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JP2013256158A - 車両用シート制御装置 - Google Patents

車両用シート制御装置 Download PDF

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JP2013256158A
JP2013256158A JP2012132077A JP2012132077A JP2013256158A JP 2013256158 A JP2013256158 A JP 2013256158A JP 2012132077 A JP2012132077 A JP 2012132077A JP 2012132077 A JP2012132077 A JP 2012132077A JP 2013256158 A JP2013256158 A JP 2013256158A
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JP2012132077A
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Takanobu Mita
卓誠 三田
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

【課題】動作位置の検出値を補正するための付加的な動作が行われる頻度を抑制することのできる車両用シート制御装置を提供すること。
【解決手段】各ECUは、それぞれ、制御対象(検出対象)とするシート構成要素及びステアリングの動作に同期したパルス信号Spをカウントすることにより、その制御対象の動作位置Xを検出する。また、各ECUは、乗員の降車後、運転席に設けられたシートについて、その各シート構成要素とステアリングとの間隔が狭くなる方向に当該各シート構成要素及びステアリングを動作させることにより、その着座が困難になるような盗難防止制御を実行する。そして、各ECUは、この盗難防止制御の実行時、その検出されるパルス信号Spの出力変化に基づいて、各シート構成要素及びステアリングが動作限界への到達したことを確認することにより、その動作位置Xの検出値を補正する。
【選択図】図6

Description

本発明は、車両用シート制御装置に関するものである。
従来、シートクッションやシートバック等、駆動源を有して位置調整可能に設けられたシート構成要素の動作位置を制御する車両用シート制御装置がある。
例えば、特許文献1に記載の車両用シートには、モータ駆動によって、そのシート構成要素としてのシートクッションのスライド位置(シートのスライド位置)を調整可能なシートスライド装置が設けられている。また、その制御装置は、モータ回転センサが出力するシートクッションの動作に同期したパルス信号をカウントすることにより、当該シートクッションの動作位置を検出する。そして、その検出される動作位置に基づいて、その動作位置の変更後、再び変更前の位置にシートクッションを復帰させる等の制御(所謂メモリシート機能)を行う構成になっている。
ところが、このようなパルス信号のカウントによる相対的な位置検出方法には、構成簡素という利点がある一方、その検出誤差が蓄積しやすいという問題がある。そこで、パルス信号の出力変化に基づきシート構成要素が動作限界に到達したことを確認して、その動作位置の検出値を補正することが考えられる。即ち、シート構成要素が動作限界に到達することで、パルス信号の出力レベルは一定となる。そして、この時の動作位置を原点として、パルス信号のカウント値をクリアすることにより、その蓄積された検出誤差を解消することができる。
特開2001−277909号公報
しかしながら、車両用シートの場合、通常の使用状態において、そのシート構成要素が動作限界に到達することは稀であり、上記のような検出値の補正を行うためには、何れかのタイミングでシート構成要素を動作限界まで動作させる必要がある。そして、この動作位置の検出値を補正するための付加的な動作が耐用期間を縮める一因になるという問題があり、この点において、なお改善の余地を残すものとなっていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、動作位置の検出値を補正するための付加的な動作が行われる頻度を抑制することのできる車両用シート制御装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、駆動源を有して位置調整可能に設けられたシート構成要素の動作位置を制御するとともに、前記シート構成要素の動作に同期したパルス信号をカウントすることにより前記シート構成要素の動作位置を検出する車両用シート制御装置において、前記シート構成要素を動作限界に対応する位置に動作させて乗員の乗降性を変化させる乗降性可変制御手段と、前記乗降性を変化させる乗降性可変制御の実行時、前記パルス信号の出力変化に基づき前記動作限界への到達を確認して前記動作位置の検出値を補正する検出値補正手段と、を備えること、を要旨とする。
上記構成によれば、その乗降性可変制御における一連の動作で、シート構成要素の動作限界への到達を確認することができる。そして、これにより、その動作位置の検出値を補正するための付加的な動作が行われる頻度を抑制して、その耐用期間の延長を図ることができる。
請求項2に記載の発明は、前記乗降性可変制御は、前記シート構成要素とステアリングとの間隔を狭めて前記乗降性を低下させることによりシートへの着座を困難にする制御を含むこと、を要旨とする。
即ち、通常、このような盗難防止制御において、シート構成要素は、その動作限界に対応する位置に制御される。従って、その一連の動作でシート構成要素の動作限界への到達を確認することができる。そして、これにより、その動作位置の検出値を補正するための付加的な動作が行われる頻度を抑制することができる。
請求項3に記載の発明は、前記乗降性可変制御は、前記乗降性を向上させる制御を含むこと、を要旨とする。
即ち、通常、このような乗降性を向上させる制御において、シート構成要素は、その動作限界に対応する位置に制御される。従って、その一連の動作でシート構成要素の動作限界への到達を確認することができる。そして、これにより、その動作位置の検出値を補正するための付加的な動作が行われる頻度を抑制することができる。
請求項4に記載の発明は、前記検出値の補正制御は、前記乗降性可変制御が所定回数実行された際に行われること、を要旨とする。
上記構成によれば、動作位置の検出値の補正を行うための付加的な動作が行われる頻度が更に抑制される。そして、これにより、その耐用期間の更なる延長を図ることができる。
請求項5に記載の発明は、前記検出値の補正制御は、シートに乗員が着座していない場合に行われること、を要旨とする。
上記構成によれば、シートに着座した乗員の影響を排除することができる。これにより、高い安全性を確保することができるともに、精度よく、その検出値の補正を行うことができる。そして、高負荷状態での限界駆動を回避することにより、その耐用期間の更なる延長を図ることができる。
請求項6に記載の発明は、前記乗降性可変制御は、少なくともシートクッションを車両前方側の前記動作限界に対応する位置に移動させる制御を含むこと、を要旨とする。
即ち、シートクッションは、位置調整が行われる頻度が高いことから、その動作位置に検出誤差が生じやすい。従って、上記構成によれば、より顕著な効果を得ることができる。
請求項7に記載の発明は、前記乗降性可変制御は、少なくともシートバックを車両前方側の前記動作限界に対応する位置に傾倒させる制御を含むこと、を要旨とする。
即ち、シートバックは、位置調整が行われる頻度が高いことから、その動作位置に検出誤差が生じやすい。従って、上記構成によれば、より顕著な効果を得ることができる。
本発明によれば、動作位置の検出値を補正するための付加的な動作が行われる頻度を抑制することが可能な車両用シート制御装置を提供することができる。
本発明にかかるシート制御装置を備えた車両の概略構成図。 本発明にかかるシート制御装置(チルト&テレスコ制御装置)の概略構成を示すブロック図。 動作位置検出の処理手順を示すフローチャート。 盗難防止制御の態様を示す説明図。 盗難防止制御の開始及び終了の処理手順を示すフローチャート。 盗難防止制御及び動作位置検出値の補正制御の処理手順を示すフローチャート。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、車両1に搭載されたシート2は、車両フロアFに対して相対移動可能に設けられたシートクッション3と、このシートクッション3の後端部に対して傾動可能に設けられたシートバック4とを備えている。そして、そのシートバック4の上端には、ヘッドレスト5が設けられている。
また、シート2には、複数のアクチュエータ10(10a〜10d)が設けられている。そして、本実施形態のシート2は、これら各アクチュエータ10(10a〜10d)の駆動出力に基づいて、そのシート構成要素SE(シートクッション3及びシートバック4)の動作位置を調整可能な所謂パワーシートとして構成されている。
詳述すると、図2に示すように、各アクチュエータ10は、モータ12と、そのモータ回転を減速して出力する減速機13とを備えている。そして、各アクチュエータ10は、それぞれ、その駆動対象となる各シート構成要素SEの位置調整機構14に連結されている。
具体的には、図1及び図2に示すように、本実施形態のシート2には、その位置調整機構14として、アクチュエータ10aの駆動出力をシートクッション3のスライド動作(前後動:図1参照、左右方向)に変換する周知のシートスライド機構14aが設けられている。即ち、本実施形態では、このシートクッション3のスライド動作により、シート2が全体的に車両の前後方向に移動する。また、シート2には、アクチュエータ10bの駆動出力をシートクッション3のリフト動作(上下動:図1参照、上下方向)に変換する周知のシートリフト機構14bが設けられている。更に、アクチュエータ10cの駆動出力をシートクッション3(の先端部)のチルト動作(傾動動作:図1参照、上下方向の傾動)に変換する周知のシートチルト機構14cが設けられている。また、シート2には、アクチュエータ10dの駆動出力をシートバック4のリクライニング動作(傾倒動作:図1参照、左右方向の傾動)に変換する周知のシートリクライニング機構14dが設けられている。そして、本実施形態のシート2では、これら各アクチュエータ10(10a〜10d)及び各位置調整機構14(14a〜14d)によって、モータ駆動により位置調整可能なシートスライド装置、シートリフト装置、シートチルト装置及びシートリクライニング装置が形成されている。
また、図2に示すように、各アクチュエータ10は、ECU20(20A)に接続されている。そして、その駆動源となるモータ12は、このECU20から供給される駆動電力に基づいて回転する。即ち、ECU20(20A)は、そのモータ12に対する駆動電力の供給を通じて各アクチュエータ10(10a〜10d)の作動を制御する。そして、本実施形態では、このECU20(20A)によって、各シート構成要素SEの動作位置X、即ちシートクッション3のスライド位置Xa,リフト位置Xb,チルト位置Xc、及びシートバック4のリクライニング位置Xdを制御可能なシート制御装置が構成されている。
さらに詳述すると、本実施形態では、各アクチュエータ10(10a〜10d)のモータ12には、そのモータ回転に同期したパルス信号Spを出力する回転センサ17が設けられている。即ち、この回転センサ17の出力するパルス信号Spは、そのモータ12を駆動源として各アクチュエータ10(10a〜10d)により駆動されるシート構成要素SEの動作に同期したものとなっている。そして、本実施形態のECU20(20A)は、このパルス信号Spをカウント(積算)することにより、そのシート構成要素SEの動作位置X(Xa〜Xd)を検出する構成となっている。
具体的には、図3のフローチャートに示すように、ECU20(20A)は、その動作位置検出処理において、先ず、その制御対象とするシート構成要素SEの動作方向を特定する(ステップ101)。尚、本実施形態のECU20(20A)は、モータ12への通電方向に基づいて、その動作方向を特定する。次に、ECU20(20A)は、パルス信号Spのパルス変化(予め特定された立ち上がり又は立ち下がり何れかのパルスエッジ)が検出されたか否かを判定する(ステップ102)。そして、パルス変化が検出された場合(ステップ102:YES)には、上記ステップ101において特定された動作方向に応じて、そのパルス変化をカウントすることにより(パルス信号カウント、ステップ103)、シート構成要素SEの動作位置X(Xa〜Xd)を検出する(ステップ104)。
尚、上記ステップ102において、パルス変化が検出されなかった場合(ステップ102:NO)には、ステップ103の処理は実行されない。即ち、パルス信号Spのカウント値及びそれに基づく動作位置Xの検出値は直前の値に維持される。
また、図1に示すように、本実施形態では、シート制御装置としてのECU20Aには、操作スイッチへの操作入力に対応した操作入力信号Ssw1が入力される。尚、このような操作スイッチは、例えば、シート2の側端部等に設けられる。更に、ECU20Aには、シート2に設けられた乗員検知センサ(図示略)が出力する乗員検知信号Socが入力されるとともに、車内ネットワーク21を介して、イグニッション信号Sig、ドアロック信号Slc及びセキュリティ信号Ssc等、その他各種の制御信号が入力される。そして、ECU20Aは、その入力される各制御信号、及びその制御対象とするシート構成要素SEの動作位置X(Xa〜Xd)に基づいて、上記各位置調整制御を実行する。
ここで、本実施形態の車両1には、上記のようにパワーシートとして構成されたシート2と同様、駆動源を有してステアリングSTの配置を調整可能なステアリング装置31が設けられている。
詳述すると、本実施形態のステアリング装置31は、車両1の上下方向におけるステアリングSTの傾動角度(チルト位置Xe)を調整可能な周知のチルト機構及び前後方向におけるステアリングSTの位置(テレスコ位置Xf)を調整可能な周知のテレスコ(テレスコピック)機構を備えている。また、ステアリングSTとともに車室R内に配置されるステアリングコラム32には、これらチルト機構及びテレスコ機構を駆動するアクチュエータ10(10e,10f)が設けられている。更に、これらの各アクチュエータ10(10e,10f)は、ECU20(20B)に接続されている。そして、本実施形態では、このECU20(20B)によって、ステアリングSTの配置に関する動作位置X(Xe,Xf)を制御可能なチルト&テレスコ制御装置が構成されている。
具体的には、図2に示すように、これらの各アクチュエータ10(10e,10f)は、上記シート2側の各アクチュエータ10(10a〜10d)と同様、駆動源としてのモータ12と、そのモータ回転を減速して位置調整機構14としてのチルト機構14e及びテレスコ機構14fに出力する減速機13とを備えている。そして、ECU20(20B)は、そのモータ12に対する駆動電力の供給を通じて、各アクチュエータ10(10e,10f)の作動を制御する。
また、各アクチュエータ10(10e,10f)には、シート2側の各アクチュエータ10(10a〜10d)と同様、そのモータ回転、即ち各アクチュエータ10(10e,10f)により駆動されるステアリングSTの動作に同期したパルス信号Spを出力する回転センサ17が設けられている。そして、チルト&テレスコ制御装置としてのECU20Bは、上記シート制御装置としてのECU20Aと同様に、この回転センサ17が出力するパルス信号Spをカウントすることにより、その制御対象とするステアリングSTの配置に関する動作位置X(Xe,Xf)を検出する。
尚、この動作位置検出の処理手順は、その検出対象(制御対象)がステアリングSTの配置に関する動作位置X(チルト位置Xe及びテレスコ位置Xf)である以外、図3に示される各シート構成要素SEについての動作位置検出の処理手順と同一である。
さらに、図1に示すように、ECU20Bには、ステアリングコラム32等に設けられた操作スイッチ(図示略)への操作入力に対応した操作入力信号Ssw2が入力される。また、ECU20Bには、車内ネットワーク21を介して、イグニッション信号Sig、ドアロック信号Slc及びセキュリティ信号Ssc等、上記ECU20Aと同様、各種の制御信号が入力される。そして、ECU20Bは、その入力される各制御信号、及びその制御対象とするステアリングSTの配置に関する動作位置X(Xe,Xf)に基づいて、その位置調整制御を実行する構成となっている。
(盗難防止制御及び動作位置検出値の補正制御)
次に、上記各ECU20(20A,20B)が実行する盗難防止制御及び動作位置検出値の補正制御について説明する。
本実施形態の車両1では、乗員の降車後、上記のようにパワーシートとして構成されたシート2及びステアリング装置31の位置調整機能を利用した盗難防止制御が実行される。具体的には、図4に示すように、運転席に設けられたシート2について、その各シート構成要素SEとステアリングSTとの間隔が狭くなる方向に、当該各シート構成要素SE及びステアリングSTを動作させる。そして、その乗降性を低下させてシート2への着座を困難なものとすることにより、車両1を運転できない状態にする構成になっている。
詳述すると、シート制御装置としてのECU20Aは、ステアリングSTとの間隔が狭まるように、シート構成要素SEとしてのシートクッション3及びシートバック4を、その動作限界に対応する位置に動作させる。具体的には、ECU20Aは、シートクッション3のスライド位置Xa及びシートバック4のリクライニング位置Xdを、車両前方側(図4中、右側)の動作限界に対応する位置まで移動させる。そして、ECU20Aは、更に、シートクッション3のリフト位置Xb及びチルト位置Xcを車両上方側(同図中、上側)の動作限界に対応する位置まで移動させる。
一方、チルト&テレスコ制御装置としてのECU20Bは、ステアリングSTのチルト位置Xeを車両下方側(同図中、下側)の動作限界に対応する位置まで移動させる。そして、ECU20Bは、ステアリングSTのテレスコ位置Xfを車両後方側(同図中、左側)の動作限界に対応する位置まで移動させる。
さらに詳述すると、図5のフローチャートに示すように、乗降性可変制御手段(盗難防止制御手段)としての各ECU20(20A,20B)は、上記のように入力されるイグニッション信号Sig、ドアロック信号Slc及びセキュリティ信号Ssc等に基づいて、その盗難防止制御の開始判定を実行する(ステップ201〜ステップ203)。
具体的には、各ECU20は、エンジンが停止したか否か(エンジン停止判定、ステップ201)、車両1のドアがロックされたか否か(ドアロック判定、ステップ202)、及び車室R内に乗員がいないかを判定する(乗員降車判定、ステップ203)。そして、各ECU20は、上記ステップ201〜ステップ203の各判定条件を全て満たす場合(ステップ201〜ステップ203:全て「YES」)、即ちエンジンが停止し、ドアがロックされ、且つ車室R内に乗員がいない場合に、上記の盗難防止制御を実行する(ステップ204)。
尚、上記ステップ201〜ステップ203の各判定条件の何れかを満たさない場合(ステップ201〜ステップ203:何れかにおいて「NO」)、各ECU20は、以下に示すステップ204以降の処理を実行しない。
本実施形態の各ECU20は、上記ステップ204において盗難防止制御を実行し、各シート構成要素SEとステアリングSTとの間隔を狭めた後は、待機状態に移行する(ステップ205)。尚、このとき、車両1は、図示しないセキュリティECUによる防犯監視制御下にある(セキュリティモード)。また、各ECU20は、待機状態への移行後は、所定のタイミングで周期的に車両1のドアロックが解除されたか否かを判定する(ドアロック解除判定、ステップ206)。そして、そのドアロックが解除されるまで、その待機状態を維持する(ステップ206:NO)。
また、各ECU20は、上記ステップ206において、ドアロックが解除されたと判定された場合(ステップ206:YES)、その盗難防止制御において変更した制御対象(各シート構成要素SE及びステアリングST)の動作位置X(Xa〜Xf)を当該盗難防止制御を実行する前の動作位置に復帰させる(動作位置回復制御、ステップ207)。そして、本実施形態では、これにより、正規の乗員がシート2に着座できるようになっている。
さらに、本実施形態では、各ECU20は、上記盗難防止制御の実行時(図5参照、ステップ204)、その制御対象の動作に同期した上記パルス信号Spの出力変化に基づいて、当該制御対象が動作限界に到達したことを確認する。そして、この時の動作位置を原点(X=0)として、その動作位置X(Xa〜Xf)の検出値を補正する(動作位置検出値の補正制御)。
詳述すると、図6のフローチャートに示すように、各ECU20は、その盗難防止制御において、先ず、当該盗難防止制御の実行回数nをインクリメントする(n=n+1、ステップ301)。そして、上記のように再度ドアロックが解除された後に実行する動作位置回復制御(図5参照、ステップ206)の準備処理として、その変更前における制御対象の動作位置X(Xa〜Xf)を記憶する(ステップ302)。
次に、各ECU20は、その制御対象とする各シート構成要素SE及びステアリングSTを、盗難防止位置の方向、即ち当該各シート構成要素SEとステアリングSTとの間隔を狭める方向に駆動する(ステップ204)。即ち、「盗難防止位置」は、上記各シート構成要素SEとステアリングSTとの間隔を狭める方向の動作限界に対応する位置であり、本実施形態では、原点近傍の所定範囲(0〜X0)が、その「盗難防止位置」として設定されている。そして、各ECU20は、この盗難防止位置に制御対象が到達するまで、その制御対象の駆動を継続する(X>X0、ステップ304:NO)。
次に、制御対象が盗難防止位置に到達すると(X≦X0、ステップ304:YES)、検出値補正手段としての各ECU20は、続いて上記ステップ301においてインクリメントした盗難防止制御の実行回数nが所定回数n0に達したか否かを判定する(ステップ305)。そして、その実行回数nが所定回数n0に達した場合(n≧n0、ステップ305:YES)には、その入力されるパルス信号Spの出力変化に基づいた動作限界到達判定(ステップ306)を実行しつつ、動作限界への到達が確認されるまで、当該方向への駆動を継続する(ステップ307:NO)。
ここで、本実施形態では、上記ステップ306における動作限界到達判定は、パルス信号Spの出力レベルが変化しなくなったか否か(一定になったか)を判定することにより行われる。そして、動作限界への到達が確認された場合(ステップ307:YES)、各ECU20は、上記実行回数nをクリアするとともに(n=0、ステップ308)、その位置を原点(X=0)として、その動作位置Xの検出値を補正する(ステップ309)。
尚、上記ステップ309における動作位置検出値の補正処理は、当該動作位置Xの検出値及びパルス信号Spのカウント値(パルスカウンタ)をクリアすることにより行われる。そして、上記ステップ305において、盗難防止制御の実行回数nが所定回数n0に達していないと判定した場合(ステップ305:NO)には、上記ステップ306〜ステップ309の処理は実行されない。
次に、上記のように構成された盗難防止制御及び動作位置検出値の補正制御の作用について説明する。
即ち、盗難防止制御の実行により、その各シート構成要素SEとステアリングSTの間隔が狭くなることでシート2の乗降性が低下する。そして、これにより、そのシート2への着座を困難にすることによって、車両1を運転できない状態にすることができる。
また、この盗難防止制御において、各シート構成要素SE及びステアリングSTは、その動作限界に対応する位置まで動作する。従って、この盗難防止制御の実行と併せて、各シート構成要素SE及びステアリングSTの動作位置X(Xa〜Xf)の検出値を補正することで、その動作位置X(Xa〜Xf)の検出値を補正するための付加的な動作が行われる頻度を抑制することが可能になる。そして、更に、その補正制御の実行タイミングを「盗難防止制御が所定回数実行された際」と設定することで、より顕著な抑制効果が得られるようになる。
以上、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)各ECU20(20A,20B)は、それぞれ、制御対象(検出対象)とするシート構成要素SE及びステアリングSTの動作に同期したパルス信号Spをカウントすることにより、その制御対象の動作位置X(Xa〜Xf)を検出する。また、各ECU20(20A,20B)は、乗員の降車後、運転席に設けられたシート2について、その各シート構成要素SEとステアリングSTとの間隔が狭くなる方向に当該各シート構成要素SE及びステアリングSTを動作させることにより、その着座が困難になるような盗難防止制御を実行する。そして、各ECU20(20A,20B)は、この盗難防止制御の実行時、その検出されるパルス信号Spの出力変化に基づいて、各シート構成要素SE及びステアリングSTが動作限界への到達したことを確認することにより、その動作位置X(Xa〜Xf)の検出値を補正する。
即ち、盗難防止制御において、シート構成要素SE及びステアリングSTは、その動作限界に対応する位置に制御される。従って、上記構成によれば、その盗難防止制御における一連の動作で、これらシート構成要素SE及びステアリングSTの動作限界への到達を確認することができる。そして、これにより、その動作位置X(Xa〜Xf)の検出値を補正するための付加的な動作が行われる頻度を抑制して、その耐用期間の延長を図ることができる。
(2)動作位置X(Xa〜Xf)の検出値を補正する制御は、盗難防止制御が所定回数実行された際に行われる。このような構成とすることで、その補正を行うための付加的な動作が行われる頻度が更に抑制される。そして、これにより、その耐用期間の更なる延長を図ることができる。
(3)動作位置X(Xa〜Xf)の検出値を補正する制御は、乗員の降車後、その車室R内に乗員がいない状態で行われる。これにより、シート2に着座した乗員の影響を排除することができる。その結果、高い安全性を確保することができるとともに、精度よく、その検出値の補正を行うことができる。そして、高負荷状態での限界駆動を回避することにより、その耐用期間の更なる延長を図ることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・回転センサ17は、その動作位置X(Xa〜Xf)の検出対象となる各シート構成要素SE及びステアリングSTの動作に同期したパルス信号Spを出力可能なものであれば、その形式は、磁気式や光学式、或いは接点式等、どのようなものであってもよい。また、その配置についてもモータ12に限らず、例えば減速機13等、その他の箇所に設ける構成であってもよい。
・上記実施形態では、シート制御装置としてのECU20A及びチルト&テレスコ制御装置としてのECU20Bの双方が、それぞれ、その制御対象とする各シート構成要素SE及びステアリングSTについて、盗難防止制御及び動作位置検出値の補正制御を実行することとした。しかし、これに限らず、シート制御装置としてのECU20Aのみが、その各シート構成要素SEについて、盗難防止制御及び動作位置検出値の補正制御を実行する構成としてもよい。尚、このような構成が適用される状況としては、例えば、そのチルト&テレスコ機能が手動式である場合等が挙げられる。
また、ステアリング装置31のチルト機能又はテレスコ機能の何れかが駆動源により制御可能である場合には、当該駆動源により制御可能な一方のみについて、そのステアリングSTに関する盗難防止制御及び動作位置検出値の補正制御を行う構成としてもよい。そして、駆動源により制御可能なチルト機能及びテレスコ機能を有する場合であっても、ステアリングについては、その盗難防止制御及び動作位置検出値の補正制御を実行しない構成としてもよい。
・上記実施形態では、各ECU20(20A,20B)は、盗難防止制御の実行時に、併せてその動作位置検出値の補正制御を実行することとした。しかし、シート構成要素SEの動作位置については、必ずしも上記のような盗難防止制御の実行時に限らず、シート構成要素SEを動作限界に対応する位置に動作させて乗員の乗降性を変化させるその他の乗降性可変制御の実行時に、その検出値の補正を行う構成としてもよい。
例えば、所謂ウォークイン動作によって後方或いは隣りの座席への乗員の乗降性を向上させるウォークイン制御の実行時、シートクッション3は、車両前方側の動作限界に対応する位置に移動し、シートバック4は、車両前方側の動作限界に対応する位置まで傾倒する。従って、このウォークイン制御の実行時に、併せて、そのシートクッション3のスライド位置Xa及びシートバック4のリクライニング位置Xdについて、検出値の補正制御を行うことで、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
・また、シート2自体の乗降性を向上させるべくシート構成要素SEを動作限界に対応する位置に動作させる各種の乗降性可変制御についても、その実行の際、併せて動作位置検出値の補正制御を実行するとよい。
例えば、このようなシート2自体の乗降性を向上させる乗降性可変制御としては、シートクッション3を車両後方側の動作限界に対応する位置に動作させるシートスライド制御や、車両上方側の動作限界に対応する位置に動作させるシートリフト制御等が挙げられる。そして、これらのシートスライド制御やシートリフト制御の実行時、併せて、その対応するシートクッション3のスライド位置Xa及びリフト位置Xbについて検出値の補正制御を行うことで、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、このような乗降性を向上させる乗降性可変制御と乗降性を低下させる上記盗難防止制御との両方において、その動作位置検出値の補正制御を実行する構成としてもよい。
・上記実施形態では、シート2には、モータ駆動により位置調整可能なシートスライド装置、シートリフト装置、シートチルト装置及びシートリクライニング装置が形成される。そして、シート制御装置としてのECU20Aは、その位置調整可能に設けられたシート構成要素SEとしてのシートクッション3及びシートバック4の各動作位置X(Xa〜Xd)を制御することとした。しかし、これに限らず、その動作方向を含め、駆動源により位置調整可能なシート構成要素SEは、少なくとも一つあればよく、上記シートスライド装置、シートリフト装置、シートチルト装置及びシートリクライニング装置の何れか若しくはその複数が存在しない構成に適用してもよい。そして、例えば、ヘッドレスト5、或いはサイドサポートや肘掛け、更にはオットマン等、モータ駆動により位置調整可能なその他のシート構成要素SEを備えるシートについて具体化してもよい。
・上記実施形態では、シート制御装置としてのECU20Aがシートクッション3及びシートバック4の各動作位置X(Xa〜Xd)を制御することとした。しかし、これに限らず、シートスライド装置、シートリフト装置、シートチルト装置及びシートリクライニング装置について、それぞれ、その作動を制御する個別のECUを設ける。また、各ECUが、それぞれ、シート制御装置として、その制御可能な範囲で、上記盗難防止制御及び動作位置検出値の補正制御を実行する構成としてもよい。
・動作位置検出値の補正制御を実行する盗難防止制御の間隔、即ち当該盗難防止制御の実行回数nに設定する所定回数n0は、その動作位置X(Xa〜Xf)の検出値毎、個別に設定するとよい。
・上記実施形態では、車室R内に乗員がいないことを、盗難防止制御及び動作位置検出値の補正制御の開始条件とした(図5参照、ステップ203)。しかし、これに限らず、例えば、その乗降性を向上させる乗降性可変制御の実行時等には、その制御対象とするシート2に乗員が着座していないことを、動作位置検出値の補正制御についての開始条件にしてもよい。
次に、以上の実施形態から把握することのできる技術的思想を効果とともに記載する。
(イ)前記シート構成要素には、少なくとも車両フロアに対して相対移動可能に設けられたシートクッションが含まれること、を特徴とする。
(ロ)前記シート構成要素には、少なくともシートクッションに対して傾動可能に設けられたシートバックが含まれること、を特徴とする。
即ち、シートクッションやシートバックは、その位置調整が行われる頻度が高い。それ故、その動作位置に検出誤差が生じやすいシート構成要素でもある。従って、このようなものに適用することで、より顕著な効果を得ることができる。
(ハ)前記シートクッションは、少なくとも車両前後方向における位置調整が可能であること、を特徴とする。
(ニ)前記シートクッションは、少なくとも車両上下方向における位置調整が可能であること、を特徴とする。
(ホ)前記シートクッションは、少なくとも車両フロアに対して前端部が傾倒可能であること、を特徴とする。
1…車両、2…シート、SE…シート構成要素、3…シートクッション、4…シートバック、10(10a,10b,10c,10d,10e,10f)…アクチュエータ、12…モータ(駆動源)、14…位置調整機構、14a…シートスライド機構、14b…シートリフト機構、14c…シートチルト機構、14d…シートリクライニング機構、14e…チルト機構、14f…テレスコ機構、17…回転センサ、20(20A,20B)…ECU(乗降性可変制御手段、検出値補正手段、20A:シート制御装置、20B:チルト&テレスコ制御装置)、ST…ステアリング、31…ステアリング装置、32…ステアリングコラム、F…車両フロア、R…車室、Sp…パルス信号、X…動作位置、Xa…スライド位置、Xb…リフト位置、Xc…チルト位置、Xd…リクライニング位置、Xe…チルト位置、Xf…テレスコ位置、n…実行回数、n0…所定回数、Soc…乗員検知信号、Ssc…乗員検知信号。

Claims (7)

  1. 駆動源を有して位置調整可能に設けられたシート構成要素の動作位置を制御するとともに、前記シート構成要素の動作に同期したパルス信号をカウントすることにより前記シート構成要素の動作位置を検出する車両用シート制御装置において、
    前記シート構成要素を動作限界に対応する位置に動作させて乗員の乗降性を変化させる乗降性可変制御手段と、
    前記乗降性を変化させる乗降性可変制御の実行時、前記パルス信号の出力変化に基づき前記動作限界への到達を確認して前記動作位置の検出値を補正する検出値補正手段と、
    を備えること、を特徴とする車両用シート制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両用シート制御装置において、
    前記乗降性可変制御は、前記シート構成要素とステアリングとの間隔を狭めて前記乗降性を低下させることによりシートへの着座を困難にする制御を含むこと、
    を特徴とする車両用シート制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用シート制御装置において、
    前記乗降性可変制御は、前記乗降性を向上させる制御を含むこと、
    を特徴とする車両用シート制御装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の車両用シート制御装置において、
    前記検出値の補正制御は、前記乗降性可変制御が所定回数実行された際に行われること、を特徴とする車両用シート制御装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の車両用シート制御装置において、
    前記検出値の補正制御は、シートに乗員が着座していない場合に行われること、
    を特徴とする車両用シート制御装置。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の車両用シート制御装置において、
    前記乗降性可変制御は、少なくともシートクッションを車両前方側の前記動作限界に対応する位置に移動させる制御を含むこと、を特徴とする車両用シート制御装置。
  7. 請求項1〜請求項6の何れか一項に記載の車両用シート制御装置において、
    前記乗降性可変制御は、少なくともシートバックを車両前方側の前記動作限界に対応する位置に傾倒させる制御を含むこと、を特徴とする車両用シート制御装置。
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