JP2017067964A - 光学シートとその製造方法、液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明はまた、薄型であり、且つ、高温環境下、あるいは、高温高湿環境下においてベンディングの生じにくい液晶表示装置を提供することを目的とするものである。
配向層の、偏光子と反対側の表面に隣接してなるλ/4層と、
λ/4層の、配向層と反対側の表面に備えられてなる反射偏光子と含み、
反射偏光子が、コレステリック液晶相が固定されてなる少なくとも1層の光反射層を含み、λ/4層及び光反射層が、液晶化合物を含む重合性液晶組成物の硬化層であることを特徴としている。
また、反射偏光子は、円盤状液晶化合物が固定されてなるコレステリック液晶層からなる光反射層と、棒状液晶化合物が固定されてなるコレステリック液晶層からなる光反射層とを含むことが好ましい。
偏光子を用意し、偏光子の表面に隣接して配向層を形成する配向層形成工程と、
配向層の、偏光子と反対側の表面に、液晶化合物を含む重合性液晶組成物を直接塗布して塗布膜を形成し、塗布膜を硬化させて液晶化合物が固定されてなるλ/4層を形成するλ/4層形成工程と、
λ/4層の、配向層と反対側の表面にコレステリック液晶相が固定されてなる少なくとも1層の光反射層を含む反射偏光子を形成する反射偏光子形成工程とを有する。
第1の光反射層の表面に、円盤状液晶化合物または棒状液晶化合物からなる液晶化合物を含む重合性液晶組成物を直接塗布して塗布膜を形成し、塗布膜を硬化させて第2の光反射層を形成する工程とを有してなり、
第1の光反射層の液晶化合物と第2の光反射層の、液晶化合物の形状は異なることが好ましい。λ/4層形成工程において、液晶化合物は円盤状液晶化合物であることが好ましい。
本明細書において、「第1の光反射層の液晶化合物と第2の光反射層の、液晶化合物の形状が異なる」とは、一方が棒状なら他方が円盤状であることを意味する。
従って、本発明によれば、薄型であり、且つ、高温環境下、あるいは、高温高湿環境下においてもベンディングの生じにくい液晶表示装置を提供することができる。
本明細書中、ピークの「半値幅」とは、ピーク高さ1/2でのピークの幅のことを言う。光反射層の反射中心波長と半値幅は下記のように求めることができる。
分光光度計UV3150(島津製作所)を用いて光反射層の透過スペクトルを測定すると、選択反射領域に透過率の低下ピークがみられる。この最も大きいピーク高さの1/2の高さの透過率となる2つの波長のうち、短波側の波長の値をλ1(nm)、長波側の波長の値をλ2(nm)とすると、反射中心波長と半値幅は下記式で表すことができる。
反射中心波長=(λ1+λ2)/2
半値幅=(λ2−λ1)
Rth(λ)は、前述のRe(λ)を、面内の遅相軸(KOBRA 21ADH、又はWRにより判断される)を傾斜軸(回転軸)として(遅相軸がない場合には、フィルム面内の任意の方向を回転軸とする)のフィルム法線方向に対して法線方向から片側50°まで10度ステップで各々その傾斜した方向から波長λnmの光を入射させて全部で6点測定し、その測定されたレターデーション値と平均屈折率の仮定値及び入力された膜厚値を基にKOBRA 21ADH又はWRが算出する。上記において、法線方向から面内の遅
相軸を回転軸として、ある傾斜角度にレターデーションの値がゼロとなる方向をもつフィルムの場合には、その傾斜角度より大きい傾斜角度でのレターデーション値はその符号を負に変更した後、KOBRA 21ADH、又はWRが算出する。なお、遅相軸を傾斜軸(回転軸)として(遅相軸がない場合には、フィルム面内の任意の方向を回転軸とする)、任意の傾斜した2方向からレターデーション値を測定し、その値と平均屈折率の仮定値、及び入力された膜厚値を基に、以下の式(A)、及び式(B)よりRthを算出することもできる。
Rth=((nx+ny)/2−nz)×d・・・・・・・・・・・式(B)
(nx+ny)/2=(no+ne)/2
で表される。
また、膜厚方向の屈折率はnoとなるため、コレステリック液晶相が固定されてなる光反射層のRthは下記式で表すことができる。本明細書において、コレステリック液晶相が固定されてなる層のRthは下記式を用いて計算した値である。
Rth={(no+ne)/2−no}×d={(ne−no)/2}×d
なお、ne及びnoはアッベ屈折計にて測定することができる。
例えば、M. Kimura et al. Jpn. J. Appl. Phys. 48 (2009) 03B021に記載されているようにエリプソ測定法を用いれば、コレステリック液晶相が固定されてなる層の厚さ、螺旋構造のピッチ、捩れ角等が得られ、そこからRthの値を得ることができる。
また、本明細書において、角度(例えば「90°」等の角度)、及びその関係(例えば「直交」、「平行」、及び「45°で交差」等)については、本発明が属する技術分野において許容される誤差の範囲を含むものとする。例えば、厳密な角度±10°未満の範囲内であることなどを意味し、厳密な角度との誤差は、5°以下であることが好ましく、3°以下であることがより好ましい。
本明細書において、位相差フィルム等の「遅相軸」は、屈折率が最大となる方向を意味する。
また、本明細書において、位相差領域、位相差フィルム、及び液晶層等の各部材の光学特性を示す数値、数値範囲、及び定性的な表現(例えば、「同等」、「等しい」等の表現)については、液晶表示装置やそれに用いられる部材について一般的に許容される誤差を含む数値、数値範囲及び性質を示していると解釈されるものとする。
また、本明細書で「正面」とは、表示面に対する法線方向を意味する。
本明細書において反射偏光子は、コレステリック液晶相が固定されてなる光反射層を含む層を意味し、偏光子とは区別して用いられる。
図1を参照して、本発明に係る一実施形態の光学シートについて説明する。図1は本実施形態の光学シート1の概略断面図である。本明細書の図面において、各部の縮尺は視認しやすくするため適宜変更して示してある。
反射偏光子23は、コレステリック液晶相が固定されてなる少なくとも1層の光反射層23A、23Bを含み、λ/4層22及び光反射層23A,23Bが、液晶化合物を含む重合性液晶組成物の硬化層であることを特徴としている。図1及び後に説明する図2において、λ/4層22と光反射層23A,23Bの層中には、本実施形態における各層の液晶化合物の特徴がわかるよう、その形状及び配向状態の好適な例を模式的に示してある。
従って、光学シート1を、液晶表示装置において、バックライトと液晶セルとの間の偏光板として用いることにより、薄型であり、且つ、高温環境下、あるいは、高温高湿環境下においてもベンディングの生じにくい液晶表示装置を提供することができる。
配向層の、偏光子10と反対側の表面21sに、液晶化合物を含む重合性液晶組成物を直接塗布して塗布膜を形成し、塗布膜を硬化させて液晶化合物が固定されてなるλ/4層22を形成するλ/4層形成工程と、
λ/4層の、配向層21と反対側の表面22sにコレステリック液晶相が固定されてなる少なくとも1層の光反射層(23A,23B)を含む反射偏光子23を形成する反射偏光子形成工程とを有する本発明の光学シートの製造方法により好適に製造することができる。
以下に光学シート1の各構成要素について、その形成方法と共に説明する。
偏光子10としては、液晶表示装置に通常用いられる偏光子を特に制限されずに採用することができるが、ポリマーフィルムにヨウ素が吸着配向されたものを用いることが好ましい。ポリマーフィルムとしては、特に限定されず各種のものを使用できる。例えば、ポリビニルアルコール系フィルム、ポリエチレンテレフタレート系フィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体系フィルムや、これらの部分ケン化フィルム、セルロース系フィルム等の親水性高分子フィルムに、ポリビニルアルコールの脱水処理物やポリ塩化ビニルの脱塩酸処理物等ポリエン系配向フィルム等が挙げられる。これらの中でも、偏光子としてのヨウ素による染色性に優れたポリビニルアルコール系フィルムを用いることが好ましい。
偏光子10のポリマーフィルムとしては、ポリビニルアルコール及び/またはエチレン−ビニルアルコール共重合体を含むものが特に好ましい。
偏光子の厚さとしては特に限定されず、通常は5〜80μm、好ましくは5〜50μm、より好ましくは、5〜25μmである。
既に述べたように、光学シート1において、輝度向上フィルム20は、偏光子10の表面10sに隣接して備えられてなり、表10sに隣接してなる配向層21と、配向層21の表面21sに隣接して備えられたλ/4層22と、反射偏光子23とをこの順に有してなる。
配向層21は液晶化合物を含む重合性液晶組成物の硬化層からなるλ/4層22の形成の際、重合性液晶組成物中の液晶化合物の分子を配向させるための下地層である。配向層21の膜厚は、0.1〜10μmの範囲にあることが好ましい。
ラビング処理配向層に用いる有機化合物層は、ポリマー層が好ましく、例えば特開平8−338913号公報明細書中段落番号[0022]記載のメタクリレート系共重合体、スチレン系共重合体、ポリオレフィン、ポリビニルアルコール及び変性ポリビニルアルコール、ポリ(N−メチロールアクリルアミド)、ポリエステル、ポリイミド、酢酸ビニル共重合体、カルボキシメチルセルロース、ポリカーボネート等が含まれる。シランカップリング剤をポリマーとして用いることができる。水溶性ポリマー(例、ポリ(N−メチロールアクリルアミド)、カルボキシメチルセルロース、ゼラチン、ポリビニルアルコール、変性ポリビニルアルコール)が好ましく、ゼラチン、ポリビニルアルコール及び変性ポリビニルアルコールが更に好ましく、ポリビニルアルコール及び変性ポリビニルアルコールが最も好ましい。
式(A) L=Nl(1+2πrn/60v)
式(A)中、Nはラビング回数、lはラビングローラーの接触長、rはローラーの半径、nはローラーの回転数(rpm)、vはステージ移動速度(秒速)である。
光配向層は、公知の光配向材料で形成された層に直線偏光または非偏光照射を施すことにより製造することができる。本明細書において、「直線偏光照射」とは、光配向材料に光反応を生じせしめるための操作である。用いる光の波長は、用いる光配向材料により異なり、その光反応に必要な波長であれば特に限定されるものではない。好ましくは、光照射に用いる光のピーク波長が200nm〜700nmであり、より好ましくは光のピーク波長が400nm以下の紫外光である。
非偏光を利用する場合には、斜めから非偏光を照射する。その入射角度は、10〜80°、好ましくは20〜60、特に好ましくは30〜50°である。照射時間は好ましくは1分〜60分、さらに好ましくは1分〜10分である。
λ/4層22は液晶化合物の分子の配向によって発現された光学異方性を示す層であり、λ/4板としての機能を有する液晶化合物を含む重合性液晶組成物の硬化層であれば特に制限されない。
Re(λ)=λ/4
を満たす光学異方性層のことをいう。上式は可視光域のいずれかの波長(例えば、550nm)において達成されていればよい。λ/4層は輝度向上フィルムにおいて、反射偏光子を透過して得られる円偏光を直線偏光に変換するための層として機能する。
なお、λ/4層22は、下記式(A)〜(C)を少なくともひとつ満たすことが好ましく、下記式(A)〜(C)を全て満たすことがさらに好ましい。
式(A) 450nm/4−35nm<Re(450)<450nm/4+35nm
式(B) 550nm/4−35nm<Re(550)<550nm/4+35nm
式(C) 630nm/4−35nm<Re(630)<630nm/4+35nm
また、λ/4層22のRth(550)は、−120〜120nmであることが好ましく、−80〜80nmであることがより好ましく、−70〜70nmであることが特に好ましい。
式(1) 450nm/4−25nm<Re(450)<450nm/4+25nm
式(2) 550nm/4−25nm<Re(550)<550nm/4+25nm
式(3) 630nm/4−25nm<Re(630)<630nm/4+25nm
λ/4層22は、下記式(101)〜(103)を満たすことが更に好ましい。
式(101) 450nm/4−15nm<Re(450)<450nm/4+15nm式(102) 550nm/4−15nm<Re(550)<550nm/4+15nm式(103) 630nm/4−15nm<Re(630)<630nm/4+15nm
前述のλ/4層22は、下記式(201)〜(203)を満たすことが特に好ましい。
式(201) 450nm/4−5nm<Re(450)<450nm/4+5nm
式(202) 550nm/4−5nm<Re(550)<550nm/4+5nm
式(203) 630nm/4−5nm<Re(630)<630nm/4+5nm
式(401) Re(450)<Re(550)<Re(630)
式(402) Re(450)<Re(550)<Re(630)
式(403) Re(450)<Re(550)<Re(630)
光学シート1において、反射偏光子23は、コレステリック液晶相が固定されてなる2層の光反射層23Aと23Bとからなる構成を有している。本実施形態ではかかる構成について説明をするが、反射偏光子23は、少なくとも1層の光反射層を含んでいればよく、2層〜4層の光反射層を含むことがより好ましく、2層または3層の光反射層含むことがより好ましい。また、反射偏光子23を構成する光反射層は、反射中心波長が互いに異なる光反射層を2層以上含むことが好ましく、反射中心波長が互いに異なる光反射層を2層または3層含むことがより好ましい。本実施形態において、第1の光反射層23Aの液晶化合物と第2の光反射層23Bの、液晶化合物の形状は異なることが好ましい。
ここで、青色光とは380〜499nmの波長の光であり、緑色光とは500〜599nmの波長の光であり、赤色光とは600〜780nmの光である。また、赤外光とは、780nm超850nm以下の光である。
図示される、円盤状液晶化合物が固定されてなるコレステリック液晶層からなる光反射層23Aと、棒状液晶化合物が固定されてなるコレステリック液晶層からなる光反射層23Bを備えた構成とする場合は、λ/4層の表面に、円盤状液晶化合物からなる液晶化合物を含む重合性液晶組成物を直接塗布して塗布膜を形成し、塗布膜を硬化させて第1の光反射層23Aを形成する工程と、第1の光反射層23Aの表面に、棒状液晶化合物からなる液晶化合物を含む重合性液晶組成物を直接塗布して塗布膜を形成し、塗布膜を硬化させて第2の光反射層23Bを形成する工程を実施することにより、反射偏光子23を形成することができる。
上記したλ/4層22および反射偏光子23の形成に好適な重合性液晶組成物について説明する。λ/4層22および反射偏光子23の形成に好適な重合性液晶組成物には、重合性液晶化合物、配向制御剤、重合開始剤、配向助剤などのその他の成分を含有していてもよい。反射偏光子23の重合性液晶組成物には、キラル剤を含むことが好ましい。
λ/4層22および反射偏光子23の形成に好適な重合性液晶組成物に含まれる液晶化合物としては、棒状液晶化合物および円盤状液晶化合物が好ましく挙げられる。
下記表1に、後記実施例において用いている、液晶層110として好適な棒状液晶化合物を例示する。
反射偏光子23を形成する重合性液晶組成物には、コレステリック液晶相を形成するためにキラル剤を含むことが好ましい。キラル剤は、公知の種々のキラル剤(例えば、液晶デバイスハンドブック、第3章4−3項、TN、STN用カイラル剤、199頁、日本学術振興会第一42委員会編、1989に記載)から選択することができる。キラル剤は、一般に不斉炭素原子を含むが、不斉炭素原子を含まない軸性不斉化合物あるいは面性不斉化合物もキラル剤として用いることができる。軸性不斉化合物または面性不斉化合物の例には、ビナフチル、ヘリセン、パラシクロファンおよびこれらの誘導体が含まれる。
また、キラル剤は、液晶化合物であってもよい。
重合性液晶組成物には、配向制御剤を含んでいてもよい。配向制御剤の例には、特開2005−99248号公報の[0092]及び[0093]中に例示されている化合物、特開2002−129162号公報の[0076]〜[0078]及び[0082]〜[0085]中に例示されている化合物、特開2005−99248号公報の[0094]及び[0095]中に例示されている化合物、特開2005−99248号公報の[0096]中に例示されている化合物が含まれる。
フッ素系配向制御剤として、下記一般式(I)で表される化合物も好ましい。
上記棒状液晶化合物または円盤状液晶化合物が重合性液晶化合物である場合など、重合性化合物を重合させて塗膜を硬化させる場合は、液晶層作製用組成物に重合開始剤を含んでいることが好ましい。
重合開始剤としては、α−カルボニル化合物(米国特許第2367661号、同2367670号の各明細書記載)、アシロインエーテル(米国特許第2448828号明細書記載)、α−炭化水素置換芳香族アシロイン化合物(米国特許第2722512号明細書記載)、多核キノン化合物(米国特許第3046127号、同2951758号の各明細書記載)、トリアリールイミダゾールダイマーとp−アミノフェニルケトンとの組み合わせ(米国特許第3549367号明細書記載)、アクリジン及びフェナジン化合物(特開昭60−105667号公報、米国特許第4239850号明細書記載)及びオキサジアゾール化合物(米国特許第4212970号明細書記載)、アシルフォスフィンオキシド化合物(特公昭63−40799号公報、特公平5−29234号公報、特開平10−95788号公報、特開平10−29997号公報記載)等が挙げられる。
重合開始剤として好適に用いられるオキシム誘導体等のオキシム化合物としては、例えば、3−ベンゾイロキシイミノブタン−2−オン、3−アセトキシイミノブタン−2−オン、3−プロピオニルオキシイミノブタン−2−オン、2−アセトキシイミノペンタン−3−オン、2−アセトキシイミノ−1−フェニルプロパン−1−オン、2−ベンゾイロキシイミノ−1−フェニルプロパン−1−オン、3−(4−トルエンスルホニルオキシ)イミノブタン−2−オン、及び2−エトキシカルボニルオキシイミノ−1−フェニルプロパン−1−オンなどが挙げられる。
またアセトフェノン系開始剤としては、市販品であるIRGACURE−907、IRGACURE−369、及び、IRGACURE−379(商品名:いずれもBASFジャパン社製)を用いることができる。またアシルホスフィン系開始剤としては市販品であるIRGACURE−819やDAROCUR−TPO(商品名:いずれもBASFジャパン社製)を用いることができる。
液晶層作製用組成物は溶剤を含んでいることが好ましい。溶剤は低表面張力溶剤でも、標準表面張力溶剤でもよい。なかでも、液晶層を形成するための組成物には、低表面張力溶剤を含有することが好ましい。
また、低表面張力溶剤の表面張力と標準表面張力溶剤の表面張力との差は、2mN/m以上であることが好ましく、3mN/m以上であることがより好ましく、4〜20mN/m以上であることが更に好ましく、5〜15mN/mであることが特に好ましい。
液晶層形成の際の乾燥工程では、液晶層作製用組成物の溶剤は、溶剤全量に対して、95質量%以上除去されることが好ましく、98質量%以上除去されることがより好ましく、99質量%以上除去されることが更に好ましく、実質的に100質量%除去されることが特に好ましい。
既に述べたように、本実施形態の光学シート1において、配向層21、λ/4層22、光配向層23A,23Bは塗布法により形成することができる。
各層の形成は、各層の構成材料を含む塗布液を用意し,その塗布液を各層の形成面に塗布して塗布膜を形成した後に硬化させることにより行うことができる。
重合性液晶組成物の塗布後であって、硬化のための重合反応前に、塗布膜は、公知の方法で乾燥してもよい。例えば放置によって乾燥してもよく、加熱によって乾燥してもよい。
重合性液晶組成物の塗布および乾燥の工程で、重合性液晶組成物中の液晶化合物分子が配向していればよい。
がある。また、コレステリック液晶相への転移温度での加熱を行ってもよい。例えば、一旦等方性相の温度まで加熱し、その後、コレステリック液晶相転移温度まで冷却する等によって、安定的にコレステリック液晶相の状態にすることができる。前述の重合性液晶組成物の液晶相転移温度は、製造適性等の面から10〜250℃の範囲内であることが好ましく、10〜150℃の範囲内であることがより好ましい。10℃未満であると液晶相を呈する温度範囲にまで温度を下げるために冷却工程等が必要となることがある。また200℃を超えると、一旦液晶相を呈する温度範囲よりもさらに高温の等方性液体状態にするために高温を要し、熱エネルギーの浪費、基板の変形、変質等からも不利になる。
るため、加熱条件下で光照射を実施してもよい。
また、雰囲気の酸素濃度は重合度に関与するため、空気中で所望の重合度に達せず、膜強度が不十分の場合には、窒素置換等の方法により、雰囲気中の酸素濃度を低下させることが好ましい。好ましい酸素濃度としては、10%以下が好ましく、7%以下がさらに好ましく、3%以下が最も好ましい。紫外線照射によって進行される硬化反応(例えば重合反応)の反応率は、層の機械的強度の保持等や未反応物が層から流出するのを抑える等の観点から、70%以上であることが好ましく、80%以上であることがより好ましく、90%以上であることがよりさらに好ましい。反応率を向上させるためには照射する紫外線の照射量を増大する方法や窒素雰囲気下あるいは加熱条件下での重合が効果的である。また、一旦重合させた後に、重合温度よりも高温状態で保持して熱重合反応によって反応をさらに推し進める方法や、再度紫外線を照射する方法を用いることもできる。反応率の測定は反応性基(例えば重合性基)の赤外振動スペクトルの吸収強度を、反応進行の前後で比較することによって行うことができる。
コレステリック液晶相が固定されてなる光反射層の製造方法としては、他に、例えば、特開平1−133003号公報、特許3416302号、特許3363565号、特開平8−271731号公報に記載の方法を参照してもよい。
着剤などが挙げられる。
光学シート1は、偏光子の表面10sと反対側の表面に偏光板保護フィルム(図示せず)を有していてもよい。
偏光板保護フィルムとしては、透明性、機械的強度、熱安定性、水分遮断性、等方性等に優れる熱可塑性樹脂が用いられる。この様な熱可塑性樹脂の具体例としては、トリアセチルセルロース等のセルロース樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリオレフィン樹脂、(メタ)アクリル樹脂、環状ポリオレフィン樹脂(ノルボルネン系樹脂)、ポリアリレート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、及びこれらの混合物が挙げられる。
メチル−(メタ)アクリル酸共重合、メタクリル酸メチル−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、メタクリル酸メチル−アクリル酸エステル−(メタ)アクリル酸共重合体、(メタ)アクリル酸メチル−スチレン共重合体(MS樹脂等)、脂環族炭化水素基を有する重合体(例えば、メタクリル酸メチル−メタクリル酸シクロヘキシル共重合体、メタクリル酸メチル−(メタ)アクリル酸ノルボルニル共重合体等)が挙げられる。好ましくは、ポリ(メタ)アクリル酸メチル等のポリ(メタ)アクリル酸C1−6アルキルが挙げられる。より好ましくはメタクリル酸メチルを主成分(50〜100質量%、好ましくは70〜100質量%)とするメタクリル酸メチル系樹脂が挙げられる。
輝度向上フィルムを備えた液晶表示装置の構成については、特願2013−174971(本出願時未公開)に詳細が記載されている。上記したように、光学シート1は、薄型であり、且つ、高温環境下、または、高温高湿環境下においてベンディングの少ないものであるので、液晶表示装置のバックライト側偏光板として好適である。
以下、本発明の一実施形態である液晶表示装置について説明する。図3は、本発明にかかる一実施形態である液晶表示装置100の構成を示す概略図である。図4は、液晶表示装置100における液晶セル30への入射光照射部の構成を示す概略図である。
図3に示されるように、液晶表示装置100は、上側偏光板60と、上記本発明の光学シート1からなる下側偏光板50と、これらに挟持されてなる液晶セル30と、下側偏光板50の液晶セルとは反対の面側にバックライトユニット40とを有しており、液晶セル30は、液晶32とその上下に配置されてなる液晶セル上電極基板31と液晶セル下電極基板32とを有している。
導光板43としては、公知のものを何ら制限なく使用することができる。
上記の方法で作製したλ/4板の表面に、下記の方法で液晶化合物として円盤状液晶化合物を用いたコレステリック液晶相を固定してなる光反射層として、第一の光反射層を形成した。
下記の組成の円盤状液晶化合物を含む塗布液B1を上記作製した配向膜の表面に塗布した。続いて、溶媒を70℃、2分間乾燥し、溶媒を気化させた後に115℃で3分間加熱熟成を行って、均一な配向状態を得た。
水銀灯を用いて紫外線照射して、光反射層を形成した。
このとき、UV照射量は300mJ/cm2とした。
上記の方法で作製したλ/4板の表面に、連続的に塗布した。フィルムの搬送速度(V)は20m/minとした。塗布液の溶媒の乾燥及び棒状液晶化合物の配向熟成のために、85℃の温風で120秒間加熱した。続いて、80℃にてUV照射を行い、液晶化合物の配向を固定化し光反射層を形成した。
このとき、UV照射量は300mJ/cm2とした。
下記の組成の棒状液晶化合物を含む塗布液B4を塗布した。フィルムの搬送速度(V)は20m/minとした。
塗布液の溶媒の乾燥及び棒状液晶化合物の配向熟成のために、110℃の温風で120秒間加熱した。
続いて、100℃にて照射量20mJ/cm2でUV照射した。
更にその後、配向再熟成として、80℃の温風で120秒加熱した。
続いて、70℃にて照射量350mJ/cm2でUV照射し、光反射層を形成した。
実施例の表中「転写」との記載の例は、以下のように作製した。
仮支持体として富士フイルム製PET(厚さ75μm)を準備し、連続的にラビング処理を施した。ラビング処理の方向は、フィルム長手方向と平行とした。上記仮支持体上に上記いずれかの液晶化合物を塗布し、λ/4板および反射偏光子を作製した。総研化学社製SK2057を使用して貼合し、仮支持体は貼合後剥離した。
<評価>
(1)正面輝度
測定機(EZ−Contrast160D、ELDIM社製)を用いて、白表示時の正面輝度を測定した。その結果をもとに、以下の基準で評価した。輝度向上フィルムを設けない構成を正面輝度100%として評価した。
5:130%以上であり、良好である。
4:120%以上〜130%未満であり、比較的良好である。
3:110%以上〜120%未満であり、比較的悪い。
2:110%未満であり、悪い。
液晶表示装置の斜め色味変化Δu’v’を以下の方法で評価した。色味座標u’、v’の値を正面(極角0度)と極角60度方向で差分をとった色味色差Δu’v’を方位角0〜360度方向で15度刻みに測定し、その平均値を斜め色味変化Δu’v’の評価指標とした。色味座標u’v’の測定には測定機(EZ−Contrast160D、ELDIM社製)を用いた。その結果をもとに、以下の基準で評価した。
4:比較例2の液晶表示装置の斜め色味変化を100%としたときに、色味変化が70%未満。
3:比較例2の液晶表示装置の斜め色味変化を100%としたときに、色味変化が70%以上。
液晶表示装置の湿度変化時のパネル反りを以下の方法で評価した。
液晶表示装置を60℃、相対湿度90%で48時間経過させた後、25℃、相対湿度60%の環境下で液晶表示装置を分解し、液晶セルを平面に静置し、4角それぞれの平面からの高さを反り量として測定し、そのうち最も大きな値をベンディングとして測定した。
5:ベンディング量が7mm未満で反りが小さい
4:ベンディング量が7mm以上、8mm未満で反りが比較的小さい
3:ベンディング量が8mm以上、9mm未満で反りが比較的大きい
2:ベンディング量が9mm以上で反りが大きい
次に、各光学シートの偏光子側表面をガラス基材に粘着剤で貼合した。
このサンプルに対して、反射偏光子側から以下の荷重を掛けた後の変形量を非接触表面・層断面形状計測システム VertScan(菱化システム社製)で測定した。
荷重は、プッシュプルゲージの先端を5mmφの球形状に加工し、0.5kgの荷重を10秒間与えた。
4: 変形量が3μm以下であり、略視認されない
3: 変形量が3μm以上であり、視認される
10 偏光子
10s 偏光子の表面
20 輝度向上フィルム
21 配向層
21s 配向層の表面
22 円盤状液晶化合物が垂直配向したλ/4板
23 反射偏光子
23A,23B 光反射層
30 液晶セル
40 バックライトユニット
100 液晶表示装置
Claims (11)
- 偏光子と、
該偏光子の表面に隣接してなる配向層と、
該配向層の前記偏光子と反対側の表面に隣接してなるλ/4層と、
該λ/4層の前記配向層と反対側の表面に備えられてなる反射偏光子と含み、
該反射偏光子が、コレステリック液晶相が固定されてなる少なくとも1層の光反射層を含み、
前記λ/4層及び前記光反射層が、液晶化合物を含む重合性液晶組成物の硬化層である光学シート。 - 前記反射偏光子が、少なくとも2層の前記光反射層を備えてなる請求項1記載の光学シート。
- 前記反射偏光子が、円盤状液晶化合物が固定されてなるコレステリック液晶層からなる前記光反射層と、棒状液晶化合物が固定されてなるコレステリック液晶層からなる前記光反射層とを含む請求項1または2に記載の光学シート。
- 前記λ/4層が、円盤状液晶化合物が固定されてなる層である請求項1〜3いずれか1項に記載の光学シート。
- 前記偏光子が、ポリビニルアルコール及び/またはエチレン−ビニルアルコール共重合体を含む請求項1〜4いずれか1項に記載の光学シート。
- 請求項1〜5いずれか1項に記載の光学シートと液晶セルとを少なくとも含む液晶表示装置。
- 偏光子を用意し、
該偏光子の表面に隣接して配向層を形成する配向層形成工程と、
前記配向層の前記偏光子と反対側の表面に、液晶化合物を含む重合性液晶組成物を直接塗布して塗布膜を形成し、該塗布膜を硬化させて液晶化合物が固定されてなるλ/4層を形成するλ/4層形成工程と、
前記λ/4層の前記配向層と反対側の表面にコレステリック液晶相が固定されてなる少なくとも1層の光反射層を含む反射偏光子を形成する反射偏光子形成工程とを有する光学シートの製造方法。 - 前記反射偏光子形成工程は、前記λ/4層の前記表面に、液晶化合物を含む重合性液晶組成物を直接塗布して塗布膜を形成し、該塗布膜を硬化させて前記光反射層を形成する工程である請求項7に記載の光学シートの製造方法。
- 前記反射偏光子形成工程は、
前記λ/4層の前記表面に、円盤状液晶化合物または棒状液晶化合物からなる前記液晶化合物を含む重合性液晶組成物を直接塗布して塗布膜を形成し、該塗布膜を硬化させて第1の光反射層を形成する工程と、
該第1の光反射層の表面に、円盤状液晶化合物または棒状液晶化合物からなる前記液晶化合物を含む重合性液晶組成物を直接塗布して塗布膜を形成し、該塗布膜を硬化させて第2の光反射層を形成する工程とを有してなり、
前記第1の光反射層の前記液晶化合物と前記第2の光反射層の、前記液晶化合物の形状が異なる請求項7または8に記載の光学シートの製造方法。 - 前記λ/4層形成工程において、前記液晶化合物が円盤状液晶化合物である請求項7〜9いずれか1項に記載の光学シートの製造方法。
- 前記偏光子が、ポリビニルアルコール及び/またはエチレン−ビニルアルコール共重合体を含む請求項7〜10いずれか1項に記載の光学シートの製造方法。
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