JP2014051143A - 船倉用ラック設備 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この船倉用ラック設備は、船倉H内を区画する複数の区画ユニット10を備え、区画ユニット10は、製品を船の上部から収容可能なラック領域Rと、ラック領域Rに隣接して人が歩けるように設けられた通路領域Tとを有し、船倉H内を複数の区画ユニット10で区画した状態において、各ラック領域Rの両脇が作業者の通路領域Tとなっている。
【選択図】図4
Description
そのため、作業者Pは、積み上げた製品S上での荷役作業となる。そのため、作業者Pの足場が悪く作業性に改善の余地がある。また、従来は、単に製品Sを船倉H内に平積みしているので、ワイヤ掛け作業時に製品Sの姿勢が変わる(例えば反転する)こともあり、足場の悪い中での荷姿の手直しが必要であった。
これに対し、荷役用のラック設備が提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1記載のラック設備は、多数のポストを船倉内に立設し、製品を予め収容したUラックを、隣接するポスト間に支持されるようにクレーンで揚げ降ろしするものである。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、揚地でのクレーンの制約を受けることなく、作業効率を向上させ得る船倉用ラック設備を提供することを目的とする。
まず、図2および図3を参照して、このラック設備の全体構造について説明する。
図2および図3に示すように、このラック設備1は、船倉H内を区画する複数の区画ユニット10を備えている。各区画ユニット10は、主にH形鋼を用いた溶接構造の枠体とされている。この例では、船長方向に10個の区画ユニット10が、船側方向に2列に配置され、計20個の区画ユニット10からラック設備が構成されている。
なお、このラック設備1においては、図2に示すように、船倉H内で結合された当該ラック設備1の天井部分に、船長方向に沿って設けられたカーテンレール30と、カーテンレール30に沿って展開および収容可能とされ、展開時に当該ラック設備1の天井を覆うことのできるカーテン32とが設けられている。
各区画ユニット10は、図4に拡大図示するように、製品Sを船の上部から収容可能なラック領域Rと、ラック領域Rに隣接して作業者Pが歩けるように設けられた通路領域Tとをそれぞれ有する。各区画ユニット10は、トラックUでの輸送を考慮して、図7に示すように、トラックUの荷台Nに積載可能な大きさとされるとともに、船倉Hに装備されたときには、隣接する区画ユニット10相互がボルトで結合されて一の構造体をなすように構成されている。
上述のラック設備1は、船倉H内を区画する複数の区画ユニット10を備え、複数の区画ユニット10各々は、製品Sを船の上部から収容可能なラック領域Rと、ラック領域Rに隣接して作業者Pが歩けるように設けられた通路領域Tとを有し、複数の区画ユニット10で船倉H内を区画した状態において、各ラック領域Rの両脇が通路領域Tとなっているので、ラック領域Rと通路領域Tとによって船倉H内が明確に区画される。
そして、各ラック領域Rの両脇が作業者Pの通路領域Tとなっているので、作業者Pは、各ラック領域R内の製品Sに対し、各ラック領域Rに隣接する通路領域Tから製品S上を歩くことなしにワイヤ掛け作業やナイロンスリング等によるラッシング作業が可能である。
また、このラック設備1は、ラック領域Rおよび通路領域Tが、複数階建て(この例では二階層)になっているので、船積みすべき製品Sを、各階毎に区分することができる。そのため、例えば上積荷重に制限ある製品を区分したり、ロット分けの必要なる製品を区分したりして船積みする上で好適である。
なお、本発明に係る船倉用ラック設備は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能であることは勿論である。
2 柱
3 梁
4 床
5 ジャッキ機構
7 連結部材
8 梯子
10 区画ユニット
20 旋回アーム(梁部材)
21 ばね
22 支持部材
23 ロックレバー
24 ロッド
25 ストッパーピン
26 長穴
27 取っ手
28 旋回軸
29 軸受部
30 カーテンレール
32 カーテン
C 閉止姿勢
K 解放姿勢
R ラック領域
R1 (ラック領域の)一階
R2 (ラック領域の)二階
T 通路領域
T1 (通路領域の)一階
T2 (通路領域の)二階
H 船倉
U トラック
N 荷台
S 製品
M 介装用木材(万棒)
P 人(作業者)
Claims (8)
- 船倉内を区画する複数の区画ユニットを備え、該複数の区画ユニット各々は、製品を船の上部から収容可能なラック領域と、該ラック領域に隣接して人が歩けるように設けられた通路領域とを有し、前記複数の区画ユニットで前記船倉内を区画した状態において、各ラック領域の両脇が前記通路領域となっていることを特徴とする船倉用ラック設備。
- 前記区画ユニットは、前記通路領域の周囲に複数の柱が設けられ、隣接する柱同士は、前記ラック領域側から前記通路領域側に前記製品が移動不可能な間隔で立設されるとともに、隣接する柱の上部には、隣接する柱相互をつなぐ梁が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の船倉用ラック設備。
- 各区画ユニットは、トラックの荷台に積載可能な大きさとされるとともに、前記船倉に装備されたときには、隣接する区画ユニット相互がボルトで結合されて一の構造体をなしていることを特徴とする請求項1または2に記載の船倉用ラック設備。
- 前記ラック領域および前記通路領域は、複数階建てになっている請求項1〜3のいずれか一項に記載のことを特徴とする船倉用ラック設備。
- 前記ラック領域は、相互に隣接する階が、船積みすべき製品を支持可能な梁部材によって区分けされ、該梁部材として、水平方向の旋回動作により開閉されて解放姿勢と閉止姿勢とに切換えが可能な旋回アームを有することを特徴とする請求項4に記載の船倉用ラック設備。
- 前記旋回アームは、前記柱に対してばねで釣られており、前記閉止姿勢とされたときに、製品の荷重がかかったときには下方の支持部材に当接され、製品の荷重がかかっていないときにはバネで持ち上げられることで支持部材から離間するようになっていることを特徴とする請求項5に記載の船倉用ラック設備。
- 前記旋回アームは、前記閉止姿勢の位置でロックをかけるロックレバーを有し、該ロックレバーは、旋回アーム内に旋回アームに沿ってスライド移動するロッドと、該ロッド先端のストッパーピンとを有し、該ストッパーピンの先端を対向位置にある長穴に差し込むことによりロックされることを特徴とする請求項6に記載の船倉用ラック設備。
- 前記船倉内で結合された当該ラック設備の天井部分には、船長方向に沿って設けられたカーテンレールと、該カーテンレールに沿って展開および収容可能とされ、展開時に当該ラック設備の天井を覆うことのできるカーテンとが設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の船倉用ラック設備。
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