JP2013256158A - 車両用シート制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】各ECUは、それぞれ、制御対象(検出対象)とするシート構成要素及びステアリングの動作に同期したパルス信号Spをカウントすることにより、その制御対象の動作位置Xを検出する。また、各ECUは、乗員の降車後、運転席に設けられたシートについて、その各シート構成要素とステアリングとの間隔が狭くなる方向に当該各シート構成要素及びステアリングを動作させることにより、その着座が困難になるような盗難防止制御を実行する。そして、各ECUは、この盗難防止制御の実行時、その検出されるパルス信号Spの出力変化に基づいて、各シート構成要素及びステアリングが動作限界への到達したことを確認することにより、その動作位置Xの検出値を補正する。
【選択図】図6
Description
例えば、特許文献1に記載の車両用シートには、モータ駆動によって、そのシート構成要素としてのシートクッションのスライド位置(シートのスライド位置)を調整可能なシートスライド装置が設けられている。また、その制御装置は、モータ回転センサが出力するシートクッションの動作に同期したパルス信号をカウントすることにより、当該シートクッションの動作位置を検出する。そして、その検出される動作位置に基づいて、その動作位置の変更後、再び変更前の位置にシートクッションを復帰させる等の制御(所謂メモリシート機能)を行う構成になっている。
即ち、通常、このような乗降性を向上させる制御において、シート構成要素は、その動作限界に対応する位置に制御される。従って、その一連の動作でシート構成要素の動作限界への到達を確認することができる。そして、これにより、その動作位置の検出値を補正するための付加的な動作が行われる頻度を抑制することができる。
上記構成によれば、動作位置の検出値の補正を行うための付加的な動作が行われる頻度が更に抑制される。そして、これにより、その耐用期間の更なる延長を図ることができる。
上記構成によれば、シートに着座した乗員の影響を排除することができる。これにより、高い安全性を確保することができるともに、精度よく、その検出値の補正を行うことができる。そして、高負荷状態での限界駆動を回避することにより、その耐用期間の更なる延長を図ることができる。
即ち、シートクッションは、位置調整が行われる頻度が高いことから、その動作位置に検出誤差が生じやすい。従って、上記構成によれば、より顕著な効果を得ることができる。
即ち、シートバックは、位置調整が行われる頻度が高いことから、その動作位置に検出誤差が生じやすい。従って、上記構成によれば、より顕著な効果を得ることができる。
図1に示すように、車両1に搭載されたシート2は、車両フロアFに対して相対移動可能に設けられたシートクッション3と、このシートクッション3の後端部に対して傾動可能に設けられたシートバック4とを備えている。そして、そのシートバック4の上端には、ヘッドレスト5が設けられている。
次に、上記各ECU20(20A,20B)が実行する盗難防止制御及び動作位置検出値の補正制御について説明する。
即ち、盗難防止制御の実行により、その各シート構成要素SEとステアリングSTの間隔が狭くなることでシート2の乗降性が低下する。そして、これにより、そのシート2への着座を困難にすることによって、車両1を運転できない状態にすることができる。
(1)各ECU20(20A,20B)は、それぞれ、制御対象(検出対象)とするシート構成要素SE及びステアリングSTの動作に同期したパルス信号Spをカウントすることにより、その制御対象の動作位置X(Xa〜Xf)を検出する。また、各ECU20(20A,20B)は、乗員の降車後、運転席に設けられたシート2について、その各シート構成要素SEとステアリングSTとの間隔が狭くなる方向に当該各シート構成要素SE及びステアリングSTを動作させることにより、その着座が困難になるような盗難防止制御を実行する。そして、各ECU20(20A,20B)は、この盗難防止制御の実行時、その検出されるパルス信号Spの出力変化に基づいて、各シート構成要素SE及びステアリングSTが動作限界への到達したことを確認することにより、その動作位置X(Xa〜Xf)の検出値を補正する。
・回転センサ17は、その動作位置X(Xa〜Xf)の検出対象となる各シート構成要素SE及びステアリングSTの動作に同期したパルス信号Spを出力可能なものであれば、その形式は、磁気式や光学式、或いは接点式等、どのようなものであってもよい。また、その配置についてもモータ12に限らず、例えば減速機13等、その他の箇所に設ける構成であってもよい。
(イ)前記シート構成要素には、少なくとも車両フロアに対して相対移動可能に設けられたシートクッションが含まれること、を特徴とする。
即ち、シートクッションやシートバックは、その位置調整が行われる頻度が高い。それ故、その動作位置に検出誤差が生じやすいシート構成要素でもある。従って、このようなものに適用することで、より顕著な効果を得ることができる。
(ニ)前記シートクッションは、少なくとも車両上下方向における位置調整が可能であること、を特徴とする。
Claims (7)
- 駆動源を有して位置調整可能に設けられたシート構成要素の動作位置を制御するとともに、前記シート構成要素の動作に同期したパルス信号をカウントすることにより前記シート構成要素の動作位置を検出する車両用シート制御装置において、
前記シート構成要素を動作限界に対応する位置に動作させて乗員の乗降性を変化させる乗降性可変制御手段と、
前記乗降性を変化させる乗降性可変制御の実行時、前記パルス信号の出力変化に基づき前記動作限界への到達を確認して前記動作位置の検出値を補正する検出値補正手段と、
を備えること、を特徴とする車両用シート制御装置。 - 請求項1に記載の車両用シート制御装置において、
前記乗降性可変制御は、前記シート構成要素とステアリングとの間隔を狭めて前記乗降性を低下させることによりシートへの着座を困難にする制御を含むこと、
を特徴とする車両用シート制御装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の車両用シート制御装置において、
前記乗降性可変制御は、前記乗降性を向上させる制御を含むこと、
を特徴とする車両用シート制御装置。 - 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の車両用シート制御装置において、
前記検出値の補正制御は、前記乗降性可変制御が所定回数実行された際に行われること、を特徴とする車両用シート制御装置。 - 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の車両用シート制御装置において、
前記検出値の補正制御は、シートに乗員が着座していない場合に行われること、
を特徴とする車両用シート制御装置。 - 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の車両用シート制御装置において、
前記乗降性可変制御は、少なくともシートクッションを車両前方側の前記動作限界に対応する位置に移動させる制御を含むこと、を特徴とする車両用シート制御装置。 - 請求項1〜請求項6の何れか一項に記載の車両用シート制御装置において、
前記乗降性可変制御は、少なくともシートバックを車両前方側の前記動作限界に対応する位置に傾倒させる制御を含むこと、を特徴とする車両用シート制御装置。
Priority Applications (1)
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2012
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