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JP2013244959A - 電動パワーブレーキを有するブレーキシステムと、このようなブレーキシステムの管理方法 - Google Patents

電動パワーブレーキを有するブレーキシステムと、このようなブレーキシステムの管理方法 Download PDF

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JP2013244959A JP2013106849A JP2013106849A JP2013244959A JP 2013244959 A JP2013244959 A JP 2013244959A JP 2013106849 A JP2013106849 A JP 2013106849A JP 2013106849 A JP2013106849 A JP 2013106849A JP 2013244959 A JP2013244959 A JP 2013244959A
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Abstract

【課題】シミュレータとパワーブレーキとの組み合わせを簡単かつコンパクトに実現する電動パワーブレーキ。
【解決手段】中間自由ピストン150は、シミュレータ室162を2つの容積V1、V2に分けている。シミュレータ室162は、電磁弁170を介してブレーキリザーバ110に接続され、それによって、シミュレータ室162の容積の自由な変化と、シミュレータ160の位置で油圧手段を介在させないパワーブレーキの動作と、また、一定条件下での電磁弁170の閉鎖により閉じ込められる液体容積162から構成された、油圧ピストンを用いる動作とが可能にされる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動パワーブレーキを有するブレーキシステムであって、このパワーブレーキにより駆動されるプッシュロッドによってマスタシリンダに制御作用を及ぼして、マスタシリンダのピストン(プライマリピストン)を作動し、パワーブレーキが、ブレーキペダルの制御ロッドに接続されたプランジャピストンを備え、この全体が軸線xxに沿って設置された、ブレーキシステムに関する。
本発明は、また、電動パワーブレーキを有するこのようなブレーキシステムの管理方法に関する。
上記のタイプのパワーブレーキを有するブレーキシステムは既に知られている。
本発明の目的は、パワーブレーキの飽和後に運転者がマスタシリンダ内の圧力を上昇させることができるように、あるいは強力な動力が必要な場合にブレーキペダルを再作動できるようにすることによって、既存装置よりも単純化した、電動パワーブレーキと油圧式のシミュレータとを有するブレーキシステムを実現することにある。
このため、本発明は、上記のタイプの電動パワーブレーキを有するブレーキシステムを目的とし、この装置は、電動パワーブレーキのアシストピストンとプランジャピストンとの間に設置されて、ジャンプインとペダルにおけるブレーキ反力とをシミュレーションするためのブレーキシミュレータであって、
プランジャピストンおよびアシストピストンの軸線xxにあるシミュレータ本体を含み、この本体が、プランジャピストンとアシストピストンとによりシミュレータ本体内に画定されるシミュレータ室を形成し、プランジャピストンとアシストピストンとの間の中間自由ピストンが、作動液を交換しながらこの中間自由ピストンを移動可能にする漏れ穴を有し、このシミュレータ室を、
プランジャピストンを有する後方容積と、
アシストピストンを有する前方容積とに分割する、ブレーキシミュレータと、
−ジャンプインスプリングにより中間自由ピストンに押しつけられるプランジャピストンであって、中間自由ピストン自体がリターンスプリングによりシミュレータ室の反対側の底部に当接する、プランジャピストンとを有し、
ジャンプインスプリングが、ブレーキのジャンプインをシミュレーションするように寸法決定され、リターンスプリングが、ブレーキペダルにおけるブレーキ反力をシミュレーションすることを特徴とする。
上記のブレーキシステムは、シミュレータとパワーブレーキとの組み合わせを特に簡単かつコンパクトに実現するという長所を有する。このブレーキの制御もまた同様に簡単である。
特に有利な特徴によれば、シミュレータ室は、制御電磁弁を備えた管路によりリザーバに接続され、
−ストロークセンサに接続される制御回路が、ブレーキペダルにより制御されるプランジャピストンの運動を検知して、電動サーボモータと電磁弁の動作を管理し、
ブレーキの正常な動作モードでは、サーボモータによるアシストの終了まで電磁弁が管路を開放し、機械的な非常動作モードでは、プランジャピストンが、中間自由ピストンを中立的に介在させてアシストピストンに当接し、アシストピストンが、プッシュロッドによりマスタシリンダのピストンを押し、
電磁弁が、正常な動作ではアシスト終了時に閉鎖され、非常用の油圧動作ではシミュレータ室内で作動液の容積を隔離してプランジャピストンとアシストピストンとの間で油圧式の動力伝達装置を構成し、ブレーキペダルに及ぼされるスラストを、制御ロッド、プランジャピストン、シミュレータ室、アシストピストンおよびプランジャからなる剛性の結合手段を介して、マスタシリンダのピストンに直接伝達する。
このようにして、ブレーキシステムは、電動パワーブレーキの飽和を超えた強い動力がある場合にブレーキペダルを再作動することができる。このシステムは、さらに、電動パワーブレーキとその油圧部分とが故障した場合はマスタシリンダへの直接の機械的な作動によって、あるいは、電動パワーブレーキだけが故障した場合は「油圧ピストン」を介して、あらゆる安全性を提供する。
別の有利な特徴によれば、シミュレータ室が、パワーブレーキ側では大径ボアから形成され、このボアが、アシストピストンのガイドボアを備えたカバーにより閉鎖され、シミュレータ本体の反対側が、プランジャピストンを収容する小径ボアを含み、小径ボアが、大径ボアと共にショルダを形成し、中間自由ピストンが、大径ボア内でガイドされる。
別の有利な特徴によれば、中間自由ピストンが、周辺カラーを備えた円筒形の空洞からなるカップ形状を有し、円筒形の空洞が、小径ボアの直径にほぼ対応して、ジャンプインスプリングの端部を収容し、カップのカラーが、上記空洞と共に、上記ピストンの反対面で、リターンスプリングの端部を収容する周辺ハウジングを形成し、上記空洞の底部が、プランジャピストンとアシストピストンとの支持面を構成する。
別の有利な特徴によれば、プランジャピストンが、片側で制御ロッドを収容する本体から形成され、反対側では、ジャンプインスプリングを部分的に収容するスリーブによって延長される。
中間自由ピストンとプランジャピストンとに関するこれらの様々な特徴によって、特にコンパクトなブレーキシステムを実現することができる。このシステムは、アクチュエータピストンがシミュレータのケーシング上に移される場合は、さらにコンパクトになる。
別の有利な特徴によれば、本体の小径ボアが、2個の周辺シールにより縁どられた作動液供給溝を含み、この溝が、ブレーキ液リザーバに接続され、スリーブは、プランジャピストンが休止位置にあるとき、液体供給溝の正面に配置されるリングに配分された供給穴を有し、スリーブの内部(シミュレータ室)と液体供給溝との間の連通が、プランジャピストンによるジャンプインの移行後に遮断される。
別の有利な特徴によれば、アシストピストンが、アクチュエータピストン内に収容された駆動カラーと、シミュレータのカバーのボアを貫通してリターンスプリングにより囲まれながらシミュレータ室内に入る閉鎖シリンダとを含み、閉鎖シリンダの底部が、油圧式の非常用モードと機械式の非常用モードとで動作するための支持面を構成する。
これらの様々な特徴は、シミュレータと電動パワーブレーキとからなるアセンブリの小型化に貢献する。
別の有利な特徴によれば、ブレーキシステムが制御回路を含み、また、アシストピストンと中間自由ピストンとの間に含まれるシミュレータ室の後方容積に接続される圧力センサを含んで、この容積内の圧力を検知し、圧力信号を制御回路に伝達し、制御回路が、電磁弁とモータとに接続されて、パワーブレーキの正常な動作と、非常用の様々な動作とを制御する。この制御回路は、ブレーキシステムに固有の制御回路であっても、あるいは、エンジンおよび車両の動作の一般的な管理回路の一部をなすものであってもよい。
さらに、本発明は、上記のような電動パワーブレーキを有するブレーキシステムの管理方法を目的とし、この方法は、正常な動作モードでは、制御回路が、パワーブレーキのモータと、電磁弁とに作用してシミュレータ室とリザーバとを連通させ、制御ロッドとプランジャピストンとの移動によりパワーブレーキを作動可能にし、プッシュロッドは、もっぱらアクチュエータピストンにより駆動され、
パワーブレーキの行程終了時に、プッシュロッドが、油圧式の作動によって押し戻され、電磁弁を閉じてシミュレータ室内の液体容積をブロックし、プランジャピストン、アシストピストン、およびプッシュロッドによってマスタシリンダのピストンにブレーキペダルのスラストを伝達し、
−非常用の油圧式の動作モードでは、制御回路が、電磁弁を閉鎖位置に置いてシミュレータ室とリザーバとの間の流体の連通を遮断し、プッシュロッドが、プランジャピストンの移動、シミュレータ室内で隔離される容積、アシストピストンおよびプッシュロッドによりもっぱら作動され、
非常用の機械的な動作モードでは、制御回路が電磁弁を開放してシミュレータ室とブレーキ液リザーバを連通させることにより、プランジャピストンが中間自由ピストンを介在させながらアシストピストンを直接押すようにし、
非常用の油圧式の動作モードでは、制御回路が電磁弁を閉鎖位置に置いてシミュレータ室とリザーバとの間の流体の連通を遮断し、プッシュロッドが、プランジャピストンの移動、シミュレータ室内で隔離される容積、アシストピストンおよびプッシュロッドによりもっぱら作動されることを特徴とする。
以下、電動パワーブレーキとブレーキシミュレータとを有するブレーキシステムの1つの実施形態と、その変形実施形態とを非常に概略的に示した添付図を用いて、本発明についてさらに詳しく説明する。
本発明によるブレーキシステムの概略図である。図2から図7は、図1のブレーキシステムの様々な動作状態を、ブレーキおよびそのシミュレータの主要部材に限って示す図である。すなわち 休止時またはブレーキの作動開始時、ジャンプイン移行時のブレーキの位置を示す図である。 ジャンプインの終了を示す図である。 電動パワーブレーキによる正常モードでのブレーキの作動および、プランジャピストンとペダルに接続される制御ロッドとに対するリターンスプリングの反力を示す図である。 電動パワーブレーキの作動の終了と、油圧式の動力伝達装置によりプランジャピストンがアシストピッションに及ぼす作用の開始とを示す図である。 アシストモードの終了と、ブレーキペダルに及ぼされる強い作用と、パワーブレーキが故障した場合の非常用の油圧動作モードとを示す図である。 アシストピストンに直接作用するプランジャピストンによって、非常時の制動による非常用の機械動作モードを示す図である。 本発明によるブレーキシステムの変形実施形態を示す図である。
図1によれば、本発明は、電動パワーブレーキ120を備えたブレーキシステムを目的とし、パワーブレーキ120により駆動されるアシストピストン130を介してピストン101に作用することによりマスタシリンダ100を制御し、アシストピストンは、ブレーキペダルPFにより作動される制御ロッド145にプランジャピストン140により接続され、制御される。
説明を簡単にするために、便宜上、前側AV(マスタシリンダ側)と後ろ側AR(ブレーキペダルPF側)の方向と、軸線xxとを選択し、パワーブレーキ、シミュレータおよびマスタシリンダは、この軸線に沿って動作する。
より詳しくは、電動パワーブレーキ120とブレーキマスタシリンダ100とに接続される部分だけを示したブレーキシステムは、ピストン101(プライマリピストン)と、場合によってはセカンダリピストンとを有するマスタシリンダ100、一般にはタンデムマスタシリンダから構成される。マスタシリンダ100は、車輪ブレーキに接続される2個のブレーキ回路C1、C2に加圧ブレーキ液を供給する。マスタシリンダ100は、また、結合手段(図示せず)によってブレーキ液リザーバ110に接続される。マスタシリンダ100は、2個のブレーキ液回路C1、C2の一方または両方のためにブレーキ液を加圧し、マスタシリンダ自体が、パワーブレーキ120により作動される。パワーブレーキは、ブレーキシミュレータ160を介してブレーキペダルPFに及ぼされる作用に結合される制動要求によって始動される。このシミュレータは、ブレーキペダルにおけるブレーキ反力、すなわち、まずはジャンプインを、次いで厳密な意味でのブレーキ反力をシミュレーションする。
電動パワーブレーキ100は、アクチュエータピストン121により支持されるラック125からなるラック駆動部から構成され、ラックは、動力伝達装置127により支持されるピニオン126によって駆動され、動力伝達装置は、電動モータ128により制御される。電動パワーブレーキ120は、後述する様々な信号を受信する制御回路200により制御される。
入力において、ブレーキシステムは、制御ロッド145によりプランジャピストン140に接続されるブレーキペダルPFからなる。プランジャピストン140とマスタシリンダ100は、その一つまたは複数のピストン101とプッシュロッド102とともに軸線xxに沿って一直線に配置される。プランジャピストン140とアクチュエータピストン121との間にブレーキシミュレータ160が配置される。このシミュレータ160は、シミュレータ室162を画定するケーシング161から構成される。シミュレータ室162は、ケーシング161内で、小径のボア162Bに接続される大径のボア162Aから形成される。これらのボアは、軸線xxに同軸であり、相互の間にショルダ163を形成する。
大径のボア162Aは、前側に通じており、この実施形態では、アシストピストン130をガイドするために軸線xxに同軸のボア165を備えたカバー164を収容している。
小径のボア162Bは、後ろ側に通じており、プランジャピストン140を収容する。
中間自由(またはフローティング)ピストン150は、この実施形態によれば、カラー152により縁取られた円筒形の空洞151を有する。この中間自由ピストンは、大径のボア162A内でガイドされてショルダ163に当接することができる。円筒形の空洞151は、小径のボア162Bとほぼ同じ断面を有する。
シミュレータ160の本体内でプランジャピストン140とアシストピストン130とがシミュレータ室162を画定し、このシミュレータ室自体が、中間自由ピストン150によって、後方容積V1と前方容積V2との2つの容積にさらに分割される。
中間自由ピストン150は、プランジャピストン140と共に後方容積V1を画定する。また、アシストピストン130と共に前方容積V2を画定する。シミュレータ室162は、ブレーキ液を収容しており、中間自由ピストン150は、前方容積V1と後方容積V2との2個の容積の間でブレーキ液の制動しながらの通過またはブレーキ液の交換を可能にする較正穴153を備える。
中間自由ピストン150は、ジャンプインスプリング154を介してプランジャピストン140に当接し、リターンスプリング155を介してケーシング161の底部に当接する。利用可能なスペースをスプリングに提供しながら外形寸法を小型化するために、プランジャピストン140は、前側が中間自由ピストン150に向けられるスリーブ141を備えた本体から形成される。ジャンピンスプリング154は、プランジャピストン140のスリーブ141の空洞から主に構成される容積V1内に収容される。
前側にある第2の容積V2は、中間自由ピストン150とアシストピストン130との間に画定される。アシストピストン130は、アクチュエータピストン121内に収容されてピストン121のカラー123の後方に固定されるカラー131から構成される。カラー131は、底部133が中間自由ピストン150に向けられた閉鎖シリンダ132を支持する。このようにして、アシストピストン130は、その大きなシリンダ容積で第2の容積V2に入り、アセンブリが休止しているとき、あるいは正常に動作しているとき、その底部133が中間自由ピストン150の付近にくるようにされる。
アシストピストン130は、アクチュエータピストン121のカラー123のボア123Aを貫通する。カラー123によって、アクチュエータピストン121は、アシストを伴う正常な制動操作のためにアシストピストン130を引っ張ることができる(方向A)。
アクチュエータピストン121によるアシストピストン130の上記駆動は、図1の方向によれば後方から前方に行われる(矢印A)。反対方向において、アシストピストン130とアクチュエータピストン121との結合は自由であり、これは、アクチュエータピストン121が動かずにいる場合、アシストピストン130が矢印Aの方向に移動可能であることを意味する。
大径のボア162Aは、アシストピストン130の円筒部分132の周囲にリターンスプリング155を収容する。このリターンスプリングは、一端が中間自由ピストン150のカラーに当接し、他端が本体161のカバー163に当接する。
アクチュエータピストン121は、マスタシリンダ100のピストン(プライマリピストン)102にアクチュエータピストン130を接続するプッシュロッド102を少なくとも部分的に収容する。
シミュレータ160のチャンバ162は、円筒部分132の周囲の環状空洞に通じる管路L1によってブレーキ液リザーバ110に接続され、リターンスプリング155を収容する。管路L1は、電磁弁170を備えており、この電磁弁は、正常な位置では、すなわち電流が流れていないときは閉じている。電磁弁170は、回路200により制御される。電磁弁は、たとえばスプリング171によって閉鎖位置に戻される。
シミュレータ室162の容積V1、V2は、中間自由ピストン150の空洞151の底部に設けられた1つまたは複数の穴154を介して連通し、その結果、2つの容積が連通して、中間自由ピストンを移動可能にしながら作動液を充填される。円筒形の空洞151の底部には少なくとも1つの穴154が設けられ、この底部がアシストピストン130のシリンダ132の底部133に貼りつかないようにされている。
シミュレータ室162のリザーバ110からのブレーキ液の充填は、電磁弁170が開放位置にあるときは管路L1を介して行われ、あるいは、電磁弁170の上流で、小径ボア162Bの位置に形成された周辺溝166にリザーバ110を接続する管路L2から行われる。周辺溝166は、軸線xxの方向に両側にある2個の周辺シール167によって密封される。プランジャピストン140のスリーブ141は、プランジャピストン140がその休止位置を占有するとき、(管路L2から)ブレーキ液を供給される周辺リングに配置された1つまたは好適には複数の供給穴142を有する。
したがって、休止時には、ブレーキ液リザーバ110と第1の容積V1とが連通しており、第2の容積V2も、中間自由ピストン150の穴154を介して同様にブレーキ液を充填される。
プランジャピストン140が移動するやいなや、管路L2を介したリザーバ110との連通が遮断され、容積V1または容積V2は、もはや管路L2によるリザーバ110と連通を行うことができない。
好適には、電磁弁170は、遮断位置と連通位置とを有する滑り弁式の電磁弁である。
シミュレータ室162をリザーバ110に接続する管路L1は、制御回路200に圧力信号SPを供給する圧力センサ172によって監視される。
そのシステムは、また、モータ128により実現されるサーボ制御運動をプランジャピストンが開始するようにするために、ブレーキペダルPFへの作用下でプランジャピストン140のストローク開始を検知するストロークセンサ146を含んでおり、その場合、モータはラック125を作動し、ラックがアクチュエータピストン121を図1の右側に押し(矢印A)、アシストピニオン130を引っ張り、アシストピニオンが、プッシュロッド102を押して、マスタシリンダ100内にピストン101を押し込み、このようにして、要求された制動圧を形成する。
次に、図2から図7を参照しながらブレーキシステムの動作について説明する。
図2は、制動作用の開始を示す図である。制御ロッド145が、ブレーキペダルにより押され、ストロークセンサ146は、この制動要求を制御回路200に知らせる。制御回路200は、パワーブレーキ120を利用し、パワーブレーキは、そのモータ128を介してアクチュエータピストン121を右側に移動させる(矢印A)。この運動の最中に、シミュレータの第2の容積V2がリザーバ110と連通し、電磁弁170が導通位置におかれる。プランジャピストン140は、ジャンプインスプリング156を押す。
図3は、ジャンプインの終了を示す。すなわち、プランジャピストン140が、ジャンプインスプリング156を圧縮し、それによって、プランジャピストンが中間自由ピストン150に直接当接する。中間自由ピストンは、それ自体が、適切に寸法決定されたリターンスプリング155の作用に従う。
第2の容積V2は、常にブレーキ液リザーバ110と連通しているので、プランジャピストン140の前進に対して、したがってブレーキペダルPFの踏み込み作用に対して著しい抵抗を示すことなくシミュレータ室162内の作動液を吐出することができる。ジャンプインスプリング156のばねの反力だけがブレーキペダルPFの位置で感じ取られる。
図4によれば、ジャンプインの終了時に、プランジャピストン140が中間自由ピストン150に当接し、中間自由ピストン自体が、リターンスプリング155により押し戻され、その場合、リターンスプリングは、プランジャピストン130の前進に対して抵抗を示す唯一の部材である。第2の容積V2は、依然としてリザーバ110と連通している。
図5によれば、電動パワーブレーキ120の行程終了時に、制御回路200が電磁弁170を作動し、電磁弁は、リザーバ110に容積V2を接続する管路L1を遮断する。そのため、シミュレータ室162(容積V1および容積V2)におけるブレーキ液の容積は一定であり、その結果、プランジャピストン140のあらゆる前進が、アシストピストン130の前進となって現れ、双方の運動は、ピストン130、140の断面比により関係付けられる。
これらの図によれば、プランジャピストン140の断面がアシストピストン130の断面よりも小さく(拡大率は約1.3である)、その結果、ストロークの減少または、出力で供給される応力の増加が1.3になる。
図6は、動力モードすなわち上の図に示したモードに続く動作モードを示している。実際、シミュレータ室162の閉じられた容積は、作動液により充填され、原則として圧縮不能であり、あるいは非常に圧縮しにくく、電磁弁170は閉鎖されている。プランジャピストン140に対するスラストは、アシストピストン130のスラストおよび移動となって現れ、アシストピニオン自体が、プッシュロッド102(ここでは図示せず)を介して(図1参照)マスタシリンダ100のピストン101に作用する。マスタシリンダ100内の圧力は上昇し、この圧力が、1つまたは複数のブレーキ回路C1、C2を供給するブレーキ液に伝えられる。
図6は、また、油圧回路は故障していないが電動パワーブレーキ120が故障した場合の非常用の制動モードを示す。
電磁弁170は、リザーバ110にシミュレータ160のチャンバ162を接続する管路L1を遮断する。そのため、制御ロッド145とブレーキペダルPFとにより押されるプランジャピストン140は、シミュレータ160の本体内に閉じ込められた一定容積のブレーキ液を押して、プランジャピストン140の運動をアシストピストン130の運動に変換し、減速することができる。アシストピストン130の運動は、プッシュロッド102(図1)により直接右側につながれ、プッシュロッドがマスタシリンダ100のピストン101に作用する。アクチュエータピストン121は、この運動を妨げない。
図7は、もっぱら機械的なモードの非常動作を示す。電動パワーブレーキ120は故障しており、1つまたは複数の油圧管路L1、L2も故障していると仮定する。大ざっぱにいえば、シミュレータ160内のブレーキ液の容積をもはや一定に保持することができないと仮定している。
そのため、ブレーキ液は、プランジャピストン140の前進に対して如何なる抵抗も示さず、プランジャピストンは、中間自由ピストン150を介してアシストピストン130を直接押す。
プランジャピストン140に対するこのようなスラストは、リターンスプリング155が発生する力に対抗する。
図8は、1つの変形実施形態を示し、この変形実施形態と上記の実施形態との違いは、アクチュエータピストン121が反転位置を占有し、すなわちシミュレータ160のケーシングにかぶさっていることにある。これによって、軸線xxの方向にスペース利得が得られる。このブレーキシステムの他の部材は、上記の部材と同じである。これらの部材には同じ参照符号を付し、その説明を省く。
本発明は、自動車設備用のブレーキシステム産業に用いられる。
100 (タンデム)マスタシリンダ
101 (プライマリ)ピストン
102 プッシュロッド
110 ブレーキ液リザーバ
120 電動パワーブレーキ
121 アクチュエータピストン
122 スリーブ
123 カラー
123A 中央ボア
125 ラック
126 ピニオン
127 動力伝達装置
128 電動モータ
130 アシストピストン
131 カラー
132 閉鎖シリンダ
133 底部
140 プランジャピストン
141 スリーブ
142 供給穴
145 制御ロッド
146 ストロークセンサ
150 中間自由ピストン
151 空洞
152 カラー
153 較正穴
155 リターンスプリング
156 ジャンプインスプリング
160 シミュレータ
161 ケーシング
162 シミュレータ室
162A 大径ボア
162B 小径ボア
163 ショルダ
164 カバー
165 ボア
166 周辺溝
167 シール
170 電磁弁
171 スプリング
172 圧力センサ
200 制御回路
C1、C2 ブレーキ回路
EV 電磁弁
V1 後方容積
V2 前方容積
L1 管路
L2 管路
SP 圧力信号
SE 外部信号
SA 作動信号
PF ブレーキペダル

Claims (9)

  1. 電動パワーブレーキ(120)を有するブレーキシステムであって、このパワーブレーキ(120)により駆動されるプッシュロッド(102)によってマスタシリンダ(100)に制御作用を及ぼして、マスタシリンダのピストン(プライマリピストン)(101)を作動し、パワーブレーキ(120)が、ブレーキペダル(PF)の制御ロッド(145)に接続されたプランジャピストン(140)を備え、この全体が軸線(xx)に沿って設置された、ブレーキシステムにおいて、
    電動パワーブレーキ(120)のアシストピストン(130)とプランジャピストン(140)との間に設置されて、ジャンプインとブレーキペダルにおけるブレーキ反力とをシミュレーションするためのブレーキシミュレータ(160)であって、
    プランジャピストン(140)とアシストピストン(130)との軸線(xx)にあるシミュレータ本体(161)を含み、この本体が、プランジャピストン(140)とアシストピストン(130)とによりシミュレータ本体(161)内に画定されるシミュレータ室(162)を形成し、プランジャピストンとアシストピストンとの間の中間自由ピストン(150)が、作動液を交換しながらこの中間自由ピストンを移動可能にする漏れ穴を有し、前記シミュレータ室(162)を、
    プランジャピストン(140)を有する後方容積(V1)と、
    アシストピストン(130)を有する前方容積(V2)とに分割する、ブレーキシミュレータと、
    ジャンプインスプリング(156)により中間自由ピストン(150)に押しつけられるプランジャピストン(140)であって、中間自由ピストン自体がリターンスプリング(155)によりシミュレータ室(162)の反対側の底部に当接する、プランジャピストン(140)とを有し、
    ジャンプインスプリング(156)が、ブレーキのジャンプインをシミュレーションするように寸法決定され、リターンスプリング(155)が、ブレーキペダル(PF)におけるブレーキ反力をシミュレーションすることを特徴とするブレーキシステム。
  2. シミュレータ室(162)が、制御電磁弁(170)を備える管路(L1)によりリザーバ(110)に接続され、
    ストロークセンサ(146)に接続される制御回路(200)が、ブレーキペダル(PF)により制御されるプランジャピストン(140)の運動を検知して、電動サーボモータ(120)および電磁弁(170)の動作を管理し、
    ブレーキの正常な動作モードでは、電動サーボモータ(128)によるアシストの終了まで電磁弁(170)が管路(L1)を開放し、非常用の機械動作モードでは、プランジャピストン(140)が、中間自由ピストン(150)を中立的に介在させてアシストピストン(130)に当接し、アシストピストン(130)が、プッシュロッド(102)によりマスタシリンダ(100)のピストン(101)を押し、
    電磁弁が、正常な動作ではアシスト終了時に閉鎖され、非常用の油圧動作ではシミュレータ室(162)内で作動液の容積を隔離してプランジャピストン(140)とアシストピストン(130)との間で油圧式の動力伝達装置を構成し、ブレーキペダル(PF)に及ぼされるスラストを、制御ロッド(145)、プランジャピストン(140)、シミュレータ室(162)内の作動液容積、アシストピストン(130)およびプッシュロッド(102)からなる剛性の結合手段を介して、マスタシリンダ(100)のピストン(101)に直接伝達することを特徴とする請求項1に記載のブレーキシステム。
  3. シミュレータ室(162)が、パワーブレーキ(120)側では大径ボア(162Aから形成され、このボアが、アシストピストン(130)のガイドボアを備えたカバーにより閉鎖され、シミュレータ本体の反対側が、プランジャピストン(140)を収容する小径ボア(163B)を含み、小径ボアが、大径ボアと共にショルダ(163)を形成し、
    中間自由ピストン(150)が、大径ボア(162B)内でガイドされることを特徴とする請求項1に記載のブレーキシステム。
  4. 中間自由ピストン(150)が、周辺カラー(152)を備えた円筒形の空洞(151)からなるカップ形状を有し、円筒形の空洞が、小径ボア(162B)の直径にほぼ対応して、ジャンプインスプリング(156)の端部を収容し、カップのカラー(152)が、前記空洞(151)と共に、前記ピストン(150)の反対面で、リターンスプリング(155)の端部を収容する周辺ハウジングを形成し、
    前記空洞(151)の底部が、プランジャピストン(140)とアシストピストン(130)との支持面を構成することを特徴とする請求項3に記載のブレーキシステム。
  5. プランジャピストン(140)が、片側で制御ロッド(145)を収容する本体から形成され、反対側では、ジャンプインスプリング(156)を部分的に収容するスリーブ(141)によって延長されることを特徴とする請求項3に記載のブレーキシステム。
  6. シミュレータ本体(161)の小径ボア(162B)が、2個の周辺シール(167)により縁どられた作動液供給溝(166)を含み、
    前記溝(166)が、(管路L2により)ブレーキ液リザーバ(110)に接続され、
    スリーブ(141)は、プランジャピストン(140)が休止位置にあるとき、液体供給溝(166)の正面に配置されるリング上に配分された供給穴(142)を有し、スリーブ(141)の内部(シミュレータ室(162))と液体供給溝との間の連通が、プランジャピストン(140)によるジャンプインの移行後に遮断されることを特徴とする請求項1、3、または5に記載のブレーキ装置。
  7. アシストピストン(130)が、アクチュエータピストン(121)内に収容された駆動カラー(131)と、シミュレータ(160)のカバーのボア(123A)を貫通してリターンスプリング(155)により囲まれながらシミュレータ室(162)内に入る閉鎖シリンダ(132)とを含み、
    閉鎖シリンダ(132)の底部(133)が、油圧式の非常用モードと機械式の非常用モードとで動作するための支持面を構成することを特徴とする請求項1に記載のブレーキシステム。
  8. 制御回路(200)を含み、また、アシストピストン(130)と中間自由ピストン(150)との間に含まれるシミュレータ室(162)の後方容積(V2)に接続される圧力センサ(172)を含んで、後方容積(V2)内の圧力を検知して圧力信号(SP)を制御回路(200)に伝達し、
    制御回路(200)が、電磁弁(170)と電動サーボモータ(128)とに接続されて、パワーブレーキ(120)の正常な動作と、非常用の様々な動作とを制御することを特徴とする請求項1に記載のブレーキシステム。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の電動パワーブレーキを有するブレーキシステムの管理方法であって、
    正常な動作モードでは、制御回路(200)が、パワーブレーキ(120)の電動サーボモータ(128)と、電磁弁(170)とに作用してシミュレータ室(162)とリザーバ(110)とを連通させ、制御ロッド(145)とプランジャピストン(140)との移動によりパワーブレーキ(120)を作動可能にし、プッシュロッド(102)は、もっぱらアクチュエータピストン(121)により駆動され、
    パワーブレーキ(120)の行程終了時に、プッシュロッド(102)が、油圧式の作動によって押し戻され、電磁弁(170)を閉じてシミュレータ室(162)内の液体容積をブロックし、プランジャピストン(140)、アシストピストン(130)、およびプッシュロッド(102)によってマスタシリンダ(100)のピストン(101)にブレーキペダル(PF)のスラストを伝達し、
    非常用の油圧式の動作モードでは、制御回路(200)が、電磁弁(170)を閉鎖位置に置いてシミュレータ室(162)とリザーバ(110)との間の流体の連通を遮断し、プッシュロッド(102)が、プランジャピストン(140)の移動、シミュレータ室(162)内で隔離される容積、アシストピストン(130)およびプッシュロッド(102)によりもっぱら作動され、
    非常用の機械的な動作モードでは、制御回路(200)が電磁弁(170)を開放してシミュレータ室(162)とブレーキ液リザーバ(110)を連通させることにより、プランジャピストン(140)が中間自由ピストン(150)を介在させながらアシストピストン(130)を直接押すようにし、
    非常用の油圧式の動作モードでは、制御回路(200)が電磁弁(170)を閉鎖位置に置いてシミュレータ室(162)とリザーバ(110)との間の流体の連通を遮断し、プッシュロッド(102)が、プランジャピストン(140)の移動、シミュレータ室(162)内で隔離される容積、アシストピストン(130)およびプッシュロッド(102)により、もっぱら作動されることを特徴とする方法。
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