JP2014116104A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
少なくとも1つの発光素子と、発光素子の出射光が裏側から入射し導光することにより表側を面発光させる導光板とを備える照明装置であって、導光板には、裏側方向に押し出され、導光板の表側に窪みを形成している押出部分があり、窪みと対向する裏側の一部分は、発光素子から出射された光が入射する入射面になっており、窪みの内の少なくとも一部分に、光拡散部材が配置されている。
【選択図】図5
Description
導光板を用いた面発光する照明装置の別の例として、図14に示すような直下型方式の照明装置900がある。照明装置900では、複数の発光素子932がそれぞれの発光素子932の主出射方向を導光板940に向けた状態で環状に配列されている。導光板940の発光素子932に対向する位置が発光素子932に向けて押し出された押出部分941となっている。当該押出部分941の押し出し方向側(以下、この方向を裏側といい、裏側の反対側を表側という。)には、入射面944が形成されている。発光素子932から出射した光は、入射面944から押出部分941内に入射して、押出部分941の表側の面945で反射され、導光板940における内側部942および外側部943内に導かれる。そして、内側部942および外側部943の表側の面942a,943aから出射される。
≪実施の形態1≫
[照明装置の構成]
図1は、実施の形態1にかかる照明装置の斜視図である。本図に示すように照明装置1は、略円盤状の外観形状を有する。図2は、実施の形態1にかかる照明装置の天井板への取り着けの態様を説明する図である。本図に示すように、
照明装置1は、天井に取り着けられダウンライトとして使用される。
図3は、照明装置1の分解斜視図である。本図に示すように、照明装置1は、筐体10、カバー20、発光モジュール30、導光板40、および光拡散部材50を備える。これらが照明装置1の基本構成となる。
筐体10は、例えば、アルミダイキャスト製であって、本体部12と、当該本体部12の天井面側の中央部に設けられた冠状部11とを有する。冠状部11は、円形状の天板部分13と、天板部分13の外周縁から表側方向へ延設された円筒状の側壁部分14とを有する。また、本体部12は、円環状の面板16と、当該面板16の外周縁から表側方向へ延設された円環状のリブ17とを有する。
カバー20は、導光板40を覆うドーム状の本体部21と、当該本体部21の周縁部から裏側方向へ延設された側壁部22とを有し、当該側壁部22が筐体10のリブ17に固定されている。
カバー20の材料としては、例えば、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ガラス等の透光性材料等が好適である。
発光モジュール30は、円環状の基板31と、当該基板31の一方の主面である素子搭載面31aに搭載された複数の発光素子32とを有する。各発光素子32は、それぞれの主出射方向を導光板40に向けた状態で、基板31の素子搭載面31aに円環状に配列されている。
発光素子32は、例えば、LEDであって、基板31の素子搭載面31aにCOB(Chip on Board)技術を用いてフェイスアップ実装されている。
導光板40は円板状であって、その一部分が裏側方向に押し出され、円環状の押出部分41を形成している。押出部分41の環内側には、円板状である環内側部分42が形成され、押出部分41の環外側には、円環状である環外側部43が形成されている。導光板40の材料としては、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、ガラス等の導光性の良い材料が好適する。
導光板40は主に金型を用いて製作されるが、その製作工程上、最下端部45aの内面および外面の断面形状は完全なV字状にならず、裏側方向に膨らんだR形状となっている。最下端部45aは、入射面44aの直上に位置している。また、最下端部45aの左右両側の面45b,45cは、環内側部42および環外側部43に向けて効率良く光を反射させるために、それぞれ表側に膨らんだ略円弧形となっている。
押出部分41の表側の面45には、略半球状の凹部41cが設けられている。光散乱処理が施されているため、入射面44aから入射した光は全反射されるのではなく、その一部が凹部41cで散乱されて、押出部分41の外部へと出射される。
光拡散部材50は、例えば、架橋ポリスチレン、架橋ポリアクリル酸エステル等の光拡散剤を樹脂に添加してその表面で屈折を可能とした部材により構成され、最下端部45aから出射された光を拡散する役割を有する。
図3、図4および図5に示すように、光拡散部材50は円環状であって、押出部分41の表側に形成された円環状の窪み46内の最下端部45aの全周を覆うように配置されている。光拡散部材50の断面形状は、窪み46の形状に合うように、頂点部分がR形状の略三角形である。
仮に、照明装置1に光拡散部材50が配置されていない場合、発光素子32の直上に位置する最下端部45aに入射した光は、図6に示すL1のように、導光板40から出射される。断面形状がR形状の最下端部45aに、発光素子32から出射された光が直接入射した場合、その入射角は略0度となるため、反射せずに最下端部45aを通過してしまう。このため、発光素子32の直上に位置する最下端部45aは、他の導光板40の表側の面よりも明るくなってしまい、輝度むらが生じる。
なお、L2は、押出部分41の表側の面45cで反射され、環外側部43内に導かれ、凹部43cに入射して散乱光となり、環外側部43の表側の面43aから出射された光である。L3は、押出部分41の表側の面45cで反射され、環外側部43内に導かれた光である。L4は、押出部分41の表側の面45bに設けられた凹部41cに入射して散乱光となり、押出部分41の表側の面45bから出射された光である。これらのL2〜L4の光は、光拡散部材50の影響を受けず、導光板40から出射される。
本実施形態にかかる照明装置は、実施の形態1にかかる照明装置とは、反射部材を備える点、および光拡散部材の形状や配置位置が異なる。以下では、実施の形態1にかかる照明装置1と異なる構成を説明し、共通する構成については実施の形態1と同じ符号を使って説明を省略する。
反射部材160は、円形状の内側反射部材161と、内側反射部材161の外周を囲むように配置される円環状の外側反射部材162とで構成されている。内側反射部材161および外側反射部材162は、高反射ポリカーボネート樹脂等の反射率の高い材料からなり、発光素子32から出射された光を反射して導光板40に入射させる役割を有する。
外側反射部材42の表側の面42aは、導光板50の環外側部53の裏側の面と面接触しており、環外側部53から裏側に漏れる光を反射させて環内側部53に戻す役割を果たす。
[光拡散部材を配置したことによる効果について]
仮に、照明装置100に光拡散部材150が配置されていない場合、発光素子32から出射された光は、図11に示すL6〜L8のように、導光板40から出射される。
L1といった最下端部45aに入射した光に加えて、L6〜L8といった反射部材160および素子搭載面31aで反射され入射した光が必要以上に出射される。このため、最下端部45aだけでなく、押出部分41の表側の面45b,45cも、他の導光板40の表側の面よりも明るくなってしまう。
なお、上記の実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は上記の実施の形態に限定されないことはもちろんである。以下のような場合も本発明に含まれる。
(a)上記の実施の形態において、導光板が円形状である場合を示したが、本発明は必ずしもこの場合に限定されない。導光板は、例えば、四角形状、六角形状、八角形状等のような多角形の板状であってもよい。また、環状部、環内側部、環外側部の各形状も、導光板の形状に応じて任意である。
(c)上記の実施の形態において、光拡散部材を、発光素子の円環状の素子列に沿って、押出部分の表側に形成された円環状の窪みの全周を覆うように配置する場合を示したが、本発明は必ずしもこの場合に限定されない。押出部分の表側の面の窪み内に光拡散部材を配置するものであればよく、光拡散部材の形状は導光板の押出部分の形状に応じて任意である。例えば、発光素子の直上に位置する部分のみに光拡散部材を配置する構成としてもよい。
(e)上記の実施の形態において、光拡散部材が、架橋ポリスチレン等の光拡散剤を樹脂に加えたもので構成される場合を説明したが、本発明は必ずしもこの場合に限定されない。光拡散粒剤を導光板の表側に形成された窪み内に塗布するとしてもよい。なお、光拡散剤とは、光を拡散させたり、反射光を抑えて自然な光を作り出す効果がある球状微粒子を含むものをいう。また、種類の異なる2種類以上の光拡散剤を混合して用いてもよい。
(i)上記の実施の形態において、発光素子がLEDである場合を示したが、本発明は必ずしもこの場合に限定されない。発光素子は、例えば、LD(レーザダイオード)や、EL素子(エレクトリックルミネッセンス素子)であってもよい。また、本発明に係る発光素子は、SMD(Surface Mount Device)型のものが基板に搭載されていてもよい。
10 筐体
20 カバー
30 発光モジュール
31 基板
32 発光素子
40 導光板
41 押出部分
42 環内側部
43 環外側部
44a 入射面
45a 最下端部
46 窪み
50、150 光拡散部材
160 反射部材
Claims (7)
- 少なくとも1つの発光素子と、当該発光素子の出射光が裏側から入射し導光することにより表側を面発光させる導光板とを備える照明装置であって、
前記導光板には、裏側方向に押し出され、前記導光板の表側に窪みを形成している押出部分があり、
前記窪みと対向する裏側の一部分は、前記発光素子から出射された光が入射する入射面になっており、
前記窪みの内の少なくとも一部分に、光拡散部材が配置されている
ことを特徴とする照明装置。 - 前記導光板の厚み方向の断面において、前記窪みは、略V字状をしていると共に、略V字状の最下端部はR形状をしている
ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。 - 前記略V字状の最下端部は、前記入射面の直上に位置している
ことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。 - 前記光拡散部材は、前記窪みの全体を充填するように配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。 - 前記発光素子は、環状に複数個配置され、
前記押出部分は、前記複数の発光素子からなる環に沿って環状に形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。 - 前記発光素子から出射された光を反射して前記押出部分に入射させる反射面を有する反射部材をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。 - 前記導光板の表側全面を覆うように取り付けられ、前記導光板から出射された光を拡散する拡散カバーをさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
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