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JP2014013964A - ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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JP2014013964A
JP2014013964A JP2012149830A JP2012149830A JP2014013964A JP 2014013964 A JP2014013964 A JP 2014013964A JP 2012149830 A JP2012149830 A JP 2012149830A JP 2012149830 A JP2012149830 A JP 2012149830A JP 2014013964 A JP2014013964 A JP 2014013964A
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Norimasa Mikami
徳正 三上
Kojiro Oshima
幸次郎 大島
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Canon Marketing Japan Inc
Canon MJ IT Group Holdings Inc
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Abstract

【課題】 ファクシミリ受信後にファクシミリを受信したことを発信者に通知する場合、発信者の通話可能な電話番号を容易に入力可能にする。
【解決手段】
本発明は、通話装置と接続されたファクシミリ装置であって、ファクシミリ情報を受信し、受信したファクシミリ情報からファクシミリ情報の発信者番号を取得する。取得した発信者番号を通話番号候補として指定し、指定された通話番号候補の電話番号の修正を受け付け、受け付けた電話番号、もしくは指定された通話番号候補へ通話するために発信するように通話装置を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ファクシミリ画像を受信時に、ファクシミリ発信者へ自動的に通話連絡するファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法およびプログラムに関する。
ファクシミリ受信者は、ファクシミリ画像を受信した際に、送られてきた画像が無事にファクシミリ受信者に届いたことをファクシミリ発信者に知らせたいという要求がある。
従来技術として、特許文献1には、留守番電話にメッセージを記録した発信者にコールバックする場合に、発信者の特定に煩雑な手間がかかることを解決する留守番電話装置が開示されている。
この特許文献1では、留守番電話装置に、発信者の電話番号とそれに対応してコールバックする電話番号(以後、コールバック番号と呼ぶ)が記憶部に予め記憶されており、対応するコールバック番号がなければ、発信者の電話番号に電話する構成が記載されている。
特開2000−295339
しかしながら、複数の電話回線を有する企業組織などの場合、ファクシミリ装置には専用の電話回線を用意してある場合が多く、ファクシミリ受信者がファクシミリ発信者へコールバックする場合、ファクシミリ装置にコールバック番号が記憶されていないファクシミリ発信者の番号では、ファクシミリ装置に電話がかかってしまい、ファクシミリ発信者が電話を受話することが出来ない。
その際、ファクシミリ受信者は、コールバックするために手元にある電話番号帳などから電話番号を調べて電話をかけ直す必要があるが、コールバック番号を入力する際、ファクシミリ受信者は、電話番号の最初の桁から入力しなければならず、入力が煩わしかった。
本発明の目的は、ファクシミリ受信者がファクシミリ発信者へコールバックする場合にコールバック番号の入力を容易にすることである。
本発明は、ファクシミリ情報を受信するファクシミリ情報受信手段と、前記ファクシミリ情報受信手段で受信したファクシミリ情報からファクシミリ情報の発信者番号を取得する発信者番号取得手段と、前記発信者番号取得手段により取得した発信者番号を通話番号候補として指定する通話番号候補指定手段と、前記通話番号候補指定手段により指定された通話番号候補の電話番号の修正を受け付ける電話番号修正受付手段と、前記電話番号修正受付手段で修正を受け付けた電話番号へ通話するために発信する通話番号発信手段と、を有することを特徴とする
本発明によれば、ファクシミリ受信者がファクシミリ発信者へコールバックする場合にコールバック番号の入力を容易にすることができる。
本発明実施形態におけるファクシミリシステムのソフトウェアおよびシステム構成図である。 本発明実施形態におけるファクシミリ装置に適用可能なハードウェア構成図である。 本発明実施形態における電話番号記憶部の一例を示す模式図である。 本発明実施形態におけるファクシミリ装置のファクシミリ画像受信処理を示すフローチャートである。 本発明実施形態におけるファクシミリ装置の確認用電話番号入力処理を示すフローチャートである。 本発明実施形態におけるファクシミリ装置に表示されるファクシミリ装置の電話番号修正画面イメージを示す模式図である。 本発明実施形態におけるファクシミリ装置におけるファクシミリ確認電話機能の動作設定を示す模式図である。 本発明実施形態におけるファクシミリ装置におけるファクシミリ確認電話の表示設定を示す模式図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係るファクシミリシステムの好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明及び添付図面において、同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略することにする。
最初に、図1を参照しながら、本発明の実施形態に係るファクシミリシステムの構成について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態におけるファクシミリシステムのシステム構成図である。
尚、図1のファクシミリシステムのシステム構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成を採ることができる。
本発明のファクシミリ装置100は、複数台のファクシミリ装置130と公衆回線150やLAN(ローカルエリアネットワーク)等のネットワークを介して通信可能に接続されて構成される。
ファクシミリ装置100は101〜109の構成を有する。101はファクシミリ情報受信部であり、他のファクシミリ装置130などから公衆回線150を通じて送信された情報を受信する。102は発信者番号取得部であり、101のファクシミリ情報受信部で受信した情報から、発信者のファクシミリ番号を取得する。103は通話番号候補指定部であり、ファクシミリ情報を受信後、ファクシミリ情報を受信した旨を発信者に伝えるための通話番号候補を指定する。
104は操作部であり、ファクシミリ装置100へのユーザからの情報入力やユーザへの情報表示などを行う。105は電話番号修正受付部であり、通話番号候補指定部で指定された電話番号をユーザに修正させる受付部である。106は通話番号発信制御部であり、ファクシミリ情報を受信後、ファクシミリ情報を受信した旨を通話装置110を制御して、ファクシミリ装置で判断、もしくはユーザが入力した発信者電話番号に電話を発信する。
107は電話番号記憶部であり、発信者のファクシミリ番号と発信者の通話可能な電話番号とを関連付けて記憶している記憶部である。108は電話番号記憶判断部であり、発信者番号取得部で取得した発信者のファクシミリ番号と、電話番号記憶部107に記憶された発信者FAX番号とが一致しているかどうかを判断する。
109は発信者確認通話部であり、発信者のファクシミリ番号に、通話の為の電話をかけるように通話装置を制御する。一度、発信者のファクシミリ番号に電話をすることにより、発信者のファクシミリがファクシミリ専用機かそうでないかの判断を行う。
ファクシミリ装置100は通話装置(電話機)110と接続されており、ファクシミリ画像を受信した後で通話装置110によってファクシミリ発信先の通話装置120へ確認の電話をかけられる構成になっている。
次に、図2を参照しながら、ファクシミリ装置のハードウェア構成について説明する。
図2は、図1に示したファクシミリ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2において、201はマルチファンクション機のCPUで、プログラム用ROM203に記憶された制御プログラム等あるいは外部メモリ210に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス211に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御し、印刷部インタフェース205を介して接続される印刷部206に出力情報としての画像信号を出力する。
複写機機能及びファクシミリ機能において、スキャナ部300で複写する画像を読み込む、CPU201はスキャナ部インタフェース207を介してスキャナ部300とデータや制御コードの通信が可能に構成されている。
RAM202はCPU201に主メモリ、ワークエリア等として機能するRAMである。なお、RAM202は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等にも用いられる。
ASIC204はROM203やRAM202等のメモリコントローラやDMAコントローラ、インタフェースコントローラ等の制御回路や機能拡張インタフェースを介してのやり取りを行う為の制御回路を内部に備えており、前述したハードディスク(HD)等の外部メモリ210は、ASIC204によりアクセスを制御される。
また、104は操作部でファクシミリ装置を操作のためのスイッチ類及びLED類やLCD表示器等が配置されている。
次に、図3〜図7を参照しながら、本発明の実施形態に係るファクシミリ装置の動作について説明する。
図3は、本発明実施形態における電話番号記憶部に記憶されているデータベースの一例である。
図3は、図1の電話番号記憶部107の具体的な記載例であり、図2の外部メモリ210などに記憶している。
図3の発信者FAX番号欄301には、送られてくるファクシミリの発信者番号が記憶されている。発信者電話番号欄302には、発信者FAX番号欄301に対応する発信者への連絡先の通話番号が記憶されている。すなわち、発信者FAX番号と発信者電話番号とが紐付けられている。ユーザがファクシミリを受信後にこの発信者電話番号へ通話連絡することにより、ファクシミリが届いたことを発信者に伝えることができる。
図3の確認フラグ欄303は、ファクシミリ受信後に受信したユーザがファクシミリを受信したことを確認するか否かを記憶したフラグであり、「有」と記憶された発信者FAX番号の場合は、ファクシミリを受信した後でユーザに、図4の410のような画面を表示し、通話による発信者へのファクシミリ受信の確認を行うか否かの通知を行う。確認フラグ欄303が「無」と記憶されている発信者FAX番号の場合は、図4の410のような画面を表示せず、ファクシミリを受信後、処理を終了する。
図3の3つの例を説明する。311行のレコードによると、ファクシミリの発信番号が発信者FAX番号欄301のように「0312345678」である発信先に対しては、通話の為の電話番号は発信者電話番号欄302のように「0322334455」である。また、確認フラグ欄303に「有」と記憶されているので、通話による受信確認を行うか否かの通知をファクシミリ受信後に行うことを意味している。また、312行のレコードによると、ファクシミリの発信番号が発信者FAX番号欄301のように「0398765432」である発信先に対しては、確認フラグ欄303のように「無」と記憶されているので、通話による受信確認を行わないことを意味している。
次に、図4を参照して本発明のファクシミリ装置の処理の流れを説明する。
図4は、本発明実施形態におけるファクシミリ装置100のファクシミリ画像受信処理を示すフローチャートであり、S401〜S408は処理ステップを示す。なお、図4の各ステップの処理は、ファクシミリ100のCPU201がプログラムROM203に格納される実行プログラムをRAM202上で実行することにより実現される。また、図4内に記載されている画面イメージ410〜421はファクシミリ100の操作部104に表示される画面のイメージ図である。
図4のフローチャートは、他のファクシミリ装置からの情報を受信すると開始される。
まず、ステップS401において、ファクシミリ装置100のCPU201は、他のファクシミリ(例:図1の130)から画像情報などを受信する。
ステップS401において、ファクシミリの画像情報を受信すると、ファクシミリ装置100のCPU201は、ステップS402において、ファクシミリ情報から発信者のファクシミリ番号を取得する。
ファクシミリ情報は、例えばG3プロトコルの場合、「送信端末識別番号」(Transmitting Subscriber Identification:TSI)コードというものを有している。このコードは、発信側と着信側のファクシミリ装置の接続のためにやりとりされる信号の1つであり、通常、発信側から着信側に送られる発信者のファクシミリ番号である。ファクシミリ装置100のCPU201は、ステップS402において、その発信者のファクシミリ番号を取得してRAM202などに記憶する。
次に、ステップS403において、ファクシミリ装置100のCPU201は、電話番号記憶部107のデータ(図3)を読み込み、ステップS402で取得したファクシミリの発信番号が図3の発信者FAX番号欄301に登録されているか(含まれているか)を判断する。
図3の発信者FAX番号欄301にステップS402で取得したファクシミリの発信番号が登録されていると判断すると、ステップS409へと処理を移行し、ファクシミリ装置100のCPU201は、電話番号記憶部107に記憶されている確認フラグ303により、ファクシミリ受信確認の電話をするか否かを判段する。確認フラグ303が「有」の場合、ステップS404へと移行し、確認フラグ303が「無」の場合、一連の処理を終了する。
一方、図3の発信者FAX番号欄301にステップS402で取得したファクシミリの発信番号が登録されていないと判断すると、ステップS405へと移行する。ステップS405の処理、すなわち図5のフローチャートの処理の流れは後述する。
ステップS404へと処理が移行すると、ファクシミリ装置100のCPU201は、図3の電話番号記憶部に記憶されているステップS402で取得したファクシミリの発信番号に対応する発信者電話番号欄302の電話番号を読み取り、図4の410のような画面をファクシミリ装置100の操作部104に表示して、ステップS406へと移行する。410の例では、ファクシミリの発信番号が411のように「0312345678」であるので、図3の311行のレコードデータが該当する。311行のレコードに対応する発信者電話番号欄302は「0322334455」であるため、ファクシミリ受信確認電話としては、412のように「0322334455」が表示されている。次にステップS406へと処理を移行する
次に、ステップS406において、ファクシミリ装置100のCPU201は、ステップS404で表示したファクシミリ発信先の通話可能な電話番号にファクシミリ受信確認電話をかけるかどうか、ユーザの入力を受け付ける。
ステップS406において、確認電話をかけることがユーザにより選択された場合、すなわち図4の画面イメージ410の「はい」ボタン413が押下される場合は、ステップS407へと移行する。一方、確認電話をかけないことがユーザにより選択された場合、すなわち図4の画面イメージ410の「いいえ」ボタン414が押下される場合は、一連の処理を終了する。
次に、ステップS407へと処理が移行すると、ファクシミリ装置100のCPU201は、ファクシミリ発信先の通話可能な電話番号へ自動的にダイヤルして、通話装置110を通話可能な電話と通話可能な状態にする。なお、他の実施例として、ファクシミリのハンドセット(通話装置110)をオフフックするとファクシミリ発信先の通話可能な電話番号へダイヤルする構成としても良い。自動的に通話可能な電話番号へダイヤルする際の操作部104のイメージを図4の420に示す。
次に、ユーザが通話可能な電話番号への電話でファクシミリ画像を受信した旨を伝えた後、ステップS408において、ファクシミリ装置100のCPU201は、ユーザから「通話終了」ボタン421を受け付け、通話を終了して一連の処理を終了する。なお、通話終了ボタンの代わりに、ハンドセット(通話装置110)のオンフック操作でも良い。
次に、ステップS405の処理を図5を参照して説明する。
図5は、本発明実施形態におけるファクシミリ装置100の確認用電話入力処理を示すフローチャートであり、S501〜S509は処理ステップを示す。なお、図5の各ステップの処理は、ファクシミリ100のCPU201がプログラムROM203に格納される実行プログラムをRAM202上で実行することにより実現される。また、図5内に記載されている画面イメージ510〜531はファクシミリ100の操作部104に表示される画面のイメージ図である。
まず、ステップS501において、ファクシミリ装置100のCPU201は、ユーザに対して、受信したファクシミリの発信者番号と、受信した旨の確認電話をするかどうかの確認画面を操作部104に表示する。図5の510に具体的な画面イメージを表示する。画面イメージ510の場合、ファクシミリ発信先番号としてはファクス発信者番号514として、「0611112222」から受信した後の画面イメージである。511には、通話可能な電話番号の候補として、デフォルトでファクシミリの発信番号である「0611112222」が入力されている。なお、後述する設定により、ファクシミリの発信番号をデフォルトで表示しないことも可能である。
次に、ステップS502において、ファクシミリ装置100のCPU201は、ステップS402で取得した発信先のファクシミリの相手先の通話可能な電話番号へ電話をかけるかどうか、ユーザの入力を受け付ける。
ステップS502において、確認電話をかけることがユーザにより選択された場合、すなわち図5の画面イメージ510の「はい」ボタン512が押下される場合は、ステップS503へと移行する。一方、確認電話をかけないことがユーザにより選択された場合、すなわち図5の画面イメージ510の「いいえ」ボタン513が押下される場合は、一連の処理を終了する。
ステップS503に処理を移行すると、ファクシミリ装置100のCPU201は、ファクシミリ発信者の通話可能な電話番号の入力をユーザから受け付けるための画面を表示する。画面の表示例を図5の画面イメージ520を参照して説明する。なお、画面イメージ520では、デフォルトは通話可能な電話番号として、ステップS402で取得した発信者のファクシミリ番号を入力した状態で表示している。
ここで、デフォルトでファクシミリ番号が入力されていることによる効果を説明する。
ファクシミリ番号と通話可能な電話番号は、一般家庭のような1回線しか公衆回線を使っていない相手では、ファクシミリ番号と通話可能な電話番号は同じであるため、ファクシミリの発信先にもう一度確認の電話をかければ良い。また、一般の会社のように複数回線の公衆回線を使っている相手の場合でも、ファクシミリ番号と通話可能な電話番号は、近い番号(特に上位6桁など)が付与されていることが多い。そのため、通話可能な電話番号を入力する際に、電話番号の異なる下4桁を修正するのみで、電話番号を入力可能となる効果を有する。図5の説明に戻る。
次に、ステップS503において、ファクシミリ装置100のCPU201は、発信者のファクシミリ番号へ通話を試みる。
ここで、発信者のファクシミリ番号へ通話を試みることによる効果を説明する。
発信先のファクシミリ装置が通話可能な一般家庭のような1回線しかない電話番号の場合は、この通話により、発信者へ通話が可能となる。また、発信者への通話が無理な場合、即ち、発信先のファクシミリがファクシミリ専用機である場合は、発信者のファクシミリ番号に対応する通話可能な電話番号の入力を促すことで、発信者のファクシミリが専用機である事が判明し、電話番号の入力画面を自動的に起動することができる効果を有する。図5の説明に戻る。
次に、ステップS504において、ファクシミリ装置100のCPU201は、通話を試みた発信者のファクシミリ番号のファクシミリがファクシミリ専用機かどうかを判断する。相手のファクシミリ装置がファクシミリ専用機かどうかを判断する方法としては、例えば、相手のファクシミリ専用機が通話状態後に発するCED信号を受信するかどうかで判断しても良い。
ステップS504において、通話を試みた発信者のファクシミリ番号のファクシミリがファクシミリ専用機でない場合は、ステップS509へと処理を移行し、通話接続を継続する。ユーザは発信者に通話を行い、ファクシミリを受信した旨を伝える。その後、ステップS508へと処理を移行する。
一方、ステップS504において、通話を試みた発信者のファクシミリ番号のファクシミリがファクシミリ専用機であった場合は、通話を切断し、ステップS505へと処理を移行する。
なお、ステップS503の発信者のファクシミリ番号に通話する処理は、省略することも可能であり、その際は、ステップS502で、確認電話をかけることがユーザにより選択された場合、ステップS505へと処理を移行する。
次に、ステップS505において、ファクシミリ装置100のCPU201は、ユーザに対して、受信したファクシミリの発信者番号の修正入力を促す操作画面を操作部104に表示する。図5の520に具体的な画面イメージを表示する。
画面イメージ520の例では、デフォルトで発信者への電話番号として、ファクス発信者番号514の番号である「0611112222」を修正可能な状態で、電話番号入力欄521に表示している。522は電話番号を変更するカーソルであり、ファクシミリ装置の操作部104のバックスペースキーやその他の代用キーなどにより、電話番号を変更可能である。(ステップS506による確認用電話番号の修正受付)
ステップS506において、電話番号入力欄521に表示された番号にユーザが通話可能な電話番号を入力する。入力されている電話番号を変更しない場合、即ちステップS503の処理を省略した場合であって、発信者FAX番号と発信者電話番号が一緒である事が分かっている場合は、ユーザはそのまま「入力完了」ボタンを押下し、ファクシミリ発信先の番号を発信者電話番号として登録する(ステップS508)。一方、521に入力されている電話番号を変更する場合は、522に表示されているカーソルを、ユーザが電話番号を変更する下桁数まで移動させ、例えば画面イメージ530の531のように「0611112222」だった番号を「0611113333」へ変更する。
変更を受け付けたファクシミリ装置100のCPU201は、ステップS507において、電話番号の変更受付画面を表示し、画面イメージ520の「入力完了」ボタン523か「やめる」ボタン524の押下を受け付ける。「入力完了」ボタン523が押下されると、ステップS508へと処理を移行し、ステップS508において、S402で取得したファクシミリ番号とS506で指定された通話可能な電話番号を関連付けて電話番号記憶部107に記憶して、図4のフローチャートに戻る。一方、ステップS505において、「やめる」ボタン524が押下されると、一連の処理を終了する。
以上のように、ファクシミリ発信先の番号と関連する通話可能な電話番号を電話番号記憶部が記憶していない場合、予めファクシミリ発信先の番号を表示しておいて、ユーザの電話番号入力の手間を軽減することが可能という効果を有する。
次に、図6を参照して、ファクシミリ装置の電話番号入力欄の異なる方法を説明する。
図6は、本発明実施形態におけるファクシミリ装置100の操作部104に表示されるファクシミリ装置の電話番号修正画面イメージである。
図6の600は、電話番号修正の際に操作部104に表示され、図5の520の代わりに表示される画面イメージであり、電話番号入力欄が発信者FAX番号の上位6桁のみをデフォルトで表示される例を示している。
600の例では、発信者FAX番号601が「0611112222」であり、発信者FAX番号の上位6桁を表示させる設定になっているので、電話番号入力欄602には、発信者FAX番号の上位6桁のみである「061111」のみが表示されて、603に電話番号を入力するためのカーソルが表示される。
この画面表示は、通常はFAX番号と電話番号の上位数桁は同じ場合が多いことによる発信者電話番号の入力の手間を省くことに貢献する。また、ファクシミリには通常、バックスペースキーなどの前に入力した文字を削除するキーがない場合が多いが、バックスペースキーがなくても電話番号のテンキーなどだけで、電話番号を修正することができる効果を有する。
次に、図7を参照して、ファクシミリ装置の動作設定画面イメージを説明する。
図7は、本発明実施形態におけるファクシミリ装置100の操作部104に表示されるファクシミリ装置の設定画面イメージである。
図7の700は、発信者FAX番号などを登録する際に操作部104に表示され、703の発信者FAX番号に対して、701〜702で選択される選択項目の設定が反映される。703の発信者FAX番号に対して、701が選択された場合、「確認電話機能を使用しない」であり、本発明の確認電話の機能を使用しない。703の発信者FAX番号に対して、702が選択された場合、「受信後に確認電話をかける画面を表示」であり、ファクシミリの受信後に確認電話をかける図4の処理を実施する。この設定値は図3の303の確認フラグ欄に「有」「無」として記憶される。
このように、発信者FAX番号毎にファクシミリ受信後の確認用電話をかけるかどうかを設定することにより、重要な相手先のファクシミリを受信する際にはファクシミリ受信後に確認の電話をし易くするようにし、重要でないファクシミリの相手に対しては確認の電話を入れなくても良い設定とすることができる。
次に、図8を参照して、ファクシミリ装置の動作設定画面イメージを説明する。
図8は、本発明実施形態におけるファクシミリ装置100の操作部104に表示されるファクシミリ装置の設定画面イメージである。
図8の800は例えばファクシミリ装置の起動時に起動された操作部104に表示される。図8の設定画面は、ファクシミリ情報から取得した番号が、アドレス帳(電話番号記憶部107)の発信者電話番号に登録されていない発信者FAX番号(図3の312行のレコードの例)、もしくはアドレス帳(電話番号記憶部107)に登録されていない発信者のファクシミリ番号の場合に、デフォルトの通話可能な電話番号の入力欄に何を表示するかを設定する画面イメージである。
図8の801の「表示しない」が選択された場合、通話可能な電話番号の入力欄には、未記入状態で表示する。一方、802の「発信者ファクス番号を表示する」が選択されると、通話可能な電話番号の候補として、発信者FAX番号を表示する。また、803の「上位6桁のみ表示する」が選択されると、通話可能な電話番号の候補として、発信者FAX番号の上位6桁のみを表示する。図6の例が、発信者FAX番号の上位6桁を表示させる例である。
このことにより、発信者のファクシミリ番号と通話可能な電話番号とが同じ場合が多い、例えば主に家庭で使う場合などは、デフォルトで802のラジオボタンをチェックしておき、また、会社などの複数の公衆回線を使う相手に主に使う場合は、803のラジオボタンをチェックしておけば、ユーザの電話番号の入力の手間が省けるという効果を有する。
また、発信者FAX番号のデフォルトで表示する上位桁数は804のように任意に変えられるように設定できる。
以上説明したように、本発明によれば、ファクシミリを受信して受信した旨の確認電話をする際、ファクシミリ番号に対応する電話番号が記憶されていない場合に、容易に電話番号を入力することができる効果を有する。
なお、上記説明ではファクシミリ装置の場合について記載したが、データを受信後に確認の電話を必要とする装置であれば、他の構成でも同様に実現可能である。例えば、電子メールを受信した際に電話の確認が必要な場合は、ファクシミリ装置の代わりに電子メール受信装置と通話装置110とが接続される構成でも同様に実現可能である。
以上、本発明の一つの実施形態を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、また、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良い。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
100 ファクシミリ装置
101 ファクシミリ情報受信部
102 発信者番号取得部
103 通話番号候補指定部
104 操作部
105 電話番号修正受付部
106 通話番号発信部
107 電話番号記憶部
108 電話番号記憶判断部
109 発信者確認通話部
110 通話装置(電話機)
120 通話装置(電話機)
130 ファクシミリ装置
150 公衆回線

Claims (6)

  1. 通話装置と接続されたファクシミリ装置であって、
    ファクシミリ情報を受信するファクシミリ情報受信手段と、
    前記ファクシミリ情報受信手段で受信したファクシミリ情報からファクシミリ情報の発信者番号を取得する発信者番号取得手段と、
    前記発信者番号取得手段により取得した発信者番号を通話番号候補として指定する通話番号候補指定手段と、
    前記通話番号候補指定手段により指定された通話番号候補の電話番号の修正を受け付ける電話番号修正受付手段と、
    前記電話番号修正受付手段で修正を受け付けた電話番号、もしくは通話番号候補指定手段で指定された通話番号候補へ通話するために発信するように通話装置を制御する通話番号発信制御手段と、
    を有することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. ファクシミリの発信者FAX番号と該発信者FAX番号に紐付く電話の通話番号を記憶する電話番号記憶手段と、
    前記発信者番号取得手段により取得した発信者番号が前記発信者FAX番号として電話番号記憶手段に記憶されているかどうかを判断する電話番号記憶判断手段と
    前記通話番号候補指定手段は、前記電話番号記憶判断手段により発信者番号が前記発信者FAX番号として記憶されている場合、該発信者番号に対応した該発信者FAX番号と紐付く電話の通話番号を通話するために発信する電話番号を通話番号候補として指定し、前記電話番号記憶判断手段により発信者番号が該発信者FAX番号として記憶されていない場合、該発信者番号を通話番号候補として指定することを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 前記電話番号記憶判断手段により発信者番号が前記発信者FAX番号として記憶されていない場合に前記発信者番号に通話する発信者確認通話手段と、
    前記発信者確認通話手段により通話した該発信者番号への通話先がファクシミリ専用機でなければ、通話を継続し、発信者番号を発信者FAX番号と通話番号と紐付けて電話番号記憶手段に記憶させ、前記発信者確認通話手段により通話した該発信者番号への通話先がファクシミリ専用機であれば、通話を切断し、前記電話番号修正受付手段を行うことを特徴とする請求項2に記載のファクシミリ装置。
  4. 前記電話番号修正受付手段は、発信者番号の内の上位の指定の桁数を残して表示し、通話番号候補の電話番号の修正を受け付けることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のファクシミリ装置。
  5. 通話装置と接続されたファクシミリ装置における制御方法であって、
    ファクシミリ情報を受信するファクシミリ情報受信ステップと、
    前記ファクシミリ情報受信ステップで受信したファクシミリ情報からファクシミリ情報の発信者番号を取得する発信者番号取得ステップと、
    前記発信者番号取得ステップにより取得した発信者番号を通話番号候補として指定する通話番号候補指定ステップと、
    前記通話番号候補指定ステップにより指定された通話番号候補の電話番号の修正を受け付ける電話番号修正受付ステップと、
    前記電話番号修正受付ステップで修正を受け付けた電話番号、もしくは通話番号候補指定ステップで指定された通話番号候補へ通話するために発信するように通話装置を制御する通話番号発信制御ステップと、
    を有することを特徴とするファクシミリ装置。
  6. 通話装置と接続されたファクシミリ装置を制御するプログラムであって、
    ファクシミリ情報を受信するファクシミリ情報受信手段と、
    前記ファクシミリ情報受信手段で受信したファクシミリ情報からファクシミリ情報の発信者番号を取得する発信者番号取得手段と、
    前記発信者番号取得手段により取得した発信者番号を通話番号候補として指定する通話番号候補指定手段と、
    前記通話番号候補指定手段により指定された通話番号候補の電話番号の修正を受け付ける電話番号修正受付手段と、
    前記電話番号修正受付手段で修正を受け付けた電話番号、もしくは通話番号候補指定手段で指定された通話番号候補へ通話するために発信するように通話装置を制御する通話番号発信制御手段と、
    を有することを特徴とするファクシミリ装置を制御するプログラム。
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KR101780742B1 (ko) 2016-10-18 2017-10-10 이윤규 팩스 데이터를 송수신할 수 있는 장치와 이의 작동 방법
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