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JP2013204191A - 姿勢補整衣類 - Google Patents

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JP2013204191A JP2012074564A JP2012074564A JP2013204191A JP 2013204191 A JP2013204191 A JP 2013204191A JP 2012074564 A JP2012074564 A JP 2012074564A JP 2012074564 A JP2012074564 A JP 2012074564A JP 2013204191 A JP2013204191 A JP 2013204191A
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Abstract

【課題】長時間にわたって意識することなく、着座時の姿勢を整えることが可能な姿勢補整衣類を提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る姿勢補整衣類1は、着座時の姿勢を整えるためのものである。姿勢補整衣類1は、股部から後側へ延び、大転子近傍を経由して、上前腸骨棘側へ至る部分を覆うように、本体部10に形成され、本体部10よりも強い緊締力を有する第1臀部緊締部40と、第1臀部緊締部40のヒップトップ側を経由して、脇側へ至るように、本体部10に形成され、本体部10よりも強い緊締力を有する第2臀部緊締部50と、第1臀部緊締部40及び第2臀部緊締部50の緊締力によって、本体部10がずり下がらないように、第1臀部緊締部40及び第2臀部緊締部50の上側に形成され、本体部10の腰部周辺部分を締め付ける支持部とを備え、第2臀部緊締部50は、股部側よりも脇側の方が第1臀部緊締部40との間の距離が離れるように形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、姿勢補整衣類に関するものである。
従来、腹部、腹部脇側、臀部等の体型をスッキリと整える補整衣類が知られている。特許文献1には、この種の補整衣類としてガードルが開示されている。このガードル10は、腹部押さえ用の第一当て布15と、腹部脇側押さえ用の第二当て布16と、腹部脇側押さえ用兼ヒップアップ用の第三当て布17とを備える。
第一当て布15は、前部中央部に配置されている。第二当て布16は、腹部両側から後部側全周にわたって配置され、前部側では下端縁が上向き傾斜して上前腸骨棘、下前腸骨棘、腸骨稜を覆う位置に配置され、後部側では下端縁が上後腸骨棘を覆う位置に配置されている。第三当て布17は、腹部両側から後部側へ延在し、後部ではヒップの外周に沿って大腿部付け根の内側に向かって円弧状に下方傾斜している。
特開2010−255148号公報
ところで、本願発明者らの調査によれば、体型をスッキリと整えることの他に、姿勢をきれいに整えることを意識する人が多い。例えば、デスクワークが多い20代〜50代の女性において、座っているときの姿勢をきれいに見せたい傾向があり、背筋を伸ばして座ることを意識する傾向がある。しかしながら、長時間にわたって意識し続けることは困難である。
そこで、本発明は、長時間にわたって意識することなく、着座時の姿勢を整えることが可能な姿勢補整衣類を提供することを目的としている。
本発明の姿勢補整衣類は、着座時の姿勢を整えるためのものである。この姿勢補整衣類は、少なくとも臀部を覆う本体部と、股部から後側へ延び、大転子近傍を経由して、上前腸骨棘側へ至る部分を覆うように、本体部に形成され、本体部よりも強い緊締力を有する第1臀部緊締部と、第1臀部緊締部のヒップトップ側を経由して脇側へ至るように本体部に形成され、本体部よりも強い緊締力を有する第2臀部緊締部と、第1臀部緊締部及び第2臀部緊締部の緊締力によって、本体部がずり下がらないように第1臀部緊締部及び第2臀部緊締部の上側に形成され、本体部の腰部周辺部分を締め付ける支持部と、を備え、前記第2臀部緊締部は、股部側よりも脇側の方が前記第1緊締部との間の距離が離れるように形成されている。
着座時、骨盤が背面側に傾き、背中が丸まった姿勢になる傾向がある。また、着座時、臀部の贅肉(ボリューム)は、背面側において座面側へ下がると共に、横(水平方向)に広がる傾向がある。
また、本願発明者らの研究によれば、着座動作中に臀部のボリュームが座面と骨盤との間にあまり入り込まないように、着座時の臀部のボリュームの移動を規制することによって、着座時の姿勢を整えることができるとの知見を得た。
この姿勢補整衣類によれば、着座時、臀部が横に広がることに起因して第1臀部緊締部が長手方向に伸び、その反発力として第1臀部緊締部には長手方向に縮む力が発生する。この長手方向に縮む力を利用して、第1臀部緊締部は、着座時に横に広がる坐骨近傍の臀部のボリュームが座面側へ移動しないように、緊締力を作用させることができる。
一方、着座動作中、臀部のボリュームは、水平方向とは異なり、上下方向にはあまり長さが変化しない。
そこで、第1臀部緊締部とは別に、ヒップトップ側に設けられた第2臀部緊締部によって、第1臀部緊締部よりもヒップトップ側の臀部のボリュームを保持する。これにより、着座動作中に臀部のボリュームは座面側へ下がらないように高い位置で保持される。
また、この姿勢補整衣類によれば、着座時に、第1及び第2臀部緊締部が上下方向に作用させる緊締力によって、恥骨を支点に骨盤を前傾させる。
このように、坐骨近傍の臀部のボリュームの座面側への移動を規制するとともに、ヒップトップ周辺のボリュームを高い位置に保持するとともに、上記の骨盤前傾作用によって美しい着座姿勢を保持することができる。
上記した支持部は、本体部の後側及び脇側において、腸骨稜又はその上方に沿って延在し、本体部よりも強い緊締力を有する腰部緊締部を形成することが好ましい。
これにより、骨盤を前傾させるように仙腸関節(腰)を正面側に押し出すことができるため、着座時の姿勢を整えることが好ましい。
上記した姿勢補整衣類は、腹部を覆うように形成され、腰部緊締部と連結された本体部よりも強い緊締力を有する腹部緊締部を更に備えることが好ましい。
これによれば、腹部緊締部によって、腹圧がかかりやすくなる。その結果、着座時の体型を更に整えることが可能である。また、腰部緊締部、第1臀部緊締部及び第2臀部緊締部による上記骨盤前傾作用により、前方に倒れないように腹圧をかけることができる。また、腹部緊締部が腰部緊締部と結合しているので、腰部緊締部の上記骨盤前傾作用を補助することができ、更には第1臀部緊締部及び第2臀部緊締部の上記骨盤前傾作用を補助することができる。
本発明によれば、長時間にわたって意識することなく、着座時の姿勢を整えることができる。
本発明の実施形態に係るガードルの裏側を前側から示す正面図である。 本発明の実施形態に係るガードルの裏側を脇側から示す側面図である。 本発明の実施形態に係るガードルの裏側を後側から示す背面図である。 本発明の実施形態に係るガードルの裏側を股側から示す図である。 人体の骨格構造を前側から示す図である。 人体の骨格構造を脇側から示す図である。 人体の骨格構造を背側から示す図である。 立位姿勢(a)、座位姿勢(b)を脇側から撮影した結果を忠実に示す図である。 座位姿勢を脇側から撮影した結果を忠実に示す図(a)と、そのときの座圧を示す図(b)とである。 立位時の臀部(a)、座位時の臀部(b)を後側から撮影した結果を忠実に示す図である。 本実施形態のガードルを着用したときの座位姿勢を脇側から撮影した結果を忠実に示す図(a)と、そのときの座圧を示す図(b)とである。 本実施形態のガードルの作用を説明するための骨盤を脇側から示す図(a)と、着用状態を後下側から示す図(b)と、着用状態を脇側から示す図(c)とである。 第1比較例のガードル1を着用したときのモニタ2名の座位姿勢の撮影結果を忠実に示す図(a),(d)と、本実施例を着用したときのモニタ2名の座位姿勢の撮影結果を忠実に示す図(b),(e)と、第2比較例を着用したときのモニタ2名の座位姿勢の撮影結果を忠実に示す図(c),(f)とである。 本実施例、第1比較例及び第2比較例をそれぞれ着用したときのモニタ4名の骨盤傾斜角度の測定結果を示す図(a)と、本実施例、第1比較例及び第2比較例をそれぞれ着用したときのモニタ4名の腰椎角度の測定結果を示す図(b)と、同一の評価をモニタ4名に実施し、第1の比較例に対して骨盤前傾効果、腰椎前湾効果があった人数を示す図(c)とである。 本実施例、第1比較例及び第2比較例をそれぞれ着用したときのモニタ6名の座圧面積の左右差の測定結果を示す図(a)と、本実施例、第1比較例及び第2比較例をそれぞれ着用したときのモニタ6名の座圧面積の測定結果を示す図(b)と、同一の評価をモニタ6名に実施し、第1比較例に対して座圧左右差低減効果、座圧面積低減効果があった人数を示す図(c)とである。 第1比較例のガードルを着用し、着座した直後、着座5分後、及び、着座10分後の座位姿勢の撮影結果を忠実に示す図(a)〜(c)と、本実施例のガードルを着用し、着座した直後、着座5分後、及び、着座10分後の座位姿勢の撮影結果を忠実に示す図(d)〜(f)である。 本発明の実施例を着用したときの立位、座位、及び、中腰(座りかけ)における各部寸法を測定した測定結果を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。
図1は、本発明の実施形態に係るガードルの裏(肌)側(着用者の肌に接する内側)を前(正面)側から示す正面図であり、図2は、本発明の実施形態に係るガードルの裏側を脇(右側面)側から示す側面図である。また、図3は、本発明の実施形態に係るガードルの裏側を後(背面)側から示す背面図であり、図4は、本発明の実施形態に係るガードルの裏側を股側から示す図である。図1〜4に示すガードル1は、着用者の腹部、臀部及び大腿部を覆うロングタイプのガードルであり、本体部10と、腹部緊締部20と、腰部緊締部(支持部)30と、第1臀部緊締部40と、第2臀部緊締部50とを備えている。
本体部10は、着用者の腹部、臀部及び大腿部を覆い、腹部、臀部及び大腿部に対して密着性を有している。例えば、本体部10には、伸縮性を有するツーウェイラッセル素材が適用される。本実施形態では、本体部10の股部分(クロッチ部分)には、別布からなるクロッチ部11が形成されており、本体部10の上辺縁部分(ウエスト部分)には、ウエストゴムや別布が縫着されてウエスト部12が形成されている。また、本体部10の後中心部分(臀裂部分)には、テープ部材や別布が縫着されて臀裂部13が形成されている。これにより、着用時のクロッチ部分、ウエスト部分、及び、臀裂部分のフィット感を向上させることができる。本体部10の裏側には、腹部緊締部20、腰部緊締部30、第1臀部緊締部40、及び、第2臀部緊締部50が部分的に設けられている。
腹部緊締部20、腰部緊締部30、第1臀部緊締部40、及び、第2臀部緊締部50は、本体部10の緊締力よりも強い緊締力を有している。例えば、腹部緊締部20、腰部緊締部30、第1臀部緊締部40、及び、第2臀部緊締部50は、パワーネット等の当て布を本体部10に取り付けて形成される。以下では、図1〜4に加えて、図5〜7に示す人体の骨格構造の前側図、脇側図、及び、背側図も適宜参照しながら説明することとする。
腹部緊締部20は、ウエスト部12の下方からクロッチ部11までにわたって設けられている。腹部緊締部20は、着用者の腹部から恥骨101までを覆うように逆三角形状に形成されており、下辺部21がクロッチ部11とともに本体部10に縫着され、左辺部22及び右辺部23も本体部10に縫着されている。このようにして、腹部緊締部20は、腹部(特に、下腹部)の出っ張りを補整するように作用する。また、腹部緊締部20の上辺部24が縫着されていないので、補整したお肉のスムージングが可能である。
なお、本実施形態では、腹部緊締部20は、ウエスト部12の下方に設けられているが、ウエスト部12まで設けられてもよい。この場合、腹部緊締部20の上辺部24は、ウエスト部12とともに本体部10に縫着されてもよい。また、本実施形態では、左辺部22及び右辺部23からウエスト部12まで延長して縫っているが、このような形態に限定されない。
腰部緊締部30は、帯状の一対の腰部緊締部30L,30Rからなる。左側腰部緊締部30Lの一端31Lは、腹部緊締部20の左辺部22の上部とともに本体部10に縫着されている。左側腰部緊締部30Lは、腹部緊締部20の左辺部22の上部から脇側斜め上方へ向けて延びており、更に、ウエスト部12に沿って後側へ向けて延びている。左側腰部緊締部30Lの他端32Lは、臀裂部13の上部とともに本体部10に縫着されている。また、左側腰部緊締部30Lの上辺部及び下辺部も本体部10に縫着されている。
同様に、右側腰部緊締部30Rの一端31Rは、腹部緊締部20の右辺部23の上部とともに本体部10に縫着されている。右側腰部緊締部30Rは、腹部緊締部20の右辺部23の上部から脇側斜め上方へ向けて延びており、更に、ウエスト部12に沿って後側へ向けて延びている。右側腰部緊締部30Rの他端32Rは、臀裂部13の上部とともに本体部10に縫着されている。また、右側腰部緊締部30Rの上辺部及び下辺部も本体部10に縫着されている。
このようにして、腰部緊締部30は、本体部10の後側及び脇側において、腸骨稜102を覆うように延在する。なお、着用者によって、腰部緊締部30は、腸骨稜102の上方に位置することもある。
なお、本実施形態では、腰部緊締部30を支持部として備える例を挙げているが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、仕様に応じて、腰部緊締部を設ける代わりに、第1臀部緊締部40、第2臀部緊締部50のずり下がりを防止する部分を上端側(52R、52L、42R、42L)にそれぞれ支持部として設けるようにしてもよい。より具体的には。上記の上端側(52R、52L、42R、42L)周辺の本体部10に樹脂材を塗布し、着用状態で滑り難くする、あるいは、上記の上端側(52R、52L、42R、42L)周辺の本体部10に伸縮性の低い素材をそれぞれ取り付けることによって部分的に滑り難くすることも考えられる。この場合にも、本実施形態と同様に着座の際における姿勢補整効果を得ることができる。また、腰部緊締部を設ける代わりに、ウエスト部12の締め付け力を大きくして本発明の支持部として用いることも考えられる。この場合には、第1臀部緊締部40、第2臀部緊締部50をウエスト部12と連結されるように形成することによって、本実施形態と同様に着座の際における姿勢補整効果を得ることができる。また、この場合には、ウエスト部12は、より幅広の構成とすることが、締め付け力を大きくできるため好適である。
第1臀部緊締部40は、帯状の一対の第1臀部緊締部40L,40Rからなる。第1左側臀部緊締部40Lの一端41Lは、クロッチ部11の左辺部とともに本体部10に縫着されている。第1左側臀部緊締部40Lは、クロッチ部11の左辺部から後側へ向けて延びており、更に、脇側斜め上方へ向けて延びている。第1左側臀部緊締部40Lの他端42Lは、腹部緊締部20の下辺部とともに本体部10に縫着されている。また、第1左側臀部緊締部40Lの上辺部及び下辺部も本体部10に縫着されている。
同様に、第1右側臀部緊締部40Rの一端41Rは、クロッチ部11の右辺部とともに本体部10に縫着されている。第1右側臀部緊締部40Rは、クロッチ部11の右辺部から後側へ向けて延びており、更に、脇側斜め上方へ向けて延びている。第1右側臀部緊締部40Rの他端42Rは、腹部緊締部20の下辺部とともに本体部10に縫着されている。また、第1右側臀部緊締部40Rの上辺部及び下辺部も本体部10に縫着されている。
より具体的には、第1左側臀部緊締部40L、及び、第1右側臀部緊締部40Rは、恥骨101から股部を通って後側へ延び(図5〜6参照)、後側において脇側斜め上方へ向けて(大転子104へ向けて)延び(図7参照)、脇側において坐骨103及び大転子104を通り(図6参照)、前側において上前腸骨棘105を通り(図5参照)、腰部緊締部30L、30Rにそれぞれ至る。
第2臀部緊締部50は、帯状の一対の第2臀部緊締部50L,50Rからなる。第2左側臀部緊締部50Lの一端51Lは、クロッチ部11の左辺部及び臀裂部13の下部とともに本体部10に縫着されている。第2左側臀部緊締部50Lは、クロッチ部11の左辺部及び臀裂部13の下部から後側へ向けて延びており、更に、脇側斜め上方へ向けて延びている。第2左側臀部緊締部50Lの他端52Lは、腹部緊締部20の下辺部とともに本体部10に縫着されている。また、第2左側臀部緊締部50Lの上辺部及び下辺部も本体部10に縫着されている。
なお、本実施形態では、第2臀部緊締部50は、左右の大転子を通る垂直な仮想線L3よりも背面側で腰部緊締部30に連結される例を挙げているが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、ガードルの仕様に応じて、仮想線L3と腰部緊締部30が交差する位置近傍で、第2臀部緊締部50が腰部緊締部30に連結されるようにしても良い。また、図3に示す仮想線L1、L2は、左右両脚の中央を通る垂直な直線であるが、第2臀部緊締部50L、50Rが腰部緊締部30に連結される位置がそれぞれ仮想線L1、L2近傍の位置となるようにしても良い。この場合にも、本実施形態に係るガードルと同様の効果を得ることができる。
第2右側臀部緊締部50Rの一端51Rは、クロッチ部11の右辺部及び臀裂部13の下部とともに本体部10に縫着されている。第2右側臀部緊締部50Rは、クロッチ部11の右辺部及び臀裂部13の下部から後側へ向けて延びており、更に、脇側斜め上方へ向けて延びている。第2右側臀部緊締部50Rの他端52Rは、腹部緊締部20の下辺部とともに本体部10に縫着されている。また、第2右側臀部緊締部50Rの上辺部及び下辺部も本体部10に縫着されている。
より具体的には、第2左側臀部緊締部50L、及び、第2右側臀部緊締部50Rは、恥骨101から股部を通って後側へ延び(図5〜6参照)、後側において脇側斜め上方へ向けて(ヒップトップTへ向けて)延び、ヒップトップT近傍を通り、後側から脇側において上後腸骨棘106と上前腸骨棘105との間を通り(図7〜6参照)、腰部緊締部30L、30Rにそれぞれ至る。
このように、第2左側臀部緊締部50Lは、第1左側臀部緊締部40Lよりも後中心側に位置し、上方に位置する部分ほど第1左側臀部緊締部40Lから離間している。同様に、第2右側臀部緊締部50Rは、第1右側臀部緊締部40Rよりも後中心側に位置し、上方に位置する部分ほど第1右側臀部緊締部40Rから離間している。
なお、本実施形態では、第2臀部緊締部50L、50Rは、上方に位置する部分ほど第1臀部緊締部40L、40Rから離間するように形成される例を挙げているが、本発明は、これに限定されるものではない。商品の仕様に応じて、双方の緊締部(40L、40R、50L、50R)の距離が、部分的に上方に位置する部分同士の方が接近する、あるいは、変わらない部分があっても、双方の緊締部(40L、40R、50L、50R)の全体的な位置関係が本体部10の股部側よりも脇側の方が離間していれば良い。この場合にも本実施形態と同様の効果を得ることができる。
ここで、図8(a)、(b)に、立位姿勢、座位姿勢を脇側から撮影した結果を忠実に示す。また、図8(a)、(b)には、骨盤(坐骨103及び大転子104、上前腸骨棘105、上後腸骨棘106)の位置を示す。図8(a)、(b)によれば、立位時に比べて、座位時には、骨盤が後ろに傾く傾向があることがわかる。
図9(a)は、骨盤が後傾した着座姿勢を忠実に示す図である。このように、骨盤が後傾した、いわゆる、へたり腰の姿勢では、座位時、背中が丸まった姿勢になる傾向がある。
また、図9(b)に、図9(a)の姿勢のときの座圧の分布状況を示す。図9(b)では、座圧の高低を色の濃淡で示し、色の濃い領域に囲まれている部分が座圧の発生している部分であること示している。
また、図10(a)、(b)に、立位時の臀部、座位時の臀部を後側から撮影した結果を忠実に示す。図10(a)、(b)には、同一の長さの矢印を記す。図10(a)、(b)によれば、立位時に比べて、座位時には、臀部のお肉(ボリューム)は、横に広がる傾向があることがわかる。
本実施形態のガードル1によれば、着座時、臀部が横に広がることに起因して第1臀部緊締部40が長手方向に伸び、その反発力として第1臀部緊締部40には長手方向に縮む力が発生する。この長手方向に縮む力を利用して、第1臀部緊締部40は、着座時に横に広がる坐骨近傍の臀部のボリュームを持ち上げることができる。
また、着座動作中、臀部のボリュームは、横方向には広がるものの、縦方向には横方向のように大きく広がることは無い。
このため、本実施形態では、第1臀部緊締部40よりも上方に位置する第2臀部緊締部50によって、ヒップトップ周辺の臀部のボリュームを保持させている。
このように、着座動作時における臀部の広がりの大きい臀部下部の坐骨近傍のボリュームと、変化が相対的に少ないヒップトップ周辺の臀部のボリュームをそれぞれ別々に保持する。
この結果、着座動作時における臀部のボリュームの変化に応じて緊締力を作用させ、臀部のボリュームを補整することができる。
第2臀部緊締部50が長手方向に伸び、その反発力として第2臀部緊締部50には長手方向に縮む力が発生する。この長手方向に縮む力を利用して、第2臀部緊締部50は、着座時に後側において下がる接地近傍の臀部のボリュームをヒップトップ近傍へ持ち上げることができる。これにより、図11(b)に示すように、着座時に座面側に入り込む臀部のボリュームが軽減され、座圧面積が小さくなる。図9(b)に示す骨盤後傾状態の座圧面積と比較して臀部の座圧面積が小さくなる。図11(b)は、後述する図11(a)の姿勢のときの座圧の分布状況を示す図である。ここで、座圧面積とは、座面の中で一定の圧力よりも高い圧力が測定された面積を意味し、座圧面積が大きいと接地面積が大きいことを示し、反対に座圧面積が小さいと接地面積が小さいことを示す。
また、腹部緊締部20によって、腹部から恥骨までを押さえて腹圧がかかりやすくなる。その結果、着座時の体型を更に整えることが可能である。
また、本実施形態のガードル1によれば、図12(a)〜(b)に示すように、(i)着座時に長手方向に縮む力を利用して、第1臀部緊締部40及び第2臀部緊締部50は、恥骨101を支点に、坐骨103及び腸骨105,106、すなわち骨盤を前傾させるように付勢する。また、(ii)腰部緊締部30の付勢力によって、仙腸関節(腰)が前側に付勢され、上記の第1臀部緊締部40、第2臀部緊締部50の付勢力と協働して骨盤を前傾させるように、仙腸関節(腰)を前側に押される。これにより、図11(a)に示すように、長時間にわたって意識することなく、着座時の姿勢を整えることができる。図11(a)は、座位姿勢を脇側から撮影した結果を忠実に示す図である。
また、図12(a),(c)に示すように、(iii)腹部緊締部20は、腰部緊締部30、第1臀部緊締部40及び第2臀部緊締部50による上記骨盤前傾作用により、前方に倒れないように腹圧をかけることができる。また、腹部緊締部20が腰部緊締部30と結合しているので、腰部緊締部30の上記骨盤前傾作用を補助することができ、更には第1臀部緊締部40及び第2臀部緊締部50の上記骨盤前傾作用を補助することができる。
ところで、第1臀部緊締部40と第2臀部緊締部50とを1本の幅広緊締部とすると(上記特許文献1に相当)、第1臀部緊締部40と第2臀部緊締部50とがそれぞれ覆う臀部のボリュームの変化の態様が異なるため、緊締力を充分作用させることができない。
これに対し、本実施形態のガードル1によれば、第1臀部緊締部40と第2臀部緊締部50とが協働して臀部のボリュームを保持するとともに、骨盤前傾作用を生じさせることによって、上述の姿勢補整機能を発揮することができる。
なお、本発明は上記した本実施形態に限定されることなく種々の変形が可能である。例えば、本実施形態では、腹部緊締部、腰部緊締部、第1臀部緊締部、及び、第2臀部緊締部にパワーネット素材が適用されたが、腹部緊締部、腰部緊締部、第1臀部緊締部、及び、第2臀部緊締部の素材はこれに限定されない。例えば、サテンパワーネット素材、トリコネット素材等が適用されてもよい。また、本実施形態では、本体部にツーウェイラッセル素材が適用されたが、本体部の素材はこれに限定されない。例えば、本体部にはベア天竺等が適用されてもよい。
また、本実施形態では、腹部緊締部、腰部緊締部、第1臀部緊締部、及び、第2臀部緊締部を本体部の裏側に設けたが、本体部の表側(着用者の肌に接しない外側)に設けてもよい。
また、本実施形態では、腹部緊締部、腰部緊締部、第1臀部緊締部、及び、第2臀部緊締部を本体部に当て布として縫着する一例を示したが、腹部緊締部、腰部緊締部、第1臀部緊締部、及び、第2臀部緊締部の当て布は複数の生地により構成しても良く、また、縫着でなく接着剤等で貼り付けてもよい。また、腹部緊締部、腰部緊締部、第1臀部緊締部、及び、第2臀部緊締部は、縦編素材や丸編素材の編組織を変化させたり、オパール(抜触)加工を施すことによって形成されてもよいし、ポリエステルやウレタン等の樹脂を本体部に塗布することによって形成してもよい(樹脂加工)。
なお、上記実施形態では、腹部緊締部20が本体部10に設けられている例を挙げているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、商品の仕様に応じて腹部緊締部20を設けないものとしても良い。この場合にも上記実施形態におけるガードル1と同様に着座の際における姿勢補整効果を得ることができる。
また、本実施形態では、ロングタイプのガードルを例示したが、本発明の特徴は、ショートタイプのガードルや、種々の丈長さのものにも適用可能である。
また、本実施形態及び変形例の特徴は、ガードル(ファンデーション)以外でも、ショーツ、パンティストッキング、レギンス、スパッツ、タイツ、スポーツ用タイツ、水着、レオタード、ボディスーツ、パンツ等のように臀部を覆うボトム衣類であればすべてに適用可能である。なお、アウターに適用する場合、本実施形態及び変形例のボトム衣類を内側に内蔵してもよい。
図1〜図4に示す本発明の実施形態のガードル1を実施例として製作し、以下の評価を行った。
本実施例に対して対比を行った第1比較例及び第2比較例の特徴及び仕様は次のとおりである。
第1比較例:本実施例のガードル1において、腹部緊締部20、腰部緊締部30、第1臀部緊締部40、及び、第2臀部緊締部50を備えないタイプのガードルである。
第2比較例:本実施例のガードル1において、第1臀部緊締部40と第2臀部緊締部50との間にも同様の当て布を設けたタイプのガードル、換言すれば、第1臀部緊締部及び第2臀部緊締部を1本の幅広緊締部とするタイプのガードルである(特許文献1に相当)。
[評価1]
本評価では、本発明の実施例及び各比較例を着用したときの座位姿勢を脇側から撮影した。これらの撮影結果を図13に忠実に示す。図13(a)、(d)は、第1比較例のガードル1を着用したときのモニタ2名の座位姿勢の撮影結果を忠実に示す図であり、図13(b)、(e)は、本実施例を着用したときのモニタ2名の座位姿勢の撮影結果を忠実に示す図であり、図13(c)、(f)は、第2比較例を着用したときのモニタ2名の座位姿勢の撮影結果を忠実に示す図である。
図13(a)、(d)、(c)、(f)によれば、第1比較例及び第2比較例では、骨盤が後傾し、背中が丸まっていることがわかる。一方、図13(b)、(e)によれば、本実施例では、骨盤が前傾し、姿勢がよくなっていることがわかる。
[評価2]
本評価では、本発明の実施例及び各比較例を着用したときの座位姿勢における脊柱角度(骨盤傾斜角度、腰椎角度)を測定した。これらの測定結果を図14に示す。図14(a)は、本実施例、第1比較例及び第2比較例をそれぞれ着用したときのモニタ4名の骨盤傾斜角度の測定値の平均値を示す図であり、値が大きいほど骨盤が前傾していることを示す。図14(b)は、本実施例、第1比較例及び第2比較例をそれぞれ着用したときのモニタ4名の腰椎角度の測定値の平均値を示す図であり、値が小さいほど腰椎が前湾していることを示す。図14(c)は、同一の評価をモニタ4名に実施し、第1比較例に対して骨盤前傾効果、腰椎前湾効果があった人数を示す図である。
図14(a)〜(c)によれば、本実施例では、第1及び第2の比較例と比較して、座位時に、骨盤を前傾させ、腰椎を前湾させることができることがわかる。すなわち、本実施例では、第1比較例及び第2比較例と比較して、座位時の姿勢補整効果が大きいことがわかる。
また、本評価では、本発明の実施例及び各比較例を着用したときの座位姿勢における座圧を測定した。これらの測定結果を図15に示す。図15(a)は、本実施例、第1比較例及び第2比較例をそれぞれ着用したときのモニタ6名の座圧面積の左右差の割合の平均値を示す図であり、値が小さいほど左右バランスがよく、姿勢がよいことを示す。なお、上記割合の算出は、左右それぞれの臀部の座圧面積の差分の絶対値を左右臀部全体の座圧面積で割ることによって各モニタごとに算出し、この算出された値のモニタ6名の平均値を図中に示している。単位は百分率[%]である。
同様に、図15(b)は、本実施例、第1比較例及び第2比較例をそれぞれ着用したときのモニタ6名の座圧面積の測定値の平均値を示す図であり、値が小さいほど骨盤の後傾が少なく、いわゆる、骨盤が立った状態であることを示す。なお、単位は平方センチメートルとして示している。図15(c)は、同一の評価をモニタ6名に実施し、第1比較例に対して座圧左右差低減効果、座圧面積低減効果があった人数を示す図である。
図15(a)〜(c)によれば、本実施例では、第1比較例及び第2比較例と比較して、座位時に、姿勢の補整効果が高いことがわかる。
[評価3]
本評価では、本発明の実施例及び第1比較例を着用したときの座位姿勢を脇側から撮影した。これらの撮影結果を図16に忠実に示す。図16(a)〜(c)は、それぞれ、第1比較例のガードルを着用し、着座した直後、着座5分後、及び、着座10分後の座位姿勢の撮影結果を忠実に示す図であり、図16(d)〜(f)は、それぞれ、本実施例のガードル1を着用し、着座した直後、着座5分後、及び、着座10分後の座位姿勢の撮影結果を忠実に示す図である。
図16(a)〜(c)によれば、第1及び第2の比較例では、時間が経つにつれて、骨盤が後傾し、背中が丸まってしまうことがわかる。一方、図16(d)〜(f)によれば、本実施例では、時間が経っても、骨盤の前傾を維持し、姿勢補整を維持できることがわかる。このように、本実施例では、長時間にわたって意識することなく、着座時の姿勢を整えることができた。
[評価4]
本評価では、本発明の実施例を着用したときの立位、座位、及び、中位(座りかけた状態を意味する)における各部寸法を測定した。これらの測定結果を図17に示す。なお、座位については、良い姿勢(すなわち骨盤が前傾した姿勢)と、骨盤後傾姿勢とについてそれぞれ示している。
図17(a)、(b)において、符号A〜Gを付して示す欄は、測定部位をそれぞれ示している。図17(b)は、図17(a)の立位における各測定値を基準とした差分を示している。図17(a)、(b)において、数値はいずれもcmで示している。
符号Aで示す欄は、第1右側臀部緊締部40Rのクロッチ部11側の端部から大転子103を覆う部分(図6参照)までの長さを示す。符号Bで示す欄は、第1右側臀部緊締部40Rの上記大転子103を覆う部分から他端42Rまでの長さを示す。符号Cで示す欄は、第1右側臀部緊締部40Rの全長を示す。符号Dで示す欄は、第2右側臀部緊締部50Rの全長を示す。符号Eで示す欄は、ヒップトップTを経由して左右の大転子に至る長さを示すものである。符号Fで示す欄は、臀部上において座面と水平を成す左右の大転子を結ぶ直線の長さを示すものである。符号Gで示す欄は、臀部上における右臀部の大転子から仙骨(すなわち臀裂)までの長さを示す。立位において大転子から水平に引いた仮想線が臀裂と交わる位置と、大転子との間の長さを、座位(良い姿勢)、座位(骨盤後傾姿勢、いわゆる、へたり腰)、中位においてそれぞれ測定している。
図17の符号Dの欄(第2右側臀部緊締部50Rの全長)に着目すると、第2臀部緊締部50Rは、中位において、最大値の32.3cmを示しており、立位から3.1cm引き伸ばされていることが分かる。なお、第2右側臀部緊締部50Rの非着用時における全長は、約21cmである。
これに対し、符号Cの欄(第1右側臀部緊締部40Rの全長)に着目すると、立位において、最大値の31.2cmを示しており、中位、座位における値はいずれも、これよりも小さな値を示している。なお、第1右側臀部緊締部40Rの非着用時における全長は、約29cmである。
一方、符号Fで示す欄(座面と水平を成す左右の大転子を結ぶ直線の長さ)は、立位から中位にかけて2.1cm伸びている。中位から座位(良い姿勢)にかけては、3cm伸びている。
このように、立位から座位へ姿勢が変化する過程において、臀部は水平方向に広がっている。そして、第2右側臀部緊締部50Rは、臀部の水平方向への伸びが大きくなるのに応じて大きな反発力を生じる。これにより、着座する際に姿勢変化に伴って、第2右側臀部緊締部50R周辺の臀部のボリュームが着座した際に座面側へ移動することを抑制している。
これに対して、符号Cで示す欄(第1右側臀部緊締部40R)に着目すると、立位よりも座位の方が多少ではあるが伸びが少ないことが分かる。このように、第1右側臀部緊締部40R周辺では、第2右側臀部緊締部50Rとは異なる伸び方が認められる。
すなわち、第1右側臀部緊締部40Rは、立位から座位への姿勢変化の過程において、同程度の緊締力を持続的に作用させることで臀部のボリュームを骨盤側へ付勢している。これにより、ヒップトップT周辺のボリュームが座面側へ垂れてしまわなように保持している。
ここで、これらの作用は、第1臀部緊締部と第2臀部緊締部とが分離しているからこそ得られるものである。すなわち、着座動作中に衣類の臀部部分が横方向に伸びることを阻害することがなく、第1臀部緊締部及び第2臀部緊締部が長手方向に縮む力を効果的に臀部のボリュームに対して作用させることができる。
1…ガードル(姿勢補整衣類)、10…本体部、11…クロッチ部、12…ウエスト部、13…臀裂部、20…腹部緊締部、30…腰部緊締部(支持部)、30L…左側腰部緊締部、30R…右側腰部緊締部、40…第1臀部緊締部、40L…第1左側臀部緊締部、40R…第1右側臀部緊締部、50…第2臀部緊締部、50L…第2左側臀部緊締部、50R…第2右側臀部緊締部、101…恥骨、102…腸骨稜、103…坐骨、104…大転子、105…上前腸骨棘、106…上後腸骨棘、T…ヒップトップ。

Claims (3)

  1. 着座時の姿勢を整えるための姿勢補整衣類であって、
    少なくとも臀部を覆う本体部と、
    股部から後側へ延び、大転子近傍を経由して、上前腸骨棘側へ至る部分を覆うように、前記本体部に形成され、前記本体部よりも強い緊締力を有する第1臀部緊締部と、
    前記第1臀部緊締部のヒップトップ側を経由して、脇側へ至るように、前記本体部に形成され、前記本体部よりも強い緊締力を有する第2臀部緊締部と、
    前記第1臀部緊締部及び前記第2臀部緊締部の緊締力によって、前記本体部がずり下がらないように、前記第1臀部緊締部及び前記第2臀部緊締部の上側に形成され、前記本体部の腰部周辺部分を締め付ける支持部と、
    を備え、
    前記第2臀部緊締部は、股部側よりも脇側の方が前記第1臀部緊締部との間の距離が離れるように形成されている、姿勢補整衣類。
  2. 前記支持部は、前記本体部の後側及び脇側において、腸骨稜又はその上方に沿って延在し、前記本体部よりも強い緊締力を有する腰部緊締部を形成している、請求項1に記載の姿勢補整衣類。
  3. 腹部を覆うように形成され、前記腰部緊締部と連結された前記本体部よりも強い緊締力を有する腹部緊締部を更に備える、請求項2に記載の姿勢補整衣類。
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