JP2014171923A - 塩素バイパスダスト水洗排水の処理方法及び処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な操作で、低コストで塩素バイパスダスト水洗排水を処理する。
【解決手段】セメントキルンの窯尻から最下段サイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より抽気した燃焼ガスに含まれるダストの水洗時に発生する排水から、薬液処理によって重金属類を除去する排水処理方法において、排水に曝気処理を行い、重金属類を固形分側に回収する塩素バイパスダスト水洗排水の処理方法。排水に曝気処理を行うことで、排水中に固形分が生成され、セレン等の重金属類は固形分側に移行する。曝気処理に空気、CO2ガス、SO2ガス及びセメントキルンの排ガスから選択される少なくとも一つ以上を用いることができ、曝気処理を薬液処理の前に行うことができる。
【選択図】図1
【解決手段】セメントキルンの窯尻から最下段サイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より抽気した燃焼ガスに含まれるダストの水洗時に発生する排水から、薬液処理によって重金属類を除去する排水処理方法において、排水に曝気処理を行い、重金属類を固形分側に回収する塩素バイパスダスト水洗排水の処理方法。排水に曝気処理を行うことで、排水中に固形分が生成され、セレン等の重金属類は固形分側に移行する。曝気処理に空気、CO2ガス、SO2ガス及びセメントキルンの排ガスから選択される少なくとも一つ以上を用いることができ、曝気処理を薬液処理の前に行うことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、セメントキルンの窯尻から最下段サイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より抽気した燃焼ガスに含まれるダストの水洗時に発生する排水から重金属類を除去して浄化処理する方法及び装置に関する。
従来、セメント製造設備におけるプレヒータの閉塞等の問題を引き起こす原因となる塩素を除去するため、ダストを分級機によって粗粉と微粉とに分離し、粗粉をセメントキルン系に戻すと共に、分離された塩化カリウム等を含む微粉(塩素バイパスダスト)を回収していた。
しかし、セメント製造設備における廃棄物の処理量の増加に従い、セメントキルンに持ち込まれる重金属類の量も増加しており、これらの重金属類は、塩素バイパスダストを水洗処理した際にろ液中に溶出するため、水洗時に発生する排水から重金属類を除去することも必要であった。
そこで、例えば、特許文献1には、セメント製造工程で発生する塩素バイパスダストの水洗時に発生する排水から薬液により重金属類を除去して浄化処理する方法が提案されている。
上記特許文献に記載の処理方法は、セレン、鉛、カドミウム等といった重金属類を排水基準値以下に処理することができるが、薬液処理に要するコストが高く、特にセレン処理に要するコストが薬剤費の8割を占めるため、セレンを含む重金属類の処理コストの低減が課題となっていた。また、上記特許文献に記載の方法以外にもセレン処理の方法が種々検討されているが、複雑な操作性や運転コストが高いことが問題となっていた。
そこで、本発明は、簡易な操作で、低コストで塩素バイパスダスト水洗排水を処理する方法及び装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、セメントキルンの窯尻から最下段サイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より抽気した燃焼ガスに含まれるダストの水洗時に発生する排水から、薬液処理によって重金属類を除去する排水処理方法において、前記排水に曝気処理を行い、前記重金属類を固形分側に回収することを特徴とする。
本発明によれば、排水に曝気処理を行うことで排水中に固形分が生成され、セレン等の重金属類は固形分側に移行するため、簡易な操作で、低コストで塩素バイパスダスト水洗排水を処理することができる。
上記排水処理方法において、前記曝気処理に空気、CO2ガス、SO2ガス及びセメントキルンの排ガスから選択される少なくとも一つ以上を用いることができ、前記曝気処理を前記薬液処理の前に行うことができる。
また、本発明は、セメントキルンの窯尻から最下段サイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より抽気した燃焼ガスに含まれるダストの水洗時に発生する排水から、薬液処理によって重金属類を除去する排水処理装置であって、前記排水に曝気処理を行う曝気装置を備え、該曝気装置で曝気処理を行うことにより、前記重金属類を固形分側に回収することを特徴とする。本発明によれば、排水に曝気処理を行うことで、排水中に固形分が生成され、セレン等の重金属類は固形分側に移行するため、簡易な操作で、低コストで塩素バイパスダスト水洗排水を処理することができる。
以上のように、本発明によれば、簡易な操作で、低コストで塩素バイパスダスト水洗排水を処理することができる。
次に、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明にかかる塩素バイパスダスト水洗排水の処理装置の一実施の形態を示し、この処理装置1は、塩素バイパスダストDに水Wを添加してスラリーS1を生成する溶解槽2と、溶解槽2から供給されたスラリーS1を撹拌しながら熟成させる熟成槽3と、熟成槽3から供給されたスラリーS2を水洗しながら固液分離するベルトフィルター4と、ベルトフィルター4で分離されたろ液L1を受け入れ、曝気装置11からの空気Aによって曝気する母ろ液槽5と、母ろ液槽5からのろ液L2を貯留する母ろ液ピット6と、母ろ液ピット6からのろ液L3を薬液処理するための薬液反応槽7〜9と、薬液反応槽9からのろ液L6を固液分離するフィルタープレス10とから構成される。
溶解槽2は、セメントキルンの窯尻から最下段サイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より抽気した燃焼ガスに含まれるダスト、特に抽気した燃焼ガスに含まれるダストのうちの微粉ダスト(以下「塩素バイパスダスト」という。)Dに水Wを添加してスラリーS1を生成するために備えられ、溶解槽2において、塩素バイパスダストDに含まれる水溶性の塩素分を水中に溶解させる。
ベルトフィルター4は、熟成槽3から供給されたスラリーS2を水洗しながら、ろ液L1と1次ケーキC1とに固液分離を行うために備えられ、水中に溶解した塩素分をろ液L1側に分離することができる。
母ろ液槽5は、ベルトフィルター4から供給されたろ液L1を撹拌しながら空気Aを用いて曝気処理を行うために設けられる。曝気を行うための曝気装置11は、例えばブロアー等を備え、スラリーS1に空気Aを吹き込む。
薬液反応槽7は、母ろ液ピット6から供給されたろ液L3に水硫化ソーダ(NaSH)等の硫化剤を添加し、ろ液L3中の鉛及びタリウムを硫化して硫化鉛及び硫化タリウムを生成するために備えられる。
薬液反応槽8は、水硫化ソーダが添加されたろ液L4に塩酸を添加してpHを4以下とするために備えられる。
薬液反応槽9は、pHが4以下に調整されたろ液L5に、アルカリ剤としてCa(OH)2等を添加し、pHを7.5以上11以下とすることで、セレンの還元に最適なpHとし、凝集剤及びセレン還元剤として機能する第一鉄化合物等を添加し、硫化鉛及び硫化タリウムを凝集させると共に、ろ液L4中のセレンを還元するために備えられる。
フィルタープレス10は、薬液反応槽9からのろ液L6をろ液L7と2次ケーキC2とに固液分離し、ろ液L6から硫化タリウム、硫化鉛及びセレンを分離するために設けられる。
次に、本発明にかかる処理装置1を用いた処理方法について、図1を参照しながら説明する。
溶解槽2において、塩素バイパスダストDを水Wと混合してスラリーS1を生成し、塩素バイパスダストDに含まれる水溶性の塩素分を水中に溶解させる。溶解槽2からスラリーS1を熟成槽3に供給し、熟成槽3において熟成させる。
次に、熟成槽3から供給されるスラリーS2をベルトフィルター4に供給し、スラリーS2を水洗しながらろ液L1と1次ケーキC1とに固液分離する。ベルトフィルター4で分離された1次ケーキC1は、セメント原料等としてセメントキルン等に投入される。
一方、塩素分を含むろ液L1は、母ろ液槽5に受け入れた後、撹拌しながら曝気装置11からの空気Aを用いて曝気処理を行う。この曝気処理によりろ液L1中に固形分が生成され、セレン等の重金属類は固形分側に移行する。
母ろ液槽5からのろ液L2を一旦母ろ液ピット6に貯留し、母ろ液ピット6からのろ液L3を薬液反応槽7に供給し、ろ液L3に硫化剤を添加する。これによって、ろ液L3中の鉛及びタリウムを硫化して硫化鉛及び硫化タリウムを生成する。硫化剤として、水硫化ソーダ(NaSH)の他に硫化ソーダ(Na2S)等を用いることができる。
次に、薬液反応槽8において、ろ液L4に塩酸を添加し、ろ液L4のpHを4以下に調整して溶解している炭酸根をガスとして排出させる。
さらに、薬液反応槽9において、薬液反応槽8でpHを4以下にしたろ液L5にアルカリ剤を添加し、pHをセレンの還元に最適である7.5以上11以下に調整し、pH調整されたろ液L5に凝集剤及びセレン還元剤として機能する第一鉄化合物等を添加する。これによって、硫化鉛及び硫化タリウムを凝集させると共に、ろ液L4中の6価又は4価のセレンを0価のセレンに還元する。第一鉄化合物として、塩化第一鉄(FeCl2)又は硫酸第一鉄(FeSO4)を用いることができる。
次に、フィルタープレス10によって、薬液反応槽9からのろ液L6を固液分離し、ろ液L7と2次ケーキC2に分離する。この2次ケーキC2に硫化鉛、硫化タリウム及びセレンが回収され、2次ケーキC2は、セメント原料等として再利用することができ、ろ液L7は排水処理後に放流される。
尚、上記実施の形態においては、母ろ液槽5において空気Aを用いてろ液L1を曝気処理したが、母ろ液槽5以外にも、母ろ液ピット6等、ベルトフィルター4の下流側の装置でろ液L2等に曝気処理を行うこともできる。また、曝気処理に用いるガスは空気に限らず、CO2ガス、SO2ガス、セメントキルンの排ガスを用いることができ、これらを単独で又は2つ以上を同時に用いてもよい。CO2ガスを用いることで処理時間を短縮することができ、セメントキルンの排ガスを用いることで、排ガスの有効利用を図ることができると共に、空気を用いる場合に比較して処理時間を短縮することができる。
1 塩素バイパスダスト水洗排水の処理装置
2 溶解槽
3 熟成槽
4 ベルトフィルター
5 母ろ液槽
6 母ろ液ピット
7〜9 薬液反応槽
10 フィルタープレス
11 曝気装置
2 溶解槽
3 熟成槽
4 ベルトフィルター
5 母ろ液槽
6 母ろ液ピット
7〜9 薬液反応槽
10 フィルタープレス
11 曝気装置
Claims (4)
- セメントキルンの窯尻から最下段サイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より抽気した燃焼ガスに含まれるダストの水洗時に発生する排水から、薬液処理によって重金属類を除去する排水処理方法において、
前記排水に曝気処理を行い、前記重金属類を固形分側に回収することを特徴とする塩素バイパスダスト水洗排水の処理方法。 - 前記曝気処理に空気、CO2ガス、SO2ガス及びセメントキルンの排ガスから選択される少なくとも一つ以上を用いることを特徴とする請求項1に記載の塩素バイパスダスト水洗排水の処理方法。
- 前記曝気処理を、前記薬液処理の前に行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の塩素バイパスダスト水洗排水の処理方法。
- セメントキルンの窯尻から最下段サイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より抽気した燃焼ガスに含まれるダストの水洗時に発生する排水から、薬液処理によって重金属類を除去する排水処理装置であって、
前記排水に曝気処理を行う曝気装置を備え、
該曝気装置で曝気処理を行うことにより、前記重金属類を固形分側に回収することを特徴とする塩素バイパスダスト水洗排水の処理装置。
Priority Applications (1)
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2013
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Patent Citations (2)
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