コア(D)、二価の連結基(L)および重合性基(P)の好ましい具体例は、それぞれ、特開2001−4837号公報に記載の(D1)〜(D15)、(L1)〜(L25)、(P1)〜(P18)であり、同公報に記載の内容を好ましく用いることができる。
液晶化合物を含有する組成物を、塗布液として、延伸フィルム表面に塗布する場合の塗布液の調製に使用する溶媒としては、有機溶媒もしくは水、またはこれらの混合溶媒が好ましく用いられる。有機溶媒の例としては、アミド(例、N,N−ジメチルホルムアミド)、スルホキシド(例、ジメチルスルホキシド)、ヘテロ環化合物(例、ピリジン)、炭化水素(例、ベンゼン、ヘキサン)、アルキルハライド(例、クロロホルム、ジクロロメタン)、エステル(例、酢酸メチル、酢酸ブチル)、ケトン(例、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン)、エーテル(例、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン)、アルキルアルコール(例、メタノール、エタノール、プロパノール)が挙げられる。また、二種類以上の溶媒を混合して使用してもよい。上記の中で、アルキルハライド、エステル、ケトンおよびそれらの混合溶媒が好ましい。
後述のアクリルポリマー層作製のための組成物にも同様の溶媒を用いることができる。
液晶化合物の重合反応は、光重合反応であればよい。光重合反応としては、ラジカル重合、カチオン重合のいずれでもよいが、ラジカル重合が好ましい。ラジカル光重合開始剤の例には、α−カルボニル化合物(米国特許2367661号、同2367670号の各明細書記載)、アシロインエーテル(米国特許2448828号明細書記載)、α−炭化水素置換芳香族アシロイン化合物(米国特許2722512号明細書記載)、多核キノン化合物(米国特許3046127号、同2951758号の各明細書記載)、トリアリールイミダゾールダイマーとp−アミノフェニルケトンとの組み合わせ(米国特許3549367号明細書記載)、アクリジンおよびフェナジン化合物(特開昭60−105667号公報、米国特許4239850号明細書記載)およびオキサジアゾール化合物(米国特許4212970号明細書記載)が含まれる。カチオン光重合開始剤の例には、有機スルフォニウム塩系、ヨードニウム塩系、フォスフォニウム塩系等を例示することができ、有機スルフォニウム塩系、が好ましく、トリフェニルスルフォニウム塩が特に好ましい。これら化合物の対イオンとしては、ヘキサフルオロアンチモネート、ヘキサフルオロフォスフェートなどが好ましく用いられる。
液晶化合物を含む重合性組成物中に、特開2009−69793号公報の段落「0098」〜「0105」に記載の、一般式(1)〜(3)で表される化合物および一般式(4)のモノマーを用いた含フッ素ホモポリマーまたはコポリマーの少なくとも一種を含有させることで、液晶化合物の分子を実質的に水平配向させることができる。液晶化合物を水平配向させる場合、その傾斜角は0〜5度が好ましく、0〜3度がより好ましく、0〜2度がさらに好ましく、0〜1度が最も好ましい。
[その他の添加剤]
液晶化合物を含む重合性組成物はそのほか必要な添加剤を含んでいてもよいが、いわゆるカイラル剤を含んでいないことが好ましい。
本発明の光学フィルム材料は、前記光学異方性層に(メタ)アクリレートを含む重合性組成物を硬化させて形成されたアクリルポリマー層を含む。本発明の光学フィルム材料において、アクリルポリマー層としては、光学異方性層、または硬化前の光学異方性層の表面に直接、(メタ)アクリレートモノマーを含む重合性組成物を塗布し、この塗布層を硬化して形成される層を用いる。なお、光学異方性層または硬化前の光学異方性層につき、本明細書において、「液晶化合物を含む重合性組成物から形成される層」という場合がある。
すなわち、本発明の光学フィルム材料におけるアクリルポリマー層は、例えば、アクリレート基を有する液晶化合物を重合させて得られるポリマー層を含まないことが好ましく、より詳しくは、液晶化合物を固形分量で80質量%以上、70質量%以上、60質量%以上、50質量%以上、40質量%以上、30質量%以上、20質量%以上、10質量%以上、5質量%以上、または1質量%以上で含む組成物を硬化させて得られたポリマー層を含まないことが好ましい。
光重合開始剤としては米国特許第2367660号明細書に開示されているビシナルポリケタルドニル化合物、米国特許第2448828号明細書に記載されているアシロインエーテル化合物、米国特許第2722512号明細書に記載のα−炭化水素で置換された芳香族アシロイン化合物、米国特許第3046127号明細書および同第2951758号明細書に記載の多核キノン化合物、米国特許第3549367号明細書に記載のトリアリールイミダゾール2量体とp−アミノケトンの組み合わせ、特公昭51−48516号公報に記載のベンゾチアゾール化合物とトリハロメチル−s−トリアジン化合物、米国特許第4239850号明細書に記載されているトリハロメチル−トリアジン化合物、米国特許第4212976号明細書に記載されているトリハロメチルオキサジアゾール化合物等を挙げることができる。特に、トリハロメチル−s−トリアジン、トリハロメチルオキサジアゾールおよびトリアリールイミダゾール2量体が好ましい。また、この他、特開平11−133600号公報に記載の「重合開始剤C」も好適なものとしてあげることができる。
また重合開始剤の量は、アクリルポリマー層形成のための重合性組成物の固形分の0.01〜20質量%であることが好ましく、0.2〜10質量%であることがさらに好ましい。
光学異方性層またはアクリルポリマー層などの形成の際の組成物の塗布は、ディップコート法、エアーナイフコート法、スピンコート法、スリットコート法、カーテンコート法、ローラーコート法、ワイヤーバーコート法、グラビアコート法やエクストルージョンコート法(米国特許2681294号明細書)により、行うことができる。二以上の層を同時に塗布してもよい。同時塗布の方法については、米国特許2761791号、同2941898号、同3508947号、同3526528号の各明細書および原崎勇次著、コーティング工学、253頁、朝倉書店(1973)に記載がある。
下記表1に示す塗布液(A)の処方に調製した塗布液を、ワイヤーバーを用いて、ラビング処理した富士フイルム製PET(厚さ75μm)に塗布し、室温にて30秒間乾燥させた後、90℃の雰囲気で2分間加熱し、その後フュージョン製Dバルブ(ランプ90mW/cm)にて出力60%で6〜12秒間UV照射し、表4に示す膜厚の光学異方性層を作製した。棒状液晶性化合物のフィルム面に対する平均傾斜角は0°であり、棒状液晶がフィルム面に対して水平に配向していることを確認した。
作製した光学異方性層上に、下記表2に示す塗布液(B)の処方に調製した塗布液をワイヤーバーを用いて塗布し、60℃で150秒乾燥の後、更に窒素パージ下酸素濃度約0.1%で160W/cmの空冷メタルハライドランプ(アイグラフィックス(株)製)を用いて、照度400mW/cm2、照射量300mJ/cm2の紫外線を照射して塗布層を硬化させて、表4に示す膜厚のアクリルポリマー層を形成し、実施例1〜3、比較例1〜3の光学フィルム材料を得た。
(配向層用塗布液AL−1の調製)
下記の組成物を調製し、孔径30μmのポリプロピレン製フィルタでろ過して、配向層用塗布液AL−1として用いた。
配向層用塗布液組成(%)
──────────────────────────────────―
ポリビニルアルコール(PVA205、クラレ(株)製) 3.23
ポリビニルピロリドン(Luvitec K30、BASF社製) 1.50
蒸留水 57.11
メタノール 38.16
──────────────────────────────────―
仮支持体としてラビング処理していない富士フイルム製PET(厚さ75μm)を用いた以外は実施例2と同様の方法で、光学異方性層、アクリルポリマー層を形成して、比較例6の光学フィルム材料を作製した。
(アクリルポリマー溶液の調整)
下記の組成物を調製し、アクリルポリマー溶液P−1として用いた。
──────────────────────────────────―
アクリルポリマー層用塗布液組成(%)
──────────────────────────────────―
ダイヤナールBR(三菱レイヨン(株)製、Mw280000 10.00
界面活性剤溶液 0.03
(メガファックF−176PF、大日本インキ化学工業(株)製)
メチレンクロライド 適宜
──────────────────────────────────―
上記の組成のアクリルポリマー溶液P−1をワイヤーバーで支持体に塗布し、60℃の温風で120秒乾燥して層を作製した。
アクリルポリマー層として上記のように形成した層を使用した以外は実施例2と同様の方法で比較例7の光学フィルム材料を作製した。
(主鎖型液晶ポリエステルの合成)
4−アセトキシ安息香酸137質量部、6−アセトキシ−2−ナフトエ酸63質量部、及び酢酸カリウム0.01質量部を反応容器に仕込み、撹拌しながら150℃ まで温度を上昇させ、十分に窒素置換させた。更に撹拌しながら300℃ まで温度を上昇させ、発生する酢酸を除去させながら反応容器内を徐々に減圧させた。この状態で1 時間撹拌し続け、下記構造式(I−1)で表される主鎖型液晶ポリマーA を合成した。
該主鎖型液晶ポリマーA を少量取り2枚のガラスにはさみ、加熱しながら偏光顕微鏡で軟化が始まる温度を観察したところ、約310℃ であった。
なお、下記構造式(I−1) におけるm 及びnはモル比を表し、m:n =73:27であった。
下記の組成物を調製し、高分子液晶ポリマー溶液LC−2として用いた。
──────────────────────────────────―
高分子液晶ポリマー層用塗布液組成(%)
──────────────────────────────────―
主鎖型液晶ポリマーA 10.00
界面活性剤溶液 0.03
(メガファックF−176PF、大日本インキ化学工業(株)製)
クロロホルム 適宜
──────────────────────────────────―
光学異方性層として、高分子液晶ポリマー溶液LC−2を用い、ワイヤーバーでPET支持体に塗布し、その後60℃の温風で120秒乾燥して得られた層を用いた以外は実施例2と同様の方法で比較例8の光学フィルム材料を作製した。
仮支持体として、市販のシクロオレフィン系ポリマーフィルム(無延伸のフィルム)“ZEONOR ZF14”(日本ゼオン社製、膜厚100μm)を使用した以外は実施例2と同様の方法で比較例9の光学フィルム材料を作製した。
(シクロオレフィンポリマーフィルムT1の作製)
市販されているシクロオレフィン系ポリマーフィルム“ZEONOR ZF14”(日本ゼオン製)を、下記表3に記載の条件で延伸して、フィルムT1を得た。フィルムT1の膜厚、Re、Rth、Nzを表3に示す。フィルムの遅相軸は延伸方向と平行、すなわちフィルム搬送方向に対して反時計回りに45°方向であった。
得られた光学フィルム材料につき、特性の評価を以下の基準で行った。結果を表4に示す。
(1)光学異方性の評価
作製した光学フィルムを仮支持体から剥がし、異方性のないガラス基板上に密着させて、偏光顕微鏡の消光位条件でサンプルを回転させて、光学フィルム材料の光学異方性を確認した。
A:明らかに明光位を有する。
B:弱い明光位を有する。
C:部分的に弱い明光位を有する。
D:明確な明光位を有しない。
作製した光学フィルムを仮支持体から剥がし、光学フィルム材料の両面に日東電工(株)製のポリエステル粘着テープ“NO.31B”を圧着して密着試験を行い、重合性液晶化合物を含む光学異方性層とアクリルポリマー層の剥がれの有無を目視で観察した。
A:剥がれが全く認められなかったもの
B:部分的に剥がれを生じたもの
C:完全に剥がれたもの
作製した光学フィルム材料を200mm×300mmに切り抜き、200mmの1辺の縁の形成した層に日東電工(株)製のポリエステル粘着テープ“NO.31B”を圧着しての仮支持体からの剥離性を以下の基準で評価した。
A:引き剥がし抵抗がなく、全面円滑に剥離できる。
B:引き剥がし時に抵抗があるが、全面円滑に剥離できる。
C:引き剥がし抵抗が大きく、全面円滑に剥離できない。
D:引き剥がし抵抗が大きく、途中で千切れて半分程度しか剥離できない。
E:千切れて引き剥がせない。
作製した光学フィルム材料を仮支持体から剥がし、無加重で二つに折り曲げた後、もとに戻して折り曲げた部位を光学顕微鏡で観察し、評価した。
A:折り曲げたすべての箇所で、割れ、へこみが発生しない。
B:折り曲げたすべての箇所で割れはないが、一部の場所でへこみが発生した。
C:一部の場所で割れ、へこみが発生した。
D:ほぼすべての部位で割れ、へこみが発生した。
Claims (11)
- 延伸フィルムからなる層と、光学異方性層と、光学的に等方性のアクリルポリマー層とを含み、
前記の延伸フィルムからなる層はラビング処理した面を有し、
前記光学異方性層は、前記面に直接塗布された液晶化合物を含む重合性組成物を光照射して前記液晶化合物を重合させることにより形成された層であり、
前記アクリルポリマー層は、前記の液晶化合物を含む重合性組成物から形成される層の表面に直接塗布された(メタ)アクリレートを含む重合性組成物を硬化させることにより形成された層であり、かつ、
前記アクリルポリマー層の膜厚が前記光学異方性層の膜厚よりも大きい、光学フィルム材料。 - 前記延伸フィルムが、ポリエチレンテレフタレートフィルムまたはシクロオレフィンポリマーフィルムである請求項1に記載の光学フィルム材料。
- 前記延伸フィルムが、ポリエチレンテレフタレートフィルムである請求項1に記載の光学フィルム材料。
- 前記光学異方性層の膜厚が0.5μm〜5μmである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の光学フィルム材料。
- 前記光学異方性層の膜厚が0.5μm〜3μmである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の光学フィルム材料。
- 前記液晶化合物が(メタ)アクリル基を2つ以上有する化合物である請求項1〜5のいずれか一項に記載の光学フィルム材料。
- 前記アクリルポリマー層が(メタ)アクリレートを含む重合性組成物を光照射して(メタ)アクリレートを重合させることにより形成された層である請求項1〜6のいずれか一項に記載の光学フィルム材料。
- 前記アクリルポリマー層の膜厚が50μm以下である請求項1〜7のいずれか一項に記載の光学フィルム材料。
- 請求項1〜8のいずれか一項に記載の光学フィルム材料の製造方法であって、
(1)延伸フィルムの少なくとも一方の面をラビングすること、
(2)前記延伸フィルムのラビングされた面に液晶化合物を含む重合性組成物を塗布すること、
(3)前記の液晶化合物を含む重合性組成物から形成される層に直接、(メタ)アクリレートを含む重合性組成物を塗布すること、
(4)前記の液晶化合物を含む重合性組成物および前記の(メタ)アクリレート含む重合性組成物を硬化させることを含む製造方法。 - 前記硬化が光照射により行われる請求項9に記載の製造方法。
- 請求項10に記載の製造方法であって、
(1)延伸フィルムの少なくとも一方の面をラビングすること、
(2)前記延伸フィルムのラビングされた面に直接、液晶化合物を含む重合性組成物を塗布すること、
(2−2)前記の液晶化合物を含む重合性組成物を光照射して、前記液晶化合物を重合させて光学異方性層を形成すること、
(3)前記光学異方性層に直接、前記の(メタ)アクリレートを含む重合性組成物を塗布すること、
(3−2)前記の(メタ)アクリレートを含む重合性組成物を光照射して前記(メタ)アクリレートを重合させてアクリルポリマー層を形成することを、この順に含む製造方法。
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