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JP2014116104A - 照明装置 - Google Patents

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JP2014116104A
JP2014116104A JP2012267385A JP2012267385A JP2014116104A JP 2014116104 A JP2014116104 A JP 2014116104A JP 2012267385 A JP2012267385 A JP 2012267385A JP 2012267385 A JP2012267385 A JP 2012267385A JP 2014116104 A JP2014116104 A JP 2014116104A
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Ichiro Tanimura
一郎 谷村
Akiko Ota
明子 太田
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Panasonic Corp
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Abstract

【課題】輝度むらが少ない照明装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
少なくとも1つの発光素子と、発光素子の出射光が裏側から入射し導光することにより表側を面発光させる導光板とを備える照明装置であって、導光板には、裏側方向に押し出され、導光板の表側に窪みを形成している押出部分があり、窪みと対向する裏側の一部分は、発光素子から出射された光が入射する入射面になっており、窪みの内の少なくとも一部分に、光拡散部材が配置されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子を光源として備える照明装置に関し、特に、導光板を用いた面発光する照明装置において輝度むらを低減させる技術に関する。
導光板を用いた面発光する照明装置の一例として、図13に示すようなエッジライト方式の照明装置800がある。照明装置800では、導光板840の外周に、複数の発光素子832が、それぞれの主出射方向を導光板840に向けた状態で環状に配置されている。発光素子832から出射された光は、導光板840の外周面である入射面844から導光板840内に入射して、導光板840の表側の面である光出射面845から均一に出射される。導光板840の外周縁には、発光素子832を覆い隠すようにして枠材870が取り付けられており、枠材870によって発光素子832の保護や照明装置800の意匠性の向上が図られている(特許文献1)。
しかしながら、導光板840の外周縁に枠材870が取り付けられていると、枠材870によって導光板840の外周縁から出射される光が遮られるため、照明装置800の表側を全面発光させることは困難である。
導光板を用いた面発光する照明装置の別の例として、図14に示すような直下型方式の照明装置900がある。照明装置900では、複数の発光素子932がそれぞれの発光素子932の主出射方向を導光板940に向けた状態で環状に配列されている。導光板940の発光素子932に対向する位置が発光素子932に向けて押し出された押出部分941となっている。当該押出部分941の押し出し方向側(以下、この方向を裏側といい、裏側の反対側を表側という。)には、入射面944が形成されている。発光素子932から出射した光は、入射面944から押出部分941内に入射して、押出部分941の表側の面945で反射され、導光板940における内側部942および外側部943内に導かれる。そして、内側部942および外側部943の表側の面942a,943aから出射される。
照明装置900のように、発光素子932が導光板940の裏側に配置されていると、導光板940の外周縁に枠材を取り付ける必要がなく、枠材によって導光板940の外周縁から出射される光が遮られないため、照明装置900の表側を全面発光させることが可能である。
特開2012−84316号公報 特開2012−104476号公報
ところで照明装置900では、押出部分941の表側の面945に入射した光のうち、入射角が小さいために押出部分941の表側の面945で反射されず、押出部分941を通過する光が存在する。特に、押出部分941の表側の面945のうち、発光素子932に向かって略V字型に落ち込んだ部分の最下端部分はR形状となっており、この部分に光が入射した場合、入射角が略0度となる。このため、略V字型に落ち込んだ部分の最下端部分では、入射光が反射されず、押出部分941を通過してしまう。押出部分941を通過する光が多い場合、押出部分941は他の導光板部分よりも明るくなってしまい、照明装置に輝度むらが生じる。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、輝度むらが少ない照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様である照明装置は、少なくとも1つの発光素子と、当該発光素子の出射光が裏側から入射し導光することにより表側を面発光させる導光板とを備える照明装置であって、前記導光板には、裏側方向に押し出され、前記導光板の表側に窪みを形成している押出部分があり、前記窪みと対向する裏側の一部分は、前記発光素子から出射された光が入射する入射面になっており、前記窪みの内の少なくとも一部分に、光拡散部材が配置されていることを特徴とする。
本発明の一態様にかかる照明装置によれば、押出部分の表側に形成された窪み内に光拡散部材が配置されている。これにより、押出部分の表側の面で反射されずに押出部分を通過した光は、光拡散部材により放射状に拡散される。光量が多い押出部分からの出射光が拡散されるので、導光板のうち押出部分に輝度が偏ることが防止され、輝度むらを抑制することができる。
実施の形態1にかかる照明装置を示す斜視図である。 実施の形態1にかかる照明装置の天井板への取り着けの態様を説明する図である。 実施の形態1にかかる照明装置を示す分解斜視図である。 実施の形態1にかかる照明装置の断面図である。 図4に示す2点鎖線で囲んだ部分の拡大断面図である。 実施の形態1にかかる照明装置において、光拡散部材が配置されていない場合の光の経路を説明するための模式図である。 実施の形態1にかかる照明装置において、光拡散部材が配置されている場合の光の経路を説明するための模式図である。 実施の形態2にかかる照明装置を示す分解斜視図である。 実施の形態2にかかる照明装置の断面図である。 図9に示す2点鎖線で囲んだ部分の拡大断面図である。 実施の形態2にかかる照明装置において、光拡散部材が配置されていない場合の光の経路を説明するための模式図である。 実施の形態2にかかる照明装置において、光拡散部材が配置されている場合の光の経路を説明するための模式図である。 従来のエッジライト方式の照明装置を示す平面図である。 従来の直下型方式の照明装置を示す断面図である。
以下、本発明の一態様にかかる照明装置について、図面を参照しながら説明する。なお、各図面における部材の縮尺は一例であり、以下の実施の形態に示す発明の趣旨を損なわない範囲で任意に変更可能である。
≪実施の形態1≫
[照明装置の構成]
図1は、実施の形態1にかかる照明装置の斜視図である。本図に示すように照明装置1は、略円盤状の外観形状を有する。図2は、実施の形態1にかかる照明装置の天井板への取り着けの態様を説明する図である。本図に示すように、
照明装置1は、天井に取り着けられダウンライトとして使用される。
この例では、天井板2に設けた埋込穴2aに、筐体10の一部を埋め込むようにして取り付けられている。また、筐体10の裏面には、照明装置1内の発光素子等から発生した熱を装置外部へ放熱するための放熱部材3が設けられている。照明装置1は、その放熱部材3の側面に取り付けられた板ばね状の掛止部材4によって、天井板2に掛止されている。
天井板2の天井裏面2bには、照明装置1を点灯させるための回路ユニット5が配置されており、照明装置1は、電源線33を介して回路ユニット5と電気的に接続されている。回路ユニット5は、外部の商用交流電源(不図示)と電気的に接続されており、商用交流電源から入力される電流が照明装置1に供給される。
図3は、照明装置1の分解斜視図である。本図に示すように、照明装置1は、筐体10、カバー20、発光モジュール30、導光板40、および光拡散部材50を備える。これらが照明装置1の基本構成となる。
(筐体)
筐体10は、例えば、アルミダイキャスト製であって、本体部12と、当該本体部12の天井面側の中央部に設けられた冠状部11とを有する。冠状部11は、円形状の天板部分13と、天板部分13の外周縁から表側方向へ延設された円筒状の側壁部分14とを有する。また、本体部12は、円環状の面板16と、当該面板16の外周縁から表側方向へ延設された円環状のリブ17とを有する。
(カバー)
カバー20は、導光板40を覆うドーム状の本体部21と、当該本体部21の周縁部から裏側方向へ延設された側壁部22とを有し、当該側壁部22が筐体10のリブ17に固定されている。
カバー20の材料としては、例えば、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ガラス等の透光性材料等が好適である。
(発光モジュール)
発光モジュール30は、円環状の基板31と、当該基板31の一方の主面である素子搭載面31aに搭載された複数の発光素子32とを有する。各発光素子32は、それぞれの主出射方向を導光板40に向けた状態で、基板31の素子搭載面31aに円環状に配列されている。
基板31は、例えば、セラミック基板や熱伝導樹脂等からなる絶縁層とアルミ板等からなる金属層との2層構造を有する。基板31には配線パターン(不図示)が形成されており、各発光素子32は前記配線パターンおよびコネクタ34を介して電源線33と電気的に接続されている。
発光素子32は、例えば、LEDであって、基板31の素子搭載面31aにCOB(Chip on Board)技術を用いてフェイスアップ実装されている。
(導光板)
導光板40は円板状であって、その一部分が裏側方向に押し出され、円環状の押出部分41を形成している。押出部分41の環内側には、円板状である環内側部分42が形成され、押出部分41の環外側には、円環状である環外側部43が形成されている。導光板40の材料としては、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、ガラス等の導光性の良い材料が好適する。
図4は、実施の形態1にかかる照明装置の断面図である。また、図5は、図4に示す2点鎖線で囲んだ部分の拡大断面図である。これらの断面図では、導光板40の表側の面の中心を通り、かつ導光板40の表側の面と直交する仮想面で切断した断面を描いている。図4および図5において、符号W41で示す範囲が押出部分41であり、符号W42で示す範囲が環内側部分42であり、符号W43で示す範囲が環外側部分53である。
図4および図5に示すように、押出部分41は、発光素子32に向かって裏側方向に押し出されており、押出部分41の表側の面45に窪み46を形成している。窪み46と対向する押出部分41の裏側の面44の一部分は、発光素子32から出射された光が入射する入射面44aになっている。発光素子32から出射された光は入射面44aから入射し、押出部分41内に導かれる。
押出部分41の表側の面45の断面形状は、中央が裏側に突出するよう折り返された略V字状をしている。図5において、符号W45aで示す部分が略V字状の最下端部45aであり、符号W45bで示す部分が最下端部45aよりも内側の面45bであり、符号W45cで示す部分が最下端部45aよりも外側の面45cである。
導光板40は主に金型を用いて製作されるが、その製作工程上、最下端部45aの内面および外面の断面形状は完全なV字状にならず、裏側方向に膨らんだR形状となっている。最下端部45aは、入射面44aの直上に位置している。また、最下端部45aの左右両側の面45b,45cは、環内側部42および環外側部43に向けて効率良く光を反射させるために、それぞれ表側に膨らんだ略円弧形となっている。
押出部分41の表側の面45が上述の断面形状を有するため、押出部分41の表側の面45により形成される窪み46の断面形状は、略V字状をしていると共に、略V字状の最下端部はR形状をしている。
押出部分41の表側の面45には、略半球状の凹部41cが設けられている。光散乱処理が施されているため、入射面44aから入射した光は全反射されるのではなく、その一部が凹部41cで散乱されて、押出部分41の外部へと出射される。
押出部分41の表側の面45で反射された光は、環内側部42および環外側部43内に導かれる。環内側部42の裏側の面42b、および環外側部43の裏側の面43bには、凹部42c,43cが設けられている。したがって、環内側部42および環外側部43内に導かれた光は、凹部42c,43cに入射て散乱光となり、導光板40の外部へと出射される。
(光拡散部材)
光拡散部材50は、例えば、架橋ポリスチレン、架橋ポリアクリル酸エステル等の光拡散剤を樹脂に添加してその表面で屈折を可能とした部材により構成され、最下端部45aから出射された光を拡散する役割を有する。
図3、図4および図5に示すように、光拡散部材50は円環状であって、押出部分41の表側に形成された円環状の窪み46内の最下端部45aの全周を覆うように配置されている。光拡散部材50の断面形状は、窪み46の形状に合うように、頂点部分がR形状の略三角形である。
[光拡散部材を配置したことによる効果について]
仮に、照明装置1に光拡散部材50が配置されていない場合、発光素子32の直上に位置する最下端部45aに入射した光は、図6に示すL1のように、導光板40から出射される。断面形状がR形状の最下端部45aに、発光素子32から出射された光が直接入射した場合、その入射角は略0度となるため、反射せずに最下端部45aを通過してしまう。このため、発光素子32の直上に位置する最下端部45aは、他の導光板40の表側の面よりも明るくなってしまい、輝度むらが生じる。
一方、光拡散部材50を窪み46内に配置した照明装置1の場合、発光素子32の直上に位置する最下端部45aに入射した光は、図7に示すL5のように光拡散部材50により拡散され、拡散光として放射状に出射される。これにより、導光板40のうち発光素子32の直上に位置する最下端部45aに輝度が偏ることが防止され、輝度むらを抑制することができる。
また、発光素子32の直上以外に位置する最下端部45aにおいても、輝度むらの問題は生じる。発光素子32の直上以外に位置する最下端部45aに、発光素子32から出射された光が直接入射した場合、入射角が小さくなるためである。このため、発光素子32から出射された光の一部は、最下端部45aで反射せず、最下端部45aを通過してしまう。
光拡散部材50は、最下端部45aの全周を覆うように配置されているので、発光素子32の直上に位置する最下端部45aだけでなく、発光素子32の直上以外に位置する最下端部45aからの出射光を拡散することができる。従って、導光板40のうち最下端部45aに輝度が偏ることが防止され、輝度むらを抑制することができる。
なお、L2は、押出部分41の表側の面45cで反射され、環外側部43内に導かれ、凹部43cに入射して散乱光となり、環外側部43の表側の面43aから出射された光である。L3は、押出部分41の表側の面45cで反射され、環外側部43内に導かれた光である。L4は、押出部分41の表側の面45bに設けられた凹部41cに入射して散乱光となり、押出部分41の表側の面45bから出射された光である。これらのL2〜L4の光は、光拡散部材50の影響を受けず、導光板40から出射される。
≪実施の形態2≫
本実施形態にかかる照明装置は、実施の形態1にかかる照明装置とは、反射部材を備える点、および光拡散部材の形状や配置位置が異なる。以下では、実施の形態1にかかる照明装置1と異なる構成を説明し、共通する構成については実施の形態1と同じ符号を使って説明を省略する。
図8は、実施の形態2にかかる照明装置の分解斜視図である。本図に示すように、照明装置100は、筐体10、カバー20、発光モジュール30、導光板40、光拡散部材150、および反射部材160を備える。光拡散部材150および反射部材160が実施の形態1にかかる照明装置とは異なる構成である。
反射部材160は、円形状の内側反射部材161と、内側反射部材161の外周を囲むように配置される円環状の外側反射部材162とで構成されている。内側反射部材161および外側反射部材162は、高反射ポリカーボネート樹脂等の反射率の高い材料からなり、発光素子32から出射された光を反射して導光板40に入射させる役割を有する。
図9は、実施の形態2にかかる照明装置の断面図である。図9に示すように、内側反射部材161と外側反射部材162とは、導光板40の裏側において、内側反射部材161の外周面161bと外側反射部材162の内周面162bとが間隔を空けて互いに対向した状態で配置されている。内側反射部材161の外周面161bと外側反射部材162の内周面162bとは、光反射面となっており、発光素子32から出射された光を反射して導光板40に入射させる。
内側反射部材41の表側の面41aは、導光板50の環内側部52の裏側の面と面接触しており、環内側部52から裏側に漏れる光を反射させて環内側部52に戻す役割を果たす。
外側反射部材42の表側の面42aは、導光板50の環外側部53の裏側の面と面接触しており、環外側部53から裏側に漏れる光を反射させて環内側部53に戻す役割を果たす。
図10は、図9に示す2点鎖線で囲んだ部分の拡大断面図である。本図に示すように、光反射部材150は、押出部分41の表側に形成された窪み46の全体を充填するように配置されている。すなわち、光拡散部材150は、最下端部55aに加えて、最下端部55aの両側の面55b,55cを覆っている。
[光拡散部材を配置したことによる効果について]
仮に、照明装置100に光拡散部材150が配置されていない場合、発光素子32から出射された光は、図11に示すL6〜L8のように、導光板40から出射される。
L6は、発光素子32から出射された光が、内側反射部材161の外周面161bおよび基板31の素子搭載面31aで反射され、押出部分41の表側の面45cを通過した光である。L7,L8は、発光素子32から出射された光が、外側反射部材162の内周面162bおよび基板31の素子搭載面31aで反射され、押出部分41の表側の面45bを通過した光である。
発光素子32から出射された光が反射部材160や素子搭載面31aで反射された場合、押出部分41の表側の面45b,45cには、様々な角度から光が入射する。そのため、L6〜L8といった、入射角が小さく押出部分41の表側の面45b,45cを通過する光が発生する。
L1といった最下端部45aに入射した光に加えて、L6〜L8といった反射部材160および素子搭載面31aで反射され入射した光が必要以上に出射される。このため、最下端部45aだけでなく、押出部分41の表側の面45b,45cも、他の導光板40の表側の面よりも明るくなってしまう。
一方、光拡散部材150を窪み46内に配置した照明装置100の場合、押出部分41の表側の面45b,45cから出射した光は、図12に示すL7のように、光拡散部材150によって拡散され、散乱光として放射状に出射される。これにより、導光板40のうち押出部分41の表側の面45に輝度が偏ることが防止され、輝度むらを抑制することができる。
≪変形例≫
なお、上記の実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は上記の実施の形態に限定されないことはもちろんである。以下のような場合も本発明に含まれる。
(a)上記の実施の形態において、導光板が円形状である場合を示したが、本発明は必ずしもこの場合に限定されない。導光板は、例えば、四角形状、六角形状、八角形状等のような多角形の板状であってもよい。また、環状部、環内側部、環外側部の各形状も、導光板の形状に応じて任意である。
(b)上記の実施の形態において、導光板の押出部分が円環状である場合を示したが、本発明は必ずしもこの場合に限定されない。押出部分は、発光素子から出射された光を導光板に導入するために導光板の裏側に設置された発光素子に向けて押し出された部分であり、その形状は発光素子の配置に応じて任意である。
(c)上記の実施の形態において、光拡散部材を、発光素子の円環状の素子列に沿って、押出部分の表側に形成された円環状の窪みの全周を覆うように配置する場合を示したが、本発明は必ずしもこの場合に限定されない。押出部分の表側の面の窪み内に光拡散部材を配置するものであればよく、光拡散部材の形状は導光板の押出部分の形状に応じて任意である。例えば、発光素子の直上に位置する部分のみに光拡散部材を配置する構成としてもよい。
(d)上記の実施の形態において、複数個の発光素子パッケージを環状に配列する場合を示したが、本発明は必ずしもこの場合に限定されない。発光素子パッケージは少なくとも1つ以上であればよい。
(e)上記の実施の形態において、光拡散部材が、架橋ポリスチレン等の光拡散剤を樹脂に加えたもので構成される場合を説明したが、本発明は必ずしもこの場合に限定されない。光拡散粒剤を導光板の表側に形成された窪み内に塗布するとしてもよい。なお、光拡散剤とは、光を拡散させたり、反射光を抑えて自然な光を作り出す効果がある球状微粒子を含むものをいう。また、種類の異なる2種類以上の光拡散剤を混合して用いてもよい。
(f)上記の実施の形態において、筐体を覆うカバーは透光性の材料から構成される場合を説明したが、本発明は必ずしもこの場合に限定されない。筐体を覆うカバーは、光拡散機能を持つものであってもよい。具体的には、カバーの本体部および側壁部に光散乱処理を施してもよい。導光板から出射された光は、本体部および側壁部を透過する際に散乱光となる。このような光拡散機能により、さらに輝度むらが軽減され、良好な面発光が実現される。
(g)上記の実施の形態において、環内側部の裏側の面および環外側部の裏側の面に、凹部を設ける場合を示したが、本発明は必ずしもこの場合に限定されない。環内側部および環外側部に施される光散乱処理は上記に限定されず任意である。例えば、光散乱処理として凹部ではなく凸部が設けられていてもよいし、凹部と凸部の両方が設けられていてもよい。また、光散乱処理が裏側の面ではなく表側の面に施されていてもよいし、裏側の面と表側の面の両方に施されていてもよい。但し、環内側部の表側の面および環外側部の表側の面の全体から、均一に光が出射するような態様であることが好ましい。
(h)上記の実施の形態において、凹部の形状が略半球状である場合を示したが、本発明は必ずしもこの場合に限定されない。凹部の形状および大きさ等は任意であり、光散乱効果が得られるものであればよく、形状としては例えば略円錐状や略円錐台状等であってもよい。
(i)上記の実施の形態において、発光素子がLEDである場合を示したが、本発明は必ずしもこの場合に限定されない。発光素子は、例えば、LD(レーザダイオード)や、EL素子(エレクトリックルミネッセンス素子)であってもよい。また、本発明に係る発光素子は、SMD(Surface Mount Device)型のものが基板に搭載されていてもよい。
(j)上記の実施の形態では、照明装置がダウンライトである場合を説明したが、本発明は必ずしもこの場合に限定されない。デスクスタンド型やシーリング型の照明装置とすることもできる。
1、100 照明装置
10 筐体
20 カバー
30 発光モジュール
31 基板
32 発光素子
40 導光板
41 押出部分
42 環内側部
43 環外側部
44a 入射面
45a 最下端部
46 窪み
50、150 光拡散部材
160 反射部材

Claims (7)

  1. 少なくとも1つの発光素子と、当該発光素子の出射光が裏側から入射し導光することにより表側を面発光させる導光板とを備える照明装置であって、
    前記導光板には、裏側方向に押し出され、前記導光板の表側に窪みを形成している押出部分があり、
    前記窪みと対向する裏側の一部分は、前記発光素子から出射された光が入射する入射面になっており、
    前記窪みの内の少なくとも一部分に、光拡散部材が配置されている
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記導光板の厚み方向の断面において、前記窪みは、略V字状をしていると共に、略V字状の最下端部はR形状をしている
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記略V字状の最下端部は、前記入射面の直上に位置している
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記光拡散部材は、前記窪みの全体を充填するように配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  5. 前記発光素子は、環状に複数個配置され、
    前記押出部分は、前記複数の発光素子からなる環に沿って環状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  6. 前記発光素子から出射された光を反射して前記押出部分に入射させる反射面を有する反射部材をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  7. 前記導光板の表側全面を覆うように取り付けられ、前記導光板から出射された光を拡散する拡散カバーをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
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