JP2014085616A - 偏光性積層フィルムの製造方法及び偏光板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材フィルムにポリビニルアルコール系樹脂を含有する塗工液を塗工して積層フィルムを得る樹脂層形成工程;積層フィルムを縦一軸延伸して延伸フィルムを得る延伸工程;延伸フィルムのポリビニルアルコール系樹脂層を二色性色素で染色して偏光子層とする染色工程を備え、延伸工程は2段以上の延伸処理工程を含み、2段目の延伸処理工程における延伸倍率に対する1段目の延伸処理工程における延伸倍率の比が0.5以上であり、偏光子層の総延伸倍率が5倍超である偏光性積層フィルムの製造方法及び該方法により得られる偏光性積層フィルムを用いた偏光板の製造方法である。
【選択図】図1
Description
[1] 基材フィルムの少なくとも一方の面にポリビニルアルコール系樹脂を含有する塗工液を塗工した後、乾燥させることによりポリビニルアルコール系樹脂層を形成して積層フィルムを得る樹脂層形成工程と、
前記積層フィルムを縦一軸延伸して延伸フィルムを得る延伸工程と、
前記延伸フィルムのポリビニルアルコール系樹脂層を二色性色素で染色して偏光子層を形成することにより偏光性積層フィルムを得る染色工程とを備え、
前記延伸工程は、2段以上の延伸処理工程を含み、
2段目の延伸処理工程における延伸倍率に対する1段目の延伸処理工程における延伸倍率の比は、0.5以上であり、
前記偏光子層の総延伸倍率は、前記積層フィルムのポリビニルアルコール系樹脂層を基準として5倍超である偏光性積層フィルムの製造方法。
前記偏光性積層フィルムの偏光子層上に保護フィルムを貼合して貼合フィルムを得る工程と、
前記貼合フィルムから前記基材フィルムを剥離する工程と、
を備える偏光板の製造方法。
図1は、本発明に係る偏光性積層フィルムの製造方法及び偏光板の製造方法の好ましい実施形態を示すフローチャートである。本実施形態の偏光性積層フィルムの製造方法は、下記工程:
基材フィルムの少なくとも一方の面にポリビニルアルコール系樹脂を含有する塗工液を塗工した後、乾燥させることによりポリビニルアルコール系樹脂層を形成して積層フィルムを得る樹脂層形成工程S10、
積層フィルムを縦一軸延伸して延伸フィルムを得る延伸工程S20、
延伸フィルムのポリビニルアルコール系樹脂層を二色性色素で染色して偏光子層を形成することにより偏光性積層フィルムを得る染色工程S30、
をこの順で含む。
本工程は、基材フィルムの少なくとも一方の面にポリビニルアルコール系樹脂層を形成して積層フィルムを得る工程である。このポリビニルアルコール系樹脂層は、延伸工程S20及び染色工程S30を経て偏光子層となる層である。ポリビニルアルコール系樹脂層は、ポリビニルアルコール系樹脂を含有する塗工液を基材フィルムの片面又は両面に塗工し、塗工層を乾燥させることにより形成することができる。このような方法によれば、ポリビニルアルコール系樹脂層、ひいては偏光子層の厚みを小さくすることができるため、偏光性積層フィルム及び偏光板の薄肉軽量化に有利である。
基材フィルムは熱可塑性樹脂から構成することができ、中でも透明性、機械的強度、熱安定性、延伸性などに優れる熱可塑性樹脂から構成することが好ましい。このような熱可塑性樹脂の具体例は、例えば、鎖状ポリオレフィン系樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂(ノルボルネン系樹脂など)のようなポリオレフィン系樹脂;ポリエステル系樹脂;(メタ)アクリル系樹脂;セルローストリアセテート、セルロースジアセテートのようなセルロースエステル系樹脂;ポリカーボネート系樹脂;ポリビニルアルコール系樹脂;ポリ酢酸ビニル系樹脂;ポリアリレート系樹脂;ポリスチレン系樹脂;ポリエーテルスルホン系樹脂;ポリスルホン系樹脂;ポリアミド系樹脂;ポリイミド系樹脂;及びこれらの混合物、共重合物などを含む。
上記塗工液は、好ましくはポリビニルアルコール系樹脂の粉末を良溶媒(例えば水)に溶解させて得られるポリビニルアルコール系樹脂溶液である。ポリビニルアルコール系樹脂としては、例えば、ポリビニルアルコール樹脂及びその誘導体が挙げられる。ポリビニルアルコール樹脂の誘導体としては、ポリビニルホルマール、ポリビニルアセタールなどの他、ポリビニルアルコール樹脂をエチレン、プロピレンのようなオレフィン類で変性したもの;アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸のような不飽和カルボン酸類で変性したもの;不飽和カルボン酸のアルキルエステルで変性したもの;アクリルアミドで変性したものなどが挙げられる。変性の割合は30モル%未満であることが好ましく、10モル%未満であることがより好ましい。30モル%を超える変性を行った場合には、二色性色素を吸着しにくくなり、偏光性能が低くなってしまう不具合を生じ得る。上述のポリビニルアルコール系樹脂の中でも、ポリビニルアルコール樹脂を用いることが好ましい。
ケン化度(モル%)=〔(水酸基の数)÷(水酸基の数+酢酸基の数)〕×100
で定義される。
上記塗工液を基材フィルムに塗工する方法は、ワイヤーバーコーティング法;リバースコーティング、グラビアコーティングのようなロールコーティング法;ダイコート法;カンマコート法;リップコート法;スピンコーティング法;スクリーンコーティング法;ファウンテンコーティング法;ディッピング法;スプレー法などの公知の方法から適宜選択することができる。
プライマー層は、プライマー層形成用塗工液を基材フィルム表面に塗工した後、乾燥させることにより形成することができる。プライマー層形成用塗工液は、基材フィルムとポリビニルアルコール系樹脂層との両方にある程度強い密着力を発揮する成分を含む。プライマー層形成用塗工液は通常、このような密着力を付与する樹脂成分と溶媒とを含有する。樹脂成分としては、好ましくは透明性、熱安定性、延伸性などに優れる熱可塑樹脂が用いられ、例えば、(メタ)アクリル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂などが挙げられる。中でも、良好な密着力を与えるポリビニルアルコール系樹脂が好ましく用いられる。
本工程は、基材フィルム及びポリビニルアルコール系樹脂層からなる積層フィルムを縦一軸延伸して延伸フィルムを得る工程である。本発明においては、延伸工程S20を2段以上の延伸処理工程に分けて行う。すなわち、延伸工程S20は多段延伸からなり、2段以上の延伸処理工程を含む。ここで、「2段以上の延伸処理工程を含む」とは、ある延伸倍率で積層フィルムを縦一軸延伸する1段目(最初)の延伸処理工程と、積層フィルムが延伸されない(フィルム搬送方向に伸びない)区間(時間帯)を経て、1段目の延伸処理がなされた積層フィルムを再度、ある延伸倍率で縦一軸延伸する2段目の延伸処理工程とを少なくとも有することを意味する。延伸工程S20は3段以上の延伸処理工程を含むことができ、この場合にも、各段の延伸処理工程の間に、積層フィルムが延伸されない区間(時間帯)が介在している。
ネックイン率(%)=〔(W1−W2)/W1〕×100
で定義される。W1は、延伸工程S20に供される前の積層フィルムの幅である。W2は、積層フィルムに対してすべての延伸処理がなされた後のフィルムの最小幅である。例えば、延伸工程S20においてのみ積層フィルムに対して延伸処理がなされる場合には、W2は、延伸工程S20にて最終的に得られる延伸フィルムの最小幅である。また、後述するように、染色工程S30においても追加の延伸処理を施すことができるが、この場合、W2は、当該追加の延伸処理を行った後の偏光性積層フィルムの最小幅である。ネックイン率は、好ましくは50%程度以上である。
本工程は、延伸フィルムのポリビニルアルコール系樹脂層を二色性色素で染色してこれを吸着配向させ、偏光子層とする工程である。本工程を経て基材フィルムの片面又は両面に偏光子層が積層された偏光性積層フィルムが得られる。
本発明の偏光板の製造方法は、上述の偏光性積層フィルムを用意する工程、偏光性積層フィルムの偏光子層上に保護フィルムを貼合して貼合フィルムを得る貼合工程S40、貼合フィルムから基材フィルムを剥離除去する剥離工程S50をこの順で含む。
本工程は、偏光性積層フィルムの偏光子層上、すなわち、偏光子層の基材フィルム側とは反対側の面に保護フィルムを貼合して貼合フィルムを得る工程である。保護フィルムは、接着剤や粘着剤を用いて偏光子層に貼合することができる。偏光性積層フィルムが基材フィルムの両面に偏光子層を有する場合は通常、両面の偏光子層上にそれぞれ保護フィルムが貼合される。この場合、これらの保護フィルムは同種の保護フィルムであってもよいし、異種の保護フィルムであってもよい。
保護フィルムは、例えば、鎖状ポリオレフィン系樹脂(ポリプロピレン系樹脂など)、環状ポリオレフィン系樹脂(ノルボルネン系樹脂など)のようなポリオレフィン系樹脂;セルローストリアセテート、セルロースジアセテートのようなセルロースエステル系樹脂;ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレートのようなポリエステル系樹脂;ポリカーボネート系樹脂;(メタ)アクリル系樹脂;又はこれらの混合物、共重合物などからなるフィルムであることができる。環状ポリオレフィン系樹脂及びそのフィルム、並びにセルローストリアセテートなどの使用可能な市販品の例は上述のとおりである。
接着剤としては、水系接着剤又は光硬化性接着剤を用いることができる。水系接着剤としては、ポリビニルアルコール系樹脂水溶液からなる接着剤、水系二液型ウレタン系エマルジョン接着剤などが挙げられる。とりわけ、保護フィルムとしてケン化処理などで表面処理(親水化処理)されたセルロースエステル系樹脂フィルムを用いる場合には、ポリビニルアルコール系樹脂水溶液からなる水系接着剤を用いることが好ましい。
保護フィルムの貼合に用いることができる粘着剤は、通常、アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、シリコーン系樹脂などをベースポリマーとし、そこに、イソシアネート化合物、エポキシ化合物、アジリジン化合物のような架橋剤を加えた粘着剤組成物からなる。さらに微粒子を含有して光散乱性を示す粘着剤層とすることもできる。
本工程は、保護フィルムを貼合して得られる貼合フィルムから基材フィルムを剥離除去工程である。この工程を経て、偏光子層上に保護フィルムが積層された偏光板を得ることができる。偏光性積層フィルムが基材フィルムの両面に偏光子層を有し、これら両方の偏光子層に保護フィルムを貼合した場合には、この剥離工程S50により、1枚の偏光性積層フィルムから2枚の偏光板が得られる。
(1)基材フィルムの作製
エチレンユニットを約5重量%含むプロピレン/エチレンのランダム共重合体(住友化学(株)製の「住友ノーブレン W151」、融点Tm=138℃)からなる樹脂層の両面にプロピレンの単独重合体(住友化学(株)製の「住友ノーブレンFLX80E4」、融点Tm=163℃)からなる樹脂層を配置した3層構造の長尺の基材フィルムを、多層押出成形機を用いた共押出成形により作製した。基材フィルムの合計厚みは100μmであり、各層の厚み比(FLX80E4/W151/FLX80E4)は3/4/3であった。
ポリビニルアルコール粉末(日本合成化学工業(株)製の「Z−200」、平均重合度1100、平均ケン化度99.5モル%)を95℃の熱水に溶解し、濃度3重量%のポリビニルアルコール水溶液を調製した。得られた水溶液に架橋剤(田岡化学工業(株)製の「スミレーズレジン650」)をポリビニルアルコール粉末2重量部に対して1重量部の割合で混合して、プライマー層形成用塗工液を得た。
図2に示される延伸装置を用いて、上記(2)で作製した積層フィルムを連続的に搬送しながら、ニップロール間延伸方式により2段の縦一軸延伸処理(フィルム搬送方向への自由端一軸延伸)を行い、延伸フィルムを作製した。2段の延伸処理における延伸温度(加熱炉20,30内の雰囲気温度)はともに160℃とした。1段目及び2段目の延伸処理における延伸倍率は、ニップロール1,2,3,4の周速を調整して、それぞれ2.00倍、2.90倍とした。総延伸倍率は5.80倍である。延伸フィルムにおけるポリビニルアルコール系樹脂層の厚みは、一方が4.6μm、他方が4.8μmであった。
上記(3)で作製した延伸フィルムを連続的に搬送しながら、60℃の温水浴に滞留時間が60秒間となるように浸漬した後、ヨウ素とヨウ化カリウムとを含む30℃の染色溶液に滞留時間が150秒間程度となるように浸漬してポリビニルアルコール系樹脂層の染色処理を行い、次いで、10℃の純水で余分な染色溶液を洗い流した。引き続き、ホウ酸とヨウ化カリウムとを含む76℃の架橋溶液に滞留時間が600秒間となるように浸漬して架橋処理を行った。その後、10℃の純水で4秒間洗浄し、80℃で300秒間乾燥させることにより、偏光性積層フィルムを作製した。
ポリビニルアルコール粉末((株)クラレ製の「KL−318」、平均重合度1800)を95℃の熱水に溶解し、濃度3重量%のポリビニルアルコール水溶液を調製した。得られた水溶液に架橋剤(田岡化学工業(株)製の「スミレーズレジン650」)をポリビニルアルコール粉末2重量部に対して1重量部の割合で混合し、接着剤水溶液とした。
1段目及び2段目の延伸処理における延伸倍率を、それぞれ2.50倍、2.32倍(総延伸倍率5.80倍)とした以外は、実施例1と同様にして偏光板を作製した。延伸フィルムにおけるポリビニルアルコール系樹脂層の厚みは、一方が4.8μm、他方が5.0μmであった。延伸フィルムにシワは認められず、フィルム幅方向における厚み差は2μmであり、延伸は均一に行われた。貼合工程および剥離工程も問題なく進行し、保護フィルムが積層された偏光板を得ることができた。
1段目及び2段目の延伸処理における延伸倍率を、それぞれ2.80倍、2.07倍(総延伸倍率5.80倍)とした以外は、実施例1と同様にして偏光板を作製した。延伸フィルムにおけるポリビニルアルコール系樹脂層の厚みは、一方が5.2μm、他方が5.4μmであった。延伸フィルムにシワは認められず、フィルム幅方向における厚み差は2μmであり、延伸は均一に行われた。貼合工程および剥離工程も問題なく進行し、保護フィルムが積層された偏光板を得ることができた。
1段目及び2段目の延伸処理における延伸倍率を、それぞれ3.40倍、1.70倍(総延伸倍率5.78倍)とした以外は、実施例1と同様にして偏光板を作製した。延伸フィルムにおけるポリビニルアルコール系樹脂層の厚みは、一方が5.1μm、他方が5.3μmであった。延伸フィルムにシワは認められず、フィルム幅方向における厚み差は2μmであり、延伸は均一に行われた。貼合工程および剥離工程も問題なく進行し、保護フィルムが積層された偏光板を得ることができた。
1段目の延伸処理における延伸倍率を5.80倍とし、2段目の延伸処理を行わなかったこと以外は、実施例1と同様にして延伸フィルムを作製した。得られた延伸フィルムには、延伸方向に強いシワが発生した。
1段目及び2段目の延伸処理における延伸倍率を、それぞれ1.54倍、3.80倍(総延伸倍率5.85倍)とした以外は、実施例1と同様にして延伸フィルムを作製した。延伸フィルムにおけるポリビニルアルコール系樹脂層の厚みは、一方が4.7μm、他方が5.2μmであった。得られた延伸フィルムにシワは認められなかったが、フィルム幅方向における厚み差は7μmと大きく、延伸は不均一であった。
Claims (6)
- 基材フィルムの少なくとも一方の面にポリビニルアルコール系樹脂を含有する塗工液を塗工した後、乾燥させることによりポリビニルアルコール系樹脂層を形成して積層フィルムを得る樹脂層形成工程と、
前記積層フィルムを縦一軸延伸して延伸フィルムを得る延伸工程と、
前記延伸フィルムのポリビニルアルコール系樹脂層を二色性色素で染色して偏光子層を形成することにより偏光性積層フィルムを得る染色工程とを備え、
前記延伸工程は、2段以上の延伸処理工程を含み、
2段目の延伸処理工程における延伸倍率に対する1段目の延伸処理工程における延伸倍率の比は、0.5以上であり、
前記偏光子層の総延伸倍率は、前記積層フィルムのポリビニルアルコール系樹脂層を基準として5倍超である偏光性積層フィルムの製造方法。 - 前記樹脂層形成工程において、前記基材フィルムの両面に前記ポリビニルアルコール系樹脂層を形成する請求項1に記載の偏光性積層フィルムの製造方法。
- 前記積層フィルムのポリビニルアルコール系樹脂層の厚みが3〜30μmである請求項1又は2に記載の偏光性積層フィルムの製造方法。
- 前記1段目の延伸処理工程における延伸倍率は、5倍未満である請求項1〜3のいずれかに記載の偏光性積層フィルムの製造方法。
- 前記基材フィルムは、ポリプロピレン系樹脂からなる請求項1〜4のいずれかに記載の偏光性積層フィルムの製造方法。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の製造方法によって得られる偏光性積層フィルムを用意する工程と、
前記偏光性積層フィルムの偏光子層上に保護フィルムを貼合して貼合フィルムを得る工程と、
前記貼合フィルムから前記基材フィルムを剥離する工程と、
を備える偏光板の製造方法。
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