JP2014098144A - 粘着シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 樹脂部材と金属面との貼り合わせに用いられ、(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステル単量体及び炭素数が1〜4のアクリル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステルを単量体成分として含有し、(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステル単量体の含有量が50質量%以上、炭素原子数が1〜4のアクリル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステルの含有量が1〜45質量%、カルボキシル基含有単量体の含有量が1%以下の(メタ)アクリル酸エステル共重合体と、非環式の脂肪族イソシアネート系架橋剤を含有し、ゲル分率が30〜80%である粘着剤層を有する粘着シート。
【選択図】 図1
Description
前記タッチパネルとしては、一般に、透明フィルムやガラス板の表面に良好な導電性を備えた導電層が設けられた透明導電膜が使用されており、前記静電容量方式の場合であれば、前記透明導電膜の表面は、両面粘着シートを構成する粘着剤層と接した状態で、保護パネル等と固定される。
しかし、前記両面粘着シートは、接着力の点で十分でないため、被着体の経時的な剥離を引き起こす場合があった。特に、材質の異なる2以上の被着体を接着する場合に、前記接着力の低下が著しく、例えば樹脂からなる部材と、金属からなる部材とを接着しようとしても、電気機器等の製造に使用可能なレベルの接着力を付与することができない場合があった。
また、前記両面粘着シートを用いて接着されたものを、概ね85℃程度の高温下に長期間放置した場合に、樹脂部材から発生しうる気体(ガス)の影響によって、接着界面の剥離を引き起こしたり、粘着剤層の白濁等を引き起こす場合があった。
前記基材を有さない粘着シートは、被着体の表面に印刷が施された場合であっても、その印刷に起因した被着体の表面の段差に追従できるため、経時的な剥がれ等をより一層防止することができる。
前記アクリル系粘着剤に含まれる(メタ)アクリル酸エステル共重合体としては、単量体成分を重合して得られるもののうち、前記単量体成分に含まれる(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステル(A)の含有量が50質量%以上であり、炭素原子数が1〜4であるアクリル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステル(B)の含有量が1質量%〜45質量%であり、かつ、カルボキシル基を有するビニル単量体(C)の含有量が1質量%以下である単量体成分を重合して得られるものを使用することができる。
前記(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステル(A)としては、例えばアクリル酸2−メトキシエチル、アクリル酸2−エトキシエチル、アクリル酸2−メトキシトリエチレングリコール、アクリル酸3−メトキシプロピル、アクリル酸3−エトキシプロピル、アクリル酸4−メトキシブチル、アクリル酸4−エトキシブチル等を使用することができる。なかでも、前記(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステル(A)としては、アクリル酸2−メトキシエチル、アクリル酸2−エトキシエチルを使用することが、粘着剤層により一層優れた凝集力を付与することができる。また、前記粘着剤層の親水性が高まることで、高温高湿条件下で生じうる粘着剤層の白濁を防止することができる。なお、本明細書においてはアクリル酸及びメタアクリル酸を総称して(メタ)アクリル酸と標記し、これらの誘導体についても同様に表記する。
前記(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステル(A)は、前記(メタ)アクリル酸エステル共重合体の製造に使用する単量体成分の全量に対して、50質量%〜95質量%の範囲で使用することが好ましく、60質量%〜95質量%の範囲で使用することがより好ましく、70質量%〜90質量%の範囲で使用することがさらに好ましい。前記範囲内の(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステル(A)を使用することによって、粘着剤層により一層優れた凝集力を付与することができる。また、前記粘着剤層の親水性が高まることで、高温高湿条件下で生じうる粘着剤層の白濁を防止することができる。
前記水酸基は、前記単量体成分として水酸基を有するビニル単量体を使用することによって(メタ)アクリル酸エステル共重合体に導入することができる。
前記水酸基を有するビニル単量体としては、例えばアクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸4−ヒドロキシブチル等を使用することができる。
前記溶液重合法で使用可能な溶媒としては、溶液重合法で一般に使用される各種有機溶媒を使用でき、非トルエン系有機溶媒を使用することが好ましい。
前記有機溶媒としては、例えば酢酸エチル、ヘキサン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、イソプロピルアルコール等が例示される。他の好ましく使用され得る有機溶媒としては、1−ブタノール、セカンダリーブタノール、ターシャリーブタノール、ターシャリーブチルメチルエーテル、メチルエチルケトン、アセチルアセトン、1,2−ジクロロエタン等を使用することができる。
(GPCの測定条件)
・サンプル濃度:0.5質量%(テトラヒドロフラン溶液)
・サンプル注入量:100μL
・溶離液:テトラヒドロフラン(THF)
・流速:1.0mL/min
・カラム温度(測定温度):40℃
・カラム:東ソー株式会社製「TSKgel GMHHR−H」
・検出器:示差屈折
ヘキサメチレンジイソシアネートを使用することによって、粘着剤層の優れた接着力と凝集力とを両立でき、かつ、被着体構成する樹脂面から発生し得る気体(ガス)に起因した剥がれを引き起こしにくく、前記気体に起因した気泡による粘着剤層の白濁等を引き起こしにくくすることができる。
前記アクリル系粘着剤は、例えば前記溶液重合法によって得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体の溶媒溶液または分散液と、非環式脂肪族イソシアネート架橋剤とを混合することによって製造することができる。
前記添加剤としては、例えば、紫外線吸収剤、光安定剤、老化防止剤、剥離調整剤、粘着付与剤、可塑剤、軟化剤、充填剤、着色剤(顔料や染料など)、界面活性剤等を使用することができる。
また、本発明の粘着シートは、離型シートの表面に前記アクリル系粘着剤を塗布し、乾燥または硬化することによって粘着剤層を形成した後、前記粘着剤層の表面にフィルム基材を貼付する方法によって製造することができる。
また、本発明の粘着シートは、離型シートの表面に前記アクリル系粘着剤を塗布し、乾燥または硬化することによって粘着剤層を形成したものを2つ作製し、それらの粘着剤層の表面同士を貼り合せることによって製造することができる。
よって、本発明の粘着シートは、もっぱら樹脂からなる面と金属からなる面との貼り合わせに使用する。より具体的には、本発明の粘着シートは、画像表示装置を構成する透明樹脂製パネルからなる画像表示パネル、タッチパネル等を構成する透明フィルムまたはガラス板の表面に良好な導電性を備えた金属層が設けられた透明金属膜等の固定に好適に使用することができる。特に、本発明の粘着シートは、前記透明樹脂製パネルからなる画像表示パネルの固定に使用することが、画像表示装置の画像視認性を向上できるため好ましい。
本発明の粘着シートを貼付可能な被着体としては、例えば樹脂からなる面を有する被着体が挙げられる。前記被着体は、その全てが1種または2種以上の樹脂からなるものであってもよく、その一部が樹脂からなるものであってもよい。
また、前記被着体は、フィルムまたはシート状、パネル状のものであることが好ましい。特に、前記被着体を画像表示パネル等に使用する場合には、透明性が高いものであることが好ましく、その全光線透過率が85%以上であることが好ましく、90%以上であることがより好ましい。
前記被着体を構成する樹脂からなる面は、平面、曲面、屈曲面、平滑面、粗面等の形状であってもよい。
前記被着体の樹脂面を構成する樹脂としては、例えばアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等の樹脂が挙げられ、なかでもアクリル樹脂であることが、前記気体に起因した剥がれ等を引き起こしにくく、優れた接着力を維持できるため好ましい。
本発明の粘着シートであれば、前記樹脂からなる面から発生した気体の影響による粘着シートの剥がれや、前記気体に由来する気泡による粘着剤層の白濁等を防止することができる。
また、前記被着体は、フィルムまたはシート状、パネル状のものであることが好ましい。特に、前記被着体をタッチパネル等を構成する透明導電膜に使用する場合には、透明性が高いものを使用することが好ましい。
<粘着剤組成物(A)>
攪拌機、還流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を備えた反応容器に、アクリル酸2−メトキシエチル75質量部、アクリル酸n−ブチル24質量部、アクリル酸2−ヒドロキシエチル1質量部と、重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2質量部とを酢酸エチル100質量部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合した。その後、酢酸エチルで希釈し、固形分45質量%の粘着剤組成物(A)を得た。
攪拌機、還流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を備えた反応容器に、アクリル酸2−メトキシエチル85質量部、アクリル酸n−ブチル14質量部、アクリル酸2−ヒドロキシエチル1質量部と、重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2質量部とを酢酸エチル100質量部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合した。その後、酢酸エチルで希釈し、固形分45質量%の粘着剤組成物(B)を得た。
攪拌機、還流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を備えた反応容器に、アクリル酸2−メトキシエチル95質量部、アクリル酸n−ブチル1質量部、アクリル酸2−ヒドロキシエチル4質量部と、重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2質量部とを酢酸エチル100質量部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合した。その後、酢酸エチルで希釈し、固形分45質量%の粘着剤組成物(C)を得た。
攪拌機、還流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を備えた反応容器に、アクリル酸2−メトキシエチル50質量部、アクリル酸n−ブチル49質量部、アクリル酸2−ヒドロキシエチル1質量部と、重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2質量部とを酢酸エチル100質量部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合した。その後、酢酸エチルで希釈し、固形分45質量%の粘着剤組成物(D)を得た。
攪拌機、還流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を備えた反応容器に、アクリル酸2−メトキシエチル70質量部、アクリル酸2エチルヘキシル29質量部、アクリル酸2−ヒドロキシエチル1質量部と、重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2質量部とを酢酸エチル100質量部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合した。その後、酢酸エチルで希釈し、固形分45質量%の粘着剤組成物(E)を得た。
攪拌機、還流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を備えた反応容器に、アクリル酸2−エチルヘキシル70質量部、アクリル酸2−ヒドロキシエチル30質量部と、重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2質量部とを酢酸エチル100質量部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合した。その後、酢酸エチルで希釈し、固形分35質量%の粘着剤組成物(F)を得た。
攪拌機、還流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を備えた反応容器に、アクリル酸n−ブチル65質量部、アクリル酸2−エチルヘキシル5質量部、アクリル酸2−ヒドロキシエチル30質量部と、重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2質量部とを酢酸エチル100質量部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合した。その後、酢酸エチルで希釈し、固形分30質量%の粘着剤組成物(G)を得た。
攪拌機、還流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を備えた反応容器に、アクリル酸n−ブチル85質量部、メタクリル酸メチル15質量部、アクリル酸4質量部と、重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2質量部とを酢酸エチル100質量部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合した。その後、酢酸エチルで希釈し、固形分25質量%の粘着剤組成物(H)を得た。
MEA:アクリル酸メトキシエチル
BA:アクリル酸n−ブチル
2EHA:アクリル酸2−エチルへキシル
HEA:アクリル酸2−ヒドロキシエチル
MA:アクリル酸メチル
MMA:メタクリル酸メチル
AA:アクリル酸
上記粘着剤組成物(A)100質量部に、非環式脂肪族イソシアネート架橋剤としてコロネートHL(日本ポリウレタン工業株式会社製、ヘキサメチレンジイソシアネート系化合物)を0.08質量部添加し15分攪拌することによってアクリル系粘着剤(A)を調製した。
次に、シリコーン化合物で片面を剥離処理した厚さ50μmのポリエステルフィルム(以下、「#50剥離フィルム」と省略。)上に、前記アクリル系粘着剤(A)を、乾燥後の粘着剤層の厚さが50μmになるように塗工し、80℃で5分間乾燥した。前記乾燥後に形成された粘着剤層の表面に、シリコーン化合物で片面を剥離処理した厚さ38μmのポリエステルフィルム(以下、「#38剥離フィルム」と省略。)を貼り合わせた。その後、23℃で7日間熟成することによって、粘着剤層のゲル分率が52質量%である、基材レスの粘着シート(厚さ50μm)を得た。
非環式脂肪族イソシアネート架橋剤としてコロネートHL(日本ポリウレタン工業株式会社製、ヘキサメチレンジイソシアネート系化合物)の添加量を0.08質量部から0.25質量部に変更すること以外は、実施例1と同様の方法で、粘着剤層のゲル分率が77質量%である、基材レスの粘着シート(厚さ50μm)を得た。
粘着剤組成物(A)の代わりに前記粘着剤組成物(B)を100質量部使用すること以外は、実施例1と同様の方法で、粘着剤層のゲル分率が52質量%である、基材レスの粘着シート(厚さ50μm)を得た。
非環式脂肪族イソシアネート架橋剤としてコロネートHL(日本ポリウレタン工業株式会社製、ヘキサメチレンジイソシアネート系化合物)の添加量を0.08質量部から0.25質量部に変更すること以外は、実施例3と同様の方法で、粘着剤層のゲル分率が77質量%である、基材レスの粘着シート(厚さ50μm)を得た。
粘着剤組成物(A)の代わりに前記粘着剤組成物(C)を100質量部使用すること以外は、実施例1と同様の方法で、粘着剤層のゲル分率が48質量%である、基材レスの粘着シート(厚さ50μm)を得た。
非環式脂肪族イソシアネート架橋剤としてコロネートHL(日本ポリウレタン工業株式会社製、ヘキサメチレンジイソシアネート系化合物)の添加量を0.08質量部から0.1質量部に変更すること以外は、実施例5と同様の方法で、粘着剤層のゲル分率が55質量%である、基材レスの粘着シート(厚さ50μm)を得た。
非環式脂肪族イソシアネート架橋剤としてコロネートHL(日本ポリウレタン工業株式会社製、ヘキサメチレンジイソシアネート系化合物)の添加量を0.08質量部から0.12質量部に変更すること以外は、実施例5と同様の方法で、粘着剤層のゲル分率が62質量%である、基材レスの粘着シート(厚さ50μm)を得た。
非環式脂肪族イソシアネート架橋剤としてコロネートHL(日本ポリウレタン工業株式会社製、ヘキサメチレンジイソシアネート系化合物)の添加量を0.08質量部から0.14質量部に変更すること以外は、実施例5と同様の方法で、粘着剤層のゲル分率が65質量%である、基材レスの粘着シート(厚さ50μm)を得た。
非環式脂肪族イソシアネート架橋剤としてコロネートHL(日本ポリウレタン工業株式会社製、ヘキサメチレンジイソシアネート系化合物)の添加量を0.08質量部から0.04質量部に変更すること以外は、実施例1と同様の方法で、粘着剤層のゲル分率が28質量%である、基材レスの粘着シート(厚さ50μm)を得た。
非環式脂肪族イソシアネート架橋剤としてコロネートHL(日本ポリウレタン工業株式会社製、ヘキサメチレンジイソシアネート系化合物)の添加量を0.08質量部から0.4質量部に変更すること以外は、実施例1と同様の方法で、粘着剤層のゲル分率が90質量%である、基材レスの粘着シート(厚さ50μm)を得た。
非環式脂肪族イソシアネート架橋剤としてコロネートHL(日本ポリウレタン工業株式会社製、ヘキサメチレンジイソシアネート系化合物)の代わりに、コロネートHX(日本ポリウレタン工業株式会社製、キシレンジイソシアネート系化合物)を0.1質量部使用すること以外は、実施例1と同様の方法で、粘着剤層のゲル分率が50質量%である、基材レスの粘着シート(厚さ50μm)を得た。
非環式脂肪族イソシアネート架橋剤としてコロネートHX(日本ポリウレタン工業株式会社製、キシレンジイソシアネート系化合物)の添加量を0.1質量部から0.24質量部に変更すること以外は、比較例3と同様の方法で、粘着剤層のゲル分率が72質量%である、基材レスの粘着シート(厚さ50μm)を得た。
非環式脂肪族イソシアネート架橋剤としてコロネートHX(日本ポリウレタン工業株式会社製、キシレンジイソシアネート系化合物)の添加量を0.1質量部から0.4質量部に変更すること以外は、比較例3と同様の方法で、粘着剤層のゲル分率が90質量%である、基材レスの粘着シート(厚さ50μm)を得た。
粘着剤組成物(A)の代わりに前記粘着剤組成物(C)を100質量部使用すること以外は、比較例1と同様の方法で、粘着剤層のゲル分率が25質量%である、基材レスの粘着シート(厚さ50μm)を得た。
粘着剤組成物(A)の代わりに前記粘着剤組成物(C)を100質量部使用し、かつ、非環式脂肪族イソシアネート架橋剤としてコロネートHL(日本ポリウレタン工業株式会社製、ヘキサメチレンジイソシアネート系化合物)の代わりに、コロネートHX(日本ポリウレタン工業株式会社製、キシレンジイソシアネート系化合物)を0.3質量部使用すること以外は、比較例1と同様の方法で、粘着剤層のゲル分率が85質量%である、基材レスの粘着シート(厚さ50μm)を得た。
粘着剤組成物(A)の代わりに前記粘着剤組成物(D)を100質量部使用し、かつ、非環式脂肪族イソシアネート架橋剤としてコロネートHL(日本ポリウレタン工業株式会社製、ヘキサメチレンジイソシアネート系化合物)の添加量を0.04質量部から0.1質量部に変更すること以外は、比較例1と同様の方法で、粘着剤層のゲル分率が52質量%である、基材レスの粘着シート(厚さ50μm)を得た。
粘着剤組成物(A)の代わりに前記粘着剤組成物(E)を100質量部使用し、かつ、非環式脂肪族イソシアネート架橋剤としてコロネートHL(日本ポリウレタン工業株式会社製、ヘキサメチレンジイソシアネート系化合物)の添加量を0.04質量部から0.1質量部に変更すること以外は、比較例1と同様の方法で、粘着剤層のゲル分率が50質量%である、基材レスの粘着シート(厚さ50μm)を得た。
粘着剤組成物(A)の代わりに前記粘着剤組成物(F)を100質量部使用し、かつ、非環式脂肪族イソシアネート架橋剤としてコロネートHL(日本ポリウレタン工業株式会社製、ヘキサメチレンジイソシアネート系化合物)の添加量を0.04質量部から0.0.3質量部に変更すること以外は、比較例1と同様の方法で、粘着剤層のゲル分率が35質量%である、基材レスの粘着シート(厚さ50μm)を得た。
非環式脂肪族イソシアネート架橋剤としてコロネートHL(日本ポリウレタン工業株式会社製、ヘキサメチレンジイソシアネート系化合物)の添加量を0.03質量部から0.05質量部に変更すること以外は、比較例10と同様の方法で、粘着剤層のゲル分率が50質量%である、基材レスの粘着シート(厚さ50μm)を得た。
非環式脂肪族イソシアネート架橋剤としてコロネートHL(日本ポリウレタン工業株式会社製、ヘキサメチレンジイソシアネート系化合物)の添加量を0.03質量部から0.08質量部に変更すること以外は、比較例10と同様の方法で、粘着剤層のゲル分率が73質量%である、基材レスの粘着シート(厚さ50μm)を得た。
非環式脂肪族イソシアネート架橋剤としてコロネートHL(日本ポリウレタン工業株式会社製、ヘキサメチレンジイソシアネート系化合物)の添加量を0.03質量部から0.3質量部に変更すること以外は、比較例10と同様の方法で、粘着剤層のゲル分率が90質量%である、基材レスの粘着シート(厚さ50μm)を得た。
粘着剤組成物(A)の代わりに前記粘着剤組成物(G)を100質量部使用し、かつ、非環式脂肪族イソシアネート架橋剤としてコロネートHL(日本ポリウレタン工業株式会社製、ヘキサメチレンジイソシアネート系化合物)の添加量を0.08質量部から0.0.4質量部に変更すること以外は、実施例1と同様の方法で、粘着剤層のゲル分率が53質量%である、基材レスの粘着シート(厚さ50μm)を得た。
粘着剤組成物(A)の代わりに前記粘着剤組成物(H)を100質量部使用し、かつ、非環式脂肪族イソシアネート架橋剤としてコロネートHL(日本ポリウレタン工業株式会社製、ヘキサメチレンジイソシアネート系化合物)の代わりに、E−2XM(綜研化学株式会社製、エポキシ系架橋剤)を0.6質量部使用すること以外は、実施例1と同様の方法で、粘着剤層のゲル分率が60質量%である、基材レスの粘着シート(厚さ50μm)を得た。
実施例及び比較例で得た粘着シートの片側の剥離フィルム(#38剥離フィルム)を剥がし、厚み100μm、長さ50mm、幅50mmのポリエチレンテレフタレートフィルムに貼り合わせたものを試験片1とした。前記試験片1を構成するもう一方の片側の剥離フィルム(#50剥離フィルム)を剥がし、厚み2mm、長さ50mm、幅50mmアクリル板(三菱レイヨン株式会社製MR−200)に貼り合わせ、5気圧、70℃、20分の条件で加熱加圧処理し、85℃条件下に250時間放置したものを試験片2とした。
次に、前記試験片2の全体をマイクロスコープ(倍率100倍)でポリエチレンテレフタレートフィルム側から観察し、気泡膨れによる剥がれがあるか確認した。評価基準は、以下の通りとした。
○:剥がれなし
×:剥がれあり
実施例及び比較例で得た粘着シートの片側の剥離フィルム(#38剥離フィルム)を剥がし、厚み100μm、長さ50mm、幅50mmのポリエチレンテレフタレートフィルムに貼り合わせたものを試験片3とした。試験片3を構成するもう一方の片側の剥離フィルム(#50剥離フィルム)を剥がし、厚み2mm、長さ50mm、幅50mmアクリル板(三菱レイヨン株式会社製MR−200)に貼り合わせ、5気圧、70℃、20分の条件で加熱加圧処理した後、85℃条件下に250時間放置したものを試験片4とした。
次に、前記試験片4の全体をマイクロスコープ(倍率100倍)で観察し、粘着剤層中に気泡の混入があるか確認した。気泡混入の評価基準は、以下の通りとした。
◎:直径5μm以上の気泡なし
○:直径10μm以上の気泡なし
○△:直径30μm以上の気泡なし
△:直径50μm以上の気泡なし
×:直径50μm以上の気泡あり
粘着シートの片側の剥離フィルム(#38剥離フィルム)を剥がし、厚み100μm、長さ50mm、幅40mmのポリエチレンテレフタレートフィルムに貼り合わせたものを試験片5とした。試験片4を構成するもう一方の片側の剥離フィルム(#50剥離フィルム)を剥がし、厚み1mm、長さ50mm、幅40mmガラス板に貼り合わせて調整した試験サンプルを、60℃90%RH条件下に250時間放置し、試験サンプルを上記条件下から取り出した直後のヘイズを、(株)村上色彩技術研究所製「HR−100型」を使用し、測定した。
○:ヘイズ1.0%以下
△:ヘイズ1.0%〜3.0%
×:ヘイズ3.0%以上
実施例及び比較例で得た粘着シートの片側の剥離フィルム(#38剥離フィルム)を剥がし、ポリエチレンテレフタレートフィルム(100μm)を貼り合せ、50mm×50mmに裁断したものを試験片6とした。
次に、酸化インジウムスズが表面に蒸着したポリエチレンテレフタレートフィルム(縦100mm×縦100mmの)を用意し、試験片5の他方の離型フィルム(#50剥離フィルム)を除去した粘着剤層と前記酸化インジウムスズからなる膜(層)の表面を貼付することによって試験片7を得た。
電気抵抗値測定機三菱化学株式会社製「ロレスターGP」を使用し、前記試験片7を構成する粘着剤層の両端の初期の電気抵抗値(R1)を測定した。
次に、前記試験片6を、60℃、90%RH条件下に250時間放置し、次に23℃、50%RH条件下に1時間放置した後の試験片7の電気抵抗値(R2)を、前記初期の電気抵抗値(R1)と同様の方法で測定した。酸化インジウムスズ(ITO)膜の電気抵抗値変化率は下記の式で算出した。
ITO膜の電気抵抗値変化率(%)=((R2−R1)/R1)×100
○:電気抵抗値変化率90%以上110%未満
×:電気抵抗値変化率90%未満または110%以上
2,12 表面保護パネル
3,13 印刷層
4,4’ ITOフィルム
4a,4a’ 透明樹脂フィルム
4b,4b’ ITO
5,16 筐体
6,17 画像表示モジュール
7,18 接着部材
14 ITOガラス
14a 透明ガラス
14b,14c ITO
15 飛散防止粘着シート
15a 粘着剤層
15b ハードコートフィルム
Claims (5)
- 樹脂からなる面と導電層からなる面との貼り合わせに使用する粘着シートであって、前記粘着シートが、(メタ)アクリル酸エステル共重合体と非環式脂肪族イソシアネート架橋剤とを含有するアクリル系粘着剤を用いて形成されるゲル分率30質量%〜80質量%の粘着剤層を有し、
前記(メタ)アクリル酸エステル共重合体が単量体成分を重合して得られるものであり、前記単量体成分に含まれる(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステル(A)の含有量が50質量%以上であり、炭素原子数が1〜4であるアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステル(B)の含有量が1質量%〜45質量%であり、かつ、カルボキシル基を有するビニル単量体(C)の含有量が1質量%以下であることを特徴とする粘着シート。 - 前記炭素原子数が1〜4であるアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステル(B)がアクリル酸n−ブチルである請求項1に記載の粘着シート。
- 前記非環式脂肪族イソシアネート架橋剤がヘキサメチレンジイソシアネートである請求項1に記載の粘着シート。
- 前記(メタ)アクリル酸エステル共重合体の重量平均分子量が30万〜160万である請求項1に記載の粘着シート。
- 前記樹脂からなる面を有する樹脂部材がアクリルパネルであり、前記導電層からなる面を有する部材が透明導電膜である請求項1に記載の粘着シート。
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