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JP2013535157A - ワイヤレス通信システムにおける無線アクセス技術間ハンドオーバ中のQoSコンテキスト転送のための方法および装置 - Google Patents

ワイヤレス通信システムにおける無線アクセス技術間ハンドオーバ中のQoSコンテキスト転送のための方法および装置 Download PDF

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Abstract

本明細書では、無線アクセス技術(RAT)間ハンドオーバ中のサービス品質(QoS)コンテキストの効率的な転送を可能にするシステムおよび方法について説明する。特に、本明細書では、混合モードアプリケーションのためのQoSをユーザ機器ユニット(UE)が確立すべきか、関連するネットワークが確立すべきかについてのルールを確立することと、RAT間ハンドオーバにわたってQoSを変換するときにフロー対ベアラマッピングを識別することと、それぞれのRATのQoSパラメータをマッピングすることと、複数のハンドオーバ時にQoS低下を緩和することと、QoSが新しいRATにおいて許容できない場合に1つまたは複数のアクションを実行することと、トンネルモード中にQoSを維持することと、ネットワーク主導型QoSを使用するRATとUE主導型QoSを使用するRATとの間をUEが移動するシナリオを処理することとを行うための技法について説明する。

Description

本開示は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、ワイヤレス通信環境において、それぞれのネットワーク間でのデバイスのハンドオーバを管理するための技法に関する。
ワイヤレス通信システムは、様々な通信サービスを提供するために広く展開されており、そのようなワイヤレス通信システムを介して、たとえば、ボイス、ビデオ、パケットデータ、ブロードキャスト、およびメッセージングサービスが提供され得る。これらのシステムは、利用可能なシステムリソースを共有することによって複数の端末のための通信をサポートすることが可能な多元接続システムとすることができる。そのような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムがある。
ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末のための通信を同時にサポートし得る。そのようなシステムでは、各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上の伝送を介して1つまたは複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(またはダウンリンク)は基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力(SISO)、多入力単出力(MISO)、単入力多出力(SIMO)、または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立され得る。
様々なワイヤレス通信ネットワーク実装形態では、ワイヤレス通信を行うためのアプリケーションおよび/または他の手段は、データレート、誤り率、チャネル品質などに関する、アプリケーションのためのそれぞれの要件を指定することができる様々なサービス品質(QoS)パラメータに従って動作することができる。したがって、場合によっては、ワイヤレス通信ネットワーク中のユーザ機器ユニット(UE)および/または他の好適なデバイス、ならびに/あるいはワイヤレス通信ネットワーク自体が、UEとネットワークとの間の通信を可能にするためにQoS予約プロシージャを開始することができる。さらに、UEが、様々な基準に基づいて、異なる無線アクセス技術(RAT)間でのハンドオーバを開始する場合、UEに対応する確立されたQoSコンテキストが、場合によっては、ハンドオーバに関与するあるRATから別のRATに転送される必要があり得ることが諒解できよう。したがって、実質的に効率的な方法でワイヤレス通信環境内でのRAT間(inter-RAT)ハンドオーバ中のQoSコンテキストおよび/または他のQoSパラメータの転送を可能にするための技法を実装することが望ましいであろう。
以下で、請求する主題の様々な態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、主要または重要な要素を識別するものでも、そのような態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、開示する態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
一態様によれば、方法について本明細書で説明する。本方法は、少なくとも1つのインターネットプロトコル(IP)フローと、少なくとも1つのIPフローにそれぞれ関連するそれぞれのIPフロートラフィックフォーマットテンプレート(TFT:traffic format template)とを識別することと、関連するネットワークから、少なくとも1つのベアラと、それぞれのベアラに関係する少なくとも1つのベアラTFTとに対応するサービス品質(QoS)確立メッセージングを受信することと、少なくとも部分的に、IPフローTFTをベアラTFTに一致させることによって、それぞれのIPフローとベアラとの間の関連付けを判断することとを備えることができる。
本明細書で説明する第2の態様は、少なくとも1つのIPフローと、少なくとも1つのIPフローにそれぞれ関連するそれぞれのIPフローTFTとに関係するデータを記憶するメモリを備えることができるワイヤレス通信装置に関する。本ワイヤレス通信装置は、関連するネットワークから、少なくとも1つのベアラと、それぞれのベアラに関係する少なくとも1つのベアラTFTとに対応するQoS確立メッセージングを受信することと、少なくとも部分的に、IPフローTFTをベアラTFTに一致させることによって、それぞれのIPフローとベアラとの間の関連付けを判断することとを行うように構成されたプロセッサをさらに備えることができる。
本明細書で説明する第3の態様は、それぞれのパケットフローに対応する1つまたは複数のTFTを識別するための手段と、関連するネットワークから、ベアラTFTに関連する指定されたベアラに対応するQoSパラメータに関係するシグナリングを取得するための手段と、少なくとも部分的に、それぞれのパケットフローに対応するTFTをベアラTFTに一致させることによって、それぞれのパケットフローのうちの1つまたは複数を指定されたベアラにマッピングするための手段とを備えることができる、ワイヤレス通信システムにおいて動作可能な装置に関する。
本明細書で説明する第4の態様は、コンピュータ可読媒体を備えることができるコンピュータプログラム製品に関する。コンピュータ可読媒体は、コンピュータに、それぞれのパケットフローに対応する1つまたは複数のTFTを識別させるためのコードと、コンピュータに、関連するネットワークから、ベアラTFTに関連する指定されたベアラに対応するQoSパラメータに関係するシグナリングを取得させるためのコードと、コンピュータに、少なくとも部分的に、それぞれのパケットフローに対応するTFTをベアラTFTに一致させることによって、それぞれのパケットフローのうちの1つまたは複数を指定されたベアラにマッピングさせるためのコードとを備えることができる。
本明細書で説明する第5の態様は、第1の無線アクセス技術(RAT)に関連するQoSパラメータの第1のセットと、第2のRATに関連するQoSパラメータの第2のセットとを識別することと、利用されたネットワーク通信アプリケーションと、利用されたネットワーク通信アプリケーションに関連するQoSパラメータの第1のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータとに関係する情報を取得することと、利用されたネットワーク通信アプリケーションとは無関係に、利用されたネットワーク通信アプリケーションに関連するQoSパラメータの第1のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータを、QoSパラメータの第2のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングすることとを備えることができる、ワイヤレス通信システムにおいて動作可能な方法に関する。
本明細書で説明する第6の態様は、第1のRATに関連するQoSパラメータの第1のセットと、第2のRATに関連するQoSパラメータの第2のセットと、ネットワークアプリケーションとに関係するデータを記憶するメモリを備えることができるワイヤレス通信装置に関する。本ワイヤレス通信装置は、ネットワークアプリケーションに関連するQoSパラメータの第1のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータに関係する情報を取得することと、ネットワークアプリケーションとは無関係に、ネットワークアプリケーションに関連するQoSパラメータの第1のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータを、QoSパラメータの第2のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングすることとを行うように構成されたプロセッサをさらに備えることができる。
本明細書で説明する第7の態様は、第1のRATに関連するQoSパラメータの第1のセットと、第2のRATに関連するQoSパラメータの第2のセットと、ネットワーク通信を可能にするアプリケーションとに関係する情報を取得するための手段と、アプリケーションに関係するQoSパラメータの第1のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータを識別するための手段と、アプリケーションとは無関係に、アプリケーションに関係するQoSパラメータの第1のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータを、QoSパラメータの第2のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングするための手段とを備えることができる、ワイヤレス通信システムにおいて動作可能な装置に関する。
本明細書で説明する第8の態様は、コンピュータ可読媒体を備えることができるコンピュータプログラム製品に関する。コンピュータ可読媒体は、コンピュータに、第1のRATに関連するQoSパラメータの第1のセットと、第2のRATに関連するQoSパラメータの第2のセットと、ネットワーク通信を可能にするアプリケーションとに関係する情報を取得させるためのコードと、コンピュータに、アプリケーションに関係するQoSパラメータの第1のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータを識別させるためのコードと、コンピュータに、アプリケーションとは無関係に、アプリケーションに関係するQoSパラメータの第1のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータを、QoSパラメータの第2のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングさせるためのコードとを備えることができる。
本明細書で説明する第9の態様は、関連するネットワークとの通信を可能にするアプリケーションを識別することと、アプリケーションから、それぞれのRATに関係するそれぞれのQoSパラメータを取得することと、第1のRATから第2のRATへのアプリケーションのハンドオーバを識別することと、アプリケーションから取得されたそれぞれのQoSパラメータに少なくとも部分的に基づいて、アプリケーションに関連し、第1のRATに関係する少なくとも1つのQoSパラメータを、アプリケーションに関連し、第2のRATに関係する少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングすることとを備えることができる、ワイヤレス通信システムにおいて動作可能な方法に関する。
本明細書で説明する第10の態様は、関連するネットワークとの通信を可能にするアプリケーションと、第1のRATから第2のRATへのアプリケーションのハンドオーバとに関係するデータを記憶するメモリを備えることができるワイヤレス通信装置に関する。本ワイヤレス通信装置は、アプリケーションから、それぞれのRATに関係するそれぞれのQoSパラメータを取得することと、アプリケーションから取得されたそれぞれのQoSパラメータに少なくとも部分的に基づいて、アプリケーションに関連し、第2のRATに関係する少なくとも1つのQoSパラメータへの、アプリケーションに関連し、第1のRATに関係する少なくとも1つのQoSパラメータのマッピングを実行することとを行うように構成されたプロセッサをさらに備えることができる。
本明細書で説明する第11の態様は、ネットワークアプリケーションから、それぞれのRATに関係するQoSパラメータのセットを取得するための手段と、ネットワークアプリケーションから取得された第1のRATに関連するQoSパラメータのセット中の少なくとも1つのQoSパラメータを、ネットワークアプリケーションから取得された第2のRATに関連するQoSパラメータのセット中の少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングするための手段とを備えることができる、ワイヤレス通信システムにおいて動作可能な装置に関する。
本明細書で説明する第12の態様は、コンピュータ可読媒体を備えることができるコンピュータプログラム製品に関する。コンピュータ可読媒体は、コンピュータに、ネットワークアプリケーションから、それぞれのRATに関係するQoSパラメータのセットを取得させるためのコードと、コンピュータに、ネットワークアプリケーションから取得された第1のRATに関連するQoSパラメータのセット中の少なくとも1つのQoSパラメータを、ネットワークアプリケーションから取得された第2のRATに関連するQoSパラメータのセット中の少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングさせるためのコードとを備えることができる。
本明細書で説明する第13の態様は、ユーザ機器ユニット(UE)と、RATに関してUEによって使用されるQoSパラメータとを識別することと、RATからのUEのエグジットとRATへのUEのリエントリとを検出することと、RATへのUEのリエントリに応答して、RATに関してUEによって使用されるQoSパラメータに少なくとも部分的に基づいて、UEのためのQoSを再確立することとを備えることができる、ワイヤレス通信システムにおいて動作可能な方法に関する。
本明細書で説明する第14の態様は、UEと、RATに関してUEによって使用されるQoSパラメータとに関係するデータを記憶するメモリを備えることができるワイヤレス通信装置に関する。本ワイヤレス通信装置は、RATからのUEのエグジットとRATへのUEのリエントリとを検出することと、RATへのUEのリエントリに応答して、RATに関してUEによって使用されるQoSパラメータに少なくとも部分的に基づいて、UEのためのQoSを再確立することとを行うように構成されたプロセッサをさらに備えることができる。
本明細書で説明する第15の態様は、ネットワークデバイスが第1のハンドオーバを介して関連するRATを離れたことに応答して、関連するRATに関してネットワークデバイスによって利用されるQoSパラメータを識別するための手段と、関連するRATに関してネットワークデバイスによって利用されるQoSパラメータに少なくとも部分的に基づいて、ネットワークデバイスが第2のハンドオーバを介して関連するRATに再び入ったことに応答して、ネットワークデバイスのためのQoSを確立するための手段とを備えることができる、ワイヤレス通信システムにおいて動作可能な装置に関する。
本明細書で説明する第16の態様は、コンピュータ可読媒体を備えることができるコンピュータプログラム製品に関する。コンピュータ可読媒体は、コンピュータに、ネットワークデバイスが、第1のハンドオーバを介して関連するRATを離れたことに応答して、関連するRATに関してネットワークデバイスによって利用されるQoSパラメータを識別させるためのコードと、コンピュータに、関連するRATに関してネットワークデバイスによって利用されるQoSパラメータに少なくとも部分的に基づいて、ネットワークデバイスが第2のハンドオーバを介して関連するRATに再び入ったことに応答して、ネットワークデバイスのためのQoSを確立させるためのコードとを備えることができる。
本明細書で説明する第17の態様は、第1のRATに関連するQoSパラメータと第2のRATに関連するQoSパラメータとの間のマッピング関係に関係する情報を取得することと、第1のRATに関して利用されるQoSパラメータを識別することと、第1のRATに関連するQoSパラメータと第2のRATに関連するQoSパラメータとの間のマッピング関係に少なくとも部分的に基づいて、第1のRATに関して利用されるQoSパラメータを、第2のRATに関連するQoSパラメータにマッピングすることとを備えることができる、ワイヤレス通信システムにおいて動作可能な方法に関する。
本明細書で説明する第18の態様は、第1のRATと、第2のRATと、第1のRATに関連するQoSパラメータと第2のRATに関連するQoSパラメータとの間のマッピング関係と、第1のRATに関して利用されるQoSパラメータとに関係するデータを記憶するメモリを備えることができるワイヤレス通信装置に関する。本ワイヤレス通信装置は、第1のRATに関連するQoSパラメータと第2のRATに関連するQoSパラメータとの間のマッピング関係に少なくとも部分的に基づいて、第1のRATに関して利用されるQoSパラメータを、第2のRATに関連するQoSパラメータにマッピングするように構成されたプロセッサをさらに備えることができる。
本明細書で説明する第19の態様は、少なくとも1つのアプリケーションがネットワーク通信を行うことができる第1のRATと第2のRATとを識別するための手段と、第1のRATのためのそれぞれのQoSパラメータと第2のRATのためのそれぞれのQoSパラメータとの間のマッピングに関係する情報を取得するための手段と、少なくとも部分的に、マッピングに従って、アプリケーションによって利用される第1のRATのためのQoSパラメータに対応する第2のRATのためのQoSパラメータを取得することによって、第2のRATに関するアプリケーションのためのQoSを確立するための手段とを備えることができる、ワイヤレス通信システムにおいて動作可能な装置に関する。
本明細書で説明する第20の態様は、コンピュータ可読媒体を備えることができるコンピュータプログラム製品に関する。コンピュータ可読媒体は、コンピュータに、少なくとも1つのアプリケーションがネットワーク通信を行うことができる第1のRATと第2のRATとを識別させるためのコードと、コンピュータに、第1のRATのためのそれぞれのQoSパラメータと第2のRATのためのそれぞれのQoSパラメータとの間のマッピングに関係する情報を取得させるためのコードと、コンピュータに、少なくとも部分的に、マッピングに従って、アプリケーションによって利用される第1のRATのためのQoSパラメータに対応する第2のRATのためのQoSパラメータを取得することによって、第2のRATに関するアプリケーションのためのQoSを確立させるためのコードとを備えることができる。
上記および関係する目的を達成するために、請求する主題の1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明し、特に特許請求の範囲で指摘する特徴を備える。以下の説明および添付の図面に、請求する主題のいくつかの例示的な態様を詳細に記載する。ただし、これらの態様は、請求する主題の原理を採用することができる様々な方法のほんのいくつかを示すものである。さらに、開示する態様は、すべてのそのような態様およびそれらの均等物を含むものとする。
様々な態様による、ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にするシステムのブロック図。 様々な態様による、ワイヤレス通信システムにおいて利用される混合モードアプリケーションのためのQoSの確立を可能にするシステムのブロック図。 様々な態様による、ワイヤレス通信システムにおいて利用される混合モードアプリケーションのためのQoSの確立を可能にするシステムのブロック図。 様々な態様による、RAT間ハンドオーバにわたってQoSを変換することに関するフロー対ベアラマッピングを識別するためのシステムのブロック図。 様々な態様による、複数のRATに対応するQoSパラメータのマッピングを可能にするシステムのブロック図。 様々な態様による、複数のRATに対応するQoSパラメータのマッピングを可能にするシステムのブロック図。 様々な態様による、複数のRATに対応するQoSパラメータのマッピングを可能にするシステムのブロック図。 本明細書で説明する様々な態様が機能することができる、RATのセットに関する例示的なQoSパラメータ構成を示す図。 様々な態様による、連続ハンドオーバに関してQoSパラメータの保存を可能にするシステムのブロック図。 様々な態様による、連続ハンドオーバに関してQoSパラメータの保存を可能にするシステムのブロック図。 様々な態様による、RAT間ハンドオーバの後に1つまたは複数のネットワークアプリケーションのための不十分なQoSを処理するためのシステムのブロック図。 様々な態様による、トンネルモード動作を介して複数のRATに関してQoS情報を維持するためのシステムのブロック図。 様々な態様による、QoS情報を維持するために利用され得る例示的なトンネリング構成を示す図。 様々な態様による、RAT間ハンドオーバ中のQoS確立動作の処理を可能にするシステムのブロック図。 様々な態様による、RAT間ハンドオーバ中のQoS確立動作の処理を可能にするシステムのブロック図。 ワイヤレス通信システムにおいて利用される混合モードアプリケーションのためのQoSの確立を管理するための方法の流れ図。 ワイヤレス通信システムにおいて利用される混合モードアプリケーションのためのQoSの確立を管理するための方法の流れ図。 ワイヤレス通信システムにおいて利用される混合モードアプリケーションのためのQoSの確立を管理するための方法の流れ図。 ワイヤレス通信システムにおいて利用される混合モードアプリケーションのためのQoSの確立を管理するための方法の流れ図。 RAT間ハンドオーバに関連するフロー対ベアラQoSマッピングを実行するための方法の流れ図。 複数のRATに対応するQoSパラメータのマッピングを可能にする方法の流れ図。 複数のRATに対応するQoSパラメータのマッピングを可能にする方法の流れ図。 複数のRAT間ハンドオーバに関してQoSパラメータの保存を可能にする方法の流れ図。 複数のRAT間ハンドオーバに関してQoSパラメータの保存を可能にする方法の流れ図。 RAT間ハンドオーバの後にQoSが格下げされた場合、ネットワークアプリケーションの動作を適応させるための方法の流れ図。 複数のRATに関してQoS情報を維持するためにトンネリングを利用するための方法の流れ図。 複数のRATに関してQoS情報を維持するためにトンネリングを利用するための方法の流れ図。 RAT間ハンドオーバ中にQoS確立動作を処理するための方法の流れ図。 RAT間ハンドオーバ中にQoS確立動作を処理するための方法の流れ図。 ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする装置のブロック図。 ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする装置のブロック図。 ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする装置のブロック図。 ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする装置のブロック図。 ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする装置のブロック図。 ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする装置のブロック図。 ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする装置のブロック図。 ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする装置のブロック図。 ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする装置のブロック図。 ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする装置のブロック図。 ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする装置のブロック図。 ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする装置のブロック図。 ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする装置のブロック図。 ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする装置のブロック図。 本明細書に記載する様々な態様によるワイヤレス多元接続通信システムを示す図。 本明細書で説明する様々な態様が機能することができる、例示的なワイヤレス通信システムを示すブロック図。
次に、図面を参照しながら請求する主題の様々な態様について説明する。図面全体にわたって、同様の要素を指すのに同様の参照符号を使用する。以下の記述では、説明の目的で、1つまたは複数の態様の完全な理解を与えるために多数の具体的な詳細を記載する。ただし、そのような(1つまたは複数の)態様は、これらの具体的な詳細なしに実施され得ることは明らかであろう。他の例では、1つまたは複数の態様の説明を円滑にするために、よく知られている構造およびデバイスをブロック図の形態で示す。
本出願で使用する「構成要素」、「モジュール」、「システム」などの用語は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアなど、コンピュータ関連のエンティティを指すものとする。たとえば、構成要素は、プロセッサ上で実行されるプロセス、集積回路、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータとすることができるが、これらに限定されない。例として、コンピューティングデバイス上で実行されるアプリケーションと、そのコンピューティングデバイスの両方を構成要素とすることができる。1つまたは複数の構成要素がプロセスおよび/または実行スレッド内に常駐することができ、1つの構成要素を1つのコンピュータ上に配置し、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散することができる。さらに、これらの構成要素は、様々なデータ構造を記憶している様々なコンピュータ可読媒体から実行することができる。これらの構成要素は、1つまたは複数のデータパケット(たとえば、ローカルシステム、分散システム内、および/または他のシステムを用いるインターネットなどのネットワーク上の別の構成要素と信号を介して相互作用する1つの構成要素からのデータ)を有する信号によるなど、ローカルおよび/またはリモートプロセスを介して通信することができる。
さらに、本明細書ではワイヤレス端末および/または基地局に関する様々な態様について説明する。ワイヤレス端末は、ユーザにボイスおよび/またはデータ接続性を提供するデバイスを指すことがある。ワイヤレス端末は、ラップトップコンピュータまたはデスクトップコンピュータなどのコンピューティングデバイスに接続され得、あるいは携帯情報端末(PDA)などの自蔵式デバイスとすることができる。ワイヤレス端末はまた、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、リモート局、アクセスポイント、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器(UE)と呼ばれることがある。ワイヤレス端末は、加入者局、ワイヤレスデバイス、セルラー電話、PCS電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイスとすることができる。基地局(たとえば、アクセスポイントまたはノードB)は、1つまたは複数のセクタを通して、エアインターフェースを介してワイヤレス端末と通信する、アクセスネットワーク中のデバイスを指すことがある。基地局は、受信したエアインターフェースフレームをインターネットプロトコル(IP)パケットに変換することによって、ワイヤレス端末と、IPネットワークを含むことができるアクセスネットワークの残部との間のルータとして働くことができる。基地局はまた、エアインターフェースの属性の管理を調整する。
その上、本明細書で説明する様々な機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装した場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る利用可能な媒体とすることができる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)(BD)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
本明細書で説明する様々な技法は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)システム、および他のそのようなシステムなど、様々なワイヤレス通信システムに対して使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、本明細書ではしばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、CDMA2000などの無線技術を実装することができる。UTRAは、Wideband−CDMA(W−CDMA)およびCDMAの他の変形態を含む。さらに、CDMA2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM)(登録商標)などの無線技術を実装することができる。OFDMAシステムは、Evolved UTRA(E−UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装することができる。UTRAおよびE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)は、ダウンリンク上ではOFDMAを採用し、アップリンク上ではSC−FDMAを採用するE−UTRAを使用する今度のリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。さらに、CDMA2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。
いくつかのデバイス、構成要素、モジュールなどを含むことができるシステムに関して、様々な態様を提示する。様々なシステムは、追加のデバイス、構成要素、モジュールなどを含み、および/または各図に関連して説明するデバイス、構成要素、モジュールなどの一部もしくは全部を省略し得ることを理解および諒解されたい。これらの手法の組合せを使用することもできる。
次に図面を参照すると、図1に、本明細書で説明する様々な態様による、ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にするシステム100が示されている。図1に示されるように、システム100は、1つまたは複数のネットワーク104と通信することができる(本明細書では、モバイルデバイスまたは局、端末、アクセス端末(AT)などとも呼ぶ)1つまたは複数のUE102を含むことができる。一例では、それぞれのネットワーク104は、たとえば、3GPP LTE、高速パケットデータ(HRPD:High Rate Packet Data)、WiMax、WLAN、UMTSなど、様々なRATに従って動作することができる。さらに、システム100中のそれぞれのネットワーク104は、それぞれのUE102、ネットワークコントローラ、および/または他の好適なネットワークエンティティに通信サービスを提供する基地局(たとえば、ノードBまたは発展型ノードB(eNB)、セルまたはネットワークセル、アクセスポイント(AP)、ネットワークノードなど)など、1つまたは複数のネットワークエンティティを含むことができ、および/または場合によってはそれらに関連することができる。一態様によれば、UE102は、(1つまたは複数の)ネットワーク104との1つまたは複数のアップリンク(UL、本明細書では逆方向リンク(RL)とも呼ぶ)通信に関与することができ、同様に、(1つまたは複数の)ネットワーク104は、UE102への1つまたは複数のダウンリンク(DL、本明細書では順方向リンク(FL)とも呼ぶ)通信に関与することができる。
一態様によれば、UE102は、複数のRATに従って通信するように動作可能な多重無線ワイヤレスデバイスおよび/または別の好適なデバイスとすることができる。したがって、UE102は、その各々が1つまたは複数のRATに関連することができる複数のネットワーク104との通信が可能であり得る。一例では、UE102がネットワーク104のカバレージを出て、現在のサービングネットワーク104に関連するRATによって提供されるサービス以外のサービスを必要とする場合、および/または他の好適なトリガリングイベントの発生時に、UE102と1つまたは複数のネットワーク104とは、UE102が(本明細書ではソースネットワークと呼ぶ)第1のネットワーク104を出て、(本明細書ではターゲットネットワークと呼ぶ)第2のネットワーク104に入るハンドオーバ動作を実行することができる。ハンドオーバのためのソースネットワーク104とターゲットネットワーク104とが異なるRATを利用する場合、ハンドオーバは、RAT間またはIRATハンドオーバと呼ばれる。以下の説明に関して、本明細書では、LTE RATとHRPD RATとの間のハンドオーバについての様々な例が提供されているが、本明細書で提供する技法は、任意の好適なRAT間の任意のRAT間ハンドオーバのコンテキストにおいて適用され得ることを諒解されたい。さらに、別段に明記されていない限り、請求する主題は、特定のRATまたはそれらの間のハンドオーバに限定されるものではないことを諒解されたい。
別の態様によれば、UE102は、システム100中の(1つまたは複数の)ネットワーク104および/または他のエンティティに通信するために、1つまたは複数のネットワークアプリケーションを利用することができる。そのようなアプリケーションは、最大ビットレート(MBR)、アグリゲートMBR(AMBR)、保証ビットレート(GBR)、(たとえば、QoSクラス識別子(QCI)などによって与えられる)チャネル品質などに関する、アプリケーションのための最小必要性能を指定することができる様々なQoSパラメータに関連することができる。一例では、UE102は、1つまたは複数の関連するアプリケーションのためのそのようなパラメータを取得するために、QoS予約プロシージャを利用することができる。その後、UE102のためのRAT間ハンドオーバが開始され得、そのときに、UE102に対応するQoSコンテキストがソースRATからターゲットRATに転送されるように構成され得る。したがって、実質的に急速な方法でそのようなQoSコンテキスト転送を実行するための技法を実装することが望ましいであろう。さらに、QoSをUE102が開始すべきか、ネットワーク104が開始すべきかが不明瞭である場合をUE102が処理することができる機能を実装することが望ましいであろう。第3に、異なるRAT間でQoSパラメータが異なる場合、ネットワーク104が、リソース利用可能性に基づいて、新しいRATにおいて変換されたQoSを割り当てることを可能にするための技法を実装することが望ましいであろう。第4に、UE102は、新しいQoSが許容できるか否かを判断することと、いずれの場合も適切なアクションをとることとを行う能力を有することが望ましいであろう。
LTEとHRPDとの間のハンドオーバの特定の非限定的な事例では、システム100中の様々なアプリケーションおよび/または他の動作は、ネットワークまたはデバイスがQoSを開始することを可能にするオプションで構成され得る。したがって、場合によっては、UE102が、たとえば、所与のアプリケーションのためのQoSをUE102が開始すべきか、ネットワーク104が開始すべきかを判断するために、どのルールに従うべきかが不明瞭である。UE102とネットワーク104の両方によるQoSの開始は、効率の低下を生じ得ることが諒解でき、したがって、QoSを定義するための明確に定義されたプロシージャが望ましいことが諒解できよう。
さらに、ある無線領域から別の無線領域への転送が試みられる場合、システム100は、ソースネットワーク104が、QoSフローをセットアップし、他のそのような動作を実行した後に、ハンドオーバにおいてQoSをターゲットネットワーク104にプッシュすることを受け持つという予想の下で動作することができる。したがって、LTE対HRPDハンドオーバの例では、QoSは、LTEネットワークからHRPDネットワークにプッシュされ得る。しかしながら、そのような場合、QoSを継続するためのルールは、RAT間の変換により不明瞭であり得る。さらに、QoSがネットワーク主導型であるネットワークからQoSがデバイス主導型であるネットワークへのハンドオーバ、またはその逆の場合、さらなる複雑化が起こり得、そのためのソリューションが望ましい。
別の特定の例では、異なる無線領域は、QoSパラメータがRATにわたって同じでないような、QoSを指定するための異なるルールを有することができることが諒解できよう。したがって、たとえば、LTEは、各値が異なるQoSクラス(たとえば、ベストエフォートサービス、レイテンシ敏感サービス、データレート敏感サービスなど)を表す列挙値として実装され得るQCIによってQoSパラメータを指定することができる。対照的に、発展型HRPD(eHRPD)は、トラフィックタイプ、必要とされるレイテンシおよび/またはデータレートなどを示す明確な値として実装され得るフロープロファイルなどによってQoSを指定することができる。別の対照的な例では、WLANは、特定のフローの制御部分とデータ部分とを区別することができる(たとえば、制御のための4つのサービスタイプとデータのための4つのサービスタイプとに対応する8つの総QoSレベルを生じる)QoSレベルの指定された数(たとえば、4)によってQoSを指定することができる。したがって、異なるRATによって利用されるQoSパラメータ間の異なる詳細レベルと、異なるRAT間でQoS値がどのようにマッピングされるかに関する、それぞれのRATの異なる予想とにより、場合によっては、RAT間でQoSをどのようにマッピングするかは不明瞭であり得る。
したがって、少なくとも上記に鑑みて、システム100中のUE102および(1つまたは複数の)ネットワーク104は、様々な態様による、RAT間ハンドオーバにおけるQoS管理の上記の短所に対処することと、そのようなハンドオーバ中のQoSコンテキストの効率的な転送を可能にすることとを行うための様々な技法および/または他の手段を利用することができる。たとえば、RAT間ハンドオーバ時に混合モード動作のために(たとえば、QoS確立モジュール120を介して)QoSをUE102が確立すべきか、ネットワーク104が確立すべきかについてのルールを定義および/または適用するために、UE102のQoSセットアップ指示アナライザ110および/またはネットワーク104のQoSセットアップインジケータモジュール170が利用され得る。第2の例では、UE102は、RAT間ハンドオーバにわたってQoSを変換するときにインターネットプロトコル(IP)ベアラマッピングを判断するために、フロー/ベアラマッピングモジュール130および/または他の手段を利用することができる。第3の例では、UE102および/またはネットワーク104は、異なるRATのQoSパラメータをマッピングすることを可能にするQoSマッピングモジュール140を含むことができる。第4の例では、UE102および/またはネットワーク104は、RAT間ハンドオーバのコンテキストにおいてトンネルモード中にQoSを維持するために、トンネリングモジュール150および/または他の手段を利用することができる。第5の例では、新しいRATにおいてQoSが許容できない場合、1つまたは複数のアクションを可能にするために、UE102のQoS障害ハンドラモジュール160が利用され得る。第6の例では、UE102および/またはネットワーク104は、複数のハンドオーバ時にQoS低下を回避するために、QoS記憶モジュール180および/または他の手段を含むことができる。UE102とネットワーク104とに関連するモジュール110〜180および/または他の好適な機構が利用され得る様々な例を本明細書でさらに詳細に与える。
本明細書で説明する技法のうちの1つまたは複数を利用することによって、RAT間ハンドオーバ後にターゲットアクセス技術に関して等価なQoSが継続され得ることが諒解できよう。さもなければ、アンダープロビジョニングされたQoSの場合、不満足なユーザエクスペリエンスが起こり得るか、または場合によっては、対応するアプリケーションが、基礎をなすサービスを終了し得ることが諒解できよう。代替的に、オーバープロビジョニングされたQoSの場合、ネットワークにおけるQoSリソースの浪費、ユーザへの潜在的な過剰課金、および/または他の結果が生じ得ることが諒解できよう。
次に図2を参照すると、ワイヤレス通信システムにおいて利用される混合モードアプリケーションのためのQoSの確立を可能にする第1のシステム200が示されている。図2に示されるように、システム200は、1つまたは複数のRATと、1つまたは複数のネットワークアプリケーションもしくは他のサービスとによって互いに通信することができる、UE102とネットワーク104とを含むことができる。一例では、アプリケーションは、常にUE主導型(たとえば、タイプ1アプリケーション)とすることができ、その場合、ネットワーク104がQoSを開始することを予想されないように、アプリケーションのためのQoSはデバイスからプッシュされる。代替的に、アプリケーションは、常に、ネットワーク104がQoSを開始することを受け持つようなネットワーク主導型(たとえば、タイプ2アプリケーション)とすることができる。しかしながら、タイプ3または「混在モード」アプリケーションなど、いくつかのタイプのアプリケーションでは、(たとえば、アプリケーションサーバ(AS)および/または他の手段を介して)QoSを開始することをUE102が受け持つかネットワーク104が受け持つかは不明瞭である。したがって、そのような場合、UE102とネットワーク104の両方がQoSを開始することを試み得、これは非効率になり得、および/または矛盾するかもしくは不正確なQoSを生じ得る。例として、そのようなアプリケーションは、ホームネットワークではネットワーク制御されたQoSを使用するサービスに対応することができるが、QoSがネットワーク側で保証され得ない訪問先ネットワークではUE制御されたQoSを使用するように構成される。
したがって、UE102および/またはネットワーク104は、混合モードアプリケーションのためにQoSがどのように開始されるべきかを判断するためのルールおよび/または他の機構を確立するための1つまたは複数の技法を利用することができる。第1の例では、ネットワーク104は、フラグおよび/または他の機構を使用して、(たとえば、QoSセットアップインジケータモジュール170または他の手段を介して)UE102およびネットワーク104の中から、QoSを開始することを誰が受け持つべきかを示すことができる。したがって、たとえば、ネットワーク104は、少なくとも1つのUE102との通信を可能にするアプリケーションを識別することと、アプリケーションのためのQoSがネットワーク主導型であるべきか、少なくとも1つのUE102によって開始されるべきかを判断することと、判断の結果の指示を構築することと、(たとえば、QoSセットアップインジケータモジュール170を介して)指示を少なくとも1つのUE102に伝達することとを行うことができる。QoSがネットワーク104によって確立されるべきである場合、QoSを確立するために、ネットワーク120のQoS確立モジュール120および/または他の手段が利用され得、確立されたQoSをUE102に伝達するために、QoSシグナリングモジュール222などが利用され得る。逆に、QoSがUE主導型であるべき場合、QoSを確立するために、UE102のQoS確立モジュール120などが利用され得る。
一例では、QoSがUE102によって開始されるべきか、ネットワーク104によって開始されるべきかの指示は、基礎をなすアプリケーションのためのQoSを確立するプロセスにおいて、アプリケーションごとにネットワーク104によって与えられ得るか、または代替的に、ネットワーク104は、たとえば、すべてのアプリケーションのためのQoSならびに/あるいはアプリケーションの1つまたは複数のクラスもしくはカテゴリーのためのQoSが、常にネットワーク104によってプッシュされるか、またはネットワーク104によって決してプッシュされないことを規定するグローバルフラグおよび/または他の指示を与えることができる。したがって、QoSセットアップインジケータモジュール170は、複数のアプリケーションのためのQoSがネットワーク主導型であるべきか、少なくとも1つのUE102によって開始されるべきかに関係するグローバル指示を構築することができ、その後、グローバル指示は少なくとも1つのUE102に伝達され得、または代替的に、QoSセットアップインジケータモジュール170は、アプリケーションのためのQoSがネットワーク主導型であるべきか、少なくとも1つのUE102によって開始されるべきかに関係する、アプリケーションごとの指示を構築することができ、それに基づいて、アプリケーションごとの指示は、少なくとも1つのUE102に伝達され得る。
相応して、UE102は、システム200内での通信のために利用されるべきアプリケーションを識別することと、ネットワーク104から、アプリケーションに関連するQoS開始に関係する指示を受信することと、指示に少なくとも部分的に基づいて、アプリケーションのためのQoSを開始すべきか、アプリケーションのためのQoSのネットワーク開始を待つべきかを(たとえば、QoSセットアップ指示アナライザ110および/または他の好適な手段を介して)判断することとを行うことができる。上記で説明したように、指示は、複数のアプリケーションのためのQoS開始に関係するグローバル指示か、あるいは1つまたは複数の特定のアプリケーションのためのQoS開始に関係するアプリケーションごとの指示とすることができる。
一態様によれば、UE102によって受信された指示が、アプリケーションのためのQoSがモバイル主導型であることを規定する場合、UE102は、QoS確立モジュール120および/または他の好適な手段を介してアプリケーションのためのQoSを開始することができる。代替的に、指示が、アプリケーションのためのQoSがネットワーク主導型であることを規定する場合、UE102は、アプリケーションのためのQoSのネットワーク開始を待つように構成され得る。しかしながら、UE102がQoSのネットワーク開始を待つように構成されるいくつかの場合において、ネットワーク104は、最終的に、アプリケーションによって必要とされるQoSとは異なるQoSを与え得ることが諒解できよう。そのような場合、UE102は、タイマーモジュール212および/または他の機構によって制御され得る内部タイマーを利用することができ、タイマーモジュール212および/または他の機構は、(たとえば、QoSアナライザ214などによって判断される)許容できるQoSが、ある時間内にネットワーク104によってセットアップされなかった場合、UE主導型QoSセットアップおよび/または他の適切なアクションをトリガするために利用され得る。たとえば、UE102は、(たとえば、アプリケーションによるQoSについての要求を介して)QoSの開始に応答してタイマーを初期化することと、タイマーによって指定された時間の間アプリケーションのためのQoSのネットワーク開始を待つことと、アプリケーションのために許容できると見なされるQoSが、タイマーによって指定された時間内にネットワークによって開始されない場合、アプリケーションのためのQoSを開始することとを行うことができる。さらなる一例では、UE主導型QoSセットアップがタイマーの満了に従うことができない場合、基礎をなす(1つまたは複数の)アプリケーションに通知すること、および/またはQoSセットアップ障害への適応のための他の好適なアクションを可能にすることを行うために、QoS障害ハンドラモジュール160が利用され得る。
代替的に、UE102は、QoSの開始を常に試みることと、ネットワーク104がそれ自体でQoSをセットアップすることを選択した場合にQoSを拒否するためにネットワーク104に依拠することとを行うように構成され得る。これを図3中のシステム300によってさらに詳細に示す。一態様によれば、システム300中のUE102およびネットワーク104は、QoSを誰が開始するかに関する仮定がない試行錯誤手法を使用して動作することができる。代わりに、UE102は、すべての場合にQoS開始を試みるように構成され得、ネットワーク104は、それがQoS開始を処理することを意味する拒否をUE102に伝達するために、QoS拒否インジケータモジュール322および/または他の手段を利用することができる。したがって、一例では、ネットワーク104は、UE102と、ネットワーク通信のためにUE102によって利用されるアプリケーションとを識別することと、アプリケーションに関する、UE102による試みられたQoS開始を検出することと、アプリケーションのためのQoSがネットワーク主導型であると見なされる場合、アプリケーションに関する、UEによる試みられたQoS開始を検出したことに応答して、UE102に拒否メッセージングを通信することとを行うことができる。逆に、UE102は、ネットワーク104との通信を可能にするアプリケーションのためのQoSの初期化を試みることと、ネットワーク104からQoS拒否が受信されたかどうかを(たとえば、QoS拒否アナライザ312および/または他の好適な手段を使用して)判断することと、ネットワーク104からQoS拒否を受信したことに応答して、QoS拒否に少なくとも部分的に基づいて、ネットワーク104からのアプリケーションのためのQoSの初期化を待つこととを行うことができる。
一態様によれば、ネットワーク104のQoS拒否インジケータモジュール322および/または他の好適な機構は、QoSのネットワーク開始が実行されることを示すために、「ソフト拒否」またはソフトQoS拒否を示すように拒否メッセージングを構成することができる。たとえば、QoS拒否がソフト拒否であることを示すために、(たとえば、拒否メッセージング中の理由コードフィールド内で)ネットワーク104によって特殊理由コードが利用され、それにより、そのような拒否がUE102によって通常のQoS拒否と区別されることが可能になり得る。たとえば、UE102に関連するQoS拒否アナライザ312および/または他の機構は、ネットワーク104から受信されたQoS拒否が、ソフト拒否を示す少なくとも1つのフィールドを含むかどうかを判断することと、ネットワーク104から、QoSのネットワーク開始を示す少なくとも1つのフィールドを含むQoS拒否を受信したことに応答して、ネットワーク104からのアプリケーションのためのQoSの初期化を待つことを可能にすることとを行うことができる。
別の態様によれば、上記で説明したように、UE102がソフト拒否メッセージを受信したとき、ネットワーク104がいつかQoSをセットアップすることを可能にするために、タイマーモジュール212および/または他の好適なタイマー機構がUE102によって使用され得る。ネットワーク104がタイマーによって指定された時間内にQoSをセットアップしない場合、UE102は、QoSが利用可能でないことを(たとえば、QoS障害ハンドラモジュール160を介して)基礎をなすアプリケーションに通知すること、それ自体でQoSを開始すること、および/または他の好適な(1つまたは複数の)アクションをとることを行うことができる。たとえば、UE102に拒否メッセージングを通信したときに、ネットワーク104は、所定の時間間隔内にアプリケーションのためのQoSを開始するように構成され得る。相応して、UE102は、ネットワーク104からQoS拒否を受信したことに応答して、所定の時間間隔に対応するタイマーを初期化することと、タイマーに対応する所定の時間間隔の間ネットワーク104からのアプリケーションのためのQoSの初期化を待つこととを行うことができる。その後、タイマーに対応する所定の時間間隔の満了時に、アプリケーションのために許容できると見なされるQoSの初期化がネットワーク104によって実行されていないと判断された場合、UE102は、アプリケーションのためのQoSの初期化を再び試みること、QoSがアプリケーションのために利用可能でないことをアプリケーションに通知すること、および/または他の好適なアクションを実行することを行うことができる。
したがって、図2〜図3によって示されるように、UE102は、様々な方法でタイマーモジュール212を活用することができる。たとえば、タイマーモジュール212は、ソフト拒否に基づくタイマー、デフォルトアクティブ化タイマー、および/または他の好適なタイマー機構を実装するために利用され得る。一例では、タイマーモジュール212は、機能の複数の態様を実装するために利用され得る。したがって、たとえば、UE102は、ネットワーク104によるQoSの初期化を待つために第1のタイマーを利用し、その後、UEにおいてQoSを初期化しながら、QoS拒否メッセージングを確認するために第2のタイマーを利用し、それにより、ネットワーク104がソフト拒否シグナリングをサポートしないか、またはネットワーク104が、(たとえば、ネットワーク主導型アプリケーションの場合)QoSを確立するために指定されたが、QoSを確立することができない場合、フェイルセーフを与えることができる。
別の態様によれば、図2〜図3によって示される様々な機構および/または他の好適な機構は、UE102および/またはネットワーク104によって使用されるQoSフローの優先度付けを可能にするために利用され得る。たとえば、QoSフローがハンドオーバのターゲット側でセットアップされる場合、UE102は、所与の優先順序でターゲットに関連するように構成され得る。したがって、QoSフローを確立するために選択される順序は、関係するQoSパラメータ(たとえば、QCIなど)によって規定される優先順序に基づいて構成され得る。
次に図4を参照すると、様々な態様による、RAT間ハンドオーバにわたってQoSを変換することに関するフロー対ベアラマッピングを識別するためのシステム400のブロック図が示されている。一態様によれば、インターネットプロトコル(IP)フローは、そのフローにどのパケットが割り当てられるべきかを記述するフィルタであり得るトラフィックフォーマットテンプレート(TFT)によって特徴づけられ得る。たとえば、TFTは、一致するパラメータをもつパケットのみがフロー上にルーティングされるように、IPおよびポートアドレスなどのフィルタパラメータを指定することができる。一例では、TFTによって与えられるフィルタは、所与の関連するQoSに適用されるべきデータタイプを記述することができる、フローの一意の記述とすることができる。関連するQoSは、QCI、プロファイル識別子、および/またはフローの特性を示す他の識別子によって与えられ得る。したがって、TFTはフローを識別することができ、そのフローのタイプは、それのQoSマッピングに基づいて判断され得ることが諒解できよう。さらに、ベアラは、同じQoS要件をもつIPフローのグルーピングとして特徴づけられ得る。言い換えれば、同じQoSをもつIPフローは、概して同じベアラ上にマッピングされ得る。一例では、ベアラはまた、ベアラ上にマッピングされた実質的にすべてのIPフローの複合TFTであるTFTを有することができる。
一態様によれば、ネットワーク104が新しいRATに移動した後に(たとえば、QoS確立モジュール120などを介して)QoSをセットアップするとき、ネットワーク104は、場合によっては、ベアラTFTシグナリングモジュール422および/または他の好適な手段を使用して、ベアラTFTのみを指定することができる。したがって、UE102は、IPフローが、古いRATに関するQoSと同じQoSを得るかどうかを判断するために、ベアラ上にどのIPフローがマッピングされるかを推論することが必要になり得る。
したがって、UE102は、IPフローが、IPフローTFTと同じパケットをルーティングするベアラ上にマッピングされるように、(たとえば、フローTFT識別器412およびベアラTFT識別器414などによってそれぞれ識別される)IPフローのTFTをベアラTFTに一致させるために、フロー/ベアラマッピングモジュール130および/または他の手段を利用することができる。したがって、たとえば、フローTFT識別器412は、少なくとも1つのIPフローと、少なくとも1つのIPフローにそれぞれ関連するそれぞれのIPフローTFTとを識別することができる。さらに、ベアラTFT識別器414は、ネットワーク104から、少なくとも1つのベアラと、それぞれのベアラに関係する少なくとも1つのベアラTFTとに対応するQoS確立メッセージングを受信することができる。フローTFT識別器412とベアラTFT識別器414とによって識別された情報に基づいて、フロー/ベアラマッピングモジュール130は、少なくとも部分的に、IPフローTFTをベアラTFTに一致させることによって、それぞれのIPフローとベアラとの間の関連付けを判断することができる。特定の非限定的な例として、ネットワーク104から受信されたQoS確立メッセージングは、RAT間ハンドオーバに対応することができる。別の特定の例では、ベアラTFTに関連するそれぞれのIPフローの判断は、アプリケーションとは無関係にUE102によって実行され得る。さらなる一例では、フロー/ベアラマッピングモジュール130によって実行されるTFT一致は、フローTFTとベアラTFTとの間の完全または部分的TFT一致に基づくことができる。したがって、フロー/ベアラマッピングモジュール130によって実行される一致判断は、IPフローTFTとベアラTFTとの間の実質的に完全な一致の試みられた検出、または少なくともIPフローTFTとベアラTFTとの間の部分的一致の試みられた検出のうちの少なくとも1つに基づくことができる。
別の態様によれば、TFT索引付けおよび/または他の同様の動作がUE102によって実行され得る。たとえば、IPフローごとに、すべてのパケットが同じベアラにルーティングされるように構成されることが諒解できよう。したがって、この特性は、たとえば、IPフローTFTに一致する特定のパケットヘッダを構築することと、構築されたパケットヘッダをすべてのベアラTFTに一致させることを試みることとによって、マッピングを判断するためのプロシージャを簡略化するためにUE102によって活用され得る。例として、範囲X内のパラメータ1と範囲Y内のパラメータ2とをもつIP TFTが考えられ得る。したがって、IPフローからのすべてのパケットが、対応するベアラ上にマッピングされるので、UE102は、パラメータ1および2を特定の値に設定し、その後、一致するベアラTFTを見つけることができる。
さらなる態様によれば、混合モードアプリケーションでは、QoSを開始すべきエンティティに関してあいまいさが存在するとき、アプリケーションは最小必要QoSを与えることが諒解できよう。したがって、ネットワークが、アプリケーションプロファイルに基づいて許容できないQoSをプッシュした場合、アプリケーションは、許容できないQoSを認識し、関連するIPフローをリリースすることができる。したがって、一例では、UE102は、上記で説明したようにTFTマッピングを実行することによって、アプリケーションが、ネットワークによって与えられたQoSが許容できるかどうかを判断するのを支援することができる。より詳細には、QoSは、TFT自体のみを示すように構成されており、TFTとそれのそれぞれの対応するアプリケーションとの間のマッピングは、すべての場合に明らかとは限らないことがあるので、ネットワーク104が特定のQoSをプッシュしたとき、ネットワーク104がどのアプリケーションのためのQoSをプッシュしたかは当初は明らかでない。したがって、アプリケーションは、UE102のフロー/ベアラマッピングモジュール130および/または他の機構が、ネットワーク104によってプッシュされたどの(1つまたは複数の)TFTがどの(1つまたは複数の)アプリケーションに対応するかを判断することができるように、TFTをさらに指定することができる。
上記に鑑みて、UE102は、選択されたIPフローに関連するアプリケーションのためのQoS要件を識別することと、選択されたIPフローに関連するアプリケーションのためのQoS要件を、選択されたIPフローが関連するベアラTFTのためのQoS確立メッセージング内で与えられたQoSパラメータと比較することと、QoS確立メッセージング内で与えられたQoSパラメータがアプリケーションのための実質的に許容できないQoSを示す場合、選択されたIPフローをリリースすることとを行うことができる。一例では、QoS要件は、アプリケーションによって使用可能な実質的にすべての無線アクセス技術(RAT)に対応する、アプリケーションによって与えられたQoS要件とすることができる。追加または代替として、UE102は、アプリケーションによって使用可能な基準RATに対応する、アプリケーションによって与えられた基準QoS要件を識別することと、基準QoS要件を、ネットワーク104によって利用されるRATに対応するQoS要件にマッピングすることとを行うことができる。
次に図5を参照すると、様々な態様による、複数のRATに対応するQoSパラメータのマッピングを可能にするシステム500が示されている。QoSパラメータは、場合によっては、RATにわたって同じではなく、したがって、UE102は、異なるRATのためのQoSパラメータ512を比較可能なパラメータにマッピングすることができる技法を実装することが望ましいであろうことが諒解できよう。したがって、アクセス技術間ハンドオーバの場合、(たとえば、それぞれのネットワーク104に関連する)複数のRATに対応するQoSを再マッピングするために、UE102のQoSマッピングモジュール140が利用され得る。
第1の態様によれば、QoSマッピングモジュール140は、(たとえば、プロトコルスタックのデータサービスレイヤ内でなど)基礎をなすアプリケーションからの対話なしにQoSパラメータのマッピングを可能にすることができる。QoSマッピングモジュール140のこのような動作を図6中のシステム600によってさらに詳細に示す。図6に示すように、UE102は、第1のRATに関連するQoSパラメータの第1のセットと、第2のRATに関連するQoSパラメータの第2のセットとを識別するために、QoSマッピングモジュール140および/または1つまたは複数の他の機構を採用することができる。さらに、UE102は、ネットワークアプリケーション612など、利用されたネットワーク通信アプリケーションと、ネットワークアプリケーション612に関連するQoSパラメータの第1のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータとに関係する情報を取得することができる。この情報に基づいて、QoSマッピングモジュール140は、ネットワークアプリケーション612とは無関係に、ネットワークアプリケーション612に関連するQoSパラメータの第1のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータを、QoSパラメータの第2のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングすることができる。一例では、QoSパラメータの第2のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータへの、ネットワークアプリケーション612に関連するQoSパラメータの第1のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータのマッピングは、QoSマッピングモジュール140に関連するソフトウェアおよび/または任意の好適な機構を介して実行され得る。一態様によれば、システム600によって実行されるマッピングは、ハンドオーバ中のUE主導型QoS転送とネットワーク主導型QoS転送の両方のために利用され得る。
一例では、システム600において実行されるマッピングは、追加のQoS再ネゴシエーションを潜在的にトリガするであろう、複数のハンドオーバ後にQoSが変化することを回避するために、UE102とネットワーク104とにそれぞれ関連するQoSマッピングモジュール140によって同様に実行され得る。したがって、QoSパラメータの第2のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータへの、ネットワークアプリケーション612に関連するQoSパラメータの第1のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータのマッピングは、ネットワークアプリケーション612がそれとの通信を可能にする(たとえば、ネットワーク104に関連する)ネットワークエンティティと協働してUE102によって実行され得る。一態様に従って、そのような追加のQoS再ネゴシエーションを回避するためのさらなる技法について本明細書でさらに詳細に説明する。
別の態様によれば、ネットワーク104によって許可されるQoSが、マッピングされた値よりも小さい場合、ネットワークアプリケーション612は通知され得、その後、適切なアクションをとり得る。他の場合、QoSパラメータのマッピングは、ソフトウェアでおよび/または他の手段によってネットワークアプリケーション612に対して透過的に行われ得ることが諒解できよう。たとえば、システム600によって示されるように、UE102に関連するQoSアナライザ214は、上記で説明したマッピングを介して取得されたQoSパラメータの第2のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータが、ネットワークアプリケーション612のための実質的に許容できるQoSを可能にするかどうかを判断することができる。マッピングを介して取得されたQoSパラメータの第2のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータが、ネットワークアプリケーション612のための実質的に許容できるQoSを可能にしない場合、QoSアナライザ214はネットワークアプリケーション612に通知することができる。
第2の態様によれば、ネットワークアプリケーション612は、登録時に複数のアクセス技術のためのQoSパラメータをパスダウンするように構成され得、そのQoSパラメータに基づいてマッピングが実行され得る。そのようなプロシージャを図7中のシステム700によってさらに詳細に示す。システム700によって示されるように、UE102に関連するQoSマッピングモジュール140および/または他の機構は、関連するネットワーク(たとえば、ネットワーク104)との通信を可能にするネットワークアプリケーション612などのアプリケーションを識別することと、ネットワークアプリケーション612から、(たとえば、ネットワークアプリケーション612の登録を介して)それぞれのRATに関係するそれぞれのQoSパラメータを取得することと、第1のRATから第2のRATへのネットワークアプリケーション612のハンドオーバを識別することと、ネットワークアプリケーション612から取得されたそれぞれのQoSパラメータに少なくとも部分的に基づいて、ネットワークアプリケーション612に関連し、第1のRATに関係する少なくとも1つのQoSパラメータを、ネットワークアプリケーション612に関連し、第2のRATに関係する少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングすることとを行うことができる。
一例では、UE102が、ネットワークアプリケーション612によってQoSが示されないRATに関して接続されるとき、ネットワークアプリケーション612は、ネットワーク104がQoSをセットアップする場合、場合によっては、依然としてハンドオーバ後にQoSを取得することができるが、ネットワークアプリケーション612は、QoSを確認することが可能でないことがあることが諒解できよう。したがって、QoSマッピングモジュール140は、ハンドオーバに関連する第1のRATに関係するQoSパラメータ、またはハンドオーバに関連する第2のRATに関係するQoSパラメータのうちの少なくとも1つがネットワークアプリケーション612から取得されたかどうかを判断するように構成され得る。そのようなQoSパラメータがネットワークアプリケーション612から取得されない場合、QoSマッピングモジュール140は、ネットワークアプリケーション612とは無関係に、ネットワークアプリケーション612に関連し、第1のRATに関係する少なくとも1つのQoSパラメータを、ネットワークアプリケーション612に関連し、第2のRATに関係する少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングすることができる。代替的に、QoSマッピングモジュール140は、第1のRATに関係するQoSパラメータまたは第2のRATに関係するQoSパラメータのうちの少なくとも1つがネットワークアプリケーション612から取得されない場合、ネットワークアプリケーション612のためのQoSのネットワーク確立を待つことができる。
場合によっては、システム700において適用されるQoSマッピングモジュール140は、ネットワーク主導型QoSコンテキスト転送の場合、ネットワーク104によって選択されたQoSマッピングとは異なる、ネットワークアプリケーション612によって指定されたQoSマッピングを識別することができることが諒解できよう。そのような場合、UE102は、ネットワーク104とのQoSの再ネゴシエーションを試みることができる。
別の例では、RAT間ハンドオーバ中のUE主導型QoSコンテキスト転送の場合、UE102のみがマッピングを実行するように構成され得る。代替的に、ネットワーク主導型QoSコンテキスト転送の場合、UE102とネットワーク104の両方がマッピングを実行するように構成され得る。UE102は、そのような場合、ネットワーク104によって割り当てられたQoSがネットワークアプリケーション612のために許容できることを確認するためにマッピングを実行することができることが諒解できよう。
第3の態様によれば、アプリケーションがシステム700によって示されるQoSマッピングをサポートしない場合、システム600によって示されるQoSマッピングが自動的に使用される、システム600および700によってそれぞれ示される2つの技法のハイブリッド手法がQoSマッピングのために利用され得る。したがって、たとえば、ネットワークアプリケーション612がQoSパラメータを与えない場合、QoSマッピングモジュール140はマッピングを自動的に実行するように構成され得る。さらに、再びシステム600を参照すると、ネットワークアプリケーション612がQoSパラメータを与えるように動作可能である場合、QoSマッピングモジュール140は、ネットワークアプリケーション612からQoSパラメータの第1のセットとQoSパラメータの第2のセットとを取得することと、ネットワークアプリケーション612から取得されたQoSパラメータの第1のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータを、ネットワークアプリケーション612から取得されたQoSパラメータの第2のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングすることとを行うことができる。
別の態様によれば、QoSマッピングは、UEとネットワークとの間を往復する複数のハンドオーバがどちら側のQoSも変更しないように、UE側とネットワーク側とで一貫した方法で指定され、それにより、ネットワーク主導型QoS転送が可能になり得る。そうすることによって、たとえば、RAT AのQoS xがRAT BのQoS yにマッピングし、今度はそのRAT BのQoS yがRAT AのQoS x−1にマッピングすることにより複数のハンドオーバ後にQoSがドリフトする、望ましくない挙動が防止され得ることが諒解できよう。そのような場合、関連するアプリケーションが、劣化したQoSに気づいていない場合、劣化したQoSパラメータにより、不十分なユーザエクスペリエンスが生じることがあり得る。追加または代替として、アプリケーションが、劣化したQoSに気づいている場合、潜在的なQoS再ネゴシエーションが生じることがあり得、これは、追加のシグナリングのためのネットワークリソースの増加、QoSをセットアップする際の遅延などにつながり得る。さらに、複数のハンドオーバ後にQoSが上昇する逆の場合、リソースの浪費、潜在的な過剰課金、および/または他の芳しくない結果が生じ得る。
一例では、少なくとも上記の芳しくない結果を緩和するために本明細書で適用されるマッピングは、様々なQoSパラメータ間を前後に一貫して変換するように構成され得る。これらのパラメータは、限定はしないが、GPRS/UMTSトラフィッククラスおよび/または他の関係するQoSパラメータと、LTE QCI、MBR/GBR、および/または他の関係するQoSパラメータと、3GPP2フロープロファイルと、802.11、WiMaxなど、他のRATのQoSパラメータとを含むことができる。
別の例では、RAT間を移動するときに、場合によっては、たとえば、図8中の図800によって示されるものなど、QoSパラメータ間の多対1マッピングがあり得る。たとえば、図800によって示されるものなどの場合、第1のRATにおける複数のQoSパラメータ{a,b,c}が、第2のRATにおける単一のQoSパラメータxにマッピングすることができる。しかしながら、UEが第1のRATから第2のRATにハンドオーバされ、再び第1のRATに戻る場合、UEは、それの元のQoSを再び取得することが可能であるべきことが諒解できよう。上記を可能にするために、たとえば、ネットワークがRAT間ハンドオーバ間にQoSコンテキストを記憶することが可能であるかどうかに基づいて、様々な技法が実行され得る。これらの技法を図9〜図10中のシステム900〜1000によって示す。
最初に図9中のシステム900を参照すると、ネットワーク104は、場合によっては、QoS記憶モジュール180などを介して、対応するUE102が所与のRATを離れたときにUE102が有したQoSを記憶する能力で構成され得る。そのような場合、他のRAT間での複数のハンドオーバ後にさえ、UE102が所与のRATに戻るときはいつでも、RATのための記憶されたQoSが再確立され得る。したがって、たとえば、ネットワーク104は、UE102と、RATに関してそのUEによって使用されるQoSパラメータとを識別することと、RATからのUE102のエグジットとRATへのUE102のリエントリとを検出することと、RATへのUE102のリエントリに応答して、RATに関してUE102によって使用されるQoSパラメータに少なくとも部分的に基づいて、(たとえば、QoS確立モジュール120および/または他の好適な手段を介して)UE102のためのQoSを再確立することとを行うように動作可能であり得る。UE102のためのQoSの再確立は、たとえば、RATに関してUE102によって使用されるQoSパラメータを記憶することと、RATへのUE102のリエントリに応答して、RATに関してUE102によって使用されるQoSパラメータを再確立することとによって実行され得る。一例では、ネットワーク104は、QoSパラメータを記憶する能力をUE102に示すようにさらに動作可能であり得る。
上記で説明したように、ネットワーク104は、UE102が異なるRATに移動したときにQoSを記憶し、UE102が元のRATに再び入ったときに、記憶されたマッピングを利用することができる。一態様によれば、UE102の現在のRATのための最新のQoSをUE102に与えることを可能にするために、他のRATに関するQoS変化が監視され、UE102に適用される。したがって、たとえば、ネットワーク104は、(たとえば、UE102に関連するQoSネゴシエーションモジュール912および/または他の好適な手段を介して)異種RATに関してUE102によって確立された変更されたQoSパラメータに関係する情報を取得することと、ネットワーク104に関連するRATへのUE102のリエントリに応答して、異種RATに関してUE102によって確立された変更されたQoSパラメータを再確立することとを行うように動作可能であり得る。
一例では、他のRATに関するQoS変化が起こったとき、ネットワーク104によって利用されるRATに関して、それらのQoS変化が連続的に維持され得る。したがって、たとえば、ネットワーク104は、UE102に関連するQoS変化について異種RATを監視することができる。追加または代替として、他のRATに関するQoS変化は、ネットワーク104に関連するRATへのUE102のリエントリに応答して、変更されたQoSパラメータがネットワーク104によって取得され得るように、ネットワーク104へのハンドオーバ時におよび/またはその後にプッシュされ得る。
別の態様によれば、ネットワーク104が、UE102が所与のRATを離れたときにUE102が有したQoSを記憶する能力で構成されない場合、UE102の複数のハンドオーバから生じるQoS低下は、図10中のシステム1000によって示されるように実質的に防止され得る。システム1000によって示されるように、QoSの多対1マッピングがそれぞれのRAT間で可能である場合、複数のQoS値が可能であるときはいつでも、標準化されたデフォルト値が使用される、RAT間QoSマッピングテーブル1012などの標準化されたマッピングテーブルが維持され得る。システム1000によってさらに示されるように、UE102および/またはネットワーク104のQoSマッピングモジュール140は、第1のRATに関連するQoSパラメータと第2のRATに関連するQoSパラメータとの間の(たとえば、RAT間QoSマッピングテーブル1012によって指定された)マッピング関係に関係する情報を取得することと、第1のRATに関して利用されるQoSパラメータを識別することと、第1のRATに関連するQoSパラメータと第2のRATに関連するQoSパラメータとの間のマッピング関係に少なくとも部分的に基づいて、第1のRATに関して利用されるQoSパラメータを、第2のRATに関連するQoSパラメータにマッピングすることとを行うために利用され得る。したがって、第1のRATに関して利用されるQoSパラメータが、第2のRATに関連する複数のQoSパラメータに対応する場合、QoSマッピングモジュール140は、第1のRATに関して利用されるQoSパラメータと、第2のRATに関連する複数のQoSパラメータから選択された第2のRATに関連するQoSパラメータとの間のマッピング関係を識別することができる。
一例では、(1つまたは複数の)QoSマッピングモジュール140の上記の動作に基づいて、ネットワーク104および/またはUE102は、所与のRATに戻るとき、デフォルトマッピング値を利用することができる。その後、UE102に関連するソフトウェアおよび/または他の好適な機構は、UE102がハンドオーバの前に有した同じQoSを取得するために、(たとえば、QoSネゴシエーションモジュール912を介して)ネットワーク104と再ネゴシエートすることを試みることができる。したがって、UE102は、QoSネゴシエーションモジュール912などを介して、QoSマッピングモジュール140を介して取得された所与のRATに関連するQoSパラメータに従って、所与のRATに関連するネットワーク104とのQoSを確立することができる。そのようなネゴシエーションが失敗し、ネットワーク104との確立されたQoSが少なくとも1つの関連するアプリケーションには不十分であると見なされる場合、UE102は、影響を受ける(1つまたは複数の)アプリケーションに通知することができる。
別の例では、ネットワーク104は、(たとえば、システム900によって示されるように)それがQoSパラメータを記憶することが可能であるかどうかをUE102に示すように動作可能であり得る。したがって、UE102が、対応するRATに関連するQoSパラメータを(たとえば、QoS確立モジュール120などを介して)確立するネットワーク104の能力の指示を取得した場合、UE102は、ネットワーク104から前記RATに関連するマッピングされたQoSパラメータを取得することができる。
次に図11を参照すると、様々な態様による、RAT間ハンドオーバの後に1つまたは複数のネットワークアプリケーションのための不十分なQoSを処理するためのシステム1100が示されている。システム1100によって示されるように、RAT間ハンドオーバに従って、(たとえば、UE102のQoSネゴシエーションモジュール914、ネットワーク104のQoS確立モジュール120などによるネゴシエーションに基づいて)QoSパラメータを再マッピングした後に、UE102は、新しいRATに関してセットアップされたQoSを古いRATに関するQoSと比較することができる。QoSがRAT間ハンドオーバの一部として格下げされたとUE102が決定した場合、UE102のQoS障害ハンドラモジュール160および/または他の機構は、1つまたは複数の適切なアクションをとることができる。たとえば、UE102は、ネットワークアプリケーションに関して実行されたRAT間ハンドオーバに関連して、第1のRATに関連するQoSパラメータを第2のRATに関連する対応するQoSパラメータにマッピングすることと、少なくとも部分的に、第1のRATに関連するQoSパラメータと第2のRATに関連するQoSパラメータとを比較することによって、第2のRATがネットワークアプリケーションのための十分なQoSを与えるかどうかを判断することと、第2のRATがネットワークアプリケーションのための十分なQoSを与えないと判断された場合、(たとえば、QoS障害ハンドラモジュール160を介して)第2のRATのQoSへの第2のRATに関するネットワークアプリケーションの適応を可能にすることとを行うことができる。
一例では、QoS障害ハンドラモジュール160は、不適切または不十分なQoSが第2の(たとえば、ターゲット)RATに関してセットアップされたことを関連するネットワークアプリケーションに通知するために、アプリケーション通知器1112および/または他の手段を利用することができる。その後、アプリケーションは、たとえば、接続をリリースすること、劣化したQoSを継続することなど、1つまたは複数の適切なアクションをとることができる。代替的に、QoS障害ハンドラモジュール160は、関連するネットワークアプリケーションとは無関係に、ターゲットRATに関連するQoSパラメータの再ネゴシエーションを試みることができる。一例では、そのような再ネゴシエーションは、UE102のプロトコルデータサービスレイヤ内で構成され、および/または他の好適なエンティティとして実装され得る、QoS再ネゴシエーションモジュール1114によって実行され得る。一例では、アプリケーション通知器1112は、QoS再ネゴシエーションモジュール1114によるQoSパラメータの試みられた再ネゴシエーションが成功しなかったことに応答して、第2またはターゲットRATに関する不十分なQoSを関連するネットワークアプリケーションに通知するために利用され得る。
一態様によれば、アプリケーション通知器1112および/またはQoS再ネゴシエーションモジュール1114が所与のシナリオのために利用されるかどうかは、基礎をなすネットワークアプリケーションの能力に基づいて判断され得る。したがって、たとえば、QoS障害ハンドラモジュール160は、ネットワークアプリケーションが不十分なQoSを処理するための少なくとも1つのプロシージャで構成されるかどうかを識別することができる。この判断に基づいて、ネットワークアプリケーションが不十分なQoSを処理するための少なくとも1つのプロシージャを有する場合、アプリケーション通知器1112は、ハンドオーバに関連する第2のRATに関する不十分なQoSをネットワークアプリケーションに通知することができる。そうではなく、ネットワークアプリケーションが不十分なQoSを処理するための少なくとも1つのプロシージャを有しない場合、QoS再ネゴシエーションモジュール1114は、ネットワークアプリケーションとは無関係に、第2のRATに関連するQoSパラメータの再ネゴシエーションを試みることができる。
別の態様によれば、様々な無線アクセス技術(たとえば、HRPD)のためにQoSが2つのステップでネゴシエートされ得る。(QoS許可ステップとも呼ばれる)第1のステップにおいて、UE102は一連のQoSプロファイルを提供することができ、それらのQoSプロファイルに対して、ネットワーク104は、許容できるQoSプロファイルのサブセットで応答することができる。第2ステップにおいて、UE102は、特定のプロファイルを選び、選択されたプロファイルをネットワーク104に要求することができる。具体的な例として、UE102は、LTE QoSを、QoS許可ステップにおいて提供される複数のHRPDプロファイルIDにマッピングすることができる。その後、ネットワーク104はプロファイルIDのサブセットで応答することができ、UE102は、許可されたQoSプロファイルのいずれかが許容できるかどうかを判断することができる。許容できない場合、UE102は、ネットワーク104とのさらなるネゴシエーションを試みるのを中止することができ、関連するアプリケーションは、適切なアクションをとるように通知され得る。
したがって、上記に関して、より一般的な用語で言えば、UE102は、ハンドオーバに関連する第1のRATに関連するQoSパラメータを、ハンドオーバに関連する第2のRATに関連する複数のQoSパラメータにマッピングすることができる。UE102は、次いで、第2のRATに関連する複数のQoSパラメータ中の少なくとも1つのQoSパラメータがネットワークアプリケーションのための十分なQoSに対応するかどうかを判断することと、第2のRATに関連する複数のQoSパラメータ中のQoSパラメータがネットワークアプリケーションのための十分なQoSに対応しない場合、第2のRATに関する不十分なQoSをネットワークアプリケーションに通知することとを行うことができる。
図12を参照すると、様々な態様による、トンネルモード動作を介して複数のRATに関してQoS情報を維持するためのシステム1200のブロック図が示されている。システム1200に示されるように、UE102は、所与のRATに従って動作することができる関連するネットワーク1041を介してワイヤレス通信環境内で通信することができる。一態様によれば、UE102およびネットワーク1041は、1つまたは複数のアプリケーションに対応するQoSを確立することができる。さらに、異なるRATに従って動作する別のネットワーク1042への将来のハンドオーバの遅延および/または他の影響を緩和するために、トンネルモード動作中のQoSの維持を可能にするためにUE102とネットワーク1042との間でトンネリング接続が維持され得る。システム1200が示すように、UE102とネットワーク1042との間のトンネリングは、UE102および/またはネットワーク1042のそれぞれのトンネリングモジュール150および/または他の手段を介して可能にされ得る。
一態様によれば、アプリケーションは、データアクティビティに基づいてQoSを中断および再開することができる。たとえば、ネットワーク1041のデータアクティビティモニタ1222および/またはシステム1200内の他の好適なエンティティ(たとえば、UE102)は、データアクティビティモニタ1222によって識別されたデータアクティビティに基づいて、1つまたは複数の関係するアプリケーションのためのQoSを中断および/または再開することができる。(e)HRPDの特定の例では、QoSがオフにされた場合、QoSコンテキストは、UE102と(e)HRPDサービングゲートウェイ(HSGW)とによって保たれ得る。したがって、その後、QoSが再有効化されたとき、QoSコンテキストは再確立を必要とせず、それにより呼セットアップ時間が低減され、他の好適な利益が与えられることが諒解できよう。しかしながら、LTEコアネットワークのさらなる特定の例では、QoSは、QoSが再び必要とされるときにはQoSが初めから再びセットアップされることを必要とし得るように、QoSがもはや必要とされないときには削除されるように構成され得ることが諒解できよう。
したがって、LTEを使用するネットワーク1041と、eHRPDを使用するネットワーク1042との特定の非限定的な例では、UE102は、eHRPDへのハンドオーバ時にネットワーク1042においてQoSが利用可能であり得るように、トンネルを介してネットワーク1042のeHRPDゲートウェイとのQoSコンテキストを維持するために、QoS更新モジュール1212および/または他の好適な機構を利用することができる。一例では、UE102は、トンネルを介してeHRPDにおけるQoSコンテキストをできるだけ早く確立することができ、UE102とネットワーク1042の両方は、LTEにある間にQoSコンテキストが変化したときにトンネルを介してQoSコンテキストを最新に保つことを試みることができる。トンネルを介している間、関連するQoSフローはHSGWにおいてオフにされ得る。その後、eHRPDへのハンドオーバが行われるとすぐに、QoSフローはオンにされ得る。
一態様によれば、QoSが再開されるたびにeHRPDに関するQoSのセットアップを繰り返さなければならないことを回避するために、ネットワーク1042に関連するeHRPDゲートウェイは、QoSを記憶するためにQoS記憶モジュール180および/または他の機構を利用することができる。この状態にあるとき、LTEコアネットワークが実際にQoSを削除すると、QoSは、「オフにされた」としてフラグを付けられ得る。0 したがって、UE102が後で(e)HRPDに戻った場合、QoSは、繰り返しセットアップを必要とするのではなく、ネットワーク1042において単にオンにされ得る。一例では、HSGWにおいてQoSをオフにするために、ネットワーク1042においてタイマーベースまたはイベントベースの機構が使用され得る。したがって、LTEおよびeHRPDネットワーク104と対話するUE102の特定の非限定的な例について上述したように、QoSコンテキストは、eHRPDにおいてキャッシュされ、QoSコンテキストがLTEに関して削除および再生成されたときにトンネルを介してオンおよびオフにされ得る。
別の態様によれば、システム1200は、次のように複数RAT環境のための一般化された方法でトンネルモードによってQoSコンテキスト更新を利用することができる。第1の例では、UE102は、第1のネットワーク1041上でパケットフローのためのQoSを初期化することと、初期化することに応答して、第2のネットワーク1041へのトンネリングを介して第2のネットワーク1041上のパケットフローのためのQoSコンテキストを確立することと、第1のネットワーク1041上でパケットフローのためのQoSの変化(たとえば、パケットフローの終了、パケットフローの再確立など)を監視することと、第1のネットワーク1041上でのパケットフローのためのQoSのそれぞれの監視された変化に応答して、第2のネットワーク1042へのトンネリングを介して第2のネットワーク1042上のパケットフローのためのQoSコンテキストを更新することとを行うことができる。さらに、ネットワーク1042は、UE102へのトンネリングを介して第1のネットワーク1041上で動作するUE102などのネットワークデバイスに関連するパケットフローに関係する情報を取得することと、パケットフローに対応する、非アクティブ状態にあるネットワーク1042のためのQoSコンテキストを初期化することと、ネットワーク1042へのUE102のエントリを検出することと、ネットワーク1042へのUE102のエントリに応答して、ネットワーク1042のためのQoSコンテキストをアクティブにすることとを行うように動作可能であり得る。一例では、ネットワーク1041は、UE102へのトンネリングを介してネットワーク1041上のパケットフローに関係する更新されたQoS情報を受信することと、更新されたQoS情報に従って、パケットフローに対応するネットワーク1042のためのQoSコンテキストを更新することとを行うようにさらに動作可能であり得る。
一態様によれば、システム1200に示されるように、QoSは、様々な方法でトンネリング接続を介して維持され得る。第1の例では、1つまたは複数のフローおよび/または対応するアプリケーションのためのQoSがトンネルを介して常に維持され得る。代替的に、QoSフローは、ネットワーク1041上でのフローの生成時にトンネリングを介してネットワーク1042上で生成され、その後、フローがネットワーク1041において廃棄および再生成されたときにトンネルを介してネットワーク1042においてオンまたはオフにされ、それにより、トンネルを介してQoSを常に維持することに関連するリソースを節約することができる。たとえば、ネットワーク1042へのUE102の移動時にフローに対応するQoSの転送が実行されるように、ネットワーク1042のQoS記憶モジュール180および/または他の手段を使用して、UE102がネットワーク1041上にある間にフローのためのQoSをキャッシュすることができる。
一例では、所与のフローのためにトンネルを介してQoSを維持するために利用される特定の技法がケースバイケースで実装され得る。したがって、例として、リアルタイムフロー、優先フローなどのためのQoSはトンネルを介して常に維持され、他のフローのためのQoSはそうでないように、フローの相対的優先度に基づいて、一定のトンネリングがいくつかのフローのために選択的に実行され得る。一例では、これは、トンネルを介してすべてのフローのためのQoSを維持することに関連するシグナリング、電力などに関連するオーバーヘッドの節約を可能にすることができる。たとえば、UE102は、場合によっては、QoSトンネリングが構成される1つまたは複数のパケットフロータイプを識別することと、パケットフローが、(たとえば、UE102のQoSアナライザ214および/または他の機構によって判断されるように)QoSトンネリングが構成される1つまたは複数のパケットフロータイプ内に含まれるタイプである場合、初期化することに応答して、ネットワーク1042へのトンネリングを介してネットワーク1042上のパケットフローのためのQoSコンテキストを確立することとを行うことができる。上記のように、QoSトンネリングが構成されるパケットフロータイプは、相対的パケットフロー優先度に少なくとも部分的に基づいてUE102によって識別され得る。
別の例では、上記で説明した技法は、ボイスオーバIP(VoIP)呼フローの場合に適用され得る。例示的なVoIP呼サービスでは、ユーザは、連続して複数回、ボイス呼を行い、その後ボイス呼を終了することができることが諒解できよう。したがって、第1のRATにおいてVoIPのためのQoSをセットアップし、第2のRATにおいて発生したイベントと同期してQoSを廃棄する代わりに、QoSを一度セットアップし、アプリケーションが終了されるとき、廃棄するのではなくオフにしておくことができる。したがって、QoSをオンにすることおよび/またはオフにすることに関連する負荷は、トンネルを介してQoSを再生成することに関連する負荷よりも小さいので、トンネルへの負荷が軽減され得ることが諒解できよう。
一態様によれば、アプリケーションのためのQoSがネットワーク104においてインストールされ、(たとえば、UE102がネットワーク104に移動することにより)アプリケーションのためのQoSをネットワーク104においてオンにすることが望まれる場合、アプリケーションは、QoSの管理を可能にするために、呼中断/再開および/または他の手段を利用することができる。一例では、アプリケーションが第1のRATに関して終了され、第1のRATがQoSを削除した場合、アプリケーションは再起動し、QoSセットアップを再開始し得るので、場合によっては、第2のRATに関するQoSをオンにすることおよび削除することが必要でないことがある。したがって、アプリケーションが第1のRATに関して非アクティブになった場合、アプリケーションのためのQoSはトンネルを介してオフにされ得る。その後、関連するUE102が第2のRATに移動した場合、アプリケーションがアクティブであるかどうかが判断され得、アクティブである場合、アプリケーションのためのQoSはオンにされ得る。
たとえば、上記に基づいて、ネットワーク1042は、パケットフローがネットワーク1041上で非アクティブであるという指示を受信するように動作可能であり得る。その後、ネットワーク1042へのUE102のエントリに応答して、ネットワーク1042は、パケットフローがアクティブであるかどうかを判断することができる。パケットフローがアクティブでない場合、ネットワーク1042のためのQoSコンテキストは廃棄され得る。そうではなく、パケットフローがアクティブである場合、ネットワーク1042のためのQoSコンテキストに対応するパケットフローのためのQoSが確立され得る。さらに、パケットフローがネットワーク1041上で非アクティブであるという指示を受信すると、ネットワーク1042は、パケットフローがネットワーク1041上で非アクティブであるという指示を受信した後の所定の時間間隔の満了および/または他の好適なファクタなど、少なくとも1つのファクタに基づいて、ネットワーク1042のためのQoSコンテキストを廃棄することができる。
別の態様によれば、Evolved UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)Terrestrial Radio Access Network(E−UTRAN)とeHRPDネットワークとを含むワイヤレス通信環境の特定の例において利用され得る例示的なトンネリング構造が、図13中の図1300によって示されている。図13が示すように、UEは、トンネリングを介してE−UTRANとeHRPDネットワークの両方と対話することができる。E−UTRANは、eNBと、モビリティ管理エンティティ(MME)と、サービングゲートウェイ(S−GW)とを含むことができる。さらに、eHRPDネットワークは、発展型アクセスネットワーク(eAN)とHSGWとを含むことができる。図1300にさらに示すように、両方のRANは、PDN(パケットデータネットワーク)ゲートウェイ(P−GW)、ポリシーおよび課金ルール機能(PCRF:Policy and Charging Rules Function)、ならびにアプリケーションサーバ(AS)と対話することができる。上記で説明した方法と同様の方法で、UEは、トンネリングモードによって両方のRAN上でのQoSの維持を可能にすることができる。たとえば、S−GWにおいて、QoSは、実質的にQoSが必要とされるたびに生成および/または削除され得る。さらに、HSGWにおいて、QoSフローは、(たとえば、QoSコンテキストが「キャッシュ」されるように)QoSが必要とされるときに生成され、その後オン/オフにされ得る。
図1300に関するUE主導型QoSでは、アプリケーションは、必要とされるQoSを示すことができる。LTEの場合、これはQoSの生成/削除につながり得るが、eHRPDの場合、QoSは単にオンまたはオフに切り替えられ、それによりコンテキストを保つことができる。追加または代替として、ネットワーク主導型QoSでは、アプリケーションサーバは、QoSが必要とされるときをPCRFに示すことができ、その場合、そのたびごとに完全QoSコンテキストが生成または削除され得る。
さらなる態様によれば、ワイヤレス通信環境におけるUE102ならびに/あるいは1つまたは複数のネットワーク104は、ネットワーク主導型QoSを使用するRATとUE主導型QoSを使用するRATとの間でUE102が移動する場合を処理するためのそれぞれの技法を実装することができる。第1の例では、そのような場合を管理するために利用され得る技法が図14中のシステム1400によって示されている。図14によって示されるように、UE102がQoSアンアウェアアプリケーション1442を利用する場合、QoSは、決してUE102によって要求されないように構成され得る。したがって、UE102が、ネットワーク主導型QoSをもつRATに関連するネットワーク104から、UE主導型QoSをもつRATに関連するネットワーク104に移動したとき、QoSは、場合によっては再確立されないことになる。しかしながら、UE102が、ネットワーク主導型QoSをもつRATに従って動作するネットワーク104に戻ったとき、ネットワーク104は、(たとえば、QoS確立モジュール120などを介して)QoSを再び確立することができる。したがって、QoSアンアウェアアプリケーションでは、QoSは、場合によっては、ネットワーク主導型QoSをサポートするRATにおいてのみ利用可能であり得ることが諒解できよう。さらに、UE102が、ネットワーク主導型QoSを使用するE−UTRANに移動する特定の例では、E−UTRANは、(たとえば、S101トンネルを介して)eHRPDネットワークに対応するHSGWとのQoSコンテキストを確立すべきか否かを決定することができる。
一例では、上記に基づいて、システム1400中のUE102は、システム1400における通信を可能にするアプリケーションを識別することと、RATに関連するネットワーク104へのエントリを検出することと、RATのためのQoSがユーザ主導型であるかネットワーク主導型であるかを判断することとを行うことができる。この判断に基づいて、UE102は、RATのためのQoSがネットワーク主導型である場合は、ネットワーク確立されたQoSに従ってアプリケーションの動作を指示し、またはRATのためのQoSがユーザ主導型である場合は、QoSとは無関係にアプリケーションの動作を指示することができる。別の例では、UE102は、QoSがネットワーク主導型であるRATに関連する第1のネットワーク104へのエントリを検出することと、第1のネットワーク104によって確立されたQoSに従ってアプリケーションのためのQoSコンテキストを確立することと、第1のネットワーク104から、QoSがユーザ主導型であるRATに関連する第2のネットワーク104への移動を検出することと、移動に応答して、アプリケーションのためのQoSコンテキストをリリースすることとを行うように動作可能であり得る。
代替例では、UE102がQoSアウェアアプリケーションに関連する場合、アプリケーションのためのQoSの管理は、図15中のシステム1500によって示されるように様々な方法で行われ得る。システム1500によって示される第1のシナリオでは、UE102は、ネットワーク主導型QoS RATをもつネットワーク104からUE主導型QoS RATをもつネットワーク104に移動することができる。そのようなシナリオでは、(たとえば、QoSセットアップ分析モジュール1512を介して)ネットワーク104がQoSを開始しないと判断したとき、UE102は、(たとえば、QoS初期化モジュールおよび/または他の好適な手段を介して)それ自体で関連するQoSアウェアアプリケーション1516のためのQoSを開始することができる。一例では、UE102がE−UTRANに移動している場合、UE102は、さらに、S101トンネルを介して、ただしオフ切替え状態においてHSGWとのQoSコンテキストをセットアップすることができる。
システム1500によって示される第2のシナリオでは、UE102は、UE主導型QoS RATをもつネットワーク104からネットワーク主導型QoS RATをもつネットワーク104に移動することができる。そのような場合、UE102がQoSアウェアアプリケーション1516に関連するとき、アプリケーション1516は、特定のフィルタのための必要とされるQoSをUE102に示すことができる。ネットワーク主導型QoS RATへのRAT間モビリティが発生すると、UE102は、ネットワークによってセットアップされたQoSが満足であるか否かを(たとえば、QoS確立モジュール120および/または他の好適な手段を介して)確認することができる。UE102は、次いで、この情報をアプリケーション1516に伝達し、アプリケーション1516は、QoSが満足でない場合、何を行うべきかを(たとえば、QoS障害ハンドラモジュール160などを介して)決定することができる。たとえば、不満足なQoSの場合、アプリケーション1516は、QoSなしに継続すること、ユーザに通知すること、サービスをティアダウンすること、異なるQoSを再要求すること、および/または他の好適な(1つまたは複数の)アクション実行することを決定することができる。さらに、上記で説明した第1のシナリオと同様の方法で、UE102がE−UTRANに移動しており、S101トンネルを介してeHRPDに事前登録しなければならない特定の例では、UE102はまた、オフ切替え状態においてHSGWとのQoSコンテキストをセットアップすることができる。
上記に鑑みて、システム1500中のUE102は、少なくとも第1のRATと第2のRATとによる通信を可能にするアプリケーション1516を識別することと、第1のRATから第2のRATへのアプリケーションのハンドオーバを検出することと、第2のRATに関連するネットワーク104がアプリケーションのためのQoSを初期化するように構成されるかどうかを判断することと、判断することに少なくとも部分的に基づいて、第2のRATに関するアプリケーションのためのQoSを確立することとを行うように動作可能であり得る。第2のRATに関連するネットワーク104がアプリケーションのためのQoSを初期化するように構成されない(たとえば、ネットワーク主導型QoS RATからUE主導型QoS RATへのハンドオーバが行われる)場合、UE102は、第2のRATに関するアプリケーションのためのQoSを初期化すること、第1のRATへのトンネリングを介して第1のRATとのQoSコンテキストを確立すること、および/または他の好適な(1つまたは複数の)アクションを実行することができる。
追加または代替として、第2のRATに関連するネットワーク104がアプリケーションのためのQoSを初期化するように構成される(たとえば、UE主導型QoS RATからネットワーク主導型QoS RATへのハンドオーバが行われる)場合、UE102は、アプリケーション1516のための必要とされるQoSを識別することと、第2のRATに関するアプリケーション1516のためのネットワーク主導型QoSに関係する情報を取得することと、アプリケーション1516のための必要とされるQoSに基づいて、ネットワーク主導型QoSがアプリケーション1516のために満足であるかどうかを判断することとを行うことができる。さらに、そのような判断の結果がアプリケーション1516に示され得る。ネットワーク主導型QoSがアプリケーション1516のために不満足であると判断したとき、不満足なQoSがアプリケーション1516に示され得る。さらに、そのような場合、UE102は、アプリケーション1516を介して、QoSなしにアプリケーション1516の使用を継続すること、アプリケーション1516のための不満足なQoSをアプリケーション1516のユーザに示すこと、アプリケーション1516を終了すること、アプリケーション1516のためのQoSを再要求することなど、1つまたは複数のアクションを可能にすることができる。別の例では、UE102は、第1のRATへのトンネリングを介して第1のRATとのQoSコンテキストを確立するようにさらに構成され得る。
次に図16〜図29を参照すると、本明細書に記載する様々な態様に従って実行され得る方法が示されている。説明を簡潔にする目的で、それらの方法を一連の行為として図示し、説明するが、いくつかの行為は、1つまたは複数の態様によれば、本明細書で図示し、説明する順序とは異なる順序で、および/または他の行為と同時に行われ得るので、それらの方法は行為の順序によって限定されないことを理解し、諒解されたい。たとえば、方法は、状態図など、一連の相互に関係する状態またはイベントとして代替的に表現され得ることを、当業者は理解し、諒解するであろう。さらに、1つまたは複数の態様による方法を実装するために、示されたすべての行為が必要とされるとは限らない。
図16を参照すると、ワイヤレス通信システムにおいて利用される混合モードアプリケーションのためのQoSの確立を管理することを可能にする第1の方法1600が示されている。方法1600は、たとえば、UE(たとえば、UE102)および/または他の適切なネットワークエンティティによって実行され得ることを諒解されたい。方法1600はブロック1602において開始し、ワイヤレス通信システム内での通信のために利用されるべきアプリケーションを識別する。ブロック1604において、ネットワークから、アプリケーションに関連するQoS開始に関係する指示を受信する。ブロック1606において、指示に少なくとも部分的に基づいて、アプリケーションのためのQoSを開始すべきか、アプリケーションのためのQoSのネットワーク開始を待つべきかを判断する。
図17に、ワイヤレス通信システムにおいて利用される混合モードアプリケーションのためのQoSの確立を管理するための第2の方法1700を示す。方法1700は、たとえば、通信ネットワーク(たとえば、ネットワーク104)および/または他の好適なエンティティによって実行され得る。方法1700はブロック1702において開始し、少なくとも1つのUEとの通信を可能にするアプリケーションを識別する。ブロック1704において、アプリケーションのためのQoSがネットワーク主導型であるべきか、少なくとも1つのUEによって開始されるべきかを判断する。ブロック1706において、判断することの結果の指示を構築する。ブロック1708において、指示を少なくとも1つのUEに伝達する。
次に図18を参照すると、ワイヤレス通信システムにおいて利用される混合モードアプリケーションのためのQoSの確立を管理するための第3の方法1800が示されている。方法1800は、たとえば、モバイルデバイスおよび/または他の好適なエンティティによって実行され得る。方法1800はブロック1802において開始し、通信ネットワークとの通信を可能にするアプリケーションのためのQoSの初期化を試みる。ブロック1804において、通信ネットワークからQoS拒否が受信されたかどうかを判断する。ブロック1806において、方法1800を実行するエンティティは、通信ネットワークからQoS拒否を受信したことに応答して、QoS拒否に少なくとも部分的に基づいて、通信ネットワークからのアプリケーションのためのQoSの初期化を待つ。
図19に、ワイヤレス通信システムにおいて利用される混合モードアプリケーションのためのQoSの確立を管理することを可能にする第4の方法1900を示す。方法1900は、たとえば、ワイヤレス通信ネットワークおよび/または他の好適なエンティティによって実行され得る。方法1900はブロック1902において開始し、UEと、ネットワーク通信のためにUEによって利用されるアプリケーションとを識別する。ブロック1904において、アプリケーションに関する、UEによる試みられたQoS開始を検出する。ブロック1906において、アプリケーションのためのQoSがネットワーク主導型であると見なされる場合、アプリケーションに関する、UEによる試みられたQoS開始を検出したことに応答して、UEに拒否メッセージングを通信する。
図20を参照すると、RAT間ハンドオーバに関連するフロー対ベアラQoSマッピングを実行するための方法2000の流れ図が示されている。方法2000は、たとえば、UEおよび/または他の好適なネットワークエンティティによって実行され得る。方法2000はブロック2002において開始し、少なくとも1つのIPフローと、少なくとも1つのIPフローにそれぞれ関連するそれぞれのIPフローTFTとを識別する。ブロック2004において、関連するネットワークから、少なくとも1つのベアラと、それぞれのベアラに関係する少なくとも1つのベアラTFTとに対応するQoS確立メッセージングを受信する。ブロック2006において、少なくとも部分的に、IPフローTFTをベアラTFTに一致させることによって、それぞれのIPフローとベアラとの間の関連付けを判断する。
次に図21を参照すると、複数のRATに対応するQoSパラメータのマッピングを可能にする第1の方法2100が示されている。方法2100は、たとえば、UE、UEをサービスしている1つまたは複数のネットワーク、および/または他の好適なネットワークエンティティによって実行され得る。方法2100はブロック2102において開始し、第1のRATに関連するQoSパラメータの第1のセットと、第2のRATに関連するQoSパラメータの第2のセットとを識別する。次に、ブロック2104において、利用されたネットワーク通信アプリケーションと、利用されたネットワーク通信アプリケーションに関連するQoSパラメータの第1のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータとに関係する情報を取得する。ブロック2106において、利用されたネットワーク通信アプリケーションとは無関係に、利用されたネットワーク通信アプリケーションに関連するQoSパラメータの第1のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータを、QoSパラメータの第2のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングする。
図22に、複数のRATに対応するQoSパラメータのマッピングを可能にする第2の方法2200を示す。方法2200は、たとえば、ユーザデバイス、ユーザデバイスをサービスしている1つまたは複数のネットワーク、および/または他の好適なネットワークエンティティによって実行され得る。方法2200はブロック2202において開始し、関連するネットワークとの通信を可能にするアプリケーションを識別する。ブロック2204において、アプリケーションから、それぞれのRATに関係するそれぞれのQoSパラメータを取得する。ブロック2206において、第1のRATから第2のRATへのアプリケーションのハンドオーバを識別する。ブロック2208において、方法2200を実行するエンティティは、アプリケーションから取得されたそれぞれのQoSパラメータに少なくとも部分的に基づいて、アプリケーションに関連し、第1のRATに関係する少なくとも1つのQoSパラメータを、アプリケーションに関連し、第2のRATに関係する少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングする。
次に図23を参照すると、複数のRAT間ハンドオーバに関してQoSパラメータの保存を可能にする第1の方法2300が示されている。方法2300は、たとえば、無線アクセスネットワークおよび/または他の好適なエンティティによって実行され得る。方法2300はブロック2302において開始し、UEと、RATに関してUEによって使用されるQoSパラメータとを識別する。次に、ブロック2304において、RATからのUEのエグジットとRATへのUEのリエントリとを検出する。ブロック2306において、RATへのUEのリエントリに応答して、RATに関してUEによって使用されるQoSパラメータに少なくとも部分的に基づいて、UEのためのQoSを再確立する。
図24に、複数のRAT間ハンドオーバに関してQoSパラメータを保存するための第2の方法2400を示す。方法2400は、たとえば、UE、UEをサービスしているネットワーク、および/または他の好適なエンティティによって実行され得る。方法2400はブロック2402において開始し、第1のRATに関連するQoSパラメータと第2のRATに関連するQoSパラメータとの間のマッピング関係に関係する情報を取得する。次に、ブロック2404において、第1のRATに関して利用されるQoSパラメータを識別する。ブロック2406において、第1のRATに関連するQoSパラメータと第2のRATに関連するQoSパラメータとの間のマッピング関係に少なくとも部分的に基づいて、第1のRATに関して利用されるQoSパラメータを、第2のRATに関連するQoSパラメータにマッピングする。
図25を参照すると、RAT間ハンドオーバの後にQoSが格下げされた場合、ネットワークアプリケーションの動作を適応させるための方法2500が示されている。方法2500は、たとえば、モバイルデバイスおよび/または他の好適なネットワークエンティティによって実行され得る。方法2500はブロック2502において開始し、ネットワークアプリケーションに関して実行されたRAT間ハンドオーバに関連して、第1のRATに関連するQoSパラメータを第2のRATに関連する対応するQoSパラメータにマッピングする。ブロック2504において、少なくとも部分的に、第1のRATに関連するQoSパラメータと第2のRATに関連するQoSパラメータとを比較することによって、第2のRATがネットワークアプリケーションのための十分なQoSを与えるかどうかを判断する。ブロック2506において、方法2500を実行するエンティティは、第2のRATがネットワークアプリケーションのための十分なQoSを与えないと判断された場合、第2のRATのQoSへの第2のRATに関するネットワークアプリケーションの適応を可能にする。
図26に、複数のRATに関してQoS情報を維持するためにトンネリングを利用するための第1の方法2600を示す。方法2600は、たとえば、UEおよび/または他の好適なネットワークエンティティによって実行され得る。方法2600はブロック2602において開始し、第1のネットワーク上でパケットフローのためのQoSを初期化する。次に、ブロック2604において、初期化することに応答して、第2のネットワークへのトンネリングを介して第2のネットワーク上のパケットフローのためのQoSコンテキストを確立する。ブロック2606において、第1のネットワーク上でパケットフローのためのQoSの変化の監視を実行する。ブロック2608において、第1のネットワーク上でのパケットフローのためのQoSのそれぞれの監視された変化に応答して、第2のネットワークへのトンネリングを介して第2のネットワーク上のパケットフローのためのQoSコンテキストを更新する。
図27に、複数のRATに関してQoS情報を維持するためにトンネリングを利用するための第2の方法2700を示す。方法2700は、たとえば、1つまたは複数のUEをサービスしているネットワークおよび/または他の好適なネットワークエンティティによって実行され得る。方法2700はブロック2702において開始し、ネットワークデバイスへのトンネリングを介して第1のネットワーク上のネットワークデバイスに関連するパケットフローに関係する情報を取得する。ブロック2704において、パケットフローに対応する、非アクティブ状態にある第2のネットワークのためのQoSコンテキストを初期化する。ブロック2706において、第2のネットワークへのネットワークデバイスのエントリを検出する。ブロック2708において、第2のネットワークへのネットワークデバイスのエントリに応答して、第2のネットワークのためのQoSコンテキストをアクティブにする。
次に図28を参照すると、RAT間ハンドオーバ中にQoS確立動作を処理するための第1の方法2800が示されている。方法2800は、たとえば、UEおよび/または他の好適なネットワークエンティティによって実行され得る。方法2800はブロック2802において開始し、ワイヤレス通信システムにおける通信を可能にするアプリケーションを識別する。ブロック2804において、RATに関連するネットワークへのエントリを検出する。ブロック2806において、RATのためのQoSがユーザ主導型であるかネットワーク主導型であるかを判断する。ブロック2808において、RATのためのQoSがネットワーク主導型である場合、ネットワーク確立されたQoSに従ってアプリケーションの動作を指示する。追加または代替として、ブロック2810において、RATのためのQoSがユーザ主導型である場合、QoSとは無関係にアプリケーションの動作を指示する。
図29を参照すると、RAT間ハンドオーバ中にQoS確立動作を処理するための第2の方法2900が示されている。方法2900は、たとえば、UEおよび/または他の好適なネットワークエンティティによって実行され得る。方法2900はブロック2902において開始し、少なくとも第1のRATと第2のRATとによる通信を可能にするアプリケーションを識別する。ブロック2904において、第1のRATから第2のRATへのアプリケーションのハンドオーバを検出する。ブロック2906において、第2のRATに関連するネットワークがアプリケーションのためのQoSを初期化するように構成されるかどうかを判断する。ブロック2908において、判断することに少なくとも部分的に基づいて、第2のRATに関するアプリケーションのためのQoSを確立する。
次に図30〜図43を参照すると、本明細書で説明する様々な態様を可能にすることができるそれぞれの装置3000〜4300が示されている。装置3000〜4300は機能ブロックを含むものとして表されており、その機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実装される機能を表す機能ブロックとすることができることを諒解されたい。
最初に図30を参照すると、ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする第1の装置3000が示されている。装置3000は、UE(たとえば、UE102)および/または他の好適なネットワークエンティティによって実装され得、ワイヤレス通信ネットワークとの通信を可能にするアプリケーションを識別するためのモジュール3002と、ワイヤレス通信ネットワークから、アプリケーションのためのQoS開始に関係するフラグを受信するためのモジュール3004と、指示に少なくとも部分的に基づいて、アプリケーションのためのQoSを開始すべきか、ワイヤレス通信ネットワークによるアプリケーションのためのQoSの開始を待つべきかを判断するためのモジュール3006とを含むことができる。
図31に、ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする第2の装置3100を示す。装置3100は、通信ネットワーク(たとえば、ネットワーク104)および/または他の好適なネットワークエンティティによって実装され得、少なくとも1つのUEとの通信のためのアプリケーションを識別するためのモジュール3102と、アプリケーションのためのQoSがネットワーク主導型であるべきかUE主導型であるべきかを示すフラグを生成するためのモジュール3104と、フラグを少なくとも1つのUEに通信するためのモジュール3106とを含むことができる。
次に図32を参照すると、ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする第3の装置3200が示されている。装置3200は、UEおよび/または他の好適なネットワークエンティティによって実装され得、関連するネットワークとの通信を可能にするアプリケーションに関するQoS開始を試みるためのモジュール3202と、関連するネットワークから、アプリケーションに関係する拒否メッセージングが受信されたかどうかを判断するためのモジュール3204と、受信された拒否メッセージングに応答して、受信された拒否メッセージングに少なくとも部分的に基づいて、アプリケーションに関する、関連するネットワークからのQoS開始を待つためのモジュール3206とを含むことができる。
図33に、ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする第4の装置3300を示す。装置3300は、通信ネットワークおよび/または他の好適なネットワークエンティティによって実装され得、ネットワーク通信のためにUEによって利用されるアプリケーションに関する、UEによって実行された試みられたQoS開始プロシージャを識別するためのモジュール3302と、アプリケーションがネットワークQoS開始を利用するように構成される場合、試みられたQoS開始プロシージャに応答して、UEにQoS拒否をシグナリングするためのモジュール3304とを含むことができる。
図34を参照すると、ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする第5の装置3400が示されている。装置3400は、ネットワークデバイスおよび/または他の好適なネットワークエンティティによって実装され得、それぞれのパケットフローに対応する1つまたは複数のTFTを識別するためのモジュール3402と、関連するネットワークから、ベアラTFTに関連する指定されたベアラに対応するQoSパラメータに関係するシグナリングを取得するためのモジュール3404と、少なくとも部分的に、それぞれのパケットフローに対応するTFTをベアラTFTに一致させることによって、それぞれのパケットフローのうちの1つまたは複数を指定されたベアラにマッピングするためのモジュール3406とを含むことができる。
次に図35を参照すると、ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする第6の装置3500が示されている。装置3500は、UE、1つまたは複数のUEをサービスしているネットワーク、および/または他の好適なエンティティによって実装され得、第1のRATに関連するQoSパラメータの第1のセットと、第2のRATに関連するQoSパラメータの第2のセットと、ネットワーク通信を可能にするアプリケーションとに関係する情報を取得するためのモジュール3502と、アプリケーションに関係するQoSパラメータの第1のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータを識別するためのモジュール3504と、アプリケーションとは無関係に、アプリケーションに関係するQoSパラメータの第1のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータを、QoSパラメータの第2のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングするためのモジュール3506とを含むことができる。
図36に、ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする第7の装置3600を示す。装置3600は、UE、1つまたは複数のUEをサービスしているネットワーク、および/または他の好適なエンティティによって実装され得、ネットワークアプリケーションから、それぞれのRATに関係するQoSパラメータのセットを取得するためのモジュール3602と、ネットワークアプリケーションから取得された第1のRATに関連するQoSパラメータのセット中の少なくとも1つのQoSパラメータを、ネットワークアプリケーションから取得された第2のRATに関連するQoSパラメータのセット中の少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングするためのモジュール3604とを含むことができる。
図37を参照すると、ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする第8の装置3700が示されている。装置3700は、通信ネットワークおよび/または他の好適なネットワークエンティティによって実装され得、ネットワークデバイスが第1のハンドオーバを介して関連するRATを離れたことに応答して、関連するRATに関してネットワークデバイスによって利用されるQoSパラメータを識別するためのモジュール3702と、関連するRATに関してネットワークデバイスによって利用されるQoSパラメータに少なくとも部分的に基づいて、ネットワークデバイスが第2のハンドオーバを介して関連するRATに再び入ったことに応答して、ネットワークデバイスのためのQoSを確立するためのモジュール3704とを含むことができる。
次に図38を参照すると、ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする第9の装置3800が示されている。装置3800は、モバイルデバイス、1つまたは複数のモバイルデバイスをサービスしているネットワーク、および/または他の好適なエンティティによって実装され得、少なくとも1つのアプリケーションがネットワーク通信を行うことができる第1のRATと第2のRATとを識別するためのモジュール3802と、第1のRATのためのそれぞれのQoSパラメータと第2のRATのためのそれぞれのQoSパラメータとの間のマッピングに関係する情報を取得するためのモジュール3804と、少なくとも部分的に、マッピングに従って、アプリケーションによって利用される第1のRATのためのQoSパラメータに対応する第2のRATのためのQoSパラメータを取得することによって、第2のRATに関するアプリケーションのためのQoSを確立するためのモジュール3806とを含むことができる。
図39に、ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする第10の装置3900を示す。装置3900は、UEおよび/または他の好適なネットワークエンティティによって実装され得、少なくとも、RAT間ハンドオーバに関連するソースRATとターゲットRATとによる通信を可能にするアプリケーションを識別するためのモジュール3902と、ソースRATに関連するQoSパラメータをターゲットRATに関連する少なくとも1つの対応するQoSパラメータにマッピングするためのモジュール3904と、ターゲットRATに関連する少なくとも1つのQoSパラメータがアプリケーションのための不十分なQoSを示す場合、ターゲットRATに関するアプリケーションの動作を適応させるためのモジュール3906とを含むことができる。
図40に、ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする第11の装置4000を示す。装置4000は、UEおよび/または他の好適なネットワークエンティティによって実装され得、IPフローと、パケットフローが利用され得る第1のネットワークおよび第2のネットワークとに関係するデータを取得するためのモジュール4002と、第1のネットワーク上でIPフローのためのQoSを初期化するためのモジュール4004と、第1のネットワーク上でのIPフローのためのQoSの初期化に応答して、第2のネットワークへのトンネリングを介して第2のネットワーク上のIPフローのためのQoSコンテキストを確立するためのモジュール4006と、第1のネットワーク上でのIPフローのQoSのそれぞれの変化に応答して、第2のネットワークへのトンネリングを介して第2のネットワーク上のIPフローのためのQoSコンテキストを更新するためのモジュール4008とを含むことができる。
次に図41を参照すると、ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする第12の装置4100が示されている。装置4100は、無線アクセスネットワークおよび/または他の好適なワイヤレス通信エンティティによって実装され得、UEと、UEへのトンネリングとを識別するためのモジュール4102と、UEへのトンネリングを介してUEに関連するネットワーク上のUEによって利用されるIPフローに関係する情報を受信するためのモジュール4104と、関連するネットワークのための、非アクティブ状態にあるIPフローのためのQoSコンテキストを初期化するためのモジュール4106と、関連するネットワークへのUEのエントリを検出したときに、IPフローのためのQoSコンテキストをアクティブにするためのモジュール4108とを含むことができる。
図42を参照すると、ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする第13の装置4200が示されている。装置4200は、UEおよび/または他の好適なワイヤレス通信エンティティによって実装され得、ネットワークアプリケーションと、通信ネットワークと、通信ネットワークに関連するRATとを識別するためのモジュール4202と、通信ネットワークへのエントリを検出するためのモジュール4204と、通信ネットワークに関連するRATがネットワーク主導型QoSを与える場合、ネットワーク確立されたQoSに従ってアプリケーションを利用するためのモジュール4206と、通信ネットワークに関連するRATがネットワーク主導型QoSを与えない場合、QoSとは無関係にアプリケーションを利用するためのモジュール4208とを含むことができる。
図43に、ワイヤレス通信システムにおいてRAT間ハンドオーバに関する効率的なQoSコンテキスト転送を可能にする第14の装置4300を示す。装置4300は、モバイルデバイスおよび/または他の好適なネットワークエンティティによって実装され得、第1のRATから第2のRATへのアプリケーションのハンドオーバを識別するためのモジュール4302と、第2のRATに関するアプリケーションのためのQoSがネットワーク主導型であるかユーザ主導型であるかの判断を行うためのモジュール4304と、判断に応答して、第2のRATに関するアプリケーションのためのQoSを確立するためのモジュール4306とを含むことができる。
次に図44を参照すると、様々な態様によるワイヤレス多元接続通信システムの図が与えられている。一例では、アクセスポイント4400(AP)は複数のアンテナグループを含む。図44に示すように、1つのアンテナグループはアンテナ4404および4406を含み、別のアンテナグループはアンテナ4408および4410を含み、別のアンテナグループはアンテナ4412および4414を含むことができる。図44では、アンテナグループごとに2つのアンテナのみが示されているが、アンテナグループごとにより多いまたはより少ないアンテナが利用され得ることを諒解されたい。別の例では、アクセス端末4416はアンテナ4412および4414と通信中であり得、アンテナ4412および4414は、順方向リンク4420上でアクセス端末4416に情報を送信し、逆方向リンク4418上でアクセス端末4416から情報を受信する。追加および/または代替として、アクセス端末4422はアンテナ4406および4408と通信中であり得、アンテナ4406および4408は、順方向リンク4426上でアクセス端末4422に情報を送信し、逆方向リンク4424上でアクセス端末4422から情報を受信する。周波数分割複信システムでは、通信リンク4418、4420、4424および4426は、通信のための異なる周波数を使用することができる。たとえば、順方向リンク4420は、逆方向リンク4418によって使用される周波数とは異なる周波数を使用し得る。
アンテナの各グループ、および/またはアンテナが通信するように設計されたエリアは、アクセスポイントのセクタと呼ばれることがある。一態様によれば、アンテナグループは、アクセスポイント4400によってカバーされるエリアのセクタ中でアクセス端末に通信するように設計され得る。順方向リンク4420および4426上の通信では、アクセスポイント4400の送信アンテナは、異なるアクセス端末4416および4422に対して順方向リンクの信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを利用することができる。また、アクセスポイントが、ビームフォーミングを使用して、それのカバレージ中にランダムに分散されたアクセス端末に送信するほうが、アクセスポイントが単一のアンテナを介してそれのすべてのアクセス端末に送信するよりも、隣接セル中のアクセス端末への干渉が小さくなる。
アクセスポイント、たとえばアクセスポイント4400は、端末と通信するために使用される固定局とすることができ、基地局、eNB、アクセスネットワーク、および/または他の好適な用語で呼ばれることもある。さらに、アクセス端末、たとえばアクセス端末4416または4422は、モバイル端末、ユーザ機器、ワイヤレス通信デバイス、端末、ワイヤレス端末、および/または他の適切な用語で呼ばれることもある。
次に図45を参照すると、本明細書で説明する様々な態様が機能することができる、例示的なワイヤレス通信システム4500を示すブロック図が与えられている。一例では、システム4500は、送信機システム4510と受信機システム4550とを含む多入力多出力(MIMO)システムである。ただし、送信機システム4510および/または受信機システム4550は、たとえば、(たとえば、基地局上の)複数の送信アンテナが1つまたは複数のシンボルストリームを単一のアンテナデバイス(たとえば、移動局)に送信することができる、多入力単出力システムにも適用され得ることを諒解されたい。さらに、本明細書で説明する送信機システム4510および/または受信機システム4550の態様は、単出力単入力アンテナシステムに関して利用され得ることを諒解されたい。
一態様によれば、送信機システム4510において、いくつかのデータストリームのトラフィックデータがデータソース4512から送信(TX)データプロセッサ4514に与えられる。一例では、各データストリームは、次いで、それぞれの送信アンテナ4524を介して送信され得る。さらに、TXデータプロセッサ4514は、それぞれのデータストリーム用に選択された特定のコーディング方式に基づいて、データストリームごとにトラフィックデータをフォーマットし、符号化し、インターリーブして、コード化データを与えることができる。一例では、各データストリームのコード化データは、次いで、OFDM技法を使用してパイロットデータと多重化され得る。パイロットデータは、たとえば、既知の方法で処理される既知のデータパターンとすることができる。さらに、パイロットデータは、チャネル応答を推定するために受信機システム4550において使用され得る。送信機システム4510に戻ると、各データストリームの多重化されたパイロットデータとコード化データは、それぞれのデータストリーム用に選択された特定の変調方式(たとえば、BPSK、QSPK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調(たとえば、シンボルマッピング)されて、変調シンボルを与えることができる。一例では、各データストリームのデータレート、コーディング、および変調は、プロセッサ4530上で実行される命令および/またはプロセッサ4530によって与えられる命令によって判断され得る。
次に、すべてのデータストリームの変調シンボルはTXプロセッサ4520に与えられ得、TXプロセッサ4520は、(たとえば、OFDMのために)変調シンボルをさらに処理することができる。TX MIMOプロセッサ4520は、次いで、NT個の変調シンボルストリームをNT個のトランシーバ4522a〜4522tに与えることができる。一例では、各トランシーバ4522は、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1つまたは複数のアナログ信号を与えることができる。各トランシーバ4522は、次いで、それらのアナログ信号をさらに調整(たとえば、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルを介した送信に適した被変調信号を与えることができる。したがって、トランシーバ4522a〜4522tからのNT個の被変調信号は、次いで、それぞれNT個のアンテナ4524a〜4524tから送信され得る。
別の態様によれば、送信された被変調信号は、NR個のアンテナ4552a〜4552rによって受信機システム4550において受信され得る。各アンテナ4552からの受信信号は、次いで、それぞれのトランシーバ4554に与えられ得る。一例では、各トランシーバ4554は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを与え、次いで、それらのサンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを与えることができる。次いで、RX MIMO/データプロセッサ4560が、NR個のトランシーバ4554からのNR個の受信シンボルストリームを受信し、特定の受信機処理技法に基づいて処理して、NT個の「検出」シンボルストリームを与えることができる。一例では、各検出シンボルストリームは、対応するデータストリームの送信された変調シンボルの推定値であるシンボルを含むことができる。RXプロセッサ4560は、次いで、少なくとも部分的に、各検出シンボルストリームを復調し、デインターリーブし、復号することによって、各シンボルストリームを処理して、対応するデータストリームに関するトラフィックデータを復元することができる。したがって、RXデータプロセッサ4560による処理は、送信機システム4510におけるTX MIMOプロセッサ4520とTXデータプロセッサ4514とによって実行される処理を補足することができる。RXプロセッサ4560は、さらに、処理されたシンボルストリームをデータシンク4564に与えることができる。
一態様によれば、RXプロセッサ4560によって生成されるチャネル応答推定値は、受信機において空間/時間処理を実行し、電力レベルを調整し、変調レートまたは方式を変更し、および/または他の適切なアクションを実行するために使用され得る。さらに、RXプロセッサ4560は、さらに、たとえば、検出シンボルストリームの信号対雑音干渉比(SNR)などのチャネル特性を推定することができる。RXプロセッサ4560は、次いで、推定されたチャネル特性をプロセッサ4570に与えることができる。一例では、RXプロセッサ4560および/またはプロセッサ4570は、さらに、システムの「動作」SNRの推定値を導出することができる。プロセッサ4570は、次いで、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する情報を備えることができるチャネル状態情報(CSI)を与えることができる。この情報は、たとえば、動作SNRを含むことができる。CSIは、次いで、TXデータプロセッサ4518によって処理され、変調器4580によって変調され、トランシーバ4554a〜4554rによって調整され、送信機システム4510に返信され得る。さらに、受信機システム4550にあるデータソース4516が、TXデータプロセッサ4518によって処理されるべき追加のデータを与えることができる。
送信機システム4510に戻ると、次いで、受信機システム4550からの被変調信号は、アンテナ4524によって受信され、トランシーバ4522によって調整され、復調器4540によって復調され、RXデータプロセッサ4542によって処理されて、受信機システム4550によって報告されたCSIを復元することができる。一例では、報告されたCSIは、次いで、プロセッサ4530に与えられ、1つまたは複数のデータストリームのために使用されるべきデータレートならびにコーディングおよび変調方式を判断するために使用され得る。判断されたコーディングおよび変調方式は、次いで、受信機システム4550への後の送信における量子化および/または使用のためにトランシーバ4522に与えられ得る。追加および/または代替として、報告されたCSIは、TXデータプロセッサ4514およびTX MIMOプロセッサ4518のための様々な制御を生成するためにプロセッサ4530によって使用され得る。別の例では、RXデータプロセッサ4542によって処理されたCSIおよび/または他の情報はデータシンク4544に与えられ得る。
一例では、送信機システム4510にあるプロセッサ4530および受信機システム4550にあるプロセッサ4570は、それらのそれぞれのシステムにおいて動作を指示する。さらに、送信機システム4510にあるメモリ4532および受信機システム4550にあるメモリ4572は、それぞれプロセッサ4530および4570によって使用されるプログラムコードおよびデータの記憶を可能にすることができる。さらに、受信機システム4550において、NT個の送信シンボルストリームを検出するためにNR個の受信信号を処理するために、様々な処理技法が使用され得る。これらの受信機処理技法は、等化技法とも呼ばれることがある空間および時空間受信機処理技法、および/または「逐次干渉消去」もしくは「逐次消去」受信機処理技法とも呼ばれることがある「逐次ヌル化/等化および干渉消去」受信機処理技法を含むことができる。
本明細書で説明した態様は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、またはそれらの任意の組合せで実装され得ることを理解されたい。本システムおよび/または方法は、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコード、プログラムコードまたはコードセグメントにおいて実装されたとき、記憶構成要素など、機械可読媒体に記憶され得る。コードセグメントは、プロシージャ、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、あるいは命令、データ構造またはプログラムステートメントの任意の組合せを表すことができる。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリ内容をパスおよび/または受信することによって、別のコードセグメントまたはハードウェア回路に結合され得る。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク送信などを含む、好適な手段を使用してパス、フォワーディング、または送信され得る。
ソフトウェア実装の場合、本明細書で説明した技法は、本明細書で説明した機能を実行するモジュール(たとえば、プロシージャ、関数など)を用いて実装され得る。ソフトウェアコードは、メモリユニットに記憶され、プロセッサによって実行され得る。メモリユニットは、プロセッサの内部またはプロセッサの外部に実装され、その場合、当技術分野で知られているように様々な手段によってプロセッサに通信可能に結合され得る。
上記の説明は1つまたは複数の態様の例を含む。もちろん、上述の態様について説明する目的で、構成要素または方法のあらゆる考えられる組合せについて説明することは不可能であるが、当業者なら、様々な態様の多数のさらなる組合せおよび置換が可能であることを認識できよう。したがって、説明した態様は、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲内に入るすべてのそのような改変形態、変更形態、および変形形態を包含するものとする。さらに、「含む(include)」という用語は、発明を実施するための形態または特許請求の範囲のいずれかにおいて使用される限り、「備える(comprising)」という用語を採用すると請求項における移行語と解釈されるように「備える(comprising)」と同様に包括的なものとする。さらに、発明を実施するための形態または特許請求の範囲のいずれかで使用される「または(or)」という用語は、「非排他的なまたは(non-exclusive or)」を意味するものとする。

Claims (50)

  1. 少なくとも1つのインターネットプロトコル(IP)フローと、前記少なくとも1つのIPフローにそれぞれ関連するそれぞれのIPフロートラフィックフォーマットテンプレート(TFT)とを識別することと、
    関連するネットワークから、少なくとも1つのベアラと、それぞれのベアラに関係する少なくとも1つのベアラTFTとに対応するサービス品質(QoS)確立メッセージングを受信することと、
    少なくとも部分的に、IPフローTFTをベアラTFTに一致させることによって、それぞれのIPフローとベアラとの間の関連付けを判断することと
    を備える、方法。
  2. 前記受信することが、無線アクセス技術(RAT)間ハンドオーバに関連するネットワークから、前記RAT間ハンドオーバに対応するQoS確立メッセージングを受信することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 選択されたIPフローに関連するアプリケーションのためのQoS要件を識別することと、
    前記選択されたIPフローに関連する前記アプリケーションのための前記QoS要件を、前記選択されたIPフローが関連するベアラTFTのためのQoS確立メッセージング内で与えられたQoSパラメータと比較することと、
    前記QoS確立メッセージング内で与えられた前記QoSパラメータが前記アプリケーションのための実質的に許容できないQoSを示す場合、前記選択されたIPフローをリリースすること、前記アプリケーションのための実質的に許容できるQoSが取得されるように、前記QoSパラメータの修正を可能にするために前記QoSパラメータを前記関連するネットワークと再ネゴシエートすること、または割り当てられたQoSが前記アプリケーションによって許容できる場合、前記割り当てられたQoSを継続することとのうちの1つまたは複数を実行することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. QoS要件を前記識別することが、前記アプリケーションによって使用可能な実質的にすべての無線アクセス技術(RAT)に対応する、前記アプリケーションによって与えられたQoS要件を識別すること備える、請求項3に記載の方法。
  5. QoS要件を前記識別することが、
    前記アプリケーションによって使用可能な基準無線アクセス技術(RAT)に対応する、前記アプリケーションによって与えられた基準QoS要件を識別することと、
    前記基準QoS要件を、前記関連するネットワークによって利用されるRATに対応するQoS要件にマッピングすることと
    を備える、請求項3に記載の方法。
  6. 前記判断することが、アプリケーションとは無関係に、それぞれのベアラTFTに関連するそれぞれのIPフローを判断することを備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記判断することが、
    前記それぞれのIPフローTFTに一致するパケットヘッダを構築することと、
    前記パケットヘッダをそれぞれのベアラTFTに一致させることを試みることと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記判断することが、
    前記少なくとも1つのIPフローにそれぞれ関連するIPフローTFTとそれぞれのベアラTFTとの間の実質的に完全な一致の検出を試みること、または
    少なくとも、前記少なくとも1つのIPフローにそれぞれ関連するIPフローTFTとそれぞれのベアラTFTとの間の部分的一致の検出を試みること
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  9. 少なくとも1つのインターネットプロトコル(IP)フローと、前記少なくとも1つのIPフローにそれぞれ関連するそれぞれのIPフロートラフィックフォーマットテンプレート(TFT)とに関係するデータを記憶するメモリと、
    関連するネットワークから、少なくとも1つのベアラと、それぞれのベアラに関係する少なくとも1つのベアラTFTとに対応するサービス品質(QoS)確立メッセージングを受信することと、少なくとも部分的に、IPフローTFTをベアラTFTに一致させることによって、それぞれのIPフローとベアラとの間の関連付けを判断することとを行うように構成されたプロセッサと
    を備える、ワイヤレス通信装置。
  10. 前記プロセッサが、前記少なくとも1つのIPフロー中の選択されたIPフローに関連するアプリケーションのためのQoS要件を識別することと、前記選択されたIPフローに関連する前記アプリケーションのための前記QoS要件を、前記選択されたIPフローが関連するベアラTFTのためのQoS確立メッセージング内で与えられたQoSパラメータと比較することと、前記QoS確立メッセージング内で与えられた前記QoSパラメータが前記アプリケーションのための実質的に許容できないQoSを示す場合、前記選択されたIPフローをリリースすること、前記アプリケーションのための実質的に許容できるQoSが取得されるように、前記QoSパラメータの修正を可能にするために前記QoSパラメータを前記関連するネットワークと再ネゴシエートすること、または割り当てられたQoSが前記アプリケーションによって許容できる場合、前記割り当てられたQoSを継続することとのうちの1つまたは複数を実行することとを行うようにさらに構成された、請求項9に記載のワイヤレス通信装置。
  11. 前記プロセッサが、前記それぞれのIPフローTFTに一致するパケットヘッダを構築することと、少なくとも部分的に、前記パケットヘッダをそれぞれのベアラTFTに一致させることを試みることによって、IPフローTFTを前記それぞれのベアラTFTに一致させることを試みることとを行うようにさらに構成された、請求項9に記載のワイヤレス通信装置。
  12. それぞれのパケットフローに対応する1つまたは複数のトラフィックフォーマットテンプレート(TFT)を識別するための手段と、
    関連するネットワークから、ベアラTFTに関連する指定されたベアラに対応するサービス品質(QoS)パラメータに関係するシグナリングを取得するための手段と、
    少なくとも部分的に、前記それぞれのパケットフローに対応するTFTを前記ベアラTFTに一致させることによって、前記それぞれのパケットフローのうちの1つまたは複数を前記指定されたベアラにマッピングするための手段と
    を備える、装置。
  13. コンピュータに、それぞれのパケットフローに対応する1つまたは複数のトラフィックフォーマットテンプレート(TFT)を識別させるためのコードと、
    コンピュータに、関連するネットワークから、ベアラTFTに関連する指定されたベアラに対応するサービス品質(QoS)パラメータに関係するシグナリングを取得させるためのコードと、
    コンピュータに、少なくとも部分的に、前記それぞれのパケットフローに対応するTFTを前記ベアラTFTに一致させることによって、前記それぞれのパケットフローのうちの1つまたは複数を前記指定されたベアラにマッピングさせるためのコードと
    を備える、コンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。
  14. 第1の無線アクセス技術(RAT)に関連するサービス品質(QoS)パラメータの第1のセットと、第2のRATに関連するQoSパラメータの第2のセットとを識別することと、
    利用されたネットワーク通信アプリケーションと、前記利用されたネットワーク通信アプリケーションに関連するQoSパラメータの前記第1のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータとに関係する情報を取得することと、
    前記利用されたネットワーク通信アプリケーションとは無関係に、前記利用されたネットワーク通信アプリケーションに関連するQoSパラメータの前記第1のセット中の前記少なくとも1つのQoSパラメータを、QoSパラメータの前記第2のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングすることと
    を備える、方法。
  15. 前記マッピングすることが、前記利用されたネットワーク通信アプリケーションがそれとの通信を可能にするネットワークエンティティと協働して、前記利用されたネットワーク通信アプリケーションに関連するQoSパラメータの前記第1のセット中の前記少なくとも1つのQoSパラメータを、QoSパラメータの前記第2のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングすることを備える、請求項14に記載の方法。
  16. 前記マッピングを介して取得されたQoSパラメータの前記第2のセット中の前記少なくとも1つのQoSパラメータが、前記利用されたネットワーク通信アプリケーションのための実質的に許容できるQoSを可能にするかどうかを判断することと、
    前記マッピングを介して取得されたQoSパラメータの前記第2のセット中の前記少なくとも1つのQoSパラメータが、前記利用されたネットワーク通信アプリケーションのための実質的に許容できるQoSを可能にしない場合、前記利用されたネットワーク通信アプリケーションに通知することと
    をさらに備える、請求項14に記載の方法。
  17. 前記識別することが、前記利用されたネットワーク通信アプリケーションから、QoSパラメータの前記第1のセットとQoSパラメータの前記第2のセットとを取得することを備える、請求項14に記載の方法。
  18. 前記マッピングすることが、前記利用されたネットワーク通信アプリケーションから取得されたQoSパラメータの前記第1のセット中の前記少なくとも1つのQoSパラメータを、前記利用されたネットワーク通信アプリケーションから取得されたQoSパラメータの前記第2のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングすることを備える、請求項17に記載の方法。
  19. 第1の無線アクセス技術(RAT)に関連するサービス品質(QoS)パラメータの第1のセットと、第2のRATに関連するQoSパラメータの第2のセットと、ネットワークアプリケーションとに関係するデータを記憶するメモリと、
    前記ネットワークアプリケーションに関連するQoSパラメータの前記第1のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータに関係する情報を取得することと、前記ネットワークアプリケーションとは無関係に、前記ネットワークアプリケーションに関連するQoSパラメータの前記第1のセット中の前記少なくとも1つのQoSパラメータを、QoSパラメータの前記第2のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングすることとを行うように構成されたプロセッサと
    を備える、ワイヤレス通信装置。
  20. 前記プロセッサが、前記ネットワークアプリケーションから、QoSパラメータの前記第1のセットとQoSパラメータの前記第2のセットとを取得することと、前記ネットワークアプリケーションから取得されたQoSパラメータの前記第1のセット中の前記少なくとも1つのQoSパラメータを、前記ネットワークアプリケーションから取得されたQoSパラメータの前記第2のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングすることとを行うようにさらに構成された、請求項19に記載のワイヤレス通信装置。
  21. 第1の無線アクセス技術(RAT)に関連するサービス品質(QoS)パラメータの第1のセットと、第2のRATに関連するQoSパラメータの第2のセットと、ネットワーク通信を可能にするアプリケーションとに関係する情報を取得するための手段と、
    前記アプリケーションに関係するQoSパラメータの前記第1のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータを識別するための手段と、
    前記アプリケーションとは無関係に、前記アプリケーションに関係するQoSパラメータの前記第1のセット中の前記少なくとも1つのQoSパラメータを、QoSパラメータの前記第2のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングするための手段と
    を備える、装置。
  22. 取得するための前記手段が、前記アプリケーションから、QoSパラメータの前記第1のセットとQoSパラメータの前記第2のセットとを取得するための手段を備える、請求項21に記載の装置。
  23. コンピュータに、第1の無線アクセス技術(RAT)に関連するサービス品質(QoS)パラメータの第1のセットと、第2のRATに関連するQoSパラメータの第2のセットと、ネットワーク通信を可能にするアプリケーションとに関係する情報を取得させるためのコードと、
    コンピュータに、前記アプリケーションに関係するQoSパラメータの前記第1のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータを識別させるためのコードと、
    コンピュータに、前記アプリケーションとは無関係に、前記アプリケーションに関係するQoSパラメータの前記第1のセット中の前記少なくとも1つのQoSパラメータを、QoSパラメータの前記第2のセット中の少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングさせるためのコードと
    を備える、コンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。
  24. 関連するネットワークとの通信を可能にするアプリケーションを識別することと、
    前記アプリケーションから、それぞれの無線アクセス技術(RAT)に関係するそれぞれのサービス品質(QoS)パラメータを取得することと、
    第1のRATから第2のRATへの前記アプリケーションのハンドオーバを識別することと、
    前記アプリケーションから取得された前記それぞれのQoSパラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記アプリケーションに関連し、前記第1のRATに関係する少なくとも1つのQoSパラメータを、前記アプリケーションに関連し、前記第2のRATに関係する少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングすることと
    を備える、方法。
  25. 前記マッピングすることは、前記第1のRATに関係するQoSパラメータまたは前記第2のRATに関係するQoSパラメータのうちの少なくとも1つが前記アプリケーションから取得されたかどうかを判断することを備える、請求項24に記載の方法。
  26. 前記マッピングすることは、前記第1のRATに関係するQoSパラメータと、前記第2のRATに関係するQoSパラメータとが前記アプリケーションから取得されない場合、前記アプリケーションとは無関係に、前記アプリケーションに関連し、前記第1のRATに関係する少なくとも1つのQoSパラメータを、前記アプリケーションに関連し、前記第2のRATに関係する少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングすることをさらに備える、請求項25に記載の方法。
  27. 前記マッピングすることは、前記第1のRATに関係するQoSパラメータまたは前記第2のRATに関係するQoSパラメータのうちの少なくとも1つが前記アプリケーションから取得されない場合、前記アプリケーションのためのQoSのネットワーク確立を待つことをさらに備える、請求項25に記載の方法。
  28. 関連するネットワークとの通信を可能にするアプリケーションと、第1の無線アクセス技術(RAT)から第2のRATへの前記アプリケーションのハンドオーバとに関係するデータを記憶するメモリと、
    前記アプリケーションから、それぞれのRATに関係するそれぞれのサービス品質(QoS)パラメータを取得することと、前記アプリケーションから取得された前記それぞれのQoSパラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記アプリケーションに関連し、前記第2のRATに関係する少なくとも1つのQoSパラメータへの、前記アプリケーションに関連し、前記第1のRATに関係する少なくとも1つのQoSパラメータのマッピングを実行することとを行うように構成されたプロセッサと
    を備える、ワイヤレス通信装置。
  29. 前記プロセッサが、前記第1のRATに関係するQoSパラメータまたは前記第2のRATに関係するQoSパラメータのうちの少なくとも1つが前記アプリケーションから取得されたかどうかを判断することと、前記第1のRATに関係するQoSパラメータまたは前記第2のRATに関係するQoSパラメータのうちの少なくとも1つが前記アプリケーションから取得されない場合、前記アプリケーションとは無関係に前記マッピングを実行すること、または前記アプリケーションのためのQoSのネットワーク確立を待つこととを行うようにさらに構成された、請求項28に記載のワイヤレス通信装置。
  30. ネットワークアプリケーションから、それぞれの無線アクセス技術(RAT)に関係するサービス品質(QoS)パラメータのセットを取得するための手段と、
    前記ネットワークアプリケーションから取得された第1のRATに関連するQoSパラメータの前記セット中の少なくとも1つのQoSパラメータを、前記ネットワークアプリケーションから取得された第2のRATに関連するQoSパラメータの前記セット中の少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングするための手段と
    を備える、装置。
  31. 取得するための前記手段は、前記第1のRATに関係するQoSパラメータまたは前記第2のRATに関係するQoSパラメータのうちの少なくとも1つが前記ネットワークアプリケーションから取得されたかどうかを判断するための手段を備え、
    マッピングするための前記手段は、前記第1のRATに関連するQoSパラメータまたは前記第2のRATに関連するQoSパラメータのうちの少なくとも1つが前記ネットワークアプリケーションから取得されない場合、前記ネットワークアプリケーションとは無関係に、前記第1のRATに関連する少なくとも1つのQoSパラメータを前記第2のRATに関連する少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングすること、または前記ネットワークアプリケーションのためのQoSのネットワーク確立を待つことのうちの少なくとも1つを実行するための手段を備える、請求項30に記載の装置。
  32. コンピュータに、ネットワークアプリケーションから、それぞれの無線アクセス技術(RAT)に関係するサービス品質(QoS)パラメータのセットを取得させるためのコードと、
    コンピュータに、前記ネットワークアプリケーションから取得された第1のRATに関連するQoSパラメータの前記セット中の少なくとも1つのQoSパラメータを、前記ネットワークアプリケーションから取得された第2のRATに関連するQoSパラメータの前記セット中の少なくとも1つのQoSパラメータにマッピングさせるためのコードと
    を備える、コンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。
  33. ユーザ機器ユニット(UE)と、無線アクセス技術(RAT)に関して前記UEによって使用されるサービス品質(QoS)パラメータとを識別することと、
    前記RATからの前記UEのエグジットと前記RATへの前記UEのリエントリとを検出することと、
    前記RATへの前記UEの前記リエントリに応答して、前記RATに関して前記UEによって使用される前記QoSパラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記UEのためのQoSを再確立することと
    を備える、方法。
  34. 前記再確立することが、
    前記RATに関して前記UEによって使用される前記QoSパラメータを記憶することと、
    前記RATへの前記UEの前記リエントリに応答して、前記RATに関して前記UEによって使用される前記QoSパラメータを再確立することと
    を備える、請求項33に記載の方法。
  35. QoSパラメータを記憶する能力を前記UEに示すことをさらに備える、請求項34に記載の方法。
  36. 前記方法が、異種RATに関して前記UEによって確立された変更されたQoSパラメータに関係する情報を取得することをさらに備え、
    前記再確立することが、前記RATへの前記UEの前記リエントリに応答して、前記異種RATに関して前記UEによって確立された前記変更されたQoSパラメータを再確立することを備える、請求項33に記載の方法。
  37. 前記取得することが、前記UEに関連するQoS変化について前記異種RATを監視することを備える、請求項36に記載の方法。
  38. 前記取得することが、前記RATへの前記UEの前記リエントリに応答して、前記変更されたQoSパラメータを取得することを備える、請求項36に記載の方法。
  39. ユーザ機器ユニット(UE)と、無線アクセス技術(RAT)に関して前記UEによって使用されるサービス品質(QoS)パラメータとに関係するデータを記憶するメモリと、
    前記RATからの前記UEのエグジットと前記RATへの前記UEのリエントリとを検出することと、前記RATへの前記UEの前記リエントリに応答して、前記RATに関して前記UEによって使用される前記QoSパラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記UEのためのQoSを再確立することとを行うように構成されたプロセッサと
    を備える、ワイヤレス通信装置。
  40. ネットワークデバイスが第1のハンドオーバを介して関連する無線アクセス技術(RAT)を離れたことに応答して、前記関連するRATに関して前記ネットワークデバイスによって利用されるサービス品質(QoS)パラメータを識別するための手段と、
    前記関連するRATに関して前記ネットワークデバイスによって利用される前記QoSパラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記ネットワークデバイスが第2のハンドオーバを介して前記関連するRATに再び入ったことに応答して、前記ネットワークデバイスのためのQoSを確立するための手段と
    を備える、装置。
  41. コンピュータに、ネットワークデバイスが第1のハンドオーバを介して関連する無線アクセス技術(RAT)を離れたことに応答して、前記関連するRATに関して前記ネットワークデバイスによって利用されるサービス品質(QoS)パラメータを識別させるためのコードと、
    コンピュータに、前記関連するRATに関して前記ネットワークデバイスによって利用される前記QoSパラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記ネットワークデバイスが第2のハンドオーバを介して前記関連するRATに再び入ったことに応答して、前記ネットワークデバイスのためのQoSを確立させるためのコードと
    を備える、コンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。
  42. 第1の無線アクセス技術(RAT)に関連するサービス品質(QoS)パラメータと第2のRATに関連するQoSパラメータとの間のマッピング関係に関係する情報を取得することと、
    前記第1のRATに関して利用されるQoSパラメータを識別することと、
    前記第1のRATに関連する前記QoSパラメータと前記第2のRATに関連する前記QoSパラメータとの間の前記マッピング関係に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のRATに関して利用される前記QoSパラメータを、前記第2のRATに関連するQoSパラメータにマッピングすることと
    を備える、方法。
  43. 前記マッピングを介して取得された、前記第2のRATに関連するQoSパラメータに従って、前記第2のRATに関連するネットワークとのQoSを確立すること
    をさらに備える、請求項42に記載の方法。
  44. 前記第2のRATに関連する前記ネットワークとの確立されたQoSが少なくとも1つのアプリケーションには不十分であると見なされる場合、前記第2のRATに関連する前記QoSパラメータに対応する前記少なくとも1つのアプリケーションに通知すること
    をさらに備える、請求項43に記載の方法。
  45. 前記第1のRATに関して利用される前記QoSパラメータが、前記第2のRATに関連する複数のQoSパラメータに対応し、前記マッピングすることが、前記第1のRATに関して利用される前記QoSパラメータと、前記第2のRATに関連する前記複数のQoSパラメータから選択された前記第2のRATに関連するQoSパラメータとの間のマッピング関係を識別することを備える、請求項42に記載の方法。
  46. 前記取得することが、前記第2のRATに関連する前記QoSパラメータを確立するために、前記第2のRATに関連するネットワークの能力の指示を取得することを備える、請求項42に記載の方法。
  47. 前記マッピングすることは、前記第2のRATに関連する前記ネットワークが、前記第2のRATに関連する前記QoSパラメータを確立する能力を示す場合、前記第2のRATに関連する前記ネットワークから前記第2のRATに関連するマッピングされたQoSパラメータを取得することを備える、請求項46に記載の方法。
  48. 第1の無線アクセス技術(RAT)と、第2のRATと、前記第1のRATに関連するサービス品質(QoS)パラメータと前記第2のRATに関連するQoSパラメータとの間のマッピング関係と、前記第1のRATに関して利用されるQoSパラメータとに関係するデータを記憶するメモリと、
    前記第1のRATに関連する前記QoSパラメータと前記第2のRATに関連する前記QoSパラメータとの間の前記マッピング関係に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のRATに関して利用される前記QoSパラメータを、前記第2のRATに関連するQoSパラメータにマッピングするように構成されたプロセッサと
    を備える、ワイヤレス通信装置。
  49. 少なくとも1つのアプリケーションがネットワーク通信を行うことができる第1の無線アクセス技術(RAT)と第2のRATとを識別するための手段と、
    前記第1のRATのためのそれぞれのサービス品質(QoS)パラメータと前記第2のRATのためのそれぞれのQoSパラメータとの間のマッピングに関係する情報を取得するための手段と、
    少なくとも部分的に、前記マッピングに従って、前記少なくとも1つのアプリケーションによって利用される前記第1のRATのためのQoSパラメータに対応する前記第2のRATのためのQoSパラメータを取得することによって、前記第2のRATに関する前記少なくとも1つのアプリケーションのためのQoSを確立するための手段と
    を備える、装置。
  50. コンピュータに、少なくとも1つのアプリケーションがネットワーク通信を行うことができる第1の無線アクセス技術(RAT)と第2のRATとを識別させるためのコードと、
    コンピュータに、前記第1のRATのためのそれぞれのサービス品質(QoS)パラメータと前記第2のRATのためのそれぞれのQoSパラメータとの間のマッピングに関係する情報を取得させるためのコードと、
    コンピュータに、少なくとも部分的に、前記マッピングに従って、前記少なくとも1つのアプリケーションによって利用される前記第1のRATのためのQoSパラメータに対応する前記第2のRATのためのQoSパラメータを取得することによって、前記第2のRATに関する前記少なくとも1つのアプリケーションのためのQoSを確立させるためのコードと
    を備える、コンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。
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