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JP2014015088A - 車体前部構造 - Google Patents

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JP2014015088A
JP2014015088A JP2012152707A JP2012152707A JP2014015088A JP 2014015088 A JP2014015088 A JP 2014015088A JP 2012152707 A JP2012152707 A JP 2012152707A JP 2012152707 A JP2012152707 A JP 2012152707A JP 2014015088 A JP2014015088 A JP 2014015088A
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Abstract

【課題】微小ラップ衝突時に車体に対して横力を発生させることができる車体前部構造を提供することを目的とする。
【解決手段】車体前部構造10は、車両前後方向を長手方向として配置されたフロントサイドメンバ12を備えている。このフロントサイドメンバ12の前端部12Aからは、車両前後方向を板厚方向とするプレート部58が車両幅方向外側に延出している。このプレート部58の車両後側には、補強部材20が設けられており、この補強部材20は、プレート部58と共に平断面視にて閉断面を形成している。
【選択図】図1

Description

本発明は、車体前部構造に関する。
従来、微小ラップ衝突に適応するための車体前部構造としては、例えば、次の技術がある。つまり、特許文献1には、バンパリインフォースメントと、このバンパリインフォースメントにおける車両幅方向外側の端部から車両後側に延設され、フロントサイドメンバの車両幅方向外側に配置されたエクステンションと、このエクステンションに設けられ、フロントサイドメンバ側に凸を成す凸部とを備えたバンパ構造が開示されている。
特開2008−213739号公報
このような車体前部構造を備えた車体では、微小ラップ衝突に適応するために、微小ラップ衝突時に車体に対して横力を発生させることが望まれる場合がある。
そこで、本発明は、微小ラップ衝突時に車体に対して横力を発生させることができる車体前部構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の車体前部構造は、車体前部の車両幅方向外側部に車両前後方向を長手方向として配置されたフロントサイドメンバと、前記フロントサイドメンバの車両前側に車両幅方向を長手方向として配置されると共に、前記フロントサイドメンバの前端部に支持部材を介して支持されたバンパリインフォースメントと、車両前後方向を板厚方向とすると共に、前記フロントサイドメンバの前端部から車両幅方向外側に延出するプレート部と、前記プレート部の車両後側に設けられ、前記プレート部と共に平断面視にて閉断面を形成する補強部材と、を備えている。
この車体前部構造によれば、フロントサイドメンバの前端部からは、車両前後方向を板厚方向とするプレート部が車両幅方向外側に延出している。また、このプレート部の車両後側には、補強部材が設けられており、この補強部材は、プレート部と共に平断面視にて閉断面を形成している。
そして、微小ラップ衝突時に、衝突体から車両後側への衝突荷重がプレート部に作用すると、プレート部が車両後側に曲げ変形される。また、このようにプレート部が曲げ変形されると、補強部材がフロントサイドメンバにおける車両幅方向外側の側壁部に接触し、プレート部が曲げ変形された状態、すなわち、車両後側に向かうに従って車両幅方向外側に向かうように傾斜された状態に保持される。
従って、この傾斜されたプレート部に衝突体から車両後側への衝突荷重が作用することにより、プレート部に対して車両幅方向内側への分力が作用する。この結果、微小ラップ衝突時に車体(特にキャビンまたはエンジン)に対して横力を発生させることができる。
請求項2に記載の車体前部構造は、請求項1に記載の車体前部構造において、前記支持部材と前記バンパリインフォースメントとの間に挟持された板状部材を備えると共に、前記プレート部が前記板状部材に形成された構成とされている。
この車体前部構造によれば、プレート部は、支持部材とバンパリインフォースメントとの間に挟持された板状部材に形成されている。従って、車体前部にプレート部を設置するためには、プレート部を有する板状部材を支持部材とバンパリインフォースメントとで挟持させれば良いので、車体前部にプレート部を容易に設置することができる。
また、このように支持部材とバンパリインフォースメントとの間に挟持された板状部材にプレート部が形成されることにより、プレート部の保持剛性も確保することができる。
請求項3に記載の車体前部構造は、請求項1又は請求項2に記載の車体前部構造において、前記補強部材が前記プレート部から車両後側に突出すると共に、前記補強部材の後端部が自由端とされた構成とされている。
この車体前部構造によれば、補強部材の後端部は、自由端とされている。従って、微小ラップ衝突時に、この補強部材が設けられたプレート部の曲げ変形が阻害されることを抑制することができるので、プレート部を円滑に曲げ変形させることができる。
請求項4に記載の車体前部構造は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の車体前部構造において、前記プレート部がその基端部を支点として車両後側に曲げ変形される場合の前記プレート部の回動軌跡の範囲外に前輪が位置されるように、前記プレート部の配置位置が設定された構成とされている。
この車体前部構造によれば、プレート部がその基端部を支点として車両後側に曲げ変形される場合のプレート部の回動軌跡の範囲外に前輪が位置されるように、プレート部の配置位置が設定されている。従って、微小ラップ衝突時にプレート部が曲げ変形される場合でも、プレート部と前輪との干渉を回避することができる。これにより、プレート部を円滑に曲げ変形させることができる。
請求項5に記載の車体前部構造は、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の車体前部構造において、前記補強部材が、車両後側に向かうに従って車両幅方向への幅が狭くなるテーパ状に形成された構成とされている。
上述の如くプレート部が曲げ変形されて補強部材の後端部がフロントサイドメンバにおける車両幅方向外側の側壁部に接触した状態から、衝突現象が進行すると、車体後部からの慣性力が増加する。ここで、この車体前部構造において、補強部材は、車両後側に向かうに従って車両幅方向への幅が狭くなるテーパ状に形成されている。従って、車体後部からの慣性力が増加したときには、補強部材の後端部と接触したフロントサイドメンバの接触部付近に応力を集中させることができ、この接触部付近を支点にして、このフロントサイドメンバの前端部側の部分を車両幅方向外側に曲折させることができる。この結果、プレート部に対して車両幅方向内側へ作用する分力が増加するので、微小ラップ衝突時に車体(特にキャビンまたはエンジン)に作用する横力を増加させることができる。
また、上述のようにプレート部が曲げ変形されて補強部材の後端部がフロントサイドメンバにおける車両幅方向外側の側壁部に接触した状態で、プレート部に衝突荷重が作用すると、フロントサイドメンバの前端部側の部分に対して車両幅方向内側へのモーメントが発生する。ところが、上述のようにフロントサイドメンバの前端部側の部分が車両幅方向外側に曲折されることで車両幅方向外側へのモーメントが発生し、この車両幅方向外側へのモーメントにより、上述の車両幅方向内側へのモーメントを低減させることができる。これにより、車両の回転を抑制することができる。
請求項6に記載の車体前部構造は、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の車体前部構造において、前記補強部材が、車両後側に凸を成す平面視にて三角形状に形成された構成とされている。
この車体前部構造によれば、補強部材は、車両後側に凸を成す平面視にて三角形状に形成されている。従って、補強部材の後端部がフロントサイドメンバにおける車両幅方向外側の側壁部に接触した状態で、プレート部に衝突荷重が作用した場合には、この補強部材の後端部(頂点部)と接触したフロントサイドメンバの接触部付近に応力をより一層集中させることができる。これにより、このフロントサイドメンバの前端部側の部分を車両幅方向外側に円滑に曲折させることができる。
請求項7に記載の車体前部構造は、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の車体前部構造において、前記プレート部が、前記バンパリインフォースメントよりも車両幅方向外側に突出する構成とされている。
この車体前部構造によれば、プレート部は、バンパリインフォースメントよりも車両幅方向外側に突出している。従って、微小ラップ衝突時には、バンパリインフォースメントとプレート部との干渉を抑制して、衝突体からの衝突荷重をプレート部に円滑に作用させることができる。
請求項8に記載の車体前部構造は、請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の車体前部構造において、前記補強部材が、それぞれ車両後側に凸を成す平面視にて三角形状に形成され車両上下方向に対向する天壁部及び底壁部を有し、前記天壁部が、前記フロントサイドメンバの上壁部に沿って車両前後方向に延びる上側稜線部と車両上下方向の高さが一致し、前記底壁部が、前記フロントサイドメンバの下壁部に沿って車両前後方向に延びる下側稜線部と車両上下方向の高さが一致する構成とされている。
この車体前部構造によれば、補強部材の天壁部は、フロントサイドメンバの上壁部に沿って車両前後方向に延びる上側稜線部と車両上下方向の高さが一致しており、補強部材の底壁部は、フロントサイドメンバの下壁部に沿って車両前後方向に延びる下側稜線部と車両上下方向の高さが一致している。従って、補強部材の後端部がフロントサイドメンバにおける車両幅方向外側の側壁部に接触した状態で、プレート部に衝突荷重が作用した場合には、補強部材の天壁部及び底壁部により、フロントサイドメンバにおける上側稜線部及び下側稜線部に応力を集中させて、この上側稜線部及び下側稜線部を曲折させることができる。
請求項9に記載の車体前部構造は、請求項8に記載の車体前部構造において、前記天壁部が、前記フロントサイドメンバの上壁部における車両幅方向外側の端部に沿って車両前後方向に延びる上外側稜線部と、前記フロントサイドメンバの上壁部における車両幅方向内側の端部に沿って車両前後方向に延びる上内側稜線部とのうち、前記上側稜線部としての少なくとも前記上外側稜線部と車両上下方向の高さが一致し、前記底壁部が、前記フロントサイドメンバの下壁部における車両幅方向外側の端部に沿って車両前後方向に延びる下外側稜線部と、前記フロントサイドメンバの下壁部における車両幅方向内側の端部に沿って車両前後方向に延びる下内側稜線部とのうち、前記下側稜線部としての少なくとも前記下外側稜線部と車両上下方向の高さが一致する構成とされている。
この車体前部構造によれば、天壁部は、上外側稜線部及び上内側稜線部のうち少なくとも上外側稜線部と車両上下方向の高さが一致し、底壁部は、下外側稜線部及び下内側稜線部のうち少なくとも下外側稜線部と車両上下方向の高さが一致している。従って、補強部材の後端部がフロントサイドメンバにおける車両幅方向外側の側壁部に接触した状態で、プレート部に衝突荷重が作用した場合には、少なくとも上外側稜線部及び下外側稜線部(屈曲部の内側に位置する稜線部)を曲折させることができるので、フロントサイドメンバの前端部側の部分を車両幅方向外側により一層円滑に曲折させることができる。
請求項10に記載の車体前部構造は、請求項8又は請求項9に記載の車体前部構造において、前記補強部材が、前記天壁部及び前記底壁部における車両幅方向外側の斜辺部同士を連結する外側縦壁部と、前記天壁部及び前記底壁部における車両幅方向内側の斜辺部同士を連結する内側縦壁部とを有し、前記補強部材の後端部が、前記外側縦壁部と前記内側縦壁部との接続部によって形成され車両上下方向に延びる後側稜線部とされた構成とされている。
この車体前部構造によれば、補強部材の後端部は、外側縦壁部と内側縦壁部との接続部によって形成され車両上下方向に延びる後側稜線部とされている。従って、この剛性が高く幅の狭い後側稜線部をフロントサイドメンバにおける車両幅方向外側の側壁部に車両上下方向に亘って当接させることができる。これにより、フロントサイドメンバの前端部側の部分を車両幅方向外側にさらに円滑に曲折させることができる。
以上詳述したように、本発明によれば、微小ラップ衝突時には、車体に対して横力を発生させることができる。
本発明の一実施形態に係る車体前部構造の斜視図である。 図1に示される車体前部構造の一部断面を含む平面図である。 図1に示される車体前部構造に対して微小ラップ衝突が生じたときの様子を説明する図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
なお、各図において示される矢印UP、矢印FR、矢印OUTは、車両上下方向上側、車両前後方向前側、車両幅方向外側(車両左側)をそれぞれ示している。
図1,図2に示される本発明の一実施形態に係る車体前部構造10は、例えば、乗用自動車等の車両に備えられた車体の前部に適用されるものである。この車体前部構造10は、フロントサイドメンバ12と、バンパリインフォースメント14と、クラッシュボックス16と、板状部材18と、補強部材20とを備えている。
フロントサイドメンバ12は、車体前部の車両幅方向外側部に車両前後方向を長手方向として配置されている。このフロントサイドメンバ12は、車両幅方向に分割されたサイドメンバインナ22とサイドメンバアウタ24とを有している。
サイドメンバインナ22は、車両幅方向外側に開口する断面ハット状に形成されている。つまり、このサイドメンバインナ22は、上壁部26、下壁部28、側壁部30、上側フランジ32、及び、下側フランジ34を有している。上壁部26及び下壁部28は、それぞれ車両上下方向を板厚方向としており、車両上下方向に対向されている。側壁部30は、車両幅方向を板厚方向として車両上下方向に延びており、上壁部26及び下壁部28における車両幅方向内側の端部同士を連結している。
上側フランジ32は、上壁部26における車両幅方向外側の端部から車両上側に向けて突出されており、下側フランジ34は、下壁部28における車両幅方向外側の端部から車両下側に向けて突出されている。この上側フランジ32及び下側フランジ34は、車両幅方向を板厚方向として車両前後方向に長尺状に延びている。
また、上側フランジ32と上壁部26との接続部は、上外側稜線部36とされており、上壁部26と側壁部30との接続部は、上内側稜線部38とされている。これら上外側稜線部36及び上内側稜線部38は、車両上下方向の高さが互いに一致しており、上壁部26に沿って車両前後方向に延びている。同様に、下側フランジ34と下壁部28との接続部は、下外側稜線部40とされており、下壁部28と側壁部30との接続部は、下内側稜線部42とされている。これら下外側稜線部40及び下内側稜線部42は、車両上下方向の高さが互いに一致しており、下壁部28に沿って車両前後方向に延びている。
なお、上外側稜線部36及び上内側稜線部38は、上側稜線部の一例であり、下外側稜線部40及び下内側稜線部42は、下側稜線部の一例である。
サイドメンバアウタ24は、車両幅方向を板厚方向とする平板状に形成されている。サイドメンバアウタ24の上端部44は、上側フランジ32と車両幅方向に重ね合わされた状態で、この上側フランジ32と結合されている。同様に、サイドメンバアウタ24の下端部46は、下側フランジ34と車両幅方向に重ね合わされた状態で、この下側フランジ34と結合されている。
また、上述の側壁部30の前端部には、車両幅方向内側に向けて突出する前側フランジ48が形成されており、サイドメンバアウタ24の前端部には、車両幅方向外側に向けて突出する前側フランジ50が形成されている。これら前側フランジ48,50は、車両前後方向を板厚方向として車両上下方向に長尺状に延びている。
バンパリインフォースメント14は、フロントサイドメンバ12の車両前側に車両幅方向を長手方向として配置されている。このバンパリインフォースメント14は、車両の前端部に設けられた図示しないバンパカバーを支持している。このバンパリインフォースメント14における車両幅方向外側の端部14Aは、フロントサイドメンバ12の前端部12Aの延長線上に位置されている。
クラッシュボックス16は、支持部材の一例である。このクラッシュボックス16は、例えば樹脂製とされており、内部に空間部等を備えることにより衝撃吸収性を有している。このクラッシュボックス16は、バンパリインフォースメント14における車両幅方向外側の端部14Aとフロントサイドメンバ12の前端部12Aとの間に配置されている。そして、このクラッシュボックス16は、バンパリインフォースメント14における車両幅方向外側の端部14Aをフロントサイドメンバ12の前端部12Aに対して支持している。
つまり、クラッシュボックス16の前端部には、取付部52が形成されており、この取付部52は、バンパリインフォースメント14における車両幅方向外側の端部14Aに固定されている。一方、クラッシュボックス16の後端部には、車両前後方向を板厚方向とする後側フランジ54が形成されている。この後側フランジ54には、後述する板状部材18の本体部56が車両後側から重ね合わされており、この本体部56には、上述の前側フランジ48,50が車両後側から重ね合わされている。そして、これら後側フランジ54、本体部56、及び、前側フランジ48,50は、車両前後方向に重ね合わされた状態で結合されている。
板状部材18は、車両前後方向を板厚方向として配置されており、本体部56とプレート部58を有している。本体部56は、上述の如く、クラッシュボックス16とフロントサイドメンバ12との間に挟持されている。
プレート部58は、本体部56(換言すれば、この本体部56と結合されたフロントサイドメンバ12の前端部12A)から車両幅方向外側に延出されている。このプレート部58は、バンパリインフォースメント14よりも車両幅方向外側に突出しており、このプレート部58における車両幅方向外側の端部58Aは、自由端とされている。
なお、この場合の『プレート部58がバンパリインフォースメント14よりも車両幅方向外側に突出している』には、以下の形態が含まれる。すなわち、第一の形態は、プレート部58の基端部58Bから車両幅方向外側の端部58Aまでの全体がバンパリインフォースメント14における車両幅方向外側の端部14Aよりも車両幅方向外側に位置している場合である。また、第二の形態は、プレート部58の基端部58Bはバンパリインフォースメント14における車両幅方向外側の端部14Aよりも車両幅方向内側に位置しているが、プレート部58の基端部58Bよりも端部58A側の部分がバンパリインフォースメント14の端部14Aよりも車両幅方向外側に位置している場合である。
ところで、このプレート部58は、後述する如く、微小ラップ衝突時に衝突体から車両後側への衝突荷重を受けることにより、その基端部58Bを支点として車両後側に曲げ変形される(図3参照)。ここで、図2に示されるように、プレート部58の車両後側且つ車両幅方向外側には、前輪60が配置されている。この前輪60とプレート部58とが互いに近づいて配置されていると、前輪60とプレート部58とが干渉してプレート部58の曲げ変形が阻害される虞がある。
そこで、本実施形態では、プレート部58がその基端部58Bを支点として車両後側に曲げ変形される場合のプレート部58の回動軌跡の範囲を回動範囲Rとした場合に、この回動範囲Rの外に前輪60が位置されるように、プレート部58の配置位置が設定されている。つまり、プレート部58は、前輪60に対して車両前側且つ車両幅方向内側に十分に距離を保った状態で離間されている。
また、図1に示されるように、この本体部56及びプレート部58を有する板状部材18の上端部18Aは、フロントサイドメンバ12の上端部(上側フランジ32の先端部32A)よりも車両上側に位置されている。同様に、板状部材18の下端部18Bは、フロントサイドメンバ12の下端部(下側フランジ34の先端部34A)よりも車両下側に位置されている。
補強部材20は、プレート部58の車両後側に設けられている。この補強部材20は、プレート部58から車両後側に突出しており、車両後側に向かうに従って車両幅方向への幅が狭くなるテーパ状に形成されている。
より具体的には、この補強部材20は、車両上下方向に対向する天壁部62及び底壁部64と、この天壁部62及び底壁部64の間に形成された外側縦壁部66及び内側縦壁部68とを有している。天壁部62及び底壁部64は、それぞれ車両後側に凸を成す平面視にて三角形状に形成されている。すなわち、この天壁部62及び底壁部64は、より具体的には、車両前側に底辺を有すると共に車両後側に頂点を有する概略二等辺三角形状に形成されている。そして、これにより、補強部材20は、車両後側に凸を成す平面視にて三角形状に形成されている。
外側縦壁部66は、車両上下方向に延びて、天壁部62及び底壁部64における車両幅方向外側の斜辺部同士を連結しており、内側縦壁部68は、車両上下方向に延びて、天壁部62及び底壁部64における車両幅方向内側の斜辺部同士を連結している。天壁部62と外側縦壁部66との接続部は、上外側稜線部70とされており、天壁部62と内側縦壁部68との接続部は、上内側稜線部72とされている。同様に、底壁部64と内側縦壁部68との接続部は、下外側稜線部74とされており、底壁部64と内側縦壁部68との接続部は、下内側稜線部76とされている。これら上外側稜線部70、上内側稜線部72、下外側稜線部74、及び、下内側稜線部76は、車両上下方向と直交している。
また、外側縦壁部66と内側縦壁部68との接続部は、後側稜線部78とされている。この後側稜線部78は、補強部材20の後端部を形成しており、車両上下方向に延びている。この補強部材20の後端部を形成する後側稜線部78は、自由端とされている。
また、天壁部62の前端部には、車両上側に向けて突出する上側フランジ80が形成されており、底壁部64の前端部には、車両下側に向けて突出する下側フランジ82が形成されている。この上側フランジ80及び下側フランジ82は、車両前後方向を板厚方向として車両幅方向に長尺状に延びている。また、外側縦壁部66における車両幅方向外側の端部には、車両幅方向外側に向けて突出する外側フランジ84が形成されている。この外側フランジ84は、車両前後方向を板厚方向として車両上下方向に長尺状に延びている。
そして、これら上側フランジ80、下側フランジ82、及び、外側フランジ84は、上述のプレート部58に車両後側から重ね合わされた状態で、このプレート部58に結合されている。また、このようにしてプレート部58に固定された補強部材20のうち、外側縦壁部66及び内側縦壁部68は、プレート部58の基端部58Bよりも車両幅方向外側において、このプレート部58と共に平断面視にて三角形状の閉断面86を形成している(図2参照)。
また、このようにプレート部58と共に閉断面86を形成する補強部材20は、フロントサイドメンバ12における車両幅方向外側の側壁部(サイドメンバアウタ24)と車両幅方向に離間されている。また、この補強部材20は、前輪60よりも車両前側且つ車両幅方向内側に位置されている。
さらに、この補強部材20のうち、天壁部62(換言すれば、上外側稜線部70及び上内側稜線部72)は、フロントサイドメンバ12の上壁部26に沿って形成された上外側稜線部36及び上内側稜線部38と車両上下方向の高さが一致している。同様に、補強部材20のうち底壁部64(換言すれば、下外側稜線部74及び下内側稜線部76)は、フロントサイドメンバ12の下壁部28に沿って形成された下外側稜線部40及び下内側稜線部42と車両上下方向の高さが一致している。
次に、本発明の一実施形態の作用及び効果について説明する。
以上詳述したように、本発明の一実施形態に係る車体前部構造10によれば、フロントサイドメンバ12の前端部12A(より具体的には、この前端部12Aに結合された板状部材18のうちの本体部56)からは、車両前後方向を板厚方向とするプレート部58が車両幅方向外側に延出している。また、このプレート部58の車両後側には、補強部材20が設けられており、この補強部材20は、プレート部58と共に平断面視にて閉断面86を形成している。
そして、図3の上図から中図に示されるように、車両の前方側端部に衝突体90(例えば剛壁)が衝突する微小ラップ衝突が発生すると、バンパリインフォースメント14における車両幅方向外側の端部14Aが車両後側に曲げ変形されると共に、クラッシュボックス16が圧縮変形される。
また、衝突体90から車両後側への衝突荷重がプレート部58に作用すると、プレート部58がその基端部58Bを支点として車両後側に曲げ変形される。つまり、プレート部58の基端部58Bは、プレート部58において補強部材20によって補強された部分(車両幅方向外側の端部58Aと基端部58Bとの間の部分)よりも強度が低いため、このプレート部58の基端部58Bが曲げ変形の支点とされる。
そして、このようにプレート部58が曲げ変形されると、補強部材20がフロントサイドメンバ12における車両幅方向外側の側壁部(サイドメンバアウタ24)に接触し、プレート部58が曲げ変形された状態となる。すなわち、プレート部58は、車両後側に向かうに従って車両幅方向外側に向かうように傾斜された状態に保持される。
従って、この傾斜されたプレート部58に衝突体90から車両後側への衝突荷重が作用することにより、プレート部58に対して車両幅方向内側への分力が作用する。この結果、微小ラップ衝突時に車体(特にキャビンまたはエンジン)に対して横力を発生させることができる。
そして、上述の如くプレート部58が曲げ変形されて補強部材20の後端部がサイドメンバアウタ24に接触した状態から、衝突現象が進行すると、車体後部からの慣性力が増加する。ここで、この車体前部構造10において、補強部材20は、車両後側に向かうに従って車両幅方向への幅が狭くなるテーパ状に形成されている。従って、車体後部からの慣性力が増加したときには、図3の下図に示されるように、補強部材20の後端部と接触したフロントサイドメンバ12の接触部付近に応力を集中させることができ、この接触部付近を支点にして、このフロントサイドメンバ12の前端部12A側の部分を車両幅方向外側に曲折させることができる。
この結果、プレート部58に対して車両幅方向内側へ作用する分力が増加するので、微小ラップ衝突時に車体(特にキャビンまたはエンジン)に作用する横力を増加させることができる。
また、上述のようにプレート部58が曲げ変形されて補強部材20の後端部がサイドメンバアウタ24に接触した状態で、プレート部58に衝突荷重が作用すると、フロントサイドメンバ12の前端部12A側の部分に対して車両幅方向内側へのモーメントM1が発生する。ところが、上述のようにフロントサイドメンバ12の前端部12A側の部分が車両幅方向外側に曲折されることで車両幅方向外側へのモーメントM2が発生し、この車両幅方向外側へのモーメントM2により、上述の車両幅方向内側へのモーメントM1を低減させることができる。これにより、車両の回転を抑制することができる。
しかも、補強部材20は、車両後側に凸を成す平面視にて三角形状に形成されている。従って、補強部材20の後端部がサイドメンバアウタ24に接触した状態で、プレート部58に衝突荷重が作用した場合には、この補強部材20の後端部(頂点部)と接触したフロントサイドメンバ12の接触部付近に応力をより一層集中させることができる。これにより、このフロントサイドメンバ12の前端部12A側の部分を車両幅方向外側に円滑に曲折させることができる。
また、補強部材20の後端部は、外側縦壁部66と内側縦壁部68との接続部によって形成され車両上下方向に延びる後側稜線部78とされている。従って、この剛性が高く幅の狭い後側稜線部78をサイドメンバアウタ24に車両上下方向に亘って当接させることができる。これにより、フロントサイドメンバ12の前端部12A側の部分を車両幅方向外側にさらに円滑に曲折させることができる。
また、図1に示されるように、補強部材20の天壁部62は、フロントサイドメンバ12の上壁部26に沿って車両前後方向に延びる上外側稜線部36及び上内側稜線部38と車両上下方向の高さが一致している。同様に、補強部材20の底壁部64は、フロントサイドメンバ12の下壁部28に沿って車両前後方向に延びる下外側稜線部40及び下内側稜線部42と車両上下方向の高さが一致している。従って、補強部材20の後端部がサイドメンバアウタ24に接触した状態で、プレート部58に衝突荷重が作用した場合には、天壁部62及び底壁部64により、上述の上外側稜線部36及び上内側稜線部38と、下外側稜線部40及び下内側稜線部42とに応力を集中させて、これらの稜線部を曲折させることができる。
特に、天壁部62は、上外側稜線部36及び上内側稜線部38のうち少なくとも上外側稜線部36と車両上下方向の高さが一致し、底壁部64は、下外側稜線部40及び下内側稜線部42のうち少なくとも下外側稜線部40と車両上下方向の高さが一致している。従って、補強部材20の後端部がサイドメンバアウタ24に接触した状態で、プレート部58に衝突荷重が作用した場合には、少なくとも上外側稜線部36及び下外側稜線部40(屈曲部の内側に位置する稜線部)を曲折させることができる。これにより、フロントサイドメンバ12の前端部12A側の部分を車両幅方向外側により一層円滑に曲折させることができる。
また、プレート部58における車両幅方向外側の端部58Aは、自由端とされている。従って、微小ラップ衝突時に、プレート部58の曲げ変形が阻害されることを抑制することができるので、プレート部58を円滑に曲げ変形させることができる。また、プレート部58における車両幅方向外側の端部58Aが自由端とされること(換言すればフロントサイドメンバ12と固定されないこと)により、正面衝突時におけるフロントサイドメンバ12の軸圧縮変形を確保することができる。
同様に、補強部材20の後端部である後側稜線部78も、自由端とされている。従って、微小ラップ衝突時に、この補強部材20が設けられたプレート部58の曲げ変形が阻害されることを抑制することができるので、このことによっても、プレート部58を円滑に曲げ変形させることができる。
また、プレート部58がその基端部58Bを支点として車両後側に曲げ変形される場合のプレート部58の回動軌跡の範囲(回動範囲R)の外に前輪60が位置されるように、プレート部58の配置位置が設定されている。従って、微小ラップ衝突時にプレート部58が曲げ変形される場合でも、プレート部58と前輪60との干渉を回避することができる。これにより、プレート部58を円滑に曲げ変形させることができる。
さらに、プレート部58は、バンパリインフォースメント14よりも車両幅方向外側に突出している。従って、微小ラップ衝突時には、バンパリインフォースメント14とプレート部58との干渉を抑制して、衝突体90からの衝突荷重をプレート部58に円滑に作用させることができる(図3参照)。
また、プレート部58は、クラッシュボックス16とバンパリインフォースメント14との間に挟持された板状部材18に形成されている。従って、車体前部にプレート部58を設置するためには、プレート部58を有する板状部材18をクラッシュボックス16とバンパリインフォースメント14とで挟持させれば良いので、車体前部にプレート部58を容易に設置することができる。
また、このようにクラッシュボックス16とバンパリインフォースメント14との間に挟持された板状部材18にプレート部58が形成されることにより、プレート部58の保持剛性も確保することができる。
次に、本発明の一実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態において、車両前後方向を板厚方向とするプレート部58は、クラッシュボックス16とバンパリインフォースメント14との間に挟持された板状部材18に形成されていた。しかしながら、このプレート部58は、例えば、サイドメンバアウタ24等に一体に形成されることにより、フロントサイドメンバ12の前端部12Aから車両幅方向外側に延出していても良い。
また、衝撃吸収性を有する樹脂製のクラッシュボックス16の代わりに金属製の支持部材(例えばブラケット)が設けられると共に、この支持部材にプレート部58が一体に形成されても良い。そして、これにより、プレート部58がフロントサイドメンバ12の前端部12Aから車両幅方向外側に延出していても良い。
また、プレート部58における車両幅方向外側の端部58Aは、自由端とされていた。しかしながら、例えば、プレート部58の曲げ変形を許容できるのであれば、プレート部58における車両幅方向外側の端部58Aは、固定端とされていても良い。同様に、補強部材20の後端部も、プレート部58の曲げ変形を許容できるのであれば、固定端とされていても良い。このプレート部58における車両幅方向外側の端部58Aを固定する部材は、プレート部58の曲げ変形を許容できるように、容易に変形や破断等するような強度の低いものが好ましい。
また、補強部材20は、車両後側に凸を成す平面視にて三角形状に形成されていたが、車両後側に向かうに従って車両幅方向への幅が狭くなるテーパ状であれば、その他の形状(例えば、台形状等)でも良い。
また、フロントサイドメンバ12の上壁部26が車両幅方向に延びることにより、この上壁部26に沿う上外側稜線部36及び上内側稜線部38は、互いに車両上下方向の高さが一致されていた。しかしながら、例えば、上壁部26が車両幅方向に対して傾斜されたり段差を有したりすること等により、上外側稜線部36及び上内側稜線部38は、互いに車両上下方向の高さが異なっていても良い。また、この場合に、補強部材20の天壁部62は、上外側稜線部36及び上内側稜線部38のうち上外側稜線部36のみと車両上下方向の高さが一致されていても良い。
同様に、下壁部28に沿う下外側稜線部40及び下内側稜線部42も、下壁部28が車両幅方向に対して傾斜されたり段差を有したりすること等により、互いに車両上下方向の高さが異なっていても良い。また、この場合に、補強部材20の底壁部64は、下外側稜線部40及び下内側稜線部42のうち下外側稜線部40のみと車両上下方向の高さが一致されていても良い。
また、例えば、フロントサイドメンバ12の前端部12A側の部分を車両幅方向外側により円滑に曲折させることができるのであれば、補強部材20の天壁部62は、上外側稜線部36及び上内側稜線部38のうち上内側稜線部38のみと車両上下方向の高さが一致されていても良い。同様に、補強部材20の底壁部64は、下外側稜線部40及び下内側稜線部42のうち下内側稜線部42のみと車両上下方向の高さが一致されていても良い。
なお、このように上外側稜線部36及び上内側稜線部38における互いの車両上下方向の高さが異なる場合には、この上外側稜線部36及び上内側稜線部38のうち天壁部62と車両上下方向の高さが一致する稜線部が上側稜線部の一例に相当する。同様に、下外側稜線部40及び下内側稜線部42における互いの車両上下方向の高さが異なる場合には、この下外側稜線部40及び下内側稜線部42のうち底壁部64と車両上下方向の高さが一致する稜線部が下側稜線部の一例に相当する。
また、上記実施形態において、サイドメンバアウタ24は、平板状に形成されていたが、サイドメンバインナ22と車両幅方向に対称に形成されていても良い(つまり車両幅方向内側に開口する断面ハット状に形成されていても良い)。また、サイドメンバアウタ24が車両幅方向内側に開口する断面ハット状に形成され、サイドメンバインナ22が平板状に形成されても良い。
なお、サイドメンバインナ22及びサイドメンバアウタ24が断面ハット状に形成された場合には、上述の上壁部26及び下壁部28は、サイドメンバインナ22及びサイドメンバアウタ24に形成されることになる。また、上外側稜線部36及び下外側稜線部40は、サイドメンバアウタ24に形成されることになり、上内側稜線部38及び下内側稜線部42は、サイドメンバインナ22に形成されることになる。
また、サイドメンバアウタ24が車両幅方向内側に開口する断面ハット状に形成され、サイドメンバインナ22が平板状に形成された場合には、上述の上壁部26、下壁部28、上外側稜線部36、上内側稜線部38、下外側稜線部40、及び、下内側稜線部42は、サイドメンバアウタ24に形成されることになる。
なお、以上の複数の変形例のうち組み合わせ可能な変形例は、適宜、組み合わされても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 車体前部構造
12 フロントサイドメンバ
12A フロントサイドメンバの前端部
14 バンパリインフォースメント
14A バンパリインフォースメントにおける車両幅方向外側の端部
16 クラッシュボックス(支持部材の一例)
18 板状部材
20 補強部材
26 上壁部
28 下壁部
36 上外側稜線部(上側稜線部の一例)
38 上内側稜線部(上側稜線部の一例)
40 下外側稜線部(下側稜線部の一例)
42 下内側稜線部(下側稜線部の一例)
58 プレート部
58A プレート部における車両幅方向外側の端部
58B プレート部の基端部
60 前輪
62 天壁部
64 底壁部
66 外側縦壁部
68 内側縦壁部
78 後側稜線部

Claims (10)

  1. 車体前部の車両幅方向外側部に車両前後方向を長手方向として配置されたフロントサイドメンバと、
    前記フロントサイドメンバの車両前側に車両幅方向を長手方向として配置されると共に、前記フロントサイドメンバの前端部に支持部材を介して支持されたバンパリインフォースメントと、
    車両前後方向を板厚方向とすると共に、前記フロントサイドメンバの前端部から車両幅方向外側に延出するプレート部と、
    前記プレート部の車両後側に設けられ、前記プレート部と共に平断面視にて閉断面を形成する補強部材と、
    を備えた車体前部構造。
  2. 前記支持部材と前記バンパリインフォースメントとの間に挟持された板状部材を備え、
    前記プレート部は、前記板状部材に形成されている、
    請求項1に記載の車体前部構造。
  3. 前記補強部材は、前記プレート部から車両後側に突出し、
    前記補強部材の後端部は、自由端とされている、
    請求項1又は請求項2に記載の車体前部構造。
  4. 前記プレート部がその基端部を支点として車両後側に曲げ変形される場合の前記プレート部の回動軌跡の範囲外に前輪が位置されるように、前記プレート部の配置位置が設定されている、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の車体前部構造。
  5. 前記補強部材は、車両後側に向かうに従って車両幅方向への幅が狭くなるテーパ状に形成されている、
    請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の車体前部構造。
  6. 前記補強部材は、車両後側に凸を成す平面視にて三角形状に形成されている、
    請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の車体前部構造。
  7. 前記プレート部は、前記バンパリインフォースメントよりも車両幅方向外側に突出している、
    請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の車体前部構造。
  8. 前記補強部材は、それぞれ車両後側に凸を成す平面視にて三角形状に形成され車両上下方向に対向する天壁部及び底壁部を有し、
    前記天壁部は、前記フロントサイドメンバの上壁部に沿って車両前後方向に延びる上側稜線部と車両上下方向の高さが一致し、
    前記底壁部は、前記フロントサイドメンバの下壁部に沿って車両前後方向に延びる下側稜線部と車両上下方向の高さが一致している、
    請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の車体前部構造。
  9. 前記天壁部は、前記フロントサイドメンバの上壁部における車両幅方向外側の端部に沿って車両前後方向に延びる上外側稜線部と、前記フロントサイドメンバの上壁部における車両幅方向内側の端部に沿って車両前後方向に延びる上内側稜線部とのうち、前記上側稜線部としての少なくとも前記上外側稜線部と車両上下方向の高さが一致し、
    前記底壁部は、前記フロントサイドメンバの下壁部における車両幅方向外側の端部に沿って車両前後方向に延びる下外側稜線部と、前記フロントサイドメンバの下壁部における車両幅方向内側の端部に沿って車両前後方向に延びる下内側稜線部とのうち、前記下側稜線部としての少なくとも前記下外側稜線部と車両上下方向の高さが一致している、
    請求項8に記載の車体前部構造。
  10. 前記補強部材は、前記天壁部及び前記底壁部における車両幅方向外側の斜辺部同士を連結する外側縦壁部と、前記天壁部及び前記底壁部における車両幅方向内側の斜辺部同士を連結する内側縦壁部とを有し、
    前記補強部材の後端部は、前記外側縦壁部と前記内側縦壁部との接続部によって形成され車両上下方向に延びる後側稜線部とされている、
    請求項8又は請求項9に記載の車体前部構造。
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