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JP2014078678A - 半導体発光装置の製造方法 - Google Patents

半導体発光装置の製造方法 Download PDF

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孝義 矢嶋
Hiroshi Ito
浩史 伊藤
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

【課題】半導体チップが発生する熱に起因する、半導体チップと波長変換部材との接着剥離を抑制すべく、半導体チップと波長変換部材との密着性を向上させる製造方法を提案する。
【解決手段】半導体チップを封止部材によって封止する封止工程と、半導体チップの表面が露出するまで封止部材を除去する除去工程と、除去工程によって形成された接合面に微細な凹凸を形成する凹凸形成工程と、接合面に波長変換部材を接合する接合工程とを有する製造方法。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体発光装置の製造方法に関するものであり、特に、パッケージの製造方法に関する。
半導体発光装置の製造方法について、様々な提案が成されている。例えば、特許文献1では、配線基板(本発明におけるリードフレームに相当する部材)上に固定された発光素子(本発明における半導体チップに相当する部材)に接着剤を塗布した後、予め板状に形成しておいた、蛍光体を含有する光透過部材(本発明における波長変換部材に相当する部材)を、発光素子に対して接合する構成が開示されている。また、特許文献2では、蛍光体を含有する波長変換層(本発明における波長変換部材に相当する部材)を、板状に形成してから接着剤を塗布し、発光素子を、波長変換層に対して接合する構成が開示されている。
特開2010−157638号公報 特開2012−124485号公報
しかし乍ら、自動車の前照灯の様に、大光量、且つ、光束の強い指向性を要求される様な製品においては、半導体チップや蛍光体が発生する熱の放熱が充分ではない場合に、半導体チップと、蛍光体を含有する板状の波長変換部材との接着が剥離してしまい、その影響により、発光性能が低下してしまうことが考えられる。この様な懸念事項に鑑み、本発明においては、半導体チップと、板状の波長変換部材との密着性を向上させる製造方法を提案する。
本発明は、半導体発光装置の製造方法であって、リードフレーム上に固定された半導体チップを、封止部材によって封止する封止工程と、半導体チップの表面が露出するまで、封止部材を除去する除去工程と、除去工程によって形成された接合面に、微細な凹凸を形成する凹凸形成工程と、接合面に、波長変換部材を接合する接合工程とを有することを特徴とする。
前述の半導体発光装置の製造方法においては、除去工程が、凹凸形成工程を兼ねていることが望ましい。
また、前述の半導体発光装置の製造方法においては、除去工程における除去方法が、研削であることが望ましい。
更に、前述の半導体発光装置の製造方法においては、凹凸形成工程において、接合面に対して、複数の方向に研削を行うことが望ましい。
本発明の半導体発光装置の製造方法においては、特許文献1や特許文献2に開示される製造方法と比較して、波長変換部材が半導体チップを覆うのみならず、封止部材の領域まで延設された状態となるため、接着剤の塗布面積(接触面積)が増えることとなり、半導体チップと封止部材とで形成される接合面に対する波長変換部材の密着性が向上する(剥離し難くなる)とともに、蛍光体における発熱の放熱性も、向上することとなる。
また、接合面が、微細な凹凸形成によって粗面化されることで、接着剤の塗布面積(接触面積(表面積))が実質的に更に増加することとなり、一層、密着性が向上するとともに、蛍光体における発熱の放熱性も、向上することとなる。
更に、熱の伝わり難い封止部材の部分において、波長変換部材が接合されることとなるため、その部分における熱による接着剤の劣化が抑制され、万一、接合面における半導体チップ部分のみが、熱の影響で波長変換部材から界面剥離したとしても、封止部材部分の接着によって保持されるため、その分、発光性能の低下が抑制されることとなる。
更にまた、接合面が粗面化されることで、半導体チップ部分においては、粗面化された表面の界面部分における、半導体チップ内部に向かう光の反射が抑制され、半導体チップ外部への光の取り出し効率が向上することとなる。
また更に、封止部材によって、半導体発光装置の筐体(パッケージ)を兼用可能であり、半導体チップと波長変換部材からなるアセンブリーを、別途、筐体へ挿入する等の工程を省略出来ることとなり、半導体発光装置の製造コストが抑制されることとなる。
また、本発明の半導体発光装置の製造方法においては、除去工程が、凹凸形成工程を兼ねているため、除去工程と凹凸形成工程との間の段替えの手間等が省けることとなり、工程を簡略化出来ることから、半導体発光装置の製造コストが抑制されることとなる。
また、本発明の半導体発光装置の製造方法においては、除去工程における除去方法が、研削であるため、例えば、レーザー照射による切断等の、他の除去方法に対して比較的安価であり、半導体発光装置の製造コストが抑制されることとなる。
また、本発明の半導体発光装置の製造方法においては、凹凸形成工程において、接合面に対して、複数の方向に研削を行うことにより、より確実に微細な凹凸が形成されることとなる。
図1は本発明によって製造される半導体発光装置の断面図である。(実施例1) 図2は図1の半導体発光装置における半導体チップの断面図である。(実施例1) 図3は図1の半導体発光装置の封止工程における断面図である。(実施例1) 図4は図1の半導体発光装置の除去工程における断面図である。(実施例1) 図5は図4の除去工程の別の断面の部分拡大図である。(実施例1) 図6は図1の半導体発光装置の別の封止工程を示す断面図である。(実施例2) 図7は本発明によって製造される別の半導体発光装置の断面図である。(別例) 図8は図4の除去工程における半導体発光装置を上方側から見た平面図である。(実施例1)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお、実施例では、フリップチップ実装による半導体発光装置を例に採り、その構成と製造方法について説明する。また、全ての図は、半導体発光装置の構成と製造方法を判り易くするために模式的に描いている。
先ず、実施例1の半導体発光装置10の構成について説明する。
(半導体発光装置10全体)
図1に示す様に、この半導体発光装置10は、半導体チップ20と、サブマウント基板30と、封止部材40と、結合部材50と、波長変換部材60と、伝熱部材70と、リードフレーム80とから成る。
(半導体チップ20)
図2に示す様に、半導体チップ20は、チップ本体21と、p電極22と、n電極23とから成る。チップ本体21は、基板24と、バッファ層25と、n型コンタクト層26と、発光層27と、p型コンタクト層28とから成る。基板24はサファイアや窒化ガリウム(GaN)等から成るが、フリップチップ実装の場合、熱伝導性(放熱性)の観点から、窒化ガリウムを用いることが望ましい。この基板24に対して、有機金属気相成長法(MOCVD)等を用いて、順次、バッファ層25、n型コンタクト層26、発光層27、p型コンタクト層28、p電極22を積層して形成してゆく。次いで、n型コンタクト層26、発光層27、p型コンタクト層28、p電極22の一部をエッチング等で除去して切欠部21Aを形成し、n型コンタクト層26に、n電極23を形成するための面26Aを形成する。次いで、スパッタ法、若しくは、真空蒸着法等の方法を用いて、面26Aにn電極23を形成することで、1つのチップ本体21が完成する。なお、チップ本体21は、1枚のウエハー(分割する前の基板24)に複数のチップ本体21が同時に形成されたものを、1つずつ分割することで得られる。また、前述したチップ本体21の構成及び製造方法は、一般的な代表例であり、特にこれに限定されるものではない。
(サブマウント基板30)
サブマウント基板30は、後述するリードフレーム80へ半導体チップ20を実装する際に用いるものである。基板本体31は、ガラスを含有したエポキシやセラミック等の、絶縁性が高いとともに、表面にメタライズ加工が可能な材料から成る凸字形の部材であり、凸状の面にp電極用配線パターン32とn電極用配線パターン33とが設けられている。図1の紙面において、p電極用配線パターン32とn電極用配線パターン33とは、電気的に短絡(ショート)しない様に、基板本体31の凸部の上側部分で、分離している。基板本体31の凸部の上側部分におけるp電極用配線パターン32が、導電性部材22Aを介して、半導体チップ20のp電極22に接合され、また、基板本体31の凸部の上側部分におけるn電極用配線パターン33が、導電性部材23Aを介して、半導体チップ20のn電極23に接合されることにより、サブマウント基板30に対して、半導体チップ20が配設(マウント)される。この配設方法は、所謂フリップチップ実装と呼ばれる方法である。導電性部材22Aと導電性部材23Aは、所謂バンプと呼ばれるもので、金や、金と錫の合金等が用いられる。なお、サブマウント基板30は、形状も含めて種々の仕様が提案されており、これに限るものではなく、例えば、後述する基板30Aを小型化した様な構成としても良い。また、半導体チップ20をリードフレーム80に対して直接実装可能であれば、このサブマウント基板30を省略した構成としても良い。
(封止部材40)
封止部材40は、チップ本体21の側面全体を囲む様に形成され、チップ本体21の側面等から放射されてくる光を、チップ本体21側へ反射するための部材である。そのため、封止部材40は白色の部材であることが好ましく、本実施例1では熱硬化性樹脂である透明シリコーン樹脂に、白色化のための酸化チタン(粒径0.1μm〜50μm)やシリカ(粒径5nm〜20nm未満)等を含有させた、熱硬化性の白色樹脂を用いているが、これに限らず、他の熱硬化性の白色樹脂(例えば、エポキシ樹脂に前述の様な白色化のための添加剤を混入したもの等)や、熱可塑性の白色樹脂(例えば、ポリフタルアミド樹脂やポリシクロヘキサンジメチレンテレフタレート樹脂等)の他、白色のセラミックペースト、ビークルベースの低温焼成用ガラスペーストに白色粉末を含有させたもの等も、適宜用いることが可能である。熱硬化性樹脂を採用する場合、耐熱性向上や硬化強度向上の観点から、ガラスを混入させても良い。また、この封止部材40は、電気的には絶縁体であることが要求される。
(結合部材50)
結合部材50は、後述する波長変換部材60を、半導体チップ20の基板24及び封止部材40で形成される接合面に結合するための部材であり、本実施例1ではフィラーを含有したシリコーン系の透明な接着剤を用いているが、透明な低温焼成用ガラスペーストを用いても良い。また、この結合部材50は、熱伝導性に優れる材料を用いることが望ましい。
(波長変換部材60)
波長変換部材60は、半導体チップ20から放射されてくる光(主に青色光)を、白色光に変換するための部材である。本実施例1では、透明シリコーンから成る、色度調整して作製した蛍光体樹脂板を用いているが、蛍光体を含有したセラミックスの焼結体による板状(若しくはシート状)の部材や、蛍光体を含有したガラスから成る板状(若しくはシート状)の部材等を用いても良い。なお、波長変換部材60における、後述する接合面11と接合する面について、接合面11と同様に、微細な凹凸を有する加工を施しておいても良い。波長変換部材60にも微細な凹凸を形成しておけば、接合面11との密着性の向上のみならず、半導体チップ20の上面(接合面11側)からの光の取り出し性能の向上にも寄与することとなる。蛍光体については、半導体チップ20から放射されてくる光の波長に応じて、最終的に白色光に変換されるものであれば、任意に選択して良い。本実施例1では、半導体チップ20は青色光を放射するものであり、蛍光体は青色光を黄色光に変換するものを採用しており、この青色光と黄色光とが混色することで、白色光が得られる。半導体チップ20が、UV光(紫外線)を放射するものである場合は、複数種の蛍光体(例えば、RGB蛍光体)を用いて白色光を得ることとなる。この波長変換部材60の内部には、蛍光体以外に、伝熱性の高い粒子(換言すれば、熱伝導率の高い粒子)を含有させても良い。或いは、波長変換部材60の内部に、伝熱性の高い、蛍光体含有セラミック粒子を含有させても良い。これ等の伝熱性の高い粒子の素材としては、窒化アルミニウム(AlN)、窒化ガリウム(GaN)、炭化珪素(SiC)、ダイアモンド等が挙げられる。また、これ等の伝熱性の高い粒子は、半導体チップ20が放射する光の波長に対して透明性が高いことが望まれる。従って、炭化珪素の場合は、結晶構造によってバンドギャップが異なることから、光の波長に対する透明性を考慮した場合、4H−SiCや6H−SiCといった結晶構造を適宜選択することが望ましい。この様な伝熱性の高い粒子を波長変換部材60の内部に含有させることにより、波長変換部材60から、後述する伝熱部材70へ、より効率的に熱が伝搬することとなる。なお、本実施例1では、半導体発光装置10が白色光を放射する場合として説明しているが、他の色の光とする場合には、適宜、所望の蛍光体を用いて調整すれば良い。
(伝熱部材70)
伝熱部材70は、波長変換部材60が、光の波長を変換する際に発生する熱や、半導体チップ20から波長変換部材60へ伝わった熱を、リードフレーム80へ逃がす等して、熱が局存することを抑制するための部材であり、図8に示す様に、半導体チップ20の周囲を囲む様な、矩形の環状を成している。なお、図8は、図4の除去工程における半導体発光装置を上方側から(矢印Pの方向から)見た平面図である。この伝熱部材70を介した、リードフレーム80からの放熱によって、結合部材50としての接着剤の、熱による劣化が抑制されることから、接合面11に対する波長変換部材60の密着性の低下も抑制されて、剥離し難くなる。この伝熱部材70は、結合部材50を介して波長変換部材60と接続し、リードフレーム80とも接続している一方、それ以外の部分を封止部材40に囲まれている。熱の伝搬のみに着目する場合、伝熱部材70を半導体チップ20に直接接触させることも有効であるが、半導体チップ20から放射される光が、半導体発光装置10を構成する部材によって吸収されることを抑制し、効率良く光を取り出す観点から、本実施例1では、伝熱部材70と半導体チップ20との間には、封止部材40を介在させる構成としている。なお、本実施例1では、伝熱部材70は封止部材40に囲まれているが、伝熱部材70の一部を封止部材40の外部に露出させて、半導体発光装置10の外表面に露出した態様とし、直接、半導体発光装置10の外部へ放熱する様な構成としても良い。また、本実施例1では、伝熱部材70の材料としてカーボン(炭素)を用いているが、銅、アルミニウム、鉄、金、白金、銀等の金属類に限らず、珪素(シリコン)やダイアモンド等、熱の伝搬性に優れる熱伝導率の高い材料、若しくはそれ等の材料の粒子を含有する伝熱部材の他、窒化アルミニウム(AlN)や窒化ガリウム(GaN)等の窒化物粒子やセラミックス粒子を含有する伝熱部材等、特に限定されない。また、この熱の影響が比較的少ない場合には、半導体発光装置10から伝熱部材70を省略しても良い。また、本実施例1では、伝熱部材70は、半導体チップ20の周囲を囲む様な、矩形の環状を成しているが、所望の放熱特性が得られれば、円形や楕円形等、任意の形状に適宜変更しても良く、更に、伝熱部材70を連続した環状とせずに、断続的に配置することとしても良い。
(リードフレーム80)
リードフレーム80は、放熱性にも優れる、銅合金や鉄合金等の導電性材料から成る板状の部材であり、その一部を、半導体発光装置10の外表面に露出した態様とし、直接、半導体発光装置10の外部へ放熱する様な構成としている。本実施例1のリードフレーム80では、銅を母材として、表面に銀を鍍金したものを用いている。リードフレーム80は、サブマウント基板30におけるp電極用配線パターン32に接合するp電極側リードフレーム82と、サブマウント基板30におけるn電極用配線パターン33に接合するn電極側リードフレーム83との2つから成り、p電極側リードフレーム82とn電極側リードフレーム83とは、電気的に導通しない様、分離されている。リードフレーム80と各電極用配線パターンとの接合にあたっては、図示しない導電性の接着剤(例えば、金と錫の合金からなるハンダや、銀ペースト等)が用いられる。また、p電極側リードフレーム82とn電極側リードフレーム83とは、リードフレーム80とサブマウント基板30の下方側に形成される、封止部材40の基板部分41に対して巻き付く様に、コの字状に折り曲げられている。なお、この基板部分41は、後述する別例の半導体発光装置10Aにおける基板30Aの基板本体31Aに相当する部分である。本実施例1では、リードフレーム80をコの字状に折り曲げて、比較的コンパクトなパッケージとなる構成としているが、所謂スラグタイプと呼ばれる様な、リードフレーム80を折り曲げない態様の構成を採用しても良い。
次に、実施例1の半導体発光装置10の製造方法について説明する。本実施例1では、スクリーン印刷を用いた製造方法について説明する。
(封止工程)
先ず、図3に示す様に、サブマウント基板30を介して半導体チップ20が固定されるとともに、伝熱部材70も接合されたリードフレーム80を、上側枠体101と下側枠体102とで挟持するとともに、上方側と下方側とが開口した上側枠体101と、上方側が開口して下方側が閉塞された下側枠体102とから成る枠体100の凹部103の中に、半導体チップ20が凹部103からはみ出ないように、完全に収める。
この際、上側枠体101の上端面101Aから、半導体チップ20の基板24の上端面24Aまでの距離は、封止部材40が硬化を完了した際の同部分の寸法(埋没量)H0が、10μm〜200μm程度となる様に、封止部材40の硬化後の収縮量若しくは膨張量を考慮して設定することが望ましく、更に望ましくは、30μm〜70μm程度に設定することが望ましい。これは、寸法H0が10μm未満の場合、リードフレーム80に対して半導体チップ20を固定した際に、リードフレーム80の上端面80B(或いは、上側枠体101の下端面101B)から、半導体チップ20の基板24の上端面24Aまでの寸法(高さ)H2のバラツキ(レンジで20μm程度)が吸収しきれない虞があるためであり、寸法H0が200μmを超えては、後述する除去工程に要する作業時間が掛かり過ぎるためである。本実施例1では寸法H0の狙い値を50μmに設定している。なお、伝熱部材70の高さは、寸法H2と同等以上となる様に設定しておけば良い。
次いで、凹部103の空間部分を満たす様に、上側枠体101の上方側に開いた開口部から、半固体状の封止部材40の原料を注入して充填し、封止部材40の上端面42が、上側枠体101の上端面101Aと同一面を形成する様に、スキージ104を用いて均す。この半固体状の封止部材40の原料には、チクソ性を付与するために、シリカ等を添加している。図3の紙面においては、スキージ104の移動方向Sは、左側から右側へ向かうこととなるが、封止部材40の上端面42を均すことが可能であれば、スキージ104の移動方向Sの向きは特に限定されない。
その後、充填された封止部材40を硬化させる。封止部材40の硬化にあたっては、採用した材料に応じて、自然乾燥による自然硬化のみならず、加熱や紫外線照射によって乾燥及び硬化を促進させたりする他、封止部材40の材料自体に2液硬化性(反応硬化)のものを選択する等、任意の方法や材料を採用して良い。この様にして、封止部材40による、半導体チップ20の封止工程を行う。なお、本実施例1の封止部材40である白色樹脂においては、熱硬化性樹脂を採用しているため、加熱して硬化させることとなる。
なお、この封止工程においては、封止部材40が、チップ本体21の上方側と側面全体を囲む様に形成されるのみならず、チップ本体21の下方側や、p電極22とn電極23の周囲、及び、導電性部材22A・23Aの周囲、並びに、サブマウント基板30の周囲、更には、枠体100の内部に配置されたリードフレーム80の周囲を囲んで覆う様に形成されることとなる。本実施例1では、封止部材40のうち、リードフレーム80及びサブマウント基板30よりも下方側に形成される基板部分41を、一体形成した構成としているが、この部分を、別部材とし、リードフレーム80やサブマウント基板30に対して貼り付ける様な構成としても良い。別部材の材料は特に限定されないが、熱伝導性(放熱性)に優れる材料を用いることが望ましい。
(除去工程及び凹凸形成工程)
封止部材40の硬化が完了したら、枠体100を外し、図4に示す様に、半完成品状態の半導体発光装置10のリードフレーム80を、台座200に固定する。図4において、台座200は封止部材40における基板部分41と非接触に描かれているが、接触していても良い。また、台座200と封止部材40における基板部分41との間に、何等かのスペーサーを介在させても良い。更に、封止工程における下側枠体102を、台座200の代用としても良い。
除去工程では、一般的な半導体装置の研削に使用される研削機を用いて、封止部材40の余剰部分である上端部分40Cを研削して除去するとともに、半導体チップ20の基板24の余剰部分である上端部分24Cや、伝熱部材70の余剰部分である上端部分70Cを研削して除去する。
研削にあたっては、寸法H0の下端を超えて、寸法H1(最深研削量)の下端まで研削し、封止部材40から基板24の表面となる上端接合面24Bを完全に露出させる。寸法H1と寸法H0との差が、基板24の研削量T1となるが、この研削量T1としては、後述する凹凸の状態を考慮し、1μm以上研削されていることが望ましい。一方、基板24を研削し過ぎない様、研削量T1は最大でも50μm程度に留めることが望ましい。例えば、寸法H0が200μmであった場合、寸法H1としては、寸法H2のバラツキを考慮して、少なくとも211μm程度に設定すれば良いが、前述した様に、基板24を研削し過ぎない様、最大でも寸法H1を250μm程度に留めることが望ましい。なお、基板24の初期の厚みT0は、一般的には薄くても500μm程度であるため、研削量T1が50μm程度であったとしても、450μm程度は基板24の厚みが残されることとなる。
この除去工程の加工条件としては、研削機のスピンドルの回転数を500〜1000rpm程度とし、その切り込み量は0.1〜0.5μm/回転程度、研削砥石の送り速度を1〜8mm/sec程度として、半導体チップ20にダメージを与えない範囲で、適宜設定可能である。なお、研削砥石の材質及び表面硬度や表面粗さも、所望の凹凸の状態が得られる様に、任意に選択して良いが、本実施例1では、材質がダイアモンドであり、表面硬度が70〜150GPa、平均粒子径が9〜15μmのものを使用している。
この除去工程は凹凸形成工程も兼ねており、図4におけるZ−Z断面の拡大図である図5に示される様に、除去後の封止部材40の上端接合面40Bや、研削後の半導体チップ20の基板24の上端接合面24B、及び、研削後の伝熱部材の上端接合面70Bによって形成される接合面11に、微細な凹凸が形成される。
この凹凸の状態としては、半導体チップ20が放射する光の波長レベルに加工することが望ましい。本実施例1では、半導体チップ20が放射する光の波長が、450nm〜460nmの青色光であるため、表面粗度の指標として、1つの凹凸の長さλがサブミクロンサイズとなる様に、凹凸を加工している。なお、凹凸の状態としては、回折格子の様に長さλが一定の長さで規則性を有していることが最も望ましいが、長さλの平均値が、光の波長レベルとなっていても良い。
或いは、表面粗度の指標としては、中心線平均粗さRaが一般的にはよく用いられるため、前述の長さλを用いた指標に対する厳密な換算は困難であるものの、半導体チップ20が放射する光の波長を450nm〜460nmとした場合、この中心線平均粗さRaとしては、0.5μm〜1.0μm程度であれば良い。従って、半導体チップ20が放射する光の波長を450nm〜460nmとした場合には、必要となるこの凹凸の高低差T2が、最大でも中心線平均粗さRaの2倍程度の2.0μm以内に収まるとみて良いことから、基板24の上端接合面24Bを完全に露出させるために、研削量T1を最低でも2.0μm以上としておくことが望ましい。
なお、接合面11の凹凸の状態をより一層均一なものとするべく、基板24の上端接合面24Bが完全に露出してから、複数の方向に研削を施すこととしても良い。例えば、図8に示す様に、先ず、除去工程として、封止部材40の長手方向に沿う様に(換言すれば、封止部材40の長手方向の長さL0の方向に沿う様に)、矢印K1の方向に沿って、回転している砥石を往復運動させて、封止部材40の余剰部分である上端部分40Cと、半導体チップ20の基板24の余剰部分である上端部分24Cと、伝熱部材70の余剰部分である上端部分70Cとを、研削して除去し、基板24の上端接合面24Bを完全に露出させる。その後、凹凸形成工程として、矢印K1とは異なる方向である、矢印K2、矢印K3、矢印K4の方向に沿って、回転している砥石を往復運動させて、凹凸を形成する。なお、矢印K2、矢印K3、矢印K4は、それぞれ、矢印K1の方向に対して、右回り(換言すれば、反時計回り)に、45°、90°、135°回転した方向である。これ等の矢印K1、矢印K2、矢印K3、矢印K4の方向のバラツキの範囲としては、それぞれの狙いの方向に対して、±5°程度の振れ幅は許容される。凹凸形成工程における、矢印K1から矢印K4の4つの方向への砥石の往復運動は、必ずしも行う必要は無く、1つの方向について、往路方向若しくは復路方向の、いずれかの方向のみに限定して行うこととしても良いが、1つの方向について、往復運動を1〜5回程度行うことが望ましく、往復運動を2〜3回程度行うことが更に望ましい。また、矢印K1、矢印K2、矢印K3、矢印K4の加工する順序を任意に入れ替えたり、1つの加工順序を1セットとして、そのセットを複数回繰り返すこととしても良く、更に、矢印K1〜K4とは異なる別の方向の加工を加えても良い。本実施例1では、矢印K1から矢印K4の4つの異なる方向で、複数の方向の加工としているが、最低、2つの異なる方向で、複数の方向の加工としても良く、その場合は、矢印K1と矢印K3の様に、直交する方向を選択することが望ましい。また、必ずしも矢印K1を封止部材40の長手方向に沿う様に設定する必要は無く、任意に設定しても良い。更に、これ等の複数の方向への研削を、除去工程の段階から連続して行うこととしても良い。
半完成品状態の半導体発光装置10に対する凹凸形成が完了したら、この半完成品状態の半導体発光装置10を純水洗浄した後、エアブローを施して、研削屑を除去する。この様にして、封止部材40の上端接合面40B、及び、半導体チップ20の基板24の上端接合面24B、並びに、伝熱部材の上端接合面70Bとから成る、波長変換部材60を取り付ける為の接合面11が形成されると同時に、接合面11に微細な凹凸が施され、接合面11が粗面化されることとなる。
なお、本実施例1では、除去工程と凹凸形成工程とを、研削によって兼用して行っているが、半導体発光装置10の製造コストを然程考慮しなくとも良ければ、半導体チップ20の基板24がサファイアから成る場合は、先ず、レーザー照射による切断等の除去工程によって、基板24の上端接合面24Bが露出した状態の接合面11を形成しておき、その後、研削や研磨等による凹凸形成工程を経て、接合面11に微細な凹凸を形成することとしても良い。また、半導体チップ20の基板24が窒化ガリウムから成る場合であって、前述同様に半導体発光装置10の製造コストを然程考慮しなくとも良ければ、エッチングによって、凹凸形成工程を行っても良い。
(接合工程)
接合工程では、凹凸形成が完了した半完成品状態の半導体発光装置10に対し、波長変換部材60を結合部材50を介して接合する。接合にあたっては、半完成品状態の半導体発光装置10の接合面11に結合部材50としての接着剤を塗布し、波長変換部材60を貼り付ける方法が一般的であるが、波長変換部材60に結合部材50としての接着剤を塗布しておき、結合部材50が塗布された面を、半完成品状態の半導体発光装置10の接合面11と接合する方法を採用しても良い。結合部材50としての接着剤の塗布方法としては、スクリーン印刷や、ディスペンシング等、任意の方法を用いて良い。なお、これらの接合の際、半完成品状態の半導体発光装置10に対して波長変換部材60を押圧乃至加圧して結合部材50としての接着剤の硬化の促進を図っても良い。また、図示はしないが、光の取り出し性能の向上の観点から、半導体チップ20における上端接合面24B(接合面11)の部位に、結合部材50とは別の透明層を形成しておき、上端接合面24B(接合面11)の周囲となる接合面11の部位に結合部材50を形成する態様としても良い。なお、この透明層は、波長変換部材60を構成する部材の屈折率の数値と、半導体チップ20における上端接合面24Bを構成する部材の屈折率の数値との、間の数値となる屈折率を有するものであれば良い。また、この透明層は、無色透明でも良いが、半導体チップ20が発光する波長の光が透過するものであれば良い。更に、この透明層も、結合部材50と同等以上の熱伝導性に優れる材料からなることが望ましい。
更に、別の接合方法として、図示はしないが、半完成品状態の半導体発光装置10に対して、スパッタ加工や、スクリーン印刷にて、直接的に波長変換部材60を形成する方法を採用しても良い。これ等の方法の場合、結合部材50としての接着剤は省略出来るため、厳密には接合工程ではないが、波長変換部材60が、微細な凹凸が形成された接合面11に密着する態様となる点が本発明の要旨であるため、この様な方法も接合工程に含まれるものとする。また、これ等の方法であれば、接合面11と隣接する波長変換部材60の側にも微細な凹凸が自ずと形成されることとなり、光の取り出し性能の向上の観点から好ましい。なお、これ等の接合方法を用いる際、光の取り出し性能の向上の観点から、半導体チップ20における上端接合面24B(接合面11)の部位に、結合部材50とは別に、前述した様な透明層を予め形成しておく態様としても良く、或いは、半導体チップ20と波長変換部材60との密着性の向上の観点から、半導体チップ20の上端接合面24B(接合面11)の部位に、前述の結合部材50を予め塗布しておく態様としても良い。
(分離工程)
リードフレーム80は、複数のリードフレーム80が縦横に接続された状態で形成されており、1つのリードフレーム80に対して1つの半導体チップ20が実装されているため、このリードフレーム80をダイシング等の方法を用いて分離し、個々の半導体発光装置10に切り離す。切り離された半導体発光装置10のリードフレーム80を、封止部材40の基板部分41に対して巻き付かせる様にコの字状に折り曲げることで、半導体発光装置10が完成する。
本発明の半導体発光装置10の製造方法においては、特許文献1や特許文献2に開示される製造方法と比較して、波長変換部材60が半導体チップ20を覆うのみならず、封止部材40の領域まで延設された状態となるため、結合部材50としての接着剤の塗布面積(接触面積)が増えることとなり、半導体チップ20と封止部材40とで形成される接合面11に対する波長変換部材60の密着性が向上し、剥離し難くなる。
例えば、特許文献1の様な構成の場合、結合部材50としての接着剤の塗布面積は、半導体チップ20の上端接合面24Bの面積分(半導体チップ20における長手方向の長さL1と短手方向の長さW1の積)のみとなる。一方、本発明の半導体発光装置10では、結合部材50としての接着剤の塗布面積は、接合面11の面積分(封止部材40における長手方向の長さL0と短手方向の長さW0の積)まで増加している。本実施例1の構成において、L0=3.8mm、W0=1.4mm、L1=700μm、W1=390μmとした場合、接合面11の面積は、半導体チップ20の上端接合面24Bの面積に対して、約20倍の面積増となる。
また、接合面11が、微細な凹凸形成によって粗面化されることで、結合部材50としての接着剤の塗布面積(接触面積)が実質的に更に増加することとなり、一層、密着性が向上することとなる。本実施例1の構成において、高低差T2=1μm、長さλ=450nmとした場合、単位面積あたり約2倍の面積増となり、前述の面積増と合わせると、約40倍の面積増となる。
更に、熱の伝わり難い封止部材40の部分において、波長変換部材60が接合されることとなるため、その部分における熱による結合部材50としての接着剤の劣化が抑制され、万一、接合面11における半導体チップ20の部分のみが、熱の影響で波長変換部材60から界面剥離したとしても、封止部材40の部分の接着によって保持されるため、その分、半導体発光装置10の発光性能の低下が抑制されることとなる。
更にまた、接合面11が粗面化されることで、半導体チップ20の部分においては、粗面化された表面の界面部分における、半導体チップ20の内部に向かう光の反射が抑制され、半導体チップ20の外部への光の取り出し効率が向上することとなる。また、前述の長さλをサブミクロンサイズとなる様に加工しているため、波長変換部材60の直下において、半導体チップ20の上端接合面24Bから集中して光が取り出されるため、配光特性が向上するとともに、半導体チップ20の内部に向かう光の反射が更に抑制され、半導体チップ20の内部における反射光の再吸収が一層抑制されるため、光の取り出し効率が更に向上することとなる。また、接合面11の粗面化にあたり、複数の方向への研削を行うことによって、前述の長さλのバラツキが一層抑制され、半導体チップ20の外部への光の取り出し効率が、より一層向上することとなる。
また更に、封止部材40によって、半導体発光装置10の筐体(パッケージ)を兼用可能であり、半導体チップ20と波長変換部材60からなるアセンブリーを、別途、筐体へ挿入する等の工程を省略出来ることとなり、半導体発光装置10の製造コストが抑制されることとなる。
(封止工程の別例)
前述の実施例1では、比較的簡便で安価に製造が可能である、スクリーン印刷を用いた製造方法について説明したが、封止工程としては、以下に挙げる別例を採用しても良い。
図6は、実施例1のスクリーン印刷に代わり、実施例2として、射出成形を用いた場合を示している。サブマウント基板30を介して半導体チップ20が固定されたリードフレーム80を、上側金型301と下側金型302とで挟持するとともに、上側金型301と下側金型302とから成る金型300のキャビティ303の中に、半導体チップ20を完全に収める。
この際、上側金型301のキャビティ上端面301Aから、半導体チップ20の基板24の上端面24Aまでの距離は、封止部材40が硬化を完了した際の同部分の寸法(埋没量)H0Aが、10μm〜200μm程度となる様に、封止部材40の硬化後の収縮量若しくは膨張量を考慮して設定することが望ましく、更に望ましくは、30μm〜70μm程度に設定することが望ましい。寸法H0Aが10μm未満の場合、リードフレーム80に対して半導体チップ20を固定した際に、リードフレーム80の上端面80B(或いは、上側金型301の下端面301B)から、半導体チップ20の基板24の上端面24Aまでの寸法(高さ)H2Aのバラツキ(レンジで20μm程度)が吸収しきれない虞があるためであり、寸法H0Aが200μmを超えては、後述する除去工程に要する作業時間が掛かり過ぎるためである。寸法H0Aの狙い値は50μmに設定している。射出成形では、上側金型301のキャビティ上端面301Aが、封止部材40の上端面42を形成することとなる。
次いで、キャビティ303を満たす様に、ゲート304から溶融した封止部材40の原料を射出して充填し、冷却して固化する。封止部材40の固化が完了したら、金型300を開いて、半完成品状態の半導体発光装置10を取り出す。この様にして、射出成形によって、封止部材40による、半導体チップ20の封止工程を行っても良い。比較的簡便に製造出来る点では、射出成形とスクリーン印刷とで然程差は無いが、成形設備としては、スクリーン印刷よりも射出成形機の方が汎用性が高いため、研削を必要としない他の半導体装置と、製造設備の共用化を図ることが出来る利点が有る。
更に封止工程の別例として、図示はしないが、実施例3として、ポッティング成形により、封止部材40を形成しても良い。ポッティング成形の場合は、途中までスクリーン印刷と同様の手順で行うが、スキージ104によって封止部材40の原料を均すことを行わず、封止部材40の原料の自重によって、封止部材40の上端面42が平坦に均され、封止部材40が硬化するまで待つこととなる。封止部材40の固化が完了したら、枠体を外して、半完成品状態の半導体発光装置10を取り出す。この様にして、ポッティングによって、封止部材40による、半導体チップ20の封止工程を行っても良い。ポッティングは、封止部材40の上端面42を平坦に均すために、スクリーン印刷や射出成形に比べて、やや時間を要するが、製造にあたっての技術的な難易度が低いため、簡便さにおいては、スクリーン印刷や射出成形よりも優れている。
(半導体発光装置の別例)
次に、半導体発光装置10の別例として、半導体発光装置10Aの構成について説明する。
(半導体発光装置10A全体)
図7に示す様に、この半導体発光装置10Aは、実施例1の半導体発光装置10に対し、サブマウント基板30に代わって、基板30Aを有する点と、それに付随してリードフレーム80Aの構成及び封止部材40の構成が異なっているため、ここでは半導体発光装置10に対する相違点を主に説明し、同様の部分については説明を省略する。
(基板30A)
基板30Aは、基板本体31Aが、セラミック等からなる絶縁体であることが要求される。また、基板本体31Aの材料としては、熱伝導性に優れるものを用いることが望ましい。図7の紙面において、基板本体31Aの上方側には、p電極用配線パターン32Aとn電極用配線パターン33Aが形成されている。p電極用配線パターン32Aとn電極用配線パターン33Aとは、電気的に短絡(ショート)しない様に、分離している。
p電極用配線パターン32Aは、導電性部材84Aを介してp電極側リードフレーム82Aと接続されており、n電極用配線パターン33Aは、導電性部材85Aを介してn電極側リードフレーム83Aと接続されている。そして、導電性部材84Aと導電性部材85Aとは、それぞれ基板本体31Aに設けられたビアホール34Aとビアホール35Aの内部に配設されている。
(封止部材40A)
封止部材40Aは、図7の紙面において、半導体発光装置10Aの主な光の照射方向Dに対して反対側となる、p電極用配線パターン32Aやn電極用配線パターン33Aよりも下方側の部位(換言すれば、基板30Aが占めている部分)には形成されていないが、チップ本体21の側面全体を囲む様に形成され、また、チップ本体21の下方側や、p電極22とn電極23の周囲、及び、導電性部材22A・23Aの周囲を囲んで覆う様に形成される点は、半導体発光装置10と同様である。
(リードフレーム80A)
リードフレーム80Aは、放熱性にも優れる、銅合金や鉄合金等に鍍金を施した、導電性材料から成る板状の部材であり、その一部を、半導体発光装置10Aの外表面に露出した態様とし、直接、半導体発光装置10Aの外部へ放熱する様な構成としている。リードフレーム80Aにおけるp電極側リードフレーム82Aとn電極側リードフレーム83Aとは、基板30Aに対して巻き付く様には折り曲げられておらず、板状のまま、基板30Aの下方側に配設されており、電気的に短絡(ショート)しない様に、分離している。このリードフレーム80Aも、複数のリードフレーム80Aが縦横に接続された状態で形成されており、1つのリードフレーム80Aを備えた基板30Aに対して、1つの半導体チップ20が、p電極用配線パターン32Aとn電極用配線パターン33Aを介して実装されているため、このリードフレーム80Aをダイシング等の方法を用いて分離し、個々の半導体発光装置10Aに切り離すことで、半導体発光装置10Aが完成する。なお、この図7では、リードフレーム80Aにおける、ダイシングのための加工代を取り除いた状態で図示しているが、この加工代を残存させておいても良い。
(半導体発光装置10Aの別例)
前述した半導体発光装置10Aにおいては、複数のリードフレーム80Aに対して、基板30Aが予め個々に形成された態様として説明したが、基板30A自体がリードフレーム80Aと同様に縦横に接続された状態で形成されたものを採用しても良い。その場合、基板30Aにおける、ダイシングのための加工代は、取り除いても良いし、残存させておいても良い。
本発明は、フリップチップ実装による半導体発光装置を実施例に採り、その製造方法について説明している。また、本発明の実施例では、1つの半導体発光装置につき、1つの半導体チップを有する構成にて説明しているが、本発明を適用可能な半導体発光装置としては、これに限られるものではなく、1つの半導体発光装置につき、複数の半導体チップを有する半導体発光装置にも、適用可能である。なお、1つの半導体発光装置につき、複数の半導体チップを有する半導体発光装置の場合は、各半導体チップが放出する光について、各半導体チップ間での自己吸収の発生を抑制するべく、各半導体チップ間の距離を設定し、封止部材40が介在する様な構成とすることが望ましい。
10 ・・・ 半導体発光装置(実施例1)
10A ・・・ 半導体発光装置(別例)
11 ・・・ 接合面
20 ・・・ 半導体チップ
21 ・・・ チップ本体
21A ・・・ 切欠部
22 ・・・ p電極
22A ・・・ 導電性部材
23 ・・・ n電極
23A ・・・ 導電性部材
24 ・・・ (半導体チップの)基板
24A ・・・ (半導体チップの基板の)上端面
24B ・・・ (半導体チップの基板の)上端接合面
24C ・・・ (半導体チップの基板の)上端部分
25 ・・・ バッファ層
26 ・・・ n型コンタクト層
26A ・・・ 面
27 ・・・ 発光層
28 ・・・ p型コンタクト層
30 ・・・ サブマウント基板
30A ・・・ 基板
31 ・・・ (サブマウント基板の)基板本体
31A ・・・ 基板本体
32 ・・・ (サブマウント基板の)p電極用配線パターン
32A ・・・ p電極用配線パターン
33 ・・・ (サブマウント基板の)n電極用配線パターン
33A ・・・ n電極用配線パターン
34A ・・・ ビアホール
35A ・・・ ビアホール
40 ・・・ 封止部材
40A ・・・ 封止部材(別例)
40B ・・・ (封止部材の)上端接合面
40C ・・・ (封止部材の)上端部分
41 ・・・ 基板部分
42 ・・・ (封止部材の)上端面
50 ・・・ 結合部材
60 ・・・ 波長変換部材
70 ・・・ 伝熱部材
70B ・・・ (伝熱部材の)上端接合面
70C ・・・ (伝熱部材の)上端部分
80 ・・・ リードフレーム
80A ・・・ リードフレーム(別例)
80B ・・・ (リードフレームの)上端面
82 ・・・ p電極側リードフレーム
82A ・・・ p電極側リードフレーム(別例)
83 ・・・ n電極側リードフレーム
83A ・・・ n電極側リードフレーム(別例)
84A ・・・ 導電性部材(別例)
85A ・・・ 導電性部材(別例)
100 ・・・ 枠体
101 ・・・ 上側枠体
101A ・・・ (上側枠体の)上端面
101B ・・・ (上側枠体の)下端面
102 ・・・ 下側枠体
103 ・・・ 凹部
104 ・・・ スキージ
200 ・・・ 台座
300 ・・・ 金型
301 ・・・ 上側金型
301A ・・・ キャビティ上端面
301B ・・・ (上側金型の)下端面
302 ・・・ 下側金型
303 ・・・ キャビティ
304 ・・・ ゲート
D ・・・ 照射方向
H0 ・・・ 寸法(埋没量)
H0A ・・・ 寸法(埋没量:実施例2)
H1 ・・・ 寸法(最深研削量)
H2 ・・・ 寸法(高さ)
H2A ・・・ 寸法(高さ:実施例2)
L0 ・・・ (封止部材の長手方向の)長さ
L1 ・・・ (半導体チップの長手方向の)長さ
T0 ・・・ 厚み
T1 ・・・ 研削量
T2 ・・・ 高低差
S ・・・ 移動方向
W0 ・・・ (封止部材の短手方向の)長さ
W1 ・・・ (半導体チップの短手方向の)長さ
λ ・・・ (凹凸の)長さ

Claims (4)

  1. リードフレーム上に固定された半導体チップを、封止部材によって封止する封止工程と、
    前記半導体チップの表面が露出するまで、前記封止部材を除去する除去工程と、
    前記除去工程によって形成された接合面に、微細な凹凸を形成する凹凸形成工程と、
    前記接合面に、波長変換部材を接合する接合工程とを有することを特徴とする、半導体発光装置の製造方法。
  2. 前記除去工程が、前記凹凸形成工程を兼ねていることを特徴とする、請求項1に記載の半導体発光装置の製造方法。
  3. 前記除去工程における除去方法が、研削であることを特徴とする、請求項1乃至請求項2のいずれか1項に記載の半導体発光装置の製造方法。
  4. 前記凹凸形成工程において、接合面に対して、複数の方向に研削を行うことを特徴とする、請求項3に記載の半導体発光装置の製造方法。
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